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私達の住む州の学校は来週から2週間休みになる。それでにこちゃんたちは今週3つもテストがあるのだが、全く勉強してくれない。今週もいい天気で、毎日プール通い。昨日はピアノのレッスンもあったのだが、ピアノのレッスンまでに宿題が終わらなかったらレッスン後1回家に帰ってきて宿題を終わらせてからではないとプールに行ってはいけないと言ったら、大パニックになってしまった。「こんなにあるのに2時までに終わるわけがない」と泣き始めた。泣いている暇があったらさっさと済ませればいいのに文句ばっかり。最後はやけくそになって適当に書いて「終わった」といって、プールの道具を持ってピアノのレッスンに行ってしまった。答えをチェックしたらほとんど間違っていた。一旦プールに行ったら6時半まで帰ってこない。早く帰ってこい、と言っても無駄。学校で友達と約束してくるし、約束していなくても、プールに行けばクラスメートの誰かがいるので、プールに行きたい気持ちが抑えられないのだ。昨日はプールから帰ってきたにこちゃんのリュックサックを開けたら、クシャクシャになった譜面のコピーとピアノ用の連絡ノートが入っていて、「1ヶ月後に発表会が有りますが、このままの状態ではニコが参加できるかどうかはわかりません。」と書かれてあった。確かに、とても短い曲なのに、1ヶ月以上練習してもまともに弾けてない。今日は算数のテストで、昨日は勉強をさせたかった。それで家に帰ってきてから宿題のやり直しをさせた。3/4日が18時間ということを図に書いて説明した。しかし全然説明を聞いていない。3/4時間は何分かと聞いたら、18分と答えた。もう一度図を書いて説明した。今度は45分と答えたが、どうしてその答えになったか説明して、と言ったら、説明できなかった。3/4が1/4の3倍であることを理解してもらうのに苦労した。図を書いたりレゴ(ブロック)を使って説明してもとにかく人の話を聞かないで、すぐに「わかった」といって遮るのが頭に来る。私も堪忍袋の緒が切れて怒鳴り散らしてしまう。そうすると彼は耳をふさぐ。私も最初から怒鳴っているわけではない。しかし優しく話していると、まったくこちらの言うことを聞かない。怒鳴っても聞いてもらえないのだが、どうしても声を荒らげずにはいられない。今日も学校から帰ってくるなり「今日はD君とM君とL君がプールに来るよ。ぼくも2時に行かないと・・」と言った。「ピアノ練習と宿題が終わらなければ行かせないよ。」というと、またまたパニックになった。昼食後ピアノのレッスンをさせたが、「リピート」の記号があっても絶対にリピートしない。「繰り返す」という作業を本当に嫌う。できないところはすっ飛ばして「はい、弾いた。終わり。」という調子。上達するわけがない。今日は隣りに座って「これは4分音符だから1拍。これは2分音符だから2拍分伸ばして。」など注意していったら、発狂してしまった。とにかくにこちゃんの場合、何をする場合でも泣きわめき文句を言っている時間のほうが長い。もう一度弾いてと言うと、時計を見て「時間がない。宿題もしないといけないのに、2時に間に合わない。」と泣き叫ぶ。本当に彼と向き合うのは疲れる。宿題もいちいち隣りに座ってお手本を見せてあげないといけない。半分は私が宿題をしているようなもの。でもそうしないと間違っていようが気にしないで、とりあえず終わらせればいいという考えて適当に済ませてしまう。結局は2時前にピアノの練習も宿題もきちんとできた。いったいあんなに泣き叫んで暴れたのは何だったのかと思う。ちょうど友だちから電話がかかってきて、一緒にプールに行った。今日にこちゃんに電話をしてきたのはクラスメートだけど今まで遊んだことのない子だった。とりあえずいろいろな子と仲良くできるようなので、その点だけは良かったと思っている。私が家にいれば手取り足取りにこちゃんのピアノも宿題も面倒をみてやれるが、やはり一日家を開けていると野放し状態になってしまう。にこちゃんがここまでひどくなってしまったのは、私が家にいなかったのが悪いのか、家にいても同じだったのかは今更わからない。お母さんがフルタイムで働いていてもきちんとできる子はできるし、お母さんが家にいてもできない子はできないのだろう。とりあえず今の状態ではにこちゃんがギムナジウムの授業についていけるとは思えない。ニコちゃんの将来には不安しかない。
2017年05月31日
