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村にはスーパーマーケットはありません。1軒だけ、コーラやお菓子、たばこなどを売っている雑貨屋さん(トルコ語でバッカル)があるだけ。あとは洗剤や下着、ナッツなどを売りに週に1度程度の移動販売車が来るけど、それもタイミングが合わないとお買い物ができない・・・・。でもオリーブオイルやオリーブ漬けは1年分、自家製品を保管しているので問題ないし、フルーツは庭から、野菜や玉子、牛乳もご近所さんから分けてもらえるから、食べ物には不自由しない。主食だってパッパッと作ってしまう。今日のランチはピシ。小麦粉とイーストと塩を水で捏ねて、発酵させ、それから形を整えて揚げるだけ。見た目と異なり、ふんわり柔らかく、熱々は特に美味しい。トルコの田舎風揚げパンである。ピシは作る人によりおいしさに差があるもののひとつ。揚げ方だってこだわりがある。オイルに入れた瞬間、膨らんだ箇所ができないように広げて! とアイシェの指示が飛ぶ。すぐに慣れて上手なピシが出来上がった。揚げたてを摘み食いし、さらにチーズやお手製の桑の実ジャム、チャイといただきました。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 31, 2017

絨毯織り・・・なのに、まだ織りの段階までたどり着いていない。絨毯織りの道は長く険しいのです。さてピュレン・オトゥをチュワル2袋分集めて持ち帰ってきました。紡いだウール糸を、採ってきた植物で草木染めします。ピュレン・オトゥだけでは量が少ないので、補色にクルミとアーモンドのタネの殻を加えます。この釜の底にはクルミとアーモンドの殻、ウール糸、ピュレン、クルミとアーモンドの殻、ウール糸、ピュレンの順番で入っています。釜に直接ウール糸が接触しないように配置します。普通のガスでは火が弱いので、マキで火を熾します。そこに水を足しながらピュレンを加えたり、糸を追加したり。なかなか豪快です。豪快と言えば、媒染のミョーバンも、こぶし2個分ぐらいを砕いて一緒に釜に放り込みます。最後に錘代わりに石を乗せてできあがり・・・。あとは火をトロトロ状態に保ちつつ、約9時間煮込みます。そうそう紡いだ糸を・・・なんて簡単に表現してしまいましたが、経糸用と横に通す糸用に紡いだ糸を2本取りに撚り直します。表面の結び目用は撚りませんが、2本取りにして綛にします。綛にしたら、熱湯と洗剤でよーく洗い羊毛の脂を落として乾かします・・・釜に入れるのはその下準備が終わったものです。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 30, 2017

ちょっと若いけど、ピュレン・オトゥがいっぱいある場所が見つかったので、そこで採集。植物を採りに行くときは、長袖、ズボン、軍手が必要である。トゲトゲの植物に引っかかれたり、この時期はヘビさんもいるからねー。さて二人がピュレンを集めている間、先日の事故で足を痛めたアイシェは長いこと歩いて疲れたのか、木陰で休憩。水が流れていて涼しい。村の外れに山の水をポンプでくみ上げて噴き出しているところがある。そこからパイプを通って、村の数か所に水が送られている。水温は4度とのこと。植物集めで喉もカラカラ、汗もダラダラ。この水で畑も動物たちも、そして村人までが・・・ついでに日本人も潤っているわけ。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 29, 2017

採集する植物を入れるチュワルをもらうために、ご近所の畜産農家に立ち寄った。牛。他にもたくさんいた。ヤギ、これもたくさんいた。ちょうど子ヤギやヒヨコたちがいる時期で、庭をヒナたちが駆け回っていた。女の子がヒナを追いかけて奮闘していたが、一羽も捕まえられなくて。こんな風に家畜たちと一緒の生活・・・・生も死も、食べることも食べられるということも自然に学んでいるのだろうなあ。さて、大きなビニール袋を2枚もらったので、先に進むことにしよう。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 28, 2017

