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ロシアの偽楽団がパリ公演を行うコメディーで、フランス映画です。ロシアのボリショイ劇場で掃除夫として働くアンドレイ・フィリポフ。彼はかつて天才指揮者として活躍していたが、ブレジネフ時代のユダヤ人排斥時にユダヤ人楽団員の追放に反対して楽団を解雇されたが、指揮者への復帰を諦めきれないでいた。 ある日、アンドレイは劇場支配人から支配人室の居残り掃除を命じられる。そこに1通のFAXが届く。それはパリのシャトレ座からの公演依頼であった。それを見たアンドレイは、追放された楽団員を集めて自分が指揮者として公演を行うことを思いつく。 アンドレイは救急車の運転手になっていたチェロ奏者のミーシャとメンバー55人を集め始める。マネージャーとしては、かつてユダヤ人追放を実行してアンドレイを解雇した、因縁の元ボリショイ劇場支配人で共産党員のイワンを勧誘する。イワンは行き先がパリと聞いてマネージャーを引き受け、シャトレ座との交渉を開始する。そして、ソリストとしてフランスで活躍する若手スター奏者のアンヌ=マリー・ジャケを指名する。こうして何とかフランスに着いた一行だが、フランスに着いたメンバーたちは自由奔放に振舞い、リハーサルにも現われない。はたして、公演は成功するのか? アンドレイは掃除夫として働いていますが、実質的にはやり手の妻のサクラ派遣ビジネスで暮らしているようです。共産党の演説会のサクラとか、マフィアの結婚式の参列者のサクラとか。いつもアンドレイを尻に敷いているようなアンドレイの妻ですが、アンドレイが指揮者として復活しようとすると応援します。なかなかいい妻です。オンボロの救急車で走り回ってメンバーを集めたりする様子は滑稽です。たまに患者が乗ってるし。マネージャーを引き受けた共産党員のイワンは、パリに行きたい一心で仕事をします。何故パリかは後半に明らかに。マフィアの銃撃戦の中でスポンサーを獲得したり赤の広場から空港まで歩いたり。空港で55人分のパスポート偽造は笑えます。ロシアの社会を誇張しつつ風刺してる?そして、パリに到着しますが・・・。この怪しい一行を受け入れるシャトレ座の側にも台所事情が。 一行の案内の担当者は悲惨な目にあいます。ソリストに指名されたアンヌ=マリー・ジャケ。彼女のマネージャー、ギレーヌとアンドレイ、ミーシャらは旧知の間柄らしい。アンヌ=マリーには出生の秘密が。そして、最後の演奏。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。はじめは遅刻者がいたりばらばらでコメディーが続いていますが、だんだん盛り上がってゆきます。この最後の12分はとてもいいです。凄くいいです。ストーリーに関してはわりとお約束な展開でしたが、コメディーも面白く演奏も素晴らしく、楽しめました。上映館は少ないようですが、とてもお薦めの映画です。
Apr 28, 2010
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TVアニメから10年余り、原作終了から2年余りで劇場映画化です。ストーリーは原作第2部(『トライガン・マキシマム』)の始め頃のエピソードとなっています。原作最終巻レビューはこちら 深夜の銀行、今まさに大盗賊ガスバックに襲われていた。大金庫を開けて金を手に入れ、引き上げようとしたところで手下・ケインら3人の裏切りにあうガスバック。ガスバックと手下の間で撃ち合いが始まろうとしたとき、間に入ったのはヴァッシュ・ザ・スタンビード。ヴァッシュの乱入によりガスバックと手下のいざこざはうやむやになり、ガスバックも手下も逃亡してしまう。 20年後、辺境の町マッカシティー。ベルナルデリ保険協会のメリルとミリィは保険の査定のためにこの町を訪れる。この町はガスバックに狙われていると噂され、マッカシティーの権力者・ケプラーは町を守るために荒くれ者たちを集めていた。