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暑い日が続いており、にこちゃんはほぼ毎日プールに行っている。友達と現地集合というかたちで、いつも一人で自転車で行く。連れて行く必要も監視している必要もないので楽だが、小学校の授業は11時45分までで、家に帰ってご飯を食べて、1時ぐらいから6時までずっとプールで遊んでいる。宿題をさせようと思っても、友達と約束したから時間がないという。無理にさせようとするとパニックになる。帰ってきてからすると言っても、夕飯を食べたら眠くなってしまうようで、宿題をさせるのが大変。テストがあるというと私に勉強をしろと言われるから、テストがあることを直前まで言わないし、ランドセルの中を私に点検されるのが嫌なのかほとんどの教科書やノートを学校に置きっぱなしにしている。だから学校で今何を習っているのか家でチェックするのが難しい。にこちゃんの基礎学力は本当にひどくて、どうにかしたいと試行錯誤を繰り返しているが、悪知恵は働くので、今のところすべてが裏目に出ている。にこちゃんはテニスとピアノを習っていて、どちらもレッスン場所がプールの近くにある。レッスンのあとは家に帰らずそのままプールへ行く。ピアノのレッスンに行くのに、譜面を持っていかずに、カバンを開けたらバスタオルやゴーグルしかでてこなかったら、先生もびっくりするだろう。かなりの坂道なので、一旦家に帰ってきてからまたプールに行くというのが面倒くさいという気持ちはわかる。しかし、どっちが優先されるべきなのか何度言っても聞く耳持たず。昨日は10時から11時までテニスの練習で、にこちゃんは練習後プールに直行。私は1時半からドイツ語のコースで、5時頃に家に帰ってきたら、にこちゃんは家にいなかった。2時頃一旦家に帰ってきたそうだが、別の友だちが「プールに行こう」と誘いに来たらしく、また行ってしまったとのこと。今週は3つもテストがあるらしいのだが、教科書ももって帰ってこないし、本人も範囲がわかっていないようだし、危機感がなさすぎてびっくりする。でも昨日は本当にプール日和で、だからというわけではないだろうが、ドイツ語のコースに来ていたのは私とFさんの二人だけ。教科書では健康をテーマに扱った章を勉強していて、健康であることの責任は誰が負うかという話になり、Fさんは「医療機関に働く人の数を増やすべきだ。医学部は定員を増やすべきだ。」と持論を話し始めた。今ドイツの病院では外国人医師が多い。ロシア語訛を持つ医師は珍しくない。ドイツの音楽大学は外国人の学生ばかりだが、医学部での外国人学生の占める割合が高いという話は聞かない。しかしドイツ人医師は開業医以外はスイスに行ってしまうそうだ。スイスのほうが給与水準が高いし、労働条件がいいらしい。Fさんはルーマニア出身で、助産婦さんとして働いている。それで、話題はどんどん彼女の経験談になっていった。「出産を病院ですると、健康保険から病院側に2000ユーロ払われる。でも助産婦だと600ユーロの負担だけなので、健康保険機関は助産婦による出産を好ましいと思っている。」「特別処置をしても一括料金はかわらないので、措置を施せば施すほど赤字が増える。病院側としては自然分娩で母子ともに健康で2日間以内に退院してくれるケースが一番儲けが出る」「助産婦が家庭訪問で母子の健康状態をチェックする時、1回の訪問につき決められた料金を健康保険からもらえる。だから短い訪問を何回も繰り返すほうが報酬はもらえる。しかし、新生児を抱えた多くの母親は10時頃の訪問を希望する。だから朝8時頃から働きたいと思っても、難しい。」「早産の場合、法で500g以上で生まれた場合は「新生児」として生存させる義務があると定められている。以前は800gだったが、医療技術の進歩により基準が変わった。逆に言えば500g以下の場合は生命体とみなす必要はない。」ドイツ語コースに通っても語学としての知識は向上しないが、ぜんぜん違う知識が増えていく。なんだか井戸端会議とどこが違うんだか・・・という感じだ。ドイツ語コースは来週から3週間休み。学校のPfingstenの休みに入るからだ。次回は6月24日。Fさんは「私はルーマニアに3週間帰えるので、時間はこれません。」と言った。先月のイースター休暇にもルーマニアに帰っていた。Fさんは自由業だから定年はないけど、ご主人はすでに年金生活に入られたとのこと。ルーマニアに自宅を持っており、しょちゅう行き来をしているのだそうだ。なんだが羨ましい生活だ。
2017年05月28日
