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スタッフなしで1人で5科目指導している先生方へマジで尊敬します(笑)こんなに大変だとは思いませんでした(笑)以上です追記でも、一方でこんなにも充実感があるとは思いませんでした。
2008/07/28
予告:大したこと書きません^^; 本日、ブログのアクセス数が20万件を超えました。パチパチ。 お読み頂いて、本当にありがとうございます。誤字脱字もあり、くだらない内容も多く、その上、つまらない記事もたくさんありますが、これからも少しずつ書いていきたいと思います。 本日2つ目の記念は、中3の授業が始まったことです。 今も残って勉強している子がいますが、通常授業だけで110時間超えになりそうで、その上、宿題や確認テストの暗記などに、どう考えても最低3~4時間は必要な量を出しているので、自然と(自然とじゃないか笑、ある意味強制ですね^^)1日8時間以上は勉強することになりそうです。 昨日も書いたように9科内申27位の子たち。こんなに勉強したのは始めてのようです。 ただ、授業に関しては、明日から大幅に軌道修正をします。思ったよりも基礎力が不足していたので(10年前くらいで言えば、5段階中2くらいの印象)、内容面では、より基本に特化した方向に持っていき、また授業形態としては、聞く姿勢、聞く体力がまだ出来ていないので、さらに演習時間を増やし、解説時間を大幅に減らす方向に持っていきたいと思います。 今後も的確にクラスの状況を察知し、素早く軌道修正を行っていきたいです。 こちらは明日の予習を今から・・・
2008/07/28
予習を延々と炎々とエンエンと続けている。明日の社会は時差計算。斉藤さんおはよう!!!!理科は光だ。蜘蛛は無口なんです!!!! 明日、うちの塾生は意味が分かるようになります。 いろいろな塾チラシを見ると、「できるようになる。」「解けるようになる。」と書いてあるところは多いですが、実際にそれを実現できている塾はごくわずか。地域の中で「できる」を実現できる希少な塾になりたい。 明日の獲得目標。英語:be動詞と一般動詞の区別&進行形数学:式の計算と等式変形(式の証明は後日)国語:対比パターン1、傍線部問題の作り方1、指示語ルール1と2、具体例をまとめる記号たち理科:光の問題を解けるようにする&虚像と実像の理解(←lion先生に習い倣い、10年ぶりくらいに手書きプリント作成した)社会:時差計算裏技!! さて、英語の予習と研究を開始しよう!!!!
2008/07/27
明日いよいよ開講。(この場合は開校でなくて、開講になるのかな) 予習をしつつ、カリキュラムを修正しつつ、ワーワーぎゃーぎゃーやってた赤虎です。 予習しながら、今回入塾した3名の成績を改めて見てみる・・・ふと気になりだして・・・ ・・・・・・以前も書いたようにほぼオール3。ん? ふと思った。「オール3って、一体どれくらいの力だっけ?」このあたりの感覚が、半年のブランクで麻痺している。 そこで、急遽、以前勤めていた塾に電話。「ねーねー、オール3って、どれくらいだっけ?去年の中3で言うと、オール3って誰がいた?」 以前勤めていた塾は、中3だけでほぼ100人いたので、データとしてはイナバ物置級である。すると「じゃあ、今からメールするね。」と言ってくれ、エクセルデータを送ってくれた。 ありがと~ てゆうか、自分で貰っておいて言うのも何なんですが、個人情報の管理大丈夫なのでしょうか(笑)そんなに簡単に送って良いの?笑 いーけないんだ~イケメンだ~ でも、とりあえず助かった。で、データを見てみる。 なるほど。オール3って、こういうことか^^; 授業プラン大変更!完全に思い違いをしていた。このペースでやったら付いてこられないし、問題選択も間違っていた。 いや、ホント直前で気づいて良かった。昨年、最上位クラスを持っていたので、すっかり感覚がおかしくなっていた。 生徒に合わせすぎることはしないが、あまりにもかけ離れすぎるところだった。
2008/07/27
明日からいよいよ開校となる。 目標はいくつかあるが、1番は生徒の学力を上げることだろう。マニフェストを掲げるとすれば、5科目の偏差値最低5アップが目標である。 2番目は個人的なことになるが、「わかりやすい授業からの脱皮」というのを今後2、3年のテーマに掲げていきたいと思う。「先生の授業、わかりやすい!」という言葉は何度も聞いてきた。非常に狭い世界での話であるが、塾講師を始めて10年、自分がいる教室では常にナンバーワンであった。授業の評判だけは。アンケートでも、生徒の話でも。小さな塾団体主催の授業コンテストでも、金賞を取った。(参加者がちょー少なかったけど) しかし、この分かりやすい授業が、生徒の成績を上げ、合格率を高めているかと言えば、それは別問題だと思う。今、必死でこのテーマについて考えている。自分の授業は予備校的であり、個人塾的ではないのだ。これを今後のテーマとしたい。さらに、この1,2年の反省点としては、分かりやすい授業を極めたいがあまり、授業ペースが落ちてしまったことである。解説や板書がゆっくりになってきた。最も速い時代の半分まではいかなくても、7割程度に落ちている。実は、この5年ほどで、YゼミやT進のビデオはほとんど見た。Yは、ある知り合いの海外の先生からビデオを借りて、有名講師の授業はほぼ見せてもらった(英語、古文、現代文、日本史、世界史)。そうした中で得る物の方が多かったのは事実だが、失った物もある。それがスピードと演習時間の確保である。これは今後の最大の修正点であり、テーマである。 3つめは・・・これも個人的なことであり、しかも毎年目標に掲げているのであるが、生徒の実力を存分に伸ばした上で、その上でさらに「今年一番学力が伸びたのは、先生です。」と最後に言えるくらい、自分自身が勉強することである。めちゃくちゃ勉強する。問題を解きまくる。入試問題研究は必要なところは全てする。全科目解く。大学受験も(英現古限定)、高校受験も(5科)、中学受験も(算数限定)全部解きたい(←ひそかに希望表現)。特に今年は、高校受験理社に力を注いでいく。余った時間は、TOEICの勉強に費やすつもり(←キン肉マンの主題歌の合いの手風に)。4つめは、毎日掃除すること。5つめは、生徒を増やすこと。特に5つめは、本当に頑張らなくてはいけない。ここではこれ以上書けないが(笑)、マジで頑張らないと・・・
2008/07/27
私のブログを読んでいるだけだと気付かないと思うが、実はわたくしオッチョコチョイである。月曜から夏期講習が始まるので、今日はバルサンを焚いて帰宅しようとした。自宅で予習したいので、英語・数学・社会のテキストをトートバックに入れ、それ以外の財布などはビジネスバッグに入れた。そして、20時30分にバルサンを2つ焚き、素早く教室を出た。カギを閉め、外から背伸びしながら中を覗いた。バッチリ煙が出ている。さて帰ろうと思った瞬間。トートバッグを教室に忘れたことに気付いた。もう一度、背伸びしながら中を覗いた。バルサンの横にトートバッグがあった。煙に包まれていた。何だか悲しくなった。道端に片方だけ落ちている軍手を見た時と同じ気持ちがした。まあ、予習したテキストを自宅に忘れるよりは遥かに良い。神様が「今日は休め」と言ってるのかもしれない。明日、朝一で塾に行き、掃除と予習をやろう。
2008/07/26
夏はインプットの期間である。昨日書いた内容とは矛盾するが、社会や英単語・熟語・不規則動詞については、じっくりカリキュラムを消化することはしない。特に社会は、この夏で公民分野まで一気に片づける予定だ。地理は、地球儀と時差、地形図と地図記号、資料問題の解説授業を数回で行った後は、日本と関わりのある途上国、先進国の特徴、日本の各地域の特徴を中心にガンガンインプットを進めていく。歴史は、天皇中心の政治、平安、鎌倉、室町、戦国→江戸成立、三大改革、開国&文明開化、日清→日露→第一次、満州事変→第二次、戦後→バブル崩壊の重要ポイントと流れを説明した後は、やはり枝葉の部分はガンガンインプットを進めていく。公民は毎回1テーマに絞り、解説授業を行う。 私が、他のブロガー先生や全国の塾の先生と異なるのは、社会については最初から完璧主義を求めないことである。いろいろなブログを拝読していると、最近は満点合格が当たり前になってきている。一方、私は単語テストも社会の用語テストもほとんど満点合格は課さない。おそらく全国の塾の中で、下から数えてすぐの甘甘指導であろう。 1周目から100%は求めない。1周目は8割の定着を目指す。 2周目に入る頃には生徒の定着は5割くらいに戻っている。2周目の合格点も8割設定にしておき、再び8割の定着度に回復させる。 その後、入試直前期に向け、徐々に100%に持っていく。(但し、短期決戦の中間・期末対策は別) 1周目はサラッと流し、2周目もサラッと流し、3周目から濃いめにし、4周目にこってり味にしていく。直前期に入試演習を重ねる中で100%近くに持っていく。この時期になると、生徒に何も言わなくても(まあ、密かにサブリミナル効果のように言っているのだが)、生徒は小テストで勝手に100点を狙ってくる。 とにかく、この夏で、社会は全分野のインプットを行っていく予定。そして8割程度の定着を目指す。都立入試は2月23日。ピークはそこに持っていく。
