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タウシャンルのチティオヤ修行旅の真っ最中です。チティオヤとはキュタフュヤ地方のイーネオヤの中でも、ワイヤーを使った大きな特殊なオヤのこと。その複雑な構造から、手芸の域を超えて工作と言ってもいいかもしれません。夏には4種類のチティを習いましたが、今回は土台のブレードと別のチティ、ペップ使いのモチーフなどを習って帰る予定です。タウシャンルはキュタフュヤからクルマで約1時間、標高850mの小さな町です。修行はそこからさらにクルマで15分ほどの近郊の村で行われています。氷点下の寒さを予測していたのですが、それどころかコートを着る機会もないほどのポカポカ陽気。血液検査でアンタルヤに暮らしながらビタミンD不足を指摘された私ですが、今回は太陽をいっぱい吸収してますます元気です。今回、最初に目にしたチティオヤはHaticeさんの作ったコレ。トロンギュルのつぼみが2つの豪華バージョン。ボリュームもあって、色もカラフルで素敵です。このオヤスカーフを作るのに、家事をしながらだと手慣れた彼女たちでも2-4か月はかかるそうです。実際にチティやブレードを作ってみると、その大変さはよくわかるし納得します。お家には義理の妹さん、ご近所さんも集まって朝から暗くなるまでオヤ三昧。お昼ごはんを食べる以外は全員が黙々と手を動かしています。私は通訳と記録係とおしゃべりの盛り上げ役を務めながら、時間を過ごしています。思えば昨年2016年末から2017年は雪の山越えのオヤ旅で始まり、今年もオヤ旅で終わり、オヤ旅で2018年を迎えようとしています。イーネオヤを通じて多くのトルコと日本の女性たちと知り合い、繋がり、楽しい時間を共有できてきた1年間でした。そして今現在も幸せな日々を過ごさせてもらっています。2018年はオヤはもちろんですが、かなり眠らせていたキリムや絨毯、靴下コレクションなどのウール物のさらなるご紹介を含め、地道にかつ確実に歩んでいきたいと思います。■2月1日(木)~3日(土)、8日(木)~10日(土)清澄白河のバハールさんでトルコの伝統手仕事展が開催されます。私はその中でキリムの基本ワークショップを1回だけになると思いますが行う予定です。時間内にトルコの現場での織りや染めのお話を交えながら進めたいと思います。(日本で最初で最後の講習会はどうなった!という突っ込みはなしでお願いいたします)■2月4日(日)18:00-20:00池袋サンシャインの旅工房さんでオヤツアーに関連したイベントが行われます。お申込みが始まっています。以下のリンクからおはいりください。オヤ旅会■2月5日(月)発売「毛糸だま」(日本ヴォーグ社)の連載「世界手芸紀行」にトルコの伝統靴下の話を書かせてもらいました。近くの書店、またはインターネットでご予約をお忘れなく。■2月11日(日)10:00-16:30頃「オヤマニアの会」のオヤイベントです。こちらも詳細はオヤマニアの会の告知をお待ちください。毎回、オヤに関する面白イベントを開催していますが、今回のテーマはなんでしょうね。チティオヤ修行は年をまたいで続きます。写真集作れるぐらいにいっぱい写真を撮ってきます。ショッピングサイトにも載せたいものがたくさんあります。今年は国内外の出張の連続でなかなか手がつけられずほぼ放置状態になっていますが、2月下旬以降に仕事のいろいろが落ち着いたらもう少し頑張りますので引き続きよろしくご覧くださいね。今年もいろいろありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさま、よいお年をお迎えください。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 29, 2017

クリスマスイブの24日のSNSはどこを見ても美味しそうなクリスマスケーキであふれていましたねー。目の毒です・・・・。クリスマスケーキにふわっふわのスポンジケーキっでも食べたいところですが・・・・。代わりにと言ってはなんですが、スポンジオヤでもいかがでしょう。スポンジのことをトルコ語で「シュンゲル」と言います。ケーキでは使いませんが、お皿洗いのスポンジとか、の意味です。マニサのサーリヒリの村でこのオヤをたくさん見たことがあります。女性たちは家で見つかったシュンゲルをカットして使ったと言っていましたが、もしかしたら手芸用に売っていたのではないかと思うほど色とりどりのものがあります。これに似たタイプのオヤで、糸(ケスメイップオヤ)や布の端切れ(チャプットオヤ)を使ったものがあります。同じように糸に括り付けて縁飾りにしています。本当におもしろい。手芸って材料がそこにあったから、もしくはそれしか手に入らなかったから、これになった・・・ということがわかる例のひとつですね。ヤズマも古くて素敵です。両者とも木版のハンドプリントもの。トルコで型押しプリントを「バスク」と言います。オスマン帝国時代に唯一バスク技術の権利を与えられたトカットの地で650年の歴史を持つ伝統美術のひとつです。菩提樹を2年寝かせて乾燥させた木を特殊な道具で手彫りして型を作り、それを一つ一つ手で押していきます。手間のかかり方や技術の特殊性から言うと、ヤズマの方が時間がかかったのかな・・・って思うけど、いやいやシュンゲルオヤ自体がそうそう数があるものではないので、地方文化、民族文化を辿る上ではとても貴重な資料です。今年のクリスマスイブはスポンジケーキは我慢して、スポンジオヤで過ごしました~。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 25, 2017

