Happy Valley Blog

Happy Valley Blog

PR

Comments

araiguma321 @ Re:ふたえの虹 2024.11(11/21) 吉備高原の台地の上の畑でして、何もあり…
kiki ☆ @ Re:ふたえの虹 2024.11(11/21) 背景が遮るもの、電線もなく良いロケーシ…
araiguma321 @ Re:隈研吾 CLT(直交集成板) 半年後 2024.9(10/12) そうですねぇ、木造建築に二の足を踏むよ…
うしまる@ Re:隈研吾 CLT(直交集成板) 半年後 2024.9(10/12) 「那珂川町馬頭広重美術館」の画像とか、…
araiguma321 @ Re[1]:般若寺温泉 2024.10(10/02) うしまるさんへ 災害被害がやみませんね…
うしまる@ Re:般若寺温泉 2024.10(10/02) おおー、侘び寂びのあるステキな般若寺温…
araiguma321 @ Re:カエルの棲家 2024.7(07/14) ほんと、どうやって潜り込んだんでしょう…
kiki ☆ @ Re:カエルの棲家 2024.7(07/14) もの凄いかくれんぼですね!! どうやって…
araiguma321 @ Re[1]:iPad 用スタンドの補修 更新 2024.6(06/15) うしまるさんへ ご察しのとおりでして、…
うしまる@ Re:iPad 用スタンドの補修 更新 2024.6(06/15) こういう工作はつくってる時も楽しみのひ…

Free Space

新聞の堕落: 朝日の「記事」はどこまで信じられるか 朝日誤報事件と現場の真実
職務への献身: ポーツマスの旗 、冬の鷹、間宮林蔵、白い航跡、光る壁画
崇高 :  、共に在り、 原千畝、 争解決人、 色の魂、 クター・ハック、 跡のリンゴ、 メリカ本土を爆撃した男、 本国最後の帰還兵、 容所から来た遺書、 れる星は生きている
電力の振興と宿命 : 高熱隧道、死の淵を見た男、電力と震災、 田調書を読み解く
伝承なき悲劇 : 津浪と人間、天災と国防、三陸海岸大津波、関東大震災、 京都市計画の遺産
石油の呪縛 : 海賊とよばれた男、綻びゆくアメリカーディーン・プライス、勁草の人
組織の真贋と航空 : Jal再建の真実、推定脅威、虹の翼、永遠の0、零式戦闘機、 劇の発動機「誉」、 海に消ゆ、 ンダジェット
専断の惨禍 : 白い航跡、 イス諜報網の日米最終工作 
敗者の法理 : プリズンの満月、"この命、義に捧ぐ"、やくざと芸能と 
鎮魂 : 慟哭の海峡、烏の浜、 者たちは海に向かった、 首の記憶、 の墓標、 ンジェルフライト
高水準言語としての日本語  日本語の科学が世界を変える 日本語を作った男
本づくり : "紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている"、舟を編む、 書になった男
闇にかかわる : 闇の絵巻、闇のひらめき、 生をいじくり回してはいけない
停滞 :  メリカ、 A verage is Over(大格差)、 活過保護クライシス、 録!熱血ケースワーカー物語、 方消滅、 院消滅、 京劣化、 境の人びと
再生 : ローマ法王に米を食べさせた男、 井モデル、 陸資本主義、 い物難民を救え!、 張再生市長、 じめての福島学、 るさとをつくる、 ・観光立国論、 えは必ずある、 園回帰1%戦略
資本の堕落 : 世界を操る支配者の正体、倒れゆく巨象、 簿の世界史、 P redator Nation(強欲の帝国)、 E nd This Depression Now!(さっさと不況を終わらせろ)、 T he Great Devide(世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠)、 んがり、 幕、 り捨てSONY

Favorite Blog

12月14日は赤穂義士祭 New! 潮彩きらら 祥吉さん

いい艶の日  湯元… New! 湯元榊原舘さん

大磯 ひじかたかんき… New! kiki ☆さん

米粉でシフォンケー… New! quanta511さん

多忙につき、ツーレ… かずやんの旅日誌管理人さん

秘湯、名湯!日本全… rururu_greenさん
パクス・ジャポニカ… たけB777さん
Canon Boy のブログ Canon Boyさん
出羽の国、エミシの… TERRY2015さん
伊賀へいらっしゃい さんけんろうさん

Category

カテゴリ未分類

(2)

温泉

(147)

(20)

(34)

ダム

(10)

Tour

(83)

工夫

(94)

農業

(28)

(20)

(173)

音楽(Jan Garbarekはじめ)

(198)

(34)

映画

(33)

心地よい動画

(8)

ラジオドラマ

(2)

日常

(5)
Dec 24, 2015
XML
テーマ: 私の読書(24)
カテゴリ:
グアンタナモ収容所 地獄からの手記 モハメド・ウルス・スラヒ著 ラリー・シームズ編 2015年

 2005年に収容者自身が書いた手記だそうだ。弁護団や各種団体が司法、軍と6年の交渉の末に公表することができたそうだ。

 固有名詞、政府や軍に不都合な部分が黒く塗りつぶされたように印刷された本だ。注記で公表資料などから責任者などの推定解説がなされている。
 メディアの常で騒がれた時期が過ぎるとその後の報道はほぼなくなってしまい、人々の記憶から事件は薄れてしまう。この事件も進行中であるにもかかわらず、そうなっているようだ。そうなることは、為政者にとっては願ってもない事であるのだろう。オバマは政権を引き継ぐときグアンタナモ収容所は閉鎖すると言ったが、まだ存続している。

 編者の冒頭の説明以外は、収容中の著者自身による記述からなっており、ノンフィクションである証の傍証、裏付け論証の記述を望むべくもない。しかし、これまでに非人道的な軍の行為を報道で聞いていたかぎりでは、これもまた事実なのであろうと思える内容だった。

 ひどい話だ。読む限りでは、恐れのあるものは手あたり次第に収監し、拷問し、情報をとり、情報をとれなくば、拷問により都合のよい内容の供述書に仕たて上げ、それを論拠に犯人に仕立てて投獄しているとの印象だ。

 陰湿でおぞましい古くからある手口で、勇ましい正義の軍律とはほど遠い、冤罪によって自己保身をする司法と同じ体質のいくじのない軍隊に見えてくる。暴力装置を装備している組織による蛮行であるからなおさら卑怯な行いだ。 

 この収容所は、2001年にブッシュ政権が設置したもので、不法な敵性戦闘員を軍事委員会で裁定し、ジュネーブ条約の戦争捕虜でもなく、米国司法の適用外にあると聞く。法外な施設など軍により維持されていていいはずもあるまい。昔、ソビエトには多くの強制収容所があった。アメリカでは、今も司法が自国民を二百万人以上監獄に入れている。加えて、軍は、法規外で外国人をグアンタナモ収容所に入れている。

 怯懦な軍隊の妄想の果てに危険分子の影が増幅されているとしたら、和解は果てしなく遠い。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jan 7, 2016 01:48:59 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: