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腰痛は立っていればなんともなく、長時間座ると痛くなってくる。咳は、心なしか以前よりひどくなった気が。内科のお医者様に行かず、フレックスを取って呼吸器科へ向かいました。さて・・・診断はやはり「風邪」。2か月も続く風邪ってあるの?!マイコプラズマでもなかったことだし。来週までは、新たにもらった薬を飲んで、しばらく様子見です。フレックスついでに、クリニックから王子ホールへ。ゲルハーヘルのコンサートの、第二夜のチケットをゲットしていたのでした。クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)ゲロルト・フーバー(ピアノ)オール・シューマン・プログラム<第2夜 1/10>◆6つの歌曲 Op.107 全曲 1.心の哀しみ 2.窓ガラス 3.庭師 4.糸を紡ぐ女 5.森の中 6.夕暮れの歌◆詩人の恋 Op.48 全16曲 1うるわしい、妙なる5月に 2.ぼくの涙はあふれ出て 3.ばらや、百合や、鳩 4.ぼくがきみの瞳を見つめると 5.ぼくの心をひそめてみたい 6.ラインの聖なる流れの 7.ぼくは恨みはしない 8.花が、小さな花がわかってくれるなら 9.あれはフルートとヴァイオリンのひびきだ 10.かつて愛する人のうたってくれた 11.ある若者が娘に恋をした 12.まばゆく明るい夏の朝に 13.僕は夢の中で泣き濡れた 14.夜ごとにぼくはきみを夢に見る 15.むかしむかしの童話のなかから 16.むかしの、いまわしい歌草を◆ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」による歌曲集 Op.98aより4曲 2.竪琴弾きの歌/4.涙を流しながらパンを食べたことのない人たち 6.孤独にひたりこんでいるものは/ 8.わたしは家々の裏口へそっとしのび寄っては ◆メランコリー Op.74-6(スペインの歌遊び Op.74より)◆哀れなペーター Op.53-3(ロマンスとバラード 第3集 Op.53より) a.ハンスとグレーテ/b.私の胸に/c.哀れなペーターはよろよろと◆僕は心深く苦痛を抑え Op.138-2(スペインの恋の歌 Op.138より)◆悲劇 Op.64-3(ロマンスとバラード 第4集 Op.64)◆隠者 Op.83-3(アンコール)◆シューマン:牛飼のおとめ(「6つの詩」 第4曲 Op.90-4)◆シューマン:君は花のごとく(「ミルテの花」 第24曲 Op.25-24)感情豊かな声ですね。特に弱声のときの、響きの美しさに惹かれます。あぁ、幸せ。。。この声でヴォルフラムが聞きたいな。
2014.01.10
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■プログラムマーラー作曲 交響曲第7番ホ短調■出演者指揮:エリアフ・インバルもちろん、インバル&都響のマーラーを逃すはずはありません。私の周囲は昨日のハーディングを気に入った人多し。それは新鮮で面白かったけど、私はやっぱりインバルの遅めのテンポのこの曲がいいなあと。若干テンポを落としていても、なんか歯切れのいい(?)マーラーでした。それに、こうして聞いていると・・・都響って名手揃いですね。この日の布陣は、強化されていたように思います。都内同日同プロへの対応でしょうか。聴衆のひとりとしては、充実した演奏に浸れて、幸せな土曜の午後でした。
2013.11.09
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■プログラムマーラー作曲 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』■出演者指揮:ダニエル・ハーディング珍しい曲なのに、インバル&都響と日程も曲目もバッティングしたこの週末。片方行く人は、都合さえつけば両方行くのではないかと思っていますが、さていかに。ハーディングの7番は、明るく元気でハツラツしていました。「そうか、こういう曲だったのか!」と開眼しました。あまり演奏されない曲(というか自分が聞き込んでいない曲)って、発見があります。。。
2013.11.08
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シューベルトの「ます」を、それもレーゼルのピアノで聞けるとあらば、やっぱり足が向きます。ペーター・レーゼル(Pf)ライプツィヒ弦楽四重奏団(弦楽四重奏)河原泰則(Cb)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.44-1シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調Op.114 D667「ます」(アンコール)シューベルト:ピアノ五重奏曲イ短調「ます」より第4楽章レーゼルのピアノは明晰で軽やかで、ますが跳ね回るかのような第4楽章はすごかった。前半のカルテットに続いて、ライプツィヒ弦楽四重奏団はすばらしかったですが、私はレーゼルのピアノをもっと聞きたかった。今後はチャンスを逃さないようにしたいです。
2013.11.07
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ルイゾッティの指揮とフルラネットにつられて購入したチケットでした。指揮:ニコラ・ルイゾッティ出演ソプラノ:アイノア・アルテータ メゾ・ソプラノ:マーガレット・メッザカッパ テノール:フランチェスコ・デムーロ バス:フェルッチョ・フルラネット 副指揮&合唱指揮:ジュゼッペ・サッバティーニ 合唱:藤原歌劇団合唱部 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団フルラネット、さすがでした!しかし…仕事も佳境なのに、4日連続でサントリーホールに来るとなると、睡眠時間にしわ寄せがきます。気を失いそうになることが何度もあり、自戒しています。。。
2013.11.06
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私的には心待ちにsていたP.ヤルヴィ&パリ管です。シベリウス: 組曲『カレリア』 op.11リスト: ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S125サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 op.78 「オルガン付」(アンコール)ラヴェル:『クープランの墓』から「メヌエット」(ピアノ・アンコール) ビゼー:管弦楽のための小組曲op.22『子供の遊び』より「ギャロップ」 ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』より「ハンガリー行進曲」 ビゼー:オペラ『カルメン』序曲ピアノ:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェオルガン:ティエリー・エスケシュパリ管弦楽団ヌーブルジェのリスト、思いのほか良かったです。リストのコンチェルトの2番は、あまり親近感を持ったことがなかったのですが、今回初めて「美しくて面白い曲」だと思いました。アンコールを聞くと、また違った面が見えて、多様性のある上手いピアニストだと実感しました。よくLFJに出演していたのに、そんなにキャッチアップしてなかったのが残念。これからはMY注目株です。(ですが毎年LFJでお見かけしていた、白皙の美青年然としたお姿よりかなり体積が増し、何があったかと…)サン=サーンスのオルガン付で、パリ管は本領発揮!オケのメンバーの力量が格段に高い。特に金管のレベルには、唸ってしまいます。フランス人=他の人と共同作業が苦手、ということはほとんど感じません。個々のレベルがすごく高いと、他人と目線を合わせることは容易なのかも。アンコールの『カルメン』序曲を聞いて、その勢いとキレの良さにも興奮しました。秋の来日オケのシーズン皮切りですが、この公演に来てよかったと思いました。
