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今日は12月の野鳥写真その3を掲載しようと思っていたのですが、愛知県大村知事に対する解職請求署名の偽造問題について昨日書いた記事に大幅な補足が必要な状況になったため、野鳥写真の記事は来年に回すことにします。スケッチブック30(見えてきた大村リコール不正)私とは根本的に主義主張が対立すると思われる方のブログなので、リンクのみにとどめ、引用は避けますが、重要な告発が含まれています。要するに、リコール署名偽造の裏側は、ハナから「リコールは惜しくも不成立、しかしこんなに多くの署名が集まって、大村知事を追い込んだぞ!」というストーリーを演出するためだったようだ、ということです。リコール不成立であれば署名簿の審査はしない(必要ない)から、不正はバレない、「惜しくも敗れたけれど40万筆も集めて、こんなに大村知事を追い込んだぞ、世間の風は我々にとって追い風だぞ」という「事実」だけを独り歩きさせることができる、そう考えたのでしょう。ところが、そんな事務局の計算などつゆ知らず、本気の本気で署名集めに頑張ってしまった、言い換えれば「踊らされた」右翼陣営の連中が少なからずいたわけです。リンク先のブログ主もその一人のようですが、その人たちが、署名簿の選管への提出の段になって大量の不正に気が付いてしまったことで、この策略が露見するに至ったわけです。最初から署名を偽造する前提で行ったリコール運動、事実とすれば、これって謀略以外の何物でもありません。そのために他人の氏名はおろか住所生年月日まで無断で使用した、というわけです。※先の記事で「名義の無断借用とか、架空名義署名または県外在住者の名義使用」と書きましたが、その後の報道に基づくと、判明している限りの偽造署名は架空名義ではなく、実在の人物の名義の無断使用のようです。県外在住者についてもかつては愛知県在住者であったとみられています。そこから浮かび上がるのは、昔住民基本台帳を閲覧して得たデータ(それ以外に住所と生年月日が記載されている名簿があればそのようなものも)を使って、それを丸写しにしたのではないか、ということです。リコールの署名は地方自治法に規定されており、その署名簿の偽造は地方自治法第74条の4にて、2 ~署名を偽造し若しくはその数を増減した者又は署名簿その他の~必要な関係書類を抑留、毀壊若しくは奪取した者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。という罰則が設けられています。立派な犯罪行為です。そのような犯罪を前提としたリコール運動を進めたということは、言い換えれば犯罪者集団、ということです。もちろん、「最初から署名を偽造する前提」というのは推測でしかありません。しかし、1000筆や2000筆ではない、何十万という全署名の8割が不正というのは、「一部の不心得者の暴走」でなしうるレベルをはるかに超越しています。それはもはや「組織的行動」と断ずるしかありません。そして、リンク先ブログの方が感じた印象、つまり「本気で署名を集めようとするボランティアは歓迎されない」という肌感覚からすれば、「最初から本気で署名を集める気はなかった=最初から署名を偽造する計画」と考えるしかありません。うっかり本気で署名を集めて86万筆を超えたりしたら、署名の審査が入って不正がバレてしまうから、本気で署名を集めようとする人はむしろ排除したかったのでしょう。そのような謀略が、このリコール運動のどのレベルで計画されていたのかは知りませんが、「8割が不正」という事実は、事務局が深く関与している、というか、主導していることを証明しているようなものです。代表の高須や運動を後押しした河村名古屋市長は、単なる神輿で何も知らなかったのか、知っていて黙っていたのか、自ら主導したのか。仮に知らなかったとしても最低限重い道義的責任を負っていますが、各選管が調査を行う方針を示した時の彼らの反応から見れば、知っていたのだろうと思います。(だからこそ、不正がバレることを恐れて反発したのでしょう)高須ではなく事務局の誰かかもしれませんが、法的責任を負って逮捕されるべき人もいるでしょうね。というわけで、年の瀬らしい内容は何もありませんが、この1年間お世話になりました。来年が皆様にとってよい年であることを(今年が最悪の年だっただけに、例年に増して強く)願っております。
2020.12.31
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※この記事を公開した後、大幅に加筆が必要と思われる情報に接したため、続編の記事をアップしました。14選管で署名の8割超が不正か 愛知知事リコール運動で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らが主導した愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で、県選挙管理委員会は28日、署名の提出があった県内64選管のうち、14の選管の署名を調べたところ、署名の8割超が選挙人名簿に登録されていない人物や、同一人物の筆跡と疑われる署名があったと明らかにした。25日までに県選管に報告のあった分。年明け以降も調査を継続し、悪質と判断した場合は県警への刑事告発も視野に入れるという。選管の担当者は「現行の直接請求制度の問題点や課題を示すものが非常に多く見られる」としている。---これは、選挙によって選ばれた首長を、非民主的な手段によって打倒しようというたくらみです。あえて言えば、武力によって政権を倒壊させるクーデターや、お金という「実弾」によって選挙結果を操作する買収と同列の行為であり、民主主義の根幹を危機に陥れるたくらみというしかありません。意味で、民主制度の根幹を破壊しようとするたくらみというしかありません。ネトウヨ陣営の主張の誤り、危険性については当ブログではこれまで散々指摘してきたところですが、それでもここまで大規模に違法行為を展開したのは初めてのことではないでしょうか。もっとも、あくまでも推測になりますが、この不正に手をそめた当事者たちはおそらく、そこまでの覚悟をもってこのような愚行に手を染めたのではないのではないか、という気がします。だいぶ前になりますが、「余命3年日記」なるネトウヨのブログが、彼らのいう「反日」弁護士に対する懲戒請求を煽ったら、それに乗せられて13万件もの懲戒請求がなされるという騒動がありました。弁護士に対する、根拠のない懲戒請求は不法行為であり、そのような最高裁の判例もあるのですが、おそらく彼らは自分たちが不法行為を行っているという自覚はなかったのでしょう。要するにネット上での議論やネット投票と同じようなノリで懲戒請求に手を染めてしまったわけです。被害に遭った弁護士は加害者に対して和解を呼びかけたうえで、応じない加害者には1人約30万円の賠償を求めて提訴し、今のところすべての裁判に勝訴しています。いくら本人たちの自覚の上では軽いノリの行為でも、法的には歴然たる不法行為だったというわけです。この懲戒請求騒動でも、中には無断で他人の名義を使用した懲戒請求があったのではないか、という話があります。今ところ、それについては続報がないので「疑惑」という以上このとは言えませんが、さもありなん、とは思います。この懲戒請求騒動と同様、ネット上の議論と同じようなノリで、解職請求という地方自治法に基づく直接請求に手を染めた挙句に、他人名義の無断借用、本来署名の資格がない愛知県に住民票がない人(あるいは完全に架空名義かは定かではありませんが)の署名などで水増しを行った、というわけです。「愛国無罪」のネトウヨ集団心理に乗せられて、善悪の判断力を鈍麻させた挙句の暴走というしかありません。ただ、逆に言えば、この連中は普段から、似たようなことをネット上でやっていたのでしょう。普段やってもいないことを、いきなりリコール請求の署名集めでやらないでしょうから。もちろん、ネット上でのなりすましとか多重投票の類も大いに問題ですが、金銭が絡まない限り、刑事事件にはなかなかなりません。しかし、地方自治法に規定されるリコール署名となれば話は別です。氏名だけではなく住所、生年月日、捺印もある署名簿に名義の無断借用とか、架空名義署名(または県外在住者の名義使用)とか、どう考えてもかなりヤバイ行為であることは、誰が考えたってわかることでしょう。このような、署名というものに対する信頼性、民主主義のルールの信頼性を根本的に貶める行為に対しては、一罰百戒の断固とした制裁が必要です。各選管には、必要に応じて刑事告訴を行うべきだし、選管の意向とは別に、氏名住所生年月日まで無断借用された被害者もそれに対して刑事告訴を行う権利があるでしょう。被害者の数が多いだけに、実際に刑事告訴を行う人も出てくるでしょう。ところで、愛知県知事に対するリコールの住民投票を成立させるためには、86万筆の署名が必要なところ、実際に集まった署名はその半分の約43万筆だったということです。それすら、大村知事は予想より多くて驚いたと聞きますが、別に驚く必要はなかったわけです。43万筆の8割が無断か架空名義か県外在住者とすれば、本当の署名数は必要数の半分どころか1割前後、ということになります。要するにリコール運動なんか仕掛けても惨敗は目に見えていたわけです。リコールなんて、成立するかせめていい勝負までもっていけなければマイナスしかないのに(だから、大村知事には批判的だった自民党もリコール署名には賛同しなかった)ネトウヨ陣営は「勝ち目がないからやめよう」という冷静な判断ができなかった。いわば対米開戦に突っ走った戦前の軍人たちと同じで、威勢のいい強硬論だけが仲間内でもてはやされて、「勝てないのでは」という冷静な分析は「消極的」と排除された結果じゃないか、と想像しています。まあ、彼らが政治判断のミスで自滅するのは「いい気味」「ザマーミロ」という以上の感想はありませんが、他山の石としなくてはね。それにしても、リコール運動を扇動した高須クリニックの高須院長、そして河村名古屋市長、この事態に対して、政治的、刑事的にきっちり責任を取ってもらわなくちゃね。
