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サイレント映画から新たなるトーキーの時代に突入した映画界の楽屋裏を中心に、素敵な歌とダンスシーンがいっぱいロマンスを描いた名作ミュージカルです。原題は、“SINGIN’ IN THE RAIN”、1952年の作品。≪ストーリー≫ドン・ロックウッドとコズモー・ブラウンは小さい頃から仲のいい友達同士で、軽妙な歌とダンス、そして楽器もこなし、小さなステージを回っていた。1920年代、ハリウッドの撮影所で演奏の仕事に就き、ひょんなことから、ドンはスタントマンとして認められ、その後、俳優として大スターになり、コズモーもドンと一緒にサイレント映画の音楽の仕事を続けていた。ドンの相手役で高慢なリナ・ラモントは、勝手にドンの恋人と決めてかかり、若くて歌もダンスも上手いキャシーとの仲を引き裂くために手を回していた。そんな頃、トーキーの出現により、リナの悪声はプレミアで不評を呼び、吹替えにキャシーを起用するのだったが・・・。≪スタッフ≫監督はジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン、製作はアーサー・フリード、脚本はアドルフ・グリーン、ベティ・コムデン、撮影はハロルド・ロッソン、作詞はアーサー・フリード、作曲はナシオ・ハーブ・ブラウン、音楽はレニー・ヘイトン。≪キャスト≫ドン・ロックウッドにジーン・ケリー、キャシー・セルドンにデビー・レイノルズ、コズモー・ブラウンにドナルド・オコナー、リナ・ラモントにジーン・ヘイゲン、他にシド・チャリシー、ミラード・ミッチェル、ダグラス・フォーリー、リタ・モレノなど。ジーン・ケリーがどしゃぶりの雨の中で歌い踊る、あまりにも有名な“雨に唄えば”。映画館では観たことがなく、TVでかなり前に観たような気がするのですが、ほとんど記憶の彼方に消えてしまっていて・・・。(笑)今年2月から、全国のTOHOシネマズで“午前十時の映画祭”という企画が始まり、1年間にわたって名作50本が順番に上映されていて、ぜひ観たかった1本でした。たくさんのダンスや歌のシーンは、まさに“ザッツ・エンターテイメント”で、監督も兼ねているジーン・ケリーがさまざまなシーンで魅力を振りまいていました。往年のミュージカルスター、フレッド・アステアの軽やかなダンスに対して、ジーン・ケリーはがっちりした体格もあり、とてもパワフルに感じました。キャシー役のデビー・レイノルズはとってもキュートで素敵でした。デビー・レイノルズって「スター・ウォーズ」の前3部作のレイア姫に扮したキャリー・フィッシャーのお母さんなんですよね~。(笑)ジーン・ケリーとドナルド・オコナーとデビー・レイノルズと3人で歌う“グッド・モーニング”のシーンもとっても楽しく、華やかなシーンが展開する“ブロードウェイ・メロディ”も何だかすごく新鮮で楽しめました。ジーン・ヘイゲンもワガママで甲高い声を張り上げるリナ役になりきっていて、コミカルで楽しませるドナルド・オコナーもピッタリのキャスティングでした!ジーン・ケリーとドナルド・オコナーがステージで歌いながら踊るシーンでは、マイケル・ジャクソンとポール・マッカートニーが出した“セイ・セイ・セイ”のミュージック・ビデオでおどける姿がそっくりで思い出しながら観ていました。(余談ですが、マイケル・ジャクソンのPVには往年のミュージカルから、イマジネーションを得て制作されたものがたくさんあります。)またキャストにリタ・モレノの名前があったので楽しみにしていたのですが、「ウエストサイド物語」のアニタのイメージが強く焼きついてしまっていて、情けないことに、あのゼルダ役だったとはわかりませんでした。サイレント映画からトーキー映画へと変わっていくハリウッドの舞台裏で、録音が上手くできずにドタバタ騒ぎになったり、フィルムと音声が合わず、セリフがずれて観客が爆笑していたり、当時の映画人の苦労も学べました。旧作のミュージカルの中では、「ウエストサイド物語」が大のお気に入りで、次に「サウンド・オブ・ミュージック」も同じくらい大好きな作品です。それ以前のミュージカルというと観ていない作品もたくさんあり、もちろん、近年はDVDでも気軽に観られるようになりましたが、やはり映画館とTVとでは味わえる感覚も違い、今回映画館で観ることができてとてもいい時間が過ごせました。
Apr 29, 2010
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きれいなサンゴの海を子どもたちに見せてあげたい一心で、まったくの素人でありながら幾多の困難の末に、世界初の養殖サンゴの移植、産卵という偉業を成し遂げた金城浩二さんの奇跡の実話を基に、夫婦の愛と家族の絆、幼なじみとの友情を描いた感動ドラマです。 “愛は大きく。 夢はまっすぐ。”≪ストーリー≫沖縄で生まれ育った金城健司は、海が大好きで、子供の頃から海の生き物に夢中だった。大人になり、仕事に就いても失敗ばかりで、事業に失敗して借金を抱えた健司は、幼なじみの由莉との結婚を決意して沖縄に帰郷する。母の花江に大反対されるが、新しく始めたバーが思いがけず大成功を収め、晴れて由莉と結婚し、2人の子どもにも恵まれ、店も順調に支店を増やし、無事借金の完全返済も果たした矢先、健司は突然“店を全部やめる”と宣言する。久しぶりに潜った海で、サンゴ礁の惨状を目の当たりにしてショックを受けた健司は、愛する由莉と子どもたちに、昔のような美しいサンゴの海を見せてやりたいと思い、専門知識も資金もない中、サンゴを養殖し、海に移植する計画を立てるのだったが・・・。≪スタッフ≫監督は李闘士男、プロデューサーは中村陽介、藤原恵美子、プロシュースは春名慶、企画は川井潤、岡本昭彦、原作は金城浩二、脚本は鈴木聡、林民夫、撮影は中山光一、水中撮影は長田勇、美術は矢内京子、編集は宮島竜治、音響効果は岡瀬晶彦、VFXスーパーバイザーは小阪一順、スクリプターは生田透子、照明は常谷良男、録音は横溝正俊、助監督は吉村達矢、主題歌は山下達郎 (“希望という名の光”)。≪キャスト≫金城健司に岡村隆史、妻由莉に松雪泰子、母花江に原田美枝子、保に吉沢悠、啓介に伊藤明賢、真人に赤堀雅秋、他に國村隼、渡部篤郎、長澤まさみ、児玉絹世、比嘉奈菜子、金城琉斗、福田加奈子など。ナイナイの岡村さん主演で、実話を基にした作品だったので楽しみにしていました。公開前に、いろいろな番組で岡村さんや松雪さんがプロモーション活動をしていて、撮影時の話や共演した國村さんや原田さんが岡村さんについてコメントもあって、邦画には消極的な方ですが、だんだん観てみたいと思うようになりました。(笑)岡村さんも松雪さんも沖縄の独特なイントネーションに苦労したと話していましたが、地元の方がご覧になってみて、そのあたりはいかがだったんでしょう。原作者の金城浩二さんも、撮影現場によくいらっしゃっていたそうです。物語は子供の頃の健司と仲間たち、そして由莉との淡い初恋から描かれていて、随所に沖縄のきれいな海のシーンがあって、素敵な作品になっています。健司が開店したバーの名前は“BAR BLUE”。その名前を付けた理由を由莉に話すシーンがとても印象的です。岡村さんが好演していて、ダイビングの資格も持っていらっしゃるそうで、海の中でのシーンももちろんあり、全編で大活躍しています。また由莉や子供たち、おっかないお母さんや漁業組合長などを相手に、笑わせてくれるところやホロッとさせられるところも・・・。サンゴは植物ではないと知りつつ、見た目からどうしても動物とは思いにくく、産卵というのも、すごくイメージしにくかったのですが、今作でその映像を観て、小さなサンゴの赤ちゃんたちが誕生する姿を観て、すごく実感&感動しました。エンドロールが始まって、席を立つ人がかなりいらっしゃったのですが、山下達郎さんのテーマ曲とともに、ずっときれいな海の中が映し出され、とても素敵な映像になっているので、ぜひ最後までご覧くださいませ!4月24日より全国ロードショー公開されています。「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」 オフィシャルサイト
Apr 28, 2010