2013.11.05
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任期も少なくなったスダーンのブルックナーを聞きに、サントリーホールへ出かけました。シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47(アンコール)パガニーニ:24のカプリスより第21番ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」指揮:ユベール・スダーンヴァイオリン:レイ・チェンレイ・チェンは、情熱を率直に表現するタイプの若手演奏家でした。シベリウスにしては生硬な気がしましたが、合ってなくはない。今後も期待して聞いていきたいと思いました。レイ・チェンは「東京オリンピック招致おめでとう」みたいなことをスピーチしてたでしょうか?(P席なのでよく聞こえなかった)最近、外国人からは「東京にオリンピックが招致できてうれしいでしょう?」とよく聞かれますが、すごく意外です。そうか、もっと喜ぶべきものなのか…。ブルックナーは安心して聞けます。ちょっと軽めな触感が、私的には好みでした。
2013.11.04
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内田さんならモーツァルトをこう弾く・・・というのがわかってて、元々はそれを聞きたいから出かけたコンサートでした。モーツァルト: ピアノ・ソナタ ヘ長調 K332モーツァルト: アダージョ ロ短調 K540シューマン: ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op. 22シューベルト: ピアノ・ソナタ ト長調 D894(アンコール)J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816 からサラバンド場所:サントリーホールモーツァルトの次に演奏されたシューマンは、不思議な感じがしました。シューマンってこうだったけ?と思わせるような妖しい熱情を感じたのでした。それも過ぎ、最後がシューベルトのピアノ・ソナタ「幻想」。ああ、やはりこの曲が好きです。晩秋の夜には、この音楽を、音の粒が際立つこういった演奏で聞くのが至高の幸せ。終って、「今日はこの公演に来てよかった」と素直に思える数少ない公演の1つでした。
2013.11.03
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インバルのマーラーであれば、複数の公演のうち、何としても1度は出かけることにしています。やはり、それだけのことがあるからです。指揮:エリアフ・インバル曲目:《マーラー》交響曲第6番 イ短調「悲劇的」場所:東京芸術劇場 マーラーにしては、すっと聴けてしまいました。完成度が高くて、支離滅裂な面白さが薄らいだというか。でも、この言い方はあまりに贅沢ですね。マーラーでありながら、構築されている感じがするのは、すばらしいことだと思います。地震。。。なんか「さやさやさや」という音がするので(それも結構無視できない大きさ)きょろきょろしてしまいました。あれは、天井からの吊り物の揺れる音だったような。3階席の私は内心びびりましたが、うろたえる人は周囲にはおりませんでした。聴衆の集中力もすごかったです。
2013.11.03
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指揮チョン・ミョンフン出演ピアノ:アリス=紗良・オットフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団ラヴェル: 組曲「マ・メール・ロワ」 : ピアノ協奏曲 ト長調サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 「オルガン付」 op.78前日までの旅行のせいで、時差ボケから回復しないままコンサートへ。体調は超不調でした。そのせいかどうかわかりませんが、アリス=紗良・オットのピアノは線が細くて(この日の私には)インパクトが弱かったです。
2013.10.08
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グスターボ・ドゥダメル(指揮)マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)スチュアート・ニール(テノール)【曲 目】ヴェルディ歌劇「 ナブッコ 」序曲歌劇「 アイーダ 」から「清きアイーダ」「勝って帰れ」「運命の石が ~さらばこの世」歌劇「 椿姫 」から前奏曲歌劇「 ルイザ・ミラー 」 序曲歌劇「 トロヴァトーレ 」から「ああ、あなたこそ私の恋人~見よ、恐ろしい火よ」「静かな夜~この恋を語るすべもなく」歌劇「 シチリア島の夕べの祈り 」序曲歌劇「 運命の力 」序曲マスカーニ/歌劇 「 カヴァレリア・ルスティカーナ 」から間奏曲合唱指揮者の三澤さんはそのHPで、ドゥダメルを「天才指揮者」だと褒めたあと、音楽はスカラのルーティン並み、とおっしゃっていました。これからの彼に期待したメッセージでした。そうですね。。。すでにビッグネームなので、オペラの世界でもっと場数を踏んでほしいものです。
2013.10.03
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フィリップ・オーギャン(指揮)エヴァ・ヨハンソン(ソプラノ)サイモン・オニール(テノール)【曲 目】ワーグナー舞台神聖祭典劇「パルシファル」から前奏曲、「役立つのはただ一つの武器」楽劇 「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死 」楽劇 「神々のたそがれ」から「夜明け」、「あなたの新しい働きを」、 「ジークフリートのラインの旅」、「ブリュンヒルデよ、神聖な花嫁よ」、 「ジークフリートの葬送行進曲」、「ブリュンヒルデの自己犠牲」10日ほど前にベルリンでジークムントを聞いたばかりのサイモン・オニールにここでまた会うとは!彼は、あとから追加されたキャストだったんですね。ジークフリートは初役だったとか。そのせいか、NHKホール3階席で聞いたせいか、パートナーが少々くずれ気味のエヴァ・ヨハンソンだったせいか、ベルリンでのあの興奮は再現されませんでした。大人しかったです。でもまあ・・・ワーグナーをヘルデン・テノールで聞けて幸せではありました。
2013.10.02
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台風一過、でNHKホールへ出かけました。ミラノ・スカラ座管弦楽団グスターボ・ドゥダメル(指揮)マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)スチュアート・ニール(テノール)ヴェルディ作曲 歌劇「ナブッコ」序曲歌劇「アイーダ」から「清きアイーダ」「勝って帰れ」「運命の石が ~さらばこの世」歌劇「椿姫」から前奏曲歌劇「ルイザ・ミラー」 序曲歌劇「トロヴァトーレ」から「ああ、あなたこそ私の恋人~見よ、恐ろしい火よ」「静かな夜~この恋を語るすべもなく」歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲歌劇「運命の力」序曲マスカーニ作曲歌劇 「 カヴァレリア・ルスティカーナ 」から間奏曲スチュアート・ニールの声が大きくていい、と周囲の方々がおっしゃるんですが、声に甘さがないのでちょっと苦手かも。ラダメスはいいけど、マンリーコは私的スタンダードからすると、今一つもの足らない。NHKホール3階で聞くから、歌手に厳しい結果になってしまうのかも。(ちょっと反省)ここで聞くべきは、やはりドゥダメルとスカラ管。来日中にどこまでオケを掌中に収められたか。歌手がいないところでは(!?)、なかなかオケが歌っているではないですか。合唱や歌手と合わせる(歌手に合わせる?合わさせる?)のは厳しいようで。それでも、オケを指揮すれば次世代のホープのドゥダメルですから、19日のアイーダこそは・・・と期待して出かけることにしています。
