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0880 ダーティハリー4 [THE DIRTY HARRY COLLECTION/ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 クリント・イーストウッド【キャスト】・ハリー・キャラハン… クリント・イーストウッド(山田康雄)※ウラ面【仕 様】・型 番 WBA-Y15706・製作年度 1983年・製 作 国 アメリカ・原 題 SUDDEN IMPACT・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 岡枝慎二・吹替翻訳 木原たけし・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編 117分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 2.4:1・音 声 1.ドルビーTrueHD 5.1ch:英 語 2.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 3.ドルビーデジタル:日本語 1.0ch・字 幕 1.英語 2.日本語・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、DOLBY TRUEHD、 Blu-ray、セル専用・映像特典 1.リチャード・シッケルによる音声解説 2.飛躍するクリント・イーストウッド※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----クリント・イーストウッドの髪型がヘンだ。(苦笑)劇中「だいぶ“後退”して来たなぁ」と思っていたが、こんなジャケットにしなくても、いいんじゃない? スターとしての尊厳を守りましょうよ。スターを育てるのは、ファンと映画会社だ。ロビーに飾るスチルにまで口を出して、スターのカッコいいイメージを守るのが、映画会社の役目だろう。こんなジャケットには、ダメ出しをするべきだ。劇場予告編に口を出す監督さんは、多い。ヘンな宣伝の仕方で作品をキズつけられるのを怖れているから、と何かで読んだ。「なるほどなぁ」と感心した記憶がある。見ず知らずの他人に作品をズタズタにされた挙句、意味不明のコピーで監督さんの意図とは違う売り方をされたのではたまらない。「俺がやるよ」と言いたくなる気持ちはよく分かる。そう考えると、DVDやブルーレイをリリースする会社は、もっと作品や出演俳優を大切にすべきだ。(笑)【感 想】「87歳のクリント・イーストウッド」サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事は、強引な捜査で上層部に疎まれていた。――いや、疎んでいるのは、警察ばかりではない。或る事件をきっかけに、犯罪組織からも睨まれることになる。ほとぼりをさますために、ハリーはサンポーロへの出張を命じられる。管内で起きた殺人事件の被害者の出身地だった。被害者はチンピラだったが、股間を銃で撃たれていた。しかし、ハリーがサンポーロに着いて早々に同様の手口の事件が発生する。……というお話し。『ダーティハリー』シリーズの4作品目である。1983年の作品。公開から、30年以上も経過している。製作と監督は、クリントン・イーストウッド自らが担当。1930年の生まれだから、当時53歳。デビュー30年目だった。本作品と翌年公開の『タイトロープ』と、受ける印象がよく似ている。いま観たら、どうだろうか? 後で『タイトロープ』も見直さなければ……。(笑)脚本には、ジョゼフ・スティルスン。残念ながら、この方のことは知らない。ググってみたが、新しい情報は得られなかった。何者なんだろ?彼が脚本を持ち込み、『ダーティハリー』用に直されたことになっている。撮影は、ブルース・サーティースがカムバック。1作目もそうだったが、夜間の撮影に彼の腕が冴える。本作品は、暗部の抜けがいいような気がする。音楽も、ラロ・シフリンが再度担当。時代を反映し、これまでとは趣きの異なる楽曲を提供している。特に、オープニング・タイトルは顕著だ。エンディング・テーマは、ラロ・シフリン作曲、ロバータ・フラックが歌っている。ならず者たちに復讐する画家ジェニファー役に、ソンドラ・ロック。C.イーストウッドと愛人関係にあったようだが、個人的には、好きなタイプの女性ではない。どこが良いのか解らない。余計なお世話か。(笑)その妹のエリザベス役には、リサ・ブリット。この娘の情報も得られなかった。ハリーが、友人から不細工な犬を贈られて飼うことになる。この辺りのくだりが面白く、全体の中で良いアクセントになっている。本作品では、ハリーが「泣けるぜ」と溜め息をつくシーンが、やたらと出て来る。シーンの“締め”だが、組織の中で浮いている自身を嘆いているようにも見える。或いは、疲れたのか……。それが“異質”なエンディングに結びついている。シリーズ最大のヒット作品だが、個人的にはあまり好きではない。どちらかと言えば、私は、フェミニストなので。(笑)今年、87歳のクリント・イーストウッドに製作・監督・主演して貰い、『ダーティハリー6』を撮って貰いたい。脚本は、やっぱりジョン・ミリアスだな。1944年生まれの73歳。まだまだいける。(笑)撮影は、ブルース・サーティースもフランク・スタンリーもチャールズ・ショートも亡くなっているので、『ダーティハリー5』を担当したジャック・グリーンだな。生まれは1946年、当年とって70歳。いけるでしょ。(笑)音楽はモチロン、ラロ・シフリン。1932年の85歳。ギリギリだなぁ。CGは一切使わず、スマホやネットも出て来ない。今風のアイテムとは無縁なアクションがいい。『ボーン』シリーズとは対局をなす1本が観たい。(笑)オススメ!
2017.08.31
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0879 ダーティハリー3 [THE DIRTY HARRY COLLECTION/ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェームズ・ファーゴ【キャスト】・ハリー・キャラハン… クリント・イーストウッド(山田康雄)※ウラ面【仕 様】・型 番 WBA-Y15708・製作年度 1976年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE ENFORCER・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 高瀬鎮夫・吹替翻訳 進藤光太・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編 96分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 2.4:1・音 声 1.ドルビーTrueHD 5.1ch:英 語 2.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 3.ドルビーデジタル:日本語 1.0ch・字 幕 1.英語 2.日本語・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、DOLBY TRUEHD、 Blu-ray、セル専用・映像特典 1.監督ジェームズ・ファーゴによる 音声解説 2.映画の中のバイオレンス 3.ドキュメンタリー 4.オリジナル劇場予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----ピクチャディスクのデザインも、シリーズ5作品で統一されている。半分は画像で、半分はタイトル。やっぱり臙脂色。(苦笑)どの作品にも、本編の画像が使われているが、何故か『3』だけはポスターの画像が使われている。日本版ではなく、輸入もののポスターだ。なんでだろう?こういうところが気になっちゃうんだよなぁ。おおらかに生きなければ……。(笑)【感 想】「100歳のスターリング・シリファント」酒屋に籠城した犯人をハデな活劇で始末したサンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事。しかし、これが上司の逆鱗に触れて、人事課に飛ばされてしまう。その頃、街では或るグループが犯罪計画を着々と進めていた。その最中、ハリーの相棒だったディジョージオが彼らによって殺されてしまう。本部は、ハリーを殺人課に復帰させ、刑事に昇進したばかりのケイト・ムーアを相棒につける。初めは、彼女を認めなかったが、真面目で一生懸命な彼女の姿を見て、ハリーも心を開いて行くことになる。……というお話し。『ダーティハリー』シリーズの3作品目である。監督は、ジェームズ・ファーゴ。1938年の生まれ、80歳だ。テッド・ポスト監督より20歳ほど若い。シリーズの若返りを図ったのだろうか。スタッフが一新されている。この監督さん、本作品と『ダーティファイター』くらいしか知らない。撮っていないわけではなくて、作品の多くは日本未公開になっている。まぁ、本作品でも「カットが足りないなぁ」と思える場面が多々あったから、それも無理はないか。(笑)いま、『ダーティハリー6』を製作する話しがあったとしても、彼に白羽の矢が立つことはないな。脚本には、スターリング・シリファントが名を連ねている。70年代を代表する脚本家で、『ポセイドン・アドベンチャー』や『タワーリング・インフェルノ』といった大作を手掛けた。生まれは、1918年。奇しくも、テッド・ポストと同い年だ。S.シリファントの脚本、T.ポスト監督で『ダーティハリー6』を観たかった。(笑)本作品は、前2作に較べて大作指向。その中でも、市政と警察運営、メディア対策といったスパイスをきかせている。撮影は、チャールズ・W.ショート。TVドラマ『遥かなる西部』で撮影を担当。エミー賞にノミネートされたが、他の作品を知らない。この方は1919年生まれ。音楽は、ジェリー・フィールディングに交代。ドン・シーゲルの許で学んだサム・ペキンパー監督の作品を数多く手掛けた。イーストウッド監督作品も多い。その一方で、『妖精たちの森』といったカルト作品にも楽曲を提供している。作品選びが上手い方だったのだろう。『ワイルド・パンチ』などでオスカーにノミネートされている実力派である。生まれは、1922年。ハリーの相棒になる女性刑事役にタイン・デリー。市長の公約から、犯罪者を逮捕した経験すらない女性警官が刑事に抜擢され、あろうことか、“ダーティハリー”の相棒になる。(笑) これまでの厳めしい路線から一転、コミカルな雰囲気になった。それでも、ファンに拒否されずに認知されたのは、彼女のおかげだろう。本作品の好演で、彼女はTVドラマ『女刑事キャグニー&レイシー』の主役に抜擢される。この頃が、彼女のキャリアのピークだろう。後年、『刑事コロンボ』にゲスト出演した時は、“巨漢”になっていてビックリした。(笑)イメージ・チェンジを図った1本。シリーズの中では珍しく、柔和なハリー・キャラハンを見ることが出来る。後半、停職をくらったハリーがノーネクタイで捜査に当たる。その姿に、当時の映画スズメたちは賛否両論だったが、個人的には、“アリ”だと思っている。衣装担当は、ちゃんと仕事をしたのだ。(笑)シリーズ中に変化を起こした作品なので、いろいろと発見がある。その意図を察するのも、本作品の楽しみ方だと思う。オススメ!
2017.08.30
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0878 ダーティハリー2 [THE DIRTY HARRY COLLECTION/ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 テッド・ポスト【キャスト】・ハリー・キャラハン… クリント・イーストウッド(山田康雄)※ウラ面【仕 様】・型 番 WBA-Y15701・製作年度 1973年・製 作 国 アメリカ・原 題 MAGNUM FORCE・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 高瀬鎮夫・吹替翻訳 飯嶋永昭・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編 122分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 2.4:1・音 声 1.ドルビーTrueHD 5.1ch:英 語 2.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 3.ドルビーデジタル:日本語 1.0ch・字 幕 1.英語 2.日本語・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、DOLBY TRUEHD、 Blu-ray、セル専用・映像特典 1.脚本ジョン・ミリアスによる音声解説 2.“ダーティハリー”に描かれるモラル 3.ドキュメンタリー 4.オリジナル劇場予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----今回のリリースで共通しているのは、銃がガラスを突き破っているところ。弾痕ではあるまい。シャレたつもりなんだろうけど、本作品のように構図が不自然に見えて逆効果だと思う。 (苦笑)それにしても、なんで臙脂色と白が基調なのだろう。本シリーズを観て、この色を連想する方は、少ないのではなかろうか。一度、デザインされた方に、その意図を聞いてみたい。【感 想】「100歳のテッド・ポスト」本作品を観ていて、昔、韓国の射撃場で拳銃を撃ちまくったことを思い出した。ソウルのビルの一室だった。さんざん撃った後、係員が近づいて来て、「ダーティハリー、撃つか?」と訊いて来た。すぐにマグナムのことだと分かったので、嬉々として即答。1発で○円だった。(失念)両手で銃を持ち、腰をおとして構える。反動を抑えようとしないことなど、基本をレクチャーして貰い、早速、引き金をひく。ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン!あっと言う間に撃ち尽くして、おかわり。(笑)いろいろ試したが、これが一番楽しかった。気分は、ハリー・キャラハンだった。ちなみに、半日まるまる銃を撃っていた日本人は、私だけだそうな。(笑)数年後、そのビルは火災になって射撃場は閉鎖されてしまった。残念でならない。グァムにでも行くかなぁ。麻薬組織や売春組織の大物など、法の目を逃れている犯罪者が次々と処刑される。犯人は警官になりすまして被害者に近づいたと推理する者もいたが、サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事は、犯人は警察内部にいると判断する。突飛な発想だったが、ハリーが手に入れた証拠は、ある白バイ警官の犯行であることを裏付けていた。やがて、ハリーの身にも、彼らの非情な手がのびる。……というお話し。『ダーティハリー』シリーズの2作品目である。監督は、テッド・ポスト。1918年の生まれで、ドン・シーゲル監督とは6つしか違わない。2013年に亡くなったが、享年96歳。記事の扱いは小さかった。監督した作品のほとんどは日本未公開だったから仕方あるまい。ただ、本作品と『続・猿の惑星』で後世に名を残す監督であることに間違いはないだろう。どちらもヒット作の続編だったことからすると、手堅い性格の方だったのかも知れない。個人的には『刑事コロンボ』シリーズの『闘牛士の栄光』『ハッサン・サラーの反逆』もオススメだ。出来れば、 100歳まで生きて、『猿の惑星』の新シリーズを撮って欲しかった。『創世記』『新世紀』に続いて、『終末記』とか『黙示録』とかが、いいなぁ。(笑)脚本は、ジョン・ミリアスとマイケル・チミノ。いまからすると、アブナい2人だな。アウトローが私的制裁組織と対決するという皮肉な構造は、時代の空気感を色濃く反映していた。70年代は、警察組織の腐敗や弱体化を描いた作品が多かった。本作品は、そのハシリだと言える。うーん、やっぱり『コナン・ザ・グレート』を観たい。(笑)撮影は、フランク・スタンリーに交代。ロバート・デイリーが製作し、M.チミノが監督、C.イーストウッド主演の『サンダーボルト』でもカメラを担当した。その後、イーストウッド監督・主演の『アイガー・サンクション』も手掛けている。相性が良かったのだろう。本作品には、ハリーが笑顔を見せる場面がある。それを日常の1コマのように切り取って見せたカメラが秀逸だった。ハリーをコミック・ヒーローに終わらせなかった重要な1カットだと思う。音楽も、ラロ・シフリンが続投。前作より親しみやすい楽曲を提供している。悪徳警官役は、デビッド・ソウル。本作品の好演で、翌年からTVドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』に出演。主人公のハッチンソン役で日本でも人気が高かった。かく言う私も毎週見てた。(笑)歌手としてもヒットを飛ばし、同ドラマのエンディング・テーマを歌っていた。(ナツカシー)前作のイメージを大切にしつつ、続編としてのオリジナリティも押し出しながら、人気を不動のものにした1本だった。オススメ!
2017.08.29
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0877 ダーティハリー [THE DIRTY HARRY COLLECTION/ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ドン・シーゲル【キャスト】・ハリー・キャラハン… クリント・イーストウッド(山田康雄)※ウラ面【仕 様】・型 番 WBA-Y11524・製作年度 1971年・製 作 国 アメリカ・原 題 DIRTY HARRY・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・価 格 6,000円+税( 5枚組)・字幕翻訳 高瀬鎮夫・吹替翻訳 進藤光太・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編 102分・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 2.4:1・音 声 1.ドルビーTrueHD 5.1ch:英 語 2.ドルビーデジタル:英語 5.1ch 3.ドルビーデジタル:日本語 1.0ch・字 幕 1.英語 2.日本語・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、DOLBY TRUEHD、 Blu-ray、セル専用・映像特典 1.リチャード・シッケルによる音声解説 2.ドキュメンタリー 3.インタビュー集(x10) 4.メイキング 5.“ダーティハリー”の遺産 6.ザ・ドキュメント・オブ・イーストウッド 7.Clint Eastwood:アウト・オブ・シャドー 8.オリジナル劇場予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----B/Wでカッコイイんだけどね。(苦笑)どうしてシリーズものになると、みんなジャケットをデザインし直したがるのだろう。不思議だ。個人的には、初公開当時のポスターが、もっとも作品の雰囲気を伝えてくれると思っている。だから、そのままジャケットのオモテ面に使って欲しいと思うのだ。或いは、このクラスの作品なら、映画史の残る名場面がある。それを使わないのも、勿体ない話しだ。【感 想】「105歳のドン・シーゲル」何年か前、ケーブルTVで山田康夫さんの吹き替えによる『ダーティハリー』シリーズの連続放送があった。観るともなしに観ていたが、やはり山田さんの吹き替えは最高だ。目をつむっていても情景が浮かぶ。唯一無二と言っても、良いかも知れない。……というワケで、ブルーレイにて再度鑑賞。ケーブルTVに較べると、色の抜けがいいなぁ。誰もがタイトル名を知っている名作なので、物語については割愛。(笑)監督は、ドン・シーゲル。彼の名を聞くと、どうしても『ダーティハリー』が思い浮かぶ。けれど、実は1912年の生まれだそうな。生誕 105年(!)。だから、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』を撮った50年代が、彼のキャリアのピークだったと言える。従って、本作品は、晩年の名作となる。以降、作品数がグンと減る。チャールズ・ブロンソン主演の『テレフォン』やジョン・ウェインの遺作『ラスト・シューティスト』、パート・レイノルズを起用した『ラフカット』など、話題作もあるが、既に彼らしい乾いたハードな描写は影をひそめている。時代の要請もあったろうが、どことなく緩やかになり、職人監督としての顔だけが残った感じだ。少々サミシイ。ガムシャラに映画を撮っていた時の方が、D.シーゲル監督らしいとは皮肉な話しである。生きていれば、当年とって 105歳。 105歳のアクション映画を観たかった。そうなれば、80歳を越えたC.イーストウッドを担ぎ出して『ダーティハリー6』がいいなぁ。(笑) 『RED』より本格的な後期高齢者のアクション映画になるに違いない。『エクスペンダブルズ』なんてお子様映画だぜ!(笑)製作は、ロバート・デイリー。シリーズすべてに関わった。――というより、彼が製作した作品は、ほとんどC.イーストウッド作品である。内気だったのか、イーストウッドと強い信頼関係があったのか、理由は定かではない。(笑)『恐怖のメロディ』から『ダーティファイター/燃えよ鉄拳』くらいまで、このコンビは続いた。その後のR.デイリーの消息は分からない。この時期のイーストウッド作品を一番よく観たので、個人的には懐かしい名前だ。脚本に、ジョン・ミリアスが関わったことも有名な話し。但し、ノンクレジットである。真偽は不明。初期の脚本が彼のものだったのかも知れない。『2』の脚本をマイケル・チミノと仕上げているところからすると、そんな見方も、あながち的外れではないと思える。1作目と2作目は同じテイストだが、3作目からはガラリと変わるからだ。『コナン・ザ・グレート』を観たくなった。撮影は、ブルース・サーティース。父親はロバート・サーティースという名カメラマン。『ベン・ハー』でオスカーを受賞するなど華やかなキャリアを持っている。活動時期がかぶっているが、明らかに父親の方が、いい作品を撮っている。業界での評価が高いのだろう。けれど、私個人としては、息子の方が好きだ。特に『ビッグ・ウェンズデー』が、心の中の感傷的な部分に触れて、忘れ得ぬ一本となっている。本作品でも、夜の闇やサンフランシスコの陽光を見事にとらえていたと思う。音楽は、ラロ・シフリン。この頃が最盛期だったと思う。当時、アクションやサスペンス系の映画ばかりでなく、ドキュメンタリやドラマにも音楽も提供した。驚いたことに、彼はオスカーを受賞していない。いまだDVD化されない『さすらいの航海』で何度目かのオスカー・ノミネートに期待したが、この時も逃している。どうも賞には縁のない方らしい。主演は、クリント・イーストウッド。当たり役というより代名詞だ。クリント・イーストウッドと言えば、ダーティハリー。ダーティハリーと言えば、クリント・イーストウッド。そのうち、広辞苑に載るんじゃないか。(笑)語り尽くされた作品だが、何度も観る価値はある。70年代初頭の雰囲気を是非ご堪能あれ。オススメ!
