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いい話が、なくてねぇ....... https://www.town-kiso.com/manabu/event/100210/ 長野県木曽町で長年続いている、木曽音楽祭ですが、中止するそうです。 元々コロナ禍で去年は中止。でも今年はやります、となっていたのですが、今月に入っての豪雨災害で被災しているので状況に鑑みて中止.....ということだそうです。あまり木曽町、というのはつまり木曽福島界隈ですが、その辺での被災状況は報じられてはいないのですが、8/20付の情報では、そもそも中央本線が塩尻-南木曽間で運休....というのはつまり木曽路に当たる部分がほぼ全面的に走ってない訳でして。これは厳しい.... https://trafficnews.jp/post/110007 行ったことありますが、信州方面で有名どころでは草津や松本の方が有名かも知れませんが、室内楽の音楽祭で、地元感満載の、でも選曲は渋いことこの上ない、なかなかユニークな音楽祭なんですけれどね。残念..... 昔のサイトウ・キネン・フェスティバル松本は、セイジ・オザワ松本フェスティバルになってたんですね。こちらはやるそうです..... https://www.ozawa-festival.com
2021年08月21日
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サントリーホール 14:00〜 2階左手 モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475 シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17 ベートーヴェン:ピアノソナタ第28番 イ長調 op.101 シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D760 op.15 <アンコール> ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 ピアノ:仲道郁代 書けていなかったものを順次書いていこうかと思っている訳ですが、2ヶ月半前かぁ..... 仲道郁代はThe Road to 2027と銘打ってリサイタルシリーズを展開しています.....って、どっかで聞いたような話ではあるのですが、まぁ、こういうやり方は悪くないと思います。それはいいのですが、昨年2020年5月の公演はコロナで延期。当該公演は2028年に延期となって、チケットはそのまま2021年の公演に有効、となったというわけ。元はベートーヴェンのソナタ2曲、ショパンのノクターンにシューマンのソナタ、というものでしたが、今年の幻想曲メインの公演に振替。 モーツァルトの幻想曲は仲道郁代で前にも何度か聞いていると思います。好きな曲なのでしょう。実際、モーツァルトの曲としては、ピアノソナタよりはこちらの方がある意味面白いかも知れません。 ただ、演奏としては、シューマンの方が良かったかなと。個人的にはモーツァルトの方が曲としては好きなのですが、この日の演奏ではシューマンの方が説得力のある、すっと入ってくる感じの演奏でした。腑に落ちるというのか。この曲にしては珍しい感じなのですが。 後半はベートーヴェンとシューベルト。こちらは.....ベートーヴェンだったなぁ.......これも、好きを言うなら曲としては断然シューベルト、断然さすらい人幻想曲なんですよ。でも、なぁ......この日は仲道郁代の日ではなかったのでしょう。確かにさすらい人幻想曲は難曲ではあるんですよね。ただ、後半の崩れ方はやはりちょっと厳しかった。ピアノをやる知人、というか一応ピアノ講師なのだけれど、シューベルト嫌いと言っているのがいるのですが、まぁ、ちょっとわかる気がしたというか。 アンコールにドビュッシー。これは、去年の秋のリサイタルでまとめて弾いていたし、録音も出てますからね。 まぁ、こう書いてみるとなんだかなぁという感じに見えてしまうのですが、こういうのも含めてのリサイタルの楽しみ、といっていいのだとは思うので、言うほどがっかりした訳ではないんですけれどね。うん。
2021年08月13日