2008/07/26
今日から日曜までは、生徒募集と預金残高のことは忘れ(笑)、夏期講習の準備と予習に専念する。普段の1回1回の授業内容でも、通常授業カリキュラムでも、夏期講習中カリキュラムでも、「獲得目標、到達目標」を設定すること強く意識している。長く講師をやっていても、どうしても欲張ってしまう場面が時々ある。だから、予習で問題を解いている最中に、「一体、この授業で生徒には何を身につけてもらいたいのか。」「結局、今日の授業で何を出来るようになってもらいたいのか。」を常に意識しながら問題を解いていく。 獲得目標なき授業は、軸がぶれ、一体何が重要なのか生徒側からも見えず、授業が分かりにくくなるばかりか、実体的な学習効果も薄くなってしまう。 生徒が家に帰ってから、はっきりと「今日はコレとコレができるようになった。」と言えるような授業を心がけている。 TOMA先生のブログを読み、私も夏期講習中の欲張りすぎには気を付けようと改めて思った。今カリキュラムを念頭に置きながら予習をしているが、どう考えても理科などは全分野終わらない。そもそも中1の4月から2年半かけて勉強してきた内容を、たったの数回で終えられる訳がない。うちの塾は、夏期講習中の理科は50分×23日。これに特別補習も加えるので、全22時間程度になる。+強制自習と宿題。授業時間数としては、都内では多い方だが、これでも中2の半分程度までしか終わらないと思う。しかし、それで良いと思っている。 「やったところは確実に」の精神で、欲張らず一歩一歩定着させていきたい。9月以降のカリキュラムも頭で考えているが、都立受験までには十分間に合う。
2008/07/25
暑い。寂しい熱帯夜…(ウインクっぽく)実は塾の先生なんだけど、夏は嫌いです。逆TUBEと呼んでください。このエントリは、ブログペットがいない赤虎くん「本人」が書きました。
2008/07/25
「開校したばかりの1人でやっている個人塾。小回りも融通も利きそうだ。」 ↑これ一番多い勘違いである。 うち、はっきり言って、そんなに融通効かない。効かせない。 こちらは偏差値を上げるプロ。 「宿題を多めに出してください。」「部活の時は、宿題は出来ないかもしれません。」「最初から厳しすぎるのはちょっと・・・」「うちの子はあまり叱らないでください。」「うちの子には厳しくしてください。」 これらの要望は一切聞くことはできない。こちらが最善と思うタイミングで最善の指導をしているのだから、指導内容に対する要望を何でもかんでも「分かりました~」なんて聞くことは一切しない。 出来ないことは、はっきり出来ないと言うタイプなので、今日お問い合わせ頂いた方には個別指導を勧めた。 昨日、電話に関するブログで「あなたのこと歓迎します」なんて書きましたが、それはうちの塾のシステムや目標や「ある要素」に合う場合。 出来ないことは出来ない。 むしろ融通なら大手の方が効くのでは。こちらは1人でやっているので、物理的に1週間1人の子だけをずっと見ているなんていうのは無理。託児所じゃないのだから、朝から晩まで8月の1ヶ月お預かりするのも無理。タバコの臭いをさせて、茶髪で、斜めに足を伸ばして腰掛けるような中学生は入塾させない。 もっと言うと、私は「気持ち」を大切にしている。最低限の常識のない方は全てお断りしている。 私は「創りたい塾」があるから独立した。誰でもウエルカムなら、独立なんてしていない。
2008/07/24
走ったぜ。走り抜けたぜ。うちの塾から徒歩30秒くらいの所にローソン100円ショップがある。これが便利で便利で、元ヒルネ族だった私は、100円ショップというものに全く入ったことがなかった。入ってみてビックリ。本当に何でも揃う。生活用品、文具、食品・・・とにかく安い。先日は20個入り餃子を105円で、さらにレジで20円引いてくれたので85円で購入した。この100円ショップが近くにあって、大変助かっている。内装が終了した6月下旬から、いろいろと教室の中身を整えているのだが、作業をしている最中に、「あ、ガムテがない!」「リャンメンテープがない!」「マイナスドライバーがない!」「プラスドライバーも買ってこないと!」「黒板用の磁石が」「ホワイトボードマーカーが」「ジュース飲みて~」「サンドイッチでも食うか」「ブックエンドを大量に」「文具入れを作らなきゃ」「食器洗い洗剤がない」「ほうきを買わないと」「A4リングファイルが20冊必要だ!」「封筒がね~じゃん!」「朱肉忘れてた!!」「輪ゴムとメジャーが必要」などと思うたびに、すぐに100円ショップに行けば良いのだ。とにかく仕事が止まらないで済んだ。仕事をしている最中に、道具がなくて仕事がストップするのは、大変なストレスになる。これは助かった。仕事面だけでなく、当初見積もっていた開業資金も随分浮いた。本日も、銀行から帰って、塾で事務作業をしていたのだが、修正テープがないことに気が付いた。早速、100円ショップに購入しに出かけた。帰り道のこと。ママチャリフル装備のお母さんが私の横を通り過ぎていった。ちなみにママチャリフル装備とは、自転車の後ろに子どもを乗せていること・・・1自転車の前に日傘をさすための棒がくっついていること・・・2で、欠かせないのがコレ!前から、コレをかぶった自転車が来て、とっさによけた方も多いことだろう。で、そのお母さんが私を抜かして行く、まさにその瞬間。後ろに乗った女の子の帽子が落ちた!私はすぐさま拾い、「落ちましたよ~」と言ったが、気づかずに行ってしまった。これは、走るしかない。BGMが鳴った。たらちゃ~ん♪かつお~♪わかめ♪そしてサザエ♪ 山さ~ん♪走る♪こける♪そして鼻血が出~る♪30秒くらい走って、やっと追いついた。ゼーゼーしながら、(←これは、格好悪い方のゼー)「お、落ちましたよ!」と弱々しく手渡しした。それにしても大活躍であった。山さんとゴリさんがいたら、間違いなく仲間と認められた瞬間だったと思う。「お前の名前は、今日からスーツだ!」「ス、スーツですか?」「そうだ!スーツだ!」「ジーパンとかの方が良いのですが?」「ジーパン枠はもう埋まってるんだよ」「短パンは?」「普通、短パンの刑事はいないだろ?」 なお、購入した修正テープの使い心地。大満足である。これから作業の続きに入る。それが終わったら予習だ。予習は、以前よりも1科目にかけられる時間が少なくなるので、集中して取り組んでいこう。
2008/07/24
後は夏期講習の予習に専念する。中3生は3人でのスタートになる。バッチリ個別対応できる。教材もバッチリ。授業は都立受験に必要な力を養成するために行う。同じ教材を使っていても、そこから生み出される効果は、塾や講師、あるいは地域により全く異なる。教材の良さを100%引き出し、都立受験を念頭に不足分をうまく補いながら授業を行わなくては。出来るかな~(笑)明日は各種支払いのため銀行に行く。混まないうちに午前中に行こうと思っている。は~…通帳見たくない…
2008/07/24
本日で塾用教材も全て届き、作成教材の準備も終わった。中3にはこれだけ配付する。他にも英単語リスト、英語熟語帳、英語不規則動詞表も配るが、これらは明日以降準備する。社会は、基本的に穴埋め式プリントを配付してノート作りをしていく。私の準備に最も時間がかかる分野が社会かもしれない。 塾用教材以外にも、自作教材を配る。私も製本テープで仕上げる。製本テープのコツは、やっていく中で覚えていくしかないが、表紙の色と製本テープの色は揃えた方が綺麗に仕上がる。また、私は1種類の自作教材に対して、4パターン作る。(黄色、赤、緑、青)すると、生徒同士でみな違う色を持つことになり、特に女子は「赤が良い~!」「黄色と交換して~」などと盛り上がる。たまに、授業後にこっそりと「僕は黄色が良かったです」とボソッと言いに来る男子生徒もいて面白い(笑)一度、阪神タイガースを意識して、黄色表紙に黒の製本テープにしたことがあるが、あれは評判が悪かった。「阪神を意識しました」と言ったのだが、「先生、どう見てもお煎餅です。」と言われてしまった。 塾用教材に、自作教材、製本テープ、OCRを使った確認テストとプリント。教材にはとことんこだわり続けたい。これだけは絶対譲れないです(笑)。
2008/07/23
を書こうと思ったのですが、各ブログでカレーの話題が出ているので、延期します。
2008/07/23