2020.12.30
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日帰りで白毛門にアタックしてきました。11月初めに登ったばかりの山ですが、雪があるとないではまったく別の山なので良いのです。今日は晴天、しかし明日から日本海側は大荒れの予報なので、年末年始の期間中、雪山登山のチャンスは事実上今日しかありませんでした。土合駅前。雪はありますが、ポカポカ陽気で、はっきり言って暑いです。この雪の斜面で、滑ってバランスを崩して、ちょっとよろけました。転ぶほどではなかったのですが、バランスを取るために思わず手を振り回しました。そうしたら肩に激痛。五十肩を無理に(思わず、余儀なく)痛む方向に激しく動かしたからです。転倒もせず手も着かず尻もちもつかず、どこもケガしていないのに肩に激痛という、もはや笑ってしまいます。本日の目標、白毛門はこちら。上越線を超えてここから登山道に入ります。何気にバス停の看板が雪で壊れてます。いきなりブナ林の急登。気温が高いのでざらざらした雪ですが、潜ります。ワカンを装着しました。ブナ林は気持ちいいけど、暑い。結構な斜度です。ここをワカンのみで登るのはさすがに厳しく・・・・・。ワカン+アイゼンにしました。ところが、気温が高くて雪がザラザラのため、ワカンでは歩きにくく、ワカン+アイゼンでも歩きにくく、アイゼンだけだとズボズボ潜る、何とも歩きにくい状態です。谷川岳が見えます。向こうは標高が高いので、雪もサラサラだろうなあ。年明け辺りに谷川岳も行こうと思っています。ザラザラの雪とサラサラの雪、濁点が付くだけでまったく違います(笑)最高の景色!トマの耳とオキの耳です。上記の写真からまた少し登ったところで撮影。しかし、このときは、背景が曇ってしまいました。日影が写っているので分かると思いますが、日差しはありました。でも、雪山は背景が青空か白い空かで印象が違います。白毛門は積雪期に過去2回登っていますが、1度目はもっと寒くてフカフカの雪でした。ただ、途中でラッセル隊の先頭に追い付き、トレースのない中での登りは遅々として進まず、途中撤退しました。2度目は記録的に雪の少ない年で、1000m以下にほとんど雪がありませんでした(その時は山頂まで行きました)今回は雪はたっぷりだけどザラザラ雪で歩きにくく、しかも滑りやすい(フカフカの雪はそんなに滑らない)結局12時前まで登ったところで撤退をを決めました。下りは、この斜度をワカン着けたまま(アイゼン+ワカンとはいえ)歩くのは怖くて、アイゼンのみで下山。そうしたら潜る潜る。腐った雪を踏みぬく、しかもアイゼンあまり効かずに滑る(もっとも、ワカン+アイゼンだったらもっと効かなかっただろうけど)、難渋しました。下ってきたところで、昼食と、お決まりの笛吹きタイム。実は土合駅地下ホームで吹いて、ここでもまだ吹いたのです。早めの途中撤退で時間が余っちゃったので、湯檜曽川の対岸を少し歩いてみることにしました。白毛門を登っている人は会った限りは5人くらいしかいなかったけど、湯檜曽川の対岸はスノーハイキングの人がいっぱい。最初から行先を白毛門ではなくこちらにしてもよかったかな。面倒なのでワカンを出さずツボ足で歩いちゃいましたが、スノーシューなどで結構な人が歩いて踏み固められたトレースなので、何とかなりました。時々踏み抜いて潜りましたけど。そして3時20分頃、土合駅に帰ってきました。無人駅ですが、トイレは超新しくてきれいです。(さすがにトイレの写真撮影はしませんでした)内心、上り線ホームでも笛吹こうかと思っていたのですが、ホームに案外人が多かったので断念。行きは高崎まで新幹線を使ってしまいましたが、帰りは各駅停車で帰宅。ただ、グリーン車を使ってしまいましたが。来年も雪山に行きます。
2020.12.29
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千葉県印西市の「白鳥の郷」に行ってきました。昨年11月に行ったことがあり、それ以来の2度目です。タヒバリがいました。意外と警戒心が強くて、かなり距離があっても逃げてしまいます。昨年は、何かの拍子で本来の「白鳥の郷」コハクチョウが飛んでいます。コハクチョウの成鳥。同じくコハクチョウの幼鳥。ヒシクイがいました!昨年見に来た時も、マガンが飛来していましたが、今年はヒシクイ。いずれもガンの仲間です。関東では滅多に見られません。ヒシクイの右隣り、アメリカコハクチョウと思われます。コハクチョウは、ユーラシア産の亜種コハクチョウと北米産の亜種アメリカコハクチョウの2亜種に別れますが、その北米産亜種です。日本にはわずかしか渡来しません。両端は普通のコハクチョウ、ヒシクイの左隣は、ひょっとするとコハクチョウとアメリカコハクチョウの雑種かな。昨年来たときは、何かの拍子で「白鳥の郷」からハクチョウが移動してしまい、1km以上離れた水田にいましたが、今年は本来の「白鳥の郷」にいるようです。白鳥と先ほどのヒシクイ以外にはオナガガモがいっぱい。それ以外のカモ類は見当たりませんでした。オオハクチョウもいました。淡水ガモ(カルガモなど)は普通の鳥のように助走なしでぱっと飛び立てます。しかし海ガモ(キンクロハジロ、スズガモなど)は、助走しないと飛び立てません。その代わり、足が体のより後方についているので、潜水ができます。(淡水ガモは潜れない)ハクチョウやガンは潜水できないけど体がでかいので助走なしには飛び立てません。体がでかいだけに、飛び立つさまはド迫力です。去年見に来た時より多いなと思ったら、700羽以上もいるそうです。コハクチョウコハクチョウの行列、最後尾にヒシクイ。おそろいでどちらに?手は挙げませんが道路を渡ります。コハクチョウの成鳥2羽と幼鳥3羽、親子でしょうか。そこに何故かオマケのヒシクイ。哺乳類は、トラとライオンが一緒に群れていますとか、馬とロバとシマウマが群れています、という話は聞きませんが、鳥は異種同士の混合群が普通。特にカモの仲間は普通にいろんな種類が群れます。もっと縁遠い種類ごとの混群も珍しくありません。無事渡り終えました。ガンは警戒心が猛烈に強いのです。人間に対する警戒心の強さはカモ<ハクチョウ<<∞<<ガン。マガンやヒシクイは警戒心が極度に強く、50mの距離でも逃げる。カモは5mでも逃げない。ハクチョウはカモより池沼警戒心が強いだけ。ところが、このヒシクイは白鳥並みに警戒心が薄い。こんなに近寄っても飛ばないとはねえ。ヒシクイは亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイの2つに分かれますがこれはどちらでしょうか。コハクチョウ。上空には常時白鳥が飛び交っています。飛び去る白鳥と飛来した白鳥が、どちらも結構いるようです。オオハクチョウ。コハクチョウと同じく、白いのは成鳥、灰色は幼鳥です。首を下げて稲を食べている2羽がオオハクチョウ、顔を上げている1羽がコハクチョウです。嘴の黄色い部分の形が識別ポイントです。白鳥の郷の写真は以上ですが、今月の鳥写真は更に続きます。
2020.12.28
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来年の出生数80万人割れか、コロナで産み控え…民間試算2021年の出生数について、複数の民間調査研究機関が80万人を割り込むとの試算を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う将来不安などから、産み控えの動きが広がっているためだ。政府内でも80万人割れの可能性を指摘する声が出ており、コロナ禍で少子化が加速する懸念が強まっている。試算通りとなった場合、出生数が19年に90万人を下回って約86万5000人になってから、わずか2年で80万人を割り込むことになる。日本の出生数のピークは第1次ベビーブームの頃で、1949年の約270万人に比べると3分の1以下の水準だ。厚生労働省によると、全国の自治体が今年1~10月に妊婦らから受理した妊娠届の件数は前年同期より5.1%減少した。第一生命経済研究所は妊娠届の減少が続く場合、2021年の出生数が77万6000人まで落ち込むとの試算をまとめた。同様の試算を実施した日本総合研究所の推計では、79万2000人となる。---妊娠届をいつのタイミングで出すかは人によるので(中には出さずに出産、あるいは出産直前にい出す人もいますが、望まない妊娠とか、精神的あるいは知的に問題を抱えているなどの困った事例である場合が多いです)、妊娠届の増減から来年の出生数が完全に予測できるわけではありません。今年はコロナの問題から、役所への必要な届け出も遅れ気味の傾向があることは割り引いて考えるべきでしょう。しかし、それを割り引いてもなお、妊娠届の減少は来年上半期についてのある程度の指標ににはなるでしょう。そして、下半期に入れば(つまり今年10月以降の妊娠届分)出生が急回復すると考える材料は何もありません。各調査機関の推計する来年の出生数は、細部はともかく大まかな傾向としては「おそらくそうなるだろう」としか言いようがありません。