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前回はまだ草葉が青々としていた花乃みちだが、2週間振りに訪れた20日(火)は部分的に色付き始めていた。それでも、天気が良く、寒さも無かったせいか、まだ秋らしさは感じなかった。宙組公演【アナスタシア】の観劇日(11月17日)には、もう少し紅葉を楽しめるだろうか…。【ピガール狂騒曲】は、更に芝居が馴染んで役者陣の自由度が増したのか、2週間前よりも今回の方が笑えた。同時に、レビューやフィナーレの群舞は更に統一感が増しており、この公演を通して月組がどんどん進化しているのが伝わって来た。これまで、月組は「個」の集団であり、「全」という印象は薄かったのだが、20日の舞台は個と全とが見事に共鳴し合い、呼応し合い、これまでになく美しい群舞となっていた。珠城りょうの月組が、一つの極みに達しつつある証拠だろう。素晴らしい。やはり、君達は最高だ!!東京大劇場の千秋楽まで、全力で駆け抜けろ!!と、思わず筆を置きそうになったが(笑)、レビュー【WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-】の感想を書くのだった。坂東玉三郎が監修した今回のレビューは、「雪・月・花」を冠した幻想的な場面と「WELCOME TO TAKARAZUKA」の絢爛華麗な場面とで、はっきりと印象が分かれる構成になっている。また、朝日新聞『月刊タカラヅカ』にもあるように、106期生のお披露目と大先輩である専科・松本悠里の退団とが重なり、出会いと別れが交差する舞台でもある。106期にとっては公演の中止と延期を乗り越えた末の初舞台なだけに、光月るうの口上は正に雛鳥達を見守る親心に溢れ、感動した。初舞台生達の笑顔も溌溂としており、元気を貰えた。一方の松本悠里は、今は亡き恋人を想う女性の心情を、切なくも美しい舞いで魅せてくれた。日舞の何が分かる訳でもなければ、新参者の僕が何を語れる訳でもないが、これで退団なのだと思うと、いつも以上に胸に迫るものがあった。珠城りょうの次期トップスター就任が発表された時、僕は『新月が満ちる時まで…』というタイトルで祝福の言葉を送ったが、実際に月が満ちて行く景色の中で組子達が踊る『第4場 月の巻』は、正に珠城りょうと共に歩んで来た月組の軌跡を見るようで、感慨深かった。また、【ピガール狂騒曲】でジャックを演じている関係もあるのか、ここでのたまきちは男とも女ともつかない妖艶な雰囲気を感じさせ見惚れた。鳳月杏と暁千星も、まるで薬師如来に付き従う日光菩薩・月光菩薩のような佇まいで美しかった。美しいと言えば、続く『第5場 花の巻』での月城かなとと風間柚乃も見事だった。途中、主客が入れ替わるような演出がなされており、2人で息を合わせるのは大変なのではないかと思う。衣装の早変わりもあり、非常に見応えのある場面だ。月城と風間の並びも良い。フィナーレの男役群舞は熱く激しく、個人的ベスト【All for One】の群舞に勝るとも劣らない格好良さだった。月担としては、とても2回の観劇じゃ足りない。(まあ、そうは言っても、一番足りないのはいつも金だったりするのだが…笑)ありがとう!!ところで、前回の感想で書いた「隠し絵」だが、人影ではなかった(失礼…笑)。と言うか、その模様が何処にあったかも見付けられず、「俺は何を見て人影だと思ったんだ…?」と困惑する結果に。という事で、僕は降参です(笑)。そして、ちょっと遅くなったけど…だいもん、誕生日おめでとぉおおうッ!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆延期となった公演【炎のボレロ】の払戻金で、こちらを購入。だから、次回公演【f f f -フォルティッシッシモ-】のチケットも手に入りますように…(笑)。
2020.10.24