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事務所に通うのもあと12回。早くその日が来ないかと指折り数えて待っている状態。たぶん社長も同じ気持ちかもしれない。それならいっそ、もう来なくてもいいわよ、と言ってほしいぐらいだ。今朝も8時5分前についてベルを鳴らしたが、応答なし。8時まで待って隣に住む社長の長男の家のベルを鳴らした。いつもならそれでドアを開けてくれるのだが今日は応答なし。しばらく待ってもう一度押してみたが応答なし。3回押しても応答がなかったので、もしかして休暇を取っていて家にいないのかもしれない、と思った。建物の入り口で待っていたらようやく社長たちが来て中に入れた。毎日こんなことの繰り返しなら、なんで私の出勤時間を8時半にしないのだろうかと不思議だ。部屋にはいってまずすることは電気をつけてPCの電源を入れること。最近は暑いので、窓を開けたいのだが、社長の次男は出勤するとまずベランダに出てタバコを吸う。次男の部屋の外にもベランダはあるのだが、そこは通りから丸見え。だから私のいる部屋のベランダで吸う。だから部屋の窓を開けていてもいつも閉められてしまう。煙が中に入らないようにしたいるのだろうが、1時間に1回はタバコ休憩があり、タバコを吸いながらスマホをいじっている。私のちょうど背後になるので、結構気になる。9時ごろに長男が顔を出した。「なんだ、家にいたのか。」と正直思った。いつも8時にドアを開けてもらうときも、たぶん寝起きで、私が3階まで上がっていく間に彼は事務所のドアを開けて、また自分の部屋に引っ込む。以前メリちゃんが中に入って待っていて、長男にドアを開けてもらおうと彼の部屋のベルを押したら、ほぼ半裸の長男が出てきてびっくりした、と言っていた。だから長男に事務所のドアを開けてもらうとき、長男と鉢合わせをしないように、長男が自分の家に戻ってドアを閉めた音を確認してから3階に上がるようにしている。なんで朝からこんなばかばかしいことに気を使わないといけないんだろう、とよく思う。私は仕事を機械的にこなしている。手紙をとってきて日付スタンプを押し、PCに入力する。税務署からの納税申告書は正しいかどうか確認する。「Postausgang(発送)」と書かれたラックに入っている手紙をPCに入力し、ポストに出してくる。「Ablegen(ファイル)」と書かれたラックに入っている書類を整理する。ワゴンに乗っている顧客からの資料をPCに入力し整理する。発送ラックに手紙を入れる時も、「これ、発送しておいてね」などと言われることはなく、みんな無言で資料をラックに突っ込むだけ。誰からも仕事を命令されない。そのほかの時間は、自分で棚から顧客のファイルを選び、所得税申告や簿記を「勝手に」している。不明な点はリストアップしている。しかしフィードバックをもらうことはない。わからないことを誰かに聞くということができない。誰からも話しかけられないし、誰とも話せない状態。私は透明人間状態。Bさんやメリちゃんのように家族以外の人がいてくれたらどんなに良かったか、と本当に思う。今日のスケジュールを見たら、社長と長男と次男の3人は30kmぐらい離れた町のレストランで午後2時から5時まで予定が入っていた。きっとお昼までで帰っていいって言われるのかな?と期待していた。社長は10時ぐらいに外出したようだった。それは予定表に書いてなく、いつものことながらどこに何の用事で行くということは私には知らされない。1時間ぐらいして帰ってきて、すぐに台所で料理を始めた。どうやら買い物に行っていたようだ。いつものように3人(社長、次男、長男)で昼食。もしかして今日の午後の予定は中止になったのかな?と思っていたら「私たちは出かけてくるわ。何時になるかわからないから、もし時間になったら勝手に帰っていいわ。」と言われた。というわけで、午後は私は丸々一人だった。実は先週の金曜日もゆるい感じだった。社長はいったん事務所に顔を出して、そのままどっかに行ってしまった。次男と私の二人きりで、途中で社長の三男が遊びに来て、次男に「僕も用事があるから30分ぐらい早く終わろう」と言われた。木曜日もそうだった。社長は早く帰ってしまい、長男の彼女と名乗る人が来て、次男がその人をどっかに連れて行かなくてはいけないので、早く帰っていいと言われた。私は以前帰る前に台所をきれいにして、ゴミ出しもしていたが、最近は台所に入ることをやめた。コップ1個でも使ったら、食器洗い機の中のものを全部片づける羽目になってしまう。お客さんが使ったコップならいいけど、ほとんどが社長家族の昼食で使った鍋や皿。ゴミだってそう。そもそも掃除婦を雇っているのだから、ゴミを出すのは私の仕事ではないと思う。今では社長の長男や次男が生ゴミやリサイクルゴミの始末をしている。しかし私のいなかった1ケ月間、誰も紙類を捨てることはしていなかった。私の仕事と考えているのだろう。シュレッダーのゴミとかならいいのだが、紙類のゴミもほとんどは私物。