2017.08.28
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0876 007 美しき獲物たち [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 アルバート・R.ブロッコリ マイケル・G.ウィルソン・監 督 ジョン・グレン・脚 本 リチャード・メイバウム マイケル・G.ウィルソン【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・ゾリン………クリストファー・ウォーケン(山路和弘)・ステイシー・サットン… タニア・ロバーツ(八十川真由野)・メイ・デイ…………グレイス・ジョーンズ(小柳洋子)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1985年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 A VIEW TO A KILL・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 谷津真理・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 131分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ジョン・グレン監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・1985年 BBCレポート ・進化を続けるボンド映画 ・未公開映像: サンフランシスコのカー・チェイス ・蝶のショー~テスト映像 ・未公開シーン集 ジョン・グレン監督のイントロ付き ・未公開アングル・シーン集 ・クレジット 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・『美しき獲物たち』 ・ドキュメンタリー: “ジェームズ・ボンドの音楽” ・ミュージック・ビデオ “007/美しき獲物たち” by デュラン・デュラン ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 5.イメージデータベース: 1985年『美しき獲物たち』公開当時の フォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第14弾。 ロジャー・ムーアがボンドを演じた最後の アクション巨編!エッフェル塔の1場面を描いたイラスト。コンピュータ画像だろうか……。モノクロ映画のカラーライゼーション版みたいな出来映えだ。(苦笑)それでも、これまでで初めて本編の1場面を使っていることを評価したい。ウラ面には、主要登場人物4人の顔が並んでいる。画像サイズは小さいし、こういう使い方の方がベターだろう。作品そのものはオススメ出来るものではないが、ジャケットに関して言えば、これまでで一番出来がいい。(笑)【感 想】「老醜の極み」ロジャー・ムーアの“最後のお勤め”にしてシリーズ第14作目。青息吐息の一本である。悪役をクリストファー・ウォーケンが“強化人間”を怪演し、ポンド・ガールをタニア・ロバーツが務める。そして、忘れてはならないのが当時人気絶頂だったグレース・ジョーンズ。モデルさんのようだが、演技の上手い下手は別にして、その存在感と躍動感から、明らかにR.ムーアをくっていた。お話しは、秘密裏に開発されたICチップが何者かに盗まれたところから始まる。このチップは電磁波の影響を受けない。敵国に渡れば、軍事バランスが崩れると、ポンドが調査に乗り出す……。一見すると、時代の先端をとらえているように見えるが、実際には80年代の半ばから90年代に入る頃には半導体産業は不況に陥る。公開時にはシリコンバレーの伝説も霞んでいた。製作サイドのリサーチ能力が衰えていたことの証しだろう。プロデューサーだって歳を取る。言いたくはないが、映画づくりそのものが時代に取り残されていたような印象すら受ける。世代交代のタイミングを逸した恨みが残るのも当然かも知れない。何よりも本作品がダメなところは、R.ムーアに輝きがなくなったことだろう。あまり危険そうでないアクションも他人任せ。セリフがあってアップになる場面だけ本人が出ているカンジだ。G.ジョーンズをベッドに誘うR.ムーアは、映画史上最も醜悪な場面かも知れない。ほとんど失笑ものだ。T.ロバーツとのロマンスもなく、台所でキッシュを作るに至っては、英国情報部をクビになって“家政夫”に転職したのかと思ってしまった。(笑)然も、ヤジ馬が注視するなか、火事になったサンフランシスコ市庁舎からT.ロバーツを救出したりする。あろうことか、駆けつけた救急隊のハシゴ車を使って……。秘密情報部員が顔を売るようなヒーローごっこをして良いの? ジョン・グレン監督は、スリリングで感動的な場面にしようと稚拙な演出を試みているが、ほとんどのカットをスタントマンが演じているのだから緊迫感も皆無、失敗に終わっている。顔を映さないようにうしろあたまばかりだし、動作やスタイルの違いから本人でないことはバレバレ。“悲しい”を通り越して“滑稽”だった。本作品には、そんな場面が幾つもある。これまでアクションに力を入れて来たJ.グレン監督もさすがにネタが尽きたのか、全般的に控え目な内容だった。編集も雑で、気乗りのしていないことが明らか。必要と思われるカットも抜けていることから察すると、製作は順調でなかったようだ。デュラン・デュランの主題歌はシリーズ最大のヒットを飛ばした。しかし、作品そのものは“振り逃げ”をしたにもかかわらず一塁ベース手前でコケてアウトになったカンジ。オススメ致しかねます、はい。f^_^;
2017.08.27
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0875 007 オクトパシー [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ジョン・グレン・脚 本 リチャード・メイバウム マイケル・G.ウィルソン【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・カマル・カーン………ルイ・ジュールダン(森田順平)・オクトパシー…モード・アダムス(唐沢 潤)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1983年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 OCTOPUSSY・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 谷津真理・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 131分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ジョン・グレン監督による音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・スタント・シーン1:ジープの衝突 ・スタント・シーン2:飛行機の墜落 ・ケン・バーンズによる撮影風景 ・ピーター・ラモントのロケハン映像 ・限界への挑戦:空中撮影班 ・ジェームズ・ブローリンの オリジナル・スクリーンテスト ・ジェームズ・ボンド in インド (1983年オリジナル版) 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・『オクトパシー』 ・ドキュメンタリー: “ボンド映画をデザインした男” ・ミュージック・ビデオ “オール・タイム・ハイ” ・アニメーション・ストーリーボード ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 5.イメージデータベース: 1983年『オクトパシー』公開当時の フォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第13弾。 テンポの良いジェット・コースター・ムービー に仕上がった快作!また、ヘリだ……。(苦笑)前作『ユア・アイズ・オンリー』よりはマシなジャケットだが、ワンパターンだな。このシリーズのジャケットをデザインした方は、バカじゃないのか?作品に対する愛情が全く感じられない。事務的にデザインをしたカンジだ。そういうのは、ファンからすると、万死に値する。【感 想】「壊された“ファベルジュのイースターエッグ”」ヨレヨレのロジャー・ムーアが 6度目のジェームズ・ボンドを演じたシリーズ第13作目。(笑)のっけからファンに怒られそうだが、撮影時は50歳半ば、一般企業なら役職定年を告げられる年齢だ。悪党をやっつけて世界を救うよりも、後進を育てて道を譲るのが責務だろう。しかし、その潔さはみられず、老醜は次作『美しき獲物たち』で頂点に達する。当時、私たち映画スズメは「ショーン・コネリーに張り合って駄々をこねたのさ」と噂していた。S.コネリーがボンドを演じたのは 5作品。その記録を塗り替えるべく本作品に出演したというワケだ。勿論、根も葉もない噂話でしかないが、作品そのものが、そう言われても仕方ない出来映えだったことは確かだ。タイトル前の超小型ジェット機のアクションは、バカバカしくて好きだ。(笑) 往年の007を彷彿させて心地いい。けれど、中盤で登場する 1人乗りの潜水艇にはガッカリ。ワニのハリボテをかぶせたのはユーモアのつもりかも知れないが幼稚すぎる。予算の関係で、ああいう形でしか撮れなかったのかも知れないが、情けない。007たるもの本物でなければいけない。然も、後から侵入する 3人の殺し屋は実にアナクロな方法で忍び込む。思わず「セルフパロディか?!」と思ってしまった。物語は“ファベルジュのイースターエッグ”の盗難事件から幕を開ける。美しい宝飾品と精巧な贋作、まるでエスピオナージュみたいな始まり方に期待感は膨らむが、あっという間に萎んでしまう。舞台をインドに移した途端に画面から緊張感がなくなるからだ。間抜けなことにカマル・カーンに捕まってしまうジェームズ・ボンドにもガッカリしたが、そこから脱出し、通りがかった観光船に大声で助けを求めるに至っては、なりふり構わない無様な姿に失望を通り越して呆れてしまった。「こんなの007じゃない!」と思ったものである。どうやらカマル・カーンが悪党を手玉に取る黒幕らしいのだが、サーカスを隠れ蓑に密輸で稼ぐ“オクトパシー”や、美術品を横流しするソ連の将軍が登場して、ストーリーはやや錯綜ぎみ。オクトパシーを騙して、原爆を米国の軍事基地に送り込もうと企むのは良いとして、美術品の横領事件は置き去りにされてしまう。ニセモノを作ってまで隠蔽しようとしたのは何のためだったのか、ハッキリしない。冒頭に英国情報部から「外貨稼ぎだろう」と言われているから、真相が“資金稼ぎ”では何のひねりもない。謎だ。それに納得のいかないことが、ひとつ。事件は、イースターエッグのニセモノが、英国諜報部員によって盗まれるところから始まる。ボンドは、手掛かりを求めて本物が出品されるオークション会場に出向くわけだが、そこでニセモノと本物とをすり替えてしまう。(この時の手口があまりに幼稚なことは言及せずに捨て置こう) ボンドが本物を持って情報部に帰ると、Qはそいつに発信機を忍ばせる。やがて、本物はカマル・カーンに取り返されてしまうわけだが、ソ連の将軍は「忌々しい!」とか言って、その本物を叩き壊してしまう。「え?!」ビックリである。「それって、ホンモノじゃないの?!」将軍とカマル、2人とも本物であることに気付かなかったのだろうか? どうにも納得がいかない。そうであれば、ボンドがオークション会場ですり替える必要はなかった。そうした脚本の穴やブレ具合いを見ていると、製作サイドにも迷いがあったように思える。ファベルジュのイースターエッグ盗難事件に端を発するオクトパシーの密輸事件と、ロシアの将軍の陰謀を、ムリヤリひとつの脚本にまとめ上げた印象が強い。イアン・フレミング氏の残した小説は長編12作と短編集 2作しかない。この時、既にネタ切れだったと思われる。「ストーリーはオリジナル」と言えば聞こえは良いが、あちらこちらから素材を摘んで一つにまとめたようで物語の流れが美しくない。それに『レイダース』の影響もみてとれることから、撮影の最中に脚本がコロコロと変わっただろうことは容易にうかがえる。おそらく、シーンの追加や削除だけではないだろう。リタ・クーリッジの主題歌もヒットし、興収も手堅く伸ばしたようだが、個人的には失敗作だと思っている。しかし、20作を超える人気シリーズなだけに、ミッシングリンクを作るのはよくない。取り敢えず、オススメとしておきましょう!
2017.08.26
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0874 007 ユア・アイズ・オンリー [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ジョン・グレン・脚 本 リチャード・メイバウム マイケル・G.ウィルソン【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・コロンボ………………トポル(水内清光)・メリナ・ハブロック…キャロル・ブーケ(沢海陽子)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1981年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 FOR YOUR EYES ONLY・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 谷津真理・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 128分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ロジャー・ムーア卿による音声解説 2.ジョン・グレン監督とキャストによる 音声解説 3.マイケル・G.ウィルソン(製作・脚本)と 製作スタッフによる音声解説 4.MI6:機密書類保管庫 ・未公開シーン集&別バージョン集 ・ギリシャ・ロケの舞台裏 ・コルティナ・ロケの舞台裏 ・水中撮影秘話 ・クレジット 5.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 6.任務遂行レポート ・ドキュメンタリー: “ユア・アイズ・オンリー” ・アニメーション・ストーリーボード: スノーモービル・チェイス ・アニメーション・ストーリーボード: 海中シーン ・ミュージック・ビデオ “ユア・アイズ・オンリー” by シーナ・イーストン 7.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 8.イメージデータベース: 1981年『ユア・アイズ・オンリー』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第12弾。 生身のアクションを最大限に活かした ボンド映画の原点!これまでの12作品の中で、もっともカッコ悪いジャケット。出来が悪い。どういうつもりで、こんなジャケットにしたのだろう? 理解に苦しむ。もはや怒る気にもなれない。(溜息)ジェームズ・ボンドは歩いているのか走っているのか判らない動作をしている上に、背後にはボンヤリとヘリが見える。いつもヘリだな……。(苦笑)然も、そのボンドのイラストは、ジャケットの右側に配置され、外側へとベクトルが向いている。普通、こんなデザインはしないでしょう。私なら即行でボツにするデザインだ。【感 想】「ジェームズ・ボンドは何処へ行った?」ジョン・グレン監督にバトンタッチされたシリーズ第12作目。SF的な設定やオチャラケは控えめ、極めて真面目なアクション映画である。当時の新聞に載った映画評でも「原点に戻った」と好意的だったのを覚えている。しかし、個人的には「そうかなぁ?」と懐疑的だった。何故なら、ジェームズ・ボンドらしくないからだ。これなら主人公は誰でもいい。単なるアクション映画に過ぎない。J.グレン監督は、長いこと編集としてシリーズに携わって来ただけに、いろいろ思うこと、感じることがあったのだろう。まるで思いのたけをぶちまけるようにキレのいいアクションを演出する。しかもバラエティ豊かだ。オープニングのヘリのスタントからシトロエン2CVのカーチェイス、スキーや水中でのアクションと、息つくヒマもない充実ぶり。然も、どれも面白いし凝っている。編集も巧みだ。(笑) ストーリーは地味だが、これだけ色々見せられると満腹感がある。しかし、私には不満だらけ。舞台が転々と変わるから当然かも知れないが、ボンドの衣装がラフすぎるのが気に入らない。何だかコスプレみたいだ。バハマでも汗ひとつ見せずにスーツを着こなしていた「ショーン・コネリーを見習え!」と思ってしまった。(笑)それに『女王陛下の007』へのオマージュと思しきシーンが随所に見られるトコも気に入らない。冒頭、妻テレサの墓を訪れる場面、続いてブロフェルドらしき男が登場する場面、スキーのアクション場面でも『女王陛下~』を彷彿させる。難攻不落の秘密基地の情景もイメージが似ている。細かなトコを挙げていくとキリがないが、これでは敬意ではなく「欲求不満がたまってたんじゃないの?」と邪推したくなる。『女王陛下~』の撮影がうまく行かず、当時は断念したことを、本作品でやりまくった感じがするのだ。(笑)本作品の後、アクション・シーンがだんだん少なくなりトーンダウンして行くことを考えると、あながち的外れでもないような気がしてならない。(ま、誰でも1作目は気合いが入って充実するものだと言われればそれまでだけどね)アクション主体の映画づくりのせいか、主役不在の感じがするのも否めない。ボンド・ガールのキャロル・ブーケもキレイだが、表情に乏しく地味だ。ボウガンを構えて勇ましいのは良いが、ちっとも説得力がない。ロジャー・ムーアもさすがに歳が隠し切れなくてスタンドインが目立つ。唯一、トポルに存在感があるくらいか。悪党に魅力がないのも残念だ。数日前に観たばかりなのに、もう顔を思い出せない。シリーズ全体を見渡してみても、これだけアクションを繰り広げながら、イマイチ印象に薄いのは、やはり007映画としての魅力が足りないからだろう。根本的に方針が間違っていたわけだ。秘密兵器も出て来ないしね。単なるアクション映画として観れば及第点なので、まずまずオススメでしょう!でも、ジェームズ・ボンドは何処へ行った?