町に建てられているケプラーの像には膨大な保険金がかけられており、もし像が破壊されるようなことがあればベルナルデリ保険協会は保険金の支払いで倒産してしまう。メリルは何が何でも像を守ることを決意する。その頃、マッカシティーに向かうサンドスチームに乗り込んだ女性・アメリア。彼女は絡んできた男たちを軽くあしらうが、男たちが銃を抜こうとしたときにヴァッシュが現われ、場を収めてしまう。その後、ヴァッシュはアメリアにつきまとい、マッカシティーに入る。マッカシティーを狙うガスバック一味の中にはウルフウッドがいた。彼は砂漠で干からびかけていたところを助けられた恩を返すためにガスバックの用心棒をしていた。そして、マッカシティーにガスバックが襲来する。 原作初期のあたりの雰囲気を上手く再現した新エピソードという感じです。どちらかと言うとヴァッシュは狂言回しで、主役はガスバックとアメリアです。原作、TVアニメ版を楽しんだ人向けの映画で、世界観やヴァッシュ、ウルフウッド、メリル、ミリィら主要キャラクターの説明はありません。観たことがない人は漫画単行本等で予習してから観た方がいいでしょう。特にヴァッシュの行動は一見さんには理解不能だと思います。人が傷つくところが見たくない、それだけで超人的な(まぁ、人間じゃなんですが)活躍をするヴァッシュ。つじつまが合わなくなると無理やり合わせる。原作にもある、つぎはぎのような行動パターンです。自分なりの美学で強盗をするガスバック。裏切った手下への復讐も十分時間をかけて、復讐相手が絶頂にいるところで奈落に突き落とそうとします。そして、超人的に強い。この世界の悪人です。ガスバックを狙うアメリア。一見、強い女性ですが・・・まぁ、どういう設定があるかはある程度わかてしまいますが。そして、撃ちあいのシーン。ちょこちょこ行動するヴァッシュ。周囲からは理解されないですが、「不殺」を徹底してます。ガスバックとの一騎打ちも、撃ちまくるガスバックと冷静に弾丸を撃ち込むヴァッシュ。 ストーリーはこの世界ならではの雰囲気を持って展開し、各キャラクターもそれぞれ活躍して、原作・TV版を楽しんだ者としてはとても楽しめました。 原作新装版最低限、『トライガン』の最初の2巻を押さえておきましょう。
Apr 26, 2010
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旅行の最終日です。長野駅近くのビジネスホテルに宿泊し、朝イチで善光寺に。前の会社に勤めていたときに、長野に工場があったのでよく来ていたのですが・・・ビジネスホテルが集まっている長野駅~長野電鉄市役所前駅周辺と、工場までの経路と、工場しか知りません。合計20~30泊くらいはしているはずなんですが。技術屋の出張なんて、こんなもんです。(酒飲まないと、晩飯はコンビニかファミレスの2択だし。)なので、善光寺も初めてです。駐車場からいったん山門の方に回って、参拝。境内の桜も満開でした。約1時間の滞在でした。この後は上信越道長野ICから高速に乗って、帰途につきました。横川のSAで昼食。おぎのやとスタバだけが目立つ、横川SA(上り)。SAの一角に関所を再現。満開の桜が綺麗でした。横川といえば、信越線の「峠の釜飯」ということで、建物内に急行列車が。碓井鉄道村も行ってみたいなーで、夕方に川崎の自宅に無事帰着し、レンタカーを返却。充実した旅行でした。
Apr 23, 2010
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4/18は上田を出て松代へ。この日は長野市民マラソン大会とかで、よくわからない道を迂回しつつ松代城北の駐車場へ。松代城も桜が満開でした。城内は飲食禁止=花見禁止なので、とても歩きやすかったです。松代城は真田10万石の城ですが、戦国時代は武田信玄の側近、高坂弾正が守る武田の北の守りの要・海津城でした。ということで、築城450年とのことです。城の後は真田宝物館へ。 松代は上田の真田祭では存在が完全に無視されていた幸村の兄、信之(信幸)の城です。信之は関が原、第二次上田合戦で徳川方につき、戦後は父・昌幸の上田を引き継ぎ、江戸時代に松代に移封になっています。