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ジャパン・アズ・NO.1の右肩上がりと、最後には円高で一人負けのような不景気を経験してリタイアした大使である。要するにバブルの膨らむ過程とはじける過程を体験したわけで、経済的には一介のサラリーマンとして波乱万丈の体験をしたわけであるが・・・・これだけ住みにくい日本を生み出した当事者として、自分達ががむしゃらに過ごした過去のどこが悪かったのか、もうひとつ頭の整理がついていないのです。図書館で借りた「反貧困の学校2」宇都宮健児×湯浅誠著(明石書店)のおわりで湯浅誠さんが、すっきりとまとめているので紹介します。************************************************************************************** かって、モデルは日本型雇用であった。 男性が正社員として企業で働き、女性は家で家事と子育てを行い、子供や高齢者は家の中で主に女性による育児や介護を受ける。これら一家全員分を食わせるに足る給料を稼いでくるのが男の「甲斐性」といわれ、その甲斐性を支えたのが日本型雇用であった。企業だけではない。国も強力にそれをバックアップした。国、企業、男性正社員の堅固なトライアングルが、日本型雇用を可能にした。 非正規労働(パート、アルバイト、期間工)は、家計補助的な補助労働とされ、企業のなかでも家族の中でも補助的、周辺的な位置づけしか与えられなかった。パートは子供が育って手の空いた主婦がやるもの。アルバイトは学生がやるものであり、いずれも一時的な腰掛けであり、お小遣いだとされた。 したがって、それで家計を維持しようとする者は、以前から苦しかった。一家の大黒柱が女性だという母子家庭、期間工や日雇い労働者たちは、典型的な企業・家庭のヒエラルキーに位置づけられない「はずれ者」であり、高度経済成長からの「おちこぼれ」だった。元祖ワーキングプアである。でも「だったら離婚しなけりゃいいじゃないか」「もっと勉強しておけばよかったじゃないか」と相手にされなかった。一言で言って、その人たちは「計画性がなく、辛抱が足りない」のだとされた。 日本社会が一丸となって(日本型社会主義とも言われた)、先行く欧米に追いつけ追い越せとがんばるキャッチアップ型経済は、他のアジア諸国の低開発・低成長によって可能となった。そして、1980年代、実際に欧米に追いついた。可能にしたのは日本型雇用であり、トヨタに代表される多品種少量生産のポスト・フォーディズムであり、在庫を抱えないジャスト・イン・タイム・システムであり、労使一体型の日本型労務管理であった。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれたその裏には、生活丸抱えの中で膨大なサービス残業をこなす男性正社員がおり、彼らにぶらさがって暮らす他ない女性・若者たちががおり、ケイレツの下請けいじめがあり、個別企業に抱え込まれて社会性を失った労働組合の弱体化があった。 1980年代、日本に追いつかれたアメリカは航空や自動車産業を支えてきた高賃金・高福利の「ハッピー・ワーカー・モデル」を捨て去り、新自由主義経済に転換した(レーガノミクス)。 1990年代、アメリカの転換とNIES、後にBRICSの台頭に挟撃された日本も、同じアメリカ型の方針転換を目指した。 真っ先に餌食になったのは、もともと“溜め”の少ない元祖ワーキングプアだった。日雇い労働者たちが仕事を失ってホームレス化した。母子家庭はますます困窮化した。就職氷河期世代の若者たちは出口のないフリーターとしての社会人生活を始めた。 最初、社会は現実に起こり始めた出来事を「飽和した豊かさへの反抗」「日本型雇用の負の側面に対する反抗」と理解した。そこに、「計画性がなく、辛抱が足りない」というもともとの偏見が加わり、揶揄と非難の対象とした。2000年代に入り、それら周辺領域が無視できない規模に膨張したときにも、見方は基本的に変わらなかった。**************************************************************************************思い当りますね。耳が痛いですね。更に湯浅さんの腑分けは続きます。************************************************************************************** 2008年、ご本尊(アメリカ)がコケた。低所得者に返すアテのない住宅ローン・自動車ローンを組ませつづけ、更にそれをリスクヘッジしたと称して世界中にばらまいて、バブルを煽りつづけた果ての倒壊だった。ヤミ金が、稼いだ金をロンダリングして儲け話をばらまいているようなものだった。気が付けば、貧困ビジネスが世界資本主義のメインストリームとなっていた。それは「強欲資本主義」と後に批判されるにいたった。 日本もコケた。しかも本家より派手にコケた。2002年から07年までの戦後最長の好景気のとき、大企業が史上最高の経常利益を上げ続けていたとき、自動車・電機などの輸出産業以外、何も頼るものがない国にしてしまっていたからだった。何でもかんでも「非効率」の一言でかたづけた。農業も地方商店街も、医療も福祉もずたずたにしてきてしまった。雇用を劣悪化させ、労働市場を不安定にし、でもセーフティネットは強化しなかった。それどころかそっちも削りつづけた。金があるときに社会の地力をそぎ落としてきた。 その末路が、派遣切りであり、派遣村だった。あれは、派遣労働者の末路などではなく、日本社会の末路だった。 人間らしい労働と生活とは何なのか?私たちは依然として、その問いの手前にいる。国会の本会議場で、テレビの人気番組で、「人間らしい」とは何なのかが真顔で議論されるようになる必要がある。財源を論じることだけが「責任」なのではなく、人間らしい労働と生活を確立することが、「責任」だとされる社会にしなければならない。*************************************************************************************この本では、湯浅村長の年越し派遣村の苦労話、パネルディスカッション(反貧困フェスタ2009)など報告されています。なるほど、湯浅村長の認識は「団塊の軌跡」をたどるような、鋭い認識ですね。少なくともマルクスさんの「資本論」よりは、今日的、実践的であり・・・・「資本論」を読む暇があれば、この本を読むほうがモアベターであると思う次第です。
2010.11.28
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マラソンのパンフレットを手にしたところ・・・・3月20日に隣町の宿毛でフルマラソがあるとのことである。「フルマラソンか・・・きついけど、とにかくエントリーして退路を断とう」四万十100Kに出るぞと大口をたたいた手前、フルマラソンにたじろいでいるわけにはゆかないのです。いまのところサンデー毎日のような生活なので、走る気さえあればいくらでも走れる抜群の練習環境にあるわけで・・・・既に四万十川の川沿いなどで30分コース、50分コース、1時間半コースなど練習で走っております。これに、入野松原など海辺に足をのばせば、無数のバリエーションが得られるわけで、その気になれば四万十100Kコースだってあるけど・・・・そこまで走るほどアホではないのだ!体調、その日の気分にあわせて日々練習することが楽しければいいわけで・・・・エリートランナーじゃあるまいし、レース結果が悪くても落ち込むこともないのです。(と言いつつ目標設定タイムはあるが・・・それは秘密)とま~ 宿毛マラソンエントリーを公言して、退路を断った大使でおます。
2010.11.27
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Eモバイルは圏外だし、かといって神戸と田舎でインタネットを二重契約するほど余裕がないので、日記更新は図書館と公民館からという・・・・デジタルデバイドをこうむっております。公共施設で無料開放しているパソコンは閲覧専用になっているので、外部データの取込はできないし、だいいちコピペ機能がないので制作機能が無いにも等しいのです。コピペできないということは、頭の中やメモの文章をもとに一から書き起こすことになり、グーテンベルグ以前に戻ることになるのです。せいぜいできることはブログ更新、それも文字ばっかりである。ムム このハンデは克服できないものか?ということで・・・・「タダでできるブログ」について更にノウハウを極めようと思う昨今である。(ネットカフェなどに行って極安ノウハウを極めようと思うのだ)このデジタルデバイドはおもに地域と資金力により生じているのだが・・・・それよりも、日本の階層化を推進する教育デバイド、雇用デバイドのほうが問題である。官僚やダッシュのきかない政権では、このデバイド解消は荷が重いのではないか?インタネット接続に特化した極安パソコンでアフリカの子供たちが勉強していると聞いたことがあるし、MITが講座をインターネットに開放しているとも聞いた。つまり、ヤル気さえあればデバイドは超えられるのだ。(無料プロバイダーはまだ出現していないので、貧乏人向け教育Eモバイルみたいなものが必要になるが、政治はそこまでめんどうを見る気を出すだろうか?)とまれ、大使でも激安ノウハウにチャレンジしているんだから・・・・政治の無策を嘆くまえに、貧乏人はヤル気をだすことも大事なんでしょうね。
2010.11.25
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北朝鮮の砲撃で、メディアは沸きかえっているが・・・・・野次馬根性が強い大使もテレビに噛り付いているのです。しかし、何をするかわからない国であり、はた迷惑なことこの上ないな~。最大の後ろ盾ともいえる中国の困惑などお構いなしの行動であるが・・・独裁体制の存続には今回の暴挙が必要であるという理屈がもうひとつよくわからないのです。(北朝鮮ウォッチャー全員がわからない言っているのに、大使がわかるわけないか)北朝鮮の軍関係者の間でいろんな強硬論レースがあり、この暴挙が首領様の意向に副ったのかもしれないが、よくわからない国である。しかし、韓国や日本が強行策で対抗すればするほど、独裁国家の結束に加担してしまうのが痛し痒しなところかもしれない。無策で時間が経てば経つほど、核弾頭小型化やウラン濃縮の技術は進むだろう。その一番の被害者は韓国や日本であるが・・・中国やアメリカは、さしあたって危機ではないというのがパワーポリティクスというものでしょうね。新政権には、アメリカと刺し違えるという覚悟でことにあたってほしいものです。
2010.11.24
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勤労感謝の日であるが・・・・毎日が日曜日のような大使にとっては、仲間外れにされたような祝日である。首相が「一に雇用、二に雇用」と掛け声をあげているが・・・・デフレスパイラルの潮流のなかで、それにヤル気に疑問符がつく官僚からも若干なめられつつある現状では、むなしく聞こえないでもない昨今である。時宜を得たNHK特集(雇用問題)を途中まで見たけど・・・・・円高下で進む海外シフト・年収200万以下が1000万人(それも5人に1人が正社員)という状況では新たに雇用を生むのは相当に難しいのではないか?とにかく中央、地方ともに動きの鈍い役人を使うしかない政権にとって、政治主導の難しさは「大変ですね」というしかないのです。それにつけても、韓国の政治主導のスピード、規模はどうか!小沢さんが中国に議員視察ツワーを送りこんだが、それよりも韓国視察ツワーを企画して韓国の政治主導、官僚のすばらしさについて勉強するほうが先ではなかったと思うのです。
2010.11.23
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図書館で借りた池澤夏樹「カデナ」を読んでいるが、あと数10頁で読破します。フィリピン人ハーフの女性曹長、サイパン生き残りの日本人とヴェトナム人、沖縄の若者の4人がヴェトナム戦争末期に、米軍に対してスパイを働くお話です。かって空母イントレピッドから4人の兵士を国外に脱走させた日本人達がいたことをかすかに覚えているけど・・・・今から思えば、なんとクールで大胆な行いであったかと思うわけです。当時(60年代)は学業に忙しく、べ平連に共感はしても協力するわけでなく、要するにノンポリであった大使も、年をふるにつれ愛郷、反米に固まってきたわけで・・・・この「カデナ」という本にスッと入っていけるのです。そういえば、サウジの仕事でフィリピン人と付合ったし、ヴェトナム料理店でアルバイトしたこともあるし・・・沖縄に行ったことはないが、仕事で沖縄出身の人と付合ったこともある大使は、この本の背景に無縁というわけでは無いのです。スパイを働けば、権力により拘束される危険性があることを知ったうえで、かれら4人は行動したが・・・ヒロイックな反戦活動というよりも、生活の一部のように静かに描かれています。なぜかくも過激なのか?・・・・かれらの過酷な境遇を知れば、一見過激とも見える規範が生まれたこと、このような見返りのない行動をとったことに納得できるのです。サイパンから沖縄へ、更にベトナムへと続くアメリカの戦争を地を這う被災者の立場で描いていると思うが・・・・沖縄在住が長かった池澤夏樹だから書けた題材なんでしょうね。