2017.08.25
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0873 007 ムーンレイカー [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 アルバート・R.ブロッコリ マイケル・G.ウィルソン・監 督 ルイス・ギルバート・脚 本 クリストファー・ウッド【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・ドラックス…ミシェル・ロンズデール(石塚運昇)・グッドヘッド博士…ロイス・チャイルズ(藤本喜久子)・ジョーズ…リチャード・キール(小谷津央典)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1979年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 MOONRAKER・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 桜井裕子・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 126分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ロジャー・ムーア卿による音声解説 2.ルイス・ギルバート監督と 製作スタッフによる音声解説 3.MI6:機密書類保管庫 ・リオ ロケの舞台裏 ・『ムーンレイカー』のボンド ・ケン・アダムのロケ秘蔵映像 ・スカイダイビングのテスト映像 ・ストーリーボード:スカイダイビング ・サーカス撮影秘話 ・ストーリーボード: ロープウェーでの格闘シーン1 ・ストーリーボード: ロープウェーでの格闘シーン2 ・クレジット 4.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 5.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・『ムーンレイカー』 ・ドキュメンタリー: “007のSFX/特殊効果” 6.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 7.イメージデータベース: 1979年『ムーンレイカー』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第11弾。 スペースシャトルに乗って 遂に宇宙へ飛び出したボンド!ようやく本編を象徴する出で立ちのボンド=ロジャー・ムーアが登場。……でも、何と言うか、アルミ箔を巻いたUFOマニアのオタクくんみたいだ。(苦笑) 銃を右手に持っているところが、イタイタしい。もう少しカッコいいイラストはなかったのか? 公開時のポスターは、アメコミのようでカッコ良かったぞ。(笑)そもそも、007シリーズなのに、ジャケットにボンド・ガールが出て来ないなんて、間違っている。ハーレム状態でなくちゃ、007ではありません。(笑)【感 想】「荒唐無稽の頂点に立つ」ルイス・ギルバート監督が引き続きメガホンを取ったシリーズ11作目。如何にも彼らしい荒唐無稽さが頂点に達した作品である。公開当時、その荒唐無稽さから滅茶苦茶な言われ方をした“鬼子”だが、個人的には好きな一本である。スティーブン・スピルバーグ監督が『レイダース』を撮った時、昔の連続冒険活劇の再現を謳ったが、それ以前に、L.ギルバート監督は007映画の中で実現していたように思う。今回、再度見直してみて、その感を新たにした。ストーリー性は無視して、ひたすらジェームズ・ボンドが危機を脱する様子が描かれる。今回もあちらこちらに舞台を移しながら物語が展開する。ヴェネツィア、リオデジャネイロ、アマゾン、宇宙へと……。アクションも、冒頭のスカイダイビングからボートのチェイスに至るまでバラエティに富んでいる。宇宙基地でのレーザー銃の銃撃戦もある。しかし、やはり、オープニング早々のスカイダイビングが白眉だろう。特撮ではなく、実際に数十回もダイビングを行って撮り上げたシーンは見事である。アクション大作たるもの、こうでなければならない。しかし、その一方、『スターウォーズ』の影響が顕著で、クライマックスの宇宙基地でのアクションは、個人的には好きではない。007たるもの時代を先取りしなければならない。その点、スペースシャトルの打ち上げシーンは見事だった。実際の打ち上げが本作品公開の後だったことを考えると、あのリアリティは素晴らしいの一語に尽きる。まだ起きていない事象を想定し視覚的に組み上げて行くには並々ならぬ知力と映像センスが必要だ。然も、『007は二度死ぬ』に較べたら遥かに迫力がある。けれど、レーザー銃による銃撃戦はどうだ? 映画館で観た時は、あまりの幼稚さにズッコケた記憶がある。レーザーの光線が相手に当たっていなかったり、銃の向きとは違う方向に光線が走ったり、合成の技術者のセンスのなさが露骨に現れていた。『スターウォーズ』以来、あまた公開されたスペースオペラを貪るようにして観た者には、その仕上がりは痛々しかった。正直、「これでシリーズは終わった」と観念したものである。しかし、私の個人的な感想とは裏腹に、本作品はシリーズ最高の興収を更新する。ビックリである。確かに、ロイス・チャイルズはボンドガールには珍しく知性的だし、エキセントリックではないもののユーモラスな演技を見せて好感度が高い。前作に続いてリチャード・キール演じる殺し屋“JAWS”が出演しているのも人気のある要因だろう。勿論、ユーモラスなシーンばかりでなく、コリンヌ・クレリーが森で猟犬に追いかけられて殺される場面は冷たい印象を残しながら詩的で美しかった。『O嬢の物語』以来、彼女のファンだった私には、なおのこと強く印象に残った。しかし、ロープウェイ上のアクションはモタモタしていて目を背けたくなるし、ボンドが美女たちに迎えられる基地のセットは60年代のSF映画のように陳腐だった。意味のないコンセプトの秘密兵器がたくさん出て来るのは楽しいが、どうも“やりっぱなし”の感じは否めない。ゴンドラがホバークラフトになってサンマルコ広場を走り回るシーンがある。けれど、私はあの後どうしたのか気になって仕方なかった。(笑)アマゾンで使用されたモーターボートにしても、あっさりとハンググライダーに乗って、捨て去ってしまう。もったいない限りである。(笑)もともとJ.ボンドのスタイルは“使い捨て”だ。生死を賭けた闘いの最中に道具のことなど気にしていられるか、ということである。それがどんなに高価な品であったとしても……。なのに「もったいない」と思えるのは、きっとそれに値しない、生死を賭けた闘いに見えないってことだろうなぁ。よく出来た場面と、どうにもならない場面が渾然一体となっているのが、本作品の特長だろう。こういうオモチャ箱のようにゴチャゴチャとしたところが、私の好きな所以である。もしかしたら、監督サンの求心力は薄れ、セカンドユニットが力をつけて来た証なのかも知れない。『ユア・アイズ・オンリー』をジョン・グレンが監督することになる布石だったと考えると興味深い。L.ギルバート監督最後の作品だし、取り敢えずオススメ!(笑)
2017.08.24
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0872 007 私を愛したスパイ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ルイス・ギルバート・脚 本 クリストファー・ウッド リチャード・メイバウム【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・カール・ストロンバーグ…クルト・ユルゲンス(麦人)・アニヤ・アマソヴァ…バーバラ・バック(安藤麻吹)・ジョーズ…リチャード・キール※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1977年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 THE SPY WHO LOVED ME・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 桜井裕子・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 125分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ロジャー・ムーア卿による音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・エジプト ロケの舞台裏 ・ロジャー・ムーアのインタビュー集 ・ケン・アダムのロケ秘蔵映像 ・007ステージ落成式 ・ストーリーボード: アトランティスからの脱出 ・クレジット 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『私を愛したスパイ』 ・ドキュメンタリー: “007の世界をデザインした男” ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 5.イメージデータベース: 1977年『私を愛したスパイ』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第10弾。 記念すべきシリーズ第10作にして 大ヒットとなったムーア=ボンドの 代表作!ボンド=ロジャー・ムーアが中央でカッコつけているのは、主人公だから当然として、異論はない。でも、背景処理が気に入らない。タンカー内部の基地がボンヤリと見えているが、何でボカしてしまうのだろう。せっかく魅力的なロケ地を巡っているというのに、これはあんまりだ。(泣)それに、英語のタイトルが、R.ムーアの右手と重なっているところも気に入らない。ちょうど光が当たっているところに“S”の字とかぶって見難い。こういう無神経さ、配慮のなさが、クオリティを下げている。些細なことだが、「魂は細部に宿る」というではないか。デザインされた方には、気持ちを新たに勉強し直して欲しいと思う。【感 想】「男の子の夢」シリーズ10作目の記念作品。製作費も倍増し、スケール感もUP。ロジャー・ムーアに交代してから地味だった作風が華やかなものに変わったターニング・ポイントでもある。それまでの作品の名場面に対するオマージュをちりばめながら、遊び心に溢れた作品に仕上げたのはルイス・ギルバート監督。『007は二度死ぬ』以来10年ぶりの再登板である。記念作品だし予算も増え、脚本以外にさまざまな要望や要請が各方面からあったことは想像に難くない。けれど、L.ギルバート監督は、それをバランスよくさばいている。雪山から砂漠、そして海へと舞台を移しながら、物語は展開する。このメリハリが絶妙だ。「観光地めぐり」との悪評も随分と耳にしたが、同じ観光地でも私たちが足を踏み入れることの出来ない場所でのアクションは、観る価値があると思う。前々から思っていたことだが、本作品は『007は二度死ぬ』とよく似ている。どちらもL.ギルバート監督だからかも知れない。片や宇宙船の奪取で、片や原子力潜水艦の奪取だ。どちらも悪党が作ったロケットやタンカーの船首がパカリと開いて飲み込むというスタイル。何ともバカバカしいのだが、この荒唐無稽さこそ本シリーズ最大の魅力だろう。特に本作品は予算が潤沢でミニチュアや特撮の出来がいい。悪党は要塞を構えていて、ここでの戦闘シーンがクライマックスになる。『007は二度死ぬ』では火山基地だったが、本作品では巨大タンカーだ。この2つの構造が実にそっくり。細部の作り込みが違うとはいえ、セットを流用したのではないかと今でも思っている。然も、ジェームズ・ボンドが司令室を奪取した後、“打ち上げられたロケットを爆破する”といったスリリングな場面が描かれるが、本作品では“潜水艦から打ち上げられたミサイルで相打ち”にさせている。まぁ、監督サンによって作品のカラーは変わるし、嗜好によって得意とする展開もある。同じ人物が監督する場合、ストーリー展開は限りなく近づいて行くものなのかも知れない。また、本作品が楽しいのは、秘密兵器が多いこと。ボンドカーも復活してロータスエスプリにグレードUP。当時、潜水艇になる白いスーパーカーが随分と話題になったっけ。タキシードや制服姿が多いことも満足感が高い。個人的な見解だが、私は、ジェームズ・ボンドはタキシードやスーツ姿でアクションをこなさなければならない、と思っている。ショーン・コネリーとの違いを出すためか、R.ムーアに交代して以来、カジュアルな装いが増えたことを不満に感じていた。J.ボンドたるもの、昼間はマティーニを飲みながら水着の女性とイチャイチャし、夜になるや正装してカジノに現れ悪党とゲームで対決しなければならない。(笑) 仕立ての良いスーツはステイタスの証しだし、ボンドは庶民化してはいけないのだ。ボンドガールのバーバラ・バックは、本作品の時が一番輝いていた。この後、幾つかのB級作品で見かけたが、いまはどうしているのだろう。総じてボンドガールを演じた女優さんは、華が咲かないなぁ。主題歌♪Nobody does it better♪はヒットし、いまやスタンダードだ。優しいバラードをタイトルに持って来るのは勇気がいったことだろう。作品のタイトルと主題歌の曲名が違うのも珍しい。いろいろな面で製作サイドも冒険を試みていたことが分かる。それが作品の完成度を高めることとなり、最終的にはシリーズ最高の興収を上げる結果となった。アルバート・ブロッコリにとっては充実した作品となったに違いない。“007 ジェームズ・ボンド”は、男の子の夢である。殺しのライセンスを持ち、悪党と対決するために世界中を飛び回る。女性は皆、彼の虜になり、腕っ節も強い。どんな危機にも動ぜず易々と脱してみせる。車でもバイクでも飛行機でも乗りこなせないものはなく、スキーやダイビングのスキルも高い。これをして“夢”と言わず何と言おう。それが最もよく現れた一本である。オススメ!
2017.08.23
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0871 007 黄金銃を持つ男 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ガイ・ハミルトン・脚 本 リチャード・メイバウム トム・マンキウィッツ【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・フランシスコ・スカラマンガ… クリストファー・リー(佐々木梅治)・メアリー・グッドナイト… ブリット・エクランド(佐藤あかり)・アンドレア・アンダース… モード・アダムス(亀井芳子)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1975年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 THE MAN WIYH THE GOLDEN GUN・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 佐藤一公・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 125分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ビスタ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ロジャー・ムーア卿による音声解説 2.ガイ・ハミルトン監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 3.MI6:機密書類保管庫 ・ラッセル・ハーティ・ショー ・『黄金銃を持つ男』香港ロケ ・ガール・ファイティング ・アメリカン・スリル・ショー: スタントフィルム ・ガイ・ハミルトン監督のインタビュー ・クレジット 4.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンドガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 5.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・『黄金銃を持つ男』 ・ドキュメンタリー: “007のスタントマンたち” 6.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 7.イメージデータベース: 1974年『黄金銃を持つ男』公開当時の フォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第9弾。 ロジャー・ムーア=ボンドの持つ コミカルな持ち味が炸裂!前作『死ぬのは奴らだ』と、ほとんど同じジャケット。タイトルが記載されていなかったら、どっちがどっちか分からなくなる。それは、ウラ面も同じ。(溜息)このジャケットからは、作品のアイデンティティはうかがえない。ヒドいジャケットだ。昔、ポスターやチラシは、その作品のイメージを決定づける力を持っていた。『風と共に去りぬ』にしろ『アラビアのロレンス』にしろ、本編よりも強烈な印象を残している。一本道の先に何かが待っているデザインの『未知との遭遇』、一面に星が散りばめられた『スターウォーズ』の最初のポスターは、芸術と言っても過言ではない。いまの時代なら、さしづめDVDやブルーレイのジャケットだな。小さなスペースではあるけれど、素晴らしいデザインを用いて欲しいと心から思う。【感 想】「孤高の殺し屋は007に憧れる」ロジャー・ムーアがめでたく続投したシリーズ9作目。007映画は、少なからず、その時代のトピックを取り入れて来た。月面着陸であったり、パルサーの腕時計であったり、特に最先端のテクノロジーに対しては敏感だったように思う。本作品では、オイルショックやカンフーブームの影響が見受けられる。トイレットペーパーを買い占めに走る主婦の姿を捉えたニュース映像は、この時代を象徴するアイテムとして、今でもたまに使われる。あれから四十数年、石油危機がなくなったわけではないだろうが、この商品単価の下落は何だろう? 店頭で“テッシュペーパー 5箱 188円”なんてPOPを見掛けたが、これは正しい値段なのだろうか、と首を傾げてしまった。あの時の狂騒的な買い占めブームも異常だが、いま現在の価格競争も異常だと思う。私たち消費者はモノが安く買えて嬉しいかも知れないが、その一方ではモノに対する有り難みが薄れ、価値観が大きく崩れてバカになっているような気がしてならない。いまは“質”を問わなければ、どんなものでも安く手に入る。しかし、質のよい製品を作っている中小零細企業はバタバタと倒産しているのだ。日本の自給率は40%と骨抜きにされ、いまや日本のモノづくりを支えている町工場や職人の姿が消えつつある。近い将来、食べることもモノを作ることもままならない状況に陥ることは明らかだ。その時、日本は国際社会の中で尊厳を維持することが出来るのだろうか?私はノンポリだが、“国政の愚かさ=外交の愚かさ”であることくらいは知っている。その愚かさ故に、私たちの子孫が謂われのない辱めを受け、国際社会に於いて発言する機会も与えられないような状況にすべきではない、と単純に思う。だいぶ横路に逸れてしまった。(笑) 映画が、その時代の風俗や文化、社会情勢など如実に反映しているのだとしたら、映画を観て、いろいろ考えて未来を憂うこともまた、映画の感想だろう。お許しを。m(_ _)mさて、当時、巷ではブルース・リーの映画がヒットし、俄かに“カンフー”ブームが到来していた。本作品でも鏡の部屋が出て来るが、これは紛れもなく『燃えよドラゴン』の影響だろう。かの作品ほど斬新ではないし、撮影技術も低い。よく見るとスタッフの姿が写り込んだりしている。あまりヤル気がないところからすると監督ではなく、プロデューサの意向だったのだろう。また、道場での格闘シーンもあるが、半分は女学生2人のアクションでお茶を濁している。まぁ、R.ムーアの弛んだ腕では誰と喧嘩しても勝てそうにない。(笑) 運動神経も鈍そうだ。アクションシーンに説得力のないのが、その証拠。本作品の撮影時は既に40台も半ばを過ぎていたはず。いい加減、身体のキレがなくなり衰えて来る年齢だ。そもそもショーン・コネリーの方が年下なんだから、R.ムーアがジェームズ・ボンドを演じるには無理がある。登板が遅すぎたのだ。製作サイドも随分と悩んだことだろう。彼自身、TVドラマ『ダンディ2』なんかに出ている場合ではなかったのだ。(このドラマ、広川太一郎さんの吹き替えが絶好調で好きなんだけどね)太陽光をエネルギーに変換する装置を巡るスパイ合戦も描かれるが、オマケ程度。本筋はクリストファー・リー演じる暗殺者の生き様だ。面白いのは、孤高の暗殺者スカラマンガがJ.ボンドを“理解し合える仲間”と認識していることだろう。盲目的に恋い焦がれていると言っていい。スカラマンガが笑顔をみせる度に、心の裡の孤独感がイタいほどに伝わって来る。ドラキュラとはまた違った名演技だ。ボンドガールはブリット・エクランドとモード・アダムス。どちらもスウェーデン出身の女優サン。“グッドナイト”を演じたB.エクランドは、ピーター・セラーズの元妻だけあってコメディがよく似合う。シリアス担当のM.アダムスと恋のサヤあてを演じ、ブレイク・エドワーズが得意とした艶笑喜劇のような一幕がある。これだけ美女が登場しコメディも演じているのに、何故か作品の印象は地味。ボンドカーも登場しないし、秘密兵器も敵方にしか登場しない。ボンドの魅力が著しく乏しい作品だからだろうか……。異色な作品であるだけに好悪の分かれるところだが、原作者イアン・フレミングの推薦で起用されたクリストファー・リーが好演していることだし、オススメと致しましょう!(彼はI.フレミングの従兄弟らしい)※宮崎駿監督の『紅の豚』を観て、本作品のスカラマンガの隠れ家を思い出したのは、私だけではあるまい。(^_^)
2017.08.22
