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やっぱり胃が痛いんです。お医者は「潰瘍もガンもない。敏感なだけでしょう」って。でも痛いよう。。。残業にならなくて、早々に帰宅。録画した2011プロムスのラストを見ていました。<曲 目>慈悲深い音楽(ピーター・マクスウェル・デーヴィス)バレエ組曲「中国の不思議な役人」(バルトーク)楽劇「神々のたそがれ」から ブリュンヒルデの自己犠牲の場面(ワーグナー)ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調(リスト)華麗な大ポロネーズ(ショパン)慰め 第3番(リスト)わが褐色の髪の乙女(スコットランド民謡/グレンジャー編曲)青少年の管弦楽入門(ブリテン) 語り:女優ジェニー・アガター 語り(解説)の文:詩人ウェンディ・コープ「サウンド・オブ・ミュージック」から すべての山に登れ(ロジャーズ&ハマースタイン)「回転木馬」から 人生一人ではない(ロジャース&ハマースタイン)行進曲「威風堂々」第1番(エルガー)ルール・ブリタニア(アーン/サージェント)エルサレム(パリー)イギリス国歌(ブリテン編曲)<出演>番組案内 ケイティ・ダーハム演奏 (ソプラノ)スーザン・バロック (ピアノ)ラン・ラン合唱 BBCシンフォニー・コーラス管弦楽 BBC交響楽団指揮 エドワード・ガードナー収 録:2011年9月10日 ロイヤル・アルバート・ホール(イギリス)プロムスのラストはやはり「威風堂々」ですよね。歌詞は、改めて聞くと帝国主義的な響きがありますが、皆そこに賛同しているのではなくて、純粋に自分の国への愛国心を歌っているのだと思いました。見ている方もスカッとします。日本だったら、何を歌うんでしょう。。。
2012.01.11
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大みそかは買い物やらなんやらで過ぎ、夕方からまったりとTVの前に座っていました。生で第九を聞きに行かなかったのは久しぶりなので、年末のスクロヴァチェフスキ&N響のコンサートがこのタイミングで放送されるのはうれしかったです。指揮/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ演奏/NHK交響楽団ソプラノ/安藤赴美子アルト/加納悦子テノール/福井敬バリトン/福島明也合唱/国立音楽大学(合唱指導/田中信昭、永井宏)[12/22録画]丁寧な「第九」。奇をてらうことがないし、若干ゆっくりしたテンポだったので、余計そう思ったのでしょう。武骨なテイストも、作品への尊敬を感じます。あ、ソリストはあの位置なんですね。初めて見ました。主役はオケと合唱、てことでしょうか。あぁ、やっぱり都響&大野さんも聞いておきたかった。違いを楽しめたでしょうに。体調不良で倒れた年末が恨めしいです。
2011.12.31
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クラシカ・ジャパンにて放映中。結局、体調をくずしていて、新国立くるみには行けなかったので、マーフィーのをクラシカ・ジャパンで見ることにしました。私は昨年の来日公演に行かなかったこともあり、興味津々ではありました。[振付]グレアム・マーフィー[出演]マーガレット・スコット(年老いたクララ)ヴィッキ・アッタード(クララ、バレリーナ)シオブハン・エルスマン(子ども時代のクララ)スティーヴン・ヒースコート(医師/恋人の将校)デイヴィッド・マッカリスター(王子)ジャスティン・サマーズ(クララの友人)ミシェル・グーレ(クララの友人)ナイジェル・バーレイ(将校)ダミアン・ウェルチ(将校)ポール・ド・マッソン(ロシア人たち),ハリー・ヘイソーン(ロシア人たち),オードリー・ニコルズ(ロシア人たち),コリン・ピーズリー(ロシア人たち),ビヴァリー・リチャーズ(ロシア人たち),ペギー・ワトソン(ロシア人たち),アソル・ウィロビー(ロシア人たち)オーストラリア・バレエ団[装置&衣裳]クリスティアン・フレドリクソン[指揮]ノエル・スミス[演奏]ヴィクトリア州立管弦楽団、オーストラリア少年合唱団[収録]1994年ヴィクトリア・アートセンター(州立劇場)[映像監督]ヴァージニア・ラムズデン‘大人の’くるみですねえ。そしてこれも名作です。昨年も評判は高かったのを思い出しました。強いて言えば、最初のシーンで、やっぱり年老いたクララが中心のところは見どころが少ないので、ここでの30分間は忍耐が必要でした。DVDは発売されています。↓『くるみ割り人形』 オーストラリア・バレエ・カンパニー 【DVD】
2011.12.29
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23日に埼玉でBCJ「メサイア」を聞いた以外は、完全にBEDでダウンした三連休でした。風邪もそうだけど、一定周期で吐き続け。(胃液しかなくても吐くときは吐くんですね。。。)イブもクリスマスもベッドでじっとして何もしませんでしたが、録画してあったグート演出『メサイア』をチラチラ見ていました。[台本]チャールズ・ジェネンズ(『新約聖書』より)[脚色]クラウス・グート、コンラッド・クーン、クリスティアン・シュミット[出演]スーザン・グリットン(ソプラノ1)=イエスの兄弟の妻コルネリア・ホラク(ソプラノ2)=イエスの兄弟の妻マルティン・ペルマン(ボーイソプラノ)=イエスの兄弟の子リチャード・クロフト(テノール)=神父ベジュン・メータ(カウンターテノール)=イエスの兄弟フローリアン・ベッシュ(バス)=イエスの兄弟パウル・ローレンガー(舞踊)=イエスナディア・キヒラー(手話)[演出]クラウス・グート[指揮]ジャン=クリストフ・スピノージ[演奏]アンサンブル・マテウス、アルノルト・シェーンベルク合唱団[収録]2009年3月アン・デア・ウィーン劇場ヘンデルの「メサイア」にはストーリーはないけど、これは演出付きにするためにストーリーを後付け。一人の男の葬式で、参列者が生前の彼を回想します。男の子供が誕生したり、男の弟と妻との不倫があったり。(不倫は公然の事実だったのか?)男は会社からも拒絶され(会議で他の人から一斉に拒絶されるというわかりやすさ)、結局手首を切って自殺する。何が起こっているかは付いていけましたが、キリストの復活劇とは違い「だから何?」状態になってしまいました。ヨーロッパではヘンデル年にかなり話題になったようですが、私は熱でうつらうつらしていたこともあり、その後昼間から‘悪夢’を見ました。。。ハレルヤコーラスは、この場合どんな意味を持つんでしょう。「人生はツライけど、神を信じて未来に生きて行こう!」(ちょっとムリがある)というメッセージにでもなるのかな。音楽的な注意があまりできませんでしたが、奇才スピノジらしく、この演出に合わせた音楽づくりをしていたと思います。すばらしく思ったのはシェーンベルク合唱団!演技しようが、ストーリーが付いていようが、最高ですね。ハレルヤコーラスがどんなシーンで歌われようと(?)、その美しさにゾクゾクしました。
2011.12.25
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寒いです。髪を切りに美容院に行ったら、もうそこから遠出するのもイヤになり、さっさと家に帰ってきてしまいました。家でちんまりと、録画しておいたバレンボイムのリストを聞いてみることにしました。◇リスト生誕200年記念ガラ ブーレーズ&バレンボイムのリストへのオマージュ<曲 目>ファウスト序曲(1855年版)(ワーグナー作曲)ピアノ協奏曲 第2番 イ長調(リスト作曲)ジークフリートの牧歌(ワーグナー作曲)ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調(リスト作曲)(アンコール)慰め 第3番 変ニ長調 (リスト作曲)忘れられたワルツ(リスト作曲)<ピアノ>ダニエル・バレンボイム<管弦楽>ベルリン国立管弦楽団<指 揮>ピエール・ブーレーズ収 録:2011年6月9,10日 フィルハーモニー・エッセン(ドイツ)ピアノ協奏曲の1番と2番だなんて大盤振る舞い。ブーレーズと巨匠同士の組合せで、四つに組むという感じです。そもそも、バレンボイムのリストって珍しい。バレンボイムは、想像していたよりずっと‘現役’感が残っていました。ちょっと危ういところをカバーするテクも、若手とは違います(笑)。それに気付いてしまったところは残念ですが、リストの超絶技巧を具現化することを誇示するような、新進のピアニストよりはずっとよかったと思います。
2011.12.18
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どうも先週から心身ともに不調です。ここのところの交渉事では、上司から厳しい指摘も。おまけにまた深夜残業週間に入りましたし。11/26に録画しておいたこのHNK音楽祭の放送は、キーシンのショパンのコンチェルトだけ繰り返し5回も聞いてしまいました。<曲 目>ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11(作曲:ショパン)スケルツォ第2番変ロ短調作品31(作曲:ショパン)「小犬のワルツ」(作曲:ショパン)<演 奏>(ピアニスト)エフゲーニ・キーシン(指揮者)ウラディーミル・アシュケナージ(管弦楽)シドニー交響楽団この公演はチケットを持っていたのに、都合が悪くて他の人に譲ったのでした。惜しいことしたなあ。。。つい先年、ショパン・イヤーもあったことだし、さんざん聞いたピアノ協奏曲第1番ですが、キーシンが弾くとなると特別ですね、やはり。テクニック的に何か言うべきものがあるはずはないです。強いて言えば、以前より‘ため’が増えたような気がします。もちろん‘端正’と言える領域から出ない範囲で。だからピアノを弾いているというより、ピアノが自発的に鳴っているようです。惜しむらくは、シドニー響がそんなに上手くない(笑)ことでしょうか。アンコールのスケルツォもよかった!キーシンのというより、本来ショパンが持っていたと思われるパッションを感じました。
2011.11.30
