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やはり、このことは記録に残しておかなくちゃ。大谷翔平の偉業で…イチロー氏の“予言”にX驚愕 現実になった引退会見「全ての伏線とは」9/21(土)イチロー氏の引退会見が再脚光「50本打ってMVP取ったらバケモン」 レジェンドが語っていた想像が現実味を帯びてきた。ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・マーリンズ戦で自身初の3打席連続本塁打を放った。6安打10打点2盗塁で前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、51-51まで伸ばした。歴史的一夜で、かつてイチロー氏が語っていた言葉が話題になっている。 初回の第1打席でいきなり右翼フェンスに直撃する二塁打を放つと、直後に50盗塁に成功。第2打席は右適時打でこの日2個目の盗塁を決めた。3回の第3打席では左中間へ2点二塁打を放つと、6回の第4打席では飛距離438フィート(約133.5メートル)の特大49号。7回の第5打席では左翼席へ今季50号で球団記録を更新する一発を放った。9回にも第6打席が回り、右中間席へ衝撃の3打席連続アーチをかけた。 投手全休となった今季、打者に専念し自身初の50本塁打を達成。異次元の活躍を想像していたのがイチロー氏だ。2019年、自身の引退会見での大谷について述べた言葉が再脚光を浴びている。「ピッチャーとして20勝するシーズンがあって、その翌年には50本打ってMVP取ったらバケモンですよね。でもそれが想像できなくはないですからね。そんな風に思ってます」 イチロー氏が想像していた50本塁打を現実にし、さらに指名打者としては史上初となるMVPの可能性も高まっている。この言葉にSNSでは「これが現実になった訳ですよね」「来年、投手専念して20勝したらほんとやばい。でももしかしたらって思えるのが大谷の凄さ」「イチローの引退会見が全ての伏線とはな」と驚きの声が上がっていた。彼が日本ハムファイターズに入団してから、ずっとその成長を見てきた一人としては、本当に嬉しいニュースだ。昨日は、何度テレビで彼の姿を見たかわからない。それにしても、他人の活躍がこんなにみんなを幸せにするって不思議なくらいだ。人間とは、仲間と感じる人の活躍を嬉しく感じる生き物のようだ。時には、仲間に対して信じられないほどの残酷な行為もするのに、やはり人間は複雑だ。札幌ドームで初めて彼の二刀流を見た時は、どんな試合だったのだろうか。あの時のドームのどよめきだけは覚えているのだが。私達は、大谷翔平と藤井聡太という偉人の活躍を同時に見ることのできる、幸せな時代に生きているのだろう。時代の巡りあわせに感謝しつつ、もう少し楽しませていただこう。
2024年09月21日
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昨日は久しぶりにニュース雑感を書いていた。中途半端な状態で別用が出来たので、あわてて下書き保存したつもりだったが、保存していなかったようだ。何だか気力が失せて、もう一度書こうと思えなくなった。ということで、メモとしてどんなことを書いたかだけ書いておく。●斎藤兵庫県知事のパワハラ&おねだり疑惑その内容はあまりにも驚くことばかりで、ホントだろうかと不思議に思うくらい。これほど叩かれ、かつ県政を混乱させていても、自分は悪くないと言い張っているような態度にさらに驚いている●自民党総裁選現在立候補予定者は何人になっているのだろうか。最終的にはそれなりに絞られるのだろうが、どうも発端となった裏金問題や維持改革につながるような気がしない。結局は、ずるずると昔のようなやりかたに戻ってしまう布石にも感じるのだが…。●アメリカ大統領選挙とにかく、トランプだけはやめてほしい。まあ、そんなことをもう少し詳しく書いていたのだが、書いてみたらこれで十分だね。
2024年08月28日
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パリオリンピックも終了し、次はパラリンピック。とりあえず、その覚え書き代わりに下記の記事を転載しておこう。パリ五輪 日本 金メダル・メダル総数ともに海外大会の最多更新2024年8月11日 NHK パリオリンピックで日本選手団が獲得した金メダルが18個となり、2004年のアテネ大会の16個を上回り海外の大会での最多を更新しました。また、メダルの総数でも2016年のリオデジャネイロ大会の41個を上回る43個となり、海外で開かれたオリンピックとして過去最多を更新しました。パリオリンピックは大会16日目の10日、陸上女子やり投げの北口榛花選手がフィールド種目では日本の女子選手で初めてのメダルとなる金メダルを獲得しました。この結果、日本が獲得した金メダルの数は17個となり、競泳の北島康介さんや陸上の室伏広治さん、野口みずきさんなどが活躍したアテネ大会の16個を上回り、海外で行われたオリンピックの最多を更新しました。さらに10日は、レスリング女子62キロ級で元木咲良選手が金メダルを獲得し、今大会の金メダルの数は18個となりました。競技別の金メダルの数は▽レスリングが最も多く6個▽体操と柔道で3個ずつ▽スケートボードと、今大会躍進したフェンシングがそれぞれ2個ずつ▽ブレイキンと陸上が1個ずつとなっています。過去のオリンピックで日本が最も多くの金メダルを獲得した大会は前回、3年前の自国開催となった東京大会の27個です。海外で開催の五輪のメダル総数も過去最多を更新また、パリオリンピックで日本は大会15日目までを終えて37個のメダルを獲得していました。大会16日目の10日は、男子高飛び込みで玉井陸斗選手、卓球女子団体、近代五種で佐藤大宗選手、それにレスリングの男子フリー74キロ級で高谷大地選手がいずれも銀メダルを獲得し、メダルの総数でこれまで海外で開かれた大会で最多だった2016年のリオデジャネイロ大会の41個に並びました。そして、陸上女子やり投げで北口選手が金メダルを獲得し、これで今大会、日本が獲得したメダルの総数が42個となり海外で開かれた大会の最多メダル数を更新しました。さらにレスリング女子の元木選手の金メダル獲得でメダル総数は43個となりました。国内のオリンピックでは前回、東京大会で58個のメダルを獲得しています。毎回、オリンピックの時にしか見ることがないような気がするレスリングは、どうしてこんなに強いのだろう。それと、まったくなじみのないフェンシングの強さにもビックリだった。個人的には、旭川出身のやり投げの北口選手の金メダルがとても嬉しかった。嬉しい時の天真爛漫にピョンピョン跳ねる姿を見ると、私も本当に嬉しくなる。自分でメールして指導をお願いして、単身チェコに渡った行動力や勇気、そして積極的に周囲の人とコミュニケーションを取った結果の言葉の力にも感服する。彼女のインタビューでの応答を見ていると、本当に頭の良い気配りのできる人だとわかる。どの選手もそれぞれすごい力の持ち主だと思うが、北海道では彼女の今までの軌跡なども放送されているせいか、金メダルを期待通り取れたことに心からホッとしたのが正直な気持ちだった。色々なことを言われるオリンピックだけど、選手の皆さんにはメダルを取った人も取れなかった人にも、心から拍手を送りたい。
2024年08月14日
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最近のニュースを少し記録しておかなくちゃ。28日(日) 東北は大雨続く 新たな災害に厳重警戒 関東以西は40℃に迫る災害級酷暑のおそれ7/28(日) 6:06 記録的大雨となっている東北は、危険な状況が28日(日)も続く。梅雨前線の影響で次々と雨雲が流れ込み、道路が滝のようになるような激しい降り方になるおそれがある。災害危険度の高い状態が続くため、河川の増水や氾濫、土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。一方、関東以西は40℃に迫る災害級の暑さに警戒してほしい。(後略)山形・最上川氾濫「50年に1度の現象」切り替えからわずか3時間半で再び大雨特別警報「予想ができていなかったということに尽きる」2024年7月26日 山形県では豪雨が続き、とうとう最上川などが氾濫。被害も広まっている。停電になっている場所もあるようで、この暑さの中では二次被害も増えるのではないか。近年はこのようなことが増えているので、とても気がかりである。孫が山形県の米沢地方に住んでいるのだが、そちらはさほどでもないようなのだが、今後どうなっていくのか。【速報】新潟「佐渡島の金山」世界文化遺産に登録決定 ユネスコ世界遺産委員会7/27(土) これで、「日本国内の世界遺産は、文化遺産が20件、自然遺産が5件で、「佐渡島の金山」は26件目の登録となります」ということだ。これから佐渡への観光客が増えるのだろうか。喫煙・飲酒で五輪辞退の宮田笙子選手「擁護する著名人vs許せない世論」のギャップがある意味当然なワケ7/28(日)パリ五輪の体操女子日本代表主将の宮田笙子(19)が喫煙と飲酒による代表行動規範違反があったとして代表を辞退した一件について、未だに日本中で議論が盛り上がっている。そんな中で注目されているのが、「有名人」と「一般人」のギャップだ。(後略)このニュースを聞いた時に、私はお酒とタバコで代表を辞退しなくてはならないのかと、その背景はよくわからないけれどちょっと厳しすぎると感じていた。ルールは守らなくてはならないけれど、薬物や傷害事件でもないし、それほどの厳罰に処するものかという思いだ。プレッシャーの中で、やんちゃをしたりする若者がいたって不思議ではないし、何よりもまだまだ未熟で成長段階の若者なのだ。それを見守りしっかりと指導してゆくことが大人の役目だし、よってたかって「お前が悪い!」と糾弾することは決して正義ではない。この記事の中で、 政治家は裏金をつくってもトカゲの尻尾切りでウヤムヤにして、パワハラが告発された県知事もなんやかんやと言い訳を並べて居座っている。そんな感じで権力者たちが次々とルール破っても「罰」を受けていない現実の中で、代表行動規範違反をした宮田選手が報いを受けたことを、「正義が実現した」と好意的に捉えているほか、ある種の“憂さ晴らし”になっている、というのだ。 確かにそういう側面もあるとは思うが、「ネット世論」がどうこうという以前に、我々が幼い頃から教育によって刷り込まれている「日本社会の掟」が大きいのではないかと思っている。それは一言で言い表すとこうなる。 「どんなに優秀で、どんなに才能のある人でも、組織のみんなに迷惑をかけるような勝手なことをした場合、重い代償を払わなくては組織の秩序は守られない」この見えない掟が若者を追いつめていることを、私たちは自覚しなくてはならないと思う。若者たちがネットである種の憂さ晴らしているのも、この掟のなせる業なのだから。100日間の短期決戦 「ハリス対トランプ」で再始動 米大統領選、接戦7/28(日)このニュースには正直なところホッとしている。ハリスさん、頑張って!聖火台は気球、ジダンからナダル…最後はリネールとペレクに パリ五輪が開幕7/27(土)開会式は録画で見たけれど、かつてない形の開会式だということは確かだ。直前に高速鉄道で破壊行為があって、交通網の混乱があったということで心配していたが、無事に開会式を終えてなんだかホッとした。それでも、降りしきる雨の中での開会式で、それはちょっとかわいそうだった。でも日本では、ハレの日に雨が降るのは、「降り込み」と言って縁起がいいとも言われる。そんな言い伝えは日本だけなのか、他の国でもあるのかわからないが、日本にとって縁起の良い雨であることを願う。
2024年07月28日
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最近は、世の中どうなっているんだ! と感じるニュースが多い。今朝、ニュース記事を見てガックリしたものをいくつか残しておく。米兵による性的暴行事件 15件が非公表か 1995年~2024年の30件中 23年以降は逮捕や起訴後も公表せず 沖縄県警の判断が変容 沖縄タイムス 6/30(日) 3人の米兵が少女を暴行した1995年から2024年までの29年間に沖縄県内で発生した米兵による性的暴行事件で、県警が逮捕や書類送検した30件のうち、公表していない事件が少なくとも半数の15件に上る可能性があることが本紙のまとめで分かった。「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」がまとめた性犯罪記録と、本紙報道などを元に検証した。21年までに発生した10件は摘発後に被害者が訴えを取り下げたケースが多い一方、23年以降の全5件は逮捕や起訴後も公表しておらず、公表判断が変容している実態が浮かび上がった。 性犯罪は、17年の刑法改正前は告訴しなければ起訴できない「親告罪」だった背景もあるが、県警の性犯罪の公表が極めて後ろ向きになっている。(社会部・大野亨恭、塩入雄一郎、豊島鉄博、玉那覇長輝)「公平な選挙と言えない」 都知事選ポスター、都選管を区長らが批判 2024年6月27日 朝日 東京都知事選に56人が立候補し、一部の候補者のポスターがクリアファイルなどで掲示されることになったことについて、世田谷区の保坂展人区長は27日、「公平な選挙とは到底言えない扱いだ」と批判した。 都知事選では、事前に48枠のポスター掲示場が準備された。だが、実際はそれを上回る56人が立候補した。都選管は49人目以降の候補者にクリアファイルなどを使って掲示するよう求めた。 保坂氏はこの日の会見で、政治団体「NHKから国民を守る党」が大量の候補者の擁立を表明していたことなどを踏まえ、「(48枠で)足りなくなることは誰もが想定できる事態」と指摘。悪天候によって外れるリスクなど、市販のクリアファイルでの対応も問題視し、「(候補者間に)差があってはならない。本当に残念なことで、絶対に繰り返してはならない」とした。 また、多摩市の阿部裕行市長は同日の会見で、掲示枠が事実上「販売」され、構図の似たポスターが大量に貼られていることを問題視し、都選管に対応を求めた。阿部氏は「都選管が何もできないというのは解せない。自分たちで、はがすよう警告すべきだし、処分してもらうのが適切」と指摘。「ビジネスの場として売買されていること自体が目的外利用にあたり、公職選挙法の趣旨に逸脱している。表現の自由の問題ではないと思う」との見方も示した。NYタイムズ論説委員会、バイデン氏に撤退要請 討論会での低調受け 6/29(土) CNN(CNN) 米紙ニューヨーク・タイムズの論説委員会は28日、CNN主催の大統領選討論会での低調ぶりを受け、バイデン大統領に選挙戦から撤退するよう求めた。論説委員会は「27日夜の大統領に偉大な公僕だった頃の面影はなかった。2期目に何を達成するつもりなのかうまく説明できず、トランプ氏の挑発に対して反応に苦慮した。トランプ氏のうそや失敗、背筋の凍るような計画について説明責任を問うこともままならなかった。発言を最後まで言い切れない場面が一度ならずあった」と記した。さらに「今のバイデン氏にできる最高の公共の奉仕は、再選に向けた選挙戦を継続しない意向を表明することだ」と指摘。民主党にはトランプ氏に代わる選択肢となる「魅力的でエネルギッシュ」な指導者が複数いると訴えた。「有権者にトランプ氏の欠陥とバイデン氏の欠陥のどちらを選ぶのかという選択を強要して、国の安定と安全を危険にさらす理由はない。米国民が自ら目の当たりにしているバイデン氏の年齢や弱さを大目に見たり、割引いて考えたりすると望むのはあまりに大きな賭けだ」とも述べた。論説委員会はそのうえで、バイデン氏かトランプ氏かの選択になれば「明白な選択肢」としてバイデン氏を支持すると言い添えた。フランス総選挙 極右政党躍進か…背景に何が 6/29(土)
2024年06月30日
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将棋の歴史に残る勝負だったかもしれないので、残しておこう。藤井8冠陥落にネット衝撃「藤井さんも人間だったのか…」「伊藤時代が来る!」「凄すぎる21歳2人」の声 スポニチ 6/20(木) 19:49 藤井聡太叡王(21)=王将など8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第9期叡王戦5番勝負第5局は20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、先手の藤井が伊藤に156手で敗れた。シリーズ対戦成績2勝3敗でタイトル戦初の敗退。全8冠からついに陥落、7冠へと後退した。自らのタイトル戦連覇記録は22でストップした。(後略)新叡王の伊藤匠七段を羽生会長が祝福「最先端の将棋の魅力が余す事無く表現されたシリーズ」藤井聡太が8冠から陥落、全タイトル保持の難しさ 羽生善治や井山裕太も1年以内に失冠6/20(木) 産経
2024年06月21日