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パリを舞台に、型破りな敏腕CIAエージェントとコンビを組むハメになった、フランスのアメリカ大使館の職員であり、見習い中の若手CAI捜査官が、戸惑いながらも捜査を共にする姿を描いた、ハードなアクションドラマです。 “人生のひきがねを引け。”原題は、“FROM PARIS WITH LOVE”。≪ストーリー≫フランスのアメリカ大使館に勤務するジェームズ・リースは、エリート大使館員にしてCIAの見習い捜査官だったが、華やかな活躍に憧れながらも、いまだ地味な活動ばかりの日々。ある日、麻薬捜査のためCIA本部から凄腕エージェント、チャーリー・ワックスがやって来た。リースはワックスのパートナーを命ぜられ、初めての重要な仕事を任され張り切るが、ワックスは手段を選ばず、人を撃つことも躊躇しない、破天荒で危険な男だった。人を撃った経験のないリースは、そんなやり方に戸惑いと反発を覚えるのだったが・・・。≪スタッフ≫監督はピエール・モレル、原案はリュック・ベッソン、製作はインディア・オズボーン、製作総指揮はヴィルジニー・ベッソン=シラ、脚本はアディ・ハサック、撮影はミシェル・アブラモヴィッチ、プロダクションデザインはジャック・ビュフノワール、衣装デザインはオリヴィエ・ベリオ、コリーヌ・ブリュアン、編集はデヴィッド・バックリー、音楽はデヴィッド・バックリー。≪キャスト≫ワックスにジョン・トラヴォルタ、リースにジョナサン・リース・マイヤーズ、恋人キャロリンにカシア・スムートニアック、他にリチャード・ダーデン、アンバー・ローズ・レヴァ、ジェムズ・ダマニ、モステファ・スティティ、ディディエ・コンスタン、アレクサンドラ・ボイド、メリッサ・マルス、サミ・ダール、ヨアキム・デ・アルメイダなど。2009年9月18日の日記で、今作の予告編と概要について書きましたが、とにかく、ジョナサンがジョン・トラヴォルタと共演のアクションというだけでメチャクチャ楽しみにしていて、早く観てみたいと思っていた作品です!ピエール・モレル監督は、リュック・ベッソン製作による「トランスポーター」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「TAXi4」で撮影監督を務め、ベッソンの勧めによって「アルティメット」で初監督を手掛け、昨年「96時間」を大ヒットさせました。そんなモレル監督が、繰り広げるド派手なアクション満載の今作でした。(製作総指揮のヴィルジニー・ベッソン=シラはリュック・ベッソンの奥さまです。)とにかく、トラヴォルタ扮するワックスがハチャメチャなCIA捜査官で面白い!そんなワックスに振り回されるジョナサン扮するリースとのコンビネーション、さらに、後半になって意外な真実が待っていて、ドキドキの展開になっています。どう見たって悪役っていう風貌のトラヴォルタは迫力満点で大活躍しています。ジョナサンは経験の浅い捜査官役なので、アクションは控え目でした。(笑)でもあの細い口ヒゲは、あまり似合っていなかったような・・・。 (*^ ^*) ゞTVドラマシリーズ「TUDORS ~背徳の王冠~」のヘンリー8世役でもヒゲを蓄えて演じていますが、貫禄があってかなり似合っています。トラヴォルタはスタントマンを使ったシーンもいろいろありそうですが、かなりトラヴォルタ自身も体を張ったであろうハードなアクションが多く、破天荒なCIA捜査官とはいえ、よその国であれはやり過ぎでしょうね。(笑)そうそう、キャストの1人にヨアキム・デ・アルメイダの名前があったのですが、どこで何の役で出演しているのかまったくわかりませんでした。IMDbで調べてみたら、“トレンチコート 1”という役名になっていました。ワックスが“トレンチコート”と呼ぶ男2人と接触する場面がありましたが、遠目で映っただけで顔もわからず、本当にヨアキムだったのか疑問が・・・。あと、終盤でワックスがテロリストを追う時のドライバー役の俳優さんが名前がわかんないのですが、渋くてかっこ良かったです。 (=^ ^=) ♪シーンやセリフのあちこちにいろいろな“トリビア”も散りばめられていて、先に知りたい方は、下記オフィシャルサイトをご参照くださいませ!(※ストーリーのネタバレにはならないので安心してください。)1時間35分とちょうど観易い長さで、ストーリー展開もスピーディで、そして、トラヴォルタとジョナサンが出ずっぱりですごく楽しめました。5月15日より全国ロードショー公開されます。 (R15+指定)「パリより愛をこめて」 オフィシャルサイト
Apr 26, 2010
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自称、売れっ子天才奇術師の山田奈緒子と石頭の天才物理学者の上田次郎の迷コンビが、毎回怪しげな超常現象の秘密を解き明かす人気TVドラマシリーズの映画版第3弾。全国からとある寒村に集った霊能力者たちが繰り広げるバトルロイヤルの行方を描いています。 “霊能力、出血大サービス! まるっとお見通せない謎!!”≪ストーリー≫山奥にある万練村では、村を災厄から守ってきた霊媒師“カミハエーリ”が亡くなり、100日以内に新たなカミハエーリを選定しなければならなくなる。方法は、全国から霊能力者を募り、互いに戦わせて、最後に生き残った一人をカミハエーリとするというのが古くからの習わしだった。そんな中、上田は村の青年翔平からこの風習を止めさせるよう頼まれ、霊能力の存在を否定するため万練村へと向かう。一方、ステージの仕事をクビになり、お金に困っていた奈緒子は、興行主から聞いた万練村の話に飛びつき、霊能力者のふりをしてカミハエーリとなり、村の財宝を手に入れようと、万練村へ向かうのだったが・・・。≪スタッフ≫監督は堤幸彦、チーフプロデューサーは桑田潔、山内章弘、製作は上松道夫、島谷能成、プロデューサーは船津浩一、蒔田光治、樋口優香、共同制作は尾木徹、水野文英、吉田鏡、長坂信人、エグゼクティブプロデューサーは平城隆司、市川南、ラインプロデューサーは渡邊範雄、協力プロデューサーは小久保聡、吉川大祐、企画は梅澤道彦、塚田泰浩、脚本は蒔田光治、監督補は木村ひさし、撮影は斑目重友、美術は稲垣尚夫、編集は大野昌寛、VFXは野崎宏二、映像は中村寿昌、記録は奥平綾子、照明は川里一幸、録音は臼井久雄、助監督は高明、音楽は辻陽、主題歌は熊谷育美(“月恋歌”)。≪キャスト≫山田奈緒子に仲間由紀恵、上田次郎に阿部寛、矢部謙三に生瀬勝久、山田里美に野際陽子、翔平に佐藤健、他に松平健、夏帆、藤木直人、片瀬那奈、戸田恵子、平泉成、池田鉄平など。TVでは2000年に始まり、2002年、2003年と3シリーズオンエアされ、2005年と2006年には新作TVスペシャルも製作され、またスピンオフとして、現在、「警部補 矢部謙三」がオンエアされています。映画版は2002年11月に第1弾、2006年6月に第2弾が公開されています映画版はどちらも観ていないのですが、TVシリーズはチョコチョコ観ていました。思えば深夜枠からTVシリーズが始まり、気づけば今年で10年も経っています。メインキャストの顔ぶれも同じで、意気投合している雰囲気が伝わってきます。仲間さんと阿部さんの“山田と上田”のコンビネーションはもちろんですが、山田の母役の野際さんや、矢部役の生瀬さんもノリノリで笑わせてくれます!上述のキャスト以外にも、たくさんの豪華な(?)顔ぶれがカメオ出演・・・、と言ってもクレジットには名前が出ていますが、あちこちに登場しています。お馴染みのネタあり、新ギャグあり、とにかく笑えるシーンや小ネタがいっぱいで、軽妙なセリフのやりとりはもちろん、小さな看板の文字まで目が離せません。(笑)1つだけネタバレすると、オープニングで野際さんが筆で“紀伊半”・・・まで書き、当然、“紀伊半島”かと思いきや、“多”と書いて“キイハンター”と絶叫!(爆笑)また、今作の登場人物の中で重要なキャラクターを演じているのが松平さんなので、あの大人気時代劇シリーズ“暴れん坊将軍”もしっかりパロディされています。1時間59分という長さを感じさせない、テンポのいい仕上がりになっていて、“トリック”の謎解きも交えながら、最初から最後まで楽しめました。5月8日より全国ロードショー公開されます。「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」 オフィシャルサイト
