全7件 (7件中 1-7件目)
1
私の読んだものの帯には、 「紀伊国屋書店全店『教育書』部門3週連続1位(2018年12月Publine調べ) Amazon2部門ベストセラー1位」とあります。 話題になり、そしてよく売れた一冊。 著者は「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」代表理事ののじまさん。 これまでに4,000人以上のお母さんたちと出会い、お話をしてきた経験を活かし、 本著では、性犯罪の防ぎ方、セックス、命の誕生、子どもたちの心の変化、 そして、今すぐできる性教育等々について、丁寧に説明してくれています。性教育を行うタイミングや、子どもからの質問への具体的回答例。さらに、3つの最重要ワードと「水着ゾーン」を駆使しての実践指南。どれもこれも「なるほど!!」というものばかり。お子さんが、3歳になるまでに読んでおくのがベターです。
2019.04.30
コメント(0)
新学習指導要領におけるキーワードのひとつが、 「主体的・対話的で深い学び」。 かつて用いられていた「アクティブ・ラーニング」という外来語が、 定義が曖昧で法令に適さないとの理由から、この表現が用いられることに。 この「教師が教える授業」から「子どもが学ぶ授業」への大転換ですが、 実は、これまでにも様々なところで、数多くの実践がなされてきています。 その一つが、本著の著者である山本崇雄先生が、 都立両国高等学校・附属中学校で始めた「教えない授業」。本著には、山本先生が実践された事例が、詳しく説明されています。中高における英語の授業を中心に、生徒との交換ノート、遠足や修学旅行、課外活動で行う英語劇、大学入試への対応等々、どれもたいへん参考になるものばかりです。 時間はかかるかもしれませんが、教師が生徒を信じ任せることが、 生徒を自立させるためには一番大切です。 こうすることで、生徒は普段の生活でも担任に依存しすぎることなく、 クラスを自分たちで運営することができるようになります。(p.63) 家庭や社会でも、テストや企画書の作成など 短いスパンでの達成度を求めるだけでなく、 長期的に、安心して挑戦させ、たとえ失敗してもそれを認め、 成長させていくゆとりが必要です。(p.120)この二つの文章に、山本先生の教育観を強く感じました。そして、これが「教えない授業」を成功へと導いた秘訣だと思いました。
2019.04.30
コメント(0)
ルフィーとローを探し、おこぼれ町に現れたのは、酔ったカイドウ。 ホーキンスが、カイドウの暴走を止めるため、 二人は「おでん城跡」に隠れているとウソをつくと、 カイドウは「おでん城跡」に向けて「熱息(ボロブレス)」を放つ。 そこに現れたルフィは、カイドウに「象銃(エレファント・ガン)」を見舞う。 そして、カイドウのマントの裏から落ちてきたスピードから、 お玉をカイドウから守れなかったと聞かされ、カイドウに戦いを挑むものの、 一撃で倒され、キッドやカリブーたち同様、囚われの身となってしまう。一方、サンジはそば屋に扮し「鬼ヶ島」討入の準備を進めていたが、店先でのトラブルに際し、花魁・小紫の禿(かむろ)・トコと知り合うことに。そして、トラブルの報復にやって来たドレーク&ホーキンスと対峙すると、悪の軍団ジェルマ66のNo.3、ステルス・ブラックに変身し、圧倒的な力を見せつける。 ***今巻では、フランキー、ゾロ、ロビンも、「鬼ヶ島」討入に向け、それぞれに活躍しています。それでも、一際目立っていたのは、やっぱりサンジ!そして、気になるのは、記憶を失ったらしいビッグ・マムの今後の動向です。
2019.04.28
コメント(0)