彼らはプライベートで通販で買ったものもすべて送付先を事務所に指定している。フルで働いていたらそうなるのは仕方ないと思うのだが、事務所で開封して、パッケージをすべて事務所の隅に山積みにする。私はそういう段ボールをいちいち地下のゴミ集積所まで運んでつぶしてから共同ゴミ箱に捨てている。別にそういう私物のゴミは捨てなくても文句は言われないと思うが、ただでさえ狭い事務所がますます狭くなるし、ゴミが周りに放置されているのが気になって仕方がない。台所は入らないので、中がどうなっていようと私の知ったことではないが、段ボールが積み重なっているのはいやでも目につく。本当に中身のない研修をしている。私は大きな組織でしか働いたことがなかったので、こんなに公私混同が激しい職場に驚いている。極小規模の家族経営の会社で働いてはいけないという教訓を得ただけだ。
2017年05月22日
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先週の火曜日子供向けのニュース番組を見ていたら、子どもたちの間で「Finger Spiner」が流行っているという話題を取り上げていた。それを見たニコちゃんが「ぼくのクラスでも流行っているよ。A君もB君もC君も持っているよ。ぼくも欲しい。」と言った。翌日(水曜日)学校から帰ってくるなりにこちゃんはお小遣いを持っておもちゃ屋に行った。しかし売り切れており、「明日の午後入荷予定」と言われて帰ってきた。木曜日の夕方にまた買いに行った。「入荷が遅れていて、届くのが明日になる」と言われたそうだ。金曜日にまたおもちゃ屋に行った。「手違いがあって、明日には絶対届くから。ごめんね。」とお店の人に謝られたそうだ。土曜日に買いに行ったら、「本当にごめんね。月曜日になるわ。」と言われたそうだ。翌週の月曜日の夕方に買いに行ったら、紫色しか残っていなかったらしい。女の子の色のものは欲しくなかったので、買わなかったそうだ。お店の人は「今度入荷ししたら君の分として青いのを取り置きしておいてあげるね。」と言ってくれたらしい。結局今週の木曜日にようやくにこちゃんは手に入れることができた。木曜日は昼休みにK君と一緒に買いに行って、午後の授業は「Finger Spiner」を持ったまま受けたそうだ。沢山の子供が指でくるくる回しながら授業を受けている光景が私には想像できない。そのうち学校に持ってくるのは禁止になるのではないかと思う。しかし毎日おもちゃ屋に通う情熱はどこから来るんだろう?そのおもちゃ屋さんには文房具用品やお菓子も売っている。自分のノートがなくなっても、学校で必要な道具も自分で買いに行くことは絶対ないのに、欲しいおもちゃのためなら何度も足を運ぶことを厭わない。この情熱をもう少し学校の勉強にも振り分けてほしいものだ。今週の火曜日にArbeitsamtの担当者との面談があった。今までの試験結果を見せたり、今後のことを話し合った。先月末にArbeitsamtから「XX税理士事務所が人を探しているので、応募してください」というような手紙が送られてきた。しかし私はまだ試験に受かったわけではないし、その事務所がのぞんでいるスペックに当てはまらないので応募しなかった。応募してもしなくてもArbeitsamtから紹介されたら無視する訳にはいかない。それで面談のときに応募しなかった理由を説明した。担当者は理解してくれた。それなのに、昨日と一昨日の2日間で5件分の紹介状が送られてきた。中には「顧客からの税金関係の質問に対応できる人。税務署の担当者とやり取りができる人」という希望が書いてあるにも関わらず、私に送ってきた。つまりArbeitsamtはいちいち細かいことまでマッチングさせるわけではなく、大雑把なくくりで当てはまるものをすべて送ってくるようだ。応募しても受かるわけがないのだが、とりあえず応募しなくてはいけないというプレッシャーを感じる。3年間の研修には相当なお金がかかっている。すべて税金で賄われているのだから、働く気はありません、というわけにはいかない。断られたら断られたでそう報告できる。今日はドイツ語コースの日。授業の後、買い物に行ったら、知り合いに声をかけられた。最初は誰だか全然思い出せなかった。彼女は中国人で、2年前に職業訓練校で知り合った。彼女は別のコースを受講していたのだが、同じアジア人ということで休み時間に話をするようになった。彼女は半年間の研修だったのだが、研修後なかなか職が見つからず、結局は知り合いの会社で雇ってもらったとのこと。同時期に別の会社からも中国語ができることを見込まれて内定が出たのだが、通勤に時間がかかるので、家から徒歩圏内の会社にコネ入社したと教えてくれた。