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前回食べた「いくら親子丼膳」がかなり旨かったので、「これはにぎりも期待できるのでは?」と、私は久米川北口の「ダイヤ寿司」に再び行ってみた。「ランチにぎり」はジャスト1000円。 カウンターに座って待っていると、まず出てきたのはサラダと小鉢。 サラダには白身魚が散らされいる(魚が何かわからないのが我ながら情けない)。ドレッシングはかなり酸味の効いたモノだったが、旨い。白身魚とよく合っている。 小鉢は短冊切りした長芋の漬け物(?)。ゆずが散らしてあり、これも旨い。最初、醤油をかけようと思ったが、そのままで十分美味しかった。 サラダと小鉢を突付いている間、大将が手際よく寿司をにぎり、第1弾が出て来た。 いやあ、うれしいなぁ。穴子が入ってるよ。ランチ用ということでサイズは少し小さめだけど、ランチにぎりではなかなかお目にかかれないネタだ。今まで食べた寿司屋で、ランチにぎりで穴子が出てきたところは「しげ老鮨」だけだったと思う。 これだけでもランチにぎりとしては十分なボリュームだと思うが、大将の手が動いているので待っていると、さらに2貫がお皿の上に乗せられた。 おおっ、イクラが出てきたよ。これにはちょっとビックリ。今までランチにぎりイクラを出したところってなかったと思うなぁ。 これでにぎり6貫に鉄火巻とカッパ巻。ランチにぎりとしてはもう十分だろうと思い、私はお皿を引き寄せて食べ始めた。穴子はトロッと口の中でトロける感じ。ツメもしつこくない甘さで旨い。イクラもプチプチッと弾ける感じで旨い。 にぎりを堪能していたら、大将が「はいよ、これが最後」ともう1貫にぎりをお皿に置いた。 エエッ、これにタコが付くの? 凄いねぇ。 と、感激していると、「遅くなりました」とお吸い物が出て来た。 うわっ、鯛の身がお椀からはみ出さんばりにたっぷり入っているではないか。ひと口すすると……ふにゃ~っと体が溶けてしまうほどスーッと旨さが染みていき、ホッと癒される。美味しい! サラダ、小鉢、寿司、お吸い物……すべてに感激し、満足したのは初めてかも。「うーん、食べたなぁ」と思っていると、コーヒーが運ばれてきた。これにさらにコーヒーが付いてジャスト1000円。こんなお得なランチにぎりはちょっとないんじゃないだろうか。 これは近いうちに夜に行って、「おまかせにぎり」(3000円)を食べてみなきゃ。【DATA】住所:東村山市栄町1-16-6電話:042-393-0162営業時間:午前11時~午後10時定休日:水曜駐車場あり【このお店に関する過去の記事】*2005年11月24日「これは絶品!季節限定のいくら親子丼」
2005年12月31日
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このブログのお陰で地元の飲み仲間がかなりできた。その中でも年齢が近く、ギャグセンスも近い(?)、気の合う仲間がいて、私は自分も含めてその仲間のことを「オヤジーズ」と呼んでいるのだが、その「オヤジーズ」の1人から先日、「飲みませんか?」と電話がきた。私はもう年末休暇に入っていたので「いいですよ」と二つ返事をし、すぐにもう1人を招集。いきなり“オヤジーズ納会”となってしまった。 で、最初に声をかけた人のリクエストが「体が温まるモノが食べたい」ということだったので、私は納会の場所として久米川南口にある韓国料理店「韓亭」にした。韓国料理なら体が温まるだろうと考えたワケだ。「まあ、まずは一杯」ということで、私たちが頼んだのは「マッコリ」(1300円)。韓国のにごり酒だ。大久保の韓国料理店ではヤカンやよくわからない瓶に入れて出すところがあるが、このお店では写真のような器で出てきた。飲むのもグラスではなく、少し小ぶりのお碗だ。何となく風情があっていいではないか。 別にお腹が空いていたワケではないのだが、「キムチ」(400円)と「ナムル盛り合わせ」(700円)、「センマイ刺」(800円)、「ユッケ」(800円)、「コムタンスープ」(800円)、「カムジャタン」(1200円)を一気に注文。 まず来たのは「キムチ」と「ナムル盛り合わせ」、そして「センマイ刺」。キムチは日本人好みの浅漬け風。旨い。ナムルもマッコリとよく合う。センマイ刺は酢味噌に付けて食べるのだが、それはやはり韓国風。「これってコチュジャン?」と思うほど酢味噌は赤い。付けて食べると、確かに酸っぱさはあるが、その後、ピリリッと辛さが追っかけてくる。これもマッコリが進むなぁ。 少し遅れて「ユッケ」が登場。黄身を溶いてかき混ぜ、ひと口食べると……美味しいっ! これはもう「キターーーッ!」という感じ。一緒に添えられているのは、生姜かと思ったら、リンゴだった。この甘さがビックリするほどユッケに合う。いやあ、このユッケは旨いよ。 冷たい料理がひと通り出た後、「コムタンスープ」が運ばれて来た。優しい味わいで胃にスーッと染み込んでいく感じ。これまで摂取した唐辛子を中和してくれるような優しさだ。 お次は見た目もキレイな「海鮮ネギチヂミ」。ホント、盛り付けの美しさにまず目を奪われてしまった。味もかなりのモノ。こんな旨いチヂミは大久保界隈でもちょっと食べられないかも。 そしてメインの「カムジャタン」の登場。 これで1200円だからね。もうメチャ安。豚の背骨が「これでもか!」と入っていて、これだけで十分満腹になった。お店のママさんは「この後、おじやにしてあげる」と言ってたけど、そこまでたどりつけなかった。いやあ、食った、飲んだ、しゃべった。大満足でお店を後にした。【DATA】住所:東村山市栄町2-6-4電話:042-395-2221営業時間:午後5時半~深夜2時【このお店に関する過去の記事】*2005年02月26日「ほくほく温まる韓国料理」*2005年5月20日「東村山冷麺選手権エントリーNO.3」
2005年12月30日
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普通、寿司屋でにぎりを頼むと、まず1000円を下ることはない。それがランチだと1000円以下で食べられるお店が多い。すごくうれしいんだけど、寿司屋だって商売だから、ランチではネタを安いモノに変えたり、にぎりの貫数を減らしたりしているハズ。だからというワケではないが、ランチのにぎりで「ああ、お腹いっぱい」とはなかなかならないモノだ。 それは以前にランチにぎりを食べたことのある東村山駅東口の「瀞寿し」でも同じだった。値段は840円とお得で旨かったのだが、腹八分目には達しなかった。そこで今回は、にぎりの大盛りを頼んでみることにした。値段は1050円。わずか210円の差でどこまでお腹が満たされるだろうか……カウンターに座ってそんなことを考えていたら、「はい、どうぞ」と大将がにぎりを出してくれた。 おおっ、前回のにぎりと違い、ギッシリ乗っている感じがする。にぎりが9貫に鉄火巻とかっぱ巻。普通のランチにぎりが6貫だっから、にぎりが3貫増えているようだ。 具体的には〆サバとイカとサーモンが増えたようだ。おしぼりで手を拭いて、にぎりをつまみ、醤油をチョンとつけてひと口でパクッ。ああ、旨いねぇ。いやあ、最初は「たった3貫増えただけか」と思っていたが、やはり3貫増えたのは大きいね。腹八分目に余裕で到達した。「食ったなぁ」という充実感がある。 あさりの味噌汁を飲んで、ひと息ついていると、デザートのフルーツが出て来た。イチゴ半個とりんご。どちらも甘くて美味しかった。お茶を飲んで、ごちそうさま。1000円を少し超えるが、これなら納得だ。【DATA】住所:東村山市本町2-20-69電話:042-394-7860営業時間:午前11時半~午後10時(ランチタイムはオープンから午後2時まで)定休日:月曜【このお店に関する過去の記事】*2005年06月06日「買い物帰りにピッタリの寿司屋」
2005年12月29日
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私の行きつけだった「小料理みき」の跡地にクリマスイブの24日、フードバー「満月洞」がオープンした(このお店については後日リポートします)。早速行ってみると、ネットで知り合った友人と、ナント、八坂の串焼き屋「まーちゃん」のマスターもいてビックリ。食べ物の話で盛り上がったのだが、その中でマスターがこんな美味しい情報を教えてくれた。「マサさん、八坂に『ぼう月』っていう中華料理屋があるんだけど、そこのレバニラは他と全然違って旨いよ。ただし、旨いのはおじちゃんが作る方だからね。おじちゃんが出前に出て、おばちゃんが作るとちょっと味が違うんだ」 へぇ、そうなんだと思っていると、今度は「満月洞」のマスターが話しかけてきた。「そのお店は餃子も旨いですよ」 2人から、それも飲食関係の人間から薦められたら、こりゃもう行かなきゃダメでしょう。というワケで、私は翌日、「ぼう月」へ行ってみた。 場所は八坂駅を右に出て、八坂商店街に入る。50メートルほど進むと右側に肉屋の「荒川」見えるのだが、その先の路地を右折するとすぐにお店の看板が見える。 お店の前には配達用のバイクが止まっていたから、どうやらおじちゃんいるようだ。お店に入ると、私は「特製ニラレバー炒め」(700円)とライス(200円)、「焼餃子」(400円)を注文した。一応、定食もあるのだが、そのラインアップの中に「特製ニラレバー炒め」が入ってなかったので、別々に頼んだのである。 しばらくして、「特製ニラレバー炒め」がライスとともに運ばれてきた。 単純にライスだけが来るのかと思っていたら、スープと漬け物も一緒に出て来た。これはちょっとうれしい。 で、「特製ニラレバー炒め」を見ると……。 あれれ、レバニラ炒めには付き物のモヤシが全くない。その代わりに入っているのが、ニンニクスライス。モヤシがない分、ニラの緑がすごく鮮やかに見える。 食べると、何だかコッテリしている。レバーを見ると、何やら茶色いモノがついている。どうやら素揚げではなく、コロモを付けて揚げて、それをニラ&ニンニクとあわせて炒めているようだ。今まで食べたレバニラ炒めとは確かに全く違う。コッテリ好きにはたまらない味だと思う。これは間違いなくスタミナがつくね。 コッテリ系のレバニラ炒めを食べていると、「焼餃子」がやってきた。 おおっ、皮が透明になって緑のニラが透けて見える。私の好きなタイプの餃子だ。食べるとひき肉がギッシリ。野菜はニラ以外ほとんどなく、肉餃子という感じ。皮はモチッとしていてひき肉とよく合っている。旨いじゃないの。ただ、少し残念なのは、写真の左側2つの餃子を見ればわかると思うが、焼き目の中心に白いモノがまだ残っている。完全に火が通ってないのだ。おじちゃん、旨い餃子なんだから、ちゃんと焼いてよ。もったいないなぁ。 このお店、実は以前から存在は知ってはいたのだが、情報が全くなかったから入りづらかったんだよね。美味しい情報を提供してくれた「まーちゃん」と「満月洞」のマスターに感謝、感謝だ。【DATA】住所:東村山市栄町3-16-53電話:042-394-8251
2005年12月28日
