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姫新線の水面に揺れる彼岸花春の桜、夏のひまわり、秋の彼岸花と、季節ごとに訪ねていますので、どこに何が咲いているのかも、ほぼ分かっています。列車の運転本数が少ないため、効率的に移動しなければなりません。かぶりつきの彼岸花カットを押さえたあとは、川辺に咲く花群と車輌を組み合わせたアングルを選択しました。前回やってきたときと比べて変わっていたのは、田んぼに沿って動物よけの電流柵が設けられていたことです。電線の存在はあまり目立ちませんが、支柱が少し目障りです。しかし、それを外すことはできませんから、せめて列車の顔にかからないようにしましょう。列車を待つ間、川風に吹かれながら、水面に映って揺らめく彼岸花を眺めていると、そこはかとなく秋の風情を感じます。日ごろの疲れを忘れる瞬間でした。撮影地:姫新線三日月~播磨徳久今日9月30日は、世界翻訳の日、交通事故死ゼロを目指す日、クレーンの日、くるみの日、京都市の路面電車が全廃された日(1978年)だそうです。
2014/09/30
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姫新線の彼岸花実は、岐阜からその足で福井へ転進したのですが、北陸路での成果報告は後日を期すことにして、そのあとに撮影した姫新線のカットをご覧いただくことにいたしましょう。やはり彼岸花つながりです。姫新線は季節ネタの宝庫で、その一番が夏のひまわり。毎年作付けされる田んぼが変わりますが、ひまわりの数量に圧倒される思いで撮影しています。7月中旬ごろから開花情報と天気予報をあわせて確認しながら、出かける日を検討するのが常です。夏がひまわりなら、秋は彼岸花。これまた見事なまでの咲き具合。田んぼの周囲に咲く花群に対して、地元の方たちが心をつくしているのがよく分かります。この日は最初、姫路の近くで撮影を開始し、そののち播磨徳久の方へ移動してきたのですが、最初からここに来ていてもよかったかな、と思ったほどの美しさ。花の盛りを愛でることができました。撮影地:姫新線播磨徳久~三日月今日9月29日は、日中国交正常化の日、クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)、招き猫の日、洋菓子の日だそうです。
2014/09/29
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700系東海道新幹線と彼岸花以前、樽見鉄道を訪ねた時は、そのあと東海道新幹線の沿線で彼岸花がらみのカットを撮影しています。この日も同じコースを辿りましょう。山陽新幹線と異なり、東海道新幹線は今や700系とN700系の2種類、あ、N700Aも入れれば3種類か、しか走らない味気無さです。とはいうものの、700系の存在が次第に影を薄めており、一見かわり映えのしない東海道筋でも、栄枯盛衰、世代交代が世の習いということを実感させます。東海道新幹線開業50周年の今年、0系新幹線が表紙になった書籍をよく見かけますが、そのうち、700系も時代を切り拓いた車輌として脚光を浴びる時が来るかもしれません。そのときのためにも綺麗な季節ネタカットを残しておかねば。笑。撮影地:東海道新幹線岐阜羽島~米原今日9月28日は、世界狂犬病デー、パソコン記念日、プライバシーデー、京浜線で自動ドアの電車が登場(1926年)、上越線の新清水トンネルが開通した日(1967年)だそうです。
2014/09/28
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彼岸花の樽見鉄道9月中旬は休みが続きましたが、2週連続して天気がよかったので、わたくしも嬉々として出かけました。おかげで当分ブログネタに困らないほどカット数をかせぐことができましたが、それを時系列に沿ってアップしていくと、季節が外れてお間抜けなことになる可能性があるため、季節ネタを優先してご覧いただくことにいたしましょう。秋のお彼岸といえば、やはり外すことができないのが曼殊沙華。そう、彼岸花です。名前のとおり、お彼岸の前後に花の盛りを迎えます。