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今日は本当ならオヤ園ならぬオヤ底なし沼2回目を予定していたのだけど、アンタルヤの天気が月曜日から1週間雨続きと知って、急きょ村にオリーブ収穫に出かけた。またまた美味しい朝ごはんを用意して待っていてくれたお友達のアイシェと一緒に食べて、それからの彼女の旦那さんのオリーブ畑へ。オリーブ畑には7種類のオリーブの樹があって、真っ赤なザクロもある。東屋とキッチン、バーベキュースペース、食器や食料を入れる戸棚まであって、ここにずっといたくなる気持ちがよくわかる。アンタルヤの場合、天候次第だけれど一般的に10月中旬から1月中旬ぐらいまでオリーブの収穫が行われる。アイシェんちのは今週でおしまい。オリーブ漬けもほぼ作り終わって、残りもオイルに絞ったところ。あと少しオイル用のオリーブが集められるかな・・・。ブルーシートにオリーブがボトボト落ちる映像が欲しくて、村の知人の畑を訪ねた。明日からの雨で実がダメにならないように、最後の収穫を行っている最中だった。10人ほどの男女がハシゴや道具を使ってオリーブの実を落として集めていた。子供たちも幼いながら家族のお手伝いをしていて、可愛らしかった。さらに村のオリーブオイル工場を訪問し、作業工程を案内してもらった。オーナーの息子さんが、作業内容はもとより、オリーブの見分けから良いオリーブオイルの見分け方などまでレクチャーしてくれて、それらもとても勉強になった。村ではオリーブオイルの機械が導入された工場ができるまでは、伝統的な方法で村人が各自絞っていたそうだ。アイシェも子供のころは村にあった共同の石臼場に行き、そこで手作業で石臼を挽いてオリーブを種ごと砕いて、布で絞った覚えがあると話していた。今は洗浄機や温度を調整しながらすり潰す機械の導入で、効率的に大量に上質のオリーブオイルを絞ることができる。工場で味見させてもらった絞りたてのオリーブオイルは温かくてトロンと美味しかった。何年も前になるけれど、なんかの調査だったか、翻訳テロップだったかでオリーブの品種について調べたことがあった。多少は知っていたけれど、今日、改めて説明してもらってアンタルヤ特有のオリーブ品種が少なくとも3種類あることや、それぞれの特性を習った。なんでも知ると面白いね。お土産に工場でオーナー家族用に作られた特別なオリーブオイルを5kg容器でいただいた。色からして違う。毎日1スプーン飲むかパンにつけて食べるか。楽しみ~。詳しくはいずれYouTubeでご紹介したいと思います。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 30, 2020

昨夜の平尾直美先生とのオンラインセミナーにはたくさんのみなさまにご参加いただきました。ありがとうございました。次回は12月19日(土)20時スタートです。シルクの町ブルサのイーネオヤをテーマに、ブルサ中心地、マルマラ海沿い、高原地帯、ウルダ―山頂付近の遊牧民、西部の小さな村々、ウルダ―裾野といくつかの地域に分類し、その特徴と理由などをお話したいと思っています。さて、村での絨毯を織る作業のひとつ、コユン・クルプマをご紹介したいと思います。コユンは羊、クルプマはもしくはクルクマとも言いますが、毛を刈ることです。今年はちょうど行動制限の時期にあたり、現場には行けなかったのですが、昨年の同じ時期に私が村で撮影していたものがありましたので、その様子です。絨毯を織る、という作業が、実は羊の毛を刈り、洗浄し、梳いて、紡いで、経糸を張りという流れの最後にあると言うこと。これはイーネオヤでもじですね。今でこそ、準備された糸を購入することができますが、何十年か前までは繭から糸を引き、染色するという作業をしてからのオヤ作りだったわけです。一般的にはトルコでも電動バリカンが使われています。それをお願いして、昔と同じやり方でやってもらいました。まだ昔のやり方でやった経験がある人がいるうちでよかったです。これらも世代が変われば見られなくなる光景のひとつですね。羊ちゃんを丸々裸にするまでを全て動画にしてあります。少し長くなりますが、どうぞご覧ください。↓↓↓↓↓シリーズ絨毯を織る~羊の毛刈り------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 29, 2020