月城かなとが月組へ来る事が発表された時、とても意外に感じたのを覚えている。それ程、当時は「月城かなと=雪組」の印象が強かった。しかし、それから3年半が経ち、今では彼女がいない月組を想像できない程、組に馴染んでいる。今、他の組に異動なんて言われたら、本気で怒るもんね(笑)。そして、過去の感想を読み返して思い出したが、昨年は【夢現無双】の公演中に怪我をしたため、【IAFA】が本格的な復帰作だった。コロナ禍のせいで、もう随分と前の話のような気になっていたが、まだ1年前の事なのだ。そう考えると、怪我とコロナ禍を乗り越えた経験が、月城かなとをひと回り成長させたのかも知れない。正2番手として、珠城りょうと見事な掛け合いを見せただけでなく、自身の実力と存在感もしっかりと示す公演となっている。それが、僕に「月組の月城かなと」を強く印象付けたのではないか。頼もしく逞しい、月組の正統派だ。存在感と言えば、レオ役の暁千星も脇役ながら、大物俳優ばりのオーラを放っていた。ムーラン・ルージュの舞台上は勿論、楽屋での立ち居振る舞いにも随分と余裕が感じられ、それが看板ダンサーの自信となって演技に現れていたように思う。これまで自分に無いキャラクターを幾つも演じて来たARIにとって、今回は演じ易い役柄だったのではないだろうか。そんなARI最大の見せ場と言えば、やはり『S16 ムーラン・ルージュ(舞台)』。ARIが踊れば世界も踊るとばかりに、以前にも増してダイナミックかつ華麗なダンスで会場を沸かせてくれた。フィナーレでも、これまでになく情感を込めた歌声を披露し、自分なりに色々と模索と探究を続けているのが伝わって来た。それで良い。暁千星はまだまだ成長するし、どんどん変わって行くだろう。楽しく頑張れッ!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆という事で、今回はここまで。レビュー【WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-】に関しては、20日(火)の観劇後に。ありがとう!!
2020.10.16

ガブリエル繋がりで感想を書いているので、今回は夫ウィリー役の鳳月杏から。鳳月は、前作に続きコミカルでありながら、紳士の品格を失わない絶妙なバランスで演じていた。しかも、ストーリー的に最も損な役回りにも拘らず、演じている本人は凄く楽しそう(笑)。(「ガブリエルを利用した」という点では、月城かなとのシャルルも同じ穴の狢なのだが、その後の展開で2人の明暗が分かれる)それにしても、ジャハンギールに松倉勝家、そして今回のウィリーまで、どんな役でも見事に自分のものにしてしまう演技力は流石としか言いようがない。それが出来るのも、彼女の中に男役としての芯がしっかりとあるからだろう。もう既に、次回作が楽しみだ(笑)。一方、ウィリーに雇われている弁護士ボリス役の風間柚乃は、大袈裟な芝居で笑わせてくれた。彼女はコメディが好きなのだろうか(笑)。脇役ながら(脇役だからこそ…?)、風間と光月るうは誰よりもこの舞台を楽しんでいるのが舞台から伝わって来た。(そう言えば、この2人は【IAFA】でもそうだったな…笑)ウィリーの召使い、フィリップ役の夢奈瑠音も、出番は少ないが良い味を出していた。これまで「夢奈=筋肉」という印象しか無かった彼女だが(失礼…笑)、【ON THE TOWN】で女役を演じてから確実に演技の幅が広がっている。今年の【レヴュー本】でも、誰より雰囲気が変わり、ひと皮剥けた感があったのが夢奈と宙組の瑠風輝だった。(瑠風については、また改めて語りたいと思う)今後が更に楽しみだ。ロートレック役の千海華蘭、マルセル役の輝月ゆうま、ヴァネッサ役の夏月都も、それぞれの持ち味を活かした演技で楽しませてくれた。今公演は、全体的に適材適所の配役が光ったように思う。それだけに、蓮つかさやダンサーの3人(英かおと、彩音星凪、礼華はる)に見せ場らしい見せ場が無かったのは残念。特に、礼華はるは新人公演が中止になり、活躍の場を失われただけに可哀想だ。劇団には、いずれ101期以下の若手を中心としたバウホール公演、例えば朝美絢とARIが主演を分け合った【A-EN】のような作品の上演を検討して欲しい。と、今回も月城かなとと暁千星に辿り着かなかったので(笑)、2人の感想はまた次回に。ありがとう!!ところで、前回の感想で「次回の観劇は27日を予定している」と書いたが、何気なく11月のカレンダーを見たら3日(火)が祝日になっており、営業しなければいけないので、体調面を考えて27日ではなく来週20日に観に行く事に決めた。こちらは「A日程」なので、「B日程」は一度も観られなくなってしまうが、申し訳ない。
