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昼は真夏のような暑さ、夜は夜で熱帯夜が続きグッタリしていたら、急に梅雨らしく雨が降って涼しくなり、今朝なんか体がダルくて仕方がない。「こんな疲れている時は、何か甘いモノを食べたいなぁ」と思いながらこのブログをチェックすると、以前に「調理パンが美味しいお店」として紹介したパン屋「ラザレ」のコメント欄に、こんなコメントが寄せられていた。『こんばんは、「ラザレ」のパンですが、ぜひぜひ朝、焼きたての「フレンチトースト」を食べてください。朝、7:30には焼きあがります。癖になります。それと、「あんぐりパイ」これもたまりません。朝の散歩をしながらぜひ行ってみてくださいね』 もうすぐに「これだ!」と思いましたよ、私は。子供を保育所に連れて行った帰り道、早速「ラザレ」に寄ってみた。 朝9時ごろ行ったのだが、忙しいのか、パンにネームプレートが付いていない。だからフレンチトースト(=写真左、116円)はわかったものの、「あんぐりパイ」(189円)がわからない。お店の人に聞いて、ようやく発見。この2つをプレートに乗せてレジに行こうとしたら、ちょうど出来たての菓子パンが運ばれてきた。「ん? これってフレンチトーストじゃないの? じゃあ今、私のプレートに乗っているコレは……」 疑問に思った私は店員さんに聞いてみた。すると「これはフレンチトーストを使った新製品で、上にメープルシロップがかかっているんです」とのこと。それじゃあ、コレも買ってみますかと、私は菓子パン3つを買って家に戻った。 ではでは「フレンチトースト」から食べてみますか。焼き立てじゃないけど柔らかくて旨い。甘さはそれほどでもなく、卵よりもミルクの優しい甘さが口の中に広がる。これぐらいの甘さなら、「甘いモノは苦手」という人でも食べられるのではないだろうか。 続いて新製品をいただきま~す。これは先ほどの「フレンチトースト」よりも甘さが前面に出ている。メープルシロップの甘さがいい感じで疲れた体に染みていく。出来たてのせいかバターの味もシッカリ感じられ、美味しかった。ちなみにこの新製品、名前はまだないようだ。レシートを見ると、「新製品」と書いてあり、値段は147円となっていた。 さて、最後は「あんぐりパイ」。普通の大福ぐらいの大きさで、パンとしては小さい。名前からして中にアンと栗が入っているのは想像できる。でもどんな風に入っているのか知りたいから、半分に切ってみた。 なるほど。パイの中に確かにあんと栗1個が入っている。これだけを見ると和菓子みたいだ。それでは食べてみますか。おおっ、パイ生地がサクサクしてバターの香りがフワッと鼻を突く。そしてシットリとした歯応えとともに栗とアンが口の中で甘く混ざっていく。いやあ、美味しいねぇ。食べる前は「この大きさで189円とは高いなぁ」と思ったけど、これなら納得。アッと言う間に食べてしまった。こんなことなら2つ買ってくればよかった。 でも朝から菓子パンってのも悪くないね。何だか元気が出て来ましたよ。さあ、ブログも書き上げたことだし、今日もお仕事、頑張りますか!
2005年06月30日
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第9回目に取り上げるのは、府中街道沿いにある大手ファミリーレストラン「ジョナサン 東村山店」の「冷麺と焼肉丼膳」(1288円)。冷麺を単品で出さないところにちょっとあざとさを感じるが、「ジョナサン」が冷麺を出すこと自体が珍しい気がして取り上げてみることにした。 場所は東村山駅東口を出て府中街道を八坂方面に500メートルほど進んだ右側にある。 この「冷麺と焼肉丼膳」というメニュー、期間限定だけでなく、午後3時~翌朝6時までと販売時間も限定されている。私は知らずにランチタイムに行って、食べられなかった。そのまま帰るワケにもいかず、適当に食べて帰ったけど、ちょっと悲しかったなぁ。 というワケで、日を改めてチャレンジ。今度はメニューもちゃんとあり、私は早速、注文した。 メニュー名で冷麺が先に来ているにもかかわらず、冷麺は見た目が貧弱だ。どう見ても焼肉丼の方がメインに見える。 何が貧弱かというと、やっぱり具材だ。写真を見る限り、具材のメインはトマトに見えるが、そんな貧弱な冷麺は今まで見たことがない。 麺は冷麺で言えば太麺になり、少し黄色がかった盛岡麺。麺は美味しそうだが、見た目の印象がかなり悪いこの冷麺、果たして味はどうなのだろうか?【スープ】★★★☆ レンゲでひと口飲んでみる。まず最初に舌から伝わってきたのは酸っぱさだ。なるほど、どうりで酢を持ってきていないワケだ。このスープにさらに酢を入れる人はまずいないだろう。暑い時によく冷えたこの酸っぱいスープは美味しく感じるだろう。でも旨味というか、何かひと味足りない。そこで私は一緒に添えられて出て来たコチュジャンソース(メニューには単に「コチュジャン」と書いてあったが、通常のコチュジャンより粘度が低く、色も深い赤ではなく朱色だったから、単なるコチュジャンではないと思う)をかけてみる。すると味が激変。甘さのあとに強烈な辛さがガツンと来て旨い。それまで全面に出ていた酸っぱさが引っ込んで、いい隠し味になっている。コチュジャンソースを入れる加減がむずかしいが、バッチリ合えば旨い。この状態でゆで卵の黄身を溶かすとさらに美味しくなると思うのだが、残念ながらこの冷麺にはゆで卵が入ってないんだなぁ。本当に残念。【具材】★ 糸唐辛子に錦糸玉子、ワカメ、トマト、オイキムチ。たったこれだけ。まあ肉系は焼肉丼があるからいいとしても、果物系とゆで卵がないのは寂しい。特にゆで卵は単なる具材ではなく、スープの味を楽しむのに必要なモノだから、これだけは入れて欲しかったなぁ。【麺】★★★ 小麦粉を使った典型的な盛岡麺。キッチリ冷水で熱を取っているから引き締まっていてノド越しがいい。コチュジャンソースが絡むとさらに旨くなった。【値段】★★☆ 冷麺だけなら怒っちゃうけど。焼肉丼と一緒だから、まあリーズナブルと言えなくもない。でも冷静に考えると、冷麺400円、焼肉丼600円で計1000円ぐらいが妥当じゃないだろうか。【総合評価】★★☆ コチュジャンソースがなかったら、この冷麺は最低ランクになっていたと思う。この味の激変は食べてみる価値があると思うけど、もう少し具材に工夫が欲しかったなぁ。焼肉丼と合わせたメニューとして考えると、満腹感は得られるが、やや高いかな。【DATA】住所:東村山市本町1-17-2電話:042-399-7028営業時間:24時間駐車場あり
2005年06月29日
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ランチがすごく美味しかったので、ぜひ夜に食べに行きたいと思っていた日本料理のお店「葉月」。1人で行くと、種類が食べられないし、何よりお金がかかるから、誰かと行きたいなぁと思っていた矢先、mixi(ミクシィ)というネットワークで知り合った人たちと飲む機会があり、「葉月」に行くことになった。ラッキー! 飲み物を注文する前にまず出て来たのがコレ。 お通しなのだが、キレイで美味しそう! 串に刺さっているのは鶏肉かなと思ったら、カツオのたたきだった。これは旨かった。最初からこういうモノを出されたせいか、8人中6人が日本酒を注文。そして次々に料理をオーダーしていった。 まず出て来たのは、千葉・勝浦でとれた「釣りイサキの刺身」(1500円)だ。 身がプリプリして旨い! 久しぶりに美味しい刺身を食べたという感じ。しかし、いかんせん人数が多いので、アッと言う間になくなってしまった。 続いて出て来たのは「湯葉の刺身」(=写真左、840円)と「自家製和風クリームコロッケ」(470円)。「湯葉の刺身」はかなり濃厚な味で、「これさえ食べておけば、胃に膜ができて悪酔いしなくて済みそう」と思えるほどだ。実際はそんな効果があるかどうかはわからないが、この日、私はかなり飲んだにもかかわらず二日酔いにならなかった。ヘルシーなモノを食べたお陰だろうか。「自家製和風クリームコロッケ」は微妙な味だった。「コロッケ」と書いてあるが、実は湯葉の包み揚げで、全体的に味が薄いのだ。塩が添えてあり、それをかけて食べるとそれなりに味がするのだが、「旨い!」とまではいかない。やはり日本料理のお店では、洋食っぽい料理は頼まない方がいいということなのだろうか。 そうこうするうちに次の料理が登場。「鱧の湯引」(950円)だ。これには梅肉正油が添えられている。食べると、柔らかくて美味しい。梅肉正油もサッパリとしていていい。こういう料理ばかりなので、みんな日本酒が進む、進む。日本酒の種類そのものはそれほど多くはないが、お酒を入れる器やお猪口がシャレていて、みんな気分よく飲めるという感じだ。私は翌日のことを考えて、日本酒は控えたのだが、今度来るときは必ず日本酒をキューっとやりながら、旨い料理を突付こうと思う。
2005年06月28日
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あぢぃ~。まだ6月だというのに真夏のような暑さ。こういう時はサッパリしたモノをとつい考えてしまうが、こういう時こそちょっとコッテリした栄養価の高いモノを食べないとバテてしまう。さて、それでは何を食べようか……考えていると、あることを思い出した。「そう言えば以前、何かのコメントで『小松庵』のもつ煮込みうどんが美味しいと書き込んであったなぁ。よし、今日はソレだな」 というワケで、私は「小松庵」へ向かった。場所は府中街道と新青梅街道が交わる野口橋交差点の近くで、その交差点から府中街道を東村山方面に80メートルほど歩いた右側のマンションの1階にある。 店内は意外と奥行きがあって広い。早速、メニューからもつ煮込みうどんを探すが見当たらない。「あれっ?」と思ってもう一度見直すと「もつ煮うどん」(850円)というモノが見つかった。おそらくこれだろう。私は「もつ煮うどん」を注文した。 しばらくして出て来たのがコレ。 想像以上にもつがいっぱい入っている。まあ、まずはつゆをひと口。もつ煮の甘辛い味がするけど、ちゃんとうどんのつゆになっている。「これは絶対、アレを入れなきゃ」と私は七味を手に取りちょっと多めにシャカシャカと振って入れてみた。ひと混ぜして、もう一度つゆをひと口。旨い! 続いてもつを食べてみる。うん、うん、臭みは全くなく、柔らかい。そして味がよく染み込んでいる。うどんは普通だが、全体の味のバランスはいい。一緒に出て来た紅生姜がまたいいんだ。これを時々食べると、口の中がサッパリして瞬間的にリセットされる。だから「ちょっとしつこいなぁ」と感じた時に、紅生姜を食べると、またモリモリともつ煮うどんを食べることができる。 小さな器にご飯が入っていて、私はもつ煮うどんを食べながら一緒に食べたのだが、後から「しまった!」と思った。もつとうどんを食べ終えたあとにつゆが少し残るのだが、これに入れて食べればきっと美味しかったに違いないのだ。あまりの暑さのためにそこまで頭が回らなかったのだが、これはちょっと後悔。 それにしても暑い時に熱いモノを食べるってのはいいねぇ。汗が噴き出して仕方がないけど、何だか元気が出てきた。「ちょっとスタミナを付けなきゃ」という時に、この「もつ煮うどん」はいいかもよ。【DATA】住所:東村山市本町1-4-5電話:042-395-6836
2005年06月27日
