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2023.11.02
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カテゴリ: スターツ出版文庫


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2023年10月刊
スターツ出版文庫
著者:クレハさん

龍神・波琉からミトへの愛は増すばかり。そんな中、天界から別の龍神・煌理が二人に会いに来る。煌理から明かされた、百年前にミトの一族が起こした事件の真相。そしてその事件の因縁から、天界を追放された元龍神・堕ち神がミトに襲い迫る。危険の最中、ミトは死後も波琉と天界に行ける“花の契り”の存在を知る。しかし、それは同時に輪廻の輪から外れ、家族との縁が完全に切れる契りだという…。最初は驚き、躊躇うミトだったが、波琉の優しく真っすぐな愛に心を決めーー。「ミト、永遠を一緒に生きよう」



登場人物
 星奈ミト=龍神の王の一人・波琉の伴侶。動物と言葉を交わす能力を持つ。
   波琉=龍神・紫紺の王。


シリーズ3作目です。
つい先日発売の本なのでざっくりと。


紫紺の王・波琉の伴侶として家族と共に「龍花の町」に移り住んだミト。
学校にも慣れ、お世話係を務めてくれている千歳とも良い関係を続けているが、生徒間にある根強いカーストのせいで、頂点に立つ彼女は特別扱い。遠巻きにされ未だに親しい友人はいない。
編入早々巻き込まれた伴侶二人による派閥争いには辟易したものだが、騒動の発端となった皐月が姿を消したことから、残された取り巻き達は虐めや仲間外れの対象になっていた。

そんな最中、ミトの星奈一族が何故龍花の町から追放されたのか、当事者に話を聞くべく、波琉は金赤の王・煌理を呼んだ。
伴侶を伴い現れた煌理は百年前に起きた忌まわしい事件を語るが、確かに星奈の者たちは彼の怒りを買う程の事をしたものの、追放と言うより実際は逃がしてやったのが正解らしい。
それと言うのも、この事件により一人の龍神が「堕ち神」に変貌してしまったからだった。町に居れば彼らは殺されてしまう。
皐月の事件も首謀者は堕ち神とのことだったが、同一人物なのだろうか。

一方、煌理の伴侶の千代子を見て、ミトは龍神と天界へ行ける「花の契り」を波琉に結んでもらうか思い悩んでいた。
勿論、波琉と永遠に一緒にいたいが、これにはある制約があってどうにも決心がつかない。そんな中、彼女は校内で階段から突き落とされるという災難に遭った。
幸い、千歳のおかげでかすり傷で済んだものの、以降、ミトは幾度も命の危機に晒されて・・・・。


この巻では「堕ち神」の真意も判らず、割と衝撃のシーンで終わってたのでビックリ。
そういえば鬼の花嫁でもこんな展開有ったっけな。
直前に例の儀式を済ませてたので、無事だと思うんですけど、こんなところで終わってまた半年くらい待つのか(^_^;)
そして、煌理の話によって星奈の一族の謎も解けました。
何となく予想は付いた事件ですが、村長たちのミトへの迫害理由はやっぱり理解できない。まぁ、いじめや迫害に走る輩たちの心境なんぞ判りたくもないですが。

面白かったけれど、今回の件は解決してないので聊か消化不良です。
でも、書き下ろしのシロのお話で癒された。


評価:★★★★★





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最終更新日  2023.11.03 21:54:54
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