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ポン酢や醤油、天つゆなど調味料からこだわっている東村山駅東口の日本料理店「葉月」。何度か行って、個人的に気に入っているお店だ。しばらく行っていなかったので知らなかったのだが、ネットで知り合った友達からの情報によると、最近ランチが変わったのだという。「それは行ってみなきゃ」というワケでお店に行くと……。 表に出ているランチメニューを見ると、確かに変わっている。以前は「肉御膳」と「魚御膳」(ともに1050円)だったのが、「四季御膳」と「華御膳」(どちらも1050円)になっているではないか。へぇ、「四季御膳」は雑炊なのか。これはヘルシーで女性ウケするだろうなぁ。じゃあ「四季御膳」を頼むとするかな……と思いつつ「華御膳」のメニューを見ると、一品料理がブリ大根になっているではないか。いやあ、好きなんだよねぇ、ブリ大根。 お店に入ってからも迷い続けた私だが、ブリ大根の魅力に負けて「華御膳」を注文した。 おおっ、相変わらずキレイだねぇ。ではでは、いただきますか。味噌汁をひと口飲んでから、ブリ大根の大根を……。 断面を見ると、中までシッカリ染み込んでいる。でも味付けは濃くないから、これほどつゆが染み込んでいても意外なほどアッサリしている。ブリ大根というと、甘辛さを強調したモノが多いが、これはすごく上品な感じ。ブリも身がホロホロして旨い。 刺身はマグロとブリ。これも旨い。 ただ今回ちょっと残念だったのはご飯。今までは1粒1粒お米が立っていて美味しかったのだが、この日のご飯はベチャッと柔らかかった。たまたまだったのかもしれないが、あの美味しいご飯を食べたかったなぁ。 でも全体的にはバランスのいいランチで満足。食後にはバニラアイスも出てきたしね。 お茶を飲みながら、テーブルに置いてある何気なくランチメニューを見ると、書かれているのは「四季御膳」と「華御膳」、それから「彩り手開き御膳」(1365円)の3つだけ。「あれ、『葉月御膳』はなくなっちゃったの?」 ランチメニューの中で一番高い2100円の「葉月御膳」をいつか食べたいと思っていたのだが、叶わないまま消えてしまったようだ。やはり高いから、あまり注文がなかったのだろう。残念、食べたかったなぁ。 でも近いうちに雑炊がメインの「四季御膳」を食べてみようと思う。【DATA】住所:東村山市本町2-24-4電話:042-397-3450営業時間:午前11時半~午後2時(ランチタイム) 午後5時半~10時半定休日:日曜【このお店に関する過去の記事】*2005年04月04日「超イチ押しの日本料理店」*2005年05月07日「超リッチな気分にさせるからくりランチ」*2005年06月28日「日本酒が美味しく飲めるお店」
2005年12月27日
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【過去のエントリーはこちら】*エントリーNO.1「かつ秀」*エントリーNO.2「新々飯店」*エントリーNO.3「若松」*エントリーNO.4「ひの食堂」*エントリーNO.5「じゃがいも」*エントリーNO.6「たけくらべ」*エントリーNO.7「野島うどん」*エントリーNO.8「あさひ」*エントリーNO.9「中華洋食 一番」*エントリーNO.10「巴屋」*エントリーNO.11「寿楽」*エントリーNO.12「味っ子」 第13回目に取り上げるのは、久米川駅北口はスポーツクラブ「RONDO」の近くにある定食屋「とんとん」の「カキフライ定食」(700円)。トンカツを中心とした揚げ物メインのお店だから、ちょっと期待できるかも。それにしても700円とは安い。今まで紹介したカキフライ定食の中では一番安いのではないだろうか。 テレビを見ながらボーッと待っていると、「カキフライ定食」が運ばれてきた。 メインのカキフライにご飯、小鉢、漬け物。汁モノは味噌汁と思ったら豚汁だった。なかなかいい構成ではないか。 カキフライは4個と少ないが、コロモの色が良く、大きさもまずまず。さてさて、お味の方はどうだろうか?【コロモ】★★★☆ ちょっと薄いキツネ色だけど、パン粉のケバ立ちがキレイで旨そう。食べると、サクッと軽い食感。しつこくなくて旨い。【カキ】★★☆ カキ汁があふれるという感じではないが、普通に旨かった。【ソース】★★★☆ お皿にはタルタルソースとレモン、カラシが添えられている。ソースはあったが醤油はなし。ソースよりはタルタルソースで食べた方が美味しかった。【値段】★★★☆ 安いのはうれしいけど、カキフライが4個というのは、カキフライ好きにはちょっと物足りないかな。でも定食として見たら、700円でこの内容は魅力的だ。【総合評価】★★★ 安けりゃいいってモノじゃないけど、700円で揚げたてのカキフライが食べられるのはうれしい。この大きさのカキフライがこの値段でもう1個増えたら、それだけで星1つ増やしちゃうな、私は。【DATA】住所:東村山市栄町1-26電話:042-395-4493営業時間:午前11時半~午後9時定休日:日曜【このお店に関する過去の記事】*2005年07月11日「懐にも胃袋にもうれしい格安定食屋」
2005年12月26日
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鷹の道沿いにある「幻のサンマーメン」という幟でおなじみの中華料理屋「どんどん」。読者の方からこのお店の「肉入りつけめん」(700円)が美味しいという情報をいただいたので、早速行ってみた。 ちょっとお腹が空いていたので、「餃子」(450円)も一緒に注文。しばらくして「どうぞ」と2つ一緒に運ばれてきた。「あれ? これって、何かに似てる……」と見た瞬間、私は思った。そしてすぐ、何に似ているのかわかった。「武蔵野うどんだ!」 麺は確かにラーメンだが、つけ汁の中に入っているのは豚バラ肉。これだけでも普通のラーメン屋で出すつけ麺とはかなり違う。 まずはつけ汁をひと口。確かにラーメンのスープだが、豚バラ肉とタマネギの甘みが際立っている。そして最後に舌にほのかに酸味が残る。豚バラ肉とタマネギは炒めてあり、スープには油が浮いているのだが、なぜかサッパリした味わい。 細い縮れ麺をつけ汁にくぐらせてズズッと食べる。思った通り、武蔵野うどんのラーメン版だよ。旨い。ただ残念なのは、つけ汁がすぐに冷めてしまったこと。それだけ麺をキッチリ冷水で締めているということだから、これは仕方ないか。 でもこれは旨かったなぁ。他のお客さんが3玉頼んでいたけど、その気持ち、食べてみたらよくわかる。スルスル食べられちゃうからね。 一緒に出て来た餃子は、あんがすべてを細かく刻んだペースト状のモノで、ちょっと苦手なタイプだったけど、味は何となく懐かしい感じがした。「なぜだろう?」と考えながら、もうひと口食べて、その懐かしさの原因がわかった。 ニンニクだ。昔は餃子にニンニクは付き物だったけど、今はむしろ入れていない方が多い。代わりに生姜をたっぷり入れるのが主流だ。だから懐かしく思ったんだろうな。私自身、ニンニク入りの餃子は本当に久しぶりだ。「いやあ、食った食った」とお冷を飲みながら何気なくメニューを見ると、変な文字が目に飛び込んできた。「エエッ! 『どんどん丼』? 何じゃそりゃ?」 またしても宿題ができてしまった。「どんどん丼」とは一体何なのか? 近いうちにまた来て謎を解明しようと思う。【DATA】住所:東村山市本町3-6-12電話:042-394-3292【このお店に関する過去の記事】*2005年01月16日「幻のサンマーメン」
2005年12月25日
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先日、「ポールスタア」のソースをあるパチンコ店が景品として扱うことを記事にした際、私は「ホームページが12月2日のリニューアル以来、全く更新されていないってのはどういうことだろう」と少しばかり苦言を呈した。すると「ポールスタア」の桜井憲一社長から「厳しいご指摘ありがとうございます。」と題したメールが届いた。《マサさん いつも変わらぬ、陰ながらの強力なご支援ありがとうございます。 21日付の大変うれしいじゃんまにあんさんから寄せていただいた便りに添えて、「ポールスタアのホームページの更新が遅い」とのご指摘をいただきましたが、只今更新に向かって取りくみ中でございますので、もう少しお待ちいただきたいと存じます。 次回更新時には地元の豊島屋とのリンク、何でもソース隊の結果発表等を掲載予定で、来月10日くらいをメドにしております。このスピードはマサさんから見れば、松葉杖を使ったカメのように見えるかも知れませんが、どうぞご理解下さい。 先日久々にお目に掛りましたが、だいぶ貫禄が増したようにお見受け致しました。日々あれだけのブログを書かれているので、致仕方ないこととはいえ、くれぐれも健康にはお気をつけ下さい。 また今年は異常に寒くなって来た様に思います。風邪などひかぬようお仕事に取材にお励み下さい。 ポールスタア 桜井憲一》 更新が来月10日とは、またかなり遅い気もするが、更新をする気があることがわかっただけでも、とてもうれしい。それにしてもいつもながら律儀な対応、本当に「いい人だなあ」としみじみ思います。 というワケなので、読者の皆さんも長い目で「ポールスタア」のホームページを見守ってあげてください。「だいぶ貫禄が増したようにお見受け致しました」なんてオブラートに包んだような表現じゃなくていいですよ、桜井社長。実際、リバウンドしてかなり太りましたから。でも大丈夫です。このブログを書きながら、必ずダイエットしてみせます。全国の“食いしん坊万歳デブ”に夢と勇気を与えてみせるぞ! ということで、こちらの方も長い目でひとつ……。【「ポールスタア」に関する過去の記事】*2005年07月01日「東村山に“地ソース”があった!」*2005年07月03日「なかなかイケる“地ソース”」*2005年07月23日「『スタミナ丼のたれ』はなぜ売れなかったのか?」*2005年10月15日「『スタミナ丼のたれ』モニター調査の結果 前編」*2005年10月15日「『スタミナ丼のたれ』モニター調査の結果 後編」*2005年12月05日「やったね!『ポールスタア』」*2005年12月05日「番外:広がるポールスタアの輪」
2005年12月24日