Apr 25, 2010
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60年代初めのロンドンを舞台に、多感で好奇心旺盛な16歳の少女が、年の離れた30代のプレイボーイと恋に落ち、危うくも刺激的な日々と、揺れる心の軌跡を瑞々しいタッチで綴られた青春ドラマです。 “あの頃に戻っても、 私は私を止めたりしない。”原題は、“An Education”、イギリスの作品です。≪ストーリー≫1961年、ロンドン郊外。16歳の少女ジェニーは、両親の期待を背負ってオックスフォード大を目指し、勉強やチェロに励む優等生だったが、本心はパリに憧れ、退屈な毎日を過ごしていた。ある雨の日、ジェニーは年の離れたデイヴィッドから声をかけられる。最初は身構えたジェニーだったが、紳士的で知的なデイヴィッドに惹かれ、あっという間に恋に落ちてしまう。ジェニーの両親からの信頼も得たデイヴィッドは、ナイトクラブや音楽会といった、魅惑的な大人の世界へとジェニーを導いていくのだったが・・・。≪スタッフ≫監督はロネ・シェルフィグ、製作はフィノラ・ドワイヤー、アマンダ・ポージー、製作総指揮はジェームズ・D・スターン、ダグラス・E・ハンセン、ウェンディ・ジャフェット、デヴィッド・M・トンプソン、ジェイミー・ローレンソン、ニック・ホーンビィ、撮影はジョン・デ・ボーマン、プロダクションデザインはアンドリュー・マッカルパイン、衣装デザインはオディール・ディックス=ミロー、音楽はポール・イングリッシュビー。≪キャスト≫ジェニーにキャリー・マリガン、デイヴィッドにピーター・サースガード、ダニーにドミニク・クーパー、ヘレンにロザムンド・パイク、ジェニーの父ジャックにアルフレッド・モリナ、母マージョリーにカーラ・セイモア、他にエマ・トンプソン、オリヴィア・ウィリアムズ、サリー・ホーキンス、マシュー・ビアード、アマンダ・フェアバンク=ハインズ、エリー・ケンドリックなど。原作はイギリスの女性ジャーナリストリン・バーバーの自伝(回顧録)です。怪しげな(?)役の多い、でも実力派のピーター・サースガードのファンなので、まだ、邦題が決まる前からすごく楽しみにしていた作品です。2009年10月7日の日記でも、今作について書きましたが、昨年1月に開催された“サンダンス映画祭”で観客賞、撮影賞を受賞し、ベルリン、ブリスベン、シドニー、トロント、リオ・デ・ジャネイロなど、有名な映画祭で上映され、その後、アメリカ、イギリス、オーストリアをはじめ、世界各国で順次公開され、イギリスアカデミー賞でキャリー・マリガンが主演女優賞、インディペンデント・スピリット賞で外国語映画賞などを受賞し、ご存知の通り、アカデミー賞をはじめ、たくさんのメジャーな映画賞にもノミネートされています。自分の知らない大人の世界に導いてくれる年の離れたデイヴィッドに高校生のジェニーが惹かれていく気持ちは、すごく共感できます。年の差だけじゃなく、知らないことを学べる人には魅力を感じます。(笑)原題にある通り、まさに学校では決して学べない“教育”を受けたジェニー。先生や親に逆らったり、背伸びをしてデイヴィッドたちと行動を共にしたり、そんなジェニーの心の変化、成長していく姿が作品全体の軸となって、女性監督ということもあり、女性の目線で追っていくような感じがしました。頭がいいだけじゃなく、人としての賢さを持ち、誰に対しても物怖じせず、自分に嘘をつかず、ストレートに生きようとする・・・。ジェニーは、60年代の女子高校生としては特別だったのかも知れません。作品自体の評価もですが、何と言っても今作によって大注目をされたのが、主人公ジェニーに扮した新星キャリー・マリガンです。成績優秀、シャンソンを愛し、カフェで友人とタバコをふかしながら語り合ったり、オードリー・ヘップバーン風の60年代ファッションを着こなしたりと、大人の世界を垣間見るおませなジェニーをチャーミングに演じています。もうすぐ25歳になるキャリー・マリガンですが、10代前半から演技をはじめ、「プライドと偏見」で映画デビューし、その後、TVのドラマや映画を中心に出演し、今作に続いて、「パブリック・エネミーズ」、「マイ・ブラザー」(6月公開)、「Never Let Me Go」などに出演し、最新作は、オリヴァー・ストーン監督、マイケル・ダグラス主演の「ウォール・ストリート」です。その「ウォール・ストリート」で、キャリー扮するゴードン・ゲッコーの娘の婚約者役のシャイア・ラブーフとプライベートで熱愛が話題になっています。ピーター・サースガードは“プレイボーイ”と呼ぶには優し過ぎる感じですが、嘘が上手く身勝手ながら、どこか寂しげな雰囲気のあるデイヴィッドに扮しています。派手なイメージはありませんが、どんな役でも心情的な内面の演技が素晴らしく、インディペンデント作品にもたくさん出演しています。次回日本公開作は、トム・クルーズ、キャメロン・ディアス共演の「ナイト&デイ」で全米では6月25日、日本では10月15日に公開が決まっています。他の共演者も実力派揃いで、新人キャリーの演技をさらに引き立てています。いつか経験する大人へのステップアップであり、ほろ苦い青春物語の今作は、観た人が、どこか自分の歩んできた道と重なる部分があるのではと・・・。4月17日より全国ロードショー公開されています。「17歳の肖像」 オフィシャルサイト
Apr 20, 2010
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現在、アメリカでオンエア中の「24」シーズン8でシリーズが終了することが発表され、キーファー・サザーランドがジャック・バウアーとして最後のシーンを撮り終えています。イギリスのBBCの人気トーク番組“フライデー・ナイト・ウィズ・ジョナサン・ロス”に出演し、「この役は生涯最高の贈り物だった。 シリーズを終わらせることにみんな賛成だったけど、 自分たちがこれほど感極まるとは思っていなかったよ。 同じスタッフで9年間、1日14時間、週5日間を共に過ごしてきた。 自分の家族よりも一緒に過ごす時間が長かったから、もうみんな家族のようなものだ。」とキーファーは語り、さらに、「最終日はキツかった。 最後のオーケーが出たとたん、屈強な男たちが崩れ落ちていく感じだった。 心を動かされたよ。 僕も心の準備はできているつもりで、スタッフにお礼を言いに言ったんだけど 唇の震えが止まらなかった。 シリーズ終了は寂しいけれど、終わり方には満足し、誇りに思っている。」とコメントしています。YouTubeサイトにその時のインタビュー映像がアップされています。キーファー・サザーランド インタビュー映像 (YouTubeサイト)TVシリーズとしての「24」は幕を閉じますが、ファンとしては映画版「24」に期待大です。まだ、具体的な製作日程などは決まっていないようです。☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆ところで、ストリップクラブで上半身裸で酔っ払ったキーファーが追い出された件で、そのクラブのオーナー、ピーター・ストリングフェロー氏が真相をWENNに語ったそうです。キーファーが怒鳴ったり警備員に追い出されたという事実はなく、店を訪れたキーファーは、スタッフに礼儀正しい態度をとっていたと主張したとか・・・。「キーファーは楽しい時間を過ごし、スタッフにもストリッパーの子たちにも礼儀正しく、 警備員とも仲良くなっていました。 午前3時15分頃に、キーファーは上着を脱いだら面白いと思ったらしく上半身裸になりましたが、 “脱ぐのは客ではなく女の子たちの役目です”と説明すると大笑いしていました。 友人たちは潮時だと判断し、帰ることにしただけです。」ネットやタブロイド紙で、キーファーが警備員に押さえられていたり泥酔状態の写真が掲載されましたが、「車に乗り込む手助けをしていたところ、キーファーが足をすべらせたため、 カメラマンに写真を撮らせないようにしながらキーファーを支えようとしたところ、 あのような写真になったんです。 ロンドンに来た際には、ぜひまた立ち寄って欲しいです。」とキーファーにメッセージを送るコメントをしています。実際に、暴力をふるったわけじゃなさそうですがあんな醜態は見たくないです・・・。(悲!)