なので、真田の資料は上田よりもたくさんあります。ちなみに松代の真田家は信之の奥方が徳川家康の養女(本田忠勝の娘)ということもあってか譜代大名に準じる扱いを受け、男子が絶えると井伊氏や松平氏から養子をもらい、江戸時代末期には老中を輩出するまでになっています。ど派手な活躍をした幸村に対して、地味にすごい家系です。宝物館の展示物は真田氏代々の武具、生活用具、文書など。変わったものでは、辻村ジュサブロー作の真田信之(NHK人形劇『真田十勇士』で使用されたもの)がありました。この後は旧真田邸へ。屋敷は工事中だったので、庭園のみを見学。そして、旧文武学校。松代藩の藩校です。良かったのは、全ての建物が出入りできたこと。(2階とかいけないところもありましたが)そして、これらの建物は現在も使用されているようです。各建物では華道の展示が行われていました。また、槍術所では居合いの稽古を行っていました。そして、弓術所では射損じの矢の飛散防止のネットが。休憩所のような場所に貼ってあったポスターによると、この場所で武道の大会が開催されているようです。そして、象山神社佐久間象山記念館へ。佐久間象山は独学で蘭語、砲術を学び、吉田松陰や勝海舟の先生的な人として知られています。これに加えて、日本で初めて電信を行った人としてその功績を展示しています。資料館の2Fの通信の歴史に関する展示はNTTから譲り受けた古い交換機などの機材もあり、ほとんど科学館の展示のようでした。この後は旧横田家住宅常山邸へ。どちらも建物中まで入って自由に見学できたので、良かったです。歩き回ったあとに畳だと、くつろいで休憩したくなる衝動にかられましたが。(しませんでした)そして、象山地下壕へ。案内には「象山地下壕」とだけ書かれていますが、併記された英語には「Imperial Headquarters」と書かれています。第二次大戦時に本土決戦に備えて造られた松代大本営の跡地です。入り口でヘルメットを借りて、坑内に。安全のため、見学できる坑内は一部です。現在、坑内の一部は地震観測施設になっているそうです。しかし、こんな穴蔵に政府施設を移設しようとしたんですよね。実際に使われなくてよかったというべきでしょう。すぐ近くに資料館があったようですが・・・見落としてしまいました。また行く機会があれば見学しよう。その後は松代駅前に移動。駅前にある池田満寿夫美術館へ。これまた、今まで見てきたものとは全く違う世界です。現代芸術だし。特別展は池田満寿夫が知人、友人に寄稿した作品などを集めた展覧会でした。しかし池田満寿夫、パワフルな人です。結構好きな作品群なので、興味深く観ました。松代を出て、宿泊地の長野へ。(松代も長野市内ではありますが。)途中、八幡原史跡公園へ。八幡原というとピンときませんが、要は川中島の古戦場です。有名な像も見ました。松代はせいぜい1kmの範囲におさまるくらいしか見ませんでしたが、バリエーションに富んで興味深い土地でした。機会があればまた行ってみたいです。今度来るときは、長野から電車の方がいいかな?松代駅には「乗って残そう屋代線」ののぼりがたくさんあったし・・・(電車、1時間に1本なんですよね。)
Apr 22, 2010
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上田市内は昨晩からの雪が残っていました。朝9時頃、宿から上田城まで約2kmを歩きましたが・・・朝が早くて除雪もされていない箇所も多かったので、歩きにくかったです。上田城大手門に到着。4/5~25は上田の千本桜祭でしたが上田城の櫓も雪化粧。城内の桜も雪化粧。桜は満開でしたが、ところどころに雪の重みで枝が折れた樹がありました。折れて堕ちている枝を持って帰る人もちらほら。(枝を折ったら器物損壊ですが、すでに折れた枝はそうじゃない・・・)城内はぬかるんでかなり歩きづらかったです。真田神社の兜にも雪が。城内の櫓、市立博物館、山本鼎記念館などを見学。上田といえば真田ですが、真田氏以降の城主である仙石氏、松平氏などの展示があり、また山本鼎のほうは近代芸術ということで、真田一色の街中とは違ったものが見れて面白かったです。 