全25件 (25件中 1-25件目)
1
いやあ地獄のようだった5月がようやく終わりました。今月は何を買ってもいくらでも暴落しますし本当に厳しい1ヶ月でした。資産がどんどん溶けていっているのが実感できましたし、率直に言ってこの月末のパフォーマンスを計算するのがちょっと怖いくらいでした。 さて早速その今月の成績ですが、対前年末比で+15.2%となりました。先月は+24.0%だったのでやはり非常に厳しい結果ですね。今月は主力・準主力共におおむね株価は軟調で、はっきり言って「現物株一本勝負」の私には大して打つ手が無かったです。 次に今月の主な売買ですが、軟調すぎる相場環境を受けて大きく買い越しました。新規参戦が2108日本甜菜製糖、2266六甲バター、2418ベストブライダル、2656ベクター、2662ダイユーエイト、2736サダマツ、3376オンリー、3762テクマトリックス、4777ガーラ、6278ユニオンツール、7230日信工業、7278エクセディ、8018三共生興、8245丸栄、9895コンセックの15銘柄、追加参戦が2128ノバレーゼ、2198アイ・ケイ・ケイ、2695くらコーポレーション、2730エディオン、2769ヴィレッジヴァンガード、2786サッポロドラッグストア、3331雑貨屋ブルドック、4298プロトコーポレーション、4926シーボン、6249ゲームカード・ジョイコHD、7516コーナン商事、7885タカノ、8793NECキャピタルソリューション、9058トランコムなどの15銘柄でした。 売却のほうは、完全撤退した銘柄はありませんでした。部分撤退は7509アイエーグループ、9995ルネサスイーストンの2銘柄でした。 来月も厳しい環境が続きそうですが、市場は「激安優待バリュー株」掴み取り状態の魅惑的な状態となっており、引き続き気合を入れて買い捲って行きたいと考えています。
May 31, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 190位 2335 キューブシステム (東2、9月優待) ○ PF190位は、銀行・流通向けシステム開発が主力のキューブシステムです。 現在の株価は496円、PBR0.95、株主持分比率は72.7%と良好、予想PER10.83、配当利回り3.4%(17円)、総合利回り5.4%(17+10=27円)で、優待は100株保有で1000円相当、200株保有で2000円相当、500株保有で3000円相当のJCBギフトカードです。 キューブシステムは指標的な割安感・総合利回り共にまずまずですし、優待を楽しみにのんびりホールドするのには適していると思います。キューブシステム的な銘柄を少量ずつ多品種取り揃えていることは、優待族として市場で長生きしていく最大の秘訣の一つであると考えてもいます。
May 30, 2012
いやあ軟調でパワーのない相場環境が続きますね。さて今日は主力株概況シリーズです。 19位 7509 アイエーグループ (JQS、非優待株) ◎◎ PF時価総額19位の準主力は、神奈川地盤のオートバックスFCのアイエーグループです。現在の株価は589円、PBR0.46、株主持分比率39.1%、予想PER4.77、配当利回り4.1%(24円)です。ここは以前優待株だった頃には、 最大でPF1位の超主力としていたこともあったのですが、まさかの優待廃止で心がポッキリと折れ、その後少しずつ売却を進め順調に順位を落としてきました。 ただアイエーは指標的な割安感は相変わらず極めて濃厚です。それは第4位の大株主に「割安株がんこ投資」で知られる「BBHフォー・フィデリティー・ロー・プライスストック」が登場していることが証明していますし、また大株主に自社が登場(12.2%保有で2位)しており、将来的にMBOの可能性も0では無いと感じていることから、今のところ現金代わりという部分も含めて主力の一角に辛うじて踏み留まっています。
May 29, 2012
いやあ軟調な相場が続きますね。私のPFには準主力級にフレッシュな銘柄がいくつか新登場し始めています。さてそんな中ですが、今日もPF概況シリーズです。 189位 2499 日本和装ホールディングス (東2、12月優待) ◎~◎◎ PF189位は、着物関連の販売仲介業者で手数料収入が収益源の日本和装HDです。 現在の株価は29230円、PBR0.87、株主持分比率は53.9%、今期予想PER9.40、配当利回り5.1%(1500円)、総合利回り6.8%(1500+500=2000円)で、優待は1株保有で500円相当のクオカード、2株保有で1000円相当のVJAギフトカードなどです。 