この日は、紡いだ糸を染めるための材料集め。草木染め・・・ですから、草や木・・・植物を集めてくるんです。現在は草木染めの材料は、絨毯やキリムの産地で、専門の業者で扱っているところがありますが、村では何事もエコノミックに、身近にあるものを使うのが基本です。その地でどんな草木染めが行われたか・・・は、そこにその植物があったから・・・・が、最大の理由。材料ありきの原則です。すごく当たり前のことなんですが、大切なこと。ドシェメアルトの基本的かつ代表的な草木染め材料のひとつが「ピュレン・オトゥ」と呼ばれるもので、初夏から秋にかけて咲きます。黄色の花の周辺が赤くなったものを集めます。たぶんエリカの一種だと思います。植物の状態、染め方や混ぜるものによって、柔らかい黄色~栗色に染まります。村人たちはどこに何がどれぐらい生えているか知っています。アイシェの後について、ピュレン・オトゥを探しに出かけましょう。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 27, 2017

村の朝は太陽が昇るのと同時に始まります。トルコの朝ごはんはお馴染みのパンとチャイ、そしてトマト、キュウリ、玉子、オリーブ、ジャム、バター、チーズ・・・。だけど村ではほとんどが自家製。オリーブはアイシェのお家の畑から11月に収穫し、自分で漬けたもの。トマトもきゅうりも、ご近所さんの畑から朝摘んできたもの。玉子もご近所さんからの御裾分け。いちじくジャムはアイシェのお手製。パンは買うときもあるけど、たいていは作りためたユフカ。素朴だけど、実はとっても贅沢な朝の食卓です。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 26, 2017

二人が絨毯修行をしているコワンルック村はアンタルヤの中心部から約40-45kmの場所にあります。かつてはクルマや道路事情から山裾の「遠いところにある村」だったのですが、今ではその一帯が副都心になるべく、計画的に道路が整備され、工場以外のビルもみるみる間に作られています。近く新幹線駅の建設も予定されている場所です。クルマでの行き来もかつてほどは大変ではありません。とはいえ、往復80-90kmの距離。短期間で多くの学び、さらにはその背景である村での女性たちの暮らしも体験するには「通い」ではなく、やはり「お泊り」ですね。先にも書きましたが、村には外国人を受け入れる体制があるわけでも、宿泊施設があるわけでもありません。特別なことはできませんので、アイシェの家族と同じように寝起きし、ご飯を食べ、家事をして、絨毯を織るだけです。お家のお父さんの寝床。こんな風に風通しのよいベランダで蚊帳を吊って眠っていました。お父さん、農作業の手伝いから戻ってきて、20時ごろに夕飯を食べると、すぐに寝床へ。明るいうちは働いて、暗くなったら寝る・・・の鉄則です。このように、村の夏の寝床と言えば、ベランダやバルコニー、もしくは屋上です。もちろん私たちの寝床もベランダです。ベランダの横には葡萄棚があり、外からは見えないようになっています。見えたところで覗く隣家があるわけではありませんが・・・。いつもの年なら屋外で寝ると毛布がないと寒いのですが、今年の猛暑は村であろうが、ベランダであろうが暑かったです。明け方以外は上に掛けるものは必要ない程度でした。贅沢なのはアイシェが織った絨毯の上に布団を敷いていること。もともと絨毯の使い方のひとつには寝床として使うのがあるのにも納得します。そして朝5時半ごろには、ゴロゴロ、ガシャガシャという音で目が覚めます。各家で絞った牛乳を近くの集荷場に持って行く女性たちの姿がありました。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 25, 2017