天気はよかったので、昼前には雪はだんだん溶けてきました。この日は千本桜祭のメインイベント、真田祭の日です。積雪のため中止や場所変更となっていた陸上競技場のイベントですが、昼前に鉄砲隊の演武が実施されるとのアナウンスがあり、陸上競技場へ。火縄銃の空砲といえど、迫力でした。特に大筒は大迫力。鉄砲隊の演舞の後は街中にでました。街中では武者行列が行われていました。真田祭のクライマックス、真田vs徳川。上田城大手門からの道と上田駅からの道の交差点がメイン会場です。交差点の上田城側に真田軍が布陣。大将は幸隆、昌幸、幸村です。交差点の三方から徳川軍襲来。これを真田十勇士が撃退します。そして徳川軍大将、秀忠登場。結局、秀忠は打ち負かされ、「このまま戦うと関が原に間に合わない」と撤退。最後は敵味方入り混じっての勝鬨でおわりです。撤退する秀忠軍の中には着ぐるみ、覆面軍団も。このあともしばらくは各所でイベントが。六文銭太鼓の演技。夕方には雪もすっかり溶けて、春らしい風景に。 最近の上田の名物、『サマーウォーズ』もあちこちに。上田駅前にも大きなのぼりが。郵便局も上田城内に出張して『サマーウォーズ』の切手を売っていました。
Apr 21, 2010
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特別に休暇が取れたので、4/16~19の間レンタカーを借りて長野の方に行ってきました。今回運転する車は日産マーチです。中央道を通って松本まで。途中、神奈川と山梨の県境付近で雪景色になったりしてちょっと驚きましたが、談合坂SA、八ヶ岳PAで休憩しつつ15時頃に到着。松本市内は桜が満開でした。松本城天守を見学。 さすが戦国末期~安土桃山時代の実用本位の城、天守閣の中は急階段でした。天守閣最上階からの風景。城内は桜が満開でした。天気が悪かったのが残念。天守の後は城の敷地内にある松本市立博物館を見学。松本市の歴史や風俗に関して展示が行われていました。県庁所在地になりそこねた話、などもありました。特別展はさまざまな雛人形の展示でした。(写真は撮影可能エリアにて撮影)なかなか興味深かったです。博物館の後は、城内を一周。桜が満開で見事でしたが、雨が降ってきました。この後は本日の宿泊地の上田に移動。カーナビ従って峠道に入ってゆくと雨がだんだん雪に・・・(交互通行の信号待ちのときに撮影した沿道)このときはまだ道が見えていたのですが・・・下りに入ったあたりから道も真っ白に。そしてところどころ凍結。普通のタイヤだったので、凄く怖かったです。凍結した道でスリップなんて、はじめて経験しました。はじめてだとパニクってハンドルを切りすぎてしまいますね。こういうのを避けるために冬に車で遠出はしないようにしていたのですが。とりあえず、無事上田に到着。到着時は市内に雪はありませんでしたが、夜になるとみるみる積もってゆきました。で、4/16にアップした風景が広がったのです。
Apr 20, 2010
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今日は長野から上信越道~関越道~圏央道と通って川崎まで帰ってきました。横川のSAにあった急行列車。旅行については、後日整理してから。
Apr 19, 2010
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今日は上田から長野へ。松代をいろいろ見て回りました。戦国~幕末~太平洋戦争~現代芸術と、なかなか見ごたえのある町でした。詳しくはまた後日。
Apr 18, 2010
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朝は雪で真っ白だった上田市内でしたが、昼ごろには雪もすっかり溶け、ちょっと寒かったですが晴れました。今日は車を置いて、上田城近辺を散策。上田城千本桜祭り、真田祭りを見て回りました。晴れたとはいえ、上田城内はぬかるんでいて、建物の屋根からは雪解け水がずっと落ちていました。ベタ雪のせいで折れた桜の木もところどころに・・・
