全6件 (6件中 1-6件目)
1
うちの事務所は退職する時は3ヶ月前に通告しなければならないと契約書に明記されている。3月末で二人が退職するのだが、彼女たちはすでに年末に辞表を出していたことになる。やめる二人とは私は余り接点がなく、やめるということも同室のKさんから聞いた。彼女たちが何故やめるのか理由は聞かなかったが、それぞれ4月から新しい事務所で働くそうだ。よりいい労働条件のところに移ったのだろう。今日は少しの間コピー室で作業をしていて部屋に戻ったら、Kさんが泣きはらした顔をしていた。KさんはNさんに愚痴をこぼしていた。なにか辛いことがあったのかな、と思ったが、私は二人が話しているのを聞き流しながら仕事を続けた。Kさんは「この社長のもとではこれ以上働けない。」というような話をしていた。Kさんが私に顔をむけて、「今日辞表を出したの。」と言った。すごく驚いた。今年一番のショック。「えー、すごく残念。」というのが精一杯だった。Kさんは「でもここをやめることが私にとってベストなの。」と言った。Kさんは向上心があって、この3月から一つ上の資格をとるため、夜間学校に通い始めた。週40時間勤務から週35時間に減らしてもらうように社長にお願いして許可ももらっていた。しかし最近になって社長から勤務時間を減らすことはできない、と一方的に約束を反故されたらしい。Kさんは頑張り屋で、残業も厭わないし、たくさん仕事が振られることについても「いろいろなことが学べてすごく嬉しい」といつもポジティブ。明るくて、人当たりがよくて、誰もが彼女のことを好きになると思う。一方社長も気さくな人で、いろいろと気にかけてくれて、豪快かつ繊細な人というイメージ。そんな二人が衝突するなんて私には想像できない。Kさんは「私はこの部屋が好きだったし、3人で楽しかったから、すごく悩んだよ。でも先週の金曜日に決定的な出来事があって、決断したの。新しい職場は家からも近いし、何よりも私の勉強もサポートしてくれるのが嬉しい。新しい資格を取るための勉強はそれだけで私にとってハードルが高いのに、大変さを理解してもらえないのはつらい。」と泣いていた。Nさんと二人になった時に「あなたは大丈夫?不満はない?なにか不満があったら、爆発させる前に相談してね。」と言われた。Nさんは「Kちゃんの気持ちもわかるけどKちゃんはわたしが教えた最初の研修生だったから悲しいわ。社長もKちゃんも裏表がなくて、ある意味似たもの同士だったからうまく行かなかったのかもしれない。今までも衝突する事はあったけど、まさかそこまでKちゃんが思いつめていたなんて知らなかった。」とすごく残念がった。私は「研修先がひどすぎたので、私にとってここはパラダイスです。ただ私のせいで顧客の信頼を失ってしまうのではないかという心配はしています。」と正直に答えた。実は3日前に社長からあるミスについて「絶対にあってはならないこと。気をつけるように」と注意されたばかりだった。だから私からやめることはなくてもクビになることはあるかもしれないと思っていた。Nさんは「そんなミスはありがちだから気にすることはない。そんなことで顧客の信頼は失わないし、クビになることはないよ。何よりもあなたにやめられたら困るよ。」と言ってくれて、少し肩の荷が下りた。それにしてもKさんの退職は本当にショック。パラダイスのような職場だと思っていたのに、なんとなく闇を垣間見た気分になった。
2018年03月29日
コメント(2)
今日から学校は2週間のイースターホリデー。夫とニコちゃんは香港に行くので私一人でのびのびできるーと思っていたのだが、担任からのメールで一気に落ち込んだ。ここ2週間ほどニコちゃんのことで仕事を早退遅刻する必要もなく、穏やかに過ごしていた。生活態度は相変わらずで、顔を合わせるとついつい小言を言ってしまうので、衝突を避けるためになるべく顔を合わせないようにしていた。「もっと子供に愛情をかけてやれ」と言われてしまうのだが、向き合えば向き合うほど憎しみが芽生えてくるので、お互いの心の平穏のためには距離をおいたほうが良いように思える。