今巻を読み始める前に前巻を読み直してみましたが、 やはり複雑で難しい。 とりあえず、おおよその流れだけは頭に入れてから、 新しいお話を読み始めました。 ***兵団は、エレンから他の兵士へと「始祖の巨人」を移そうと画策。その水面下の動きに反発した兵士たちは、エレンの脱獄と同時に姿を消した。反兵団破壊工作組織「イェーガー派」の当面の目標は、エレンとジークの接触。ピクシス司令は、ジークとヒストリアの警護を固めると共に、エレンとの交渉を目指す。イェレナが守ったマーレ人捕虜の労働環境が怪しいと睨んだハンジは、マーレ人調理師・ニコロに聞き取り調査をしようと、彼が働くレストランを訪れる。その時、ニコロは亡き恋人・サシャの代わりに食事をしてもらおうと、彼女の父・ブラウスの一家をレストランに招いていた。ブラウス家と共にレストランにやって来ていたガビとファルコは、ニコロに自分たちが名誉マーレ人の戦士候補生であることを明かす。が、その行為は自分たちが彼の恋人の命を絶った張本人であることを明かすことだった。激怒したニコロは、二人に襲い掛かる。そして、その場に現れたブラウスに事の次第を伝え、娘の仇を取るよう促す。しかし、ブラウスは二人に何もせず、その身柄を調査兵団の手に委ねたのだった。その後、ニコロはハンジたちに、衝撃の事実を告白。それは、上官たちに振る舞うワインの中に、ジークの脊髄液が入っているということ。 予め街中に何百もの脊髄液を服用したエルディア人を忍ばせておけば ジークがただ一声叫んだだけで 街は壊滅するってわけだ そんなようなことでも企んでなけりゃ 何であの怪しいワインを兵団のお偉方に飲ませなきゃいけないのか… 俺にはわかんねぇけどなその後、ハンジたちやブラウス一家は、フロックたちに拘束されることに。そして、ミカサとアルミンがガビと話をしている部屋に現れたエレンは、二人に情け容赦ない言葉をぶつけるだけに留まらず、アルミンを叩きのめす。エレンたちは、シガンシナ区で兵士結集を果たすと、ジークの元へと向かう。一方、森の中に囚われているジークと、それを見張るリヴァイたち。しかし、ジークが一声叫ぶと、森の警護に当たっていた兵士たちが次々に巨人化。巨人となった部下たちがリヴァイを襲う隙をつき、ジークは森からの脱出を図る。が、リヴァイは巨人たちをなぎ倒し、ジークに追いつくと彼を捕獲したのだった。 ***そして、この後始まるジークの回想シーンは、このお話の発端となる重要なもの。今まで明かされていなかった真実が、次々と明らかになっていきます。ジークにはジークの事情があったのだということが、よく伝わってきます。視点が変われば、お話はその様相をすっかり変えてしまうものだと、改めて思いました。 「始祖の巨人」の力を使えば 「ユミルの民」から子供ができなくすることもできるかな? これ以上「ユミルの民」が生まれてこなければ… 100年が経つ頃には この世から確実に巨人は消滅している もう世界は巨人の脅威に怯えたり 苦しめられたりせずに済む …何より そもそも僕らは生まれてこなければ 苦しまなくてもよかったんだ 唯一の… …救い エルディアの …安楽死
2019.04.28
コメント(0)
オープニングは、みどりの大学時代の友人との飲み会シーン。 製薬会社勤務のMR・黒須佑子は、推定年収590万円。 調剤薬局勤務の薬剤師・柿崎彩乃は、推定年収440万円。 調剤薬局併設のドラッグストア勤務の薬剤師・青木千尋は、推定年収480万円。 そして、総合病院勤務の薬剤師であるみどりの推定年収は380万円。 傍にいる総合病院勤務の薬剤師に聞いてみると、これでほぼほぼ正しいらしい。 病院は勉強するところで、お金を儲けるところではないとのこと。 そうか、あなたはそんな高尚な意識を持って、日々働いていたのですね。それからお話は一転し、棚卸がテーマに。これが、なかなか大変なものであることは、傍らにいる薬剤師の、当該日の帰宅時刻で容易に想像できます。それにしても、刈谷さんは真のプロフェッショナルだなぁと思いました。そして続くお話は、24時間営業のドラッグストア併設の薬局薬剤師がテーマ。年収が高いのには理由があることは聞き及んでいましたが、ここまでハードな世界だったとは……まぁ、総合病院勤務でも理不尽なことは多々あるそうですが。 