シガラオヤというのがあります。シガラとはトルコ語でタバコのこと。タバコの箱の内側についている銀紙を使っていたことから、そう呼ばれました。昔は村ではタバコを吸う女性が少なかったため、夫や婚約者、息子など身内の男性のタバコの銀紙をもらって作ったそうです。これも銀紙を使っているのでシガラオヤなんですけど・・・・。銀紙が一色ではありません。これは同じ銀紙でも、タバコではなく、個包装のチョコレートの包み紙。トルコではラマザンバイラム、クルバンバイラムに、訪問客にコロンヤと一緒にチョコレートなどを振舞います。そのチョコレートは見た目にも鮮やかな色とりどりの銀紙に包まれています。それらを捨てずにとっておいて使ったのですね。お店が近くになかったり、ネットでショッピングできない時代に、身近で手に入る材料で、しかも自分なりの愛らしさや美しさにこだわりながら手芸を楽しんだ女性たちの作品です。ヤズマは木版によるハンドプリント。1960年代、バルケシール地方。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 23, 2017

最近、インスタなどでよく見る「どんぐり帽子」の編み小物。クリスマスのオーナメントなどにも作られているそうですね。可愛いです。これもどんぐり帽子型だから、クリスマスツリーに飾るもの?吊り下げる輪っかもついていることだし。いいえ・・・これはなんと「ピンクッション」らしいのです。底をひっくり返して見ると、弾力性のある何か(たぶん海綿)が入っていました。私が確認したわけでなく、おじさんの言うことなので本当かどうかはわかりませんが、確かに針を刺すにはいい感触です。ブルサからバルケシールにかけて住んでいる遊牧民系住人たちが過去、装飾にビーズの小物をいろいろ作っていましたが、そのひとつ。なになに・・・それより下に敷いてある葡萄の葉のモチーフのヤズマが気になる・・・・!?うん、気になるねえ。※ピンクッションとヤズマは私の所有物です。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 21, 2017

1泊2日でとても楽しいところに行ってきました。オヤ地獄第2弾です。ありがたいことに、私が行くのを知らせると、いろんな人が私の好きそうなものを集めて待っていてくれます。(最近はおかげ様で自分で経費と時間をかけて探しに行く手間が省けて本当に助かります。でも私のために集めてくれているので全買いしなきゃいけないプレッシャーも大きい)まんまと罠にはまりに行ったというか、自ら地獄に落ちに行ったようなものです。ヤズマの素敵なのとか、いいオヤが付いているものとか、バスクもの山ほど。そして最近ツボにはまっているブルガリアのトルコ系住人のハンドメイドの古い生活用品。結果的にはもう何も買わない、何もいらないと言いつつ、約450枚の古いオヤスカーフやヤズマを手に入れてアンタルヤに戻ってきました。おかげで2日間の幸せな時間を過ごしましたが、その後、ふと思うわけです。どうしよう・・・これ。ねえ。どうしましょうね。もう仕舞う場所なんてどこにもないですわ。ところで今回のお買い物の一番のお気に入りはコレです。刺繍で(腹筋付き)人魚のお話を描いた壁飾りです。見れば見るほど面白い~。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 18, 2017

