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ミツバチは大ピンチです小田原のみかん園でミツバチを飼っています。本来ならこの10月初めは、蜂蜜を採取する時期なんですが。10月11日(日)、台風一過の天候回復を待って採取しようとしたんですが。巣枠の最上段は、4段目ですが、そこに蜂蜜が蓄えられていると思っていたんですが、実際の巣はスカスカでした。底枠を見たら異常事態が分かりました。スムシが毛布をかぶるように繁殖していたんですね。今年の梅雨入り前に、底枠はきれいなものと交換しておいたんですが。この後のチェックが甘かったようです。スムシがその後に繁殖していたんですね。巣門の入り口の箱を取ったら、キイロスズメバチが死んでいました。ミツバチを襲いに来て、逆にミツバチに熱殺されたんですね。巣のなかはミツバチの数が少なくなっていて、巣が露出していました。外からのキイロスズメバチ、内からのスムシと、ミツバチは二重の宿敵との争いで、くたびれちゃって減少しちゃったんですね。もっ早く、この事態に気がつかなければいけなかったんですが。問題は、蜂蜜を採取するどころか、ミツバチがこのダメージから回復できるかどうか、これから寒くなる折、ミツバチはこの冬を無事に乗り切れるかどうか、それこそが心配される事態だということです。
2020年10月14日
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蜂に刺された場合の機材本日、注文してあった品物が到着しました。これは蜂に刺された場合に備えてのものですが。蜂は、小さなミツバチでもバカにできません。当方は、8月13日に巣箱を見て、内部での巣づくりがすすんでいるんじゃないかと思い、巣枠を1つ追加したんですが。午前8時、まだ朝の涼しいうちにと思っていたんですが、今年の8月は、まだ陽はやわらかだとはいっても、この時間はすでに暑かった。もちろん次の写真は、前日の巣枠の追加の必要を感じた時のもので、早朝は、巣門にこんなに蜂が群がっていることはなかったんですが。それでも、早朝とはいえ暑かったんですね。巣枠を下部に追加するために、巣箱の上部を移動したんですが。警戒する蜂ですが、門番の数匹が戦闘モードに入っちゃったんですね。おかげで、軍手の上からでしたが、ミツバチに刺されてしまいました。これは私が太っているためではないんです。人差し指のもとの辺をチクリと刺されてしまったんです。軍手くらいでは、ミツバチを防げないんですね。おかげで、5‐6日間は手がグローブ状態になってしまいました。これは、まだ落ち着いてきた時点のもので、刺された翌日はもっとひどかったんですよ。8月末に台風の影響で雨が降り、少し秋らしくなりました。しかし、まだまだ、日中は暑い日が続きます。みかん園には、ミツバチのほかに、アシナガバチもいますし、これからミツバチの巣をねらってスズメバチもやってきます。蜂が近くにいれば、それに気がつけば逃げるんですが、万が一、不注意な不本意な事態になる場合もあります、今回がそうでしたが。これからも11月の涼しくなるまでの間に、蜂たちとケンカとなる事態もありえますから、今回、もしも蜂に刺された場合にそなえて、この用具を取り寄せた次第です。使わないで済むにこしたことはありませんが。
2020年09月01日
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二ホンミツバチが帰ってきました小田原・早川のみかん園ですが、5月16日にうれしい出来事がありました。まちがいないとおもいます、みかん園にミツバチが帰ってきました。去年の台風19号の嵐で、巣箱が倒壊して、ミツバチはどこかへ引っ越してしまいました。最近ではミツバチの数が減って、分蜂群をとらえることはほとんど難しくなっているので、あきらめていたんですが。主のいなくなった巣箱でしたが、その数日前に巣箱を出入りする数匹を見かけていたんですが、今回はその時とは様子が違っていて、巣箱の門前に数匹の巣箱を警備する蜂が常駐していたんです。これは、ミツバチの群れが中にいることをしめしています。去年は、台風18号で1群が、台風19号で残りの一群が飛び去って、みかん園のミツバチはゼロ、壊滅してしまったんですね。その時のブログです。https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201910180000/倒壊した巣箱には、20匹以上のオオスズメバチが、巣箱の蜜を求めて集まってきていました。蜜蜂は、事態がわかった時には完全に消え去っていたんですね。ガックリしつつも、その後、巣箱を立て直しておいたんですね。帰って来る期待は、まったくもてなかったんですが。おそらく、あの嵐の中で、ミツバチの群れはどこかに避難場所を見つけたんですね。嵐の中、食べ物も住家もないわけですから、冬に向かって消滅したと思っていたんですが。それから半年後の、みかんの花咲く今、おそらくどこかの住んでいた家で分蜂したんでしょう。その女王バチと蜂の群れは、その巣と別れるにあたって、新たな住家をあちこち協議したんでしょう。その結果、もとの住家らしい巣箱に引っ越しすることを決めてくれたということです。これは、まれな、貴重なケースだと思うんです。私などのみかん園でミツバチを飼おうとした試みに、一つのチャンスを与えてくれたということです。蜜蜂は、みかんの花の受粉を担ってくれてますから、みかんに限りません、そのほかの果実にとっても、きっと良い条件になると思うんです。みかんの花の香りも癒しの効果をもっていますが、働き者のミツバチの活動をみるのも、農夫にとって疲れを飛ばしてくれる効果があります。新たにみかん園の仲間が、一組増えたということです。