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政治関係のニュースについては、腹立たしさで書く気にもなれなかったけれど、一応記録のために書いておく。「自民党のガバナンスが崩壊」世論の7割が“評価しない”自民の修正案6/8(土) TBS(前略)■“禁止すべき”半数以上なのに…全く触れられなかった「企業・団体献金」パーティー券の購入者の公開基準について、現在の「20万円超え」から「10万円超え」(自民党案)にするか「5万円超え」(公明党案)にするか。「5万円超え」にすることに猛反対する麻生氏、茂木氏だったが、最終的に岸田総理は公明党案に譲歩する方向に舵を切った。そんな岸田総理がどうしても譲れなかったものが、「企業・団体献金の廃止」と「政治資金パーティーの禁止」だったとされる。結果、今回の自民党の修正案に「企業・団体献金」の見直しは全く盛りこまれなかった。与党協議では議論の土台にすら上がっていない。修正案に賛成した維新をふくむ、ほぼ全ての野党が「企業・団体献金の禁止」を主張していたにもかかわらず。野党側は「政策がゆがめられる懸念がある」などとして禁止を主張したが、岸田総理は「多くの出し手による様々な収入を確保することが、政策立案における中立、公正やバランスの確保において重要。一部の企業からお金を受けることによって、政策がゆがめられることはない」と断言した。果たして、この総理の主張にどこまで説得力があるだろうか。今回の世論調査で企業・団体献金について聞いたところ、「禁止すべき」は54%で「認めるべき」28%を大きく上回っている。(自民党支持層に限れば「禁止すべき」33%、「認めるべき」46%と逆転する)(中略)■5万か10万か…そこ揉めるところ?国民不在の「政治資金パーティー」の議論94年の政治改革で政治家個人への企業・団体献金が禁止された。しかし実態は献金が「パーティー券」という形にかわり、企業・団体がパーティー券を政治家個人の政治団体から購入するという“抜け道”が残った。今回、政治家が資金の集める方法としてパーティーを開くことに「納得できるか」という聞き方で調査を行った。結果は「納得できる」25%、「納得できない」73%。自民党支持層に限っても「納得できる」42%、「納得できない」57%と納得できない人が多数を占める。しかし今回議論になったのは、パーティー券の公開基準を現在の20万円超から「10万円超」にするか「5万円超」にするか。はじめから「パーティーは存続ありき」で微に入り細に入る国民不在の議論ではなかったか。しかも実施は法律の施行後1年となる2027年1月1日から。自民党幹部の中からも「本当に世間が分かっていない」とため息が漏れた。一方、野党側からも議論に水を差す出来事があった。立憲などは「パーティー禁止」の法案を提出したものの、議論の最中に立憲の岡田幹事長や大串選対委員長らがパーティーを実施しようとした(後に中止)。岡田幹事長は「法律ができるまでに自分たちの手を縛らなきゃいけないなんて話は普通はない」と強弁したが、本気度に疑問符がついた。■政策活動費「10年後公開」の不可解とりわけ批判の矛先となったのは政策活動費の領収書公開が「10年後」となったことだ。また上限額が明記されなかったことや、10年後に領収書が出てきたとしても「黒塗り」にされる可能性があることが審議で明らかになった。さらに移行期間を経て実施するのは2026年1月1日からで、パーティー券の公開基準引き下げの実施時期とずれがある。この「10年後公開」には、共産党・小池書記局長がこう指摘した。「政治資金収支報告書の保存期間は3年です。不記載などの罪に問われうる公訴時効は5年です。10年に一体どういう意味なのか、大体今の議論している政党幹部が10年後国会にいるのかどうかすらわからない全くふざけた中身だと言わなければなりません」このほか、国会審議では「感熱紙タイプの領収書は10年後には印字が残らない」ということも議論になった。これらの指摘に対し、岸田総理は「保存、提出、公開については、具体的な制度の詳細は早期に検討を行い結論を得るということになっている。具体的なこのルールについて、法案が成立した暁には、罰則の要否等も含めて、各党各派で会派で検討を行われるもの」と正面から答えることはなかった。維新との間で合意した上限額含め、政策活動費の詳細について、総理は「検討」を連発し、“生煮え”感を印象づけるものとなった。修正案の付則第14条には、「制度の具体的内容については早期に検討が加えられ、結論を得るものとする」との文言が書かれてあるが、元官僚で法案立案に携わった経験をもつ、ある野党議員は、「この表現は官僚の世界だと“やらなくて良いよ”ってことだから」と解説する。■「評価されるわけないじゃないか」内閣支持率は4.7ポイント下落岸田内閣の支持率は前月調査から4.7ポイント下落し、25.1%だった。麻生副総裁、茂木幹事長の反対を押し切り、総理の決断で公明、維新に大幅譲歩した今回の自民党の改正案だったが、7割が評価せず、政権の支持率にも繋がらなかったようだ。この結果を聞いた自民党幹部は「予想通りだ。今回の結末が評価されることなんて絶対ない」と淡々と話した。自民党議員にとっては、パーティー券の公開基準を「5万円超」に引き下げることで収入が激減する議員もいることから総理の求心力低下や、公明などの案に反対する麻生氏らとの確執がより深まったことなどが指摘された。さらに自民、維新の党首間で合意していたにもかかわらず、政策活動費をめぐり「全て公開すべき」とする維新に対し、自民の修正案に「50万円を超えるものに限る」と条件が付けられていたため、維新が土壇場で猛反発したこともあった。法案の詰めの部分が甘く、結果的に3度も修正案を出し直すことになったことについては自民党内からも「党のガバナンスが崩壊している」と呆れ声があがった。自民、維新双方が“お粗末だった”との見方が大勢だが、いずれの話も、国民からは遠い“永田町の中の話”だったと言える。この期に及んで「自民党のことほめてもいいんじゃないの?譲るところ譲ったんだから」との声が自民党内から漏れ聞こえてくるのは、国民といかに感覚がずれているかを物語っているのではないか。改正案は参議院に送られたが、求められているのは裏金事件の再発防止にむけた実効性のある政治改革である。(6月JNN世論調査の結果概要は以下の通り)●岸田内閣の支持率は25.1%。前の調査より4.7ポイントの下落。不支持率は71.6%で前の調査より3.7ポイント上昇。●政党支持率では自民党の支持が23.8%(前の調査より0.4ポイント上昇)。立憲民主党は7.3%(2.9ポイント下落)。日本維新の会は4.3%(0.3ポイント下落)。●いま衆議院選挙が行われた際、比例代表の投票先は自民24.2%、立憲16.9%、維新10.3%、公明5.4%、共産5.5%、国民5.1%、教育0.8%、れいわ4.0%、社民0.8%、参政1.7%、その他0.7%●次の衆院選後の政権について、「自民党中心の政権の継続を望む」が39%、「自民党以外の政権に交代することを望む」が48%●定額減税について「大いに評価する」6%、「ある程度評価する」31%、「あまり評価しない」37%、「全く評価しない」23%●政治資金規正法改正案をめぐり公明、維新などの主張を盛りこんだ自民党の修正案について「大いに評価する」4%、「ある程度評価する」24%、「あまり評価しない」31%、「全く評価しない」39%●「企業・団体献金」について「認めるべき」28%、「禁止すべき」54%●「政治資金パーティー」開催について「大いに納得できる」3%、「ある程度納得できる」22%、「あまり納得できない」39%、「全く納得できない」34%●ライドシェアの「全面解禁」について、「賛成」38%、「反対」48%【調査方法】JNNではコンピュータで無作為に数字を組み合わせ、固定電話と携帯電話両方をかけて行う「RDD方式」を採用しています。6月1日(土)、2日(日)に全国18歳以上の男女2231人〔固定890人、携帯1341人〕に調査を行い、そのうち45.2%にあたる1008人から有効な回答を得ました。その内訳は固定電話503人、携帯505人でした。何だか落語のオチになりそうな感じがする改正案だそれと、このような事態でも立憲が支持されないのはなぜかを、自民党員同様立憲民主党の政治家も支持者もよく考えてほしい。
2024年06月09日
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日本ハム 金曜日負けなし!9回に追いつかれるも…延長10回敵失で勝ち越し 5/25(土)スポニチ 日本ハムは競り勝って今季の金曜日は負けなしの7勝1分けとした。「今日の試合は、めちゃくちゃ楽しかった」と新庄監督。1―1の9回に細川の2点中前打で勝ち越し。その裏に追い付かれたが、延長10回に敵失で決勝点をもぎ取った。 首位ソフトバンクと5・5ゲーム差に縮め、途中で折れても最後はおいしい「ビッグシャウ打線」と命名した指揮官は「また今日も折れたけど、最後はおいしくいただきました」と満足げだった。去年なら間違いなく負けている場面で、なんとかしのいだり逆転したりで、危ない状態でもひょっとしたらと思わせてくれる。どんどん若い選手たちが活躍していて、ベテランや結果を残せていない選手たちの出番がなくなっている。それが選手たちの気持ちに火をつけることにもなり、良い循環が生まれているのかもしれない。とにかくみんな、ケガしないで良い調子を保ち続けてほしい。「ビッグシャウ打線」がいいね。でも、本当は途中でバキッと折れないでほしいけど。
2024年05月25日
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大谷クンもそうだけど、ダルビッシュも日ハムに入団してからずっと見てきたので、息子か孫のような気持ちで応援している。あの細くヒョロッとしていて、少し生意気な感じの少年がこのように成長するとは今や、誰からも尊敬され後輩たちに慕われる大投手だ。誰かの成長をみているのはとても嬉しい。ダルビッシュ日米200勝 日本ハム関係者も称賛 北海道新聞 2024年5月21日 ダルビッシュが2005年から7年間在籍したプロ野球北海道日本ハムの関係者ら、日本球界からも日米通算200勝を祝う声が上がった。 「日米で相手チームのエースと投げ合い続けてきた。それで積み上げた200勝は価値が高い」。日本ハムで05~11年にダルビッシュとプレーした田中賢介さん(43)=日本ハムスペシャルアドバイザー=は賛辞の言葉を送った。 ダルビッシュは、進化するために新たな技術、調整法などを積極的に取り入れることで知られる。田中さんは「何かを変えることを怖がらず、どんどんチャレンジしていく姿は尊敬するところ」とうなった。 ダルビッシュが日本ハム在籍時に球団のゼネラルマネジャーなどを務めていた山田正雄さん(79)=日本ハムスカウト顧問=は入団当時を振り返り「抑える試合と打たれる試合があり、調子にムラがあった。彼の努力でどんどん修正能力が上がっていった」と話し、「(200勝は)まだ途中の数字だと思う。もっと勝ち星を増やしてほしい」と期待した。 東北楽天の田中将大(駒大苫小牧高出)は「タフなスライド登板にもかかわらず、圧巻の内容での達成おめでとうございます」とX(旧ツイッター)で祝福した。自身も日米197勝と大台に迫っており「ダルさんに続いて僕も達成できるように頑張ります」と意欲を示した。ダルビッシュ、日米通算200勝 プロ20年目「ほっとしている」「僕がメジャーに来たのは、夢でも希望でも何でもないんですよ」ダルビッシュがメジャー挑戦した本当の理由はいったい何?…元番記者が見た5/21(火) スポーツ報知ダルビッシュを「生意気だなんて思ったことない」日本ハム時代バッテリーを組んでいた鶴岡慎也さんが語る後輩の良き姿勢2024年5月21日 4時5分スポーツ報知 ダルビッシュが強く印象に残っている捕手とは「鶴岡さんですね、それはもう絶対」「なめた態度をとっている中で…」5/20(月) 中日スポーツ 鶴ちゃん、ダルを信じて見守ってくれ続けてありがとう。
2024年05月21日
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このニュースは旅行に行く直前に知り、本当に驚いた。長年信頼してきた相棒の裏切りや嘘に、どれほど大谷君が衝撃を受けたのかは想像に余りある。帰宅してその後の経緯や大谷選手の会見を聞き、水原さんは後悔してもし足りない愚かなことをしてしまったけれど、二人とも可哀そうだと思わずにはいられなかった。もしも水原氏が本当にギャンブル依存症になっていたとしたら、彼が今までどれほど大谷選手を支えるために努力し、様々な気配りをし、彼の助け手になろうとしていたかが想像できる。それは、普通の人間にとって、とてつもないストレスや疲労を蓄積させるであろうことだから。胡麻化したりとりつくろとするのは、依存症になってしまった人の常である。いつか長い月日が経ち、様々なことが解決し、二人が穏やかに昔話ができる日が来ることを心から願うばかりだ。大谷選手のことも気がかりだけれど、水谷さんと何も知らなかったという彼の妻のことがもっと気掛かりである。大谷翔平騒動で全米騒然!水原一平をハメた「違法賭博の胴元マシュー・ボウヤー」の正体3/27(水)ここで再度強調しておきたい。日本人は依存症になりやすい気質を持っていると私は思っている。そんな日本にカジノを持ってきたらどうなるか、考えるのも恐ろしい。カジノは絶対に反対です。
2024年03月28日
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ニュースに関心がないわけではないが、見るたびにガッカリしたり絶望感が襲ってきてブログに書く気にならない日々だ。たまには取り上げてみようと思ったが、やはり楽しくないことばかり。<変わろう、変えよう>女性の働きやすさ、日本は29カ国中27位 英誌エコノミスト3/7(木) 19:24 毎日新聞 8日の「国際女性デー」を前に、英誌エコノミストは経済協力開発機構(OECD)に加盟する38カ国のうち29カ国を対象に、2023年の「女性の働きやすさ」を比較した。総合ランキングで日本は22年よりも一つ順位を上げたが、29カ国中27位にとどまった。日本は前年27位だったトルコを抜き、その後はトルコ、韓国と続く。1位アイスランド、2位スウェーデン、3位ノルウェーなど上位には北欧諸国が並んだ。他には5位フランス、19位英国、22位米国――など。 項目別で見ると、女性管理職の割合では、日本は14・6%と最下位だった。OECD平均の34・2%を大きく下回り、同誌は日本の状況を「嘆かわしい」と指摘。この項目のトップに立つチェコは管理職の46%を女性が占め、24・8%だった18年から急増させた。 他には、日本は女性役員の割合(OECD平均33%)は18%で下から3位だった。性別の平均賃金を比べると、女性が男性よりも21・3%少なく、下から3番目だった。 同誌は「北欧諸国がいつも上位に並ぶが、下位の国も見慣れた顔ぶれだ」と分析。「韓国や日本、トルコの女性は依然として職場で大きな障害に直面している」と評価した。【五十嵐朋子】女性の一人として、毎年毎年ガッカリし続けている。変わらないんだなー、日本社会は。次期戦闘機輸出、公明が軟化 与党、月内合意へ調整3/8(金) 時事通信自民党はどうしても武器輸出三原則を無きものとして、防衛装備移転三原則を骨付きにしていきたいようだ。平和の党だったはずの公明党も権力にしがみつきたいようで情けない。ウクライナ紛争、欧州の全面戦争に発展も=ロシア軍幹部3/7(木) ロイターガザ全土で作戦継続宣言 イスラエル強硬姿勢崩さず3/8(金) 共同通信↑こんなことがまかり通る時代なのだろうか。こんな時代だからこそ、日本には愚直に平和のために働く国になってほしいと思うのだが…。
2024年03月08日
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【速報】大谷翔平選手「初めて会ったのは3年ちょっと前」会見で結婚について語る3/1(金)大谷翔平 会見全文おこし昨日のこのニュースには驚いた。でも、やはり大谷翔平はすごい人だとあらためて感心する。セルフコントロール、リスクコントロールが完璧!これからは二人三脚での彼の活躍を、さらに楽しみにしたい。
2024年03月01日
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夫が大相撲が好きなので、いつも相撲中継は見ている。だから、相撲界の出来事にも、それぞれの力士の成長や活躍にも関心がある。だから北海道力士の番付は気になるし、当然北星鵬にも期待していた。しかし…弟弟子の痛がる様子見て面白がる… 北青鵬引退 協会「卑劣極まりない」2024年2月23日 北海道新聞 身長204センチのスケールの大きさから、将来の横綱候補とも目された北青鵬(札幌市出身、宮城野部屋)は、弟弟子への暴行問題により日本相撲協会が23日の臨時理事会で処分を下す前に、引退届を提出した。暴力根絶に取り組む角界の規律を守る意識が欠如していた結果であり、自らの愚行で未来を断った。■自らの愚行で未来断つ 22歳の北青鵬は2020年7月場所の序ノ口デビュー以来21連勝して注目を集め、23年3月に新入幕。「右でも左でも、まわしを取れれば負けない」と豪語したように、長いリーチを生かして肩越しに上手をつかみ、振り回すような投げで土俵を沸かせた。 道内出身力士の幕内優勝は、1991年3月場所の北勝海(十勝管内広尾町出身)が最後で、歴史を塗り替えることも期待されていた。元横綱北勝海の八角理事長は、北青鵬が優勝争いを演じた昨年9月場所中、「穴はいっぱいあるが、ちょっと直せば相当強くなる。1、2年後の番付が楽しみ」と言及していたほどだが、裏切られた形だ。 宮城野部屋が22年8月に、旧東関部屋があった建物に移転した際には、同じく身長2メートル超の元横綱・曙がかつて使った部屋を割り当てられた。この時には既に、北青鵬による弟弟子への暴行は始まっていた。弟弟子の仕事ぶりの不始末に対する「制裁」として暴力を振るい、痛がる様子を見て面白がっていたという。協会は「暴行の動機は卑劣極まりない」と断じた。 臨時理事会後、協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国、十勝管内芽室町出身)は「お相撲さんはたくさんの人を幸せにする大きな役割がある。にもかかわらず、有望視されている力士が陰湿な暴力、暴行で協会を去るというのは残念だ」と無念さを口にした。(安房翼)顔面平手打ちなど弟弟子に繰り返し暴行 北青鵬引退 元白鵬も2階級降格2024年2月23日 北海道新聞 日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、幕内北青鵬(22)=本名アリューナー・ダワーニンジ、札幌市出身=の弟弟子への暴力行為に対する監督義務違反で、師匠で元横綱白鵬の宮城野親方(38)=本名白鵬翔、モンゴル出身=を委員から年寄への2階級降格と3カ月の20%報酬減額とする処分を決めた。北青鵬は23日までに引退届を提出。理事会は受理し、引退勧告処分相当とした。 協会によると、北青鵬は2022年7月ごろから23年11月ごろの長期にわたり、弟弟子2人に対し顔面への平手打ちや、ほうきの柄などで臀部(でん ぶ)を打つといった暴行をした。財布や指に瞬間接着剤を塗りつけたり、殺虫剤のスプレーに点火してバーナー状にした炎を2人の体に近づけたりすることもあった。今年1月21日、北青鵬の暴行に関する投稿が協会の公式X(旧ツイッター)へ寄せられ、協会などの調査に北青鵬が行為を認めた。 宮城野親方について協会は、北青鵬の監督義務を怠った上、22年7月には暴行の事実を知ったにもかかわらず速やかに協会に報告しなかったとした。北青鵬への注意など適切な対応もしなかったため暴行の常態化を招いたとも指摘した。 協会は師匠としての素養と自覚の欠如を問題視し、3月の春場所は所属する伊勢ケ浜一門で別の親方を師匠代行に任命し、宮城野部屋を監督すると決定。4月以降は同一門が宮城野部屋を預かり、親方を指導、教育することを検討する。どうしても相撲界から暴力やイジメをなくすことはできないのか。本人が一番悪いけれど、師匠が弟子のこのような行為を知らんぷりしたのでは、師匠失格だ。その構図は学校でのイジメと同じだ。先生がいじめに毅然とした対処をせず、それを放置していたら益々いじめはエスカレートする。きっと北青鵬は学生時代からこのような傾向があったのではないだろうか。(違っていたらゴメンナサイ)体が大きく力も強く、相撲を取れば敵なしで、「この子は相撲取りになることで自分の適性を発揮し、人としても成長するだろう」と期待されたことだろう。北海道出身力士として期待していたが、いつまでたっても自分の力頼みのへたくそな相撲で、師匠はちゃんと指導しているのだろうかとか、ひょっとすると師匠の指導を真面目に稽古していないのではないかと感じてもいた。やはり、入った相撲部屋の師匠が悪かった。師匠自身も現役時代、決して品行方正とはいえず、勝てばいいんだろうという相撲が目についてきて嫌いになった。その考え方は、きっと師匠になっても変わらなかったのだろう。北青鵬を押さえられるのは師匠しかいなかったわけだが、元白鵬が師匠としても人間としても未熟だったのが北星鵬の運の悪さと言える。引退した彼が、これからどのような道に向かうのか、正直なところ心配である。