ブルガリアのケネ(イーネオヤ)を訪ねる旅もトカットのバスク修行旅もちゃんとブログを書かずに終わっちゃったけど、楽しいこと面白いことがたくさんあった。貴重な体験もたくさんしたし。ブログに書いておかないと、どんどん忘れていっちゃうよねえ。だけど忘れちゃったので、仕方がない。せめてブルガリア旅で買ってきたものだけでも書き残しておこう。まずは(私の中で)ブルガリアと言えば手編み靴下。これはトルコ語と同じで「チョラップ」と言う。ブルガリアのものも、主なものはほぼ持っているので、状態の良いモノを根こそぎ手に入れた。そしてオヤと言えば「ヤズマ」。残念ながらブルガリアでは博物館で見る以外はすごーいというケネ(イーネオヤ)には出会えなかった。その代わり、博物館の展示品でも見た「小鳥のヤズマ」を骨董屋さんで探したら2枚だけ買えた。他に青空市場で古い手芸品や家に残っていた民族衣装を売っているポマックのおばちゃんから、独特な色と柄の古いパティック (ルームシューズ) とか、ロシア・東欧柄のスカーフを色とりどり買ってきた。ああ、キリがない。アンタルヤに戻ってきて、一度もコートを着ていない。それどころか時には半袖だったり。昨日も今日も暖かったし、明日は最高24度最低13度の予報。このまま過ぎてくれたらいいのだけどね。そういうわけにもいかないか。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 13, 2017

古い手工芸品のコレクションをしています。商売をしつつ、自分用にコレクションをしていると、時には数が増えすぎたり、気持ち的な負担になったりして、買い手がいれば手離すこともある。そして昔手離したものは、キリムでも絨毯でもイーネオヤでも刺繍ものでも、今になって考えると二度とお目にかかれなかったり、お目にかかっても金額的に手が届かなかったりして、モノ的にも価値的にももったいないことをしたなあ・・・と思うのが常である。トルコ語でケチェと呼ばれるフェルトに刺繍をしたお祈り用の敷物がある。フェルトはウールの毛を細かくカットして、ゴザに巻き込みながら石鹸水で薄く固めていく。そこにモスク内部を思わせるミフラップ・モチーフをシルク糸や金属糸で描いたもの。個人的にはフェルトは保管が難しく、刺繍モノというのも実はあまり好きではなかった。だからフェルトの古いものが手に入るとすぐに手離していた。その中に(今にして思えば)古さもデザインも技術もとても素晴らしい作品があった。価格も(今にして思えば)本当に安かった。今なら絶対手離さない。でも手離しちゃったからないんだよね。トルコのフェルト物はそういう意味で、私のコレクションから抜けている部分。かと言って今、コレクションに成りえるものを手に入れようとするとそれはあまりにも遠くて届かない。って前置きが長くなったのだけど。古いケチェを1枚手に入れました。フェルト物は虫食いが難点なのだけど、それほどダメージ的なものもない。中に何層かの芯を入れて金属糸で巻いたマラシュ刺繍と、シルクの色糸での刺繍。もう自分のためには何も買わない・・・・と決めていたけど、やっぱり無理だね。2月1日(木)~3日(土)、8日(木)~10日(土)は清澄白河のバハールさんでバスク(木版)、織物、編み物などを展示・販売する「トルコの手仕事展」が開催予定です。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 12, 2017

私にしては長かった今回の日本滞在。前回のブログにも一部書きましたが、本当に食べまくりました。一人では喫茶店もマックも入れない私ですが、今回はイベントも多く、人と会うことも多かったためか、一緒に食べてくれる人が日々いてくれたおかげでほぼ毎日、毎晩宴会・・・・。楽しかったし、美味しかった・・・後悔はありません(キッパリ!!)その結果は、この時は知るすべもなく・・・・・っていうか、術もあったし、当たり前のことなんですが、最高体重を記録しました。最後の成田空港では「お腹いっぱい」と言いながら、お見送りに来てくれた友人たちと食事をした上にイチゴパフェも食べましたしね。というわけでアンタルヤに戻って以来、締め切り間近の「毛糸だま」の原稿を頭の中でこねくり回しながら(書いているとは言わない)、ジム通いを再開してきつめのトレーニング中。増やすのはこんなに簡単なのに、落とすのはどうしてこんなに難しいのでしょうねえ・・・。といいいつつ、日本では忙しすぎて食料仕入れ(!?)のお買い物もほとんどできなかったのですが、おかげさまでたくさんのお土産をいただき持って帰ることができました。(まだまだありましたが、食べちゃって写真残っていないものも・・・)おやつに美味しくいただいています。というわけでジムには体重を減らすのではなく、これ以上増やさないため・・・・だけに通っているようなものですが、みなさまと久しぶりに会って、おしゃべりして、笑った、楽しい日々を思い出して幸せな気持ちでいっぱいだからいいんです。改めまして、日本滞在中はお世話になり、ありがとうございました。また(トルコで、日本で)お会いしましょうね。-------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
December 2, 2017
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