Apr 17, 2010
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4/17朝の上田市内。桜を見にきたはずなんですが・・・
Apr 17, 2010
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特別に休暇が取れたので、レンタカーを借りて川崎から長野までドライブ旅行してます。今日は松本経由で上田まで。松本城では桜が満開でしたが・・・上田に着いたときには雪が降っていました。駐車場の車に雪が積もっています。上田城の桜も満開のはずなんですが・・・明日は上田城の予定。 追記4/17午前零時頃の上田市内ほんとに桜が満開の季節なんでしょうか?とりあえず、明日は徒歩の移動の予定ですが・・・
Apr 16, 2010
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先日は2006年のアニメ版を観ましたが、今回は実写版です。主演はアニメ版で主人公の真琴の声を演じた、仲里依紗(なか・りいさ)です。高校3年生の芳山あかりは大学で薬学の研究をしている母・和子と2人暮らし。父親はあかりが幼い頃に家を飛び出して世界を駆け回っており、彼女に父親の記憶はない。あかりは和子が勤務する大学に無事合格していた。そんなある日、和子は幼なじみの吾朗から1枚の写真を渡される。近所の深町という老人の家から出てきた写真は、和子と見知らぬ少年がラベンダーの前で並んで写っているものだった。38年前に起こった出来事を思い出そうとした和子だが、交通事故に遭い意識不明となる。 病院に駆けつけたあかりの前で和子は一瞬、目を覚まして「1972年の4月の土曜日。深町一夫に会いに中学の実験室に行かなくては」と言って動けない体を動かそうとする。あかりは和子を落ち着かせるために「私がかわりに行く」と言い、写真を預かり、和子の職場の机の中にある和子が独自に開発した、タイムリープをする薬を飲んだ。そしてあかりは、過去に跳んだ。しかし、間違えて1974年の2月に着いてしまった。そこであかりは自主制作映画を撮っている大学生、溝呂木涼太と出会い、世話になることになる。あかりは涼太の協力を得て、深町一夫を捜すことにする。 アニメ版の『時をかける少女』は原作と違う新しい世界でしたが、こちらは原作の続編になっています。原作の事件の後、無意識のうちに薬学の研究に進んだ芳山和子は独自にタイムリープをする薬を開発しています。 芳山和子と幼なじみの浅倉吾朗が原作から引き続いて登場します。吾朗は原作と同じような役回り?というような印象です。和子の娘、あかり。いまどきの女子高生です。彼女が1974年に跳んで・・・たまたま出会った涼太がSF映画マニアだったおかげで未来人だということを信じてもらえます。そして、1974年ライフ。昭和な雰囲気が漂います。なかなかいい雰囲気。ここで若い頃の両親とも出会います。四畳半で貧乏学生、銭湯に行ったり、映画を作ったり。昭和の青春が展開します。そして、1974年に存在した痕跡がなかった、深町一夫を探し出す方法は・・・アナログです。でも確実。そして、ラスト。例の事故を吾朗が避けられたことにあかりが絡むのではないか、と思っていましたが違いました。あかりの関係ないところで全て決まってしまいます。この展開は少し意外でした。ハッピーエンドじゃなかった分、なんともいえない余韻が残ります。ちょっと悲しいラストです。 原作から順当に発展した続編という感じで、なかなかいい映画でした。
Apr 13, 2010
