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歩世亜さんComments
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図書館で『 1 時間でわかるアイヌの文化と歴史 』という本を手にしたのです。
この本の表紙に「カラー版」の表記がある通りで・・・
まったくカラー画像満載となっていて絵本と呼んでも間違っておりません♪
<table border="1"><tbody><tr><td width="550" height="50">
【 1 時間でわかるアイヌの文化と歴史 】
webp 画像につき開示できず
< 「 BOOK 」データベース >より
神(カムイ)である自然と共生する文化。貴重なビジュアル満載!日本文化のルーツがわかる、あなたの知らないアイヌ!イラスト・写真 130 点。
<読む前の大使寸評>
追って記入
rakuten<a href="
https://books.rakuten.co.jp/rb/15906283/
">
1
時間でわかるアイヌの文化と歴史
</a></td></tr></tbody></table>
「第一章 アイヌの信仰世界」が興味深いので、冒頭あたりを見てみましょう。
</a><TABLE border="1"><TR><TD width="550" height="50">p10 ~ 16
<font color="brown"> 「アイヌの創造神話」 </font>
幕末の探検家・松浦武四郎は、石狩川支流の夕張川流域を調査した折、タッコプの村 ( 現在の栗山町丸山地区 ) で博識の老人から、アイヌの天地創造伝説を教わったという。
天地の始まりは混沌としていた。その混沌の重い部分が集まり地となり、軽い部分が天となった。やがて地には国作りの男神が生まれ、天からは女神が五色の雲に乗って地に降り立った。
ふた柱の神は青い雲を海原に、黄色の雲を土に、赤い雲を金銀財宝に、白い雲を草木禽獣に変えた末に、フクロウのまばたきから「ある事」を悟り、男女の語らいで幾多の神々を生みだす。
太陽神と月の神が昇って天を照らし、火の神や大地の神、金属神が狩りや畑仕事、服飾の術などあらゆる文化を人間に教えた。最初に神が降りたった地は、シリベシ山 ( 現在の羊蹄山 ) であるという。
物語の一部に日本神話との類似性があるが、古来の伝承に日本神話が混交したのか、それが本来の物語であったのか、武四郎による改変があったのかは不明である。
</TD></TR></TABLE>
</a><TABLE border="1"><TR><TD width="550" height="50">p12 ~ 13
<font color="brown"> 「アイヌの神々」 </font>
カムイとは、アイヌ語で神を指す言葉である。神は大自然、世界のすべてに宿っている。家の炉には人間を暖めるアペフチカムイ ( 火の姥神 ) が住まい、宝物棚にはチセコロカムイ ( 家の守り神 ) が祀られる。水汲み場にはワッカウシカムイ ( 水神 ) 、山中はシリコロカムイ ( 大地の神 ) の領分である。
天ではチェプランケカムイ ( 魚を降ろす神 ) 、ユッコロカムイ ( シカ持つ神 ) が、それぞれ人間のために天からサケやシカを投げ下ろし、恵みをほどこす。狩りの対象となるクマやキツネ、タヌキは、神が人間のために毛皮と肉の土産を携え、この世に現れた姿とされ、心のよい人間を見込んで狩られるのだという。
そのため、アイヌは得た獲物に対し、「自分を訪ねてくれた」ことを感謝して、木幣 ( イナウ ) や酒を捧げて祈る。ちなみに、人間を襲ったクマは神としての資格を失うのだという。
ウェンカムイ ( 邪神 ) やパコロカムイ ( 疱瘡神 ) など人間にあだなすカムイもあり、これらに対しては、アイヌはまじないを駆使して追い払うことになる。
</a><TABLE border="1"><TR><TD width="550" height="50">p14 ~ 15
<font color="brown"> 「ユカラ」 </font>
アイヌ語には文字がない。そのため口承で先祖の記憶や物語を語り継ぐ。それら「口承文芸」の白眉がユカラだ。一般には、アイヌ語学者金田一京助が表記した「ユーカラ」の名で知られているが、ユカラの表記のほうが実際の発音に近いとの考えから、近年ではユカラとひょうきされることが多い。
ユカラの演者は炉の前に座り、レプニ ( 拍子木棒 ) で、なければ棒で炉縁を叩くなどして拍子をとり、節をつけて、神や英雄の冒険活劇を歌うように語る。
主人公は大抵の場合は孤児で、山中の砦で一人きりで暮らしている。やがて自分が孤独な理由を悟り、冒険の旅に出る。魔を倒し、美女と巡り合い結ばれ故郷に凱旋し子孫も増えて大円団となる。
ユカラは、神や英雄の活躍を描いた叙事詩で、戦いに次ぐ戦いの場面が繰り広げられる。主人公の少年英雄、ポイヤウンペは空を飛び、水中を突き進み、地中をも駆け巡るといった様子で、まさに超人として描かれている。
高揚した聴き手の者も、炉端を打ち、時に「ヘッ!ホー!」と合いの手を入れて囃したてる。タイミングが悪ければ語りの邪魔になるため、聴衆にも技量が必要だ。
ユカラは、葬式の折には語ってはいけないとされる。語るにしても、必ず一気に最後まで語り終えなくてはならない。仮に語り残せば、死霊が続きを気にして、あの世に行けなくなってしまう。
反対に、クマ送りの宴ではユカラの語りはクライマックスでわざと中断する。クマの神が続きを聞きたくなり、また地上に来てくれることを願ってである。
</TD></TR></TABLE>
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