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0757 72M※オモテ面【スタッフ】・製 作 ニキータ・ミハルコフ「太陽に抱かれて」 コンスタンチン・エルンスト アナトリイ・マクシモフ・監 督 ウラジミール・コチネンコ・原 作 アレクサンドル・ボクロフスキー・脚 本 ヴァレリー・ザロツハ ウラジミール・コチネンコ・撮 影 イリヤ・ディオミン・音 楽 エンニオ・モリコーネ 「海の上のピアニスト」「マレーナ」・編 集 オレグ・ライェフスキイ スベトラナ・タリック【キャスト】・セルゲイ・マコヴェツキー・マラト・バシャーロフ・アンドレイ・クラスコ・ディミートリィ・ウリアノフ・チュルパン・ハマートヴァ※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-5222R・製作年度 2004年・製 作 国 ロシア・原 題 72M・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 ----・収 録 116分・サ イ ズ 4: 3 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・公 開 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:最終指令――限界水域からの生還。・ウラ面 :ロシア全土で感動の嵐!「ローレライ」 「Uボート最後の決断」、そして「72M」 潜水艦には究極のドラマがある。 ロシア・アカデミー賞金鷲賞受賞! 製作:アカデミー賞、カンヌ映画祭 グランプリ受賞監督 ニキータ・ミハルコフ 「太陽に抱かれて」。 音楽:名匠エンニオ・モリコーネ 「海の上のピアニスト」「マレーナ」。海上を走る潜水艦。背後から巡洋艦が砲撃している。空にはヘリも見える。なかなかカッコイイが、昔のプラモデルの箱のイラストみたいだ。ちょっと古臭い。(笑)ウラ面は、一転して人物ばかり。潜水艦も巡洋艦も出て来ない。確かにヒューマン・ドラマの映画だから、これが正しいのだろうが、ちょっと雑然とし過ぎている。アルバトロスからのリリースにしては、イマイチの出来映えだった。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「ロシア海軍は大丈夫か?」最近、歳をとったせいか、認識力がトンと衰えたような気がする。誰が誰やらサッパリ分からないし、各人の人間関係も理解できない。本作品を観ながらシミジミと、そう思ってしまった。(苦笑)――ロシア海軍の潜水艦“スラブガール”が、軍事演習のためウクライナの軍港を出航する。計画通りに洋上の巡洋艦に魚雷を命中させ、24時間の隠密行動に入る。しかし、巡洋艦の放った対潜水艦ミサイルが、第二次世界大戦時の機雷を目覚めさせてしまう。スラブガールは魚雷に接触。爆発が、艦の横腹に穴を開け、たちまち浸水が始まる。乗務員は何が起きたのか分からないままスラブガールは海底に沈んでしまう。生き残ったのは、わずかに13名。深度は72m。彼らは艦から脱出するため潜水具の準備に取り掛かるが、残酷にも潜水具は12組しかなかった。……というお話し。物語のタテ軸は事故に遭った潜水艦からの脱出劇。ヨコ軸に登場人物のドラマが描かれている。ネリーを巡るピョートルとイワンの対立が中心だが、ウクライナ人なのにロシア海軍に残った艦長と妻の交流、ドイツ系ロシア人の情けなくも幼稚な行動とか、いろいろ盛り込まれている。最も興味深いのは、ウクライナとロシアの関係。独立に際して、ウクライナに移籍した者を「裏切り者」と呼び、ロシア海軍に残ったウクライナ人とか、複雑な事情が垣間見える。もしかしたら、その辺の情勢に詳しいと、本作品に対する評価は、大きく違うのかも知れない。ただ、純粋に映画だけを楽しもうとすると、意味不明な表現が多く、面食らうことになる。それに、抽象的(象徴的)な表現も多く、慣れない方には退屈かも知れない。もっと、情報を持っていない人でもフラストレーションをためずに観ることが出来るように演出して欲しかった。(苦笑)そうした点を割り引いても、回想シーンや“お話し”を映像として挿入したためか、全体的に散漫な印象であることは否めない。もっと短めにすれば良いのにとも思うが、これがロシア映画のロシア映画たる由縁なのかも知れない。一番気になったのは、ロシア海軍の無能ぶりだろうか。(笑)冒頭からアジア系のロシア人が赤いペンキを塗っていたり、若い連中は終始、バカっぽい顔をしている。浮気している妻の関心を繋ぎ止めるために、潜水具を横流ししてピアスを買うヤツがいたり、抗うつ剤をバラ撒く学者がいたり……。だいたい、演習中に潜水艦が行方不明になっているのに、必死で捜そうとするのが普通じゃないか? なのに捜そうともしないで、ネリーに言い訳をしているところが、バカみたいだ。こんな海軍には、誰も志願しないんじゃないか?オフビートのコメディのようだから誇張しているのだろうが、私だったら、怒鳴り散らしているところだ。もし、これがロシア軍の現状を反映しているなら、同盟国にはなりたくないな。後ろから撃たれそうだ。(笑)世界史に興味のある方にオススメ!(ロシアやウクライナ情勢に詳しい方も可。そうでない方は、ご遠慮いただくのか懸命です)
2017.04.30
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0756 クラッシュ・ダイブ2※オモテ面【スタッフ】・監 督 エド・レイモンド・製 作 エド・レイモンド・脚 本 スティーブ・ラトショー・撮 影 トム・キャラウェイ・音 楽 ポール・デ・フランコ・制作総指揮 アラン・バースティーン【キャスト】・マイケル・ダディコフ・ヴィクター・イワノフ・リック・クレイマー・アレクサンダー・キース・ラダ・ボーダー※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXS-019・製作年度 1998年・製 作 国 アメリカ・原 題 COUNTER MEASURE ・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社オルスタックソフト販売・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・価 格 ----・収 録 93分・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.英 語 2.日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・公 開 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:核弾頭を奪回せよ! 最新鋭武装潜水艦バトル・アクション!・ウラ面 :タイムリミットは12時間!! 大ヒット深海バトル・アクションの 決定版が遂に初DVD化!浮上した潜水艦に、何故か十字照準が描き込まれ、主人公のカーターを演じるマイケル・ダディコフの画像が重ねられている。前作『クラッシュ・ダイブ』と同じじゃん!(笑) 使用された画像が違うだけ。M.ダディコフの画像がカッコ良くないところも一緒だ。(笑)ウラ面も同じレイアウトじゃん! 使われている画像が違うだけ。画像の選択基準が低いところも同じだな。安っぽい仕上がりなのも同じ。ザンネンだ。やっぱり意味不明なんだなぁ。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「意味不明」ロシアの原子力潜水艦が乗っ取られる。主人公が送り込まれて奪還、危機から救われる。『クラッシュ・ダイブ(以下、『1』という)』と同じ物語構造で、主人公をマイケル・ダディコフが演じている。でも、役名は違うし、同じ物語世界でもないようだ。邦題は『2』となっているが、モチロン原題は続編であることを示してはいない。不思議で、ややっこしい上に意味不明。(笑)――米国艦隊と合同演習に出たロシアの原子力潜水艦“オデッサ”が、ロシア政府の転覆を目論むテロリストグループに乗っ取られる。最新鋭のその艦には、秘密兵器“ヘイルストーム”が搭載されており、彼らはモスクワに向けて発射するつもりだった。事態を察知した米国海軍は、軍医のジェイク・フラーと看護兵のスウェイン大尉を送り込むことになる。折りよく、艦内を制圧するために使われた神経ガスによって仲間の1人が倒れたテロリストグループは、医師の助けを必要としていた。J.フラーとスウェインは首尾よくオデッサに乗り込むが、治療を終えると、たちまち拘束されてしまう。……というお話し。監督は、フレッド・オーレン・レイ。メチャクチャなB級映画を撮る監督さんで、一部の映画ファンにカルト的な人気がある。ヘッポコぶりがクセになるんだろうなぁ。(笑)エド・レイモンド、シャーマン・スコット、ニコラス・メディナ、ピーター・ダニエルスなどなど、別名義をたくさん持っている。何でそうなるのか分からないが、意味不明。(笑)ただ、『滅亡の黙示録』だの『アトミック・ハリケーン』だの『シャーク・アタック!!』だのを撮った監督さんにしては、本作品はマトモだった。『1』からのフィルムの使い回しも多いから、新規の撮影にお金を回すことが出来たのだろう。残念なのは、オデッサが最新鋭の潜水艦に見えないこと。どうして艦内通話が黒電話みたいな受話器ばかりなんだ? この辺りのレトロ感が意味不明。『1』では、デコイを“カウンターメジャー”と訳していた。本作品では“偽装目標”と訳している。でも、本作品の原題は『COUNTER MEASURE (カウンターメジャー)』なんですけどね。意味不明。(笑)ロシアのアメリカ大使館と米国のロシア大使館が対比するように描かれている。片や悲劇、片やハッピーエンド。いい役者さんを使っているのでエスピオナージュみたいで見応えがあったが、明らかに『レッドオクトーバーを追え!』などを意識した場面だった。ただ、メインのストーリーと、どれほどの関係があるのか分からないが、唐突な感じは否めない。意味不明。『1』はHDマスター版で、ビスタサイズで収録。映像も音響もエッジが立っていた。けれど、本作品はスタンダードで収録。映像も音も甘い。どうして、同じようにHDマスターで収録しなかったのか、意味不明。監督さんの貧乏性が、作品リリース後も影響していて、「そんなにお金をかける必要ないんだよ。グラインドハウスなんだからさ」という声が聞こえて来そうだ。(笑)日曜日の午後にヒマ潰しの2本目には最適でしょう。オススメ !
2017.04.29
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0755 クラッシュ・ダイブ HDマスター版※オモテ面【スタッフ】・監 督 アンドリュー・スティーブンス・製 作 アショク・アムリトラジ アンドリュー・スティーブンス・製作総指揮 アラン・B.バースティーン・脚 本 ウィリアム・C.マーテル・撮 影 マイク・スラビス ジョン・クエンティン・音 楽 クロード・ゴーデッド デヴィッド・ワースト エリック・ワースト【キャスト】・マイケル・ダディコフ・フレデリック・フォレスト・ライナー・ショーン・キャサリン・ベル・パシャ・D.リチニコフ※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXS-018・製作年度 1997年・製 作 国 アメリカ・原 題 CRASH DIVE・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社オルスタックソフト販売・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・価 格 ----・収 録 90分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.英 語 2.日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・公 開 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:核弾頭消失!! 戦慄の潜水艦バトル・アクション!・ウラ面 :テロリストに占拠された 核ミサイル搭載潜水艦! 大ヒット潜水艦バトル・アクションが、 遂にHDマスター版で初DVD化!浮上した潜水艦に、何故か十字照準が描き込まれ、主人公のカーターを演じるマイケル・ダディコフの画像が重ねられている。実にシンプルだが、M.ダディコフの画像は、もうちょっとカッコイイ画像を選べなかったのだろうか。それに、十字照準は無意味だな。(笑)ウラ面もシンプルなデザインになっている。洋上の空母に、やはり十字照準が描かれている。本編からの取り込み画像が3枚、右下に並んでいるが、おさまりが悪いな。こういうシンプルなのは好きだから好意的に評価したいが、画像の選択基準が低くて、安っぽい仕上がりになってしまったのはザンネンだ。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「昔懐かしいアクション映画」1996年の作品だそうだ。『ダイ・ハード』や『沈黙の戦艦』の系統(亜流?)だが、いま観ると、なかなか楽しい。CG全盛の今の時代では作りにくい作品だと思う。――原子力潜水艦“ユリシーズ”が、大西洋を巡視中に遭難者を救助する。しかし、彼らはテロリストで、瞬く間に艦は制圧されてしまう。ユリシーズからの連絡が途絶え、所在が分からなくなった軍は、設計者であるジェームズ・カーターに協力を要請する。彼は、簡単にユリシーズがいる場所を言い当てるが、その時、テロリストから連絡が入る。「10億ドル分の金塊を用意しろ。さもなくば、核ミサイルをワシントンに発射する」と――。核ミサイルの発射を阻止するためには、誰かがユリシーズに乗り込むしかない。斯くして、スキルがあってユリシーズの内部にも詳しいカーターに白羽の矢が立つことになる。……というお話し。サクサクと物語が進むので、退屈することなく最後まで一気に観ることが出来る。でも、何ぁんか物足りないんだよね。(笑) 主人公のバックグラウンドとか、彼がユリシーズに乗り込むくだりやテロリスト・グループの背景だとか、こだわって欲しいところが、サラリと流されてしまっている。潜水艦同士の戦闘シーンも、よくは出来ているものの、やはり緊迫感が足りない。でも、映像のクオリティは高いと思う。低予算のアクション映画にしては破格の出来映えだろう。もしかしたら、他の作品から潜水艦のシーンを買い付けたのかも知れない。そう思ったのは、劇伴が古い『007』のそれとよく似ていたから。ジェームズ・ボンドをショーン・コネリーが演じていた頃の作品だ。イチから作るよりも、出来合いのモノを買って来て、ちょっと手を加えて繋げれば、体裁の良い作品の一丁上がり。共稼ぎの主婦みたいだ。(笑)昔は、独立系の作品でよくみられたが、最近は著作権がウルサいせいか映画会社もフィルムの“切り売り”をしなくなったらしい。ものの本によれば、“切り売り”しても価格が高くなったので、安価でクオリティの低いCGを用いざるを得なくなったとのこと。世知辛い世の中だ。(苦笑)ジェームズ・カーターを演じるのは、マイケル・ダディコフ。B級TVMやドラマにばかり出ている方。長いフィルモグラフィをお持ちだが、観たことのない作品ばかりだ。私とは好みが合わないらしい。(笑)昔の頼れるお父さんと言ったイメージで、TVドラマ『大草原の小さな家』みたいな西部劇が似合いそうだ。女性士官のリサを演じるのは、キャサリン・ベル。TVドラマ『JAG/犯罪捜査官ネイビーファイル』のマックですね。背が高くて、やたら軍服の似合う女優さんだ。「言うことをききなさい! 撃ち殺しますよ!」とか言われたい。――ええ、撃ち殺して下さい。(笑)監督は、アンドリュー・スティーブンス。『ポセイドン・アドベンチャー』のステラ・スティーブンスの息子さん。お母さんに出演して欲しかった。潜水艦アクションというと、どうしても『Uボート』みたいな暑苦しいイメージと悲壮感が先に立つ。気軽に観られる作品が少ないジャンルなだけに、本作品は貴重かも知れない。(頭をカラッポにして楽しめる)何もする気が起きない晴れた日曜日の午後に最適。お供に是非どうぞ。オススメです。(笑)
2017.04.28
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0754 スペル [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監督&脚本 サム・ライミ・脚本&製作 アイヴァン・ライミ・製 作 ロバート・タパート・撮 影 ピーター・デミング・美 術 スティーヴ・サクラド・音 楽 クリストファー・ヤング【キャスト】・アリソン・ローマン(小島幸子)・ジャスティン・ロング(小野塚貴志)・ローナ・レイヴァー(片岡富枝)・ディリーブ・ラオ(最上嗣生)・デヴィッド・ベイマー(星野充昭)・アドリアナ・バラッザ(滝沢ロコ)※ウラ面【仕 様】・型 番 TBBD0004・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 DRAG ME TO HELL・そ の 他 2層、COLOR、AVC、DOLBY DIGITAL、 DOLBY TRUE HD、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ギャガ GAGA★・販 売 TFC 東北新社・価 格 4,935円(税込)[4,700円(税抜)]・収 録 本編 99分(2バージョン収録) +特典 約64分・サ イ ズ 16: 9 (スコープサイズ) 1080p High Definition(特典映像は除く)・音 声 1.英 語 (ドルビーTrueHD 5.1ch) 2.日本語吹替(リニアPCM 2.0ch)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・字幕翻訳 風間綾平・吹替翻訳 川又勝利・公 開 2009年全国劇場公開作品・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :きっかけは、ほんの小さな不親切―― 逆怨みで言い渡された“呪文(スペル)” 史上最恐の3日間が、始まる…。地獄の業火か、のけぞる主人公に地獄から伸びた手が首飾りをつかんでいる。その背景には、老婆の家と歯をむき出しにした老婆の顔……。こうして整理してみると、本作品の要所が盛り込まれている。ナルホド、よく出来たデザインだ。この1枚にストーリーが凝縮されている。こうなると、ウラ面のデザインが難しくなる。……うーん、予想通り散漫な印象だ。怖いシーンを集めてインパクトを強めたかったのだろうが、もともとヴィジュアルで驚かすタイプの作品ではないので、その方針は失敗だろう。ここは、オモテ面を補完するように、地道にストーリーを伝えるレイアウトを考えるべきだった。※ピクチャディスク【感 想】「レトロな映画と上映館」公開最終週に新宿で観た。上映館はガラガラで、久しぶりに昭和レトロの感覚を味わった。古くて破けたシート、何処からともなくションベンのようなすえた臭いが微かに漂って来る。観客も数える程度、太って無愛想なオバチャンがもぎりをしていて、痩せぎすの黒服がパンフを売っていた。新宿ってトコは最先端の技術を備えたシネコンもあれば、時代に取り残されたような封切館もある。不思議な街だ。さて、サム・ライミ監督が久しぶりに撮ったホラー映画として、鳴り物入りで公開された本作品は、“エクソシスト以来の衝撃”と仰々しい宣伝文句とは裏腹に、サラリとした触感のコメディ調の仕上がりだった。考えてみれば、S.ライミ監督は、『死霊のはらわた2』を筆頭にどれもこれもコメディの要素が強い。そういう意味では、本作品は原点回帰と言えるだろう。物語は、さんざんメディアで紹介されていたから、ここでは割愛しよう。ただ、勘のいい方なら、始まって早々にオチが想像できてしまうことだけは記しておく。ある意味、“古臭い”ぐらい定石通りの作りだ。問題は、ラストシーンまでの展開をどのように見せるか、ということだろう。監督の主眼もそこにあったはずだ。ドタバタだけど、ちょっと怖い。――そんな状況を描くことに力を注いだように思う。主人公が行動すればするほど、深みにはまり、悪くなって行く……。まるで“巻き込まれ型”のホラー版といった趣だった。惜しむらくは、やや小品すぎてインパクトに欠けることだろう。昔ほど毒っ気がなくなったせいか、映画としては物足りない。何だか、TVドラマ『スーパーナチュラル』の一編のような印象を受けた。最もサム・ライミ監督らしさを感じたのは、老婆がローンの支払い延長を申し込みに来る銀行での一幕だろう。悪趣味でスラップスティックな展開は『XYZマーダーズ』を彷彿させ、懐かしくも面白い演出だった。まぁ正直なところ、拍子抜けだったことは否めない。個人的には『死霊のはらわた』の衝撃を求める気持ちが強かった。もっともっとスプラッタ色の強い作品を期待していたのだ。コワくて笑ってしまうしかない状況を堪能したかった。作品としてはキレイにまとまっているし、グロテスクなホラーが苦手な方も安心して観ることが出来る。万人向けだ。それが物足りない所以でもあるのだが、『スパイダーマン』しか知らない世代が育ちつつあるだけに、歴史的なホラー映画の監督であることを知って貰うためにも、オススメでしょう!