2010.11.21
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若葉マークで乗るには、任意保険が肝要ということで今まで付けていなかった車両保険を追加しようと思っていたやさきに接触事故があったのです。いえ、嫁さんが運転中の貰い事故なんですが・・・・狭い一方通行の直角カーブで、3台連れの小学生の自転車が前から・・・・・あ!危ない と思う間もなく、最後の1台が右側面に体当たりし転倒。外に出て、小学生を見たところ幸いにも無傷であった。しばらく思考停止していたが、「えらいこっちゃ 警察や」ということで110番した次第です。パトカーが到着して、警官に説明やら、小学生のお父さんに電話するやら・・・・何しろ事故は初めてだから大変でおました。事故調書の作成を終えた警官は、今後の費用処置の要領を教えてくれるなど、穏やかで手馴れたものです。どうやら非は小学生にあると理解したようで、小学生に注意をして両者を解放してくれました。車のほうは右ドア付近のへこみ、掻き傷、フェンダーミラーの破損などあり・・・・事故後ただちに、電話帳で板金修理屋を探して、車を持ち込んで見積もりを頼んだわけです。お父さんに聞いたけど、いまどきの小学生は学校で保険に入っているんですね。保険の目処さえつけば、修理屋が修理と保険の清算まですべてやってくれるということで・・・・つまり当方、小学生側とも出費なし、修理屋が儲かるという不幸中の幸いとなりそうです。昨日は修理屋が修理済みの車を家まで納車してくれました。すでに車両保険追加の電話連絡を保険屋にも伝えたので・・・・・これで、心置きなく車に乗れるというものだ。それから、小さな接触事故なら・・・事故処理ならいつでもOKの大使でおます(コレ コレ)
2010.11.20
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楽天ブログのセキュリティにひっかかって、しばらく日記更新ができずにいたけど・・・・今日は書込みOKのようです。いつシャットアウトされるかわからないので、(正規料金を払って)Eモバイルの接続などをトライしてみる予定です。ところで、図書館で呉善花著「漢字廃止で韓国で何が起きたか」を読んで興味を惹いたので一部を紹介します。(メモしたので転記します)*********************************************************************************** 日本語は音訓の二重性をもって漢語を取り入れている。そのため漢語は和語としっかり結びついて使われ、相互に排除しあうことがない。そこが韓国語の漢語の取り入れ方と根本的に異なるところである。 日本は中国から漢字が入ってきてしばらくすると、漢語に相当する和語を求め、それを訓として漢語にあてることを徹底して追及していった。世界で唯一の表意文字・表音文字の双方を活用する文字表現文化を生み出し、漢語の世界と和語の世界が混交した独自の一言語世界を生み出した。 韓国や北朝鮮が現在用いているハングルは、日本の仮名よりもはるか後の15世紀(李朝)に成立したものだ。ハングルは朝鮮語の音を完璧に表記するために人工的につくられたもので漢字からはまったく独立した文字である。そのため、ハングルを作りだしてもハングルをもって漢字の訓とする発想が生まれることは無かった。 あくまでも漢字は漢字、ハングルはハングルという互いに自立した別個の文字としてあったことが、日本語の漢字と仮名の関係とは根本的に異なっている。しかもハングルは作られはしたものの、実際には長い間、知識人の間でも、ほとんど使用されることがなかった。ハングルが本格的に一般に普及したのは、日本の植民地統治下の学校制度を通してのことだった。 