昔々、ニューヨーク大停電が起きてから10か月後に出生数が急増した、という故事があることから、コロナ禍で出生数が増えるんじゃないか、みたいな予想を立てる人もいましたが、現実はそんなことになるわけがない、ということです。細部はともかくとして、大筋としてはこのコロナ禍が日本の少子化を更に推し進めることになるのは間違いありません。そして、それを食い止めるための有効な手段はなかなかありません。そんなさなかに・・・・・。自民、選択的夫婦別姓削除し了承 男女参画計画、18日にも閣議決定自民党は15日、内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議を党本部で開き、政府の第5次男女共同参画基本計画案を了承した。当初案に入っていた「選択的夫婦別氏(姓)」の文言は削除され、「夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、さらなる検討を進める」との表現で決着した。与党の党内手続きを経て、政府は18日にも閣議決定する。(以下略)---第5次男女共同参画基本計画案の当初案が選択的夫婦別姓制の導入に前向きであることに自民党内極右派が猛反発し、事実上選択的夫婦別姓制は棚上げです。今年初め、衆院本会議での代表質問中、国民民主党玉木代表が選択的夫婦別姓制の導入を求めたのに対して、杉田水脈が「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばして騒動になったことがあります。これが自民党極右派の本音なんでしょうね。自分たちの理想とする価値観を他者にも強要した挙句、従いたくなければ結婚するな、と。それによって結婚数が減少→少子化がさらに進行、という事態については、関心の外なのでしょうね。もちろん、選択的夫婦別姓制の導入が少子化に及ぼす影響は微々たるものでしょう。しかし、少子化を止める簡単で効果的な策なんて、どこにもありません(あれば、とっくに行われている)。であれば、一つ一つの効果は小さくても、それらを積み重ねていくしかありません。早稲田大学が60歳未満の成人を対象に行った世論調査によると、「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦は同姓でも別姓でも構わない」が35.9%で「自分は夫婦別姓が選べるとよい。同」も34.7%、「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦も同姓であるべきだ」(つまり選択的夫婦別姓制に反対)は、14.4%とのことです。これから新たに結婚する可能性が極めて低い60代以上を除いた調査では、選択的夫婦別姓制への賛成が7割以上で、かつ自分の夫婦別姓にしたい人が約35%もいます。更に、別姓を選べず、結婚を諦めたり事実婚にしたりした経験を尋ねたところ、全体では1.3%、20代男性は2.4%、とあります。日本では事実婚への敷居は極めて高く、特に子どもを作っても事実婚を続けることには様々な不利益があるので、この人たちの大半は事実婚ではなく結婚をあきらめる選択をしたのでしょう。1.3%、いや、これから子どもを作る人の割合が高い20代に限れば2%以上(20代女性の割合は分かりませんが)です。年間出生数を80万人とすれば、1万数千人相当、もちろん微々たるものではあります。だけど、法律を変えるだけで済む、余計な出費がほとんどかからない選択的夫婦別姓制の導入だけで1万数千人の出生増が見込めるのです。これほどの直接的効果が見込める少子化対策が他にあるのかと私は言いたい。自民党極右派、ネトウヨ層は、伝統墨守で国滅ぶ、それでよし、というわけです。このままいけばそうなるでしょうね。コロナ禍は、その流れを多少促進する効果はあるでしょうが、本質的にはコロナ禍がなくても、さほど異なる結果とはならないでしょう。私もきっと65歳じゃもう年金はもらえないんだろうなあ。
2020.12.26
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12月の鳥写真は空振り続きでした。12月6日新習志野駅香澄公園ジョウビタキ・メス。ルリビタキがいるというので行ったのですが空振りでした。上はマヒワ、下はアトリ。12月13日葛西臨海公園遠くてボケボケ写真なのでアップはどうしようかと思いましたが、チュウヒはあまり撮影の機会がなかったので載せてしまいました。チュウヒウォッチングセンター前にて、ウグイスが出てきました。藪の中にいるので鮮明な写真を撮れる機会は少ないです。セグロセキレイ。都内では、ハクセキレイは多いですが、セグロセキレイは稀です。12月19日根子岳・・・・・実は100-400mmレンズを担いで冬山に登っていました(爆)ウソのオス。ウソは何度か撮影しましたが、はっきりしたオスは初めての撮影です。ウソ。胸も赤っぽいので、どうも亜種アカウソのようです。日本産の亜種ウソは中部以北の亜高山帯で繁殖して冬は低地に移動します。アカウソはサハリン以北で繁殖して日本では冬鳥です。ウソ。ウソの語源は鳴き声が口笛に似ているところからだそうですが(古語では口笛のことをウソと言った)、それにしてその亜種名の一つにアカウソとは、狙って命名したんじゃないの?って思ってしまいます。ウソ。しかし、ワカンとアイゼンとピッケル持って笛をフルセットでもって、100-400mmのレンズをもって、私はどこに何しに行ったんでしょうか(笑)コガラ。この時間は日が隠れて吹きが降っていたので空が暗く、画質はかなり厳しいですが。コガラ。翌20日、前日の登山の疲れをものともせず、石神井公園へ。・・・・・、ただし、早起きはできずに午後からでしたが。これは野鳥ではありません。ワカケホンセイインコ、飼い鳥が野生化して、石神井公園周辺では定着しています。エナガエナガ鳥の中でみんなの人気者と言えば、カワセミかエナガかです。どちらも私は大好きですが。
2020.12.24
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「事実と異なる」答弁118回 桜を見る会で安倍前首相安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡していたとされる問題をめぐり、安倍氏が国会で「事務所は関与していない」「明細書は無い」「差額は補塡していない」の3点について、少なくとも118回繰り返していたことが21日、衆院調査局の調べで分かった。これらの答弁は事実と異なっていた可能性が強く、野党は「虚偽答弁」と批判を強めている。立憲民主党が同局に調査を依頼し、結果を公表した。これらの答弁は昨年11月~今年3月、のべ33回の衆参本会議や委員会の機会で行われていた。内訳としては、「事務所は関与していない」という趣旨の答弁は70回、「明細書は無い」という趣旨の答弁は20回、「差額は補塡していない」という趣旨の発言は28回あったという。---例によって「本人のあずかり知らぬところで秘書が勝手にやりまた」というストーリーで逃げ切るつもりのようで、どうも本人に刑事責任が及ぶことはなさそうなのですが、道義的政治的責任は極めて重いというしかありません。しかし、最大の問題は、これが今初めて分かった意外な事実ではない、ということです。最初から疑惑があり、「事務所は関与していない」「明細はない」「補填していない」は、どう考えたって「そんなわけなかろう」としか言いようのない白々しい嘘なのは明白でした。それなのに、安倍がその責任をとることはなく、この夏まで平然と政権に居座り続けました。もちろんそれに対する批判も大きかったけれど、「身内」である自民党内、保守層、ネトウヨ層がそれを批判することはありませんでした。石破茂という(太平洋戦争に関する歴史認識が比較的マトモである以外は)まったくリベラルではない保守政治家が、安倍に批判的だというだけでネトウヨ層の総攻撃を受けたりもしました。身内の耳の心地よい言葉に囲まれていれば、気も大きくなるでしょうが、その間日本の政治は「迷走」としか言いようのない状況で、さすがに安倍の支持率も急降下し、退陣を余儀なくされました。ところが、退陣が決まった途端に急降下していた支持率が56%まで急上昇という異常事態です。このときは私も絶望的な気分になりました。もっとも、今この状況で改めて安倍の支持率調査をしたら、また支持率が急降下していることは確実です。実際には過去の政権に対する支持率調査はないですが、「安倍の説明が納得できるか」という調査には77%が納得できないと答えています。安倍の退陣表明直後に安倍を支持し、今は安倍の説明が納得できないと考えている人がどの程度いるのかは分かりませんが、単純計算では最低限3割以上の人がそうだということになります。実際はもっと多いかもしれませんが。あまり世論全般を批判しても仕方がない、とは思うものの、私はこの3割、あるいはそれ以上の人たちに聞いてみたい気がするのです。安倍の説明は、退陣表明直後の時点では納得できていたのですか?と。まったく想像もしなかった驚愕の事実が明らかになったというならそうなるのも分かります。しかし、散々問題になってきて、どう見たって明らかに「真っ黒」だったものが、ついに言い逃れできない証拠が明らかになった、というだけのことなのです。それなのに、退陣表明したら安倍を支持し、それからわずか3ヶ月で、分かりきっていた事実が今更確認されると「やっぱり納得できない」と。世論は移ろいやすいものですが、さすがにこれは釈然としないものを感じます。どんな疑惑にまみれた政治家でも、それに簡単に乗ぜられる世論と、盲従的支持者に囲まれていれば、疑惑に対して不誠実きわまりない対応を繰り返しても政権に居座っていられる、ということです。そんな日本の将来の方向性に、明るい未来が待ち受けているようには、どうも私には思えません。
