アラ還の独り言

アラ還の独り言

2021年03月11日
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カテゴリ: 新聞報道
COVID-19の新規感染者数が減ってきました。0の県もいくつかあります。

今後は変異株が問題になってきそうです。変異株ウイルスはCOVID-19感染を発見するために使われるPCRでは検出不能です。本来はCOVID-19の遺伝子解析を行って初めて分かるものです。国立感染症病院はPCR試薬を工夫することによって、 PCR検査ができる施設であれば、イギリス型変異株を検出することができるようになりました。

今までの決まりではイギリス変異株検出用のPCR検査で陽性の検体を国立感染症研究所でウイルス遺伝子検査をして確定していました。2日ほど前から、イギリス変異株検出用のPCR検査の結果だけで陽性と判断することになり、陽性者の確認が早くなりました。

国立感染症研究所が非常に努力してスピーディーに遺伝子検査を行っているお陰で、イギリス型変異株の広がりやブラジル型変異株の市内感染が明らかになったようです。ただし、新規感染者の打ちどれぐらいの割合を占めているのかは、検体を送付した保健所でなくては分かりません。

保健所からの情報開示がないので、いまいち広がりに関してはどの程度であるかは分かりません。保健所の仕事を増やしても仕方が無いので、検体を送付した日(陽性者の検体しか送りません)の陽性検体数もデータとして国立感染症研究所に送って、 新規陽性者中のどれぐらいが変異株であるかどうかを一元的に報告してもらいたいところです。(厚生労働省でも可能ですが、長時間労働が問題になっていますからね)

今朝のテレビで開業医さんが収入が減ったとインタビューに答えていました。原因は2週間に1回高血圧の外来にきている患者が3ヶ月に1度しか来なくなったからといっていました。

人生幸朗風にいうと「 あほか、それが3ヶ月に1回が本来やないか、いままでもうけすぎや 」です。

開業医の経営がCOVID-19の影響で苦しくなっているのは、上記を考えると今までが過剰診療であったということになります。

このために事業継続補助金は使うことは間違っていることになります。

健康保険では使用した薬剤が適正に使われているかについて健康保険の監査部門が県として適正使用でない場合には保険償還を行いません。 過剰に外来に来ることに関しても同様の監査を行うべきではないでしょうか。

高齢者に問題が起こりやすいからという意見も分かります。しかし、これ は月に1回薬剤師が訪問して薬剤の服薬チェックなどを行って、その際に問題がありそうならば医師と連絡して処置をきく。注射が必要ならば注射を打つことを認めることにすればいいと思います。 この練習をしておけば、次の鳥インフルエンザパンデミックの時にワクチン注射を薬剤師ができるようになると思います。

かわらないと。





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最終更新日  2021年03月11日 12時04分33秒
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