イーネオヤを編むとき、現在のようにボビンの糸を買ってくれば作れる・・・ものではなかったということを繰り返しお話してきた。糸を手に入れるには、まず蚕を飼うことから始まり、成繭、糸取り、糸撚り、染色・・・という行程を経て、初めてオヤに使える糸となる。同様にキリムや絨毯を織るときも同じである。羊を飼い、毛を刈り、毛の分別、糸を紡ぎ、糸を撚り、染色をして初めてウール糸となる。羊を飼う~毛の分別は端折ることにして、まずは糸を紡ぐことから始めよう。今、手に入る原毛はお店や通販で売っているわけではないので、少量では手に入らない。それと硬めなので慣れていない人には扱いにくいため、今回は日本で手に入る、質のよい柔らかい、しかも綺麗な原毛を練習用に持参してもらうことにした。セーターなどの編みもの用とトルコの一般的な織物用の毛の質は厳密に言えば異なるけど、織物用に紡げないということもないので問題なし。トルコの村では十字型の木製スピンドル「キリマン」を使って毛を紡ぐ。キリマンで紡がれた糸は「キリマン糸」と呼ばれる。いわゆる手紡ぎウール糸である。3つのパーツに分解できる十字型は、毛を巻き取ったあとに、軸を抜いて、十字の片羽を抜くと、そのまま丸い糸玉になる。左腕に原毛を巻き、左指で毛を開いて送り出す。そして右手で開いた毛を親指と人差し指で固定しながら、スピンドルへ送り込む。編み物用より回転数が高いのがトルコの織物のウール糸ではあるが、回転数を掛け過ぎてもいけない、低すぎてもふかふかでフェルト状になってしまうので使えない。微妙な加減で一定の太さにしていくのは容易ではないけれど、糸がないと織物織れないもんねー。まずはノルマの分量をキリマンを使って紡ぎます。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 24, 2017

アンタルヤの北にある高台にはドシェメアルトゥという地区があります。その中にいくつかの村があり、そのうちのいくつかの村で伝統柄の絨毯が織られていました。それは「ドシェメアルトゥ絨毯」として世界的に知られるブランドで、過去には村の多くの家に織り機があり、女性たちが生活の中で絨毯を織る姿を見ることができましたが、現在は継続的に織りを続ける女性もほとんどいなく、消えゆく伝統文化となりつつあります。アイシェとは15年来の友人です。ドシェメアルトのコワンルック村で伝統の絨毯を作る最後の織り手の一人でもあります。彼女との付き合いの中で、私は村の生活と密着した形でのキリマンでの糸紡ぎ、草木染め、機への経糸の張り方、絨毯の織り方などを知ることができました。そんな彼女も昨日で51歳になり、絨毯織りも少しずつゆっくりペースになってきています。いつかはその手を止めるときもやってくることでしょう。今年の5月の帰国の際に都内で行われた私のキリム、絨毯、ジジム、スマック織り方の構造を知るワークショップに参加されたお二人が、村での織りに興味を持たれ、今回、村に滞在しながら女性たちの生活と織りを学ぶことになりました。外国人を受け入れる体制が整っているわけでもなく、普段の村生活そのまま、しかも今年は特別暑いアンタルヤのことですので、日本の人には過酷かとも思いましたが、思い切ってアイシェにお願いして、村のお家に泊まりながら、キリマンでの糸撚り、草木染め、絨毯織りの一連の作業を体験中です。村生活と絨毯織り修行の様子を、プライバシーを考慮しつつ、可能な範囲でレポートしていきたいと思います。(いつものように尻切れトンボにならないように・・・・)-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 23, 2017

