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2021.10.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
図書館で『ラッフルズ』という本を、手にしたのです。
ラッフルズは英国・東インド会社の社員だったが理想主義であったことが特異なんですね。
インド、東アジアを舞台に暴れ回った東インド会社が興味深いのです。






坪井祐司著、山川出版社、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
シンガポールの建設者ラッフルズは、フランス革命でヨーロッパが激動した時代、自由主義の理想に燃えてアジアに赴いた。ラッフルズは、ジャワでは農民を封建領主から解放し、シンガポールでは海賊や奴隷制を排除して自由な交易空間をつくろうと試みた。彼を迎えた東南アジアには、豊かな海の交易世界と華人やムスリムなど多様な人びとからなる折り重なったネットワークが広がっていた。ラッフルズがもたらした「近代」は地域や人びとをどのように変えたのだろうか。

<読む前の大使寸評>
ラッフルズは英国・東インド会社の社員だったが理想主義であったことが特異なんですね。
インド、東アジアを舞台に暴れ回った東インド会社が興味深いのです。

rakuten ラッフルズ




「5 ラッフルズがもたらしたもの」のあたりを、見てみましょう。
p92~94
<5 ラッフルズがもたらしたもの―その後のシンガポール>
 ラッフルズは、1824年にベンクーレンから帰国した。与えたインパクトに比して、彼のシンガポール滞在期間は極めて短い。1819年の短期間と1822~23年の1年間弱であり、シンガポールでは行政官としての役職にもつかなかった。当時多くのヨーロッパ人がそうであったように、ラッフルズには熱帯の気候に体を蝕まれ、しばしば体調を崩した。ベンクーレン時代の1821~23年、彼は四人の子どもを次々にうしなう不幸に見舞われた。帰国直前には彼の乗った船が火災に襲われ、収集した文物が灰塵に帰すというトラブルもあった。

 帰国後、ラッフルズはロンドン動物学協会の設立に参加するなど、持ち前の博物学への関心を生かした活動をおこなった。しかし、東インド会社本部との対立は解消されなかった。ラッフルズは、アジアにおける自身の活動に対して、会社から金銭的な報酬を受けられると期待していた。しかし、会社は財政的に逼迫していた。帰国後に彼を待っていたのは、ボーナスどころかシンガポールの建設にかかわる追加費用の請求であった。

 結局この争いは法廷に持ち込まれ、心身ともに消耗したラッフルズは裁判のさなかの1826年に45歳で死去した。最終的には、ソフィア夫人が遺産から請求された費用を会社に支払った。ラッフルズの業績は、存命中は世間の認めるところとはならなかった。彼の晩年は、決して恵まれたものではなかったのである。

<その後のシンガポール 自由貿易の拠点としての経済発展>
 本書の最後に、ラッフルズが後世に残した遺産について考えてみよう。彼自身は見届けることができなかったが、冒頭で述べたとおり、その後のシンガポールの経済発展はめざましかった。イギリスのグローバルなネットワークの中心となるとともに、華人やムスリムの中心にもなったためである。

 経済発展の多くは、移民によってもたらされた。ラッフルズが持ち込んだ自由主義の帰結の一つが人の移動の自由化である。植民地の時代は、現在と比べて人の移動がはるかに活発であった。特に、アヘン戦争を契機とした中国の開国は、大量の移民をもたらした。19世紀末にもう一つの有力な移民先であったアメリカの西部開発が落ち着くと、東南アジアに集中した。

 シンガポールは華人移民の玄関口となった。シンガポールの人口は、大規模な移民により急速に増加した。華人が七割を占める現在のシンガポールの人口構成は、ここで形成されたのである。

 物流においても、アジア海域に広がった華人ネットワークは大きな役割を果たした。シンガポールには、インドや日本の綿織物に加えて、東南アジアのシャムやフランス領インドイナのコメ、オランダ領東インドの砂糖やゴムなど、政治的境界を越えてモノが集まった。アジアの内部の流通を握っていたのは華人商人であり、彼らが拠点においたシンガポールがアジア間貿易のハブとなる仕組みができたのである。19世紀末から20世紀初頭、シンガポールは植民地体制のもとで大きな繁栄を迎えた。

 このあと、戦後のリー・クアンユー首相による経済発展が続くのですが、いずれにしてもラッフルズの思想は今も受け継がれているようです。

『ラッフルズ』1





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Last updated  2021.10.11 00:34:53
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