韓国語には漢字の訓読みがないから、日本語のように「思う」とか「使う」とか漢字に送り仮名をふった固有語の表記はあり得ない。固有語はあくまで「おもう」「つかう」とハングルで表記するだけである。このように、固有語と漢語が互いに独立して使われている限り、ハングルと漢字は常に対立し排除しあう力関係から離れることができない。そこで、現在のようにハングル文化人と漢字文化人との激突が引き起こされることになるのだ。 ハングル文化が漢字文化を圧倒して漢字文化が衰弱することも、その逆もどちらも韓国にとって有意義なことではない。この宿命のような対立構造を超え、さらに韓国語の文化を高度に発展させていくためには、日本語のように訓読みを導入すべきだというのが私の考えである。***********************************************************************************なるほど呉善花さんは本質がよくわかっているが、民族主義に根ざしたハングル文化人が難物なんでしょうね。韓国では学校での漢字教育が復活したそうで・・・漢字文化圏の民として嬉しく思う昨今でおます♪
2010.11.17
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電光掲示板に受験番号は・・・ヤッター!♪公安の学科に合格だぜ!そのあと、こんこんと安全訓話を聞かされたあとに免許証をゲットしたのです。とにかく免許取得後の1年間は違反3点以上で初心者講習があるし、それをすっぽかしたりすると再試験の憂き目に合うのです。学校の教官も言っていたが「再試験を飛び込みで受けても合格者は県下では皆無ではないか」という難関なんだそうです。祝杯でも挙げるか♪ということで、明石の駅前の赤提灯で明るいうちから一杯いただいた次第ですが・・・・まったく、有森佑子さんではないが「自分で自分をほめたいと思います」という感じですね。合格の余韻に浸っている場合ではないぞ・・・・嫁さんが一人で介護しているので、今夜の夜行バスで田舎に帰る予定です。また・・・・デジタルデバイドの雛の地に帰るけど、車に乗れるから、それもいいだろう♪
2010.11.10
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今時の車は故障しないので、車のボンネットを開けることはほとんどないが・・・自動車学校の教習で一度だけボンネットを開けたとき、エンジンの様変わりに驚いたのです。・キャブレター(気化器)が無い。・エアークリーナーが無い。・冷却ファンが無い。オヨヨ、いったいどうなっているんだ?・・・・マニホールドとかカムというようなゴチャゴチャしたものが無くなって、えらくすっきりしているな~♪今時の車はソフト支援の直墳エンジンなので、エンジンが様変わりしているようです。そして、エンジンはほとんど故障しないので、エンジン回りの点検はウォッシャー液、バッテリー液の点検、補充ぐらいで・・・・それもガソリンスタンドに頼めばやってくれるので車のオーナーは購入後に一度もボンネットを開けずに乗ることができるのが今時の車なんでしょう。エンジンの性能についてですが・・・昔の車はすぐノッキングしたのでギアシフトの時に気を使ったが、今の車はなかなかノッキングしないので・・・・違和感があるというか、その違いがもうひとつピンとこないんですな~(古い人間でおます)以前には時計と車は壊れるものという感覚があったけど・・・壊れない今時の車に感慨を覚える大使であった。ウィキペディアガソリン直噴エンジンでも読んで、技術の進歩を遡って見ようではないか♪
2010.11.09
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卒業検定に合格し、さきほど神戸に帰ってきました。技能検定の見極めというのがあるのですが、見極めのあと・・・・・安全確認が形だけだとか、注意力が散漫だとか、さんざん指摘を受けたので、午後の卒業検定はどうなることやら?という状態でした。「失効前になんとか乗れたのは、他の車が避けてくれたからでしょう」とまで言われて、かなり落ち込んだのです。でも、午後の卒業検定の路上コースは今までのコースより簡単なコースで拍子抜けするほどでした。これが逆だったら困るが、厳しく教えて易しく検定するという方針がいいですね♪しかしま~、老いの手習いというか、これだけ真剣に物事に取り組んだことはウン十年ぶりの事ではないかと思った次第です(ヤレヤレ)免許取得には、公安委員会の学科試験に合格する必要があるので、10日には受験する予定ですが・・・・記憶が薄れていないなら、なんとかなるでしょう。合格祝いとして、若葉マークと適性検査診断書を学校からもらったのですが・・・適性としては運動機能は判断力、柔軟性が劣り、性格は自己中心的となっています。ほっといてくれと思わないでもないが、なかなか鋭い適性検査である。(運転には十分注意しよう)