それはもう、見事なまでにドンピシャリのタイミング。そして、花の盛りは1週間ほどしかありません。春の桜同様、毎年、この時期になると、わたくしはこの花狙いで東奔西走することになります。数年前にも訪ねたことがあるのですが、今秋も樽見鉄道へ彼岸花狙いで出かけました。花が咲く場所や盛りの迎え方が微妙に異なり、そのあたりがおもしろいところでもあるのですが、川の土手に咲いた真紅の花群は、それはもう、見事のひとことです。カタン、カタンと一定のリズムを刻みながら築堤を上ってくる単行の気動車と真っ赤な彼岸花。この秋も、とりあえずこの組み合わせを目にすることができました。撮影地:樽見鉄道十九条~横屋今日9月27日は、世界観光の日、女性ドライバーの日、初の地下鉄(銀座線)起工式(1925年)、日独伊三国同盟調印日(1940年)だそうです。
2014/09/27
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四国でEF65を俯瞰する西讃岐まで回り道をした一番の理由は、EF65貨物を撮影したかったからです。EF65は、遠く関東から長駆しています。機関車の負担などを考えると、いつまでこの状態が続くかは不明です。毎年、春が近づくと今年度限りか、とささやかれています。かつて日中2往復あった貨物のうち、1往復はすでに桃太郎へバトンタッチされていますから、代替案も真実味を増そうかというものです。強烈な西日を編成のサイドに浴びながら一路、高松をめざすロクゴ貨物。この日は正面の貫通扉がからし色の機関車です。すでに何度もこの景色は目にしていますが、今しばらくこの情景を見続けることができますように。撮影地:予讃線豊浜~観音寺今日9月26日は、台風襲来の日、ワープロ記念日、台風15号で青函連絡船洞爺丸が転覆し、死者・行方不明者1151人(1954年)、伊勢湾台風が上陸し、死者行方不明5200人余りが出た日(1959年)だそうです。
2014/09/26
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石仏のおわす鉄道情景吉野川の名勝を愛でたあとは、四国山脈の脊梁部を越えて香川県へと移動しました。この日は高松泊まり。その前に、西讃平野で夕方の鉄道情景を押さえておきたかったのです。電化区間を走る気動車特急のアンパンマン列車をはじめ、JR四国が誇る車輌をひと通り撮影したあと、次は普通列車という段になって、線路際に居並ぶ石の仏さまの前でカメラを構えました。線路際の石仏といえば、少し前に播但線でも撮影したことがあります。わたくし、格段に強い信仰心を持っているわけではありませんが、日本人が昔から行ってきた路傍の名もなき石仏たちに手を合わせる心優しい習慣。そういう和の心根が好きなのです。線路近くでそうした情景を見つけたときは、心の中で手を合わせつつレンズを向けさせていただいております。撮影地:予讃線豊浜~観音寺今日9月25日は、藤ノ木古墳記念日、主婦休みの日だそうです。
2014/09/25
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土讃線の名勝を駆ける特急「南風」土讃線の名勝といえば吉野川のトラス橋をとばすわけにはまいりません。これまでにも幾度となく撮影してきましたが、敬意を表して今一度、レンズを向けましょう。ただ、いつものように横位置のアングルではなく、縦位置にして少しだけ変化をもたせました。何しろ青空に程よく白雲が散らばっているのと、エメラルドグリーンの水から顔を出した三角形のおむすび岩の存在になぜか心惹かれたからです。いやあ、それにしても美しい。名勝を際立たせる光線状態です。レンズの画角を広角系にシフトさせた構図の中に広がる景色は、まるで鉄道模型のジオラマを見ている感じです。撮影地:土讃線小歩危―大歩危今日9月24日は、清掃の日、畳の日、歯科技工士記念日、みどりの窓口記念日、メートル原器制定(1872年)、フランスの超高速新幹線TGVが時速300キロの世界最高スピードで営業を開始した日(1989年)だそうです。
2014/09/24