2013.09.16
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朝5時起きして名古屋出張⇒とんぼ帰りしてサントリーホールへ。さすがに体がキツイ。でも、今月ブロムシュテットを聞けるのは、この日しかないのでした。 ブラームス/大学祝典序曲 作品80ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 作品56aブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット今のブロムシュテットは、「やりすぎない」と達観しているのでしょうか。そうですね、そういう年代に入られているのは確か。ブラームスの1番など、「N響の完成度を高めた」というようにお見受けしました。N響もお得意の曲だと思うし、それでいいのではとも思います。もっとも、定期にしては空席の少ない客席は、それでもケミストリーを期待していたかもしれません。あ、会場はすごく沸いていました。
2013.09.12
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メッツマッハーの「Conductor in Residence」就任披露公演。やはり、これはこれではずせません。■プログラムR.シュトラウス作曲 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30ワーグナー作曲 楽劇『ワルキューレ』 第1幕 (演奏会形式)■出演者指揮:インゴ・メッツマッハージークリンデ:ミヒャエラ・カウネジークムント:ヴィル・ハルトマンフンディング:リアン・リかたやオール・ワーグナーでまとめたのに対し、こちらは前半に『ツァラトゥストラはかく語りき』。こってりした前菜というところ。この週末は日フィルと新日本フィルのどちらを先に聞いたかで、結構それぞれの印象が変わりそう。そもそも、ちゃんとしたスタンダードを私が持っていないからでもあるのですが。私は、金曜に聞いた「スッキリ・シンプルだけど感情はどんどん熱くなる」インキネンが気に入ってしまったので、最初から押し出しが強かったメッツマッハーに、それほどのめり込めませんでした。歌手のせいもあるかもしれません。ジークムントはそれなりにまとめてくれたけど、ちょっと器に足らない気が。11月にジュネーヴでメッツマッハーと同役をやるんですね。練習?それとも呼んで来やすかったのか。なんとなく(私的には、です。あくまでも)“つかみにくい”新マエストロなんですが、今月もう1回あるメッツマッハーの演奏会には行けないので、次の機会が待たれます。(でも、来年までチャンスはないんだっけ。。。)
2013.09.07
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9/6,7は、日本フィルと新日本フィルのどちらもが「ワルキューレ第1幕」をやるということを認識してから、どっちにどう行こうか…と迷いました。結局、金曜はオフィスに近いこちらへ。指揮:ピエタリ・インキネンソプラノ:エディス・ハーラーテノール:サイモン・オニールバリトン:マーティン・スネル<ワーグナー・プログラム>ジークフリート牧歌楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死楽劇《ワルキューレ》より第1幕インキネンが指揮するオペラを聞いたことがなかったのですが、そう力まないのに最後にはその世界に連れ込まれるところは、なかなかの指揮者だと思いました。どの曲も最初の出だしが美しく、その後のストーリー性を感じさせます。「牧歌」の冒頭は絶品でしたし、《ワルキューレ》の最初の不安感をあおる弦もすばらしかった。歌手は皆つぶぞろいでしたが、やっぱりサイモン・オニールがすばらしい!「ヴェーールゼーーーー」と2回。ここは長かったですねえ。「・・・どこまで伸ばすのかしら。息が続くのかしら。。。」とこちらが心配になるほど。長ければいいとも思いませんが、コンサート形式なので目を奪うものが少ないだけに、やはりこれでテンションが上がります。会場の入りが少ない(7-8割?)のが気になりました。この指揮者・キャストなら、もっと周知されてもよかったですけど。
2013.09.06
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お盆の週に入り、会社の人口密度は少ない。仕事が進むかと思いきや、打ち合わせる相手がいないので、いろんなことが翌週に持越しとなります。おまけに4月以来の‘疑似風邪’な症状が、実はまだ続いていて、こんなに暑いのにちょっとぶり返し気味。仕事がすかすかの割にはツライ1日でした。8/4にN響&フェドセーエフの5/17コンサートを録画してあったので、それを見ました。なんと信じられなかったけど、これは初顔合わせなんだそうです。N響を評して「規律正しい」とフェドセーエフがインタビューで言っていて、それは良いことだろうけど、他に褒めようがないのか?と勘繰りたくなりました。職場で仕事の能力を聞いているのに、「いい人」だと言われているようなものです。ショスタコーヴィチ「交響曲 第1番 ヘ短調 作品10」チャイコフスキー「弦楽セレナード ハ長調 作品48」ボロディン「歌劇“イーゴリ公”から“序曲”」ボロディン「歌劇“イーゴリ公”から“ダッタン人の踊り”」(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)ウラディーミル・フェドセーエフ *以上、2013年5月17日NHKホール ショスタコの1番は、あんまりピンときませんでした。ショスタコ好きの友人は「すばらしかった」と言っていましたが。ですが、「弦楽セレナード」は掛け値なしに良かった。N響のようなオケに合うんだろうし、フェドセーエフのゆったりとしたテンポが、この曲の抒情性を高めていました。「弦楽セレナード」がこのレベルで演奏されるのを、あまり聞いたことがなかったので満足です。ボロディンは、かつてのフェドセーエフを思い出させるような盛り上がり方。聞いていて、引きずりこまれそうでした。この日はチケットを持っていたのにこの公演に行けなかったので、放送があってよかったです。
2013.08.12
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ワーグナーの「ワルキューレ1幕」を目当てに行きました。下野 竜也 (指揮)キリシマ祝祭管弦楽団◆ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21◆ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」第1夜“ワルキューレ”より 第1幕(演奏会形式・日本語字幕付) ジークリンデ:エカテリーナ・シマノヴィチ ジークムント:アレクセイ・ステブリアンコ フンディング:パーヴェル・シムレーヴィチ下野さんのベートーヴェンはガッチリしていていいですね。それに、このキリシマ祝祭管弦楽団・・・メンバーを見てびっくりしました。国内(一部海外)の各オケの名手揃い。この公演のあと、「サイトウキネン」に行くんでしょうか。にわかに編成されたオケ特有のバラツキ感はあったものの、いいベートーヴェンでした。“ワルキューレ”は歌手がちょっと残念でした。特にジークムント。経歴を拝見すると活躍されてきたことがわかりますが、さすがに声はもうジークムントには厳しかった。ジークリンデも魅力的な声とは言い難かった。オペラシティの器なので、声量をコントロールしてもよかったのではと思います。フンディングの、パーヴェル・シムレーヴィチの声はすばらしかった。低音の魅力。外見はフンディングとジークムントが逆だったら、しっくりきたのに。後半もかなりオケで救われました。