2020.10.12

観劇日はいつも、出掛ける前にEテレ【先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)】を観るのが習慣になっている。身支度のタイミングを計るのに丁度良いのだ。6日(火)のテーマは、漫画家の長谷川町子。その中で「長谷川町子は、古いしきたりに縛られない新たな時代の女性像として『サザエさん』を描いた」と紹介されていたのが、とても印象的だった。サザエさんは「男女同権」の象徴として、日本のお茶の間に登場したのだ。小さい頃から何気なく観ていたアニメの主人公に、まさかそんな一面があったとは意外だった。その流れで観た月組公演【ピガール狂騒曲】のヒロイン、美園さくらが演じるガブリエルも、新たな時代の女性像を体現するキャラクターだったので驚いた。(まさか、こんなに一瞬で繋がるとは…笑)また、最近観た映画【イエスタデイ】の感想で、「終盤のドタバタ感やうやむや感は、宝塚の舞台なら意外と嵌まるのではないか」と書いたが、【ピガール狂騒曲】は正にそんなドタバタ感がとにかく楽しい作品だった。【イエスタデイ】と違い(笑)、ストーリーも最初から最後まで面白く、コロナ禍で停滞しがちな気持ちを明るくするには最高の内容だと言える。そうなのだ。宝塚歌劇団とは、本来そういう存在なのだ。僕達の心を日常から開放し、明日へのエナジーと夢と希望を注入してくれる場所。それが宝塚なのだ。月組の皆が熱演する姿を見ながら、自分が宝塚を好きになった理由を再確認した。そうした諸々の偶然や想いが重なり、今回は余計に忘れられない舞台となった。そんな舞台の中心となる主人公、ジャックとヴィクトールの2役を演じる珠城りょうは、ウィリー(鳳月杏)の「また着替えた!?」の台詞よろしく、早着替えの連続で大変そうだった(笑)。ジャックは正体を隠さなければならない立場上、声色は普段通りながら、たまきちは表情や立ち居振る舞いの中に女性らしさを感じさせる芝居で、上手く2役を演じ分けていた。これまで、珠城りょうと言えば「猪突猛進」というイメージが強かったが、今回の作品で彼女の意外な一面を発見した気がする。公演前のインタビューで、「自粛期間中に自分を見つめ直す機会ができて、呼吸がし易くなった」と語っていたので、そうした心境の変化が芝居にも現れているのかも知れない。思っていた以上に、可愛かったです(笑)。一方、正真正銘の男性ヴィクトールはハッとするほど爽やかな青年で、誰にも物怖じしない態度がジャックと好対照をなしていた。出番は少ないが、こちらは男役の真骨頂と言えるキャラクターだ。それと、何故か知らないが、ロートレック役の千海華蘭との絡みが、同期でも無いのに妙に愛おしく感じられ、ちょっと泣きそうになった(笑)。あの2人の並びには、何か特別なケミストリーを感じる。(もしかして【NOBUNAGA】の記憶が、そう思わせるのだろうか…?)ガブリエルを演じる美園さくらも見事だった。いや、きっと彼女は最初から上手かったのだろう。しかし、今回はそこにトップ娘役の風格が漂い、強く美しく気品ある女性像を作り上げていた。ガブリエルの言葉が単なる不平不満ではなく、きちんと女性の主張として説得力を持って聞こえるところが素晴らしい。前作【IAFA】のエマもそうだが、彼女は意外に自立した女性役の方が似合うのかも知れない。こちらも、新たな一面を見せてもらったような気がする。次回作での退団が、本当に残念だ。まだまだ書き足りないので、他のキャストについてはまた後日に。8ヶ月も宝塚から遠ざかっていたせいで、「観劇しても、感想を書く気になれなかったらどうしよう…?」と、ちょっと不安になっていたのだが、全然大丈夫だった(笑)。ありがとう!!
