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Umeko
シニア世代のUmekoです。 本好き、漫画好き、ゆるランニングが趣味です。 ブログ一年生のあれこれや、てくてく歴史散歩をゆる〜く紹介しています。

【経歴】新卒でアパレル営業職/業界新聞社勤務/出版社で書籍企画と編集/ただいまデジタル学習中。趣味はゆるマラソンと山歩き。

「【シニア副業】ブログ生活のすすめ|シニアがブログをやりながら「お金」も「幸せ」も増やす計画」運営してます? https://umekotokyo.com/

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2024年02月23日

この春は語彙をもっと増やしたい!明治の文豪作品を読む

22389708.png

自分で書いた文章に「この下手クソがっ!」と毒づく。

この解決のために「今年の3つの目標」を年初に掲げました。

・語彙を増やす

・レトリックを学ぶ


やっぱり 目標の力 って、ありますね!
語彙を増やしたいと意識していたら、
白川静先生の辞書と出会いました。
ファンブログの別の記事で紹介しているので、よろしければお立ち寄りください。

白川静博士の『常用字解』に出会い、漢字の世界に沼ってます
https://fanblogs.jp/umekotokyo/archive/41/0

キラキラは『万葉集』や『日本書紀』にも使われている古語だった!
https://fanblogs.jp/umekotokyo/archive/49/0

白川静博士の『常用字解』の冒頭文で
1946年の「当用漢字表」の内閣告示により漢字の文字制限が行われていたことを知り、
戦前の国語辞典 『新字鑑』 を古書店で買ってみたんです。
そうしたら、語彙のバラエティの豊かさに大衝撃を受けました!!

新字鑑.jpg

新字鑑 内容.jpg


語彙から感じる日本人の感性の豊かさ、素晴らしさ!
それをもっと体験したくなり、
この春は古い時代の作品を読んでみることにしました。

まずは 文豪・太宰治の『人間失格』 を読んでいます。
ningenshikkaku dazai.jpg


太宰治の『人間失格』は戦後1948年初版の大ベストセラー作品です。
売上は新潮文庫版だけで670万部だそうですから驚異的ですね。

人間失格 (角川文庫) [ 太宰 治 ]

価格: 314円
(2024/2/23 12:50時点)
感想(26件)




他人から見える優位性とは違う生きづらさを抱える著者の内面、
当時の空気感などが伝わってきます。
子どものころ読んだときは挫折したな、など
自分の過去も思い出ししみじみしました。

明治〜戦前の文豪作品 を挙げてみます。

●森鴎外
『舞姫』『山椒大夫』『高瀬舟』など

●島崎藤村
『破戒』『夜明け前』など

●夏目漱石
『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』『門』『こゝろ』『明暗』など

●樋口一葉
『たけくらべ』『にごりえ』

●新渡戸稲造
『武士道(Bushido: The Soul of Japan)』

●石川啄木
歌集『一握の砂』

●泉鏡花
『高野聖』『外科室』

●羽仁もと子
『おさなごを発見せよ』など多数

●川端 康成
『伊豆の踊子』『浅草紅団』『抒情歌』『禽獣』『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』など

●梶井 基次郎
『檸檬』(れもん)など

●芥川 龍之介
『羅生門』『鼻』『地獄変』『歯車』など

●宮沢 賢治
『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』
『セロ弾きのゴーシュ』『雨ニモマケズ』など

ほかにも文豪はたくさんいます。
まだ読んでない本もたくさん!!

著作権の切れているタイトルなどは
青空文庫で無料で読めるものも多いです。

青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/

国立国会図書館のデジタルアーカイブでは、
古い本を自宅のパソコンから閲覧することもできますよ。

国立国会図書館の利用方法について
別のブログで紹介しています。
よろしければお立ち寄りください。

ネタの宝庫!国立国会図書館 利用方法を徹底解説
https://umekotokyo.com/using-the-national-diet-library/

文豪作品は一生かかっても読み切れないかもしれませんが、
この春から、コツコツ読み進めたいと思います。




posted by Umeko at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介
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