2013.08.06
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マーラー作曲 交響曲第3番ニ短調 ■出演者指揮:クリスティアン・アルミンクアルト:藤村実穂子女声合唱:栗友会合唱団合唱指揮:栗山文昭児童合唱:東京少年少女合唱隊児童合唱指揮:長谷川久恵アルミンクのさよなら公演だし、滅多にかからないマーラーの3番だし、藤村さんが歌うし・・・と駆け付けた公演。実は4月以来の風邪によく似た症状が治まらず、クリニックに行った後に調剤薬局で薬を待っていたのですが、公演に遅れそうな時間になり、週明けに受け取るからとトリフォニーにダッシュしました。やっぱりサヨナラはちゃんと言わないと。アルミンクのマーラーは、静謐な感じの漂うものでした。苦悩・懊悩とはちょっと遠いけれど、この10年を振り返ってでもいるかのよう。長い曲なのに、音楽に身を任せて聞いていました。そして、藤村さんの声は、芳醇ですばらしかった。いつもはほとんど3階席最後部あたりが定席ですが、今回は同じ3階でもちょっと前方に進出してみました。藤村さんの声が正面から響いてきて(跳ね返りがない?)、こんなに違うものかと思いました。(私にしては)奮発してよかったです。
2013.08.02
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レーピンの演奏がお目当てで、この演奏会に出かけました。指揮:準・メルクル出演:ヴァディム・レーピン(Vn)、PMFオーケストラブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14(アンコール)パガニーニ:ヴェニスの謝肉祭(ヴァイオリン・アンコール) ホルスト/田中カレン編:組曲『惑星』から「ジュピター」(PMF讃歌)ブルッフのヴァイオリンcon.が別物に聞こえます。久々に聞くレーピンは神でした。彼にとってこれくらいは自家薬籠中の物なんでしょうが、相変わらずその天才を感じさせる音に、つい引き込まれます。PMFオケは、若者らしく元気いっぱい。傷もいろいろありましたが、皆思い切りよく演奏していて、その一生懸命感がよかったです。客席から見ていても、準・メルクルが細かい指示を出していて、「いつもの彼ならこう来ないのではないか?」と思うシーンもありました。かなりオケに対応して振っているのでしょう。オケへのエールとレーピンへの賛辞を送り、サントリーホールを後にしました。
2013.07.30
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時間が空いたので、ミューザ川崎でのコンサートに行ってみました。ここが修復されてから、まだ一度も足を踏み入れてなかったこともあり、ホール自体のチェックも目的でした。オープニング公演はスダーン指揮でグリーグ尽くし。指揮:ユベール・スダーン管弦楽:東京交響楽団ピアノ:小菅 優 ソプラノ:新垣有希子○グリーグ:組曲「十字軍の兵士シグール」から第3曲 忠誠の行進曲○グリーグ:ピアノ協奏曲○グリーグ:「ペール・ギュント」から(アンコール)グリーグ:叙情小品集より 夜想曲ホールの音が豊穣なのでびっくりしました。修復後はまた、響きの完成にそれなりの月日が必要なのかと思っていましたが、その心配は必要なかったようです。これなら、秋の外来オケのコンサートをここでとってもよかった。さて、コンサートそのものは、グリーグという親しみやすいメロディのラインナップもあって、なかなかに楽しめました。東響とスダーンの意思疎通はバッチリですね。小菅さんはパワフルな演奏ぶり。すばらしいピアニストだと思うものの、私の好みはもっと繊細なタッチなのでちょっとキツかった。(ピアノの傍の席にしすぎたかも)スダーンの任期も残り少ないとあっては、これからはチャンスがあればなるべく聞いておくようにしたいと思ったオケ&指揮者でした。
2013.07.28
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カリニャーニ指揮で「スターバト・マーテル」を聞きたくて紀尾井ホールへ。パオロ・カリニャーニ(指揮)ラウラ・ジョルダーノ(Sop),エレーナ・ベルフィオーレ(M-Sop),フィリッポ・アダミ(Ten)ジョヴァンニ・フルラネット(Bs)紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch)新国立劇場合唱団(Chor)ケルビーニ:交響曲ニ長調 ロッシーニ:スターバト・マーテル カリニャーニが「スターバト・マーテル」をやることに気づかず、ギリギリになってチケットを購入しました。ソプラノのラウラ・ジョルダーノとメゾのエレーナ・ベルフィオーレが競うようなところがありましたが、それが必然なほどどちらも声の魅力が際立っていました。男声陣は、最初フィリッポ・アダミの調子が悪かったですが、徐々に回復。ジョヴァンニ・フルラネットの低音もすばらしく響いておりました。一番気に入ったのは、凄みのあるメゾのベルフィオーレです。とても整った(?)合唱団だと思ったら、新国立合唱団でした。でも、ちょっといつものレベルとは違ったような気がします。オケは・・・精彩が足らなかったと思います。それでも、全体でみればロッシーニの音楽を楽しめました。27日のチケットがあれば、もう一度聞きたいくらいでした。
2013.07.26
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パユが出演する、それもモーツァルトのフルート協奏曲ということなので、(私としては)大奮発して2階席を取ったのでした。しかし、最初の一音で思ったのは「(音が)小さい」。NHKホールの大きさには慣れていましたが、そう言えば、2階正面奥よりいつもの3階壁際の方がぐっと舞台には近いんですよね。次からは席の取り方をもっと研究するとしよう。。。モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲モーツァルト/フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314フォッブス/モーツァルトの『魔笛』による幻想曲ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」指揮:アンドルー・マンゼフルート:エマニュエル・パユパユはフルート協奏曲だけでなく、その次のフォッブスによる「モーツァルトの『魔笛』による幻想曲」も吹いたのでした。夜の女王の連続高音アリアや、パパゲーノの装飾音いっぱいのアリアをフルートで演奏。パユの軽妙さを満喫しました。次のベートーヴェンの「英雄」は、奇才マンゼのタクトを存分に味わうことになりました。次にどういった出方をしてくるか、一瞬たりとも気を緩めることは許されないというか。パユ様がお目当てだったとは言え、この「英雄」は実に面白かった。予想していたより、お得感いっぱいのコンサートでした。
2013.07.19