2017.04.27
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0753 ターミネーター/ライジング※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・撮 影 クリス・R.ノータライル・音 楽 エリオット・ブタイ【キャスト】・ピーター・ヘス博士:ロベルト・ロンバルディ・LIA:サマンサ・タルボット・キャス:ケイシー・ウィリアムズ・アーケン将軍:リック・ザーン・ブルックス:ヘクター・デ・ラ・ローザ※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-217・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 PERFECT:ANDROID RISING・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 オデッサ・エンタテインメント・販 売 元 ファインディスクコーポレーション・価 格 ----・収 録 本編 80分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:人類VS.美しき戦闘型ターミネーター!! その壮絶なバトルの先に、未来はあるのか!?・ウラ面 :人間VS.ターミネーター! 未来を賭けた極限バトルが始まる! 美しく残虐なターミネーター“LIA”! 彼女こそが人類の命運を握る!なかなかステキなジャケットだと思う。アンドロイドのリアを中心に主要な登場人物が描かれている。バランスがいい。背景に描かれているのは、アンドロイドの“ジェネシス”だろうか……。もしかしたら、TVシリーズのパイロット版として製作されたのかも知れない。で、企画がボツになったとか。(笑)ウラ面も、リアを中心にレイアウトされており、悪くない。本編と反比例して良い出来映えだ。『レディフォックス/裏切りのトリガー』の監督さんの作品だが、この方、女性の趣味がいいらしい。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「サマンサ・タルボット」ジェームズ・キャメロン監督の『ターミネーター』とは縁もゆかりもない駄作。一応、SFアクション映画に分類されるのだろうが、それらしい映像は皆無。最初のカットで「こりゃダメだ」と思ってしまった。(笑)その後も、この印象が覆されることはなく、エンドロールになってしまった。(汗)――2049年、好景気にわいた米国は、新型兵器の開発に着手。戦闘用アンドロイド“ジェネシス”を作り出す。しかし、実戦テストで暴走してしまう。一度は拘束をしたものの何者かの手によって解放され、設計者のヘス博士の妻を殺して行方知れずとなる。それから十年、米国は、レジスタンスとの内戦に苦しんでいた。アメリカ共和国軍は、現状を打開するため、ヘス博士が作った戦闘用アンドロイド“リア”の実戦投入を検討する。軍へのデモンストレーションのため、レジスタンスのアジトに乗り込んで行くリア。アジトを壊滅させる命令だった。しかし、電磁パルス砲で反撃されて機能を停止する。再起動されたリアは、レジスタンスの大義を説明されて同調。内戦を終わらせるためには、自分のような戦闘用アンドロイドを量産させてはならないと決意する。そして、共和国軍に戻されたリアは、中将らを殺害して、基地を爆破。爆発炎上する基地を遠くから見ていたレジスタンスの面々は、内戦が終わりに近づいていることを確信する。……というお話し。チープなビデオ映像は、のっぺりしており、ビンボーくさいロケーションと相俟って観るにたえない作品となっている。(たぶん、本当に予算がなくて貧乏な撮影だったと思う)格闘シーンはもっさりしているし、血飛沫をCGで描いたのはいただけない。セットや衣装を汚さないメリットもあるのだろうけど、画面から緊張感がなくなってしまった。「予算がねえんだ! コイツを失敗したら撮り直しがきかねえゾ!」くらいの気概を持って撮って貰わないと……。(笑)特に、このクラスの作品には、シロートさんの集団しか集まらないんだから、「気楽にやろうぜ」みたいな雰囲気で撮られたら目もあてられない。特筆すべき点があるとすれば、アンドロイドの“リア”を演じた女優さんがキレイだったことくらいか。名前は、サマンサ・タルボット。幾つか出演作はあるもののパッとしない。東欧系の顔立ちだから米国ではウケが悪いかも知れない。彼女に限らず、本作品に出演している女優陣は、比較的クオリティが高い。(ヒドい言い方だな) “ジェネシス”を逃がした女博士も、バンを盗んだ女の子も、レジスタンスの女性リーダーも、まるで女優さんみたいだった。(もしかしたら、女優さんかも……)それに反して、男性陣はサエないヤツばかり。ジェネシスを演じたのは監督さん自身のようだが、ずんぐりむっくりの顔をしており、とてもアンドロイドに見えない。(笑) 機械なんだから、顔なんて如何様にも作れるのだから、わざわざメタボ寸前の顔にすることもあるまい。レジスタンスに“捕獲”されたリアを奪還するために登場したサングラスの男の腹は、間違いなくメタボだった。それに、あのたるみ具合いは、運動不足と不摂生以外の何モノでもないな。レジスタンスの血の気の多い男も、肌がキタナイ顔をしていた。映画に出る前に、男性用エステに行って、肌の老廃物を排出しろよ、と思ってしまった。やはりデブチンで、草履みたいなステーキを毎日三食たべているような顔つきだった。ヘス博士を演じた俳優さんは、失敗したクリスチャン・スレーターみたいな顔をしており、ヘンな髭を生やしていた。それが演出なのかどうか不明だが、気になって仕方なかった。総じて、C級以下の作品だが、サマンサ・タルボットのムッチリした下半身だけは見応えがあったので星2つってトコでしょう。(笑)間違ってもオススメ致しませんけどね。(笑)
2017.04.26
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0752 デス・スピード※オモテ面【スタッフ】・監 督 テリー・イングラム・脚 本 ジェイソン・ボルク キース・ショウ・撮 影 マイケル・バルフライ・音 楽 ジョン・セレダ ポール・マイケル・トーマス・編 集 クリストファー・A.スミス・製 作 グレッグ・エヴィガン クリストファー・ハットン【キャスト】・タミー(日野由利加)…ニコール・エガート 「ベイ・ウォッチ」シリーズ・JJ(木下浩之)………グレッグ・エヴィガン 「デスパレートな妻たち3」・ジェシー(本名陽子)…プレナン・オブライエン・ホッジス(高岡瓶々)…ウィンストン・レカート 「バトルスター・ギャラクティカ」・クリフ(里 卓哉)……チャド・ウィレット 「生きてこそ」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBTS0062・製作年度 2009年・製 作 国 カナダ・原 題 PHANTOM RACER・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・提 供 ニューセレクト株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 ----・収 録 87分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・映像特典 1.国内版予告【ジャケット】・オモテ面:時速200kmkの殺意・ウラ面 :殺人レースカー大爆走!!! 非業の最期をとげたレーサー その霊が操る“地獄のレースカー” 真紅のボディには怨念が宿り エンジンは生贄の血で唸りをあげる ヤツを止められるか? 死のレースに勝つのはどっちだ? 悪魔の車 vs 凄腕レーサー 決着のファイナル・ラップが始まる!!トレーラーを破壊して、こちらに向かって来るレースカーのイラストが、ジャケットのオモテ面に用いられている。迫力はあるが、このレースカーにカッターの霊が宿っていることを示すものは、描かれていない。これでは、普通のカーアクション映画のそれと、差別化が出来ないではないか。その点が、ザンネンでならない。ウラ面からも、画像だけを追ってしまうと、普通のカーアクション映画にしか見えない。コピーを読んで、「ああ、そうなんだぁ」と思う程度。やぱり、ホラー映画であることを表現すべきだったと思う。ちょっと、ザンネンな出来映えだった。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「スティーブン・キングの系譜」1980年代、スティーブン・キングの小説は“モダンホラー”と持て囃されて、次々と映像化された。ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー(1976)』が火付け役だったと思う。スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング(1980)』、ジョージ・A.ロメロ監督の『クリープショー(1982)』と、私たち映画スズメを楽しませてくれた。83年には、ルイス・ティーグ監督の『クジョー』、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『デッドゾーン』、ジョン・カーペンター監督の『クリスティーン』と3本が立て続けに公開された。監督の顔ぶれを見るだけでワクワクしてしまう。この辺りがピークだったのかも知れない。その後の『チルドレン・オブ・ザ・コーン(1984)』やマーク・L.レスター監督の『炎の少女チャーリー(1984)』などはカルト的な人気は博すものの、興行的はふるわなかったらしい。再びL.ティーグ監督がメガホンを取ったアンソロジーの『キャッツ・アイ(1985)』や『死霊の牙(1985)』と、先細りになって行く。とどめを刺したのが、S.キング自身で監督した『地獄のデビルトラック(1986)』だろう。正直なところ、この時期は「またキングかぁ」という印象しかなかった。しかし、この年、ロブ・ライナー監督の『スタンド・バイ・ミー』が大ヒットし、キングの名が見直される契機となった。「ちゃんと撮れば、キング原作でも面白いかも」と誰もが思った。(笑)ところが翌年、リチャード・バックマン名義のSF小説が、アーノルド・シュワルツェネッガーを主役に迎えて映画化されると、再び評価が揺れ動く。(笑) 珍品『バトルランナー(1987)』である。観客はみんな戸惑った。そこを救ったのが、メアリー・ランバート監督の『ペット・セメタリー(1989)』。久々にキング原作のホラー映画でスマッシュヒットを放った。そして、キャシー・ベイツにアカデミー主演女優賞をもたらした『ミザリー(1990)』が公開される。超能力者もゴーストもモンスターも登場しないのに、背筋が寒くなるストーリーに「さすがキングだ」と、この10年を締めくくるに相応しい作品だった。さて、本作品は、キング全盛の頃に公開された『クリスティーン』を彷彿とさせるホラー映画だった。(『ザ・カー』とか……)――レース中の事故でライバルであり友人のカッターを失ったJJ.ソーヤーは、レーサーを辞めて、今はトラックの運転手として生計を立てていた。或る日、トラックが故障し、修理のために立ち寄った町は、彼の故郷だった。昔世話になった保安官、修理工場を経営するカッターの兄クリフ、懐かしい顔が出迎えてくれた。しかし、修理工場でコツコツと直されていたのは、あのとき大破したカッターのレースカーだ。然も、あの事故は、カッター兄弟がJJを負かすためにマシンに細工した結果だと知らされては、気が晴れない。おかげで、カッターの元恋人のタミーとの再会も最悪だった。その晩、トラックにイタズラ書きをしていた少女ジェシーを捕まえたJJは、保安官の元に連れて行く。そこでジェシーがタミーの娘であることを知る。その頃、カッターのレースカーは、ドライバーがいないまま動き始め、次々と邪魔者を殺して行く。レースカーの目的はJJと決着をつけることだった。……というお話し。なかなか面白い作品だった。安易にCGに頼らず、昔懐かしい特撮で残酷描写に臨んだ製作サイドの姿勢を高く評価したい。(全体的に古臭い感じがするのは、ご愛嬌)ただ、カッターの幽霊が車に宿る経緯とか、或いは車内にぶら下がっていたロケットの中身とか、ストーリー上のポイントになる部分が足りない。或いは、レースカーで対峙したJJとカッターの幽霊との間に流れた時間とか、表現がヘタクソだったことも否めない。時間的な制約があるTVMとしての限界も感じる。絵コンテを作るところから始められたら、また違った出来映えになったかも知れない。更に残念なのは、女優陣がパッとしないこと。これでカワイイ子が登場してくれていたら、評価もかなり変わったと思う。“難あり”の物件だが、「無機物が意思を持って襲って来る」構図は、S.キングのオハコだっただけに、どことなく切って捨てられない愛おしさを感じる。そろそろキング原作のコワイ作品が観たくなった。(笑)オススメ!
2017.04.25
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0751 エアポート’08※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョージ・メンデラック・脚 本 メアリー・ワインスタイン・編 集 ジョエル・スノウデン・撮 影 マイケル・バルフライ・音 楽 ピーター・アレン「サイボーグ2」・製 作 カーク・ショウ「ヘッドハンター」・製作総指揮 ロバート・グリーン ティム・ジョンソン バリー・ペレルマン「ザ・キーパー」 カーク・ショウ【キャスト】・キャリー(日野由利加)…ジェサリン・ギルシグ 「HEROES/ヒーローズ」 「プリズン・ブレイク」「NIP/TUCK」・イーサン(咲野俊介)……アントニオ・サバト Jr. 「ビッグ・ヒット」・マクレディ(島香 裕)…サージ・ホード 「ヤング・スーパーマン」・ジェイミー(黒河奈美)…エミリー・テナント 「アイ、ロボット」・ケーラ(森 夏姫)………カレン・ホルネス 「デッド・ゾーン」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-5810・製作年度 2007年・製 作 国 カナダ・原 題 SWARM・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 ----・収 録 83分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:合衆国 vs ジェット旅客機・ウラ面 :アトランタ行き トランサウス航空603便。 高度10,000メートル 時速1,000キロで飛行。 乱気流発生 計器故障 燃料漏れ 乗客の異変。 絶体絶命の危機に瀕し 暗闇をさまよう機体に アメリカ軍による 砲撃の照準が定まる! 超高回転「エアポート」シリーズ10周年、 史上最も危険なフライト! 全世界を揺るがす最大のクライシスに、 最後まで目が離せない!!旅客機のアングルが同じだからだろうか、『エアポート’05』と同じ印象を受けるイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。滑走路に着陸しようとした旅客機に銃弾をあびせる兵士、行く手を遮る戦車、機首を上げた旅客機が、その頭上スレスレを飛び去ろうとする。――そんな一瞬を思わせるイラストは、やはり最高の出来映えだ。さすが、アルバトロス。(笑)ウラ面も、まずまずの出来と言っていいだろう。たいてい、オモテ面が良いとウラ面の出来映えは良くないのだが、本作品は気合いが入っている。画像も文字も情報量も多い。(笑) これだけ作りこんでくれたら、満足だ。※ディスク【感 想】「スウォーム」旅客機に凶暴な蟻が潜んでいて、乗客や乗務員が襲われるお話し。スカイパニックに動物パニックのテイストを織り込んだ異色作。閉鎖された空間で動物に襲われる点では『スネークフライト』の系列だな。わりと面白い作品だった。ただ、やっぱりTVMなので、脚本も演出もユルユルである。そこは残念だった。(笑)――コロンビア発アトランタ行き 603便が離陸して間もなく、乗客の1人が突然苦しみだして死亡する。彼の体は無数の蟻に覆われていた。その機に乗っていた昆虫学者のキャリー・ロスは、毒を持つ“弾丸蟻”だと特定する。しかし、普通の弾丸蟻に較べてアゴが大きく、外骨格も硬い。突然変異か、進化かも知れない。危険を察知した彼女は、航空警察のイーサンと協力して事態の収拾に当たる。しかし、蟻は旅客機の電気ケーブルを食いちぎり、計器は故障。その上、燃料まで漏れ出してしまう。マイアミ空港に緊急着陸を要請するものの、蟻が米国本土に広がってしまうことを怖れ、着陸要請は却下される。そうしている間にも犠牲者は増え続ける。キューバにもハイチにも着陸を拒否された 603便は決断を迫られることになる。……というお話し。蟻に襲われる映画としては、真っ先に頭に思い浮かぶのが、チャールトン・ヘストン主演の『黒い絨毯』。私が子供の頃にはTV放映もされていたが、ストーリーが大人向けなので親が観るのを嫌がっていたのを覚えている。こちらとしては蟻のスペクタクル・シーンを観たかっただけなんですけどね。(笑)もう一つ、忘れてならないのは、『フェイズ4/戦慄!昆虫パニック』。悪夢のようなSF映画で、知性を持った蟻が、人類を支配しようとするお話しだった。昔はカルト映画だったが、いまはDVDがリリースされているので、手軽に観ることが出来る。嬉しい反面、希少性が薄れてしまったのは、ザンネン。(笑) ソール・バス唯一の監督作品である。本作品は、人間による環境破壊によって進化した蟻が登場する。何故、旅客機内に現れたのかは、判明しない。その点は物足りない。その代わり、主人公2人の恋愛がダラダラ描かれる。ちょっと余分な感じがした。(笑)おかげで貨物室に下りてから、蟻を退治し、燃料バルブを開けるまでが長い。(汗)この辺はサクサク進めて、次から次へと危機が訪れる展開にして欲しかったが、脚本家のリサーチとアイデアが足りなかったのだろう。非常にタンパクな仕上がりになっている。ただ、蟻の拡大を怖れた各国政府が着陸を拒否する顛末が描かれたり、土壇場でマスコミに情報をリークして旅客機を守るとか、それなりに錬られたストーリー展開になっている。 110分くらいで劇場映画のレベルで撮ったら、意外と面白い作品になったかも知れない。航空警察官のイーサンを演じるのは、アントニオ・サバト Jr.。同じアルバトロスからリリースされた『エアポート'05』でも主演だった。昆虫学者のキャリー・ロスを演じるのは、ジェサリン・ギルシグ。TVドラマ『Glee』に出演していた。綺麗な顔立ちだが、いまいち印象が薄いのが、ザンネン。(笑)その娘を演じるのは、エミリー・テナント。TVM『リーサルレギオン』に出演していた。あちらは、蜂に襲われる作品だった。(笑)そう言えば、昔、蜂の大群が出て来る『スウォーム』なんて作品もあった。アーウィン・アレンが大コケした珍品だ。(個人的には好きだが……)本作品の原題が『SWARM』なのも、何かの縁かも。(笑)何か、優しい感じがする作品なので、ちょっぴりオススメ!
2017.04.24