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吉野川沿いを駆ける「アンパンマン列車」川つながりのカットです。徳島線は四国三郎の異名をとる吉野川に沿って走っていますが、阿波池田のあたりで90度折れ曲がり、その上流では土讃線が並走する形になります。土讃線では、いくつかの場所で川と組み合わせたアングルが撮影可能です。その一つが、本日の「思い出の1枚」、アンパンマン列車と吉野川の組み合わせカットです。青緑色の水をたたえて滔々を流れる川のそばを、JR四国が誇る2000系のアンパンマン列車が駆け抜けます。車内では、そうした車窓の景色など一顧だにしないキッズたちが、アンパンマンをはじめとするアイドルたちを相手に嬌声をあげていることでしょう。でも、それも旅の思い出としては大切なことなのです。撮影地:土讃線三縄―祖谷口今日9月23日は、秋分の日、不動産の日(全国宅地建物取引業協会連合会)、海王星の日、万年筆の日だそうです。
2014/09/23
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吉野川に沿って走るキハ185系特急「剣山」この前の連休に四国へ帰省していました。家庭の諸事情があり、最近、四国行きが続いています。折角の晴天予報ですから、妻の実家(高知)に留まり続けるのはもったいない。それに高松(香川)にも用事がありますので、大阪⇒徳島⇒高知(泊)⇒徳島⇒香川(泊)と、ぐるっと四国移動です。高知から香川へは1日かけてテツ旅の移動です。まずは普通とキハ185系特急「剣山」狙いで徳島線をめざしました。現地到着後、すぎにアングル確認。これまで何度も立った場所ですが、撮影ポイントの風景が微妙に変わっています。そのあたりが、驚きであるとともに、やはり楽しい。キハ185系は、四国でも限られた場所でしか見られません。車歴もそれなりに重ねています。ネクストの置き換え予定は明確ではありませんが、今のうちにしっかりと記録するにこしたことはありません。撮影地:徳島線辻―阿波加茂今日9月21日は、国際平和デー、世界アルツハイマーデー、室戸台風、関西に来襲。死者・行方不明者3036人(1934年)、プロ野球でフリーエージェント制導入だそうです。
2014/09/21
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国鉄色同士の離合福知山線の篠山口駅から福知山駅までの区間は単線です。線路上を同時に複数の列車が走るわけですから当然、どこかの駅で交換する必要があります。また、381系国鉄色「こうのとり」は1編成だけが行ったり来たりしているわけではなく、複数の編成が走っています。そして現実に、国鉄色同士の交換がなされています。最初に国鉄色同士の交換を撮影したときは、入線と通過の手順が分からず少しあせりましたが、何度か足を運ぶうちに、どこへ立てばよいのかも分かるようになりました。大阪からの下りが先に到着して待機。その後、上りが一気に駆け抜けていきます。タイミングをはかり両雄相並ぶ瞬間を切り取ります。国鉄色同士の並びは違う駅でも見ることができますが、これが日常的に繰り広げられており、毎日ほぼ確実に見ることができるのは、今の時代、奇跡的なことと言えますね。今日9月20日は、バスの日(日本バス協会)、空の日、お手玉の日だそうです。
2014/09/20
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もう一つの稔りの景色、キハ189系「はまかぜ」に会う国鉄色狙いで福知山線から山陰本線を駆け巡る1日ですが、和田山周辺に来たら播但線での撮影も既定のお約束となっています。少し遅くなった昼食を済ませ、次の国鉄色を撮影するまでに、エアーポケットのようにできた時間を利用してキハ189系特急「はまかぜ」に会うことといたしましょう。大阪から下ってくる「はまかぜ」に対しては、どうしても半逆光気味となるのですが、いろいろとアングルを探すうち、そのウィークポイントを利用して、黄色の稲穂を輝かせることを思いつきました。正面は陰りますがサイドには光が当たるので、思った以上に暗い雰囲気にはなりません。ただ、そう決めたのは列車がやってくる直前のこと。バタバタで場所を移動し、ビデオをセットし終わるのとほぼ同時に、遠くのオーバークロスの下に「はまかぜ」が姿を現しました。すばやくビデオをスタートさせてカメラを構えます。黄金色に輝く稲穂と「はまかぜ」。国鉄色と違って、この組み合わせは今後も当分目にすることができるでしょう。しかし、同じ場所、同じ時期であったとしても、全く同じ光景であるとは限りません。その意味で、今の出会いを大切にしたいと思いながら、次への移動の準備を始めました。撮影地:播但線竹田~和田山今日9月19日は、苗字の日だそうです。