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0870 007 死ぬのは奴らだ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ガイ・ハミルトン・脚 本 トム・マンキウィッツ【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)・ドクター・カナンガ…ヤフェット・コットー(後藤哲夫)・ソリテア…ジェーン・シーモア(日野由利加)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1973年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 LIVE AND LET DIE・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 佐藤一公・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 121分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ビスタ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ロジャー・ムーア卿による音声解説 2.ガイ・ハミルトン監督による音声解説 3.トム・マンキウィッツ(脚本)による 音声解説 4.MI6:機密書類保管庫 ・秘蔵ドキュメンタリー ・1964年の知られざるボンド ・ポスターのデザインができるまで ・クレジット 5.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンドガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 6.任務遂行レポート ・ドキュメンタリー:“死ぬのは奴らだ” ・メイキング・オン・ザ・セット・ウィズ ・ロジャー・ムーア:葬儀のパレード ・メイキング・オン・ザ・セット・ウィズ ・ロジャー・ムーア: ハンググライダーの技術指導 7.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 8.イメージデータベース: 1973年『死ぬのは奴らだ』公開当時の フォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第8弾。 3代目ボンド、ロジャー・ムーアが初登場! アメリカンテイストに溢れた快作!あー、ヒドいジャケットだ。シリーズものをまとめてリリースすると、こんなにもダメになってしまうのだろうか。本シリーズは、仕様を変えて繰り返しリリースされて来たが、その度に違うジャケットデザインを採用している。次第に洗練して来るなら解るが、次第に手抜きになっていくのは、どうしたわけだろう? 理解できない。(溜息)ウラ面は、上部左側にボンドの顔、その横にイントロダクションとクレジットが記載されている。その下には、フレームの中映像特典の目次。そして、画像が4枚。このレイアウトは、今後もしばらく続く。つまらん。(怒)【感 想】「悪趣味でエキゾチックな冒険アクション」ロジャー・ムーアが抜擢された007シリーズ第8弾。ブードゥー教だのタロット占いだのケシ畑だの、どうも生臭い素材ばかりで個人的にはあまり好きではない一本。やっぱり007映画は、悪役も夢のある方がいい。世界制服だの各国首脳を恐喝するだの、向こう見ずな大ボラを吹いて、ジェームズ・ボンドが派遣されて来るのを、いまか今かと待ち構えているようでないと面白くない。007は、チンピラや地方の悪党を相手にしてはいけないのだ。(笑)そうは言っても、そこは名プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリである。悪趣味と紙一重で一般向けのエンターテイメントに仕上げている。英国人からすると、アメリカ南部は熟れすぎた果物のように、ねっとりと甘美でエキゾチックなのかも知れない。セットや衣装には原色が多用され、不可思議なアイテムやキャラクタが顔をのぞかせている。惜しむらくは、青空が見られなかったことだ。おかげで作品全体のトーンが沈んでいる。(この辺も私がイマイチ好きになれない理由かも知れない)ガイ・ハミルトン監督は、ほぼ前作と同じストーリー展開を採用している。保守的なのかも知れないが、やや疑念が残る。まぁ、ジェームズ・ボンド役にロジャー・ムーアを起用という大きな変化があったことだし、後は手堅くまとめたかったのかも知れない。セイフティバンドみたいだ。(笑) その分、キャラクタが立っていて、シリーズ中でも一番クセがある。特に、妙な仕草で「アハハハハ!」と笑うバロン・サメディは強烈な印象を残す。キャスティングの勝利だ。ほかにも“ウィスパー”や鋼鉄の義手を付けた“ティーヒー”、そしてペッパー保安官。これだけ面白いキャラクタが揃っているのだから、もう少しヒットしても良さそうなのだが、あまり興収がふるわなかったらしいから、やはりどこかで007のイメージから逸脱していたという証だろう。 時に、映画以上にヒットして評価が高かったのが、“ポール・マッカートニーとウィングス”の主題歌♪LIVE AND LET DIE♪だろう。『ゴールドフィンガー』に、こんなシーンがある。ベッドから下りて冷蔵庫にシャンパンを取りに行こうとするボンドを、シーツにくるまれた女が甘い声でベッドに戻ってと催促する。すると、ボンドは「世の中にはルールがある。ビートルズを聴く時は耳に栓をすべし。ドンペリニヨンの53年モノは摂氏 3.5度以下で飲むべし」と答える。これを聞いて、子供だった私は、ビートルズは聴くに値しない音楽なんだ、と長いこと思っていた。おかげで、私がビートルズに接したのは、随分と大人になってからだ。(新たに収録された吹き替えでは、このセリフは言い回しが少し変更になっている)何しろ、007に憧れていた映画少年にとって、ジェームズ・ボンドのセリフは神の御宣託と同じである。疑う余地はない。シャーリー・バッシーやマット・モンローの歌は知っていても、“ビートルズ”はおろか“QUEEN”も“ベイシティローラーズ”も知らずに育った。だから、ポール・マッカートニーが“ビートルズ”のメンバーだったと知った時は、心底驚いた。カルチャーショックだった。70年代半ばのことである。(笑)以来、私はちょっとだけ浮気をして、スティーブ・マックィーンやジョン・ウェイン、ピーター・セラーズの映画にも熱中するようになった。今回、改めて見直してみた結果、やはり、あまり好きじゃない。(笑) 雑な作りだ。アラが目立つ。カットが変わった途端に役者の表情が変わっていたり、顔の向きや姿勢が違ったり、腕の位置が違っていたり、何ともお粗末なのだ。記録係が無能だったのだろう。こういうところも、好きになれない一因かも知れない。残念なことである。ジェーン・シーモアは、アンニュイな雰囲気をまとって、これまでとは違ったボンドガールを演じてみせたが、総じて印象は薄い。後半は可愛い女の姿を見せるが、“お人形さん”のようだ。もう少し、彼女に演技力があったなら、また違ったボンドガールのイメージを作り上げることが出来たかも知れない。敵役のカタンガを演じたヤフェット・コットーは70年代前半、『 110番街交差点』等で頭角を現したが、本作品がピークだった。この後、コーネル・ワイド監督主演作品『シャークトレジャー』に出演していたが、すっかりフツーの俳優サンになっていた。主役級を演じるオーラがなくなってしまったと言うことだ。本人の自覚にもよるだろうが、まだまだ黒人俳優の地位が低い時代だっただけに、辛酸をなめたろうことは想像に難くない。今はどうしているのか知らないが、いま一度、スクリーンで観てみたい役者さんの一人である。思いつくままに書き綴って来たが、「キライだ!」と言うわりには、長いレビューになってしまった。(笑)もしかしたら、オススメなのかも知れない。
2017.08.21
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0869 クリムゾン※オモテ面【スタッフ】・監 督 シェルドン・ウィルソン・脚 本 リック・サヴァル シェルドン・ウィルソン・V F X ジャンカルロ・ダーチー 「プロメテウス」「ウルヴァリン/SAMURAI」 アラン・トロブ・ジェンセン 「タイタンの戦い」「エイリアンvsプレデター」 アヌジ・パティル 「ダイバージェント」「カリフォルニア・ダウン」・編 集 トニー・ディーン・スミス・製 作 ジェイミー・ゴーリング・製作総指揮 クリスティーナ・オシェイ=デイリー ショーン・ウィリアムソン 「ホーンズ/容疑者と告白の角」「ブラッドレイン」 シェルドン・ウィリアムソン【キャスト】・ステファニー・ハント(七緒はるひ) 「カリフォルニア・ゾンビ逃避行」・サラ・ダグデイル(小若和郁那) 「SUPERNATURAL/スーパーナチュラル」・アリーシャ・ニュートン()「ハートランド物語」・ヒラリー・ジャーディン(いしばしともか)・デボラ・カーラ・アンガー()「ゲーム」・マイケル・アダムスウェイト 「ホーンズ/容疑者と告白の角」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBSD-2034・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE HOLLOW・提 供 ----・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・価 格 4,800円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 85分・サ イ ズ シネスコ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:「ウルヴァリン:SAMURAI」「プロメテウス」の VFXスタッフが放つ 新世紀クリーチャー降臨! 倒すことはできない 逃げ切るしかない――・ウラ面 :憎悪の業火が邪悪な化身となり、 すべてを喰らい焼き尽くす!! 《絶望の島》で繰り広げられる、 ヘルファイア・サバイバル・アクション!!雰囲気のあるイラストが、オモテ面に使われている。それに“逃げ切るしかない――”というコピーも間違ってはいない。悪くはない出来映えだし、たぶんデザインした方は、ちゃんと本作品を観たのだろう。その努力は評価したい。でも、イラスト描いた方は、観てないな。(笑)ウラ面のレイアウトも悪くない。オーソドックスながら、これだけ情報量を詰め込んだ手腕は、なかなかのものではなかろうか。素晴らしい。いいジャケットだ。【感 想】「なぜ『クリムゾン』?」まったく感情移入の出来ない作品だった。(溜息)モンスターホラーなのだろうが、主人公の三姉妹が揃いもそろってイヤな女の子で、長女と次女は言い合いばかりしている。観ているこっちが不愉快になってしまった。だから、彼女たちが末っ子を助けようとしても、てんで応援しようという気になれない。――万聖祭の前日。サラとマーリーは、妹のエリを連れて、叔母が住む島に渡ろうとしていた。ところが、地元の人たちは、島に渡るのを止めようとする。何か言いたげな様子だ。しかし、両親が亡くなり、保険金だけではエリの治療費を賄うことが出来ない彼女らが頼れるのは、叔母だけだった。何とか島に渡ったサラたちは、途中で叔母の車を見つける。叔母は、車の中で亡くなっていた。然も、遺体は傷だらけ、眼球はくり抜かれ、体の内部から燃えたように見えた。……というお話し。B級モンスター映画の典型的なストーリーだった。安心して観ていられたが、面白くも何ともない。だから“仲の悪い姉妹”という設定にしたのだろうか。それに、やたらと姿を消す(?)末っ子にも苛々させられた。「お前は“お荷物”なんだから、じっとしてろよ」と思ってしまった。(苦笑)CGのモンスターは、それなりに良く出来ていたが、どこかで見たような感じで、新鮮さが足りなかった。だから、姿を現しても「あ、そ」という感慨しか湧いて来ない。端的に言ってイマジネーション不足なのだが、TVMでは、この辺りが限界なのかも知れない。――町は、モンスターに襲われて住人が皆、犠牲になっていた。僅かに生き残った人たちと行動をともにし始めたサラたちは、モンスターの言い伝えを知ることになる。昔、魔女狩りで殺された少女たちの邪悪な魂が 100年ごとにモンスターとして蘇り、虐殺を繰り返していたのだ。ハロウィンの夜が明ければ助かる。それまで、何とか生き延びなければならなかった。……という展開。特にハデな展開はなく、逃げては襲われ、襲われては逃げるの繰り返し。その過程で1人ずつ仲間を失って行くだけ。工夫が足りないシナリオだ。長女のサラを演じるのは、ステファニー・ハント。『カリフォルニア・ゾンビ逃避行』に出ていた女優さん。次女のマーリーを演じるのは、サラ・ダグデイル。TVシリーズ『SUPERNATURAL』第7シーズン第18話「日本から来た呪いの酒」にクロエ役で出演している。まだ小さかった。(笑)末っ子のエリを演じるのは、アリーシャ・ニュートン。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』で、アナベスの幼い頃を演じていた子役。本作品では、あまりハッキリと顔が映らなかったのは、残念。叔母役で冒頭にチョコっと顔を出しているのが、デボラ・カーラ・アンガー。『サイレントヒル』でダリア役を演じた女優さん。監督は、シェルドン・ウィルソン。『U.M.A/ライジング』や『スノウマゲドン』等のTVMをコンスタントに撮っている方で、個人的には贔屓にしている。ちゃんと仕上げる方だからだ。でも、本作品はイマイチだったなぁ。好きじゃない。せめて、三姉妹が力を合わせてモンスターに立ち向かい、ギリギリのところで助かるとか、そんな盛り上がりを見せて欲しかった。(溜息)オススメ致しません!
2017.08.20
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0868 ミスター・ノーボディ※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】----※ウラ面【仕 様】・型 番 AWD-210・製作年度 1974年・製 作 国 イタリア・フランス・ドイツ・アメリカ・原 題 MY NAME IS NOBODY・提 供 ----・発 売 元 ----・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 115分・サ イ ズ 16: 9・音 声 1.2.0ch Surround・字 幕 1.日本語字幕 2.韓国語字幕 3.字幕なし・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :伝説のガンマンにヘンリー・フォンダ、 風来坊にテレンス・ヒルを起用した 名匠ヴァレリのコメディ風味の 本格派ウエスタン! ほのぼのした巨匠モリコーネの音楽が 耳に残る!好きな作品なので勇んで買ったら、どうやら韓国製らしい。日本の発売・販売元の表記もない。ジャケットには“MADE IN KOREA”と記載されているし、ディスクにはハングル文字も見られる。これって、海賊版ってことか? でも、それだったら“MADE IN KOREA”とはうたわないだろう。何ともみょうちきりんなDVDだ。ジャケットのオモテ面とウラ面に使われている画像も、あまり良くない。この辺からも怪しい雰囲気が漂っている。ホームセンターやコンビニで売られている商品は、過剰在庫の整理くらいの認識しかなかったが、もっと別な販路の末端なのかも知れない。【感 想】「金田一耕助の冒険」公開当時、このヘンテコな作品は、“映画スズメ”たちの間で賛否両論だった。チラシのイラストをみてコメディだと思った人は、意外とセンチメンタルで真面目な展開に少し怯んだようだ。セルジオ・レオーネが製作する限り、正統派のマカロニ・ウエスタンだと思った人は、テレンス・ヒルのキャラクタに面食らったらしい。私のように何も考えていない人は、壮大なパロディ映画だと思った。(笑)どれも正しくあり、どれも正しくない。何ともフトコロの深い作品だ。(笑)思えば、70年代は、西部劇が衰退し、組織の腐敗だのオカルトだの不条理殺人だの、やりきれない映画が流行っていた。血と砂にまみれたマカロニ・ウエスタン特有の殺伐さとは、ちょっと違う。熱い血ではなく、冷たい血が流される映画が主流になりつつあった。そんな最中に公開された本作品は、西部劇を代表する大御所ヘンリー・フォンダを担ぎ出して、引退しようとする“伝説のガンマン”ジャック・ボレガードを演じさせた。実に興味深い。このキャスティングだけで、何かを物語っている。「西部劇の時代は終わったのだよ」と言っているようだし、「ヒーローは要らない。これからは、名もなき市民が主人公だ」と言っているようでもある。如何ようにも解釈できるだろう。いずれにしたところで、本作品が、失われゆくものへの挽歌であることに間違いはない。セルジオ・レオーネに関する研究は、主に欧州で盛んだが、この日本でも解説書は読むことが出来る。実に皆さん、よく観ていらっしゃる。(笑) ビデオが普及する前の書籍もある。どうやったら、あんな風に細部まで記憶できるのか、驚嘆に値する。看板には何が書いてあったとか、実に喧しい。それだけ、S.レオーネの作品は、魅力にあふれているってことだろう。(『ウエスタン』の途中で寝てしまった私には何も言う権利はないが……)そうした本でも、本作品に言及している。扱い方も、さまざまだ。確かに、レオーネの原案のようだし、監督のトニーノ・ヴァレリに代わりレオーネが第2班監督を引き受けて一部のシーンを撮影したことは確からしい。そういう意味では、妙ちきりんなコメディ調のマカロニ・ウエスタンとは、ひと味違う。だいたい、セットの作りからしてA級だ。エンディングの港町のセットの見事なこと!それに、床屋! 床屋が2回出て来る。場末の町と栄えた港町。この違いだけでも、細やかに神経が使われていることがよく分かる。他愛のないシーンにも手を抜くことなく作り込んでいるのだ。そこに、他の作品にはない矜持をうかがい知ることが出来る。言ってみれば、“レオーネ”印だ。だから、本作品をセルジオ・レオーネ監督作品だと言う人がいるのかも知れない。私は、本作品を観ると、大林宣彦監督の『金田一耕助の冒険』を思い出す。この2つは、よく似ていると思うのだ。あの作品も、探偵推理小説への挽歌だった。個人的には、劇場公開版よりTV放映版の方が好きだ。大林監督が編集し、クライマックスに等々力警部を思う金田一耕助のモノローグをかぶせ、よりテーマが明確に伝わって来る仕上がりになっていた。優しくステキな作品だった。本作品も、クライマックスの後、ジャック・ボレガードのモノローグがかぶる。ボレガードから“ノーボディ”に向けた手紙の体裁だった。退いた者が、これから闘う者への手向けの言葉で綴られていた。――国も違えば、時代も違う。けれど、世代交代に寄せる思いは、洋の東西を問わず同じらしい。胸をうつコメディは、滅多にお目にかかれない。そのひとつが、ここにあることを幸せに思う。オススメ!
2017.08.19
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0867 復讐鬼/マイ・ジャスティス※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロバート・リーバーマン 「ヘイヴン/謎の潜む町(シーズン1~3)」 「NIKITA/ニキータ(シーズン1)」・製 作 マーク・バーグ「ソウ」シリーズ オーレン・クールズ「ソウ」シリーズ カール・マッツォコーネ 「飛び出す 悪魔のいけにえ/ レザーフェイス一家の逆襲」 マレク・ポシヴァル・脚 本 マレク・ポシヴァル・編 集 ジム・ペイジ 「アイ・アム・ナンバー4」「イーグル・アイ」 「ディスタービア」「ファイヤーウォール」【キャスト】・エリカ・クリステンセン(田辺乃ゾ美) 「ママが泣いた日」「フライトプラン」・ジェシー・メトカーフ(鷲見昴大) 「デスパレートな妻たち」・フルヴィオ・セセラ(雨宮正武) 「バイオハザード4/アフターライフ」・トーマス・グリーンウッド(葵井歌菜)・ビル・モーズリィ(武藤健一) 「飛び出す 悪魔のいけにえ/ レザーフェイス一家の逆襲」「悪魔のいけにえ2」※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00040・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE TORTURED・提 供 ----・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編approx.82分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英語) 5.1ch 2.日本語吹替 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・映像特典 オリジナル予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:愛と憎しみが、悪魔を生み出した―― SAWのプロデューサーが放つ 衝撃スリラー・ウラ面 :「ソウ」シリーズのプロデューサー &製作スタジオが放つ 驚愕のリベンジ・スリラー! 憎しみを狂気へと変え、 怒りに満ちた夫婦の 壮絶な復讐劇が始まる!B級サスペンス・スリラー映画らしいジャケットだ。キャッチコピーから復讐劇だってことは分かるし、使われた画像から凡そのストーリーも掴める。斜めに配置された画像が不安感をあおるし、なかなか工夫が凝らされた良い出来映えのジャケットだと思う。ウラ面も、細かく画像をレイアウトして、緊張感を維持している。こうして見ると、ジャケットのデザインって、映画づくりと似ているような気がする。(笑)本編の内容は兎も角、いいジャケットだ。【感 想】「社員教育用ビデオ」例えば、いいデニムを買ったので、気をよくしてネットで紺ブレを注文したら、着られないくらい明るい色のやつが届いた、とか。(ルパン三世だって着られないと思うぞ)例えば、「ナイスオン!」の声にグリーンに駆け上がったら、まだ20ヤードも手前だった、とか。(いい加減なこと言うなよ、キャディさん!)例えば、研修旅行先で口説いたコンパニオンが可愛かったので、二次会後に待ち合わせしたら、ジャージ姿で現れた、とか。(台無し!)例えば、宝くじで二等と同じ番号なのに組違いだった、とか。(1円にもならない)例えば、ステキなホテルを手配して貰ったのに、「お部屋の用意がまだ出来ていません。少々お待ち下さい」と、チェックインに30分も待たされた、とか。(これだから外資系のホテルは嫌いなんだ)例えば、と或る料亭で、手をかけた旬の食材を楽しんだ後、最後に出された食事がフツーのオニギリだった、とか。(せめて上にぎりくらい出してよ)例えば、せっかくのグリーン車なのに、何故か隣りに酔っ払いに座られた、とか。(朝から飲むなよ、オバサン)例えば、美人なのに胸元にタトゥーが入っていた、とか。(タトゥーは低学歴低所得の象徴だぞ)例えば、オークションで油断していたら最後の最後に競り負けてしまった、とか。(出品者のまわし者かよ)例えば、「今期は業績がいいですよ」という部下の報告にルンルン気分で設備投資に踏み切ったら、実は赤字だった、とか。(これだから頭の悪い幹部はキライなんだ)例えば、桐箱入りの高いメロンを貰ったけど、数日留守にしたら、中身が傷んでしまった、とか。(勿体ないことした~)例えば、『ライラの冒険/黄金の羅針盤』の続編は、もう観られないな、とか。(ずっと続きが気になっている……)例えば、ビジネスホテルの“VOD見放題!”のプランに喜んでいたら、タイトルはアダルトばかりだった、とか。(シングルの部屋に、それはドクだと思うぞ)例えば、毎週買っている花屋は、店員さんがカワイイからだけど、何故かドライフラワーしか買いたくない店員さんにばかり当たる、とか。(カワイイ娘に花を選んで貰って「ご自宅用ですか? 贈り物ですか?」と聞かれて、会計して貰って、ポイントカードの遣り取りをして、お釣りを貰う時に指先が触れたりして、「有り難うございました」と、にこやかな笑顔でお花を渡して貰いたい)本作品を観て、「そんなオチかい?!」とガッカリする、とか。(「スンマセン! 人違いでした!」と謝っても済まないと思うぞ)ま、そんなところ。(笑)オススメ致しません!間違うといけないので、もう一度、――オススメ致しません!!……いやいや、待てよ、何事も“報告・連絡・確認・再確認・相談”は必要だよなぁ。社員教育用に使おうか。「確認を怠ると、こんなヒドい目に遭うんだよ」と教えられるかも知れない。(笑)
2017.08.18
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0866 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記※オモテ面【スタッフ】・監 督 トム・サヴィーニ・製 作 ジョン・A.ルッソ ラッセル・ストライナー・製作総指揮 ジョージ・A.ロメロ・製作総指揮 メナハム・ゴーラン【キャスト】・ベン………トニー・トッド(大塚明夫)・バーバラ…パトリシア・トールマン(土井美加)・トム………ウィリアム・バトラー(飛田辰男)・ハリー……トム・トールズ(麦人)・ジョニー…ビル・モスレイ(清川元夢)※ウラ面【仕 様】・型 番 OPL-12577・製作年度 1990年・製 作 国 アメリカ・原 題 NIGHT OF THE LIVING DEAD・提 供 ----・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ・ エンタテインメント・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤リツ子・吹替翻訳 日笠千晶 秋元良介・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 約 88分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) ドルビーサラウンド 2.日本語吹替 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、CC、DVD、セル専用・映像特典 1.トム・サヴィーニ監督による音声解説 2.メイキング・ドキュメンタリー “死人を歩かせる” 3.オリジナル劇場予告編集 4.フィルモグラフィ※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :お前の生肉がほしい・・・ ホラー界のカリスマ ジョージ・A.ロメロが 放つ、 鮮血と暴力の地獄絵図生々しいゾンビが、こちらに向かって押し寄せて来ているイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。なんか、“カゴに盛られたゾンビ”って感じ……。(笑)これって、やっぱり90年代のセンスだよなぁ。それは、ウラ面のキャッチコピーにも現れている。“カリスマ”とか“鮮血と暴力”とか、当時流行したコトバだ。いまどき、カリスマなんて言葉は恥ずかしくて誰も使わないんじゃないか?(サブタイトルの“死霊創世記”ってのも、そうだな)オーソドックスなレイアウトだが、本作品を象徴するカットから2枚を選び出し、大胆にも大きく使って見せたところは、根性があるデザイナーさんだと思う。いいジャケットだ。【感 想】「退屈な作品だけど、初心者向き?」簡単な言い方をすれば、退屈な作品だった。新しいものは何ひとつ発見出来ない。何故、リメイクなんかしたんだろうなぁ。(エンドロールを含め、最後のシークエンスを撮りたかっただけかも知れない)シナリオもほぼオリジナル版のままだし、カット割りだって踏襲している。それが敬意の表れだとすれば、理解出来なくもない。本作品としての独自性=アイデンティティも打ち出しているし、数多あるリメイク作品の中では、上等な部類に入るだろう。それに、初監督作品としては、ビックリするくらいキチンと作ってある。その点も、高く評価したい。でも、それだけ。1968年と1990年とでは、私たちが恐怖する対象は違っているし、世界情勢も違っている。それを映しこむことが出来なかったのは、監督さんが映像作家ではなかったことが原因だろう。(ヒロインがひとり逞しく生き残るのは、時代の趨勢か……)監督は、トム・サヴィーニ。『13日の金曜日』や『ゾンビ』等の特殊メイクアップで有名なアーティストだ。彼がメガホンを取ったにしては、描写はおとなしい。万事控え目で、いいトコがない。(期待が大きすぎた?)ネームバリュウだけから判断すると、もっとヌタヌタ、グチョグチョのゴア・シーン満載の映画を期待したって無理からぬことなのに……。残念ながら期待はずれでした。ちなみに、オリジナル版の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』には関与しておらず、ジョージ・A.ロメロ監督とは『マーティン/呪われた吸血少年(1977)』からである。(ちょっと意外だった)怖くも気持ち悪くもないので、一般向けの作品と言えるかも知れない。「ゾンビに興味があるけど、気持ち悪いのは苦手」という人は、是非観て下さい、どうぞ。(そんなヤツがいるか!)オススメ!(いいのかなぁ)