日本和装HDは、協力企業が運営費等を賄う形で全国で無料着物着付け教室を展開し、その受講生相手にセミナーという形で販売会を行うと言うビジネスモデルです。「タダほど高いものはない」とのことわざもあるくらいですし、非常に香ばしい業態ですが、私は4926シーボン等この手の生命力の強い「イケイケ営業銘柄」は嫌いではありません。(笑) ただ「日本和装 評判」くらいで検索すればその営業実態はゾロゾロ出てきますし、この手の企業で高成長を続けると言うのはインターネットが完全に普及した今の時代ではなかなか難しいのかな?とは思っています。 日本和装HDは指標的にはまずまず割安ですし、総合利回りも魅力的です。優待族的には外せない銘柄ですが、同時に主力として勝負するにはやや邪道かな?とも感じます。もちろん投資の世界では常に王道を歩み続ける必要はないですし、むしろ「危なさ」、「妖しさ」満点の銘柄の方がパフォーマンスは良かったりもするわけですが(笑)、日本和装HDが評価の分かれる銘柄であることだけは間違いないですね。
May 28, 2012
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 188位 9887 松屋フーズ (東1、3月優待) △ PF時価総額188位の中堅銘柄は、牛丼3強の一角の松屋フーズです。 現在の株価は1483円、PBR0.84、株主持分比率は56.3%、今期予想PER14.25、配当利回り1.7%(24円)、総合利回り5.0%(24+50=74円、優待券はヤフオク平均落札価格の1冊5000円で換算)で、優待は100株保有で優待食事券10枚です。 優待券は1枚で上限700円のメニューを1品選択することが出来ます。また返送すると、自社製品詰め合わせセットを貰うこともできます。 ↑ この松屋オリジナルカレー、かなり辛いのですが美味いです。 私は長年の吉野家ファンで、牛丼に関しては圧倒的に吉野家の方が美味しいと思っており、松屋に関しては特にコメントすることはありません。とりあえず業界全体として先のない無茶な値引き合戦での体力消耗競争はやめて欲しいと願っています。
May 27, 2012
いやあ、相場環境も何だかエネルギーが枯渇してしまった感じで本当に悪いですね。さてそんな中ですが、今日はPF上位銘柄を紹介する主力株概況シリーズです。 この「主力株概況シリーズ」は、私の投資家としての命運が懸かる大切な主力銘柄について考えるシリーズなので、当然熱も入りますし必然的にポジショントークになります。私は「魅力的で分かりやすいポジショントークが出来ないような銘柄はそもそも主力にするべきではない。」と考えており、この「主力株概況シリーズ」は自分自身との真剣勝負の場であると思っています。 ですので、皆様方も「みきまるミラクルワールド」に迂闊に引き込まれない様に十分に御注意下さい(笑)。また以前からありますが、単なる「買い煽りだー。」などというような生産性の無い御批判は御遠慮戴き、論評戴く場合には、「ここは違うだろう。」とか、「ブルドックよりこっちの銘柄の方が上だろう。」などと言うように具体的な言及をお願い致します。それでは始めます。 18位 3331 雑貨屋ブルドッグ (JQS、非優待株) ◎◎ PF時価総額18位の主力は雑貨屋ブルドッグです。最近再び大きく買い増しして主力の一角に復帰しました。その理由は、同じ雑貨屋チェーンの7577パスポート(PBR0.91)を私は現在PF3位の超主力にしているのですが、ブルドッグはPBRが0.18とパスポートの5分の1で、「パスポートに較べて悪いには悪いが5倍も悪いことは絶対に無い。」という確信があったからです。 ただ、この狂犬、確かに絶対値では低いです。「若い女性向けのアクセサリー、ファンシー雑貨などの専門店チェーン」と四季報には書いてあるのですが、実際の店舗を探検に行くと若い女性と言ってもローカルな地元ヤンキーの方々に支えられている感じで、お店全体にC級テイストが充満しており四季報の表現とはかなりテイストは違います。正確には「ドンキホーテをダサくした感じ」のお店ですね。 現在の株価は212円、PBR0.18、株主持分比率66.0%、今期予想PER10.34、配当利回り2.4%(5円)です。雑貨屋ブルドッグ、以前はお店を散歩するとレジの周辺だけはそれなりにキチンとしているものの、店舗の隅っこのほうの商品はほこりまみれで手に取るとそれが舞って目にしみたり、下手するとパッケージが破れていたりとひどい状況で、私は店舗を探検していてほこりにやられて目からは涙がポロポロとこぼれ、鼻からはくしゃみが止まらず口からは咳とよだれがダラダラとこぼれ、「うほー、低PBR銘柄への投資って実際にはこんなにつまらなくて冴えなくてひどいものなんだ。」