2014/09/19
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インカーブから狙った381系国鉄色「こうのとり」夏休みが終わって一息ついたため、車輌は4輌と短くなっています。できれば6輌で来てほしい、などという無い物ねだりはよしましょう。国鉄色が日常的に、しかも運用によって別の車輌に置き換わることもなく走っているだけで、これ以上、何を望みましょうや。日差しも気温も強烈なこの日、線路際の草木も命の盛りを謳歌しています。そうしたなか、国鉄色がカーブを通り過ぎていきます。濃い緑と国鉄色のツートンカラー。これはもう、紛れもなく日本の鉄道情景の中で秀逸な組み合わせの一つと言えます。この景色を見ることができただけでも、ここまでやってきた甲斐がありました。撮影地:山陰本線上夜久野~下夜久野今日9月18日は、かいわれ大根の日(日本かいわれ協会)だそうです。
2014/09/18
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381系国鉄色特急「こうのとり」を稔りの秋に愛でる先週末の土曜と日曜、西日本は晴天に恵まれましたので、新米の刈り取り作業も一気に進んだようです。黄色く色づいた田んぼの横で、すでに刈り取りが終わり、さっぱりした田んぼも見かけました。関西では、黄金の稲穂カットは今週末が見納めかもしれません。381系国鉄色と黄色の稲穂のコラボを狙って転進しました。最初は線路際でオーソドックスな編成写真を、と思いましたが、車を停めた場所から少し離れたところに、すでに先客が一人スタンバイしており、そのアングルを見ると稲穂とのコラボを考えていることが分かりましたので、そばに並ばせてもらうことにしました。風で雲が流され、瞬間的に陰ったり晴れたりが繰り返される天気。晴れると本当に黄金色に輝く稲穂を前に、国鉄色が通り過ぎる瞬間だけは晴れてほしいと祈りながら列車の到来を待ちます。遠くの踏切が鳴り始めたので空を仰ぎ見ると、しばらくは陰りそうにないことが確認できました。よっしゃあ! いやあ、それにしても、晴れたときの稲穂って本当にきれいです。国鉄色の朱色とのマッチングも最高。これが381系にとって最後の秋にならないことを祈りながらシャッターを切りました。撮影地:福知山線石生~黒井今日9月17日は、モノレール開業記念日(東京モノレール株式会社)、キュートな日だそうです。
2014/09/17
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瑞穂の国の381系国鉄色特急「こうのとり」ネット環境のないところへ撮影に行っていたため、ブログの更新が滞りました。今日から再開です。このところ一気に秋めいてきました。空は青いし、雲も完全に秋のものです。稲穂、彼岸花、そばの花、柿の実など、季節ネタが舞台に登場すべく待機中です。さあ、忙しくなるぞ。三連休の少し前に福知山線から山陰本線をひと回りしていました。鮮度はギリギリなので蔵出しカットとしてアップいたします。まずは381系国鉄色「こうのとり」と稲穂とのコラボカットです。この連休で各地では稲刈りが進んだと思うのですが、早生、奥手と、隣り合う田んぼでも実りの進み具合が異なります。この写真の田んぼはまだ青々としていますが、道路を隔てた反対側はすでに黄色に染まっていました。晩夏と初秋が同時に進行している状況でした。撮影地:福知山線三田~道場今日9月16日は、ハイビジョンの日(通産省制定)、マッチの日、競馬の日だそうです。
2014/09/16