現在はフルタイムで働いているのだが、他にやりたいことがあるから、半日勤務にしてほしいと社長に頼んでいるところらしい。というのは、彼女はネットを使って、ドイツのドラッグストアで買ったコスメティックを中国人に発送する商売をしているのだそうだ。月に3-5件のオーダーがあるとのこと。儲けは月に200ユーロぐらいだけど「税申告する必要ないから、ちょうどいいお小遣いになる」と言っていた。そのほか、ドイツの機械を中国に売る仲介役もしているそうだ。機械は1つにつきかなりのコミッションが入るらしい。彼女は彼女の両親が買ってくれたアパートも所有していて、その家賃収入もある。すごいやり手だなーとびっくりした。彼女は私に「あなただってに日本向けにドイツのものを売る商売をすればいいのに・・。はっきりいって、ドイツ語に難アリの外国人がまともな仕事を探そうと思っても無理よ。応募しても断られてメンタルえぐられるだけだし、採用されてもいつクビになるか上司の顔色を伺って仕事をすることになるのが関の山。私は中国で大学を出て、ドイツでも大学に行って、職業訓練まで受けたけど、まともに扱ってもらえることなんてなかったわ。だから失業中に自分に何ができるかを考えて、中国人であることを逆に利用しようって思ったの。気を悪くしないでほしいけど、あなたが3年間研修を受けても、あなたのドイツ語力と年齢を考えたら就職先を見つけるのは無理だと思うわ。ほかのビジネスチャンスを考えたほうがいいわよ。」とアドバイスした。なんか、いろいろとびっくりだった。
2017年05月20日
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土曜日の午後にドイツ語コースに通っている。レベルはC1なのだが、あくまでも自己申告。後期のコースがスタートした時には9人いたが、そのうち4人は2回目からは来なくなった。時間どおりに教室にはいったら、生徒は私だけだった。少し遅れて2人来て、30分ぐらい遅れてあと2人来た。いつも宿題が出るのだが、やってくるのは私一人だけのことが多い。C1の試験を受けるためにコースに通っている人は一人もいなくて、私のように家でドイツ語を話す機会もなく、ドイツ語を上達させる手段が他にないから、とりあえずここに来ているという人が多い。授業中も関係ないおしゃべりが多い。いつも話すのはポーランド人の女性とルーマニア人の女性。今日は1時間以上ポーランド人女性が自分のことについて話していただけだった。先生もコントロールしようとはしない。しかし、ポーランド人の女性の話は結構興味深かった。彼女はポーランドで経済学と環境保護の勉強をしたそうだ。5年間大学で学んだが、卒業してもポーランドでは職がなく、ドイツに来たと説明した。彼女は人材派遣会社に登録して、今の会社で働くようになったそうだが、そもそもその人材派遣会社も派遣先もポーランド人が設立した会社で、社長も社員もみなポーランド人。派遣先は製品管理の会社で、部品を自分たちで作っているわけではない。もともとポーランドにあった会社だが、部品も部品の供給先もドイツにあるので、支社をドイツにつくったのだそうだ。ポーランド人のほうが安く働いてもらえるので、会社で寮を借り上げて、ポーランドから働き手をよんでいる。正社員はほとんどおらず、ほぼ全員が派遣社員らしい。ドイツにある会社だが、ポーランドの法律に基づく契約で、ドイツの年金や健康保険もなく、病気や怪我や妊娠などで働けなくなった場合は、すぐに首を切られてしまう。何よりもお金を貯めたいので、みんな進んで残業や休日出勤をするらしい。彼女も土曜日の午前中に働いてから、いつもドイツ語コースに来ている。しかし、ドイツの法律が変わり、ドイツにある会社は、たとえ外国企業であってもドイツの法律の下で労働契約を結ばないといけないことに今年からなったそうだ。今までは何年同じ会社で働いても「派遣」身分のままで不安定な立場だったが、今年からは派遣社員は同じ会社には18ヶ月までしか働けず、それ以上になる場合は、会社側は正社員として雇わなくてはいけなくなったらしい。年金も健康保険もドイツのものに加入できるようになったそうだ。ドイツでは妊婦を解雇することはできない。また出産後育児休暇を取る権利もあり、1年間は休業中給与の65パーセント(上限1800ユーロ)の手当がもらえる。彼女はその制度が非常に羨ましいと言っていた。もし正社員になれたら、自分も結婚して子供が生みたい、と話した。でも今のままでは職を失うのが怖いから何もできないと言った。彼女の話は私のドイツ語の上達には何も貢献しなかったが、結構インパクトがあった。インパクトがあるといえば、試験対策講座のため学校に通っていたときのクラスメートの話も結構すごいと思った。彼女は20歳ぐらいのときにロシアからドイツに移民してきた。ドイツではギムナジウムに通ってAbiturもとったそうだ。しかし結婚して妊娠したので、進学や職業研修はあきらめたそうだ。それで今Umschulungを受けているのだけど、研修先の税理士から「もう少しロシア訛をなおしなさい。そのためには家でもドイツ語を話すようにしなさい。」と言われたそうだ。彼女は「家はプライベートの空間で、私が家族と何語で会話をしようが社長が口出すことではない」と憤慨して、学校の校長に「こんな理不尽なことを言われた」と訴えたそうだ。強いなーと感心した。