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【過去のエントリーはこちら】*エントリーNO.1「かつ秀」*エントリーNO.2「新々飯店」*エントリーNO.3「若松」*エントリーNO.4「ひの食堂」*エントリーNO.5「じゃがいも」*エントリーNO.6「たけくらべ」*エントリーNO.7「野島うどん」*エントリーNO.8「あさひ」*エントリーNO.9「中華洋食 一番」*エントリーNO.10「巴屋」*エントリーNO.11「寿楽」 第12回目に取り上げるのは、久米川駅と萩山駅のちょうど中間ぐらいにある定食屋「味っ子」の「カキフライ定食」(750円)。日替わり定食が550円と安く、しかもボリュームたっぷりのお店なのだが、お昼時というのにお客さんは1人しかいなかった。場所が駅から離れているのが問題なのだろうか。 そんなことを気にしながら待っていると、やってきました「カキフライ定食」。 ちょっとスゴいんじゃないの。メインのカキフライのほかに、鶏肉と野菜のうま煮、ひき肉とビーフンの炒めモノがある。これに味噌汁とタクアンが付いている。おかず盛りだくさんだ。で、改めてカキフライを見てみると……。 小ぶりではあるが、カキフライは5個も乗っている。これで750円は定食としてはメチャ安なのではないだろうか? なのにどうしてお客さんが少ないのだろう? 味の問題か? それともお店の認知度の問題か? その点もあわせて評価に移りたい。【コロモ】★★ キツネ色で見た目はいい感じ。食感もサクッとしていいのだが、いかんせん厚い。そのため油を吸ったコロモがしつこく感じられる。カキが大きければ、それほど感じないのかもしれないが、カキが小さいこともあり、よけいに油を感じてしまう。【カキ】★★☆ 小ぶりながらもジューシー。でも味としては普通かな。【ソース】★★☆ タルタルソースが添えられているのはうれしいが、レモンとカラシがなかったのは残念。特にレモンはコロモが厚くて油っぽさを感じるだけに欲しかった。だけどタルタルソースは旨かったな。【値段】★★★★☆ コストパフォーマンスには文句のつけようがない。しかもこのお店のご主人は「ご飯が足りなかったら言ってくださいね。おかわり出しますから」とまで言ってくれた。ちょっと確認してないから、「お代わり自由」かどうかはわからないが、これってスゴいと思う。750円は安いよ。【総合評価】★★★☆ 純粋にカキフライだけを評価すれば、星2つというところだが、「カキフライ定食」として見た場合、これほど優秀な定食はないと思う。カキフライが少々油っぽくても、食べ終わったあと「食ったぁ」という満足感は得られるハズ。決して「損した」とは思わないハズだ。お客さんが少ないのは、きっとこのお店の存在を知る人が少ないからだと思う。駅前ならたぶん繁盛していると思うなぁ。【DATA】住所:東村山市萩山町4-5-60電話:042-392-1788営業時間:午前11時~午後10時定休日:日曜【このお店に関する過去の記事】*2005年09月26日「安くてお得な定食屋を発見!」
2005年12月24日
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先日、東村山駅西口にある武蔵野うどんのお店「とき」の「つけおろし」を紹介したあと、よくコメントをくださるトビさんからこんなメールが届いた。《……(前略)……「とき」うどんの最後に出てくる「お切り込み」、あれは本当に「お切り込み」で良いのでしょうか?「とき」のメニューには「おきりこみ」がありますが、それはいわゆる煮野菜うどんです(超美味!)。私もあのベロベロの名を確認した事が無いので、もし余計な指摘でしたら大変申し訳有りません。》 正直に言うと、「あちゃー、痛いところ突かれちゃったなぁ」と思いました。最初に食べた時も、あの板状のペラペラを見て、「これって何だろう?」と思い、結局「板状の麺」なんて表現しましたからね。 その時の写真がコレです。 幅広の麺は何となく山梨名物の「ほうとう」をイメージさせます。「コレって何て言うんだろう?」……自分でも疑問に思ったので、いろいろと調べてみました。だけど探し方が悪いのか、サッパリわかりませんでした。そんな中、「おや?」と思ったのが上州(群馬)名物の「お切り込み」だったのです。ほうとうと同様、幅広のうどんを使うのだが、ほうとうが味噌仕立てでカボチャを入れるのに対して、お切り込みは味噌以外に醤油仕立てもあり、カボチャは入れないという違いがある。それだけなら「ふーん」で済ますのだが、このお切り込み、上州だけでなく秩父の方でも食べられていたという記述を見て、「あれ、待てよ」と思ったワケなんですよ。 武蔵野うどんは所沢など埼玉の方にも多くある。ひょっとしたら秩父のお切り込みの名残があってもおかしくないのでは……とまあ、勝手に推測して「お切り込み」と書いたワケなんですよね。だからこの名称には全く自信がなかった。それゆえに「痛いところを突かれた」と思ったんですよ。 この疑問に関しては私は自分で調べるだけじゃなく、いろんな人にも聞いてみた。でもほとんどの人は「知らない」とひと言。答えてくれたのはたったの2人。1人は「お切り込み」と言い、もう1人は「当たり」と答えた。そこで私は自説とも合わせて「お切り込み」にしたんだけど、今思えば、正解はちゃんと出てたんだねぇ。 私にメールをくれたトビさんはその後、「とき」の大将に聞いてくれたみたいで、再びこんなメールが届いた。《あのベロベロ、正式名称は「当たり」だそうです。本当です(笑)。 ちなみに大きいのは「大当たり」、入っていない人は「ハズレ」、もちろん大将のネーミングです。 うどんの切れ端を捨ててしまうのが勿体無いのと、お客さんに違う食感を楽しんでもらいたいがために入れているそうです。つまり、「洒落」だと。積年の疑問が晴れて、すっきりしました。 ちなみに「お切り込み」の名の由来は、野菜を大きく切り込んで入れる事から来ているそうですので、うどんの麺そのものには関係が無いとの事でした。「とき」はお切り込みがいただける珍しいお店、特にこの時期は野菜の甘みが増してとても美味しいです。マサさんも是非召し上がってみてください。》 あちゃー、全然違いましたね。この場を借りて皆さんにお詫びと訂正をいたします。 あの板状のペラペラの麺は「とき」では「当たり」と呼ぶそうです。 で、改めて「つけおろし」を食べた時の「当たり」を見ると……。 おおっ、明らかに最初に食べた時の「当たり」より大きい。これって「大当たり」ですよね。大将、ありがとう! 何だかすごくうれしい。 しばらくして、トビさんからもう1通メールがきた。《ちなみに「ハズレ」の人は、初回に来た時に「当たり(=ベロベロ)」を残した人だそうです。ちゃんと見ているらしいですよ(笑)。 勿論、単に忘れる時もあるらしいですが。》 へぇ、見て覚えているモノなんですねぇ。すごいなぁ、大将。 ずっと引っかかっていた疑問が解けてスッキリ! 読者の皆さんの中にもスッキリした人、多いんじゃないかなぁ。【DATA】住所:東村山市野口町1-7-10電話:042-394-9800営業時間:午前11時半~午後3時半 午後5時半~9時半定休日:日曜【「とき」に関する過去の記事】*2005年01月24日「究極の武蔵野うどん」*2005年06月20日「至福のカレーうどん」*2005年12月20日「サッパリした武蔵野うどん」
2005年12月23日
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急に寒くなったモノだから、少し風邪を引きかけている私。昔から「風邪にはネギが効く」と言われていて、「お湯にネギと少量の味噌と生姜を入れて飲むと、体が温まって発汗が促され、熱が下がる」らしい。まあ、風邪の引きかけだから熱はないけど、ネギは疲労回復にもいいと言うし、「ちょっと摂取しておきたいなぁ」と思ったら、ちょうどタイミングよく「ラーメン専門店 和(かず)」に、「ネギ味噌ラーメン」(850円)があるのを発見! 生姜こそ入っていないが、ネギと味噌のベストコンビは魅力だ。 というワケで、私は券売機で「ネギ味噌ラーメン」のチケットを買って店内に入った。 エエッ? 単にラーメンが食べたかっただけなんだろうって? ハハハ、バレました。長い前フリですみません。「はい、どうぞ」とカウンター越しに出された「ネギ味噌ラーメン」を見て、私はうれしくなった。大体、ラーメン屋で「ネギ」をトッピングすると、ラー油を絡めた辛い系のモノが出てくるのだが、これは透き通るような瑞々しいネギがそのまま乗っている。いやあ、これはいいなぁ。スープに浸してネギを食べてみる。シャキシャキして旨い。スープは豚骨ベースの味噌味。好きな味だ。 麺は中太の縮れ麺。ネギがたっぷり乗っているから、スープに浸すうちに少しスープがぬるくなってしまったが、個人的にこれは大ヒット。ネギと味噌は風邪に効く名コンビだが、味としても名コンビだと思う。風邪ぎみを口実に今晩も食べに行こうかなぁ。【DATA】住所:東村山市栄町2-21-23電話:042-396-2787【このお店に関する過去の記事】*2005年12月07日「時々食べたくなる豚骨ラーメン」*2005年01月20日「初体験の油そば」*2005年05月27日「久米川のつけ麺~豚骨編」
2005年12月22日
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私が「ポールスタア」のことをこのブログでよく取り上げるせいか、この“地ソース”に関心を持ってくれる人が少しずつ増えているようだ。楽天ブログで仲良くなったじゃんまにあんさんもその1人。ジャンガリアンハムスターの育成ブログ「じゃんがりあん育成牧場」を書いていて、毎日ほのぼのとした記事で読む側を癒してくれている。 そんなじゃんまにあんさんから先日、メールがきた。それによると、久米川駅北口にあるパチンコ店「パチンコ大学95」で20日から24日まで、「ポールスタア」の商品を景品として扱うのだという。「ポールスタア」の商品をパチンコの景品にするという発想にも驚いたが、それ以上に癒し系のブログを書いているじゃんまにあんさんが地元のパチンコ店に勤めているということにビックリ。時々遊びに入っているお店だから、何だか恥ずかしいなぁ。 で、昨日からイベントとしてスタート。じゃんまにあんさんから「こんな感じでやってます」と写真が送られてきた。「あまり大きくないイベントなので……」とじゃんまにあんさんは言うが、いやいやどうして、ポスターまで作って気合十分のイベントじゃないですか。「年末ご当地プレゼント」なんていいじゃないですか。お店としてちょうど「年末ジャンボ宝釘」というイベントをやっているから、それに引っ掛けたって感じですね。 景品と言っても今回は出玉と交換ではなく、お店の会員にプレゼントするという企画らしい。イベント期間中に会員になればもらえるようなので、パチンコ好きの人は会員になってみては? たとえ負けても「ポールスタア」の商品は手に入るワケだから、それほどむなしい思いをしなくてもいいかも(?)。 それにしてもブログを通じて、こんな風に「ポールスタア」を応援する輪が広がるなんて予想していなかったからすごくうれしい。 なのに肝心の「ポールスタア」ときたら……。ホームページが12月2日のリニューアル以来、全く更新されていないってのはどういうことだろう(12月21日現在)。オンラインショッピングする人を増やすためにも、コンテンツをマメに更新してホームページそのものを魅力的なモノにしないといけないというのに、これじゃあ全く意味がない。たとえて言うなら、お店をオープンして、その後全く宣伝しないようなモノだ。もっと読ませるコンテンツを増やして、お客さんをホームページに呼び込まなきゃ。 厳しいことをつい書いてしまったが、それもこれも東村山の“地ソース”に頑張って欲しいから、ということをわかっていただきたい。応援する人も確実に増えているのだから、もっと頑張って、「ポールスタア」!!【「ポールスタア」に関する過去の記事】*2005年07月01日「東村山に“地ソース”があった!」*2005年07月03日「なかなかイケる“地ソース”」*2005年07月23日「『スタミナ丼のたれ』はなぜ売れなかったのか?」*2005年10月15日「『スタミナ丼のたれ』モニター調査の結果 前編」*2005年10月15日「『スタミナ丼のたれ』モニター調査の結果 後編」*2005年12月05日「やったね!『ポールスタア』」