2020.12.22
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ここ数日冬型の気圧配置が強まり、東京も厳冬期並みに寒く、大手町の気象庁アメダスでも氷点下を記録しています。そして日本海側では激しい降雪。こんな雪の時はぜひ雪山へ!!と、言いたいところなのですが、あまりに雪山すぎてちょっと危険かな、と。実は土合から白毛門に登るか、無理なら周囲のスノーハイクと思っていましたが、昨日は上越線水上-長岡間が除雪のため運休(前日に発表されていた)。水上から土合にはバスでも行けますが、水上の積雪量1m超、藤原で2m超と聞くと(土合はおそらく藤原に近い積雪量)、白毛門にトレースはないだろうし、登り初めの急登で雪崩は大丈夫かとか(樹林帯だから多分大丈夫だけど、雪が締まればともかく降雪直後はねえ)いろいろ考えてしまい、直前に行先を変更しました。変更した行先は菅平から根子岳へ。日本の気象は微妙なもので、例えば渋川から水上までなんて20kmくらいの距離しかないのですが、渋川は雪まったくなし、沼田はうっすらと雪化粧、後閑、上毛高原、上牧数センチか十数センチの積雪なのに、水上に着くといきなり積雪1メートルとか、太平洋気候と日本海機構の境目は、微妙にして急激に変化します。で、菅平も太平洋気候と日本海気候のせめぎ合うあたりで、寒いけど雪はそれほど多くありません。昨日朝の時点で積雪30センチ弱。これなら行ける!と思ったのですが。菅平ダボスバス停にて。なんちゃって登山道入口。「登山道入口」とありますが、実はこれは「登山道入口への近道の入口」なのでした。車道を通っていくと遠回りなのでショートカットする道。なぜか明治大学の敷地の中を通るようです。もちろん、ここを通っていけば根子岳、四阿山に通じているのは確かです。で、ショートカットルートを抜けると、本当の登山口に続く道路にまた合流します。バス停から登山口までがまた遠いのです。本当の登山口に着きました。バス停が標高1330mだそうで、この登山口は1590mなので、すでに標高差260mも登ってます。バス停を出たのが9時半過ぎ、登山口着が10時半過ぎ、この時点ですでに根子岳山頂到達は黄色信号(というかほぼ赤信号)で、登山口からわずか20mほどでトレースは途切れ、あとは踏み跡のない雪原。菅平の積雪は30cm弱でも、登山道は吹き溜まりではそれよりはるかに積雪があります。さっそくワカンの登場。ワカンを付けましたが、それでも斜面の吹き溜まりは膝より上まで潜ります。登りは遅々として進まず。トレースのない雪の斜面の登りはとにかく時間がかかるし、体力を消耗します。前回、数年前に来たときは、このあたりのどこかで、私選よりちょっと上までの斜面(つまり標高差2mなく、距離も2~3m、夏なら15秒で歩けるところ)を抜けるのに20分かかったことがありました。蟻地獄状態で登っても登っても雪が崩れて前に進まないのです。腫れたり曇ったりですが、遠方の視界はありません。晴れていればこの先が北アルプスの大展望なのですが。私の後から若いカップルがスノーシューで追いかけてきて、このあたりで追い抜かれました。ワカンよりスノーシューの方が浮力はありますが、それでもだいぶ苦労していました。東屋に到着。諸事情により、実は下山時に撮影したものです。だから曇っていますが、登りの時は日差しがありました。ここの標高は1757mだそうです。つまり登山口からの標高差はたった167m、登山口に所要20分と表示がありましたが、今日はここまで何と1時間半。バス停出発が9時半過ぎ、登山口通過が10時半、つまり、ここでもう12時だったのです。お昼を食べました。ここまで、スノーシューの若いカップルと前になり後になりで来ましたが、彼らはここで引き返したので、この先は私一人。前述のカップルはここまでで引き帰しましたが、私は引き続き先に進みます。この先もトレースはありませんが、そこまで積雪はなく、それほどは潜りません。夏ほどではないにしても、足取りは少し早まりました。とはいえ、ここまでに時間がかかりすぎて、もう山頂にはたどり着けないことが確定していました。それまでトレース(踏み跡)のなかった登山道に、突如足跡が出現。「ああ、足跡があった」と、これにくっついて行ってはいけません。これは動物の足跡。写真の途中で右に曲がっていくのが獣道、まっすぐ行くのが、トレースはないけど人間道。何の足跡でしょうか。シカかカモシカのどちらかだと思いますが。トレースのない人間道を、更に進みます。シラカバとダケカンバの疎林が続きます。1時15分過ぎに引き返しました。今回の最高到達地点がここ。晴天だったら未練がありましたが、天気はだんだん悪くなってきていて、山頂についても視界はなさそうでしたから。ここで笛を4曲ほど吹いたので、実際に引き返したのは1時半を過ぎていましたが。推定高度1900mくらい。登ってきた道を振り返り。夏は日帰り余裕、どころか東京をあは出発で四阿山と根子岳を両方登って下山だって可能ですが、冬は挑戦4度目にして未だ山頂に着けず。トレースがない限り、冬の日帰りは無理ということが分かりました。菅平で前泊すればいいのですが、山小屋はないので、菅平のホテルやペンションに一人で泊るのもねえ。天気は悪化してこんなに視界が悪化しました。でも、白くなった樹林は幻想的です。登山口まで戻ってきたところで、再度ピーヒャラと。こんだけ笛をもって、鳥撮影用の100-400mmレンズまでもって冬山に登るバカがここにおり(笑)。山の斜度難易度自体は冬山としては平易な部類で、今回もワカンとストックのみ使用、アイゼンとピッケルはまったく使わずらに終わりました。登り初めすぐの牧場脇にトレースさえあれば余裕で日帰りで登れるんですが。
2020.12.20
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「GoToトラベル」全国で一時停止 28日から1月11日まで、首相が方針転換<新型コロナ> 菅義偉首相は新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開き、観光支援事業「GoToトラベル」を12/28~1/11、全国で一時停止すると表明した。感染拡大に歯止めがかからない状況を踏まえ、首相は「GoToトラベル」の全面的な見直しに方針転換した。飲食店などの営業時間短縮も延長する方針。年末年始期間は協力金を倍増し、最大で1カ月当たり120万円とする。政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は全国一時停止判断について「踏み込んだ対応だ。決意の表れだ」と評価した。官邸で記者団に語った。 ---正直なところ観光関係の業界で働いている知人もおり、その苦境は想像がつくので複雑な心境もあります。私自身も、家に閉じこもる生活はこりごりです。そういう意味で経済活性化策は必要と思います。ただ一方で厚労省はこんな告知を出しています。飲食店の時短営業の要請などもある。善し悪しの問題ではありませんが、その状況で飲み会や旅行を、政府が公費でキャンペーンを張ってまで推奨するか、というのは疑問があります。キャンペーン一時停止は、現状ではそうするしかないと思いますが、早く決めていれば、それだけキャンセル料を巡る傷口は小さくて済んだはずですが、またぞろキャンセル料を誰が負担する、という話でもめることになります。結局、また公費で負担するのでしょう。それにしても、こうやってGoToキャンペーンで「持ち上げてから落とす」くらいなら、最初からそんなキャンペーンはやらない(別の種類の経済活性化策を選ぶ)方が良かったんじゃないか、と思ってしまいます。が、結局のところ、経済とは人の動きであり、経済活性化とは人がいっぱい動く(ことでお金が動く)ことですから、感染症対策と経済活性化は本質的に二律背反。両方を解決する良策などあるわけがありません。菅政権のやり方は拙劣の極みですが、他の人がやれば、万人の納得するような解決策が出せるかというと、それも難しい。解決のない難問です。が、その一方で菅首相が“GoTo忘年会”「自分は許される」感情逆撫でする特級国民意識12月14日に「GoToトラベル」の全国一斉停止の発表を行った夜、菅義偉首相が東京・銀座の高級ステーキ店を訪れていた。「会に出席したのは菅首相の他、GoToの“旗揚げ役”ともされる二階俊博幹事長ら自民党幹部数名、王貞治氏に杉良太郎さん、みのもんたや政治評論家の森田実氏ら8人ほど。杉は取材に対して“野球の話をしただけの忘年会”とはっきりと答えています。この時期に不要不急の会合と言われても致し方ない」(全国紙記者)政府はかねてより、国民に対して「5人以上の会食を避けるように」との要請を再三にわたって繰り返してきた。この14日も、都内の新規感染者数が火曜日としては最多の460人を数えるなど、新型コロナ感染拡大の“第3波”とされる現状に、予定していた忘年会を泣く泣く取りやめた国民も多いことだろう。---ステイホームはこりごりなので、他者が外で飲むことをけしからんとは私は言いたくありません。ただ、登山や野鳥観察、演奏を自粛する気ゼロの私でも、さすがに外で飲み会は遠慮しています。緊急事態宣言が出た4月以降、外で家族以外とお酒を飲んだ機会は、コロナが比較的落ち着いていた時期に3回しかありません。11月以降はゼロです。まあ、自分だって外で仲間と飲みたい気持ちは大いにあるので、他人の飲食自体に目くじらをたてる気はあまりありません。ただ、飲食の中身、つまりおそらくは機密費か何かの公費で、超高級店で飲食の梯子、という面では、思うところは大いにあります。加えて、「覚悟の3週間」とか、遅ればせながらもGoTo一時停止とか政府として言っている立場なのに、やっていることがあまりに違う。これは、安倍政権も同じでしたが、これでは多くの人に不信感をもたれても仕方がないでしょう。