2017年05月13日
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恵子が9月から交換留学をする。籍は現在の大学に残したままで、半年間外国の大学で学ぶことができ、単位も加算される。しかしおもったよりも手続きが大変でびっくりした、まず大学内での選考がある。留学したい大学をリストから選び、自分でコンタクトをとり、受け入れ大学での担当教授を決めなくてはいけない。担当教授からの承諾書と受け入れ大学先の条件(英語力など)をクリアしている証明を添付して選考に応募する。締切は1月上旬だった。2月に選考結果がでると、今度は相手先大学の留学枠に応募しなくてはいけない。締切は2月下旬だった。相手校の講義は9月下旬から始まる。恵子の大学では8月が試験期間で、今年は9月1日まで試験があるのだそうだ。その後自分の誕生日パーティーをスイスで開いて、20日頃に出発する計画を立てていた。日本に行く途中で香港に立ち寄り、祖父母に会えるように航空券も予約した。ところが、10日間ほど前に、受け入れ大学から「おめでとうございます。本校の留学生枠に合格しました。」という連絡があった。「つきましては、下記の書類を5月10日までに提出してください」とあり、「9月11日にオリエンテーションがあります。オリエンテーションに欠席した場合は本学のプログラムに参加できません。9月1日から6日までに来日してください」という細かい指示があった。予約した航空券がキャンセル不可のものだったので、結果的に高くついた。必要書類も「毎日実験やオーケストラの練習で時間がない」と未だに揃えていない様子。オーケストラのコンサートが今日と来週にあるのだそうだ。実験では単純なミスを繰り返してしまい、落ち込んでいるとも言っていた。何をするにもギリギリで、本当にヤキモキする。それにしても不思議なのは、交換留学なのに所属大学と受け入れ大学でそれぞれ選考があること。所属大学では受け入れ大学を指定して選考に応募する。そこで合格になっても、また受け入れ大学に応募して合否を待つというのが理にかなっていないような気がする。ところで、ニコちゃんの友達K君が鳥アレルギーで飼いきれなくなったキンカチョウを譲り受けるという話は、結局は断った。200ユーロは想定外の値段だったし、夫がペットを飼うことに大反対だったのも想定外だった。譲りたいと打診された時、私は深く考えもせず「買い取るよ」と申し出てしまったので、断りづらかったが、「そんなに高いとは思っていなかったの。ごめんなさい」と返事した。相手からは「わかったわ」と返事が来たので、この話は終わったと思っていた。ところが昨日の夜またメールが来た。「Superfreudschaftspreis」(特別友情割引)で130ユーロに値引きするから買って!という内容だった。相手が困っている状況もわかるし、一度「買うよ」と言ってしまった手前、すごく断りづらい。でも130ユーロ出してまで欲しいものではない。私は50ユーロぐらいのつもりで「買うよ」と言ったのだけど、向こうは130ユーロで「Superfreudschaftspreis」と言っているのだから、私とは値段設定に乖離が有りすぎる。K君は引っ越しして電車通学をしている。現在木曜日に自転車教習が学校であり、自転車を学校に持っていかないといけない。木曜日は午後も授業があるので、その間うちの「車庫の中」に自転車を置かせて欲しいとお願いされた。高価な自転車なので外においておいて盗まれたら困るから、という理由だった。お願いは自転車のことだけだったのに、何故かK君はいつも木曜日我が家でお昼を食べることになった。しかし私はいないので、夫が昼ごはんを用意する、夫は家で仕事しているので、K君のご飯の面倒まで見きれない、と言った。ニコちゃんに説明しても「うちには入れない、って言ってもKが勝手についてくるんだもん」と困っていた。昨日はどこかでピザを買ってきて我が家の外で食べていたそうだ。見かねた夫が「中に入ってもいいよ」と声をかけたそうだが、私も夫も家にいなかったらどうなるんだろうと心配。そういう子のために学童もあるのに・・・。最近、K君のママからメッセージが来るのが本当に怖い。