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ちょっと間があいてしまったけど、決して忘れてはいないこの企画。第8回目に取り上げるのは、府中街道と新青梅街道が交わる野口橋交差点近くにある大手焼き肉チェーン店「安楽亭 野口橋店」の「冷麺」(725円)。チェーン店だし、本来ならこのブログで取り上げることなどないのだが、この企画は「東村山で食べられる冷麺を評価する」というモノだから取り上げてみた。案外、こういうチェーン店の方が美味しいことだってあるからね。 このお店では冷麺は普通の「冷麺」のほか、「ネギチャーシュー冷麺」(725円)、「ビビン麺」(725円)があり、さらに夏季限定メニューとして「梅かつお冷麺」(620円)がある。「梅かつお冷麺」に心ひかれたが、今回はオーソドックスに「冷麺」にしてみた。注文すると、「細麺と太麺、どちらにしますか?」と店員が聞くので、私は太麺を頼んだ。 出てきたモノを見る限り、かなり美味しそうだ。牛チャーシューが2枚も入っているせいか、豪華に見える。スープの色がやや濃いが、キムチやゆで卵、リンゴの彩りもいい。 麺は通常のラーメンで言えば、細麺になるだろうが、冷麺の細麺は極細なので、これが太麺となる。ツルンとしていて美味しそうに見えるが果たしてどうなのか。早速、いただいてみるとしましょうか。【スープ】★☆ 添えられていたスプーンでひと口飲んだ瞬間、ガッカリしてしまった。まずスープがぬるい。冷麺なんだから、やはり冷たくないとね。それから妙にダシが効き過ぎている。私は鋭敏な舌を持っているワケではないので、これが化学調味料かはわからない。ただバランスの悪いスープであることはわかる。 冷麺と一緒に薬味としてのネギ、そしてカラシとワサビが入った小皿が来たのだが、これは一体どうすればいいのだろうか? 試しにネギを入れてみたが、やっぱり合わない。カラシもワサビもそうだ。 それでもゆで卵の黄身を溶かすと、少しは味がよくなるのではと思ってやってみたが、これもダメ。最後の手段として酢を入れてみだが、余計に味がバラバラになってしまった。たぶんスープがもっと冷えていれば、これほどひどい評価にならなかったと思う。ぬるいがゆえにいろんな味を舌が感じ取って、バランス悪く感じたのだろう。【具材】★★★★ ゆで卵半個にキムチ、リンゴのスライス、パセリ、そして牛チャーシュー。キムチは適度な辛さで美味しい。パセリの存在はよくわからないが、牛チャーシューは旨い。これは今まで食べてきた冷麺の中でも上位に入る旨さだ。それが2枚も入っているのだから、うれしい限りだ。大久保界隈の韓国料理店では入っていても小さくて薄いのが1枚というのが普通だからね。【麺】★☆ そば粉の入った韓国麺。見た目は美味しそうなのだが、食べると全然ダメ。スープ以上に麺が生温かくて、ちっとも美味しくない。冷麺は文字通り、冷たい麺のノド越しを味わう料理なのに、こんなに生温かくては食べられたモノじゃない。まるで糸こんにゃくを飲むような感じ。具材が良くても、主役の麺がこれじゃ台無しだ。【値段】★★☆ 725円は普通の韓国料理店では安い部類になるだろう。しかし、大手チェーンが作って700円を切れないということはないだろう。それにこのチェーン店は安さがウリのハズ。そう考えると、500円台で出すのが妥当だろう。ユーザーもそれくらいの値段設定を望んでいるハズだ。【総合評価】★★ たまたまこのお店の出した冷麺が生温かかっただけかもしれないが、やっぱり冷麺は冷たくないとね。あとはスープ。具材はいいんだから、スープをもう少し見直して、冷たい冷麺を出せばウケると思うけど、現状ではこの評価だね。【DATA】住所:東村山市本町1-4-8電話:042-398-7729営業時間:午前11時~深夜2時駐車場あり
2005年06月26日
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ダイエットのために最近よく歩くようになった私。この日も自宅から府中街道を所沢方向にテクテクと歩いた。東村山駅近くまでは約15分。駅周辺には飲食店が多いが、15分歩いたぐらいでは誘惑に負けない。そこからさらに20分。ファミレスの「ガスト」やらハンバーグレストランの「びっくりドンキー」などが見えてくる。小腹が空いてきたから気になるが、我慢、我慢。5分ほど歩くと、今度は左手にラーメン屋「まる紀」が見えてきた。どうしようか迷ったが、ココも我慢。ホッとしたのもつかの間、左手に寿司屋が……。「寿司ならヘルシーだし、ちょっと寄っていくか」 もともと“食いしん坊万歳”な私。ついに誘惑に負け、お店に入ってしまった。それが今回紹介する「勇寿し」である。 店内はこぢんまりとしていて、「いらっしゃい」と人の良さそうなご主人が笑顔で出迎えてくれた。お昼時に入ったのだが、ココはどうやらランチメニューはないようだ。私はにぎりの並(1155円)を頼んだ ご主人はまとめてドーンと出すのではなく、出来たモノから次々にカウンター越しに置いていってくれた。普通なら出来たそばからそのまま食べるのだが、写真を撮ろうと思っていた私は、ある程度そろうまでジッと我慢。で、おもむろにデジカメを寿司に向けると、「あっ、写真撮るんだ。じゃあもっとキレイに置けばよかったなぁ」とご主人。台詞といい、口調いい、何だかホッとさせてくれる。 お腹が空いて我慢できなくなった私は、撮り終えるとデジカメを置き、早速、寿司を手に取った。イカから食べたのだが、甘くて美味しい。私は光モノが好きだから、コハダが入っているのに感激。食べると、疲れた体にスーッと酢が染みていく感じで、旨い。 猛スピードで食べていると、「はい、これで全部」とご主人はかっぱ巻きを置いてくれた。 キュウリとシャリの間に見える茶色の粉状のモノはスリごまか。アッサリとして旨い。と、そこに「お昼はお味噌汁をサービスしているんです」と奥さんが味噌汁を運んで来てくれた。 おおっ、甘エビの頭が入っている。飲むと甘エビの香りがして旨い。 それにしてもこんな場所にポツンと寿司屋があるのも不思議な感じがする。確かに車の通りは激しいが、そういうお客さんだけでやっていけるモノなのだろうか? 「ココって最寄りの駅はどこになるんですか?」と聞くと、「やっぱり東村山になるかなぁ。歩いて15分ぐらいだから」とご主人。15分ってことはないと思う。ゆっくり歩くと25~30分はかかるんじゃないだろうか。「新秋津から20分、所沢からも20分かかるかな」とご主人は付け加えた。こんな中途半端な場所でやっていけるのは、巨大な駐車場を持ったファミレスぐらいだろう。でもこのお店はちゃんと営業している。これはきっと地元の人がよく利用しているからだろう。 ご主人も奥さんも和み系で、寿司屋に対して私たちがイメージとして抱いている「敷居の高さ」を全く感じさせない。その辺が地元の人に愛されているのかもしれない。【DATA】住所:東村山市久米川町5-28-16電話:042-391-2244駐車場あり
2005年06月25日
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ある日のこと。ダイエットのための散歩からの帰り道、私はフッとあることを思い出した。「そうだ、あのお店のロールケーキを食べてみなきゃ」 ダイエットのための散歩途中にこんなことを考えるなんて、「現実逃避」以外のナニモノでもないのだが、確かにこれは以前からの懸案事項だった。“あのお店”とは、私が以前に「穴場のケーキ屋さん」として紹介した「RISETTE(リゼット)」である。 早速、立ち寄ってみると、情けないことに私はロールケーキよりも先に、涼しげなゼリーに釘付けになった。特に気になったのがこの2つ。 「ビールゼリー」(=写真左、294円)と「オレンジとパインの寒天ゼリー」(336円)だ。まあ、「オレンジとパインの寒天ゼリー」の方は何となく味が想像できるが、「ビールゼリー」って一体どんな味なんだろう? 店員のお姉さんに聞くと、「ちゃんとビールの味がしますよ。私、ビールはあの苦味が苦手なんですけど、これは苦味がなくて私でも食べられました」とのこと。私は気になったこの2つのゼリーを買ってみた。 こうやって「ビールゼリー」を単独で撮ると、本当にビールみたい。カップに水滴でも付ければ完璧だ。家に持ち帰って、私はカミさんと2つのゼリーを食べてみた。「オレンジとパインの寒天ゼリー」は想像通り、フルーツの酸味と寒天ゼリーの甘みがあまくマッチした夏向きの一品。で、問題の「ビールゼリー」はというと……ホントだ! ビールの味がする! 確かに苦味はない。味はどちらかと言うと、発泡酒系だろうか。でもちゃんとデザートになっている。これはオススメだ。見た目も楽しめるから、ちょっとしたホームパーティーのデザートなんかに出すとウケると思うな。 さてさて、そもそも私がこのお店に来た目的はロールケーキだったハズ……もちろん、買いましたよ。ロールケーキはコーヒー、紅茶、チョコ、イチゴと4種類あったが、私は紅茶を買ってみた。 ロールケーキはどれも1個600円。クリームがたっぷり入っているせいか、持つと予想以上にズシリとくる。これもゼリーと一緒にカミさんと食べてみた。 分けるために包丁を入れると、スポンジ部分が柔らか過ぎるのか、ホロホロと崩れていく。だから断面が汚くなってしまったが、食べると旨い! スポンジはふわふわ柔らかく、口に入れると紅茶の香りが広がる。しっとりとした紅茶クリームの中にはオレンジピールが入っていて、それが食感的にも味的にもいいアクセントになっている。これもオススメだ。「ああ、これで懸案事項が解決したな」と思っていたら、「ロールケーキってまだ他にも種類があったわよね。美味しいから今度は違うの買って来て」とカミさん。というワケで、ロールケーキの全種類制覇が新たな懸案事項となってしまった。うーん、ダイエットの道は遠いなぁ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「リゼット」は残念ながら2006年4月23日に閉店しました。
2005年06月24日
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個人的に「東村山駅周辺で寿司を食べるならココ!」と決めているお気に入りの寿司屋「鮨孝」。しかし「お気に入り」と言いつつ、もう2年以上行っていない。カミさんの妊娠が判明した頃から行かなくなり、出産・育児と慌しかったから行く機会がなかったのだ。 このブログでは開設早々にお店を紹介したが、その時点ですでに1年半もご無沙汰していたから、当然ながら料理の写真は載せていない。「料理の写真も載せたいし、久々に行ってみようか」そう思った私は先日、お昼時にお店に行ってみた。 外観は以前のまま。白い看板は汚れが目立つのにこのお店はいつもキレイだ。よく見ると、入り口前に看板とは別に何か置いてある。「本日のランチ」と書いた紙が張ってあり、にぎり寿司、ちらし寿司がそれぞれ840円で食べられるという。私はいつもカミさんと夜に食べに来ていたから、このお店がランチをやっているなんて全然知らなかった。「じゃあ、ランチのにぎり寿司でも食べようかな」そう思いながら私はお店に入った。「いらっしゃいませ!」。カウンターの中には大将の息子さんがいて、目が合った瞬間に「あれ、今日は奥さんはいらっしゃらないんですか?」とひと言。(ああ、覚えていてくれたんだ)。2年以上も来ていないのに、すぐにこう言ってもらえると本当にうれしい。 どうやら息子さんは私がブログでこのお店を紹介したことも知っているらしく、「時々、ネットを見て来たというお客さんがいるんですよ」と話してくれた。何とも気恥ずかしい。 ランチのにぎり寿司を注文すると、息子さんは奥の厨房に入り、入れ違いで大将が出てきた。大将も覚えてくれていて、私はすっかり感激してしまった。そして、「これが客商売なんだな」とつくづく思った。 断っておくが、私はこのお店に「常連」と言えるほど行っていない。行ったのはせいぜい4~5回だろうか。それも2年以上も前のことだ。それなのに覚えていてくれる。「商売なんだから当たり前」と思う人もいるかもしれないが、そういう人に私は逆に聞いてみたい。「その当たり前のお店をアナタは何軒知ってますか?」と。なかなかないと思うな。 話は逸れたが、大将が握っている間に、カニサラダと小鉢、そして香の物が出て来た。 小鉢はゴーヤーの白和え。サッパリとした苦味が旨い。カニサラダは思っていた以上にカニの解し身が入っていて美味しい。前菜感覚で小鉢などを突付いていると、「はいよ」と大将はにぎり寿司を出してくれた。 寿司7貫にカッパ巻き。とてもヘルシーな構成だ。「気が付いたことがあったら何でも言ってくださいよ。こっちも勉強になるから」なんて大将が言うモノだから、プレッシャーを感じて最初は上品に箸で寿司を食べたりした私。案の定、緊張してシャリを崩してしまった。(ええい、やめた、やめた! 手で握ったモノは手で食べなきゃ)と手で1貫取っては、チョンと醤油をつけ、口に放り込む。口の中でシャリがホロッと崩れ、ネタと合わさっていく。旨いねぇ。決して高級なネタはないが、「寿司を食ったぁ」という満足感が残る。 これにシジミ汁とフルーツ(この日はスイカだった)が付く。840円でこの内容なら十分お得だろう。 お店が込んできたのであまり話せなかったが、今度はカミさんと2人、夜に行っていろいろと大将や息子さんと話をしたいモノだ。【DATA】住所:東村山市本町2-6-25電話:042-395-0522営業時間:午前11時半~午後2時(ランチタイム) 午後5時~11時定休日:水曜駐車場あり(3台)