私専用とニコちゃん専用のバスルームがある。特に取り決めたわけではないが、自然にそうなっている。シャワーを浴びた後も脱いだものやタオルがそのまま床に放置してある。洗濯用のかごにいれるように今まで何度も注意してきた。しかし注意する度に切れられる。だから最近はニコちゃんのバスルームを覗かないようにしている。1週間そのままにして、週末に夫に対応させている。しかし気になって先日ニコちゃん専用バスルームを覗いたら、なんとシャワーキャビンの中にバナナの皮が落ちてた。空になった牛乳のパックもバスルームの床に転がっていた。なぜそんなものがバスルームに・・・・やたらミントの匂いが充満していると思っていたら、空になったリステリンのボトルも転がっていた。そして床がベトベト。もともとどれだけリステリンが残っていたのかわからないのだが、リステリンをうがいではなく別の用途に使ったのは明白。石鹸やシャンプーもあっという間に新品ボトルが空になる。一体どういう使い方をしているのか、バスルームで何をしているのか、まったく理解できない。学校での様子は全然わからないのだけど、本人は「特に問題はない。友達ともうまくやっている。宿題もしていっている。」と言う。「本当に?」と疑いの眼差しを向けると切れてしまうので「それなら素晴らしい。」と会話を丸くおさめている。今週夫は丸々1週間家におらず、昨日の夜に戻ってきた。夫が1週間ぶりにメールをチェックしたら担任から月曜日にメールが来ていた。「電話をしたが誰も出なかった。ニコの現在の状況についてできればイースターホリデー前に話し合いを持ちたい。木曜日の夕方に学校に来て欲しい。」という内容だった。しかしメールに気づいたのは金曜日の夜だったので謝罪のメールを送り、今後は夫ではなく私にメールか電話をするように頼んだ。私は何故担任が面談を求めてきたのか気になって気になって仕方がない。ニコちゃんに確認したら、「そういえば担任から、お父さんお母さんに面談を申し込んだが返事がない。と言われた。」と言った。何故そういう大切なことを伝えないのか・・・「何で先生はわざわざメールをしてきたんだろう?心当たりはないの?」と聞いたら、「えー、特にないなー。もしかしてチャーリーチャーリーの件かな?」と言った。チャーリーチャリーなんて言葉初めて聞いたが、ニコちゃんの説明によると、日本で言うところの「コックリさん」みたいな遊び。紙に「Yes」「No」と書いてペンを真ん中に置き、その上に指をおく。呪文を唱えて質問をする。すると「霊」が降臨して指が勝手に動き、答えを導いてくれる・・という古典的な遊び。でもそれを気持ち悪がる子もいる。ニコちゃんがそれを友だちに教えて、友達が授業中もその遊びをしていたこと、その遊びを嫌がってクラスの女の子が泣いてしまったこと。ニコちゃんは女の子を泣かせた件には直接関わっていないが、この遊びはニコちゃんが最初に広めたこと。要約するとそういうことで、たぶん担任から注意が来るのではないかというのがニコちゃんの予測。しかしそもそもそんな遊び、我が家では誰もしていない。YouTubeからネタを仕入れたらしい。夫がいない間は、我が家のWiFiはカットしてあるし、ニコちゃんが使っていた古いスマホは不具合が生じ、本人が3階の窓から外に投げ捨てる(我が家の敷地内)という暴挙に出たので、完全に壊れた。だからたぶん友達の家で見ているのだと思う。私が5時半頃に仕事から帰ってきても家にニコちゃんがいた試しがない。しかし6時までには帰宅するし、宿題もしているのというので、どこで誰とどう過ごしているのか深く追求したことはない。木曜日に恵子から「米国についた」というメールが来た。その前は大会に参加するため1週間メキシコにいた。恵子は卒論を書かないといけないのだが、「家に帰ったらニコちゃんがいるから勉強ができない。」といって、アメリカの義姉のところに2ヶ月ほどお世話になることになった。私としては戻ってきてニコちゃんの家庭教師をしてほしかったのだけど、それではあまりにも恵子がかわいそう。修士課程の勉強も始めて、8月には試験もある。恵子にとって自分の家にいるのはベストの環境ではない。ニコちゃんに家族全員が振り回されている。家族だからこそ、ニコちゃんにも「何をしても許される」という甘えがあると思う。どんどんエスカレートしていく。今のところ太陽政策も北風政策もどちらも成功していない。私立の学校への転校も考えていて、既に申し込んでいたのだが、先日正式に断りのメールが来た。明日からサマータイムが始まり、日がどんどん長くなっていく。それに反比例して私の心には暗闇が広がっていく。