2017.08.17
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0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 ジョセフ・ウルフ 「ハロウィン」「エルム街の悪夢」・製 作 ラッセル・ストレイナー・S F X ヴィンセント・グアスチーニ・脚 本 ジョン・A.ルッソ「バタリアン」・監 督 ジョーズ・A.ロメロ【キャスト】・デュラン・ジョーンズ・ジュディス・オデア・カール・ハードマン・マリリン・イーストマン※ウラ面【仕 様】・型 番 BBBF-1675・製作年度 1999年・製 作 国 アメリカ・原 題 NIGHT OF THE LIVING DEAD・提 供 マグネット・発 売 元 株式会社クリエイティブアクザ・販 売 元 株式会社ビーム エンタテインメント・価 格 税抜 4,800円・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 本編 96分・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 1.オリジナル (ドルビー・デジタル・ステレオ) 2.日本語 (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・映像特典 1.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 1998年バージョン 2.メイキング・オブ・ナイト・オブ・ ザ・リビングデッド 最終版 3.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版 オリジナル予告編 4.ダンス・オブ・ザ・デッド※チャプターリスト1【ジャケット】・オモテ面:30TH ANNIVERSARY EDITION・ウラ面 :ゾンビ映画の金字塔、鮮血の復活。 新たなるプロローグ そして衝撃の新エンディングを含む 15分のショック・シーンを追加した 最長!最恐!最終版!※チャプターリスト2モノクロであることを活かしたジャケットのデザインは、なかなか秀逸だと思う。オモテ面にもウラ面にも、“リビングデッド(生ける屍)”しか出て来ないところに、デザイナーさんの“ゾンビ愛”を感じる。好きなんだろうなぁ。(笑)30周年記念バージョンも1998年バージョンも、本編の出来映えは、褒められたものではないが、ジャケットだけは良い出来映えだ。※ピクチャディスク【感 想】「30th Anniversary Edition」『コレクターズ・エディション』としてリリースされた本ディスクには、『30周年記念バージョン』と『1998年バージョン』の2つが収録されている。後者は、オリジナル版をリマスタ、修復したものに新しい音楽や音効をかぶせたもの。1997年にリリースされた『デジタル修復版』とは違うようだ。照合したわけではないので確証はないが、まぁ間違いあるまい。一方、前者が、いわゆる『最終版』と呼ばれているヤツ。マニアに限らず、滅法評判が悪い。確かに、観てみると、追加撮影した部分と新録の音楽が、オリジナルの良い雰囲気をダメにしていた。特に、冒頭と最後の神父のくだりは、不安感や緊張感を削いでしまい、何の足しにもなっていない。バカなことをしたものだ。(溜息)そのバカなことをしたのは、オリジナル版の脚本を書いたジョン・A.ルッソ。何故か、この作業にジョージ・A.ロメロは関与していない。何だか不思議な感じだ。映画会社が編集の権利を持っている話しは、よく聞く。本作品を製作したのは、G.A.ロメロらが設立したラテント・イメージだし、J.A.ルッソも、そのメンバーだから、会社の決議事項だったのかも知れない。オリジナル版が著作権標記のミスでパブリックドメイン化しているため、著作権を主張する措置が必要だったと、何かで読んだ。トム・サビーニによるリメイク版も製作されているが、同じ理由らしい。それでオリジナルの尊厳が保たれるのなら、『最終版』も『/死霊創世記』も存在価値があると言うものだ。さて、本作品は、多くの方が指摘されている通り、いわゆるヒロインが茫然自失の状態で、全く役に立たない。(笑) そこが、本作品のポイントだろう。父親の墓参りに来る親孝行な娘で、茶化す兄を諫める常識も持ち合わせている。しかし、“理解不能な状態”に対処できない。何を言おうとしているのか、自明のことだろう。思えば、彼らが立てこもった一軒家に現代社会の縮図を見るのなら、薄ら寒い恐怖を感じることが出来る。複雑怪奇で理解できない世界情勢を前に、私たちは茫然自失の状態だ。「戦え!」「自分の国を守れ!」と声高に叫ぶ大統領がいて、国境に壁を作ろうとする姿は、ベンそのものではないか。(笑)間近に迫るゾンビの姿に怯えて、「地下室なら大丈夫、安全だ」と逃げようとする男は、米国以外のほかの国々みたいだ。やがて、身内がゾンビとなって自分も妻も喰い殺される。北はミサイルを発射し、よくわからないイ○ラ○国はどこかでバスや劇場を爆破する……。自滅した若い恋人たちは、経済新興国のように見える。体力だけで知識も智恵もない。いまの時代だからこそ、本作品を観る価値があるのかも知れない。ちなみに、追加撮影された部分に、どんな意味があるのか、私には解らなかった。(むしろ、余分に思えた)そもそも、公開後の追加撮影なんて愚の骨頂だ。著作権の問題があったにしても、公開から30年も経っているのだ、どれほどの効力があったのか、疑問だと思う。(おいおい、さっきと言ってることが違うゾ)本作品は、時代の流れのうちに淘汰されてしまうのだろうが、優れたオリジナルは、色褪せることがない。現段階では、[スペシャル・エディション]をお勧めするが、出来ればオリジナルから再度、4Kでリマスタして丁寧にレストアして欲しいと思っている。きっと初公開当時より素晴らしい映像で楽しめるに違いない。そんな日が来ることを期待して……、オススメ!(笑)
2017.08.16
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0864 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デジタル修復版]※オモテ面【スタッフ】・監督・原案・撮影 ジョージ・A.ロメロ・製 作 ラッセル・ストレイナー カール・ハードーマン・脚 本 ジョン・A.ルッソ・特殊効果 レジス・サービンスキー トニー・バンタネロ【キャスト】・デュアン・ジョーンズ・ジュディス・オディア・キース・ウェイン・ジュディス・リドリー・カール・ハードーマン・マリリン・イーストマン・ラッセル・ストライナー※ウラ面【仕 様】・型 番 BIBF-1009・製作年度 1968年・製 作 国 アメリカ・原 題 NIGHT OF THE LIVING DEAD・発 売 元 株式会社ジェイ・シー・エー・販 売 元 株式会社ビーム エンタテインメント・価 格 税抜価格 3,800円・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 96分・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 1.2.0chモノラル・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・映像特典 1.オリジナル劇場予告編 2.オリジナルTVスポット※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:THEY WON’T STAY DEAD! They Keep coming back in a bloodthirsty lust for HUMAN FLESH!.. Pits the dead against the living in a struggle for survival!・ウラ面 :Who will survive the NIGHT OF THE LIVING DEAD?この素晴らしいジャケットは、イタリア版のポスターが用いられている。50~60年代の怪奇映画のような雰囲気だ。正直、このイラストに描かれているものは何ひとつ、本編とは関係がない。(笑) 或る意味、イメージ勝負なのだが、それが奏功している。品がいい。ウラ面も、いい仕上がり具合だ。オーソドックスなレイアウトで、必要十分な情報が記載されている。モノクロの作品であることを上手に活かしている。いいジャケットだ。【感 想】「デジタル修復版」本作品もまた、名作と言われるだけあって、さまざまなバージョンが存在する。ハピネットから1997年にレーザーディスクでリリースされた[デジタル修復版]は、当時としてはかなり衝撃的だった。何しろ、ボロボロのフィルムか、パイオニアがリリースした『生ける屍の夜』しか知らなかったので、モノクロの自然な階調は、殊のほか美しく見えた。少し輪郭が甘い感じだが、もともと16ミリで撮影された作品としては上出来な部類だろう。翌年にはDVDでリリースされている。――兄と一緒に墓参りにやって来たバーバラ。突然、墓参り客らしい男に襲われる。男の様子は、何かがおかしかった。もみ合っているうちに兄は倒れ、墓石に頭部を打ち付けて死んでしまう。1人になったバーバラは必死で森の中に逃げ込み、やがて一軒家にたどり着く。そこは空き家だった。二階には何かに喰われた血まみれの遺体が転がっていた。パニックを起こしたバーバラの前に現れたのは、黒人の青年だった。彼もまた、“奴ら”から逃げて来たのだ。彼は、家中の窓や扉に板を打ち付けて、奴らが入って来られないように動き始める。確かに、日が暮れて、家の周りには奴らが集まりつつあった。墓地で襲って来た男のように、うつろな目で緩慢な動作、ふらふらと徘徊している。ラジオのニュースによれば、各地で死人が蘇り、人間を襲って食べていると言う。……というお話し。地下室に隠れていた家族とカップルが姿を現してから、物語は急速に展開していく。娘が怪我をして看病する夫妻。夫は地下室で災難をやりすごそうと執拗に主張する。妻は常識をわきまえて知識もあるが、嫌々ながらも夫に従う姿に時代を感じる。いまの時代なら、その場で離婚だな。(笑)――TVの報道で救援センターが30キロ先の町に設営されたことを知った彼らは、家を脱出してセンターに向かう計画を立てる。奴らの包囲をかい潜り、カップルが乗って来たトラックに給油して脱出する。簡単な計画のはずだ。しかし、若者カップルの軽率な行動から計画は失敗。トラックは炎上して脱出する術を失ってしまう。然も、凶暴になった奴らが、窓やドアを壊して家の中へとなだれ込んで来た。……という展開。いまとなっては定番のストーリー展開だが、本作品がもっともリアルだ。ドキュメンタリー・タッチで仕上げられているせいもあるが、市井の人たちが有事の際に逃げ込むのは、“家”だ。ショッピング・センターでも軍事施設でも防壁に守られた町でもない。ごくごく普通の民家だ。何の保障もなく、石コロひとつで破られる窓、大人が数人で押せば外れてしまうような華奢な扉。それでも、安心を求めて家に逃げ込むのは、そこが終の住処だからだろう。無条件で逃げ込んでしまうところに怖さを感じる1本だった。本[デジタル修復版]は、[スペシャル・エディション]とはマスタが違うようだ。フィルムの損傷箇所が違うし、修復し切れなかったノイズも残っている。20年前の技術では、こんなもんかも知れない。当時は画期的だったんですけどね。(苦笑)観るならやっぱり[スペシャル・エディション]がオススメです!
2017.08.15
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0863 007 ダイヤモンドは永遠に [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ガイ・ハミルトン・脚 本 リチャード・メイバウム トム・マンキウィッツ【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド… チャールズ・グレイ(佐々木梅治)・ティファニー・ケイス… ジル・セント・ジョン(岡 寛恵)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1971年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 DIAMONDS ARE FOREVER・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 1202分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ガイ・ハミルトン監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・ショーン・コネリー: 1971年 BBCインタビュー ・エレベーターでの格闘スタント指導 ・石油掘削施設襲撃の未公開シーン ・衛星シーンのテスト映像 ・爆発シーンのテスト映像 ・未公開アングル・シーン集 ・未公開シーン集 ・クレジット 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『ダイヤモンドは永遠に』 ・ドキュメンタリー: “ボンドを創り出した男” ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 5.イメージデータベース: 1971年『ダイヤモンドは永遠に』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第7弾。 カムバックしたショーン・コネリーがボンドを 演じた最後の作品!またぞろヘンテコなジャケットになってしまった。これまでで一番出来映えが悪い。デザイナーの悪意すら感じ取れる。これは、ウラ面も同じ。イラストのようにボンドの画像が使われているが、既にショーン・コネリーに見えない。(汗)スターのイメージ、作品のイメージを大切にしないジャケットは、破棄すべきだ。これから、ディスクをハダカで売った方がナンボかマシってもんだ。(怒)【感 想】「自信とセオリー」ショーン・コネリーが復帰したシリーズ7作目。前作『女王陛下の007』の失敗から学んだことを遺憾なく発揮した意欲作である。「どこが意欲作か?」って、主人公ジェームズ・ボンドをショーン・コネリーが演じ、主題歌をシャーリー・バッシーが歌い、スペクターが世界を恐喝するってところだろうなぁ。(笑) スリリングなシーンとボンドの軽口とのバランス、軽妙で奇抜なアクション、――挙げればキリがないほど007らしさに彩られているのが本作品だ。007を007たらしめている要素がふんだんに盛り込まれている。セオリーと言ってもいい。私が子供の頃、本作品はよくTVで放映されていた。それを勘定すれば、シリーズの中では一番観た回数が多い作品かも知れない。おかげで若山弦蔵氏が吹き替えた台詞が、いまも耳に残っている。私の裡では、TVによってすっかりイメージが出来上がった作品だったが、初めて劇場で観た時、そのイメージの違いにビックリしたことを思い出した。TV放送は90分ほどにカットされているが、3番館と言えども劇場ではノーカットだ。私は劇場で初めて、2人組の奇妙な殺し屋が同性愛者であること、行く先々でダイヤに触れた者を殺して回っていること等々を知った。「意外とハードじゃん!」と思った。――そう、本作品はガイ・ハミルトン監督作品なだけに、酷薄な場面が多々あるのだ。夜のラスベガスでのカーチェイスも「つまらない」と思っていたが、これがスクリーンで観ると、なかなか映える。ネオンのきらめきや夜の闇、スピード感よりも人工的な街並みを右往左往する滑稽さを、視点を次々に切り替えて見せてくれる。ローアングルで被写体に寄ったかと思うと、俯瞰のカットでひと休み。クローズアップもロングショットもあって観客を厭きさせない。スクリーンで観ることのメリットは、そうした演出の意図を肌で感じ取れることだろう。時に、ボンドが月面車を盗んで逃走する場面は、当時は「おふざけが過ぎる」と思っていたが、製作の年代を考えると至極真面目だったことがよく分かる。おそらくアポロ計画によって人類が月面に足跡を残した直後に製作されたのだ。世紀の大イベントだ、とても無視は出来ない。だからかも知れないが、衛星のデザインが機能的で、描写も洗練されている。それを打ち上げるロケットにもリアリティがある。『007は二度死ぬ』と較べたら、格段に特撮が進歩し、映像も自信に溢れている。総じて、シリーズの中ではよく出来た作品だと思う。難点を言えば、ボンドガールがやせっぽちで色気がないことかな。(笑) やはり、ボンドガールはグラマラスで色っぽい方がいい。1970年代、時代はスリムな女性を求めていたのかも知れないが、そんなのは無視して王道を歩んで欲しかった。特筆すべき点があるとすれば、ジル・セント・ジョンがコミカルな演技を見せたことだろう。前半はニヒルな悪女、後半は一転してキュートな女性になる。目をつむってマシンガンを乱射しながら反動で海に落ちてしまうシーンに、私たちは心ときめかせたものだ。以降、こういうコメディタッチの女性が登場するようになる。残念ながら秘密兵器は出て来ないが、月面車や衛星兵器など、悪役側に面白い機器が登場する。特に、石油掘削基地からブロフェルドが密かにトンズラしようと準備した潜水艇のデザインは見事だった。『ミッション・トゥ・マーズ』に登場したエイリアンの宇宙船が、これによく似ていたっけ。残念ながら、この潜水艇が潜るシーンはなく、呆気なくブロフェルドの棺桶と化すのだが、是非とも潜水するシーンを見たかった。(笑)オススメ!
2017.08.14
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0862 007 女王陛下の007 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ピーター・ハント・脚 本 リチャード・メイバウム【キャスト】・ジェームズ・ボンド… ジョージ・レーゼンビー(小杉十郎太)・エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド… テリー・サヴァラス(麦人)・テレサ・ボンド………ダイアナ・リグ(石塚理恵)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1969年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 安田道子・吹替翻訳 松崎広幸・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 142分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ピーター・ハント監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・『女王陛下の007』のキャスティング ・プレスへのお披露目 ・ジョージ・レーゼンビーの インタビュー集 ・氷上のカー・チェイス (1969年オリジナル版) ・アルプスでの撮影 (1969年オリジナル版) ・クレジット 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『女王陛下の007』 ・ドキュメンタリー: “Qの研究室-007の秘密兵器” ・パブリシティ用映像 (1969年オリジナル版) ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 5.イメージデータベース: 1969年『女王陛下の007』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第6弾。 原作ファンから圧倒的に支持される究極の アクション・ラブストーリー!街灯にもたれて立つジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)。右手には銃、背景はボカしてあるが、ロンドンの街並み。新たなボンドのお披露目をするジャケットになっている。少しだけ、頭を使ったデザインになっている。(苦笑)ウラ面に使われている画像は、どれもイマイチ。いいシーンは、いくにでもあっただろうに、残念だ。もっと思い入れをもってデザインをして欲しいものだ。(哀)【感 想】「気品のない007」本作品は「一番、原作の雰囲気に近い」とよく言われる。確かに、昔観た時は、そう思った。しかし、今回観なおしてみて別な印象を抱いた。それは「一番、陳腐化が激しいな」と言うことだった。勿論、『ドクターノオ』だって『ロシアより愛をこめて』だって古臭い。けれど、それらは気品漂うクラシックになっており、年月を増すごとに味わいを増している。しかし、本作品には、その気品が、ない。何とも泥臭く、音楽も編集も衣装も照明もカメラもジョージ・レーゼンビーも野暮ったいのだ。(笑)本作品は、これまでの作品の弱点を補うかのように、肉体を使ったアクションが中心で、見応えがある。アタッシェケースも登場しなければ、アストンマーティンの助手席がイジェクトしたりもしない代わりに、スキーやボブスレーのアクション・シーンは凝っていて満足感が高い。さすがピーター・ハント監督だ。長年、シリーズの編集に携わって来ただけに、何を継続し何を変えたいか、方針が明確だった。けれど、――そう、けれどである。どうも根本的なところで何かが違う。お馴染みの“カジノでひと儲けする”場面もあるし、上流社会の生活も垣間見せてくれる。一見、007映画としての枠組みはおさえているように見える。しかし、まるで高校生のデートみたいなシーンが、ルイ・アームストロングの甘い歌をバックに延々と続くのは、007らしくない。違和感がある。“ジェームズ・ボンド”というキャラクタを小市民化しているようで甚だ宜しくない。“高級ホテルのスィートをシングルユースする”のを当然だと思っているキャラクタだからこそ、私たちは憧れるのだ。財力・体力・知力・精力が秀でてるからこそ、巨大な悪の組織と単身闘えるのだ。そんな“J.ボンド”という人物像を「浮き世離れしている」と多くの人が軽んじたが、実際はそれで良かったのだ。本作品が、図らずもそれを証明している。だから、次作『ダイヤモンドは永遠に』では元の作風に戻るのだ。特に秘密兵器らしい秘密兵器が登場しなかったことも寂しい。金庫のダイアル錠を解読し、書類のコピーをとるマシンが登場するが、私には“事務機器”にしか見えなかった。こういうところが野暮ったい所以である。ボンドガールはダイアナ・リグ。美人と言うよりも個性的な顔立ちの方で、個人的には好みだ。ツンと上を向いた鼻がワガママそうで、いい。けれど、あまり描き込まれておらず残念だった。“裏社会のボスを父親に持つジャジャ馬娘”と言う設定なだけに、乗馬もスキーも秀でているのは分かるが、描き方に説得力がない。だから、ボンドが惚れる理由が分からなかった。孤独感から力量を超えた無茶をする姿を描いて欲しかったと思うのだ。その危うさに、ボンドが惹かれたのなら納得できる。甘ったるいデートの場面に時間をかけるくらいなら、そこに力を入れるべきだったろう。どうも、P.ハント監督は女性を描くのが苦手なようだ。こうして振り返ってみると、やはり本作品は企画の失敗だったように思う。いまにしてみれば、「原作の雰囲気に近い」という評価も負け惜しみにしか聞こえない。P.ハント監督のセンスのなさが要因だが、品のない役者サンをボンド役にキャスティングした時点で、失敗は約束されていたのかも知れない。ザンネン!