2024年02月24日
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ニュースを見ていると、日本の政治も情けないけれど、まだマシなのかと思ってしまう。世界の国々が独裁政治に次第に傾いているような気がするが、日本は大丈夫でしょうね。急死のナワリヌイ氏献花の市民を監視・特定の命令書 人権団体が当局内部文書を公表2/21(水) ロシアの人権団体はモスクワの警察が獄中死したナワリヌイ氏の追悼に献花に訪れた市民を24時間態勢で監視・特定していたとする内部文書を公表しました。ロシア内務省は「事実ではない」と主張しています。(後略)ロシア軍の損失伝えた軍事ブロガー死亡、ロシアメディアは「自殺」と報道2/22(木) ロシア最高裁、反戦派ナデジディン氏の出馬認めず 選管決定を支持2/22(木)「イスラエル、ガザ・ハザールに8キロの道路を建設中…南北に分割」2/22(木) EXCLUSIVE-イラン、ロシアに弾道ミサイル約400発供与 軍事協力深化へ=関係筋2/22(木)トランプ氏が共和党内で「敵なし」になったきっかけは、自身への「刑事訴追」だった 被告人の立場を最大限に有効活用 一方で「ボディーブロー」になるかも…【混沌の超大国 2024年
2024年02月22日
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今までに何度同じことを繰り返してきただろう。教育関係者は、「他山の石」とか「人のふり見て我がふり直せ」という言葉は知らないのだろうか。黒塗りの報告書や「二度とこのようなことが起きないように…」などと教育委員会が頭を下げる映像は、もう見飽きた。「反省だけなら猿でもできる」という言葉も浮かんでくる。日本全国の子ども達に「死にたいほど辛く感じる学校は、ボイコットしていいんだよ」と強く伝えたい。それにしても、一人の生徒を死に至るまで追いつめた学校関係者の罪の、あまりにも軽いことに驚くばかりだ。「どれい扱い」「いじめて気持ち良かったでしょう」 札幌の中1いじめ自殺、報告書再公表 小学校校長を減給1カ月北海道新聞 2024年2月14日 いじめ被害を訴えていた札幌市立中学1年の女子生徒=当時(12)=が2021年に自殺した問題で、札幌市教委は14日、昨年12月21日に公表した調査報告書に関し、黒塗り箇所を大幅に減らして再公表した。 新たに開示された内容では、いじめに該当すると認定された8事案について「どれい扱いされる」などと訴えていたことが分かったほか、遺書には、いじめを受けていた同級生を名指しし「いじめて、とても気持ち良かったでしょう」と記していたことも明らかになった。 黒塗り箇所は遺族の意向を踏まえて削減した。市教委は報告書で、小学校では「同級生の家で人形の手か足を切るように言われた」ことや、身体の特定の部位をバカにされていたことを新たに公表。中学校では、交流サイト(SNS)で同級生から「首つって死んで」とメッセージが送られたことも開示した。 檜田英樹教育長は記者会見で、黒塗り箇所を開示したことについて、関係する個人や学校の特定につながることに慎重になりすぎたとし、「いじめの再発防止のために事実を公表するという視点が欠けていた。大変申し訳ない」と陳謝した。 自殺した際、残した3通の遺書の内容も明らかになった。「いじめていた人」宛てとして、同級生2人に書かれた遺書には「被害者ぶって人に罪をなすりつけて楽しかったでしょう」と記されていた。 市教委は13日付で、いじめへの組織的対応が不十分だったとし、女子生徒が6年の時の男性小学校長を減給1カ月の懲戒処分とした。檜田英樹教育長は秋元克広市長から、竹村真一教育次長は檜田教育長からそれぞれ口頭厳重注意を受けるなど計8人が処分された。このほか、小学5、6年の時の担任教諭は退職したため、文書訓告相当とした。 女子生徒の両親の代理人弁護士によると、両親は市教委に対し、民事訴訟を検討。両親は14日公表した手記で「教育委員会は事実を隠蔽(いんぺい)しようとしているとしか思えないなど、不信感しかなかった」と指摘した。(蒲生美緒)SNSで「死んで」などのメッセージ 札幌・中1女子生徒いじめ自殺問題で“黒塗り”を見直した報告書に 遺族「なぜ最初からこのように公表しなかった」 2/14(水) 北海道放送
2024年02月15日
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桐島聡容疑者「岡山に女と一緒にいる」の電話から49年不明…鎌倉の病院に名乗る男1/26(金) 読売 歴史的な事件が急展開した。1970年代に連続企業爆破事件を起こした過激派組織「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)を名乗る男が見つかった。半世紀にわたって逃亡を続ける桐島容疑者なのか。発見の一報に衝撃が広がった。 「『桐島聡』と名乗る男性が入院している」――。公安部に神奈川県警から情報が寄せられたのは25日だった。公安部は神奈川県鎌倉市内の病院に捜査員を派遣。本人の可能性が高いとの感触を得た。 捜査員の一人は、「桐島容疑者の足取りはつかめていなかった。本人であれば、長年追い続けた捜査員たちの悲願が果たされる」と興奮した様子で話した。 男が入院中の鎌倉市内の病院前には26日夕、報道陣約30人が集まり、騒然とした雰囲気に包まれた。 連続企業爆破事件を巡っては、75年5月、主要メンバー7人が一斉に逮捕されたが、桐島容疑者は捜査の目をかいくぐってきた。 手配資料などによると、桐島容疑者は広島県神辺町(現・福山市)出身で、県内の高校を卒業後、72年に明治学院大学に入学した。 75年4月、在学中に東アジア反日武装戦線の「さそり」グループのメンバーとして事件を起こし、逃走直前まで、東京都新宿区歌舞伎町の大衆料理店でアルバイトをしていたとされる。 事件後の75年5月20日に渋谷区内の銀行で現金を下ろした後、同31日に広島県の実家に電話をかけ、「岡山に女と一緒にいる」などと父親に伝えたのを最後に、足取りが途絶えていた。 捜査幹部は、「単独で50年近くも逃げ切れるはずがない。本人と特定されれば、逃亡に協力した人物がいないかについても捜査していく」と話した。 指名手配された容疑者が長期間潜伏していたケースは過去にもある。 1971年11月の「渋谷暴動」を巡っては、指名手配されていた中核派活動家、大坂正明被告(74)(1審で懲役20年、控訴中)が約46年間逃亡を続け、2017年5月に広島市内のマンション一室で発見された。 1970年代を中心に世界各地でテロを起こした過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(78)は、75年8月の国際手配から25年間、潜伏を続けていた。 オウム真理教による事件では、11年の大みそかに特別手配中の教団元幹部、平田信受刑者(58)(懲役9年が確定)が17年近い逃亡生活の末、警視庁に出頭。翌12年6月には、元信者の女性(52)が相模原市内で、川崎市に潜伏していた高橋克也受刑者(65)(無期懲役が確定)が東京都大田区内でそれぞれ発見された。50年も、どうやって暮らしていたのだろうか。ほとんどの人生を、怯えながら身を隠して生きるなんて私には想像もできない。あの時代、似たような過激派グループの事件も色々あったけれど、そのメンバーたちの多くは過激に大声で主張する人になりゆきで付和雷同し、自分の価値観も見いだせず信念もなく、巻き込まれた人たちだっただろうと今は思っている。その傾向性は、時代が変化しても多くの日本人のものではないか。最後は自分の名前で死にたかったのだろうなと思うと哀れだが、自分を見つめ、自分の価値観で生きることをしない時の、わかりやすい結果のように思う。彼にも、彼を支えていた人がいたのだろうが、その人の人生はどんなものなのだろうか。と思っていたら、こんな記事を見つけた。末期がん患者「自分は桐島聡だ」50年前の指名手配犯か 自白は贖罪ではなく〝勝利宣言〟東スポWEB / 2024年1月27日(一部抜粋)過激派に詳しい関係者は「名乗り出たのはザンゲではなく勝利宣言でしょう。余命ギリギリまで逃げ延びて自首したのですから。この50年、他の極左過激派での逃亡犯同様、シンパの支援を受けながらあがめられて生きてきた可能性が高いです。最後に名乗り出て、警察病院のお世話になるというのも勝ち誇った感じです」と指摘する。はあ? 勝利宣言ですか?!このタイプの人達の思考回路は、私とは全く違うもののようだ。思考回路が違う人のことは、想像も共感もできにくい。
2024年01月27日
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支持率下がるのは当然でしょう。まだ支持している人はどんな人?自民支持率最低、党内に衝撃 「裏金」影響、下野直前下回る1/21(日) 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、同党の支持率が急落している。 時事通信の1月の世論調査では、野党時代を除いて1960年の調査開始以来最低の14.6%。有権者の厳しい視線が岸田内閣だけでなく党にも向いている状況が鮮明になり、衝撃が広がっている。派閥解消して逃げないでよね。岸田首相、捨て身の派閥解消 反転攻勢狙い、危うさも 麻生・茂木派が反発、党内動揺〔深層探訪〕石川県、M7.0地震想定、四半世紀見直さず 津波は震災後に変更1/21(日) 最大震度7を観測したマグニチュード(M)7・6の能登半島地震で被災した石川県が、東日本大震災後に津波被害の想定を見直したにもかかわらず、地震被害の想定は四半世紀前から見直しておらず、地震と津波で想定に齟齬(そご)が生じていた。地震の被害が過小に見積もられており、防災体制に影響した可能性がある。(後略)このニュースにはとても驚いた。この数年、能登半島あたりでは地震続いていたような気がするのになぜ?避難所の様子を見ていても、あまり防災対策に力を入れていたようには見えなかった。その原因は何なのだろうか。ともあれ、後悔先に立たずだ。大関戦で行司が転び、烏帽子と草履が脱げる…霧島「何か落ちてる」北勝富士「何かこけてる」1/20(土) ↑これはテレビ中継で見ていたけれど、ヒヤッとした。相撲が継続中に烏帽子をつけたり草履をはいたりしていたが、大丈夫かとハラハラした。行司は力士とは違って年功序列で昇進するのではないかと思うが、それでいいんだろうか。年と共に反射神経も動きも鈍くなるのは当然なので、行司の昇進も実力主義にしたらいいのに。行司の仕事には経験も修行も必要だろうから、体の動きだけのことで判断はできない。差し違えや力士を避けきれないことが重なったら、それは考慮するべきじゃないのかと思ってしまった。違ったらごめんなさい。
2024年01月21日
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ダイハツ大規模認証不正で最も注意すべき「これは氷山の一角」情報と最も重要な「ダイハツ車ユーザーは乗っていて大丈夫か」問題12/20(水) ダイハツ・トヨタ共同会見 奥平氏「職場環境放置した経営陣の問題」 一問一答 12/21(木) 5:15次男の車もダイハツらしいが、どうしようもない…。参院選の年、改選議員に全額還流か 安倍派のパーティー収入、裏金で12/21(木) 朝日安倍派だけじゃあ、ないだろう。NTT西子会社 個人情報不正流出 県国保連は約4300件か12月20日懲戒免職のNHK元記者、不正請求410件789万円…新たに前報道局長ら9人処分12/19(火)探したらもっともっと出てくるだろう。地球規模の温暖化危機も、目先の得だけを追い求めてきたせいだし、政治や経済、自治体の劣化も、その延長線だろう。それは私達が少しでも便利に豊かに暮らしたいというベクトルから視点を変えられなかったせいだ。ああ、結局は自業自得になるのか? でも、もう「一億総懺悔」なんてしないぞ。庶民のささやかな願いにつけこんだワルが、上から下まではびこってしまっているが、そんな悪事を許さないという覚悟と、それを推進する小さな力くらいはもっているはずだから。
2023年12月21日
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すでに世界の大谷翔平なので、「大谷君」なんて呼んだら怒られそうだけれど、日本ハムファイターズに入団してくれて以来、私の中では大谷クンなのだ。それにしても、これほどの選手になるなんて!栗山監督には今の姿が見えていたのかな。大谷翔平、ドジャース移籍発表 10年1015億円、史上最大の契約北海道新聞 12月10日 05:22 【ロサンゼルス共同】米大リーグでエンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平(29)が9日、自身のインスタグラムでドジャースに移籍することを発表した。代理人事務所によると、契約は10年で総額7億ドル(約1015億円)。メジャー公式サイトはスポーツ史上最大の契約と伝えた。 大谷は英語でエンゼルスの球団関係者やファンへの感謝をつづった上で「次のチームにドジャースを選ぶことを決めた。常にチームのために最善を尽くし、最高の自分でいられるように努めることを誓う。現役生活を終えるまで、ドジャースのためだけでなく、野球界のために努力し続けたい」と記した。今後、記者会見する予定。 今季日本選手初の本塁打王を獲得し、アメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)を2年ぶりに受賞した大谷を巡っては、ブルージェイズやジャイアンツなど複数球団が争奪戦を繰り広げていた。6年在籍したエンゼルス残留は選ばず、新天地への移籍を決断した。 今年は3月の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献。シーズンでは44本塁打を放ち、投手での10勝(5敗)と合わせ、史上初となる2年連続の「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。9月に右肘靱帯の手術を受け、来季は開幕から打者に専念する。投手での復帰は2025年になる見通し。 プロ野球日本ハムから18年にエンゼルス入り。今オフに日米通じて初のFAになった。 ドジャースは来年3月20、21日にソウルでダルビッシュ有が所属するパドレスと開幕シリーズを行う。彼の日本ハムへの入団発表はいつも『12月9日』だそうだ。大谷翔平 節目はなぜか『12月9日』 2023年12月10日 17時59分 NHK2012年12月9日 日本ハムへの入団表明2017年12月9日 大リーグでも二刀流挑戦の意欲示す2023年12月9日 新たな一歩を彼は、この日に移籍発表をすることを決めていたのかもしれない。
2023年12月11日
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読んでいて涙が出そうになった。寺の住職がびっくりした「数百年後の恩返し」 床が抜けそうな貧乏寺の改築費用を寄付したのは、まさかの「潜伏キリシタン」の子孫だった 寛容さが現代社会に投げかけるもの11/30(木) 東シナ海を望む長崎市樫山地区にある小高い山「赤岳」。その麓にある天福寺に1978年、少し離れた地区に住む人々が訪れた。寺は貧しく、本堂の床は抜け落ちそうで、天井から雪が舞い込むありさま。お布施の収入は月6万円ほどしかなく、檀家に改築費用を募っている最中だった。訪れた住人たちは約400万円もの寄付を申し出た。ただ、仏教徒ではないという。 「私たちは潜伏キリシタンの子孫です。お寺のおかげで信仰と命をつなぐことができました。少しでも恩返しがしたい」 1688年に建立された天福寺は曹洞宗のお寺。にもかかわらず、キリスト教が禁止され、厳しい取り締まりがあった江戸時代に、危険を冒して潜伏キリシタンを檀家として受け入れ、積極的にかくまっていた歴史がある。 「数百年後の恩返し」はあまりに突然だった。申し出を受けた住職は驚くと同時に、ある仏語が浮かび、恐ろしくもなったという。(共同通信=下江祐成)(後略)
2023年11月30日
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やはりこれは記録しておかなくちゃ。エンジェルス 大谷翔平 満票で2回目のMVP受賞 大リーグ史上初2023年11月17日 19時10分大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、今シーズン、最も活躍した選手に贈られるMVP=最優秀選手に選ばれました。大谷選手は、2021年に続いて投票した記者30人全員が1位票を入れる満票で受賞が決まり、大リーグ史上初めて満票で2回目のMVP受賞となりました。(後略)このような人は、もう出てこないのではないか?日本ハムファイターズで活躍したということで、何となく私も誇らしい気持ちになるのは不思議。イスラエル軍、ガザ南部へ攻撃拡大示唆 人道危機の悪化不可避 難民キャンプ空爆で80人死亡か11/18(土) 20:35 【エルサレム時事】イスラエル軍報道官は17日夜の記者会見で、パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘に関し「ハマスがいればどこへでも進撃する」と述べ、ガザ北部から住民多数が退避しているガザ南部に作戦を拡大する可能性を示唆した。病院でも学校でも難民キャンプでも…。これでは無差別攻撃に見えてしまう。イスラエルに対して、まったく共感できなくなってしまった。創価学会・池田大作氏死去 巨大な「生みの親」失った公明党の今後は11/18(土) 創価学会の池田大作名誉会長が亡くなった。池田氏がつくった政党として半世紀以上の歩みを重ねてきた公明党。1999年以降は一時期を除いて自民党と連立政権を組み、与党の地位を固めている。一方でそのことは公明党が長年掲げてきた「大衆の党」「平和の党」の看板と現実の政策との矛盾をたびたび生じさせた。それでも支持者の求心力を維持できたのは池田氏の存在があったからであり、羅針盤を失った公明党の今後は見通せない。創価学会を政党宗教にしたのがこの人だということは、宗教団体が政治家をお抱えにするお手本を作ったということか?旧統一教会のこともあるし、自民党も公明党もこれからどうする?自民5派閥が収入約4000万円を過少記載か 東京地検特捜部が担当者を任意聴取11/18(土) 自民党の5つの派閥の政治団体の収支報告書に合わせて4000万円ほどの収入が記載されていなかったとして、東京地検特捜部が担当者から任意で事情を聴いていることが分かりました。 自民党5派閥の政治団体を巡っては、おととしまでの4年間で収支報告書に合わせて約4000万円の収入を記載していなかった政治資金規正法違反の疑いがあるとして、大学教授が東京地検特捜部に刑事告発しています。自分たちに都合の良い仕組みを作り、自分たちが使いたいように使って胡麻化す。もう、いやになるばかり。その上に…こんな人を守るような自民党は本当に腐ってるんではないか。「公金チューチュー」自民・杉田水脈氏がまた問題発言…“法務局”が「人権侵犯」認定も「私は差別していない」と投稿11/18(土)人権侵犯認定を受けるなど、差別的な発言を続けてきた自民党の杉田水脈衆議院議員。10月、アイヌ文化の振興事業について、“公金の不正流用疑惑がある”との一部の見方に同調し、また問題発言をした。(後略)羽生結弦さん離婚をSNSで発表“ひぼう中傷 ストーカー行為も”2023年11月18日フィギュアスケートの男子シングルでオリンピック2連覇を果たし去年、プロに転向した羽生結弦さんが自身の公式SNSで、ことし8月に結婚した女性との離婚を発表しました。羽生さんはフィギュアスケートの男子シングルでソチ大会とピョンチャン大会の2つのオリンピックを連覇するなど長年、日本のエースとして活躍し、去年7月にプロのスケーターに転向しました。羽生さんはことし8月に結婚を発表しましたが、17日夜に、相手の女性との離婚を自身の公式SNSで発表しました。その中で羽生さんは「一般人であるお相手、その親族や関係者の方々、そして私の親族、関係者に対しても、ひぼう中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐えがたいものでした。これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」などとしています。このニュースには驚いた。確かに彼は有名人で人気もあるので、結婚相手のことなど気になる人は多いのかもしれないが、誹謗中傷・ストーカー行為とは想像を超えている。気の毒だとは思うけれど、しばらく海外での生活などは考えられなかったのだろうか。それとも、海外でも同じことだと思ったのだろうか。