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今年は気温が低いせいか、桜の時期が長いです。もっとも、そのせいで農作物に被害がでているそうですが・・・でも、桜は桜です。近場でいろいろ撮ってきました。ららぽーと横浜に行ったときに見た、JR横浜線鴨居駅周辺の鶴見川沿い。なんか横浜市内のイメージからちょっとちがう光景です。夕方で光が赤くなっているのがいい効果になっています。東急東横線の多摩川の鉄橋。桜の花びらが浮かんでいて綺麗だったのですが、写真にするとイマイチ。田園調布駅前。今年は駅前の桜が満開になるのもばらばら・・・東京近辺の今年の桜はこれで終わり。でも、来週も桜の予定。
Apr 12, 2010
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劇場公開時に見逃していたのですが、「ららヨコハマ映画祭」で上映されるというのを見つけたので、『月に囚われた男』鑑賞後に川崎から新横浜の向こうのJR横浜線鴨居まで、ららぽーと横浜のTOHOシネマズに移動しました。「ららヨコハマ映画祭」では4/10に細田監督の2作品が連続上映されていましたが、未見だった『時をかける少女』のみを鑑賞しました。 女子高生・紺野真琴にとってその日は人生最悪の日だった。小テストの結果は散々、調理実習で失敗し、休み時間には飛んできた男子にぶつかり、理科準備室で転び・・・。そして最後はブレーキの壊れた自転車で踏み切りに突っ込み電車にはねられた・・・と思ったらいつの間にか時間を戻っていて無事だった。その話を国立博物館で働く叔母・芳山和子にしたところ、「タイムリープしたんじゃない?」と返される。真琴は半信半疑でタイムリープを試してみたところ、時間をさかのぼることに成功。こうして真琴は失敗をなかったことにしたり、後輩の恋愛を成就させようとしたり、個人的により充実した時を過ごすためにその力を使い始める。 評判がいということは知っていたので、前々から観たいと思っていました。TV放映とかもあったようですが見逃し続け、やっと観れました。とてもいい映画でした。面白かったです。原作の『時をかける少女』とは全く違う世界でしたが、これはこれでとてもよかったです。原作から引き継いだのは女1男2の主人公3人組(うち1人は未来人)と、原作の主人公だった芳山和子。主人公の真琴は元気でお調子者。やると決めたら暴走するような。見ていて飽きないタイプです。男友達の千昭と功介とは放課後にキャッチボールするお友達。この3人のバランスが少しづつ変わってきます。真琴のタイムリープのアクションが派手です。助走してジャンプし、リープ先の時間にころがり出る。アニメならではの表現で、面白いです。真琴曰く「魔女おばさん」、芳山和子。国立博物館で絵画の修復をしています。原作の話の経験もあり、真琴にいろいろ助言をします。独特の雰囲気がいいです。真琴の妹をはじめとする家族、友人たちもいい感じ。 ストーリーはテンポ良く、伏線を消化しつつ巧みに展開します。 真琴がタイムリープしたことによる影響が少しづつ出てくる展開は巧みです。そして、最後に重大事件が起こるけど・・・もうひと展開がまた良かったです。 評判通りの、とてもいい青春映画でした。誰にでも、アニメファンでなくてもお薦めできる映画です。
Apr 11, 2010
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自分には珍しく、公開初日の昼間に鑑賞。(チネチッタで会員1000円の日だってこともありましたが。)映画館のHPであらすじを読んだところ、正統派SFの雰囲気で気になっていました。観客の平均年齢は高めだったかも。 月の裏側で地球に不可欠なエネルギー・ヘリウム3を採掘している現場。宇宙飛行士のサム・ベルはルナ産業との契約で3年間、ただ一人で採掘されたヘリウム3を地球に送る作業を行っていた。相棒は人工知能を搭載したロボット・ガーディのみ。衛星の故障で地球とのリアルタイムの通信は行えなくなっており、木星経由で送られてくるビデオレターが家族とのやりとりであった。 任期の残りが2週間になった日、サムは作業中に事故を起こしてしまう。目覚めたのは診療室のベッドの上だった。サムは事故の記憶が明確ではなかった。事故のせいで採掘機が1機停止してしまっているが、ガーディは救援隊を呼んだからと言ってサムを基地の外に出そうとしない。