2005年06月23日
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武蔵野うどんほどではないが、ふとした時に無性に食べたくなるモノがある。「油そば」だ。ぶっかけうどんならぬ、ぶっかけラーメンなのだが、ギトッと脂ぎったスープダレが絡んでテラテラ光る麺を思い浮かべただけで生ツバが出てくる。「食いてぇ!」と思った私は、「どうせならいつもと違うところで」と、「江川亭」に行き、「油麺」(500円)を頼んだ。 見た目は旨そうだ。しかし、私には少し不安があった。というのも、首都圏のラーメン屋を食べ歩き、キレイな写真と的確な文章で紹介しているふらわ☆さんのブログによると、「江川亭」の油そばはイマイチの評価だったからだ。まあ、「江川亭」と言っても、ふらわ☆さんが行ったのは新橋店だから、東村山は違うかもしれない……なんて思いながら、私はキレイな盛り付けを崩して、麺がスープダレによく絡むようかき混ぜた。 ではでは、いただいてみましょう。 麺は太い縮れ麺。やや茶色がかった麺はモチッとしていて美味しい。スープダレもこのお店の普通のラーメンを食べるより、脂っこさを感じない。そのままでも十分旨い。だが、それでは油そばを食べたとは言えない。やはりラー油をかけないと。ラー油を1周半させ、軽くかき混ぜて食べる。うん、うん、コレ、コレ。旨いよ。締めとして酢を入れ、また味を変えるのが“油そばの食べ方の王道”なのだが、私はラー油が気に入ったので、酢は入れなかった。 具は途中の箸休めとしてあった方がいいかなという程度で、油そばのメインは何と言っても麺。このモチッとした太麺なら油そば初心者の人でも美味しく食べられると思う。確かにバカ旨ではないが、500円という値段を考えると十分リーズナブルで旨い。油そばをまだ食べたことがないという人は、まずこのお店の「油麺」を食べてみてはどうだろうか。
2005年06月22日
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東村山の武蔵野うどんを代表するお店「きくや」に2号店があることは知っていたが、なかなか行く機会がなかったことと、「結局、本家と同じだろ」という先入観から私は行ってなかった。しかし先日、たまたま別のお店に行こうと歩いていたら偶然に2号店である「手打うどん きくや」を発見。「これも何かの縁だ」と思い、私はお店に入ってみた。 場所は東村山駅西口を出て、最初の交差点を右折し、そのまま道なりに400メートルほど歩くと右側にある。 本店が一軒家なのに対し、このお店はマンションの1階に造られていて、風情という点ではちょっと劣るが、人気は本店に負けていない。私が行ったのはちょうどオープンして間もない午前11時5分ぐらいだったが、店内は満席状態。ラッキーなことに私はカウンターにポツンと1つだけ空いていた席に何とか座ることができた。 店内を見回すと「きくや」独特の例の「L」の表示がある。「きくや」を知らない人のために説明すると「L」とはうどん玉の数を指すのだが、「L」=1玉ではない。「きくや」では「L」は3玉のことを言う。なぜ「L」が3玉なのか? 私が聞いた中で一番説得力のあった説は、「衣類のサイズに合わせて1玉を『S』、2玉を『M』、3玉を『L』としていたが、1玉の量がもともと少なく、『S』や『M』を頼む人がいなくなったから、『L』が基本単位になっていった」というモノだ。しかし、これはあくまでも一説だから、鵜呑みしないように。 さて、話が横道に逸れてしまったが、この「L」はあくまでも最小単位である。普通の大人は「L」では物足りないハズだ。そこで「きくや」では「LL」(4玉)、「3L」(5玉)、「4L」(6玉)、「5L」(7玉)という感じで量を指定することができる。成人男性な「5L」ぐらい軽く食べられると思うが、初めての人は「3L」か「4L」を頼むのが無難かもしれない。 私は「4L」(700円)を頼んだ。目の前ではお店のご主人が大釜で茹でたうどんを水で冷やし、お椀くらいの大きさで底に穴の開いた器を使って丁寧に水切りしながら玉を数え、皿にうどんを乗せている。するとお店の女性が出来上がったうどんの上に天ぷらを置き、肉汁の入った器と薬味とともにお盆に乗せてお客さんのもとへ運んでいく。手際の良い作業で、5分もしないうちに私の目の前に「肉汁うどん4L」が運ばれてきた。 いいねぇ、これですよ。お姫様のように真っ白な讃岐うどんと違い、ちょっとくすんだ灰色がかっているんだけど、この地粉の色こそが武蔵野うどんの証。1本をそのまま食べてみる。茹でたての麺はツルルンと入り、ほのかに地粉の香りが残る。讃岐うどんのような強烈なコシはないが、この優しい柔らかさがまた武蔵野うどんらしくていい。 では肉汁につけて、いただきま~す。肉汁は色こそ真っ黒だけど、辛くなく、むしろ豚肉の甘みが出ていて旨い。ネギ、ショウガ、ホウレンソウの薬味を入れて食べていたのだが、目の前に白い容器があることに気づいた私。何だろうと思ってフタを開けてみると、中には摺りゴマが入っていた。早速入れて食べてみる。ゴマの香りが食欲をかき立て、スルスルうどんが入っていく。野菜のかき揚げ天ぷらも揚げたてでサクサクしていて美味しい。アッと言う間に完食してしまった。 残った肉汁を飲み干そうとした時、私はようやく周りのお客さんたちの声に気づいた。それまでは食べることに夢中で全く気づかなかったのだが、店内のあちこちから「3玉追加」「こっちは4玉!」とうどんの追加注文の声が上がっているのだ。これは本店の「きくや」ではあまり見られない現象だ。 確かに私の肉汁も6玉食べたのにまだ半分以上残っている。腹具合から言うと、あと4玉ぐらいは余裕で食べられそうだ。 でも私は止めた。というか止めざるを得なかった。というのも、この日食べに行こうと思ったお店はもともとこのお店ではなく、別のお店だったからだ。後ろ髪を引かれる思いでお店を出たが、初めてこのお店に行く人は、少なめに頼んで「これならイケる」と思ったら追加注文するというのも手かもしれない。 私は近々もう一度、このお店に行きたいと思っている。それはこんなモノを見つけたからだ。 ちょっと見えにくいかもしれないけど、値段の上に小さく「カレー汁」と書いてあるのだ。カレー汁につけて食べるということなのだと思うのだが、どういう味になるんだろう? 気になりませんか。私は凄く気になって仕方がない。というワケで、行ったらまた報告しますね。【DATA】住所:東村山市諏訪町1-1-3電話:042-396-1150営業時間:午前11時~売り切れ次第閉店定休日:日曜
2005年06月21日
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以前、「究極の武蔵野うどん」として紹介した「とき」。このお店はおそらく肉汁うどんだけでもやっていけると思うのだが、メニューを見ると、汁モノのうどんが結構ある。いろんな人から話を聞くと、この汁モノもイケる味で、特にカレーうどんは絶品だという。 そうと聞けば、やはり行かないワケにはいかないでしょう……ということで先日、午前11時半のオープン直後にお店に行ってみた。私が行ったのはオープンから3分後だが、すでにすでにテーブル席は埋まっていて、カウンターにかろうじて座ることができた。「これは時間がかかるなぁ、きっと」と思いながら待つこと40分。ようやく「カレーうどん」(800円)がやってきた。 見た目、何となく小さい感じがするが、これは上から見た時に起こる“丼マジック”。横から見ればわかるが、丼は深いので量は思った以上にある。さて、まずはカレーのつゆをいただきますか。小皿とともに出されたレンゲを使ってひとすくいし、飲んでみる。旨い! スパイシーでつゆとカレーの割合も絶妙。そしてトロ味具合がまた、うどんによく絡みそうな加減になっている。それじゃあ、うどんをいただいちゃいますか。 このカレーつゆの絡み具合! 旨そうでしょ。カレーが飛び散らないように慎重にズズズッ。 ………………。 言葉が出ません。武蔵野うどんは全然カレーに負けてない。旨いとしか言いようがない。私、今までにいろんなカレーうどんを食べてきたけど、文句なしにこれが一番です。熱かったけど、私は夢中になってカレーつゆも全部飲み干し、わずか10分足らずで完食した。 正直に言わせてもらえば、最初は「カレーうどん」で800円は高いと思った。でも実際に食べてみると、その価値は十分あるし、むしろ安いかも。これはぜひ食べてみて欲しい。これから暑くなる夏こそ、熱々のカレーうどんだね。食べ終えた後、噴き出した汗でサッパリしますよ。
2005年06月20日
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2003年12月、秋津駅南口のリニューアルとともにオープンした大手ベーカリーチェーン店「VIE DE FRANCE(ヴィ・ド・フランス)」。店内でパンが食べられるよう喫茶スペースを併設したベーカリーカフェのスタイルだが、隣には「松屋」が、斜め向かいには「マクドナルド」があり、「安く手早く食事を済ませたい」というお客さんを獲得するのはむずかしい。「これは苦戦するだろうな」と私はオープン当初思っていたが、1年半経った今、店内は多くのお客さんで賑わっている。「なぜだろう?」……その秘密を探るべく、私はお店に行ってみた。場所は秋津駅南口を出てすぐ右だ。 行ったのは午後2時を少し回ったころ。普通の飲食店のランチタイムが終わったころだ。店内にはトレーを持ってパンを選んでいる人が5人いて、奥の喫茶スペースはカウンター以外、すべて埋まっていた。正直言って、この時間帯にこんなにお客さんがいるとは思わなかった。繁盛しているとみるべきだろう。それにしてもなぜ……そう思っていると、「メロンパンが焼きあがりました」とお店の奥から店員さんが「メロンパン」(116円)を運んできた。「メロンパン」の表示プレートを見ると「BEST1」と書いてある。どうやらコレがこのお店の一番の人気商品らしい。改めて表示プレートを見ると、人気順位が書いてある。 私は1位以下をチェックしてみた。すると2位が「エンジェルソフト」(147円)、3位が「ジャージークリームパン」(158円)となっていて、菓子パンが上位を占めていた。私はこの3つに「ダッチエビチリ」(168円)という今月の新商品を加えて4つを買い、アイスティーを頼んで早速、店内で食べてみた。 驚いたのは「メロンパン」は焼き立てを買ったから当然だとして、他の3つも温かかったことだ。それだけ売れていて商品の回転がいいということなのだろうか?「メロンパン」は表面がサクッとして中はシットリ。焼き立てだから味わえる食感で旨い。ただ個人的に言わせてもらえば、これより 「メルポーチ」のメープルメロンぱんの方が数倍美味しい。2位の「エンジェルソフト」はリンゴの果肉とクリームチーズがいい感じでソフトなパン生地によく合っている。3位の「ジージークリームパン」もクリームのほど良い甘さがたまらなく、2位と3位はパンと言うより、デザートやお菓子という感じ。「あっ、そういうことか!」……ここで私はようやくこのお店の人気の秘密に気が付いた。調理パンではなく菓子パンに力を入れ、ティータイム勝負、もしくはおやつタイム勝負に持ち込んだワケだ。これなら「松屋」や「マクドナルド」とは競合しない。むしろ共存できる。 となると、調理パンの「ダッチエビチリ」は……ハイ、予想通りイマイチでした。このお店では甘~いデザートのような菓子パンでお茶するのが一番なのかもしれない。【DATA】住所:東村山市秋津町5-7-8電話:042-392-7781