旅工房さんの「トルコのオヤを訪ねる旅。トルコの伝統手工芸<オヤ>を体験する旅**…【トルコ在住20年以上・オヤに精通した野中幾美と巡る】 オヤのふるさとでモチーフ作りレッスン&文化に親しむ7日間」おかげさまで無事に終了いたしました。雨天気が心配された後半でしたが、なんとどこへ行っても雨が降ることもなく、最後までお天気にも恵まれ、楽しく、内容充実の「オヤ修行」を体験してきました。先日の私の日本では最初で最後のキリム・絨毯・ジジム、スマック ワークショップ同様、まったり時間のほとんどない、真摯に各地の伝統のオヤの糸撚り、特殊テクニックなどをみっちり学ぶスケジュール。たくさんのオヤも見ていただきました。現地の女性たちの協力もあって予定以上の盛りだくさんの内容になりました。Facebookのお友達範囲、twitter、instagramなどで一部をご紹介いたしましたが、詳しい様子は追々、ブログでご紹介していきたいと思います。お楽しみにー。引き続き、アンタルヤの伝統の絨毯織りの村での糸紡ぎ、草木染め、織りの修行の様子をお知らせいたします。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 19, 2017

トラキアの旅の後半、かなり暑かった。緯度が高いから涼しいんだろう・・・なんて思っていたらとんでもなかった。あまりにもの暑さにクラクラしながら、本来の目的もそっちのけで、そうだ、暑いなら涼しいところへ行けばいいんだ! と進路を変えた。で、トラキア地方で唯一(のはず)中に入れるクルクラーレリ県にあるドゥプニサ洞窟へ行くことにした。道はいくつかあるのだけど、寄りによって一番ややこしい道を選んでしまった。途中のブルガリア国境の村々を見ながら行けばいいじゃん・・・なんて思っていたのだけど、そんなことより涼しいところに早く行かないと倒れてしまう勢いであった。山の中で、しかも道はどこから入っても村の山道でしかないんだけれど、同じことを思ったイスタンブールナンバーのクルマがたくさん来ていた。みんなちゃんとチェックしてるねえ・・・。2003年間から一般にも開放されて中を見学できるこの洞窟、見学コースは長さ約2600m、高低差は30mはあるだろう。中に入ったとたん、生き返った。洞窟内の気温は17度。水温は10度だそう。水の流れる場所からスタートし、最後は急な階段を駆け上り、山の上の出口まで。ところが出口から出る人は誰もいないわけ。涼しいところにいたいよね、だからUターンするの。洞窟外でも流れてくる水のおかげで空気はひんやり。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 18, 2017

トルコからブルガリアに陸路で抜けるときのゲートの1つがエディルネにある。次回のブルガリア行きはそこからクルマで入る予定であるが、エディルネと言えば、まず頭に思い浮かぶのが「セリミエ・ジャミィ」。イスラム建築の最高傑作と言われる建造物で、時の建築家、ミマル・シナンの作品です。1568-74年にかけて作られたこのモスクは、2011年にユネスコの世界遺産に登録されています。面白いのはモスクの入り口。古いアーケード街から入り、途中にある階段を上がっていきます。細かい部分まで画像付きでレポートしたら面白いのでしょうけどね。今回は端折りまくりバージョンということで。全国各地の小さいものから大きなもの、無名なものから有名なものまで、モスク巡りを趣味としていますが、ここは病院や学校などとの複合施設としての価値があるそうです。エディルネまで来たのだから、セリミエ・ジャミィは寄らなくちゃね。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 16, 2017

チャナッカレ県の北のエーゲ海沿いの村。普段は人気のないところだろうけど、夏のリゾート地でイスタンブールやイズミールナンバーのクルマをたくさん見かけた。家の前で女性がお土産ものを売っていた。オヤスカーフがある奥に何かフカフカしているものが・・・・。この日は40度を超える暑さだった。人も暑いだろうけど、動物たちだってぐったりだよね。触ろうが、揺すろうが、しらんぷり。羨ましい。最高のお昼寝場所。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 14, 2017