今週末の平尾直美先生とのオンラインセミナーでもお話しますが、オヤと言うのはなぜそう作られてきたのかについて突き詰めると「材料ありき」に尽きます。なぜ最初は縫い針を使ったイーネオヤだったのか。なぜイーネオヤが廃れ、トゥーオヤが流行ったのか。なぜビーズを使ったオヤが作られたのか、そしてなぜ定着しなかったのか。布のクマシュオヤ、銀紙のシガラオヤ・・・これらがなぜ作られたのか…。スポンジで作られたシュンゲルオヤ全てに理由があります。現在は手芸屋さんに行けばオヤ専用に作られたポリエステルのボビン糸が市販されていて、イーネオヤはそれで作られています。もしくは自分で糸を撚って作るタイプのイーネオヤの地域では人工シルク糸。撚り済みの人工シルク糸も手に入ります。これらは全て1970‐80年代以降の話です。ではその以前はイーネオヤは何で作られていたか。主流はシルク糸です。シルク糸で作る理由があったし、シルク糸で作る意味があったからです。それらを紐解くことによって、イーネオヤって何だったのかが見えて来ることでしょう。日本でもシルク糸は手に入ります。品質で言えば日本製品はまっすぐで美しい糸です。でも日本製のシルク糸がオヤ向けに作られていないことはご存知の通り。もし日本にイーネオヤがあったら日本のシルク糸の歴史も異なったことでしょう。トルコでなぜイーネオヤが作られたのか、しかもシルク糸で。それにも理由があります。これがあったから、これが作られた。すごく単純なことなのですが、見落とされがちですね。トルコでシルク糸がどんな風に作られているのか、製作行程の一部ではありますが、過去に撮影して残っていた動画でご紹介しております。繭糸を撚り合わせる-伝統の製糸作業 上記は製糸作業の一部ですが、行動制限が解除され次第、まずは繭から糸を引く作業から、染色、カセ作り、製品になるまでの全行程を動画でご紹介したいと思っております。お話の続きは11月28日(土)のオンラインセミナーで。既にたくさんの方にお申込みいただいております。お問合せ・お申込みは以下のリンクからお入りください。↓↓↓↓↓オンラインセミナー トルコのちいさなレース編み オヤ 第1回め 2020年11月28日では週末お会いしましょ!私のとっておきの変わりダネのオヤの現物もお見せしますね。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 26, 2020

またウズベキスタンにスザニ取材に行く機会が遠のいてしまった・・・・。今はぐっと我慢の子。来年を楽しみにしていよう。ということでウズベキスタンのスザニ。新しく作られたものではなく、ソビエト連邦時代の1960-70年代に作られた、ちょっと古いタイプ。ティーポットと、キャンディポットもしくはシュガーポットのモチーフが可愛らしい。お茶会用だったのかな?嫁入り先でも美味しいお茶が飲め(るような幸せな日々が待ってい)ますように、という願いだったのかな?いずれにしても抽象的な形ではなく、具象的な明らかにポットの形をしているモチーフというのが面白い。3点とも1平方メートル前後の大きさ。飾るにもソファーなどに掛けるにもちょうどいいサイズだね。気になる方は弊社ミフリ&アクチェにお問合せください。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 23, 2020

金曜日の夜にチティオヤ販売会なるものを開催したのですが、公募せずに大後悔。というのも、こんなに豪華で素晴らしい本物のチティオヤを一度にこれだけの点数をご覧いただく機会ってそうそうなかったなあ・・・と、やりながら思ったわけで・・・。チティオヤとはなんぞや。キュタフュヤや、タウシャンルなどで作られてきたワイヤーを使った大きなオヤのこと。電話線のビニールを剥いたワイヤーに撚っていないシルク糸をぐるぐる巻き、それを折り曲げて茎と葉にし、花びらや花芯などを別パーツとして作り、それらを組み立てるオヤである。手法としては「イーネオヤ」。