おはようございます。
しばらくご無沙汰しておりました。ちょっと台北をぶらぶらしていました 。
前回も書きましたが、台湾の名菜の一つとしてあげられる牛肉麺。今
回は名店・巷の小店、全部で5回いただいてまいりました。ちょっと驚
きの事件も有ったりして面白かったです。以下にご紹介させていただ
きます。
牛肉麺(その1)
双城街夜市の入り口に有る牛棚と言う小体なお店です。麺には人
参
や青梗菜などが入っていて庶民感覚のちょっと甘みが有る美味
しい
麺でした。
白平打ち麺、すね肉(8mm厚)中硬、90元(240円)
評価☆☆☆ コスパベスト
牛肉麺(その2)
上の双城街を出て民権東路を渡った巷子(路地)を入った所に有る
白平打ち麺、すね肉(塊)中硬、120元(330円)
評価☆☆
牛肉麺(その3)
民生東路の中原街を過ぎた所に有る史記元祖牛肉麺。本来牛肉麺は
四川省が発生の地と言われています。それが台湾に来て広まったと言
う事で今や台湾の名物麺になっています。ここは本来の牛肉麺という事
で酸菜は無し。味は普通、小辣、中辣、大辣が選べます。値段は170元
(460円)と今回いただいた5碗の中で一番高価。でも味はそれほどでも
有りませんでした。
白細麺、ばら肉(塊)中硬、170元(460円)。
評価 ☆☆☆
牛肉麺(その4)
台湾に数有る牛肉麺屋の中でも双璧と言われているのが桃源街の
老王記桃源街牛肉麺と永康街牛肉麺です。初めて桃源街の老王記
に行ったのは1990年、今から21年前の事でした。その肉の柔らか
さと味の深さに驚き、しばらくはまった時期が有りました。今回訪れ
た際には別のサプライズが。台湾在住の日本人M氏と一緒に行きま
したが、1階がいっぱいなので2階へと促されて登った所、階段を上
がり切った所でM氏がいきなりそこにいた従業員と英語で話しだし
ました(彼は中国語が不如意な為)、先にテーブルに座っていた我々
の所に来たM氏に誰?と聞くと“呑友達で仲間内では牛肉麺と呼ば
れていて牛肉麺屋をやっているとは聞いていたが、この名店だとは
知らなかった”との事でM氏本人も初めて来たのでとても驚いた様で
した。つまり従業員かと思った彼は店主の王さんだったのです。もっと
驚い
たのは帰り際、また、王さんと話していたM氏が階下に来てその
まま出ようとするので、“お勘定は?”と聞いたら、“オーナーがご馳走
してくれるって”との事、ちょっと嬉しいサプライズでした。肝心のお味
ですが、以前に比べて甘みが薄くなり塩味のみの味付けでしたが、深
みの有るちょうど良い塩味で完食。肉は大変柔らかく、老舗の味を実
感しました。だて
に40年間売れているんじゃないんだなぁとうれしくな
りました。
白平打ち麺、すね肉(塊)軟、150元(400円)。
評価☆☆☆☆
牛肉麺(その5)
おまけ。最終日に汐止の遠東世界中心に行った時、食堂街で食べ
た牛肉麺
ですが、注文書には“原汁牛肉麺”と書いて有ったので注
文したところ出てきたのが上の写真の麺で、牛肉の薄切りを炒めて
乗せただけの代物。???と思って店の中を見渡すと壁の品書き
には“原汁牛肉片麺”の文字が・・・・・やられました(笑)。という事で
この麺は評価外です。
以上、今回の台北牛肉麺リポートでした。
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