と心底痛感させられていたのですが、、最近ではかなり改善されています。同じ店で以前はほこりにまみれていた商品も今は綺麗に掃除されています。「これでPBR0.18なら十分安いよなあ。」と感じます。 ブルドッグは今期は業績の下方修正があり株価は軟調ですが、私見では今期の業績予想は少し保守的過ぎると見ています。以前7553サザビーリーグが同じようなあり得ない様な超保守的な業績予想を繰り返した末にMBOで市場から退出したことがあったのですが、どうもその時と同じ匂いがしています。ま、いずれにせよ、PBR0.18倍のブルドッグですからここからの下値も知れていますし、これからも主力の一角として楽しくホールドしていく予定です。
May 25, 2012
いやあ軟調な相場環境が続きますね。私は今日は業績好調な2198アイ・ケイ・ケイを5枚だけ買い増しした他は特に何もせずのんびりと過ごしていました。ウェディング業界では2196エスクリがその高い成長力を囃して以前から他の個人投資家の方には人気ですが、エスクリは非優待株の上に高PBR(2.97)で自分には手が出ません。私には成長力は弱くても比較的低PBR(1.01)のアイ・ケイ・ケイのような銘柄の方がしっくりきます。こんなタイプの投資家はなかなか市場で勝ち切れないことは承知しているのですが、私は結局どんな環境下でも生き残れることを最重視しているんだろうと思います。さてそんな中ですが、今日もPF概況シリーズです。 187位 東邦ホールディングス (東1、3月優待) △ PF187位は、医薬品卸4強の一角の東邦HDです。 現在の株価は1487円、PBR0.90、株主持分比率は22.7%、予想PER11.19、配当利回り1.1%(16円)、総合利回り1.7%(16+10=26円)で、優待は100株保有で 1000円相当の自社グループ取り扱い商品(日用品)です。 東邦HDは指標的には妥当な株価位置だと思います。今はとりあえず私にとって初取得となる優待品の到着を楽しみにしています。
May 24, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 186位 7840 フランスベッドホールディングス (東1、3月優待) △ PF時価総額186位は、ベッドとメディカルサービスを手掛けるフランスベッドHDです。 現在の株価は151円、PBR0.92、株主持分比率60.3%、今期予想PER28.49、配当利回り2.3%(3.5円)、総合利回り5.3%(3.5+4.5=8円、優待券はヤフオク平均落札価格の45%で換算)で、優待は1000株保有で10000円相当の優待券 もしくは自社グループオリジナル優待品です。 私は上記の選択肢の中から前回は、「木のトレーラー」を選びました。 現在、ジョギング用のサングラス入れとして活躍しています。 フランスベッドHDは稼ぐチカラが弱いのが欠点で指標的な割安感はありませんが、優待内容はまずまずだと思います。これからもPF中位銘柄としてホールドしていく予定です。
May 23, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 185位 2108 日本甜菜製糖 (東1、3月隠れ優待) △ PF185位は、製糖中堅でビート(甜菜:てんさい)糖では首位の日本甜菜製糖です。現在の株価は153円、PBR0.40、株主持分比率は63.2%、今期予想PER18.00、配当利回り3.3%(5円)、総合利回り 3.9%(5+1=6円)で、隠れ優待は1000株保有で砂糖3キロです。 会社IRによると、「制度として実施しているものではございませんが、長年続けられていることもあり、特別な事情がない限り、今後も継続して実施してまいりたいと考えております。」とのことなので、よほどのことがない限りは毎年戴けるようです。私は今回の暴落局面で指値に引っ掛かっており初参戦することになりました。隠れ優待を楽しみに末永くホールドして応援していく予定です。
May 22, 2012
いやあ今日は久々に値動きの穏やかな一日でしたね。私は優待獲得用の別ポート(通称みきまる2号)で、いわゆるジャンク優待株の3306日本製麻を買ったほか、3376オンリーを優待MAXの12枚まで買い増しし、最近かなり安くなった8041OUGホールディングスに新規参戦したものの、それ以外はのんびりと相場を眺めているだけでした。たまには平和な日があってもいいですよね。さて今日は通常のPF概況シリーズです。 184位 7278 エクセディ (東1 3月優待) ○ PF184位は、クラッチ最大手のエクセディです。私は最近の急落局面で喜んで再参戦したのですが、その後も順調に値下がりが続いており、結果的に落ちてくるナイフを素手で受け止めて手のひらの動脈を貫通し大出血の状態です。(笑) 現在の株価は 1771円、PBR0.74 、株主持分比率は65.3%、今期予想PER9.56、配当利回り2.8%(50円)、総合利回り4.5%(50+30=80円)で、優待は100株保有で3000円相当のグルメギフト券です。 エクセディは優待狙いで1枚ホールドしていくのには問題ない銘柄と考えています。業績推移を見ながら優待を楽しみに再び応援していく予定です。