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体調がすぐれず、職場の飲み会はパス。。。家に帰って、先週録画したN響&アンスネスのコンサートを聞いていました。N響アワーだと、1時間の放送枠に収まるように端折るので、公演を全部放送してくれるのを待っていました。 「ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30」 ラフマニノフ作曲「叙情小曲集 第5集 作品54から 第2曲“ノルウェー農民の行進曲”」 グリーグ作曲 (ピアノ)レイフ・オヴェ・アンスネス「交響曲 第5番 ホ短調 作品64」 チャイコフスキー作曲 (管弦楽)NHK交響楽団 (指揮)ヘルベルト・ブロムシュテット <第1、3曲目> ~NHKホールで収録~<収録:2011年9月16日(金)>N響アワーですら何度も聞いたので、もうアンスネスのこのコンチェルトは耳に馴染んでいますが、この端正さが本当に私の好みです。あぁ、やっぱり生で聞きたかったわ。公演をまるっと放送してくれるのはいいですね。アンコールのグリーグもちゃんとはさんでくれました。後半はチャイコの5番。定番中の定番とはいえ、ブロムシュテットで聞くとは。N響は、放送で聞くと生よりはるかにイイんです(笑)。このときはどうだったんでしょうね。それにしてもこの時期にチャイコフスキーを聞くと、ロシアの冬の大地を想像します。1度しか行ったことのないロシアの、それも大地を感じさせるような田舎には1日しか行ってないのに、そう思います。ステレオタイプ化された発想でしょうか。それでもああいう大地からしか、こういう音楽は生まれませんよね。チャイコフスキーが、ロシアの作曲家中では西欧化された方だとはいえ。そんなことを今さら思うのは、N響の演奏に触発されたから・・・とまでは言えないですね。なんとなく‘慣れた’感もありましたし。
2011.11.18
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ギエムAプロに感動したので、週末のBプロのチケットを探していますが、なかなか条件に合いません。難しいところです。録画したまま溜まっている映像を1つ1つ見ています。今日はクラシカ・ジャパンの録画で、ヴェルビエ音楽祭2008のボリス・ベレゾフスキーのコンサート。[演目]フランツ・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178ロベルト・シューマン:ダヴィット同盟舞曲集Op.6[収録]2008年7月19日ヴェルビエ教会「第15回ヴェルビエ音楽祭」[映像監督]セバスティアン・グラス今、マイブームなリストとシューマン。リストのロ短調はちょっと力まかせなところもあって、アンスネスを聞いたあとでは違和感がありました。シューマンの方がよかった。架空の団体の名前を冠したダヴィット同盟舞曲集は、結構好きなのです。ストーリーを感じます。
2011.10.27
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実家から帰京しました。JAL最終便だったのに、出発が遅れて、結局帰宅したのは深夜。搭乗したとたんにびっくりしたのは、座席が横に「2-5-2」の並びだったこと。「3-4-3」とか「2-4-2」が普通ですよね?(私の‘普通’が違うのか?)5人掛けが珍しくて、通路席の私は何度も中央席を見てしまいましたが、いつも以上に狭苦しい気がしました。寝る前に、録画してあった映像を少しでも見ようかなーとチェックしたら、10/13のN響アワーは、レイフ・オヴェ・アンスネスのラフマニノフ3番でした。ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 ( ラフマニノフ作曲 )ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス管弦楽:NHK交響楽団指 揮:ヘルベルト・ブロムシュテット[収録:2011年9月16日, NHKホール]デフォルメのない端正な弾き方がいいですねえ。アンスネスは生で聞いたことがないんですが、すごく気に入りました。ラフマニノフの繊細さや、感傷的なところにあまり流されず、美しく聞かせてくれたと思います。最後に、オケと同時にピッタリ演奏が終わったのに(当たり前?)すごく感心しました。
2011.10.23
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最近Kバレエを見に行ってないので、「わー、久々の熊川さんだ」とうれしくなって録画してありました。NHK-FMでもクラシック音楽の番組のパーソナリティをされていましたが、聞いたことなかったんですよね。【ゲスト】熊川哲也, 【司会】西村朗, 黒崎めぐみ, 「組曲“白鳥の湖”から 情景、ワルツ」(指揮)エフゲーニ・スヴェトラーノフ、(管弦楽)NHK交響楽団「リチェルカータ」(指揮)ペーテル・エトヴェシュ、(管弦楽)NHK交響楽団「交響曲 第9番 ニ短調 作品125 合唱つき 第4楽章」(指揮)ズービン・メータ、(ソプラノ)並河 寿美、(メゾ・ソプラノ)藤村 実穂子、(テノール)福井 敬、(バス)アッティラ・ユン、(合唱)東京オペラシンガーズ、(管弦楽)NHK交響楽団熊川さんがクラシック音楽への造詣が深いかどうかは、わかりかねました。ただ、「伝統を重んじる芸術である」という点で、バレエとの接点を見出されていて、それはこちらにも強く伝わってきました。現在の彼を評価すべきなのでしょうが、番組冒頭の「ドンキ」の映像を見て、いまだにこれだけ跳べる人は少ないわ~、と感心している私には芸術云々を語る資格はないように思われ。。。
2011.10.17
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10/1からMETライブビューイングの作品がWOWOWでも放送されるので、見逃した作品も多い私は初めてWOWOW加入。10/1には「ラ・ボエーム」の前に「メトロポリタン・オペラの魅力」という1時間の生中継があり、そこから録画していました。演出家・宮本亜門と俳優・八嶋智人が進行役なのですが、ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」を歌い終わったばかりのネトレプコに花束を送り、アブドラザコフ、グヴァノヴァ、指揮者のアルミリアートにインタビューしていました。ライブビューイングで見なれたとは言え、衣装やかつらの制作部門や、舞台装置を組み立てる舞台裏は何度見ても興味深い。毎日のオペラ上演のために、舞台装置って24時間何らかの組み立て・解体作業が進行しているのだそうです。オープニイング・ナイト(9月26日)のタイムズスクエアでの無料中継は、ちょっと羨ましい。街の中にオペラが溶け込んでいるようで、彼我の違いを感じます。それにしても、ネトレプコ以外は(!)、レッドカーペットにいたターフェルやキーチェンも含め、「また日本に行くからね~」と手を振っていました。心して待ちたいものです。
2011.10.06
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10/1に録画した「schola 坂本龍一 音楽の学校」シーズン2を見ました。見よう見ようと思っていましたが、やっとシーズン2の古典派から見ることができました。第1回は「古典派の歴史的位置づけと音楽的特徴」ゲスト講師: 浅田彰、小沼純一、岡田暁生演奏: 坂本龍一タイトルはおカタイですが、中高生向けだけあって、内容は平易でした。クラシック音楽のバロック、古典派、ロマン派は150年周期なんだそうです。なるほど。ソリッドな感じだった坂本龍一が、ほんわかしたムードを持ったシニアな年代になっていて、ちょっとびっくりです。でも、番組最後のベートーヴェン「月光」の演奏はステキでしたね。次回のワークショップでは、生徒たちがソナタ形式の作曲に挑戦するとのことで、興味津々です。
2011.10.04
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残務をどうしても解消しておかねばならず、午後から夜まで出勤しておりました。(結局、それでも仕事は残りましたが・・・)心身の疲れが全然取れません。家に帰って先週録画したNHKプレミアムシアターをぼうっと見ていました。ヴェルビエ音楽祭ってすごい出演者ですね。アルゲリッチとカプソン兄弟の組合わせが、Myベストです。キーシン・レーピン・マイスキー・パシュメットというすごい組合せの四重奏や、キーシンとアルゲリッチという他ではありえない2台のピアノ演奏を聞いていると、日曜まで仕事しているのは馬鹿げたことのように思えてきました(涙)。夏休みはいつ取れるのかな・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「バイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30」ベートーベン作曲 (バイオリン)ルノー・カプソン、(ピアノ)マルタ・アルゲリッチ「ビオラ・ソナタ 変ホ長調 作品120第2」ブラームス作曲 (ビオラ)ユーリ・バシュメット、(ピアノ)エフゲーニ・キーシン「シチリア舞曲」パラディス作曲 (バイオリン)イヴリー・ギトリス、(ピアノ)ユジャ・ワン「なつかしい土地の思い出 作品42から メロディー」チャイコフスキー作曲 (バイオリン)イヴリー・ギトリス、(ピアノ)カティア・ブニアティシヴィリ「美しいロスマリン」クライスラー作曲 (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ、(バイオリン)イヴリー・ギトリス「愛の悲しみ」クライスラー作曲 (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ、(バイオリン)イヴリー・ギトリス「幻想小曲集」シューマン作曲 (チェロ)ゴーティエ・カプソン、(ピアノ)マルタ・アルゲリッチ「ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 作品66から第3楽章 第4楽章」メンデルスゾーン作曲 (バイオリン)レオニダス・カヴァコス、(チェロ)ゴーティエ・カプソン、(ピアノ)ユジャ・ワン「バレエ音楽“ラ・ヴァルス”」ラヴェル作曲 (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・ゲルナー「2つのバイオリンのためのソナタから 第1楽章」イザイ作曲 (バイオリン)ジョシュア・ベル、レオニダス・カヴァコス「チャールダーシュ」モンティ作曲 (ピアノ)デニス・マツーエフ、(バイオリン)ジュリアン・ラクリン、ロビー・ラカトシュ「ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25から 第4楽章」ブラームス作曲 (ピアノ)エフゲーニ・キーシン、(バイオリン)ヴァディム・レーピン (チェロ)ミーシャ・マイスキー、(ビオラ)ユーリ・バシュメット「パガニーニの主題による変奏曲」ルトスワフスキ作曲 (ピアノ)エフゲーニ・キーシン、マルタ・アルゲリッチ