(画像だと大きく見えないかもしれないけれどオヤの花の直径が約5cm。それが40個スカーフの4辺に付いている)タウシャンルで「イーネオヤ」と言うと、普通のシンプルな平面のオヤスカーフが出てくる。同じイーネオヤであってもそれらと別格であるということから、区別して「チティオヤ」と呼ばれている。それだけ特別なオヤでもあるし、1つ1つのモチーフを作るのに手間暇がかかる。この辺りの話は何度も繰り返してきたし、現在、希望される方にタウシャンルのチティオヤのサンプラースカーフを絶賛製作中である。サンプラースカーフでもその特別感を十分感じてもらえるとは思うけれど、今回の大量のチティオヤは、周辺の村の女性のチェストに代々仕舞われてきたかなり古いものから、中年の女性が嫁入り持参品で母親から持たされたものだけど経済的事情で手離すものまで、ありとあらゆる種類が網羅されている素晴らしいラインナップであった。手持ちのオヤを売りたいのだけれど、と相談されて2か所から別々に送られてきたオヤスカーフがたまたまタウシャンルのチティオヤで、いいモノ揃い。しかもかなりの分量であった。それを見てもらうつもりでのチティオヤ販売会ではあったけれど、内容的にも数量的にもこんなにすごいラインナップだったら、もっと多くの人に見てもらったらよかったな・・・と思った。トルコでコレクションレベルのオヤスカーフを一度に見られることは、20年前と違って、もはや貴重で稀少な機会である。かなり売れてしまったので、残りは少なくはなったけれど、希望もあって追加販売会を行うことにした。今回は勉強会ではなかったから、詳しい説明は省かせてもらったけれど、1点1点見ながら参加者同士で品評会、疑問に対する対話などが楽しい。花びらの形がどうの、糸がどうの、もちろん、ただ綺麗~。でも一緒に見ている感はとっても楽しい。これらもよく考えてみたら、コロナ禍だからこそ出来ることだね。会場で実物を見ても、こんなに一度にたくさんの人が同じものを見て話せる機会ってないような気がする。しかも離れた場所からも参加できる。トルコも緩くはあるが、今週末からいよいよ行動制限がかかったし、日本も感染者数の拡大で見直ししなきゃいけない時期に来ていると思う。先行きの見えない不安な日々が続くけれど、悪いことばかりじゃないね、って思ってこの状況下でも楽しめることを探していきたい。トルコの近況については黒海地方の名物料理「ハムシ・タヴァ」と「クイマック」を食べながら説明していますので、どうぞご覧ください。↓↓↓↓↓庶民の味方!トルコで魚料理と言えばハムシタヴァ 行動制限前の食いだめに行ってきました------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 22, 2020

内輪話として囁いてきましたが、現地の実行委員会も動き始めて、いよいよ現実味を帯びてきました。第2回国際シルクオヤフェスティバル&オヤコンテストの話題です。(メイン会場となるブルサ市のメリノステキスタイル博物館)2018年9月~12月までブルサ市のメリノステキスタイル博物館で開催、展示された第1回国際シルクオヤフェスティバルの続編になります。今年はコロナ禍でイベント開催が困難な状況でしたが、来年に向けて、オンラインという形での開催が決定し、現在、詳細やコンテストについては参加条件などを文書にして準備しているところです。内容の確認、修正などをして来年1月にはトルコ国内外に公布される予定です。もちろん公布されましたら、私が日本語に訳してみなさまにお知らせしていきたいと思いますが、コンテスト参加予定される方への日本語での先駆け情報を提供するためにFacebookに期間限定の「2021年オヤフェス&オヤコン」グループを作りました。リクエストしていただくか、もしくは参加予定のお友達をご紹介してくださればこちらから招待をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。オヤマニアの会さんのオヤを編む会や、平尾直美先生のオンラインセミナーなどでも情報は提供されていくと思いますが、もしよかったらFacebookのグループにもご参加ください。作品作りの過程や、質問、ご意見なども含めて情報交換できたらうれしいです。