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2023.03.29
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『宇宙への旅』という大型本を、手にしたのです。
カラー画像満載で、記事内容も充実しているのでチョイスしたわけですが・・・
BBC科学ドキュメンタリー番組から翻訳しただけに、とにかくアカデミックです。




ブライアン・コックス著、創元社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
宇宙誕生から137億年。今、時空をめぐる発見と興奮の旅が始まる。イギリスBBCの科学ドキュメンタリー番組「Wonders of The Universe」を完全書籍化。ナビゲーターのブライアン・コックスが古代遺跡を訪れ、化石を探し、無重力を体験しながら、宇宙の不思議へと迫る壮大なロマンティック・サイエンス・ストーリー。

<読む前の大使寸評>
カラー画像満載で、記事内容も充実しているのでチョイスしたわけですが・・・
BBC科学ドキュメンタリー番組から翻訳しただけに、とにかくアカデミックのようです。

rakuten 宇宙への旅


光を感知する古代生物が語られているので、見てみましょう。
p72~75
<最初のまなざし>
 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州ロッキー山脈北部に、地球上で科学的に最も貴重で好奇心をそそる場所の一つが隠れている。そこは光と私たち生命をつなぐ物語が始まった場所だ。5億500万年前、原始の海の海面下にあったこの地域全体に、膨大な土砂が流れ込み堆積した。泥はすべてを埋め尽くし、地球生命進化の中でも注目すべき時代のスナップショットができあがる。

 この地の古代の生態系が、泥の中にそっくり手つかずの状態で冷凍保存されることになった。原始に生きた生物たちの記録が5億年前の地質学的偶然のおかげで、細心の注意を払って残された。ちょうど古代エジプト人によって栄光の墓が細心の注意を払って残されたように、何億年もの間閉ざされていたこの太古の宝庫は、1909年山腹の高みで発見された。バージェス頁岩層と呼ばれる。

 バージェス頁岩層は世界で最も貴重な化石層の一つである。ここで見つかった動物の数や種類の多さだけでなく、その時代に驚かされる。5億4000万年前より以前の複雑な生物の化石は、地球上どこにも見つかっていない。もちろんこの時期より前にも生き物がいたことはわかっているが、かなり単純な動物ばかりで骨格などは備わっていない。化石の記録にそういうものが現れていないという意味である。

 ところがバージェス頁岩層に永久保存された、カンブリア紀の中でも地質学的には一瞬と言ってもいいほどの期間に、広い範囲の複雑な多細胞生物がこの惑星上に一斉に現れたようなのだ。生物学者はこれを「進化のビックバン」、あるいは「カンブリア爆発」と呼ぶ。

 では複雑な生命進化の引き金になったのは何だろう。答えの鍵はカナディアンロッキー高地にあるこの化石層の中にある。次ページの写真はここで見つかった複雑な古生物の一つ、三葉虫の化石である。絶滅して久しい三葉虫は外骨格と節足をもつ生物だが、最も衝撃的なのは複雑な複眼を備えたものがいるという事実だ。
 この古生代の捕食動物は形を見分け、動きを感知し、眼を使って獲物をたくみに追いかけた。見る能力のおかげでこの三葉虫は繁栄できたと言えるのではないか。実際彼らは2億数千万年も生き延び、2億5000万年前ペルム紀末の大量絶滅で地上から姿を消した。

 進化のビッグバンが起こった原因を、眼の出現によって説明する説がある。三葉虫のような生物に視覚が備わったことが、カンブリア爆発を引き起こしたというのだ。ひとたび捕食動物が獲物を狙う眼をもてば、即座に生物の自然淘汰に新しい力が加わる。淘汰を生き残れる動物は、この新たな脅威にうまく適応できたものだけだ。あるものは擬態で身を隠すが、これはさらに視覚的に洗練された姿につながる。

 捕食動物の攻撃から身をかわして逃れようとするものは、さらに視覚を鋭敏にする。つまりある捕食の種が眼を獲得し発達させると、他の種も眼を発達させ感度を上げなければ生き延びられない、という淘汰のメカニズムが強力に働く。するとさらに高度な眼をもった捕食動物が現れるという連鎖である。これはある意味で進化のための武器獲得競争だ。自然淘汰の圧力はますます複雑な生命形態の発達を促すことになる。

 バージェス頁岩層に永久保存されたこの初期の生き物たちこそ、初めて宇宙を満たす光を利用して動き回った存在だ。彼らが出現する以前、登り沈む太陽や満天の星に気づいたものは誰もいない。この生き物たちは私たちの祖先だ。実際バージェスでは、人間が存在できたのはある奇妙な生き物の適用のおかげかもしれない、と考えさせる証拠も見つかっている。

 ナメクジのような姿のこの生物はピカイアと呼ばれ、とりたてて印象的には見えないが、これまでに発見された動物の中でもきわめて重要なものの一つかもしれない。一部の進化生物学者たちは、ピカイアは私たち人間もその仲間である脊椎動物につながる最初期の祖先たちの一つだと考えている。(中略)
 ピカイアのもう一つの魅力は、光を感知する細胞をもっていた可能性である。その機能があれば捕食動物から逃れ、カンブリアの海を生き延びることができる。その細胞が何億年かの年月を経て私たちの眼に進化したと考えるのはどうだろう。

 もちろんすべては憶測にすぎない。それでもピカイアの原始的だが注目すべき太陽光感知能力がなければ、人類はこの惑星に登場しなかったかもしれない。たぶんある一つの行為を実践する能力を身につけなければ、この生命の形も存在しなかっただろう。その行為こそ他の何よりも私たちを宇宙の理解へと駆り立てる。見上げるという行為だ。

 宇宙を理解することは推理小説を読むことに似ている。謎を解く鍵は、広大な時空の広がりを越えて光によって届けられる。私たちは時の始まりからやって来る光さえ捕らえられるようになり、その光の中に私たち自身の起源の種子を垣間見ることができた。私たちは祖先には信じられないようなものを見た…はるか遠い王国で生まれる星々、見ることのできる宇宙の限界で時に迷い込んだ銀河、そしてすべてが始まった直後の私たちの宇宙。

 5億年前のカンブリア爆発で地球上に現れた古生物たちの光感知器官が、私たちの身体でも最も人間らしい感覚器官に進化したと考えるのは素敵だ。私たちの緑や、青や、茶色の瞳は、夜空を見上げ、彼方の星から届く光をとらえ、宇宙の物語を読み取る。


『古生物たちのふしぎな世界』1 に載っている「光スイッチ説」が興味深いのです。

『宇宙への旅』1 :ハッブル宇宙望遠鏡





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Last updated  2023.03.30 08:23:34
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