2011.09.11
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ABTの来日公演で、はじめて主役に抜てきされた加治屋百合子さん。そのリハーサルから本番までを折ったドキュメンタリーでした。演目はABT十八番の「ドン・キホーテ」。この日はチケットを取ってなかったのですが、舞台全幕は先日放映されていました。(録画したまま、私はまだ見ていないんですが。)加治屋さんはすごく努力家で、それが鉄壁のテクニックで証明されますよね。・・・ですが、ABTお家芸の「ドンキ」は、‘汗と涙’を感じさせてはいけないんじゃないかと思います。リハーサルで指導しているコルパコワが「背中に自由を(感じさせなさい)」と言っていましたが、その指摘は最後までそんなに実行されてはいない気がしました。シムキンが‘のびのびオープン’、といった感じなので、余計に対比が強調されたかもしれません。キレイに踊る方なので、別の演目で見てみたいと思います。
2011.09.03
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トラブル対応のため、翌日から仙台入りが決定。仙台には震災後入っていませんでしたが、前日でもどこかにホテルくらいは取れるだろうと思っていました。NET上では1泊3万円クラス以外は全滅。「NETに開放しない部屋もある」と同僚に言われて片っぱしから電話しましたが、1時間しても空き部屋が見つかりません。ウチの会社は1泊1万円が上限で、持ち出ししたくないし。結局、すごく不本意だけど、「1泊1万3千円・喫煙室」で手を打ちました。(喫煙ルームってのもすごくイヤだったけど)深夜に仕事が終わってからの、宿探しで疲れました。家に帰って、録画してあったアバドの今年のルツェルンでのブルックナーを聞きながら、翌日の準備などをしておりました。アバドのブルックナーは、柔らかな響きでした。この曲がこんな風に聞こえるなんて、と驚きます。・・・ですが、深夜に聞くには長すぎましたね(笑)。出張から帰ったら再聴することにしました。◇ルツェルン音楽祭2011から 東日本へのトリビュート(指揮者クラウディオ・アバドと音楽祭総監督ミヒャエル・ヘフリガーからのメッセージ/ ルツェルン音楽祭管弦楽団 公開リハーサル)<曲 目>交響曲第10番からアダージョ(マーラー)<出 演>ルツェルン音楽祭管弦楽団(管弦楽)クラウディオ・アバド(指揮)収録:2011年8月9日ルツェルン文化会議センター コンサートホール◇ルツェルン音楽祭2011からクラウディオ・アバド指揮 ルツェルン音楽祭管弦楽団演奏会<曲 目>交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」(モーツァルト)交響曲 第5番 変ロ長調[ノヴァーク版](ブルックナー)<管弦楽>ルツェルン音楽祭管弦楽団<指 揮>クラウディオ・アバド収録:2011年8月19、20日ルツェルン文化会議センター コンサートホール
2011.08.31
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何気に新聞のTV欄で見て、チャンネルを合わせました。そういえば、東フィルの楽団員の人のブログで、この番組のこの回の収録の感想を掲載していたのを、読んだような気がします。(以下、この番組のHPで今日の紹介をしていた文章です。)~世界を股にかけて活躍を続ける“超個性派”指揮者3人が東京オペラシティに集結。強者ぞろいの演奏家と繰り広げる壮絶な“駆け引き”や膨大な情報を伝える指揮棒へのこだわり、さらに東京フィルハーモニー交響楽団による演奏で、クラシック界では前代未聞となる「ベートーベン《第9》・指揮対決」~(番組HPより)“超個性派”とはまさしく。どの方もなかなか個性が強く、余程のことがないとこれらの方々の演奏会は聞きに行きません(笑)。なかでも、“炎のコバケン”は大きな声を上げながらがむしゃらに指揮され、その濃ゆい演奏になじめるものではないと敬遠してきましたが、素顔はこの方が一番ダンディーで紳士的でございました。リハのときの言葉づかいの丁寧さにも恐れ入ります。「第九」の指揮はコバケンのが一番気に入りました。広上さんはもっと大らかかと思いましたが、「緊張するから、指揮をする服に着替えるのは本番2-3分前」とのことでした。へえーとなぜかびっくり。バレンボイムは、NHKホールでの本番直前15分前でも渋谷で買い物してましたよ。。。巨匠とはそういうものだと勝手に思っていました。広上さんは、私的には、いまだによくわからない時があって、好きでもキライでもないんですが、一昔前になかなか日本に帰ってこなかった頃より、希少価値は薄れたかも。下野さんは、音楽を勉強して作り込む人、というイメージ。きっと期待の俊英なんでしょうけど、まだ‘ユルさ’がないので、ときどき「すごい」と思うけど、ときどきは気づまりでもあります。3人のマエストロの印象は、番組を見た前後であまり変わりませんが、コバケンさんだけはそのうち機会があれば改めて聞いてみようかな、という気になりました。
2011.08.01
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風邪薬の飲みすぎか・・・胃がギリギリ痛くて、出社後やっぱり病院へ。残業も今日はそこそこ。7/17放送の「特選オーケストラ・ライブ~N響コンサート-第1702回定期公演-」を録画したのを見ていました。ヴェデルニコフとメルニコフの組合せとあっては、何としても見なくては!「歌劇“ルスランとリュドミーラ”序曲」グリンカ作曲「ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23」チャイコフスキー作曲 (アンコール) 「幻想曲集 作品116 から 第2曲 間奏曲 イ短調」ブラームス作曲 「交響的舞曲 作品45」ラフマニノフ作曲 (ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)アレクサンドル・ヴェデルニコフ ~東京・サントリーホールで収録~ <収録:2011年5月18日(水)> チャイコン・・・聞き飽きていると思っていましたが、メルニコフは新鮮でした(笑)。冒頭の入り方からして独特ですね。感心しないと思う人はいるかもしれないけど、‘くずしている’感がないので、そのテクニックの確かさもあって、私は結構気に入っているソリストです。ラフマニノフの「交響的舞曲」はあまり聞いたことがなかったので、ヴェデルニコフとN響がどうというより、曲想の面白さを楽しんでしまいました。どこか絵画的ですよね。私が「絵」を感じるというだけですが。
2011.07.19
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体調が悪く、やはり今日もいろんな活動を断念。来週末は忙しいので、髪を切っておこうかと、夕方近くになってよっこらしょと美容院へ。N響アワーはプロコフィエフの2つの協奏曲でした。◆ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16 ( プロコフィエフ作曲 )ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク[ 収録:2011年6月3日, NHKホール ]◆バイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63 から ( プロコフィエフ作曲 )バイオリン:神尾 真由子[ 収録:2011年6月8日, サントリーホール ]管弦楽:NHK交響楽団、指揮:ウラディーミル・アシュケナージガブリリュク・・・噂には聞くものの、生で聞いたことがないピアニストです。このテクニックはすごいですね。司会者が「プロコのこの音楽は、全部音符で書かれているんですよね?」みたいなことを発言していましたが、作曲家の才気もさることながら、それを演奏しきるアーティストにも向けられた賛辞だと思いました。面白そう(?)だし、今度の機会には彼の演奏を聞きに、ホールへ向かおうと思います。神尾さんは、インタビューのほんわかした印象と、演奏はかなり違います。「中学生のときから弾いているが、パガニーニより弾きにくい」なんてことをおっしゃっていました。中学生だったら、この曲をどう捉えるんでしょうねえ。。。天才は図り知れません。どちらも全楽章放送でなかったのが残念です。
2011.07.10
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ひたすら頭痛薬と胃薬を飲んで寝ていました。全然活動的でない週末です。N響アワーは、キュッヒル夫妻のインタビューの後、5月のNHK定期の録画を放送。交響詩「英雄の生涯」 作品40 ( リヒャルト・シュトラウス作曲 )ゲスト・コンサートマスター: ライナー・キュッヒル管弦楽 : NHK交響楽団指 揮 : 尾高 忠明[ 収録: 2011年5月7日, NHKホール]シュトラウスの「英雄の生涯」は、ちょっと苦手な曲なんですが、N響のゲスト・コンマスとしてキュッヒルがソロの部分を演奏するとあって、チャンネルを合わせました。「英雄の生涯」・・・キュッヒルにとってはまさしく‘自家薬籠中の物’。ボウイングはあまりに自然なのに、とても雄弁なソロ。最後までTVの真ん前で聞き通してしまいました。
2011.06.26