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東京オペラシティコンサートホール 19:00〜 3階正面 ヴェルディ:レクイエム 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:アンドレアス・バッティストーニ ソプラノ:木下美穂子 アルト:中島郁子 テノール:城宏憲 バス:妻屋秀和 二期会合唱団 先週行かなかったフェスタサマーミューザの東フィルのコンサートが、やっぱり配信では不完全燃焼だったので、こちらは払い戻しも無いし、どうするか相当悩んだのだけれど、やはりバッティストーニが聞きたいと思ってアマチュア公演ですが(いつも言うことだけれど二期会はプロとは言えないでしょ?)行って来ました。7月の初めにバッティストーニが振るとなったので、つい買っちゃったんですよね、安いとこ.... 行ってみたら比較的空いていたので、まぁよかったかと。 オケはなかなか厳しそうな編成で、管は1本くらい減らしていたのかもですが、それ以上に弦がコンパクト。10-8-6-5-4ですから、かなり弦は絞ってます。オペラシティは狭いと言えば狭いけれど、それでもこの数だと舞台両袖ががらんと空きます。管を入れても60人いかなかったんじゃ無いでしょうか。 このコンパクトなオケをバッティストーニが見事にドライブ。いつものバッティストーニのエネルギッシュな指揮です。むしろやや抑え目なくらい。そして、弦がいい。どうしてもこの曲では金管が前に出てしまうのだけれども、最近の東フィルは特に弦が良くて、今日も存在感を存分に発揮しておりました。管も悪い訳では無いんだけれどもね。多少のミスはあったけれど、それは織り込み済みの世界だし..... 以上。 声系に関しては、アマチュア公演なのであまり論評しませんが、独唱に関しては概して音程が微妙に揃わない。あと、久々に聞いたよちりめんビブラート。まだあんな歌い方してるのか。 そして、これは合唱も含めて、発語がおかしい。特に合唱は、全然言葉になってない。ちょっと声を上げると、子音が落ちる。こちらも大して人のこた言えないけれど、まぁ、ラテン語になってないよね。独唱は多少マシだけれど、まぁ、一応なんとかなってる感じなのは、バスだけ。 はっきり言って、自らアマチュアを標榜している本当のアマチュアの合唱の方がもっとちゃんと発語しますよ。元々この人達アマチュアで「オペラ歌ってます」って主張してるんだけれども、ヴェルディといえどもレクイエムですからね。一応仮にもこの曲でも典礼に則って書かれているのだから、言葉は他の曲にも増して重要なんですよ。届かなきゃいけない。聞こえなきゃいけない。だけれども、全くそういうことを考えて歌ってるようには聞こえない。 これはかなり本気で言うのだけれども、この人達、カタカナで歌ってるんじゃないかと思いました。なぜかというと、日本人が日本語を喋る場合、カタカナ語は意識しないと子音が明らかに弱音化するんですよ。ちゃんと発声しなくても大体なんとなく聞こえちゃう。 そしてもう一つ、言葉を最後まできちんと発声しない。抜けるんですよね。具体的に言うと、 Dies irae というのを、敢えて書くと、(デ)ィエ(ス) イレ みたいな感じで聞こえてしまうんですね。或いは イエゥ イエ ぐらいかも。そのくらい、子音が落ちるのと、Dies のsがどっかに行ってしまう。まぁ、Dies iraeなんかはまだ歌い出しだったりするからマシなんですけれども、そのあとなんかは、特にフォルテになると、本当に母音しか聞こえないですよ。全く発音する気がないという訳ではないのかも知れないけれど、言葉が大事な曲で、ちゃんと言葉を発語出来ていないというのはどうなのと。 まぁ、聞いてる側もこれをよしとしているんでしょうね。だからこうなっちゃうんだと思うんだけれども。でもねぇ、ちゃんとした録音なりで聞いてみるとすぐ分かりますよ。鬱陶しいくらいちゃんと発語してるから。聞こえる聞こえない以上に、そもそもこの曲がなんであって、そこで歌われるものがどういうもので、という思想が感じられないですね。そこには、言葉を大事にしようという考えが窺えない。 自分としては最初から声系に関しては何も期待してないので、予想通りで格別がっかりはしていないんですが。むしろ相変わらずこういうのがいいと言っている人々が多いのにこれも予想通り絶望したのですがね。バッティストーニが素晴らしいのも予想通りだったから、まぁ、いいけど。 しかし、相変わらずの劣化ぶりだなぁと。こういう形態でこういうホールだから、声量的には一応なんとかなってる訳ですが、これ、オケ60人くらいに対して、合唱50人くらいですからね。オペラシティで。それで、オケに負けるんだもの。合唱は2階に居たから、確かに「オケより後ろ」だけれど、位置的には3階で聞いてるこちらにはむしろ有利の筈が.....それで、発語がこれじゃぁね。率直に言って、新国立劇場の合唱だって藤原のだって、そんなにいいとは思わないけれど、それより相当落ちるよ。まぁ、この人達、やっぱり聞かなくていいな。
2021年08月13日