2005年12月21日
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「武蔵野うどん」と言うと、温かい肉汁で食べるのが基本だけど、東村山駅西口にある「とき」には、肉汁以外のいろんなうどんのメニューがある。「全メニューを極めたい」と思いつつも、なかなか行く機会がなかったのだが、先日ようやく行くことができ、読者の方からも勧められていた「つけおろし」(600円)を食べることができた。 これが「つけおろし」。つけ汁が肉汁ではなく、大根おろしがたっぷり入った冷たい汁になっている。うどんをつけ汁に浸すと、大根おろしがたっぷり絡みつき、それを一気にズッ、ズズズッ……いやあ、旨いなぁ。実はこの日、すでに2軒ほど食べ歩いていて、ココが3軒目なのだが、サッパリしているからスルスル入っていく。 ツヤツヤしたうどんは相変わらずコシがあって美味しい。すでにお腹は結構いっぱいになっているハズなのだが、「あれ、もうないの?」と思ってしまうぐらいアッと言う間に食べてしまった。で、うどんを食べ終えると、最後にこのお店のお約束である“お切り込み”が出てくる。 ペロンとした板状の“うどん”をつけ汁につけて少しずつ食べていく。旨いなぁ。最後につけ汁を全部飲んで、ごちそうさま。いやあ、これはサッパリして旨かったなぁ。これならバカ盛り(このお店では「大盛り」の上に「バカ盛り」というモノがある。その量はハンパじゃなく多い)でも食べられるかも。 風邪で食欲のない人なんかにピッタリだと思うよ。【DATA】住所:東村山市野口町1-7-10電話:042-394-9800営業時間:午前11時半~午後3時半 午後5時半~9時半定休日:日曜【このお店に関する過去の記事】*2005年01月24日「究極の武蔵野うどん」*2005年06月20日「至福のカレーうどん」
2005年12月20日
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先日、私の部下が東村山に遊びに来た。韓国料理が好きで「マシッソヨ! 大久保韓国ランチ」というブログを書いているのだが、実は彼、うどんも大好き。常日ごろ、会社で私が「武蔵野うどんは旨いぞ」と話しているものだから、食べてみたくなったらしい。 とは言っても、今回部下が東村山に来たのは武蔵野うどんを食べるためではなく、ちょっとしたイベントに参加するためなので、連れまわすほどの時間はない。つまり駅の近くにあることが第一条件となる。私の頭に浮かんだのは東村山駅西口から歩いて5分以内にある「手打うどん きくや」と「とき」の2つ。 迷った末、私は「手打うどん きくや」に連れていくことにした。「何か祝い事があると、うどんを打ってふるまっていた」という昔の風習のなごりである素朴な武蔵野うどんとして、より親しみやすいのは「手打うどん きくや」の方だと思ったからだ。「とき」はもちろん旨いのだが、私の中では“進化した武蔵野うどん”というイメージがあり、初心者向きではない気がしたのだ。 部下には肉汁うどんの4Lミックス(750円)を頼み、私はちょっと抑え目に肉汁うどんの3Lミックスを頼んだ。 かき揚げと海苔が乗ったうどんに豚バラ肉が浮かんだ肉汁。うんうん、これぞ武蔵野うどん。時間があれば廻田町の「きくや」の方がお店の雰囲気といい、店内を切り盛りするおばちゃんたちの活気といい、より武蔵野うどんらしくていいから、そっちへ連れて行きたかったけど、時間がないから仕方がない。 それでも部下には新鮮らしく、「へぇ、これに付けて食べるんですか? こんなうどん、初めてですよ」と驚いている。 うどんの色も真っ白ではないから、そのことにも驚いたようだ。で、最初こそ「4Lって6玉ですよね。そんなに食べられない気がするんですけど……」と言っていたのが、ツルツルと食べていき、「これなら追加注文できそうですね。美味しいですよ」だって。何だか武蔵野うどんを「美味しい」と言われると、まだ東村山市民としては新人の私だけど、すごくうれしい気がする。 だけど武蔵野うどんって意外と知られてないんだね。大体、生粋の東村山市民であるウチのカミさんですら、食べたのは私と結婚してからだからね。美味しいんだから、もっと広めたいなぁ。【DATA】住所:東村山市諏訪町1-1-3電話:042-396-1150営業時間:午前11時~売り切れ次第閉店定休日:日曜【このお店に関する過去の記事】*2005年06月21日「追加注文したくなる武蔵野うどん」*2005年07月26日「2つの味が楽しめる武蔵野うどん」
2005年12月19日
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会社が新大久保にあるので、私は大久保通り界隈の韓国料理店でランチを食べることが多い。今、ちょっとハマりつつあるのが「純豆腐(スンドゥブ)チゲ」。本来はおぼろ豆腐を使うのだが、まあ大抵は絹豆腐を使っている。かなり強引だが、簡単に説明すると、韓国風の湯豆腐といったところだろうか。ただ、入っている具材や食べ方が少し違う。「東村山でも食べられないかなぁ」と思っていたら、久米川の韓国居酒屋「チョアヨ」のランチメニューに「とうふ鍋」(600円)の文字があるではないか! どうやらランチメニューのラインナップをマイナーチェンジしたらしい。「とうふ鍋」が加わった代わりに、以前はあった「のり巻き定食」が消えている。韓国の海苔巻きは日本のモノと少し違うから、近いうちに食べようと思っていたのに……。 お店に入り、「とうふ鍋」を注文した後、ママさんに「どうして『のり巻き定食』はなくなったの?」と聞いてみた。「あれね、出なかったのよ。頼む人、いなくて……」 なるほどね。普通、「のり巻き」と言うと、どうしても日本式の太巻きをイメージしちゃうからね。酢飯ではなく普通のご飯を使い、海苔は韓国海苔、具にハムなどいろいろなモノが入っていて、微妙に日本のモノとは違うんだけど、「のり巻き」と言ってしまったら、日本じゃ太巻きになっちゃうもんなぁ。仕方ないか。 なんて思っていたら、パンチャンが出て来た。 このお店のパンチャンは旨い。キムチは酸っぱ系で私の好みではないが、今回出てきた山菜のナムルは旨かった。ママさんに聞くと、乾燥したモノを戻してから味付けするから、作るのに2日ほどかかるのだとか。美味しさにはちゃんと理由があるんだね。 と、そこにやって来ました、「とうふ鍋」。 どうも「とうふ鍋」って言うと、湯豆腐みたいで雰囲気がでないので、「スンドゥブチゲ」と呼ばせてもらう。オレンジ色のスープに浮かぶ白い豆腐。たまらないね。 グツグツしている器にスプーンを入れ、中をかき混ぜる。これは出す直前に入れた生玉子を溶くためだが、もう1つ、大きな塊で入っている豆腐を崩すためでもある。だが、このスンドゥブチゲはすでに豆腐が細かく崩されていた。ママさんに聞くと、初めて食べる人は湯豆腐と同じ感覚で、崩さずに食べようとするからだという。「スンドゥブチゲは崩さないと、美味しくないよ。だから私が崩してるの」 優しいママさんだねぇ。スンドゥブチゲの中にはネギ、エノキ、シイタケ、アサリなどが入っている。それぞれの旨味が出ていて、旨い。メインの具が豆腐だから、すごくヘルシーな食べ物と言える。 半分ほど食べたら、例によってご飯を投入。これがまた旨いんだ。それほど辛くはないのだが、食べ終わるころには、額にうっすらと汗が浮かんでくる。 で、食べ終わると、「はい、どうぞ」とコーヒーが出てくる。 なぜか私が行く日は誰もいないので、ママさんとしばし雑談。「インターネットで見たというお客さんがよく来るけど、ひょっとしてお客さんが書いてくれたの?」と聞かれ、私は「そうです」素直に告白した。まあ、3回も来ればバレるわなぁ。ママさんによると、このブログを見て高校生が食べにきたのだとか。高校生にまで読まれているのはうれしいけど、よくこのお店に入ったモノだ。外観は明らかに居酒屋スナックだからね。 ママさんに年末年始の営業を聞くと、「1月2日まで休まずやるよ。正月には韓国のお餅を使った料理と餃子を作るつもり」なのだという。年末年始は休むお店が多いから、これはちょっとありがたい情報かも。私も子守りの手が空いたら行ってみようかな。【DATA】住所:東村山市栄町2-16-1電話:042-394-7915定休日:水曜【このお店に関する過去の記事】*2005年11月14日「1人前でも本格的なプルコギ」*2005年11月22日「寒い日はキムチチゲで決まり!」
2005年12月18日
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私はお酒も好きだけど、甘いモノも大好き。どちらかと言うと、甘いモノの方が好きかな。だから冬の寒い日、「あったまりたいなぁ」という時に思い浮かぶのは、熱燗よりも生姜の効いた甘酒や激甘のココアだ。 そんな私が手がかじかむほど寒い時に、こんな看板を見かけたら、そりゃもう問答無用で入るしかないでしょう。「アーモンドショコラ」ですよ。ホットチョコレートにホイップクリームを乗せ、アーモンドスライスを散らしてチョコレートをかけているだけなんだけど、甘党の私には「冷えた体を温めてくれるのはコレしかない!」っていう風に見えたワケですよ、この時は。 どこでこの看板を見たかと言うと、東村山駅の構内。駅に用はなかったのだが、ちょうど西口から東口へ線路を渡って行きたいと思い、たまたま駅を歩道橋代わりに利用しただけなのだ。お店の名前は「CAFE DI ESPRESSO(カフェ・ディ・エスプレッソ)」。コーヒーチェーン「珈琲館」の系列だ。「カフェラテ」(Sサイズ280円)も「チャイカフェ」(Sサイズ300円)も魅力だけど、店内に入ると私は迷わず「アーモンドショコラ」(Sサイズ320円、Mサイズ360円)のMサイズを注文した。 おおっ、コレコレ。私はまずはホイップクリームをすくってひと口。甘いねぇ。ひとしきりクリームの甘さを堪能したら、ホットチョコレートに沈めてかき混ぜ、グビッとひと口。 ほぇ~っ……。ホットチョコレートが冷えた体に染み込んでいき、言葉にならない安堵感に包まれる。甘いモノが苦手な人には一生わからない感覚だろうなぁ。 今までこのお店に入ったことはなかったけど、これからはチョクチョク利用しようかな。【DATA】住所:東村山市本町2-3-32電話:042-390-1377営業時間:午前7時~午後9時(平日) 午前8時~午後8時(土・日・祝日)
2005年12月17日
