アラ還の独り言

アラ還の独り言

2019年03月11日
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カテゴリ: 妄想
我が国の人口動態平成30年版の死亡原因の推移です。

(https://www.mhlw.go.jp/english/database/db-hw/dl/81-1a2en.pdfの18ページ)
がんののびがあまりに大きいので、見逃されがちですが、心臓病の伸び率が高いことが注目されます。
現在の高LDL血症、低HDL血症、高トリグリセライド血症の薬剤使用目的の多くは将来の心臓病の予防のためです。
高血圧症に薬剤が使用されるのも同じ理由です。

上記薬剤は脳卒中にも同様の理由が示されています。

コレステロールに関する薬剤は家族性でない、つまりいわゆる生活習慣病と診断された人に多くの健康保険料が使われています。生活習慣病の高血圧も同様です。

保険負担0をめざすには

生活習慣用薬の再審査あるいは特別審査をすることで本当に必要なものかを見分ける。

高血圧薬の市場は2017年は4614億、脂質調製剤および動脈硬化用剤3730億円で合計8300億円あまりでこのうちの7割が健康保険でまかなわれています。これらの薬は上記の死亡数推移を見る限りは目的を果たしていないことから、再審査あるいは特別審査を行って、心・脳血管死亡のリスクを減らすことができ
るかを判断すべきです。死亡者数の統計はほぼ全数調査に近いので、この仮説は十分検証に値するものであると考えています。今の死亡率は10万人中158.4人ですから、10万人中100人をきれば合格でしょう。

臨床試験を行う場合には発生率が1000人にすると今の死亡率は1.584人/年なのでこれをプラセボとして(実際に薬剤投与群が入っていますが、新しい薬剤が出ているのにもかかわらず死亡率に影響を与えていないことからそれで仕方ないでしょう)

がんの保険適応は不変以上を適応として、悪化の場合は製薬会社の負担とする。

これは既にイギリスの健康保険が高額ながんの薬に対する保険治療の負担を減らすために行っている政策です。

ここまでしなくてもいいかと思いますが、 新規薬剤は標準治療に対して医学的に有効でなければ標準治療の薬価しか認定しない。 医薬品メーカーは副作用に対する補償に関しては特例的に認められているのですがからそれぐらいはハードルを上げてもいいと思います。癌学会や癌治療学会には日本人におけるエビデンスをもつ標準治療の確立を急いでいただきたいと思いますし、特区で地方の税金を巻き上げる力のある内閣官房はその確立のための資金を厚生労働省に予算を配分していただきたいものです。

制がん剤の





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最終更新日  2019年03月11日 15時43分51秒
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