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ミューザ川崎シンフォニーホール(配信)19:00〜 ヴェルディ:「シチリアの晩祷」序曲 レスピーギ:組曲「シバの女王ベルキス」 ニーノ・ロータ:ハープ協奏曲 レスピーギ:ローマの松 ハープ:吉野直子 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:アンドレア・バッティストーニ 今やコロナ感染者は神奈川でも2,000人級という状況下ですが、フェスタサマーミューザはやってます。まぁ、現実問題として、スタッフに感染者の出た東京文化会館のマイスタージンガー以外は予定通りやってる感じですね。いいんだけど。 バッティストーニはこの公演と、来週の二期会のヴェルディのレクイエムの為に来日してます。よく来てくれたと思うし、だから、是非行きたかったのだけれども......うーん.........やはりちょっと今は.....まだワクチン接種も終わって間もないタイミングだし....... ということで、ネット配信で聞いてみたのですが................うーん..............やっぱり、生でなければ、かなぁ........ 配信は、たとえばブルーノートのライブとか、聞いたことはあるんですけれどね。クラシックの場合、やっぱり、ちょっと無理があるかなぁ。環境にもよると思うのですが、音質的に無理があるんですよね。特に、オーケストラで、しかもライブであることに意味があるようなバッティストーニの場合、ちょっとね。あまりにも臨場感が足りないというか、なんというか。ローマの松、バッティストーニらしかったろうなぁ、と思うのだけれども...... 勿論、自分の場合、PCのスピーカーか、そこからHDMIでTVに出してTVのスピーカーで、となるので、すなるとちょっと厳しい。いや、これが、相応のシステムでやっていたとしても、無理があるかなぁ、と。 最初っから生で聞くことを想定してなければ、また違うと思うんですけれどね。丁度今Eテレでシェーンブルン・コンサートとヴァルトビューネやってるのですが、勿論録画で、TVで見聞きしているけれど、最初からそういうものと思って聞いてるから、ストレスに感じないんですけれども...... 実は、出来心で、来週の二期会のレクイエム、買ってたの気付いてしまったんだけれども、どうしたものかなぁ..........二期会聞きに行って万が一感染したとかなったら、死んでも死に切れないしなぁ.....バッティストーニ聞きに行って感染した、と考えれば本望とも......いやいや........うーん..........
2021年08月08日
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都内では連日3千人、4千人と感染者が発生して、緊急事態宣言下であるのですが、とうとう直接的なコロナの被害が....... オリンピック関連事業として計画されていた、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の公演が、関係者のコロナ感染により、中止に追い込まれました。 最初に報じられたのは8/2。2回公演の初回、8/4の公演が、関係者のコロナ陽性によって準備が間に合わず、中止となったとのこと。https://www.t-bunka.jp/info/11458/ この時点では、8/7の公演はやる予定とのことでしたが、結局、最終舞台稽古が出来ない等、準備が整わないということで、中止になったそうです。https://www.t-bunka.jp/info/11466/ ......まぁ、ねぇ........こういうことに、なるよね...........https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080401348https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080301243 新宿のルミネと伊勢丹で従業員多数がコロナ感染して、営業に支障が出ている、という..... 大阪梅田の阪神百貨店も115人とか感染者が出て、休業になっていますし。 今年の初めも、その前も、百貨店でここまでのことは起きてなかったんですよね。今の、インド由来と言われる所謂デルタ株のせいもあるんでしょうけれど、今沢山出ている感染者の多くは感染経路不明なんだそうですが、不特定多数が行くような場所では、こうなってしまうということなのかどうか。 まぁ、こういう状況を思えば、オペラみたいに多数の人間が関わるようなものでは、感染者が発生するのも宜なるかな、といったところなのかも知れませんが、今後、どうなっていくんだろうなぁ.......
2021年08月05日
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