2017.08.13
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0861 007 007は二度死ぬ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ルイス・ギルバート・脚 本 ロアルド・ダール【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド… ドナルド・プレザンス(稲垣隆史)・キッシー鈴木………浜 美枝(小林沙苗)・アキ…………………若林映子(八十川真由野)・タイガー田中………丹波哲郎(谷口 節)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1967年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 YOU ONLY LIVE TWICE・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 117分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ルイス・ギルバート監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・日本へようこそ ミスター・ボンド ・「ウィッカーズ・ワールド」1967年 放送のBBCドキュメンタリーから のハイライト ・ケン・アダム ロケを語る ・クレジット 3.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『007は二度死ぬ』 ・ドキュメンタリー: “007のオープニング・シルエット” ・アニメーション・ストーリーボード: 墜落していく飛行機 ・魅力的なロケ地 4.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 7.イメージデータベース: 1967年『007は二度死ぬ』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第5弾。 Welcome to Japan, Mr.Bond! 日本を舞台にボンドが大活躍!これもまた、ヒドいジャケットだなぁ。(怒)辛うじて、トヨタ2000GTが認識できる画像が使われていること以外に、本作品のジャケットであることを示すものは、ない。アイデンティティの失われたジャケットに、どれほどの価値があるだろう。ウラ面も、同じだな。ドナルド・プレザンスの画像が1枚使用されていることは評価できる。ほかは、全くダメ。旧作に対して、あまり力を入れられないのだろうけど、こんなのは、あんまりだ……。(哀)【感 想】「宇宙船基地は噴火した」第5作目にして日本を舞台にロケを敢行。ほとんど冗談かと思うほどコミカルな場面のオンパレード。それ故、大好きな作品なんだけどね。(笑)脚本を書いたのは作家のロアルド・ダール。かの名作ミュージカル『チキチキ・バンバン』を書いた方だ。もともとイアン・フレミングの原作をアルバート・ブロッコリーが製作したわけだから、007シリーズを書くのは自明のことだったと言える。ある意味、日本を舞台にした荒唐無稽なストーリーだからこそ、R.ダールの不可思議なテイストが活かされたのかも知れない。これまでの作品に較べると、どことなくファンタジーっぽいのだ。“フジヤマ、ゲイシャ、サムライ、セップク”と言った欧米人の日本に対するイメージは、高度経済成長期を迎えて変化して行く。本作品の企画も、そんな日本の姿に触発されたに違いない。現代のリアルな日本の姿と、“東洋の神秘”という言葉が表す幻想とが入り混じっている。ホテル・ニューオータニが敵のアジトだったり、日本が世界に誇る名車トヨタ2000GTが登場する一方で、後半は海女によって生計を立てる漁村が舞台になる。伝統的な国技の相撲と、伝説の忍者軍団……。何ともみょうちくりんなのだ。時に、スペクターのNo.1であるブロフェルドが、休火山に宇宙船基地を作るが、このロケ地が新燃岳である。――そう、2011年に噴火した火山である。本作品のラストでは、ブロフェルドの野望を打ち砕き、宇宙船基地を爆破したジェームズ・ボンドだったが、爆破の影響で火山が噴火し溶岩が流れ出してしまう。稚拙な合成映像を観ながら、前作に較べて「随分と質が落ちたなぁ」と思った。(噴煙の被害にあわれた地元の方々に心からお見舞いを申し上げます)ルイス・ギルバート監督は、本作品を観る限りスキルが低い。「雑」と言うべきか、「幼稚」と言うべきか……。ライトで取っつき易い反面、緊張感も皆無なので鑑賞後に何の余韻も残らない。そのせいかどうか分からないが、次の登板は第10作目『私を愛したスパイ』まで待つことになる。もっとも、彼は本作品の後、いかにも英国映画らしい『フレンズ/ポールとミッシェル』を撮り、それどころではなかったかも知れない。(余談だが、アニセイ・アルヴィナが可愛かった)いずれにしても、本作品でシリーズの方向性が変わったことは確かだ。製作サイドも観客も、もう少し“真面目な”007を観たかった。その思いが、次の作品『女王陛下の007』を生み出すことになるのだが、これはこれで真面目すぎてつまらない。(笑) 結局、『ダイヤモンドは永遠に』でショーン・コネリーが再登板。作風も、本作品と『ゴールドフィンガー』の中間のような仕上がりで、それがシリーズの固定されたイメージとなっていく。ボンド・ガール、秘密兵器、アクロバティックなアクション、海外ロケ……。そう、観客がもとめるものが明確になって来た、と言えるだろう。そのようにコントロールされたのかも知れないが、本作品がその契機となったことは確かである。シリーズの中でも異色な作品だが、是非とも一度ご覧いただきたい。オススメ!
2017.08.12
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0860 007 サンダーボール作戦 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ケヴィン・マクローリー・監 督 テレンス・ヤング・脚 本 リチャード・メイバウム ジョン・ホプキンス【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・エミリオ・ラルゴ…アドルフォ・チェリ(水野龍司)・ドミノ・ダーヴァル… クロディーヌ・オージェ(佐藤あかり)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1965年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 THUNDERBALL・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 130分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.テレンス・ヤング監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.ピーター・ハント(編集)とジョン・ホ プキンス(脚本)による音声解説 3.MI6:機密書類保管庫 ・ジェームズ・ボンドの世界 ・子ども向け自動車爆破マニュアル ・ケン・アダムス ロケを語る ・ジェットパック撮影秘話 ・ボート・ショー用映像 ・ボンドグッズ コマーシャル ・クレジット 4.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 5.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『サンダーボール作戦』 ・ドキュメンタリー: “サンダーボール現象” ・『サンダーボール作戦』裏情報 6.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 7.イメージデータベース: 1965年『サンダーボール作戦』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第4弾。 これまでにも増して巨額の製作費が投入された スペクタクル大作!ヒドいジャケットだ。(怒)青い空、青い海、白い砂浜、ビキニ姿の女性……。別世界のような楽園が舞台の作品なのに、なに、このジャケット。デザインしたヤツは万死に値する。そんなワケで、ウラ面も同じカラーがベースになっているので、まったく作品の良いところを伝えられていない。バカじゃないか? デザインしたヤツは出て来い! 鉄拳制裁タイムだ!(笑)【感 想】「殺気を帯びた大作」テレンス・ヤング監督によるシリーズ第4弾。実に映画らしいスケール感に溢れた渾身の一作である。ハリボテやCGで誤魔化したりしない“ホンモノ感”が全編に渡って滲み出し、殺気すら感じられる。(“ホンモノ”の持つ迫力と言うことね、念のため) 考えてみれば、CGやVFXなどない時代だ。撮影は一発勝負。それが大規模、特殊な環境下となれば、否が応でもスタッフの緊張感は高まる。のんびり観光ムードになんかなれやしない。もともとシリーズ第1弾として企画されながら、製作費が掛かり過ぎるという理由で先送りにされていた曰く付きの一本だ。監督サンとしても、コイツをまとめない限り、禍根を残す思いだったろう。さて、そうは言っても、バカバカしいアイテムは本作品でも登場する。比較的、実用的なモノが多いが、やはり“ジェットパック”はシリーズ中でも飛びきり“下らない”と思う。(笑)オープニング・タイトル前のアクションで、ジェットパックを背負ったジェームズ・ボンドが空を飛び、敵の手から逃れる。何ともバカな諜報部員だ。(笑) けれど、何がスゴイって、このジェットパックが実在の製品で、実際にそれを飛ばして撮影したことである。こんなのを開発した会社も会社だが、それを使って映画のワンシーンを撮影する方もクレイジーだ。まぁ、あれから半世紀が経って、いまだに商品化されていないとこをみると、開発はうまく行かなかったらしい。残念だ。(笑) 市販されたら一度くらい試してみたかった。ロサンゼルス・オリンピックの開会式で使われたのは、おそらく同じ会社の製品だろう。主な舞台はバハマ。盗まれた原爆を取り返すためにスペクターの一員であるラルゴを追うボンド。兄を殺されたドミノ、現地諜報員やCIAと組んでラルゴの計画を潰すために闘う、というストーリー。個人的には水中シーンが気に入っている。おそらく、これだけのダイバーが登場する映画は他にないだろう。然も、海の中で格闘するのだから、その苦労たるや想像するだに怖ろしい。深度にもよるがスポーツダイバーなら 1度の潜水で40~60分がいいとこ、窒素を抜くインターバルを考慮すると1日に 4~ 5回潜るので精一杯。その間に場所を決め、アクションを決め、リハーサルを行い、ようやく本番テイクだ。それだって何回か欲しいところだ。気の遠くなるような努力だ。その甲斐あって、映画史上に残る水中シーンを観ることが出来る。特に、ボンドがジェットパックを付けたタンクで水中を“飛ぶ”シーンは圧巻だ。カッコいい。もちろん、難点もある。編集は粗いし、フィルムが切れたのか不自然な繋ぎもある。フィルムスピードをいじっている箇所もいただけない。公開直前に差し替えられたというトム・ジョーンズの主題歌も、ヒットはしたものの、映画作品そのものに与えた影響は大きく、未完成な印象は否めない。ストーリー展開上でも「?」と思うシーンがある。それでも、本作品が好きなのは、映画ならではのスケール感が味わえるからだ。きっと監督サンはご苦労されたことと思うが、采配をふるう醍醐味を存分に味わったはずだ。羨ましい。ボンド・ガールは、クロディーヌ・オージェ。やや地味な印象だが、私たちの世代には認知度の高いフランスの女優サンである。本作品に限って言えば、ボンド・ガールよりも、さまざまなアイテムや乗り物が魅力的だったかな。(笑)オススメ!
2017.08.11
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0859 007 ゴールドフィンガー [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 ガイ・ハミルトン・脚 本 リチャード・メイバウム【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・ゴールドフィンガー…ゲルト・フレーベ(茶風林)・プッシー・ガロア…オナー・ブラックマン(日野由利加)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1964年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 GOLDFINGER・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 110分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ ヨーロピアン・ビスタ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.ガイ・ハミルトン監督による音声解説 2.製作スタッフとキャストによる音声解説 3.MI6:機密書類保管庫 ・撮影現場のショーン・コネリー インタビュー ・スクリーン・テスト: セオドア・バイケル ・スクリーン・テスト: ティスト・ヴァンディス ・アストン・マーティンDB5の 宣伝ツアー ・オナー・ブラックマンのインタビュー ・クレジット 4.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 5.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『ゴールドフィンガー』 ・ドキュメンタリー: “ゴールドフィンガー現象” ・パブリシティ用映像 6.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 7.イメージデータベース: 1964年『ゴールドフィンガー』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第3弾。 欧米では最も支持されている、 これぞボンド映画の神髄!このジャケットは、ゴールドフィンガーを尾行するジェームズ・ボンドが、テリー・マスターソンと出会う場面のスチールだろうか。なんか、ロビーカードみたい。それとも、わたせせいぞうのイラストか?(笑)どうして、あの有名なポスターを使わないのだろう? アート路線で行くなら、あのポスターこそ相応しいのに、不思議だ。ウラ面は、本編からの取り込み画像が1枚、イントロダクションが記載され、更に何枚かの画像。その下にはクレジット。そして、下半分はスペックと英文のクレジットに占められている。収録特典が詳細に記載されているのは、丁寧でいいな。(笑)画像のチョイスに注文をつけたいところだが、ウラ面は、なかなか頑張ったデザインだと思う。【感 想】「男はいつだって秘密兵器を欲しがる」タイトル前のアクションが定番化した第3作。ある意味、007映画と言えるパターン=約束事の多くは、前作『ロシアより愛をこめて』から始まり、本作品でパターン化したと言える。本作品では、オープニング・タイトル前に爆破作戦に成功したボンドの様子が描かれる。作戦の後始末に女との情事かと思いきや、残党の急襲を受ける。しかし、そこはやっぱりジェームズ・ボンド。あっさりいなして、片付けてしまう。(この時、女の瞳に映った悪党の姿に気づく名場面がある) 然も、女を盾にして……。(笑)ガイ・ハミルトン監督は、ジェームズ・ボンドに酷薄な一面を与え、作品全体をややシニカルに仕上げている。ワイルドでロマンティックなアクション映画だった前2作に対して、本作品はコミックストリップのような体裁ながらハードな味わいを忍ばせている。隠し味のようなものだ。ボンドに肩入れしたジル・マスターソン(シャーリー・イートン)は金粉を塗られて殺されてしまうし、仇を討とうとした妹のテリーも刃を仕込んだ帽子の餌食になってしまう。考えようによっては、救いのない話しだ。そうかと思うと、ゴールドフィンガーの片棒を担いで“グランドスラム作戦”に参画していたプッシー・ガロアが翻意してボンドガールの座を射止めるのだから皮肉である。そうしたシニカルなストーリー展開とドライな描写が、本作品を一級のエンターテイメントに仕上げているのかも知れない。また、前作のアタッシェケース以上に魅力的だったのが、バカバカしいほどにコミカルな装備をしたアストンマーティンだろう。助手席のシートがイジェクトするなんて、そんな装備、誰が欲しがる? 万に一つのシチュエーションを前提に仕掛けをほどこすとは、英国人ってのは、よほど気が長いらしい。(笑)でも、そういう役に立たなさそうな秘密兵器こそ、男は欲しくなるんだよなぁ。時計だって、滅多に使う機会のないクロノグラフを搭載したものの方が売れるのは、そのためだ。私自身、オメガのSpeedMaster を何本か所有しているが、一度だってクロノグラフを使ったことがない。ましてや、カシオのプロトレックみたいに多機能時計なら尚更だ。トレッキング中に同じ時計をしている人に出会うこともあるが、ほとんど時刻を確かめる程度の使い方しかしていない。方位計や温度計、気圧計も付いているのに……。まぁ操作が複雑怪奇なせいもあるが、男はそれを所有しているだけで満足なのだ。そして、「いざという時に使えれば良い」と納得している。考えてみれば、ボンドだって、使うのは“いざ”という時だもんね。我々小市民にそんな時が訪れるのかどうか疑問だけど。(笑)本作品も語るに十分な魅力に溢れている。是非ともご覧いただきたい。オススメ!
2017.08.10
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0858 007 ロシアより愛をこめて [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 テレンス・ヤング・脚 本 リチャード・メイバウム【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・レッド・グラント…ロバート・ショー(山野井仁)・タチアナ・ロマノヴァ…ダニエラ・ビアンキ(林真里花)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1963年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 FROM RUSSIA WITH LOVE・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 115分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ ヨーロピアン・ビスタ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.テレンス・ヤング監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.MI6:機密書類保管庫 ・イアン・フレミング: CBCインタビュー ・イアン・フレミング& レイモンド・チャンドラー対談 ・イアン・フレミング: 「無人島ディスク」インタビュー ・アニメーション・ストーリーボード: モーターボート・チェイス ・クレジット 3.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 4.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・ 『ロシアより愛をこめて』 ・ドキュメンタリー: “007を演出した男” 5.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 6.イメージデータベース: 1963年『ロシアより愛をこめて』 公開当時のフォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第2弾。 ハードなスパイアクション満載! 日本では特に人気の高い作品!本作品のジャケットは、ちょっとアート・ポスターっぽい仕上がり。黒地に銃を構えたジェームズ・ボンドの横顔は、素直にカッコイイ。でも、個人的には、公開当時のポスターの方が、いいなぁ。もちろん、初公開時『危機一発』のではなく、『ロシアより愛をこめて』に邦題を変えてリバイバルされた時のヤツね。(アニタ・エグバーグの顔に照準が重なっているところが、なかなか泣かせる)1枚のポスターに、有名な場面が余すと来なく盛り込まれている。この時代のポスターやチラシは、“ネタバレだ!”なんてセコイことは言わず、映画のハイライト・シーンを惜しげもなく使い、目に止めた人に「観たい!」と思わせる力があった。公開する側も、自信を持っていた。それが、ポスターの隅々にまで満ち溢れていた。このジャケットは、カッコイイかも知れないが、『007 ロシアより愛をこめて』に相応しくない。(溜息)【感 想】「本当の贅沢は心の中」ダニエル・クレイグが、ジェームズ・ボンド役続投の意思表示をしたとニュースで読んだ。まずは“メデタイ”と喜んでしまった。正直、彼のボンド役に異論がないわけではないのだが、“継続は力なり”の格言どおり、シリーズが続いて貰わない限り「私好みの007」に出会える可能性は潰えてしまう。いつか、バカバカしくも優雅で楽しいジェームズ・ボンドに再会することが出来るだろう。それを期待して、バンバン新作を公開してほしいと思うのだ。さて、本作品は、ヒッチコックばりにスリリングなスパイ映画に仕上がっており、おそらくシリーズ屈指の出来映えだろう。――いや、最高傑作だと言っても過言であるまい。(ヒッチコックも多くのスパイ映画を手掛けているが、何だか私には生真面目すぎてつまらない)冒頭の訓練シーンからラストのヴェニスのゴンドラまで、語るに十分な味わいに満ちている。特にオリエント急行に乗り込んでからは唯一無二の面白さだ。何よりも2間続きのコンパートメントが豪華でいい。然も、食堂車での夕食なんて、例えカレーしか食べられなかったとしても、心ときめくシチュエーションではないか。暗殺者に命を狙われていたとしても、一度は列車の旅を満喫したいものだ。本当の贅沢とは、機能的な設備や高価な調度ではなくて、礼儀と気配りを心得た方々に給仕されることだと私は思う。どんなに美味しい料理でも、運んで来るのがマク○ナル○のおねーちゃんだったら、美味しくないと思うな。(笑) 生産性とサービスの均一化のもとに、私たちは贅沢することを忘れてしまった。それは心の荒廃をもたらし、他者とコミュニケーションが出来ない若者を大挙して社会に送り出すことになってしまったのだと思う。一時、“江戸仕草”という言葉が流行ったが、あれこそが豊かな心の在りようだし、贅沢をすることだと私は思う。話しを作品に戻そう。――ボンド・ガールはダニエラ・ビアンキ。知的でありながらも肉感的で、白い首にリボンを巻いた姿がステキだった。おかげで、いまだに首に何かを巻いた女性に惹かれてしまう。(決して私がSだからではないので、念のため)そして、ローザ・クレブ大佐を演じたロッテ・レーニヤの怪演も忘れ難い。ドイツの名女優だが、子供の頃に本作品を観たインパクトが強く、長いこと怪奇映画の女優サンだと思い込んでいた。靴に仕込んだナイフで007を襲う場面は、ホラーさながらだ。ロバート・ショウが演じた殺し屋のグラントも、ボンドと対照的で印象深い。片や饒舌、片や寡黙。上流階級を相手に遜色ない英国紳士に対して、スラム育ちを思わせるふてぶてしい面構えの男。その生い立ちがスクリーンからにじみ出るようなR.ショウの演技が素晴らしかった。いろいろトピックに事欠かない作品だが、007の原点とも言えるだけに、もしも観ていない方がいらっしゃったら是非ともご覧いただきたい。オススメ!