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東村山駅西口から武蔵大和駅に伸びるバス通りを500メートルほど歩いた左側にある和菓子屋「清水屋」。このお店を推薦する読者の方は結構多く、以前から気になっていた。そこで先日、「天気もいいことだし」と散歩がてら行って見ることにした。「おおっ、これか」と外観を撮影していると、「んん!? 何だありゃ?」と妙なポスターが目に入った。「モンブラン大福」だって? 何じゃそりゃ? なになに、『クリームを渋皮付きの栗あんで包み、さらに餅生地で包みました。』だって。面白いじゃない。これは食べなきゃ……そう思いながら私はお店に入った。 「モンブラン大福」(140円)と一緒に買ったのは、「千体地蔵最中」(147円)。これは東村山市商工会のホームページ「あい~ん」の中にある「東村山逸品倶楽部」で紹介されていたモノで、最初の私のお目当ては実はコレだったのだ。 店内にテーブルとイスが置いてあったので、お店の人に「ここで食べていいですか?」と聞くと、「ああ、どうぞどうぞ」と気持ちのいい返事。うれしいなぁ。「モンブラン大福」と「千体地蔵最中」を1個ずつ買い、テーブル席へ。どっちから食べようか迷ったが、「千体地蔵最中」から食べることにした。 包み紙を開けると、かわいいお地蔵さんが最中に描かれている。千体地蔵とは、このお店の近くにある正福寺の地蔵堂に収められているモノ。実はこの地蔵堂、国宝なんですよね。国宝が東村山にあるんですよ。凄いと思いませんか? でも私、今年の春まで東村山に国宝があるなんて全く知りませんでした。 食べてみると、大粒のあんが口に飛び込んでくる感じ。濃厚なんだけど、しつこくない甘さ。旨いなぁ。2口目に歯に違う食感が……断面を見ると、求肥だ。モチッとして旨いねぇ。さすが、国宝の名を付けるだけある。 さて続いて、お楽しみの「モンブラン大福」を食べてみますか。 おおっ、皮の餅が伸びる、伸びる。へぇ、「栗あん」と書いてあったが、これはモンブランのマロンクリームだよ。旨いねぇ。中のカスタードクリームともよく合っている。これって確かに皮の部分は餅だけど、中身は洋菓子だよなぁ。凄いアイデアだと思う。 2つも買って帰り、カミさんにも食べさせたのだが、カミさんも絶賛。「また買って来て」とおねだりされてしまった。 店内には他にも洋菓子の技の入った和菓子がいくつかあったから、今度はまた違うモノを食べてみよう。【DATA】住所:東村山市野口町2-4-1電話:042-391-0172営業時間:午前9時半~午後7時定休日:水曜
2005年12月16日
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【過去のエントリーはこちら】*エントリーNO.1「かつ秀」*エントリーNO.2「新々飯店」*エントリーNO.3「若松」*エントリーNO.4「ひの食堂」*エントリーNO.5「じゃがいも」*エントリーNO.6「たけくらべ」*エントリーNO.7「野島うどん」*エントリーNO.8「あさひ」*エントリーNO.9「中華洋食 一番」*エントリーNO.10「巴屋」 第11回目に取り上げるのは、秋津駅南口から新秋津駅に向かう道沿いにある中華料理屋「寿楽」の「カキフライ定食」(780円)。夜10時半までやっていて、遅くまでサラリーマン客で賑わっている。 私がよく情報収集に使っている「BIT St.」の秋津周辺情報によると、このお店は広東麺と餃子がオススメなのだとか。でも、このお店、ちょっと変わっていて、中華がメインなのにスパゲッティーなどの洋食も扱っている。だから最初は広東麺が目的だったのだが、「ひょっとして……」と店内を見回すと、やっぱりありました、「カキフライ定食」の文字が。そこで方針変更。「カキフライ定食」を注文したというワケ。ちょっとお腹が空いていたので、「餃子」(420円)も一緒に頼んでみた。 しばらくして、まずは「カキフライ定食」の登場。 見た瞬間、ちょっとガッカリ。写真で言うと、一番右のカキフライ、コロモが付いてなく、身が剥き出している。ウーン……。 定食の構成はカキフライにご飯に味噌汁、冷奴、香の物とまずまず。 カキフライは5個だが、どれも小振りだ。果たして味の方はどうなんだろう? 食べていると、「餃子」がやってきた。 餃子のあんは私の苦手な細かく刻んだペースト系だが、味はなかなかいい。 まあ、餃子はともかくとして、早速カキフライの評価に移ろう。【コロモ】★☆ サクッとしてはいるが、コロモのムラは致命的。均等ならば美味しく感じると思うのだが、ムラがある分、食感がよくない。【カキ】★★ 小振りだが、ジューシーで旨い。しかし、定食のメインのおかずとしてはちょっと大きさに物足りなさがあるかな。【ソース】★★☆ タルタルソースが添えられていて、それで食べるのが一番旨かった。【値段】★★ 単純にカキフライ5個の値段に対してなら妥当な値段だが、カキフライの大きさを考えると、やや高く感じる。【総合評価】★★ 今回は餃子を一緒に頼んだからご飯を食べきれたけど、このカキフライだけではきっとご飯を残していたと思う。せめてコロモがキチンとしていて見た目が良ければ、その分、食欲も沸いてくるのだが……。 今回はちょっと厳しい評価になってしまったが、このお店はもともと中華料理が専門なのだから、やっぱりそっちを食べなきゃね。近いうちに広東麺を食べに行こうと思う。
2005年12月15日
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東村山商工会のホームページに焼きだんご屋マップというモノがあるのをご存知だろうか? 私も読者の方から教えてもらったのだが、よく見ると、この中に「小島屋」という文字がある。「まさかあの武蔵野うどんの『小島屋』じゃないだろう」と思いながらマップを見ると、どうやらあの「小島屋」らしい。 ホントにあるのかな?……そう思った私は早速、お店に行ってみた。 あれ、久々に来たら入り口上の屋根がキレイになっている。でも、ココには「手打うどん」としか書いてないよなぁ。暖簾もそうだし……とためらっていると、んんっ! 上の看板には朱文字で「だんご」と書いてあるではないかっ! やっぱりあるんだ。私はお店に入ってみた。 店内はお客さんでいっぱい。相変わらず繁盛している。みんなが肉汁うどんを食べている中、「すみませ~ん、おだんご4本くださ~い」と奥に声をかけると、「は~い。ちょっと待ってくださいね」という声が返ってきた。しばらくすると、ピンクの包装紙にくるまれた焼きだんごを持っておばちゃんが現れ、「はい、360円になります」。東村山商工会の焼きだんご屋マップでは、1本85円と書いてあったが、どうやら90円になったようだ。 包みは温かく、醤油のいい香りが鼻をくすぐる。私は早く食べたくて、包みを持って近くの公園へ行った。 ベンチの上で包みを開くと……うーん、旨そうじゃないですか。だんごはやや小さめの1口サイズ。 ほらほら、この醤油の焦げたところがまた香ばしくていいんだなぁ。食べると、見た目ほど醤油はキツくない。アッサリした素朴な味だ。こういう焼きだんごはやっぱり青空の下で食べるのがいいよね。でも、4本も食べたら満腹になって眠たくなっちゃったよ。【DATA】住所:東村山市野口町3-10-3電話:042-391-2638駐車場あり【このお店に関する過去の記事】*205年01月12日「武蔵野うどんの超有名店」
2005年12月14日
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夜、久米川からの帰宅途中、ふいに「辛いモノが食べたいなぁ」と思った私。いろいろ考えるうちに、「そうだ、あのお店に坦々麺が確かあったよな」と思い出した。「あのお店」とは、府中街道沿いにある「すぱいす」だ。お店の前に「タンタン麺」と書かれた幟が立っていて、以前から「どんな坦々麺を出すんだろう?」と気になっていたのだ。 お店に入ると、「ぎょうざ」(350円)と「坦々麺」(750円)を注文。このお店に来たら餃子は欠かせない。何たってコレだもん。 いつも思うけど、デカ過ぎ。これで350円は超お得。皮が厚くてモチモチしているし、中にはひき肉がタップリ。旨いねぇ。 餃子を食べていると、やって来ました、「坦々麺」。 スープの色はいいねぇ。ひき肉、メンマ、チンゲン菜、ゆで玉子と具材の彩りもいい。それではスープをひと口……。 んんっ!? ラー油と山椒の辛味よりも先に口の中でフワッと広がったのは、魚介系の香りと味だ。魚系ラーメンのスープではなく、ちゃんぽんのスープに近い味だ。このお店はもともと、ちゃんぽんがウリだから、ちゃんぽんのスープを使うことはあり得ない話ではない。だけど、魚介系のスープを使った坦々麺は、私には初体験だったからビックリしてしまった。 麺は緩い縮れの細麺。スープがよく絡んで旨い。最初のうちは汗がうっすら滲む程度だったのだが、麺を食べ終え、底に沈んだひき肉をレンゲですくって食べ始めると、途端に汗が噴き出してきた。 と、私はすくったレンゲの手を止めた。茶色のひき肉の中に朱色のモノが見えたからだ。よく見ると、それは干しエビだった。「やはり、ちゃんぽんのスープかもしれない」と私は思ったが確信はない。会計の際に、お店の人に聞けばよかったなぁ。 だけど餃子と坦々麺でお腹いっぱい。また夜中に食い過ぎちゃったよ。ダイエットブログは更新が止まったままだし、そろそろ本気でまたダイエットに取り組まないと。【DATA】住所:東村山市本町1-4-1電話:042-395-4447駐車場あり【このお店に関する過去の記事】*2005年01月21日「空腹をバッチリ満たすチャンポン&餃子」*2005年08月25日「東村山冷麺選手権エントリーNO.13」
2005年12月13日
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【過去のエントリーはこちら】*エントリーNO.1「かつ秀」*エントリーNO.2「新々飯店」*エントリーNO.3「若松」*エントリーNO.4「ひの食堂」*エントリーNO.5「じゃがいも」*エントリーNO.6「たけくらべ」*エントリーNO.7「野島うどん」*エントリーNO.8「あさひ」*エントリーNO.9「中華洋食 一番」 第10回目に取り上げるのは、久米川駅南口にある老舗そば屋「巴屋」の「牡蠣フライライス(冬季限定)」(850円)。どんなカキフライが出てくるのか楽しみに待っていると、10分ほどして「牡蠣フライライス」がやって来た。 カキフライにご飯に味噌汁、小鉢と香の物。小鉢が付いているのはうれしいね。カキフライの方はというと……あれ、何か緑のモノがある。へぇ、カキフライ以外のフライが付いてるんだ。でもカキフライが4つかぁ。今まで食べた定食の中で一番少ないかも。 だけどカキフライはプクッと膨らんでいて大きい。コロモもいい感じのキツネ色だ。今まで食べたカキフライはほとんど細長い形だったけど、これはほぼ丸に近い楕円形。どんな味がするのだろう。それでは早速、いただきま~す。【コロモ】★★☆「サクッ」というより「カリッ」に近いかも。割と固く感じるが、その分カキの柔らかさが強調されている。これはこれでうまくバランスが取れているのかも。【カキ】★★★☆ かなり大きいというか、太っている。適度にジューシーで旨い。食べ応えは間違いなくある。【ソース】★★☆ 意外と言っては失礼だが、キャベツの千切りの上に乗っていたのはマヨネーズではなくタルタルソースだった。と言っても、ほとんどマヨネーズに近いモノではあったが。お皿にレモンが添えられている。ソースを試したあと、醤油でも食べてみようとテーブルの上を探したら、醤油は置いていなかった。他のテーブルを見ても醤油はナシ。テーブルの上の調味料に醤油がないお店は珍しいと思う。 醤油以外、いろいろ試してみたが、レモン汁とタルタルソースの組み合わせが美味しかったかな。 ちなみにこのお店に置いてあったソースは「ブルドック」の中濃ソースだった。こういうところに置いてもらえるよう「ポールスタア」には頑張ってほしいなぁ。【値段】★★☆ 大きいとはいえ、カキフライが4個というのは少ない。でもそれを補うかのようにピーマンのフライともやし炒めがお皿に付き、さらに小鉢が付いている。トータルで見ると、安くはないが決して高いとも言い切れないと思う。【総合評価】★★☆ カキフライの個数には少しガッカリするかもしれないけど、食べればその大きさと食べ応えに納得するハズ。値段もリーズナブルと言える。素直に「ごちそうさま」と言って会計できる旨さだと思う。【DATA】住所:東村山市栄町2-21-29電話:042-391-0313営業時間:午前11時~午後9時定休日:金曜【このお店に関する過去の記事】*2005年05月24日「そば以外でも頑張っている老舗そば屋」
2005年12月12日
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またやってしまいました。何がって? 「期間限定メニュー」ですよ。何でこんなに弱いんだろうなぁ。何かそのお店の戦略に乗っかっているみたいでイヤなんだけど、ついつい手を出してしまう。それがラーメンだとなおさらなんだよね。 というワケで今回食べたのは、「らあめん花月寅 東村山店」の「真骨頂」(680円)というラーメン。何でもYahoo!JAPANの「ラーメン特集2005」で全国のラーメンファンの声を集め、それに基づいて作り出されたモノなのだとか。『延べ138万票が選び出した味!!』というキャッチコピーがついているが、具体的に言えば「濃厚豚骨醤油ラーメン」だ。 注文から5分。運ばれてきたのがコレだ。 確かに色は濃い。濃い上にさらに黒いマー油がトロッとかけられている。説明によると、大量のゲンコツを長時間煮込んだ濃厚で粘りのある豚骨スープに、たまり醤油をあわせてあるのだとか。まあ、まずはスープを飲んでみますか。 うーん、濃いねぇ。でも想像していたほどではなかった。割と飲みやすい。もっと醤油が効いて辛味があるかと思ったら逆で、むしろほのかに甘みがある。 麺はいつもの細いストレート麺かと思ったら、少し色が違う。いつもより黄色が濃い。ズズッとすすると、少しボソボソしたかんじがする。でもこの麺、スープによく合っている。 具はあぶった豚バラ肉、メンマ、もやし、ゆで卵、刻みネギ。単にあぶっただけの豚バラ肉は、この濃厚ラーメンの中ではむしろ箸休めになるほどアッサリしている。いいんじゃないの。 ただ、食べていると何となくインパクトが足りない気がしてきた。「どうしようかなぁ……」と悩んだ末、私は店員さんに声をかけた。「すみません、生ニンニクを」 ニンニク3かけらが搾り機とともに登場。さすがに3つ全部入れるのは気がひけるので、2つをグワシッと搾って投入。すこしかき混ぜて、スープをグビッ……これだよ、これ、これ。ニンニクの香りと独特の辛味がたまらない。やっぱココまでやってこその「真骨頂」でしょう。 いやあ、美味しくいただき、ごちそうさま。帰りにコンビニに寄って「ブレスケア」を買って飲みまくったことは言うまでもない。【DATA】住所:東村山市本町2-3-77電話:042-398-5266営業時間:午前11時~深夜12時【このお店に関する過去の記事】*2005年5月8日「 1杯でいろいろ楽しめるラーメン屋」*2005年5月13日「魚系だけどコッテリした濃厚ラーメン」*2005年8月4日「2つの期間限定ニンニクラーメン」*2005年10月28日「生ニンニク投入がオススメのラーメン」*2005年11月9日「個人的にツボにハマッたラーメン」
2005年12月10日
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久米川駅南口にある中国茶の飲めるお店「幸運茶館」。以前に紹介したことがあり、その後、カミさんと一緒に行ったりもしたのだが、そこの女性店長から先日、こんなコメントをいただいた。『いつもご来店ありがとうごがいます。最近お客さんに教えられてこのサイトを知りました。幸運茶館を紹介していただいてもう三ヶ月経っていますね。前回「鳳凰単叢」をご所望していただきましたね。この寒い季節には「人参烏龍茶」がお勧めです。またいらっしゃってくださいね。』 何だかうれしくなって、ついまた行っちゃいましたよ。それに「人参烏龍茶」というのも気になったからね。 お店に入ってメニューを見ると……あった、あった、「人参烏龍茶」(840円)。説明書きによると、これは台湾産で甘みがあり、爽やかな味わいだという。さらに体を丈夫にし、芯まで温まるのだとか。なるほど、だから勧めてくれたのか。私は「人参烏龍茶」と「ドライフルーツ」(150円)を頼んだ。 早速、茶器がテープルの上に用意される。「これ、これ」と思いながらデジカメで写真を撮っていると、女性店長さんがやってきて「来ていただいてありがとうございます」とご挨拶。何だか恐縮しちゃうなぁ。 これが「人参烏龍茶」。普通の烏龍茶と違い、何やら白っぽいモノが混ざっている。香りはそれほどない。「人参烏龍茶」を温めておいた急須に入れてお湯をそそぐ。 1回目はすぐに別の容器に移し、すぐに2回目を注ぐ。これを茶海(ちゃはい)に移すのだが、普通に注ぎ入れるのではなく、ほとんど空気に触れないよう、写真左のようにして入れる。香りを逃さないようにするためなのだとか。また、淹れ終わると、急須のフタを少し開けておくのがよいのだという。完全にフタをすると茶葉が蒸れてしまって良くないのだ。 茶海に移したお茶をまずは聞香杯に入れ、その上に茶杯をかぶせる。そしてシッカリと2つの器を持ってひっくり返す。聞香杯をネジるようにゆっくりと上に上げると、お茶が茶杯に移る。そうしたら聞香杯を両の手のひらで挟み、両手で転がすようにしながら、鼻を近づけて香りをかぐ。 茶葉の時にはほとんど感じなかったが、すごく上品でいい香りがする。癒されるなぁ。 続いてお茶を飲んでみる。烏龍茶独特の茶色ではなく、薄い黄色のお茶。飲むと確かにほのかに甘い。お茶菓子が出され、一緒にいただく。「ドライフルーツ」も出てきて、それらを少しずつかじりながら、3回、4回、5回、6回とお茶を淹れていく。値段は高いが何杯も飲めるから、これは安いと思う。 1人でまったりとティータイムを楽しんでいたら、「自家製の杏仁豆腐、食べてください。サービスです」と店長さん。 いやあ、うれしいなぁ。ココの杏仁豆腐は絶品なんですよ。まるでソフトクリームのような口溶けで、濃厚な味わい。美味しい! またまたお茶が進む、進む。杏仁豆腐が好きな人はぜひ、このお店の杏仁豆腐を食べてみて欲しい。きっとハマりますよ。 店長さん、杏仁豆腐、ありがとうございました。とっても幸せな午後のひと時を過ごすことができました。今度また違うお茶を飲みに行きますね。【DATA】住所:東村山市栄町2-4-4電話:042-392-6318営業時間:午前11時~午後9時定休日:水曜 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「幸運茶館」は残念ながら2006年10月に閉店しました。
2005年12月09日
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久米川と八坂を結ぶ商店街通りの真ん中あたりにあった焼き鳥屋「とり一」が、12月1日から場所を移してリニューアルオープンした。新しい場所は久米川駅南口を左に出てロータリー沿いに歩き、りそな銀行の角を左折。すぐ右側に中華料理の「晩翠」が見えるが、そのビルの2階だ。 店内に入ると、焼き鳥を焼く場所が中央にドーンと出っ張っていて、その周りにカウンター席。そして大きなテーブル席が4卓。以前のお店よりかなり小さくなったような気がする。「スペースは前の店の3分の1くらいですかね」と焼き物をしながらママさんは話してくれた。でも写真を見てわかるように、何だかお店の中に焼き鳥の屋台がドーンと置いてある感じで、雰囲気は悪くない。 リニューアルオープンしたばかりだからなのか、焼き鳥以外のメニューはまだあまり揃っていなかった。しかし、私は焼き鳥があれば幸せだから、豚バラ串、レバー、つくね、皮、ももねぎまをそれぞれ2本ずつ頼んだ。どれも100円前後。庶民価格だ。 豚バラは肉厚で食べ応え十分。レバーは中がトロッとしてこれまた旨い。 写真は左からつくね、皮、ももねぎま。タレ好きの私にしては珍しく塩で頼んでみた。つくねは刻んだ軟骨が入っていて旨い。皮はやっぱりタレの方が美味しかったかな。ももねぎまはお皿に添えられている辛味噌をつけて食べると旨かった。「ちょっと変わったモノを食べてみるか」と追加でにんにく串ともちベー串を注文。 にんにく串はホクホクして旨い。元気が出そうだ。大当たりだったのは、もちベー串。おもちをベーコンで巻いて焼いているだけなんだけど、これは旨かった。締めに焼きおにぎりやお茶漬けなど、ご飯類を頼む人はこのお店に来たら、もちベー串を頼むことをオススメする。いやあ、これ食べたら本当にお腹いっぱいになったよ。 もともとこのお店は女性スタッフだけで切り盛りしていて、アットホームな感じだったけど、お店が小さくなった分、ママさんの顔もよく見えてよりアットホームな雰囲気が増した気がする。夜遅くまでやっているし、何だか通っちゃいそうだなぁ。【DATA】住所:東村山市栄町2-22-11
2005年12月08日
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寿司屋は回転寿司でない限り、規模の大小を問わず、入りにくいモノだ。行ったことのない寿司屋にフラッと入るという芸当は、懐に余裕がないとできない。子供が産まれる前、カミさんと食べ歩いていたころでさえ、初めて行く寿司屋にチャレンジする時は「お前、いくら持ってる?」とお互いの懐具合を確認して入ったモノだ。 そんな私だから、行ったことのない寿司屋には、まずランチから挑戦することにしている。これなら値段がわかっている分、安心できるからだ。おそらく読者の皆さんの多くもそうじゃないかと思う。その寿司屋に関する情報があれば別だけど、東村山の寿司屋に関しては、情報は少ないからねぇ。まあ、だからこそこのブログが読まれているのだろう。 今回紹介する「久米寿司」もお店自体は小さくて庶民的な造りなのだが、何となく入りづらくて、なかなか行けなかったお店だ。場所は久米川駅北口を左に出て、そのまま真っ直ぐ進み、久米川通りを渡り、新青梅街道の高架をくぐり、天王橋を渡る。そのまま道なりに40メートルほど歩いた左側にある。「シベリア」を売っているパン屋「木村屋」の並びだ。 なかなか行けなかったのにはもう1つ理由がある。私はこのお店にランチがあることを知らなかったのだ。正確に言えば、気づかなかった。家から近いモノだから、午前11時半ごろ「ランチでもやってないかなぁ」とお店の前を通ったことがあるのだが、その時はお店が閉まっていた。大抵の飲食店は11時~11時半にオープンするから、私は「このお店はランチタイムは営業しないんだ」とずっと思い込んでいたのである。 でも先日、たまたまお店の前を通ると……。 ランチをやっているではないか! 「最近始めたのかなぁ」と思って、表のランチメニューを見ると、「ランチタイム 十二時より二時迄」と書いてある。何だ、12時オープンだったのかぁ。ナゾが解ければ、あとは入るだけだ。 お店に入ると、私はカウンターに座り、「あじたたき丼」(950円)を注文した。「にぎりセット」(950円)と迷ったのだが、基本的に光物が好きなのでつい「あじたたき丼」にしてしまったのだ。 大将が手際よく「あじたたき丼」をつくると、奥から女将さんが味噌汁や小鉢の乗ったお盆を運んできて、その上に「あじたたき丼」を乗せて、私の目の前に運んできた。 味噌汁のほかに煮物のポテトサラダ。いいじゃないですか。メインの「あじたたき丼」だってホラ! わかります? 上からの写真じゃわからないかな。アジがたっぷり乗っているんですよ。小皿に醤油を入れ、生姜を溶いてから豪快にアジにぶっかけ、いただきま~す。アジを口に放り込んでは、ご飯をワシャワシャ。味噌汁をズズッとすすって、煮物をムシャムシャ。 別にそんなにお腹が空いていたワケじゃないんだけど、食が進む、進む。アジがサッパリしているからなのかなぁ。旨い、旨いでアッと言う間に完食。 食後にはコーヒーまで出てきた。いやあ、お腹いっぱい。最初は「あじのたたき丼が950円? ちょっと高いなぁ」と思ったけど、これなら納得。 次は懐の温かい時に、ランチメニューで一番高い「三色丼」(1600円)に挑戦してみようかな。【DATA】住所:東村山市本町4-2-23電話:042-394-9400