2020.10.09

ようやくと言うか、遂にこの日が来た。2月18日の星組観劇から、ほぼ8ヶ月振りとなる宝塚大劇場だ。本来なら、8月に花組と雪組公演を観られる予定だったが、コロナ禍の煽りを受けて中止・延期に。今回の月組公演も、あまり考えたくはないが万が一の場合もあると、「最善を望みつつ、最悪に備えよ」の気持ちで当日を待った。なので、いつもなら予め2回分買うチケットも、今回は10月6日(火)の1回分しか買わなかった。とりあえず、最初の1回目をきちんと観てから次を買おう、と。そんな中で観劇した月組【WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-】は、正に心機一転というに相応しいチョンパで幕を開けた。普段なら(集中力の関係で…笑)、レビューが先になるのを好まない僕だが、今回ばかりは感謝だ。日本物という事で新春のようなが華やかさが感じられただけでなく、そこに106期生のお披露目が重なり、更にお目出度い気分が増した。不安な気持ちで半年を過ごしたであろう彼らにとっても、感無量の門出となったのではないか。いつか、この経験を良い思い出として語れるよう、精一杯に頑張って欲しい。続く【ピガール狂騒曲】も、実に楽しくハッピーな気持ちにさせてくれる芝居だった。月組の面々も元気そうで、それだけで僕は大満足だ。おかえり、月組!!♡*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*♡ただ、申し訳ない…。今回は、ずっとARIばかり見てましたッ!!(ノ≧ڡ≦) てへっだって、想像してみて下さい?約1年振りに、大好きなご主人と再会した柴犬が、どれだけ嬉しそうに尻尾を振るか。そんな無垢で素直な尻尾を、あなたは叱れますか?ね、そういう事ですよ(笑)。しかも、今回はARIの得意なダンスを存分に堪能できる役柄で、僕はもうオープニングからフィナーレまでずっと法悦状態だった。(心の中で、一体どれだけ尻尾を振った事か…笑)まあ、そうは言っても、ARIは出ずっぱりじゃなかったし、ストーリーも分かり易かったので、話に置いて行かれるという事もなく、他の組子達の表情もしっかり見られた。特に、今公演はコロナ対策として出演者の人数が制限されていた事もあり、寧ろいつもより皆の顔が認識し易かったように思う。(若手には、自分をアピールする絶好のチャンスだと思って頑張って欲しい)次回は、まだチケットを購入していないが、27日(火)を予定している。こちらは「B日程」だ。それまで、何事もなく、皆が健やかに公演を続けられる事を祈っている。その間に、僕も公演の感想を纏めて行こうと思う。そう言えば、何人かの方がブログで書いていたが、【ピガール狂騒曲】の舞台セットの中に、何やら「隠し絵」があるらしい。観劇前は他人の感想は読まない事にしているので全然気にもしていなかったが、ただ、そう言われてみると「何となく人影っぽいな〜」と感じた模様が1箇所あったので、次回の観劇時にはちゃんと確認してみたい。(間違っている可能性もあるので、まだ見付けていない方は「人影」という言葉に惑わされずに探して下さい…笑)そして、ちょっと遅くなったけど…たまきち、誕生日おめでとぉおおうッ!!♡*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*♡
2020.10.07
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