2005年06月19日
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先日、「モンドール洋菓子店」を紹介したところ、「ココはアップルパイが美味しいんです」と2人の読者からコメントをいただいた。「はて、アップルパイなんてあったかな?」と思った私だが、自分で撮って来たケーキのショーケースの写真をよく見ると、ちゃんと写っていた。「こりゃ食べてみないといけないなぁ」……そう思った私は、カミさんと散歩がてらこのお店に行ってみた。 あった、あった、ありました。「アップルパイ」(160円)。土曜になると、これが100円になるという。安いよね。ショーケースの中にはホールサイズの「アップルパイ」(1600円)もあった。160円の方を2個買おうと思っていると、カミさんが「ねぇ、コレどう思う?」とショーケースの上に置いてあるモノを指差した。 見ると、そこにはホールサイズの「アップルパイ」が無造作に重ねられていた。値段はナント500円! ショーケースの中の「アップルパイ」の3分の1以下だ。ショーケース内のモノだって十分安いのに、この激安価格はどういうことなのだろうか? 「買ってみるか」……ウチら夫婦は2人とも好奇心が強いので、激安アップルパイの方を買うことにした。 コレがその激安アップルパイだ。 見た目の違いは、アップルパイ独特の表面の美味しそうなテカりがなく、その代わり白いシュガークリームがグルグルッと渦巻き状に乗っている。それだけの違いなんだけど、明らかにこっちの方が安っぽい。 ところが、だ。切ってみると、リンゴがゴロゴロたっぷり入っているではないか! コレですよ、コレ! 500円のアップルパイにこんなにリンゴ入れちゃ商売にならないんじゃないの、と心配してしまうほどたっぷり入っている。早速、4等分して2人で食べてみた。「あっ、この味、好き! 甘さもほどほどだし。何よりこのリンゴ! 大きくて美味しい!」……ひと口食べるなり、カミさんは絶賛。私も食べて同じことを思った。シナモンが効いているし、リンゴの果肉が大きいから甘さだけでなく、リンゴ本来の酸味も残っている。何となく懐かしさを感じさせる味だ。「ケーキ屋さんでつくった」というより「家庭でつくった」アップルパイと言えば、ニュアンスは伝わるだろうか。 それにしてもこれで500円は安過ぎるよ。4分の1カットを1つずつ食べて、半分は残しておこうと思ったのだが、このアップルパイが、自分たちの美味しさのツボにハマッた味だから、ついつい全部食べてしまった。「今度あのお店に行ったら、また買ってきてよ」とカミさん。言われなくても、そうしますって。ホント、これはお得で超オススメのアップルパイです。
2005年06月18日
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タレントとして活躍中のテリー伊藤さんの実家が築地の「丸武」という玉子焼き屋さんなのは有名な話。私も食べたことがあるけど、本当に旨かった。でも築地は遠いから、なかなか食べられない。「ああいう玉子焼き屋さんが近くにあればなぁ」とよく思うのだが、「でもそんなムシのいい話ってないよなぁ」といつも自分で結論を出してあきらめていた。 でも、あったんですよ、東村山にも! しかもちょっと変わった玉子焼き屋さんが。 というワケで、飲食店じゃないんだけど、私の独断と偏見で紹介させてもらいます。その玉子焼き屋さんとは、地酒「東村山」でおなじみの「豊島屋酒造」の近くにある「玉弘」だ。 場所は東村山駅東口を出て府中街道を所沢方面へひたすら歩き、「久米川辻」という交差点を右に曲がって120メートルほど先の右側。 例によって散歩していたら「厚焼 小売りします」という文字を見つけ、「厚焼って玉子焼きのことだよなぁ」と思いつつ、ノボリの立っている方へフラフラっと寄ってしまったのだ。 写真を見てわかるように、ココは「玉子焼き屋」というより「厚焼き工場」なのだが、面白いのは工場の入り口近くに小さい建物があり、そこが野菜の販売所になっていることだ。中に入ると、八百屋さん並みに野菜がズラリ。 しかも見てください。どれも安いんですよ。応対してくれたおばちゃんによると、中には地元でとれた野菜もあるのだという。「厚焼き玉子が欲しいんですけど」とおばちゃんに話すと、工場の方へ駆け出し、その日に作った「玉弘の厚焼」(600円)を持ってきてくれた。 以前は青葉町にあったのだが、2年前にこの場所に移ったのだとか。「この厚焼はお寿司屋さんにも卸しているんです。美味しいですよ」とおばちゃん。私はせっかくだからと野菜をジックリ見て、大和いも(100円)とキュウリ4本(100円)をあわせて買った。 左が私の買ったモノで、右は何かというと「じゃあこれはサービスね」とおばちゃんが袋に入れてくれたモノだ。こんなにもらっていいのかなぁと思ったけど、素直にいただくことにした。こういうサービスってうれしい。 家に帰ると早速、「玉弘の厚焼」を切り、それをツマミにちょっと一杯。甘さ控えめで、柔らかすぎず固すぎず、程よい食感。とてもシンプルな味わいで旨い。袋にプリントされた原材料を見ると「調味料(アミノ酸等)」と書いてある。どうやら化学調味料が使われているようだが、味としては気になるほどではなかった。この厚焼き玉子、息子は気に入ったようで、手づかみで4~5切れも食べた。カミさんも気に入ったようだし、また近いうちに買いに行こうと思っている。もちろん、また野菜も一緒に買うつもりだ。安いからね。【DATA】住所:東村山市久米川町3-15-16電話:042-394-6656
2005年06月17日
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ちょっと遠いけど、サイフォンでドリップした美味しいコーヒーが飲める喫茶店「ポイント」。ココで私は前回、気になるメニューを見つけた。コレだ。 上の看板に書いてある「パワーサンド」(450円)である。ママさんの説明によると、「お餅が入っている」というのだが、何とも想像できない。あいにくその日はパンがなくなっていたので作ってもらうことができず、食べるのは後日ということになってしまった。 どうにも気になって仕方がない私は、テクテクと歩いてまたお店に行ってみた。お昼というより夕方近くに行ったせいか、「パンが1枚しか残ってないの」とママさん。「じゃあダメなのかなぁ」とガッカリした表情で私が聞くと、かわいそうに思ったのか、「それじゃあ1つだけ作ってあげる。本当は1皿に2つなんだけどね」と言ってくれた。私が大喜びしたのは言うまでもない。 コーヒーは「ロブスタ」(440円)を頼んで、待つこと10分。コーヒーとともにやってきました、「パワーサンド」。ホラ、見てくださいよ。 真ん中に見える白い物体は、紛れもなくお餅だ。パンもお餅も焼いてあるので温かい。もちろんお餅だけをそのまま挟んでいるワケではない。下の方に黒く見えるのは、刻み海苔だろう。問題はオレンジ色のペーストだ。これって何だろう? 開いて中身を確かめようとしたが、サッパリわからない。「まあ、食べればわかるか」と思い、ガブッとかぶりつく。お餅がビヨ~ンとキレイに伸びる。いいお餅をうまく焼かないと、こうはいかない。トーストのサクサクした食感とお餅のモチモチした柔らかい食感が意外によく合う。そして例のオレンジ色のペーストがいいつなぎ役になっている。味としてはほんのり甘く、食感は解したツナに近い。でもサッパリこれが何だかわからない。ママさんに聞くと、最初は「秘密」と言っていたが、「1つしか出してあげられなくて悪いから」と少しだけ教えてくれた。 どうやらこのオレンジ色のペーストはニンジンをすりおろしたモノらしい。それでオレンジ色の謎が解けた。「でもそれだけじゃないのよ。あと、いろいろ入ってるの」とママさんはニッコリ。いやいや、色の謎が解けただけでも十分ですよ。 それにしてもこの「パワーサンド」、1つだけだというのに、かなりお腹にズシッと来る。2つも食べれば確かにお腹いっぱい、元気モリモリになるだろう。 (お餅をパンで挟むなんて、まるでお好み焼きをおかずにご飯を食べる大阪の「お好み焼き定食」みたいなモノだなぁ)と思って、ハタと気づいた。そう言えば、ママさんは大阪出身じゃないか。そうか、それでこんなユニークなサンドイッチが作れるんだ……ちょっと苦めの「ロブスタ」を飲み干しながら私は大いに納得した。 しかし、ココまで説明しても、おそらく多くの人はどんな味か想像できないと思う。感覚で言うと、「そんな主食同士の組み合わせなんてあり得ない」と思っている人が「お好み焼き定食」を実際に食べてみて「ン!? これはアリかも」と思うようなモノだ。気になる人はぜひ実際に食べてみて欲しい。ただし、もしお店に行くのなら、お昼までには行くように。パンがなくなって、作れなくなる可能性があるからだ。早めに行って、美味しいコーヒーを飲みながら、不思議な美味しい味を堪能してください。
2005年06月16日
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前回、「よし」に行った時に気になるメニューがあった。それは「焼きうどん」(550円)だ。武蔵野うどんのあの麺で焼きうどんを作ったらどうなるのか? はたまた、その味付けは? 気になって仕方がなかったのだが、このお店は私の家から遠くて、店じまいも早いからなかなか食べる機会がなかった。 だけど先日、ようやくお店に行くことができ、私は何のためらいもなく「焼きうどん」を注文した。すると「普通盛りしかできないけど、いいかねぇ?」とお店のおばちゃん。少し残念だけど、ここまで来て食べずに帰るワケにはいかない。「お願いします」と答えて、出てくるのを待った。 そして5分後、念願の「焼きうどん」が目の前に運ばれてきた。 わかりますか、このツヤ。見た目だけでもかなり美味しそう。さらにカツオ節の香りがフワッと漂い、食欲をかき立てる。(なるほど、醤油味だったか)と思いつつ、私はうどんを口に運んだ。 月並みな表現で申し訳ないが、旨いよ、コレ! 醤油ベースの味付けなんだろうけど、ソースに近い甘みがあり、この味が何とも言えずいい。でも一番の良さはやっぱり麺だ。武蔵野うどんならではの、モチッとした歯応えがたまらない。こりゃ大盛り、いや2人前でも余裕で食べられるね。野菜もたっぷり入っているし、これはハマるメニューだ。 会計の際、おばちゃんに味付けのことを聞くと、「醤油の他にお酒やいろいろ入れてるの。醤油だけじゃ、あの味は出ないわよ」とさり気なく“企業秘密”をアピール。何とか解明して家で再現してみたいのだが、次にこのお店に行けるのはいつになることやら……。せめてもっと、駅の近くで営業して欲しいなぁ。 それにしても、「武蔵野うどん」と言えば「肉汁うどん」と思っていたけど、他のメニューでもイケるものなんだね。今度は「とき」のカレーうどんにチャレンジしてみるかな。
2005年06月15日