May 21, 2012
さて今日も主力株概況シリーズです。 17位 4926 シーボン (東2、3月優待) ◎◎ PF時価総額17位の主力は、イケイケ営業系の化粧品自社製造・販売会社のシーボンです。今年めでたく東証2部昇格を果たしました。 過去には最大でPF3位の超主力だったこともありましたが、株価上昇により持ち株の大部分を売却し一旦は保有コスト0分の恩株5枚を残すのみの状態となっていました。 ただ、今期のシーボンは業績も回復見込みで指標的にまずまず割安なこと、優待に力があり総合利回りもかなり高いこと、4923コタ、4924ドクターシーラボ、4925ハーバー研究所、4928ノエビアHDなどの比較対象となる他の優待株に対して相対的に極めて安いこと(化粧品会社は総合利回りが高いので一般的に高PBRに評価されやすい)、最近の市場の暴落を受けてシーボンも順調に値下がりしていること、を総合的に評価して再び主力の一角に据えました。 現在の株価は1550円、PBR0.76、株主持分比率は77.8%で有利子負債は0、今期予想PER7.55、配当利回り5.2%(80円)で優待は100株保有で自社製品、自社サロンケア利用券1枚です。 今回の優待に関しては、 シーボン人気ナンバーワン製品の「トリートメントマセ」であることが発表されています。この商品のヤフオク平均落札価格は8000円程度なので、総合利回りは10.3%(80+80=160円)となります。優待族的にはこのファンダメンタルズ+10%を超える総合利回りのコラボは極めて魅力的と考えています。 また、サロンケア利用券の実際に関しては、昨年姫が実際に潜入取材をしてくれました。 実際のフェイシャルトリートメントの内容は、最初に肌の状態を調べるカウンセリングを受け、クレンジングでお化粧を落とし洗顔してツルツルになった状態でベッドに横になり、持ち込んだサロンケアセット(昨年の場合)を使って施術を受けるとのことでした。全部で1時間ちょっとで、「エステティシャンの指の使い方が上手で肌によく浸透する感じがした。パックしてもらっているときにあまりにも気持ちよくてウトウトしてしまった。」と高評価でした。施術中に肌の状態を見ながら「合う商品」のお勧めはあったとのことですが、それほど強引なトークではなかったとのことで、また最後には「良かったら使ってみてください」とサンプル品もくれたとのことでした。 シーボンの利益の源泉は化粧品購入で得られるポイントに応じたこの「無料サロンケア」で、その勧誘実態が、 サッカー日本代表FWを務められるくらいの突破力抜群の強引さ だと評判だったのでその実際が知りたかったのですがちょっと拍子抜けしました。私は姫が20万円分くらいは化粧品を買ってしまって泣きながら帰って来るかも?と半ば覚悟していたのです。株主としてはこれからも「ほどほどの健全な強引さ」を保って頑張って欲しいなと思っています。(笑) ま、いずれにせよ、シーボンは来年には東証1部昇格期待もありますし、業績推移を見ながらのんびりと主力の一角としてホールドして応援していく予定です。
May 20, 2012
さて今日は久々に主力株概況シリーズです。 私がどんな悲惨な相場環境下でもこの日記を続けている最大の理由は、「書いていて楽しいし、自分にとって勉強になるから。」というシンプルなものなのですが、その中でもこの主力株&PF概況シリーズを書くのが一番の楽しみなのです。ところが最近はあまりの暴力的な暴落でPF構成銘柄にも大きな変動があり、そのライフワークもままならない有様でした。今日は土曜日でお休みなのでようやく書けて嬉しいです。 16位 4298 プロトコーポレーション (JQS、3・9月優待) ◎ PF全408銘柄中時価総額16位の主力は、中古車誌「Goo」やIT事業「Goo-Net」を手掛けるプロトコーポレーションです。前回の圏外から一気に主力の一角に初登場しました。 現在の株価は2178円、PBR1.01、株主持分比率79.0%、今期予想PER7.78、配当利回り3.4%(75円)、総合利回り5.3%(75+40=115円)で、優待は100株保有で2000円相当のカタログギフトです。 