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朝から内科で風邪薬をもらい→ジムで一汗流して→すみだトリフォニーへ向かいました。シャワーで濡れた髪が乾かず、トリフォニーに着いたのはツィンマーマンの『ユビュ王』が始まったところでした。プログラムの組合せが面白かったので、最初から聞きたかったのに残念です。シャリーノ作曲 『夜の肖像』(1982) *日本初演ツィンマーマン作曲 『ユビュ王の晩餐のための音楽』ブルックナー作曲 交響曲第7番ホ長調(ノーヴァク版、1954)そうは言っても、私のお目当てはブルックナー。この7番もすご~く好きなんです。大野さんは、さくさくスピード感を持って進む。そんなブル7も悪くないけど、ちょっと薄味に感じてしまいました。これはやはり、前菜から味わうべきだったかと。。。
2013.07.06
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指揮:シャルル・デュトワ出演:ユジャ・ワン(Pf)演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 op.26ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11ドビュッシー:海ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲(アンコール)ベルリオーズ:ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)私には久々のシャルル・デュトワ。ユジャ・ワンのショパンは、服装から想像したよりは(?)大人しい。それでも、彼女の演奏はアスリートのようです。心地よくはある。それにキッチリ付けているところは、さすがデュトワだと思いました。コンサートしては、後半がよかったです。「海」~「ダフクロ」は、デュトワならではの音色でした。「色彩感がある」とよく言いますが、色の付いた景色が目の前に浮かんでくるようでした。
2013.06.27
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土曜午前はジム通い。シャワーの後の髪の水分も乾き切らないうちに、すみだトリフォニーホールへ向いました。 マーラー作曲 交響曲第6番イ短調『悲劇的』 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団指揮:ダニエル・ハーディング新日本フィルを立て続けに聞いたときもあったのですが、ここのところご無沙汰でした。なんとなく調子悪そうでしたし。それでも、ハーディングのマーラーとあらば、行きたくなります。金管・・・頑張ってほしいものです。でも、先般のN響を聞いた後では、優しい気持ち(?)でいられますが。ハーディングはクールでスピード感のあるマーラーでした。気の抜けない感じがどんどん増していく感じは、緊迫感があってなかなかよかったかと思います。演奏後は長い休符。30秒は沈黙があったでしょうか。ゲルギエフのあざとさを上回りますが、ちゃんと付いていく聴衆の存在は、定期ならではと思いました。
2013.06.22
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雨の中、サントリーホールへ。指揮=フィリップ・ヘレヴェッヘチェロ=クレメンス・ハーゲンシューベルト:交響曲 第6番 ハ長調 D589シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129シューマン:交響曲 第3番 変ホ長調 「ライン」 作品97(アンコール)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番から「アルマンド」お定まりのP席に座りました。指揮者が正面から見える席。名匠ヘレヴェッヘですが、私は正面から指揮ぶりを見たことがありませんでした。・・・しばらく見ていると、酔ってしまいそうになりました。手の平をヒラヒラと漂わせて指揮をする。オケってどんな指揮でも対応できるんですね・・・。そのせいではないでしょうが、シューベルトの6番は割ともやもやした感じで演奏されました。クレメンス・ハーゲンがソロで演奏したシューマンのチェロ協は、チェロがぐっと表に出てきて、オケはなんとなく全体におとなしかったかと。ハーゲンは、アンコールのバッハがステキでした。後半のラインで、やっと読響も本領発揮。ライン川の情景が浮かび上がるようでした。
2013.06.21
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N響とミョンフンだし、マーラーの5番だから・・・と定番ものを聞くようなつもりでサントリーホールへ出かけました。指揮:チョン・ミョンフンピアノ:チョ・ソンジンモーツァルト/ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調(アンコール曲)シューマン/「こどもの情景」作品15 から 第7曲「トロイメライ」ピアノ:チョ・ソンジン チョ・ソンジンのモーツァルトは、淡麗でした。美しくて楚々とした音。好きなタイプですが、ちょっと没個性に聞こえたかも。後半のマーラーの交響曲第5番は、金管の出足があまりに不調なのでびっくりしました。その影響か、他のセクションもヒヤヒヤしているようで、私は手に汗を握る心境になってしまいました。第4楽章アダージェットはさすがN響の弦でした。ミョンフンらしく、最後はどんどん盛り上げて行きます。終わってみれば、音楽を堪能した“気分”にはなりましたが、マエストロとオケが切磋琢磨したようには思えず、なんとなく不完全燃焼な気持ちです。
2013.06.20
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ちょっと尻ごみしていたブリテンの戦争レクイエムですが、大野さんが都響の時期音楽監督に就任すると聞いて急遽出かけました。ブリテン:戦争レクイエムソプラノ:リー・シューインテノール:オリヴァー・クックバリトン:福島明也合唱:晋友会合唱団児童合唱:東京少年少女合唱隊同じような心境の聴衆が多いのか、この曲が私の知らない人気があるのか、客席は目いっぱい埋まっていました。歌手が、中国人・韓国人・日本人なのは、この曲の由来に依拠しているのでしょうか?戦争の恐怖と怒りが伝わってくる作品ですが、聞く人のバックグラウンドによって受け取り方が変わってきそうです。
2013.06.18
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久々にラザレフの指揮を聞きたくなったので、日フィルのコンサートに出かけました。allラフマニノフというのもうれしい。指揮:アレクサンドル・ラザレフピアノ:河村尚子ラフマニノフ:カプリッチョ・ボヘミアン ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲ラフマニノフ:交響的舞曲(ピアノ・アンコール)パガニーニ/リスト:カプリース第4番日フィルに出かけることは少ないのですが、色彩感のある演奏で、認識を新たにしました。音のキラキラ感がなかなかよかった。仕事帰りで疲れきっていたので終演後のマエストロのトークは聞かないで帰りましたが、秋のスクリャービン・シリーズも聞こうと決心しました。
2013.06.14