不審に思ったサムはなんとか理由をつけて基地の外に出、停止した採掘機に突っ込んでいた車両の中で負傷者を発見する。その男は、サムとそっくりの男だった。 監督のダンカン・ジョーンズはデビッド・ボウイの息子だそうですが、そういうことに関係なく、とてもいい映画でした。話題のせいで観る人が増えて、多くの人が観ることになればいいことだと思います。デビュー作で、低予算で、短期間でこれだけのものが撮れたとは、今後が楽しみな監督です。 外界との直接の接触が無い場所で出会った自分そっくりの人物。新しく現われた男は・・・からくりはすぐわかりましたが、だからといって面白さを損なうことはありませんでした。最初はあのガーディがどうやって救出しかのか?とも思ったのですが。ガーディのデザインもロボットというよりも工場のラインの組み立て用ロボットに人工知能が乗ったもののような感じです。ディスプレイのニコちゃんマークみたいなもので感情を表現しているし。しかしこのガーディ、行動を見ていると作業員に対するものと会社に対するものとで矛盾した命令が打ち込まれているのではないか?とも感じました。そのほかのメカも、質実剛健な感じでした。登場人物は、ほぼ1人。2人でもあるけど。(他の人物は映像で登場) サム・ロックウエルの演技が良かったです。元は同一人物なんだけど、3年の月日の差がうまく表されていました。 以前はこの手の映画に東洋系の企業となると、日系だったりしましたが今回は韓国系です。ところどころにハングル文字が。コールドスリープのガイドでは「アンニョンハセヨー」とか言っているし。そのうち、簡体字やアラビア文字なんかも出てくる時代がくるのかな? 長期間、外界と隔絶した宇宙空間で作業、というシチュエーションは先日このブログで紹介した漫画『アステロイド・マイナーズ(1)』の第1話を思い起こさせました。こちらも相棒はAI搭載のロボットだったし。表現者、媒体が違うと、同じようなシチュエーションからいろいろな話ができるものです。良質で薦めの映画です。特にSFファンなら楽しめると思います。 この映画に関係してお薦めの漫画。名作です。第1話のシチュエーションがこの映画と似ています。(コミック)アステロイド・マイナーズ(1)/あさりよしとお 10P15Jan10
Apr 10, 2010
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以前このブログで紹介した『HR』(全2巻)の長月みそかの最新単行本。少女たちの魅力たっぷりです。 ハーフで二卵性双子の中学生、あんずとすみれ。2人は10歳年上で造型師の兄・富士夫に夢中。近所の同い年の幼なじみ有美、ぱっクンと出かけたり、恋愛がらみでいろいろあったり・・・。 ラストの「女の子なんてほんとはみんなもともと『かわいい屋さん』・・・なんですけどね」というセリフですべてを表しているような感じです。何か大きな事件があるわけではないのですが、とても雰囲気がいいです。あんずとすみれの双子姉妹は、いつも一緒。いつもにぎやかです。でも、別々でいるときは静かだったり。この姉妹のことがよくわかっている、母親がまたいいですね。 あんずもすみれも、富士夫にとってはかわいい妹。萌えとかじゃなくて。「ドウナガニンゲンモドキ」とか、「超個体」とかそういう言葉がさらりと出てきます。少し歳の離れた兄妹だと、こんな感じ。姉妹の幼なじみの有美には気になる男の子が。海水浴での出来事のせいで少しやきもちを焼いたり。ぱっクンの方は恋愛よりも模型の方がいいようで、富士夫の方にべったりですが。最後の話で、姉妹が髭を剃った富士夫に対して不機嫌になったり。なんでもないことのようでたいしたことのようで。なんでしょう、文章にするとなんか上手く表現できませんが、とてもいい雰囲気の漫画です。
Apr 7, 2010