2023年11月19日
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岸田首相「1回こっきり4万円」で「減税メガネ」の称号獲得!かたや自分は「年収46万円アップ」で「国民なんてちょろいと思ってる?」11/1(水)やっぱりね↓財務相「税収増分は使用済み」 首相の「還元」原資なし認める11/8(水) 旧統一教会は、よくもこんなことをシラーッと言えるものですね。人を丸め込むことに自信があるのかもしれないけれど、それは疑うことを知らない素直な人たちだけですよ。旧統一教会は現ナマ100億円を国に丸投げ…やぶれかぶれ策の背景に穏健派vs強硬派の深刻内紛11/8(水) 旧統一教会 謝罪ではなく“お詫び”に元2世信者「私たちはれっきとした被害者」“供託金100億円”提案の狙いは“財産保全逃れ”?【news23】11/8(水) 自民、被害者救済法案を提出へ 旧統一教会巡り、立民に伝達11/8(水) どんな法案をだすことやら。今まで旧統一教会とべったりでお世話になってきた相手に、自民党議員の面々はどんな態度をとることやら。それに、新興宗教による被害者は旧統一教会の場合だけではないことをお忘れなく。
2023年11月08日
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昨日のテレビニュースで、札幌が雪虫の襲来で大変なことになっている様子を見た。札幌市内で雪虫が大量発生、猛暑で去年の10倍以上の大繁殖 視界が白くなるほどの雪虫に「ここ通らないほうがいいかな」札幌市10/25(水) 18:40配信 北海道放送例年雪虫が飛んでいるのを見て、「ああ、冬が来るな…」と思っているけれど、こんなにひどい雪虫が飛ぶ様子を見たことがない。当地でも昨日も今日も雪虫は飛んでいるけれど、こちらは例年並みだ。学生時代には自転車で通学していたのだが、雪虫が飛ぶ時にはうっかりすると目や口に飛び込んでくるので、片手で振り払いながら自転車をこいだものだ。でも、昨日の札幌の雪虫はそんな生やさしいものではない。ゴーグルと傘で防御しながら歩くことが必要かもしれない。来年以降もこんな状況になるのはイヤだなあ。
2023年10月27日
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藤井聡太 八冠達成!このニュースは記録しておかなくちゃと思ったが、次の記事を載せておく。“決まった答えがある”から数学が得意、でも美術は苦手… “将棋少年”が達成した夢~藤井聡太八冠の軌跡 10/13(金) この人は間違いなく伝説の棋士となるだろう。野球の大谷、将棋の藤井の今後はどうなってゆくのだろう。文句なく楽しみである。突然、イスラエルにハマスが奇襲攻撃したことには本当に驚いた。奇襲攻撃が長続きするはずもなく、怒り狂ったイスラエルは防衛では収まらない。なぜハマスは今、イスラエルに攻撃をしかけたのか…透けて見える「アラブの大義」を脅かす近隣国の和平交渉、ネタニヤフ政権の弱体化 10/14(土) 集英社オンライン私はずっと、心情的にはパレスチナの人々に同情してきた。確かに、国土を持たなかったユダヤの人達の悲劇は気の毒だと思うし、自分たちの国を持ちたいという民族の願いは理解できる。それでも、それまで住んでいた人々を押しのけての国づくりには共感できなかった。どちらを向いても悲劇が続く。どちらにも罪なき人々が恐怖におびえている。人間って本当に罪深い。これ以上の言葉が出てこない。《政府が解散命令請求》コンプラ宣言以降も日本で年600億円集金…統一教会の嘘を暴く「献金極秘文書」文春オンライン当然だと思うけれど、これまで長年自民党に選挙協力してきたのにと統一教会側は腹が立っていることだろう。この際、洗いざらい自民党議員との関係ややりとりを暴露してほしいと密かに思っている。同時に、日本の政治に深く食い込んでいる大きな宗教団体はどうなのかと思う。細田衆院議長が辞職表明 議員は続ける考え「私以外出来ない仕事も」少しだけ記者会見を見たが、国民をバカにしているとしか思えない。ヨタヨタしていても議員の仕事はできるんだ。統一教会との関係についても、一般的な支持者との関係だそうだ。「安倍総理に伝えます」と言ったのも社交辞令で、総理には言ってないそうだ。それが議員活動だと言ってはばからず、まだ議員を続けるという。支援者の皆さん、それでいいんですか。
2023年10月15日
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バスケットにはあまり興味がなかったので、今回初めてしっかりと試合を見た。今までそれほどに日本は勝てなかったのかと初めて知り、これは皆が歓喜に沸く快挙なのだろうと実感した。オリンピックも頑張ってほしいですね。【バスケ日本代表】48年ぶりの"五輪自力出場"が確定!W杯で多くの快挙を成し遂げた日本 最終戦に勝利しパリへの切符を掴む9/2(土) 21:51配信バスケ男子日本代表のW杯最終戦が沖縄アリーナで行われ、日本代表が80-71で勝利した。今大会、アジア最上位チームにはパリ五輪出場権が与えられる。勝利すればアジア1位が日本に決まり、パリ五輪出場が確定するという一戦となった。様々なプレッシャーの中、見事パリへの切符を掴んだ。五輪への自力出場は48年ぶりの快挙だ。運命の最終戦、相手はカーボベルデ代表(64位)。221cmの大型センターを擁するW杯初出場国だ。第1Q最初のオフェンスは、セットプレーからジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)がファウルをもらう。日本のゴール下を支え続ける仕事人がフリースローを2本成功させ見事先制点。続けて 世界を知る大黒柱・渡邊雄太(NBA フェニックス・サンズ)が速攻からバスケットカウントのダンクを叩き込み、アリーナを熱狂させる。途中出場の吉井裕鷹(アルバルク東京)が身体を張ったディフェンスを披露。チャンスはあるものの、シュートを決めきれず一進一退の攻防に。17-19の2点ビハインドで最初の10分を終える。第2Qは開始1分で日本が逆転に成功。ジョシュ・ホーキンソンが止まらない。3Pシュートに力強いリバウンドなど、攻守で存在感を見せ日本を牽引する。そして河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)が相手を抜き去りバスケットカウントを決め、流れをさらに引き寄せる。172cmながら持ち前のスピードを活かし、世界の舞台で得点を重ねる。ここから日本バスケが加速する。その立役者となったのはアメリカ挑戦中のシューター・富永啓生(ネブラスカ大学)だ。3本の3Pシュートを沈め、会場からは天井が吹き飛びそうなほどの大歓声が上がる。富永は前半終了時点で3Pシュート(4/4)、2Pシュート(2/2)、16得点の大爆発。シュート確率100%という驚異的な数字を残した。13点差までリードを広げ、最高の形で後半を迎える。第3Q、立て続けにカーボベルデに得点を許すも、今日の日本の勢いは止まらない。激しいディフェンスから馬場雄大のダンク"BABA BOOM"が決まる。キャプテン・富樫勇樹(千葉ジェッツ)、富永啓生、ジョシュ・ホーキンソンの3Pシュートが立て続けに入り20点差まで突き放す。73-55で最終Qへ。日本バスケの運命を決める最後の10分。開始6分間無得点と苦しい時間帯に。残り4分を切ったところで5点差まで詰められてしまう。そして残り1分のところで点差は3点に。会場のファンの声援も背中を押す。値千金のバスケットカウントと3Pシュートを決めたのは、今大会何度もチームを救い、この試合もフル出場のジョシュ・ホーキンソン。ギリギリの勝負をなんとか繋ぎ、最後は意地を見せた日本代表。見事勝利を収めた。今回のW杯で「17年ぶりのW杯勝利」「ヨーロッパ勢からの歴史的初勝利」「56年ぶりのW杯2勝目」「2度の大逆転勝利」「史上初となるW杯3勝目」「48年ぶりの五輪自力出場」など、快挙に次ぐ快挙を成し遂げ、確かな強さを示したバスケ男子日本代表"Akatsuki Japan"。まさに日本バスケの夜明けを見せてくれた。パリ五輪では、さらなる感動を私たちに与えてくれるだろう。そのチームを、日本一丸となって応援し続けたい。
2023年09月03日
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北口さんのやり投げでの金メダルのニュースを書いていなかった。これは記録しておかなくてはならないので、遅ればせながら…。【世界陸上】やり投げ・北口榛花 自分を信じたビッグスロー「絶対に一番になる」「必ず歴史をつくる」8/26(土)スポニチ ◇陸上・世界選手権第7日(2023年8月25日 ハンガリー・ブタベスト) 女子やり投げの決勝が行われ、北口榛花(25=JAL)が、金メダルを獲得した。昨年のオレゴン大会の銅メダルに続き、2大会連続メダルで、フィールド種目では日本の女子で初の金メダリストとなった。 1投目で61メートル78を投げて2位につけると、3投目に63メートル00を記録。徐々に記録を伸ばしていったが、笑顔はない。リトルに記録を上回られ、4位で迎えた最終6投目。集中力を極限にまで高め、絶叫とともに最高のスローを繰り出した。1位・フルタドの65メートル47を大きく上回る、66メートル73の大逆転スロー。トレードマークの満面の笑顔。そしてダイナミックに飛び跳ねて、喜びを表現した。 昨年の世界選手権では6投目で3位をわずか2センチ上回り、銅メダルを獲得。「6投目で自分が4位に落ちて、これでは去年のことをやり返されたと思ったので、絶対に自分が一番になる。6投目が一番いい記録が出ると思って」と自分を信じた。 努力を積み重ね、自分を信じ続け、ついに世界の頂点に立った。「本当はもっと時間がかかると思っていたんですけど、こうして(金メダルを)取ることができて、今まで頑張ったのは本当に良かったなと思う」と目を潤ませる。「自分が必ず歴史をつくるというふうに決めて、ここにやってきたので。本当につらいことたくさんあるんですけど、今日だけは本当に世界で一番幸せです」と声を震わせた。 これからは追われる立場になる。「この後もシーズンが続きますし、来年はオリンピックもあって、東京の世界陸上もある。トップでい続けることは簡単ではないですが、できる限りトップでいられるように努力し続けます」。北口の視線は先を見据えている。彼女のはじけるような笑顔と、嬉しさのあまりピョンピョン飛びはねる姿には、見ている私も本当に嬉しくなる。ずっと指導を受けながら練習をしてきたチェコのインタビューに対して、通訳なしでチェコ語で応じていた姿にも感動した。彼女は本当に自立心のある勇気ある行動ができるたくましい女性だ。同じ北海道の人間として、心から誇りに思っている。
2023年08月31日
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7月2日に起きたススキノでのホテルでの殺人事件については、ずっと気になっているが書くこともできずにいた。しかし、少しでも今の心境を書いておかなければ、こんな事件があったことすら忘れてしまいそうなので、書いておくことにする。この事件が報道された時に一番驚いたのが、被害者の住所や氏名がすぐに報道されたこと。加害者ではなく被害者なのに公表するのには、犯人を突き止めるのに必要なことかとも思ったのだが、どうもそうでもなさそうだった。その後、その点について世論が批判的だったせいか匿名になったが、遅いだろう。その後色々なことが明らかになるにつれ、私は被害者家族のことが気の毒で心配で仕方がなかった。たとえ被害者にもそれなりの落ち度や批判されることがあったとしても、ほとんどの場合家族は無関係だ。一般的なテレビや新聞ですら、週刊誌的な報道をすることに怖さを感じている。その後は私の想像を超えた展開になって現在に至っている。何と、親子3人が逮捕され、ホテルから遺体の一部を持ち去ったのは娘のようだが、そのことを両親も知っていたらしい。最初は、思いもよらぬ娘の行動の結末にパニックになった両親が娘を守ろうとしたのかと思ったが、そうとばかりも言えないらしい。さらに、父親は総合病院の精神科科長とわかり、私の頭は何をどのように考えたら良いのか混乱した。そして、何とか両親の気持ちを理解したいと思いを巡らせている。娘の気持ちについては、どうしても想像ができにくく、やはり何らかの精神的疾患かあるいは生まれつきの気質と今までの育ちの経過で、どこかが完全に歪んでいたのかと思うことしかできない。父親は精神科医なのだから、娘の傾向性や精神的な疾患があったとしたら理解はしていただろう。何とか自分の持つ知識や対処方法で、娘の問題を解決しようともしただろう。しかしその時、自分以外の精神科医に相談することはなかったのかもしれない。きっと長年の苦悩や葛藤の挙句のこの結果と思うのだが、本当に本当に残念だ。医療が精神疾患に対してできることの限界は、父親自身がよく知っていたはずだ。ならば、本当に娘を守るためには、別の方法を考えなくてはならなかったのだろうが、その決断をいつするか。結果的には最善の決断はできず、最悪の方向への道を選んでしまった。負の連鎖に家族全員が巻き込まれ、このような最悪の結果になったのではないかと今は思っている。家族に問題が発生した時には、家族だけで解決しようとしてはならないとは、冷静な時には考えられたはず。ひょっとすると、父親が精神科医だつたことは、この家族の場合マイナスに働いてしまったのかもしれない。そう考えると、心の問題のプロ(医師、心理師、カウンセラーなど)が精神的問題を抱えた時、どうしているのだろうと思った。一般的に考えたなら、その道の専門家は周囲にいるだろうし、相談しやすいはずと考えてしまうが、反対に作用するのかもしれない。今後、この事件が私達に理解できるような形で明らかになってほしいと思っている。
2023年07月28日
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このところ何かと忙しくて、気になるニュースを見聞きしていてもブログに書くことが出来ずにいた。今朝のYahoo!ニュースを見ながら、気になることをメモしておこう。〝親殺し〟のレッテルついた「猿之助容疑者」名跡の行方は 「澤瀉屋」のリーダーであり続けるのか 〝次期猿之助〟最右翼の市川團子に影響も6/30(金) 5月18日に報じられたこのニュースには本当にビックリした。彼のハラスメントなどのスキャンダルについても知らなかったし、友人関係についても知らなかったので、それが暴かれそうになって親子心中を実行したとは、ビックリしかなかった。ただ、人が死を選ぼうとするには長年の様々な辛さやストレスが積み重なってのものだとは思うので、この親子には同情の気持ちが強い。梨園の価値観は私達とはかなり異なると思ってきたので、これからの彼自身はもとより周辺の人達のことも心配である。私は歌舞伎は好きな方なので、色々なことがあっても歌舞伎は続いてほしいと願っている。しかし、そのためには特殊な世界であり続けなくてはならいのかとは思う。これは、皇室についてもそうである。裏社会でささやかれる「マイナカードは “宝の山”」8万円で顔写真を変更、偽造カードで病院に6/30(金)マイナンバーカードによる様々な問題が噴出している。特に、他人の情報が出てしまうということはあってはならないことで、それなのに従来路線続行の政府には怖いものを感じる。今朝上記の記事を見て、またまた新たな詐欺が出てくる可能性を感じ、やはりいったんストップすべきでないかと思う。なんのためにマイナカードを国民に強要するのか。どこにこれで儲けようとしていて、そこと政治家がどのようにつながっているのか。ずーっと政治家と企業や各業界などとの癒着問題を見せられてきたので、どうしてもそんな発想をしてしまう。ロシア当局、ワグネル反乱巡り軍最高幹部を尋問-拘束中と関係者6/30(金) ワグネルのプリゴジン氏の反乱(?)の顛末は、まだまだどうなるのかわからない。私がただ願うのは、これがロシアのプーチン体制の蟻の一穴になってほしいということだ。「憧れの大先輩」デーブ・スペクターとの”ダジャレ対決”…大下容子アナの判定はジョージア大使の圧勝6/30(金)6/30(金)昨日のワイドショーで ジョージア駐日大使のティムラズ・レジャバさんで出ていたのでつい見てしまった。彼は母国ジョージアの歴史や状況について、実に冷静にバランスの取れた説明をしていて、本当に勉強になった。彼が母国の伝道師としての使命感でワイドショーに出ていることを感心しながらみていたのだが、デーブ・スペクターがダジャレを連発するのに過度に反応はせず、それなのに笑いを取るわけでもなくとても洒落た切り返しが何とも素晴らしくて、テレビに向かって拍手してしまった。今までもこの人が出ているニュースなどは目にしていて、「頭のいい人だなあ」とは思っていたが、この番組でさらにファンになってしまった。ジョージアワインの戦略的な外交活用法は、日本もお手本にしたらいいと思う。お酒はその国の歴史や文化と深く根付いている。日本にも世界から認められて愛されているお酒や食文化が山ほどある。自分の国の良さや誇るべきことをしっかりと理解して、異なる文化をリスペクトしながら共に生きることを模索する。ひょっとすると、ジョージアは常に周辺国とのトラブルの中を生き抜くことで、深い人間としての叡智を身につけているのかもしれない。昨年まで息子のワイナリーで北海道のブドウ栽培、クヴェブリへのチャレンジ、北海道での栽培方法や醸造を学んだA君が、今まさにジョージアでお酒造りを学んでいる。日本に日本酒や焼酎があるように、ジョージアにも「チャチャ」という蒸留酒があるそうだ。A君はジョージアのワインだけではなく、それをとりまく文化に関心があると言っていた。そんなことを思いながら、ティムラズ・レジャバ大使の活躍をさらに応援したいと思った。完璧な日本語を話し、日本を深く理解する大使が語る「歴史ある若い国とその魅力」