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鉄橋を渡る「しまんトロッコ」「なんちゃって新幹線」のあと、本命の「しまんトロッコ」を撮影。そのままトロッコの追跡モードに入りました。トロッコ列車は江川崎駅で結構長い時間停車します。別に列車交換をするわけではなく、駅周辺も取り立ててお勧めスポットがあるわけではないので、この運転停車が何のためなのかよく分かりません。もちろん、停車中、乗客のほとんどは下車していました。今回は妻が同伴ですので、撮影はこのトロッコ列車が江川崎駅を発車したところで一旦休憩。午後は海洋堂のミュージアムを訪ねることにしました。本日の「思い出の1枚」は、ものすご~く高い橋脚の鉄橋を渡る「しまんトロッコ」列車です。日差しは強烈ですが、川風に吹かれながらトロッコ列車の到来を待つ。予土線のおもしろさを堪能しました。撮影地:予土線江川崎~半家今日9月12日は、水路記念日、宇宙の日、マラソンの日だそうです。
2014/09/12
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鉄橋を渡る「なんちゃって新幹線」私鉄も含め、四国の線区はほぼ踏破しているわたくしですが、予土線だけは未踏の路線でした。以前から一度訪ねてみたいという願いを今回、ようやく果たすことができました。訪ねてみようと思ったきっかけは、やはり、「なんちゃって新幹線」と「海洋堂ホビートレイン」の存在です。「なんちゃって新幹線」には前夜、宇和島駅で拝謁の栄に浴したことは、すでにしるしたとおりですが、日中もどこかで撮影したい。そう思って時刻表を確認したのですが、一つ問題があることに気づきました。まず、0系のシンボル、あの特有の丸鼻は窪川側にしかついていないのです。つまり、宇和島から窪川へ向かう列車を撮らなければならないのですが、列車運用とわたくしの行動予定スケジュールとがかみ合わないことが分かってきました。ですから、一旦は撮影を諦めていたのです。この日は「しまんトロッコ」も運転される日でしたので、「海洋堂ホビートレイン」と「しまんトロッコ」列車が撮影できたらよしとしよう。そう思い、移動途中で見かけた鉄橋でトロッコ列車を撮るべくスタンバイしていました。そのとき、カメラを構えているのとは反対側から列車が接近してくる音が伝わってきました。振り向くと、あの特徴的な0系新幹線ブルーが目に飛び込んできました。あ、「なんちゃって新幹線」!トロッコ列車に気を取られたのと、後追いで撮らなければならない、ということから、「なんちゃって新幹線」の運用を見落としていたのです。急いでカメラを持ち直し、後追いも含めて鉄橋を渡っていくシーンをかろうじて押さえました。もっと注意深くならないといけませんね。反省しきりでした。撮影地:予土線真土~吉野生今日9月11日は、公衆電話の日、警察相談の日だそうです。
2014/09/11
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海洋堂ホビートレインと沈下橋高知県では、郡部に行くと、沈下橋と呼ばれる橋が川に架かっているのを見かけます。昔は木造だったようですが、最近は大半がコンクリートで作られ、車も渡れるようになっているのが多いです。台風銀座の高知県では、川の増水により橋が流されることが多いため、沈下橋は流木などが引っかからないよう手すりのようなものはなく、また、橋自体が水の中に沈んでしまうような構造になっています。予土線の沿線でも沈下橋と組み合わせて写真を撮れる場所があり、今回の訪問でもそこは外したくないと考えていました。海洋堂ホビートレインを追いかけているうちに、沈下橋スポットが近づいてきました。時間的に少し余裕のある先行状況となったため、現地到着後、撮影アングルを探しましたが、事前に調べておいた角度がやはり無難であることが分かりました。この場所の沈下橋はコンクリート製ですが、川の中ほど部分は流されており、橋本来の役割は果たせない状態です。すぐそばに立派な道路橋があるため、復旧作業もされないようです。もちろん、沈下橋には通行止めの指示が出されています。しばらくすると、追い抜いていた海洋堂ホビートレインがやってきました。沈下橋と単行の気動車。土佐、しまんとエリアの鉄道情景を押さえることができて、よかった、よかった。撮影地:予土線真土~西ケ方今日9月10日は、全国下水道促進デー(建設省、1961年)、車点検の日、国際自殺予防デー、屋外広告の日(全日本屋外広告業団体連合会、1974年)、カラーテレビ放送記念日だそうです。