プロトコーポレーションは、十分な成長力、高い利益率、指標的な割安さ、良好な財務状態、嬉しい実用的な年2回優待、まずまずの総合利回りと、全ての項目が高いレベルでバランスされたハイクオリティーな優待バリュー株です。今期の業績予想が四季報の予想内容を大きく下回ったことから株価は暴落しましたが、今の株価位置であれば優待族的には御機嫌でホールドしていけます。 私はもうずいぶんと昔のことになりますが、この日記を書き始める前の2005年の夏から秋にプロトに目を付け 超主力 として勝負していたことがありました。様々な銘柄を調べている時にたまたまプロトを見つけ、突然、「これだ! この銘柄で勝負だ!」と全身を駆け抜けるビリビリとするような興奮が走りその瞬間に閃いたからです。 そのひらめきの直後から私はプロトを買い増しし始めたのですが、当時の私は現在に較べると圧倒的に資金力が無く、買い増しには大きな勇気が要りました。夜を徹してプロトの過去の業績推移を虱潰しに調べ、また予想される未来を様々に推察し、直感から確信を持つに至って買い進めたのですが、実際の注文を出す時にマウスを持つ手が緊張で汗ばみ、滑って買いにくかったのを鮮明に思い出します。 幸運にもその戦いは勝利に終わり、私は結果として極めて大きな利益を上げることが出来たのですが、ずいぶんと上昇してしまい最後の1枚を売却する時に、「人気化し高PBRになってしまったプロトとはもう永遠のお別れだ。本当にお世話になったけど、投資家は常に未来を見て行かないといけないし、自分はまた次の不人気低PBR優待銘柄を発掘して1から頑張ろう。」と誓い、それからはウォッチリストからも外して全く見ない銘柄になってしまっていました。 時は流れ、昨年2011年末になってこの日記のコメント欄であいちんさんにプロトが再び指標的な輝きを取り戻していることを教えて戴き私はホルダーに復帰、そして今年に入って買い増しし、決算発表を受けて急落したことから更に買い乗せして主力の一角となりました。 さて、プロトでの2回目の勝負はどのような結末を迎えるのか? 楽しみですね。
May 19, 2012
いやあ今日も豪快に下がりましたね。私は当然かなり買い増ししました。 具体的には主力どころでは4926シーボンを買い乗せした他、2730エディオンを9枚追加して優待ランクアップ、また9895コンセックを新規に買いました。これで保有408銘柄となりました。 また優待獲得用の別ポート(通称:みきまる2号)の方では、1334マルハニチロHD、2579コカ・コーラウエスト、2730エディオン、3376オンリー、5909コロナ、6278ユニオンツール、7421カッパクリエイト、7516コーナン商事、7925前澤化成工業、7951ヤマハ、8119三栄コーポレーションの11銘柄を一気にバルク買いしました。これでみきまる2号の方も合計184銘柄となり、そこそこ大きな規模となってしまいました。本当はメインポートフォリオ(みきまる1号)だけに注力したいのですが、ここまで市場環境が悪いとPF全体の防御力を上げざるを得ないんですね。 月曜日も下がるようなら更に買い進みますが、さすがにちょっと「おえっぷ」という感じになってきました。週明けの株式市場はどうなるでしょうね?
May 18, 2012
いやあ今日はようやく一息つけましたね。私は「今日は反転してしまいそうだな。」と感じて、指値を急遽あげて更にいくつかの銘柄を買いました。 具体的には6278ユニオンツールに新規参戦したほか、低PBR(0.32)優待株7885タカノを9枚買い増しして優待ランクアップをしました。また優待獲得用の別ポートで3087ドトール日レスHD、3230スターマイカ、3893日本製紙G本社、8877日本エスリード、9827リリカラの5銘柄をバルク買いしました。 この1週間くらいはとにかく暴落してくる銘柄が多くて、資金をどの銘柄に投入するかを瞬時に判断し続けなくてはならずかなり疲れました。「おっとりまったり優待族」の私には厳しい相場環境ですね。そろそろ落ち着いてのんびりと色々な銘柄を分析したり、ライフワークの「PF概況シリーズ」を書く生活に戻りたいです。
May 17, 2012
いやあなかなか下げ止まりませんね。仕方が無いので私は今日も積極的に買い進みました。 具体的には主力どころでは3331雑貨屋ブルドックを60枚、8793NECキャピタルを5枚追加したほか、2418ベストブライダル、2656ベクター、7278エクセディなどの優待株をバルク買いしました。 このところ本当に良く下がったので、「もうそろそろ許してあげてもいいよ」と思っているのですが(笑)、ギリシャ問題の根も深そうですし、まだもう少し下がりそうな気もしています。どうなるでしょうね?