2018年03月24日
コメント(0)
顧客もしくは税務署から送られてきた納税通知書をスキャンしてPCにファイルし、納税期日の管理をすることは私の仕事の一つ。納税通知書に問題がないかチェックし、問題がある場合は不服申立てをするが、納税書をチェックするのは私の仕事ではない。通知書の数が多いので私はいちいち中味を見てはいない。しかし今日渡された「土地税」の納税書は、数字に違和感があり、マジマジとみてしまった。私の家と事務所のちょうど中間地点にある町の土地だったのだが、地価税が1年間で10倍になっていた。私も毎年「土地税」を払っているが、この10年間毎年同じ額。一般的に土地税の額はそれほどかわらない。顧客の所有地の土地税が1年間で10倍になったのは、今まではただの原っぱだったのが、水道やガスが通り、住宅地として開発されたからだ。今週は、2016年の所得税申告の仕事をした。2016年の所得税申告は個人でする場合は2017年5月末日、税理士事務所に依頼する場合は2017年12月が提出期日。しかし多くの税理士事務所は「期日延長願い」を税務署に出し、2018年2月までに出せばいいことになっている。本来なら3月では遅いのだけども、どういうわけかお咎めはない。ただ2016年の所得税を追加で払う必要がある場合、2018年4月1日以降利子が加算されてしまうので、所得税を多く払う必要のある顧客の申告を優先させるように気をつけている。私が今週取りかかった件は、ドイツに家はあるが、ご主人は平日はスイスに住んでスイスで働いており、スイスで納税してる。スイスの給与水準はドイツよりかなり高い。ご主人の年収は4000万円ぐらい。スイスの税率はドイツよりかなり低い。ご主人はスイスに住んでいるので、スイスでの所得はドイツでのその他の所得の税率を適用する。ドイツで4000万円も稼いでいたら45%課税されるので、まずい・・と思ってあせった。しかしその他の所得が低かったので、結局は税率がゼロで、ドイツでの所得税もゼロ。別の件では、ご夫婦にお子さんが3人。ドイツでは18歳未満は何をしていても「子供」で、親は児童手当を貰う権利があるし、扶養控除のほうが得であれば、そちらが適用される。しかし子供が18歳以上の場合は、学業や職業研修をしているのであれば25歳まで「子供」とみなされるが、例えばフリーターなどは「子供」にはならず、扶養控除も適用されない。当該ご夫婦の場合、子供二人については学業証明書類があったのだが、後の一人は不明。それで奥さんのメールアドレスがあったので「あなたの息子さんのXXは、2016年に何をされていたか、何ヶ月間児童手当を支給されていたか教えて下さい」と問い合わせた。奥さんから「XXは私の子供ではありません。夫と前妻との間の子供で、夫が扶養義務を負っていますが一緒に住んでいません。6月まで学校に通っていましたが、その後は海外に行ってしまいました。」という返事が来た。名字から判断して、後の二人は奥さんと前夫との間の子供のようだ。子連れ再婚同士なのだろう。児童手当や扶養控除はどういう割合になっているのか問い合わせないとわからない。簡単な所得税申告ならいちいち税理士事務所に頼る必要はないわけで、結局は私達が書類を作成するのは一筋縄ではいかない案件がほとんど。ジグソーパズルをしているような気分になる。
2018年03月23日
コメント(0)