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すごく楽しみにしていました。出演チョン・キョンファ(Vn)、ケヴィン・ケナー(Pf)モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ第35番 ト長調 K379プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 op.80J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004から「シャコンヌ」フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調(アンコール)シューベルト:ソナチナ第1番 op.137 第2楽章アンダンテ シューベルト:ソナチナ第1番 op.137 第3楽章アレグロヴィヴァーチェ ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女後半に行けばいくほど、以前のキョンファに近づいてきました。獣的なものを感じるほどの野性的なパッション。でも今回は、どこか内省的なものとバランスを取っているようにも聞こえました。私が就寝前に聞くバッハの無伴奏ヴァイオリンは、ほとんどチョン・キョンファです。バッハの無伴奏ヴァイオリンは、(彼女の演奏でなく)他のヴァイオリニストの演奏を聞くと、まがいもののように思えるほど私のスタンダードになっています。「あるべき」音楽を聞いたような気持ちになり、満足度の高いリサイタルでした。この余韻を味わうために、ヴェンゲーロフはやめておこうと思いました。
2013.06.11
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コレギウム・ヴォカーレのモツレクなら聞かねば・・・と文化会館へ。 モーツァルト:交響曲 第38番「プラハ」二長調 K.504モーツァルト:「レクイエム」ニ短調 K.626(アンコール)モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618スンハエ・イム(ソプラノ)クリスティナ・ハマルストレム(アルト)ベンジャミン・ヒューレット(テノール)ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)コレギウム・ヴォカーレシャンゼリゼ管弦楽団コレギウム・ヴォカーレが出演する後半の「レクイエム」が、格段によかった。シャンゼリゼ管だけの演奏より、コレギウム・ヴォカーレが出てきてからの方が精彩がある。ソリストの声が特によく通りました。男声2人がお気に入り。
2013.06.10
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体調が復活したと思っていたのに、なんか不調。すごい鼻声になっています。2か月もかかり続ける風邪ってあるのかしら。。。さて、それでも手に入った「東フィル&大植英次」の公演に行ってきました。指揮 : 大植 英次管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団R.シュトラウス: オペラ『ばらの騎士』組曲チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調 op.64うーーん。派手な指揮者だと思っていましたが、その記憶をさらに更新しました。休憩時の会話が耳に入ってきました。「関西の人だっけ?」「・・・違うと思うよ」オケは指揮者に応えて頑張っていました。あんまりテンション高い演奏をしない東フィルですが、チャイコの5番は聞き惚れてしまうところも。パンフを読んでいたら「バーンスタインの弟子」という言葉がありました。そう呼ばれるのは大植さんはあまり好まないのだそう。佐渡さんとかとカブったときはあったのかしら。。。
2013.06.07
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[振り返り日記] ルノー・カプソン リサイタル(4/23トッパンホール)ルノー・カプソンも、弾き出すと、あっという間に別次元に連れていってくれるアーティストになりました。平日の仕事を打ち切ってでも、駆け付けてよかったと思えます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルノー・カプソン(ヴァイオリン) / ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタグリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
2013.05.20
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フリットリの声を聞いているだけで、幸せな気持ちになります。・・・ですが、やはりオペラのアリアを歌う彼女が好きなので、アンコールの<アドリアーナ・ルクヴルール>の「私は芸術のしもべ・・・」がよかった。この役は、それ相応の女の貫禄(?)が必要なので、フリットリはピッタリですね。ヴェルディ: 哀れな男/ 誘惑/ 亡命者ヴェルディ: 「マクベス」第3幕~”魔女たちの踊り”(ピアノ・ソロ)ヴェルディ: 墓に近寄らないでほしい/ ストルネッロ/ 乾杯トスティ: 「アマランタの4つの歌」 1. そっとしておいて!一息つかせて! 2. 暁は光から闇を隔て 3. 祈っても無駄 4. 賢者の言葉よ、何を語っているのかワーグナー: すべては束の間の幻/ 眠れ我が子/ かわいい人/ 君を待つワーグナー=リスト: イゾルデの愛の死(ピアノ・ソロ)ワーグナー: 「ヴェーゼンドンク歌曲集」~ 天使/ 止まれ!/ 温室で/ 悩み/ 夢【アンコール】ラフマニノフ:<6つのロマンス>より ”ああ、私の畑よ”チレーア:<アドリアーナ・ルクヴルール>より ”私はつつましい芸術のしもべ”プッチーニ:<La Bohem>より ”ミミの別れ”ピアノ:ムズィア・バクトゥリーゼ
2013.05.19
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バッハのシャコンヌが、やはり絶品でした。ヒラリー・ハーン Hilary Hahn(ヴァイオリン/Violin)コリー・スマイス Cory Smythe (ピアノ/Piano)アントン・ガルシア・アブリル:"First Sigh" Three Sighs より *デイヴィッド・ラング:"Light Moving" *モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302大島ミチル:"Memories" *J.S. バッハ:シャコンヌ (無伴奏パルティータ第2番より)----------------------------------リチャード・バレット:"Shade" *エリオット・シャープ:"Storm of the Eye" *フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調ヴァレンティン・シルヴェストロフ:"Two Pieces" **ヒラリー・ハーンのための委嘱作品
2013.05.14
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珍しい組合せの公演。オケがまだ、大野さんの指揮に慣れていない気がしました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大野和士指揮 ウィーン交響楽団ソリスト:庄司 紗矢香 (ヴァイオリン)モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)ブラームス:交響曲第4番
2013.05.13
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指揮=ユーリ・テミルカーノフピアノ=河村尚子ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