May 16, 2012
いやあ今日も下がりましたね。特に私のPF上位に並ぶ小型株はきつい下げでした。 昨日の暴落はほとんどのんびりと眺めて過ごしていたのですが、今日はそこそこ買いました。具体的には主力どころでは2769ヴィレッジヴァンガードを5枚、2786サツドラを3枚追加したほか、6249GCジョイコHDを11枚買い増ししいて準主力としました。また、2662ダイユーエイト、2736サダマツ、3376オンリー、4777ガーラの4つの優待株も新規でバルク買いしました。 この2日の激下げで私も今年の利益のかなりの部分を吐き出してしまいましたが、明日も下がるようであれば引き続き気合を入れて安い銘柄を買い増しして行こうと思っています。
May 15, 2012
今日は日経平均は+0.23%と穏やかな値動きでしたが、ジャスダック平均は-2.47%の暴落でした。また指数の下落以上に私の主力株では超暴落したものが多く、久々に度肝を抜かれるキツイ一日となりました。 具体的には7577パスポート、2786サッポロドラッグストア、2198IKK、4298プロトコーポレーション、9866マルキョウあたりの激下げが目立ちました。細かく見ると、4298プロトなんかは決算内容が明らかに投資家の期待を下回るものだったので当然の下落と思いますが、2198IKKなどは同業で成長力に陰りが見えることから超暴落した2196エスクリからの連想で下げたのかな?と感じるものもありました。 今年は大型株に較べて小型株にはパフォーマンスが良好なものが目立っていたのでその揺り戻しが来たのかな?と感じています。今日は4298プロトを5枚追加した以外はのんびりと市場全体を眺めて過ごしましたが、明日以降も下がるようであれば、ちびちびと色々な銘柄を拾っていきたいと考えています。
May 14, 2012
さて今日は久々にPF概況シリーズです。 183位 3028 アルペン (東1、6・12月優待) ○ PF183位の中堅銘柄は、スポーツ用品店大手のアルペンです。 現在の株価は1586円、PBR0.66、株主持分比率60.1%、予想PER11.68、配当利回り1.9%(30円)、総合利回り4.2%(30+36=66円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の90%で換算)で、優待は100株保有で年に2回、2000円相当の優待券です。 ↑ 優待券を使っての実際の購入例。 アルペンはこのところ好採算のPB商品を拡充しており業績好調です。 指標的な割高感もありませんし御機嫌でホールドしていきやすい年2回優待銘柄でもあります。私はこれからも優待を楽しみに末永く応援して行こうと考えています。
May 13, 2012
いやあ相場環境が軟調になってきましたね。私は今日は2769ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど、主力の一角を買い増ししました。 そして同時に、昨日優待新設を発表した情報基盤事業とアプリケーション事業との2本柱の3762テクマトリックスへも参戦しました。現在の株価は56900円、PBR0.68、株主持分比率は44.2%、今期予想PER6.87、配当利回り4.4%(2500円)、総合利回り5.0~5.4%(2500+333~600=2833~3100円)で、優待は9月株主に3株保有で1000円相当、5株保有で3000円相当の商品です。3株より5株保有の方が優待内容が相対的に手厚いというのが珍しいですが、優待狙いの株主に多めに株を買って貰おうというのはいい狙いですね。 テクマトリックスの優待新設は間違いなく東証2部から1部への昇格を狙ってのものでしょう。指標的にも割安ですし、その夢が叶う日が来るまで私も株主として応援して行きたいと思っています。
May 11, 2012