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0750 エアポート’05※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェイ・アンドリュース・編 集 ランディ・カーター・撮 影 アンドリュー・ロソト・音 楽 ニール・アクリー・脚 本 ジェイ・アンドリュース ウィリアム・モンロー ポール・ブリケット・特殊効果 ヒドゥン・フォートレス・製 作 ポール・ハーツザルグ キンバリー・A.レイ・製作総指揮 リサ・ハンソン タラート・キャプタン【キャスト】・アントニオ・サバト Jr.「バグズ」・マイケル・パレ「ストリート・オブ・ファイヤー」 「ヴァージン・スーサイズ」・ブライアン・デイビス・レネ・リヴェラ・ケビン・ドブソン※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-5232R・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 CRASH LANDING・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 ----・収 録 98分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・映像特典 ----【ジャケット】・オモテ面:弾丸貫通!台風突入!燃料無し! ――それは史上最悪の飛行条件。・ウラ面 :ハイジャック、あってはならない銃撃戦。 機体は急速減圧し、海上急降下。 せまり来る巨大台風。 そして機長は凶弾に倒れた! 飛行不可能!着陸不可能! 究極の絶体絶命に立ち向かえ! 待望!超高回転「エアポート」シリーズ、 最高の緊迫感&スケールでついに登場!最高に気合いの入ったイラストだと思う。(笑) 木々をなぎ倒し、着陸するジャンボジェット機が迫力満点に描かれている。素晴らしい!でも、こんなシーンは、本編中にはないんですけどね。(笑)オモテ面のイラストのわりには、ウラ面のデザインは地味。どうでも良い感じすら漂っている。「もうちょっと迫力のあるシーンの画像を使えばいいのに……」と思っていたが、考えてみれば、そんなシーンはなかったな。(笑)最近気になるのは、コピーの中に“超高回転”とか、レンタルショップ向けの言葉が用いられていること。「この作品は、回転率がいいから儲かりまっせ。へっへっへっ」と言っているわけだが、借りる方にしてみれば、そんなのカンケーないじゃん。どうして、こんな言葉を使うのか、意味不明だ。※ディスク【感 想】「荒唐無稽のスカイパニック風アクション映画」『エアポート』シリーズは好きだから出来るだけ良いところを見つけて褒めたいと思っている。でも、本作品は、ちょっと……。(苦笑)――米国最大の軍事企業の社長令嬢ロッシュ・デイヴィスが、友人を連れてチャーター機でオーストラリアに向かう。機内で誕生パーティをする趣向だった。ところが、ロッシュを誘拐しようとする悪党グループが、乗務員に化けて潜入。機をハイジャックしてしまう。計画は順調のはずだったが、その機には、元シールズ隊員のジョン・マスターズが乗っていた。彼は、計器の故障したジェット機を田舎道に不時着させたことで謹慎中の身だったが、ロッシュの護衛を大将から言い渡され、しぶしぶ任務に就いていたのだ。ジョンは、ハイジャック犯を倒して機を奪還するが、台風が近づいている上に銃撃戦で傷ついた機体からは燃料が漏れていた。然も、副機長は死亡し、機長も銃弾を受けて重傷だった。とてもオーストラリアには辿り着けないと判断し、ハワイに向かうが、折からの台風で向かい風だ。これでは燃料がもたないかも知れない。大将は、観測基地を建設中のネプチューン環礁に向かうように指示する。しかし、滑走路の長さが足りない。激しい風雨の中、ネプチューン環礁では、ウィリアム隊長指揮のもと、滑走路を伸ばすべく突貫工事が開始された。……というお話し。チャーター機に搭乗する予定の乗務員が次々と暗殺される序盤は、なかなか面白かった。TVMらしい出来映えだったが、「これは期待できるかも……」と想わせた。(苦笑)でも、舞台がチャーター機に移ってからは、ヘッポコぶり全開。特にハイジャック犯は、頭の悪い連中ばかりで、鼻で笑ってしまった。(失笑)機内で盛大に銃を撃ちまくる。燃料が漏れているのに「そのまま飛べばいいんだ」と怒鳴るハイジャック犯のボス。狭い機内なのに、ターゲットのロッシュ嬢を一度も捕まえられなかったのに平然としている。バカみたいだ。挙げ句、マスターズに捕まってしまうし……。あんなに乗務員を殺しておいて、この始末。いくらTVMと言っても、これはヒドイんじゃないか?ネプチューン環礁の場面は、手抜きもいいトコ。セットは2つ、宿舎の中と外観だけ。滑走路を伸ばす工事を始めたら、大きな岩が出て来て、さぁ困った。いままで知らなかったのかい?(笑)チャチな岩のCGとミニチュアのショベルカーが動くカットは、60年代のSF映画の一場面を想わせる出来映えだった。(でも、嫌いじゃない)ただ、特筆すべき点は、女の子のクオリティが高かったこと。そこだけが救いだな。わりと美人さんと巨○さんぞろいだった。巨漢の女性が1人もいなかったことに、製作サイドの美意識の高さがうかがえる。こんなパーティなら私も参加したい。(笑)ジョン・マスターズを演じるのは、アントニオ・サバト Jr.。アサイラムの『アバター・オブ・マーズ』なんてのがありましたな。B級映画にしか出られない役者さんだが、不思議と認知度が高い。(笑)チョイ役でウィリアム隊長を演じたのは、マイケル・パレ。『ストリート・オブ・ファイヤー』以外は、どうでもいい作品ばかりだが、それなりにフィルモグラフィは賑やかだ。ロッシュを演じるのは、ブリアンヌ・デイヴィス。スターって感じじゃないが、TVシリーズとかで重宝しそうな女優さんだと思う。ほかにもTVMやTVシリーズでお馴染みの顔が大挙して出演しているのが興味深い。監督は、ジェイ・アンドリュース。ジム・ウィノスキーだのロブ・ロバートソンだの、幾つもの名前でB級TVMを連発されている方だ。或る意味、凄いパワーだと思う。どれもこれも、やっつけ仕事の作品ばかりだが、その経歴が役者を集めるのだろう。役者が集まれば、資金も調達しやすい。この監督さん自身が、一つのビジネスモデルみたいなものだな。(笑)でも、オススメは致しませんけどね。(苦笑)
2017.04.23
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0749 エアポート1978/運命の決断※オモテ面【スタッフ】・監 督 トーマス・ヤオホ・脚 本 ティモ・ベルント シルケ・レネ・メイヤー・撮 影 ヤン・フェーゼ・編 集 フリッツ・ブッセ・製 作 ヨーケ・クロムシュローダー ニルス・ダンカー【キャスト】・ゾフィ・フォン・ケッセル「デイ・オブ・デスティニー」・オリヴァー・モムセン・ヘンドリック・ドゥリン「アラーム・フォー・コブラ」・エスター・エシェ・フィリップ・ペータース「ロフト」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-6640・製作年度 2010年・製 作 国 ドイツ・英 題 DESTINATION:FREEDOM・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 ----・収 録 117分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:40年にわたる東西ドイツの分断。 閉ざされた歴史の中で、 1つのハイジャック事件があった――。 長い間封印されてきた真実が、 ついに明らかとなる。・ウラ面 :「エアポート」シリーズ最新作は、 実在の事件を基に描かれた衝撃作!! 1978年――東西冷戦下の東ドイツ。 国家保安局による絶対的な権力の中 人々の中に芽生える、西側への羨望 自由への憧れ、分断の壁を越えた愛。 そして彼らは運命の空へと飛び立つ。ヴィジュアルよりも、気持ちのこもったコピーに目がいく。思い入れたっぷりに綴られた文章は、まるで一編の詩のようだ。本作品に対して好感を持ったのだろう。実に誠実なコピーだと思う。ジャケットそのものの出来映えは、少々貧乏くさくて、いただけないのだが、それを補って余りあるコピーの出来映えに拍手である。(笑)※ディスク【感 想】「恋愛は壮大なスペクタクル」1978年に実際に起きたハイジャック事件を基にしたTVM。ビックリである。有り得ないほどのんびりしていて、有り得ないほど国家が権力を持っていた時代だったんだなぁ。鑑賞後、ネットでググってみたら、意外と情報が少なかった。ほとんどが情報バラエティ番組で紹介された内容の再録で新味はなかった。――1978年、東ドイツ。ユルゲンは“カフェ・モスクワ”でバーテンダーをしながら、物資の横流しで稼いでいた。そのため、国家保安省に目をつけられていたが、そのことを彼はまだ知らない。一方、彼が密かに愛するシングル・マザーのアンニャは、西ドイツから来たビジネスマンのミヒャエルに夢中だった。しかし、国家保安省が介入し始め、2人を引き裂こうとする。それが契機となって、アンニャは西側でミヒャエルと一緒に暮らすことを決意することになる。それを知ったユルゲンは、協力を申し出る。出国が比較的容易なグダニスク(ポーランド)へ行き、そこでミヒャエルと落ち合い、西ドイツに亡命する。計画を立て、書類を用意したのは、ユルゲンだ。そして、決行の日がやって来る。……というのが序盤。2010年の作品だが、1978年の雰囲気をよく再現していた。正確かどうかは分からないが、当時の衣装や車、セットにこだわったようだ。それにしても、登場人物が始終タバコを吸っているのには驚いた。そういう時代だったんだなぁ。(笑)――計画通りにアンニャは娘を連れて、ユルゲンとともにグダニスクにやって来る。しかし、ミヒャエルは予定していた列車には乗っていなかった。彼は、国家保安省に捕まってしまったのだ。そんなことは知る由もなく、アンニャはパニック寸前。ユルゲンは、すべてを捨てて出国しただけに、何としても西側に亡命しなければならない。彼は一計を案じる。3人は帰路の飛行機に乗るが、東ドイツの空港着陸間際にハイジャックし、西ドイツに向かうようにパイロットに指示する。……というお話し。ユルゲンを演じた役者さんが秀逸。卑しくて頭が悪い男だが、どこか憎めない。愛する女のために、バカなりに考えて行動するところが切ない。それでも、最後には、本人曰わく「初めて正しいことをした」のには、拍手喝采だ。(笑)彼がいなければ、本作品はつまらないものになったことだろう。ラストシーンで、米軍将校からフランク・ザッパのチケットを貰って大喜びするところが、いかにも70年代らしいし、新しい時代の到来を予感させて印象に残る。それに比して、アンニャやミヒャエルを演じた役者さんには魅力がなかった。――何とか西ドイツの空港に着陸したものの、そこは米軍の管轄下で、処分は米国に任されることになる。アンニャは、ミヒャエルが国家保安省に捕まっていることを知らされ、激しく取り乱す。一方、ユルゲンは西側で暮らすことしか頭にない。しかし、彼にはハイジャック犯として起訴され、裁判が待っていた。月日が経ってもミヒャエルが釈放される気配はなく、アンニャは東ドイツに戻ることを決心する。……という展開。東西冷戦時代のスパイ映画のテイストもあるし、壮大な愛の物語ともとれる。『ひまわり』なんかもそうだが、昔の映画は、恋愛そのものがスペクタクルだった。本作品にも、そんな感じがうかがえる。ハイジャックの場面は短いし、あくまでも亡命の手段として描かれているのでパニック映画として要素は薄い。(その辺は残念だった)主人公の2人に共感は出来ないし、全体的に演出はゆるめだが、70年代に映画に夢中になっていた私としては、懐かしい雰囲気を味わえる作品だった。たまには、こういうのも、いい。50歳台以上の方にオススメ!(笑)
2017.04.22
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0748 ハーモニー・オブ・ザ・デッド※オモテ面【スタッフ】・監督・製作総指揮 ミゲル・アンヘル・ビバス・製 作 ジャウム・コレット=セラ・脚 本 ミゲル・アンヘル・ビバス ファン・デ・ディオス・ガーディノ 他【キャスト】・パトリック………マシュー・フォックス(井上和彦)・ジャック…………ジェフリー・ドノヴァン(堀内賢雄)・ルー………………クイン・マッコルガン(小松未可子)・女…………………クララ・ラゴ(伊藤 静)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-80619・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 EXTINCTION・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG 2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ・ エンタテインメント・販 売 ----・価 格 8,000円+税・収 録 約 112分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ (2.35: 1)・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル (英 語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 卜部有紀子・吹替翻訳 桜井 文【ジャケット】・オモテ面:感染から9年。 瀕死の地球。 生き抜いた3人に希望はあるのか――。・ウラ面 :鬼才ジャウム・コレット=セラが放つ 世紀末ゾンビ感染サバイバル・ムービー!ジャケットのオモテ面は、なかなか良いデザインだと思う。遠くに街が見える。そこに金網越しにゾンビの顔がモンタージュされている。そこに血飛沫が重ねられ、更に主要登場人物の3人の画像。然も、ルーを抱いたジャックが腕を伸ばして拳銃をこちらに向けている。立体的なデザインで、3Dを意識したのだろう。(本編が3Dだったのかどうかは定かではない)ウラ面は、ちょっと残念なデザイン。(苦笑) 本編からの取り込み画像が無造作に並んでいる。そこから何かを伝えようとする意図は読み取れない。オモテ面が本編のイメージを伝えようとするならば、ウラ面はストーリーを伝えなければいけない。その点を怠った結果が、このウラ面だろう。惜しいことをしたものだ。(溜息)※ディスク【感 想】「ゾンビのハーモニー」タイトルから推して、てっきり『Glee』のゾンビ版だと思っていた。(笑)――ゾンビになった合唱部の連中が州大会で優勝めざす。主人公はゾンビ男子の一条くん(仮名)。人間の女子とも交際している。彼女の名前は、リン・ミンメイ……、もとい飯島真理さん。(あくまでも仮名です) 一条くんは偏見やイジメにも負けず、ゾンビである自分らしさを大切にしようとゾンビ仲間と助け合いながら成長して行く。しかし、飯島真理さんの“歌”にゾンビの食欲を抑制する力があると知った政府の極秘機関が、彼女を拉致し、数万のゾンビの大群の前に置き去りにしてしまう。ゾンビがおとなしくなったところを殲滅しようという作戦だ。飯島真理さんが歌い始めると、ゾンビの群れはピタリと動きをとめた。そこを狙って軍がゾンビを退治し始める。ひとり1人、頭を撃ち抜いて行けば良いのだ。造作もない。何の危険もなく、家屋への損傷もなく、きわめてクリーンにゾンビを退治できる。しかし、一条くんが、飯島真理さんのために立ち上がる。ゾンビ合唱部を率いて歌い始める。飯島真理さんの歌と素晴らしいハーモニーだ。その歌声に、ゾンビの群れは人間に戻り、人間はゾンビへと変化して行く。斯くして、政府の極秘機関の連中はゾンビとなり、一条くんたちは人間に戻って、合唱部は優勝する。しかし、大統領もゾンビになったことで、人間への迫害が始まろうとしていた。……そんな妄想をしていた。全5部作で、『トワイライト』サーガに負けない大河ドラマにしたい。(笑)本作品は、そんな妄想とは全く関係なく、静かでマジメな終末映画だった。(そりゃそうだわな)――驚異的な感染力を持つウィルスによって人類がゾンビと化してから 9年。地球に氷河期が訪れ、雪と氷に閉ざされた静かな星になっていた。……という設定らしい。説明セリフを排しているので、その辺はハッキリしない。(笑) でも、たぶんそんな感じ。雪と氷に埋もれた世界で、隣り合う家で暮らす2人の男。片方は“娘”と暮らし、片方は犬と暮らしている。詩的な雰囲気の作品で、電力の供給はストップし、生鮮食品は手に入らず、そこはかとなく終末感が漂っている。90年代に描かれた消費文明の崩壊というスタンスとは、ちょっと違うようだ。町までは遠くても、行けば、そこそこの物資が手に入る。贅沢を言わなければ、生活をして行けるだろう。それが悲劇の根源であるとする逆転の構図は、興味深い。「家の中は安全、外は危険」と教えられて育った少女。“父親”としては当然の措置だが、すべての生き物が本能的に備えている“外の世界への憧れ”を抑圧することになる。萩尾望都さんの初期の作品に、家から出たことのない少女が外の世界に歩み出すお話しがあった。詳しくは覚えていないが、あの作品の雰囲気と本作品の閉塞感が似ているような気がした。いつか読み返してみなければ……。ゾンビ映画として観てしまうと物足りなさが残る。しかし、終末映画の一つのカタチだと考えると、擬似親子の行く末は興味深い。“安全”の中で死んだように暮らして老いて行くのか、“危険”の中に生を見いだして行くのか、簡単なようで勇気がいる。ゾンビが環境に適応して進化(一代限りだろうな)したなら、人類には更に可能性がある。世代を繋げて行くことが出来るのだから。(笑)出演は、犬と暮らしていた男、パトリックをTVドラマ『LOST』のマシュー・フォックス。“娘”と暮らしていたジャックをジェフリー・ドノヴァン。TVドラマ『バーン・ノーティス/元スパイの逆襲』のマイケルですね。娘のルーを演じたのは、クィン・マッコルガン。可愛らしい子だった。本作品でも製作をつとめるジャウマ・コレット=セラが監督した『フライト・ゲーム』にも出演していた。セットのデコレーションを始め、屋外の背景処理などCGの出来映えもいい。進化型ゾンビの造形も出番は少ないながら良い仕上がりだった。コストをかけたこだわりのある作品は、製作サイドの意図が明確なので、見ていて気持ちがいい。マニアくんには物足りない作品だろうが、なかなかどうしてオススメの1本である。(邦題はビミョーだが……)
2017.04.21
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0747 ノウイング [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 アレックス・プロヤス・脚 本 ライン・ダグラス・ピアーソン ジュリエット・スノウドン スタイルズ・ホワイト・ストーリー ライン・ダグラス・ピアーソン・撮 影 サイモン・ダガン,A.C.S.・プロダクション・デザイナー スティーヴン・ジョーンズ=エヴァンス・編 集 リチャード・リーロイド・衣 装 テリー・ライアン・音 楽 マルコ・ベルトラミ【キャスト】・ジョン……ニコラス・ケイジ(大塚明夫)・ケイレブ…チャンドラー・カンタベリー(松元 恵)・ダイアナ…ローズ・バーン(岡 寛恵)・ルシンダ/アビー…ララ・ロビンソン(津村まこと)・フィル……ベン・メンデルゾーン(藤原啓治)・グレース…ナディア・タウンゼント(弓場沙織)※ウラ面【仕 様】・型 番 PCXT-50003・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 KNOWING・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG 4-AVC、DOLBY DIGITAL、 DOLBY TRUE HD、Blu-ray、セル専用・提 供 東宝東和 株式会社ポニーキャニオン・発 売 東宝東和・販 売 株式会社ポニーキャニオン・価 格 税抜 4,700円・収 録 本編 122分+特典映像 34分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ 1920x1080p High Definition・音 声 1.英 語(5.1chサラウンド/ ドルビーTrueHD) 2.日本語(5.1chサラウンド/ ドルビーTrueHD) 3.音声解説(2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.吹替用字幕 4.音声解説用字幕・映像特典 1.メイキング・オブ・“ノウイング” 2.“ノウイング”と終末のビジョン 3.予告編集 4.アレックス・プロヤス監督による音声解説【ジャケット】・オモテ面:私達は生きたい、どんな事をしても…・ウラ面 :『アイ,ロボット』 アレックス・プロヤス監督が放つ、 未体験のSFディザスター・パニック超大作!! 地球上で起こるすべての大惨事が、 偶然ではないとしたら…。地球、炎に焼かれる大都市、そしてニコラス・ケイジの顔……。N.ケイジの顔も“大惨事”ってこと?(笑) 見応えのあるジャケットのオモテ面だと思う。ウラ面は、ブルーレイにしては、情報量が多い。ただ、ケイジ君の横顔が再び登場しているが、もう少し違うイメージの画像の方が良かったな。スターの映画だから、ケイジ君の画像を使うのは当然だが、オモテ面のそれと似たような表情なのは、いただけない。でも、わずかにストーリーが伝わって来る。いいデザインだ。※ピクチャディスク【感 想】「みんな道連れ」――タイムカプセルに入れられた小学生の手紙。50年後、その手紙が学者の手に渡る。シングルファーザーの彼は、手紙に書かれた数字の羅列を見て、一部分が日付であることに気付く。それがすべての始まりだった。……というお話し。細かく記したいが、ミステリアスな脚本を台無しにしてしまうので、それは止めておこう。観ていただいた方が良いかも知れない。(笑)タイムカプセルには惹かれるものがある。時間を超えること、中身が何なのか分からないこと、或いは分からなくなってしまうこと。そんな魅力的なアイテムを導入部分に持って来たことは◎。過度な演出は避け、中陽を保っている点もいい。隠されて来た謎が、真実なのか学者の思い込みなのか、不分明のまま物語は展開する。この居心地の悪さ、もどかしさ、もう一歩踏み込んで真実を明らかにしてほしいと思う観客を翻弄する。だから、同じ立場の母娘と出会っても、馴れあわない。スティーブン・スピルバーグ監督の名作『未知との遭遇』のリチャード・ドレイファスとテリー・ガーのように安易に解り合ったりしない。エゴをむき出し嘘をつき、反発したり迎合したりする。コミュニケーション不全の現代を象徴するような関係だと言える。哀しいことだが……。大きな秘密を知ってしまった主人公は、災厄を防ごう(?)と現場に駆けつける。誰が見ても“蟷螂の斧”としか言いようのない行為は、その焦燥感とは裏腹に、滑稽に見える。飛行機や地下鉄の事故は、なかなかの迫力で、デザスタームービーの1コマとして見る分には申し分ない。けれど、ミステリアスな導入部分の雰囲気を引きずりながらだと、やや違和感を禁じ得ない。だって、主人公はMITで研究に従事する学者でしょ? バリバリの理系人間のはずなのに情緒的すぎやしないか? 暗号を解いて、その意味するところを信じるなら、個人の力ではどうにもならないことくらい容易に解りそうなものだ。然るべき手を打ったら推論を再検証すべきだろう。それとも自ら推定したことが信じられなかったのか……。いずれにせよ、愚かとも言える行動は、客観性を重んじる理系人間には見えない。最初は「ニコラス・ケイジはミスキャストだよなぁ」と思っていた。彼の芝居が適切でないと判断したのだ。しかし、主人公の合理的でない行動を見ているうちに、はったと気づいた。それは、妙ちきりんな異星人が現れるに及んで確信に変わる。「なんだ、コイツ、もう死んでるじゃないの?」(笑)すべては、主人公の想念でしかない、――そう結論づけた。ダイアナと娘は、実は亡くなった彼の妻と実の娘の象徴(娘がいたとする描写はなかったが……)。一家4人は、交通事故で死亡する。その刹那、主人公の頭の中を駆け巡った悪夢が、本作品というわけだ。彼は、デザスターから家族を取り戻そうと躍起になるが、それは想念の中でもうまく行かない。ダイアナは死に、子供たちとも別れ、彼はせめて両親との関係だけは修復したいと願う。しかし、死は間近に迫っていた。……そんな風に、本作品はみえた。実際、子供たちが辿り着く新しい惑星は、まるで丹波哲郎監督の『大霊界』みたいではないか。(笑)『未知との遭遇』は夢や希望、明るい未来を描いていた。しかし、本作品は最初から正反対の未来を提示する。いわゆる滅亡だ。災厄と被害者の人数をカウントする行為自体、行き着く先はアルマゲドンでしかない。彗星が衝突するのか、地球の自転が止まるのか、致死率 100%のウィルスが全土に拡散するのか、どんな災厄であれ、個人にとっては自分自身の死でしかない。極端な解釈だが、そういうことだろう。ニコラス・ケイジは、とうとう全人類を道連れにするところまで来てしまったか。(笑) またも途中で(最後に)死んでしまうケイジくんに敬意を表して、オススメ!