以前勤めていた塾は、生徒数獲得が2番目の目標であったので、それなりに営業はしていた(1番目の目標は、もちろん成績向上や志望校合格)。特に、私が辞める最後の2~3年は、かなり営業に力を入れだした時期である。お問い合わせを頂いた方については、「何が何でも獲得しろ」と会議で口を酸っぱくして言われていた。これは「企業」としては、ごくごく当然のことであり、否定するつもりは毛頭ない。ただ、私の勤めていた塾は、大手塾の一部がやっているような、しつこい営業はやらなかった。電話を入れるのは多くて2回まで。それ以上はしない。あとは、数ヶ月に1度手紙や入試資料を軽く送る程度である。(晩年は少し変わりだしたけど^^;)一方で、営業を全くしない塾というのも存在する。これは、どちらかと言えば個人塾に多いような気がする。しつこい勧誘は一切しない。中には、お問い合わせ頂いた方に対しても、名前や電話番号を聞かず、たとえ電話番号を聞いても電話入れはしないという場合もある。これも1つのやり方だと思う。どちらかと言えば、今の私も、若干こちらのやり方に近いと思う。 ただ、正確に言うと、私の場合は、両者の中間型だと思う。もちろん、大手のようなしつこい営業は行わない。しかし、一度お問い合わせ頂いた方には、必ずお名前とお電話番号を聞き、1週間以内に電話も入れるようにしている。「どうですか。その後、塾はお決まりになりましたか。」というような軽い感じである。 なぜ電話入れをするかと言うと、営業のしなさすぎも、逆に失礼な気がしているからだ。(私は。)お問い合わせ頂いた方に、名前も聞かない、電話も聞かない、その後一切連絡しない。これでは、相手からすれば、「入ってもらいたくないのかな?」「忘れられたのかな?」と思われてしまうこともあると思うのだ。「やっぱり個人塾だから、その辺りの連絡も曖昧なのかな。」と思われてしまう危険性もある。 塾というものは、入る時の敷居が結構高い。これは、我々塾人が思っている以上に高い。たとえば、大学生の話。入学して何かサークルに入ろうとする。その際、「入りたい人は入れば・・・」というサークルの部室は、新入生にとっては入りづらいものだ。性格にもよるだろうが、自ら積極的に新しい輪に入れない人も世の中には存在するのだ。そのような「来たい人は来れば」的なサークルよりも、しつこい位に勧誘して、(時に綺麗な女性をエサに使って笑)、先輩たちみんなで大歓迎してくれるサークルの方が絶対に入りやすい。部室に行ったら、みんなで大歓迎してくれる。夜になっても、先輩たちが電話をたくさんくれる。飲み会も連日誘ってくれる。自分が必要とされている感じがする。部活でもそうだ。初めて部室に入る瞬間は、かなり緊張する。私も高校時代、野球部の部室に初めて入る時はかなり緊張した。そこに先輩がやって来て、紹介をしてくれたり、ロッカーを1つ頂けたりすれば、随分気が休まるものだ。 塾も、初めて行く場合は、子どもたちは絶対に緊張している。子どもたちだけでなく、お母さんだって緊張している。初めて電話をするのも意外と勇気がいるものだし、初めて面談に行くのも少しの勇気がいる。さらに、塾の場合は、子ども側に「自分が勉強ができない。」とか「付いていけなかったらどうしよう!」などという劣等感を持っている場合だと、さらに入りづらい。大人になってから、ずぶの素人が、ボクシングジムやヤマハ音楽教室に行く位の勇気が必要だ。だから、私はお問い合わせされた方には、後から必ず電話をするようにしている。もちろん営業という観点もある。しかし、それよりも「あなたのことを歓迎しますよ。」というメッセージを伝えるためだ。 話は変わるが、私は今の塾を開塾するにあたり、いくつかの不動産屋さんを回った。そのうち、私の住所や名前を一切聞かない不動産屋さんも相当数あったし、向こうから名刺1枚渡さない不動産屋さんもあった。非常に寂しく感じた。何だか無視されているような印象を受けた。それに対して、一生懸命物件を探してくれた不動産屋さんが2件あった。週に1,2度は電話をくれた。いつも車で物件を回ってくれた。向こうは営業のつもりで、あくまでも不動産仲介料が欲しいだけかもしれない。それでも私は嬉しかった。「気にしてもらっている」そう感じた。 塾の場合も、あまりに営業のしなさすぎは、「来てもらいたくないのかな・・・」と受け取られる可能性もある。せっかく勇気を出して、問い合わせしたのに、塾側に素っ気ないそぶりを見せられる。学校も冷たいし、塾にも冷たくされる。私はどうすれば良いの?そう感じてしまう子もいるかもしれない。 だから、私は、相手側の状況をよく見た上で、名前と電話番号を自然と聞くようにしている。その上で、1週間程度したら電話を入れる。月曜9時は、ドラマを見ている人が多いので、電話入れしない。夕方5時~7時台も、夕食の準備と食事中なので避ける。週末も避ける。週末の夜にかかってくる電話は、主婦にとって、結構「ドキ」っとすることがあるそうだ。「一体、こんな時間に誰?」という風に。こうして、曜日や時間帯も考慮に入れ、出来る限り邪魔にならない時間帯に電話を入れるようにしている。 そういえば、恋愛の話をテレビや雑誌などで見ていると、よく女性が男性を選ぶ基準が出てくる。女性が男性を選ぶ際、「引っ張って行ってくれる人」「リードしてくれる人」という回答が多いようだ。この習性は、基本的に主婦になっても変わらないのではないかと思う。性格とは、変わらないからこそ「性格」なのであり、しょっちゅう変わったら、それは性格ではない。きっと、お母様方は、安心して自分の子どもを引っ張っていってくれる塾を探しているのだと思う。単なる想像だけど。 だから私は、マニュアル化された営業トークではなく、心を込めた言葉で、安心感を伝えていきたいと思っている。「ぜひうちの塾に来てくださいね。」と。 もちろん、これは1つの考え方です。(実際は、開業以来、ほとんど電話してません、はい・・・)
2008/07/23
夏期講習前であるが、1日1人ずつ生徒を呼び、テストをやらせたり、計算をさせたりしている。計算は問題文を転記するところからやらせる。この段階で写し間違える子もいる。計算では、途中式の書き方、筆算の書き方、文字の濃さ、丸付けの仕方、スピードを見る。休み時間の過ごし方も見る。とにかく今は生徒を見る段階。見る→観る→視る→診る→看る。見て、観察して、注視して、診断して、問題点を治す。う~ん。これは少し時間がかかるかもしれない。特に中2生は、短期決戦で成績を上げるつもりであったが、予定より時間がかかりそうだ。明日作戦を練ることにしよう。
2008/07/23
先日衝動買いした(笑)教材類が到着した。しかし、夏期教材の注文で教材会社さんが1年間で最も忙しいこの時期、通年用教材を趣味のために購入した自分は、何て罪な男。各教材会社さん、本当にごめんなさい。 今回は掘り出し物もいくつかあった。まず、育伸の「理科計算トレーニング」。これは短期集中型の理科特別講座を設定するか、あるいは冬期講習あたりで使用してみようと思う。 次はプリンスワーク。正直期待していなかった(笑)栄光のブリッジワークに似た感じかなと思っていたら、結構KEYワークに近い感じ。しかも、まとめページや章末問題がないため、分量がコンパクト。それでいて、ブリッジワークよりも準拠率が高く、巻末にはレッスンごとの単語リストがある。分量的には栄光ワーク>必修テキスト>KEY、BASIC、オールマイティ>プリンスワーク>ブリッジワークという順番になるだろう。 うちの中3生は、教科書準拠というよりは、若干入試を意識した実力養成主体で考えている。メインは新中問やシリウスになる。2冊目として教科書準拠ワークを渡すとなると、栄光ワークや必修テキストだとやりきれない。候補として新ワークやiワークを考えていた。そこに来年からプリンスワークが加わる。まだ、中身まで細かく見ていないので、もう少しじっくり見て、来年3月の検討材料とする。イメージとしては、KEYワークからテストAとテストBを除いた印象、あるいはiワークから、まとめテスト1とまとめテスト2を除いたテキストという印象だ。表紙も安っぽくない。栄光の精選トレーニングに似ている。 とにかくサラッとしか見ていないので、後ほどじっくり見てみようと思う。
2008/07/22
樋口先生のブログで知った。口パクアイドルという人がいるらしい。 昔、男闘呼組というジャニーズ事務所のバンドが、実際に楽器を弾いているかどうかで議論されたことがあった。結局、数年前のトーク番組で、男闘呼組のメンバーであった前田耕陽が「結成当時は、自分たちで弾いてなかった」とカミングアウトし、決着を見た。ZONEも怪しかった。今回の口パクアイドルは、最初からカミングアウトしているわけだ。 塾もそろそろかな。「私、先生ですが、自分で問題解けません。」「教室長ですが、授業できません。」「塾長ですが、入試知識ありません。」「うちの塾は、指導書の通り指導しているだけです。講師は大学中退や高卒もいます。専門学校生や浪人生もいます。」「自分は浪人生ですが、個別指導塾のバイトで大学受験生を指導しています。罪悪感感じてます。」「私先生ですが、公立高校の過去問で6割くらいしかとれません。生徒の方が出来ると思います。」 そんな風にカミングアウトする塾は出てくるのも時間の問題か?カミングアウトしなくても、生徒の方が気づくか・・・