さて、株式市場でも「最低単位だけたくさんの優待銘柄を買う」という、市場平均を優待分だけ確実にアウトパフォームできる「フリーランチ」的な安全でお得な投資法があり、それが我々優待族の「永遠の必勝法」になっているわけですが、カジノホテルにも「カジノに絶対に足を踏み入れない」という確実な必勝法があります。カジノで損をしない限りは、宿泊代に対して圧倒的に快適でお得な施設を利用できるわけですからね。 今回私が宿泊したマリーナ・ベイ・サンズの屋上57階には、大きなプールがありました。地上200メートルの楽園です。 プールの片隅には大きなジャグジー風呂があり、景気の良いシンガポールだけに泡も日本より強めで超ブクブクしていました。私はその地上200メートルの天空のジャグジー風呂に入り、 皆様に成り代わって、日本の株式市場にもバブルが再来することを祈念して参りました。(笑) ま、何はともあれ、これからもどんな環境下でも自分のペースでしっかりと頑張っていこうと改めて決意しながら、好景気に沸くシンガポールを後にしました。 みきまるの優待バリュー株日誌特別編: 「投資家としての観点から見たシンガポール」 完
May 10, 2012
さてシンガポールでは、「マリーナ・ベイ・サンズ」という新しいカジノホテルに宿泊したのですが、 3つの57階建ての高層ビルの上に巨大な船型の庭園+プールが乗っていると言う豪勢な施設でした。 カジノも絢爛豪華そのもので、私も「少しぐらいはやって見ようかな。」と思ったのですが、カジノ内を実際に一通り散策して注意深く観察したところ全体にお客さんの顔色が優れない上に、 カジノの周りにはATMがぎっしりあり、そのどれもがカジノでやられたホットなお客さんで一杯なのをみてやる気が一気に失せてしまい全くしませんでした。 ま、上記のようなことは実際にカジノに行くまでも無く当たり前のことなのですが、私もカジノで楽しく遊んで見たいのも事実なのです。(笑) ただ、投資家としては、「絶対に負けるゲーム」、「数学的に明らかに不利なゲーム」を無邪気にナイーブに楽しむ等と言うことは精神的になかなか出来ません。株式市場で戦っている限り、「戦うだけでどんどんお金が無くなる」などということは精神的な健康を損なわない限りまず無いわけですからね。 数学的な不利が少ないブラックジャックや、長くゲームをし続ければ間違いなく負けるものの、ルールの単純なルーレットや大小などのゲームに状況を見て「1回だけ大きく張る」のが、負けにくいカジノの戦い方なのかな?と元々考えながら出かけたのですが、今回のマリーナ・ベイ・サンズのカジノは今までに体験した他の国のカジノに較べても、なんとなく「お客さんの負けっぷりが目立つ」感じで、どうしてもやる気が起きませんでした。巨大な設備投資直後で回収期真っ盛りなのかもしれないですが、それにしても我々投資家が楽しめるようなカジノの戦い方ってないものなのかな?と強く思いました。(続く)
May 8, 2012
いやあゴールデンウィーク明けでまだ気持ち的にいつもの戦闘体制に戻りきっていなかったのですが今日は豪快に下がりましたね。おかげでGW気分が一気に吹き飛んで覚醒しました。(笑) 今日は暴落した関係で、3331雑貨屋ブルドック、7516コーナン商事、8793NECキャピタルソリューションなどが指値に引っ掛かって買い増しする結果となりました。 それ以外でもかなり魅力的な水準まで下がっている優待バリュー株がちらほら出てきていますので、これからゆっくりと見ていこうと思っています。
May 7, 2012
ゴールデンウィークの後半は、1人当たりの国民所得が世界3位でアジア1位(2011年)のシンガポールへ出かけており、つい先ほどようやく家に戻りました。ちなみに日本の1人当たりの国民所得は世界19位↓、韓国は世界24位↑です。「ゆとり教育」、「無能な政治」が国力を容易に崩壊させることが出来ることの証明ですし、現在の日本はまだその「壮大な社会実験」を実行中なので、投資家としては本当に残念な状況ですね。 さて、私がシンガポールへ出かけるのは15年振り位の事でした。私が以前訪れた時もアジア有数の繁栄を誇る国で、当時バックパッカーをしながらアジア各地を放浪していた私には物価が高くて過ごしにくい国でしたが(笑)、今回は当時とはレベルの違うその豊かさにまさに息をのみました。15年前には1人当たりの国民所得は日本がシンガポールの2倍近かったわけですが、今ではシンガポールが日本の1.5倍です。日本のこの「失われた20年」がどれほど大きなものだったのかを投資家として実感できる貴重な体験でした。 シンガポールで強く感じたのは、この15年間の国力の変化をダイレクトに反映した日本企業の凋落振りでした。代わりに韓国企業の躍進振りが目立ちましたね。 