2020.12.18
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DHCに「差別だ」と批判あがる。競合他社を在日コリアンへの蔑称を使い批判化粧品大手の「DHC」にネットで批判が寄せられている。公式サイトに掲載した文章で、在日コリアンへの蔑称を用いて競合他社を批判したなどとして、Twitterでは「#差別企業DHCの商品は買いません」とするハッシュタグが日本のトレンドに入っている。問題視されているのは、DHCが公式オンラインショップのサイトに掲載した「ヤケクソくじについて」という文章。吉田嘉明・代表取締役会長の名義で、2020年11月に書かれたものとしている。文章は自社製品サプリの優位性をアピールするもの。価格面について、他社を「DHCなら500円で売れるものを5000円近くで販売している」とし、消費者についても「消費者の一部は、はっきり言ってバカですから、値段が高ければそれだけ中身もいいのではないかと思ってせっせと買っているようです」と批判した。そして、同じくサプリを手掛けるサントリーについて「CMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です」とし、蔑称を交えた呼称を使い「ネットでは揶揄されているようです」と綴った。この部分について根拠は一切示されていない。(以下略)---DHCがネトウヨ企業であること自体は周知のことで、こういうヘイトスピーチそのものの文書を公表するのも初めてのことではありません。傘下のDHCシアターの番組「ニュース女子」が沖縄の基地反対運動をデマで攻撃する番組を放送したこともありました。ただ、さすがに同業他社、というよりDHCよりはるかに巨大な超有名企業であるサントリーに対して、根拠ある批判ではなく、こういうヘイト攻撃をかけるのは、常軌を逸しています。いや、もちろん相手がサントリーでなくても、その発言は充分に常軌を逸しているのですが。その内容は、もはや論評するようなレベルの代物ではありません。人間のクズが他人を人格攻撃するとこうなる、という典型としか思えません。ちなみに、日本人の中でコリアン系(朝鮮半島からの血筋)をまったく引いていません、という人はいったいどのくらいいるのでしょうか。濃い薄いはともかく、朝鮮半島出身の血筋をまったく引いていないという人は、外国(当然韓国朝鮮以外)出身で近年に帰化した人を別にすれば、アイヌと沖縄には多少いるかもしれませんが、それ以外の日本人にはまずほとんどいないでしょう。もう一つの、「消費者の一部は、はっきり言ってバカですから、値段が高ければそれだけ中身もいいのではないかと思って」っていうのも、これまた大概な発言です。確かに、中身は(だいたい)同じでも高い方を買うという人はいるでしょうが、それは必ずしも「値段が高ければ中身もいい」と思っているからではありません。例えばブランドに対するあこがれ、安全性やアフターサービスへの信頼、理由はいろいろあるでしょうが、すべての人が商品の選択基準の第一位が値段であるとは限りません。中身が同じと分かっていても高い方を購入する選択は珍しいものではないのです。それが良いか悪いかは、購入する人が決める問題であって、それを売る側が「こっちを買わないのはバカだ」とか、そんなことを言う方がバカ、というものです。私は男性なので化粧品というものにほとんど縁がなく(日焼け止めくらい)、DHCの製品を使ったことはありませんが、今後も決してこの会社の製品は使うまいと決めています。
2020.12.16
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菅首相がニコ生でニタニタ薄笑い…開口一番「ガースーです」の唖然呆然11日、ニコニコ生放送の「菅義偉総理が国民の質問に答える生放送」に出演した菅義偉首相。ジャーナリストの鈴木哲夫氏から、「国民に向けてまず一言」と水を向けられた菅首相はニタニタと薄笑いを浮かべながら、「みなさん、こんにちは。ガースーです」と緊張感ゼロのご挨拶。国民から寄せられた質問に答える場面では、新型コロナ禍の中、「Go To トラベル」の一時停止や時短営業に特化した自粛要請という政策効果への疑問に対し、「国としてもこれ以上(感染拡大を)防がないといけない」と答えつつ、大阪や北海道などの飲食店の時間短縮営業をダラダラと解説。鈴木氏が「Go To」の一時停止について、あらためて問うと、「まだそこは考えていません」と答えていたから驚きだ。(要旨・以下略)---菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る コロナ対策評価せず62% 毎日新聞世論調査毎日新聞と社会調査研究センターは12日、全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は40%で、11月7日に行った前回調査の57%から17ポイント下落した。不支持率は49%(前回36%)で、菅内閣発足後、不支持率が支持率を上回ったのは初めて。菅政権の新型コロナウイルス対策について聞いたところ、「評価する」は14%で、前回の34%から20ポイント下がり、「評価しない」は62%(前回27%)に上昇した。---菅首相がニコ生に出て「ガースー」ですとあいさつしたという報を見て、大してダジャレが得意でもないうちの相棒がパッと言ったのがタイトルのセリフ。あまりにツボにはまったので、借用しました。菅首相の人気が急降下中だそうです。もちろん、私はそもそも最初からカケラほども支持していないし、それは安倍政権も同じでした。ただ、好き嫌いはひとまず置いて、安倍政権を裏で支えていた最大の功労者(「功労者」という言い方はしたくありませんが)が菅官房長官であったことは間違いないでしょう。その同じ人物が、首相になった途端にこの状態です。官房長官(トップの補佐役)としての資質はあったのでしょうが、首相としての資質はなかった、ということなのでしょう。官房長官は、実務上はともかく、対外アピールという面ではあまり目立つ必要がない、というより首相より官房長官の方が目立っていたら、それはそれで色々不都合がありそうです。首相と官房長官の力関係は、時々で千差万別でしょうが、基本的には首相が方向を決めて、官房長官がそれを実現するために細部を差配していく、というのが本来の姿なのだろうと思います。安倍政権においても、安倍の目指す方向性に私はまったく不同意ですが、ともかく安倍が「こういう方向を目指したい」と間違った方向(とは本人は思っていないでしょうが)を示し、それに向けて菅官房長官が差配していたものとおもいます。いや、それすら、政権末期には政権内の不協和音から、安倍取り巻きの何人かの政治家と官僚が取り仕切っていて、官房長官は重要な決定から外されているのでは、という観測もありましたが。ともかく、他人の決めた方角にレールを敷くことには才能があっても、自分でレールを敷く才能はあまりない、ということなのかなと想像しています。もちろん、安倍のように間違った方向に信念をもってレールを弾く政治家のとんでもないとは思いますが、それはそれでその方向を正しいと思っている連中からは強固な支持があったわけです。しかし、菅の場合は存在感自体がうっすらしており、誰からも支持されない、ということになるのでしょう。それにしても、もちろんコロナ騒動下でも経済は動かしていかなければならない、そのあたりの事情は私も理解するところではありますけど、今この状況でGoToキャンペーンが経済刺激策として有効なのか、誰だって疑問に思うはずです。時短営業でGoToとか、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態です。最初に敷いてしまったレールから方針転換できないから続けているだけ、というように見えて仕方がありません。そこでレールを敷き直す勇気はないのでしょう。これは、有毒ガースーを早く換気しないと、国民がみんな中毒してしまいます。
2020.12.14