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本当は名古屋に出張・・・のはずでした。でも、この暑いさなかに風邪をひいてしまい、鼻水と咳で情けない状態なので、1日休んで寝ていることにしました。名古屋では大きなイベントがあったんですが、私は単なる「視察」でしたし。。。録画したNHK-BSプレミアムの「ベルリン・フィル・イン・シンガポール」を見ていました。◇ベルリン・フィル・イン・シンガポール<曲目>交響的舞曲 作品45(ラフマニノフ)交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」(マーラー)<出演>(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮)サイモン・ラトル収録:2010年11月24日 エスプラネード・コンサートホール(シンガポール)コンマスは樫本大進さんです。すっかり定着したんですね。活躍がうれしい。ベルリン・フィルのマーラー「巨人」。マーラーならではのふわっとしたところと、フォルテシモでも軸が揺るがないところがさすが。ラトルの薫陶の賜物かどうかはわかりませんが、曲を演奏しているというより、楽器から(オケから)当然のように音楽が出てきているような気がしてしまいます。佐渡さんのコンサート録画のあとにこの映像を見たわけですが、こんな演奏ができるならどんな指揮者も活かしてくれるだろう(!)と思わせてしまうマーラーでした。
2011.06.18
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あぁ、とうとうMETライブビューイング「ワルキューレ」を見られなかった。外部での会議後、映画館にダッシュしようと思っていたのに、取引先との折衝がうまく行かなかったのでショックで朦朧としているうちに開演時間を大幅に過ぎていました(涙)。とぼとぼと自宅に帰り、この録画を見ました。佐渡裕指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会<曲目>フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム(武満徹)交響曲 第5番 ニ短調 作品47(ショスタコーヴィチ)<出演>(パーカッション)ラファエル・ヘーガーシモン・レスラーフランツ・シンドルベックヤン・シュリヒテウィーラント・ウェルツェル(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮)佐渡 裕収録:2011年5月20日 ベルリン・フィルハーモニーホール(ドイツ)ベルリン・フィルと佐渡さんというのは、絶対相性がいいハズ。そのデビューがショスタコ5番、というのは出来すぎな位です。各楽章がドラマティックにメリハリが効いていて、‘たっぷり聞いた’感の残る演奏でした。デビューLIVEのDVD↓がもうすぐ発売になるようです。【送料無料】佐渡裕 ベルリン・フィル・デビューLIVE
2011.06.17
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会社での暑い1週間で懲りて、美容院で髪をバッサリ切ってしまいました。この方が、こまめにカットしないとスタイルがもたないことに気づいて、「しまった!」と思いましたが後の祭り。。。判断力は鈍りまくりです。HK-BSプレミアムのハイビジョン特集で「情熱のタクト~指揮者・佐渡裕 ベルリンフィルへの挑戦~」という番組をやっていました。すごく話題になった指揮者の佐渡裕さんがのベルリン・フィル定期出演。その3か月前から本番までのドキュメンタリーでした。あまり発見のある番組ではなかったけれど、ベルリン・フィルのリハだなんて興味津々。楽団員と丁々発止という感じでした。総じてオケに受け入れられた感じの佐渡さんですが、フルートのエマニュエル・パユは「彼(佐渡さん)が考えていることを最初にもっと出してもよかった」みたいなことを言っていました。佐渡さんははっきり指示出しをしているけれど、日本人的にちゃんと気配りしていたと思います。そこが、ある意味「考えていることを小出し」と受け止められたのかもしれません。そして、指示を受ける方がパユやマイヤーなどの天才軍団ですものね。。。コンマスは樫本大進さん。この組合せでは演奏会放送は見逃せません。私は、リハの最初に「震災後、ベルリン・フィルがお見舞いのメッセージを送ってくれたことに感謝する」という佐渡さんの発言をうれしく思いました。言ってほしかったコメントだったし、その後オケの雰囲気もなごんだような。この後に続いた演奏会の録画は見ていないので、感想は後日に。
2011.06.11
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オペラ仲間からのグチを、ずーっと聞いてしまいました。そう、METです。ネトレプコは・・・こう言っちゃあなんですが、来そうにない気がしていました。「あ、やっぱり?」という感じ。それより、実は私も「う~~ん」と残念に思っているのは、フリットリの「ボエーム」横すべり。エリザベッタで聴きたいよう。でも、ここはぐっと飲みこんで、やっぱり3演目聞きにいきます。オペラのスターを生で聴くのに飢えているんです(笑)。深夜、NHK-BSをぼーっと見ていたら、ラトル&ベルリンフィルでした。5/1の「ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2011」。放映が早いですね。<曲目>狂詩曲「スペイン」(シャブリエ)アランフエスの協奏曲(ロドリーゴ)交響曲 第2番 ホ短調 作品27(ラフマニノフ)<ギター>カニサレス(2曲目のみ)<管弦楽>ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団<指揮>サイモン・ラトル収録:2011年5月1日マドリード・レアル劇場(スペイン)カニサレスのアランフェスなんて垂涎ものかと思いましたが、ベルリン・フィルを背負ってのソロというのは、なんだかちょっと違和感ありますね。シャブリエはそうも思わなかったんですが。ラフマニノフ・・・ロマンチックなようでいて、ところどころに現れる激しさが、私にはちょっと馴染めません。そんなに聞きこんだことがないからでしょうけど。ところで、今年はウィーン・フィルだけでなくベルリン・フィルも来日するはず。予定はどうなっているんでしょう?会場の1つはミューザ川崎だったはずなので、気がもめます。ぜひとも来てほしい!(チケットは高そうだけど・・・)
2011.06.04
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震災の影響から脱したかのような気持ちになって、夜間に銀行ATMに行ったら空いていませんでした。節電なんだとか。駅の反対側のコンビニまで行くはめに。その後23時までオープンしているはずのスーパーに行ったら、閉店時間が早まったまま。したがって夕食もコンビニで購入。告知はどうなっているんだろう。。。5/29に録画したN響アワーを見ました。マーラーの3番が1時間の番組に納まるのかな~と思っていたら、やはり第4楽章以降がメインで構成されていました。 「交響曲 第3番から 第1楽章冒頭、第4、第5、第6楽章」(指揮)チョン・ミョンフン(アルト)藤村実穂子(合唱)新国立劇場合唱団(合唱)東京少年少女合唱隊(管弦楽)NHK交響楽団[ 収録: 2011年2月11日, NHKホール ]第4楽章の出だしの藤村さんがよかった。深みがありますね。ミョンフンの指揮は、もしかしてわかりにくい?それでも、指揮者によって結構演奏の質が変わるN響は、今回美しい響きをしていました。キズは多少はありましたが。2月ごろは公私ともに大変な時期ではあったのですが、生で聴きに行けばよかったなと思う公演でした。
2011.05.30
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今頃、4/2のNHK-BSプレミアムシアターの録画を見ました。ちゃんと時間のある時に見ようと、思っていました。今日は、残務はあったものの、仕事に行く気がしなかったので。◇ドキュメンタリー 「カルロス・クライバー~ロスト・トゥー・ザ・ワールド~」◇カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団日本公演1986<曲目>交響曲 第4番 変ロ長調 作品60(ベートーベン)交響曲 第7番 イ長調 作品92(ベートーベン)喜歌劇「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス)ポルカ「雷鳴と雷光」(ヨハン・シュトラウス)<出演>管弦楽:バイエルン国立管弦楽団、指揮:カルロス・クライバー収録:1986年5月19日 昭和女子大学人見記念講堂◇カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団演奏会1996<曲目>序曲「コリオラン」作品62(ベートーベン)交響曲 第33番 変ロ長調 K.319(モーツァルト)交響曲 第4番 ホ短調 作品98(ブラームス)<出演>管弦楽:バイエルン国立管弦楽団、指揮:カルロス・クライバー収録:1996年10月21日 ヘラクレスザール(ドイツ・ミュンヘン)バレエのよう、と言われるクライバーの指揮ぶりは前半の1986年公演ではまだ健在です。‘見る’べき指揮者だと言うのは本当ですね。ドキュメンタリーの中で、ムーティが「テクニックを駆使する指揮者の動きはマネできるが、本能で振る指揮者は誰もマネできない」なんて言っています。そのドキュメンタリーでは、バイロイトの「トリスタンとイゾルデ」のオーケストラピットでの映像も挿入されています。これがまたセクシーで、私は見とれてしまいました。(指揮者にこう言う表現をするのは変なんでしょうが・・・)カルロスの振る音楽は理屈でないところに響いてきます。ベートーベンの4番の出だしなどは、ゾクゾクしてしまって、これをナマで聞けていたらどうだったろう・・・と想像してしまいました。(多分、上記のドキュメンタリーと同じ内容のDVD)カルロス・クライバーのドキュメンタリー「アイ・アム・ロスト・トゥ・ザ・ワールド」 ゲオル...価格:4,085円(税込、送料別)
2011.05.28
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先週末のN響アワー録画を見ました。今年はリスト生誕200年だというのに、それらしいコンサートには行っていないですねえ。。。ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 (リスト作曲)ピアノ:横山 幸雄指揮:準・メルクル[収録:2005年4月9日, NHKホール] 交響詩「レ・プレリュード」 (リスト作曲)指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ[収録:1995年11月22日, NHKホール] 「ファウスト交響曲」から「神秘の合唱」 (リスト作曲)テノール:山路 芳久合唱:早稲田大学グリークラブ指揮:ベリスラフ・クロブチャール[収録:1987年12月16日, NHKホール]管弦楽:NHK交響楽団「ドハデな曲」(まさしく!)とコメントされてた「ピアノ協奏曲第1番」は、やはり今年生で聞いてみたくなりました。ピアノ協奏曲1番を演奏する横山さんから汗が飛び散って、まるで舞踏のよう。渾身の演奏には思わず見入りましたが、できれば、この超絶技巧を涼しい顔で弾き切ってしまうようなピアニストで聞きたいです。さて、今から日本で聞けるピアニストだと誰だろう・・・。