2017.08.09
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0857 007 ドクター・ノオ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・原 作 イアン・フレミング・製 作 ハリー・サルツマン アルバート・R.ブロッコリ・監 督 テレンス・ヤング・脚 本 リチャード・メイバウム【キャスト】・ジェームズ・ボンド…ショーン・コネリー(若山弦蔵)・ドクター・ノオ…ジョセフ・ワイズマン(有本欽隆)・ハニー・ライダー…ウルスラ・アンドレス(弓場沙織)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 1962年・製 作 国 イギリス/アメリカ・原 題 Dr.NO・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・価 格 ----・字幕翻訳 保田道子・吹替翻訳 平田勝茂・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 110分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ ヨーロピアン・ビスタ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.テレンス・ヤング監督と製作スタッフ、 キャストによる音声解説 2.極秘事項 ・ボンド映画の復元 3.MI6:機密書類保管庫 ・ジェームズ・ボンドの銃 ・ボンド映画プレミア: オープニング・ナイト ・クレジット 4.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 5.任務遂行レポート ・メイキング・オブ・『ドクター・ノオ』 ・ドキュメンタリー: “テレンス・ヤングとボンドに万歳” ・パブリシティ用映像 6.007プロパガンダ ・オリジナル劇場予告編集 ・TVスポット集 ・ラジオ・スポット集 7.イメージデータベース: 1962年『ドクター・ノオ』公開当時の フォト・ギャラリー※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :007シリーズ第1弾。 ジェームズ・ボンドが初登場。 この作品から伝説は始まった!ジャケットとしては、イマイチ。どうして、公開当時のポスターを使わないのだろう? 初公開時ではなく、タイトルが『ドクター・ノオ』に変わったリバイバルのやつがいいな。名場面が散りばめられて、背景には楽譜が使われていた。映画の雰囲気が、すごく良く伝わって来る名作だった。でも、今回のこれは何? 「つまらない」のひと言に尽きる。オリジナルからレストアされた映像は素晴らしく美しい。色も階調も見事。――なのに、このジャケット。ありえないでしょ?!【感 想】「ゴージャスなスパイ映画の登場」昔つき合っていた彼女に007が「キライ」だと言われてショックを覚えたことがある。ショーン・コネリーの歩き方が好きじゃないから、というのが、その理由だった。彼女に言わせると「尊大で傲慢で鼻持ちならない」らしい。当時の私は、007シリーズを楽しめない人がいるとは露ほどにも思っていず、しばし茫然としたものだ。今にして思えば、彼女もすっかり“惹かれていた”ことが、よく分かる。浅草の3番館で『ドクター・ノオ』と『ロシアより愛をこめて』と『ゴールドフィンガー』の3本立てを観た帰りのことだった。考えてみれば、デートで3本立ての映画に連れて行かれたことに彼女は怒ってたし、あまりキレイとは言えない映画館にも嫌気がさしていただろうし、その頃、封切られたばかりの『私を愛したスパイ』の話しばかりをする私に猛烈に腹を立てていたのは確かだ。映画を誰かと観る楽しみは、共通の話題が出来ることだろう。ところが、私はまだこれに成功したことがない。一緒に映画を観て、笑ったり泣いたり驚いたりしたはずなのに、観終えた後の喫茶店で話しが弾んだためしがないのだ。話しが広がらないばかりか、ヘタすると喧嘩になる。以来、映画は独りで観るものと決めている。さて、本作品は記念すべき007第1作目。いま観ても面白い。骨太の演出、男っぽいショーン・コネリーの魅力、ゴージャスな音楽に異国情緒たっぷりのロケ。豊かでおおらかな時代の映画には、“厚み”があった。余裕があった、と言うべきか……。主人公が次から次へとピンチに陥るアクション映画も良いが、リゾート地で優雅にマティーニグラスを傾けながら女を口説き、気が向いたら事件を解決する、みたいな……。(笑)実際、ジェームズ・ボンドは、“一生懸命”仕事をしない。たまに仕事をするとラッキーな偶然で手掛かりをつかみ、敵役は、ほとんどの場合、自滅する。(笑)何だかバカみたいだが、それでも007シリーズが面白いのは、ボンドが見せてくれるライフスタイルが優雅で、文字通り夢の世界だからだ。リゾート地の一流ホテルで最上級の続き部屋に泊まりたい。然も、当然のような顔をして。(ここがポイント)朝食だって、時間を気にしながら食い散らかされたビュッフェに出向くのではなく、「明日の朝食はオレンジジュースとヨーグルト、それにイチジクを頼む」なんてフロントに電話一本で済ませたい。あくせくカードのポイントを貯めるなんてバカみたいなことはしない。楽天ポイントもマイレージやクーポンのことなんか知らない、気にしない。カジノも顔パス、信用貸しでバカスカ遊んで、最後には儲けた札束でポケットを膨らませて帰りたい。荷物は少ないのに、どこから取り出したのか、シワひとつないタキシードを着こなして夕食を楽しみたい。勿論、シャンパンはドンペリニヨンね。健康を気遣って禁煙するなんて小市民的なことはしない。好きな時、好きな場所でタバコを嗜む。 100ライターなんか使わない。カルティエかデュポンのライターをさり気なく使う。立派なシガレットケースで胸ポケットにしのばせるところもポイントだな。最近はめっきり夢を与えてくれる映画が少なくなった。現実を殺伐と描くことがリアルともてはやされたが、映画本来の役割を大切にするならば、幼稚だとバカにされようとも、ジェームズ・ボンドこそが正しい映画の在り方だと私は思う。映画は夢を与えてくれるものだ。いつかカリブ海にダイビングに行く機会に恵まれたら、続き部屋に泊まって、「朝食はヨーグルトとイチジク、オレンジジュースも忘れずに部屋に届けてくれ」と電話したい。(笑)オススメ!
2017.08.08
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0856 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [特典ディスク/コレクターズBOX]※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】----※ウラ面【仕 様】・型 番 DXDB-0005B・製作年度 ----年・製 作 国 アメリカ・原 題 ----・発 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・販 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・価 格 7,140円(税込) 6,800円(税抜)※BOXの価格・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 約 40分・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 1.英語 モノラル・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、カラー&モノクロ、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 DVD、セル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----コレクターズBOXの特典ディスクである。ピクチャディスクには“特典Disc-2”となっている。不思議に思って調べてみたら、[デッドリー・カラー・エディション]のディスクには“特典Disc-1”と記されている。どちらも特典ディスク、本編は[スペシャル・エデション]の1枚だけってことになる。そういうことだったのね。(笑)本ディスクには、ジョージ・A.ロメロ監督のデビュー2作目『There's Always Vanilla』の“手掛かり”が収録されている。ロメロ監督のファンは必見である。(ホントか?)【感 想】「特典ディスクの価値」コレクターズBOXの3枚目。特典ディスクである。一人前(笑)にトールケースに入ってジャケットもある。こういうのは好きだなぁ。(ムダだけど……) 商品コード(バーコード)がプリントされていないので、単品では発売されていないってことなのだろう。普段、特典に関しては、レビューはしない。資料的な価値は、各個人が何に価値を見出すかによって決まるからだ。「見ない方が良かった」と思うことも多いし、純粋に作品を楽しもうとする人にとって撮影風景をおさめたメイキングは落胆以外の何者でもないからだ。ゾンビのメイクをしてスムージーを片手におちゃらけている役者さんを見せられたひには、ガッカリである。(笑)とはいえ、古い作品になると、どんな経緯で製作に至ったんだろうとか、どんな意図があったんだろうとか、気になるのも人情である。(苦笑)それ故、インタビューやコメンタリーは、特典から外せないと思っている。サービス精神が旺盛な欧米人の言葉は、イマイチ信用出来ないし、宣伝を意識してヨイショばかりしているキャストも多い。次回作へのオファーを期待してのことだろう。だから、新作に収録されたインタビューは、正直なところ、あまり価値がない。(笑) でも、古い作品がリマスタやレストアされてリリースされる時は、新たに録ったインタビューが収録される。こちらは、わりと興味深い。思い出話に終始してしまうこともあるが、ポロリと本音を漏らすからだ。(笑)[収録内容]1.スクラップ・ブック&ギャラリー2.キャスト・インタビュー ベン役デュアン・ジョーンズ(ラスト・インタビュー) ジュディ役ジュディス・リドリー(聞き手:マリリン・イーストマン)3.The Latent Image / Hardman Eastman について4.幻のロメロ作品“There's Always Vanilla”について本ディスクに関して言えば、ビジネス面では面白かったが、一般的にはどうだろ? ウケのいいメイキングは収録されていないし、ビミョーなところかも知れない。(個人的には面白かったが……)はじめに「2.キャスト・インタビュー」を見た方がいいだろう。次に「3.The Latent Image / Hardman Eastman について」、「4.幻のロメロ作品“There's Always Vanilla”について」と続き、その上で「1.スクラップ・ブック&ギャラリー」を見た方が、理解が深まる。いきなりギャラリーを見ても何のことか分からないが、関係者の書簡や書類、似顔絵などは、「2」「3」「4」で説明されており、キチンと繋がっている。なかなか凝った内容だ。ちなみに、デュアン・ジョーンズのインタビューは音声だけ。ちょっと残念だった。オススメ!
2017.08.07
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0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョージ・A.ロメロ 「ランド・オブ・ザ・デッド」 「死霊のえじき」「ゾンビ」・製 作 ラッセル・ストライナー カール・ハードマン・原 案 ジョージ・A.ロメロ・脚 本 ジョン・A.ルッソ・撮 影 ジョージ・A.ロメロ※ウラ面【キャスト】・ジュディス・オディア・ディアン・ジョーンズ・ラッセル・ストライナー・カール・ハードマン・キース・ウェイン・ジュディス・リドリー・マリリン・イーストマン・ビル・ハイツマン・カイラ・ショーン※ピクチャディスク【仕 様】・型 番 DXDB-0005A・製作年度 1968年・製 作 国 アメリカ・原 題 NIGHT OF THE LIVINGDEAD・発 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・販 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・価 格 7,140円(税込) 6,800円(税抜)※BOXの価格・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 約 96分(本編)・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル 5.1chサウンド 2.オリジナル 英語 5.1ch DTS 3.日本語オリジナル音声解説・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・映像特典 1.豪華メンバーが集結した 日本オリジナルのコメンタリー!! 柳下毅一郎(特殊翻訳家)、 中原昌也(ミュージシャン)、 篠崎誠(映画監督)、 伊藤美和(ゾンビ映画大辞典著者) 山崎圭司(映画ライター) 2.劇場版予告編 3.TVスポット※アウターケース1【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :伝説のホラー映画が、驚異の最新技術 “DEADLY COLOR”で蘇る!!カラーであることを示すジャケットになっており、名場面がコラージュされている。面白いのは、[スペシャル・エディション]とは違う場面が選ばれていること。ウラ面に使われている画像も、[スペシャル・エディション]とは違う。然も、アウターケースに使われている画像も、[スペシャル・エディション]とも[デッドリー・カラー・エディション]とも違う。なかなかの凝りようだ。リリース側の気合いがうかがえて好ましい。いいジャケットだ。※アウターケース2【感 想】「御冥福をお祈り致します」2017年 7月17日、映画監督のジョージ・A.ロメロ氏逝去。享年77歳だった。70~80年代に映画館に通いつめた私たちにとって、『ゾンビ』は忘れ得ぬ1本である。(ショッピング・モールで暮らしたいと真剣に思った)そのG.A.ロメロ監督のデビュー作である『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のカラーライゼーション版が本作品。カラーライゼーションは80年代に流行し、スティーブ・マックィーン主演のTVシリーズ『拳銃無宿』もカラー版がリリースされた。むしろ、オリジナルのモノクロ版よりも多く市場に出回っていた印象すら残っている。個人的にはモノクロ派だったので、買い求めるのに苦労したっけ。(苦笑)私が、カラーライゼーションが嫌いなのは、不自然だから。これに尽きる。(笑) “色温度からカラーを再現している”との説明だったが、フィルムを着色しただけにしか見えない。以前、フレッド・アステアの古い作品のカラーライゼーション版をVHSで持っていたが、盛大に色がはみ出していた。でも、本作品は、さほど悪くはない。色の不自然さは抑えられているし、色がはみ出しているところもない。上々の仕上がり具合だ。オリジナルは16mmフィルムだから、35mmだったら、かなり鮮やかに再現できるのではなかろうか。本作品にも、幾つかのバージョンが存在する。1968年に公開されたものが、オリジナル。1998年に製作者のジョン・A.ルッソが追加撮影して編集したものが、『最終版』としてリリースされている。それ以外にも、デジタル修復版があり、ジョージ・A.ロメロ監督作品としては、特典をつけた『スペシャル・エディション』が、国内でリリースされているソフトの中では一番ではなかろうか。(ブルーレイにはメイキングが収録されている)パブリックドメイン版がソフト化されているためか、少々分かり辛いのが現状だが、デックスエンタテインメントからリリースされた3枚組のDVD―BOXが満足感が高い。本作品は、劇場公開版がカラーライゼーションに使われたようだ。従って、『スペシャル・エディション』も『デッドリー・カラー・エディション』も着色されているかいないかの違いだけで、本編内容としては同じである。(苦笑)そういう意味では、BOXの3枚目の特典ディスクの方が、資料的な価値が高く、必見かも知れない。(何に価値を見出すかは、その人次第だが……)映画史においてエポック・メイキングとなった本作品は、“死者が蘇って人を食う”という不道徳で馬鹿げた内容ながらニューヨーク近代美術館にアーカイブズとして残されている。黒人を主人公に起用したこととか、衝撃的なエンディングが当時の世相を反映しているとか、いろいろな見方があるだろう。個人的には、亡くなった方を悼み、もっと生きていて欲しかったと思う心、それがヒトと動物とを分ける境界線であることを明確に示したのが、本作品だと思っている。スティーブン・キング原作の『ペットセメタリー』も同じだ。心を失えば、ヒトは牛や豚と同じく食糧でしかない。本作品が数多のゾンビ映画とは一線を画しているのは、“心”を描こうとした点にある。それを見落としてはならないと思うのだ。オススメ!
2017.08.06
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0854 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [スペシャル・エディション/コレクターズBOX]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョージ・A.ロメロ 「ランド・オブ・ザ・デッド」 「死霊のえじき」「ゾンビ」・製 作 ラッセル・ストライナー カール・ハードマン・原 案 ジョージ・A.ロメロ・脚 本 ジョン・A.ルッソ・撮 影 ジョージ・A.ロメロ※ウラ面【キャスト】・ジュディス・オディア・ディアン・ジョーンズ・ラッセル・ストライナー・カール・ハードマン・キース・ウェイン・ジュディス・リドリー・マリリン・イーストマン・ビル・ハイツマン・カイラ・ショーン※ピクチャディスク【仕 様】・型 番 DXDS-0015・製作年度 1968年・製 作 国 アメリカ・原 題 NIGHT OF THE LIVINGDEAD・発 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・販 売 元 株式会社デックスエンタテインメント・価 格 7,140円(税込) 6,800円(税抜)※BOXの価格・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 約 96分(本編)・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル 5.1chサウンド 2.オリジナル 英語 5.1ch DTS 3.オリジナル 英語 モノラル 4.ロメロ監督&スタッフによる音声解説 5.キャストによる音声解説・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、モノクロ、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・映像特典 1.2ヴァージョンのコメンタリー収録 (1993年にアメリカで発売された 25周年記念盤のLDに収録された ものを再録) ・コメンタリー1.ジョージ・A.ロメロ (監督)&スタッフによるコメンタリー ・コメンタリー2.キャストによる コメンタリー 2.劇場予告編 3.TVスポット※ブックレット1【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :巨匠ジョージ・A.ロメロ、衝撃のデビュー作! 「ランド・オブ・ザ・デッド」へと続く “リビングデッド・サーガ”第一作!アウターケースにDVDが3枚入った“コレクターズBOX”の中の1枚。封入特典として、伊藤美和(『ゾンビ映画大辞典』著者)による豪華特製ブックレット(24頁)がついている。この手のブックレットは、たいてい写真が多くて中身が薄いものだが、本作品は、“豪華”と言うだけあって、なかなかのボリュームで、読み応えがあった。それ故、お得感の高い。(笑)さて、モノクロ映画なので、当然、ジャケットもモノクロなのだが、本作品は、銀色の用紙に印刷されてテカテカしている。昔のメンコみたいだ。(苦笑) 個人的には、このパターンは好きじゃない。――まぁ、新たにリリースされたことを訴えたいのだろうけどね。※ブックレット2【感 想】「インディーズの香り-生ける屍の夜-」静けさと悲鳴が絶妙にマッチングしているのが印象的な作品だ。それまでにもゾンビ映画は数多く作られて来たけど、これほど支持された作品は他にない。何故なら、この映画が描くのは人間のエゴだからだ。恐怖の源泉と言っていい。地下室に逃れようとする者、全てを支配下に置こうとする者、外界を遮断して自分の裡に逃げ込む者、尊厳を忘れた者……。むしろ互いに傷つけ合わないゾンビの方が理想的な人間ではないか、と訴えかけているかのようだ。生と死の狭間で、人間を人間たらしめているものは何なのか、と――作家の強烈な主張が込められている。サム・ライミ監督の『死霊のはらわた』も同じだ。巨大資本を背景にした映画づくりは、そんな作家性を排除し、利潤ばかりを追求して来た。私たち大衆も、興行成績のみを良い作品と悪い作品を見分ける判断材料として来た。「観てないの? すげーヒットしてるぜ!」 いとも簡単に迎合して来たのだ。良いか悪いかは自分の嗅覚でかぎ分けるべきだし、PTAを敵に回そうが、文科省や教育委員会に睨まれようが、作家の主張に賛同すべきなのだ。作家もまた資本力におもねるような真似をしてはならない。(そう言う意味で『死霊のえじき』は凄いと思うのだ。映画史に残る金字塔だ)トム・サビーニが監督した同名作品と見比べると、その辺のところがよく分かる。映画ファンなら、この作品を見なければならない!