2008/07/22
都内の塾では、本日あるいは明日から夏期講習が始まるところが多い。ということで! もう、うちの塾に問い合わせて来る子はいないはずでなのであーる!(バカボンのパパ風味) もうみんな行く塾は決まっているだろう。 私は今回入塾してくれた子のため「だけ」に授業を行えば良いのであーる! ところで、今回入塾してくれた中3生。みんな綺麗なオール3!本当に綺麗なオール3。 私の興味は、この子たちの力をどれだけ上げられるかだけになった。国語は問題ないだろう。チラシには書かなかったが・・・、面談でも言わなかったが・・・、つまり誰にも言ってないのであるが(笑)この子たちが、私の元で最も実力を伸ばすことになるのが、おそらく国語であろう。近隣のどの塾に行くよりも得るものが大きくなるように頑張りたい。ただ問題を解いて、答え合わせをして、何だか解答から逆算してこじつけたような解説をして、記述の模範解答を板書して・・・そんな授業ではなく、きちんと基本からやっていく。卒塾生が「国語が好きになった。」「国語の授業が一番面白かった。」とみな口を揃えて言ってくれる。今年もそうなるように頑張りたい。 問題はそれ以外の科目である。今日、カリキュラムをゴチャゴチャいじくっていたのであるが、理科、数学、英語が若干不足ぎみである。まあ、解説のやり方や獲得目標の設定次第なので、やろうと思えば何とでもなるのだが、今回入塾してきた子の目標が結構高いので、それを実現させるためには、やるべき内容も多い。 そこで、いろいろ悩んでいたのであるが・・・→すぐに解決した。一部の単元を夏期講習内では扱わず、特別授業で処理することにした。このあたりの小回りは、大手塾よりもやりやすい。大手塾も良いところはたくさんあるのだけれど、大手の弱点は、何と言っても「決済」までが長いこと。あれが煩わしい。その点、今は自分が決めたことが、そのまま翌日から実行可能。そこがやりやすいし、面白い! ということで、夏期講習とは別に、数学の証明問題講座(合同から平行四辺形まで。ゼロから入試問題までやる)英語の「関係代名詞」特別授業理科の人体・天体ゼミをやってしまおうと思う。 中3生にとっては、ちょっと大変になってしまったが、どうにか一緒に頑張っていきたい。 夏期スタートは7/28。それまでに学校の宿題を全て終了させ、7/28からは夏期講習のみに集中してもらうつもりだ。
2008/07/21
私も一太郎とOCRを使います。以前、ワープロで作成した英語教材も数年がかりで、スキャンしPCに落とそうと考えております。
2008/07/19
本日は夕方に全ての仕事を終了し、その後は予習に時間を費やしている。5時くらいから理科を始め、つい今さっきまで没頭していた。問題を解きまくっていた。私は理科が苦手であった、というか、中学時代ほとんど理科を勉強した記憶がなく、塾講師になってから理科を勉強した。とにかく問題を解きまくって、その結果どうなったかと言うと、理科が最も速く解けるようになった。まあ、高校受験レベルまでだが。問題を見て、瞬時に解答を出せる。おそらく、苦手であったが故に、「これって、こう考えた方がよくないか?」「この問題って、ここをこうすれば一瞬だよな。」というような解法をたくさん考え出すことができた。 本日は、予習しながら、「ここは補助プリントが必要。」「この解説は分からないだろうから、別の説明を。」などと思いついた部分をメモしていた。これは、プリント作成に結構な時間を取られそうである。 現時点で「人体」までの予習が終了。この単元は、「ぼうこう」「尿素」「輸尿管」など、塾業界の亀梨くんこと赤虎の口から発するには適さない単語があるから、単元ごとカットすることにした。 冗談です。 人体の血液の流れの部分は、どのテキストを読んでも、複雑で見づらい。しかも分かりづらい。見やすくて、しかもオールインワンのプリントを自作しようと思う。 しかし、実戦問題集とオリテキSロードの問題配列。神懸かっている。プロが作ったテキストだと感じる。 とにかく今日は明け方まで予習するゼー!(←ここはカタカナで。)明日は歴史だ~!(音読する場合は、右手を上げながら読むのがコツ) 追記本日、9月に折り込むチラシを作成した。チラシ自体がほとんど気づかれていなかったので、デザインを改善しなくてはいけない。ただ、文章自体はほとんど同じ。今回入塾してくれた子の「全員」がチラシに共感してくれての入塾。(まあ、当たり前ですね。共感しなければ他塾行きますから。)次回までは、このチラシでいく。その後は大幅に変えようと思っている。このあたり自分の裁量で、何とでも出来るのが今は楽しい。
2008/07/19
先日も書いたが、授業終了後の夜と、出社後の朝、2回に分けて掃除をしている。本日も掃除機がけを行った。 掃除が必要ということは、汚れているということ。掃除が必要ということは、ゴミが落ちているということ。 なぜ汚れ、ゴミが落ちるのか。それは、人がいたからである。生徒が教室を使ったから、掃除が必要になる。 掃除が必要と言うことは、生徒がいたということ。当たり前のことだが、生徒がいなければ、掃除という仕事すらできない。 いま、そんなことに気づき、感謝しながら掃除をしている。 トイレットペーパーを補充し、鏡をふき、換気をし、ハンドソープの残量を確認し、壁の汚れをチェックし、水の流れが悪くならないようパイプ管用洗剤を流し、タオルを交換し、照明の明るさをチェックし、ブルーレットの残量を確認し、芳香剤の残量を確認し、便器掃除をし、音楽を流し(うちのトイレはクラッシック音楽を流している)、・・・トイレだけでもこれだけやることがある。 ・・・ ・・・ ・・・ これ毎日続けるの無理ジャマイカ!? でも、予習と掃除だけは絶対に手を抜きたくない。会社を辞め、誰の監視もない状態だからこそ、自分自身に厳しくしていきたい。
2008/07/19
中3の英語教材はWIN PASSにした。新中問、シリウスが使用できなくなったので、別の候補を探していたのだが、ウインパスで行くことにした。 夏期講習から使用し、中1内容からの総復習を行いたいので、候補となるテキストは「網羅性」を重視した。その結果、シリウスαなどは候補から外れ、ウイニング、標準新演習、オリテキ英文法演習、オリテキ中3、練成テキスト発展編、マイクリア、そしてWINPASSが残った。次に、各単元を比較。中3の英語テキストを選ぶ際には、不定詞単元の網羅性と充実度、あとは関係代名詞の導入の仕方、さらに関係代名詞と分詞の単元順序を考慮に入れている。関係代名詞の指導に関しては、シリウスとオリテキシリーズが個人的な好み。さらに、単元の並び順からすれば、オリテキ中3が最も好きなのだが、今回はウインパスを選んだ。最終的に決めてとなったのは1 長文問題の充実2 英作文の充実3 解説の簡潔さの3点である。解説の簡潔さについて言えば、多くのテキストは私には鬱陶しい。オリテキやウインパス程度の解説量があれば、集団指導では十分である。解説が不足する場合は、自作の導入解説プリントを作れば良い。この段階で、候補はオリテキとウインパスに絞られた。とくにウインパスの解説部分は、非常にシンプルな作りで、重要項目のみが簡潔にまとめられている。理科でたとえれば、「実戦DO」のような解説である。そして、英作文と長文問題の充実度で「ウインパス」で最終決定した。全ての単元が「確認問題→基本問題→発展問題」という流れになっており、普通のテキストならここで終了するのであるが、ウインパスはさらにほぼ全単元に「英作文」と「読解問題」のページが付いている。もの凄いボリュームである。これを1冊やれば・・・ 授業プランが次々と頭に浮かんでくる。 ウインパスはCDロムがあるのも良い。そして何より・・・うちの塾の目標にぴったりなのである。(これはうちの塾の特殊性の問題) 来年度のメイン教材としても有力候補の1つである。
2008/07/18
新コーナー「赤虎ックバック」の時間がやって参りました。 これは「トラック」が「バック」そうではなくて、トラックバック。りんごアンテナ日記さんを読みながら、考えていた。(すいません。トラックバックのやり方がわかりません。) なぜCDが売れなくなったのかという記事。フロッピーディスクやMOも同様だと思う。今や、フロッピーディスクを持って、ガチャガチャ差し込んでいる姿が格好悪く見える。(私は一部FDやMOを使っているけど) 最近は、USBフラッシュメモリーを使用する人がほとんどだ。小さくて格好いい。 ファミコンも、カセットをふーっとやって、ドラクエ3を垂直に差し込んで、その上で冒険の書が消えていたら、最高に格好悪い。 塾も同じだと思う。都内では・・・やはり、中学受験では日能研ブランドやサピックスブランドが格好いいのだ。あの日能研の「N」というリュックを背負っていること自体が、小学生のステータスになっている。日能研のNバックは、小学生にとってのロレックスでありベンツである。 私の小学生の頃は、四谷大塚の「会員」であることが最高のステータスであった。準会員ではダメなのである。「会員」でなくてはならない。(今、このシステムはなくなってしまったが) うちの塾。やはり、まだまだ格好いい塾とは言えないと思う。出来たばかり。得体の知れない塾。地域では全く知られていない。 丁寧に指導する。まじめに指導する。個人塾の良さは出していきたい。でも、「格好良さ」を出していくことも忘れないようにしたい。 よし!教材発注するぜー!(←この「ぜー!」が格好いい部分)