木曜日に事務所で外部講師を呼んで「個人情報管理セミナー」が開かれた。9時から11時で、全員参加が義務づけられていた。先週末から歯茎が腫れていて痛みもあるので歯医者に予約を入れたら、木曜日の8時なら空いていると言われた。事務所の近くの歯医者だったので9時には間に合うと思った。しかし私の予想以上にひどかったようで、麻酔を打ったり縫ったりと結構大事になった。先生は「本来は病気欠席証明を書いてあげられるのだが、今日はどうしても参加しないといけないセミナーがあるんだよね。部分的とはいえ麻酔がきいているから運転は気をつけて。」と言った。事務所についた時は既にセミナーは始まっていた。税理士事務所には顧客の銀行明細、給与明細、様々な領収書以外に、保険加入状況やどこで働いているか、子供はどの学校に通っているか、などなどいろいろな個人情報が集まってくる、だから情報管理にも慎重にならないといけない。そのため事業主は社員に情報管理セミナーを受講させることが義務付けられているようだ。講師の話はなかなかおもしろかった。そんなことにまで気を使わなくてはいけないのか・・・とびっくりするような話も多かった。例えば、カレンダーに社員の誕生日や休暇の日を書き入れて壁に貼っている事務所は多いと思う。私達の事務所もそう。でもお客さんが来るのは受付か会議室で他の部屋に入ってくることはまずない。それでも誕生日は個人を特定できる情報の一つだからむやみに開示してはいけない、人の目につくカレンダーに書き込むのはよくないと講師は強調していた。休暇も「Nという従業員は年間XX日休暇をとっている、ということは彼は障害者なのだろう」と推測できる場合もある。外部からの電話によく「XXは夏休みをとっており、X日から出勤します」というような返答をすることが多いが、それも良くないと指摘された。「休暇」という個人情報を相手に与える必要はなく、ただ「社外にいる」といえばいいのだそうだ。何故いないのかという理由まで説明する義務はない。個人情報がはいったデーターをメールで送る場合はパスワード付きにするよう推奨された。パスワードは毎回変える、パスワードはメールで伝えない、などを徹底するように言われた。顧客の中にはデータをUSBスティックで渡す人もいる。しかしUSBからダウンロードするのはとても危険で直接自分のコンピューターにダウンロードするのではなく、一旦他のコンピューターにダウンロードするべきだと言われた。またスマホから通信する人も気をつけるべきだと言った。子供が自分の知らぬ間にゲームをダウンロードして、ウイルスに感染してしまったり、ダウンロードする際に自分のスマホに入っている情報が相手側に流れることもある。それにしてもハッカーという人たちの存在が私には理解できない。情報機関が機密を盗むためとか、ものすごい財産がある人やものすごい恨みがある人に対して大金を盗むためや仕返しをするためというのは小説のようだがなんとなくわかる。しかしその他大勢の人の個人情報を盗んで何が楽しんだろう?そこまでコンピューターの知識があるなら、その才能を別のことに利用すればいいのに残念だと思う。簡単にハッキングできるところから手っ取り早く盗んでいるのだろうが、セミナーを聴講して、個人情報を悪用する人が本当に許せない気持ちになった。このブログにも不用意にいろいろな情報を上げすぎたかなーと心配になってきた。日本語で書いているから近所の人や学校や職場の人たちに知られることはないだろうし、むしろ日本人の知り合いを作りたくて、ここに住んでいるよということを知ってもらうためにブログを始めた。しかし今となっては浅はかだったかもと思う。私のように何の影響力も財産もないような人間の情報を欲しがる人がいるとは想像できないが、インターネットって怖いなーと思う。
2018年03月17日
コメント(6)