7月13日11時の時点でのお天気予報は以下の通りです。後半曇りから雨天気のところもあるので、気温的には少しラクになりそうです。・・・が、雷雨、大雨の心配も・・・・。でもきっとそれまでにお天気回復する予感が・・・。万が一のために雨傘の用意を。2日目 オデミシュ 晴 最高39度 最低19度3日目 オデミシュ 晴 最高38度 最低20度4日目 タウシャンル 晴ときどき曇 最高29度 最低14度5日目 タウシャンル 所により雷雨 最高22度 最低11度6日目 イズニック 雨 最高23度 最低14度オデミシュは変わらず暑いので、シルクの糸引きをちょっと別の方法で作業することにしました。しょっぱなから熱中症でみんなに倒られてしまったら大変~!!シルクの糸引き、みなさんに実際に作業してもらいますからね。今回の方法だと繭さえ手に入れば日本のお家でもできますので、しっかり覚えていってください。自家製オヤ用シルク糸、しかも草木染め・・・なんて、魅力的じゃあないですか!?-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 12, 2017

トラキア地方の話がスタート地点のゲリボル(ガリポリ)半島で止まってしまっていますが、今週から旅工房さんのオヤツアーが始まり、間をあけず村でのキリマン糸紡ぎ、草木染め、絨毯織り修行、タウシャンルのオヤ修行、ブルガリアのトルコ人村とイーネオヤを訪ねる旅・・・・と続きますので、そのうち落ち着いたら続きを書きたいと思います。トラキア地方はチャナッカレ県から始まり、エディルネ県、クルクラーレリ県、テキルダー県と周ってきました。写真はエディルネ県のウズンキョプル郡にある、ウズンキョプル(トルコ語で長い橋の意味)。1427-43年に建設された、エルゲネ川にかかる全長1270mの長~い橋で、石橋としては世界で一番の長さなんだそうです。写っているのはギリシャ寄りのほんの一部なんですけど、撮影地点の後方にこんなに続いています。橋の先に見えるのが、ウズンキョプル郡の中心地。タクシーやドルムシュ代わりに荷台のついた馬車が行き来したりしていて、なんだか20年以上前に旅した時のトルコの風景を思い出し懐かしくなりました。-------------------------------------------------------------------さて、オヤツアーがもうすぐスタートしますが、私はみなさまが飛行機に乗られるより3時間ほど早くアンタルヤを出発します。そうすると家を出るのは同じぐらいかな・・・。直前の旅行会社さんや村の女性たちとの打ち合わせ、確認なども完了し、準備万全でお待ちしております。ただ、そこはトルコですから、現場で何が起きるかわかりませんよ~。うれし、楽し、どっきりハプニング、サプライズがあるかもしれませんが、それも含めて楽しんでいただければと思っています。細かいことになりますが、いくつか気づいたことを書き出しておきます。直前ですので、あまり気にせず、そうなんだーぐらいにメモしておいてくださいね。1.相変わらず暑いですので、とにかくラクな服装でお越しください。2.2日目のシルク糸引き、草木染めはなるべく早い時間にスタートしないと全過程が見られませんので、到着後すぐに早めのランチ(11時ぐらいを予定)、工房移動を予定しています。イスタンブールからの飛行機の中で軽食が出ますが、あんまりお腹いっぱい食べるとランチがきついかも。3.2日目の夜は夕食後、時間があると思います。ホテルは町の中心地にありますので、夜に近くにあるミグロスなどのスーパーでお買い物もできます。チャイ、サルチャ、ザクロソースなどの食品、日用品などお土産にどうぞ。近くに手芸屋さんもあります。4.3日目の丁子のオヤの材料は用意してくれていますが、講習時間内には作品完成は難しいので、時間内にできる範囲で考えています。もし引き続き、丁子のオヤを作ってみたい・・・という方は、当日の午後のパザールの時間に香辛料屋さんでも購入できると思いますので、お忘れなく。