Apr 19, 2010
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「24」シーズン8の撮影が終わり、ロンドンに滞在していたキーファー・サザーランドですが、友達と一緒に有名なストリップクラブ“ストリングフェローズ”でかなりお酒を飲んで騒いでいたようで、4月16日の午前4時過ぎ、泥酔状態、しかも上半身裸で警備員2人に引きずられて追い出されたとか・・・。目撃者の話では、完全にイカレた様子で、わけのわからないことを怒鳴りまくって踊って、お店の方から出て行くように言われて、さらにブチキレていたそうです。しかも、外に出された後に、待っていた車にキーファーを押し込もうとした時も、キーファーはゲラゲラと笑いながら道路で転げまわっていたそうです。警備員とキーファーのもみあいは、10分くらい続いていたとのこと。今回の件について、キーファー側からのコメントは出てないそうです。前日の夕方から、1人でコベント・ガーデン・ホテルのバーで飲み始めたようで、いくつかのワインを飲んでは、空いたグラスを一列に並べていたそうです。友達が現れた後、深夜2時くらいまでバーで飲んでいて、その後、“ストリングフェローズ”に行ったようですが、すでに泥酔してたんでしょうね。現場で撮られた、グズグズ状態のキーファーのフォトが海外サイトにアップされていましたが、あまりにもみっともなく、ファンとしてすごく情けなさ過ぎてここでは掲載できません。これまでもお酒を飲んだ上での失態はいろいろあったので、“また?”ていう感じです。今のところ、警察沙汰にはなっていないみたいが、暴れてもし誰かにケガでもさせていたら、また、収監されることになっていたかも・・・。毎回、お酒がらみのトラブルのニュースを聞く度に嫌いになりそうになります。そこまでお酒を飲む人の気持ちって、私にはやっぱり理解できません。酔うことは構いませんが、自分を見失うまで飲むのはどうかと思います。「24」の主役であり、プロデューサーという立場もあり、番組を背負っているわけだし、そういう自覚とか、またプロフェッショナルとしてのプライドを持って欲しいです。
Apr 17, 2010
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リュック・ベッソン監督が、自身のベストセラー児童書を実写とCGで描いた、全3部作のファンタジー・アドベンチャーの第2弾です。 “ミニモイの国とセレニア姫の最大の危機!”原題は、“ARTHUR ET LA VENGEANCE DE MALTAZARD”、英題は、“ARTHUR AND THE REVENGE OF MALTAZARD”。≪ストーリー≫今日はミニモイの国の扉が開く“10番目の満月”の日。冒険好きの少年アーサーは、再び身長2mmのミニモイに変身して、王女セレニアやセレニアの弟で親友のベタメッシュと再会できるのを待ちこがれていた。そんな時、一匹のクモが“助けて”と書かれた米粒をアーサーのもとに届けに来た。これはミニモイの国の誰かからのSOSなのか?魔王マルタザールが再びセレニアを襲おうとしているのか?≪スタッフ≫監督・脚本はリュック・ベッソン、製作はリュック・ベッソン、エマニュエル・プレヴォスト、原案はリュック・ベッソン、セリーヌ・ガルシア、撮影はティエリー・アルボガスト、プロダクションデザインはユーグ・ティサンディエ、衣装デザインはオリヴィエ・ベリオ、音楽はエリック・セラ。≪キャスト≫アーサーにフレディ・ハイモア、おばあちゃんにミア・ファロー、ママにペニー・バルフォー、パパにロバート・スタントン、おじいちゃんにロナルド・クロフォードなど。≪声のキャスト≫セレニアにセレナ・ゴメス、ベタメッシュにジミー・ファロン、マルタザールにルー・リード、他にスヌープ・ドッグ、ステイシー・ファーガソン、ウィル・アイ・アムなど。日本語吹替版:アーサーに神木隆之介、マルタザールにGACKT、リプレイにIMARUなど。「アバター」同様、モーションピクチャーによって俳優たちがキャラクターを演じています。実は、1作目を観ていないまま2作目を観てしまったという不届き者でして・・・。(笑)ネットで1作目のストーリーは予習しておきましたが、今作が公開される4月29日にTV東京さんで1作目がオンエアされるのでちゃんと観ようと思っています!(5月3日にBSジャパンでもオンエアされます。)今回は日本語吹替版の試写会で、フレディくんの声が聴けず残念でしたが、神木くんやGACKTさん、IMARUさんなどの声を楽しめました!(IMALUさんは日本語吹替版の主題歌“Uh Uh”を歌っています。)アニメ作品の日本語吹替版で、土曜日の昼間の試写会ということもあって、お子さん連れが多いかと思っていたら、意外と大人組もいて安心しました。入場時に、子供さんだけには今作の宣材のミニ色鉛筆が配られていました。大人にもプレゼントしてくれてもいいのに・・・。(私ってせこい?! 爆笑)実写は序盤だけじゃなく、ミニモイの国の出来事と同時に、地上での出来事も描かれ、結構、途中途中でもかなり実写シーンが組み込まれていました。ピクサーやディズニーなどのアニメとは、一味違ったキャラクターたちが登場し、ところどころ笑いを入れたファンタジー“コメディ”アニメになっていました。(笑)神木くんのアーサーはすっかり声変わりしていたのでかなり大人っぽく、GACKTさんのマルタザールはノリノリっていう感じで面白かったです。タイトルが、“アーサーと魔王マルタザールの逆襲”になっていたので、いつ“逆襲”が始まるのかと思っていたら、30分経っても1時間経っても、全然、マルタザールは登場せず、やっと終盤なって登場したかと思ったら、“逆襲”を始めようとするところで終わってしまいました。(笑)予告的な映像が続けて流れ、つまり、本当の“魔王の逆襲は第3章で・・・”、ということになっているようです。 (*^ ^*) ゞそうそう、アーサーがミニモイの国に行くまでの展開も結構長かったです!チョコチョコと音楽などに遊びがあって大人向けのテイストもありますが、可愛い虫たちやミニモイの国のキャラクターたちがカラフルに描かれていて、ストーリーは思いっきりお子様向けなのでファミリーで楽しめると思います。4月29日(木・祝)より全国ロードショー公開されます。「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」 オフィシャルサイト
Apr 17, 2010
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ウディ・アレンが監督、脚本を手掛けた“ロンドン3部作”の最終章となる作品で、ふとした弾みから苦境に陥っていく兄弟の運命を描いたクライム・サスペンスです。 “ありふれた 夢は高くつく”原題は、“CASSANDRA’S DREAM”、2007年の作品です。≪ストーリー≫ロンドン南部に暮らし、父親が営むレストランを手伝っているイアンの夢は、ホテル事業に投資し、ビジネスマンとしての人生を踏み出すことだった。一方、自動車工場で働くイアンの弟テリーは、さほど高望みすることなく、恋人ケイトと暮らす家を持つという、現実的でささやかな夢を抱いていた。ある日、イアンとテリーは以前から欲しかった小型クルーザーを買うことにし、ドッグレースでテリーが大穴を当てた勝ち犬の名前にちなんで、“カサンドラズ・ドリーム”と名付ける。イアンは舞台女優のアンジェラと交際を始め、運が向いてきたかに思われたが、テリーがマイホーム欲しさに危険なポーカーで9万ポンドの借金を作ってしまう。そんな時、偶然にも、事業で成功している伯父のハワードがロンドンを訪れる。2人は伯父のハワードに借金の肩代わりや投資の軍資金を頼むと、その条件として、とんでもない“頼みごと”を伯父から持ちかけられるのだったが・・・。≪スタッフ≫監督・脚本はウディ・アレン、製作はレッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ギャレス・ワイリー、製作総指揮はヴァンサン・マルヴァル、撮影はヴィルモス・ジグモンド、プロダクションデザインはマリア・ジャーコヴィク、衣装デザインはジル・テイラー、編集はアリサ・レプセルター、音楽はフィリップ・グラス。≪キャスト≫イアンにユアン・マクレガー、テリーにコリン・ファレル、アンジェラにヘイリー・アトウェル、ケイトにサリー・ホーキンス、ハワードにトム・ウィルインソン、他にフィル・デイヴィス、ジョン・ベンフィールド、クレア・ヒギンスなど。ウディ・アレンが、「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続く、ロンドン3部作の締め括りとして撮った作品が「ウディ・アレンの夢と犯罪」です。