YouTubeに第1回国際シルクオヤフェスティバルの様子を公開しておりますので、参考までにご覧いただけると幸いです。日本からの参加者のみなさんの作品もご覧いただけます。↓↓↓↓↓ブルサ市主催「国際イーネオヤフェスティバル」↓↓↓↓↓ブルサ市主催「オヤフェス・野中幾美コレクション」&日本人作品展第2回はオンラインの利点を生かして、トルコ全土、そして海外からもより多くの方に参加してもらえると楽しみにしております。来年の本番までにYouTubeのチャンネル登録者が1000人に到達していたら、スマホでの現地中継も可能になります。ぜひチャンネル登録をしてご協力いただけますようにお願いいたします。※まだ3分の1なのです・・・とほほ。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 17, 2020

イーネオヤのオンラインセミナーがスタートします。拙著「トルコのちいさなレース編みオヤ~受け継がれるイーネオヤをつくる楽しみ」をベースに、この本で作品製作を担当してくださった平尾直美先生と、トルコの伝統的なイーネオヤについて色々お話していきたいと思います。イーネオヤを作る方も、見るのが専門の方も、収集専門の方も、もしくは世界の伝統的な手芸に興味ある方にも楽しんでいただけるよう、イチから丁寧に説明していきます。表面的なお話ではなく、かなり深堀した情報も交えての濃~い内容になると思いますので、トルコの手芸やイーネオヤに関わっている方必見です。一般の誤った解釈、誤訳を含めて、トルコのイーネオヤとは何なのか、みなさんと一緒に情報を共有していけたら幸いです。第1回は11月28日(土)20:00-21:30お申込みは以下のリンクをクリックしてください。↓↓↓↓↓オンラインセミナー トルコのちいさなレース編み オヤ 第1回め 2020年11月28日では来週末、お会いしましょう!------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 16, 2020

先日ブログにも書いたけれど、ブルサにある世界遺産の村ジュマルクズクに行ってきた。過去ブログはこちら↓↓↓↓↓ユネスコ世界遺産ジュマルクズク村やっと順番が回ってきて、YouTubeの動画を編集していたところなんだけど、どこを切り取っても絵になるところだねえ・・・と、素人動画でもロケ地がいいとなんとかなる・・・って思いながらやっていた。最後に音楽を入れる段階で、これ何の音? いやいや声かな? という何て言っているのか聞き取れないけれど不思議な音声が入っているのに気が付いた。掛け声のような、歌のような、呪文のような・・・。人間の声ではないようだけれど、不思議に怖い感じはしない。そしてその直前に村の女性の声で「サタンがどうのこうの・・・」という、これまた最後まで聞き取れないけれど、何か気になることを言っているのも聞こえた。その声が聞こえた場所が場所だから、一瞬聞いてはいけないものを聞いちゃったか・・・とブルブルってなったけれど、何って言ってるのだろうと何度も聞いているうちに怖いものではない気がしてきた。本当は気が付かれないように黙って通らなきゃいけないところなのに、レポートするのにそれをすっかり忘れて張り切っちゃたしねえ・・・。まあ、ご覧になってみてください。↓↓↓↓↓オスマン帝国時代にタイムスリップ! 世界遺産ジュマルクズク村------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 15, 2020

私は日常的にトルコでクルマを運転しています。最初は日本で国際免許を取って使っていましたが、これは1年間の期限付き。日本に帰るタイミングが合わないと切れてしまいます。その次に外国の免許証はローマ字表記であればそのまま、日本の免許証のように読めない文字の場合は、大使館や領事館が発行する運転免許証のトルコ語訳を添付することによってそのまま使えると知り、アンカラの日本大使館でトルコ語訳を発行してもらって日本の免許証を使っていました。これは実際に有効なのかはわからなかったのですが、一度、検問で提出した際に特に何も言われませんでしたので当時はそれでよかったのですね。