2010.11.08
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明日は卒業検定があるので、ホテルを引き払って登校するという背水の陣になります。最後の技能教習が2時間あり、そのあと路上のコースで検定があるようです。合格できないと追加検定があるので、カバンを下げてホテルに帰るわけで・・・居残り、追加出費となるのでかなりのプレッシャーがかかっております。しかし、ま~成るようにしか成らないので、トライするしかないですね。
2010.11.07
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村上龍の新刊『歌うクジラ』を本屋で見て以来注目していたが、電子書籍として発刊されるようですね。それも出版社と組まずに。することが派手というか時代の先端を走っているような村上龍の「電子書籍を出す理由」を聴いてみましょう。「変化を自分で作りたい」 村上龍氏が出版社と組まずに電子書籍を出す理由より「電子書籍は関与するほど興奮する、わくわくするもの」 村上さんは、電子書籍は作家にとってポジティブなものだと繰り返し、時代の変化を体現していきたいと意気込む。 「作家は『誰かに読んでもらいたい、伝えたいと思いながら書く。10年前、電子メールが出たとき、多くの人に直接作品を届けられると思い、それはとてもいい気分だった。電子書籍は、読者に届けるツールが増えたということ」 「電子書籍をめぐる論議は、どこかつぶれるとか、売り上げをどう分けるか、ネガティブな話が多いような気がする。だが『歌うクジラ』をやっていたときは本当に興奮して充実していた。電子書籍は関与するほど興奮する、わくわくするもの」 「閉塞感が日本全体を覆っていると思うが、電子書籍はネガティブな要素ではなく、作家にとってもドキドキするものになり得ると思っている。変化は外からやってくるものと考えがちだが、変化は自分たちで作り出せるものかもしれない。電子書籍で自分で何か作り出して変化に関与する。何が起こるんだろうではなく、何が自分で起こせるだろうという感じてやっていく」「出版社“中抜き”が目的ではない」 作家発の電子書籍「AiR」の思い ところで、合宿免許であるが・・・・今日は路上のコース設定というのがありました。車上で教官からコースマップを見せられて「現地点から、この地点まで行きましょう。コース上の目印は交差点、コンビニ等々です」「コースを間違えたら、方向変換などしてコースに復帰しましょうね」ムム・・・・抜き打ちにこんな無理難題が出るのか。知らない町でコースを間違えたら、迷子になるではないか。月曜の卒業検定を控えて、教習は熾烈な佳境を迎えております(トホホ)
2010.11.05
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こちらは休み無しの特訓でもいいのだが、祝日なので来るにおよばずと、つれない自動車学校である。暇つぶしに三朝温泉に出かけたが温泉街を2周もして見飽きたので・・・・・鳥取まで買い物にでかけたのです。三朝温泉腕時計の電池がきれたので、電池か安い腕時計を買い求める必要があったので、鳥取の100円ショップまで出かけたが・・・・・このご時世では腕時計が105円で売っていることに、唖然としたのです。見た目には2000円と言われても、そうかな~?という代物です。駅近くの画廊で、谷口ジロー原画展をやっていたのです。 谷口ジロー原画展画廊内に谷口ジローのマンガ本がおいてあったので、かなり居座って読みふけった次第です。(画廊のなかなか粋な計らいに好感を持ちました)ヨーロッパなどで高く評価される谷口ジローを再認識するなど・・・・有意義な休日であった。