私の働く税理士事務所では3月末で2人がやめるので、3月から新しい人を雇うことになった。その話は以前から聞いていた。2月中にすでに彼女の名前はコピー機やPCに登録されていた。すごく難しい名前だなー、いかにも外国人という名前だなーと思っていた。3月1日に新しく来た人を社長から紹介されて驚いた。同じ職業訓練校で同じ時期に試験対策コースを受けた人だった。彼女とはクラスが違ったので数回話した程度で名前も知らなかった。でも偶然12月に会社の近くでばったり出くわしたことがあった。少し立ち話をしてお互いの近況報告をしあった。彼女も研修先にそのまま残ることはできなくて、試験対策コースの頃から就活をしていたことは知っていた。彼女は研修後うちの事務所の近くにある別の税理士事務所で働いていると教えてくれた。彼女に「前の事務所は辞めたの?」と聞いたら、「前の事務所では週30時間契約で、それではお給料が少ないからフルタイム(週40時間)で働きたかったの。だからここに転職したのよ。」と言った。彼女は車で5分の距離に住んでいるしお子さんも大きいので、残業代が出るなら残業も大歓迎という感じだった。私と彼女以外にこの事務所には外国語訛の人はいない。みんな方言丸出しのコテコテの地元人。彼女はものすごく強烈なロシア語訛なのだけど、私と違って社交的だし、臆すること無くバンバン話す。いろいろと比べられちゃうかなという気はするけど、それでも気軽に話せる人が増えてうれしい。普通「税理士事務員」になる資格は、Realschule卒業後(平均16~17歳)3年間の研修でとれる。だから20歳前後で取れる資格。でもうちの事務所にいる研修生のDさんは25歳。彼はギムナジウムを卒業後(平均18~19歳)、販売員の職業訓練をしたが途中で挫折。その後大学で税法を専攻したが挫折。そしてこの研修にたどり着いたそうだ。随分回り道をしたことになる。もし最初からこの資格をとるつもりだったら、ギムナジウムに行く必要もなかった。私を色々指導してくれているKさんも25歳だが、彼女は中堅クラスとしていろいろな仕事を任されている。事務所の人たちをみていると、ギムナジウムに拘る必要は全然ないように感じる。世の中には大卒ではないと携われない仕事もあるだろうが、ニコちゃんにはもう少し(学業面で)楽な道を用意してあげるべきではないかとしみじみ思う。Dさんは、怪我でしばらく自宅休養していたが、昨日から出勤し始めた。「新入社員」が昨日帰る時にDさんに「お先に、よい週末を」と挨拶した。その時初めてDさんは新入社員にあったのだが、新入社員がDさんの顔を見るなり、「あれ? 私達知り合いですよね?」と言ったそうだ。Dさんはしばらく考えた後、彼女はDさんが子供の頃住んでいたアパートの下の階の住人だったことを思い出したらしい。新入社員が帰った後、Dさんは「彼女はかつての僕のご近所さんだったよ。びっくりしたよー。彼女は昔、掃除婦だったんだよ。僕の家も掃除してもらっていたよ。掃除婦と一緒に働くことになるとはなー。」といろいろな人に話しまわっていた。みんなはその話を聞いて笑いながら「彼女は掃除するために来ているわけではないから、ゴミを捨ててきてとか頼んじゃだめだよ。」と言っていた。Dさんの話を聞いていて余りいい気分がしなかった。私もいないところでネタにされているのかなと感じた。
2018年03月03日
コメント(5)
とにかく寒い1週間。出勤時マイナス16度、日中でもマイナス7度とか、そんな日が続いている。火事に駆けつけた消防車が水が凍ってしまって放水できなかった、というニュースがカーラジオから流れていたほど。あちこちでいろいろなものが凍結して、交通機関も混乱したようだ。ガレージにおいてあった野菜もカチカチに凍ってしまっていた。今日は朝いちで小児科医に相談に行った。待っている間に薬の取扱説明書を読んでニコちゃんにあてはまる副作用に丸をつけておいた。そうすれば小児科医にすぐ説明できると思ったからだ。ところが小児科医は診察室に入ってくるなり、「(取扱説明書の副作用の箇所を)読んでも意味がないですから。」と言った。私は「頭痛や動悸が激しくなり、本人は怖くて薬を飲みたくないと言っています。」と説明したのだが、「彼が飲んでいるのはほんの少量です。私は今まで200人以上の子供に薬を処方しましたが、この薬で副作用を訴えた子供は一人もいません。この薬は副作用がありません。彼が頭痛がするというのなら、それは薬の副作用ではなく、精神的なものです。