私が得意とする小売業でも、日系のデパートには往年の勢いは無く伊勢丹の店舗などを見てもまさに「裏寂れた日本の悪いデパートの典型」と言う感じで、地場の勢いのある店舗には全く敵わない感じでした。 ただ、そんな中で目を引いたのが、日本では数々の不祥事連発で瀕死の状態に陥っている3053ペッパーフードサービスの店舗の戦闘力の高さでした。 路面店ばかりでなく、多くの競合店舗が立ち並ぶフードコートでもペッパーランチの前だけは常に行列が出来ており、明らかに有数の人気振りでした。 思えば日本でも不祥事を起こす前のペッパーランチはまさに破竹の勢いだったわけで、そのビジネスモデルはやはり優れているのかな?と改めて思いました。ただ現状のペッパーフードサービスは、利益剰余金マイナス、PBR14.3!、PER14.1と「完全に死んでいたのが、点滴だらけでようやくベッドから這い出た」くらいの状況で、単純に「東南アジアで強いからまた頑張ってたくさん買おう」というステージには全くいませんが、今後の業績推移を注意深く見て行こうとは思いました。(続く)
May 6, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 182位 2811 カゴメ (東1、3・9月優待) △ PF時価総額182位の中堅銘柄は超メジャー優待株のカゴメです。株主優待に否定的な投資家の方でも「いや、カゴメだけは許す。」という場合も多く(笑)、まさに「日本を代表する優待株」ですね。 現在の株価は1616円、PBR1.80、株主持分比率は51.4%、予想PER38.29、配当利回り1.1%(18円)、総合利回り2.4%(18+20=38円)で、優待は100株保有で年2回1000円相当の自社商品です。 カゴメの優待品は改めて紹介するまでも無いかもしれないですが、そういえば私がこの日記でカゴメについて触れることは今までほとんど無かったので一応見ておきます。(笑) カゴメは株主数170000人を超え、そのほとんどの方が優待を楽しみにホールドしていると推測されます。そのため業績修正の発表時には必ず、 「なお、株主優待制度については変更の予定は御座いません」 という一文が添えてあって面白いです。 きっとこれを書いておかないと会社に心配の電話が殺到するのでしょうね。(笑) カゴメは知名度の高い年2回の強力優待パワーに守られ、我々優待族に長年愛され続けており、常に株価は指標的に高いところで安定しています。私も現行の優待制度が続く間は、よほどの株価急騰が無い限りは末永くホールドして応援して行きたいと考えています。
May 2, 2012
うーん、今日は良く下がりましたね。私のPF上位でも7516コーナン商事、6630ヤーマン、8793NECキャピタルソリューションなどこのところ順調に下がっているものが目立ちます。今年もここからがいよいよ頑張りどころという感じですね。さてそんな中今日もPF概況シリーズです。 185位 2815 アリアケジャパン (東1、3・9月優待) △ (バリュー株投資家としての評価) ○ (優待族としての評価) PF185位は、畜産系エキスを原料とした天然調味料でトップのアリアケジャパンです。 現在の株価は1617円、PBR1.24、株主持分比率は82.5%、予想PER23.47、配当利回り2.5%(40円)、総合利回り6.2%(40+60=100円)で、優待は100株保有で年2回、3000円相当の自社天然調味料を使用した製品です。 ↑ 「株主優待限定」の刻印が嬉しいですね。 このアリアケジャパンの優待品は、自慢の自社製のチキンブイヨンなどの調味料をベースに作ってあり、どれもかなり美味しいです。 アリアケジャパンの優待は1年以上継続保有した株主だけが貰えます。これはいわゆる「優待タダ取り」を防止するためのものですが、株主優待制度の本来の精神からすれば「ホールドして応援している株主のみが貰える」というのは自然な姿であるとも言えますし、これからも広く無理なく株主優待制度が日本市場で続いていくためには、この「アリアケジャパン方式」はもっと広がっても良いと考えています。 ま、いずれにせよ、アリアケジャパンは優待内容に力がありかつ年2回銘柄と言うこともあり、これからも優待を楽しみに末永く保有して応援していく予定です。
May 1, 2012
全25件 (25件中 1-25件目)
1