2023年07月01日
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舞ナンバー事業1兆円に群がる政官業“腐敗”の三角形…相次ぐトラブルの裏に巨額利権の甘い蜜6/10日刊ゲンダイ 絵に描いたような政・官・業の癒着ぶりだ。約13万件もの不適切な公金受取口座のひもづけが発覚するなどマイナンバー事業はトラブル続出。デメリットだらけの国民を尻目に巨額利権に群がり甘い蜜を吸う連中がいる。 マイナカード発行など事業の中核を担うのは「地方公共団体情報システム機構(J-LIS)」。国と地方公共団体の共同運営法人で、副理事や理事は所管の総務省出身者が務める。2014年の設立当初から、即戦力の民間人材を活用する名目で、特定の企業からの出向者が多数在籍。出向元となっているのは、マイナンバーの制度設計に深く関与した電機・通信などの大手企業だ。 制度設計を担ったのは、11年に内閣官房に創設された「情報連携基盤技術ワーキンググループ(WG)」だ。メンバー21人のうち、13人は民間企業の管理職が務めた。 NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NEC、日立製作所──当時、WGに名を連ねた大企業が、現在は機構の出向元となり、「出向者が4割を占める部署もある」(機構関係者)というほど密接な関係を築き上げている。契約額9割独占の見返りに… 問題は出向社員が在籍しながらも、機構側が出向元企業への受注を制限していないことだ。本紙は、機構が公表した昨年度の契約実績を分析。すると、驚愕の「お手盛り」実態が見えてきた。 発注事業211件(計約783億円)の受注先には前出の大手4社がズラリ。同じくWGに参加した富士通、NTT、セコム、日本IBMを含めると計137件、全体の約64.9%を請け負っていた(関連会社、共同事業体含む)。多くは競争を経ない随意契約で、受注件数に占める割合は実に75.9%。契約額は計約718億円に達し、全体の9割を優に超える。 制度設計段階から関わったホンの一握りの大企業が、マイナンバー事業を独占とはムチャクチャだが、その見返りだろう。受注先には幹部官僚が天下りしている。 21年4月から22年12月の間にNTT、富士通、日立、NEC、セコムの本社や関連企業には、総務省など関係省庁OB26人が再就職していた。加えて日立、NTTデータ、NECは関連企業を巻き込み、自民党の政治資金団体「国民政治協会」にセッセと献金。その額は21年までの3年間で計2億5750万円に上る。 ランニングコストに毎年、数百億円もの税金が投じられ、事業規模はトータル1兆円ともいわれるマイナンバー事業。河野デジタル相は腐った癒着構造に切り込めるのか。得意の「突破力」の真価が問われる。そんなことだろうと思った。だから、あまり驚きはしない。しかし、これだけのことがわかっていて、さらにトラブル続出なのだから、見直す作業をすることが大事だろう。私は、しぶしぶマイナンバーカードを作ったけれど、まだ健康保険証とは紐づけしていない。こんな状態で、国民にさらなる不都合を押し付けるだけではなく、それを我々が知らないうちに国の良いように使われるのだけは御免だ。自民、異例の土壇場合意 造反懸念で方針転換 維新存在感、立民は猛反発・LGBT法案6/10(土) 7:12 LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、自民党は9日、衆院内閣委員会の採決直前という土壇場で日本維新の会、国民民主党と修正合意を交わした。(後略)こちらも、当事者の人権や願いをなんとか守ろうとするよりは、政治家たちのご都合主義に利用されているような気さえする。名称はどうでもいい。普通に考えて、自分が大切な人と家族になり助け合って生きたいという権利を保障したらいいだけのことだろう。どうしてそれができないのか。正直なところ私も、LGBT等についてはあまりよくわかっていなかった。そのことについての国民の理解が少し進んだことは、プラスではあろうが。怒りと落胆「どうなってしまうのか」…改正入管法成立、埼玉のクルド人ら迫害に恐怖「せめて子だけでも」6/10(土) 埼玉新聞 9日に参院本会議で可決、成立した改正入管難民法は、難民申請中の強制送還停止を原則2回に制限する内容だ。入管施設の長期収容解消を図る一方、本国で迫害を受ける恐れのある外国人にとって強制送還は生命の危機に関わる。「人権侵害を見過ごすのか」「子どもだけでも日本に」。難民申請中であるものの在留資格がなく、収容を一時的に解かれた「仮放免」のクルド人とその支援者らからは憤りと落胆の声が上がった。(後略)この問題も、迫害を受けて逃げてきた人を何とか追い返そうという意図がミエミエ。昨夜、これに関するニュースを見ていて感じたのは、日本は国全体が村社会なのだということ。これでは、男女差別も女性蔑視も、個性が強い人に対する排除も、強いものにすり寄っていくことも、強いものが益々図に乗る構造も変わりようがないじゃないか。暗然としてしまうが、私自身もその中で適応して生きてきている一人だ。日本の体質にションボリしてしまう私が、日本人で良かったなと思ういくつかも載せておこう。支え合い、気遣われ 公私にわたり「大切な存在」 両陛下ご成婚30年6/9(金) 0:19 産経日本のムラ社会、家制度の亡霊の象徴のような天皇制ではあるが、私は今上天皇ご夫妻と愛子さまを見ていると、この方たちが天皇ご一家で本当に良かったと思う。愛子さま、いつまでもお健やかでいてほしいと願う。世界に目を転じると、やはり一番気になっているのがウクライナの現状。ロシア防衛線を一部で突破か ウクライナ軍、戦況が新局面に6/11(日) 6:42洪水で地雷がウクライナ沿岸に漂着、黒海を漂い機雷と衝突の恐れも6/10(土) CNNダムがなぜ誰によって破壊されたのかはっきりとはわからないようだが、現状を見たらウクライナ側でないことだけは確かだろう。そこで生活している人たちの被害はいかほどのものか、想像を絶する。どうするつもりなのだ、ロシアは。
2023年06月11日
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私は将棋のことはまったくわからないのだが、記録としてブログに残しておこう。天才の成長を見ることのできる時代に生きていることを、幸せに感じる。藤井聡太五冠 棋王戦制す 史上最年少で六冠 29年ぶり記録更新2023年3月19日 23時25分 NHK将棋の八大タイトルの1つ「棋王戦」の第4局が栃木県で行われ、藤井聡太五冠(20)が渡辺明二冠(38)に勝利し、6つ目のタイトルとなる「棋王」を獲得しました。これで、羽生善治九段(52)以来、史上2人目の「六冠」達成となり最年少記録も29年ぶりに更新しました。将棋の八大タイトルの1つ「棋王戦」五番勝負は挑戦者の藤井五冠が渡辺二冠を相手にここまで2勝1敗とし、タイトル獲得に王手をかけていました。第4局は19日、栃木県日光市のホテルで行われ、序盤は互いに淡々と駒組みを進めますが、以降はあとがない先手の渡辺二冠が中央に跳ねた2枚の桂馬を中心に攻め手を積極的に繰り出します。対する後手の藤井五冠は守りを固めて反撃の機会をうかがっていましたが、終盤、持ち駒を次々に繰り出し、鋭い攻撃を展開して追い詰めていきます。そして、午後7時24分、渡辺二冠が132手までで投了。藤井五冠が3勝1敗で「棋王戦」を制し、竜王、王位、叡王、王将、棋聖に続く6つ目のタイトルを獲得しました。「六冠」は1994年12月に羽生九段が初めて達成して以来史上2人目です。また、羽生九段の24歳2か月よりも3年6か月若い20歳8か月で「六冠」獲得を成し遂げ、最年少記録を29年ぶりに更新しました。一方、渡辺二冠は「棋王戦」11連覇はならず、10年前に初めて制して以降、守り続けてきた「棋王」の座を明け渡すことになりました。藤井六冠は来月から、今回と同じ渡辺名人を相手に「名人戦」七番勝負に挑む予定で、羽生九段以来となる「七冠」を最年少で達成する可能性もあり、注目されます。“六冠”達成は史上2人目 最年少記録も29年ぶりに更新藤井聡太さん(20)は今回の「棋王戦」を制して、6つ目のタイトルを獲得しました。日本将棋連盟によりますと、将棋界で「六冠」を達成したのは史上2人目です。初めて達成したのは羽生善治さん(52)で、1994年12月に「竜王」のタイトルを獲得し、「六冠」となりました。羽生さんは「六冠」達成時「24歳2か月」でしたが、藤井さんはこれを「3年6か月」も更新する「20歳8か月」で成し遂げ、最年少記録も29年ぶりに更新。初タイトルから「六冠」達成まで最年少記録をすべて塗り替えました。また、史上初の「七冠」は羽生さんが1996年2月、「王将」を獲得して達成。当時の七大タイトルすべてを独占しています。藤井さんは八大タイトルのうち、竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖の6つを保持したことになります。このほか、渡辺明さん(38)が「名人」を、永瀬拓矢さん(30)が「王座」をそれぞれ保持。来月からは「名人戦」に挑戦する予定で、羽生さん以来となる「七冠」を史上最年少で達成する可能性も出てきました。藤井さん「『六冠』にふさわしい将棋指せるよう頑張る」史上最年少で六冠を達成した藤井聡太さんは「きょうの対局は攻め合いにいくタイミングをうまくはかれず、終盤はどうなっているか分からないまま指していた。判断の難しい局面が続いた1局だったが、何とかよい結果を残せたと感じている。まだまだ実力的には足りないところが多いので『六冠』の立ち場にふさわしい将棋を指せるように、よりいっそう頑張らなくてはいけない」と話していました。藤井六冠が会見「『八冠』目指す意識ない まずは実力高めたい」対局後、藤井聡太六冠は会見に臨み「対局が終わったばかりで実感はそれほどないが、大変な将棋ばかりの中で結果を残すことができたのは非常にうれしく思う。これまでは五番勝負挑戦のチャンスを作ることも難しい状況が続いていたので、自分としては驚きもある」と今の気持ちを語りました。そして今回の『棋王戦』については「序盤から中盤の最初にかけてテンポよく進む将棋が多かったが、そのあとの中盤から終盤はどれも非常に難しくて適切な判断ができなかった局面も多かったので、そういった難しい局面を考えることができたという意味では収穫の多いシリーズだった」と振り返りました。その上で八大タイトルすべての制覇に一歩前進したことについて聞かれると「『八冠』を目指すという意識はないし、まだ実力的にも足りないところが多いので、まずは実力を少しでも高めていけるように取り組んでいければと思う」と話していました。渡辺さん「チャンスある将棋にしないと結果はついてこない」「棋王戦」11連覇を果たせなかった渡辺明さんは「駒損をなかなか解消できず、つらいのかなと思っていた。もう少し息長く指せる手があったのか分からなかった。今回の棋王戦で負けた対局ではあまりチャンスがなかったが、もう少しチャンスがある将棋にしないと結果はついてこない。『棋王戦』は長い年月出場させてもらったのでいろいろ思い出はあるが、また出場できるように取り組んでいきたい」と話していました。日本将棋連盟会長 佐藤九段「20歳と思えない凄み感じる」藤井聡太五冠(20)が「棋王戦」を制し、史上最年少で「六冠」を達成したことについて、日本将棋連盟の会長を務める佐藤康光九段(53)は「このたびは棋王位獲得ならびに史上最年少での六冠達成、誠におめでとうございます。毎年度8割を超える勝率で実績を積み重ねられるすばらしい活躍ですが、今年度の強敵を連破し続けての結果は20歳という若さと思えない凄みを感じます。今後も体調にご留意され、さらなる高みを目指される事を期待いたします」とコメントしています。師匠の杉本昌隆八段「着実に勝ちを積み重ねる姿勢 驚くばかり」師匠の杉本昌隆八段(54)は「棋王獲得おめでとうございます。最年少での六冠達成を喜ばしく思います。過密なスケジュールの中、着実に勝ちを積み重ねる姿勢には驚くばかりです。棋王戦はその昔、大師匠の板谷進九段が当時の名人含めた歴代の『三人の名人』、大山康晴十五世名人、中原誠 十六世名人、谷川浩司十七世名人に勝ち、挑戦者決定戦で敗れた心残りのある棋戦です。今回の孫弟子の快挙を喜んでおられることでしょう。さらなる活躍を期待しています」とコメントしています。“六冠”までの歩み藤井聡太さん(20)は、2016年、中学2年のときに史上最年少となる14歳2か月でプロ入りしました。デビュー後から前人未到の29連勝を達成するなど快進撃を続け、2020年7月には「棋聖戦」を制し、17歳11か月で初めてタイトルを獲得しました。このときの相手は、今回の「棋王戦」で対局した渡辺明さん(38)で、タイトル獲得の最年少記録を30年ぶりに更新しました。▽その後も、2020年8月には18歳1か月で「王位」を獲得し「二冠」▽2021年9月には19歳1か月で「叡王」を獲得し「三冠」。▽2021年11月には19歳3か月で「竜王」を獲得し「四冠」。▽去年2月には19歳6か月で「王将」を獲得して「五冠」。▽そして19日、20歳8か月で「棋王」を獲得して「六冠」を達成。いずれも最年少記録を更新しています。藤井さんはタイトル獲得後も防衛を続けていて、これまで臨んだ挑戦・防衛のあわせて12期のタイトル戦をすべて制し、七番勝負では3敗目を喫したことがないなど、無類の強さを見せています。さらに、昨年度までの年間の勝率は5年連続で8割を超え、今年度も18日までの勝率は8割2分3厘とトップ。来月からは「名人戦」への挑戦が始まり、羽生善治さん(52)以来となる「七冠」を最年少で達成する可能性もあり、注目されます。(後略)藤井聡太、偉業の軌跡 最年少名人・七冠の意義 日経新聞 2023年6月3日 5:00将棋の藤井聡太六冠(20)が1日、最年少で名人のタイトルを奪取し七冠を達成しました。七冠は羽生善治九段(52)に次いで史上2人目の快挙で、全八冠独占まで残るタイトルは王座のみとなりました。(後略)
2023年06月03日
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明日からまたブログ更新も出来ないと思うので、気になるニュース雑感を。資料館訪問「一定の成果」 滞在短時間に疑問も 広島被爆者ら・G7サミット5/19(金) 17:4サミットの時に原爆資料館に行くかどうかと様々な憶測がされていたが、短時間であれみんな揃って原爆資料館に足を運び、被爆者の声も聞いたということは良かったと思う。どの程度の展示を見学したのかわからないが、それぞれ何か感じたことだろう。プーチン大統領の孤立がさらに深まるかーゼレンスキー大統領 広島サミット参加の意味5/20(土) 7:00配信サミットにゼレンスキー大統領が来日するとはちょっとビックリ。今が正念場だから、彼の立場では当然かと思うけど。プーチン大統領「極めて強力な反ロシアプロパガンダ」欧米非難 G7首脳 対ロ制裁強化表明するなか 5/20(土) 0:13プーチン大統領としたらこうせずにはいられないのもわかる。中国、国際秩序で米に対抗姿勢 中央アジアとの「サミット」で共同文書5/19(金) 【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は19日、陝西(せんせい)省西安で中央アジア5カ国の首脳と「中国・中央アジアサミット」を開き、共同文書「西安宣言」に署名した。同文書に「国際秩序やグローバル・ガバナンスを公正で合理的な方向に発展させる」と明記。G7広島サミットが19日から日本で開かれる中、国際秩序を巡り米国などに対抗姿勢を示した。(後略)少し規模は異なるが、中国としても何かやらないと気が済まないだろう。世界の対立構図はいよいよ強化され明確になってくる。その環境下で生きる人々の思いはまた違うだろうし、苦しさも増すだろう。なんだか虚しい気がするのは私だけだろうか。このニュースには本当に驚いた。市川猿之助「家族会議をした」事情聴取で明かす…両親の死因は「向精神薬中毒」か5/20(土) 5:30市川猿之助、両親死亡事件と家族が抱えていた葛藤 澤瀉屋は一門の存続危機に5/20(土) スキャンダル記事が週刊誌に載ることがきっかけのように言われているが、それにしてもそれで一家心中とは。一人生き残った猿之助は、これからが本当の地獄だろう。本当に生まれ変わったと思って、今度は逃げずに苦しみと向き合ってほしい。生き残ったということは、そのような運命なのだから。好きな役者さんの一人でもあったので、とても残念だけど。市川猿之助“座長公演”継続へ 香川照之の長男・市川團子が昼の部代役に 次代の猿之助候補“本命”19歳 5/20(土)歌舞伎役者たちの凄みを感じる。彼らは、どんなピンチになっても舞台を続けられる鍛錬をしているので、このような時にもこんなことができる。父に続いて猿之助もこんなことになり、大変なプレッシャーだとは思うが、19歳の彼がこのピンチをチャンスに変えることが出来るかもしれない。と、私は心から応援したい。とはいうものの、歌舞伎役者の価値観は、私達とは随分違うことも再確認している。異例の警戒態勢へ…「朱鞠内湖人喰い熊事件」現場付近で100年前にも「首なし死体事件」が発生していた5/20(土) 7:03北海道では、羆の出没や被害のニュースが続いている。室蘭の住宅街の熊の様子を撮影した動画を見ると、羆(多分、子熊)も相当なパニックになっているように思う。大自然は美しいし雄大だけれど、そこは様々な野生動物が生きているということを忘れてはいけない。道外からの観光客も増えているようだが、羆はもとより、キツネやエゾシカにもご注意。間違っても、キツネにエサを与えたり触れたりしないように。また、食べ物などを不用意にポイ捨てなんてしないで下さいね。最後に少しワクワクするニュースを。日本ハムが3連勝で初の4位浮上! 決勝打のハンソンに井端氏「今後も期待できると思います」5/20(土) 7:15配信まだまだタイムリーが出なかったりエラーしたりとちぐはぐさがあるけれど、間違いなく出塁率は上がっている。ガンバレ、北海道日本ハムファイターズ!