ただ日本の免許証も5年ごとの更新があり、つまりトルコ語翻訳もその度に発行してもらわなくてはいけないということになります。トルコ滞在が短ければそれでもよかったのですが、思いのほか長くなりましたから、いっそのこと日本の免許証からトルコの免許証への書き換えをしようと、各種書類を揃えて警察署の交通課で手続きをして、トルコの免許証を取得しました。それが2008年のことですが、当時は期限のない永久免許証で死ぬまで使えるものでした。※現在では入国日から6か月以内の滞在であれば、自国の運転免許証(ローマ字表記、英語であれば)をそのまま使えるそうです。英語表記がなければ自国の大使館が発行するトルコ語訳、もしくはノテルと呼ばれる公証役場が発行するトルコ語訳を添付すれば使用することができます。もし6か月以上の滞在の場合は上記の条件では運転することができず、トルコの免許証を新規取得するか、協定国間であれば自国の免許証から書き換えができます。(※たぶんですが日本は対象国になっていないようです。以前の通達では新規に取得しなければならないと聞いていますが、今はどうなんでしょう・・・?)その後、運転免許証に関する法律が変わり、免許証の有効期間が免許の種類により5-10年に変更され、2016年1月1日以降、2020年12月31日までに免許証を新しいものに変更しなくてはいけなくなりました。(この期限は今年初めに2022年12月31日まで延期されました)というわけでつい先日更新しに行きました。今まで待った理由には遅く申請すれば、次回の更新もそれだけ遅くて済むというのもありますが、実はトルコの免許証は180国で使用できる国際免許の機能も持っています。そのため日本の免許証の放棄が前提で、当初は日本の免許証を取り上げられるケースもあったようです。そんなこともあり大使館からの情報により、少し様子を見てから申請することにしました。現在は特に国外の免許証の有無は問われないようです。今年はコロナ禍で新設された健康保健省が発行するHESコードが必要になりますが、免許証更新の手続き自体はいたって簡単です。車検と同じでトルコ全国どこでも手続きできるはずです。オンラインになってから本当に便利です。しかも予約制で空いています。あと公的に使われる証明写真の条件というので、今回初めて知ったこともありました。そんなことをYouTubeのikumi nonaka チャンネルで動画にしてみましたので、興味ある方はぜひご覧ください。↓↓↓↓↓トルコの運転免許証を更新してみた~!トルコの運転免許所と身分証明書とパスポートが1枚のカードになっちゃうという噂を聞いていましたが、近い将来さらにこれに電子署名、保険証、銀行カード、不動産権利書などまで一緒になるらしいです。身分証明書1枚で国外に出られるようになるということですね。情報が1か所に集中して管理されてしまうということですが、ある意味とても便利ですが、考えると丸見えって言うことですね。日本のマイナンバーも同様ですが、それが当たり前の世界になっていくのかなあ。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 14, 2020

キリムにまつわる話を、すごい前にしたかもしれない・・・ぐらいの間隔が開いてしまったけれど、久しぶりにヌズムラ村の村人がキリムを売りに来たので、私のキリム熱が再発した。(シネッキリと呼ばれる代表的なモデル)ヌズムラ村は今は名前を変えて存在しているセイディシェヒールにある村。小学校が1つとモスクが1つあるだけの人口約400人の小さな山村である。キリムを織っている女性たちの中には、屋根にビニールシートを被せているだけの貧しいお家で暮らしている人もいる。元々、メルシンとコンヤ間を移動する遊牧の民であった人たち。今日、来た男性もかつては自分たちも一族で羊を連れてメルシンまでラクダに荷物を積んで移動していたと話した。1968年を最後に村に定住し、それ以後は牧畜業や農業を営んでいるそうである。(ミフラップルと呼ばれるミフラーブを象ったデザイン)ヌズムラのキリムはとても手が込んでいて織るのに時間がかかる。