2017.04.20
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0746 デモリッション※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 佳本周也・プロデューサー みろ 奈之未夜・アクション 佳本周也 みろ・銃型・銃指導 留川真帆・音 楽 RUKA(留川真帆)【キャスト】・留川真帆・奈之未夜・みろ・藤田佳秀・玖導成近・キム・デヒ・佐々木リオ・宮田ちづか・寒川綾奈・眞木美咲パメラ・佳本周也※ウラ面【仕 様】・型 番 CSVR-0200・製作年度 2015年・製 作 国 日本・英 題 DEMOLITION・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、劇場公開作品、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 キュリオスコープ・販 売 元 キュリオスコープ・収 録 本編 78分+特典 20分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語(2.0chステレオ)・字 幕 ----・映像特典 1.テーマ曲『LOST PEACE』PV (歌:留川真帆) 2.メイキング&キャストインタビュー 3.予告編【ジャケット】・オモテ面:私達は生きたい、どんな事をしても…・ウラ面 :殺し屋として育てられた少女たち。 生命《いのち》をかけた反撃が今、始まる!! 豪華絢爛競演!!女優陣が魅せる 超本格アクション・ガチバトル傑作!!どうやら本編に登場した女の子たちが6人、ジャケットのオモテ面を飾っている。背景は夜の闇に沈んだビル。隙間から見える空に稲妻が走っている。雰囲気はいいが、暗いなぁ。それに、3人は識別できるが、残りの3人は登場していたのか?(笑)ウラ面の煽り文句は、ウソばっかだな。(苦笑)“殺し屋として育てられ”てなんかいないじゃん。劣等生の夏休みの補習みたいだったぞ。“豪華絢爛”って……。知った名前はひとつもなかったぞ。“女優陣が魅せる”場面は、ひとつもなかったなぁ。“超本格アクション”もありません。殴ったふり、殴られたふりが“ガチバトル”って言えるのだろうか。だいたい“傑作”なんて、逆立ちしても思えない。ビックリしたのが、本作品を劇場公開したってこと。衝撃的な事実を知ってしまったカンジ。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「犯人は誰だ?」世の中には、いろいろな人がいるものだ。こんな作品をリリースして平気な顔をしてるなんて……。(苦笑)――社会から落ちこぼれた少女を殺人マシンに鍛え上げる秘密組織。少女たちは高校の三年間を暗殺者として使われ、用が済むと、人知れず葬り去られて行く。しかし、1人の少女が組織を潰すために反旗を翻す。……というお話し。……たぶん。(笑)正直、何がなにやら全く分からなかった。ジャケットのイントロダクションを読んで、「ヘェー、そうなんだぁ」と思った次第。(苦笑)勿体つけて意味不明のセリフ、イマジナリーラインすら合っていない低レベルのスキル。だいたい役者さんの発声と滑舌が悪い上に録音技術が著しく低く、何を喋っているのか判らないのだ。セットもまた「中学校の文化祭かよっ!」とツッコミたくなるほどチープだ。“目隠し”にやたらと布がぶら下がっているアジト、ビニール紐がぶら下がっていたり、蜘蛛の巣を描いていたり、デコレーションをしたヤツのセンスは素人以下だと断言できる。衣装がまたビックリするくらい安っぽく、いまどき「そんなカッコしているヤツなんかいねぇよ!」と口に出したくなるくらい古臭い。それに、誰がどう見たって“少女”には見えない女優(?)さんたちも難点だな。三十路を超えたオネエサンたちが、いきがってドン・○ホーテで買ったコスプレ用のセーラー服を着ているようにしか見えない。ミョーに汚らしい。カワイイ子も美人さんも登場しない。色っぽい子もHな子も登場しない。シャワーシーンもなくパ○チラもない。戦いで白いセーラー服が血と泥で汚れたりもしない。(溜息)お○ぱいの大きい子もいないし、お尻の可愛い子もいない。一体、どこが面白いんだ?収録されていた予告編を見たら、みんな同じような作品ばかり。ヤンキーみたいなオッサンとオネエサンが殴り合う。タイトルが違うだけで見分けがつかない。然も、殴るフリ、殴られるフリが延々と続く。昔のJACみたいで、リアリティは皆無。笑っちゃうのが、カート・ウィマー監督を有名にした『リベリオン』で用いられた“ガン=カタ”をマネた少女たちの動き。クレジットでは“銃型”って表現されていた。「おいおい」ってカンジ。幼稚すぎて話しにならない。これをして“アクション”だと思っているのだろうか? この意識の低さは、もうイタイタしいを通り越して、猥雑な犯罪のようなものだ。視聴者に、見てはいけないものを見てしまった気にさせるのだから、罪は深い。そして、忘れてはならないのが、エンドロールで流れる歌! ビックリした。凍りついてしまった。「本気かよ……」って脂汗が浮かんだ。ストレートにヘタだった。プロデューサー兼出演者の女性が歌っているようだが、歌を録音する前に辞退しましょうよ。ディレクタは諭すべきだった。「ヒトサマに聴かせる歌ではないですよ」と……。南○陽子さんや安○成美さんほどのインパクトがない“ヘタさ”が、物悲しい。ヘタさも三流だった。でも、リリースされているのが1本や2本でないことを考えると、それなりに需要はあるのだろう。不思議だ。一体誰が観るのか、追跡調査をして欲しい。まさかスタッフ、キャストを含めた関係者ばかりってことはないよな。(笑)廃棄しましょう。(私が殺されたら、犯人は本作品の出演者の中にいます)
2017.04.19
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0745 ターミネーター/サラ・コナークロニクルズ THE COMPLETE SECOND SEASON DISC 5 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】■第20話:監督…ガイ・ファーランド 脚本…ナタリー・チャイデス■第21話:監督…チャールズ・ビーソン 脚本…トニー・グラフィア■第22話:監督…ジェフリー・ハント 脚本…ジョシュ・フリードマン【キャスト(参考)】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』・ライリー…レヴェン・ランビン※ウラ面【仕 様】・型 番 1000353512・製作年度 2008-9年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 978分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x 9 1.78: 1・音 声 1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 5.1ch・字 幕 1.英語 2.日本語・映像特典 1.キャスト&スタッフによる音声解説 2.ストーリーボードによるシーン解説 3.キャメロンの格闘シーン・リハーサル 4.未公開シーン 5.シーン解説:ハンターキラーの攻撃 6.NG集 7.メイキング集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『史上最強のTVシリーズ待望の第二章!』第2シーズン全22話で、さまざまなゲストが出演した。中には、TVシリーズのレギュラを持っている方もいて、なかなか華やかだ。それら全員を網羅することは無理だとしても、ジャケットに顔写真を載せるとか、ピクチャディスクを活かして、そこに掲載するとか、もう少し工夫と練り込みが必要ではないかと思う。リリースする方は、作品に対して幼いくらいの愛情を持ってデザインして欲しいと思う。※ピクチャディスク【感 想】「DISC 5 終わってほしい旅」おそらく、本シーズンのクライマックスは、この 3話だろう。長い“中だるみ”の後、ようやく物語が動き始めたのだ。これをクライマックスと言わずして何と言おう。(笑)■第20話(29) 燈台 To the Lighthouseサバンナが遊んでいると、ジョン・ヘンリーが突然暴走する。エンジニアのマーチの説明によれば、誰かがウィルスを使ってジョン・ヘンリーを殺そうとしているらしい。一方、家を引き払ったサラは、ジョンを燈台の側のビーチハウスに連れて行く。そこで待っていたのはチャーリーだった。束の間、安息のひとときを過ごした2人。しかし、サラ、デレク、ジョンの元に刺客が送り込まれる。……というお話し。チャーリー死亡。これで本シリーズにトドメを刺したようなものだ。(溜息) もともと第1シーズンの第 1話のプレオープニングの後、チャーリーがサラにプロポーズするところから物語は始まった。それを葬ったのだから、物語としては、ひと区切りだ。でも、後味が良くない。プロポーズした女に逃げられ、嫁さんが巻き添えで死んで、自分も殺される。コナー親子に振り回されっぱなしで気の毒だった。彼には、もう少しちゃんとした出番を用意してあげて欲しかった。(溜息)■第21話(30) 救出 Adam Raised a Cainゼイラ社のキャサリン・ウィーバーの娘サバンナが自宅でターミネーターに襲われる。ジョン・ヘンリーはサバンナを助けようと、電話と監視カメラで誘導するが、ヘッドセットの通信範囲外に出てしまう。万事休すの瞬間にサラたちが飛び込んで来て、サバンナを助ける。この事件の監視映像を見てサラたちが関わっていることを知ったエリソンは、サバンナを救出するために動き始める。……というお話し。デレク死亡。呆気なかった。こんなのレギュラー出演者の死に方じゃないよなぁ。(溜息)ここのところ毎話、誰かが死んでいる。ライリー、ジェシー、チャーリー、デレクと、これじゃあ、ジョンでなくたって「僕のせいだ」って思うよな。それにしても、希望のない物語ばかりだ。カットされたシーンが多いので、展開はスピーディーになった。それは視聴者としては有り難いが、第20話と第21話の間は、跳びすぎじゃないか?(笑)燈台のビーチハウスで襲撃されたジョンたち。サラが駆けつけてチャーリーの遺体を見つけ、ジョンの生死も行方も分からないまま第20話は終わった。ところが、第21話の冒頭でどことも知れない墓地にジョンが現れてサバンナがスカイネットの標的になっているから助けに行こうと言う。「何者なんだよ、お前」ってカンジ。中盤のダラダラしたエピソードを10話くらいカットして、そこんトコを丁寧に描けよ、と思ってしまった。(苦笑)■第22話(21) 終わりなき旅 Born To RunFBIに捕まったサラは、エリソンにすべてを話すように説得されるが、「ジョンは爆発で死んだ」と言い張る。その時、キャメロンが拘置所を襲撃。サラを救出に来たのだ。その様子を監視映像で見たジョン・ヘンリーは、2人を助けるために全ての監房の鍵を開ける。たちまち拘置所は、逃げ出した囚人たちで溢れかえる。その混乱に乗じて拘置所から逃げ出したサラとキャメロンは、ジョンと合流。ジョン・ヘンリーを破壊するためにゼイラ社に向かう。……というお話し。キャメロンの拘置所襲撃とハンターキラーの突撃が、見せ場。なかなかの出来映えだったが、イマイチ盛り上げに欠けるのは、“前戯”がなかったからだろうなぁ。(苦笑)どんなアクション・シーンもそうだが、キチンと前振りがないとダメだ。キャメロンの身体にガタが来ていること、キャサリンに次々と刺客が送り込まれていることを、その直前に丁寧に描いてくれたなら、もっと手に汗握るアクションになっただろうに、ザンネンだ。(溜息)それにしても、ダメなシリーズだったなぁ。(溜息)良かったのは、サマー・グロウが演じるキャメロンくらいか……。中盤は彼女のアクション・シーンもなくなり、つまらなかった。出番も少なかった。せめて、キャメロンの裡に生じたジョンへの恋愛感情にフィーチャーしたエピソードを盛り込んで欲しかった。(苦笑)そうそう、忘れてはならないのが、キャサリン・ウィーバーを演じたシャーリー・マンソン。(変なメイクは、演出?) もともとバンドのボーカリストだから、役者さんとは違う存在感がある。いいキャスティングだった。“時代の同時性”という言葉がある。時を同じくして同じことが発生する、という考え方だ。まるで、春になるとあちこちで発芽するように……。一つの可能性が潰えたとしても、別な可能性が成長し、結局は物事は起きるべくして起きてしまう。避けられない。運命論のような感じだが、生物が生き残るために備えている戦略ならば、その生命活動によって生じる様々な事象もまた、同時多発的に発生することは当然のことだと思う。だから、タイムスリップしてスカイネットを止めようとすることは、無駄なことである。未来から使者が現れて「スカイネットが人類に向けて宣戦布告した」と証言した時点で、未来は決まってしまう。劇場版の1作目で、サラは自分の命と生まれて来るジョンを守るために逃げた。ごく自然なストーリー展開だ。2作目では、スカイネットを止めるためにサラはダイソンの研究所を破壊した。それで未来が変わってスカイネットが消えたのであれば、液体金属のターミネーターは存在しないはずだ。にもかかわらず、ターミネーターはサラを追い続け、溶鉱炉に突き落とされる。つまり、サラは、スカイネットを止めることが出来なかった、ということである。なのに、本シリーズは、始まって早々に「逃げないで戦う!」とか言って2007年にタイムスリップする。考えてみれば、この時点で本シリーズは失敗だったのだ。戦うなら、素直に1999年で戦うべきだった。生き残るために逃げ続けるからこそ、物語はスリリングに展開する。その方が、母親の姿としては自然だと思う。それに、彼女らが主人公であるならば、たとえ逃げ続けていても、スカイネット開発の核心に近づいてしまうはずだ。それが必然というヤツだ。もし、再度、TVシリーズが製作されるなら、そういう物語であって欲しいと心から思う。[映像特典]1.シーン解析:ハンターキラーの攻撃2.メイキング集3.キャスト&スタッフによる音声解説 ・第21話:救出 ・第22話:終わりなき旅4.未公開シーン集 ・第20話:燈台 #1 ・第20話:燈台 #2 ・第22話:終わりなき旅5.NG集オススメ!……いや、やっぱりオススメ致しません!(笑)
2017.04.18
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0744 ターミネーター/サラ・コナークロニクルズ THE COMPLETE SECOND SEASON DISC 4 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】■第15話:監督…J.ミラー・トビン 脚本…ジョン・ワース イアン・ゴールドバーグ■第16話:監督…スコット・ロータネン 脚本…デニス・テー ナタリー・チャイデス■第17話:監督…ジェフ・ウールノー 脚本…トニー・グラフィア ダニエル・T.トムセン■第18話:監督…ガイ・ノーマン・ビー 脚本…アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ■第19話:監督…ガイ・ノーマン・ビー 脚本…アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ【キャスト(参考)】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』・ライリー…レヴェン・ランビン※ウラ面【仕 様】・型 番 1000353512・製作年度 2008-9年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 978分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x 9 1.78: 1・音 声 1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 5.1ch・字 幕 1.英語 2.日本語・映像特典 1.キャスト&スタッフによる音声解説 2.ストーリーボードによるシーン解説 3.キャメロンの格闘シーン・リハーサル 4.未公開シーン 5.シーン解説:ハンターキラーの攻撃 6.NG集 7.メイキング集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『史上最強のTVシリーズ待望の第二章!』ブルーレイの 5枚組だが、ピクチャディスク仕様になっている。[DISC 1]は、キャメロン。ジャケットのオモテ面と同じ画像が使われている。[DISC 2]は、サラ・コナー。ショットガンを構えている。顔がデカいな。(笑)[DISC 3]は、ジョン・コナー。こちらは、ジャケットのウラ面と同じ画像が使われている。[DISC 4]は、再びキャメロン。デカい銃にデカいレーザー照準器(?)を付けている。でも、マシンに照準器の意味ある?[DISC 5]は、デレク・リース。この画像の方が、いい男に見える。呆気ない最期だったが、一応はレギュラだったのね。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 4 スタッフ2」脚本家は、シリーズを通して12名。2007年の全米脚本家組合のストの影響からか、少ないような気がする。(あれから10年も経つんだなぁ。早いものだ) ほとんどの脚本家が製作に名を連ね、複数話を担当している。思うに、脚本を書ける人材を集めて製作に携わらせ、あの難局を乗り切ったんだろうなぁ。(苦笑)ただ1人だけ、 1話しか担当していないのは、トニー・ワームビー。もしかしたら、彼がメインのライターになる予定だったのではないか。「第 1話:序章」ジョシュ・フリードマンは、製作総指揮にも名を連ねている。「第 2話:汝自身を知れ」「第10話:ジョン抹殺」「第31話:終わりなき旅」と 3話書いている。ジョン・ワースも製作総指揮だ。やはり 3話書いている。「第 3話:ターク」「第12話:マウストラップ」「第18話:フィッシャー」『ベロニカ・マーズ』のジョン・エンボムは、「第 4話:ヘヴィメタル」「第21話:フィールズ一家」「第24話:出現」を書いている。ナタリー・チャイデスは製作者としての仕事が多い。本シリーズでは 5本提供している。「第 5話:チェス大会」「第11話:原子力発電所」「第22話:エイブラハムのブログ」「第25話:ドリームキャッチャー」「第29話:燈台」アシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステンツの2人は、『マイティ・ソー』の脚本家コンビ。 6話を担当した。「第 6話:ダンジョン&ドラゴン」「第14話:永久に別れを」「第19話:3つの点」「第23話:大いなる存在」「第27話:疑惑」「第28話:運命の時」■第15話(24) 出現 The Good Woundデザート・キャニオン空調システムの工場で爆発事故が発生し、全従業員が死亡する。サラが侵入して撃たれた工場だ。真相を探るべく追悼式にやって来たサラは、ウィンストンの妻ダイアナと知り合う。町の人たちは、工場の内容を全く知らなかった。ただの空調設備の工場にしては、大袈裟な情報操作だ。そこまでして守りたい秘密とは何なのか。然も、工場周辺で動物たちが大量死していた。……というお話し。ますます混迷を深めて行くお話しだった。次から次へと謎を提示して視聴者の興味を引きつけておきたい気持ちは分かるが、さすがにもうウンザリした気分。(苦笑)TVドラマ『ウォーキング・デッド』のアラナ・マスターソンが一服の清涼剤だった。(笑)■第16話(25) ドリームキャッチャー Some Must Watch,While Some Must Sleep監視映像から手掛かりを得たサラは、工場団地に侵入する。デザート・キャニオン空調システムに金属を納めていたウェスタン鉄金属の工場があるのだ。しかし、何者かに捕まってしまう。次に目が覚めた時、サラは何故かスリープ・クリニックのベッドの上だった。面会に来たジョンから、眠って身体を治すように言われるが、次第にクリニックの治療に不信感を抱くようになる。……というお話し。うーん、「なにこれ?」ってカンジ。『ターミネーター』のタイトルを冠しておいて、こういうエピソードはやめて欲しいと心から思う。誰もがアクションによる展開を期待しているはずだ。こんなのは、『Xファイル』や『スーパーナチュラル』でやってくれ。(溜息)アシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステンツの2人は、『マイティ・ソー』の脚本家コンビ。 6話を担当した。「第 6話:ダンジョン&ドラゴン」「第14話:永久に別れを」「第19話:3つの点」「第23話:大いなる存在」「第27話:疑惑」「第28話:運命の時」TVドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』の脚本家トニー・グラフィアは、「第 7話:神の手」「第13話:アリソン」「第20話:ピコ・タワー」「第17話:それぞれの思い」「第30話:救出」を書いている。TVドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』シリーズのプロデューサーのダニエル・T.トムセンは 3本。「チップの記憶」「第17話:銃撃戦」「第26話:それぞれの思い」やはり、『ワンス・アポン・ア・タイム』シリーズの脚本家イアン・ゴールドバーグは 4本。「第 9話:誕生日」「第16話:ナブルスの兄弟」「第18話:フィッシャー」「第24話:出現」いわゆるスタッフ・ライターのデニス・テーは全話に携わるが、クレジットされたのは 2本。「第15話:時は得難く失い易し」「第25話:ドリームキャッチャー」なかなかどうして、苦労していたことがうかがえて興味深い。違う時期に製作されていたら、もう少し面白いシリーズになったかも知れない。(苦笑)■第17話(26) それぞれの思い Ourselves Aloneキャメロンは、密かに保管していた金属をジョンに渡し、腕の修理を頼む。度重なる戦闘で損傷が酷かった。焼却処分するはずのターミネーターのパーツが残っていたことに、ジョンは彼女をたしなめる。一方、ライリーの自殺未遂について、サラはキャメロンから状況を聞き出す。……というお話し。ドン詰まりだなぁ。急速に物語世界が収縮している。もはや病んだコナー家を巡るホームドラマだ。(溜息)幼児みたいな“自分だけの見えないお友だち”キャメロンにすがるジョン。母親のサラは脅迫観念にとらわれていて、すでに家庭崩壊寸前。叔父のデレクは、昔の記憶をなくし、いつ痴呆症になるかと怯えている。そのせいかジェシーの尻を追いかけ回している。実は、ジェシーは同性愛者で、孤児のライリーを拾って来たが、残念ながらライリーは“ストレート”だった。受け入れて貰えない愛に苦しむジェシーは酒場でケンカばかりしていた。ジェシーから逃げ回るライリーは、ジョンに助けを求める。けれど、大人になりきれないジョンはキャメロンにしか心を許さない。ライリーは、何とかジョンを振り向かせようと自殺未遂を繰り返す……。まるでロバート・レッドフォード監督の『普通の人びと』かTVドラマ『ブラザーズ&シスターズ』みたいだ。(笑)そもそも、女を殴る作品はキライなんだよねぇ。■第18話(27) 疑惑 Today is the Day part1引っ越しの準備を始めるサラ。お隣りさんの噂話にライリーの死を知ったサラは、そのことをジョンに伝える。一方、未来では、ジェシーの乗った原子力潜水艦“ジミー・カーター”が、機械軍の攻撃を受けていた。リプログラミングされたマシンの艦長クイーグは、全速力で限界深度を目指して攻撃をやり過ごそうとする。……というお話し。思うに、第3シーズンの製作が危ぶまれ始めたので、無理矢理にも本シーズンにいろいろと詰め込み始めたような気がする。潜水艦“ジミー・カーター”のエピソードは、それだけで構成すべきだった。それに、いろいろな“謎”について一応の決着をつけはじめている。それもヘタクソなやり方で……。第1シーズンの第 1話は順調な滑り出しだっただけに残念だ。■第19話(28) 運命の時 Today is the Day part22027年、ディーツは、ジョンが指示した箱を潜水艦に持ち帰る。しかし、箱の中身は艦長のクイーグしか知らない。そのことが気に入らないディーツは、他の乗組員を煽動して箱を開けてしまう。中から現れたのは、液体金属のターミネーターだった。……というお話し。ジョンは、ライリーの死の真相に辿り着いて、ジェシーを待ち構える。けれど、彼が吐露する内容には全く説得力がなく、白けてしまった。(苦笑)悪いことに、その後、デレクが喋る秘密においては、“付け足し”感がありあり。今ごろになって、アンディ・グードは友人だったとか、意味不明。だからって、ジェシーに銃口を向けるのも理解不能。辻褄合わせにすらなっていない。ヒドい脚本だ。(溜息)♪北国の旅の空 流れる雲 はるか時に 人恋しくくちびるに ふれもせず別れた女 いずこ胸は 焦がれるまま熱き心に時よもどれなつかしい思い つれてもどれよああ 春には 花咲く日がああ 夏には 星降る日が夢を誘う 愛を語る♪♪熱き心に きみを重ね夜の更けるままに想いをつのらせああ 秋には 色づく日がああ 冬には 真っ白な日が胸を叩く 歌を歌う 歌をオーロラの空の下夢追い人 ひとり 風の姿に似て熱き心 きみに♪何故か、本シリーズのテーマ曲を聴くと、♪熱き心に♪を思い出す。メロディラインが同じだからだろうなぁ。(苦笑)[映像特典]1.未公開シーン集 ・第18話:疑惑 ・第19話:運命の時 #1 ・第19話:運命の時 #2 ・第19話:運命の時 #3 ・第19話:運命の時 #4ちょっぴりオススメ!