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ついこの前、深夜アニメの第3期『ひだまりスケッチ☆☆☆』が終了したばかりの『ひだまりスケッチ』、1年とちょっとぶりの5巻目です。(4巻のレビューはこちら) 前巻から住人が各学年2人づつ計6人になった、ひだまり荘。相変わらずにぎやかでまったりです。口絵のパジャマパーティーでは発案者のゆのがすぐにおねむ・・・最初の「ゆのっち流浪の民の巻」ではゆのが鍵をなくしてしまいます。アニメでは長期化していましたが、原作の方は1日で解決。オチは同じですが。でも、宮子は宮子です。「ハイテク乃莉スケさんの巻」では乃莉が関西人であることが発覚。 中盤の3年生の修学旅行では、旅先の3年生と留守の1,2年生を3回にわたって展開。北海道は道央~道南だけでもけっこう広いんですよねー(以前にドライブしてみて実感しました)留守を守って「先輩」らしいことをしようとするゆのも健気です。 後半はゆののはじめてのヌードデッサン(描く方)、吉野屋先生の弟と甥登場、買い物行ったりゲーセンに行ったりと、日常が展開します。 いつも通り、大事件はありませんがいろいろなイベントで個性的なキャラクターたちが動き回って楽しめます。一息つきたいときに読むのに最適です。 アニメのDVD・Bru-rayも発売
Apr 6, 2010
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この土日は桜を見にいろいろ歩き回っていました。横浜市と川崎市の境界が入り組んだあたりから鶴見川を上流にさかのぼって行きました。綱島付近。新横浜。日産スタジアムでFマリノスの試合があったので、けっこう人がいっぱいでした。開花宣言の後もしばらく寒かったせいか、木によって開花の状況にばらつきがある感じです。ある木は満開、ある木は5分くらいとか。自宅の近所。(川崎市)田園調布の桜坂。東急東横線の自由が丘駅ホームから。まだちょっと寂しいです。そろそろ散りはじめですが、来週もまだ見られるかな。
Apr 4, 2010
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3年ぶりの貞本エヴァです。前巻からの間に新劇場版2作(序 破)と『サマーウォーズ』(キャラクターデザインが貞本義行)があったりしました。前巻のレビューで次が最後かと書きましたが、まだ終わりじゃないです。マギとエヴァを確保するために戦略自衛隊がネルフ本部に突入してきた。手加減なしにネルフ職員を次々と射殺する戦自。ミサトは病室のアスカを弐号機に乗せて地下湖に逃がす。一方、シンジはカヲルを自分の手で殺したことに苦しんで動けずにいた。戦自に見つかって殺されそうになったところにゲンドウが現われてシンジを助け、自らの心情を吐露する。シンジは救出に来たミサトとともに初号機へと向かう。激しくなる攻撃の中アスカは目覚め、反撃を開始する。それに対してゼーレは量産型エヴァ9機を投入する。シンジは初号機のもとにたどり着くが・・・ ストーリーの大筋は基本的に旧劇場版(25話、26話)に沿ったものです。ゼーレの意を受けた日本政府が戦自をネルフ本部に突入させ、ネルフ側は応戦するものの追い詰められてゆきます。ということで、この巻はほぼ全編にわたって戦闘シーンです。復活した弐号機の戦いぶりは迫力です。量産型エヴァの飛行シーンでは、脳内で「魂のルフラン」が流れてしまいます。 旧劇場版との違い(というか、旧作で描かれなかった?)のなかで一番大きいのがゲンドウです。ゲンドウの左手とATフィールド。そして、シンジに心情を吐露するゲンドウ。息子にこれを言ってしまいますか・・・コミックという媒体とオリジナルから時がたっているせい?ゲンドウがさらに深くというか細かくというか、描かれています。ミサトは・・・こうなるのはわかっていましたが。そして、エヴァに乗る意味を見失っていたシンジは「アスカを助けるため」に初号機のもとに向かいます。 12巻はここまでです。ついにクライマックスです。次は・・・いつになるでしょう?新劇場版もあるし。
Apr 2, 2010
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