まわりが「副作用が怖い」とかいう情報を与えれば、もちろん子供は心配になって本当にそうなってしまうこともあります。本人が飲みたくないと言うなら飲まなくてもいいです。本人が服用を拒否しているならこちらとしては為す術はありません。その薬は捨ててください。4月に血液検査の予約を取っていますよね。一度血液検査をして、その後の結果によってまた考えましょう。当面は今のままで仕方がないですね。」と淡々と説明された。「それでは違う薬を試してみましょう」とか「最初はそういうこともありますが、2週間ぐらいすればなれますから・・」とか、そういう言葉を期待していたのだが、全然違った。冷たい先生だなーと思った。会社の同僚で、ADHDの子供を持つ人がいて、その人から「このお医者さんが評判がいいから、連絡をとってみて」と言われたことを思い出した。電話したのだが、満員で6月の予約しか取れなかった。「成績表のコピー、予防接種記録帳、最新の顔写真を持ってきてください」と言われた。普通の小児科とは違うなーと感じた。その後は、私一人でカウンセリング。カウンセラーに先週から今週までの話をした。カウンセラーは「ADHDの子供にはどうしてもできないこともある。ニコの場合には、薬以外の対処法はないと思う。薬とカウンセリングを並行で行うことが彼の将来につながる。服用への不安を取り除いてあげることが先決だ。」と言った。6月に新たな小児科医の予約を取っていることを話すと、「その先生はとても有名です。でも6月まで時間が有りすぎるので、XX先生もADHD児に対応するスペシャリストだから、XX先生の意見も聞いてみてはいかがですか?」と言われた。早速電話をかけたのだが、10分ほど待たされて、ようやく繋がった。しかし新規の患者は取らないと断られた。事務所には午後からの出勤となった。しかし仕事をしていたら、私の携帯がなった。マナーモードにしていたので気づかなかったのだが、2回も立て続けに同じ人からだったので、かけ直した。ヨハネス君のママからだった。「ニコは鍵をなくしたそうです。外はあまりにも寒いからうちに来てもらいました。今はもう午後の授業に出かけました。ニコが来ることを予想していなくて、ニコのお昼ごはんを用意できませんでした。だから彼はお腹が空いていると思います。授業が終わった後うちに来てもらってもいいのですが、私も午後は出かける用事があります。」と言われた。「何時までだったらお宅にいさせてもらえますか?」と聞いたら「J(ヨハネク君のお兄さん)が帰ってくると思うので、うちにいてもいいのですが・・・」という感じだったので、「それじゃあ、5時に迎えに行ってもいいですか?」とお願いした。すぐに迎えに行くべきだったのかもしれないが、今日は午後1時から仕事だったので、まだ1時間しか仕事をしていない状態だった。さすがに毎日毎日こんなに遅刻や早退を繰り返していたら、クビになると思う。社長に「すみません。息子が鍵をなくしたそうで、少し早めに帰宅してもいいですか?」とお伺いを立てた。社長は苦笑いで了解してくれた。本当に肩身が狭い。ヨハネス君の家に迎えに行ったら、お兄さんが出てきて、「ニコはいないよ。」と言った。図書館に探しに行ったがいなかった。学校の中を探したら、ヨハネス君と学校内のコンピューターで遊んでいた。「帰ろう」と声をかけたら、「もう少しここにいたいから先に帰って、」と言われた。がっかりした。結局は鍵を紛失したのではなく、持っていくのを忘れただけだった。それにしても1週間で2回も呼び出されるなんて・・・今は本当に寒いし、にこちゃんはすごい薄着で、帽子や手袋、マフラーを嫌がってしていない。こんな時に薄いジャケットに素手に首周りを見せている格好で外に出ることが信じられない。そんな格好で外にいたら、凍死寸前。本当にそれぐらい寒い。だからこちらもなるべく早く駆けつけてあげようと思うのだが、周りへの迷惑を考えると、なかなか思うようには都合をつけられない。にこちゃんに振り回されるのに正直うんざり。
2018年03月01日
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1