2013.05.10
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昨日は6公演(私には多い・・・)も聞いたので、この日は1公演のみ。(もう1公演持ってたチケットは他の人に譲りました。)ペレスのピアノに吉田さんのコントラバス、アリアーガQが加わって、賑やかで楽しい。至近距離で聞けるので、クラブハウスのノリ。こういう雰囲気はLFJならでは。曲目トゥリーナ:ピアノ四重奏曲 イ短調 op.67グラナドス:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.49ファリャ:「パントマイム」「火祭りの踊り」(「恋は魔術師」より)ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ)吉田秀 (コントラバス)アリアーガ弦楽四重奏団 (弦楽四重奏)会場ホールB5
2013.05.05
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気が付けばスペインものを多く選んでいました。もともと好きなのはそっちです。この日の収穫はカニサレス。湿度の高い日本で聞くと、フラメンコ・ギターの音がちょっと違って聞こえそうですが、それでもカニサレスは聴衆をあっという間にスペインへ連れていってくれました。ペヌティエのフォーレ「夜想曲」は、ちょっと好みとは違いました。アーティストによって趣きが変わる曲なので、そこは私の見込み違いというところでしょう。一方でペレスの「イベリア」は想定どおりの音。通常の演奏会で全曲聞くことが少ないだけに、満喫しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号235 “フォーレ「夜想曲」全曲演奏2”曲目フォーレ:夜想曲第7番~第13番ジャン=クロード・ペヌティエ (ピアノ)会場ホールB5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号246 “魂のストリング”曲目深淵(ブレリアス、踊り付)アルペジオの架ける橋(タンゴス)彗星の雨(ルンバ)カリブ海(グアヒーラ、踊り付)悠久(バラード)真珠の首飾り(アレグリアス、踊り付)魂のストリング(ルンバ)鳩(ワルツ)カニサレス (ギター)カニサレス・フラメンコ六重奏団会場ホールC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号257 “イベリア全曲2”曲目アルベニス:イベリア 第3集「エル・アルバイシン」「エル・ポーロ」「ラバピエス」アルベニス:イベリア 第4集「マラガ」「ヘレス」「エリターニャ」ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ)会場ホールD7
2013.05.04
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ミシェル・コルボでフォーレのレクイエムを聞く、アンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏を聞く、村治佳織さんのギターでスペインものを聞く・・・この3つの目的を果たしました。正直なところ、アンテルコンタンポランは、ホールCの最後列では面白さがあまり伝わらなかった。村治さんとペレスのスペインものは聞き惚れましたが、村治さんには個人的ファンがいて会場がにぎわっていました。ペレスもよかったのにな。。。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号242 “聖なるパリ”曲目デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット op.10フォーレ:レクイエム op.48(1893年版)シルヴィ・ヴェルメイユ (ソプラノ)ジャン=リュック・ウォーブル (バリトン)ローザンヌ声楽アンサンブルシンフォニア・ヴァルソヴィアミシェル・コルボ (指揮)会場ホールC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号243 “20世紀パリ:音楽の冒険(Cプロ)”曲目ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタブーレーズ:デリーヴ1(6つの器楽のための)ミュライユ:セレンディブ(22人の音楽家のための)アンサンブル・アンテルコンタンポランスザンナ・マルッキ (指揮)会場ホールC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公演番号214 “パリとスペインのマリアージュ1”曲目ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」村治佳織 (ギター)ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ)シンフォニア・ヴァルソヴィアジャン=ジャック・カントロフ (指揮)会場ホールA
2013.05.04
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LFJ(5/3)公演番号147“パリ×ジャズ”曲目チック・コリア:スペインラヴェル:クープランの墓 他アーティスト小曽根真 (ピアノ)塩谷哲 (ピアノ)会場:ホールC二期会「マクベス」を見てからLFJへ。3日は小曽根真さんの出演するこのコンサートのみエントリー。座席をぼーっと眺めていたら、あれあれ“教授”も客席にいらしてました。小曽根さんが塩谷さんを立てつつ、コミカルにトークしつつ進めるのが楽しい。もちろん、その後のお2人の超絶技巧とそれに乗って伝わるジャジーなマインドのせいですが。
2013.05.03
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[振り返り日記]4/13@サントリーホールミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:ロリン・マゼールベートーヴェン: 序曲『コリオラン』 : 交響曲第4番 変ロ長調 op.60 : 交響曲第7番 イ長調 op.92期待していたよりは“ケレン味”の少なかったような。
2013.05.02
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【ブルックナー作曲 交響曲第5番変ロ長調(1951年、ノーヴァク版)】 アルミンクが就任期間の残り少ない現在、満を持して取り組んだ・・・はずのブルックナーの5番。私の好きな曲なので、アルミンクであってもなくても聞きに行ったことでしょう。ほとんど音を揺らさない、ある意味作曲家の意図どおりの演奏は、まさしく正統と思えます。それで悪くはないけど、すごく感動もしないのは事実。それでも後半に向うほど熱くなってきて、結局「熱演」であったことには違いありません。これほどの曲をやりきると、通常はオケと指揮者の間に「共同作業が終わった」感が漂うものですが、いまだに冷え冷え~とした雰囲気を感じてしまいました。まあ・・・信頼を得るには時間がかかるがなくすのは一瞬だという話の、見本のような関係ですね。・・・それもまた、残念なことです。
2013.04.11