2017.04.17
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0743 ターミネーター/サラ・コナークロニクルズ THE COMPLETE SECOND SEASON DISC 3 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】■第10話:監督…スコット・ピータース 脚本…アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ■第11話:監督…ホリー・デイル 脚本…トニー・グラフィア■第12話:監督…チャールズ・ビーソン ブライアン・スパイサー 脚本…ジョン・エンボム■第13話:監督…フェリックス・エンリケス・アルカラ 脚本…ナタリー・チャイデス■第14話:監督…ジェフ・ウールノー 脚本…アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ【キャスト(参考)】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』・ライリー…レヴェン・ランビン※ウラ面【仕 様】・型 番 1000353512・製作年度 2008-9年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 978分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x 9 1.78: 1・音 声 1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 5.1ch・字 幕 1.英語 2.日本語・映像特典 1.キャスト&スタッフによる音声解説 2.ストーリーボードによるシーン解説 3.キャメロンの格闘シーン・リハーサル 4.未公開シーン 5.シーン解説:ハンターキラーの攻撃 6.NG集 7.メイキング集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『史上最強のTVシリーズ待望の第二章!』ブルーレイの“THE COMPLETE SECOND SEASON ”を購入した。5枚組。全22話で 5枚組というのは、ちょっと枚数が多いような気がする。これで、映像特典が充実していたなら理解も出来るのだが、ほとんど未公開シーン集なので、資料的な価値は薄い。確かに、未公開シーンは興味深いし、NG集は面白い。でも、個人的には、ゲスト出演者のインタビューとか欲しいところ。時代の証言は貴重なのだ。※ピクチャディスク【感 想】「DISC 3 スタッフ1」製作総指揮のマリオ・F.カサールは、当年65歳。カロルコを設立した時は若干25歳、『ランボー』に携わった時は30歳だった。勢いのある人は違うな。(笑) 『ターミネーター2』は1991年の作品だから、この時は40歳。絶頂期を迎えるが、凋落も早く、『カットスロート・アイランド』がコケてカロルコも倒産。時に45歳だった。彼を導いたのが、アンドリュー・G.バイナ。当年73歳。カロルコと時期を重なるようにして独立系のシナージを立ち上げて『ザ・スタンド』や『ダイ・ハード3』等を製作している。10年ほど、ここで映画づくりをした後、解散。その後、再びM.カサールと組んでC2ピクチャーズを設立して、『ターミネーター3』や『4』、本シリーズを製作している。残念ながら、現在は昔ほどの勢いはなく、製作本数も減っている。続編企画が多いのも、陰りを思わせる。■第10話(19) 3つの点 Strange Things Happen at the One-Two Point壁に書かれていた“3つの点”が気になるサラは、夢にまで見るようになっていた。その3つの点をロゴマークにしているダカラ・システムズに、サラはデレクと一緒に侵入。HDDを盗み出す。しかし、中身は期待していたものではなかった。そこで、資金繰りに困っていたダカラ・システムズに投資家を装って接近することになる。一方、エリソンは、キャサリンから“ジョン・ヘンリー”を紹介される。……というお話し。グズグズとした1話。TVドラマらしいと言えば言えるが、結局は単なる詐欺事件に巻き込まれただけだった。(苦笑)それとも、これから本筋に絡んで来るのだろうか。クロマティのボディに自社開発のAIを搭載した“ジョン・ヘンリー”を作り出したキャサリンの目的が何なのか、気になるところ。(そう言えば、ライリーの正体も気になる)■第11話(20) ピコ・タワー Self Made Manキャメロンは閉館時間後に図書館を訪れては調べものをしていた。或る日、1920年の大晦日にもぐりの酒場で起きた火災現場の写真に目が止まる。そこに写っていたのは、ターミネーターだった。彼は、そこで何をしていたのか? キャメロンは、過去の記録を調べて行くうちに或る人物に辿り着く。男は、強引なやり方でピコ・タワーを建設すると、行方を絶っていた。……というお話し。TVドラマ『コールドケース/迷宮事件簿』みたいな1話だった。最初はウンザリしながら観ていたが、いつの間にかキャメロンと車椅子の青年との交流に惹かれてしまった。珍しく情緒のある1話だった。でも、あのターミネーターは、どんな理由があって、“スリープ状態”で壁の中にいたのだろう。(笑)製作総指揮に名前を連ねるジョシュ・フリードマンは、脚本家あがり。『アバター2』のシナリオを書いているらしい。プレプロの段階だろうから、ハッキリしない。ジェームズ・ミドルトンとジョン・ワースは、TVドラマを手堅く仕上げる方のようで、日本でも放映されたTVシリーズを幾つも手掛けている。こうした方々が製作にあたった本シリーズなのに、グダグダ気味。これからキチンとまとめ上げてくれるのだろうか……。(溜息)■第12話(21) フィールズ一家 Alpine Fieldsデレクがサラの指示で廃工場に行くと、出産間近の女性と娘がいた。女性は撃たれており、瀕死の状態だった。一方、未来では、機械軍の細菌攻撃に壊滅状態の基地から救難信号が発信される。デレクが救助に向かうと、同じように信号を受けて駆けつけたジェシーが、そこにいた。……というお話し。サラが脇見運転をする度に事故るな。(笑)過去と現在と未来が交互に描かれる。主人公らがタイムスリップして来ているから、正直なところ、めんどくさい。(苦笑) 歳をとると認識力が衰えるので、こういう構成は苦手になる。困ったものだ。キャメロンの「間違った」というセリフが滅法面白かった。なお、フィールズ家の長女ローレンを演じたサマンサ・クルツフェルトが印象の残った作品だった。(笑)■第13話(22) エイブラハムのブログ Earthling Welcome Here“3つの点”を追い求めるサラは、UFOの目撃談に行き着く。然も、UFOのカンファレンスで噂を聞いた“エイブラハムのブログ”には、“エンドスケルトン”と覚しき金属の叙述があった。サラは、1人でエイブラハムと会いに行くが、“彼”は意外な人物だった。……というお話し。だんだん道をハズれて来ていないか?(溜息) こんな『Xファイル』まがいの展開は、混迷を深めるだけだ。気に入らないなぁ。■第14話(23) 大いなる存在 The Good Woundウィンストンに脚を撃たれたサラは、気がつくと警察によって病院に運び込まれていた。病床で彼女はカイル・リースの幻影を見る。そのカイルに導かれるように病院を抜け出すと、救急医を拉致。そして、必死の思いで手術を頼むが、弾丸は動脈の近くにあり、もう一度、病院に忍び込むことになる。……というお話し。“幻”のカイル・リースが出て来て、サラをどこに導こうとしていたのか不明。普通こういう場合、幻に導かれて“助かる”のが一般的だと思うのだが、何故だか女医がDV被害を受けていたことをにおわせる結末に着地する。理解できない。「なにこれ?」と思ってしまった。シリーズを通して、21人の監督さんがメガフォンを取っている。全31話で複数話撮っているのは 7人だけ。少ない。(笑)要所のエピソードを手慣れた監督さんに任せて、後は1話ごとに交代。人材不足の昨今、現場で人手が足りないから派遣会社に頼んだら“毎日、違うスタッフが来ました”みたいな感じ。(笑) これじゃあ、打ち切りもやむを得ないよなぁ。 4話を担当したチャールズ・ビーソンが最多。『スーパーナチュラル』でお馴染みの方だ。「第 7話:神の手」「第13話:アリソン」「第21話:大いなる存在」「第27話:救出」ジェフリー・G.ハントはカメラマンあがりで、『CSI:科学捜査班』での実績が大きい。 3話を撮っている。「第 6話:ダンジョン&ドラゴン」「第11話:原子力発電所」「第32話:終わりなき旅」本シリーズで重要なエピソードを担当したデヴィッド・ナッターが 3話。信頼の高さがうかがえる。「第 1話:序章」「第 2話:汝自身を知れ」「第10話:ジョン抹殺」J.ミラー・トビンは『ゴシップ・ガール』や『ヴァンパイア・ダイアリーズ』などを撮った方で 2話担当した。「第 8話:チップの記憶」「第24話:出現」『キャッスル/ミステリー作家のN.Y.事件簿』のブライアン・スパイサーは「第14話:永久に別れを」と「第23話:大いなる存在」の 2話を担当した。ガイ・ノーマン・ビーは『スーパーナチュラル』で記憶に残っている監督さんだ。「第27話:疑惑」と「第28話:運命の時」を担当。ジェフ・ウールノフ「第26話:それぞれの思い」と他1話を撮っている。(この監督さんのことは、よく分からない)[映像特典]1.未公開シーン集 ・第10話:3つの点 ・第13話:エイブラハムのブログ面白くなるのを期待して、ちょっとだけオススメ!
2017.04.16
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0742 ターミネーター/サラ・コナークロニクルズ THE COMPLETE SECOND SEASON DISC 2 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】■第 5話:監督…ブライアン・スパイサー 脚本…ザック・ステンツ アシュリー・エドワード・ミラー■第 6話:監督…タニア・マッキーナン 脚本…デニス・テー ■第 7話:監督…ミラン・チャイロフ 脚本…イアン・ゴールドバーグ■第 8話:監督…マイケル・ナンキン 脚本…ダニエル・T.トムセン■第 9話:監督…スティーヴン・デポール 脚本…イアン・ゴールドバーグ ジョン・ワース【キャスト(参考)】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』・ライリー…レヴェン・ランビン※ウラ面【仕 様】・型 番 1000353512・製作年度 2008-9年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 978分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x 9 1.78: 1・音 声 1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 5.1ch・字 幕 1.英語 2.日本語・映像特典 1.キャスト&スタッフによる音声解説 2.ストーリーボードによるシーン解説 3.キャメロンの格闘シーン・リハーサル 4.未公開シーン 5.シーン解説:ハンターキラーの攻撃 6.NG集 7.メイキング集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『史上最強のTVシリーズ待望の第二章!』ジョン・コナー(トーマス・デッカー)とサラ・コナー(レナ・ハーディ)が、背合わせのようなポーズでこちらを見ている。ジョンが、背中を見せているところに、本シリーズのキャラクタが表現されている。背景はメタルっぽいテクスチャが使われていて、物語世界のイメージを伝えている。やはり、ダークな印象の仕上がりだ。正直、このジャケットは、好きじゃないなぁ。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 2 キャスト」サラ・コナーを演じるレナ・ヘディは、当年44歳。『地獄の変異』や『300』の王妃役が思い出される。目の色が印象的なのでメイクが映えること。(笑) ちょっと神経質で万能でないところが、本シリーズに合っていた。ジョン・コナーを演じるのは、トーマス・デッカー。当年30歳。本シリーズ撮影時は二十歳過ぎだった。ジョン・カーペンター監督がリメイクした『光る眼』で、人間の感情が芽生える少年(宇宙人)を演じた。あまり出演作がないので、それくらいしか思い出せない。キャメロンを演じるのは、サマー・グロウ。当年36歳。TVドラマ『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』と『セレニティー』のリヴァー・タム役が一番だな。あまり出演作は多くない上、ほとんどTVドラマのゲスト出演だから、ファンは辛い思いをしていることだろう。彼女のキャラを活かした映画を観たいものだ。(笑)デレク・リースを演じるのは、ブライアン・オースティン・グリーン。当年44歳。TVドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』が、真っ先に思い出される。ちなみに、右胸に“みどり”とタトゥーがあるが、自分の名前のことらしい。日本人の目には結構マヌケに見える。(笑)■第 5話(14) 永遠に別れを Goodbye To All Thatマーティン・ベデルという名前の男性が殺される。デレクの話しでは、未来の世界でジョン・コナーの片腕となる男と同じ名前だ。彼を抹殺するためにターミネーターが送り込まれたものと思われた。サラたちは、同姓同名の人を守るために動き出す。……というお話し。陸軍幼年学校に潜入してM.ベデルを守ろうとするデレクとジョン。一方、同名の少年を助けようとするサラとキャメロン。やはり、2つの物語が同時進行で描かれる。どちらも面白かったが、出来れば別々の1話にして欲しかった。■第 6話(15) 時は得難く失い易し The Tower is Tall But the Fall is Short壁に書かれていた名前から児童心理学者ボイド・シャーマンが、スカイネットに関係あると考えたサラたちは、彼に接触する。また、娘が懐かないキャサリンもボイドの許を訪れる。しかし、キャサリンはボイドの分析能力に着目し、彼にAI開発のアドバイザーを依頼する。そこへ未来からターミネーターが送り込まれて来る。……というお話し。やたらと未来からターミネーターや抵抗軍の兵士が送られて来るが、こんなんで良いのか? イージー過ぎると思うな。もう少し脚本は頑張ろうよ。(笑)ともあれ、AIの解析シーンは面白かった。物語世界が大きく広がっているので、レギュラ陣のほかにも、たくさんのTVスターが出演している。そのコストの高さが映像に現れている。エリソン捜査官を演じるのは、リチャード・T.ジョーンズ。当年45歳。父親はプロ野球選手で、南海ホークスの主砲として活躍。近鉄バッファローズにトレードされた後も本塁打を量産。本塁打王にも輝いている。70年代に大きな足跡を残した。リチャードは、南海在籍時代に神戸で生まれている。いい役者さんだと思う。ゼイラ社の社長キャサリン・ウィーバーを演じるのは、シャーリー・マンソン。当年51歳。ロックバンド“ガービッジ”のリードボーカル。彼女の歌は、本編中に挿入歌として使用されている。彼女をキャスティングした方は、いいセンスをしていると思う。ジョンの女友達ライリーを演じるのは、レヴェン・ランビン。当年27歳。大手石油会社のCEOやテキサスの不動産王の血筋なので、文字通りセレブだ。『ハンガーゲーム』や『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』に出演している。そろそろ主演で当たり役が欲しいところ。第1シーズンでサラたちを追いかけ回すターミネーターのクロマティを演じたのは、オーウェン・イオマン。TVドラマ『メンタリスト』でCBIのメンバーだったリグスビーをレギュラで演じていた。整形後は、ギャレット・ディラハント。線が細くてイマイチだった。フィルモグラフィも、そんな感じ。O.イオマンのままでも良かったんじゃないか?■第 7話(16) ナブルスの兄弟 Brothers of Nablus自宅が荒らされ、現金やダイヤ、ID、カードも盗まれてしまう。サラとキャメロンは、盗まれた物を取り返すためにデレクと一緒に故買屋をあたる。その頃、クロマティはキャメロンの足跡を追いながら、ジョンたちに近づいていた。一方、エリソンの許に、エリソンにそっくりなターミネーターがやって来る。……というお話し。正直、総集編を作成しようとしたら、真っ先にカットされる1話。ただ、デレクの恋人が登場するので、その後の展開によっては要度が変わるだろう。それにしても、さんざん目立つ違法行為をしておいて、いまさらIDだのカードだの身元がバレるのを心配して、どうする? こういうところが、本シリーズのキライなトコなんだよなぁ。(苦笑)■第 8話(17) 銃撃戦 Mr.Ferguson is III Today皆には黙ってライリーとメキシコに旅行に出たジョンは、トラブルに巻き込まれる。写真が警察のネットワークに登録されたことからクロマティを呼び寄せてしまう。デレクとキャメロン、エリソン捜査官も、それぞれのきっかけでメキシコに向かう。……というお話し。サラの視点、キャメロンの視点といったカタチで、一つの事件が描かれる。やりたいことは分かる。でも、せっかくのアクションなのに、これにどれほどの意味があるのか、私には理解できない。(苦笑)ただ、渾身の1話であることは確かだ。キャメロンがライリーに対抗心を燃やすところが可愛らしい。感情の発露がストレートなのは、マシンだからか?■第 9話(18) フィッシャー Complications未来から送られて来たジェシーが、興奮してデレクに電話して来る。チャールズ・フィッシャーを捕まえたと言う。マシンの手先だと言うが、デレクには名前に覚えがなかった。一方、クロマティのボディを燃やしに行ったジョンとキャメロンは、何者かがボディを奪い去って行ったことを知る。……というお話し。未来から来たデレクの恋人ジェシーが唐突に登場して、本筋に絡んで来た。何だか違和感を禁じ得ない。物語も停滞しているから、余計にそう感じる。サラはカウンセリングを受けているしね。何を描こうとしているのだろう。(溜息)第1シーズンでスカイネットの基礎となるコンピュータ“ターク”を開発したアンディ・グードを演じたのは、ブレンダン・ハインズ。当年41歳。TVドラマ『ライ・トゥ・ミー/嘘は真実を語る』にレギュラ出演していた。他には、これと言って代表する作品はなく、ほとんどゲスト出演だ。タークをベースとしたAIに人間的な感情を教えるために雇われた心理学者ボイド・シャーマンを演じるるのは、ドリアン・ヘアウッド。(すぐに殺されてしまうけど……) 当年67歳。声優としての活動が顕著だが、俳優としても『フルメタル・ジャケット』『ゴシカ』などの実績を残している。人間でありながら機械軍に荷担する裏切り者チャールズ・フィッシャーを演じたのは、リチャード・シフ。当年62歳。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のエディ役が思い出される。お隣りさんの妊婦のケイシーを演じるのは、ビジー・フィリップス。TVドラマ『ドーソンズ・クリーク』でブレイクした女優さん。本作品の撮影中は妊娠中で女の子を出産している。第1シーズンでシルバーマン博士を演じたのは、ブルース・デイヴィソン。私たち世代には『いちご白書』と『ウイラード』だが、若い世代には『X-MEN』シリーズのケリー上院議員だろう。息の長い役者さんだ。本シリーズも、息長く続いて欲しかったが、この出来映えでは仕方あるまい。(苦笑)[映像特典]1.キャメロンの格闘シーン・リハーサル2.未公開シーン集 ・第 6話:時は得難く失い易し ・第 9話:フィッシャー一応、オススメ!
2017.04.15
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0741 ターミネーター/サラ・コナークロニクルズ THE COMPLETE SECOND SEASON DISC 1 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】■第 1話:監督…デビッド・ナッター 脚本…ジョシュ・フリードマン■第 2話:監督…ジェフリー・ハント 脚本…ナタリー・チャイデス■第 3話:監督…ビル・イーグルス 脚本…ジョン・ワース■第 4話:監督…チャールズ・ビーソン 脚本…トニー・グラフィア【キャスト(参考)】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』・ライリー…レヴェン・ランビン※ウラ面【仕 様】・型 番 1000353512・製作年度 2008-9年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 978分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x 9 1.78: 1・音 声 1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 5.1ch・字 幕 1.英語 2.日本語・映像特典 1.キャスト&スタッフによる音声解説 2.ストーリーボードによるシーン解説 3.キャメロンの格闘シーン・リハーサル 4.未公開シーン 5.シーン解説:ハンターキラーの攻撃 6.NG集 7.メイキング集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『史上最強のTVシリーズ待望の第二章!』エンドスケルトンの顔面のアップを背景に、サマー・グロウの演じるキャメロンが、こちらの方に歩いて来るイラストがオモテ面に使われている。第1シーズンと較べると、一転してダークな印象の仕上がりになっている。本編の内容を象徴しているような気がする。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 1 だんだん意味不明」その場しのぎの展開が多くて頭を抱えてしまう第2シーズンの幕開けだった。(溜息)■第 1話(10) ジョン抹殺 Samson and Delilahサーキシアンの仕掛けた爆弾でキャメロンの乗ったジープが爆発する。同時に、サーキシアンと部下がサラとジョンを襲撃。不意をつかれた2人は逃げようとするが、捕まってしまう。一方、爆発で損傷を負ったキャメロンは、再起動してサラとジョンのところへ向かう。しかし、キャメロンは、ジョンを助けるのではなく、抹殺しようとする。爆発の衝撃で誤作動して、以前の命令が蘇ったのだ。……というお話し。結局、サーキシアンが何者か不明のままになってしまった。何故、“ターク2号”を買ったのかも分からない。どこかに売り飛ばすにしても買い手は限られている。買い手がつくと踏んで投資したのだろうが、買いたいと申し出たサラのことを調べ、エンリケの甥を殺した理由も分からない。そもそも、ジープを爆破したり、サラとジョンを襲ったりするのも意味不明だ。ただのゴロツキにしては描き方に力がこもり過ぎだし、何か裏設定があるにしてはアッサリとヤられてしまう。それとも、この後、サーキシアンの秘めたる正体や使命が明らかになるのだろうか?(私が理解できなかっただけ?)■第 2話(11) 原子力発電所 Automatic for the Peopleジョンに助けられたキャメロンは、「元に戻った」とは言え、どこかおかしい。気を許せないサラだったが、日常を取り戻そうとジョンに学校へ行くよう指示する。そこへ未来から抵抗軍の兵士がやって来る。瀕死の重傷を負っている。彼は、サラにメッセージを伝えると息絶えてしまった。どうやら原子力発電所で何かが起きているらしい。サラは、キャメロンを連れて潜入することになる。……というお話し。家が襲撃されて警察の立ち入り禁止のテープが貼ってある状態なのに、どうしてジョンが学校に行けるのか理解出来ない。事情聴取を受けたりしないのだろうか? ジープが爆破されたのだ、テロの可能性を疑われたりしてもおかしくないだろう。なのに、ジョンは学校に行って、女の子にナンパされて家に連れ込んだりして、この展開は何?(思春期の男の子らしいと言えるが……)然も、未来から伝書鳩のように男が送り込まれて来るのって、どうなのよ? サラがいつどこにいるのか分かるのか? 何だか場当たり的で白ける。■第 3話(12) マウストラップ The Mousetrapエリソン捜査官の助言を受けて、チャーリーは妻を連れて街を出ることにする。その方が安全だと考えたからだ。ところが、途中でクロマティに妻を連れ去られてしまう。チャーリーから助けを求められたサラは、デリックを連れて現地に赴く。一方、ジョンは監視されるのがイヤで、キャメロンをまいて逃げてしまう。……というお話し。ターミネーターのクロマティが作戦を立てる。良いんだけど、違和感を禁じ得ない。障害を力づくで押し退けて目的を達成するところにマシンの怖さがある。それが、ちまちました作戦を立てられては、興ざめだ。いろいろ策を練ったところで、結局は最終目的が“ジョン抹殺”である以上、小賢しいとしか言えない。この1話は失敗だよなぁ。(溜息)■第 4話(13) アリソン Allison from Palmdaleモールで買い物をしている最中にキャメロンはフリーズしてしまう。アリソン・ヤングの時の記憶が蘇ったのだ。警察に補導された彼女は、そこで知り合ったジョディと厚生施設に身を寄せることになる。一方、行方不明になったキャメロンを追って、ジョンは街中を走り回っていた。しかし、ようやく施設でキャメロンを見つけたジョンだったが、彼女は、自分は「アリソンだ」と名乗る。……というお話し。その頃、サラは、産気づいた隣家の奥さんに付き添って病院に来ていた。そして、エリソン捜査官にゼイラ社のキャサリン・ウィーバー社長が接触して来る。何と、同時に4つの物語が描かれる。キャメロンの素性が明らかになったり、もう一つの大きな力が動き出したり、重要な1話のはずなのだが、とっ散らかし過ぎだった。(苦笑)サマー・グロウが演じるキャメロンにしても、なぜ昔の記憶が蘇るのか理解できない。「任務遂行のために記憶は抹消されている」というセリフがあったと思うのだが……。百歩譲って、製造されたマシンにアリソン・ヤングの記憶が保存されていたとしても、どうして女の子らしい笑顔や振る舞い、感情のある喋り方になるんだ?分からないことが増えた第2シーズンのスタートだったが、何も考えずに観ている分には、普通のアクション・ドラマとして楽しめるレベルだと思う。[映像特典]1.キャスト&スタッフによる音声解説 ・第 1話:ジョン抹殺 ・第 4話:アリソン2.ストーリーボードによるシーン解説取り敢えずオススメ!(サマー・グロウも特殊メイクして頑張っていたしね)
2017.04.14