代表的なシネッキリやミフラップルなどのモデルも知られているけれど、デザインだけが使われて業者の用意した草木染め糸で他の場所で織られていたりしたので、村で自分たちで糸を染めて自分たちの色遣いで織られたキョイマル(ビレッジキリム)は当時でも貴重だった。運よくとてもコンディションの良いものを何枚か(隠し)持っている。(イヤリングや櫛のモチーフのあるオールド品)今回、やって来たのは織られて機から降ろされたままの未使用品。村の女性が伝統のモチーフを自分のセンスで織ったビレッジキリムである。この後、アンタルヤの村にある絨毯専門クリーニング屋さんに持っていって、うぶ毛の処理と洗浄とアイロン掛けをしてもらえば商品として完成する。(ヤタックと呼ばれる毛足の長いフカフカの織物)ちょっと嬉しくなって先にお披露目。ヌズムラ村はその地帯で一番高い山脈の中にある。標高約2300m。11月中旬にもなってまだ半袖で過ごせるアンタルヤとは異なり、もう冬の足音が聞こえる。年内は雪で行けないかもしれないけれど、少し暖かくなったら20年以上ぶりになるけれど訪ねてみよう。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 12, 2020

お知らせが当日になってしまいましたが、本日11月9日(月)20:00~、ウエディングプランナーの森りかさんのライブトークにゲストとして参加することになりました~。Facebookライブ森りかさんのページでご視聴いただけます。↓↓↓↓↓https://m.facebook.com/rika.mori.wedding森りかさんは実は高校の同窓生。フリーの司会者として、ウエディングプランナーとして、講師として活躍中です。お時間がある方はぜひお待ちしておりま~す。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 9, 2020

HISさん主催のライブオンラインツアー・アンタルヤ街歩きが無事終了いたしました~。ご参加くださった皆様、HISスタッフの皆様、そしてバディを務めてくださったイルキムさん、ありがとうございました❤雨が心配されたアンタルヤでしたが、なんと最高のお天気で気温も27度の温かい一日でした。11月に入ったことだし、さすがにいつものノースリーブではあまりにも季節感がないだろうと、袖のある服を着ましたが、やっぱりノースリーブでよかったよねえ・・・というぐらい、歩いているうちにじんわり汗ばみました。ピデ屋さんの窯を見せてもらったり、アンタルヤにだけにあるヤヌックドンドルマを立ち食いしたり、ノラネコちゃんたちに餌をあげている人に声をかけたり、街路樹にバナナの実がなっているのを見つけたり、アンタルヤ名物のナスやスイカのジャムの話になったり、本当にぶらっと街歩きを楽しみました。ドーガラジからジュムフリエット広場まで距離にしたら約1kmぐらいでしたが、青空も広がって最後は逆光にキラキラ輝く地中海の風景も見れました。初めての1時間生中継で至らなかったところもあったかと思いますが、いかがでしたでしょうか。少しでも楽しんでいただけていたらうれしいです。オヤのお友達も参加してくださっていて感謝です。締め切りが前日まででお申込みに間に合わなかったとご連絡くださった方もいました。また次回があることを期待しつつ、次は参加できますように~。普通に旅行ができるようになって、アンタルヤに来れるようになったら、今度は実際に一緒に街をお散歩しましょうね。その日を楽しみにしております。今週末には別件のトークライブのお知らせをしたいと思います。そちらもぜひお楽しみにしていてくださいね。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 7, 2020

