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2024.09.20
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カテゴリ: メディア
『宮沢賢治フィールドノート』という本でも、イギリス海岸が言及されているが、定年前のご褒美旅行で妻と2人でこの地を訪れたのです♪

・・・ということで、この本を復刻して読んでみようと思い立ったのです。
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図書館で『宮沢賢治フィールドノート』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくると写真や地図が満載で・・・・
ビジュアルなところが、ええでぇ♪





林由紀夫著、集英社、1996年刊

<「MARC」データベース>より
賢治さんの道を歩いてみませんか? アウトドアの先駆者から学ぶイーハトヴ低山徘徊。「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など作品の舞台をコース・ガイド。詳細地図、写真、キャンプ場情報など満載。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると写真や地図が満載で・・・・
ビジュアルなところが、ええでぇ♪

amazon 宮沢賢治フィールドノート




物見山の「風の又三郎像」を、見てみましょう。
p28~29
<種山高原 物見山>
モナドノックの広い野原を風が遊ぶ。ギンガギンガと牧草は輝き、夜は星が降る。

 賢治さんのイーハトヴという理想郷を考えるときに、どうしても浮んでくる風景があります。僕は生まれが賢治さんと同じ岩手県花巻市ですから自然の風景の捉え方で妙に納得できるところがあるのです。

 イーハトヴは実際に四国四県よりも広いですからさまざまな地形があります。そして無国籍ともいえる風景が突然あります。自分の目の届く身近な低山徘徊、そして目の視点が遥か彼方まで行ってしまう大陸的な広がり。低山徘徊を自分の足でフィールドワークし、より詳しく知り心象スケッチ。賢治さんのイーハトヴはもっとさまざまな要素があるでしょうが自然を歩くことに限って言えば僕はそんな気がします。だからイーハトヴは無国籍的な理想郷なのです。もっとも無国籍さを感じさせる風景のひとつに種山ヶ原があるわけです。

 盛岡高等農林学校(岩手大)の3年に在学中、同級生ふたりと江刺郡の地質調査に来て初めて種山ヶ原を知った賢治さんは文句なしに虜になりました。

 『海だべがど おら おもたればやっぱり光る山だたぢゃい ホウ 髪毛 風吹げば 鹿踊りだぢゃい』と『高原』という詩に印象をスケッチしています。海ほど広い草原と遠くに広がる山並みを見て大好きな鹿踊りのように髪を風になびかせながら小躍りして体いっぱいで喜んでいる賢治さんです。

 種山ヶ原あたりを歩くには賢治さんはたくさんのフィールドガイドを残してあります。思い入れもわかるというものです。童話『種山ヶ原』、劇『種山ヶ原の夜』、詩『種山ヶ原』、そして童話『風の又三郎』などがあります。

 ドボルザークの「新世界交響曲」に賢治さんは詩をつけて種山ヶ原のテーマにしているかと思えば、鹿踊りも、鬼剣舞も出てくる無国籍地帯に風と遊んでみましょう。


風が集まってくる種山ヶ原を、林さんが讃えています。
p35
 山からも平野からも海からも風が集まってくる地形、種山ヶ原は遠野市、江刺市、住田町に跨って位置しています。ここからはイーハトヴ全体どこにでも行きやすいですからとにかく風と相談して旅してください。そうそうこの辺は『風野又三郎』さんも通りますから聞いてくださいな。きっとこんなふうに言いますよ。

 「ふん、イーハトヴのどこからきたんだい。僕はパシフィック・オーシャンから種山に着いたばかりさ。どこが素敵か聞きたいのかい。耳を澄ましてごらんよ。風に乗って聞こえないかいあの音が『ダー、ダー、ダー、ダー、スコ、ダー、ダー』ってね」

『宮沢賢治フィールドノート』3 :物見山の「風の又三郎像」
『宮沢賢治フィールドノート』2 :イギリス海岸
『宮沢賢治フィールドノート』1 :C・W・ニコルさん×林さんの対談

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■2018.11.18XML
『宮沢賢治フィールドノート』3
https://plaza.rakuten.co.jp/foret/diary/201811180002/





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Last updated  2024.09.20 00:51:40
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