とはいえ 病院と薬局に溝があるのも事実ですよね お互いの仕事に対して普段何をしているかとか 知識の差とかわからないこと多いですよね… 私たちはカルテ確認できるけど薬局では見れないですし… まぁ確かに学生時代の実務実習くらいじゃ それぞれの雰囲気掴める程度だしなぁ そのうち近くの薬局と勉強会やるのもいいかもなこの後、瀬野による「合同勉強会」の提案と積極的行動により、当初ギクシャクした関係であった両者に、明るい兆しが見え始めることになります。傍にいる薬剤師は、かつて調剤薬局で勤務していたこともあるので、このお話のような事態が生じた時には、役に立てたかもと思いました。そして、次のお話は、接遇委員会がテーマ。これは、まるで知らない世界のお話で、興味深かったです。さらに、今巻最後のお話は、患者の経済的負担を少しでも軽減するため、みどりが処方変更を提案するお話で、良い締めくくりになりました。 ***巻末の「あとがきコラム」と「あとがきまんが」も、とても良かったです。特に「あとがきまんが」は、結構驚きました。作者の新井さんが、全くの門外漢でありながら、ここまで薬剤師の世界を鮮やかに描き出していることに。次巻は、9月発売予定とのこと。今から楽しみです。
2019.04.23
コメント(0)
ホリエモンがAIについて書いた一冊。 私がこれまでに読んだAI関連の書籍は、 『AIに心は宿るのか』『AI vs 教科書が読めない子どもたち』 そして『神童』くらいのもの。 それでも、本著の中に登場する事柄は、結構既知のものが多かった。 AIがロボットのような「身体性」を得た時、 AIがさらに進化のジャンプを果たすということも、 いずれかの書籍で触れたいたように思う。それでも、本著で紹介されているAIロボットの様々な実例は、とても興味深いものばかりで、新たな気付き、発見があった。 いずれ、ひとりに1台、 何なら複数のアンドロイドを所有して、 面倒ごとはすべてロボットに任せ、 自分は好きなことだけやっているという時代になるかもしれない。(p.88)本当に、そうなるかもしれないとも思う。しかし、その時にする「好きなこと」って? いま、AIやロボットはものすごい速さで、 私たちの社会から「面倒くさい」「つらみしかない」 という仕事や作業を奪っていってくれている。 同時に、お金がなくても暮らしていける社会制度と食料供給の体制も、 整いつつある。(p.185)「お金がなくても暮らしていける社会制度と食料供給の体制」は、ベーシックインカムという、政府が生活費として、すべての国民に一定額を支給する制度と、農業の完全自動栽培による、野菜・穀物の各家庭への配布により実現すると言う。その時、人にとって「生きる」とはどういうことになるのだろう?
2019.04.21
コメント(0)
『未来の年表』に対する反証。 「人口減少危機論=人口増加幸福論」を支持する”世間”とは、 自らのポストが減ったり、リストラで職場を失う危機感を抱いている 主に地方公共団体の関係者のことであると言う。 また、「デフレ人口原因論」については、 「デフレは金融政策では対処できない」という印象を世間に広め、 個別価格へも政策関与していきたい官僚たちの思惑が働いているのだと言う。 その上で、マクロとミクロをしっかり区別することの重要性を唱えている。さらに、移民政策は人口増加、経済成長、社会保障制度を支える財源増加に寄与せず、「年金は保険」なので、保険料アップで対応すればよいと言う。ところが、消費増税を目論む財務省が、社会保障費への世間の不安を煽り、「年金は社会福祉」という誤解を広め、論点をすりかえているのだと述べる。そして、保険料アップとなると、従業員の保険料の半分を負担する企業にとっても大きなダメージとなるので、経済界も「年金は保険」という認識が世間に広まることを良しとせず、広く社会一般に負担を押し付ける消費増税の方がマシと考えているのだと。その他、雇用政策や地方分権についても、著者の考えを述べた後、人口減少時代に、私たちがするべきことで締めくくっている。かつて、大蔵省理財局資金企画室長や内閣参事官等を歴任した経験に裏打ちされた記述に、様々な方面のそれぞれの思惑について考えさせられた。
2019.04.21
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1