2014/09/10
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海洋堂ホビートレインみかん山の撮影を終え、さあ、次は予土線へ転進と思い、時刻表を確認すると、宇和島駅を発車した海洋堂ホビートレインと遭遇できるか否か、ギリギリの時刻であることが分かりました。ナビにとりあえずの目的地をセットし(土地勘がありませんので、道路地図で見た、まずはこのあたりか、というポイントを入力しただけです)、先を急ぎました。運転本数が極端に少ない予土線ですから、撮り逃がしたくはありません。車を運転している途中でホビートレインらしい気動車を前方に発見。幸いなことに上り坂のせいかあまりスピードが出ていません。ここは一気に先行しようと、アクセルを踏み込みました。第1のポイントに着いたときは少しだけ先行したようですが、ロケーション的には今ひとつ。でも、今さら移動することもできません。初物なので、贅沢を言わず、とりあえず撮影を済ませました。その後、ホビートレインとわたくしの本格的なチェイスが始まりました。追い抜いては撮影。追いつき追い抜いては撮影を繰り返します。駅と駅の間が広く、比較的走りやすい道路が続いているうえに、行き交う車もほとんどないことから可能となったチェイスなのですが、道路も鉄道も、やはりローカル線だと改めて実感した次第。撮影地:予土線近永~出目今日9月9日は、救急の日(厚生省、消防庁)、チョロQの日、重陽の節句、栗きんとんの日、カーネルズデーだそうです。
2014/09/09
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みかん山を駆ける2000系特急宇和海この日の主たる目的は予土線の撮影ですが、その前に一か所、予讃線で行っておきたいポイントがありました。みかん山を駆け抜ける特急宇和海や普通列車を撮影したかったのです。そこは以前も訪ねたことがあるので場所探しは問題ないのですが、朝のうちは太陽が左正面に位置しており、立ち位置によっては半逆光となるのが、ちょっと辛い。でも、みかん山の遠く向こうに宇和海を眺める雄大な景色は何度訪れても飽きません。小一時間ほどの間に2000系の特急「宇和海」とアンパンマン列車の「宇和海」、キハ54形とキハ185系の普通列車、計4本が撮影でき、まずは当初の目的達成。望むらくは黄色く色づいたみかんと一緒に撮影したかったのですが、それはこの次の課題といたしましょう。撮影地:予讃線立間~下宇和今日9月8日は、サンフランシスコ平和条約調印記念日、国際識字デー(ユネスコ)、ニューヨークの日だそうです。
2014/09/08
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宇和島駅前の復元コッペル翌朝、チェックアウトしてすぐ、駅前の広場に置いてあるコッペルを見にいきました。このコッペルは、復元模型であることが説明板には記されていますが、なかなかよくできています。機関車は、宇和島鉄道で走っていたコッペル(形式ケ220)を模したものだそうです。宇和島鉄道は、大正3年10月18日に宇和島と近永間17.3kmで開業。大正12年には近永から吉野まで延伸しています。その後、昭和8年8月、政府に買収され、18年の歴史に幕を閉じました。近永、吉野というと、今の予土線の前身だったと言えます。軽便鉄道のコッペルが実際に走るさまを見るのは叶いませんが、遥か昔に思いを寄せ、さあ、今日は現在の予土線を訪ねることにしましょう。撮影地:予讃線宇和島駅前今日9月7日は、クリーナーの日、CMソングの日だそうです。
2014/09/07