2020年05月20日
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蜜蜂に新たな動きが当方はみかん園でミツバチを飼っていたんですが、去年の台風18号・19号の嵐により、巣箱が倒壊してしまい、ミツバチの群れはみかん園からいなくなっていました。「みかんとミツバチの両方を見るというのは無理だったか」と思い、蜜蜂を飼うことについては、ほとんどあきらめていたんですが。ところが、この一週間くらいのことですが、主のいなくなっていた巣箱は、形だけは待ち箱として建てなおしていたんですが。その巣箱に、5-6匹の少数のミツバチですが、出入りする動きがみられるようになりました。これがその巣箱ですが。ほんの5-6匹の動きを見るだけですから、分蜂した群がこの巣箱に住み着いたわけではないんですが、それでも、この巣箱に蜜蜂が出入りしているのを見るのは10カ月ぶりのことです。どこかでミツバチの群れが分蜂しようとしており、その際に、新たなすみかの候補地を、ミツバチの偵察グループがあちこち調べているようです。その一つとして、この巣箱が検討の対象に挙がっているようです。主がいなくなった巣箱の入り口には、いろいろなゴミが散らかっていたんですが、あらためて注意して見れば、きれいに掃除されています。巣箱の周辺を飛び回っていた蜂が、巣箱の入り口で何やら話し合っています。「おい、俺たちを見ているあいつは、なんなんだ?」「はたして、本体の新しい分蜂群をここに案内しても大丈夫か?」等を話し合っているのかもしれません。このみかんの花がみかん園全体に沢山咲いているこの季節に、どこかで、日本ミツバチの分蜂が行われようとしているようです。私などのまったく知らないところで。私などは、この巣箱に分蜂群が入ってくれるのを、何よりも一番期待しているんですが、でも、その新しい住家の候補地になってくれただけでも、さいわいなことです。これまでは、結局のところ、去り行く蜜蜂のマイナス経験できなかったんですが、今回は、新しい住家の候補地として、いろいろと検討してくれているようです。すべては、ミツバチの本体の協議・検討にかかっているんですが。蜜蜂たちが、やがてここにやってくる可能性が、まったく無くはないということです。私などには出来ることは、静かにそっとしておいてやることくらいしか、ないんですが。
2020年05月15日
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ミツバチが逃げ去りました10月12日(土)、関東を台風19号が通過していきましたが。16日(水)に、その被害の状況をみにいってきました。小田原・早川のみかん園では、みかんの木は暴風雨に堪えたんですが、二ホンミツバチの巣箱をひっくり返し、バラバラに倒壊させていました。甘夏の巨木の下に設置して、二重に固定しておいたんですが。この8月には、真鶴のみかん園にいたミツバチが逃去していましたから、この早川のが最後の1群だったんで、これですべてのミツバチがいなくなりました。どっと疲れを感じさせられた瞬間でした。倒壊した巣箱には、オオスズメバチが何匹も何匹も集まってきていました。網ですくい取って12匹は踏みつぶしたんですが、倒壊からすでに3日がたち、すべてはあとの祭りです。駆除しても駆除してもも次々に巣箱の蜜をもとめて集まってきていました。ひとしきり、オオスズメバチの駆除をして、憂さ晴らをしたんですが、すでにミツバチは逃げ去っており、いくらオオスズメバチを退治しても、元には戻れません。逆に相手が多数のオオスズメバチのこと、この捕り物帳をしているなかで、もし刺されでもしたら、それこそ大事になりますから、もはやあきらめるしかなかったんですね。小雨が時折降る中でしたが、少し離れた広場で、野焼き作業をしてきました。台風が過ぎても雨がちな天気です。ほんのひと時は晴れた時があったと思うんですが、小田原のみかん園は雨がちな空模様です。ザーッと降ったり、パラパラと降ったりで、現地に入れたときは晴れ間がありませんでした。天気予報では「17日(木)は晴れ間がある」だったんですが、やはり雨がパラついていました。わずかな雨が降ったとしても、酒匂川は泥流です。今でも河川敷の草は薄汚れて倒されていました。海岸線の西湘バイパスは、引き続き通行止めです。酒匂川の泥流は河口から海の方に広がって、相模湾の海水の色を変えていました。みかんの方は大事は無かったんですが、相棒のミツバチの方は、大自然のどこかへ帰っていってしまいました。
2019年10月18日