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「リスクより利益大きい」ファイザー製ワクチン、米FDAが結論米食品医薬品局(FDA)が米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、近く緊急使用許可を出す見通しとなった。ワクチンの効果や安全性を検証したFDAの専門家グループがクチンの接種は「リスクより利益の方が大きい」と結論づけた。早ければ来週初めにも接種が始まる見込みだ。ファイザーと独製薬企業ビオンテックが開発したワクチンは、最終段階の臨床試験で95%の予防効果があったとの結果が出ている。深刻な副作用は確認されておらず、専門家グループは16歳以上への緊急使用は容認できると判断した。米政府によると、FDAの承認後、24時間以内にワクチン640万回分を全米各地に出荷する。米疾病対策センター(CDC)は医療従事者や介護施設の入所者を優先的に接種する方針。ファイザーのワクチンは、英国やカナダ、バーレーンで承認され、英国では8日から接種が始まっている。ファイザーは今後さらにワクチンの安全性のデータを集め、来年4月にFDAに正式承認を求める方針だ。---ワクチンや薬の開発には、通常は何年もかかるものです。それが1年もかからずに実用化とは、大変な早さですが、その速さは何かを犠牲にしなければ実現できるはずがありません。新薬の開発の過程では、動物実験から始まって人間による治験によって安全性と効果の確認を行うわけですが、その病気にかかっている人の治療効果を測定すればよい通常の薬より、その病気に罹患していない人に接種するのが前提のワクチンの効果確認のほうが、更に困難が伴うであろうことは、容易に想像できます。治験のどこの部分を短縮して緊急使用許可の漕ぎつけたのかは知りませんが、現時点では安全性または免疫効果についての確認が、他の薬やワクチンに比べてかなり端折られた状態での承認だ、と考えるしかありません。ものすごく高確率で起こるような分かりやすい副作用は確認済みでしょうが、きわめて稀に起こるような副作用がどこまで検証されているのかは、私には分かりません。日本で接種が始まるのは(それ以前に薬として承認されるのは)まだ先のことになるでしょうが、それでも通常の新薬、新ワクチンよりは相当早いことに変わりはありません。その日本でも、ワクチン接種を無料化する代わりに接種を国民の努力義務とする改正予防接種法が成立しましたが(全会一致というので、野党の賛成したようです)、正直言って、今の時点でコロナワクチンを率先して接種したいかと言えば、ノーです。もちろん、罹患のリスクとワクチンの安全性とどちらを取るか、という問題で、米FDAはリスクより利益の方が大きいと判断したわけですが、新型コロナの蔓延と死亡率が酷い状態にある米国と、現時点では死亡率がそこまでは高くない日本で、同列に論じられるのかどうかは私には分かりません。(ただし、死亡率が低い明確な理由ははっきり分かっていないので、逆に言えばいつ欧米並みに死亡率が上がっても不思議はない、とも言えます)私は反ワクチン主義者ではないから、効果と安全性が十分確認されれば接種は受けたいですが、今の時点で効果と安全性が十分確認されたとは言い切れない気がするのです。だから、接種を受ける順番は、日本で接種が始まって早くても半年以上後、接種対象者の3割くらいが済んだあと、くらいがいいと思っています。私の前に3000万人くらい接種を受ければ、さすがに副作用の有無なども全部分かるでしょうからね。というわけで、接種が始まったら、順番は皆様にお譲りいたしますので、ぜひぜひ私の前に人体実験をお済ませ下さい(爆)
2020.12.12
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「日本は日本。堂々と守ればよい」 自民、夫婦別姓巡り反対派から異論噴出自民党は8日、内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議を開き、政府が今月18日の閣議決定を目指す「第5次男女共同参画基本計画」について議論した。その中で「選択的夫婦別姓」に関する記述で約2時間半にわたって紛糾。制度導入反対派からさらなる修正を求める声が上がり、了承は先送りされた。選択的夫婦別姓を巡っては、内閣府が「政府においても必要な対応を進める」など、導入に前向きな第5次計画原案を提示し、反対派から「夫婦同氏が少子化の原因のような書きぶりになっている」などの指摘が相次ぎ、修正が求められていた。この日、内閣府は「子への影響や家族の一体感(きずな)に与える影響も含めて、国民各層の意見を踏まえる必要がある」などと反対派にも配慮した修文案を配布。結論部分こそ「必要な対応を行う」と原案を踏襲したが、夫婦同氏制を合憲と判断した2015年最高裁判決を大幅に引用するなどした。これに対し賛成派からは「政府として必要な対応を進めていくという部分はしっかり残すべきだ」(井出庸生衆院議員)、「さまざまな考え方に対応できる社会を作ることが国民政党の役割だ」(宮崎政久衆院議員)などと賛同する声が上がった。しかし反対派は「結論が先走りすぎている」(片山さつき前女性活躍担当相)などと猛反発。「国際社会において、夫婦の同氏を法律で義務づけている国は日本以外に見当たらない」などの記述に対しても、「日本は日本。家族単位の福祉も税もあり、堂々と守っていけばよい。削除すべきだ」(高市早苗前総務相)などの意見が出た。---さすがの自民党も選択的夫婦別姓制への賛否は党内で割れているようですが、とにかく極右派が絶対反対でどうにもならず、一歩も先に進みそうにありません。この問題は、過去何回か取り上げていますが、結局のところ自民党内の極右系議員が騒ぎ立てるので、一歩も先に進まないようです。何回も書いているように、我が家は選択的夫婦別姓制が通っても、相棒が旧姓に復することを希望しないので、別姓にはしません。が、知人友人職場の同僚に、別姓制の成立を待ち望んでいる夫婦は何組もいます。そんな人たちのために夫婦別姓を選択できるようにする、もちろん我が家のように別姓を希望しない夫婦はそのまま、そういう選択肢をもうけることに、いったい何の不都合があるのか、私にはまったく理解ができません。自分たちの価値観にあう家族の形を大事にしたい、それは構いませんが、何故それを全国民に画一的に押しつけようとする、そこが私には理解できないのです。先日記事を書いた皇室の結婚騒動も同じです。夫婦別姓とは違って、あの結婚騒動については私も「あの結婚相手で大丈夫なの?」とは思いますが、そうは言っても、たで喰う虫は好きずきです。結婚という個人の問題に赤の他人がどうこう言ったって仕方がないじゃないか、と思うわけです。要するに、全国民を同じ色に染め上げないと気が済まない人たち、ということなんだろうなと思うわけです。話は変わりますが、先日たまたま書店を歩いていて、「WiLL」と「Hanada」を見かけてしまったのですが、表紙を見たら、揃いも揃ってトランプよいしょ、バイデン陰謀論の特集。表紙をみただけでお腹いっぱいで、手にも取りませんでしたが。(「諸君」があった時代には、自分の主張と正反対の雑誌はよく見たのです。読めば内容に反発は覚えますが、それも自分の考えに対するいい刺激材料という側面もありました。しかし、今の極右系雑誌は、「諸君」と比べて内容の劣化が著しく、読もうという気力、それ以前に書店で手に取ろうという気力がとても湧きません。)Qアノンから輸入したような、愚にもつかない、本当にどうしようもない選挙不正「疑惑」だの、「バイデンは中国の手先だ」というバカバカしいレッテルが、一部のネトウヨのあいだでもてはやされていることは知っていましたが、まさか活字メディアがそんなものをマトモに取り上げるとは思いませんでした。それ以来調べると、他にも点々とそんな記事が散見されるようです。こういう人たちがのさばって、政策を牛耳っているような自民党が圧倒的与党、という状態では、日本は良い方向になんか進みようがありません。
2020.12.10
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ナイキの、この動画が物議をかもしているそうです。正直なところを言うと、表現がやや抽象的で、趣旨は分かるけど言いたいことが伝わりにくい動画、という気は少しします。ただ、それは表現としての分かりやすさの問題であって、言いたいことの良しあしの問題ではありません。この広告が言わんとすることに対して、異論反論などあろうはずもありません。ところが、それに対して日本のネトウヨたちからすごい反発が起こっているのだそうです。ナイキCMへ批判殺到の背景にある「崇高な日本人」史観ナイキジャパンが製作したPR動画が、摩訶不思議な批判を受けている。動画の再生回数は同社の公式ユーチューブサイトで約1000万回(20年12月3日現在)に迫るが、その中で日本人ユーザーのものと思われる批判コメントの殆どが所謂「ネット右翼」と呼ばれる層によるもので、「日本には人種差別は極めて少ない(よってこのCMはけしからん)」「日本に朝鮮人差別は無い、あったとしても理由があるから」「ナイキは反日企業だ、もう買わない」「朝鮮総連が日本人拉致に関与している事実をナイキは知っているのか」などと言ったコメントが多数を占めている。このPR動画には主に3人の少年少女が登場するが、その中の一人は在日コリアンとみられ、学校で「いじめ」にあっているさまが描かれている。嫌韓・反在日コリアンを金科玉条とする日本のネット右翼は、おそらくこの部分の描写が特に気に食わなかったのだろう。彼らの反応は、・日本には欧米のような人種差別問題は極めて少ないのに、ナイキのPR動画ではあたかも日本でも欧米同然の在日コリアンに対する人種差別が行われているような風潮を惹起させ、日本全体のイメージを貶めているというものである。彼らがなぜナイキのPR動画にここまでの拒否反応を示すのか、一言で言えば、日本人は欧米人とは違って、人種差別などを行わない崇高な民族である、という「崇高な日本人史観」が背景にあるからである。(以下略)---なるほどねえ。お決まりの人たちが吹き上がっている、というわけですね。引用記事も指摘していますが、日本に差別はあります。問題の動画を見ると、登場人物のひとりはおそらく在日コリアン、もう1人は黒人が黒人とのハーフのようです。後者に対する差別は「人種差別」ですが、前者に対する差別は、日本人と韓国朝鮮人に人種的な差異はない(どちらも黄色人種)ので、「民族差別」という方が正確でしょう。もっとも、問題の動画には、「民族差別」も「人種差別」も、そんな言葉は出てこず、あくまでもそれを解説する側の問題ですが。在日コリアンに対する数々の差別は歴然としており、「差別はない」などというトンデモ認識に従う謂われはないでしょう。黒人差別も同様です。