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夜の宇和島駅で発車を待つ「なんちゃって新幹線」宇和島駅前のホテルにチェックインし、夕食を済ませたあと、妻と一緒に夜の宇和島駅へ向かいました。今話題の車輌、「なんちゃって新幹線」を見るためです。四国の中でもローカル度の高い線区である予土線が今、熱い視線を集めています。「なんちゃって新幹線」と呼ばれる鉄道ホビートレインと、フィギュアで有名な海洋堂とコラボした海洋堂ホビートレインの二つが走っており、これらは普段鉄道趣味とは縁の遠い婦人雑誌の特集でも取り上げられるほどの注目度なのです。その「なんちゃって新幹線」が午後8時半から9時過ぎまで宇和島駅で停車しており、それを撮影しにいったのです。いつもならわたくしのテツ趣味にはあまり関心を示さない妻も、この「なんちゃって新幹線」には興味津々で、「一緒に行く」と言ったのです。夜の宇和島駅には、江川崎駅まで折り返す「なんちゃって新幹線」がすでに入線していました。近づいて仔細に観察すると、それなりに雰囲気をよく捉えています。実物どおりに再現するのが海洋堂とすれば、これはトミカのプラレールかチョロQの世界です。女性の人気を集めるのも当然かも、と思いながら記録に励んだのです。撮影地:予土線宇和島駅今日9月6日は、黒の日(京都黒染工業協同組合、1989年)、妹の日(妹の日実行委員会、1991年)、墨の日、クロスワードパズルの日だそうです。
2014/09/06
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大洲城をバックに走る特急宇和海尾道ラーメンを賞味したあと、しまなみ海道を渡って四国入りし、そのまま内子の町をめざしました。内子座という建物を見たかったからです。内子座は、木蝋や生糸などの生産で栄えた大正5(1916)年、芸術・芸能を愛好する人々が建てた劇場です。木造2階建て瓦葺き入母屋作りで、回り舞台や花道、枡席などを整えた都市型劇場。芝居などが盛んに上映されました。その後、映画館などに改装されましたが、老朽化のため取り壊されるところ、町並み保存事業に連動して昭和58(1983)年から60年(1985)年に復原され、同年10月、劇場として再出発しました。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されています。内子座へ行く前、町内を走っていると「歴史的建造物保存地区」の案内が見えましたので、とりあえずそちらへ行ってみることにしました。内子座の存在は知っていましたが、古い町並みが残っていることは知りませんでした。足を運んでみると、これが予想外に素敵。少し前に行った九州・日田の豆田地区に似た雰囲気があり、内子座の建物とあわせて歴史情緒を堪能することができました。尾道、内子と観光に時間を費やしているうちに、日が大きく西に傾いてきました。日が暮れるまでにどこかでおテツをしたい。時刻表と地図を確認すると、大洲城をバックに撮影できるポイントで特急宇和海を狙えそうです。行ってみましょう。大洲城バックのお立ち台には以前も来たことがあるのですが、ここは基本的に南を向いて撮影するため、晴れると逆光になります。そのときも逆光に霞んだ写真となりました。しかし、この日は光源の位置には気を使わなくてもよい状態です。そうしたなか、3連の特急が長い橋を渡っていきました。撮影地:予讃線西大洲~伊予大洲今日9月5日は、石炭の日(クリーンコール・デー・資源エネルギー庁、1992年)、国民栄誉賞の日だそうです。
2014/09/05
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尾道の街を走る117系サンライナー妻の実家(高知)へ帰省するにあたり、ぐるっと大回りしていくことにしました。広島(尾道)から四国・愛媛を経由して高知へ、というわけです。高知の出身でありながら、隣県の愛媛を妻はほとんど訪ねたことがなかったからです。これまでの経験から、妻同伴の旅では、観光の合間におテツとなるのですが、それは致し方ありません。しかし、そうでもしなければ、わたくしが名所旧跡に足を伸ばすことはありませんので、それはそれで良いことなのかもしれません。明石大橋、瀬戸大橋、しまなみ海道と、本州と四国を繋ぐ3ルートのうち、しまなみ海道だけはこれまで渡ったことがありませんでした。尾道観光としまなみ海道通過というのが、初日の観光プランの目玉の一つです。