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「ラーメンショップ」というラーメン屋をご存知だろうか? 都内はもちろん、関東各地にあるラーメン屋なので、ラーメン好きの人なら知っているハズだ。食べたことはなくても看板を見たことのある人は多いことだろう。私も食べたことはないが、何軒かの看板は見たことがある。どのお店も昔からあるような小汚い看板で(大抵は赤地に白文字で「ラーメンショップ」と書かれている)、必ず「ラーメンショップ」という文字の近くに「うまい」という言葉が書かれている。私はそれを見るたびに「自分で言うか」と思いながら通り過ぎていた。 前置きが長くなったが、先日、たまたま車で志木街道を走った時のこと。道路沿いに例の小汚い看板を見つけたのだ。ホームセンターの「ビッグサム」を通り越して所沢方面に向かい、秋津小学校の手前の道路沿いにあるから東村山市秋津町にあることは間違いない。ということは、このお店、東村山のラーメン屋なのだ。私はこの日まで東村山に「ラーメンショップ」があるなんて思いもしなかった。これまでは無視してきたけど、東村山のお店とあらば、行かなきゃダメだろう。ということで、ついこの間、行ってきました。 看板にはお約束の「うまい」の文字が書かれている。外観は古く、「昔からずっとココでやってるよ」と主張しているようだ。店内はL字型のカウンターがあるのみ。10人も入ればいっぱいになってしまう。 壁に張られたメニューの中から私は「ネギラーメン」の小(580円)を頼んだ。大きな寸胴に麺を入れ、平ザルで手際よく麺をすくい取って丼に入れていく。注文してから5分ほどで「ネギラーメン」一丁あがり。 底が浅めだとは言え、丼が大きいので「これって小なんですか?」と思わず聞いてしまった。どうやらこれで小らしい。中(100円増し)や大(200円増し)を頼んだら、どんなモノが出てくるんだろう? ちょっとその大きさに面食らってしまったが、気を取り直してスープをひと口。悪く言えば「薄い」、良く言えば「アッサリ」の醤油豚骨。私はどちらかと言えば好きかも。 次に麺をいただいてみますか。 やや細めのストレート麺は柔らかく、ちょっと物足りなさを感じる。でもトータルで考えると、悪くない味だ。この日、私は「ネギラーメン」を頼んだワケだが、普通の「ラーメン」の小なら480円だし、値段から考えても悪くない。そして量。私の後に何人か工事関係の人が入ってきたが、全員「小」を頼んでいた。小で十分お腹いっぱいになる量があるのだ。そう考えると、このお店がこんな場所で営業し続けてきたのも納得。これなら食べに来る人はいるだろう。 今度、お腹をペコペコに空かせて、大に挑戦してみようかな。一体どれくらいの量が出てくるんだろうか? 知っている人がいれば教えて欲しいモノだ。
2005年06月14日
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所沢街道沿いにある中華レストラン「楊貴妃」。割と値段は高めなので、「今日はちょっとリッチに中華を食べたい」という高級志向の人が行くお店だと私は考えていた。というのもすぐ隣に格安中華チェーン「餃子の王将」があるからだ。それゆえ私は「ランチタイムはこのお店、きっとガラガラなんだろうなぁ」と想像していた。 で、たまたまお昼時にこのお店の前を通ったら、結構お客さんが入っているではないか。「一体なぜ?」そう思った私は、入る予定はなかったのだが、ついフラッとお店に入ってしまった。 ランチメニューを見ると、一番安い日替りランチが683円となっている。「餃子の王将」より少し高いが、負けてはいない。そしてAランチが788円、Bランチが893円、Cランチが1050円となっている。A~Cランチの内容は週替りとなっているようだ。 私は安く済ませようと思っていたのだが、Cランチに入っている「海老と銀杏の炒め物」というおかずが気になって(海老も銀杏も大好物なんですよ)、結局Cランチを頼むことにした。すると店員さんは「あちらにサラダバーがありますので、ご自由に食べてください。またコーヒーと紅茶は飲み放題となっていますので、そちらもご利用ください」とひと言。へぇ、ランチにはサラダバーとコーヒー・紅茶が付いているんだ。こりゃお得かも。 サラダバーには塩味の付いた中華麺もある。ドレッシングも3種類あり、なかなか充実しているじゃないの。コーヒー&紅茶コーナーは普通だが、こういうモノがあるとは思ってなかったから素直にうれしい。サラダバーで取ってきたサラダをモリモリ食べていると、Cランチがやってきた。 かなりのボリュームだ。これにサラダバーとコーヒー&紅茶飲み放題が付くなら、確かにお客さんが入るのも当然と言えるかも。隣の「餃子の王将」にも内容的には負けてないと思う。 とは言え、美味しくなければこのボリュームも意味がない。早速、食べてみますか。 まずは期待の「海老と銀杏の炒め物」(写真左)。銀杏が大量に入っているのがうれしい。薄味だが私はこれくらいの味付けが好きだ。海老もプリプリしていて旨い。続いて「白身魚の甘酢煮」。要するに白身魚を使った「酢豚」みたいなモノだ。味はモロに酢豚という感じ。ただ、白身魚が柔らかいので食感が全然違う。でもこれはこれで美味しい。 これにマカロニサラダと鶏肉の唐揚げが付いているのだから、おかずは十分だ。ガッツリ食べて、満腹になった後はティータイム。ゆっくりと紅茶を飲む。いやあ、このランチは良かった。内容を考えると、値段もかなりリーズナブルと言える。お客さんが入っていて人気になっているのには、ちゃんとワケがあったのだ。納得、納得。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「楊貴妃」は残念ながら2006年8月に閉店しました。
2005年06月13日
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昨日(11日)、今日(12日)と2日にわたって北山公園で恒例の菖蒲まつりが行われた。私もカミさんと子供を連れて行ってみたのだが、いやあ、人がいっぱい。それに負けないくらい、菖蒲も見事に咲き誇っている。「まつり」と言うぐらいだから、公園内には出店がいろいろと並んでいる。菖蒲もいいけど、出店の食べ物を眺めるのも楽しいモノだ。 地元の肉屋さんが手造りカレーパンをその場で揚げていたり(写真左)、和菓子屋の「餅萬」は「北山菖蒲饅頭」という和菓子を売っていた。そんな中、「エエッ!」と思わずビックリの地元名物を発見した。 まず1つはコレ。 確証はないのだが、一説によると日本全国の納豆生産量の第2位がナント東村山市なのだという。で、東村山市で納豆を生産しているのが「保谷納豆」というメーカー。この話を聞いた時、私は「それなら『東村山』の名前を付けた納豆を作ってくれればいいのに」と思ったのだが、実はすでに作っていたようだ。でも一般のスーパーで見かけたことがない。一体、どこに行けば買えるのだろうか? もう1つはコレ。 どこのメーカーが作っているのかチェックするのを忘れたが、こんなモノがあるとは思わなかった。それでも、うどんはわかる。東村山の武蔵野うどんは有名だからね。でもラーメンはどうなんだろ? 東村山には全国的に有名なラーメン屋はないし、“東村山流”みたいな変わったスープも麺も食べ方もないんだけど……。 そして今回の一番の収穫とも言うべき発見がコレ。 このブログの読者からも勧められた「八国ゆば」とこんなところで巡り合うとは夢にも思わなかった。ちょうどこの湯葉を作っている「岩崎屋豆腐店」のご主人がいたので、「これはどうやって食べるのが美味しいの?」と聞くと、「最近はみんないろんな食べ方をしてるけど、まあまずはそのまま食べてみて欲しいな。そこら辺で売ってる湯葉とは全然違うから」と自信満々にひと言。でも言い方は全然イヤミじゃなく、本当に自分の豆腐が好きで仕方がないという感じ。その証拠に「ウチの豆腐は本当に違うから」と売り物の出来たて豆腐をお玉ですくって私に食べさせようとするくらいなのだ。「ああ、いいです、いいです。ちゃんとお金を払って食べますから」と恐縮してしまった。 ねっ、人が良さそうでしょ。豆腐ももちろん美味しかったけど、湯葉がまた最高! 濃厚でプリッとした食感もよく、確かにそのままでも美味しかった。今度はぜひ多摩湖町のお店に行ってみようと思う。 というワケで、最後にキレイな菖蒲の写真を。
2005年06月12日
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先日、子供をベビーカーに乗せ、中央公園へ遊びに行った時のこと。「小腹が空いたから、ちょっとパンでも買って行くか」と少し遠回りして、久しぶりに「イトウベーカリー」に行ってみた。するとそこで、私は面白いパンを発見した。いや正確には「発見」ではない。というのも、以前にこのパンを見つけてとても気になった記憶があるからだ。つまり思い出したワケだ。 そのパンとは……。「ちくわサンド」(126円)だ。 私はいわゆる「練り物」が大好きで、中でもチクワは大好物。おでんでも必ず頼むし、自分で酒のツマミを作る時は2回に1回は、チクワにキュウリを入れるだけの「かっぱチクワ」を作るほどだ。しかし、チクワをパンに挟むってのはどうだろう……そう思って、前回見つけた時は買わなかったのだ。 でも最近、私はチクワを使ったパンに遭遇している。記憶のいい読者の皆さんならもうおわかりだろう。そう、「クロコッチ」の「珍竹輪(ちんちくりん)」だ。チクワの中にツナや明太子を詰め、その上にパン生地を巻いて焼き上げたモノだ。これが意外に美味しかった。 そのことを思い出した私、「ミックスサンド」(189円)とともに「ちくわサンド」を買って中央公園に行った。歩きたくてウズウズしていた子供を芝生広場に“解き放って”から「ちくわサンド」をガブリ。 チクワは生のままではなく、揚げて半分に切り、クロスさせるように重ねて挟んである。チクワとパンの間にはレタスが挟まれていてサウザンアイランド系のドレッシングというかソースがかけられている……とまあ、中身を説明すると、それほど美味しそうに感じないのだが、コレ、なかなか旨かった。 続いて「ミックスサンド」を食べてみる。 「モンドール洋菓子店」のサンドイッチを食べた時にも思ったのだが、サンドイッチの主役は具材ではなく、食パンなんだよね。食パンが美味しくなければ、中身がいくら美味しかろうが味はイマイチだ。同じことをこのお店のサンドイッチは教えてくれる。パンが柔らかくて美味しい。このお店の食パンは焼くともっと美味しくなるから、ホットサンドもぜひ検討して欲しいモノだ。 それにしてもチクワが調理パンの具材になるとは思ってもみなかった。こういうパンって絶対に日本以外では味わえないよね。チクワはその形状もユニークだから、調理パンの具材としていろいろ使えそうな気がする。ひょっとしたら私が知らないだけで、いろいろとチクワを使った調理パンは出回っているのかも。もし、東村山市内の他のパン屋でチクワを使った調理パンを見つけたら、ぜひ教えてください。必ず食べに行きますから。
2005年06月12日