以前にも書いたことがありますが、日本では黒人差別が目立たないのは、単に社会の中で黒人が(在日コリアンや中国人と比べれば)少ないので差別が露見する機会が少ないというだけのことであって、黒人に対する差別がない、ということではありません。仮に、もし日本に差別がなかったとしても(実際にはそんなことはありませんが)、「差別はよくないことだ」という啓発を行うのは悪いことではありません。考えてみてください。もし犯罪が多発しているなら「犯罪に気を付けましょう」、地震津波台風など自然災害の危険があるならそれに対する備えをしましょう、というのは、当たり前のことです。「たいしたことがない犯罪被害を針小棒大に言い立てて日本を危険な国に見せかけと貶めようとする陰謀だ、反日だ!」などと言い出す人間がいたら、「アホかっ」というのが大方の反応でしょう。何故差別問題だけが、それを啓発することが「反日」になるのか。そこに合理的な説明など何もありません。そういう言い分を認めれば、日本の何らかの負の側面を指摘したり批判したり是正を求めたりする主張はすべて、恣意的に「反日」のレッテルを貼れることになります。まったく自由自在の魔法のツールというものです。引用記事が指摘する「崇高な日本人史観」という表現は、「なるほどな」と思わせるものがあります。確かに、「日本人は崇高で差別や道徳的に劣った行為はしない」という見方(史観)は、「南京大虐殺はでっち上げだ」「従軍慰安婦なんていなかった」という主張と容易に結びつくだろうし、それに対立する主張に対して「お前らは日本人じゃない」、「反日」「中国の手先」というレッテル貼りもつながるでしょう。もちろん、対立する意見に対する悪意も少なからずあるでしょうが、「崇高な日本人はそんなことをしないはずだ」という根拠なき思い込みの影響も確かにあるのでしょう。そこに、自分がやっていることは差別だ、という理解はないわけです。いずれにせよ、こういう自省なき「崇高な日本人史観」の持ち主が、「反日」というレッテルを気に入らない相手に自由自在に貼って、差別に反対する声がかき消されるような世の中になったら、残念ながら明るい未来の展望が見えません。
2020.12.08
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眞子さまに婚姻の自由ない? 伊吹氏の見解、憲法学者は否定「小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に、やはり皇嗣殿下がおっしゃっているようなご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福の上に、ご結婚にならないといけないんじゃないか」自民党の伊吹文明元衆院議長が、小室圭さんに“異例の苦言”を呈したことが物議を醸している。秋篠宮さまは誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚について「認める」と発言された。その理由について秋篠宮さまは「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」と、眞子さまのご結婚についても、憲法に明記された婚姻の自由を尊重すべきとのお考えを語られていた。しかし伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明。さらに「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と指摘したという。~『憲法と天皇制』(岩波書店)などの著作がある横田耕一・九州大学名誉教授は~「たしかに、憲法学会には皇族に憲法は適用されないという考え方もあります。ただし、その考え方に基づく場合も、皇族の人権が制約を受けるとすれば、その根拠は皇室典範のなかにないといけません。たとえば男性しか天皇になれないという制約は、憲法に違反するかどうかは別として、皇室典範に記された法的根拠のある制約です。しかし、皇族の結婚を制約する根拠は皇室典範の中にありません。仮に皇族には憲法が適用されないという立場から考えても、法的に眞子さまが制約を受けるということはありません」---眞子さんの結婚問題というのが、結構騒動になっているようです。正直言って、それ自体については私は興味も関心もありません。個人的には、自分の子どもが小室さん(のような人物)と結婚したいと言ったら、多分止めると思います。先のことは分かりませんが、現時点で経済的に自立した生活が送れる能力があるのかどうか、疑わしいところが多々ありそうですから。多分、5年後か10年後、不幸な結果になっている可能性は高いんじゃないか、という気がします。でも、説得しても何してもどうしても結婚すると言われちゃったら、もうどうしようもないじゃないですか。おそらく秋篠宮も、相当説得したんだろうと思いますよ。それでも翻意しないんだから、しょうがないじゃない。なるようになるしかない。まさか、座敷牢に入れて結婚を禁止するんですか?そんなことはできないに決まっているのです。結婚したら、相手が覚醒して真人間になるかもしれないし、そうではなく夢から覚めて離婚、ということになったとしても(そっちの可能性の方が高いとは思いますが)、まだ若いんだからいくらでもやり直しがきく。一度結婚に失敗したら人生終わり、ではありませんから。やってみて、失敗してみるのも人生というもの。というわけで、私は別にこの二人の結婚を特別に祝福する気はないのですが、そこまで結婚したくて、しかも親も(渋々、ではあるけれど)それを認めると言っているんだから、それを第三者が良いの悪いのと言っても始まらないだろう、と思うのです。結婚に際して、あんな奴との結婚のために巨額の持参金(一時金)が国費から出されるのは許せない、ですか?それは、私も半分だけ同意します。「あんな奴」ではなくとも誰との結婚であれ、皇族の結婚のために億の単位のお金を使うのはどうかと思うからです。相手を見て、こんな人なら持参金を認めるがこんな人なら認めない、というのはおかしな言い分です。法律というのは、相手の人柄によって適用したりしなかったりするものではないからです。相手が小室氏だろうが黒田氏だろうが、対応は同じでなければなりません。小室氏だからではなく、相手がいかなる人格高潔で能力の高い人物であろうが、皇族の結婚に際して世間一般の常識からかけ離れた持参金を、皇族の私費ではなく国庫から支出するのはおかしい、ということに尽きます。ありていに言って、二人の結婚について、私もあまり好意的ではありません。不幸な結果に終わるだろう、という予感は、ネットで騒いでいる人たちと、多分あまり変わらないでしょう。が、所詮は会ったこともない他人同士の話です。どうしてもそうしたいというなら、好きにすりゃいいじゃないとしか言いようがない。それを自分や自分の家族のことのように、大声で賛成したり反対するような話ではありません。ところが、ネット上では二人の結婚問題に怒り狂っている意見があふれかえっているのです。いやいや、なんでそこまで他人同士の結婚に賛成の反対のと言えるのか。いったいどこまでおせっかいな人たちだよ、と思ってしまうのです。この辺りは、何回か取り上げた選択的夫婦別姓制への反対派に対する感想と軌を一にします。「選択的」夫婦別姓であって、別姓を希望しない人たちに別姓を強いる制度じゃないのに、なんでそれを妨害する、どうして別姓を希望する夫婦に対してそこまでおせっかいになれるのか、と思うのですが、それと同じことです。きっと、こういう人たちは、逆に自分たちの意に沿う結婚だったら、逆に「国民を挙げて祝福すべきだ」(祝福しない奴は反日だ)などと言い出すんだろうなあ。というわけで、二人の結婚問題については、私はさして興味もないのですが、それに対するネット民の反応の方に、強い興味を抱いてしまうのです。これも、ネット上だけの動きという気はしますけどね。ネット以外で、この「問題」についてそんなに強い関心を抱いている人なんて、見たことがないですから。なお、引用記事の伊吹の言い分に関してですが、「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがある」という話と、皇族が「日本国民かどうか」はあまり関係がない、と私は思います。そもそも皇室に憲法が適用されない、というのも、果たしてどうでしょうか。憲法第11条に「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。」とありますが、国民でなければ基本的人権を剥奪してよいわけではありません。第18条に「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。」とありますが、日本国民でなければ奴隷にしてもよい、というわけでもありません。第30条に「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」とありますが、日本国民でなければ税金を払わなくてもよいわけでもありません。(ただし、皇族は「法律の定めるところにより」税金は免除されています)つまり、「日本国民でないから、憲法に定められた権利を与えなくてよい(あるいは義務を課さなくてよい)」ということにはならない、ということです。そのうえで、引用記事が指摘するように、皇室典範という法的根拠なしに皇族の結婚を制限する権限など誰にもない、としか言いようがないでしょう。
2020.12.06
