知的漫遊紀行
カテゴリ未分類 3398
孫の教育 68
読書感想 181
世界の旅 2
健康 35
演歌 7
映画 16
歴史 270
社会問題 551
心の健康 14
登山 2
TV 3
デフレの正体 0
デフレ 1
原発 0
体罰 0
糖質制限食 0
アフリカ 1
長時間労働 1
気になったニュース 2
国内経済 1
日本史 1
EU問題 1
全1件 (1件中 1-1件目)
1
私:移民や難民に寛容な「人道大国」と言われるスウェーデンで、反移民の動きがたかまっていることは、すでにブログ「反移民の波、『人道大国』にも スウェーデン 極右政党、第1党うかがう」でとりあげたが、そのスウェーデンで、9日、総選挙(定数349)があり、反移民・難民を掲げる極右「スウェーデン民主党」(民主党)が、選挙前の49から62に議席を増やす見通し。 オーケソン「民主党」党首は開票の途中で「勝利」を宣言し、「我々は今後、スウェーデンで起きることに大きな影響力を持つだろう」と語り、政権入りを目指し、他党との交渉に意欲を示した。 A氏:ロベーン首相率いる「社会民主労働党」は、約100年にわたり守ってきた第1党の座に踏みとどまったが、得票率は過去最低で、中道左派の与党2党と、議会で協力する左翼党を加えても約4割にとどまった。 ロベーン首相は続投する意向で、政党間の協力を呼びかけたが、「ナチズムに根ざした政党がもたらすのは信頼ではなく憎悪だ」として、ネオナチの系譜にある「民主党」との協力は改めて否定した。 今回のスウェーデンの総選挙は、中東やアフリカなどから人の波が欧州に押し寄せた2015年の難民危機後、初めて行われた。 「人道大国」を自任するスウェーデンは、人口あたりで欧州最多の難民申請を受け付けたが、「反移民の波、『人道大国』にも スウェーデン 極右政党、第1党うかがう」でとりあげたように、犯罪増加や、充実した福祉が割を食うとの懸念が世論に広がり、「民主党」の躍進につながったとみられる。 与党系陣営と野党連合の連立協議が不調に終われば、それぞれ「民主党」との協力を探らざるをえなくなるが、反移民・難民や反EUといった民主党が掲げる排外主義的な主張が勢いを増す可能性もある。 私:同じ頃、ドイツでは、東部のザクセン・アンハルト州ケーテンで8日夜、アフガニスタン難民の男2人とけんかになったドイツ人男性が死亡する事件があり、翌9日夜、極右勢力による抗議デモに発展。 ドイツでは8月下旬にも難民による殺人事件を契機に大規模なデモがあり、緊迫した状況が続いている。 極右による9日のデモは事件現場の公園付近で始まり、ネットの呼びかけに応じて約2500人が参加。 「外国人は出ていけ」「われわれこそが国民だ」などと訴えて市内を行進し、ナチスをほうふつとさせるシュプレヒコールも起きた。 死亡した男性の兄弟が極右の活動家で、今後デモが過激化する可能性もある。 EUの反移民・難民問題は拡大しつつあるようだね。
2018.09.11
コメント(0)