2011.05.26
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マンション全体でCATVに入っていけど、どうしてもそれでは見られないチャンネルを見るためにスカパーを契約していました。はっと気づいたら、いつのまにかCATVで見られるチャンネルが格段に増えてる~。デジタル化のせい?これはやっぱり片方に集中させなくちゃ。LaLa-TV 「天才バレエダンサー ニジンスキーの手記」監督:ポール・コックス 制作:2001年 オーストラリア「ニジンスキーの手記」を映像化したもの。ドキュメンタリーというべきでしょうか。イメージを重視した映像なので、追っていくのは少々ツライ。オーストラリア・バレエのダンサーたちがバレエシーンに出演しているようですが、あまりここのダンサーは知りません。「ばらの精」を踊るデヴィッド・マカリスターをやっと認識したくらいです。彼の「ばらの精」が好きかどうかは好みの分かれるところですが、それでもやはり独特の持ち味があって、目をひくダンサーではありました。海外のアマゾンではDVD↓も出ています。
2011.05.24
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朝6時に目が覚め、TVのスイッチを入れたらこの番組をやっていました。“連隊の娘”10連発あたりから目が覚めました(笑)。- セルソ・アルベロ テノール・リサイタル - 「魅惑」 トスティ作曲 「かわいい口もと」 トスティ作曲 「最後の歌」 トスティ作曲 「歌劇“リゴレット”から 第3幕 マントヴァ公爵のアリア “風の中の羽のように(女心の歌)”」ヴェルディ作曲 「歌劇“連隊の娘”から 第1幕 トニオのアリア “ああ友よ、何と楽しい日”」ドニゼッティ作曲 「歌劇“アルルの女”から 第2幕 フェデリコのアリア “ありふれた話”」チレーア作曲 「歌劇“ラ・ファヴォリータ”から 第4幕 フェルナンドのアリア“やさしい魂よ”」ドニゼッティ作曲 「サルスエラ“だて男連盟”から “小麦色の娘よ、きみが好きだ”」セラーノ作曲「想いの届く日」 ガルデル作曲 「歌劇“愛の妙薬”から 第2幕 ネモリーノのアリア “人知れぬ涙”」ドニゼッティ作曲 「歌劇“清教徒”から 第1幕 アルトゥーロのアリア “いとしいおとめよ、あなたに愛を”」ベルリーニ作曲 (テノール)セルソ・アルベロ (ピアノ)浅野菜生子 東京オペラシティコンサートホールで収録<2010年9月8日(水)> まだ若いスペイン人テノール。そういえば、コンサートに行った知人が誉めまくっていました。「若いんだな」と思える不安定さと律儀さがありますが、とにかく高音はつきとおるように出ています。期待してウォッチする対象にはなると思いました。
2011.05.23
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BRB「眠り」は昨日他の人に譲ってしまいました。前々から決まっていた仕事があったので。ドミンゴの4/10チャリティ・コンサートはようやく全部を見ました。【出演】テノール…プラシド・ドミンゴ、ソプラノ…ヴァージニア・トーラ指揮…ユージン・コーン、管弦楽…日本フィルハーモニー交響楽団【曲目】「喜歌劇“ほほえみの国”から“君はわが心のすべて”」「喜歌劇“メリー・ウィドー”から“唇は黙して”」「歌劇“トスカ”から第3幕導入部~“星はきらめき”」「歌劇“アンドレア・シェニエ”から“国を裏切る者”」「歌劇“リゴレット”から祭りの日にはいつも~泣け 娘よ」「ミュージカル“南太平洋”から“魅惑の宵”」「ミュージカル“サウンド・オブ・ミュージック”から“私のお気に入り”」「ミュージカル“マイ・フェア・レディ”から“君住む街で”」「ミュージカル“ウエスト・サイド物語”から“トゥナイト”」「サルスエラ“マラビーリャ”から“恋人よ わが命の君よ”」「サルスエラ“ラバピエスの理髪師”から“パロマの歌”」「サルスエラ“港の酒場女”から“そんなことはありえない”」「想いのとどく日」「ふるさと」「グラナダ」2011年4月10日に東京・NHKホールで収録ドミンゴ・・・調子よかったんですね。大サービスな曲目なのに、私が感動したのは「ふるさと」。震災後だからでしょうか。心に沁みます。ふるさと=ちょっと前までの日本、という気がしました。生で聴いたら、この曲で泣いたに違いないです。
2011.05.21
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通院するために今日は会社を休み。これは私には珍しいことです。しかし・・・PCにはいろいろな業務連絡が入ってきて、心安らかではありません。<ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち>は公演延期になったとか。「来る・来ないとうるさいよ!」(涙)と友人に言われましたが、やっぱりニコラが来ない(延期)となるとガックリ度が違います。。。クラシカ・ジャパンの5月の特集の1つは、「没後100年~グスタフ・マーラーの世界」。5/18が命日でした。クラシカ・ジャパンでドキュメンタリーを見ました。[出演]ぺトラ・モルゼ(ナターリエ・バウアー=レヒナー)アディナ・フェッター(若き日のナターリエ) ロバート・リッター(グスタフ・マーラー)ステファン・レオンハルツベルガー(若き日のグスタフ) アルマ・ハスン(アルマ・シントラー)デニス・コジェルフ(ナレーター)他[監督&脚本]ベアテ・タルバーグ[制作]2010年オーストリア/ドイツ/スイス■約1時間5分‘アルマと出会うまで「マーラーに最も近い女性」であったナターリエ・バウアー=レヒナーの個人的な日記を詳細に読み解き、制作されたドキュメンタリー・ドラマ。’ マーラーは繊細で風変わりだったんですね。おまけに女性関係も華やか。指揮者>作曲家としての評価もあって苦悩する姿も描かれていますが、ドキュメンタリーを信じれば、人間としてはあまり可愛気がなかった気がします。(というかそういう視点で描かれている、ということですが。)
2011.05.19
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準・メルクル&リヨン管も来日しないんですね。ルノー・カプソンのソロも含め、結構心待ちだったんですが。何というか・・・安心してチケットを買うことができなくなってきました。払い戻してはもらえるものの、期待した気持ちがくじかれることが多い、という意味です。プラシド・ドミンゴが、谷村新司のインタビューに応える番組。5/14放送されたのを録画しておきました。駆け出し時代のイスラエルでのエピソードは面白かった。インタビューの受け答えは台本があるのでしょうが、大スターらしい余裕があって答えに感心するところも。4/10のコンサートの模様だけでなく、過去の映像も結構差し挟まれます。「オテロ」や「道化師」などなど。4/10のコンサートの模様を知りたかったのだけど、それは21日に放映されるんですね。またしても情報不足で知りませんでした。
2011.05.16
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先般以来の放送を聴き逃し、やっとメータ指揮N響の第九を聞けました。~東北関東大震災 被災者支援チャリティー・コンサート~ズービン・メータ指揮/NHK交響楽団 特別演奏会■日時・会場 4.10[日]16:00開演(東京文化会館 大ホール) ■出演 指揮:ズービン・メータ ソプラノ:並河寿美、メゾ・ソプラノ:藤村実穂子テノール:福井 敬、バス:アッティラ・ユン 管弦楽:NHK交響楽団、合唱:東京オペラシンガーズ ■曲目バッハ:G線上のアリア(組曲第3番から アリア) ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」終楽章に向けて、取りつかれたようなN響と東京オペラシンガーズ。涙が出てきました。シラーの詩が、こんなに特別な意味があるように思えたのは初めてでした。指揮のメータには、感謝の気持ちが今さらですがふつふつと沸いてきました。第九ってやっぱり別格の曲です。
2011.05.14
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やはり深夜残業。。。何気に録画してあった「ギャレス先生ユース・オペラに挑戦!」(NHK教育)の第1回~第2回を見ました。(イギリス2010年制作)「第1回 目標は名門劇場」「第2回 猛特訓の日々」ギャレス・マローンという合唱指導者のドキュメントです。以前も、この人のトライアルがNHKで放映されていたと思います。今回は、彼も初めてのオペラの合唱指導。中世の騎士伝説伝説を現代風にアレンジしたオペラ「ナイトクルー(騎士団)」に出演する少年少女をオーディションして、実際に猛特訓もします。「ギャング団の抗争とその中で起きる殺人事件などの人間ドラマや恋愛を描いた作品」とのことなので、「ウエストサイド物語」みたいなものなんでしょうか。もともと音楽の素養のある子ばかりを集めたわけでなく、問題のある少年少女もいる。なので、その厳しさに途中で脱落する子もいれば、努力が実る子も。3回で完結なのに、最後の回の録画に失敗。15日の再放送を見なくては。
2011.05.11
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第39回ローザンヌ国際バレエ・コンクールの放映を見ていましたとっくに結果が出ているとはいえ、今後の逸材はいないかな~と探す楽しみがあります。1位 マヤラ・マグリ ( ブラジル )2位 スン・ウー・ハン ( 韓国 )3位 チャン・チヤオ ( 中国 )4位 パトリシア・ツー ( カナダ )5位 加藤静流 ( 日本 )6位 デリン・ワッタース ( アメリカ )7位 堀沢悠子 ( 日本 )でも、将来の逸材は現在バランスが取れているとは限らず、見ていて楽しいというほどではありませんでした。「コンテンポラリーのクラスでの練習点は総合点の4分の1を占める」とのことですので、練習のところからドキュメンタリーとして放送してもらえたらすごくいいのに、と思います。
