アラ還の独り言

アラ還の独り言

2014年08月28日
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カテゴリ: 妄想

臨床研究に係る制度の在り方に関する検討会

出典:ホームページ

 2014年8月27日 厚生労働省において第5回臨床研究に係わる制度のあり方に関する検討会が行われた。議事次第は

  1. 海外制度について(研究代表者からのヒアリング)
  2. 論点整理に向けた議論
  3. その他
となっている。

当日の配付資料のなかに、検討委員からの主なご意見(まとめ)が示されている。 

賛同できる意見は

  •  一定の社会的な影響を与えるような研究については、信頼性を確保するために、ICH-GCPに基づく必要があるのではないか。
  • データの信頼性を確保するためには、データ管理、モニタリング・監査、生物統計家による統計解析が重要
  • モニタリング・監査の費用について、公的支援を考える必要があるのではないか。
  • 研究者に被験者への情報提供について責務を課し、被験者参加型の臨床研究の文化を日本でも創っていくべき。
  • 資金提供を受けることそのものを問題視すると、産学連携による健全な学術の発達は望めない。透明性確保していくことが重要。
  • 規制を強化するだけでは意味がなく、それに対応できるような研究者の教育を進める必要がある。
  • 研究計画の内容や研究の結果、研究グループの構成員等について公開することが、研究の信頼性・透明性の向上に資するものではないか。
それはないでしょうと思った意見は
  •  法律の対象は、介入・侵襲のある研究に限定してはどうか。( 患者が参加する場合にはすべて対象にすべきと思います
  • 研究が社会に与える影響の大きさという観点からは、研究成果が広告に用いられるか否かについても重要な視点( 広告等は関係なく、質を保証する必要がある。今回の事件はたまたま虚偽の事実を広告に載ったことで大きな問題になっている。その研究を投稿ベースで考えればいいと思う。結果を文献に掲載したい場合は、実施計画ができた段階で試験を登録する仕組みが現存します。それを義務化すればいいと思います。
  • モニタリングについて、詳細な実施方法に至るまで一律の規定を定めるのは慎重にし、柔軟な対応ができるようにするべき。( 絶対するべきではない。モニタリングの手順、頻度、範囲は事前に決めておくべきこと。また、それを逸脱するようなことがあった場合にはその研究報告書に記載することを法律で決めるべきだと思います。現状では税金を使ってもかまわないと思います。一種の投資。将来の健康の為の投資と言うことで説明がつくと思います。
当日の議論に関しては、このブログを各時点で入手していません。





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最終更新日  2014年08月28日 11時48分37秒
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