2023年05月20日
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日本ハム「最下位脱出」にファンどよめく 5月3勝1敗と浮上 万波「満開の試合を続けていきたい」5/5(金) 21:09とりあえず最下位脱出です。それで喜べるんだから、やはりどん底は必要なのかも、若い選手たち、ガンバレ!色々言われているけれど、新庄さんもガンバレ!少し安心してテレビ中継を見ることが出来るようになりますように。【追記】一日だけの五位だったねえ😢 またゲレッパ。(北海道弁で最下位の意味)
2023年05月06日
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今年も最下位か?勝ち試合をエスコンフィールドで観ることが出来たのは、超ラッキーだったということか。まあ、長い目で見るしかないか。【日本ハム】伊藤大海「魂を燃やし切れていない」エスコン初登板も今季初白星ならず 2度目4連敗 日刊スポーツ 4/20(木)
2023年04月20日
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陸自ヘリ救難信号受信せず 周辺の空港管制、不具合か4/8(土) 6:01配信 共同 沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、ヘリに搭載された航空機用救命無線機(ELT)による救難信号を周辺の空港管制が受信していなかったことが8日、陸自への取材で分かった。 ヘリのELTは墜落など機体に強い衝撃が加わった場合に自動発信し、位置を知らせる仕組みだった。洋上では機体の一部が見つかっており、何らかの不具合で発信されなかった可能性がある。ヘリは3月下旬、50時間飛行した機体が対象の「特別点検」を実施。安全性を確認する1時間の飛行も行い、機体に問題はないと判断された経緯があり、陸自が詳しく調べている。 陸自によると、ヘリは周辺の地形を視察するため、6日午後3時46分、航空自衛隊宮古島分屯基地を離陸した。宮古島や西側に位置する下地島を反時計回りで周回するルートをほぼ計画通りに飛行。約10分後の午後3時56分、宮古空港の北西約18キロの洋上でレーダーから機影が消えた。 宮古空港と、下地島にある下地島空港の管制では、救難信号を受信していなかった。消失2分前の交信正常 管制と会話、直後に異変か―陸自ヘリ事故 沖縄県の宮古島周辺で10人が搭乗した陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、レーダーから消失する2分前に操縦士が空港管制と無線で交信し、正常に会話していたことが7日、分かった。関係者によると、変わった様子はなかったといい、その直後に異変が発生して海面に墜落した可能性が高い。陸自が詳しい状況の確認を進めている。 熊本県に拠点を置く第8師団の坂本雄一陸将(55)ら搭乗者の行方は依然として分かっておらず、自衛隊と海上保安庁は24時間態勢で捜索を継続。海上自衛隊の掃海艇も現場に到着し、ソナーを使った海中の捜索を開始した。 不明ヘリは6日午後3時46分に航空自衛隊の宮古島分屯基地を離陸。島の地形を上空から視察するため海岸線に沿って北上し、その後進路を南西に変え、離陸10分後の同56分に伊良部島北方の洋上でレーダーから機影が消えた。 複数の関係者によると、ヘリはレーダーから消える2分前の午後3時54分に下地島空港の管制塔と、進路や現在地の定期的な報告のため無線で交信した。離陸後にはこの他にも同空港や宮古空港と何度かやりとりをしたが、いずれも変わった様子はなかったという。交信は54分を最後に途絶えた。 防衛省は搭乗していた10人の所属について、坂本陸将ら第8師団司令部が5人、操縦士ら高遊原分屯地の第8飛行隊が4人、あと1人が宮古警備隊所属で案内役だったと明らかにした。 海上保安庁の巡視船は7日、前日に発見したものと同じ種類とみられる折り畳まれた救命ボート1艇や、扉とみられる部品などを現場海域で回収した。このニュースには驚いた。自衛隊のヘリコプターの事故は時々聞くのでさほどの驚きではなかったが、搭乗していた10人のうち、8人が幹部だったということには驚いた。幹部を搭乗させていたのだから、パイロットはベテランだっただろう。しかし、これほど幹部が搭乗しているのに、万一に備えてのサポートヘリは不要だったのかということだ。これが通常の視察スタイルなのだろうか。私には多少違和感がある。すでに生存の可能性は低いだろうが、全員発見されることを心から願っている。
2023年04月08日
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トランプ氏、無罪を主張 業務記録改ざん34の罪状 4/5(水)共同 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州の大陪審に起訴されたトランプ前大統領(76)は4日午後(日本時間5日未明)、ニューヨーク市マンハッタンの裁判所で罪状認否に臨み、無罪を主張した。大統領選の候補者だった2016年に不倫相手に口止め料を支払い、もみ消しを図った疑惑などに関連し、ビジネス記録を改ざんしたとして34の罪状に問われた。 米大統領経験者が被告人となる前代未聞の刑事手続きが本格化し、前大統領は徹底抗戦。州検察はビジネス記録の改ざんは16年大統領選の公正さを損なう行為だと批判した。米メディアによると、次回の対面審理は12月4日に設定された。 前大統領は罪状認否に先立つ4日午後1時半ごろ、検察に出頭した。米メディアによると、指紋採取はあったものの顔写真は撮影しなかった。同じ建物にある裁判所に出廷、罪状認否後に保釈された。建物を離れたのは午後3時半ごろで、保釈までの約2時間、一時的に拘束下にあった。 その後にニューヨークをプライベートジェット機で出発した。支持者らを集めて演説するため南部フロリダ州の私邸に戻る予定。34件の罪で起訴されたトランプ氏 「無罪です」と一言だけ答える4/5(水) TBSお昼のワイドショーを見ていると、この起訴でトランプ氏の支持はいよいよ強まっているとか。政治の世界は魑魅魍魎が跋扈しているのはわかっていたが、アメリカもひどいなあという感じだ。トランプ氏は起訴されて喜んではしゃいでいる? 理解できない。
2023年04月05日
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坂本龍一さんの死去、海外メディアも相次いで報道4/2(日) 22:23 毎日新聞 作曲家、坂本龍一さんの死去について、海外メディアも相次いで報じた。 ロイター通信は、日本の報道を引用し「日本の音楽家・坂本龍一が71歳で死去」と速報。坂本さんの人生を「音楽のために生きた」と表現し、学生時代、満員電車で通学する間、さまざまな音に耳を澄ませて楽しんでいたというエピソードを紹介。「最も称賛された作品」として、中国清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」の音楽を挙げた。同作は米アカデミー賞の作曲賞を受賞した。 英BBC放送は、坂本さんを「実験的な電子音楽で称賛された日本の作曲家でプロデューサー」と紹介し、がんで闘病中だったと伝えた。 韓国の聯合ニュースは「『ラストエンペラー』の作曲家、日本映画音楽の巨匠、坂本龍一が死去」と速報。2017年に韓国映画「天命の城」の音楽を手がけたことや、18年の釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞したことなどに触れた。 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報も、日本の報道を引用する形で速報。台湾の大手紙「聯合報」も、坂本さんが、がんで闘病していたことなどを説明した。【福岡静哉、五十嵐朋子】「実は遺書を書いたんだ」坂本龍一さんは衝動的で常にシンプル さりげない“命懸け”が生んだ名曲の数々 スポニチ特別に彼のファンだったということではないのだが、最初にYMOのメロディーをテレビで聴いた時に、思わず台所からテレビのある居間に行ったことは覚えている。それまでに聞いたことのない音楽だった。エレキギターの音を聞いた時も驚いたが、多分それ以上に新しい音を聴いたような気がした。まるで、未来からの音楽のようだった。それでも、私は格別のファンにならなかったのは、アコースティックな音の方が好きだったからだろう。でも、彼の動向は時々垣間見ていて、その生き方には尊敬するものがあった。彼の言動には、あの世代の一部が持つ価値観を共有しているようで、同世代としてひそかに嬉しく思いながらエールも送っていた。この数年は癌との闘病が続いていたようで、大変な日々を送っていらっしゃったのだろう。心からご冥福を祈りながら、今まで作られてきた音楽と活動に感謝と敬意をささげたいと思う。
2023年04月03日
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「子供は“嗜好品”“贅沢品”だと」“異次元”の少子化対策の陰で・・・結婚・子供を諦め始めた若者たち【報道特集】 4/1(土) 21:46 深刻な少子化社会の日本。結婚したくてもできない…。子供は作れない…。フリーランス、非正規のカップルからは「もう手遅れだ」と諦めの声すら出ています。政府が“異次元”だとした少子化対策のたたき台で、食い止めることはできるのでしょうか。(以下略)「子供は“嗜好品”“贅沢品”だ」という言葉は刺激的だが、この番組を見ていてそのように考えてしまうのは理解できるなと思った。番組でも中央大学の山田昌弘教授は、「結婚した夫婦は、とりあえず2人ぐらいは産んでいる。8割以上の人は結婚を望んでいて、子供を望んでいるというわけですから。そういう結婚や子供を望んでいるけれども、なかなか事情で結婚できないという人たちへの支援というものが(今回の政府の対策で)出てこなかった。結婚に踏み切れない人たちへの対処というものが重点的に必要だと思う」と話している。ただ、八割以上は結婚を望んでいるというが、その望み方はそれほど強くはないのではないかとも思った。特に女性は、自分の希望する生き方と結婚を両立しようとしたら、結局自分が夫以上に頑張らなくてはならないので躊躇するだろう。もしも自分が自立できる仕事についていたらなおさらだ。少子高齢化になるというのは、記憶にある限り40年近く前から言われていた。その頃は、まだバブル状態かその名残の価値観があり、「このままでは今のように高齢者に手厚くはできないよ」という感じだったように思う。その頃の私は、「子どもは社会を支えるために生まれてくるものなのか!?」という、多少の反発を感じていた。ただ、当時はこれから女性の活躍分野も広がり、男女の賃金格差も狭まってくるだろうという安易な期待感があった。そうなれば、保育所も増えるだろうし、育児休暇も取りやすくなるだろうし、女性が社会で活躍する時代が来るだろうと期待していた。そのためにも、今はキツイけれど私は仕事を辞めず、「女だって男同様に働ける」と認めてもらえるように、後輩たちのためにも頑張ろうと思っていた。しかしどうだろう。その後の社会の流れは私の期待や希望はあまり叶ってはいない。今さら「女性が輝けるように」なんて持ち上げられて、「男同様の非正規でガンバレ」なんて言われてもチャンチャラおかしい。私達の世代は、結婚適齢期を過ぎて独身だったり、結婚しても子どもを産まなければ一人前ではないように思われる空気があり、私は正直なところそれは怖かった。多分、他の同世代も同じだっただろう。だから、結婚して仕事を辞めざるを得なくても、結婚・育児の道を選んだ人も多いと思う。しかし今は違う。私達の世代の親たちは、色々な苦労をしたからこそ、「無理して結婚しなくてもいい」「せっかく自分の望む道に進めたのだから、ガンバレ」なんて気持ちになるし、そもそも子ども達のお尻を叩いて大学まで進学させたのに、非正規の仕事しかない現状では、子どもに何を言ったらいいのか…。残念ながら、結婚と出産のセットは恵まれた環境の人が選べる道になっているので、「子どもは贅沢品」と若い世代に言われても仕方がないと感じてしまう。ただ、私は子どもは決して贅沢品ではないと思っている。子どもを育てたことがある多くの人は、子どもからどれほど多くの喜びや幸せ、そして学ぶ機会を与えられたかを感じているだろう。もちろん、子どもを一人の人間として育てていくのは苦労も悩みも多い。しかし、それに勝るものを少なくても私は与えてもらった。そのことを、もっと私達は語らなくてはならなかった。これは、私たち世代の失敗と反省である。だけど、やっぱりすでに少子化を食い止める時期は過ぎてしまったような気がする。だからこそ、今生まれて来てくれた子ども達を、社会で大切に幸せに育てることに努力しなくてはならない。「支援」ではなく、子どもが幸せに育つ環境を整える責任が社会と大人にはあるのだ。学校に楽しく通えずにいる子ども達がどれほど多いことか。(小中学校の不登校の子ども達は約25万人です!)のびのびと子ども時代を生きることが出来ない、ヤングケアラーの子ども達もとても多い。格差社会の進行で、子ども達の生活格差も広がり、そのことでの偏見や悩みに苦しむ子ども達も多いだろう。四月から「子ども家庭庁」が発足した。ぜひ、正真正銘の「子ども真ん中」で取り組んでほしい。
2023年04月02日
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やはりこのことは記録に残さなくてはと、今ネットでニュースを探したのだが、ここは北海道新聞の記事をコピーしておこう。今回の試合は、結構リアルタイムで見て楽しませてもらい、その都度とても感動していたのだが、色々と忙しくてブログに書いてこなかったのだ。栗山監督をはじめ、選手では大谷、ダルビッシュ、伊藤大海、近藤健介、投手コーチ:吉井理人、ブルペン担当コーチ:厚澤和幸、内野守備・走塁兼作戦コーチ:城石憲之、ブルペン捕手:鶴岡慎也など懐かしいメンバーばかりがテレビ画面に登場し、なんだか不思議でとても嬉しい毎日だった。もちろん、ドラマティックな準決勝、決勝戦は、ハラハラドキドキのあとの感動で本当に日本人で良かったと思わせてもらった。ということで、下記のニュース記事をコピーしておく。最強の侍 世界一の絆 WBC 栗山監督 人望と情熱で成就北海道新聞 2023年3月23日 【マイアミ半藤倫明】悲願の世界一奪還だ。野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表「侍ジャパン」は21日、米マイアミのローンデポ・パークで米国と決勝を行い、3―2で競り勝ち、第2回大会以来、3度目の頂点に立った。厚い人望と情熱で大谷翔平(28)=大リーグ・エンゼルス=らを代表に招集し「史上最強」の侍ジャパンを実現した栗山英樹監督(61)。野球人気復活を使命とし、見事に役割を果たした。 九回、抑えを担った大谷が試合を締めくくると、栗山監督は選手たちと熱い抱擁を交わし、喜びを分かち合った。目標とする米国を決勝の舞台、さらに相手の本拠地で下す快挙。「すべての選手が一生懸命やってくれた。ダル(ダルビッシュ)も(大谷)翔平もヌートバーも、いろんなところでやっている選手たちが集まって心で会話をしてくれたのが大きかった」。信じ続けた選手たちに胴上げされ、10度宙を舞った。 栗山監督の日本代表監督就任は2021年12月。「責任が重いし、結果を残さないといけない」とためらいもしたが、「やるべきことがあるかもしれない」と重責を引き受けた。 栗山監督は近年の野球界について「過渡期」という言葉を繰り返す。野球人口の減少は続き、東京五輪で復活した競技も、パリ五輪では再び実施されない。主力選手の世代交代の時期にも差し掛かり、将来に危機感を抱いていた。 今大会の日本代表は大リーガーの大谷やダルビッシュ有(36)=大リーグ・パドレス=らが参戦し、国内組では村上宗隆(23)=ヤクルト=や佐々木朗希(21)=ロッテ=などこれからの野球界を担う若い逸材も代表入りした。今回のWBCが野球界復活のきっかけになると、強い信念で選手や各球団に協力を求めた。 06年の第1回大会で監督を務め、初代王者となった王貞治ソフトバンク球団会長(82)は「栗山君じゃなかったら大谷君やダルビッシュ君も出たか分からない。彼の功績は大きい」と、幅広い人脈を持つ、栗山監督でなければ実現できなかったチームだと強調した。 「史上最強」の侍ジャパンに世間は熱狂した。地上波のテレビ中継の視聴率は連日40%を超えた。野球が話題の中心になり、栗山監督がかつて語っていた「集まればみんなが野球の話をする。もしそうなってくれれば幸せだよね」という願いを実現した。 決勝では最後の場面で大谷とトラウトのスーパースター対決が実現する劇的な展開に「野球の神様がそういう形にしたのかな」と栗山監督はつぶやいた。野球の魅力が凝縮された大会を象徴していた。 多くの人を巻き込み、熱くしたWBCが終わった。栗山監督は激戦を終えて言った。「きょうの試合を見て、かっこいいなと思って野球をやろうと思った子供たちがたくさんいると思う。そのことがうれしい」。思い描いていた理想を現実とし、有終の美を飾った。“世界一監督”栗山英樹「野球ファンの思いをこめてありがとう」侍ジャパン帰国会見3/23(木) TBS
2023年03月24日
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袴田事件、証拠「捏造」の可能性にまで言及した高裁決定…捜査当局に衝撃3/14(火) 6:52 読売 いったん閉じかけた再審の重い扉が再び開かれた。57年前に起きた「袴田事件」で、東京高裁は13日、死刑が確定した袴田巌・元被告(87)について、再審開始を認める決定を出した。袴田元被告は犯人ではない可能性があるとし、捜査機関による証拠の「捏造(ねつぞう)」の可能性にまで言及。支援者からは歓喜の声が上がる一方、捜査当局には衝撃が走った。(中略) 2014年に静岡地裁が再審開始を認める決定を出したものの、東京高裁が18年に取り消すなど、司法判断が変転する異例の経過をたどっている事件。弁護団事務局長の小川秀世弁護士は会見で「検察が最高裁に特別抗告をすることになれば権限の乱用だ。速やかに再審開始を決定し、巌さんに『無罪』の声を聞かせてあげたい」と強調した。 逮捕から釈放まで48年間にわたった拘束で「拘禁症」を発症した袴田元被告はこの日、支援者に付き添われて、浜松市内の自宅から、日課としているドライブに出かけた。地元の寺を訪れ、帰り際に報道陣から声をかけられると、「勝つ日だと思うね」と話した。(中略) 確定判決が、袴田元被告を「犯人」だとする証拠となった血痕付きの衣類。この日の高裁決定は捜査機関が発見現場のみそタンクに入れた可能性が極めて高いとし、証拠を「捏造」した可能性にまで踏み込んだ。(後略)【速報】「袴田事件」 再審開始認める決定 「5点の衣類」血痕の色の変化が争点 東京高裁(一部抜粋)東京高裁は13日の決定で血痕の色について、「数カ月から1年という長期間で見るとタンクのみそに漬けられた衣類の血痕は限りなく黒に近い変化がより一層進むという見解の通りであると認められる」として弁護側の主張に信用性があると判断しました。そのうえで、衣類をみそタンクに入れたのは「袴田さん以外の第三者の可能性が否定できない。第三者は事実上捜査機関の者による可能性が極めて高い」と指摘し、「袴田さんを犯人とした確定判決の認定に合理的疑いが生じる」として再審開始を認める決定をしました。袴田事件については、今までの経緯を垣間見ているとえん罪なのかもしれないとは思っていたが、証拠が捜査機関の捏造の可能性まで指摘したことは、私も驚いた。もしもこれが事実だったなら、国家によって犯人にでっちあげられることもあるということだ。今となっては、それを証明することが出来るのかどうかわからないが、せめて「推定無罪」の原則を守ってほしい。ここで併記するのは変かもしれないが、現在国会で高市早苗氏が八年前の行政文書を「捏造」などと発言して問題になっている。当時の責任者が部下の文書について捏造なんて言葉を使うとはと、本当に驚いた。何が彼女の怒りに火をつけたのかはわからないが、冷静を失ってしまったのは間違いないだろう。今頃はきっと、あの瞬間に戻って言いなおしたいと悔やんでいるのではないか。ただ、私は彼女が好きではないので同情はできないけれど。