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0740 キャプテン・ウルフ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】・監 督 アダム・シャンクマン ・脚 本 トーマス・レノン ロバート・ベン・ガラント ・製 作 ロジャー・バーンバウム ゲーリー・バーバー ジョナサン・グリックマン ・製作総指揮 アダム・シャンクマン ジェニファー・ギブゴット デレク・エヴァンス ギャレット・グラント ジョージ・ザック・音 楽 ジョン・デブニー ・撮 影 ピーター・ジェームズ ・編 集 クリストファー・グリーンバリー ・製作会社 スパイグラス・エンターテインメント ・配 給 ブエナビスタ【キャスト(参考)】・ヴィン・ディーゼル・ローレン・グレアム ・フェイス・フォード・ブリタニー・スノウ・マックス・シエリオット・クリス・ポッター・キャロル・ケイン・ブラッド・ギャレット・テイト・ドノバン※ウラ面【仕 様】・型 番 VWBS1008・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE PACIFIER・そ の 他 1層、COLOR、DOLBY DIGITAL、ALL REGION、 Blu-ray、セル専用・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント・販 売 元 ----・収 録 95分(本編)・サ イ ズ 2.40: 1 ワイドスクリーン 1920x1080p FULL HD・音 声 1.リニアPCM 5.1chサラウンド 英語 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 英語 3.リニアPCM 5.1chサラウンド 日本語 4.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語 5.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド ポルトガル語・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.中国語字幕 4.インドネシア語字幕 5.マレー語字幕 6.韓国語字幕 7.ポルトガル語字幕 8.日本語吹替用字幕・映像特典 1.ムービー・ショーケース 2.ブラッド・ギャレットの ハイライト・シーン【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :屈強のソルジャーが挑む、 ハウスキーパー大作戦!小さい子を背負って、前には赤ちゃん。手にはトートバッグ。オムツとか入っているんだろうなぁ。(笑) ぶっとい腕と胸板がアンパランスで面白い。これだけで1コマ漫画みたいだ。シンプルだが、なかなか良く出来たジャケットだと思う。ウラ面は、さらにシンプル。3枚の取り込み画像が縦に並んでいるが、中央辺りがスッポリと空いており、ちょっとマヌケな感じになっている。もう少し、レイアウトを工夫して欲しかったな。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「一度だけならオススメ」以前、日経新聞のコラムで最近の映画タイトル(邦題)に対する苦言を読んだ。私自身、常日頃からそう思っていただけに知己を得たように嬉しかった。原題の読みをそのままカタカナ表現したものが多い。何の工夫もないばかりか誤解も生みかねない。本作の『キャプテン・ウルフ』というのも、どうかと思う。“キャプテン”というのはベースボール・チームのキャプテンって意味ではないし、勿論、本作は流行りのアメコミのヒーローものでもない。語感はいいが、やはり内容に則した邦題を考えるべきだろう。映画そのものはディズニーらしく毒にも薬にもならない分かり易い出来映えである。(おむつネタが笑える) 演出も編集もユルユルで二度も三度も観られるものではないが、1度は楽しく観られる。(ジュリー・アンドリュース主演の『サウンド・オブ・ミュージック』へのオマージュが散りばめられているので、ファンは楽しく観ていられる)何よりも、ヴィン・ディーゼルが楽しそうに演じているのがイイ。好印象だ。好感度アップを狙っていたにしても悪くない。人柄がいいんだろうなぁ。腕のいいエージェントがついているに違いない。1人で観るより何人かでホテトチップでもつまみながらワイワイやりながら観るのが、この作品の正しい鑑賞方法でしょう。オススメ!……何だかんだ言っても、好きかな。(笑)
2017.04.13
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0739 TSUNAMI ツナミ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ユン・ジェギュン 『マイ・ボス マイ・ヒーロー』・CG・視覚効果 ハンス・ウーリック 『スターウォーズ』シリーズ【キャスト】・マンシク……ソル・ギョング(東地宏樹)・ヨニ…………ハ・ジウォン(若原美紀)・キム…………パク・ジュンフン(てらそままさき)・ユジン………オム・ジョンファ(岡村明美)・ヒョンシク…イ・ミンギ(高橋広樹)・ヒミ…………カン・イェウォン(木下紗華)・ドンチュン…キム・イングォン(小森創介)※ウラ面【仕 様】・型 番 PDG 120448・製作年度 2009年・製 作 国 韓国・原 題 海雲台・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 パラマウント ジャパン株式会社 CJ Entertainment Japan・販 売 元 ----・収 録 本編 107分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル (韓国語) 5.1chサラウンド 2.日本語吹替 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用日本語字幕・字幕翻訳 根本理恵・吹替翻訳 久保直子・吹替演出 小山 悟・吹替監修 大森一樹 川北紘一・日本初公開 2010. 9.25.・映像特典 未公開シーン(本編の流れに沿った視聴も可能)【ジャケット】・オモテ面:高さ100m、時速800km アジア最大の“メガ津波”が すべてをのみつくす!!・ウラ面 :空前絶後のメガ津波が人類に襲いかかる、 驚愕のデザスター・パニック超大作!巨大な津波が、車が連なる橋を覆うように迫って来る。逃げる主人公の2人。オーソドックスなレイアウトだ。ハ・ジウォンの動きが、いい感じだ。臨場感がある。ただ、どこか間が抜けており、それを隠すように大袈裟なコピーが被さっている。(当時使われたポスターよりも、少し画像が左に傾けているのは、迫力を出すためだろうが、失敗だな)ウラ面も同様で、ビーチに迫る画像がスペースの半分を占めているが、迫力はイマイチ。本編からの取り込み画像ではないので、適当な画像を探して来て合成したのだろう。やっぱり、失敗だなぁ。(溜息)※ディスク【感 想】「過剰な設定+過剰な演技+ありきたりな映像=説得力皆無」震災以来、この手の作品は意識的に避けて来た。数年経った今も抵抗感がある。様々な理由で避難所生活を送っている方々が現在もいらっしゃるし、処理できない瓦礫の山が朝日にきらめいているのを見ると、胸が締めつけられる思いがする。復興の進捗を数値化するのは難しいが、まだまだ時間がかかりそうなことは容易に察しがつく。――と言うことは、まだまだ私たちに出来ることがある、ということだろう。特別復興税が25年も続くのだから推して知るべし。頑張らないと……。本作品は、韓国製のデザスター映画。巨大な津波がリゾート地を襲う様子がクライマックスになっている。従って、前段は登場人物の人間模様が描かれる。いわゆる“グランドホテル”形式だが、これが長い。(汗) 事態の悪化とともに人間関係が収斂して行くなら良いのだが、おおよそ締まりがない。ひとつ一つのエピソードは面白い。けれど、全体の一部としてみると統一感に欠ける。何だか違う作品のキャラクタを登場させたような感じだ。『大空港』にしろ『タワーリング・インフェルノ』にしろ、様々な立場や環境の登場人物がエピソードを綴り、それらを丹念に織って一枚の作品に仕上げている。そこには並々ならぬスキルとセンスが必要だ。残念なことに本作品には、それがない。主人公は、食堂を営む若いヨニと、それを支えるマンシク。2人は幼馴染みだが、マンシクは、漁船の事故で彼女の父親を見殺しにしてしまった(?)ことを悔いている。そんなひけめから何かと援助するが、自分の思いを告げられずにいる。後は……、判らない。(笑) 他に親子や恋人が登場するが、どうも人間関係がハッキリしない。誰と誰が兄弟で、誰が誰の叔父さんなんだ? 友人を妬む男が何で生き残るんだ? ――おかげでフラストレーションばかりがたまった。これなら字幕をオフにして観た方がマシだったかも知れない。韓国映画は、無駄に挑戦的な表現をするが、本作品もまたそうだった。数百メートルの津波が海岸沿いの街を襲う。そのため、ツッコミどころ満載の作品になってしまった。電柱にしがみついて津波をやり過ごすとか、エレベーターが何故か水没するとか……。危機を演出するためにムリヤリ状況を作り出したようで、説得力は皆無。感動を誘いたかったのだろうが、誠実さとか真面目さを欠いてはダメでしょ。『マキシマム・ボルケーノ』を観て、津波が、地震や火山活動によって引き起こされる事実を改めて思い知らされた。何かしら原因があるのだ。それを明確に描くことが、エンターテイメントとしてのリアリティだ。本作品は、その部分がゴッソリ抜け落ちており、突然現れた巨大な隕石が地球と衝突するくらい幼稚だった。ヨニ役を演じたのは、ハ・ジウォン。『友引忌』や『ボイス』を思い出すが、出演する作品で大きく印象が異なる。『第7鉱区』とも違っていた。面白い女優さんだが、演技過剰がタマにキズ。本作品に韓国映画の傾向が顕著に現れているなら、彼女は韓国映画の女優さんの基本モデルかも知れない。総じて、幼稚な出来映えの作品だった。オススメ致しません!
2017.04.12
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0738 シンドバッド/新たなる航海※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作総指揮 シャヒン・ショーン・ソリモン・製 作 ハーヴェイ・ローリー メラニー・マイバラー・脚 本 イヴリン・ガーベイ・撮 影 ロジャー・メンド【キャスト】・シャヒン・ショーン・ソリモン・パトリック・スチュワート 「X-MEN:フューチャー&パスト」(ナレーション)・サイード・ファラジ「グリーン・ゾーン」・マリアム・バルダニ・アイザック・C.シングルトン,Jr. 「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」・ローナ・レイヴァー「スペル」※ウラ面【仕 様】・型 番 MPF-11801・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 SINBAD THE FIFTH VOYAGE・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、レンタル専用・発 売 元 ツィン TWIN ミッドシップ [MIDSHIP]・販 売 元 ミッドシップ [MIDSHIP]・収 録 78分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル 5.1ch ドルビー・デジタル 2.日本語吹替 2.0ch ドルビー・デジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:伝説の勇者よ、七つの海を超えて征け!・ウラ面 :黒魔術師に誘拐された王女を救うため、 命をかけた航海の旅へ―― シンドバッドの活躍を描く、 SFアクション・アドベンチャー超大作!“七つの海を超えて”の“超え”って間違っていません? たぶん、“越え”が正しい。(笑)“超”は、或る一定の範囲を過ぎた状態を指すので、「売上が1億円を超える」とか「理解を超える」とか、そんな風に使う。“越”は、境界や妨げをこえるってこと。「峠を越える」とか「年を越す」とか……。“征け”って表現もオタクっぽいなぁ。(笑)ウラ面の“誘拐”って表現も、間違っているな。ダマされたわけでも誘惑されたわけでもない。ただ単に連れ去られただけだから、“拉致”って表現の方が近いかも。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「レイ・ハリーハウゼンへのオマージュ」レイ・ハリーハウゼンへの敬意を表した1本。そのための作品なので、気持ちは伝わって来る。ただ、映画づくりという点では、あまりに幼すぎる。そんなところが、未公開である由縁だろうなぁ。(溜息)――シンドバッドが、婚約者への贈り物にする魔除け探しの航海から帰って来ると、国王をはじめ臣下が全員、凍りついていた。唯1人無事だった魔女の説明では、黒魔術師のホワイト・ディーヴの仕業だと言う。ホワイト・ディーヴは、パリサ姫を連れ去り、清い魂を奪おうとするだろう。シンドバッドは、部下を連れてパリサ姫の行方を追う航海に出発する。……というのが、序盤。シンドバッドの母親に魔の手が迫るプレオープニングから現在、1日前の宴会、シンドバッドとパリサ姫が出会った頃と、時間軸が頻繁に前後して分かり難い。然も、老いたシンドバッドが書物のページをめくりながら過去を振り返る構成になっている。さしたる内容でもないんだから、ヘンに凝らずに素直に構成をして欲しかった。魔術師が国王の前に現出させた“ミノタウロス”は、『シンドバッド/虎の目大冒険』のオマージュか。“カーリー像”から魔除けを奪うシーンは、『シンドバッド/黄金の航海』へのオマージュだろう。――シンドバッドの一行は、強い嵐に遭い、船はバラバラに砕けて沈没してしまう。ボートで難を逃れた彼らが辿り着いたのは、見知らぬ島だった。怪鳥や巨大なハチ、土蜘蛛、サイクロプスに遭遇しながら、ようやく或る村に辿り着く。しかし、そこは女吸血鬼の村だった。……というお話し。ストップモーションによってミニチュアを動かす場合、色温度の問題が出て来る。レイ・ハリーハウゼン監督は、その辺でだいぶ苦労されたようだが、現代では画像のコンピュータ処理によって容易になってしまった。本作品でも、遺憾なく技術が発揮されているが、それって妙に味気ない。(セルアニメの方が温かみがあるのと同じ)怪鳥“ロックバード”は『シンドバッド/七回目の航海』へのオマージュ。巨大なハチやカニは、文字通り『巨大生物の島』へのオマージュか。“サイクロプス”も『/七回目の航海』へのオマージュだろう。――何とか吸血鬼を倒したシンドバッドだったが、部下をみんな失ってしまう。失意のうちに彼は、洞窟に辿り着く。そこで彼が見たのは、死神と死んだ仲間の魂たちだった。魂は、闇の中を永遠に歩かされる責め苦にあっていた。シンドバッドは、死神と賭けをする。ホワイト・ディーヴを見つけて殺せば仲間の魂を助ける、負ければ死神の代わりに魂を見張る役をする。賭けは受け入れられる。目を覚ましたシンドバッドの前に現れたのは、ランプの精霊だった。精霊への願い事を利用して、シンドバッドは捕らわれたパリサ姫の近くまで来る。そして、一つの贈り物を貰ってホワイト・ディーヴとの対決に向かう。……という展開。この後、シンドバッドは“骸骨兵士”と戦う。『/七回目の航海』へのオマージュ。“レッド・タイガー・ドラゴン”も『/七回目の航海』に出て来たドラゴンへのオマージュだろう。(どちらも槍で一突きされる)ストップモーションによる撮影に賛否両論あるだろうが、気持ちはわからなくもない。セットや衣装、ストーリーを、1960年代に最盛期だったレイ・ハリーハウゼンの諸作品と似せてみせた心意気も悪くない。クラシックなテイストの作品に仕上がっている。(別な言い方をすれば、B級感丸出し)それを微笑ましく受け取れるかどうかだろう。万人にオススメ出来る作品ではないが、マニアの方は楽しく観ることが出来るかも知れない。ちょっぴりオススメ!
2017.04.11
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0737 エアポート24時※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 マリオン・オバローター マーク・アミン・製 作 タラート・キャプタン ヴィンス・ラヴィーネ・音 楽 ランディ・ミラー・脚 本 マーク・シェパード ロバート・モーランド・撮 影 ヘナー・ホフマン・監 督 リチャード・ハワード【キャスト】・キーファー・サザーランド(小山力也)・ロバート・ショーン・レナード(平川大輔)・ケリー・マクギリス(山像かおり)・クリスティ・スワンソン(堀越知恵)・ブルース・マッギル(石田圭祐)・ヘンリー・ウィンクラー(河相智哉)※ウラ面【仕 様】・型 番 AXDR-1201・製作年度 1998年・製 作 国 アメリカ・原 題 GROUND CONTROL・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 株式会社クリエイティブアクザ・販 売 元 株式会社クリエイティブアクザ・収 録 本編98分・サ イ ズ 16: 9 LB ヴィスタサイズ・音 声 1.オリジナル (ドルビー・デジタル・ステレオ) 2.日本語吹替 (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:今度の“ジャック”は大空港で絶体絶命! 本作品は「乱気流 グランドコントロール」を 改題した作品です。・ウラ面 :フェニックス空港着陸不能! 上空には燃料切れ寸前の 無数のジャンボジェット機が! この最大・最悪の危機を救えるのは “ジャック”お前しかいない――。 24 TWENTY FOUR の キーファー・サザーランド主演! 秒読みのサスペンスが展開する 航空パニックアクション大作!空港に着陸寸前の旅客機。効果線が走っている。そこに、ヘッドセットを付けたキーファー・サザーランドの顔が大きくモンタージュされている。そして、航空機のコンピット。これだけ見ると、K.サザーランドがパイロットみたいだ。(笑)ウラ面のデザインからも、そんな感じを受ける。全体的にB級映画の安っぽさがプンプンしており、本編の面白さが全く伝わって来ない。埋もれた作品を掘り起こして改題して売り出した熱意は買うが、所詮は『24 –TWENTY FOUR-』人気にあやかった下心しか見えて来ない。企業の卑しさだな。発売・販売する会社は、作品を愛しましょうよ。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「管制官のカミワザ」キーファー・サザーランド熱演の1本。管制官を主人公にした作品は珍しいのではなかろうか。管制中に起きた事故がトラウマとなって第一線を退いていた男が、大晦日のラッシュの空に呼び戻される。出演陣も結構豪華だし、『大空港』の“管制室”版と言った趣き。スペクタクル・シーンはないものの、手に汗握るパニック映画に仕上がっている。かなり面白かった。――シカゴ空港の管制官ジャック・ハリスは、旅客機の墜落事故に遭い、第一線を退いてしまう。彼の誘導に間違いはなかったし、最善を尽くした。しかし、それが故に彼は苦しむことになる。5年後、彼はフライト・シミュレーターのゲーム開発で糊口を凌いでいた。しかし、大晦日の夜、旧友のブライアントに手伝いを頼まれ、ひと晩だけの約束でフェニックス空港の管制センターの手伝いをすることになる。しかし、フェニックス空港は財政難で設備はお粗末な上に、人員不足。然も、嵐で近隣の空港が閉鎖された影響から40機以上の旅客機の臨時着陸を受けなければならなかった。はじめは雑用を請けたジャックだったが、次第に管制官として空域を受け持つようになる。しかし、シカゴ空港の悪夢が蘇り、彼を苦しめ始める。……というお話し。米国ではビデオスルーだったようだが、日本では『乱気流/グランドコントロール』のタイトルで劇場公開されたらしい。確かに、派手なアクションやスペクタクル・シーンもないし、凝った物語構成でもない。恥ずかしいくらいにストレートだ。でも、それだけに誠実に作られている。出演陣も豪華で、十分に劇場公開にたえ得る役者さんを揃えている。主人公のジャック・ハリスを演じるのは、キーファー・サザーランド。大ヒットドラマ『24-TWENTY FOUR-』にあやかって、吹き替えも小山力也さんにチェンジしている。旧友のT.C.ブライアントを演じるのは、ブルース・マッギル。近年、TVドラマ『リゾーリ&アイルズ/ヒロインたちの捜査線』で当たり役を得ている。(コーサックは、いいキャラだと思う)新人の管制官ジュリーを演じるのは、クリスティ・スワンソン。デビュー当時はジョン・ヒューズ監督の『フェリスはある朝突然に』などに出演し、順調な滑り出しのキャリアだった。けれど、演技力のないことが露呈して、以降は下降線を辿っている。最近はビデオ映画ばかりだ。(ウェス・クレイヴン監督の『デッドリー・フレンド』は好きだ)スキルが高く傲慢な若い管制官クルーズを演じるのは、ロバート・ショーン・レナード。ピーター・ウィアー監督の『いまを生きる』が代表作か。センター長のスーザンを演じるのは、ケリー・マクギリス。当年60歳。『刑事ジョン・ブック/目撃者』や『トップガン』も遠くなりにけり。(笑)ほかに、ヘンリー・ウィンクラーやマイケル・グロスなどが脇を固め、なかなか見応えがあった。それにしても、線と文字だけのレーダーで、よくも旅客機を誘導できるものだと感心してしまった。(笑)頭脳ひとつで航空機をさばくわけだから、まさにカミワザ。いまも、こんなアナログの環境だったらコワイな。もっと最新のグラフィック・インターフェイスになっていて、航空管制のほとんどがコンピュータ制御になっていて欲しいと思う。ジャックのようなスキルを持った管制官は、そうはいないだろうから……。(笑)オススメ!
2017.04.10
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0736 エアポート/フライト323※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェフ・ブレックナー・脚 本 ビル・ケイン・編 集 ジェフリー・ローランド・撮 影 デヴィッド・フランコ・音 楽 ジェイ・ファーガソン・製作総指揮 ビル・ケイン ロブ・シャイドリンジャー【キャスト】・アル・カミングス… マンディ・パティンキン(石塚運昇)・サイラス…………… ケヴィン・ダン「ブラック・ダリア」(遠藤純一)・スチュアート……… ロジャー・R.クロス「24」(赤城 進)・トニー・アリゲリ…フランク・カッシーニ(蓮池龍三)・ウェーバー………… ブレット・カレン「LOST」(蓮池龍三)・アニータ……………イザベラ・ホフマン(野沢由香里)・マクレガー…………ブライアン・マーキンソン 「シティ・オブ・エンジェル」(飯島肇)・ナトム……………… エリック・クロース「TAKEN」(大原 崇)※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-5570R・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 The Crash of Flight323・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・収 録 90分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:深い悲しみの向こうに――。・ウラ面 :「LOST」「CSI:マイアミ」を手掛ける タッチストーン・テレビジョン製作! 「エアポート」シリーズ最高のスリルと 感動を届ける、待望の最新作!!「さすがアルバトロス!」と言いたいくらいの見事なイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。木々を倒して森の中に墜落しつつある旅客機。翼は折れ、炎を上げている。本編では描かれなかったスペクタクル・シーンを、このイラストが再現しているような感じだ。(笑)ウラ面は、本編からの取り込み画像がコラージュされ、スペースの半分を埋めている。さまざまな感情が入り乱れる本作品らしいアプローチの表現だろう。いいジャケットだ。※ディスク【感 想】「ジェリー・ブラッカイマーへのリクエスト」TVMらしい良い作品だった。こういう作品は、劇場用映画としては作りにくい。アクションやスペクタクル・シーンがあるわけではなく、さりとて頭脳明晰な探偵が登場する優雅なミステリーに仕上げるわけにもいかない。悲惨な事故だからだ。過度な描写を排し、多くの視聴者が共感し、怒ったり泣いたりするように作られる。つまり、もっともバランスよく仕上がるわけだ。歳をとると、そんな作品が一番安心して観ていられる。(笑)――連邦航空 323便が、カリフォルニア州バーバンクに墜落する。生存者は僅か、多くの命が失われた。アル・カミングスが率いる国家運輸安全委員会(NTSB)のメンバーが、原因解明のために調査に乗り出す。しかし、FBIは証人保護プログラム中の男が搭乗していたことからテロを疑い、調査は遅々として進まない。然も、連邦航空のウェーバー社長は、整備不良を疑われないように情報を隠蔽する。次第に遺族は苛立つが、数ヶ月経っても原因が分からない。しかし、やがてメンバーは一つの仮説に辿り着く。……というお話し。物語は、墜落原因の究明なので、『CSI:科学捜査班』シリーズのような犯罪捜査ドラマの雰囲気を持っている。もしかしたら『NTSB(仮題)』というTVシリーズのパイロット版ではないかと思ってしまったくらい……。(笑) これで評判が良かったら、1シーズンくらい作ってみようか、と考えていたのではなかろうか。(それにしても、米国って特殊な組織が多いなぁ)ただ、本作品がメインに描くのは、遺族の気持ちである。ショックや憤り、本当の後悔、そして悲しみを描くことに力を注いでいる。どうやって現実を受け入れて行くのか、それをマジメに脚本にし、役者さんたちも真面目にお芝居をしている。見応えがあった。監督さんもケレン味を排し、どちらかと言えば抑え気味にして撮っている。視聴者の中には航空機事故で親族、友人知人を亡くした方もおおぜいいるだろうし、そういう人たちの気持ちを斟酌すれば、このマジメさは、当然だろう。映画ではなく、ネットワーク局が放映するTVMらしい。アルを演じるのは、マンディ・パティンキン。TVドラマ『クリミナル・マインド/FBI行動分析課』のジェーソン・ギデオンが真っ先に思い浮かぶ。でも、芸歴は長く、バーバラ・ストライザンドの『愛のイエントル』など、個人的には思い出深い作品への出演も多い。本作品でも、なかなかシブイ演技を披露している。ほかにも、『トランスフォーマー』シリーズのケヴィン・ダン や『ゴーストライダー』のブレット・カレンなど、実力のあるところを揃えている。もし、『NTSB』がTVシリーズ化したら、是非観てみたい。コストの高いドラマになりそうだが、ジェリー・ブラッカイマーさま、お願い致します。(笑)オススメ!