2017年05月12日
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今日は久々に事務所に行った。8時5分前についたのだが、事務所には誰もおらず、建物の中に入れなかった。事務所の隣に住む社長の長男の部屋の呼び鈴を押し、中にいれてもらった。私の机の上は物置と化していた。とりあえず大量のファイルを移動させることから始めた。6週間休んでいたので、雑務が溜まっていた。昼休みを取る時間もなく、机の上でさっさと食べた。携帯をみたら、メッセ-ジが来ていた。ニコちゃんのクラスメートのK君のママからだった。「Kは病気で今日学校を休むので、宿題をもらってきておいて欲しい」ということだった。朝の7時頃に届いたメッセージだったが、気づくのか遅すぎた。とりあえず家に電話をしてニコに今日の宿題を聞いて、K君のママに伝えた。K君のママから返事が来て「宿題を教えてくれてありがとう。Kは鳥アレルギーで、息ができないぐらいひどくなったので、学校を休んだの。先々週ニコがうちに泊まりに来た時、すごく鳥を気に入っていたから、もしよかったらもらってくれる?」と書いてあった。K君は、3週間ぐらい前に「Zebrafinken(キンカチョウ)」を飼い始めたばっかり。ニコちゃんは本当に羨ましがっていた。だから「アレルギーがそんなにひどいなら、うちが買い取ってもいいよ。」と返事をした。家に帰ってきてその話をしたら、ニコちゃんは大喜び。でも夫は大反対。K君ママから電話がかかってきた。「2週間ぐらい前から様子がおかしいなと思っていたんだけど、鳥が原因だったの。羽からホコリが飛んで気管にはいってしまって、喘息状態になってしまったのよ。私の職場に鳥をカゴごと運んで、今日は一日中家の中の掃除。シーツも全部取り替えて大変だったわ。」と言った。K君ママは「セキセインコに比べたらキンカチョウはそれほど世話が大変ではないよ。白いキンカチョウ2羽と鳥かご、水浴び用の容器や止まり木、それから餌3Kg分、ビタミン剤とか全部含めて200ユーロ掛かったの。いくら払えるか、本当に飼うつもりがあるのか、家族で話し合ってみて。結論が出たら連絡してね。」と言った。200ユーロって、2万5000円ぐらいかな。そんな高いとは思わなかった。私は飼ってもいいかな?と思っているけど、夫は「ニコの世話で精一杯なのに、誰が鳥の世話をするんだ?それにそもそもカゴの中で動物を飼うことに抵抗がある。それに死ぬことを考えたら、ペットは飼いたくない」と頑なに反対している。ニコちゃんは飼いたくて飼いたくて仕方ない。たぶん最初の1ヶ月ぐらいは世話をするだろう。でも長続きするかどうかは疑問だ。私の本音は飼ってもいいけど、200ユーロは高すぎるってところかな。どちらにしろ早く結論を出さないと相手にも悪い。K君ママも「いつまでも職場においておく訳にはいかない」と言っていた。そりゃあそうだろう。なんと返事したらいいのか迷うところだ。
2017年05月08日
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筆記試験が終わり、通常の生活サイクルに戻った。昨日はニコちゃんのテスト勉強の監督をしようと思った。まず音楽のテストだが全音符/休符、二分音符/休符、4分音符/休符、8分音符/休符のそれぞれの長さと名称を覚えるという基本中の基本の簡単な問題。ニコちゃんは小1の時からピアノを習っているのだが、なんと答えられなかった。全休符と二分休符を間違えるのは許容範囲だが、4分音符と8分音符のどちらが長いのかという問題に答えられないのには愕然とした。4分音符は何拍分の長さかという問題には「3拍」と答えたので、私は椅子から転げ落ちそうになった。ニコちゃんは簡単な問題でも、コンスタントに正解が答えられない。もしかして問題を理解していないのかもしれない。頭のネジが3本ぐらい飛んでしまっているように感じる。ねじがきっちりしまっている状態のときもあるが、ネジがゆるゆるの時の状態を見ると、やっぱり薬が必要なのか?という考えが頭をよぎる。私が説明しても話を聞いていないで、手に持ったおもちゃで遊び始める。真面目に聞け!といっておもちゃを取り上げようとすると、「退屈だから」と手放そうとしない。「音楽なんて勉強する意味がない。将来何の役に立つのか?」と反抗された。ニコちゃんと向き合っていると私の血管も3本ぐらい切れる。とにかく本人にやる気もないし、お手上げ状態。