「魚の骨」のモチーフの次は「魚の卵」・・・など、いかがでしょう?カエルの卵でもいいのですけど・・・糸で作られたきれいな真ん丸の玉がたくさん。これだけ見たらオヤだとは思いませんよね。ポンポンオヤと呼ばれているものです。オヤスカーフのオヤに使われる素材は糸が基本ですが、この20年以上で出会ってきたものにはそれはそれは様々な種類のオヤがありました。端切れを使ったチャプットオヤ、布を包み込んだマントゥオヤ、糸を束ねただけのケスメイップオヤ、糸を丸めるカラビベルオヤ、タバコやチコレートの包み紙を使ったシガラオヤ、丁子の実を乾燥させたもの、ドライヒヨコ豆、小さな巻貝、スポンジをカットしたもの・・・などもありました。その土地のその時代、時代に女性たちが何を手に入れられたか、何が身近にあったか。そしてあるものを工夫して、オヤスカーフの装飾をしたというのがわかる面白い事実です。このポンポンオヤも1960-80年代に作られたものです。主にエーゲ海地方のマニサ、バルケシール地方などで出ます。オヤとしての技術は置いておいても、その愛らしさについ集めてしまっているもののひとつです。これも十分面白いのですが、つい先日、オヤ蒐集人生20年で初めて目にしたヘンテコなオヤを手に入れました。廃材の究極形態です。見る前ではこんなものでオヤを作るのか・・・と想像もしなかったのですが、なるほどコレもありえるなと言うものでした。こちらはどこでお披露目しようかな。と考え中です。----------------------------------------------------------HISさんのライブオンラインツアー、いよいよ明日11月6日(金)20:30~になりました。お申込みまだの方はお急ぎください。まだ駆け込みできるかな。トルコの街角グルメに興味ある方はお見逃しないように。アンタルヤならではのグルメが登場します。あとはアンタルヤの女性たちのハンドメイド品がずらっと並ぶ様子。出店数はお天気次第ですが、きっと晴女の私のことですから、明日も今日のトルコの女性たちがどんなものに興味を持ってどんなものを作っているのか、ご紹介できたらと思っています。お申込みはHISさんまで~。↓↓↓↓↓【ライブ中継】オンラインツアー/トルコ アンタルヤ街歩き/地元の方とふれあい散策では11月6日(金)20:30にドーガラジのピアズ屋さんで待ち合わせですよ~。遅れないでくださいね------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 5, 2020

黒海地方のボル県ムドゥルヌは古い家屋が残る高原の町である。ここにも伝統のイーネオヤが残されている。平面のオヤでそれぞれにモチーフ名があり、覚えると面白い。もちろん例にもれずトウガラシのモチーフもある。トウガラシのモチーフはたいていの地域で「ACI(カライ、ツライ)」から連想されるように、辛い状態を表すもの。お嫁さんが厳しいお姑さんに口応えできなかった時代に、言葉にせず「ツライです、もっと優しくしてください」という気持ちを表すための存在であった。それと同様にこの地には「魚の骨」のモチーフがある。これも最初は麦の穂や植物を象ったのではないかと想像する。それが見た目に魚の骨に似ていることからこのモチーフ名で呼ばれるようになったのであろう。それが実際はどうであれ、時代と共に魚の骨にも意味付けがされた。魚の骨・・・つまり、食べた皿に残った骨、残飯である。それだけ大切にされていないということである。トウガラシも魚の骨もこれから嫁に行く娘にとっては縁起の良いものではない。だから嫁入りのチェストには入れられないのが通常であったそうである。ではいつこれらが作られのか・・・。結婚して、お姑さんと暮らすようになって、幸せに過ごせることにこしたことはないが、どんなに良い関係であっても姑と嫁、どこかで亀裂が走ることがあるだろう。昔のことだから立場的には夫の母親であり、年配であるお姑さんがいつでも正しい。だからたいてはお嫁さんが我慢する。そんな時にトウガラシや魚の骨のイーネオヤを作る。これを送って気持ちを伝えてやるーって考えながら。でもイーネオヤは1日、2日でできるものではない。ましてや家事、育児、姑舅の世話をしながら。数週間、1か月と作り続けているうちに、いいことがあったり、家族から優しい言葉をかけてもらったり。お姑さんもよく考えたら悪い人じゃないわ・・・などなど。そうして煮えたぎった気持ちが徐々に収まっていったのであろう。実際にトウガラシや魚の骨を贈ったり、使用したりということはなかったみたいよという証言も過去に多くの人からもらっている。そんな当時の意味も、今では可愛いモチーフ、貴重なアンティーク品と価値も変わっているから、もしプレゼントされたら嬉しい(私の場合)。