2008/07/18
中3生は夏期スタートになるので、数学以外は夏期教材を使わず、通年教材を使用するつもりでいた。当然、9月以降に継続しないとカリキュラム的には意味がないということもお伝えしていた。 英語は「新中問」を使用する予定であった。このテキストは、私の個人的感覚では、集団指導向けの気がする。以前、個別指導塾で新中問の英語を採用したことがあるが、マニュアルをきちんと作り、講師研修に相当時間をかけないと、大学生が1:2個別指導で新中問(英語)を使いこなすことは難しい。(あくまでも個人的意見)個別指導の場合は、シリウスなどの方が使用しやすく感じる。新中問は、解説部分の多さにくらべ、その解説部分に該当する「確認問題」の数が少ない。後ろのページにあるSTEP1とSTEP2を巧みに混ぜていかないと、「短い解説→長めの演習」という基本サイクルが成り立たなくなるのだ。 集団指導では、授業前に準備・予習に時間をかけ、授業プランを組み立ててから臨むので何の問題もない。しかし、個別指導で、しかも1対2の場合、隣にいる子は別の学年で別の科目を勉強しているケースがほとんどだ。そのため、どちらの生徒にも均等に「解説→演習」を繰り返すとなると、新中問を使用するのは難しい(と個人的には思うのだ)。下手をすると「解説8割+演習2割」になってしまう。そうなると、個別指導のバランスが崩れるばかりか、生徒の学習効果も低くなってしまう。 一方、集団指導では、新中問の例文、単語の暗記から、文法解説、演習問題と講師の裁量で自由に組み替え、授業を行うことが可能だ。テキストの持ち味を100とすれば、授業のやり方しだいで、テキストの価値を120~150位に引き上げることができる。新中問を隅々まで学習すれば、偏差値55~64位は到達可能だ。場合によってはもっと上を目指せる。(ただ、偏差値60以上の場合は、できれば発展編を使用した方が良い) というわけで新中問で9割方決まっていたのであるが、今回入塾した子が以前の塾で使用していたテキストが新中問。英語の成績が良いわけではないので、もう1度新中問を繰り返させても何の問題もないのであるが、やはり新鮮さにかけてしまうと長い夏期講習では辛い。しかも、ある程度解答を覚えていると(←決して悪いことではないのであるが)、頭を使わずに答えを書き込んでしまう可能性もある。ということで、新中問は使えなくなってしまった。また、もう1人の子が以前の塾でシリウス(標準編)を使用していたので、シリウスも今回は使えない。さて、何にするか・・・ ところで、その子が以前通っていた個別指導塾。お母様と本人が「学校の成績を上げてください」という要望で中2の頃に入塾したそうであるが、使用していた教材はずっと「新中問」。大学生の先生もさぞ困ったことであろう。きっと私には分からない高度な戦略があったのだと想像する。
2008/07/18
以前お問い合わせ頂いていた方から昨日お電話があり、一気に3人の中3生が入塾された。私の方から他塾の見学や体験を勧めていた方たちである。 今まで塾に行ったことがない子やFC系の個別指導塾から移ってきた子なので、「集団の雰囲気を味わってみたい」と体験を希望されていた。しかし、うちで「集団の雰囲気」はどうやっても味わえない(笑)なんせ中3生ゼロですからっ!! というわけで「他塾の体験授業などに行ってみるといいですよ。」と伝えておいた。「ただし、塾によっては、その後の営業が凄くなることも覚悟しておいてください(笑)」ともお伝えした。 結局、昨日3人の中3生が入り、これで中3生の人数は全部で・・・・・・・・・・・・うん、やっぱり3人のままだ。0に3を足すと、やっぱり3だった。もしかしたら一瞬、10名くらいになっているかな~と思ったんだけど・・・ とりあえず3人には基礎力診断テスト(英数)を受けて頂く。別に入塾試験というわけではないが、苦手分野や答案の癖、ミスの仕方をこちらで把握しておき、今後の参考にさせていただくためだ。「テスト」というと構えてしまう子もいるが、現時点の力を見るものなので、どうしても入塾前にやっておきたい。9月以降中3生の募集はしないつもりなので、少人数での開校になった。 というわけで、これ行けなくなりました!(イェぃ)どなたか差し上げます。(先着1名)
2008/07/18
個人塾であるので、さすがに超大手塾のようにはいかないが、私は、生徒が勉強に集中できる快適な学習空間を作りたいと思っている。 「机の横にカバンをかけられるフックをつける。」とか「冬場にコートを掛けられるハンガーおよびそのスペースを確保しておく。」とか、本当にちょっとした所にもこだわっている。 当然、掃除は大切な仕事である。掃除だけは、クタクタになりながらも、どうにか毎日やっている。大体全部で1時間かかる。 まず1日の終わりに40分かかる。机上の消しゴムのカスをきれいにし、机をふき、ゴミを集め、トイレを綺麗にする。玄関マットと玄関窓、取っ手の掃除もある。黒板とホワイトボードもきれいにし、クリーナー回りも水ぶきする。こんなことをしていると毎晩40分程度かかる。 翌朝出勤してから、掃除機をかける。夜は近所迷惑になるので、掃除機だけは朝かけるようにしている。 合計で50分程度になる。 トイレや洗面所のタオルは毎日持ち帰り、自宅で洗濯しているので、その時間も含めるとちょうど1時間だ。 正直、この1時間が痛い(笑) 早くスタッフぅ~を雇えるようにならなければ・・・ 掃除は私の中で教務の次の次くらいに重要な仕事と位置づけている。じゃあ、教務の次に大事な物って何なんだ?ということだが、それはみんなの心の中にあ・・・ では、掃除してきます・・・
2008/07/17
中2生に使用する教科書準拠ワーク。文理の必修テキストが第1候補になっている。やはり本文引用率が9割を超えるのは魅了的である。次点が栄光ワークとKEYである。ただ、今回入塾してきた子の学力と私が思い描いている授業プランを考慮すると、若干であるが必修テキスト>栄光ワーク・KEYワークという感じではある。iワークが80%前後、中学新ワーク、BASIC、教科書マスターが5割程度の教科書引用率なので、必修テキストの準拠率は群を抜いている。必修テキストに対しては、7,8年前はあまり魅力を感じていなかったのであるが、最近はレイアウトも見やすく、表紙も高級感溢れているので、一気に上位ランクに入ってきた。 問題は2冊目である。中2生にはもう1冊配ろうと考えている。実際は、授業で学校教科書と必修テキストを勉強し、その上新中問までやるのだから、質・量的には既に十分な量に達している。これ以上増やすと、逆にマイナスになる可能性もある。消化不良を起こすという問題もあるし、1冊1冊が中途半端になるという問題もある。あと、持ってくるのが重い(笑) ただ、ちょっと授業とは別枠で考えている企画があり、もしそれを実行する場合、もう1冊渡すことになる。ブリッジワークだと軽すぎるし(←内容が)、それ以外の教材だと重すぎる(←内容が)。そこで、今年新刊された「プリンスワーク」を購入してみようと思う。(また衝動買いを・・・)プリンスワークが届いてから最終決定しようと思う。(←この最終決定にかかる時間が長いんだな~、これが^^;)
2008/07/17
昨年ブログを開始し、約1000件の日記を書いてきた。今年の春は塾を退職し、独立の準備を開始した。そして、6月に物件に入り、開校準備に連日追われていた。この間・・・ブログを書かれている多くの先生方から、励ましや応援のコメント、メール、電話を頂いた。先ほど、過去楽天に頂いたメッセージを読み返していました。電話をくれた方もいらっしゃいます。名前を挙げるのは控えますが、メール、コメント、電話でアドバイスや応援して頂いた全ての先生方、それとブログ上で励まして頂いた全ての先生方に感謝しております。DAIGO風になってしまいますが、「まじ超感謝してるから俺」みたいに思っております。 本当に感謝しております。ありがとうございます! ちなみに、今日も何もありませんでした(笑)明日からもっと頑張らないと! 本日は電話前で予習しながら、ずっと待機していたけど、今日は電話が鳴りそうもないので、今からポスティングしてきます!
