しかし、今日はその前に、SG・G1出走割合を確認しておきます。
成績を確認する際に、一昨年とか過去の成績と比べるわけですが、レースグレードの割合が異なると比較にならない可能性もあるので、毎回全出走中のSGとG1の出走割合を確認しています。その確認の中でも色々と気付きがあったので、今日はそれだけを確認します。
では、2014年~2023年の年別の出走数と、SG出走数、G1出走数、そしてSG・G1の出走割合(便宜的に重賞割合と表現します)を見てみます。
重賞割合が2023年は2022年より若干下がっています。といっても2022年と比べると0.2%下がっているだけなので、ほぼ変わらずと言っていいと思います。
少し下がっているのは、出走数が増えていることが要因です。SGとG1の出走数も12走増えていていますが、全出走数が19走増えているので下振れしています。
ただ、2022年と2023年は重賞割合が65%前後と低めになっていても、その原因は別の理由となります。
2022年はフライング休みの影響で割合が下がっていますが、2023年は先ほど書いたように出走数が増えていることが原因です。SGの出走数も増えていますが、一般レース(G3も含む)の出走数も増えています。2017年以来の出走数となっており、昨年は忙しい一年だったこともわかります。
なお、過去最高出走数は、2010年の282走という記録があります。
次にSGの出走数が増えたことに注目します。
昨年は2年ぶりにSG60走超えとなりました。年間8節あるSG全てに出場すると60走を超えますね。
2017年、2019年、2021年も全SGに出場して60走超えとなっています。
ですが、2023年はその中で一番少ない出走数となっています。それは何故かと言えば、昨年はSGで優出しまくったことと、グランプリ2ndからの出場だったからですね。
昨年はSGで6優出をしました。グランプリは除いて、その他5節については、優出したことで各1走ずつの5走程度少なくなっています。優出しなければ基本的に5日目、最終日で3走しますが、優出すると2走しかしないからですね。
それに加えてグランプリ2ndからの出走でしたから、ここでも2走少なくなっています。
例えとして2021年と比較するとわかりやすいです。2021年は2023年とは真逆で全SGに出場するも優出はありませんでした。
2021年 2023年
クラシック 9走 8走
オールスター 9走 9走
グラチャン 9走 8走
オーシャン 9走 8走
メモリアル 9走 9走
ダービー 9走 8走
チャレカ 8走 8走
グランプリ 7走(9走) 4走
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
69走 62走
2021年はグランプリシリーズで9走したものの、選手責任外の失格2走があったので7走と変則的な出走数となっていますが、クラシック、グラチャン、オーシャン、ダービーで優出して1走少なくなっていることと、グランプリ2ndで3走少なくなっているので、計7走減っているのがわかるかと思います。
これまでに全SGに出場した中で、最も少ない出走数であった2023年は、過去最も安定して好成績を残した1年であったといえます。
と、こんな感じで重賞割合を見ながら、いろいろと思っていました。
さて、肝心の重賞割合を確認する目的を忘れてしまいそうになっていました。目的は過去の成績との比較が出来るかどうかのチェックだったわけですが、昨年も少し重賞割合が低めではありますが、2014年のように50%を下回っているわけでもなく、60%以上ありますから比較しても問題無いかなと思います。
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