「アミノインデックス技術」を用いた、生活習慣病に関連する リスクの高い集団の抽出の可能性について学会発表
出典: プレスリリース
味の素は、三井記念病院総合健診センターの山門實特任顧問を中心としたグループとの共同研究で、「アミノインデックス技術」を用いて、生活習慣病に関連するリスク(内臓脂肪蓄積、脂肪肝、食後高インスリン血症)の高い集団を採血検査だけで抽出できることを確認しました。この研究成果は、第68回日本栄養・食糧学会大会(2014年5月30日(金)~6月1日(日)に北海道江別市の酪農学園大学にて開催)において発表される予定です。なお、本件は同学会大会のトピックス演題に選定されました。
今回、20代~80代の人間ドック受診者約4,000名を対象に、血液中のアミノ酸濃度のバランスと様々な検査指標の関連を解析した結果、「アミノインデックス技術」による指標値の分布と既存の手法によりリスクが高いという結果になる分布が、同様の傾向を示しました。この結果から、生活習慣病に関連するリスクの高い集団の抽出に、「アミノインデックス技術」が応用できる可能性が示唆されました。
なお、当社は、「アミノインデックス技術」を活用し、2011年4月より、採血検査(約5ml)だけで6種類のがんのリスクスクリーニングができる検査サービス「アミノインデックス® がんリスクスクリーニング(AICS)」を事業化しています。これからも、100年にわたるアミノ酸研究の知見を活用して「アミノインデックス技術」の研究を推進し、がんや生活習慣病のリスク低減や、医療費削減の一助となることを目指します。さらに、今後、「アミノインデックス技術」を高齢者の栄養管理、運動などにも領域を広げ、人々の健康な生活に貢献します。
被爆もないしいい方法だと思います。偽陰性がどれぐらいあるかは知りたいところです。
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