2017.04.09
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0735 エアポート/タービュランス※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョージ・メンデラック・脚 本 カイル・ハート・編 集 トニー・ケント・撮 影 アンソニー・メッチー・音 楽 ピーター・アレン・製 作 カーク・ショウ 「ヘッドハンター」「シスターズ」・製作総指揮 ティム・ジョンソン スコット・アンダーソン【キャスト】・リア(石塚理恵)………ダリル・ハンナ「キル・ビル」・ライアン(てらそままさき)… ディラン・ニール「CSI:マイアミ」・ヘンリー(黒澤剛史)………… バークレイ・ホープ「Lの世界」「スーパーナチュラル」・ジョンソン(加納千秋)………グウィニス・ウォルシュ・トミー(田坂浩樹)…………… テリー・チェン「ローグアサシン」「カオス」・マカフィー(木下浩之)………マッケンジー・グレイ※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-6100・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 STORM SEEKERS・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・収 録 85分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:巨大竜巻vsストームライダー・ウラ面 :「エアポート」シリーズ×「ツイスター」! シリーズ史上最大の危機! 究極極限の絶体絶命に立ち向かえ! スカイ・パニック・アクション最新作登場!! 大型ハリケーン“ジョセフィーン”発生。 嵐の中心に突入する観測機。 雨が弾丸のように突き刺す。 荒れ狂う大波が重なり合う。 全てを破壊する巨大な自然の猛威! 風速 140Mの中、機体は鉄の塊と化す!竜巻が車を巻き上げ、ジェット機がエンジンから火を吹きながら、その脇をかすめている。素晴らしく迫力のあるイラストだ。こういうところが、アルバトロスがメジャーに負けない点だと思う。(そこだけかも知れない)ウラ面は、少々安っぽい仕上がり。本編からの取り込み画像がたくさん用いられているが、どうもパッとしない。デザイン的には凝っていると思うが、センスがないな。細かく手を入れ過ぎだ。オモテ面の迫力をそのままに、ウラ面もデザインするのであれば、ざっくりとしたものを採用したい。(それにダリル・ハンナのカッコイイ画像も欲しいな)※ディスク【感 想】「ダリル・ハンナ」ダリル・ハンナと言えば、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー(1982)』が思い出される。レプリカントのプリス役は、すべての観客に強い印象を残した。そして、もう一つ忘れてはならないのが『スプラッシュ(1984)』だろう。キュートだった。この作品は、ロン・ハワードの監督2作目で、役者から監督業に本格的にスイッチする契機となった。思えば、トム・ハンクスとのコンビはこの時から始まったわけだ。そのD.ハンナが2008年に主演したTVMが、本作品。気象学者の役で、レポーターの男とのロマンスもある。でも、撮影当時は既に50歳近かった。(笑)さすがに衰えは隠せないものの、ワークアウトの賜物か、体型は維持している。首の太さはレスラー並みで、やや前屈みなのはウェイトトレーニングのやり過ぎだな。他の男性共演者と較べても、ひと回り大きく見える。二十数年前からは想像できないほどの変わりようだ。――テキサス州コーパス・クリスティ市に大型ハリケーン“アイク”が近づいていた。ナショナル・ストーム・センター(NSC)は避難を勧告。それを受けて、知事が市民に避難命令を発したことから緊張が高まっていた。同じ頃、ハリケーン“ジョセフィーン”がフロリダのジャクソンビルに接近しつつあった。気象学者のリアは、ジョセフィーンのデータを取得すべく、観測機に乗り込む。ところが、近づいてみると、ジョセフィーンの勢力は予想以上に強かった。リアはNSCにジャクソンビルへの避難勧告を促すが、アイクの対応で手いっぱいの局長は聞く耳を持たない。そうしている間にも、ジョセフィーンは威力を増して大型ハリケーンに成長して行く。リアの乗った観測機も強い風の“壁”に退路を断たれ、巨大な渦の中に閉じ込められてしまう。……というお話し。この手の作品の常で、主人公はトラウマを抱えており、上司は警告を無視する。(笑)で、事態は悪化、主人公も危険にさらされるが、その過程でトラウマを克服して無事に切り抜けて大団円。いつものパターンだが、悪くない。本作品に限って言えば、フラッシュバックやカウンセリングの回想シーンが多くて、王道パターンでありながら、ちょっと退屈。(溜息)トラウマを克服しようとするリアを演じるD.ハンナは、キャラクタの内面を表現しようと、なかなかの陶酔ぶりを披露している。そんな役柄を気に入って、本作品への出演を受けたんだろうなぁ。ただ、演出としては暗喩が多くてカタルシスを感じるところまでは至らなかった。残念。D.ハンナも大団円であって欲しいが、ここのところは未公開作品やTVM、或いはTVシリーズのゲスト出演ばかりだ。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』からこっちは、サッパリ。いいところがない。エルトライバー役はインパクトがあったけど、あれが転機だったよなぁ。どう考えても、キャリアに活かせなかったようだ。出来れば、歳相応の役柄を演じて、ひと花咲かせて欲しいと思う。私たちの世代にとって、ファラ・フォーセットに並ぶアイドルだから、良い歳の取り方をして欲しいと心から願う。ダリル・ハンナのファンにオススメ!(笑)
2017.04.08
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0734 スノーピアサー※オモテ面【スタッフ】・監 督 ポン・ジュノ・原 作 「LE TRANSPERCENEIGE」 ジャン=マルク・ロシェット ベンジャミン・ルグランド ジャック・ロブ【キャスト】・カーティス…………クリス・エヴァンス(土田 大)・ナムグン・ミンス…ソン・ガンホ(山路和弘)・メイソン………ティルダ・スウィントン(一城みゆ希)・ターニャ………オクタヴィア・スペンサー(最所美咲)・エドガー……………ジェイミー・ベル(岩城泰司)・アンドリュー………ユエン・ブレムナー(金子 修)・ヨナ…………………コ・アソン(丸山有香)・ギリアム……………ジョン・ハート(大塚周夫)・ウィルフォード……エド・ハリス(菅生隆之)※ウラ面【仕 様】・型 番 DABP-4588・製作年度 2013年・製 作 国 韓国・アメリカ・フランス・原 題 SNOWPIERCER・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 株式会社KADOKAWA 角川書店・販 売 元 株式会社KADOKAWA 角川書店・収 録 本編 125分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル 5.1chサラウンド 2.英 語 オリジナル 2.0chステレオ 3.日本語 吹替 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・字幕翻訳 大西公子・吹替翻訳 五十嵐江・日本公開 2014年 2月 7日・リリース 2014年 6月 6日【ジャケット】・オモテ面:真の敵を倒せ! 2031年、氷河期を疾走する人類最後の箱舟 -反乱軍vs支配層- ハリウツド発ノンスップSFアクション・ウラ面 :人類に残された唯一の生存空間 「スノーピアサー」 そこでは先頭車両の“上流階級”が 後方車両の“最下層”を支配していた――。 17年間の抑圧を打ち破るべく、 壮絶な戦いが繰り広げられる!オモテ面は、メジャー作品らしく、ガッチリしたデザインになっている。主要なキャストの画像と氷の世界を走る“スノーピアサー”に路線図が重なっている。うん、いいデザインだ。惜しむらくは、スノーピアサーの画像が小さくて雪山と雪原に埋もれてしまっていること。もう少し見やすいイラストでも良かったような気がする。(この路線図を見る限り、日本はスルーされているな)ウラ面は、エンジンルームと少年の画像、そして列車内で戦う男の画像。オールスター・キャストをアピールするように、中央に出演スターの画像が並んでいる。オモテ面とは違う画像を用いており、気合いが入っている。然も、役名とプロフィールが書かれている。なかなか芸が細かい。(笑)うん、いいデザインだ。※ディスク【感 想】「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る」どうしても、『銀河鉄道999』を連想してしまう作品だった。(笑) 先頭車輌のエンジンが、999のそれにそっくりだ。それに、地球を一周する軌道が、松本零士さんがよく使う言葉“無限軌道”を思わせるからだろう。もし、『銀河鉄道999』を韓国人の監督がハリウッドで実写映像化したら、こんな作品になるのかも知れない。美しく甘美なロマンティシズムはなくなり、機械の体を求める鉄郎と機械伯爵の闘いが、シズル感たっぷりに描かれるに違いない。それは、イヤだなぁ。(笑)――温暖化現象を食い止めるため、新たに開発された冷却材が地球全土を散布される。しかし、予想に反して急速に気温が低下、氷河期が訪れてしまう。生き残ったのは、無限軌道を走る“スノーピアサー”に乗ったひと握りの人類だけ。スノーピアサーは、クローズド・サーキット・システムになっており、消費した水も食糧も再生される仕組みになっていた。前方車輌はチケットを買って乗車した富裕層が住み、快適な暮らしをしている。後方車輌は、いわゆる無賃乗車の貧困層が生活していた。彼らは、富裕層によって支配され、食料も配給制だった。以来、17年間、一度も止まることなく列車は軌道上を走り続けている。後方車両のカーティスらは、自らの境遇を変えようと、革命を企てていた。……というお話し。うーん、夢のない話しだ。子供が夢想するような列車を舞台にしながら、古臭い対立の構造をベースにSFアクション映画を作らなければならなかったのは、どうしたワケだろう。リアルに考えると、あれだけの人数が、何十輌と連なる列車であろうとも、17年間も生活できるとは思えない。この説得力のなさが本作品のウィークポイントだな。(苦笑)だいたい、後方車輌の人たちは、働きもせず、狭い車内で1日何をして過ごしているのだろう? 劣悪な環境で暮らしている様子は描かれるが、そこから一人ひとりの“人生”は見えて来ない。だから、子供を連れ去られた親が、取り戻そうと先頭車輌を目指す焦燥感が伝わって来ない。(溜息)極端な言い方をすれば、食事を与えられ、日がな一日ゴロゴロしている彼らが反旗を翻したからって同調は出来ない。思うに、これは脚本上の構成の失敗ではないかと思う。それに、あのエンディングは気に入らない。結局、列車は大破したわけだから、ほとんどの乗客は死亡したことになる。生き残った人がいるにしても、希望はない。それって、間違ってません?原作がどうなのかは知らないが、結局、カーティスの反乱は人類を滅亡させたことにならないか?気温が上がりつつあるようなセリフもあったが、それならなおのこと、希望のあるエンディングを描いて欲しかった。思うに、富裕層側から物語を描いた方が良かったのではなかろうか。何も知らない富裕層の若者が、小さな事件を契機に、後方車輌の現実に気づいて行く。彼は、後方車輌の若者と一緒に蜂起し、列車内の人たちが同じように働き、同じように生活できるように執政官と戦う。しかし、彼らは負けて列車を降ろされてしまう。極寒の中、わずかな気温上昇に希望を抱きながら旅路につく。一方、再び走り始めたスノーピアサーだったが、長年の風雨に傷ついた高架が崩落し、列車は大破。誰も生き残ることは出来なかった。そんなストーリーの方が、いいなぁ。(笑)ティルダ・スウィントンの怪演と、コ・アソンが可愛かったので、ちょっとだけオススメ!
2017.04.07
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0733 KEY[キー]/死体の中の遺留品※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ロブ・ハミルトン【キャスト】・ネイサン・サスフォード・ジェシカ・ニコル・ウェッブ・アーサー・リチャードソン・ファラー・ラヴァッサニー 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-011・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 KEY・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 メディア・トップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 87分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英語 (オリジナル) 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語・価 格 3,800円(+税)【ジャケット】・オモテ面:狂気の扉を開けたが最後、 戻れない破滅への道―――・ウラ面 :サイコサスペンス×謎解き×驚愕のラスト! 男性の死体の中から発見された 血まみれの鍵… それは一体何を意味するのか? 驚愕のラストをあなたは目撃する! 耳にこびりついて離れない。 霊安室から聞こえる死者のメッセージ 数々の伏線がつながって、 すべての予想を裏切る 衝撃の展開! 新鋭監督が仕掛ける 巧みな罠を見破れるか!?オモテ面は、悪くはない出来映えだと思う。ただ、女性の横顔は、余分かな。(笑) キチンとサイコサスペンスの雰囲気を醸し出している。ただ、ウラ面は、いきなり安っぽくなる。余白の使い方がヘタだなぁ。本編からの取り込み画像をたくさん使っているところは評価したいが、ただ並べただけではインパクトがない。メディア・トップ=コンマビジョンがリリースする作品は、みんなジャケットのデザインが素人っぽい。……まあ、作品の多くが自主製作に毛が生えた程度のものばかりなので仕方ないが、本作品はわりと出来が良かっただけに、もっと力を入れてジャケットのデザインをして欲しかった。(笑)【感 想】「快楽の園」意外と面白いスリラーだった。最後までじっくりと観てしまった。(汗)途中、幾度となくアラン・パーカー監督の『エンゼル・ハート』を思い出していた。ミッキー・ロークに絶大な人気があった頃の作品だ。オチは途中で読めてしまうのだが、その絶望感はインパクトが強かった。まだ若かったので、こんな映画を「もっと観たい」「自分でも撮ってみたい」と憧れていた。当時、アラン・パーカーは、私のお気に入り監督の1人だった。――或る日、検視官のマーティン・レヴェルは、検視したシュー博士の遺体の胃の中から1本のカギを見つける。そのカギは明らかに証拠物件だったが、彼は隠匿してしまう。カギに惹かれたのだ。カギについて調べ始めたマーティンの前に、シュー博士の娘クレアが現れる。彼女は、父親が自殺ではないと思っており、殺された理由を知りたがっていた。……というお話し。マーティンは、2年前に殺された妻の容疑者として警察にマークされている。変な刑事がつきまとうが、演じた役者さんが地味なのと、全く事件の真相に迫って行かないので、せっかくの設定が活かされていなかったのは、残念。ここは、やはりマーティンへの容疑を深めるか、“カギ”の真相に近づくかして貰わないと、物語が盛り上がらないし、クライマックスで焦燥感を演出できない。その辺りは、凡庸な出来映えだった。ただ、女性陣の美しさに支えられて、最後まで緊張感を保つことが出来たのは、幸い。(笑)クレアを演じるのは、ジェシカ・ニコル・ウェッブ。クセのある顔立ちだけど、美系だ。こういう女性と、どこかのカフェでランチして、いきなり横ツラをひっぱたかれたい。ゾクゾクする。ヘンタイだな。(笑)ちなみに、駄作『バニーマン』の続編に出演しているらしい。困った。(苦笑)マーティンの亡くなった妻サマンサを演じた女優さんファラ・ラバッサニも美人だった。こちらは良妻賢母を絵に描いたような女性として登場する。実は、夫の知らないところでカギに魅せられていたことを表す場面がなかったのは、残念。その落差があれば、本作品はもっと深みが増したはずだ。ちなみに、終盤でヒエロニムス・ボッズの“快楽の園”について語られる。この三連の祭壇画は、左側にアダムとイブが描かれた“楽園”、真ん中が“快楽”、右側が“地獄”を描いている、と言われる。まるで、中世のシュールレアリスムといった風情で、面白いことに三面鏡のように折り畳むことが出来るらしい。すると、そこに天地創造3日目の地球が現れる。難解で如何ようにも解釈できる作品だが、そうした仕掛けも含めて考えると、稚気に溢れた作品だと言える。本作品では、登場人物を惑わすアイテムとしてカギが出て来るのだが、そのカギが右側“地獄”の方に描き込まれていると言う。確かに、牛の頭蓋骨の眼窩から竿が伸びて、その先にカギがぶら下がっている。もっとも、映画に登場したような意匠の凝ったものではない。シンプルなものだ。多少の脚色はあっても、“快楽の園”という絵にカギが描かれていることは事実である。その一点が、本作品のリアリティを支えているのかも知れない。オススメ!
2017.04.06
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0732 シー・オブ・ザ・デッド※オモテ面【スタッフ】・脚本・監督 ロドリゴ・アラガォン【キャスト】・マークス・コンカ・ティアゴ・フェリ・キカ・オリヴェイラ・キャロル・アラガォン※ウラ面【仕 様】・型 番 CSVR-0143・製作年度 2013年・製 作 国 ブラジル・英 題 SEA OF THE DEAD・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、R-15、DVD、レンタル専用・発 売 キュリオスコープ・販 売 元 キュリオスコープ・収 録 本編 96分+特典 3分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.ポルトガル語・字 幕 1.日本語字幕・劇場公開作品【ジャケット】・オモテ面:この海は呪われている。 “ブラジル リオ映画祭” “スペイン シッチェス映画祭” “アルゼンチン ブエノスアイレス鮮血映画祭” “メキシコ モルビド映画祭” “プエルトリコ ホラー映画祭” “オランダ バッドフィルム映画祭”・ウラ面 :4tトラック1台分の 血をあなたは見た事がありますか? 南米発・鮮血舞う衝撃のスプラッター作品!! 血と裸のオンパレード! ブラジル産開放的エログロ作品!これ以上はないってくらいに汚いジャケットだ。(笑)島と海、密林とゾンビを背景に、骨が露出したゾンビの姿が描かれている。うー、気持ち悪いっ。(苦笑)ウラ面も、汚いゾンビばかり。うー、やっぱり気持ち悪っ。インパクトは絶大だけど、レンタルショップでこれを持って受付に行くのはイヤだなぁ。量販店で、このDVDを持ってレジに並ぶのはイヤだなぁ。うー、気持ち悪っ。(溜息)※ピクチャディスク【感 想】「汚れた血」南米に行くことがあったら、たとえペットボトルの水でも口にしたくないな、と思わせる作品だった。(笑)――夜の漁に出たペロアは、網にかかった奇怪な生き物に噛みつかれて傷を負ってしまう。それは、まるで腐った半魚人のように見えた。翌朝、港に戻った彼は、夕べのことを誰にも告げず封印する。けれど、体調が優れず、寝込んでしまう。妻のインジアラは、夫のことを気にしながらも生活に追われていた。子供が2人もいるのだ。家計を支えるためには働かなければならなかった。彼女は、近くに出来たクラブに賄いとして働きに出ることになる。しかし、その夜、クラブは地獄図絵と化す。……というお話し。この後、予想に違わずペロアはゾンビとなる。そして、彼が捕った魚を食べた人たちも次々とゾンビ化して行く。魚もまた、汚染されていたのだ。海を介してゾンビウィルスが広がったら、人類に生き延びる術はないなと感心してしまった。いい着眼点だ。(笑)これで海洋汚染だの危険物質の不法投棄だの、社会性のある展開になってくれたら、昔のSF映画みたいに味わい深い作品に仕上がったに違いない。(ほめ過ぎだな)けれど、物語は、思い切り狭い世界に終始した。コ汚い男の片思いなんて見たくもない。それに、いまさらガトリングガンでゾンビをミンチにしようと驚かない。何百リットルの血のりがぶち撒かれようともカタルシスは得られない。いまは、そういう時代なのだ。わずかに、最後のカットに物語世界の広がりを感じることが出来たが、海の上に何があるのか何が起きているのか、私には判別できなかった。非常に残念に感じた。“下げ”の部分は、ちゃんと描きましょうよ、監督さん!(笑)それにしても、見事に映像がキタナかったな。個人的には、それ以上でも、それ以下でもない。ラストの数分だけは意表をつかれたが、後は、全くダメだった。主人公のアルビノのヘンな髪型も気に入らないし、キタナイ肌もイヤだ。(前述のストーリー紹介には出て来ませんが、たぶん主人公です)彼が惚れる人妻のインジアラも、美人じゃない。お腹と腰の辺りの肉の付き具合いが、妙に色っぽい。彼女に言い寄る男がいるのは、その辺が理由だろう。ま、男として解らないでもないな。(笑)クラブのオーナーも、キライだ。オカマはオカマでも、綺麗なオカマは許すけど、汚いオカマは許し難い。万死に値する。キタナイと言えば、血のりもダメだ。何で、あんなに黒いんだ? タールにしか見えなかった。内臓も黒いのか? みんな、どこか悪いんじゃないか? 内視鏡で見る胃袋や十二指腸って、ピンクだったぞ。ん?ちょっと待った!記念すべき満 2年目のレビューが、これ?!えーっ!やっぱり、この作品、キライだ!(汗)
2017.04.05
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0731 エアポート'02 [エアポートBOX]※ジャケット【スタッフ(参考)】・監 督 ジョン・カッサー・製 作 メアリー・パンテリディス・脚 本 ジム・マキチャック・撮 影 デリック・V.ウンダーシュルツ・音 楽 マーティ・サイモン【キャスト(参考)】・マイク・ホーガン……エリック・ロバーツ(石田圭祐)・ケイティ・フィリップス… アレクサンドラ・ポール(八十川真由野)・ジャック・ブルックス… ケヴィン・ジュビンヴィル(横堀悦夫)・タイ・コナー…………マーク・ラッツ・トレイシー・ニコルズ…アン・オープンショー・ロジャー・リー………ラッセル・ユエン・ブライス………ディーン・マクダーモット(村治 学)・マシューズ……………………カルロ・ロタ(小川隆市)※アウターケース表面【仕 様】・型 番 PAND-1085A/PAND-1085・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 ROUGH AIR:DANGER ON FLIGHT 534・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 、DVD、セル専用・提 供 アルバトロス株式会社・販 売 パンド株式会社・収 録 86分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・税抜価格 12,000円・映像特典 1.予告編収録 2.シリース作品紹介※アウターケース裏面【ジャケット】・オモテ面:生還への戦い・ウラ面 :----“エアポートBOX”の5枚目。TVMは、好きだ。映画ほどのスケール感はないし、予算も少ないからCGやVFXは最小限。けれど、旬を過ぎたスター(笑)や一発屋、往年の名優を見ることが出来たりするので、侮れない。本作品にしたって、ヒロインは、アレクサンドラ・ポール。スティーヴン・キング原作、ジョン・カーペンター監督の『クリスティーン』の主演女優さんだ。TVドラマ『ベイウォッチ』で人気を博した。“ワニ顔”だが、美形だと思う。『エアポート2000』では、キム・コーツが嫌な乗客を演じて強い印象を残している。『バイオハザード4/アフターライフ』もインパクトがあったが、これもなかなかだ。そういう役者さんたちを観ることが出来るのも、TVMならでは。日本でも、もっとお手頃な値段で、どんどんリリースして欲しいと思う。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「TVMならではのユルユル感」アルバトロスとパンドがリリースした“エアポートBOX”に収められた5作品の中では、一番見応えがあった。個人的には迷子のセスナ機を助ける『エアポート'98』が好きだが、本作品もなかなかだ。――その夜、嵐の影響で各便ともに遅れが出ていた。 2時間遅れで離陸したロンドン発ボストン行き 534便だったが、大西洋上空で荷物室の扉が吹き飛んでしまう。機内の気圧が急激に低下。機体はコントロールを失う。バランスを失った機体の安定を取り戻したのは、副操縦士のマイク・ホーガンだった。彼は、車輪の出ていないジャンボジェット機を緊急着陸させ、停職処分になり、このフライトが復帰1本目だった。機長は昏倒しており、荷物室は口を開いたまま。方向舵の具合いもおかしい。 534便は、一番近いグリーランドの空港へと向かう。しかし、荷物室が開いたままになっているため、燃料が急速に減って行く。このままでは空港まで燃料がもたない。何かで荷物室を閉じる必要があった。乗客らは協力して、扉の代わりにコンテナを使って荷物室を塞ごうとする。……というお話し。エリック・ロバーツが主演のパニック映画。彼がチョイ役ではなく、フルに出番がある作品を観たのは、久しぶりだ。(笑) TVMとはいえ、貴重な1本と言えるだろう。ただ、それ以外の点に於いては、リサーチや練り込みが足りず、少々物足りない。スリリングな見せ場も、荷物室を塞ぐシーンだけだろう。もう少しエピソードを盛り込んで、登場人物をキリキリ舞いさせて欲しかった。(笑)登場人物は、パニック映画の定番をキチンと押さえている。プロサッカー選手とエージェント、妻殺しの容疑者と護送中の刑事、新婚の整備士夫婦、ワガママな社長、落ち着いて頼りになる客室乗務員と頼りにならない客室乗務員……。それらが織り成す人間模様は、さほど緊張感を醸し出さないが、何と言うか、TVMならではの心地よさがある。日本の2時間ドラマと同じ。“大いなるマンネリ”ってヤツだ。それは、物語の説得力についても言える。理詰めで来ないで、ユルユルなのだ。荷物室が開いたことで燃費が悪くなるのは、何となく理解できる。方向舵を損傷して急旋回出来なくなっていることも描写されていた。けれど、それがクライマックスで活かされていない。無闇に着陸させようとしたり、オーバーランしようとする機体は精神論だけでは止められない。その辺をキチンと描いて欲しかったと思う。おかげで、クライマックスの着陸シーンは、ダブつき気味だった。(苦笑)ただ、TVMにしては、荷物室や客室のセットは出来映えが良かった。もしかしたら、本物の航空機をレンタルしてロケをしたのかも知れない。それに、機内の気圧が下がった時の騒乱ぶりは、なかなかのものだった。説得力には欠けるが、おかげで、わりと見応えのある作品に仕上がっている。エリック・ロバーツのいい男ぶりに敬意を表して、オススメ!