2011.05.08
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録画しておいたのを見ました。そうそうたる顔ぶれですね。被災のチャリティーなので、こうして早いタイミングで見ることができるのはうれしい限りです。 ◆「Two」 (ダンサー)シルヴィ・ギエム◆「俳句朗読」 ナターシャ・パリー、島岡現◆「歌劇“ホフマン物語”から“恋の調べは”」 (ソプラノ)ナタリー・デセイ、(テノール)ロランド・ヴィラゾン◆「朗読」 “仙台からの手紙”“雨ニモマケズ”宮沢賢治 (俳優)ランベール・ウィルソン◆「I don’t believe in Outer Space」(ダンサー)島地保武◆「悲歌」武満徹・作曲◆「五木の子守唄」(熊本県民謡)細川俊夫・編曲(バイオリン)庄司紗矢香、(ピアノ)児玉桃◆「Friendship」 (ダンサー)ニコラ・ル・リッシュ、(俳優)ギヨーム・ガリエンヌ◆「からたちの花」「赤とんぼ」 (ソプラノ)大村博美、(ピアノ)児玉桃◆「Nameless」 (ダンサー)アクラム・カーン◆「ロンド イ長調」シューベルト作曲(ピアノ)マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレーレ◆「“アパルトマン”から」 (ダンサー)シルヴィ・ギエム、ニコラ・ル・リッシュ◆「ピアノ三重奏曲“偉大な芸術家の思い出」から 第1楽章」チャイコフスキー作曲(バイオリン)ルノー・カプソン、(チェロ)ゴーティエ・カプソン、(ピアノ)カティア・ブニアティシヴィリ◆「“ケンタウルスと動物”から“バルタバス”」 ◆「無伴奏チェロ組曲」第1番“プレリュード”、第2番“サラバンド”、第6番“サラバンド”バッハ作曲(チェロ)ヨーヨー・マ◆「弦楽のための哀悼音楽」ルトスワフスキ作曲(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ベルナルト・ハイティンク (インタビュー出演)小澤征爾、(案内)首藤奈知子ドイツ ベルリン・フィルハーモニーホール<収録:2011年3月16日(水)>フランス・パリ シャンゼリゼ劇場<収録:2011年4月6日(水)>最初の「Two」のギエムが圧巻でした。これはもう2回も見たわ・・・とあまり気合いを入れて見ていなかったのですが、彼女は進化し続けているんですね。ギエムの「ボレロ」を初めて見たときに、まるで巫女のようだと思ったものですが、今や本当の巫女は「Two」を踊る方のギエムです。研ぎ澄まされた存在で、そのムーブメントからは天への祈りが伝わってくるようでした。「Friendship」のニコラ・ル・リッシュも生命の輝きにあふれていました。もっとも“アパルトマン”のニコラにも同様のことを感じたので、そもそも彼自身が舞台に立つだけで活力を感じさせるダンサーなのだと思います。残念だったのは、デセイと歌ったヴィラゾンから、かつての声の輝きが薄れていたこと。一時的なものではなさそうです。。。
2011.05.03
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今日はLFJ金沢開幕前の関連コンサートが地元のホールであるのでしたが、東京で出かけるのよりずっと時間がかかるのに(すてきなホールだけど田んぼの真ん中なんです)、1時間の演奏時間では見合わないと感じてしまいました。お祭りならではの密度は、ド田舎でもやはり必要ですねえ。早朝6時からNHK-BSプレミアムで、ショパンコンクール入賞者ガラコンの放映がありました。1月にはオーチャードホールで聴きたかったけど、これもついに行けなかったのでした。 ▽第16回ショパン国際ピアノコンクール入賞者来日ガラ・コンサート。 「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22」(ピアノ)フランソワ・デュモン(管弦楽)ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(指揮)アントニ・ヴィット 「3つのマズルカ 作品56から 第1曲 ロ長調 第2曲 ハ長調」「タランテラ 変イ長調 作品43」 (ピアノ)ダニール・トリフォノフ 「幻想ポロネーズ 作品61」 (ピアノ)インゴルフ・ヴンダー 「ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11」 (ピアノ)ルーカス・ゲニューシャス(管弦楽)ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(指揮)アントニ・ヴィット 「ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35“葬送”」 (ピアノ)ユリアンナ・アヴデーエワ ~東京・Bunkamuraオーチャードホールで収録~ <収録:2011年1月23日(日)> 5位入賞のデュモンから順番に演奏。入賞者が発表されているからそう思うわけではないでしょうけど、入賞の順位にとても納得しました。今回は、NETでコンクールの途中経過が流されたこともあって、審査結果にいろいろな外野の声がありましたが、こうやって聞いていると、異論がある方が不思議なくらいです。同じショパンを弾いていても、その中に演奏者ならではのものがあると強く感じるのはやはり優勝したアヴデーエワでした。ロシアらしい端正な音楽だったのはゲニューシャス。ショパン・コンクール好みなのはこちらかなと思いましたが、彼じゃなくてもこう弾くピアニストはいそうだな、と最後には思えてしまうところが惜しかったかも。
2011.05.01
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市議会議員選挙でした。市議会議員ともなると、地元に生まれ育ってなければ候補者のことが全然わかりませんね。それでも投票はしてきましたが。先週のNHK-BSプレミアムで放送された「プレミアムシアター」を見ていました。◇世界のマエストロ 小澤征爾の指揮芸術サイトウ・キネン・オーケストラほか◇歌劇「マノン・レスコー」(プッチーニ)【マノン・レスコー】バーバラ・ハーヴェマン【レスコー(マノンの兄)】ボアズ・ダニエル【レナート・デ・グリュー】ニール・シコフ【ジェロント(財務官)】ウォルフガング・バンクル【エドモンド(学生)】サイミール・ピルグ【宿屋の主人】マーカス・ペルツ【士官】ヨハネス・ウィーデケ【合唱】ウィーン国立歌劇場合唱団【管弦楽】ウィーン国立歌劇場管弦楽団【指揮】小澤征爾【演出】ロバート・カーセン収録:2005年6月13日、17日ウィーン国立歌劇場(オーストリア)さっぱりしていて美しいと感じることが多いカーセンの演出ですが、今回はそうでもなかったです。現代に読み替えが効く素材だと思うけど、なんだかハリウッドドタバタ悲劇のようでした。ブランド品が頻出するせいでしょうか。マノンが宝石類を持って逃げようとジタバタするところで、いつもはイラッとする(笑)んですが、今回はそれを咎めないレスコーやデ・グリューにあきれました。ひきずって逃げればいいのに、と。歌手次第でその場から受ける雰囲気が変わるんでしょうか。シコフはあんまり(私のイメージする)デ・グリュー的ではなかったです。後になるほど、悲嘆にくれる主人公たちが熱唱するのですが、それがちょっとだけ浮いているような気がしたのは、映像だったからでしょうか。この場合、鑑賞すべきは小澤さんの音楽だったんでしょうね。
2011.04.24
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地震・津波から、すっかり福島原電の‘その後’に報道の主眼は移っていますね。空気と水の汚染が俄然注目され、先般登録した地元自治体からのメールでも、私の住んでいる市の水道水から、「食品衛生法の基準を超える放射性ヨウ素が検出された」と報告してきました。ご丁寧にどうも。。。スーパーに行ったら、パンはありましたが、今度はミネラル・ウォーターが1本もありませんでした。いつ入荷するともわからないらしい。やれやれ。クラシカ・ジャパンでは、今月チェチーリア・バルトリの出演する番組を3つ放送していて、この『バルセロナ・コンサート』を最後に見ました。2008年マリブラン生誕200年に向けた「マリブラン・ツアー」におけるバルセロナ・コンサート。曲目は、先般のドキュメンタリーと同じ(=CD収録曲)ですね。ドキュメンタリーはほんの一部だけ紹介されたので、『夢遊病の女』のアミーナのアリアを1曲全部聞けてかなりうれしかった。会場の世界遺産のカタルーニャ音楽堂も、美しくて素敵です。[演目]メンデルスゾーン:演奏会用アリア『不幸な女よ』op.94ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』~「私は苦しみと涙のうちに生まれ」ロッシーニ:歌劇『オテロ』~柳の歌と祈りフンメル:チロル風メロディ(変奏曲付)ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』~アミーナのアリア「ああ花よ、おまえに会えるとは思わなかった…ああ、この思いを乱さないで」マリア・マリブラン:ラタプランマヌエル・ガルシア:『目端の利く詩人』より詩人のアリア「われこそ華の密輸入者」[演奏]チューリヒ歌劇場“ラ・シンティラ”管弦楽団(リーダー:アダ・ぺシュ)、ダニエル・カサレス(ギター)[収録]2007年11月4日カタルーニャ音楽堂(バルセロナ)
2011.03.24