Life in the EUより今や世界で人気の日本の漫画ですが、特に欧州で評価の高い日本人の漫画家がいます。谷口ジローさんです。欧州最大の漫画イベント、フランスの「アングレーム国際漫画祭」をはじめ、イタリア、ドイツ、スペインなどの国際漫画祭で数々の賞を受賞しているのです。「アングレーム国際漫画祭」で最優秀脚本賞などを受賞した『遥かな町へ』が、現在、ベルギーの制作会社によって実写版の映画化が進められています。欧州では今年9月公開予定です。原作の舞台は鳥取県倉吉市ですが、撮影はフランスのナンテュアという田舎町で行われたそうです。原作の翻訳版は欧米各国で出版され、フランスでは10万部を超えているとのこと。 また、フランスから直接依頼を受け、書き下ろしたフランス語の漫画、四季をテーマにした四部作『モン・アネ(私の一年)』を2009年に刊行しました。日本の漫画家が海外からの直接の依頼により、作品を書き下ろすのは珍しいことです。 日常生活を丁寧に描いた谷口さんの作品は、フランスで「漫画の小津安二郎」と言われています。漫画家としてデビューしてから35年以上というベテランの域に達している谷口さんですが、これからも世界での活躍が期待されます。なお、谷口ジローさん「遥かな町へ」 フランスで映画化によれば、11月24日より、フランス、ベルギーなどで公開されるようです。諸氏谷口ジロー氏評
2010.11.03
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名古屋でのCOP10が終わりましたね。遺伝資源の利用から生ずる利益の配分について、先進国と発展途上国との間で生臭い取り決めが成立したことは、一歩前進なんでしょう。ところで、この秋はエサ不足で例年以上にクマが出没して、怪我人も出るし、クマの射殺も多いようです。生物多様性と言われてもピンとこないところがあるが・・・・出没するクマの生息環境を守ることも、生物多様性の一環であるはずである。とにかく冬眠前の食いだめの時期に、腹を空かせて人里に現れるクマを射殺するのは、なんとも哀れである。ということで、銭金からみのCOP10とは一味違う日本熊森協会の「くまもりNews」を見つけたので紹介します。人間からは何の見返りもなく、ただクマのためにドングリを集めたひとたちがいたんですね♪なお、このドングリ集めは狩猟解禁になる11月15日以前に間もなく終了するそうです。***********************************************************************さて、このドングリ運びですが、11月15日に狩猟解禁日を迎えるため、間もなく終了させていただきます。山中でハンターが鉄砲を撃つので危険が伴うためと、置いたドングリを食べにくるクマが狙われるのを避けるためです。やっとクマがくまもりのドングリを見つけてくれたよりここは、クマが今年大量に殺されている町です。もし生き残っているクマがいたら、何とか助けてやりたいとドングリを運んだのですが、前回も食べていません。もうクマがいなくなったのか、またはわたしたちが置くところが悪くて、クマが見つけられないのか。やきもきしながら10月30日に再びドングリを持っていくと、なんと、ドングリの山が消えています。横には大きなクマのウンチが。ヤッター!クマがドングリを見つけてくれた!参加者一同、思わず、歓声をあげました。だんだん、どういうところに置けばいいのかわかってきました。ドングリ運び批判についてよりこれまであまりこのような活動を公表してこなかったのは、対案も示さず、「餌付けをやめろ」「生態系を撹乱させるな」などと、日本の山の生態系に対する無知ゆえに批判する無責任な人たちが一部いるからです。わたしたちの大事な活動を、この人たちに邪魔されたくありません。こういう人たちに限って、自分は部屋の中にいて、何もしないのです。人のあげあしとりをすることに生きがいを感じている恥ずかしい人たちです。申し訳ないのですが、わたしたちは日本の森や動物を守ることに手が一杯で、この人たちの相手をしてあげる余裕がありません。合宿免許のほうは、なんとか仮免合格できて、さきほど路上を暴走?してまいりました。(度胸が求められる路上のほうが性にあっているかも?)
2010.11.01
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