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桜問題 安倍前首相「誠意持ち対応」安倍晋三前首相は4日、自身の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が任意での事情聴取を求めたことに関し「私は何も聞いていない」と述べたうえで「真実を解明することが大切だから、誠意を持って対応していく」と捜査に協力する姿勢を示した。国会内で記者団の取材に答えた。安倍氏はまた、「捜査の対応が決まった段階においては、お話しできることをお話しさせていただきたい」とも語った。野党側が安倍氏の国会招致を求めていることについては「捜査が続いている段階においては申し上げることはない」と応じない姿勢を示した。---「誠意をもって対応」って、口先ではなんだって言えます。安倍は確かに、お友達に対してはとてもとても誠意あるお人柄のようです。森友、加計、地元の支持者など。でも、「お友達」ではない人たち、自分の意に反する国の制度や法律に対しては、およそ誠意のかけらもない。これまでがそういう対応しかしてこなかった人間が、今更「誠意をもって」とか、笑わせてくれます。この問題が初めて取り上げられて以降、安倍が行ってきた弁明、曰く「会費はホテルが設定した」「後援会としての支出は一切ない」「ホテルから明細書は一切受け取っていない」などは、すべてウソだったわけです。いや、まあ最初からそんなことは分かり切っていたわけですが。あのホテルニューオータニでアルコールが供させる夕食会が1人5000円でできるわけがない、というのは、ほぼ一般常識に類することですから。少なくとも、ほんのちょっと調べればすぐに想像がつくことです。それにも関わらず、明らかに嘘と分かる、こんな白々しい弁明をしてきた人物のどこに「誠意」があるのか。安倍のシナリオとしては、すべては秘書がやったこと、安倍本人はあずかり知らぬことでした、という話にしたいのでしょう。百万歩譲って疑惑が表面化する以前はそうだったとしても、疑惑が表面化して以降は、こんな歴然たる事実を無視して、誰も信じないような白々しい弁明を繰り返してきたのは他ならぬ安倍自身です。まことに残念ながら、報道によれば公設第一秘書が詰め腹を切らされて略式起訴で終わりのようです。略式起訴は100万円以下の罰金が対象なので、つまり有罪でも懲役(執行猶予付きでも)はない、ということです。安倍本人も刑事訴追はされないのでしょう。それで終わりかよ、と思わざるを得ませんが、「えこひいき罪」がないのと同様に「不誠実罪」という犯罪もありませんから(犯した犯罪に対して不誠実な対応が量刑に影響する、ということはありますが)、そこは仕方がありません。容疑が政治資金規正法違反ではなく公職選挙法違反になれば、公設第一秘書の有罪は連座制で安倍の失職につながりますが、なかなかその道は難しそうです。ただ、いずれにしても、安倍は誠実性のかけらもないような白々しい弁明を行う人物である、ということは、白日の下にさらされました。(今までだって歴然としてはいましたが)その白々しいウソを真に受けて(本気で信じたのかどうかは知りませんが)安倍擁護の論陣を張ったネトウヨ言論人連中ともども、この世の恥さらし、という印象しか抱きません。本人たちは恥を恥とも思わずにこれからも政治活動、言論活動にいそしんでいくのでしょうが。
2020.12.05
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1か月くらい前になりますが、オレオレ詐欺(系統)の電話がかかってきたことがあります。人生で初めての詐欺体験。地元の××警察生活安全課を名乗る女性。警察で元銀行員の2名を詐欺で逮捕したところ、実際のわたしの住所を挙げて、その住所で登録されているカードを所持しているのを発見した、と。(あとで冷静に考えると、カードに住所なんて書いていないから、ここすでに変なのですが)「誰の名義になっていますか」「それは捜査上申し上げられないのですが、ご家族の下のお名前をお伝えいただければ、それに該当するかどうかはお答えできます」あやうく、家族の名前が出そうになったけど、そこで、散々仕事で警察とやり取りした経験から鉄則その1「警察(公的機関全般)を名乗った電話にも、絶対その場で答えるな、折り返せ」を思い出しました。「ちょっと待ってください、折り返しますから電話番号を教えてください」(我が家の固定電話にはナンバーディスプレイを入れていません)その瞬間、というか「折り返しますから」を言ったあたりで唐突に電話が切れたのです。ああ、詐欺だったかとその時気が付きました。仕事では警察とやりとりすることがある部署にいましたが、そんな私でも、自宅で警察から電話が来たことはほとんどないので、警察を名乗られると電話しながら冷静な判断がどうしてもできなくなります。あとから冷静に考えれば、怪しいところ、ツッコミどころ満載の話にもかかわらず、やりとりしている間は、呪縛にかかったように、「詐欺じゃないか」「怪しいぞ」とは思いませんでした。そういう詐欺電話は男がかけてくる、という思い込みもあったかもしれません。ともかく相手のペースにはまってしまい、そんなことを考える余裕がなかった、というのが正直なところです。「折り返しますから」と言ったのも、「怪しい」と思ったからではなく、ただ単に、「絶対その場では答えない、折り返す」が職業的に身についていただけなのです。切れた瞬間に初めて、「あっ」と、呪縛が解け全部気がつきました。危ない危ない。ただ、ちょっと不安なのは「押収した」と称するカードが実際に私の持っている金融機関(2か所)と一致したのです。手元にカードの現物はあって、盗まれていないことは確認したし、自宅近隣にはその二つの金融機関(郵便局と大手都市銀)しかないので、あてずっぽに言っても当たるレベルではありますが、まさか個人情報を握られてやしないかと、気にならないことはありません。ものすごく後味の悪い出来事でした。もっとも、この話の流れからいったいどうやって金を払わせる話につなげるのかは、私には分かりませんが(そこも、振り込め詐欺を疑わなかった理由の一つかもしれません)相手はその道のプロ(?)ですから、話巧みにそういう方向につながるのでしょう。なお、その後警察に電話したら、我が家近辺で相当集中的に類似の詐欺電話をかけまくったらしく、かなりの数の相談電話がかかってきていると言っていました。その中で実際に被害に遭った人がいるかどうかは分かりませんが、ともかくそれなりに知識と判断力がある、と思っている人間でも、相手の仕掛ける心理的陥穽にはまってしまうと、「詐欺」と見抜けなくなるのだな、ということを身を持って体験しました。怖いものです。そしてもう一つ、我が家の固定電話にナンバーディスプレイを入れていないことも、引っかかりそうになった一因かな?ナンバーディスプレイ入れるべきかな、とも思ったのですが、さらに調べると、最近は発信番号を偽装して電話をしてくる詐欺犯もいるとのことです。それを知ると、ナンバーディスプレイを入れるべきかどうか考えてしまいます。下手に発信者番号がXXXX-0110などと表示されたら、「その場で答えず折り返す」という鉄則をないがしろにしそうです。
2020.12.03
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11月の鳥写真第2弾です。11月22日高尾山ウグイス。誰でも知っているし、声はみんな聞いたことがあるはずですが、いつも藪の中にいて、姿を見るのは意外と難しい鳥です。私もちゃんと撮影できたのは2~3回。この時も、かなりピンボケ写真です。ウグイス。今の時期はホーホケキョとは鳴きません。コゲラエナガそして、この日の主役はこの鳥です。ルリビタキ(メス)声は何回か聞きましたが、撮影できたのは一丁平でした。ルリビタキのメス。実は一丁平で笛を吹いた後、帽子を置き忘れたと思って(それは勘違いだったのですが)笛を吹いた場所に引き返したら、そこにいたのです。勘違いがなければ撮影できていなかった。ルリビタキのメス。ただ、暗くて画質はかなり厳しいですが。ルリビタキのメス。ルリビタキ、いつも撮影できるのはメスばかりです。ゴールデンウィークの上高地でオスを撮影したことはありますが、冬鳥として低地に下ってきたときに撮影できたのは、すぺてメスです。翌11月23日石神井公園この日の主役は嘘つきな鳥です。・・・・・・ではなくて、ウソ。2羽いました。いずれもメスのようです。ウソのオスは頬が真っ赤です(人はそれを「真っ赤なウソ」と呼ぶとか、呼ばないとか・・・・・・)が、メスの頬は赤くありません。このウソは1羽はわずかに頬が赤いようにも見えるので、あるいはオスの若鳥かもしれません。もう1羽はメスです。ウソ。ちょうど1年前に、高尾山で撮影したことがあります。それ以来2度目の撮影です。ウソ。アトリ科、つまりカナリアなどの仲間です。前回写真を紹介したマヒワも同じ仲間になります。ウソ。20人くらい集まって写真を撮っていました。私もその一人でしたが。右上の個体はメスですが、左下はメスかオスの若鳥かはよく分かりません。ウソ。夏場は中部や北海道の亜高山帯で繁殖し、冬は低地に移動します。サハリンやシベリアから渡ってくる個体もいるようです。ヨシガモ(オス)オカヨシガモのオスオカヨシガモのメスカワセミもいました。11月28日葛西臨海公園ジョウビタキのオス。前述のルリビタキもそうですが、このジョウビタキも、東京で見る機会は圧倒的にメスが多いように思います。葛西臨海公園でも石神井公園でも、手賀沼でも、その他の場所でも、見かけるいつもメス。オスは今回が3回目の遭遇です。しかも1回は写真を撮り損ねているので、撮影できたのは2回目です。
2020.12.01
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