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「ちょっと最近ダラケているなぁ。ガツンと気合を入れるために辛いカレーでも食べるか」となぜか急に思い立ち、私は「あうる」に行った。とにかく辛いのを食べようと思った私は、「特辛」と書いてある「マドラスカレー」(650円)とナン(1枚190円)を2枚頼んだ。「マドラスカレー」とは何か全く知らない私は、まずその色に驚いた。インドカレーと言うと、「茶色から黒」という先入観があったからだ。カレーにはサラダが付いていて、上にポツンと乗っている赤いモノはドライトマトだという。まあ、何はともあれ、食べてみようじゃないの。私はスプーンを取って、カレーをひとすくいし、口に入れてみた。 スープ状のカレーは口に入れるといきなり香りを発した。(んんっ? これってタイカレーみたいだなぁ)と思った私。とりあえず、もう一度メニューを手に取り、カレーの説明を読んでみた。すると「マドラスカレー」にはこんな説明が付いていた。『南インドのカレー コリアンダーとカルダモンが楽しさ倍増』「コリアンダー」と言うとわからないかもしれないが、要するに「香菜」つまり「パクチー」だ。どうりでタイカレーと思ったワケだ。ちなみに「カルダモン」とはショウガ科の種子を乾燥させたスパイスで、よくチャイなどに使われているのだとか。(そうか、パクチーが入っていたのか)と納得していると、辛さが頭皮に伝わり、いきなりブワッと汗が滲み出した。さすが「特辛」。口当たりはいいけど、後からガツンと来る。私はナンを手にして本格的に食べ始めた。 ナンは柔らかくてモチッとしているのだが、香ばしさが今ひとつ足りない感じ。でも、付けるカレーが特辛だから、別にそんなのは関係ない。少しでも辛さを緩和してカレーを食べやすくしてくれるなら、何だっていいって感じだ。それくらい食べ進むにつれ、辛さが増してくる。額はもう汗でビッショリだ。 カレーを食べては、サラダや付け合せを口にする。これがまた、いい感じで辛さを中和してくれて、再びカレーを美味しく食べさせてくれる。特に付け合せのタマネギは効果抜群だ。 ゴロッと3つも入っている鶏肉は、辛いけど柔らかくて美味しい。ナン2枚とカレーを完食した時にはもう、顔は汗まみれ。いやあ、辛いけど旨かった。気合もバッチリ入りましたよ。「サービスです」とご主人が持ってきてくれたレモンゼリーを食べると、口の中のヒリヒリ感は収まったが、汗は引き続き流れ出た。 私は特に辛いモノが好きというワケではないので、この「特辛」が限界だろう。でも、世の「激辛好き」と言われる人たちなら、この辛さは「こんなの辛いと言わない」という程度かもしれない。そういう人たちのためなのかどうかはわからないが、メニューの中にこんな文章があった。 この「特辛」にハバネロを入れるとどうなるか、私には到底想像もつかないが、激辛好きの人はぜひお試しあれ。きっと満足のいく辛さになるハズだから。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「あうる」は残念ながら2010年11月7日をもって閉店しました。
2005年06月11日
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とんかつ好きの私は、当然ながら、かつカレーも大好き。でもよく考えると、かつカレーって微妙な料理だ。とんかつ専門店のメニューには大抵ないし、本格的なカレー専門店のメニューにもない。食べられるのはチェーンのカレー店か、定食屋、そしてそば屋だ。しかし、チェーンのカレー店はカレーはそこそこ旨いんだけど、かつの方がイマイチだったりする。定食屋やそば屋の場合は、かつもカレーもどっちもイマイチというケースが多い。だから私は「旨いかつカレー」というヤツに出合ったことがないし、「これがスタンダード」という評価基準となり得るかつカレーにも巡りあっていない。 それゆえに私は先日、「ひの食堂」に行った時、かなりの期待を込めて「かつカレー」(800円)を注文した。期待の理由は、このお店が実は元とんかつ屋で、以前に食べた「上とんかつ」が抜群に旨かったからだ。 揚げたてのとんかつがサクッ、サクッと切られる音がしてからすぐに「かつカレー」が運ばれてきた。 サラダとしじみの味噌汁、そしてお新香が付いている。いかにも定食屋のかつカレーという感じ。でもねぇ、明らかにかつが違う。ホラ、見てくださいよ。 薄いコロモの中は少しピンクがかった豚ロース。そしてその旨そうなとんかつを覆うカレー。たまんないっスねぇ、このアングル。自分で撮っていてお腹が鳴ってきましたよ。まずはかつを1切れパクッ。「上とんかつ」には劣るが、コロモがサクッとしていて旨い。これだけで十分ご飯が食べられる。続いてカレーをひと口。子供でも食べられるようにという配慮なのか、やや甘めだが、シッカリ野菜の旨味が溶け込んでいる感じでなかなか美味しい。ただ、スパイシーなカレーが好きな人には物足りないかも。 では、いよいよ2つを一緒にした、かつカレーをいただきますか。うーん、旨い! 少しピリリとくるカレーの味と、サクッとしたコロモ、柔らかいけど噛み応えのある豚肉、そしてご飯……それぞれが口の中で美味しく混ざっていく。写真ではわからないかもしれないけど、かつは結構大きくて、カレーの中を探るとゴロゴロと出てくる。これがまたうれしい。 食べながら私は思った。ちょっとレベルは高いけど、このお店の「かつカレー」をスタンダードにしよう、と。それほど味的にも、ボリューム的にも、値段的にも質が高く、バランスの取れた「かつカレー」だと思う。 スタンダードと言うことは、このお店の「かつカレー」より美味しいかつカレーがあるということだが、実はまだ私はそんな究極のかつカレーを食べたことがない。でも、このお店には究極のかつカレーを作るポテンシャルはあると思う。今度来たら、ご主人に無理を言って、かつを上とんかつにしてもらい、カレーを「もっと辛めに」と注文してみようかなぁ。いくらになるかはわからないが、このお店のことだ、1500円もしないだろう。究極のかつカレー……食べてみたいなぁ。作ってくれないかなぁ。
2005年06月10日
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久米川には本格的なインドカレーが食べられるお店が2つあるのだが、そのうちの1つである「あうる」が、6月10日からオープン2周年を記念したサービスを行う。 期間は6月10日(金)から13日(月)までの4日間で、サービス内容はナント、カレーセット全品100円引きにするというモノ。つまり一番安い「クラシック」(600円)なら500円でいいワケだ。この機会にこのお店で一番高い「プローンカレー」(エビと玉子のカレー、通常900円)や一番辛い「マドラスカレー」(通常850円)にチャレンジしてみるといいのでは。 別にお店に宣伝を頼まれたワケでも何でもなく、たまたまお店の前を通ったらチラシがあったので、皆さんにお知らせしようと思ったワケです。私もサービス期間中に行ってみようかな。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「あうる」は残念ながら2010年11月7日をもって閉店しました。
2005年06月09日
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有名なラーメンプロデューサーが手がけたという「まる紀」。それゆえにいろんなサイトで取り上げられ、おそらく知名度で言えば、東村山でナンバーワンのラーメン屋だろう。で、読んでいて面白いのは、このお店のつけ麺に対する評価だ。「旨い!」と絶賛する人もいれば、「ラーメンはいいけど、つけめんはイマイチ」と言う人もいる。こうなると自分の舌で確かめるしかない。 というワケで先日、行ってきました。注文したのはもちろん、「つけめん」(700円)。 この日は例のご主人ではなく、若い男性が厨房に立っていた。スープを中華鍋に入れて温めなおし、麺は大きな寸胴で茹でて平ザルですくっていく……つくり方は以前来た時と変わっていない。ただ、動きのもたつくご主人と違い、若い男性は動きキビキビしていて見ていて安心感がある。しばらくすると「お待ちどうさまです」と「つけめん」が出てきた。 つけ汁にはネギとナルトだけ入っていて、残りの具は麺に盛り付けてある。見た目はなかなか美味しそうじゃないですか。早速、食べる前にちょっとだけつけ汁を飲んでみる。以前「味玉ラーメン」を食べた時はガツンと魚系の味がしたのだが、少し違う。魚系ではあるが、ラーメンのスープほど濃厚ではなく、ほのかに酸味があり、どちらかと言うとアッサリしている。通常、つけ麺のつけ汁はラーメンのスープより濃くなりがちだから、この味の変化は意外だ。 さて、それでは麺をつけていただいてみますか。 サイトでは確か、「つけ麺の麺はラーメンで使うモノより太くなっている」と書いてあったような気がしたのだが、見る限り、ラーメンの時と同じ中太の緩い縮れ麺のようだ。しかし、この麺、ラーメンを食べた時にも思ったのだが、プリプリして美味しい。つけ汁がアッサリしていることもあり、スルスルとノドを通り、お腹に納まっていく。気が付くと麺はもうなくなっていた。こんなことなら大盛り(150円増し)にしておけば良かった。 そのままでも飲めるつけ汁だが、スープ割を頼んでみた。ほんの少し、スープをつけ汁に入れるだけなのだが、その少しのスープほちゃんとまた中華鍋で温めてからつけ汁に加え、レンゲを添えて「はい、どうぞ」。やや酸っぱ系のアッサリ味がさらにマイルドな優しい味になって胃に染みていく。 濃い目の味付けが好きな人には、この「つけめん」は物足りなく感じるかもしれないが、ラーメンを「スープが濃いなぁ」と思った私にはこのアッサリ風味の「つけめん」はとても美味しく感じられた。評価が分かれるのもわかる気がする。ガツンとインパクトのあるラーメンが好き人には向かないかもしれないが、冷やし中華のようにサッパリとしたモノが好きな人にはオススメです。
2005年06月09日
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第7回目に取り上げるのは、鷹の道沿いにある韓国家庭料理専門店「仁寺洞(インサドン)」の「冷麺」(900円)。店名や店構えから、ココは本場の「水冷麺」が期待できる。楽しみだ。 最初にパンチャン(付き出し)が3皿運ばれてきてうれしく思ったのだが、やってきた冷麺を見て超ガッカリしてしまった。氷が「これでもかッ!」と言わんばかりに入っているのだ。氷が入っていると、見た目は涼しく見えるが、食べるとなると、スープは薄くなるし、いいことはまるでない。 麺は細くて美味しそうなんだけど、果たしてどうだろう? 早速、いただいてみるとしましょうか。【スープ】★★☆ 氷のお陰で冷たくなっているのはいいのだが、味は普通。というか、スープ本来の旨味が足りない。本場韓国の冷麺は牛肉や牛骨からスープを取るのだが、そういう味が感じられない。酸味はあったので、酢は入れなかった。器の縁にカラシが付けられていたから試してみるが、イマイチ。それにしても韓国料理の専門店で冷麺を食べると、必ずと言っていいほどカラシが付いてくる。一体なぜだろう? 美味しくなるとは思えないのだが……。 冷麺はスープにしろ、麺にしろ、冷たい方が美味しい。でもだからと言って、氷を入れるのは安易すぎる。美味しいと評判のお店では、スープを凍らせたモノを入れたり、それをカキ氷状にして添えたりしている。そういうスープの味を変えずに冷やす工夫をして欲しいモノだ。【具材】★★ ゆで卵半個にキュウリの千切り、大根スライス、そしてハム。具材はとても少ない。パンチャンがあるから★2つにしたが、もしなかったら★1つだっただろう。ハムが入っているのは初めてみた。ハムと言っても、味は魚肉ソーセージのようだった。フルーツ系が入ってないし、寂しい具材だ。【麺】★★★☆ そば粉の入った細い韓国麺。大量の氷のお陰でよく冷えていて、ノド越しはとても良かった。しかし、ココでも氷がマイナス効果を……。ある程度、麺を食べると、浮かんでいる氷が邪魔して麺を箸ですくい取れないのだ。仕方なく空いたパンチャンの皿に氷を全部移したのだが、その数、ナント20個! 私は今までいろんな冷麺を食べてきたけど、これほど大量の氷が入った冷麺を食べたのは初めてだ。【値段】★★★ 900円は高い。パンチャンが付いていて一見お得な気もするが、冷麺がコレでは割が合わない。安くするか、冷麺の質を上げるか、どちらかをしないと納得できないかも。【総合評価】★★☆ 氷に尽きるね。あの大量の氷を何とかして欲しい。私はスープを凍らせて、シャーベット状にして乗せれば、見た目も涼しいし、麺やスープを味を損なうことなく冷やすことができていいと思う。そういうやり方のお店は今のところ、東村山ではないから、話題にもなってウケると思うのだが……。現状のままでは高いし、本場にこだわるお店にとってマイナスにしかならない気がする。他の料理が美味しいだけに残念でならない。
