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2024.08.31
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『漢字とアジア』という文庫本を、手にしたのです。
漢字文明圏について触れた本ってか・・・面白そうではないか♪
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石川九楊著、 筑摩書房、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
東アジアにおいて、漢字は単なる記号ではなかった。文明圏をかたちづくる中核として、日本では平仮名を、朝鮮ではハングルを、越南ではチューノムを生み出し、歴史を大きく動かしてきた。渤海の独立、沖縄の結縄、アイヌ社会の形成にも影響をあたえた漢字は、私たちの精神に何をもたらしたのか?鬼才の書家が、漢字文化の研究をもとに、より広い文明的な視野から東アジア2000年の歴史を読み解く。

<読む前の大使寸評>
漢字文明圏について触れた本ってか・・・面白そうではないか♪

rakuten 漢字とアジア



「第9章 ヤポネシアの空間」で沖縄における漢字・漢文・平仮名の状況を、見てみましょう。
p285~287
■なぜ沖縄は漢文地帯にならなかったのか
 それでは、平仮名はいつごろ沖縄に入ってきたのでしょうか。沖縄が日本と接触する機会は古くからあって、遣唐使の中継地点としても使われていたのですから、その頃から当然いろいろな人たちが日本から沖縄に入っていますから、なんらかの形で、平仮名以前の万葉仮名も漢字と同様に入っていたと考えるのが自然です。

 平仮名がどのように受け止められたかについて、東恩納千鶴子さんという人が『琉球における仮名文字の研究』という本を書いています。この本によると、「すでに12世紀頃には仮名文字が沖縄に移入されたと考えられるが、それを立証する資料がない」とあります。網野善彦さんなどもおそらくこの東恩納さんあたりの研究をもとに、12世紀頃には仮名文字、女手が沖縄に入っているといっています。それは十分にありうる話です。

 ただ、女手を本格的に使いこなせるようになったことと、1429年に尚巴志が沖縄全島を統一したことのあいだに、かんれんがないわけではないと私は思うのです。つまり、「沖縄は、仮名文字が流入し、音写文字による沖縄語表記が可能になって、ヤポネシアとなった」のであり、このときに沖縄はヤポネシアになったと考えた方がいいと思います。

 要するに、私が言いたいのはこういうことです。ヤポネシアをどのように捉えるべきかについてはいろいろな議論がありますが、そのひとつに、「もともと倭があった。北の方にはアイヌがいた。沖縄を含み込むようなかたちでもともとヤポネシアがあった。大陸から文化が移入されて、その中央部が中国化あるいは半島化され、その影響が遺された」という考えがあります。

 ただ、私はそうは考えない。「平仮名が入り込んで、平仮名文を使いこなせるようになったときに、じつは沖縄が日本化され、そのとき初めてヤポネシアに入るようになった」というふうに考えます。このように考えた方が正確だと思うのです。

 ここで大きな問題となるのは、「なぜ沖縄は漢語・漢文地帯にならなかった」ということです。もしも漢語・漢文地帯になるとすれば、まず台湾からです。台湾が漢語・漢文地帯になって、ここに漢文で治める王が生まれて台湾を統一し、現住民をの言葉を圧倒して漢語化が進む。沖縄もそこに組み込まれるか、あるいは沖縄にもまた少し違う王が生まれる、という姿になっただろうと思います。

 なぜ沖縄は漢文地帯にならなかったのか。その理由は、ひとつには島が小さかったからだろうと思います。国家というものは、いくつかの地方勢力がぶつかりあい、その後にはじめて形成されるものです。その点では、沖縄はやはり限界があります。琉球弧は端から端までの距離がものすごく長く、日本列島と同じくらいの距離をもっていて、かつ、一つひとつの島が小さく人口も少ない。

 そうすると、そこでは中国式の支配の思想、要するに儒教思想であるとか、あるいは政治制度を本格的に学ぶ必要がない。なぜか。それこそ平和な嵩算のもとに生きている無文字の村落共同体が数多くあり、そういう環境では支配者である王は、中国式の支配の思想を学ぶよりも、平仮名という表音文字をうまく受け入れていった方が簡単に統治できたであろうからです。
 要するに、自前の言葉を書き表す上で、平仮名は非常に便利なものであったために、沖縄は漢文地帯にならず平仮名―漢字文明圏になったのだと思います。

 沖縄は、小さい島がいっぱい繋がっているという地形的な特殊性ゆえに、平仮名を受け入れたわけです。沖縄に平仮名が入り込むことによって、琉球は日本化したのでしょう。


『漢字とアジア』3 :日韓併合、独立闘争あたり
『漢字とアジア』2 :ハングルの特徴
『漢字とアジア』1 :漢字文明圏の叡智





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Last updated  2024.08.31 04:18:54
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