2023年03月14日
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大江健三郎さん死去 ノーベル文学賞作家、88歳 3/13(月) 時事通信 現代人の魂の救済をテーマに文学的な思索を重ね、日本人で2人目のノーベル文学賞を受賞した作家の大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)さんが3日、老衰のため死去した。(後略)彼は、「民主主義にはそぐわない」というようなことで、国からの勲章を辞退している。また、「憲法九条の会」の呼びかけ人にもなっている。彼の生涯一貫した思想とそれに伴う言動には、心から尊敬していた。ご冥福を祈りたい。それにしても、88歳で老衰って…今の時代ではあまり多くはないような気がするが、それだけ力を尽くして生ききったということかもしれなす。【訃報】元参議院議長 扇千景さん(89)死去3/13(月) テレ朝 女性として初めて参議院議長を務めた扇千景氏が3月9日、食道胃接合部がんのため都内の病院で亡くなりました。89歳でした。 扇氏は宝塚歌劇団出身で、女優を経て1977年に参議院議員に初当選し、5期務めました。 夫は歌舞伎俳優で2020年に亡くなった四代目・坂田藤十郎さんです。大江さんとは同世代だが、こちらは病気によるもの。彼女も色々と神経を使いながらの人生だったと思う。ご冥福を祈ります。
2023年03月14日
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「高齢者は集団自決すべき」成田悠輔氏の発言に養老孟司氏ら“平均84歳”知識人が喝!「問題にする気も起きない」 2/21(火)この発言のニュースはチラリと見たけれど、私も「何と言葉の使い方がわからない経済学者だろう」と呆れ、経済学者の中には歴史を全く知らない人もいるかもしれないし、人間というものを知らずに成長してして、何かを勘違いしてきたのかもしれないとも思っていた。無知な人が不適切発言をすることは多々あるので、ムキになって腹を立てる気にもならなかったのだ。しかし、このような人を持ち上げたり尊敬したりする若者がいたら困るなとも思っていた。そして今朝、内田樹氏のブログを読み、本当にそうだと思ったのでコピーしておく。「生産性の高い社会のゆくすえ」2023-02-15 若い経済学者が高齢化について「唯一の解決策ははっきりしている」として、「高齢者の集団自決」を提言したことが話題になっている。「人間は引き際が重要だと思う」ということも、「過去の功績を使って居座り続ける人がいろいろなレイヤーで多すぎる」ということも事実の適示としては間違っていない。でも、この人が「解決」と呼んでいるものは、やってもたぶん「解決」にはならないと思う。 似たようなロジックでかつてドイツは「ユダヤ人問題の最終的解決」を企てた。問題そのものをなくすことで問題が解決できると信じてホロコーストを始めたのである。だが、いくらユダヤ人を殺してもドイツの国運は向上しなかった。やむなく、「チャーチルもルーズベルトもスターリンも世界ユダヤ政府の走狗だ」と「ユダヤ人」概念を拡大解釈することで問題が解決しない理由を説明しようとした。それでも戦況はさらに悪化するばかりだった。最後は「政権の中枢にユダヤのエージェントがいて、政策を失敗に導いている」と言い出す者さえ出てきて体制が滅びた。 たぶんこの経済学者やそれに賛同する人たちもいずれ同じことを言い出すような気がする。「誤解している人が多いが、『高齢者』というのは生物学的概念ではなくて、社会的概念である。つまり私たちは日本をダメにしている人たちのことを年齢とは無関係に比喩的に『高齢者』と呼んのだ」と「高齢者」概念の拡大を図るのである。 でも、仮にそうやって「無能な人間」たちを社会から組織的に排除し、発言権を認めず、行政コストもかけない仕組みを作ったとしても、やはり日本の国運の衰退は止まらないだろう。そうなると次には「無能者の排除」を声高に主張している人たち自身のうちに「隠れ無能者」がいて、社会の停滞を引き起こしているのだと言い出す人が出てくるからだ。 でも、「社会的に有害無益なメンバー」の摘発と排除にどれほど資源を投じてもそれは価値を創り出すことにはならない。社是に「フリーライダーをゼロにすること」を掲げ、全社員がひたすら「働きのないやつ」の摘発と排除業務に励んでいる会社は遠からず売り上げがゼロになるのと同じことである。(AERA1月26日)私は感覚として内田氏の文章の太字にした部分が正しいと思うのだが、そのことをちゃんと証明してくれる経済学者はいないのだろうか。もしいたとするなら、その学説を教えていただきたい。
2023年02月22日
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渡辺棋王攻めるも「勝負どころが…ぱっと過ぎてしまった感じ」敗因すら分からず2/6(月) スポニチ 将棋の第48期棋王戦5番勝負は5日、長野市の長野ホテル犀北館で第1局を行い、先手の挑戦者・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が10連覇中の渡辺明棋王(38)に125手で先勝した。 局後の渡辺は終始不思議そうだった。「勝負どころがあったとしても狭いところ。そこがぱっと過ぎてしまった感じです」。プロならばどこがヤマ場なのか生理的に理解できるはずなのに、自身の敗戦の原因がどこか分からないままの投了だった。(後略)藤井王将“変幻自在”先勝 巧妙秘術駆使して翻弄 先手番で24連勝 棋王戦第1局私は将棋は全くわからないし、今に至っても将棋そのものには興味がない。しかし、藤井五冠には強い関心を持っているので、このような勝負の時にはニュースを見る。このところの藤井さんの対局スケジュールは混みあっているようなので、だいぶ疲れているんじゃないかと思うのだが、若いからか、好きな勝負に夢中になっているからか、まったく疲れをみせていないようだ。「元気と勇気は使うほど増える」とは誰かの言葉だが、好きなことに夢中になっていたら、元気も勇気も気合もどんどん高まり、いつのまにか対局相手の「気」を飲み込んでゆき、幻惑させてしまうのではないかとすら思う。それにしても、棋士たちの謙虚さというか、正直さにはいつも感心する。勝負の終わりは、敗者が負けを認めること。どれほど悔しくても情けなくてもその心を押し殺し、しっかりと感想戦を行い、一つ一つの手を吟味してゆく。今回の渡辺棋王も、「どこが悪かったのかわからない」と正直に語っている。この正直さと謙虚さが彼の強さにつながってきたのだろう。弱い心の持ち主ではこの状況で心が折れてしまいそうな気がするので、渡辺棋王も凄い人なのだと思う。私のように、負けて心が折れるのを無意識のうちに避けているのか、勝負や競争自体を避けるようなタイプには考えられない。藤井五冠は幼い頃には負けた時に悔しがって号泣していたという。そんなことを繰り返しながら、悔しさを力に変えてきたんだろう。そんな彼はまだ二十歳。彼の行く末を興味深く見守っていきたい。
2023年02月06日
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親が脅して宗教強制するのは「児童虐待」「躊躇なく一時保護」…厚労省が対応指針案12/26(月) 5:00 読売新聞 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)など宗教団体の信者を親に持つ「宗教2世」への児童虐待を巡り、厚生労働省が初めて作成する自治体向けの対応指針案の概要が関係者への取材でわかった。脅して宗教活動を強制したり、教義を理由に進路を妨げたりすることは虐待に当たると明示する。近く公表する。 宗教2世への虐待を巡っては、旧統一教会の2世らから「児童相談所や警察は、宗教を理由に対応してくれなかった」との批判が上がっている。厚労省は10月、宗教に関係することのみを理由に消極的な対応をしないよう自治体に通知し、具体的な対応の留意点を整理した指針作りを進めてきた。 関係者によると、指針はQ&A形式で、信仰に基づく子どもへの行為が、児童虐待防止法の定める虐待の分類(〈1〉身体的〈2〉性的〈3〉ネグレクト=育児放棄〈4〉心理的)のどれに当たるかをわかりやすく示した。 教義を理由に「地獄に落ちる」などと恐怖をすり込んで宗教活動への参加を強制したり、進路や就労先の意思決定を阻害したりすることは、心理的虐待やネグレクトに当たると指摘。高額寄付の結果、子どもに適切な食事や住環境を提供しないことや、宗教が異なることを理由に友人との交流を一律に制限することは社会性を損なわせ、ネグレクトに相当するとした。 児相や市町村が対応する場合の留意点としては、子どもが教義に基づく考えや価値観の影響を受け、虐待被害を問題と認識できない可能性があることや、親への指導をきっかけに虐待がエスカレートしたり、宗教団体から家庭への働きかけが強まったりすることが懸念されると指摘。子どもの安全確保を最優先し、「躊躇(ちゅうちょ)なく一時保護などの対応が必要」と明記した。 児相の保護対象から外れる18歳以上の2世からの相談についても、消極的な対応はせず、法テラスや福祉事務所などにつなげるよう求めた。 児相向けの虐待対応指針はこれまでもあったが、宗教2世に特化した指針は初めて。厚労省は2世から聞き取り調査し、作成を進めてきた。まだ詳細に確認していないのだが、この方針は私には画期的で感慨深い。親の価値観や信じていることを子どもに教えていくことは当たり前とも言えるのだが、極端な教義を信仰している家庭では、子どもの状態がとても心配なことがよくあった。それは、旧統一教会のことばかりではない。親の信じる宗教のために、学校の授業や行事に参加できないことや、輸血が必要な時もできないなんて話を以前から聞いていた。また、病気になっても医療費よりも献金にお金を使う話を聞くと、それはあんまりではないかと思っていたが、あまり社会的な問題にはなっていなかったと思う。布教活動(彼らはボランティア活動と言っていたが)に、幼い子供を連れて歩くのは普通のことで、そののちに信者となり、宗教によっては遠くの宗教団体が運営する学校にも進学する。宗教組織が運営する学校は沢山あるが、在来宗教というか、長い歴史のあるキリスト教や仏教等の学校への進学とは、明らかに様相が異なっていると私は感じていた。そこまで、親の信仰に子どもが人生を左右されていいものかと、私は時には怒りを感じることが多かった。そんな状態に、この指針は楔になるのではないかと期待している。できることなら、このことを子ども達に知らせる工夫を同時にしてほしい。
2022年12月26日
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全国各地が大雪と暴風雨に襲われている。雪害に不慣れな地域の人達も大変だろうと思うが…。日本海側は大雪・暴風雪に警戒 太平洋側の平地でも積雪増加 交通障害が長引くおそれ12/24(土) 6:14この季節に、北海道で大規模停電になった時には、まさに命に関わる事態だ。北海道で真冬の停電、暖房も使えず 住民過酷「寒いしご飯も食べられない」 紋別市で1万3350戸停電12/24(土) 0:43 北海道新聞 きょう24日(土)も、日本海側は引き続き大雪や猛ふぶきに警戒。太平洋側でも山沿いを中心に大雪となり、平地でもさらに積雪が増加。交通障害が長引くおそれ。沿岸部では、高波や高潮にも警戒を。セコマは車の電源で営業 北海道内は23日、発達した低気圧の通過で暴風雪に見舞われ、市民生活に深刻な影響が広がった。紋別市では午後8時半現在、市内全域の1万3350戸が停電し、復旧の見通しは立っていない。真冬の夜の停電に、暖房すら使えない住民が避難所に身を寄せ、不安な夜を過ごした。札幌管区気象台によると、暴風雪は24日も続く見通しで、専門家は屋根からの落雪や停電時に使う家庭用発電機の使用方法について、注意を呼び掛けている。 「家にいたら寒いし、ご飯も食べられないので、避難を決めた。早く復旧してほしい」。紋別市が設置した避難所を訪れた同市内の無職加藤清司さん(80)は、疲れ切った様子を見せた。この避難所には午後8時現在6人が避難し、34人が支援物資を受け取った。避難者は携帯を充電したり、毛布にくるまって暖を取ったりしていた。 2018年の胆振東部地震の教訓を生かし、客が食料や日用品を買えるようにと停電でも営業するコンビニも。宗谷管内枝幸町のコンビニエンスストア「セイコーマートふじた枝幸店」では、午前9時ごろから停電し、駐車場に止めた車から電源を取り、レジ1台を使って営業を続けた。秋葉直美店長(54)は「自然災害なので仕方がない」と話し、対応に追われた。車で暖を取る際は注意 今回の暴風雪では、湿った重い雪が降り、影響が広がった。気象台によると、低気圧の接近で南から暖かい空気が入り込んで気温が上がり、雪が水分を含んだ。 湿った雪が積もると車が埋もれて立ち往生しやすく、一酸化炭素中毒にも注意が必要だ。日本赤十字北海道看護大(北見)の根本昌宏教授(寒冷地防災)は、停電時にガレージ内の車で暖をとると、一酸化炭素中毒の危険があると指摘。また家庭用発電機についても「うるさく近所迷惑になるからといって、屋内では絶対に使わないで」と話した。とにかく耐え忍び、死者が出ないようにと祈るのみ。おかげさまで私の居住地は今のところひどい積雪には見舞われていないが、このまま済むとは思ってはいない。まだ冬は始まったばかりだ。大変なホワイトクリスマスだ。
2022年12月24日
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安全保障関連3文書は、今までの専守防衛の大原則を大転換していると思うのだが、財源の話ばかりがクローズアップされているような気がする。この方針大転換について、いつ国会で議論されるのだろうか。それとも、このまま財源云々の話にもってゆき、根本はうやむやにされるのだろうか。平和の党なんて言っていたはずの公明党も、この問題に国民の目が旧統一教会問題からそれるのを期待しているのだろうか。いやいや、ひょっとすると自民党も、これ以上旧統一教会問題で暗部を抉られることを防ぐために、あえてこの問題を国民の議論の中心にしようと目論んだのかもしれない。様々な疑念が渦巻いてしまう。安全保障関連3文書 政府が閣議決定 「反撃能力」の保有を明記2022年12月16日政府は、臨時閣議で「国家安全保障戦略」など3つの文書を決定しました。敵の弾道ミサイル攻撃に対処するため、発射基地などをたたく「反撃能力」の保有が明記され、日本の安全保障政策の大きな転換となります。政府は16日の臨時閣議で、▽外交・安全保障の最上位の指針である「国家安全保障戦略」、▽防衛の目標と手段を示す「国家防衛戦略」、▽防衛費の総額や装備品の整備規模を定めた「防衛力整備計画」の3つの文書を決定しました。このうち、「国家安全保障戦略」と「国家防衛戦略」には、敵のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」を保有することを明記しています。「反撃能力」を「必要最小限度の自衛の措置」と定義し、「専守防衛」の考え方に変わりがないことを強調するとともに、日米両国が協力して対処するとしています。「反撃能力」はこれまで「敵基地攻撃能力」とも呼ばれ、政府が法理論上、自衛権の範囲内に含まれるとしながらも政策判断として保有しないとしてきた能力で、日本の安全保障政策の大きな転換となります。また、「国家安全保障戦略」には、▽安全保障上の課題としては中国と北朝鮮のほか、ウクライナへの侵攻を続けているロシアも新たに加えられています。焦点となっていた中国の動向については、「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と記述し、アメリカの戦略と足並みをそろえています。▽防衛費については、2027年度に防衛費と関連する経費を合わせてGDPの2%に達する予算措置を講じることが明記されています。さらに、▽防衛装備品の移転を円滑に行うため、「防衛装備移転三原則」の運用指針の見直しを検討するほか、▽新たに、経済安全保障の考え方などを盛り込んでいます。そして、▽サイバー被害の拡大を防ぐため、先手を打って対抗措置をとる「能動的サイバー防御」の導入、それに▽海上保安庁について、体制を拡充し、自衛隊と連携を強化することを盛り込んでいます。一方、「防衛力整備計画」は、期間をこれまでの「5年」から「10年」に延長したうえで、前半の来年度から5年間の防衛力整備の水準を、今の計画の1.6倍に当たる43兆円程度としています。また「反撃能力」を行使するために敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」として、国産のミサイル「12式地対艦誘導弾」の改良型の開発・量産や、アメリカの巡航ミサイル「トマホーク」の取得など、防衛力の抜本的な強化策が7つの分野ごとに具体的に盛り込まれています。「多次元統合防衛力」を抜本的に強化「国家防衛戦略」では、陸・海・空だけでなく宇宙・サイバー・電磁波の領域も含めて対処できるよう、「多次元統合防衛力」を抜本的に強化するとしています。常設の統合司令部具体的には、自衛隊の運用を一元的に指揮する常設の「統合司令部」を新たに設置します。現在、自衛隊の司令部は陸海空ごとに異なる場所に置かれていますが、統合司令部で一元的に指揮することによって、あらゆる事態でも迅速に作戦を行えるようにするとしています。統合司令部の設置場所や時期は検討中で、速やかに設置するとしています。航空宇宙自衛隊また、宇宙の領域での対応を強化するため、2027年度までに航空自衛隊は「航空宇宙自衛隊」に名称を変更します。陸海空の自衛隊の名称変更は昭和29年の発足以来、初めてです。将官を指揮官とし、宇宙の監視などを任務とする専門の部隊も創設します。サイバー防衛部隊サイバー領域でも対応を強化するため、自衛隊のサイバー防衛部隊などの要員を、2027年度をめどにいまの4倍以上のおよそ4000人に拡充します。その上でサイバー攻撃に対して被害を受けてからではなく、先手を打って対抗措置をとる「能動的サイバー防御」について政府全体での取り組みと連携していくとしています。情報部隊このほか、偽の情報発信などによって他国の世論などに影響を与える「情報戦」に対処できる体制を新たに構築するとしています。ミサイル部隊の詳細「防衛力整備計画」では、相手の脅威が及ぶ範囲の外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」を運用する部隊を編成するとしていて、2027年度までの5年間に関連する経費としておよそ5兆円を計上しています。12式地対艦ミサイル「スタンド・オフ・ミサイル」として、配備されるのが、射程を現在の100数十キロからおよそ1000キロに伸ばした「12式地対艦ミサイル」の能力向上型です。現在、九州と東北、北海道にあわせて5つある陸上自衛隊の地対艦ミサイルの連隊を7つにしたうえで、2026年度以降、能力向上型を順次、配備していくことにしています。防衛省関係者によりますと、新たな2つの連隊は沖縄と九州への設置を検討しているということです。また、海上自衛隊の護衛艦や航空自衛隊のF2戦闘機から発射できるようにするための開発も2028年度までに完了させることにしています。高速滑空弾別の「スタンド・オフ・ミサイル」として配備されるのが、音速を超える速度で滑空し、迎撃が難しいとされる「高速滑空弾」です。射程は数百キロで、2026年度をめどに陸上自衛隊に新たに2つ設ける運用部隊に配備される計画です。防衛省関係者によりますと、運用部隊は九州と北海道への配置が検討されていて、射程を1000キロ以上にした能力向上型も配備される予定だということです。極超音速ミサイルさらに、射程が2000キロから3000キロとされる「極超音速ミサイル」も開発し、2030年代に配備するとしています。防衛省は「極超音速ミサイル」と、「高速滑空弾」の能力向上型を運用する新たな部隊をおよそ10年後までに陸上自衛隊に2つつくることにしています。