ただ時代も変わって、墓石とかトウガラシとか魚の骨とか作ってくれるお嫁さんはもういないだろうけどね。まだ10年以上先の話ではあるが、我が家のお嫁ちゃんになる人は誰なのか、果たしているのかいないのか・・・わからないけれど、間違いなくお姑さんからトルコで一番のお宝オヤスカーフがぎゅっと詰まったチェイズが譲られることは間違いないだろう。そんなのいらない!って言われたらどうしようとか、想像しているうちは楽しい。--------------------------------------------------------HIS主催のライブオンラインツアー。いよいよ明後日11月6日(金)20:30~スタートです。昨日、HISのスタッフさんとリハーサルもやってきました。どうやったら楽しんでいただけるか頑張っております。お時間合う方はぜひご参加ください。今回1回限りのツアーです。お申込みは以下のリンクからどうぞ。↓↓↓↓↓ライブオンラインツアー・アンタルヤ街歩きみなさまのご参加お待ちしております~!!------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 4, 2020

ブルサの西部にアレビー派の人たちが暮らす村が2つあるそうだ。そのひとつバドゥルガ村には特徴あるトゥーオヤスカーフがある。トゥーオヤとはかぎ針で作るオヤのことで、1970年代以降は縫い針で作るイーネオヤに変わってオヤの主流となっている。トゥーオヤの場合、長い1本の糸が必要で、そのためボビンのナイロン色糸が市場に出回るようになった1972年頃から広く作られるようになった。もちろんそれ以前にもかぎ針のレース編みが作られていたので、コットン糸で作るオヤというのも存在する。ただオヤ専用に作られた細いボビンの色糸に対して、太めでザラ感のあるコットン糸で作られたオヤは繊細というよりマットな仕上がりになる。(バドゥルガの大きなオヤと普通サイズのオヤ)バドゥルガのトゥーオヤは「普通」のトゥーオヤでもモチーフが大きい。一般的に目にするトゥーオヤの倍の大きさを想像して欲しい。(右は普通サイズのオヤ)さらにバドゥルガの「大きな」トゥーオヤになると、1つのモチーフの幅が7cmは裕にある。アイドゥンの大きめなエフェオヤと十分対抗できるサイズである。しかも大きなトゥーオヤのスカーフはいずれもキラキラピカピカの華やかなもの。この大きなオヤに負けないインパクトのあるデザインである必要があったのだろう。さらにこの大きなオヤが普段使いとは考えにくい。花嫁のための特別なオヤだったと考えると、スカーフの華やかさも納得できる。大きなオヤに使用されている糸を見るとナイロン糸もあるが、コットン糸も使われている。大きなオヤを作るためにコットンの太い糸が必要だったのか、太いコットン糸しか手に入らなかったから大きなオヤを作ったのか・・・。元々バドゥルガにはシルクで作られた古いイーネオヤや、その次世代のナイロン糸で作られたこれまた巨大なイーネオヤも存在する。いずれも大きなオヤが特徴である。材料の有無よりも、その流れでトゥーオヤもこのサイズが好まれたのかもしれない。モチーフにはお花が多いのだけど、中にはこれはなんだったんだろう・・・と思うものもある。おさげの女の子? 覆面レスラー?中央に添えたキラキラ宝石ビーズの使い方も面白い。オヤというのは既成のイメージで見てしまいがちだけれど、本当は何でもありだったんだな、と思う。だって、布やスポンジ、植物の実、種、銀紙・・・身の回りで見つかるいろんなものが材料として使われてきた。あるものを使う、ないものは使えない。そうして工夫してきたものが過去にたくさん残されてきた。すっごく当たり前のことなんだけど、インターネットで世界どこからでもなんでも手に入るようになった現在では想像すらもしにくいことなのかもしれない。------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキング
November 2, 2020
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