2005年12月07日
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【過去のエントリーはこちら】*エントリーNO.1「かつ秀」*エントリーNO.2「新々飯店」*エントリーNO.3「若松」*エントリーNO.4「ひの食堂」*エントリーNO.5「じゃがいも」*エントリーNO.6「たけくらべ」*エントリーNO.7「野島うどん」*エントリーNO.8「あさひ」 第9回目に取り上げるのは、東村山の中華料理屋「中華洋食 一番」の「カキフライ定食」(800円)。場所は東村山駅東口を出てロータリー正面の道を進んで交差点を右折。府中街道を八坂方面に進み、左角にセブンイレブンがある交差点を左折。鷹の道に入り、歩道橋のある交差点を右折して少し歩いた左角にある。 中華料理屋だけど、店名に「洋食」と入っているから「もしや…」と思って入ったらビンゴ! やっぱりありましたよ、「カキフライ定食」。注文してしばらくボーッとテレビを見ていると、やって来ました。 おおっ、味噌汁とご飯の湯気の向こうにカキフライ。いい感じだねぇ。そのほかにコンニャクの煮物と白菜の漬け物。カキフライの皿には千切りキャベツとマカロニサラダが付いている。定食としては盛りだくさんの構成だ。 カキフライはいい感じのキツネ色。形は不揃いだが、大ぶりで6個乗っている。それでは、いただきますか。【コロモ】★★☆ 形と同じく、コロモの付き具合にも見た感じバラつきがあるのだが、食べてみると、これが悪くないんだなぁ。サクッとしてコロモ自体が旨い。でも、もう少し形を整えれば、見た目がもっと美味しそうに見えるのになぁ。【カキ】★★★ 大きくて、適度なジューシー感がある。とはいえ、噛んだ瞬間、カキ汁がプワッと飛び出すほどではないけどね。形は悪いが、カキは旨い。コロモともよく合っている。【ソース】★★ タルタルソースはなし。お皿にレモンが添えられているのみ。何も付けずに食べても旨いが、レモン汁やソースを付けても旨かった。【値段】★★★★ 大きなカキフライが6個に小鉢の付く定食で、800円は安いと思う。量的にも味的にも満足できる内容だ。【総合評価】★★★☆ バカ旨じゃないけど、フラッと中華料理屋に入って「おっ、カキフライがあるんだ」と何気なく頼んだ人は間違いなく、「おおっ、意外とイケるじゃん」と満足するだろう。期待して行くと、少しガッカリするかもしれないけど、それでもきっと「普通に美味しい」と思うハズ。 今回は「カキフライ定食」を食べたけど、今度行く時は中華メニューを食べてみようと思う。【DATA】住所:東村山市本町3-8-1電話:042-391-6591営業時間:午前11時~午後8時半定休日:水曜
2005年12月06日
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個人的に応援している東村山の地ソース会社「ポールスタア」。応援しているのは、別に地元だからというだけではない。無添加・無着色という商品づくりの方針もいいし、何よりも実際に使ってみて美味しいと思ったから応援しているのである。 スーパーなどに入ると、知らず知らずのうちにソース売り場や焼き肉のタレ売り場へ行き、「ポールスタア」の商品はないかと探してしまう私。これまでにいろんなスーパーを見て回ったが、ほとんどのお店に置かれてなかった。 商品開発力はあるのに、販売力がない……「ポールスタア」の問題はココにあると私は思っていた。そのことについては素人の私が言うまでもなく、「ポールスタア」の桜井憲一社長も認識していて、常々「インターネットを使った販売をやりたい」と話していたのだが、ついにそれが実現した。 昨日、何気なく「ポールスタア」のホームページをのぞいてみたら、トップページから大幅リニューアルしていたのだ。 タイトルは「ソースな暮らし ソースな時間…」。いいじゃないですか。「スタミナ丼のたれ」で読者モニターから散々「デザインが悪い」と酷評された会社のホームページとは思えない。しかしデザインが良くなったこともさることながら、それ以上にうれしいのがコレ。「ポールスタア」の全商品が1本から買えるオンラインショッピングだ。これでもう「ポールスタア」の商品を求めてスーパーをハシゴする必要はなくなったワケだ。 ただし、これには1つネックがある。それは送料の問題だ。1本200~500円の商品を買うために、それ以上の送料がかかる可能性があるのだ。「ショッピングガイド」で送料を見ると、関東の場合、送料が525円、代金引換便の手数料が315円、計840円が商品代金以外にかかることになっている。沖縄の場合だと、送料が1300円になり(代引手数料は全国一律)、1615円も余計にかかることになる。「やはり送料はかかるなぁ」と思いつつ、「ショッピングガイド」を読み進むと、こんな1文があった。『1回のショッピングの合計金額が2800円(税込)以上で商品のお届け先が1箇所のみである場合、送料、代引き手数料は無料とさせていただきます』 つまり2800円以上買えば送料はタダになるワケだ。「2800円もソースは買えないよ」という人もいるだろう。「ポールスタア」もそういう人がいることを見越してだと思うが、「おすすめセット販売」というコーナーを設けている。これはソースをはじめ、焼き肉のタレやすき焼きの割り下など同社が作っている商品をセットにして割引価格で販売するというモノ。2100円、3150円、5250円のセットがあり、現在はさらにサイトリニューアルを記念したキャンペーンセット(「RSレストランソース中濃」「桃花林 KOKU焼肉のたれ」「桃花林 しょうが焼きのたれ」の3本セット)を525円で販売している。これは限定100セットだから、ご近所さんに呼びかけて6セットを共同で購入すれば、送料がタダになっていいかも。 そうそう、共同購入用だと思うけど、ケース販売もしている。この場合は10%割引があるから、ご近所の人と相談して買うといいと思うな。 まあ、オンラインショッピングで買う買わないは別にして、一度このホームページをのぞいてみて欲しい。というのも結構、面白い企画コーナーがあるんですよ。今、私が一番楽しみにしているのが、コレ。「なんでもソース生活隊」というコーナーなのだが、「ソースで何でも食べてやろう!」という企画らしい。まだ本格スタートしていないが(12月5日時点)、予告編によると記念すべき第1回目として挑戦するのは「鯛の刺身」だとか。一体どんな結果になるのか楽しみだ。 まあ何はともあれ、このホームページのおかげで「ポールスタア」の商品がグッと身近に感じられることは間違いない。できれば東村山市民特典として、東村山在住の人は送料無料にして欲しいけど、それは儲かってからの話だね。まずはリニューアルした「ポールスタア」のホームページをチェックしてみてください。【DATA】住所:東村山市久米川町3-28-2フリーダイヤル:0120-59-7110電話:042-395-0554
2005年12月05日
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東村山市議・佐藤まさたかさんのブログ「なんとかしようよ!東村山」によると、市役所東隣の郵便局前の桜も伐採され、話し合いによって移植が検討されている銀杏やキンモクセイ以外すべて伐採されたようです。 昨日、確認してきました。「……………」 言葉を失うというのは、こういうことなんだなぁと思いながら立ちすくんでしまいました。まずは11月12日に撮った写真を見てください。 わずかに残り、キレイな紅葉を見せてくれていたのですが、昨日見に行くと、桜はなくなっていました。 銀杏だけがポツンと残っていました。桜の木があった場所に近づくと、切り株が残っていました。 何だか痛そうな切られ方で、周りに散っている大量の木屑がまた物悲しさを誘います。「ごくろうさま。ありがとう」 こうなってしまったら、そう言うしかないですよね。 さらに道を進むと、今度はいくつもの銀杏の切り株に遭遇した。 銀杏の樹齢は桜の倍以上のハズだけど、移植はかなわず、切られてしまったようだ。 今回の件で私が解せないのは、市長が何らコメントしていないことだ。「なんとかしようよ!東村山」を読むと、市は説明不足だったと認めつつも、責任問題については課長クラスに押し付けて回避しようとしている。こんなことでは、また同じことが起きるのではないだろうか。 そんな気がしてならない。
2005年12月04日