2008/07/16
うちの塾の英語は、受験向けのテキストを使用し、都立当日に高得点が上げられるように鍛えていくつもりであった。そして、補習という形で学校教科書とワークの指導を考えていた。つまり、文法がメインで、プラスαとして教科書学習という形である。 しかし、中1と中2は方向転換することにした。授業では、教科書内容を中心に行う。よく考えたら、うちの塾は、1つの市の生徒しか来ない。(まあ、今はその市からも来てないんだけど~)この市では、三省堂の「ニュークラウン」を使用している。分かりやすく翻訳すれば、「新しい冠」だ。(←この1行は必要なかった気がする)だったら、授業ではニュークラウンを隅々まで勉強しよう。そんなことをふと思った。(赤星のバッティングフォームを練習している時に) もちろんサブテキストとして、新中問かシリウスは使用する。中3になってから、WもぎでSS60以上取らせたいので、そのために文法内容もおろそかに出来ない。 しかし、メインは教科書だ。 英語の教科書中心の学習は、指導者の工夫次第で、授業内容や効果が全く変わってくる。仮に教科書を1冊だけ渡して、「これで授業やって」と頼む場合、新人の先生にお願いする場合と百戦錬磨1/2の先生にお願いする場合とでは、その効果は全く異なってくる。 今度の金曜日に英語の模擬授業?(補習?)をやろうと考えている。ニュークラウンのレッツリード「ポイズン」である。この単元だけで助動詞も命令文も接続詞も形容詞もThere isも、いろいろなことが復習できる。さらに発音練習や読解練習もできる。最後に布袋の「ポイズン」を歌って締めることは言うまでもないだろう。(←この1行も必要なかった気がする) 宿題や居残り補習も絡め、1ページ勉強しただけで10ページ分くらいの成果が上がるようにしたい。
2008/07/16
初めての生徒が来た。先日入塾した、この塾の初めての生徒。教室に生命が吹き込まれた瞬間である。 今現在、個別指導塾に通っているそうだ。数学だけで週2回通っているのだが、全く成績が上がらないらしい。いろいろ話を聞いていたが、どうやら講師が解説をしているだけのようだ。決して分かりづらい解説というわけではないが、成績が上がらない。完全に演習不足である。また、仮に演習時間を取った時でも、単に問題を解かせているだけになっていることも要因の1つであろう。「定着」「確認」の時間をとっていないのだ。この「定着」と「確認」のうち、とりわけ「確認」の作業は、生徒がやるのではなく、塾側がやるべき仕事。ちゃんと理解しているのか、時間をおいて出来るようになっているのか、いつの間にか自己流の変なやり方になっていないか、他の単元と混ざったときにきちんと対処できるか。こうした細かいことを1つ1つチェックしていかないといけない。最初のうちは絶対に生徒任せにできない。 自宅学習の指示もされていないようで、家では何をやって良いのか分からないと言っていた。中学生にとって、実は「机に向かうこと」よりも、「机に向かって何を勉強するかを決めること」の方が難しい。ヒカリ先生やWILL先生の塾のように、小学生のうちからきちんとした指導者(塾)の下で、勉強に対する姿勢を身につけてきた子であれば、自宅学習は十分可能であるし、むしろ塾にいるより、自学した方が良い面もたくさんある。しかし、今回入塾してきた子のように、中2の春まで全く勉強せずに来た子には、そうした初期段階からの指導が必要になってくる。これから少しずつ適切な処置を施さなければならない。 他にも計算力を見させてもらった。スピードと正確性の両面から見たが、これも鍛えていく余地はまだまだある。途中式やノートの書き方、さらには丸付けの仕方も気になった。特に丸付けの仕方は、改善ポイントが4カ所もある。これは一気に改善していく。 とりあえず、今回は「補習」という形で呼び、まず「診断テスト」(中1内容の英数の基礎力チェック)を行ったのだが、その中でたくさんの課題を見つけることができて良かった。私は塾生の主治医であるので、勉強面の躓きを探し、適切に処置していかなければならない。時間はかかりそうだが、できるだけ早く成果を出してあげたいと思う。 なお、補習の最後に「学校で一次関数が全く分からない」という話を聞いたので、急きょ20分だけ黒板で授業を行った。変化の割合、グラフの書き方までササーっと!そして終了。 30分後お父さんから電話があった。「すごい分かりやすくて、しかも2時間半があっという間で喜んでいました。」と。 とりあえず、良かった。 ただ、塾の本質はわかりやすさよりも成績を上げること。どんなに授業が分かりやすくても、成績が上がらなければ意味がない。とにかく、この子の成績を上げよう。決めた。決定。この子の成績を上げる。
2008/07/15
先日、あるマーケティングの本を読んでいたのであるが、その著者は自著の中で「流通」という言葉をほとんど使用せず、「通流」という言葉を使用していた。そういえば、以前参加したセミナーでも、招かれた講師は「流通」ではなく「通流」という言葉を使用していた。日本語には、このように漢字の組み合わせを逆にしても、意味がほとんど変わらない言葉がいくつかある。真っ先に頭に浮かぶものは「平和と和平」であろうか。他にも「習慣と慣習」「来襲と襲来」「運命と命運」「議論と論議」などが挙げられる。文章を書く際に、言葉をどのように選択するかで読み手の受ける印象が変わってくる。上記の例では、それぞれ2番目に挙げた単語の方から、何となく堅い印象を受けるのは私だけであろうか。ただ、いくら意味が似ているからと言って、全く同じ意味という訳ではない。やはり、多少のニュアンスの違いというものはある。ある言語学者によれば、「この世の中に無駄な言葉は一切ない」ということだ。つまり、類義語、同義語というものは確かに存在するが、全く同じ意味の言葉は存在しないはずであり、どの言葉もその言葉固有の意味を有しているということである。残念ながら、その言語学者の名前は忘れてしまったが、なるほどと思った記憶がある。ところで、2つの漢字を絶対に逆にしてはいけない言葉もある。その代表は「藤川」であろう。「阪神タイガース、ウイリアムスに代わりまして、藤川」とアナウンスされれば、もう阪神の勝利は目前である。それに対して、「阪神タイガース、福間に代わりまして、バッターは川藤」とアナウンスされた場合は言うまでもないだろう。「ホンマに出してどないするねん。」というざこば師匠のCM通りになってしまう。
2008/07/13
中2生です。中3生を募集していたのですが、チラシをご覧になって、なぜか中2生が入塾です。 いろいろお話を伺ったのですが、Y中の中3生はほとんど塾に行かないそうです。学校で無料夏期講習をやっており、そもそも地域的にも、それ程受験熱が大きくないとのこと。学校でも「塾に行かないで大丈夫」と話しているそうです。(本当に大丈夫?去年、その中学のかなりの子が都立に不合格になったようですが・・・。) H中の中3生は、既にほとんどが塾に行っており、赤虎塾のチラシが出た頃には、みな個別指導の夏期講習や集団塾の夏期講習に申し込みしてしまった後だったようです。多くは友人関係で、友だちのいる塾に行くようですね。まあ、開校したばかりの個人塾には来ないよな、東京では(笑)。俺なら行かないし(笑) ただ、「もう少し早くチラシが入っていれば~」と話してくれていたお母さん方も一部でいたようです。うーん・・・個別は15~25万しますからね。家計は大変です・・・。 7月に開校していから、今のところ、あまり強い営業はかけていません。来たい方が来れば良いと思います。以前、勤めていた塾では営業と面談はバッチリでした。面談まで来てくれれば、まず入塾に持っていってました。面談トークは得意だったので(笑)。 今は随分面談のスタンスを変えています。1年目なので、少々試してみたいこともあるので。 とにかく、中2生が1人入塾してくれました。面談でも、全く営業トークはしなくて、世間話をした程度です。ちなみに他塾は「うちなら絶対成績上げます!」と言い切ったM塾とK塾。「嫌なら後からクーリングオフできますから。」と言って、その場で誓約書を書かせたT塾。「うちはH中の過去問を全て試験前に配っています」と言ったI塾とI塾(両方I塾)「この地区で、最も都立トップ校に合格者を出しているのは、うちです!」と言ったW塾。など、いろいろ回られたようです。 赤虎塾は「他塾をいろいろ回られてからお決めになってください。」とだけ伝えた(笑)。「成績は絶対上がるとは言い切れません。」とも言った。でも、なぜかうちに入塾してくれました。 いや、ありがたいです。あと、その子は、ちょっとだけ幸運だと思います。面談では控えめというか、控えめ以下のことを言いましたが、正直、近隣の他塾以上の指導を出来ると思っております。 今年の夏は、今のところ、この子と1対1になりそうですが頑張ります^^。
2008/07/13
やっと決まった…。社会は、夏期はインプットの期間と位置づける。お問い合わせ頂いた方にも、はっきりと「2月までのスパンでカリキュラムを組んでいます。夏だけで内容を完結させたいという場合は、他塾に行かれることをおすすめします。」と伝えていく。たとえ生徒数ゼロになっても、そこは正直に伝える。そもそも中1から学校で2年半かけて勉強してきた理社を、夏期講習の数日間だけで終了させることは不可能なのだ。私には。学校なんて、未だに歴史をやっている中学もある。それだけの分量がある科目。 以前の塾では。まず、集団指導部門では、理社の授業は60分×8回。しかも最終日は総合テストと決まっていたので、授業は60分が7回しか取れなかった。1クラスの人数は理社は80名。これはどういうことかと言うと、指示出しや意識を束ねる時間だけで、60分中5分は取られるということ。さらにプリント配付も含めると、もっと時間をロスする。 次に個別指導部門では、80分が6回だった。以上これだけ。特に補習もない。補習する先生も足りなく、場所もないからだ。使用するテキストは、理社ともに「夏期必修新演習」。なぜなら、このテキストでないと終わらないからだ。夏期必修新演習の理科は、第1課に光、力、音、電流、電圧など数単元入っている。これを初日の80分授業で行うことになる。チラシには「夏期で理社の総復習」と書いてあるので、このようなシステムになってしまう。 今年の夏期は、その点自由度が高い。授業時間はたっぷり取ってある。 夏期はインプットの期間。 歴史と公民は、解説も入れるが、基本的には「まとめる」作業が中心になる。地理に関しては、地球儀と時差、地形図、地図記号、資料問題などはきちんと解説するが、夏はそこまで。残りは9月以降になる。社会の授業形態は英数国とは大きく変えようと思っている。そのために必要なツール(歴史プリントなど)を作ってみた。解説→まとめ→インプット→アウトプット→カードまとめ→小テストという基本サイクルに乗っけていくために、教材選択を入念に行い、自作教材の作成も継続していく。