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天候は夕方から悪くなると聞いていましたが、それでもブリュッヘン&18世紀オケを聞けるのはこの日だけなので、すみだトリフォニーへ出かけました。シューベルト/交響曲第7(8)番 ロ短調 D759「未完成」メンデルスゾーン/交響曲第3番 イ短調「スコットランド」(アンコール)J.S.バッハ/カンタータ第107番「汝何を悲しまんとするや」BWV107ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・マズルカ「とんぼ」作品204初めの「未完成」からして、なんだか別の曲のようでした。遅めのテンポ。ですがそれに違和感がない。曲があるべきように演奏されていると思えます。「スコットランド」も、これまた別の曲のよう。小編成なのに、各パートがくっきりと聞き取れ、なおかつ各々がとても“効いている”感じがしました。この組合せで日本に来るのは最後とのことで、連夜で聞けなかったのが残念。
2013.04.06
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今日も休日出勤の振替休日(のはず)でした。例のごとく全然仕事が終わらず、午後と夜間(!)は会社へ。(つまりコンサートの時間だけ中抜け。。。)アドリアン・エレートは、新国立でコジに出ていたときに大変気に入りました。その彼のリサイタルだなんて、バリトン好きの私は前日のフォークト以上にわくわくしました。■出演バリトン:アドリアン・エレートピアノ:ユストゥス・ツァイエン■曲目シューマン:《リーダークライス》op.24 1. 私が朝起きると 2. 私はやるせない思いで 3. 私は木陰をさまよい 4. いとしい恋人、君の手を 5. 私の悲しみの美しいゆりかご 6. 待て、たくましい船乗りよ 7. 山々と城が見下している 8. 初めから、私はほとんど生きる気をなくして 9. ミルテとばらの花を持ってブリテン:《ヘルダーリンの6つの断章》op.61 1. 人類の賛同 2. 故郷 3. ソクラテスとアルキビアデス 4. 若者 5. 人生のなかば 6. 人生の輪郭シューマン:2人の擲弾兵 op.49-1、浜辺の夕暮れに op.45-3 ワーグナー:夢(《ヴェーゼンドンク歌曲集》より)デュティユー:月の光のなかの妖精、檻ワーグナー:すべてはつかの間の幻 、2人の擲弾兵 シューマンの《リーダークライス》ではまだ調子が出ないようでした。ですが、次のブリテンから加速。エレートの声質・歌い方がブリテンによく合っています。後半に向けて、さらに尻上がりに調子が良くなりました。張りのある声がとてもいい。耳に心地よい感じです。私的には前日のフォークトよりさらに好きなのですが、空席が結構あったことが残念です。
2013.03.28
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3月中は休日出勤が続いたため、この日は振替休日。それでも午前と夕方(!)は会社で会議に出ました。フォークトのコンサートには、会議の後ダッシュして上野へ向かい、ギリギリで席に。■出演テノール:クラウス・フロリアン・フォークトピアノ:イェンドリック・シュプリンガー■曲目シューベルト:《美しき水車屋の娘》D795 優しげな美しい声でした。同じ歌手がワーグナーを歌うとは思えません。というか、フォークトがシューベルトの歌曲を歌うとは思ってもみませんでした。最近は歌曲を劇的に歌う歌手が多いですが、フォークトはあまり感情に耽溺しないですね。そこがいいとも思いますが、一方で《美しき水車屋の娘》というアンハッピーな結末の一連の曲に、果たして彼の歌い方が合っていたのかは、よくわかりませんでした。知人の女性は「ステキ・・・」とぼーっとしていましたが、私はやっぱりワーグナーを歌っている彼の方が好みです。
2013.03.27
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午前中はジムへ。月一度のチェック日でした。脂肪量は減ったけど筋肉量は増えてなくてがっかり。骨密度は普通。負荷を増やそうかな。さて、午後は東京芸術劇場で読響のコンサートへ向いました。マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」指揮=シルヴァン・カンブルランコンサート・マスター=ダニエル・ゲーデカンブルラン・・・職人的マエストロですね。あんまりいじくった音楽を聞くのが好きではないので、こうして全体に‘腑に落ちる’音楽はいい感じです。それでいて、それぞれのパートはくっきり聞こえてきました。ゲーデがゲスト・コンマスだったのは、会場に行って初めて気付きました。読響の弦が付いていっているとは言えませんでしたが、明らかに音楽の表情付けには貢献していました。来シーズンはもっと読響に目を向けてみようと思いました。
2013.03.16
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今日中に来週月曜プレゼンの資料を事前提出、と言われておりました。毎日プレゼン資料を1つずつUPするなんて力量(いや気力か)はありませんので、あっさり明日午前まで〆切り延長してもらいました。おかげで東フィル&プレトニョフのコンサートに行く時間を捻出できました。(それでよかったのかどうかは疑問だと周囲は思っていることでしょう。。。)指揮 : ミハイル・プレトニョフピアノ : 小川 典子管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18ラフマニノフ / 交響曲第2番 ホ短調 作品27ラフマニノフづくし。うれしいですね。ピアノ協奏曲のセンチメンタリズムが、交響曲にももう少し反映されてたらいいのに。それでも不思議なことに、ピアノcon.の方が雄大でどんと構えた感じになっていました。小川さんのご意向ではないかもそれません。。。交響曲の2番は、もう少し抒情的でした。でも、「ロシア人たるもの、繊細すぎる音楽は奏でない!」と決めているかのようなどっしりした音づくり。事前に曲に対して抱いていた印象と違ったので、別のオケ&指揮者の公演でこの曲を見つけたら、欠かさず聞いてみようと思いました。
2013.03.14
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またすべてを振り切って、夕方はオペラシティに。モーツァルトのミサ曲をこの組合せで聞くのを、それは楽しみにしていたもので。最近私がバタバタしているのを知っている知人にホールで出会いましたが、「この後、また仕事に戻るんだよね?」と当然のように言われてしまいました。やれやれ。グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲(ワーグナー編曲版)シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759《未完成》モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K427(アンコール)シューベルト 交響曲第3番 ニ長調 D200 より 第4楽章 プレスト ヴィヴァーチェモーツァルト ミサ曲 ハ短調 K427 より「クレド」未完成な曲が2つプログラムされていましたが、当日「アウリスのイフィゲニア」序曲が加わりました。アンコールも前半最後と後半最後に1曲づつ演奏され、サービス精神いっぱいでした。シューベルトをこのオケで聞くのは不思議な感じがしました。特に《未完成》は。アンコールの交響曲3番の方がまだ合っているような。モーツァルトのミサ曲は、10人の歌手が合唱を行い、またその中から独唱も交替で行いました。とても10人で歌っているとは思えないほどの迫力。それでいて透明感もありました。女声陣がソロで歌った部分が特によかったです。とても楽しく、満足度が高いコンサートでした。
2013.02.22
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