5.4日目のタウシャンルでの1回目の講習は、シルク糸の手撚り、針金の作り方、チティオヤ(針金を使ったオヤ)の作り方・・・などで、時間内に1つ作品を作れるように頑張ります。時間があれば、ARA(モチーフとモチーフの間)の作り方、その他、疑問に思っていることを教えてもらいましょう。先生は若いですが、町一番の大きなモチーフのオヤスカーフの作り手の女性です。なかなか忙しい方で通常は請けてもらえませんが、今回は無理を言ってお願いしました。6、4日目の午後は早めに終わりましたら、タウシャンルの民族博物館を特別に開けてもらう予定でいます。小さいところですが、タウシャンルのオヤのモチーフ、オヤスカーフ、民族衣装などが見られます。また夕方には珍しい水牛の大移動を見にテぺジック村に遊びに行く予定です。7.4日目の夜も時間があります。ホテルは町の中心地にあります。ヤギの乳で作られたアイスクリームや極薄パイのバクラワが食べられる有名スイーツ屋さんがあり夜遅くまで営業しています。中心部の裏手には古い建物が残る旧市街があり、早朝お散歩も楽しいです。8.5日目は村のお家に行き、そこで女性にチェイズ展示を見せてもらいながら、その解説をしたいと思います。またこの女性も素晴らしいタウシャンルオヤの作り手ですので、たくさんのタウシャンルイーネオヤスカーフを鑑賞しつつ、別のモチーフ作りなどを習う予定です。またお昼はタウシャンルの家庭料理。日本からのお客さまを最高の状態でおもてなししたいと、最初はスープ、サラダ、ピラフはもちろんですが、メイン料理だけでも3品、それに名物マントゥ、デザートは3品じゃ少ないですかね・・・と言っていたので、私たちはそんなに食べられません・・・・とメニューを調整してもらいました(笑)。この村の名物、トルコでも食べる機会が少なくなった水牛のカイマクのデザートお楽しみにしてください。9.5日目のイズニックのホテルはイズニック湖の目の前にあります。時間的にはもしかしたら夕日が湖に沈むころかな・・・と思うのですが、海と見まがう大きなイズニック湖の風色を堪能してください。水着持ってきて泳いでもいいですよ。遊泳できます。10.6日目は山の斜面にあるムシュクレ村を散策し、女性たちの生活の中でのオヤ作りを見せてもらいましょう。村に暮らすオヤ作りの女性たちから足の指にかけて手でゆっくり撚る糸撚りの方法、その手撚り糸を使った大きな平面のイズニックオヤのモチーフを習います。11. ツアーの行程で、オヤや材料を購入できるのは、2日目の女性組合の草木染めシルクのイーネオヤや手織り布などの製品、夕方に訪問する民族博物館のスタンドが開いていればそこにも組合の製品あり。夜のオデミシュの手芸屋さん(シルク糸の計り売りなどもあります)、3日目午後のオデミシュのオヤパザール、4日目夜のタウシャンルの手芸屋さん(各メーカーのナイロン糸の在庫がいっぱい)、5日目の村で個人から譲ってもらえるものがあれば古い、新しいタウシャンルのイーネオヤスカーフ、その他の手芸品、シルク糸など。6日目のムシュクレ村でも各家庭で譲ってもらえるオヤスカーフなどがあれば購入可能です。絨毯屋、宝石屋、レザーショップ、お土産物屋さんなどは寄りません。以前も書きましたが、クレジットカードが使えない、日本円の両替ができる場所がない場合がありますので、トルコリラの現金をお持ちください。12. 全ての宿泊ホテルではお部屋でwifiが使えます。ただ何かの事情により電波状況が悪くて繋がりにくいとか、お手持ちのPCやスマホの設定によりつながらないこともありえますが、最悪の場合でも何かの形で1日1度は日本とネットで通信できます。13. 地方の田舎のことですので、突然テレビ、新聞などマスコミの取材が入る場合がある・・・かもしれません。14.いやあ、暑いとそうめんとか、冷やし中華とか美味しいですよねえー。そして夏祭りと言えば屋台の焼きそばですけど、インスタント焼きそばもいいなあ。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 11, 2017