2008/07/13
魂を込めた(つもりの単なる自己満足だった)チラシ、入念な折込広告エリアと折込日の検討、開校までのスケジューリング。まあ全て失敗だったということだな。魂が込もっていようがいまいが、それが消費者に伝わらなければ、それは経営的に間違い。エリアも折込日も時間をかけて悩みぬいたが、結果的に問い合わせがなければ、その時間や努力は意味がない。今の自分にはは努力とか過程とか関係ないから。必要なのは結果。「頑張りました。」なんて言葉をいくら言っても、結果が出なければダメ。大きな会社だったら、自分はクビか左遷か減給か賞与ゼロだ。でも、失敗を生かすチャンスと時間と未来と知恵が残ってる。新たな手を4つ考えてみた。明日の朝から順番に実行する。さて帰宅しよう。
2008/07/11
先ほど初めてのお問い合わせを頂いた。たまたま買い物帰りに通りかかったようで、塾の近くにある3つの中学(Y中、T4中、H中)ではない中学校の生徒だ。うちの塾から若干遠い。 ご兄弟である。 上の子は、ここでは具体的数値は書けないが、偏差値が相当高い。某私立トップ校を目指しており、現在、FCの個別指導塾に通っているらしい。ただ、その個別指導塾の夏期講習授業料があまりに高額になることと、難しい問題を質問しても大学生の先生方が答えられないことが多いことが少々気になっているらしい。毎回担当が代わってしまうことも不満の1つのようだ。しかし、現在それなりに成果が出ていることと(結構高い偏差値であった)、本人が塾に行くこと自体は楽しんでいることを考慮し、「転塾は慎重にされた方が良いと思います。」とお伝えした。うちに入塾させることは簡単であったが、それよりも今上手くいっている方向性を変えることのデメリットがあることも説明した。また、性格的なお話もさせてお聞きし、個別指導の方が向いている面もあるかもしれないと判断した。もちろん、うちに来てくれた場合は対応はするが。志望校は、5月頃にブログで特集していたあの私立高校であったし(笑)。 下のお子さん。こちらは中学2年生で、現在の成績は決して良いわけではない。5科で200点前後である。こちらは、もし本人に入塾の意欲があるなら、入塾になるかもしれない。(まだわからない。) お母さんが買い物帰りに、たまたま通りかかったということであるが、その「たまたま」が大きな幸運になるように応えていくつもりだ。具体的には、中2の子は小学校からの基礎計算力や暗記する力(短期的&長期的な暗記力)を見させてもらい(まあすぐに分かるものではなく、数ヶ月単位が必要なのであるが)、その後、補習+通常授業で鍛えていく。計算に関しては、「その子特有のミスの仕方」や「途中式を書かない・途中式を書いても消してしまう」などの悪い癖などを素早く把握し、修正を加えていこう。理社は学校のテストを上げるという目的だけでなく、本人の基礎能力を上げる目的も含め、指導に当たっていく。時に本人が経験したことがない暗記作業も塾内で行ってもらい、その理社の暗記が他の教科にも波及していくように工夫していくつもりだ。英語は、うちは文法重視で「新中問」か「シリウス」を使用する予定であるが、補習で教科書内容のフォローもし、2学期の中間で大幅アップを狙おうと思う。現在5科目で200点・・・。どうにか中3の2学期までに、5科400点に届くよう指導したい。とにかく、中2の夏で来てくれてよかった。中2の夏なら、現在内申が9科27に届いてなくても、1年半後、武蔵野北、大泉、小金井北、三鷹あたりを狙えるまでに鍛え上げることができる。もし、この子が入塾してくれたら、私の経験を活かして大きく伸ばしてあげたい。
2008/07/10
阪神の調子が良い。昨日の中日の敗戦で、広島以外の全チームにマジックが点灯した。今日現在、横浜に対してはマジック42、ヤクルトに対しては54、巨人に対しては55、中日に対しては56のマジックが点灯している。現在、広島に対してだけマジックが点灯していない。ただ、広島に対する裏マジックはおそらく57になっている。今日から阪神が3連勝し、広島が3連敗すると(うち直接対決が2つ)全チームに対し、マジックが点灯するはず。新聞の順位表にも、はっきりとマジックナンバーとして記載されることになる(はず?)。ところで、関東の阪神ファンにとって、デイリースポーツは欠かせない。私も新聞屋さんからデイリースポーツをとっている。するとたまに招待券をもらえる。じゃじゃーん! ただ、私の塾は7/28から開校するので、ちょうど初日とかぶってしまった。もし生徒が一人も来なかった場合は、野球にでも行ってこようと思う。 神宮に行けるといいな~・・・・・・・・・・・ あ、違った。行けなくなるといいな~!!とにかく、現在生徒募集真っ最中です!チラシが入って以来、電話は0本。飛び込みで2名。おそらく両方とも塾関係者の方(笑)。どうやったって分かっちゃうから(笑)(両方とも、小5と中2の兄弟、現在遠方に住んでいて夏から引っ越してくる、資料を欲しい、成績は3程度で理科が苦手、試験前のシステムと教材は何を使うかを聞いてくる。そして、何より、しゃべり方が塾の先生。ワイシャツの胸ポケットにペンがささってますよ~)現在、近隣の中学では3者面談真っ最中であり、しかも学校で無料夏期講習をやるようなので、他塾もあまり動いていないようです。まあ、うちほど動いてない塾もないんですが!頑張ります。対策考えます・・・。
2008/07/10
本日は初めてのチラシの日。同時に看板とカッティングシートの工事の日でもある。すでに業者さんがいらっしゃって、現在窓の掃除をしている。これで全ての準備が完了することになる。 私は、今日1日歴史のプリント作りに励もうと思う。社会のテキスト(塾用教材)は現在悩み中なのだが、いずれの教材を選ぶにせよ、これから入塾してくる中3生には少々重い。 私が想定しているのは、社会が苦手な子(極端な話、知識がゼロに近い状態の子)が入塾してきた場合に、8月から授業を開始し2月の都立本番までに、どうにか都立入試で足を引っ張らない程度、あわよくば8割以上得点できることを想定している。 実は、社会の知識ゼロという状態の子は、個別指導の塾長をしていた時代にも何人も指導してきた。というより、中3から入塾して来るほとんどの子が、理社は全く分からない状態であった。1学期は修学旅行、運動会、中間、期末、部活でほとんど理社の時間を取ることができない。そもそも個別指導塾は英数2科目受講の子が大多数を占める。当然、理社が苦手な状態のまま夏期講習に突入してくる受験生が多かった。それでも、夏期講習の社会の授業は1人全6回と「塾のシステムとして」決められている。補習は室長会にて「原則禁止」という方針が出されており、することができない。(まあ、勝手にやってましたが)理社が出来ない子には、とにかく「コマ増」と「追加授業」を取らせるという方針であったため、夏期講習では、うすい夏期テキストでサラーっと問題演習をするのみ。インプットが出来ていない状態でアウトプットをするので、極端な話、解答を暗記するだけの状態になっていた。「問1の答えはア、問2は答えは時差8時間・・・」などというように。もちろん、そうならないために補助プリントと入念な講師マニュアルを作成し、全体を動かしてはいた。さらに私自身が集団指導を土日に行っていた。しかし、それでも練習量不足は否めない。 それにくらべ、今は自分の塾なので、夏期講習だけで60分を23回確保できる。もちろん授業時間のみで23時間。それ以外に補習も自由自在。9月以降の授業も大量に確保できる。(理科も) そのため、この夏は思い切って「インプット」から始めようと思っている。その後、塾用教材でアウトプット。 インプット用教材は、プリントを作成する。それを授業で完成させ、その後アウトプットという流れ。アウトプット用教材は、現在未定。ウイニングか実完かSロードを考えている。または、1・2年のまとめ教材系か3年間のまとめ教材系を考えている。(ウェイアップ、育伸の春期錬成ゼミ、サミングアップ、最新高校入試問題集、強化と対策など) とにかく、本日はこれから歴史のインプット用教材の作成にはいる。看板とカッティングシートの工事が終わるまでに、律令政治か平安あたりまで作りたひ。 PS 看板工事のお二人が、さっきからケンカしてるんですけど(笑)
2008/07/08
本日でほぼ準備が終わりました。家具を揃え、フォーマットを揃え、物の配置を決め、掃除を行い、役所へ開業届を提出し、金融機関の準備も整え・・・。4ヶ月近く続いた準備がほぼ終了しました。アドバイスを頂いた先生方、本当にありがとうございました。心より感謝しております。 そして、ちょうど明日初回チラシが地域に折り込まれます。教材会社さん、塾関係者、模試会社の方々からは、この地域の通塾率は非常に低く、ほとんどが1つ隣の駅の塾に流れているという話を聞きました。果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょうか(笑)。1人でも生徒が来てくれると良いのですが・・・ とにかく明日から業務開始です。 kamiesu先生は、「塾を開くということはおのずと『既存の塾』に対する『カウンターパンチ』であるべきだと考えています。」とおっしゃっていました。私の塾も東京の既存塾に対する「カウンターパンチ」になれるよう頑張ります。間違えても、既存の塾に対する「送りバント」にならないよう気を付けます。
2008/07/07