2017.04.04
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0730 エアポート2001 [エアポートBOX]※ジャケット【スタッフ(参考)】・監 督 アーマンド・マストロヤンニ・製作総指揮 マット・ドーフ ロバート・M.サートナー エリック・ストーレイ・製 作 リチャード・D.アレドンド ランディ・サッター・脚 本 マット・ドーフ・音 楽 ルイス・フェブレ・撮 影 ニーノ・ガエタノ・マルティネッティ・編 集 ピーター・V.ホワイト【キャスト(参考)】・ジョン・プレスコット…… ジャック・ワグナー(田原アルノ)・キム・マクギー…クリスティーン・エリス(渡辺美佐)・ジョージ・エラー… ジェームズ・B.シッキング(水野龍司)・フィリップ・ディーコン……マーク・リー(青山 穣)・ダニー・ゴーリン……アーニー・ハドソン(相沢正輝)・アン・プレスコット… レイチェル・ブレイク(佐藤しのぶ)・クレア・マンソン………ヘレン・トムソン(岡本章子)・マイク・タナー…………ダミアン・パイク・マギー…………………ローリー・フォエル(五十嵐麗)・ジェフ・ベルモント………ロドニー・パワー・チャド………………………ライアン・ジョンソン※アウターケース表面【仕 様】・型 番 PAND-1085A/PAND-1027・製作年度 2000年・製 作 国 アメリカ・原 題 NOWHERE TO LAND・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 、DVD、セル専用・提 供 アルバトロス株式会社・販 売 パンド株式会社・収 録 91分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・税抜価格 12,000円・映像特典 予告編収録※アウターケース裏面【ジャケット】・オモテ面:毒ガスジャンボ、30,000フィート・ウラ面 :----“エアポートBOX”の4枚目。21世紀に入って1本目が、これかい。哀しいなぁ。(笑)このBOXは、アルバトロス株式会社の子会社パンド株式会社がリリースしていた。残念ながら、10年くらい前にアルバトロスに吸収されて、いまはない。かなりのB級映画やアイドルものなどをリリースして来たところなので、私のようなトラッシュ・ムービー好きには、ぼんやりと馴染みだった。もっとも、長いこと“パンダ株式会社”だと思っていた。(笑)どうやらBOXモノは、“エアポートBOX”だけでなく、“アクション・スターBOX”など、いろいろリリースしていたらしい。どこかで見つけたら買わなければ……。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「お行儀のいいパニック映画」まぁ、悪くはない作品だった。キチンと撮っているし、カット数も多い。繋ぎ方も凝っている。上出来の部類ではなかろうか。ただ、決定的に掘り下げが足りない。登場人物がみんな、お行儀がいいのだ。(笑)別れた夫に狙われ、搭乗した旅客機に爆弾を仕掛けられた女。なのに他の乗客はが「お前のせいだ!」と責めたりしない。機長は自ら爆弾の解体をするし、その間、引退したパイロットも副操縦士と協力して乱気流を乗り越える。爆弾が機体後方に仕掛けられていると分かっても、乗客はパニックにならず、大人しく客室乗務員の指示に従う。若い女の子は、お年寄りに席を譲るし、文句を言う年配の男性を諭す。犯人が酒を飲んでいたパブの店員は、犯人の挙動を不審に思って観察しているし、犯人が破り捨てた爆弾の設計図を回収しているし、トントン拍子だ。爆弾処理班の男は、バスケの試合観戦の直前なのに電話に出るし、機長は言われた通りに爆弾処理をする。ミスらない。客室乗務員も毅然と乗客に対応するし、悪いところがない。何て優等生なのだろう。(笑)これじゃあ、サスペンスになりませんって。(笑)客室乗務員だって人間なんだから、1人くらいはビビって職務を果たせない女の子がいたっていいし、乗客の中には「オレたちはファーストクラスのお金を払ってんだ! エコノミーの客を入れるな!」と器の小さい金持ちがいてもいい。犯人は思いのほか射撃が上手くて、追って来たFBI捜査官を撃ち殺してしまう展開でも面白い。爆弾の設計図は手に入らず、トラップを見抜けなかったばかりに油断した機長が神経ガスを吸って死亡。ガスは刻々と機体前方にしのび寄り、次々と乗客が犠牲になる。然も、ガスは、ただのガスではなかった。死者を蘇らせるガスだった!かくして、機内はゾンビで溢れ返り、アッという間に阿鼻叫喚のるつぼと化す。そこで頑張るのが、足をケガした体操選手の男の子(仮名:太郎くん)。女の子(仮名:花子さん)を守ってガンバルガンバル。何とか花子さんを操縦室に逃がしたものの、本人はゾンビにかじられてしまう。生き残ったのは、引退したパイロットと副操縦士、そして花子さんの3人だけ。しかし、ゾンビ満載の旅客機を受け入れてくれる空港など、どこにもなかった。事態を察知した国防総省は旅客機の撃墜を決め、戦闘機を発進させる。たちまち追いつかれてロックオン。万事休すの時、旅客機の荷物用ハッチが開き、次々とゾンビが空中に投げ出された。太郎くんだ。ゾンビになっても花子さんを守ろうとしている。戦闘機のミサイルは、ゾンビの体温に惑わされて誤爆する。雄叫びを上げる太郎くん。ゾンビとなった今、ケガの痛みを感じず、体操選手の筋力を活かして次々とゾンビを空中に放り投げる。戦闘機は、雨のように降って来るゾンビを避けきれずに2機とも大破。最後の三角帽子のゾンビを放り出した太郎くんは、哀しげな顔をして花子さんの名前を叫ぶと、自ら空中に身を躍らせた。その様子を見ていた花子さんは悲痛な叫び声をあげる。旅客機は民間飛行場に強制着陸しようとする。それしか助かる道はなかった。短い滑走路に着陸するのは至難の業だ。管制塔の誘導が欲しかったが、応答はない。引退したパイロットは、何とか旅客機を着陸させる。歓声をあけで喜ぶ3人。しかし、喜びも束の間、滑走路にゾンビの大群が現れ、旅客機の方に迫って来る。悲鳴をあげる花子さん。その声を聞いて、1人のゾンビが目を覚ます。そう、ゾンビは死なないのだ。自ら旅客機から身を投げた太郎くんだったが、全身の骨はバラバラになっても生きていた。(?)然も、地上に落ちた衝撃で眠っていた能力が覚醒する。秘孔を突いて骨折を治すと、“スーパーゾンビマン”となって、花子さんを助けるために走り出す。時間がない。ここは加速装置だ! ――カチッ。(奥歯を噛む音) スーパーゾンビマンは、コンマ数秒で花子さんの前に駆けつけると、旅客機を取り囲んだゾンビをバッタバッタと叩き潰す。数万の大群だったが、スーパーゾンビマンに出来ないことはない。数分でこれを殲滅。(血飛沫を浴びて真っ赤に染まった彼を見て、連邦軍の兵士は“赤い彗星”と呼んだ)喜びのあまり抱き合う2人。しかし、嬉しさのあまり、太郎くんは、花子さんの首筋にパクリと噛みついてしまった。痛恨の極み。でも、仕方ない、彼はゾンビなのだ、本能には逆らえない。そんな映画が観たいなぁ。(笑) タイトルは『エアポート・オブ・ザ・デッド/哀ゾンビ編』。キャッチコピーは、“君は生き延びることが出来るか”だな。(笑)あー、妄想が走り過ぎて、本作品がどんな内容だったか忘れてしまった。(苦笑)だから、オススメ致しません!
2017.04.03
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0729 エアポート2000 [エアポートBOX]※ジャケット【スタッフ(参考)】・監 督 ジョン・ブラットショー・製 作 ジョン・ジルスビー・脚 本 トニー・ジョンストン・音 楽 テレンス・ゴーワン・撮 影 ニコラス・フォン・スターンバーグ【キャスト(参考)】・ローラ・チャドウィック…ペネロープ・アン・ミラー・フランク・コンロイ…ダニエル・ボールドウィン・クレイトン・ダレル…キム・コーツ・エド……………………ウィリアム・B.デイヴィス・ヤマダ…………………デニス・アキヤマ・副操縦士………………スチュワート・アーノット※アウターケース表面【仕 様】・型 番 PAND-1085A/PAND-1022・製作年度 1999年・製 作 国 アメリカ・原 題 KILLING MOON・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 、DVD、セル専用・提 供 アルバトロス株式会社・販 売 パンド株式会社・収 録 90分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・税抜価格 12,000円・映像特典 予告編収録※アウターケース裏面【ジャケット】・オモテ面:ロッキー山脈、機体消滅。・ウラ面 :----“エアポートBOX”の3枚目。アウターケースの表面には“初回限定特別セット DVD5枚組”と表記されている。初回出荷以降は、どんな形態になるのだろう? 不思議だ。(笑)裏面には、各作品のジャケットと、簡単なスペックが記されている。製作年度と収録時間が違うくらいで、あとは共通しているのだから、ここは整理して側面の記載に持って行くべきだったな。それに、表面にジャケットの縮小版が載せてあるのだから、これも裏面には要らないだろう。その分、キャスト&スタッフを記すとか、もう少し考えて欲しかったと思う。“パニック映画の決定版 「エアポート」シリーズ5タイトルをセットにした限定BOX!”というのが、裏面のコピー。作品ではなく、この企画を売り込む文句だ。当然だ。しっかりとアピール出来ている。やっぱりデザイナーも会社員なんだな。 苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「翻訳のヒドさが作品の出来映え以上に物語を迷走させる」『エアポート』シリーズのようなスカイ・パニックものと『アウトブレイク』ものを合体させたTVM。ちょっと珍しいウィルスが登場する。――モロカイ空港からホノルルに向かう旅客機で、乗客の1人が目や鼻から血を流して死亡する。この緊急事態にアメリカ疾病管理予防センター(CDC)から女性学者ローラ・チャドウィックがグレンオード空軍基地に派遣されて来る。しかし、既に国家安全保障委員会の特別任務指揮官フランク・コンロイが現場の指揮に当たっていた。一方、機内では次の犠牲者が出て、機長まで死亡してしまう。同機に乗り合わせていた検視官のヤマダは、ウィルスによる感染を疑い、ローラと連絡を取り合いながら、正体を突きとめようとする。ホノルル空港は、感染に対処できないと判断して着陸を拒否。フランクはグレンオード空軍基地に向かうように指示する。ローラは、消去法で放射性同位元素と遺伝子を組み合わせたウィルスであると断定。このウィルスを何者かが研究所から盗み出していたことを知る。連絡を受けた旅客機では、死んだ男の荷物から解毒剤を見つけ出す。しかし、全員分はなかった。……というお話し。国家安全保障委員会のフランクをダニエル・ボールドウィンが演じる。何やら悪巧みをするのだが、彼が首謀者なのかハッキリしない。ウィルスを盗んだのが旅客機で最初に死んだ男だとして、フランクが命じたことなのか分からないのだ。まるで、いま知ったばかりであるかのように「これは細菌兵器になる。手に入れよう」とか言ったりする。そのくせ旅客機を墜落させようとしたり、「?」な行動が多い。一体、何しに出て来たんだ?(もしかしたら、翻訳が拙いだけかも知れない)作品にハクをつけるためにネームバリュウのある役者さんが欲しかったんだろうけど、たぶん、本作品で一番のウィークポイントは、D.ボールドウィンの出演だな。(笑)ローラにしても、フランクを出し抜いて、いつの間にか医療班をグレンオード空軍基地に用意したり、旅客機を助けたり、八面六臂の大活躍。「何者なんだよ、お前」ってカンジ。(笑)演じるのは、ペネロープ・アン・ミラー。クリス・コロンバス監督の初期の作品『ベビーシッター・アドベンチャー』で主演のエリザベス・シューの親友役を演じた方だ。(ナツカシー) だいぶお歳を召されたが、体型は以前のままだ。さて、本作品で特異なのは、ウィルスが放射性同位元素と遺伝子レベルで結合されたものということだろう。本編中の説明では要領を得ないし、私も知識があるワケではないなで明言は出来ないが、癌治療等に用いられるアレだろう。癌細胞にまで到達して破壊するように作られているというのだから、凄い技術だ。(苦笑)世の中には、いろいろな方がいるとは理解しているが、同じ人間として、こうもやっている仕事が違うとビックリしてしまう。私も、こんな駄文を書いている場合ではないな。(笑)何かヒトサマのお役に立つことをしなければ……。サスペンスフルでもスリリングでもないし、決してオススメ出来る作品ではないけど、自戒の意味をこめて、ちょっとだけオススメ!(苦笑)
2017.04.02
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0728 エアポート'99 [エアポートBOX]※ジャケット【スタッフ(参考)】・監 督 ロバート・ティネル・製 作 リチャード・クードロー・脚 本 ロック・ラフォーチュン リチャード・クードロー・音 楽 ノルマン・コルベイユ・撮 影 ジョージ・アーチャンボールト【キャスト(参考)】・ニコル・ストーン…エリシャ・カスバート(中根久美子)・レイモンド・ストーン…ジョー・マンテーニャ・ジェフ…チャールズ・パウエル・マリリン・ストーン…リン・アダムス・リー・ビケット…イヴァン・ポントン※アウターケース表面【仕 様】・型 番 PAND-1085A/PAND-1044・製作年度 1998年・製 作 国 アメリカ・原 題 AIR SPEED・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 、DVD、セル専用・提 供 アルバトロス株式会社・販 売 パンド株式会社・収 録 88分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・税抜価格 12,000円・映像特典 予告編収録※アウターケース裏面【ジャケット】・オモテ面:稲妻直撃。人間大墜落!・ウラ面 :----“エアポートBOX”の2枚目。『エアポート’98』のコピーは“太平洋上空 絶体絶命”だった。これは悪くない。かなりアバウトだが、まぁ本作品の内容を表現出来ている。本作品は“稲妻直撃。人間大墜落”ってのは、どうよ?(笑)“稲妻直撃”ってのは合っているけど、“人間大墜落”って……。爆笑モノだな。『エアポート2000』は“ロッキー山脈、機体消滅。”だ。だんだん、いい加減になって来た。誰かに「10文字以内で答えよ」とか言われたのだろうか。(苦笑)『エアポート2001』になると、“毒ガスジャンボ、30,000フィート”。もうフザケているとしか思えない。でも、インパクトが強いな。これはこれで“あり”かも知れない。ところが、最後の1本『エアポート'02』になると“生還への戦い”と、いきなりシリアス路線になる。うっかりサブタイトルかと思ってしまった。(笑)売るためには、いろいろ考えなければいけないのだろうけど、もう少し日本語を勉強した方がいいなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「エアポート99」ネットで検索したら、福岡県北九州市に“エアポート99”という賃貸マンションを見つけた。珍しい名称を使うものだ。空港の近くなのだろうか。(笑)8階建て、すべて1DKらしい。最上階でも賃料は月額3万円程度。管理費を入れても4万円に満たない。6畳の洋間に4畳半のDK、ユニットバスのようだが、それでも安い!東京じゃあ倍は出さないと借りられない。山手線の内側なら3倍だな。 思わず借りたくなってしまった。(笑)(閑話休題)さて、本作品は、子供向けのスカイ・パニックもの。後に『24-TWENTY FOUR-』でキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーの娘役で注目されるエリシャ・カスバートが主演している。彼女を売り出すための企画だろうか。そうとしか考えられないほどユルユルの出来映えだった。(苦笑)――テクナコム社のプライベート・ジェット機が、悪天候の中を飛行中に、落雷を受ける。パイロットは意識を失い、電気系統も故障。機体には爆発で生じた穴が開いていた。ストーン社長の娘ニコルは、重役たちと一緒にこの機に乗っていたが、騒乱が収まった時、無事だったのは彼女だけだった。何の知識もない13歳の少女が、自動操縦で飛び続ける飛行機に残されてしまった。ニコルは何とか管制塔と連絡を取ることに成功する。軍の協力を得て、救助作戦が実行されるが、あと一息のところでニコルは機内に取り残されてしまう。後は、ニコルがジェット機を着陸させるしかない。……というお話し。正直、毒にも薬にもならない作品なのだが、TVドラマ『クリミナル・マインド/FBI行動分析課』シリーズでデヴィッド・ロッシを演じたジョー・マンテーニャが、ニコルの父親役で出演していることは、記憶にとどめておきたい。監督のロバート・ティネルは、本作品の後、『降霊』という作品で、やはりエリシャ・カスバートを起用している。この『降霊』という作品は、本作品と同じ、製作はリチャード・グードゥロー、製作総指揮がクリスチャン・ラローシュ、脚本がロック・ラフォーチュンと、かなり重なっている。ブレプロダクションの段階で集まる顔ぶれだ。きっと何か理由があるのだろう。本作品は、カナダとアメリカの合作だが、ライオンズゲートの製作なのでカナダ色が強い。実際、製作総指揮に名を連ねるアンドレ・リンクは、デビッド・クローネンバーグの初期の作品『シーバース』と『ラビッド』に携わっている。『スキャナーズ』がヒットした後、日本でも陸続と未公開作品がリリースされ、レンタルビデオの棚に並んでいたことをよく覚えている。ちなみに、この方が製作した作品には、カルト的な人気を博した作品が多い。ブレンダ・ヴァッカロの熱演が光る『ウィークエンド』、ホラー映画の『血のバレンタイン』と『誕生日はもう来ない』、SF映画の『スペースハンター』と『悪魔の改造人間』……。実は、いずれもヒット作の亜流なのだが、カナダ映画に勢いがあったのだろう、凡百のB級映画とは、ひと味違う仕上がりになっている。けれど、アンドレ・リンクの勢いも、90年代に入ると途端に失速する。未公開作品やTVMばかりになる。2000年以降は、ライオンズゲートも米国に進出して、『SAW』シリーズをヒットさせて一躍ブランドと化す。けれど、その一方で、次第にカナダ映画は独自性を失って行ったような気がする。でも、カナダのデザスター・パニックTVMは好きだから、いまの路線でも全然OKですけどね。(笑)オススメできる作品ではないけど、幼いエリシャ・カスバートに興味のある方はどうぞ。(笑)
2017.04.01
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