努力するつもりもないのに本人はギムナジウムに行きたいと言い張る。その状態では無理だ、他の学校にした方がいいというと、「それなら学校に行かない」とへそを曲げる。実はアメリカの義姉夫婦からもニコちゃんの滞在時における行動があまりにもひどくてクレームが来た。個別の事件はここには恥ずかしすぎて書けないが、簡潔に言えば「自分の都合のいい嘘ばかりつく」「年齢相応の常識が身についていない」ということだった。「このままでは将来が心配だ。規則の厳しい全寮制の学校にいれることも考えたらいいのではないか?」と言われた。私が自分のことにかまけすぎて、ニコちゃんのことをほったらかしにしていたという非難は間違ってはいない。しかし面倒をみようと思ったところで、おとなしく言うことを聞いてくれる子ではないのだ。アメリカにいる義兄は温厚で、声を荒げたことが一度もないような人なのだが、ニコちゃんはその義兄さえも怒らせたそうだ。賢浩は「あんなK(義兄)の姿を見たことがない」とニコちゃんの態度に呆れていた。2月に学習障害児支援センターの専門家と話し合いを持ったが、その後なんの進展もなし。専門家は早急に関係者(学校の担任、Ergotherapieのニコちゃんの担当だった先生、小児科医)に連絡を取って、ニコが今後の支援を受けられるように書面にて回答すると約束してくれたのに、何の連絡もない。専門家と話し合うのは時間の無駄だと思った。「時間がないので、書面は出せない」と言われてしまう。しかし書面がないと、次のステップに移れないのだ。本当にお役所仕事にイライラする。とりあえず1年間様子を見て、それでも無理なら、少し離れたところにあるシュタイナー系の私立校に転校させることを検討している。私はシュタイナーの教育理論には全く共感しないのだが、ここまでにこちゃんに一般常識が通用しないのなら、いっそ全く違うアプローチを考えたほうがいいのではないかと考え始めた。ニコちゃんは一人でアメリカに行ったり、引っ越した友達の家(往復15Km)に一人で自転車で遊びに行ったり、そういう意味では自立している。全くダメダメの子ではないはずだ。でも彼の長所が見いだせずにいる。ニコちゃんももしかすると内心で葛藤しているのかもしれないが、私も苦しい。
2017年05月07日
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昨日と今日の2日間、最終筆記試験が行われた。昨日は一般経済(試験時間90分間)と会計学(120分間)。今日は税法(150分間)だった。朝8時きっかりに試験は始まった。15分前に集合だったが、初めての場所で、駐車する場所もわからなかったので、電車で行くことにした。車で30分の距離だが、電車の本数が少なくて、家を6時に出た。今日は10時30分に試験が終わり、10時45分には駅についたのに、次の電車が11時50分で、しかもその電車も途中駅で時間調整のため30分も止まったままで(単線で、対向車が通過するのを待たないと発車できなかった。その対向車がかなり遅延していた)、家にたどり着いたのは13時だった。事前に辞書の持ち込みができると聞いていたが、試験会場で試験官に聞いた所、不可と言われた。試験官の机の上にドイツ語辞典(独独)が5冊ほどおいてあり、分からない単語があった場合はその都度前にきて調べろと言われた。持ち込みできるものは、筆記用具の他、電卓、民法、商法、所得税法、租税法、営業税法、法人税法、売上税法の法典だけ。持ち込んだ法典は付箋を貼ったりマーカーをひくのは許可されているが、その他の書き込みは禁止。試験官が試験時間中に一人ひとりの法典を厳しくチェックしていた。試験はそれほど難しくはなかったと思う。しかし、予想がだいぶはずれて、全く関係ないことばかり勉強していたように感じた。まあ、だいたい試験というのはそういうものだよね。ただ本当に時間が足りなかった。あと30分それぞれの科目であれば、もう少しなんとかなったと思う。最後はパニックになって、書く手が震えてきた。ドイツ語の単語をいちいち調べている時間なんてない。たとえ辞書の持ち込みが許可されていたとしても、使わなかったと思う。そもそも理解できない単語はなかった。試験の難易度で言えば、大学入試のほうが、遥かに難しかったと思う。筆記試験が終わってひとつ肩の荷が下りたが、来週からまた事務所に行かないといけないかと思うと気が重い。それに2ヶ月後には口頭試験がある。もう今からしどろもどろになって、一言も発せない自分の姿が想像できる。心からの開放感はまだ味わえない。
2017年05月04日
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