潜水艦・輸送機からもこのほか、「スタンド・オフ・ミサイル」を垂直ミサイル発射システムから発射する潜水艦を開発するほか、輸送機からも発射できるシステムなどを開発するとしています。これらのミサイルは、弾道ミサイルの発射基地などをたたく「反撃能力」を行使するための装備として検討されていて、配備先となる地域の理解が得られるかが焦点となる見通しです。イージス艦や戦闘機も増強「防衛力整備計画」では、イージス艦や戦闘機など、自衛隊の主要な装備も増強するとしています。イージス艦弾道ミサイルなどに対処する海上自衛隊のイージス艦は、現在は8隻ですが、10隻に増やします。イージスシステム搭載艦また、弾道ミサイルも含めたさまざまなミサイルへの防衛能力を高めるためとして、イージス艦とは別に「イージス・システム搭載艦」を2028年度までに新たに2隻配備します。当初は、長期間洋上に展開することを想定して、自衛隊で最大規模の船体を検討していましたが、大型化した場合、潜水艦への対処が難しくなるなどとして、規模の縮小を検討しているということです。搭載するレーダーシステムはすでに購入していますが、これとは別に2隻の船体の建造費用などとして5年間でおよそ5300億円を計上しています。戦闘機航空自衛隊の戦闘機については、現在の計画のおよそ290機の体制からおよそ320機の体制に増やすとしています。F15の退役を進める一方、レーダーに捕捉されにくいステルス性能などを備えたF35を5年間で65機調達するということです。次期戦闘機また、次期戦闘機については、F2の退役が始まる見込みの2035年までに配備を始められるよう、5年間でおよそ7700億円をかけてイギリスとイタリアとの共同開発を進めるとしています。政策研究大学院大学 道下副学長 “防衛力高めるうえで有効”今回の閣議決定について、安全保障政策に詳しい政策研究大学院大学の道下徳成 副学長は日本の防衛力を高めるうえで有効だと指摘しています。このうち「反撃能力」の保有が明記されたことについては、「非常に重要な決定だ。中国が非常に軍事力を拡大していて、 アメリカの防衛費は減っているという状況で、日本も必要な対応に迫られている。アメリカだけでは対応が難しい状況なので、日本が足りない部分を補完するというような役割分担になると思う」と指摘しています。また、防衛費を確保するために増税が検討されていることについては、「安定的な財源を確保するためにはやはり税の負担ということにならざるを得ないと思う。増税も含めて国民が負担すべきものは負担する。そのためには国民にしっかりと説明する必要がある」と話しています。その上で「重要なのは、万が一紛争が発生した場合にも対応できる実質的な能力を作るということだ。反撃能力だけでなく、弾薬や燃料を備蓄する施設や、必要なときに民間の空港や港湾を使用できるようにするための手順を整えていくことが今後の鍵になる」と指摘しています。中京大学 佐道教授 “議論尽くされておらず問題”今回の閣議決定について、安全保障政策に詳しい中京大学の佐道明広 教授は、議論が尽くされておらず問題があると指摘しています。このうち「反撃能力」の保有が明記されたことについては「反撃能力というのは具体的に何を指すのかは議論としてきちんと詰まっているとは思えない。専守防衛を実体的にはもうやめてしまうのかという話につながると思うが、きちんと議論されていないのは問題だ」と指摘しています。また、防衛費を確保するために増税が検討されていることについては「反撃能力の議論が深まらないまま財源や増税の議論になってしまった。大きな政策転換であればあるほど、財源は財源、防衛力は防衛力の問題として国会を中心に議論していくべきだった」と指摘しています。その上で「自衛隊にどこまでの任務を担わせるかについて、国民的な合意は得られていないと思う。防衛政策を大きく転換するのであれば、日本にとって自衛隊はどんな役割を果たすべき存在なのか、基本的なことを議論した上で、日本にとって本当に必要な安全保障戦略というものを考えて国民に知らせて欲しい」と話しています。国民置き去り、密室論議の末の「軍拡」 語らぬ国会からわずか6日、安保3文書を閣議決定 東京報道センター部次長・森貴子 北海道新聞 12/16 23:31
2022年12月17日
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今朝は、日本中の多くの人たちが寝不足だろう。さほどサッカーに関心が強くない私でさえ、「今日はちゃんと応援しようかな」と最初から見たのだから。選手たちは本当によく戦ったと思う。PK戦で3本失敗なんてあまり見たことがない展開で驚いたが、天はクロアチアを応援したのだろう。クロアチアの歴史もとても大変なことの連続で、そんな国でのサッカーは日本とはまた違う重みがあるのかもしれない。とにかく、日本の選手たちは本当に私達に希望を与えてくれた。またハッキリした目標と課題が見えたのだろうから、次のワールドカップに期待しよう。日本またも“16強の壁”破れず…PK戦で3本失敗 三笘が浅野が涙、川島も号泣 南野は立ち上がれず…12/6(火) スポニチ ◇W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦 日本1―1(PK1―3)クロアチア(2022年12月5日 アルジャヌーブ) サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦が5日(日本時間6日)に行われ、1次リーグE組1位の日本代表は同F組2位のクロアチアと対戦。前半43分、FW前田大然(25=セルティック)の大会初ゴールで今大会4試合目で初めて先制したものの、後半10分に追いつかれ、延長戦でも決着がつかずにPK戦に突入。1―3でクロアチアに敗れ、アジア勢として3チーム目となる8強入りはならなかった PK戦では1番手の南野がいきなり相手GKリバコビッチに止められると、2番手の三笘も失敗し絶体絶命のピンチ。3番手の浅野は成功したが、続く主将・吉田の左へのキックはGKがストップ。最後はクロアチア4番手のパシャリッチが決めて、日本の8強入りはならなかった。 W杯4度目の決勝トーナメント進出で“16強の壁”突破が期待されたが、またも涙。試合終了後、三笘、浅野は涙を浮かべ、南野は長友に労われてもピッチから立ち上がれず。主将の吉田はぼう然と天を仰ぎ、ベンチから見守ったベテランGK川島も号泣した。
2022年12月06日
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旅から帰宅して次の日の午前4時頃から、ワールドカップ観戦。内心は、これが最後の試合になるから見届けようかという気持ちがあったが、結果は予想を完全に覆しての勝利。何と1位通過!ドイツはどれだけ悔しいことかと思う。サッカーにさほど強い関心のない私も、やはり歓声を上げてしまった。現地に行っていたサポーターの人達は、行った甲斐がありましたね。次の試合も頑張ってください。【試合結果】ドーハの奇跡だ!日本代表、スペインに歴史的逆転勝利!堂安、田中弾で1位通過!2022/12/02 05:54サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグE組(1日、日本2-1スペイン、ドーハ)7大会連続7度目の出場となる国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同7位のスペインとハリファ国際競技場で対戦。前半に1点を先制されたが、後半3分に堂安、後半6分に田中がゴールを決め、一気に逆転した。そのまま2-1で勝利し、勝ち点を6に伸ばしてE組1位での通過を決めた。2位はスペインで、ドイツ、コスタリカは敗退した。
2022年12月02日
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【恐怖語る】韓国・転倒153人死亡 現場近くの日本人「転べば死ぬと…」10/30(日) 18:07日本と同様に、ハロウィーン直前の週末でにぎわっていた韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で大惨事が起きました。狭い路地に殺到した人たちが折り重なるように倒れ、これまでに153人の死亡が確認されています。なぜここまで被害が拡大したのか、映像などから分析しました。(後略)梨泰院圧死事故:「立ったまま圧死した犠牲者多い」証言複数…専門家推定の死因は「圧着性窒息死」10/30(日) 21:08配信 朝鮮日報 29日にソウル市竜山区の繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した「ハロウィーン圧死事故」の犠牲者の多くは立ったまま死亡していたと伝えられた。一部の報道機関では消防当局の話として、「犠牲者たちは下敷きになって圧死したのではなく、立っている状態で押しつぶされて圧死した」と報道した。インターネット上にも「立ったまま失神した人がいた」という現場での目撃談が投稿されている。事実、あるインターネット放送運営者が事故発生時、現場からリアルタイムでアップロードした動画には、ある女性が立ったまま四方八方から押され、その圧力のために苦しくなり悲鳴を上げ、まもなく力が入らなくなったかのようにぐったりする様子がとらえられていた。(後略)立ったまま圧死って、信じられないけれどこんなことがあるんだ。テレビでの事故前の映像を見たけれど、あれでは戻ろうとしても戻れず、どうしようもないたろう。私自身は人混みやお祭り騒ぎも苦手でこんなことに巻き込まれる危険性は低いけれど、若い人たちはこのように大勢が集まる場で盛り上がりたいのだろう。楽しみにしていた時間が悲劇になってしまうなんて、言葉もない。北海道の根室出身の女性も被害者となったようだ。親御さんの無念さはいかばかりかと思う。死者154人に 日本人2人も 大半は10・20代 多くが圧死か 韓国・梨泰院2022年10月31日父親「電話しても...警察官が出た」 韓国留学中の冨川芽生さん10/31(月)
2022年10月31日
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このところ多忙で、ニュース関係のメモもしていなかった。とりあえず、今日のニュース記事で読めるもので気になるものをメモ。習氏「昇格望み薄」の側近まで登用…習派以外は徹底排除、党内のブレーキ機能消える10/24(月) 読売中国も独裁体制加速で、この先どうなるのか。決して良い方向にはならないと思うのだが。高木ブー「雷様が僕一人に」加藤茶「頭が真っ白、突然で早すぎる別れ」仲本工事さん追悼コメント10/24(月)日刊スポーツ 仲本工事さんが横断歩道のない道路横断中に交通事故に遭い死亡したと聞いた時、これは他人事ではないなと思った。私はよほどのことがない限り横断歩道のない車道は渡らないのだが、結構車列が空いた時に横断する高齢者がいる。特に、横断歩道までが遠いところは、最短距離を渡ろうとするのは若い人だけではない。横断歩道を歩いていても油断できないのだから、気をつけなければ。とうとうドリフターズメンバーもあちらの世界の住人が増えてきた。「旧統一教会解散」に向かう岸田首相 大きな壁となる教団汚染大臣への「任命責任」10/24(月) 7:15旧統一教会とズブズブではなかった岸田氏だからこそできることがあるはずだ。ここまで支持率が低下したなら、怖いものなしでガンバレ!小泉氏とは別の形で「自民党をぶっつぶせ」。ジョンソン氏、不出馬表明 英次期首相、スナク氏優勢10/24 08:44 更新 道新トラス首相があっという間に辞任になったことには驚いた。イギリスも大変だなあ。ロシアのウクライナ侵攻8か月 冬を前に攻防いっそう激化か2022年10月24日 6時35分ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてから24日で8か月となります。ウクライナ軍は、南部ヘルソン州で反転攻勢を強める一方、ロシア軍は、発電所などへの攻撃を繰り返してウクライナ側を心理的に追い込む狙いともされ、冬を前にして双方の攻防がいっそう激しくなるとみられます。(後略)この戦争、本当にどのようなことになっていくのだろう。これから寒くなる時期に、今現在も電気もない状況で震えているであろうウクライナの人達。もしも自分がそのような状況になったらと思うと、思考が停止しそうだ。近藤、FA「悩んでる」 日本ハム「必要」 他球団評価にも興味10/24 06:00 道新近ちゃんがいなくなったら寂しいなあ。ぜひ日ハムに残ってほしいと思うのは道民のわがままか?来年も、新球場で近藤君の姿を見たいと願うのみ。とりあえず、ここまでにいたしましょう。
2022年10月24日
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「私だけが被害者ではない」性被害受けた元自衛官の五ノ井さん、直接謝罪の会見でみせた隊員家族への配慮 10/18(火) 9:00 信じて待っている家族への裏切――。訓練中に性被害を受けた元陸上自衛官の五ノ井里奈さん(23)が、加害側の男性隊員から直接、謝罪を受けた。10月17日に開いた記者会見で五ノ井さんは、男性隊員からの謝罪の言葉や手紙の内容、そして男性隊員の家族への思いを語った。 五ノ井さんは、男性隊員と対面する際の心境をこう話した。「今まで事実が認められず、本人たちから事実を否定されることがありました。会う前は、怖さやいろんな感情がありましたが、(謝罪は)目的としてきたことだったので、強い気持ちをもって加害者たちの前に立ちました」 謝罪は、この日の午前10時半ごろから1時間程度。一人ずつ個別で受けた。加害行為をした男性隊員らは、五ノ井さんに不快な行為をし、苦痛を与えたことを認めたという。4人中3人は土下座し、涙ながらに謝る隊員もいたと、そのときの様子を語った。 五ノ井さんが受けた性被害については、内部調査により事実が認められたとして、陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長と防衛省幹部らが9月29日に謝罪した。ただ、五ノ井さんは、一貫して加害当事者からの直接謝罪を求めてきた。1年以上が経ち、ようやく実現した。 五ノ井さんは、「どうして最初のうちに証言をしてくれなかったか」と男性隊員に尋ねると、1人の男性隊員は「3人をかばおうとして、見ていたことを『見ていない』と言ってしまった」「五ノ井さんがYouTubeやインターネットで勇気を出して真実を話している姿をみて、本当のことを話したいと思うようになった」。別の隊員は「家族にバレたくなかった」などと答えたという。 謝罪までに長い時間はかかったものの、五ノ井さんが実名・顔出しで訴えたことで、男性隊員に心境の変化も出てきたとみられる。 さらに、五ノ井さんは、4人に対して「この1年半、どんな顔をして、どんな思いで、どんな生活を過ごしてここにきたのか」と聞くと、4人は「大変申し訳ございませんでした」と、頭を下げていたという。 五ノ井さんによると、4人は退職の意向で、処分が出るのを待っている段階だとという。 4人のうち、3人は、2021年8月に山の訓練中に性加害を加えた人物で、五ノ井さんが警務隊に「強制わいせつ罪」で被害届を提出していた。22年5月31日付で、3人は不起訴処分になったが、6月7日付で検察審査会に不服を申し立てし、9月7日付で「不起訴不当」と議決され、いま再捜査が行われている。 改めて行われる検察の聞き取りにつて、男性隊員は「うそをつかずに正直に話す」とし、「事実を認めて罪を償う」ことを約束したという。 五ノ井さんは、4人から直筆の手紙を受け取ったという。そこには、男性隊員からこのような文言があった。「五ノ井さんが陸上自衛官として勤務、活躍したいという夢を私の軽率な行動で壊してしまい大変申し訳ございませんでした」「長い期間五ノ井さんに対して不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ございませんでした」「五ノ井さんのお気持ちを深く考えず、私の軽率な言動によって傷つけてしまった事は事実であり、ただただ深く猛省するばかりです」「五ノ井さんが入隊してから中隊にすぐなじめるような環境づくりをしてきたのですが、その一方で五ノ井さんに対して距離が近づきすぎ不快に思わせてしまい深く反省しています。不快に思わせて自衛隊を退職に追いやった事実には間違いありません。後輩隊員のことを思って、この一二年間勤務してきたのですが、一人の後輩隊員の夢を閉ざしたのも事実なので上官という立場でありながら守ってあげられなかったことは深く反省しています」 手紙は、差出人である隊員らの名前を書かないよう五ノ井さんが要望した。無記名の理由は「隊員たちの家族に配慮した」という。 会見で五ノ井さんは、4人の男性隊員の家族について触れ、「4人にも家族がいます。お子さんや奥さん、みんなが加害者4人の訓練の帰りを信じて待っている。そのなか、こういう(犯罪)行為をすることは、私だけが被害者(として苦しむの)ではなく、信じて待っている家族への裏切りでもあると思っています」 と話した。そして、男性隊員らには、こう伝えたという。「信じてそばにいる人を二度と悲しませないよう、肝に銘じて、これからの人生は、罪を償いながら生きてほしい」 五ノ井さんは、今回の直接謝罪を「区切りにしたい」とし、今後は検察の捜査にゆだねたいとの考えだ。 最後に五ノ井さんは、署名活動に賛同してくれた人らへの感謝の言葉を述べたうえで、今後の人生について強い決意を語った。「私は、被害にあったから、こう生きなければならないとか、静かに暮らさなければいけないというような“被害者”としてではなく、一人の人間として強く、いろんな人を笑顔にして、人のためにできることをやって、とにかく自分らしく生きていきたいと思います」 五ノ井さんは先月末に23歳になったばかり。新たな一歩を踏み出せるよう見守りたい。(AERA dot.編集部 岩下明日香)【前編】テント内で男性隊員に囲まれて受けた屈辱的な行為とは22歳元女性自衛官が実名・顔出しで自衛隊内での「性被害」を告発自衛隊内でのセクハラ被害について、被害者が顔も実名も出して闘ってきて、ようやく加害者や自衛隊がその事実を認めて謝罪したという。しかし、そのセクハラ内容がどのようなものだったかを、私は知らなかった。先日、眼科を受診してその待合室のテレビでその詳細を知り、本当に愕然とした。男性ばかりの上官の命令は絶対の男社会では、セクハラ・パワハラはありがちだろうとは思っていたが、あまりのひどさに(男性隊員は別に悪いこととは思っていなかったのだろう)と感じた。男性にはとんでもない勘違いをしている人がいる。セクハラ的なからかいや、ちょっと肩を抱いたりボディータッチなどを、女性が厳しく拒否しないことに対して、女性は嫌がってはおらず、むしろそれを喜んでいるとのように。私も若い頃は、親睦会などの席でそのようなことが多少はあった。さりげなく拒否はするが、それはその人に恥をかかせないための配慮であり絶対に喜んでなどはいない。もちろん、好きな人だったら話は別だろうが、女性が好む男性はセクハラなんかしないことがほとんどだ。さて、この記事に載せていた加害隊員からの謝罪文を読むと、どうも心からの謝罪とは感じられない。どうも、謝罪文の見本のようなものを誰かが(多分上官か教育係)提示して、それを多少アレンジしたようにしか感じられない。四通読んだだけで、私が恥ずかしくなってしまった。土下座をした人もいるらしいが、命令されたら土下座でもするのだろう。心の中では、セクハラ行為への反省ではなく、五ノ井さんを甘く見たことを反省しているのだろう。それにしても彼女は本当に強い人だ。大震災で救援活動をしている自衛隊員の姿に憧れたとも言っていた。その憧れの職場でこのようなことになり、退職を余儀なくされたということはどれほど無念だっただろう。このような人にこそ、自衛隊内のセクハラ・パワハラをなくすために働いてほしいと思ったりもする。
2022年10月19日
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