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最近、都内ではは「エッ、こんなところにお店があるんだ!」みたいな飲食店が増えてきている。いわゆる“隠れ家レストラン”だ。東村山にもポツポツあるのだが、また1軒できたようだ。それが今回紹介する「Dining みうら」だ。入ってから気づいたのだが、実は12月1日にオープンしたばかりなのだとか。 場所は駅からかなり離れている。あえて説明すれば、東村山駅東口を出て真っ直ぐ進み、交差点を右折。府中街道を八坂方面に進み、右側角に郵便局がある交差点を左折し、鷹の道に入る。2つ目の信号交差点を右折。少し歩くと左側に中華料理屋が見える。そこの路地を左折し、50メートルほど歩いた左側にある。 たまたまオープンしたばかりで花輪があったから「あれ?」と思って立ち止まったけど、お店の看板はないし、あるのはランチメニューを書いた黒板のみ。これはわかりにくいと思うなぁ。でも“隠れ家レストラン”を目指すなら、これぐらい地味な方がいいかもしれない。 緑色のドアを開けて、まず最初に目に飛び込むのがこの看板。これでようやくこのお店が「Dining みうら」という名前であることがわかるワケだ。なかなか凝っているじゃないの。 店内は4人がけのテーブル4卓に、6人がけのテーブル2卓。小さくはないが、決して大きくもない。「いらっしゃいませ」と声をかけてきたのは若い女性店員で、チラッと厨房をのぞくと、シェフは女性だった。 この日のランチメニューは「ベーコンと白菜のクリームパスタ」「ベーコンとカブのペペロンチーノ」「ベーコンと水菜のトマトパスタ」「カルボナーラ」「チーズリゾット」「カボチャのリゾット」の6種類。いずれもサラダとコーソーが付いて850円だ。 私は「ベーコンと白菜のクリームパスタ」に心ひかれたが、店員さんが「本日のオススメは『ベーコンとカブのペペロンチーノ』になっております」と言うので、思わず「じゃあ、それで」と言ってしまった。意志が弱いというか、優柔不断だよなぁ、私って。 まずはサラダが登場。まあ普通の野菜サラダだけど、酸味の効いたドレッシングは旨い。サラダを食べ終えると、すぐにメインの「ベーコンとカブのペペロンチーノ」が運ばれてきた。 これね、すごくいいニンニクの香りがするんですよ。思わず写真撮ることを忘れそうになったぐらい、食欲をかきたててくれる。 自分で撮っていて何だけど、アップで改めて見ると超旨そう。実際、コレ、食べてみたら旨かったですよ。パスタの茹で加減もいい感じだったし、カブは柔らかく、葉の部分はシャキシャキしていて食感の変化も楽しい。 でもこのパスタのポイントはニンニクだね。刻みニンニクでもニンニクスライスでもニンニクチップでもなく、コロンと丸ごとのニンニクが3つ入っていた。これがあの強烈ないい香りを出していたのだ。食べるとほっこりして旨い。「ニオイが残るかなぁ」と少し心配したが、それは全くの杞憂だった。食べ終えたあと、口の中に全くニンニクのニオイは残っていなかった。 あと、ビックリしたのは、パスタの量。写真ではわかりにくいと思うが、この量が結構多いのだ。盛りがいいと言おうか、通常のお店で食べる量の1・5倍はあると思う。女性にはちょっと多いぐらいではないだろうか。 「お好みでどうぞ」とタバスコと粉チーズを出されたが、これは私にはいらないかな。一応、少しずつ使ってみたが、そのままの方が断然美味しかった。 食後にコーヒーをいただいて、ごちそうさま。これで850円は十分納得。雰囲気もいいしね。次回来るときはカミさんを連れて行こうと思う。 お店を出る際には店員さんとともにシェフが見送ってくれた。まあ、この日は私1人しかお客がいなかったからなのだろうが、それでもこういうお見送りはうれしい。 私は帰り道、このお店が八坂駅近くにあるイタリアン「Collinetta(コリネッタ)」と対照的なことに気が付いた。「Collinetta」が男性の店員と男性シェフの2人で切り盛りし、繊細で優しい味のパスタを出してくれるのに対し、このお店は女性店員と女性シェフで切り盛りし、盛りのいい大胆なパスタを出してくれる。食べる側としてはまた1つ楽しみなお店が増えたという感じだ。「Collinetta」ファンの人にはぜひ食べ比べてみて欲しいと思う。たぶん、どっちも気に入るんじゃないかなぁ。【DATA】住所:東村山市本町3-8-23電話:042-391-5815営業時間:午前11時半~午後2時半(ランチタイム) 午後5時半~10時(ディナータイム) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「Dining みうら」は残念ながら2006年に閉店しました。
2005年12月04日
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「期間限定」という言葉に弱い私。だからお店に張ってあるポスターなど見ないようにしているんだけど、やっぱりついつい見てしまう。先日も久米川駅周辺をプラプラと歩いていたら、「期間限定」の文字を見つけてしまった。どこで見つけたかと言うと、カレーチェーン店「CoCo壱番屋 西武久米川駅前店」で、だ。しかもそのメニューが「カレーうどん」(650円)という、私の“好きな食べ物リスト”の中にシッカリ入っているモノだったから、たまらない。フラフラ~っと入っちゃいましたよ。 場所は久米川駅南口を左に出て、西友と書店の道を入ってすぐ右側にある。 夜10時ごろに入ったのだが、店内はほぼ満席。繁盛しているなぁ。私はカウンターに座ると、「カレーうどん」を注文。すると「辛さはどうしますか?」と店員さん。辛くすることも少し考えたが、まずはどんな味かわからないから、オーソドックスに「普通で」と答えた。 で、しばらく待たされて出てきたのがコレ。 うーん、個人的にはもっとスープがナミナミと入って、うどんが見えないくらいが好きなんだけど、まあキレイに見せるならこっちの方がいいのかもしれない。何はともあれ、スープを飲んでみますか。 おおっ、これは旨いじゃない! スープカレーほどサラサラしてなく、とろみがあるんだけど、レンゲで何杯もゴクゴクと飲める。メニューには『ココイチ自慢のカレーに、かつお、こんぶ、いわし、さばなどを丁寧にとったダシ、さらにミルクやローストオニオンのコクが加わった絶妙なスープ』と書いてあったが、そんな複雑な味わいはない。でも、極めて単純に旨い。 それではうどんをいただきましょう。うどんは見てわかるように、角がシッカリ立った讃岐うどん。口に入れると、心地よい弾力が歯から伝わってくる。コシがあってこれも旨いじゃないの。カレースープとの相性もバッチリだ。 具は鶏つくねとしめじ、ネギの3つのみ。少し寂しい気もするが、主役はカレーとうどんだから、食べ始めると何ら不満はない。スープを最後の1滴まで飲み干して、ごちそうさま。いやあ、美味しかったなぁ。 余韻に浸りながら、何気なくメニューを見ると、この「カレーうどん」には「セット」(+170円)があり、半熟卵とご飯が付くのだという。しまったぁ! 私はカレーに卵を落として食べるのが大好きだし、残ったスープにご飯を入れて食べるという考えも大好きだ。 さっきまでの幸せな余韻は吹き飛び、「何でセットにしなかったんだろう」と激しく後悔。来年1月15日まで期間限定メニューだから、何とかそれまでにリベンジしようと思う。【DATA】住所:東村山市栄町2-8-3電話:042-398-3121営業時間:午前11時~深夜2時
2005年12月03日
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昨日はなぜか昼間から無性に焼き鳥が食べたくて仕方がなかった。正確に言うと、「ホッピーを飲みながら焼き鳥を食べたい」と仕事中、ずっと思っていた。私の中では焼き鳥とホッピーはセットなのだ。 でもなぜ突然、焼き鳥なんだろう? そう思って考えると、この1カ月、私は焼き鳥を食べてなかった。これは焼き鳥好きの私には「あり得ない」ことだ。どうやら一種の禁断症状として出て来たようだ。 私は仕事を早めに切り上げると、久米川に戻り、焼き鳥屋へ真っしぐら……しかし、残念ながら目的のお店はやっていなかった。私は他の焼き鳥屋を思い浮かべた。しかし、閉店時間が早かったり、焼き鳥はあってもホッピーが置いてなかったりと、私の条件に合うお店はなかなかない。「仕方ない。今日はもう帰るか」と思い、トボトボと帰宅の途につくと、もう閉店していると思った「福徳 久米川店」の赤提灯が光っているではないか。喜んで中に入ると、「もうすぐ閉店ですけど」と店員さん。「ああ、やっぱりそうなんだ」とガッカリした表情をすると、お店のお母さんが「あら、お久しぶりですね。少しでよければいいですよ」とひと言。もともと、こっちは一杯だけ引っ掛けようと思っていたから、異存はない。 カウンターに座り、まずはホッピーを注文。そしてシロ(2本180円)、カシラ、皮、若鶏、レバー(それぞれ2本200円)をタレで頼み、焼き鳥ができるまでのツマミとして「赤身馬刺」(500円)を頼んだ。 ホッピーをグビッと飲んでから、「赤身馬刺」をパクッ。冷凍モノだと思っていたら、水っぽくなく意外に旨い。 このお店に来るのはかなり久しぶりだ。帰宅するのが遅いため、なかなか行けなかったのだ。それにしても、お母さんの記憶力には頭が下がる。お店に来たのはトータルでも3回ぐらいなのにちゃんと私のことを覚えているのだから。そのことを話すと、「だっていつも焼き鳥を20本近く食べるでしょ。そんなに食べる人ってあんまりいないから」だって。単に大食いだから覚えられていたってワケか。いやあ恥ずかしい。 お母さんと話していると、大将が焼き鳥をドーンと盛ったお皿を持ってきた。これこれ、これが食べたかったんだよね。まずはレバーにパクつき、続いてホッピーをグビッ。はぁ~っ、旨いねぇ。 基本的に私は1人で黙々と飲むのが好きなのだが、この日はお母さんが気を使ってくれたのか、いろいろと話しかけてくれて飲み食いしながら、子供のことやお互いの故郷のことなどを談笑。楽しく過ごすことができた。閉店時間をかなりオーバーしたと思うのだが、嫌な顔ひとつ見せない店員さん。いいお店だ。このお店が人気なのは焼き鳥だけじゃないね、きっと。 会計をしてもらうと2000円ちょっと。安いねぇ。もっと早い時間に来て、たっぷり飲み食いしたいモノだ。【DATA】住所:東村山市栄町2-1-9電話:042-395-4461
2005年12月02日
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先日、久米川南口のラーメン屋「麺蔵もみじ」の新作である「とり白湯らーめん」(680円)を食べたが、新作はもう1つある。「ねぎ味噌らーめん」(850円)だ。 しかし、私は何となく食べるのをためらっていた。というのも、以前にこのお店の唯一の味噌味である「みそ南蛮らーめん」(850円)を食べたことがあるのだが、これがイマイチだったからだ。でも、新作としてあえて味噌ラーメンを出したということは、何かあるのかもしれない……そう思って私はお店に行ってみた。 店内に入って驚いたのは、メニューの看板から「みそ南蛮らーめん」が消え、代わりに「ねぎ味噌らーめん」の文字があったことだ。新作でありながら、早くも定番メニューにしてしまうあたり、かなり力の入ったラーメンであることがうかがえる。「これは期待していいのかも」と思いつつ、私は「ねぎ味噌らーめん」を注文した。 しばらくして出て来た「ねぎ味噌らーめん」は、スープの色からして「みそ南蛮らーめん」とは違う。たっぷりのネギの上に置かれたカイワレ大根の緑と糸唐辛子の赤がキレイだ。見た目はかなり旨そう。オレンジのラー油が浮いたスープを早速、ひと口飲んでみる。最初に味噌独特の旨味というか甘みが伝わり、すぐにピリ辛が追いかけてくる。そして口の中にほのかにゴマの香りが残る。味としては坦々麺に近いかもしれない。でも旨い。これは私の好きな味だ。カロリーが高くなるが、少しバターを入れたくなる。 麺はほかのラーメンでも使われている細い縮れ麺。黄色がかったこの麺は本来はおそらく味噌ラーメンに合うモノなのだろう、スープとの相性はバッチリだ。個人的にはもう少し太い麺だともっと美味しく食べられるような気がする。でもこの細麺も悪くない。 ネギもシャキシャキして美味しかった。ラー油のピリ辛が効いたスープとたっぷりのネギのお陰で、食べ終えると体がホクホクしてきた。これからの季節にもってこいのラーメンだ。【DATA】住所:東村山市栄町2-7-29電話:042-394-3003営業時間:午前11時半~午後3時 午後5時~11時半定休日:なし
2005年12月01日
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