今日も朝から暑いです。午前10時の外気温が37.5度。先週の新記録更新の猛暑は落ち着いたとは言え、暑いです。アンタルヤ~。さてオヤツアーに参加される方、着るものは何を用意したらいいのか戸惑われていることかと思います。基本は真夏服と日焼け、日除け対策を。雨対策はいらなそうですが、日傘か帽子をお忘れなく。目がやられますのでサングラスもあったらいいかな。トルコ到着後の天気予報と最低最高気温の予想を書いておきますので参考にしてくださいね。2日目 オデミシュ 晴 最高40度 最低21度3日目 オデミシュ 晴 最高39度 最低21度4日目 タウシャンル 晴ときどき曇 最高31度 最低15度5日目 タウシャンル 晴ときどき曇 最高28度 最低13度6日目 イズニック 晴ときどき曇 最高30度 最低18度後半は「ときどき曇」のおかげで少し涼しいかな。涼しいといっても30度・・・・ですけどね。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 10, 2017

今週はケチボルゥルのラベンダー畑を訪問する予定でいたのだけど、まだ花が咲ききっていないようなので、少し遅らせてみることにした・・・と言っても、あまり遅いと刈り取られて何もなくなっちゃうからね。オヤツアー週間、絨毯村修行週間と続くから、行けるのかな・・・・。逃すと来年かあ・・・。その前に暑くて日中出歩くのはしんどい・・・・。ところで、アンタルヤの高原地帯のコルクテリでもラベンターの栽培を本格的にスタートさせるそうです。写真はコルクテリのラベンダー畑の遠景で、まだほんの少しだけ。でも来年はもっとたくさん見れるかも。そしたらラベンダー見に行くの、近くなっていいなあ。ラベンダーとは関係ないのだけど、オヤモチーフの話。つる性の植物を表現したもの。ブルサの古いイーネオヤに見られる。このモチーフはトルコ語で「デミル・ヨル」と呼ばれている。訳する「鉄道」とか「線路」って意味。モチーフの形状が線路に似ているところから付けられたと思うけど、元ネタは植物なんだよね。モチーフ名ってこのデミル・ヨルに見られるように、実際にモデルにしたお花の名前がつくわけじゃないっていうのが面白いし、難しいところ。詳しい画像はショッピングサイトの各地のイーネオヤ・ブルサの項に載っているので見てね。-------------------------------------------------------------オヤツアーの詳しい日程表は旅工房さんよりお手元に届きましたでしょうか?見るだけでも内容盛りだくさんでワクワクしますねー。乗り物も中型バスだ。ゆったり座れます。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 8, 2017

もう毎日、毎日暑くて~。家から店への往復、エアコンかけっぱなし。しかも外にはいっさい出ない生活をしています。さて今度の7月9日(日)にNHKラジオ「ちきゅうラジオ」の「世界のイチメン」のコーナーでトルコの今の話題をお話しすることになりました。生放送だからドキドキ~。(ノミの心臓だから・・ ← ごめん・・・本当は毛が生えてる)海外でも視聴できるそうです。詳しくはちきゅうラジオのサイトをご覧ください。番組は日本時間の7月9日(日)18:05~18:50。冒頭の18:09頃から約8分間の登場でーす。------------------------------------------------------------------------------------------いよいよ来週からオヤツアーが始まります。オヤツアーの追加情報などがあれば、直前まで載せていきますので参加される方はチェックしてね。持ち物に関しては忘れても大丈夫ですのでご安心くださいー。丁子のオヤは丁子、スパンコール、ビーズは用意します。糸と針、そして丁子のオヤをつけるスカーフ、または布をお持ちください。指導してくれる女性のおすすめは、丁子が映える赤かグレーのスカーフ、そして糸はスカーフの色に合わせたものがベスト。自分のセンスで色の組み合わせを考えてももちろんOK。ただし丁子が色落ちする場合もありますので、白のスカーフは一般的には避けた方がいいということでした~。タウシャンルでのオヤ作りのワイヤーは用意します。実際に使用するシルクの糸、撚っていない人工シルク糸をご用意ください。お持ちでない場合は当日、購入できるように多少お持ちします。また今回の旅では糸撚り器は使うシーンがありませんので不要です。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 7, 2017