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もともとどこへ出かけようという気もなかったのですが、やっぱり近所のスーパー以外には外出しませんでした。計画停電は、今日の昼まで意思決定をひっぱったけれど実施はされませんでした。この寒さの中では、自宅であってもこたえたことでしょう。避難所の方が思いやられます。市のHPから、計画停電の案内がメールで送ってもらえることを知り、さっそく登録。東電の発表をTVやHPで知るより早いので(特別に連絡があるんでしょうか)、自治体のしくみもあなどれません。1日家にいて、だから掃除をするとか生産的にはなれず、録画した番組を今日も見ていました。クラシカ・ジャパンで放映中のチェチーリア・バルトリのドキュメンタリー『マリブラン再発見』。どうやらCDの付録だった映像のようですが、「19世紀の伝説の歌手マリア・マリブランのゆかりの地を訪ね、貴重な資料と共に、彼女が生きた時代とその生涯を追った」(番組紹介文)だけあってなかなか興味深いです。CDに納められている曲のレコーディング風景やリハーサル映像も満載。[出演]チェチーリア・バルトリ、クリストファー・レーバーン、アダム・フィッシャー、 マキシム・ヴェンゲーロフ、アンジェロ・バルトリ、フェデリカ・バルトリ 他[監督]ミヒャエル・シュトゥルミンガー[制作]2008年 ■字幕/約54分ちなみに、CD収録中の下記の曲の一部が聞けます。マヌエル・ガルシア:『風の娘』よりセミラーミデのアリア『私は女王です』ジュゼッペ・ペルジアーニ:歌劇『イネス・デ・カストロ』よりイネスのアリア『いとおしい日々よ』メンデルスゾーン:演奏会用アリア『不幸な女よ』 op.94ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』よりアミーナのアリア『おお花よ、お前に会えるとは思わなかった』マリア・マリブラン:ドニゼッティの歌劇『愛の妙薬』のための挿入歌マリア・マリブラン:ラタプランマヌエル・ガルシア:『目端の利く詩人』より詩人のアリア『私こそ華の密輸入者』映像の中のTV映像で「椿姫」の1幕最後のアリアや、エンディングには「ノルマ」の‘カスタ・ディーヴァ’も聞けました。バルトリは、声域はメゾとはいえ、とても幅広い。これはマリブランも同様だったようです。メゾ・ソプラノで「夢遊病の女」を歌ってしまうなんてすごい。気持ちが沈みがちな昨今、誰が聞いても(たとえそれが「椿姫」でも)前向きに生きる気力を呼び覚ましてくれそうな生命力あふれる歌声です。こういった時世にこそ、積極的に耳にしたい歌手だと思いました。(この映像で収録していたCD)【送料無料】『マリア』 バルトリ、ヴェンゲーロフ、フィッシャー&スキンティッラ管 【CD】(この映像付きCD)【送料無料】『マリア』 バルトリ、ヴェンゲーロフ、フィッシャー&スキンティッラ管(DVDビデオ&ハードカヴァーブック付き限定盤) 輸入盤 【CD】
2011.03.21
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フィレンツェ「トスカ」は他の方に譲りました。気持ちの問題でなく、物理的にムリなことがあったからです。朝から何通も会社からメールが来ていました。「明日は東北事業所以外は通常通り出社」はい、わかりました・・・と思っていたら、追加でメール。明日朝から午前いっぱい管理職で会議だとか。事業への影響の洗い出しでしょうか。節電対策も考えるんでしょうね。今日も、スーパー・ドラックストアでは負け組に。非常用食料となりそうなものは、やはり手に入りませんでした。とりあえず明日は、スニーカーとマスクとスカーフくらいは装備して出勤しようと思います。家では、ニュースの合間にクラシカ・ジャパンを見ていました。今月はチェチーリア・バルトリの番組を3つやっていて、今日は『カストラートの芸術』を見ました。これはCDに収録された曲の映像化で、なかなか見ものです。映像とは言え、彼女の華麗な技巧を本当に味わえます。[演目]ポルポラ:歌劇『シファーチェ』~「波の直中の船のように」ジャコメッリ:歌劇『メローぺ』~「妻よ、わたしが分らぬか…」ジャコメッリ:歌劇『ドイツのジェルマニコ』~シンフォニアヘンデル:歌劇『セルセ』~オンブラ・マイ・フほか [メゾ・ソプラノ]チェチーリア・バルトリ[指揮]ジョヴァンニ・アントニー二[演奏]イル・ジャルディーノ・アルモニコ[収録]2009年9月カゼルタ宮殿(ナポリ近郊)[映像監督]オリヴィエ・シモーネカストラートのために書かれたアリアを、バルトリが、世界遺産に登録されているナポリ近郊のカゼルタ宮殿で歌うというもの。美しい宮殿と衣装で、カストラートの時代はさもありなんと想像してしまいます。バルトリは、「同時代に生きていてよかった」と思える希有な歌手ですが、日本にはなかなか来てくれません。生で聴いたのは一度だけです。最初は「カストラートの曲?」と思ったものの、女性の声と男性の力強さを併せ持つカストラートの声を再現できるのは、今ではバルトリくらいですよね。映像なのに、ポカンと口をあけて聞いてしまいました。そして、自分でもよくわかりませんが、涙が出てきました。感情を揺さぶる声です。。。同じ曲を収録したCDはこれ↓。(ジャケットがすごい。。。)【送料無料】神へのささげもの~カストラートのためのアリア集/バルトリ(チェチーリア)[CD]通常盤【返品種別A】【smtb-k】【w2】
2011.03.13
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録画してあった庄司紗矢香&カシオーリのクロイツェル・ソナタ。ベートーベン 「ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調作品47“クロイツェル”」「ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調作品30第3」から第二楽章(ヴァイオリン)庄司紗矢香(ピアノ)ジャンルカ・カシオーリ 2010/11/8 東京・サントリーホールで収録 天才同士の顔合わせ。庄司さんが、カシオーリと意気投合したことを雑誌のインタビューで述べていたので、本当はリサイタルに出かけたいところでした。“クロイツェル”ソナタは、ヴァイオリンとピアノが協奏曲的に掛け合いをしますが、これはヴァイオリンが表に立っていました。カシオーリの演奏は以前聴いたのとは違いましたが、優雅さは増していたと思います。
2011.03.09
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残業でシャイー&ゲヴァントハウスに行けなくなり、急遽他の方に譲りました(涙)。深夜に帰宅して、録画したシフのベートーヴェンを聞きました。ベートーベン最後の三つのピアノ・ソナタとあれば、期待は大きくて当然。<演目>ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 (ベートーヴェン)ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110 (ベートーヴェン)ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111 (ベートーヴェン)(アンコール)平均律クラヴィール曲集第2巻から第1番ハ長調BWV870(バッハ)<出演>アンドラーシュ・シフ(ピアノ)<収録>2011年2月20日(日)東京・紀尾井ホールで収録前回のバッハとはかなり趣きが違いました。そこまで表現の幅があるということ自体が驚きですが、彼のバッハがすごく気に入っていただけに、「あぁやっぱりバッハがよかったな」と思ってしまいました。このベートーヴェンはバッハよりもっと感性に訴えていたというか、歌曲的な雰囲気さえ漂わせるこれらの後期ソナタを、前のめりになって弾いていたと思います。それは全然悪くないんですが、最初に聴いたものがデフォルトになってしまって、バッハのときのクリアな感じが忘れられないんですね。でも、次回の来日には、演目が何であれ生で聴いてみようという決心は変わりません。
2011.03.04
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二日酔いで調子悪い1日でした。あまり酔った自覚がないのに、ちょっと寝た後、明け方くらいからずっと吐いていました。その後はガンガンの頭痛。最近いつもこうなので、アルコールに弱くなったのかも。帰宅して、録画してあった「スーパーオペラレッスン」を見ました。酔ってたつもりはなかったんです。。。【講師】バーバラ・ボニー【生徒】ネッタ・オル,カルロス・オスナ【ピアノ】キャロライン・ダウドゥル <楽曲>「歌劇“カルメン”第2幕 花の歌“おまえが投げたこの花は”」ビゼー作曲 カルロス・オスナ「リーダークライス 作品39 第4曲“静けさ”」シューマン作曲 ネッタ・オルテノールのオスナは、なかなかいい声です。ボニーに、すぐにMETで歌えるかも・・・と言われていました。すごい誉め言葉なんでしょうけど、なんでMETなんでしょうね。この番組はスイスのヴェルビエ音楽祭で録られているのに。オスナは「ラ・ボエームの最高音を歌いたい」なんて注文を、自分から出していました。再現性があってよかった。ちょっと疑っていたんです(笑)。ボニーに教えられた歌唱法が、しっかり身に付いていたようです。ネッタ・オルは猫のように「ニャーニャー」と歌わせられていました。ボニーの独自な手法なんでしょうか?毎回教え方が違うので、はっきり言って飽きません。ボニーは本当に引き出しが多いんですよねえ。
2011.03.02
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会社のTOPが、ニュージーランドへ行っているなんて知りませんでした。「無事です」という報告が、社内のHPに載ってて初めて気付きました。。。先週録画した、HKプレミアムシアター「ライプチヒ・バッハ音楽祭2010」を見ました。ライプチヒ・バッハ音楽祭2010~改革派教会のアンドラーシュ・シフ~<曲目>フランス組曲 BWV812-817フランス風序曲 ロ短調 BWV831イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971(以上 バッハ)*収録:2010年6月11日 ライプチヒ改革派教会(ドイツ)私はシフを聴いたことがありませんでした。速めのテンポで軽やかにバッハを弾いていました。聞き始めたら、途中で打ち切れません。‘自家薬籠中の’という言葉は、まさしくシフのバッハに当てはまります。(こういうふうにシフが曲を完全に自分のものにしているのは、もしかしたらバッハに限ったことではないのかもしれませんが。)まるで、天上の音楽のように聞こえました。(演奏者とは別人である)作曲家の音楽を演奏しているなんて思えない。指の先から音楽が紡ぎ出されているようです。機会があれば、「今度は絶対リサイタルに行こう」と決心しました。
2011.02.24