ウディ・アレンは、アカデミー賞の脚本賞に14回、監督賞に6回もノミネートされ、「アニー・ホール」で監督賞と脚本賞、「ハンナと姉妹」で脚本賞を受賞しています。他にもイギリスアカデミー賞、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの3大国際映画祭や、全米、NY、LAなどの批評家協会賞、ゴールデン・グローブ賞、ヨーロッパ映画賞、セザール賞などを受賞し、世界中から注目を浴びています。現在74歳ですが、これまでに、1年にほぼ1本というペースで、約60本の作品を手掛けてきています。日本では「それでも恋するバルセロナ」の方が先に(去年)公開されましたが、製作年は、今作が2007年、「それでも・・・」は2008年です。大ファン・・・・でもないのですが、何だかんだとウディ・アレン作品は観ていて、初期のニューヨークを舞台にした「アニー・ホール」や「マンハッタン」をはじめ、「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」「それでも恋するバルセロナ」など、近年の作品は、なぜか(?!)続けて観てしまっています。(笑)ウディ・アレン自身が出演している作品もユニークでシニカルなものが多く、笑いのないシリアスな作品でも、どこか人間のもの悲しさや儚さがあって、何となく“ウディ・アレン ワールド”に染められているような感じが・・・。素敵な女優さんたちもですが、魅力的な俳優さんを起用しているからかも!(笑)私生活では何かとお騒がせな面もありますが、それもウディ・アレンらしさ?今作の制作がニュースになった時、ユアン・マクレガーとコリン・ファレルがウディ・アレンの作品に出演すると知って、ビックリしたのを覚えています。そして、ハリウッドではまだ無名と言える、イギリス人のヘイリー・アトウェル、サリー・ホーキンスという2人の女優さんを起用しています。ケイト役のヘイリー・アトウェルは、ウディ・アレンのミューズと言われた、スカーレット・ヨハンソンに、横顔が何となく似ているような感じが・・・。(笑)それはそうと、ユアンとコリンはどうしても兄弟に見えないルックスなのに、ウディ・アレンがキャストとして選んだんでしょうね。 (*^ ^*) ゞ選ばれたお2人は、監督の期待に応え、それそれの役を見事に演じていました。今作でも、ウディ・アレン独特の半端じゃないセリフの多さがすごかったです!ユアンとコリンの共演シーンをはじめ、字幕を追うのが大変なくらいでした。そんな中で、後半になってサスペンス色が増し、どんな結末がまっているのかと、ドキドキしながら、いつしかストーリーにグッと引き込まれていました。その結末は意外な形で幕を閉じることになり、これもウディ・アレンらしく、ハッピーエンドじゃないことだけは、誰もが想像できることかと思います。それにしても、最後の警察(刑事)の言葉に、何とも言い難い虚しさが・・・。3月20日より、全国ロードショー公開されています。「ウディ・アレンの夢と犯罪」 オフィシャルサイト
Apr 16, 2010
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ギリシャ神話の世界を舞台に、人類の存亡をかけ冥界の王ハデスとの戦いに挑む、勇者ペルセウスが繰り広げる決死の冒険を迫力のスペクタクル映像で描いた作品です。 “神も、魔物も、 そして運命さえもう打ち負かせ。”原題は、“CLASH OF THE TITANS”。≪ストーリー≫神と人が共存していた神話の時代。そこでは、欲望のままに行動する神々が熾烈な抗争を繰り返していた。ある時、ゼウスの息子でありながら人間として育てられたペルセウスは、冥界の王ハデスに、なすすべなく大事な家族を殺されてしまう。ハデスの暴虐に、このままでは地上が地獄と化す危機に直面する中、復讐に燃え、失う物もないペルセウスは、命知らずの猛者たちを率いて、ハデス打倒の旅に出る。しかし、巨大な魔物クラーケンや、見た者を石に変える妖女メドゥーサが待ち受け、それはあまりにも過酷な道のりだったのだが・・・。≪スタッフ≫監督はルイ・レテリエ、製作はベイジル・イヴァニク、ケヴィン・デラノイ、製作総指揮はリチャード・D・ザナック、トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ウィリアム・フェイ、脚本はトラヴィス・ビーチャム、フィル・ヘイ、マット・マンフレディ、オリジナル脚本ハビヴァリー・クロス、撮影はピーター・メンジース・Jr.、プロダクションデザインはマーティン・ラング、衣装デザインはリンディ・ヘミング、編集はマーティン・ウォウルシュ、ヴァンサン・タベロン、音楽はラミン・ジャヴァディ。≪キャスト≫ペルセウスにサム・ワーシントン、ゼウスにリーアム・ニーソン、ハデスにレイフ・ファインズ、ドラコにマッツ・ミケルセン、イオにジェマ・アータートン、アンドロメダにアレクサ・ダヴァロス、カリボス/アクリシオス王にジェイソン・フレミング、他にティン・ステイペルフェルト、ルーク・エヴァンス、イザベラ・マイコ、リーアム・カニンガム、ハンス・マシソン、アシュラフ・バルフム、イーアン・ワイト、ニコラス・ホルト、ヴィンセント・リーガンなど。2Dでの試写会もあったのですが、ラッキーにもTOHOシネマズさん主催の3Dの字幕スーパー版での試写会で観ることができました! (=^ ^=) V「アバター」同様、飛び出す・・・というよりは奥行きのある映像をたっぷり堪能できる、そして迫力のある作品に仕上がっていました。やはり字幕が浮いて見えてしまうのが気になりつつも・・・。近年、リメイクや続編シリーズものが多く制作されるハリウッドですが、今作も、特撮映画の巨匠と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた、1981年の同名作品のリメイクです。ギリシャ神話そのものは詳しくありませんが、登場する神々の名前が、少し前に観た「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」と重なっていて、シチュエーションは全く違えど、「パーシー・・・」が参考になりました。でも、最初の方ではキャラクターたちの関係性に戸惑いましたが・・・。(笑)ペルセウスの生い立ちに始まり、成長した後、神と人との間に生まれたこと、そしてゼウスの息子であることを知ったベルゼウスが、人として生きること、1人の兵士として戦いの道を選ぶことへの葛藤が描かれています。弟ゼウスと兄ハデスの確執や、ベルセウスと戦いに挑む仲間たちとの友情、壮絶なクリチャーたちとの戦いなど、見ごたえのある内容になっていました。ラストはいろんな意味でちょっと“あま~い”っていう感じになっています。(笑)1時間46分と、大作の割にはコンパクトな長さで収められています。特撮はもちろんですが、かなり実写のアクションシーンもいっぱいあって、かなりキャストたちは体を張って、撮影に挑んでいたのではと・・・。それもそのはず、なにせ「トランスポーター」シリーズ、「ダニー・ザ・ドッグ」、「インクレディブル・ハルク」などを手掛けたルイ・レテリエ監督ですから!サム・ワーシントンは「ターミネーター4」から「アバター」、そして今作と、話題作に続けて出演していて、キーラ・ナイトレイと共演の「Last Night」が今年公開される予定になっています。共演者たちの背が高いのか、1m78cmのサムが今作では小柄に見えました。(笑)リーアム・ニーソンはやや出番は少なめでしたが、やっぱりカッコイイです!マント姿で登場した時は、クワイ=ガン・ジン(「スター・ウォーズ」)に見えちゃいました。まったくルックスのタイプが違う息子役がサム・ワーシントンっていうのもなんでしたが・・・。そこは、母親似ということにしておきましょう。 (*^ ^*) ゞレイフ・ファインズは、特殊メイクでアップにならないと気づかないくらいで、「007/カジノ・ロワイヤル」でル・シッフルに扮したマッツ・ミケルセンがそれ以上に、もっと気づかない位、たくましいドラコ役に扮していました。ちょっと気になっていたのが、エウセビオス役のニコラス・ホルトです。予告編を観た時に映った姿がジョナサン・リース・マイヤーズに似ていて、一瞬、ドキッとさせられたからなんです・・・。 (*^ ^*) ゞあらためて本編で観ても、やっぱりジョナサンに似ていました。「アバウト・ア・ボーイ」でマーカス役だった、あのポッチャリした少年が、8年後にこんなハンサムな青年になっていたなんて知りませんでした。(笑)コリン・ファースがアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされていた、「ア・シングル・マン」にも出演していて、日本でも公開されるといいなあと。意図的がどうかはわかりませんが、サム・ワーシントン、リーアム・ニーソンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジェイソン・フレミング、ジェマ・アータートン、ニコラス・ホルトなど、主要キャストの多くがイギリス出身という顔ぶれになっています。日本語吹替版では、大ファンの小山力也さんがジェイソン・フレミング扮する、カリボス/アクリシオス王の声優を担当されていて、他にも大塚芳忠さん、藤真秀さん、甲斐田裕子さん、佐々木勝彦さん、土師孝也さん、津嘉山正種さんなど、豪華声優陣が揃っていて、時間があれば、ぜひ吹替版も観に行きたいです!4月23日(金)より、3D版と2D版が全国ロードショー公開されます。「タイタンの戦い」 オフィシャルサイト