2005年06月08日
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最近、肥満気味なので運動として散歩することを心がけている私。先日も府中街道を所沢方面に進み、久米川辻の交差点で右折。東村山駅から計算すると、すでに久米川辻までで1キロ歩いたことになる。右折して100メートルほど歩くと、「金婚」でおなじみの日本酒メーカー「豊島屋酒造」が右側に見えてくるが、さらにテクテクと進む。久米川辻から約800メートル歩き、額に薄っすらと汗がにじみ始めた時、目に飛び込んできたのが、今回紹介する喫茶店「ポイント」だ。 周りには飲食店など何もない。普通の住宅街だ。少々歩き疲れた私にとっては、砂漠の中に忽然と現れたオアシスのように思えた。「珈琲専門店」と書かれたドアを開けると、優しそうなママさんが「いらっしゃい」と声をかけてくれる。店内はカウンターとテーブル席が数卓。全体的にシックで落ち着いた雰囲気。昔の喫茶店らしい喫茶店という感じだ。 カウンター奥の棚にはコーヒー豆がズラリと並んでいる。 コーヒーは全部で16種類。「キリマンジャロ」(440円)や「ブルーマウンテン」(700円)という有名どころから「モカマタリー」(490円)や「モカハラリー」(440円)、「ロブスタ」(440円)といった私にはよくわからないモノまである。私は店名が冠されている自家製ブレンド「ポイント」(440円)を注文した。 ママさんは注文を聞くなり、「ポイント」の棚からコーヒー豆をスプーンですくい、棚の下に置かれている白い筒に入れてスイッチを入れた。ガガガーッ……どうやらこのお店は1杯ずつコーヒー豆を挽いてくれるようだ。 で、コーヒーはナント、サイフォンで淹れてくれる。 ペーパードリップ全盛のこの時代にサイフォンドリップは懐かしい。下のお湯が上にボコボコッと上がっていき、コーヒーに変身していく様子は、何とも言えない懐かしさと、その昔にコーヒーに対して抱いていた“高級感”を思い出させてくれる。「どうぞ」と出されたコーヒーには、なぜかチーズが添えられていた。クッキーやチョコを出すお店は知っているが、チーズは初めてだ。なぜチーズなのだろうか?「昔はガブガブ飲む人もいたから、胃を労わるためにね。でも、コレ、結構合うのよ」とママさん。実際チーズをかじりながら飲むと、それほど違和感はない。確かに合っているかも。 コーヒーを飲みながらママさんに話を聞くと、このお店はオープンしてすでに22年経っているのだという。今でもちょっと寂しい場所だと思うのだが、22年前ともなればかなり寂しい場所だったに違いない。そんな場所にどうしてオープンしたのだろうか?「ココは敢えて選んだの。道幅が広いからちょっと車を止めることもできるでしょ。一度来てもらえば、『ああ、アソコに喫茶店があったな』って覚えてもらえるじゃない」 路駐できることを見越しての営業とは、さすが大阪出身のママさん。商売上手と言うべきか。「今はちょっとお客さん、減っちゃったけど、昔はアルバイトの女の子を2人入れて、朝からフル稼働してたんだから」 朝、人気なのがコレだ。「モーニングサービス」としてコーヒーに20円をプラスすれば、トーストが食べられるのだ。これは安い。毎朝来る人がいるというのもわかる気がする。 と、ココで私はあるメニューが気になった。「モーニングサービス」の看板の2つ上にある「パワーサンド」(450円)だ。ママさんに聞くと、「ああそれ。それはね、お餅が挟んであるのよ」とひと言。エエッ、それってどういうこと? 不思議がる私に「今日はパンがなくなっちゃってできないから、また今度食べに来なさいよ」とママさん。いやあ、これは必ず行かなきゃダメでしょう。同じく「パワーサンド」が気になった皆さん、次回のリポートをお待ちください。【DATA】住所:東村山市久米川町2-48-53電話:042-395-9522営業時間:午前8時半~午後6時半ごろ定休日:日曜・祝日
2005年06月07日
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東村山駅周辺に住む人はおそらく府中街道沿いにあるイトーヨーカドーか、その向かいにあるスーパー大東で買い物をしていると思う。近くにはドラッグストアも、お茶屋さんもあり、買い物をするには便利なエリアとなっている。しかし、「買い物ついでに食事を」と考えると、ちょっと不便。とにかく近くに飲食店がないのだ。 あるのは、イトーヨーカドーの隣の「ミスタードーナツ」くらい。あとはイトーヨーカドー内にあるファミレス「ファミール」と同じく地下にある飲食コーナーぐらいではないだろうか。だから買い物が済んだらサッサと帰る人は多いと思う。実は私もそうだった。でも先日、読者の方からいいお店を紹介してもらったんですよ。それが今回紹介する「瀞(とろ)寿し」だ。 場所は東村山駅東口を出て正面の道を進み、府中街道との交差点を右折。そのまま進むと左側に衣料雑貨の「ふじや」が見える。その先の路地を左折し、最初の路地を右折して進むと左側にある。駅から説明すると面倒くさいのだが、スーパー大東の隣にあるイトーヨーカドーの駐車場のちょうど真裏にあり、看板が見えるからすぐわかると思う。 教えられるまでは、こんなところに寿司屋があるとは夢にも思わなかった。イトーヨーカドーからだと歩いて1分もかからない。 ランチタイムには「にぎり」と「ちらし」「焼魚定食」が840円で食べられる。「にぎり」と「ちらし」は大盛りにすることができ、その場合は1050円になる。また、この他に「刺身定食」(1050円)もある。 私は「にぎり」を頼んでみた。 おおっ! 失礼な言い方かもしれないが、ちゃんとしてるじゃないですか。握りが6貫にカッパ巻きと鉄火巻き。840円でこの内容なら十分納得だ。早速、食べてみますか。ランチ用ということで、少しネタが小さくなっているが、エビは圧巻。回転寿司のペラペラしたエビの3倍は厚みがあり、プリブリしている。エビが好きな人にはたまらないと思うなぁ。 完食し、アサリの味噌汁を飲み終えると。フルーツが出てきた。 府中街道から1本奥に入っただけなのに静かでのんびりできる。ただ気になったのは、お客さんが少ないこと。ランチの「にぎり」は値段の割には旨いと思うのだが……。「やっぱり場所じゃないですかね。ココはわかりにくいみたいですよ」とご主人。話を聞くと、以前は鷹の道沿いの中華料理屋「幸多加」の隣にお店があったのだとか。話してみると、このご主人がまた人の良さそうな感じで、いいキャラなのだ。 買い物した後にのんびり食事して、ホッとできるスポットとして、ぜひ覚えておいた方がいいお店だと思う。【DATA】住所:東村山市本町2-20-69電話:042-394-7860営業時間:午前11時半~午後10時(ランチタイムはオープンから午後2時まで)定休日:月曜
2005年06月06日
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一度行ってすごく気に入ってしまったイタリア料理店「Collinetta(コリネッタ)」。早速、料理づくりはイマイチでも味にはうるさいカミさんを連れて、また行ってきました。2人ならパスタを2種類食べられるからね。お昼時に行って、2人ともパスタランチを注文。カミさんは「小エビのトマトクリーム」(950円)を、私は「ポモドーロのバジリコ風味」(900円)を頼んだ。 サラダとフォカッチャが来た後、いよいよメインのパスタが登場。カミさんは自分の目の前に来たパスタを見るなり、「コレ、香りがよくてすごく美味しそう」とひと言。 少し離れている私には香りはわからなかったが、カミさんが頼んだ「小エビのトマトクリーム」に関しては、私は香りよりも色に驚いた。名前に「トマト」と付いている割にトマトっぽくないからだ。でも悪くない色だ。というか、私は色からウニソースを連想して、むしろ好印象。 アップで見ると、プリプリッとしたエビにオレンジのトマトクリームがよく合っている。実に美味しそうだ。「少しもらうね」とカミさんに断って食べてみる。確かにエビの香りがする。トマトクリームはやや甘めだが旨い。カミさんは「美味しい」を連発。「パスタを食べるなら、これからはココね」とまで言い切った。 私が頼んだ「ポモドーロのバジリコ風味」は色合い的には「小エビのトマトクリーム」とは対照的だ。トマトの赤とバジリコの緑がハッキリ出ている。甘酸っぱいトマトの香りがまた何とも言えない。 考えてみれば、具らしいモノは何もないのだが、とても旨そうに見える。それだけ赤と緑のコントラストが強烈に食欲をソソるということなのだろうか。 アップの写真を撮っていると、もう旨そうで旨そうで、たまらなくなってきた。食べてみると、これが予想通りの美味しさ。「ポモドーロ」とは「黄金のリンゴ」、つまり「トマト」のことなのだが、まさに「トマト」ではなく「ポモドーロ」という表現がピッタリ。ソースなんだけど、最高の具でもある。そしてバジリコがいいアクセントになっている。アッと言う間に完食してしまった。 ソースが美味しいモノだから、フォカッチャで、まるでお皿を磨くようにソースを“拭き取り”食べる。うーん、旨い! デザートを食べ、コーヒーを飲み、満足、満足。前回、私は「毎週、このお店のパスタランチを食べて、そのつどブログで紹介しようかな」と書いたが、本気でそうしたくなってきた。でも、コースで出てくる肉料理や魚料理も気になるんだよね。いやあ、悩ましいお店だよ。
2005年06月05日
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このブログを始めてから、「外観で判断してはいけない」と言うことをイヤとというほど教えられたのだが、それでも私の中には譲れない判断条件があった。それは『看板を大切にしていないお店に、いいお店はない』ということだ。確かに今まで外観で入るのをためらって、いざ入ってみると美味しかったというお店はいくつかあった。でも振り返ってみると、それらのお店は看板だけはキチンとしていた。やはり看板はお店の顔であり、一種のプライドだ。どんなに外観が悪くても、美味しいお店はちゃんと看板は大切にしているんだな……そう確信していたのだが、今回紹介する「モンドール洋菓子店」にその確信を粉々に打ち砕かれてしまった。 まあ、とにかく外観を見てくださいよ。 おそらく穴でも開いたから継ぎはぎしたのだと思うけど、「モンドール」の「ン」が半分消えてるんですよ。知らない人だと絶対に読めませんよ。正直言って、このお店をパッと見て「おっ、美味しそうじゃないか。入ってみよう」なんて思う人はいないと思う。だから私もお店の存在には気づいていたけど、例の自分の判断条件から通り過ぎていた。 それでも一度、カミさんと一緒に散歩した時、「ちょっと入ってみようか?」と話したことがあるのだが、カミさんは即座に「やめた方がいいんじゃないの」と私を引き止めた。やはりカミさんもあの外観から「よくないお店」と判断したようだ。 そういうお店になぜ行ったかと言うと、同じ東村山に住むouchideさんのブログに、このお店のチーズパンは美味しいと書いてあったからだ。しかも毎週土曜はケーキとサンドイッチが100円になっているのだという。「美味しい」という情報があれば、行って食べてみるのが私の身上。そんなワケで行ってきたのです。 場所は東村山駅東口を出て左に進み、居酒屋の入ったビルとNTTドコモの店の間の細い道に入る。真っ直ぐ進んで突き当たりを左折。70メートルほど先に大きな踏切があるのだが、その手前の右側にある。 お店に入ると、正面にケーキのショーケースがある。小振りだがなかなか美味しそうなケーキがズラリ。私は土曜に行ってみたのだが、ケーキには値札が付いていた。