2017.08.05
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0853 タイタニック [ULTIMATE EDITION]※オモテ面【スタッフ(参考)】・監督・製作・脚本・編集 ジェームズ・キャメロン・製作総指揮 レイ・サンチーニ・製 作 ジョン・ランドー・撮 影 ラッセル・カーペンター・音 楽 ジェームズ・ホーナー※ウラ面【キャスト(参考)】・ジャック(松田洋治)…レオナルド・ディカプリオ・ローズ(日野由利加)…ケイト・ウィンスレット・キャル(山寺宏一)……ビリー・ゼーン・モリー(谷 育子)……キャシー・ベイツ・ブロック・ラベット(石塚運昇)…ビル・パクストン※ピクチャディスク1【仕 様(参考)】・型 番 ----・製作年度 1998年・製 作 国 アメリカ・原 題 TITANIC・発 売 ----・販 売 20世紀フォックス・ホーム・ エンターフイメント・ジャパン・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 たかしまちせこ・脚 色 ----・公 開 ----・リリース 2008.02.22・収 録 195分・サ イ ズ 2.35: 1・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 DVD、セル専用・映像特典 1.DISC 1 ・Commentary by James Cameron ・Commentary by Cast and Crew ・Historical Commentary ・Behind the Scenes 2.DISC 2 ・Alternate Ending ・Music Video ・Commentary by James Cameron ・Commentary by Cast and Crew ・Historical Commentary ・Behind the Scenes 3.DISC 3 ・Deleted Scenes ・Special Features ・Marketing※ピクチャディスク2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----特殊ケースのDVD3枚組。アウターケースだけスキャンして、中をスキャンするのを忘れてしまった。(汗) リリースする方としては、気合いを入れて凝ったつもりなのだろうけど、こういうのは好きじゃない。劣化が激しいし、メンドクサイ。棚に並べても、他のDVDソフトとの相性が悪いしね。オモテ面は、ジャックとローズの画像、タイトル、そしてタイタニック号が配置されている。意味が不明なのは、左下に演技をつけているジェームズ・キャメロン監督の画像があること。どうして?(笑)監督さんが、ジャケットに顔を出すようになったらオシマイだ。※ピクチャディスク3【感 想】「意味が分からない」ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作。長いこと、世界興行収入第1位の座を守り続けた。あれだけの長編で“1位”ってのは、凄いことだと素直に思う。何しろ、1日の上映回数は、普通の作品の半分くらいしかないはずだ。にも関わらず、トップを走り続けたってことは、各回の“入り”が良かったってことだろうなぁ。映画館としては、少ない上映回数で、いつも以上の観客数を確保できたんだから、有り難かったのではなかろうか。(笑)確かに、タイタニック号の沈没シーンをじっくりとみせてくれたのは良かった。巨大なセットにリアルなエキストラ、VFXやCGも見事だ。この規模の撮影は、当分ムリではなかろうか。(昔、エリザベス・テイラー主演の『クレオパトラ(63)』が、そう言われていた)でも、本作品の元ネタとも言えるジーン・ネグレスコ監督の『タイタニックの最期(53)』を観た後だと、ちょっと色褪せて見えるのも、確かだ。明らかに間延びしている。J.キャメロン監督の思い入れが強すぎたんだろう。キャメロン監督がタイタニックに恋をしていたことがよく分かる。それは、セリーヌ・ディオンの主題歌に象徴されている。良い歌にも関わらず、多くの人たちが「キライだ」と公言して憚らないのは、それが他人のラブレターだからに他ならない。誰だって、そんなのは読みたくないし、読み聞かされても恥ずかしいだけだ。「いい加減にしてくれよ、お前らのことなんか知ったことか!」ってのが本音である。(苦笑)まぁ、百歩譲って、監督さんが主演女優に惚れないと、女優さんが輝かないのも事実だ。でも、船ですよ。破れたストッキングを気にする女の子はカワイイが、氷山がかすめて船体に亀裂が入り、挙げ句の果てに海に沈んじゃった客船ですよ。パソコンに名前を付けているオタクくんと同じじゃないですか。(笑) 無茶なレンダリング作業で放熱が追いつかず、とうとう電源が落ちてしまったからと嘆き悲しまれても、「知らねーよ!」ってことである。そもそも、恋する男には、アバタもエクボに見えてしまうから、本当の姿が見えなくなるのは、世の常だ。氷点下の海に放り出されて、恋人を助けて海に沈んで行く主人公は、普通に考えても、ハーレクイン・ロマンスですら、土下座をして玉座を明け渡すだろう。ほとんどのキャメロン監督作品には、メロドラマの要素が見られるが、本作品は、その極致と言ったところ。ナルシシズムのなせるワザである。だから、私は、この作品が好きではない。特に、エンディングは、何度観ても納得出来ない。(溜息)どうして、最後に登場人物が全員出て来て、ローズを迎え入れるんだ? 意味が分からない。舞台のカーテンコールじゃあるまいし、それならそれで観客に向かって優雅な会釈のひとつも見せて欲しかった。オススメは致しません!(笑)
2017.08.04
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0852 アルマゲドン・パニック※オモテ面【スタッフ】・監 督 F.ハビエル・グチエレス・撮 影 ミゲル・アンヘル・モラ・音 楽 アントニオ・メリベオ【キャスト】・ビクトル・クラビホ・マリアナ・コルデロ・エドゥアルド・フェルナンデス・ジュアン・ガルパン※ウラ面【仕 様】・型 番 KWX-631・製作年度 2008年・製 作 国 スペイン・原 題 BEFORE THE FALL・発 売 株式会社クロックワークス・販 売 元 株式会社クロックワークス・価 格 ----・字幕翻訳 安本照生・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース 2010.12.24.・収 録 本編 97分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.スペイン語 (ドルビーデジタル 2.0chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、レンタル専用・映像特典 1.予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:地球崩壊へのカウントダウン―― タイムリミットは、72時間!・ウラ面 :『デイ・アフター・トゥモロー』『宇宙戦争』 『2012』に続くSFアクション超大作ステキなジャケットだ。地球に隕石が衝突した、まさにその瞬間を描いたイラストは、このシリーズでは繰り返し用いられてきたが、なかなかの出来映えだ。……でも、ちょっと説得力がないように感じるのは、何故だろ? 不思議だ。(笑)ジャケットのウラ面を見ると、地球と衛星のようなものが上部に配置されている。車の上に立って、隕石が落ちいくのを見上げる男の姿。――これだけなら、正統派のデザスター映画を思わせる。本編からの取り込み画像を使っているし、ウソじゃない。でも、作品としては、そこから下の画像が象徴するような人間ドラマ(?)が中心だ。スペクタクル・シーンはない。“超大作”なんて謳わないで欲しいなぁ。(笑)【感 想】「陽気で情熱的なラテンの血の奥底に潜む闇」あー、スペイン映画だそうな。どんより暗くて殺伐としていて不条理な作品。こういうのは、好きじゃない。(溜息)そう言えば、“スパニッシュ・ホラー・プロジェクト”にも、こんな救いのない作品があったっけ。思い返してみれば、『ザ・チャイルド』とか『人間解剖』とか、『オープン・ユア・アイズ』とか、明るくて情熱的なラテンのイメージとは裏腹に、社会や国家、政治、はたまた人間そのものに対する不信感を露骨に描こうとする作品が、目立つ。常に民族の独立をはらんでいるスペインという国の特性だろうか。正直なところ、楽しい夏休みの真っ只中に観るような作品じゃない。(苦笑)何だって、こんな作品に『アルマゲドン・パニック』なんてB級デザスター映画みたいな陽気な邦題を付けたんだ? 『アルマゲドン……』ってタイトルだけで、私たち“映画スズメ”は、下らないSFパニック映画を連想してしまう。いつ、アメリカは小惑星に向かって核ミサイルを発射するんだろうかとか、どこの都市が壊滅し、地割れに飲み込まれるのはどこの町だろうかとか、ワクワクしてしまうのだ。停止したマントルを再起動するために強力なビームを地中深くに打ち込んだり、太陽から放出された磁気嵐を核爆発の衝撃波で弾き飛ばすとか、アクロバティックなキメ技は、B級デザスター映画の華だ。だから、どんな下らなくても、そのキメ技がないと、『アルマゲドン』シリーズとしてのアイデンティティは保てない。“ライダーキック”で怪人を倒さなければ『仮面○イダー』にならないのと同じことだ。(何のこっちゃ)それが、あろうことか、寂れた田舎町の頭の悪そうな家族のモメ事みたいなのを見せられるとは……!(溜息)邦題を考えた人とジャケットをデザインした人は、万死に値するぞ。本作品は、隕石が地球に衝突すると分かって、無法地帯と化した町で、1人の男が残された家族のために戦うお話し。“カインとアベル”になぞらえてもいいが、おそらく『SF/最後の巨人』や『マッドマックス2』なんかと同じコンセプトだと思う。文明の崩壊が、カタストロフ以前の物語として描かれているところは面白い。けれど、“死”が間近に迫って、自分自身の欲望に走る者と愛情に気づいて自分自身を見いだす者の対比は、まるで、文芸部のエキセントリックな高校生が書いたようで、少々青臭い。それを覆い隠すように、子供たちを残酷な目に遭わせる……。ヒドい話しだ。(『アフターショック』からブラックユーモアを抜くと、こんな感じになるのかも知れない)冒頭は、どんなパニック映画になるのだろうと思わせておいて、中盤以降はホラー映画になる。クライマックスはサスペンス・スリラーの雰囲気か。いずれにしたところで、観たい作品ではなかった。正直なところ、ハリウッド映画に毒された目には、めんどくさい1本である。ベトナム戦争が泥沼化していた時代なら兎も角、21世紀に入って十数年、いまさらこんなのを観せられても、楽しみようがない。スペインという国は、時間の流れが止まっているのだろうか。オススメ致しません! 健全でデタラメなB級デザスター映画を選びましょう。カナダ産がオススメです。(笑)
2017.08.03
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0851 アルマゲドン2014※オモテ面【スタッフ】・監 督 クリストファー・レイ 「ダブルヘッド・ジョーズ」・製 作 デヴィッド・マイケル・ラット・製作総指揮 デヴィッド・リマゥイー・脚 本 アダム・リプシアス・撮 影 ローラ・ベス・ラブ・音 楽 クリス・リンデンハウアー クリス・カノ【キャスト】・マリサ(齋藤由真)…………ティア・カレル 「トゥルーライズ」・マスターソン(藤本 京)…ロバート・ダヴィ 「ダイ・ハード」・チェイス(井川秀栄)………ジェイソン・ブロックス 「スーパー8」・ロジャース艦長(豊田昌明)…ティム・ラス 「ダイ・ハード4.0」・ラウス(渡邊 惇)…ボビー・レイ・シエファー・クレイグ・ブレア※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-3710・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 ASTEROID VS EARTH・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 92分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・映像特典 1.予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:地球が砕ける・ウラ面 :地球を動かせ!! 滅亡を阻止するため人類は不可能に挑む!! 究極のSFパニック大作!!地球に小惑星が衝突し、地表が深く抉り取られているイラストが、オモテ面に使われている。いつものことながら、見事なイラストだ。もし、地球をかすめるように小惑星が通過したら、こんな風になるのではないかと思える出来映えだ。物語がある。ウラ面は、古いSF映画を思わせるデザインになっている。キャッチコピーと、右上のティア・カレルとロバート・ダヴィの顔がポスターの絵のように加工されていて、レトロな雰囲気をかもし出している。それに、下の方に描かれた潜水艦が、何か光線のようなものを発して、その先で何かが爆発している。このイラストも、そんな雰囲気の出す助けになっているのは、興味深い。もう少し遊んでも良かったような気もするが、これ以上は言うまい。ここはデザイナーの“遊び心”に敬意を表しましょう。(笑)いいジャケットだ。【感 想】「待ってました、アサイラム!(真打ち登場!)」待望のアサイラム製作のデタラメB級デザスター映画。それだけで嬉しくなってしまう。(ヘンタイか?)「今度は、どんな下らない作品が見られるのだろう」とワクワクして来る。間延びしてダラダラした中盤、チープなCG、役者さんたちのイタイタしいまでの“なりきり”演技……。何ひとつ良いところはないはずなのに、つい観たくなる。すっかりクセになってしまった。(汗)――天文台のインターンが、地球への衝突コースにのった小惑星を発見する。直径が 300キロを超える巨大な小惑星だ。かつて、ユカタン半島に落下した隕石は直径10キロ。それでも恐竜は絶滅した。この小惑星が激突すれば、間違いなく人類は滅びる。軍は、各国の協力を得て、核弾頭で小惑星の軌道を逸らそうと計画を立てる。しかし、天文台のインターンは、反対する。小惑星の軌道を逸らすのではなく、「地球を動かしましょう」と提案する。適切な場所で核爆発を起こせば、巨大地震が起きて、地球を動かすことが出来ると――。彼が指し示した場所は、ヤップ海溝だった。米国空軍の将軍は、ヤップ海溝の探査をしていたノックス博士を拘束して協力を求める。……というお話し。どうして、マグニチュード18の地震が起きると地球が動くのか、私には理解出来なかった。何度か見返したけど、意味不明。確かに、机の上で回転する球体に横から力を加えれば動くし、重心がズレたボールは真っ直ぐ飛ばないし、転がらない。ぼんやりと「そうかなぁ」と思えるくらいの説得力はあるかな。そう言えば、古いSF映画にも、地球を動かす作品があったっけ。(笑)主人公のノックス博士を演じるのは、ティア・カレル。アサイラムの作品にチョイチョイ出演している。出来上がった作品を観て、それでも懲りずに次の作品に出るってことは、アサイラムが“水に合った”んだろうなぁ。よく分からないけど、現場の雰囲気が良いのだろう。他の出演者については、割愛。カワイイ女の子も出て来なかったし、愛嬌のある女性も出て来なかった。ヤローに興味はないしね。(笑)本作品で一番気になったのが、ヤップ海溝が舞台になったことでパラオの軍港が出て来るところ。以前、ダイビングにハマっていた時、パラオでは 100本以上潜った。ほとんどクルーズ船でのボート・エントリー。そのクルーズ船は、米軍の軍港から出発し、数日かけてダイビングを楽しんだ後、また軍港に戻って来る。サイズの大きな船が入港できる港は、そこしかないのだそうだ。町に出る時はパスポートが必要だし、船から降りてウロチョロすると怒られる。なかなか面倒なのだが、強い日差しのもと、ちょっと緊張感のある雰囲気がシュールだった。パラオから足が遠のいて随分になる。風のウワサでは、当時就航していたクルーズ船も撤退したようだ。いま一度、ペリリューやブルーコーナーに潜りたいが、かなわぬ夢だろうなぁ。だからかも知れないが、パラオの言葉を聞くとセンチメンタルな気分になる。(苦笑)そんなことを思った1本だった。作品の内容は、いつも通り滅茶苦茶だし、セットやロケ地もいつものところだし、アサイラムのファンの方は、心置きなく楽しんで下さい。(笑)
2017.08.02
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0850 アルマゲドン2013/Part 2 カテゴリー8:地球爆発※オモテ面【スタッフ】・監 督 ケビン・フェア「ザ・コア」・製 作 アイリーン・リティンスキー・脚 本 ドナルド・マーティン・撮 影 バーナード・クーチャー・音 楽 マイケル・コリボー・V F X アンドレ・ラフォレスト 「デイ・アフター・トゥモロー」「300」【キャスト】・マシュー・モディーン(森田順平)「フルメタル・ジャケット」「ダークナイト/ライジング」・マキシム・ロイ(幸田夏穂)「リ・ジェネシス」・テッド・ウィットール(河合みのる)「Lの世界」・ケイト・ドラモンド(西川侑津佳)・カリンカ・ペトリー(ブリドカット・セーラ・恵美)・スピロ・マランドラキス(田村 真)・トレバー・ヘイズ(伊原浩史)・アル・ゴーレム(さかき孝輔)・スーザン・ホーガン(押川チカ)※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-3312・製作年度 2013年・製 作 国 カナダ・原 題 CAT:8・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・脚 色 ----・公 開 ----・リリース ----・収 録 89分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・映像特典 1.予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:カテゴリー8 それは人類が遭遇した 究極の危機・ウラ面 :【脅威分類カテゴリー8:地球壊滅の危機】 最大・最悪の危機は 地球内部から訪れた 地核の回転が停止し 地上を襲う灼熱の地獄 その圧力が限界を超えた時 地球は風船のように破裂する 人類は運命を変えられるのか? 最期の戦いがはじまる!! 地球爆発の危機!! 人類に明日はあるのか? 驚愕のパニック・スペクタクル完結編!!中央に破裂する地球のイラストを据え、その下に主要登場人物の顔とタイトル。うーん、やっぱりビミョーにヘンなデザインだ。人物の顔が、下に来るのは、基本的にNGじゃないか? それに、このクラスの俳優さんでは、訴求力は低いと思うぞ。主人公のレンジャー博士に別れた妻、妻の夫、国防長官にウィンスロー博士が並んでいる。娘はどうした? ――と思っていたら、ウラ面にありました。(笑) デカデカと、娘とその恋人の画像が使われている。こっちの方が主人公みたいだ。(苦笑)ウラ面のレイアウトは、『/Part 1』と同じ。ややおとなしめの仕上がりだ。悪くはないが、もうちょっと、インパクトが欲しいところだ。【感 想】「スクリーンを映画ファンに返してくれ」後編は、いつも通りに家族が協力して地球滅亡の危機に立ち向かう。(笑)欧米人の“家族”って概念は、日本人のそれとは違うらしい。“お国のために家族や恋人に別れを告げて戦地に向かう”ってのが日本人のイメージだ。そう言えば、リメイク版の『日本沈没』でも、主人公は彼女とHもせずに深海に爆薬を仕掛けに行ったっけ。(苦笑) レスキュー隊員の彼女やお好み焼き屋のおばちゃんと一緒に、プレートを断絶するために深海潜水艇に乗り込んだりする発想は、日本人にはないわな。(笑)――地球の危機は去ったかのように見えた。巨大な磁気嵐は、地球をよけて行ったのだ。大統領は、大衆を前に安全宣言をしたが、突然発生した大地震によってビルの下敷きになって死亡する。各地から被害や異常現象の報告も入って来る。どうやら、高周波かく乱装置を使って地球全体を帯電させた際に、地球のコアが止まってしまったらしい。この緊急事態に、副大統領が大統領に就任。コアを再起動させるための対策に着手する。その頃、マイケル・レンジャー博士は、国防長官に拉致され、国防総省の一室に監禁されていた。国防長官の狙いは、この危機的状況を打破する妙案を博士に考えさせることだった。……というお話し。勿論、レンジャー博士はペンタゴンから脱出し、家族や友人の協力を得て、地球を壊滅の危機から救うことになる。(これってネタバレ?)当然、国防長官は無謀な作戦を強行しようとする。定番中の定番だが、今回は中性子爆弾。人類の半分が死んでもいいんだ、と宣う。おいおいってカンジ。誰だ、こんなヤツを国防長官にしたのは。(笑) 任命責任がある大統領は瓦礫の下敷きになっちゃってるし、そりゃあ、暴走もするわな。(苦笑)監督は、ケヴィン・フェア。TVシリーズ『ヤング・スーパーマン』に携わっていたらしい。わりと雑な方のようで、本作品もメリハリがなくて凡庸な仕上がりだった。(溜息)脚本は、ドナルド・マーティン。TV畑の方で、マイケル・ビーンが主演したTVシリーズ『トレジャーハンター』でも1本書いている。撮影は、ベルナール・クチュール。先日レビューをUPした『ミラクルズ』も、この方の撮影だった。これといった特徴はないが、地に足のついた映像には好感が持てる。手堅い方なのだろう。音楽は、ミシェル・コリヴォー。ディズニーのTVM『バッド・ヘアー・デー』の音楽も担当している。(あれは、わりと面白い作品だった)カナダの作品は、日本では冷遇されている。ほとんどが未公開で、ビデオスルーだ。安価に手に入れることが出来るのは嬉しいが、中には劇場公開すべき作品もある。ハリウッドのノー天気な作品より実のある力作だってある。それは、とても残念なことだ。夏冬の定番になったアニメや、TV局製作の“なんちゃって”超大作にスクリーンを占拠されては、シネコンの意味がない。同じビル内なのに、同じ作品が複数のスクリーンで上映されていた。上映時間帯が違うのを含めれば4つだ。バカみたい。ここには、映画館としてのアイデンティティはない。そのひとつでも、行ったことのない国や知らない国の作品を上映してくれたら、私のように偏屈な客が入るんじゃないかなぁ。或いは、クラシックな名作をもう一度スクリーンで観たいと渇望している方も大勢いるはずだ。そんな映画ファンのニーズに応えてくれる“小屋”が多ければ多いほど、映画界は活気づくと思う。ポ○モンなんてクソくらえ! 名探偵コ○ンなんか知ったこっちゃない! フ○テレビやテレビ○日は、真面目にテレビ放送に専念しろよ!スクリーンを映画ファンに返してくれ!あー、スッキリした。(笑)――本作品? どんな内容だったっけ? 忘れた。(笑)
2017.08.01
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