Apr 15, 2010
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人生最後の旅に出た老人と、新しい人生への一歩を踏み出した孫娘の二人旅を通し、“生きるとは何なのか”という永遠不滅のテーマを厳しくも温かく描かれた作品です。 “ある日、突然 ―― ひとりの老人が 家を捨てた。 孫娘、春が あとを追った・・・。”≪ストーリー≫旅の始まりは、まだ寒い北海道の4月。増毛の寂れた海辺で老漁師の忠男と孫娘の春はつましく暮らしていた。しかし、2人の暮らしは行き詰まり、忠男の最後の住まいを求めて、家を出て、東北へと向い、親戚の家を訪ね歩くのだったが・・・。≪スタッフ≫監督・原作・脚本は小林政広、エグゼクティブプロデューサーは與田尚志、プロデューサーは紀伊宗之、小林直子、アソシエイトプロデューサーは脇田さくら、小林政広、制作担当は川瀬準也、アシスタントプロデューサーは萩原直人、音楽は佐久間順平、撮影監督は高間賢治、照明は上保正道、美術は山崎輝、録音は福田伸、編集は金子尚樹、助監督は石田和彦、音響効果は瀬谷満、装飾は鈴木隆之、衣装は宮本まさ江、ヘアメイクは小沼みどり、制作主任は棚瀬雅俊。≪キャスト≫忠男に仲代達矢、春に徳永えり、他に大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、香川照之など。日本を代表する実力派が揃ったキャストが共演している作品だったので、今春公開される邦画の中で、楽しみにしていた作品でした。特に仲代さん、香川さんはとても好きな俳優さんです!小林監督の作品を観るのは初めてで、家族という繋がりがじっくりと描かれていて、年老いた忠男とその兄弟たち、そして孫娘、娘婿たちとの関係を追っています。家族と言っても、それぞれの人生、家族があり、年老いた兄弟たちにも事情があり、疎遠になっていた関係が、あることによって孫娘と訪ね歩く旅が描かれています。ストーリーはやや重い内容ですが、忠男や春をはじめ、それぞれの心情が、1つ1つの再会シーンによって、抒情詩のように感じさせられる作品でした。特に印象に残ったのは、春が別れた父と再会したシーンで、言葉少なに語る父と、それまでの想いをストレートにぶつける春との見えない親娘の絆を感じました。5月22日より全国ロードショー公開されます。下記オフィシャルサイトに掲載されている、小林監督と仲代さんの自筆コメントが素敵なので、ぜひ一度ご参照くださいますよう・・・。 (=^ ^=) ♪「春との旅」 オフィシャルサイト
Apr 13, 2010
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兄の仇敵である殺人鬼ウルフマンに襲われ、自らもウルフマンになってしまった男の宿命と苦悩の人生を描いたホラー・サスペンス。ユニバーサル・モンスター映画の古典「狼男」(1941年)のリメイク作品です。 “今宵は満月。月が欠けるまで、悲鳴が止まらない。”原題は、“THE UOLFMAN”。≪ストーリー≫1891年、舞台俳優として活躍するローレンス・タルボットは、兄ベンの婚約者グエンから、ベンが行方不明になったという報せを受け、25年ぶりにイギリス、ブラックムーアの生家タルボット城に帰ってきた。そして、母の死を機に、疎遠となっていた父ジョンに冷たく迎えられ、無惨な姿に変わり果てた兄の遺体と対面する。ローレンスは、悲しみと怒りに震え、自ら犯人を突き止めようと、兄が流浪民から買った遺留品のメダルを手掛かりに流浪民のキャンプへ向かう。しかし今宵は、殺人鬼が出るという不吉な伝説のある満月の夜だった。そして、流浪民のキャンプが襲撃され、ローレンスも瀕死の重傷を負う。一命を取り留めたローレンスだったが、体にはある異変が起きていた・・・。≪スタッフ≫監督はジョー・ジョンストン、製作はスコットステューバー、ベニチオ・デル・トロ、リック・ヨーン、ショーン・ダニエル、製作総指揮はビル・カラッロ、ライアン・カヴァナー、脚本はアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー、デヴィッド・セルフ、オリジナル脚本はカート・シオドマク、撮影はシェリー・ジョンソン、編集はデニス・ヴァークラー、ウォルター・マーチ、プロダクションデザインはリック・ハインリクス、衣装デザインはミレーナ・カノネロ、特殊メイクデザインはリック・ベイカー、音楽はダニー・エルフマン。≪キャスト≫ローレンス・タルボットに、父ジョンにアンソニー・ホプキンス、グエンにエミリー・ブラント、アバライン警部にヒューゴ・ウィーヴィング、流浪民マレーバにジェラルディン・チャップリン、他にマリオ・マリン=ボルケス、エイサ・バターフィールド、リック・ベイカーなど。 “月が満ちると、人が死ぬ。 ひとり、ひとり、残忍な手口で殺される。 満月の夜だけ人間の心を捨てる 犯人の忌まわしい秘密とは?”オリジナルの「狼男」は観たことがないので、作品について少し調べました。登場する人物の名前や設定、ストーリーの概要はほぼ同じになっているようですが、リメイク版では、ややストーリー展開を変えて、新たに脚色しているようです。そして、何と言っても違うのは、特殊メイクやCGテクニックでしょうね。予告編だけでもかなり映像が怖かったので、ちょっと身構えていました。(笑)時代設定が19世紀末ということもあり、また狼男が人を襲うのは満月の夜。とにかく、映像も音響も全編ダークで、何が起きるのかドキドキでした。思いのほかストーリーはシンプルでしたが、とにかく変身シーンがスゴイ!あのベニチオさんが、すごいことになっています。 (=^ ^=) ♪でも目鼻だけがアップになると、ゴリラみたいだったのは気のせい?!(笑)狼男が人を襲うシーンはかなり残虐な映像なので、苦手な方は要注意かも・・・。特殊メイクを担当したリック・ベイカーは、アカデミー賞でメイクアップ賞を「狼男アメリカン」「メン・イン・ブラック」など、これまでに6作品で受賞し、あのマイケル・ジャクソンの“スリラー”のPVでもメイクを担当しています。端役ですが、「スター・ウォーズ」のエイリアン、「キングコング」(76)のキングコング、「キングコング」(09)でパイロット役など、映画やTVドラマに10数本出演していて、実は、今作でも流浪民の1人とオープニングで最初に殺される役に扮しています。共演のアンソニー・ホプキンスも存在感がたっぷりで、怖いシーンも・・・・。エミリー・ブラントはキャラクターの設定からか、かなり抑えた演技が続いていて、これまでとはまた違った雰囲気を感じました。ジョー・ジョンストン監督は、ILMで「スター・ウォーズ」の特殊効果である、デザイナー&イラストレーターを務め、ジョージ・ルーカス監督に実力を認められ、同シリーズの「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」でも視覚効果美術監督を担当しました。「レイダース/失われたアーク≪聖櫃」」でアカデミー賞視覚効果賞を受賞しています。監督デビュー作の「ミクロキッズ」以降、「ジュマンジ」「遠い空の向こうに」「ジェラシック・パーク3」など、さまざまな作品でメガホンを執っています。今作のプロモーションのため、主役に扮し、そしてプロデューサーを務めた、ベニチオ・デル・トロが3月上旬に来日し記者会見を開きました。TVでインタビューもいくつか見ましたが、素顔のベニチオさんはシャイで、どちらかと言えば物静かで優しそうな感じで、またユーモアもあります。狼男の特殊メイクに4時間もかかったそうですが、それも苦とせず、鏡を見て、飼っているセントバーナード犬に似ていると思ったとか・・・。(笑)また何十年も憧れていたアンソニー・ホプキンスとの共演についても、最前列で野球を観るように、演技や仕事ぶりを目の当たりにできたことを心から嬉しく感じ、共演シーンも多く撮影中はかなり楽しかったようです。映像は新しくなっていても、どこかクラシカルな雰囲気になっていて、オリジナル版にオマージュを捧げていることを感じさせる作品でした。4月23日より、全国ロードショー公開されます。 (R15+指定)「ウルフマン」 オフィシャルサイト