見ていると「今日はケーキは全部100円だよ」とお店のおばさんがひと言。100円は激安だけど、よく見ると付いている値札の値段も180円とか160円で、普段から十分安いお店のようだ。 お店に入って左側のショーケースにはサンドイッチが並んでいた。タマゴサンドやツナサンドといったオーソドックスなモノからイチゴサンドといったデザートサンドまであり、これも土曜ということでどれも100円になっていた。私はタマゴサンドとouchideさんオススメの「チーズパン」(200円)を買ってみた。 家に帰って食べようと思っていたのだが、何だか待ちきれなくなって、東村山駅東口のバス停のベンチに座り、タマゴサンドからガブリッ。ンンッ! こりゃ旨い! 見た目は極普通のサンドイッチで、しかもパンはモサモサした感じがしたのだが、食べてみると全然違う。パンがもうバカ旨なのだ。モッチリとして、ほのかに甘みすら感じる。そう言えばouchideさんのブログに「もっちり系の食パンにも根強いファンがいるそうです」と書いてあったっけ。こんなに旨いパンを使ったサンドイッチが土曜には100円で食べられるなんて、アンビリーバボー! 驚きながらタマゴサンドを一気食いした私は、ズシリと重みのある「チーズパン」を手に取り、半分に割ってみた。 うまく割れなかったからわかりづらいかもしれないけど、チーズがギッシリ入っているんですよ。食べると、これが旨いんだ。このパンもモッチリ系でチーズとよく合う。食べ応え満点で、小食の女性ならこれ1個でお腹いっぱいになるのではないだろうか。私はタマゴサンドと「チーズパン」の2つだけで、結構お腹いっぱいになったから。 それにしてもホント、参りました。こんなに美味しいお店だとは思ってもみなかった。ouchideさん、教えてくれてありがとう。 でも最後にやっぱり言いたい。看板は直しましょうよ。絶対にあれで入るのをためらっている人、いっぱいいますから。お店の方にお願いです。ぜひぜひ、看板を直してください!【DATA】住所:東村山市本町2-7-18電話:042-391-6586
2005年06月04日
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「たぬきそば」と言うと、皆さんはどういうそばを思い浮かべますか? おそらく大抵の人は揚げ玉(天かす)の入ったそばをイメージすると思う。しかし、大阪出身の人は油揚げの入ったそばを思い浮かべるハズだ。というのも、大阪では油揚げの入ったうどんを「きつね」、油揚げの入ったそばを「たぬき」と呼ぶからだ。「じゃあ、 大阪では『たぬきうどん』は、どんなうどんなの?」という疑問が当然わいてくるのだが、答えは「大阪には『たぬきうどん』は存在しない」。同様に大阪には「きつねそば」も存在しないのだとか。ちなみに大阪では揚げ玉の入ったうどんやそばを「ハイカラうどん」「ハイカラそば」と呼ぶらしい。 また、大阪のすぐ隣である京都出身の人にとって「たぬきそば」とは、あんかけそばを指すらしい。こんな風にひと口に「たぬきそば」と言ってもいろいろある。でも、全国的に見れば、大勢は「揚げ玉入りのそば」に傾きそうだ。「(天ぷらの)種を抜いている」から「たねぬき」→「たぬき」となったという語源の由来も受け入れやすいし……そう思っていたところ、読者の方から「本当のたぬきそばを食べさせるお店が東村山にある」との情報をいただいた。 本当のたぬきそばとは何か? 前置きがかなり長くなってしまったけど、早速、私は紹介された「亀屋」というそば屋に行ってみた。 場所は東村山駅西口を出て、バス通りに入ってすぐ左側にある。 店内は意外に広く、そば屋というより昔の駅前食堂という感じ。おばちゃんに「たぬきそば」(550円)を頼んで、待つこと5分。出て来た「たぬきそば」を見て、私は驚いた。 ナントかき揚げが乗っているではないか! エエッ、なぜ? でもまあ、謎解きは後回しだ。そばが伸びないうちに食べなければ。 ズズズッ。そばは柔らかい。つゆをひと口。色は黒いけど、甘めの優しい味だ。次はかき揚げを食べてみよう……と箸でつまむと、大きさの割に薄い。食べると野菜の味がする。食べ口を見ると、タマネギやジャガイモを小さく薄く刻んだモノや桜エビが入っていた。「かき揚げ」と言うには食べ応えはないが、揚げ玉しか入っていないたぬきそばと比べれば断然こっちの方が美味しいし、満足感は高い。つゆまで飲みきると、もう満腹だ。 会計の際、おばちゃんに聞くと、「ウチのたぬきは、ずうっと野菜のかき揚げだよ」とのこと。「なぜ野菜のかき揚げなのか?」までは聞けなかったので、家に帰ってパソコンで調べてみた。 すると、江戸時代の後期にイカを中心にし、衣が扇状に広がるようにした天ぷらを乗せたそばがあり、衣で大きさを化かしたことから「たぬき」と呼び始めた……という由来を発見。これに「種抜き」説が加わって薄っぺらい野菜のかき揚げが出来上がったのではないだろうか。 だとすれば、この「亀屋」のたぬきそばは由緒正しい本物のたぬきそばと言えるかもしれない。「たぬきそば」にはこの他、東京・世田谷区の砧(きぬた)で作られたそばだからという説もある。そんな由来の数々を思いながら、このお店の「たぬきそば」を食べると味わいが一層深くなると思うな。 今度行ったら、「たぬきうどん」にして卵を落として食べてみよう。卵はきっとあの「たぬき」に合うハズだ。【DATA】住所:東村山市野口町1-18-5電話:042-391-0133 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「亀屋」は残念ながら2006年末に閉店しました。
2005年06月03日
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美味しい沖縄料理が食べられると評判のお店「美・ちゅら」に先日、ようやく行くことができた。とは言っても、このお店に行くのは初めてではない。実は2回目だ。ただ1回目の時はちょうど新装オープンしたばかりで、お弁当のような特別料理が出され、自慢の沖縄料理を食べることができなかった(詳しくはこちらを見てください)。だから「また来よう」と思っていたのだ。 お店はちょっとわかりにくい奥まった場所にある。久米川駅南口を出て右に行き、久米川通りを左に進む。右側に「らーめん たつ」見えたら、その手前の路地を右折。ちょっと歩くと「美・ちゅら」と書かれた朱色の看板が見えるハズだ。 店内は入ってすぐのところにちょっとしたステージがあり、ここで時々マスターやお客さんが三線を弾きながら沖縄の歌を聞かせてくれる。お店そのものは細長い造りで意外に広い。カウンターとテーブル席があり、20人は入れるんじゃないだろうか。 この日、私は友達と3人で行ったのだが、見慣れないメニューばかりなので、次々と頼んでしまった。 まずは「ラフティー」(=写真左、530円)と「もずくの天ぷら」(530円)。「ラフティー」は見た目は固そうだが、よく煮込んであり柔らかくて美味しい。少し味付けは薄いが、私はこの方が好きだ。「もずくの天ぷら」はグロテスクな見た目ではあるが、食べると旨い。表面がカリッとしているのがいい。中はギッシリともずく。汁気がジュワッと出るのかなと思ったら、そんなことはなく、柔らかい“具”になっている。もずくにすでに味があるから、何も付けずにそのまま美味しく食べられる。 小腹が空いていたので、ガッツリ食べられる料理も注文。それが「焼きそば」(=写真左、780円)と「トーフチャンプル」(740円)だ。 これはどっちも美味しかったが、私は独特の太く平べったい麺を使った焼きそばが気に入ってしまった。野菜もたっぷり入っているし、味付けもソースというより醤油っぽくて旨かった。 しかし私が一番気に入ったのは、「海ぶどう」(=写真上、630円)と「ミミガー和風和え」(480円)だ。海ぶとうはテレビでは見たことがあるのだが、食べるのはこれが初めて。サラダ仕立てでアッサリとした和風ドレッシングがかかっているのだが、プチプチ、シャキシャキした食感がたまらなくいい。どちらかと言うと、コッテリした料理が多いので、その合間に食べると口の中と胃袋がリセットされる感じがしてちょうどいい。「ミミガー和風和え」もサッパリした味とコリコリした食感が何とも言えない。お酒にもよく合う。 他にも食べてみたい料理がいっぱいあったが、いくら沖縄料理が体にいいとは言え、食べ過ぎては逆効果。ほどほどにして私達はお店を後にした。 沖縄の音楽を聞きながら、美味しい沖縄料理を食べる……東村山にいながら沖縄を満喫することができた。何とも不思議な感覚だが、妙に心地いい。沖縄好きの人、沖縄料理が食べたいという人はもちろん、「最近、ちょっと元気がない」という人にもオススメ。このお店で飲んで食べれば、いつの間にか元気になってますよ、きっと。【DATA】住所:東村山市栄町2-10-48電話:042-395-7151営業時間:午前11時~午後3時(ランチタイム) 午後5~深夜1時定休日:月曜
2005年06月02日
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私はカミさんとよく散歩するのだが、1年ほど前に偶然見つけたのが、今回紹介するパン屋「クロコッチ」だ。住宅街の中にあって「どうしてこんな所に?」と不思議に思ったモノだ。 場所は歩くにはかなり遠い。それでも説明すると、久米川駅北口を左に出て久米川通りの交差点を右折。そのまま真っ直ぐ約1・8キロ歩くと右側にスーパー「あまいけ」が見えてくる。その交差点を右折。50メートルも進むともう住宅街になるのだが、さらに進むと赤地に「営業中」と白抜きされた幟が見えてくる。 でも見えるのは幟と小さな立て看板だけでお店は全く見えない。幟の立っている所まで行き、左の路地に顔を向けて、ようやくお店が見えた。 周りは普通の住宅で、お店も看板が掲げられているからお店と思うだけで、なければこれも普通の住宅だ。もし道路沿いに立てられた幟と立て看板がなかったら、おそらくほとんどの人は気づかないだろう。 店内は狭いが、陳列棚にはいろんな種類のパンが置かれていた。 定番のあんパン、ジャムパン、メロンパンのほか、きんぴらごぼうを挟んだパンやレーズンパン、チョココロネなどいろいろあり、選ぶのに迷ってしまう。しかもパンはこれだけではない。 ベーグルサンドなど、私の大好きな調理パンが何種類かある。 私は迷った末、「メンチバーガー」(160円)とちょっと変わった名前の「珍竹輪」(130円)を買った。この日は3割引デーということで213円で買うことができた。 お店の人によると、この「珍竹輪」はオリジナルのパンで、竹輪がまるごと1本は入っているのだという。で、その竹輪の穴の中に明太子などいろいろと詰めているらしいのだが、この日はツナしか残ってなかった。食べると、柔らかいパンの食感と弾力のある竹輪の食感が面白く、味も竹輪とツナがよく合っていて旨い。「メンチバーガー」はとにかく食べ応えがあった。メンチカツのコロモがソースでヒタヒタになっていてサクサク感がなかったのが残念だが、逆にそのせいでハンバーガーみたいな食感になって美味しく食べられた。 完全な住宅街の中にポツンとあるだけでも、すでに十分「異色のパン屋」と言えるのだけど、これだけで驚いてはいけない。このお店のご主人は技術系の仕事をしていた人で、一念発起、脱サラしてパン屋を始めたのだという。お店に掲げられた木彫りの看板もご主人の手造りなのだとか。だから普通のパン屋とは違う発想のオリジナルパンが生まれるのだろう。 散歩がてらお店を探せば、いい運動になってパンも一層、美味しく食べられますよ。ぜひお試しを。【DATA】住所:東村山市青葉町1-3-13電話:042-396-8895営業時間:午前10時~定休日:月曜
2005年06月01日
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