私は小さい頃、食べ物の好き嫌いが多かった。今でも嫌いなものはある。しかし、ふとしたきっかけで、嫌いだった物が食べられるようになる場合もある。そのきっかけとは、本当に美味しいものを食べたときである。一度、その食べ物の本当の美味しさを知ったら、あとは多少味が落ちるものでも食べられるようになるのだ。たとえば、イカ。私は小さい頃からどうもイカが苦手であった。しかし、都内某所の阪神ファンが集まる居酒屋に行った時のこと。常連のお客さんが釣りに行ってきたらしく、新鮮なイカをお店にいた人にサービスで配っていた。いくらイカが嫌いとは言っても、せっかく頂いた物を食べない訳にはいかない。そこでイカの刺身を一口食べてみると・・・「うめーーーーーーっ」と思わず口から出てしまった。本当に美味しいのである。新鮮なイカがこんなにも美味しいものだとは知らなかった。それ以来、私はスーパーのイカであろうが、回転寿司のイカであろうが、何でも食べられるようになった。トマトやスイカ、あるいは日本酒なども同様である。昔はあまり好きではなかったのだが、一度「本当に美味しい」トマト、スイカ、日本酒を口にして以来、食べられるようになった。「本物」の持つ力である。いったん「本物」の素晴らしさを味わえば、私の場合、多少味が劣る物でも平気で食べられるようになってしまう。 その点で、私は「美味しんぼ」の海原雄山とは異なる。まだ人間が出来ていない頃の(笑)、コミックで言えば20巻位までの海原雄山は、美味しくない食べ物が出てくるやいなや(as soon as)、ペッと口から吐き出し、「おい店主を呼べ」「こんな物が食えるか」などと怒り狂っていた。時には、レストランで出された鴨肉を、自ら持ってきた醤油で食べたこともある。そのようなことは私にはない。いったん美味しい物の味を知れば、後は価格の安い物であろうが、どんな調理法であろうが、十分に楽しめる。言い方を変えると、味音痴とも言うらしい。そんな自分を幸せに思う。勉強も同様である。いくら勉強が嫌いでも、本当にわかりやすい授業、楽しい授業、面白い授業、知的好奇心をかき立てる授業。こうした授業や先生に出会うと、途端にその科目が好きになる。高校時代、日本史や世界史が大嫌いであった生徒も、予備校に行き、人気講師の授業を聴くと、一気にその面白さに目覚めるということが多々ある。一度日本史や世界史に興味が出てくれば、その後は多少つまらない講義や書物でも十分に楽しむことが可能になる。だから、授業は分かりやすく、楽しいものにしていきたい。もちろん、ギャグで笑わせるのではなく。勉強の楽しさを教えるということが、当塾の目標の1つである。 なお、海原雄山が発したセリフの中で、最も無茶だと私が思ったものは「おい中川。馬鹿どもに車を与えるな!」である。その後、山岡士郎を車で引きそうになった際も、さらなる暴言を続けた。あの日の海原雄山の機嫌の悪さは、コミックス史上1,2を争うレベルにあることは間違いないだろう。
2008/07/07
4月と5月は物件探しに相当時間をかけた。自分でネット検索したり、不動産屋さんからデータをもらったり。当たった物件は数え切れない位ある。実際に不動産屋さんと一緒に中を見学する物件もたくさんあったが、その数があまりに多くなると不動産屋さんにもご迷惑になる。そこで、ネットで検索した物件に関しては、一度自分で現地まで行き、外から見学してみることにした。自転車で毎日走り回っていた。ある3つの市は小さい裏通りまで含め、ほとんど回った。それでも良い物件が見つからず、最終的には23区まで範囲を広げた。高円寺駅の近くから10個ほど候補が出てきて、あの和田中の近くにある物件も含まれていた。そこで、4月の日曜。暇な友人と高円寺の物件を車で回ることにした。しかし、高円寺の物件も、あまり良い物件がなく、その日は諦めて都心へドライブにでかけた。 そのときである。友人の車が、何と当たり屋にあってしまった。友人の運転する車にいきなり人がぶつかってきたのである。相手は、どう見てもそっち関係の人。チャララーーン(←こん平の音楽ではなく、極妻のBGM) 友人の車に引かれてしまった(ぶつかってきた?)男性がものすごい剣幕で怒鳴り、威嚇してきた。そして、横に止めてあった高級車○○○から、なぜか仲間も2人登場。完全にはめられたようだ。・・・・は~。ついてない。 あ!もしかして、これドッキリでしょ!と思って、周囲に野呂圭介がいないか探してみた。すると・・・いた!いたのは、野呂圭介ではなく、パトカーに乗ったA警察署の警察官。窓を開けてこちらを見ている。 つーか、善良な市民が絡まれてるんだから早く来いよ!と思ったが、そこは冷静に、手招きして警官を呼んだ。 私「見てたでしょ?向こうが当たってきたでしょ?」と言ったのだが警察「いや、見てない。事故で処理することになっちゃうね~」の一点張り。絶対に見てるはずなのに、警官まで事故で処理しようとする。 相手の方たちは未だに怒鳴っており、その怒鳴り方があまりにも凄かったので「あの人たち、お酒飲んでません?」と警官に言った。 そしたら、何とその警官(2人いたうち、偉いほう)が「いま、あのお兄さんが、お宅ら酒飲んでるんじゃない?って言ってるけど、ホントに飲んでるの?」とか、言いつけやがった!!!ちょwwwwwwwww、おまwwww! 警察って、もしかして馬鹿ですか!?当然、怒り狂った相手方はさらに「てめえ、ぜってぇ顔忘れねーからな」と威嚇してきたが、とりあえず、友人が「もう事故で良いよ」と言うので、その場を収まった。慰謝料や保険もあり、友人はかわいそうだった。ところが、1週間後友人からメールがあった。「あの3人が捕まったって連絡あったから、もう大丈夫になったよ」とのこと。B警察署のお手柄である。やはり、「当たり屋」だったらしい。しかし、A警察署・・・あの場で捕まえていれば、事件は解決していたし、お手柄にもなったし、その後の犯行も起こらなかったのに。
2008/07/04
以前写真を載せたことがあるが、うちの教室は現在外から丸見えである。その中でぽつーんと働いている。近隣はそれほど栄えている場所ではないのだが、結構人通りが多く、通り過ぎる人はよく中を覗いていく。ところで、話は変わるが、私はテレビゲームが大好きであった。中学から高校にかけては、暇さえあればテレビゲームをやっていた記憶がある。中でも好きなジャンルは、「経営シミュレーション」や「町作りゲーム」などである。「シムシティ」「A列車で行こう」などの街を開発していくゲームや、「さかつく(サッカーチームを作るゲーム)、ダビスタ(競走馬を育てるゲーム)などには、相当はまっていた。他にもハンバーガーショップを作るゲーム、ドラッグストアを作るゲームなど、経営シミュレーションゲームは数多くこなしてきた。 ドラクエに代表されるRPGというジャンルも数多くやった。その中で特に印象深かったのは、「ドラクエ3」のシナリオ中盤で発生するイベントである。ある野原に行くと、町を作りたがっている人がいる。何もない場所だ。話しかけると、どうやら商人を探しているらしい。町作りには商人が欠かせないとのことだ。そこで、自分の仲間である商人を差し上げると、その野原で町作りが開始されていく。そして、冒険の途中、その場所に立ち寄る度にドンドン町は発展していき、しまいには大きな町に成長するという話である。(確か自分が差しあげた商人は牢獄に入れられてしまったような気がするが、記憶は定かではない) 話を戻す。私の塾は先述したように外から丸見えである。本来であれば、カッティングシートとロールスクリーンの工事を先に行い、中が見えない状態にして仕事を始めたかったのだが、数社に見積もりを出してもらったり、内装中にいろいろ悩んだりした都合で、カッティングシートの工事とロールスクリーンの工事が一番後まわしになってしまった。つまり、内装開始の6月16日から今日現在に至るまで、外を通る人はうちの塾の中が丸見えになっているのである。どうせなら、その過程を見て頂こうと考えた。ま、誰もそこまで詳しく見ていないのは分かってますが6月16日の内装開始時点から本日まで、塾の前の道を通過し、中を覗いた方は、何もなかった状態からどんどん色々な物が仕上がっていく過程を楽しめるようにした。ま、誰もそこまで詳しく見ていないのは分かってますが内装が終了した後は、あえて「1日に1つずつ」家具を増やしていった。下らないこだわりである。少しずつ事務所っぽく仕上がっていく様子を味わいたかったのだ(笑)ま、誰もそこまで詳しく見ていないのは分かってますが 一応、今日現在、7~8割程度まで完成した。教室には椅子と机を配置した。 では、これから全教室写真で紹介します。 まず、これが1階の第1教室です。 次に、これが2階の下の階にある第1教室です。 続きまして、1階入り口を入ってすぐのところにある第1教室です。 さて、どこまでこのネタをひっぱるか・・・ お次は、3階から2つ階段を下りると到着する教室です。第1教室と呼んでます。 教室が1つしかありませんが、何か問題でも? いや、ただこれが言いたかっただけなんですけど。
2008/07/03
国語の「助詞」と「助動詞」をズラーっと並べ、「助詞と助動詞に分けなさい」という問題を出す先生がいた。 覚えてしまうというのも手っ取り早い方法。勉強していれば自然と覚えられる。 ただ、暗記は嫌いという場合は、簡単な見分け方がある。活用があるのが助動詞、活用がないのが助詞・・・ そんな方法ではなくて、もっと簡単な方法。 それは、「から」または「ので」を付けてみて、意味が通れば助動詞、意味が通らなければ助詞という見分け方である。 まず、助動詞。たとえば、「られる」「せる」「らしい」「そうだ」などが助動詞である。助動詞は、後ろに「から」を付けてみると、そのまま自然と文章が繋がっていく。 例・遠くまでボールを投げられるから、彼は野球部で外野手を希望した。・あんまり夜遅くまで働かせるから、彼は会社を辞めてしまった。・明日は雨が降るらしいから、ちゃんと傘を持っていった方がいいよ。・来週試験があるそうだから、今から対策をしておこう。このように、助動詞(青字)の後に「から」を付けると、意味が通じるようになっている。 次に助詞。たとえば、助詞には「が」「を」「より」「まで」などがある。これらの直後に「から」を付けると日本語としておかしくなる。・台風がから・・・・プレゼントをから・・・・右方向よりから・・・・新宿駅までから・・・どれも、助詞(緑字)の後ろに「から」をつけると意味が通らなくなる。 このように直後に「から」を続けられれば助動詞、「から」が続かなければ助詞というような識別法がある。 ただし、例外。助動詞の「う」「まい」「よう」の3つだけは、後ろに「から」を付けるとおかしくなる。でも、「う・まい・よう」は助動詞。生徒には「うまいよ~!」と覚えさせている。ちなみに国文法の本をみると、この「う」「まい」「よう」だけは助動詞の中でもやはり例外的扱いになっており、「語形変化のない助動詞」という名称がつけられている。
2008/07/01
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