Apr 12, 2010
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人類が滅亡した後の未来を舞台に、麻布で作られた“9”と呼ばれる奇妙な人形が、さらわれた仲間を救うため巨大な機械獣に立ち向かう、かなりダークなアニメーション作品です。 “目覚めると、世界は終わっていた。”原題は、“9”。≪ストーリー≫古びた研究室の片隅で、奇妙な風貌の人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた体、腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか、彼にはわからない。外は見渡す限り廃墟が広がり、茫然とする彼の前に現れたのは、背中に“2”と描かれたボロ人形だった。2は9の発声装置を直し、自分たちは仲間だと語りかける。そこに、突如、巨大なマシン(機械獣)が現れ2人は逃げるが、9をかばった2は、マシンに捕まり連れ去られてしまう。気を失っていた9を助けたのは、リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家“6”、腕力自慢の“8”などの人形たちだった。9は2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止され、5を誘って9はマシンたちの棲み家へと向かうのだったが・・・。≪スタッフ≫監督・原案はシェーン・アッカー、製作はティム・バートン、ティムール・ベトマンベトフ、脚本はパネラ・ベトラー、音楽はデボラ・ルーリー。≪声のキャスト≫9にイライジャ・ウッド、7にジェニファー・コネリー、1にクリストファー・プラマー、5にジョン・C・ライリー、2にマーティン・ランドー、6にクリスピン・グローバー、8にフレッド・ターターショーなど。2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた、新人監督シェーン・アッカーによる11分間のアニメーション「9」を基に、そのオリジナリティ溢れる世界観やキャラクター造型の魅力に惚れ込み、すぐさま長編映画化を決意したティム・バートンがプロデューサーを務め、全面的なバックアップにあたったそうです。オリジナルの「9」を観てみたいと思い、YouTubeで観てみました。セリフはなく効果音と音楽だけで構成され、9や5たち、マシンも登場していて、オリジナル版をベースに再構築して長編として製作されたことがよくわかります。キャラクターや背景など、ベースは同じですが、そこにストーリー性を深め、それぞれのキャラクターの個性を出し、迫力ある映像をかなり増やし、マシンは格段にグレード・アップ(凶暴化)しています。(笑)いい意味で、かなりマニアックな新感覚のアニメ作品だと思います。アニメーターやCGに興味のある人にウケが良さそうな作りになっていました。ストーリーに特に驚かされるわけでもなく、マシンと呼ばれる機械獣たちも、トム・クルーズ版の「宇宙戦争」に出てきたデザインにそっくりだったし・・・。(笑)独特な容姿のキャラクターや、バックグラウンドも暗い空と荒れ果てた廃墟など、楽しいアニメとはかなり傾向が違うので、小さいお子さんには向かないかも・・・。オリジナル版を観てから長編を観ると、どんな作品に仕上がっているかなどその違いや拡がりを比較しながら観る楽しみがありますが、短編とはいえ、オリジナル版が基になっているので、新鮮にストーリーを楽しみたい場合は、長編を観てからオリジナルの短編を観た方がいいのでは・・・と思います。最近にしては珍しく、1時間20分とやや短めの作品でした。アメリカ、カナダなどでは、2009年9月9日の“9”並びに劇場公開されましたが、日本では5月8日より全国ロードショー公開されます。「9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」 オフィシャルサイト
Apr 8, 2010
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小栗左多里さんの同名ベストセラー・コミック・エッセイの映画化した作品で、語学オタクの外国人と漫画家志望の女性との恋愛を描いたラブストーリーです。 “ド肝を抜かれるほど、幸せな日々。”≪ストーリー≫漫画家志望のイラストレーターのさおりは、“漢字”の美しさに一目ぼれしアメリカから日本へやって来たトニーと出会い、付き合い始める。英語が苦手のさおりに対し、トニーは日本語がペラペラで、問題なくコミュニケーションがとれると思いきや、トニーが次々と繰り出す日本語への素朴な疑問をはじめ、外国人ならではの言動に、さゆりは驚きと戸惑いが絶えなかった。ぎこちないながらも交際は進展し、一緒に生活をスタートさせ、姉の結婚式にトニーを両親や家族に紹介することにしたのだったが・・・。≪スタッフ≫監督は宇恵和昭、プロデューサーは久保田修、辻本珠子、助監督は兼重淳、エグゼクディブプロデューサーは濱名一哉、アソシエイトプロデューサーは今井義人、石黒研三、ラインプロデューサーは原田文宏、脚本は大島里美、撮影は加藤等、編集は小暮好成、美術は岩崎有緒、花谷秀文、衣装デザインは宇都宮いく子、録音は島袋保光、加来昭彦、照明は大竹均、音楽プロデューサーは野口時男、主題歌はaiko “向かいあわせ”。≪キャスト≫さおりに井上真央、トニーにジョナサン・シェア、さおりの父に國村隼、母に大竹しのぶ、姉に国仲涼子、他に戸田菜穂、入江雅人、川岡大次郎、坂東工、パトリック・ハーラン、ダンテ・カーヴァー、ジェームズ・JJ・デ・バラード、ガウなど。CM業界で活躍している宇和監督が初めてメガホンをとった作品です。トニーの日本語や日本文化についての素朴な疑問がたくさん飛び出し、前半は楽しい展開ですが、さおりが父親からトニーとの交際を反対され、やがてさおりとトニーとの間で心にすれ違いが生じ、お互いに悩みを抱え、家族の問題など、後半はヒューマン・ドラマが展開しています。大いに笑わされるところもあり、胸にジーンとくるところもあり、思っていた以上に楽しく、とっても心温まる作品になっていました!作品のところどころ登場するアニメーションがすごく可愛いかったです。真央ちゃん扮するさおりのいろいろなファッションもとってもキュートで、また、さおりとトニーが住む一軒家のファニチャーや小道具も素敵でした!それにしても、真央ちゃんはますますきれいになってきましたよね。と言うのも、TVドラマシリーズ「キッズ・ウォー」の印象が強く、役柄と重なって、とっても元気いっぱいの男の子っぽい感じで、「花より男子」シリーズの牧野つくし役も勝気な女の子だったし・・・。今作では、とても大人っぽくなった真央ちゃんにビックリしました。もう真央ちゃんじゃなくて、“真央さん”って呼ぶべきかも!(笑)トニー役のジョナサンは、今までに映画では端役で出演経験があり、またラジオ番組でも活躍しているそうですが、今回、オーディションで80人もの候補の中から選ばれたそうです。本当に日本語が流暢で、Amebaにジョナサンのブログがありますが、そこでも、しっかり日本語でこまめに様々な内容で更新されています。また、オフィシャルサイトもありますのでぜひ参照してみてください! ジョナサン・シェアのオフィシャルブログ ジョナサン・シェアのオフィシャルサイト4月10日より、全国ロードショー公開されます。 ※いろいろな国の方たちに見ていただけるよう、公開初日から1週間限定で、 TOHOシネマズの六本木と梅田の2館で英語字幕付きの上映があるそうです!「ダーリンは外国人」 オフィシャルサイト
Apr 6, 2010
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キーファー・サザーランドがナレーションを務める新作「Twelve」の予告編が公開されました!「Twelve」 予告編 (YouTubeサイト) (英語)2009年4月7日の日記に書いた時の情報では、キーファーさんはキャストの1人で、役柄についてはわからなかったのですが、ナレーションとして声の出演だけというのは、正直、ファンとしてはちょっと残念です。(作品概要、キャスト等については前述の日記をご参照ください!)監督は、キーファーさんが若い頃から縁のあるジョエル・シューマカーです。予告編を観た感じでは、かなりダークなティーンエイジャーもののようで・・・。今年1月末に開催されたサンダンス映画祭でプレミア上映され、今のところ、ドイツで9月9日、フィンランドで10月15日に公開される予定になっていて、アメリカでの公開は決まっていないようです。何となく、日本での劇場公開は危うい感じの作品ですね。 (*^ ^*) ゞ
Apr 5, 2010