古いオヤスカーフやボフチャ(風呂敷)などのプリントをよーく見ると、木版を手で押す「タシュ・バスク」と呼ばれる味のある素敵なプリント柄に出会います。版のズレ加減や、色の滲み感が私の心をくすぐる・・・。タシュはトルコ語で「石」、バスクは「プリント」の意味であるが、石を使っていなくてもなぜか古くから「タシュ・バスク」と言われている。最近はややこしいからか、「アウシャップ・バスク」と言う職人さんたちもいる。アウシャップは「木材」の意味であるから、新しい世代にはこちらの方が通じる場合もある。なぜタシュ・バスクと言われたのか・・・・バスクの型自体は大昔の遺跡跡から粘土で作った版が見つかっている。もしかしたらそのあたりと関係しているのかもしれない。トルコのトカットはタシュ・バスクに関してはオスマン帝国時代に唯一、木版技術運用の特権を与えられた地で、600年以上の歴史を持つ。その技術は門外不出であったが、時代とともに職人さんも技術も他の地域に流れ、イスタンブールやブルサ、ビレジッキ、マニサ、エラズー、イズミールなどでも引き継がれたようである。さて、近代のタシュ・バスクの歴史は一般的には1950年代ごろが最後と言われている。その前後ぐらいから、シルクスクリーンでのプリントや機械プリントの技術が主流になったため。機械プリントのヤズマが安く売られている横で、時間と手間のかかるタシュ・バスクのヤズマは売れなくなり、商人たちも簡単に作れて人気のある方を生産するという単純な理由である。庶民の間で、古いものを見直す感覚は、トルコでも最近になってようやく芽生え始めてきたもので、最近まで手作り品よりも、安くてこぎれいな大量生産品を好む傾向が強かった。一般的にはまだその傾向が続いているのかもしれないが、少なくとも古いものに興味を持つ人やコレクションする人が出てきている。ただどこの国も同じ道を歩んで来たのだけど、職人さんや作り手がいなくなってから、気が付くものなんだよね。こういうことって。先日、チャナッカレ県内のとある村に行った。女性がご近所さんから集めてきた古いハンドメイドのテキスタイルものを入れた袋をたくさん抱えて持ってきた。隣県のバルケシールのカズ山脈系遊牧民の村なので、繊細ですごいものはないのだけれど、ウールの手織りの前掛けや腰巻、刺繍入りの民族帽、飾り手拭、などエーゲ海地方の遊牧民ならではの独特の衣装の一部などがあった。その中で私が探していたものは、タシュ・バスクの大判スカーフ。普通に買うと高いから、じゃあ、どこに探しにいったらいいかなあ・・・と考えた結果、ここに来た。予想通り、袋の中から出てきた。タシュ・バスクより年代の少し新しいシルクスクリーンによるプリントものも混じっていて、女性は「これもタシュ・バスクだよ」と差し出すが、その違いぐらいは私にもわかる。でもシルクスクリーンだって手作業だからね。というわけで少しだけですが、タシュ・バスクの大判スカーフを手に入れましたので、ご紹介します。本来は、これを頭に被ったり、嫁入り持参品をしまうボフチャ(風呂敷)として使用する目的で手に入れたものですが、長持ちに仕舞われていた未使用品ばかりです。木版で黒の版を押し、そこに色版を重ねていく技法で、これだけの色の染料を用意したり、版を押す回数などを考えると作り手に申し訳ない金額だとは思う。それに古いものに関していえばトルコで見つけられる数だって限りがある。でもこれを機会にトルコのハンドプリント古布に興味を持っていただけたらうれしいなあ。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
July 4, 2017
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