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早朝ミーティングは苦手です。遅れちゃいけないと思うと、前夜の眠りは浅い。今日も、ハッと目がさめ、「暗いけど、朝ごはん食べなくちゃ」と思って時計を見たら、午前3時でした。。。録画してある「スーパーオペラレッスン」の7回目。ゆるゆる見てます。「歌劇“ボエーム”第1幕“愛らしい乙女よ”」「歌劇“ボエーム”第4幕 ラストシーン」「ボエーム」についてはそろそろ終盤。1人ずつの指導→二重唱の指導になりました。歌唱より「歌うときの立ち位置」「演技」に重点が置かれました。声を客席に飛ばすために、まず客席に顔を向けて歌い、最後に相手をみつめるように、等々。演出家の指示とちがってケンカになったら?との生徒さんの問いに、「リハーサルまでは演出家の言うことを聞き、本番には好きにするのよ。」(byボニー)とは、現実的な対応ですね(笑)。次回は「カルメン」。
2011.02.22
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昨日よりは若干気温が高いかも。今日も出社していましたが、15日の経営会議に資料作成が間に合わないことが決定的に。13日と14日のマリインスキー・オペラには行けないことも確定です。。。帰宅して、録画した過去2回分の「スーパーオペラレッスン」を見ました。第4回「歌劇“ボエーム”第4幕冒頭部分」画家マルチェルロ(バリトン)の歌。【生徒】オーウェン・ジルフーリー第5回「歌劇“ボエーム”第2幕“わたしが町を歩くと”」ムゼッタ(ソプラノ)の歌。【生徒】ネッタ・オル,コズミン・シメ,ナリネ・オジャヒャーン,ジャスティン・ホプキンス,オーウェン・ジルフーリー,カルロス・オスナバーバラ・ボニー、さすが名ソプラノ、回がすすむごとにノッてきています。第4回は、マルチェルロ役のバリトンに、姿勢と呼吸法を指導。その後、朗々と響き渡る声が前に出て、生徒のオーウェン・ジルフーリーがおもわず目頭を押さえていました。自分でも、かつて出したことない声だったんでしょう。すごい指導効果です。第5回はムゼッタのワルツ。プッチーニは肌が合わないと思う私が、珍しく好きな曲です。オーディションは「声は25%、個性が50%、残りが容姿」とのたまうボニー講師。身もフタもないけど、なんかわかります。思えばスター歌手ってそうですもんね。だから、ボニーは生徒さんにグランドピアノの上に寝転ばせての演技までさせてしまう。これがマスタークラス!?でも、オペラという芸術を考えたら、棒立ちになって発声レッスンだけをするのもおかしな話です。声の魅力より演技力でカバーしているかのようなネトレプコとか、実は全然買ってなかったんですが、ちょっと見なおしてみようかな。レッスンを見て、TOP歌手を再評価するって変ですけど。この後、どういうスーパレッスンになっていくのか、楽しみです。
2011.02.12
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雪です。積りはしなかったけど、気温は実家のあたりを思いださせますね。それでも、働き者(?)なのでオフィスへ出向きました。帰宅して、録画してあった2/6の「N響アワー」を見ました。交響曲「マンフレッド」作品58から第1楽章, 第4楽章 (チャイコフスキー作曲)指揮:ワシーリ・ペトレンコ[収録:2011年1月8日, NHKホール] 組曲「クープランの墓」から「フォルラーヌ」「メヌエット」(ラヴェル作曲)指揮:イオン・マリン[収録:2011年1月14日, NHKホール管弦楽:NHK交響楽団ペトレンコ・・・気になっていました。結構、音楽をドライブさせています。若いのに剛腕っぽいなあ、と感心しました。第1楽章と第4楽章だけですが、何回も聞いてしまいました。マンフレッド交響曲ってそんなにかからないので、こっちももの珍しさがあったには違いないですが。 次の機会には、聞き逃さないでおきたいものです。
2011.02.11
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家で鬱々としていました。N響・ミョンフン&ラクリンのチケットを予約していたのに、期限までに引きとり損ねたというのもあって、ひたすらTVの前におりました。。。ツイッターで、NHK教育の「思い出の名演奏」で、ベーム&ウィーン・フィルの75年日本公演が放映されるのを知り、さっそく録画。今年はカール・ベームの没後30年なんですよね。この突然の計らいは、そのためでしょうか。DVDも出ていたと記憶していますが、やはり映像となるとオペラやバレエを優先してしまいますから、結構うれしい。白状すると、1曲まるまる動いているベームを見たのは初めて。リマスターしているとは思いますが、結構見られる映像なのに感心しました。【曲目】「交響曲第1番ハ短調作品68」(ブラームス)「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス) ~1975年3月17日:NHKホール「美しく青きドナウ(ヨハン・シュトラウス):リハーサル」「交響曲第4番(ベートーヴェン):リハーサル」 【演奏】指揮:カール・ベーム管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団「歴史的名演」と言われるだけのことはあります。1日のうちに何回もリピートしてしまいましたが、全然飽きません。録音だから、きっと高音・低音ともに幅が狭められていると思うのに、音のドライブ感がすごいです。ほとんどCDしか聴いたことのないベームは、もっと抑制の効いた指揮者だと思っていましたが、これは爆演に近いですね!75年来日当時の公演回数を確認してみたら、なんと7回!も公演回数がありました。それも連続するか、1日おいただけの日程です。このときのチケット予約(抽選申し込み)件数は17万件だったそうですから、それでもNHKホールは全日完売したのでしょう。巨匠と海外一流オケのコンサートへの飢餓感もあったでしょうが、そういう熱さがある時代に生で聴けたら、幸福感も絶頂になったと思います。もうあまり見かける顔はいないなあ・・・と思いつつ、ウィーン・フィルの団員の顔を見ていました。すごく若い頃から在籍したキュッヒルだったら、この頃にはもうこのオケで弾いているはず。あれえ・・・降り番だったの?と思ったら、コンマスの横にいるのは若き日のキュッヒル?ほおがふっくらしていて、すぐにわからないけど、面影があります。コンマスはもしかしてヘッツェルでしょうか?確か、不慮の山岳事故で急逝したのでした。「音楽の友」か何かで、手を使えば助かったかもしれないが、弦楽奏者として手をかばった結果、死に至ることになったと書かれていたような。すごいコンマスです。NHKにはこんな映像がいっぱいあるのなら、もっと放映していただきたいものです。
2011.02.05
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やっぱり楽しい気持ちにならない昨今。宮仕えの身なら誰にもあることですが、人事異動のシーズンはなおさらです。。。この公演は本来はチケットを持っていたのですが、いろいろあって行けなかったのでした。録画でもいいから見たかった。<演目>ベニス・バロック・オーケストラ「弦楽と通奏低音のための4声の協奏曲 ニ長調 作品7 第1」(アルビノーニ)「弦楽と通奏低音のための4声の協奏曲 ト短調」(ガルッピ)「弦楽と通奏低音のための4声のソナタ 第3番 ニ長調」(タルティーニ)ジュリアーノ・カルミニョーラ、ベニス・バロック・オーケストラ「バイオリン協奏曲 変ロ長調 作品8 第10“狩り”」(ヴィヴァルディ)「バイオリン協奏曲 変ホ長調 作品8 第5“海の嵐”」(ヴィヴァルディ)「バイオリン協奏曲 ハ長調 作品8 第11“喜び”」(ヴィヴァルディ)「バイオリン協奏曲 ト短調 作品8 第8」(ヴィヴァルディ)「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品8 第11」(ヴィヴァルディ)「バイオリン協奏曲 イ長調 D.96からラルゴ・アンダンテ」(タルティーニ)「“四季”から“夏”第3楽章」(ヴィヴァルディ)「“四季”から“冬”第2楽章」(ヴィヴァルディ)「“四季”から“冬”第3楽章」(ヴィヴァルディ)<出演>ジュリアーノ・カルミニョーラ(バロック・バイオリン)ベニス・バロック・オーケストラ<収録>2010年12月1日 紀尾井ホール(東京・千代田区)最初の3曲は、ベニス・バロック・オーケストラ。4曲めからカルミニョーラがソロで登場すると、突然全体の音色が変わります。カリスマという言葉どおりの存在ですね。非常に現代的なバロックですが、私はいつもセクシー(?)な雰囲気を感じます。(いくらカッコよくても、演奏家本人に、という意味ではなく・・・)リズム感に色気があると言うんでしょうか。最後のヴィヴァルディ「四季」はアンコールだったんでしょう。カルミニョーラを聴いて、最後にこれで締めないことには聴衆だって納得しない気がします。やっぱり‘絶品’と思いました。
2011.02.04
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テンション低いのに残業。一般社員人事はこれから最終調整ですが、組織を大幅に変えると発表があり、どこがどんな仕事をするかわからないので、自己申告のしようもないと何人か相談されました。「あそこにだけは行きたくない」という部門への配属から逃れるために、はっきり配属希望部門を意思表示するんだそうです。若手メンバーって、私よりずっと身の処し方が賢い。。。先週録画しておいた「スーパーオペラレッスン」の第三回を見ました。プッチーニの「ボエーム」から、哲学者コルリーネの歌「古い外とうよ」を中心に学びます。早いビブラートの練習をするところがありましたが、上手いとか下手とか言う前に、どうやったらそもそもあんなに早くできるのか、皆目わかりません。師弟ともに高いレベルです。前回まではテキストを見ずにTVを見ていたのですが、今日はテキストも側において見ていました。テキストによると、当時「ミミ」とか「ルル」とかは、娼婦の源氏名のようなものだったそうです。そう言えばミミは、「本名はルチア」と名乗っていました。なんか変だな・・・とは思っていましたが、そういう含みがあったんですね。急に時代背景に興味が湧き、原作を読んでみようかなと思いました。オペラの理解度が、変わってくるかもしれませんよね。
2011.02.02
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