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2021.10.11
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『ラッフルズ』という本を、手にしたのです。
ラッフルズは英国・東インド会社の社員だったが理想主義であったことが特異なんですね。
インド、東アジアを舞台に暴れ回った東インド会社が興味深いのです。






坪井祐司著、山川出版社、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
シンガポールの建設者ラッフルズは、フランス革命でヨーロッパが激動した時代、自由主義の理想に燃えてアジアに赴いた。ラッフルズは、ジャワでは農民を封建領主から解放し、シンガポールでは海賊や奴隷制を排除して自由な交易空間をつくろうと試みた。彼を迎えた東南アジアには、豊かな海の交易世界と華人やムスリムなど多様な人びとからなる折り重なったネットワークが広がっていた。ラッフルズがもたらした「近代」は地域や人びとをどのように変えたのだろうか。

<読む前の大使寸評>
ラッフルズは英国・東インド会社の社員だったが理想主義であったことが特異なんですね。
インド、東アジアを舞台に暴れ回った東インド会社が興味深いのです。

rakuten ラッフルズ


イギリス東インド会社や私貿易商人のあたりを、見てみましょう。
p19~23
<イギリス東インド会社―重商主義から自由主義へ>
 ラッフルズが所属したイギリス東インド会社は、1600年に設立された。17世紀初頭にアジア海域に進出し、日本の江戸幕府とも関係を築いた。しかし、この時点ではライバルのオランダ東インド会社に資本力で大きく後れをとっており、東・東南アジアではオランダに太刀打ちできなかった。

 そこで、イギリス東インド会社は、香辛料の代わりにインド産の綿織物の交易に注力し、インドに拠点を求めた。

 17世紀末から18世紀初頭、イギリス「商業革命」とも呼ばれる交易ブームを迎え、会社もそれにあわせて成長した。都市部の労働者人口も増加にともない、コーヒー・茶・砂糖・綿織物など、ヨーロッパ外で生産される都市住民の需要が高まっていた。

 東インド会社は、インド産の綿織物に加えて、中国産の茶の輸入により、大きな利益をあげた。イギリスの工業化を支えた労働者の生活は、アジアやアメリカからの安価な輸入品に支えられていた。

 この東インド会社による大量のインド産綿織物の輸入は、イギリスの産業革命の遠因になった。当初イギリスの綿産業は、品質、価格ともにインドの綿織物に太刀打ちできなかった。輸入の増加とともに巨額の貿易赤字が問題視され、国産品愛用運動が起こるとともに、保護主義的な政策もとられた。

 産業革命とは、綿織物の国産化、現代でいえば輸入代替型工業化の動きであった。これにより、19世紀初頭に綿産業におけるイギリスとインドの競争力は逆転し、イギリスの綿織物がインドに輸出されるようになった。

 イギリス東インド会社は、その頃から商社から植民地支配者へと性格を変えていった。1775年のプラッシーの戦いの結果、ムガル朝からインド東部のベンガル地方の徴税権を獲得したのを皮切りに、インドにおける支配領域を拡大あせた。これは、オランダ東インド会社によるジャワ島支配の拡大と軌を同じくしている。ただし、領土の拡大は統治コストの肥大化を招き、二つの東インド会社は財政赤字に苦しめられることになった。

<冒険商人の時代へ>
 18世紀後半以降、イギリス東インド会社は中国への進出を強めた。建国当初に海上交易から撤退した清朝は再び門戸を開いており、アジアの海域は活性化していた。しかし、綿織物とは違い、中国の茶は輸入代替のきかない農産物であり、イギリスの対中貿易は赤字を抱えたままであった。

 そこで、茶の対価に中国に輸出する商品として、イギリスが目をつけたのがベンガル産ノアヘンであった。ここに、イギリス産の綿布をインドへ、インド産のアヘンを中国へ、中国産の茶をイギリスへ、という「三角貿易」が成立した。

 インドの領域支配を進めた東インド会社は、イギリス人行政官への給与などにより、インドからイギリスに多額の送金をする必要があった。しかし、インドから大量の銀を持ち出したのではインド経済が破綻してしまう。三角貿易は、国際的な決済を通じて、貨幣(銀)ではなく商品のかたちで本国に財を送る仕組みでもあった。

 ただし、この三角貿易は、東インド会社の重商主義的な独占権を掘り崩す要素を含んでいた。実際にインドから中国へアヘンを運んだのは、フリー・トレーダー、カントリー・トレーダーと呼ばれる私貿易商人であったためである。

 イギリス東インド会社において、アジア間貿易はカントリー・トレードと呼ばれた。ポルトガル、オランダと同様、イギリスにとってもアジア域内の貿易は重要であった。その多くは私貿易であり、当初は社員が個人的におこなっていたが、やがて会社に属さない非正規商人によって担われるようになった。

 インドから中国へ運ぶアヘンは、アジア間貿易の主力商品となった。しかし、清朝がアヘンを禁制品に指定したため、持ち込みは違法(密輸)となった。公式にはアヘンを輸出できなくなった東インド会社は、非正規の商人であるカントリー・トレーダーにアヘン輸出を委託した。汚れ役を押し付けられた彼らだが、それを逆手にとってアヘンの密輸で荒稼ぎした。そんな彼らに資金を提供したのは、東インド会社ではなくアメリカ人商人であり、その背後にはロンドンの金融資本のネットワークがあった。
(中略)

 こうした背景のもとで、インド。中国間の海上ルートの中間に位置する東南アジアにもイギリス人のカントリー・トレーダーが進出していった。ラッフルズが東南アジアに赴いたのはこのような時代だったのである。





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Last updated  2021.10.11 00:26:50
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