尾道市内観光のうち、外すことができないのは、やはり千光寺です。山の上から尾道の街を眺めるのは定番のメニューです。そして境内の展望台が即、テツのお立ち台になっていますので、わたくしとしても否やはありません。妻が境内を散策する間、わたくしは山の上から山陽本線を大俯瞰しました。運よくサンライナー塗装の117系がやってきました。117系も地域単一色の黄色に姿を変えつつありますので、サンライナー色を撮影できたのはラッキーなことでした。撮影地:山陽本線東尾道~尾道今日9月4日は、くしの日(美容週間実行委員会)、串の日、クラシック音楽の日、関西国際空港開港記念日だそうです。
2014/09/04
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トワイライトを俯瞰する今年度の撮影重点課題の1つがトワイライトエクスプレスであることは、これまでにも繰り返し書いてきましたし、写真もアップしてきました。ただ、今夏は晴れの日が少なかったため、折角の夏休み連日運転期間中も気分が乗らず、なかなか御輿を上げるには至りませんでした。もったいないのは分かっているのですが、どうせなら晴れて気持ちの良い写真を撮りたいですからね。先日、線路に程近いところにある場所からトワイライトを俯瞰する機会に恵まれました。ロケーション的にはさして特筆すべき光景ではないのですが、バリエーションカットを追加できたので、のちの記録のためブログにアップしておきましょう。
2014/09/03
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那覇のゆいレールわたくしのもう一つの趣味であるスキューバダイビングを楽しむため、この夏は沖縄にも行ってきました。天候不順が告げられる今年の夏ですが、わたくしの沖縄は、これまでにちょっと経験したことがないくらいの晴天に恵まれました。離島へ渡る朝一番の高速艇に乗るため、那覇には前日入りし、ゆいレールの県庁前駅から程近いホテルにチェックインしました。部屋に入って窓から外を見ると、ゆいレールの軌道が目の前を走っています。念のために窓を点検すると、珍しく窓が開く構造になっています。これはもう、明日の朝、ゆいレールを撮影しなくっちゃ!朝から快晴となりましたが、残念ながらビルの谷間を走るゆいレールには日が当たっていません。出発時間の関係で、日がまわるようになるまでは待てませんので、とりあえずは沖縄来島のお印にシャッターを切ったのが「本日の思い出の1枚」です。撮影地:ゆいレール見栄橋~県庁前今日9月2日は、宝くじの日(第一勧業銀行宝くじ部、1967年)、靴の日だそうです。
2014/09/02
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東京モノレールのレトロカラー編成しばらく他出しており、その間、ネット環境から遠ざかっていましたので更新が滞りました。今日から再開です。それにしても、この1週間で気温が下がりましたね。夜はひんやりして、少し前までは窓を全開にしていたのが、昨夜は閉めて寝ました。何となく秋の訪れを感じるようになりました。東京ネタをもう一つだけ。今住んでいるところが、新幹線よりも飛行機に乗る方が便利なため、東京へ出かけるときは伊丹空港から、というのが通常の移動方法です。そして羽田に着くと、9割以上はモノレールで浜松町へ、というパターンです。そのモノレールでは今、往年をしのぶカラーリングの編成が走っています。その姿を捉えたくて足を伸ばしました。レトロカラーの編成は数が少ないため、うまく出会えるかどうかは運次第。そう思いながら待っていると、ホワイト、ライトブルー、マリンブルーの3色に塗り分けられた編成が遠くに見えました。開業当時のカラーリングです。ラッキ~! 撮影地:東京モノレール天王洲アイル~大井競馬場前今日9月1日は、上野~青森間(現・東北本線)全通(1891年)、防災の日、関東大震災記念日、国際青年デー、宝塚歌劇団レビュー記念日、羊毛年度始め、霞ヶ浦の日だそうです。
2014/09/01
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