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懲役167年の刑で、今も刑務所暮らしをしているスティーヴン・ラッセルの驚きの実話を基に、愛とユーモアいっぱいで描かれたハートフルな作品です。 “この一言のために、懲役167年 ――” “IQ169の天才詐欺師はたった一言‘愛してる’と伝えるため、 詐欺と脱獄を繰り返す!! ”原題は、“I LOVE YOU FHILLIP MORRIS”、製作国はフランス。≪ストーリー≫妻子と幸せな人生を送っているかに思えたIQ169の元警官スティーヴンは、交通事故に遭ったのをきっかけに、自分に正直に生きようと決意し、妻に自分がゲイであることを告白する。そして、ゲイの生活にはお金が掛かると詐欺師に転向する。そんなある日、保険金詐欺の罪で投獄されしまったスティーヴンだったが、そこで、“運命の人”フィリップ・モリスと出会ってしまう。やがて2人とも出所するものの、愛するフィリップとの生活を充実させようと、スティーヴンはフィリップに内緒で再び詐欺を繰り返してしまう・・・。≪スタッフ≫監督・脚本はグレン・フィカーラ、ジョン・レクア、製作はアンドリュー・ラザー、ファー・シャリアット、製作総指揮はリュック・ベッソン、原作はスティーヴ・マクヴィカー、撮影はハビエル・ペレス・グロベット、美術はヒューゴ・ルジック=ウィオウスキ、衣装はデヴィッド・C・ロビンソン、編集はトーマス・J・ノードバーグ、音楽はニック・ウラタ。≪キャスト≫スティーヴンにジム・キャリー、フィリップにユアン・マクレガー、他にレスリー・マン、ロドリゴ・サントロなど。これまでに「バッド・サンタ」などで共同脚本やプロデュースを手掛けてきたグレン・フィカーラとジョン・レクアにとって今作が監督デビューとなりました。製作段階から、ユアンとジムのキスシーンが話題になっていた作品です!(笑)2008年8月5日の日記で書きましたが、ユアンが男性と、つまりゲイで、しかも相手がジム・キャリーと知り、映画の内容とは別にかなりビックリしました。当初は、ハチャメチャのコメディかと思っていたら、なんと実話が基になっていて、愛するフィリップのために、詐欺、そして刑務所からの脱走を繰り返したという、今も収監されているという実在の人物を描いた作品になっていたなんて・・・。実際のスティーヴンがこんなにノリノリな人物かどうかはわかりませんが、もちろん脚色もあって、ジムの演技はかなり過激でパワフルです!どう過激でパワフルなのかは、ここでは書きません、いえ書けません。(笑)それに、あのファッション(って言えないものもあり)もスゴイ!ジムは、十八番でもある笑えるシーンを楽しそうに演じていますが、一方では、病気になるシーンのため、かなり過激な減量もしたそうです。そして、何ともキュートでピュアなフィリップに扮したユアンが素敵でした。40歳近いユアンが、まるで少年のような初々しい雰囲気を魅せていて、こんなフィリップになら、誰でも恋しちゃうんじゃないのかなと・・・。(笑)ちょっとした仕草、物腰や視線でとっても可愛いフィリップを演じています。また、今作でも魅力を発揮していたのがスティーヴンの恋人ジミー役のとってもハンサムなブラジル人俳優、ロドリゴ・サントロです。「チェ」2部作でのラウル・カストロ役、TVドラマ「LOST」など、アメリカでの活躍の場を広げ、人気上昇中の俳優さんです。もともとモデルのようにスタイルのいいロドリゴですが、役作りのために、今作ではさらに10kgも落としてスリムなボディを披露しています。ゲイだとカミングアウトしたスティーヴンのことを理解し、娘がいるとはいえ、離婚後も連絡を取り合い、良き友達でもある妻デビーの存在もユニークです。あと、音楽がストーリーに上手く生かされていたところも楽しめました。移送されるスティーヴンをフィリップが追うシーンで流れていたのは、ビージーズの名曲「ラヴ・サムバディ (原題:To Love Somebody)」です。「小さな恋のメロディ」の中で使われていた曲で、今作ではカバーされています。また、脱獄したスティーヴンがリムジンでフィリップに会いに行くシーンでは、ロビー・デュプリーの「二人だけの夜 (原題:Steal Away)」が流れ、両方とも好きな曲だけに、シーンと重なった選曲に思わず笑ってしまいました。笑えるシーンもたくさんあり、ホロリとさせられるせつないシーンもあり、実話ということを念頭に観ていると信じられないことばかりです。3月13日より、全国ロードショー公開されています。 (R-15指定)「フィリップ、きみを愛してる!」 オフィシャルサイト≪おまけ:ジム・キャリー&ユアン・マクレガー インタビュー≫脚本段階から、今作の製作に意欲的に参加したジムは、「特にコメディ大作では、脚本の中身が良ければ売り込みをかけて形にしていくことが多い。 ごくごく稀だけど、何もする必要がないと感じる脚本がある。 すでにあるというか、出来ている作品に思えるんだ。今回の作品が、まさにそれだった。 『トゥルーマン・ショー』『エターナル・サンシャイン』、そしてこの『フィリップ、きみを愛してる!』 の3作については同じように感じたんだ。 スタッフに電話して『製作にお金を払ってでもいいから、この作品にどうしても出たい。 これは例の1本だ』と伝えた。 『例の1本』と言えば、スタッフは何のことか分かってるからね。(笑)」と語り、主人公スティーヴンについては、「ご存じのように、スティーヴンと刑務所での面会は許されないから、実際に彼に会う機会はなかった。 でも原作者のマクヴィカー氏は、刑務所で面会が許されていて僕のために話を録音してきてくれてね。 今回の映画化について話している会話も聞けて、それを役の参考にしたんだ。 スティーヴンは映画になることをものすごく喜んでいたし、 恋人役にユアン(・マクレガー)が選ばれて大喜びだったよ。 彼についての映画を製作するのだということ、彼がその映画を 決して観ることができないであろうということ、 そしてフィリップはその映画を観るであろうことを考えながら、 強い自尊心を持った人物のことを聞くというのは素晴らしいことだったよ。」ゲイ役ということで周りからの反対を押し切って演じたことについて、「確かに僕の周りで気にしてる者はいたよ。 でも僕は、映画で見たことのないような役をやらないで、 大きな反発を避け、自分の境界を少しも突き破らないで、 一体何のために生きているんだろうって思ったんだ。」初共演となったフィリップ役のユアンについては、「前から彼のことは尊敬していたし、彼の作品の大ファンだった。 素晴らしいアーティストに囲まれるほど、幸せなことはないよ。 彼のおかげで僕も映えたし、気分よく仕事ができて、仕事に熱中できたよ。」そして、主人公スティーヴンについては、「彼は独房で、毎日23時間完全に監禁されているんだからね、信じられない話だよ。 それだけ危険人物として見なされている。僕は政府は彼を雇えばいいと思うよ。 彼ならいまの政府以上に頭の切れるいい仕事をするはずだよ。 あと、もう1ついいかな? これだけは言っておきたいんだけど、僕はゲイを演じたわけじゃない。 1人の人間への“愛”を演じたんだ。 自分の好きなように世界を見て、自分とパートナーにとって完璧な生活という 幻想を作ろうとする人間の浮ついた生き方を演じた。 スティーヴンは録音テープの最後にこう言ってたよ。 『変なものを作るなよ、ジム』とね。」一方のユアンは、実際にフィリップ・モリス本人に会って役づくりをしたそうです。フィリップと話していくうちに、なぜフィリップとスティーヴンが、あそこまで惹かれあったのか深く考えさせられたそうです。「お互いに相手のことを誰よりも良く知っているという感覚を持てたことが、 彼らにとって大切だったんだと思う。 スティーヴンにとっては誰かを面倒見るということが必要で、 フィリップは面倒を見られるのが好きだったんだと思う。 だから2人の関係がうまく保てたんだと思う。」と語り、男性なら誰と付き合いたいかと聞かれ、「フィリップ・シーモア・ホフマンの恋人になりたい。僕たちならいいカップルになると思うよ。 見た目も似合っていると思うし、ちょっと変な雰囲気でいいと思う。 一緒にパーティーなんかに出掛けたら、みんな僕たちに興味を持つだろう。 僕は彼のことを個人的には知らないんだけど、恋人になりたい。」とコメントし、「ベルベット・ゴールドマイン」でもゲイを演じていて、同性愛者を演じると大騒ぎになる理由がわからないと語っています。「“一体どうやったら炭鉱夫の役なんか演じられんだい?”なんて言う人はいない。 だけど、いまだにゲイの役だけは何か大変な役柄のように思われる。僕はそうは思わないけどね。 この作品は、ロマンティックに書かれているので気に入った。あれはゲイのロマンスなんだ。」
Apr 1, 2010
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