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ミツバチがスズメバチに勝つ小田原のみかん園で二ホンミツバチを飼っているんですが。この時期は、ミツバチが持つ蜂蜜を狙ってスズメバチがやってきます。何しろ大きさが違いますから、一対一ではミツバチはかなわないのです。ところが、巣門の入り口にはキイロスズメバチの死骸がありました。私がいた間にも、二匹のキイロスズメバチが飛んできて、まつわりつくように巣箱の入口をうかがっていました。ミツバチは金網の前に並んで、独特の羽音をたてて追い返そうとしていました。こっちも助太刀で、虫取りの網を使って、その二匹のスズメバチを駆除したんですが。しかし、こちらが常に巣箱に張り付いているわけにもいきません。ビワの木の剪定を終えて、再び巣箱の入り口を見たところ、ミツバチが門前に小さな山をつくってました、10匹くらいでしょうか、どうやら山の中にはキイロスズメバチがいて、ミツバチたちに捕まえられたようです。小さなミツバチが団結すると、キイロスズメバチに勝っちゃうんですね。それをみて、ちょっと安心したんですが。しかし、キイロスズメバチも二匹で来ていましたから、油断はできません。オオスズメバチも、そのうちにキイロスズメバチを追い散らしてやってくるはずです。今はまだ花の花粉を集めてますが、そのうち花が少なくなれば、ミツバチを狙うようになります。厳しい生存競争が繰り広げられている、みかん園の周辺です。ミツバチを応援したいのは山々なんですが、人が助太刀できることは、できうることは、やはり限られているんですね。「がんばれ! ミツバチたち」との気持ちの上での応援くらいです。
2019年09月20日
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雨の合間に巣枠を一つ追加案の定でした、7月4日(木)は参議院選挙の公示でしたが、雨の切れ間に、ミツバチの巣枠を一つ追加してきました。嵐の直後でしたが、ミツバチの多くが巣箱の外にかたまっていたんですね。数日前に見たときもそうでしたから、手を加えるのをひかえていたんですが、今回は、巣箱の中での巣づくりが、いっぱいになっている可能性もありと判断して、底枠の交換とあわせて、第5段目の巣枠を追加してきました。確かに、4段目の巣枠に、ミツバチがチェーンをつくっていました。それと、最下部の底枠ですが、そこにスムシの殻でしょうか、いくつもついていました。今回の、底枠の交換と巣枠の追加したことは、正解だったと思っています。その手当をした後の巣箱の様子ですが、巣箱の外にいたミツバチですが、そのすべてが巣箱の中に納まりました。雨の予想される中、80キロを遠出したのは正解だったと思っています。しかし世の中は、7月4日は参議院選挙が公示された日でもありました。この行方ですが、ここでの国民の意思表示は、日本の進路にとって大きな影響を与えると思っています。7月21日の投票日まで、あと2週間ありますが、この間にこれまでの生きざまが問われています。後々に、後悔しないように、農夫としては、蜜蜂の手当てだけでなく、みかん園の繁茂する雑草の草刈りや施肥もありますが、同時に、いち農夫としても、選挙をどう見るか、自分に何が出来るか、このなかで、さらに探っていきたいと思います。この選挙は、戦後の民主社会に生まれ育ってきたものにとって、今何が問われているのか、それに対して自分はどう判断し、意志表示するのか、これまでの生きざまが、この2週間において、真価のほどが問われていると思います。
2019年07月05日
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蜂蜜しぼり当方は、みかん園でミツバチを飼っていますが、6月9日、切り取ってきた巣枠から蜂蜜をしぼりました。ありあわせの材料でつくった「蜂蜜しぼり機」です。ザルに入れた巣に、その上に重石を置いてしぼり、その下にジョウゴに布を張ってごみを取り除くようにしているんです。せっかくミツバチたちがつくった蜂蜜ですから、なるべく効率よく蜂蜜を取り出したいんですが、まぁ、今はこうするしかありませんから、不十分でも仕方ありません。ミツバチには申し訳ないんですが。
2019年06月09日
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ミツバチが石垣山に定住してました5月16日、小田原・石垣山のみかん園でミツバチの様子を見てきました。5月12日にミツバチに刺されながらも、真鶴から1群を移住させたんですが。その後の事態がどうなっているか、気になっていました。やれやれです。巣箱の入り口は、花粉を抱えたミツバチがさかんに帰って来ていました。白い袋や黄色い袋をかかえて、次から次へとミツバチが帰ってきます。それは予想していた以上に、はるかに活発な動きだったんですね。みかん園でミツバチを飼おうと思いたったのは、2013年でした。私がまだ介護用具のレンタル会社に勤めていたころ、農民連の研究所が、当時の病体生理研究所の屋上でミツバチを飼っていたんですね。その様子を見させてもらってから、私などのみかん園でも飼えないかと試行錯誤が始まりました。というのは、遠い昔にみかん園の近くで養蜂をしていた人がいたんですね。その養蜂は、私などの小・中学校の頃まででしたから、50年前の遠い昔の、かすかな記憶でしかなかったんですが。私などの養蜂は、2013年から、毎年、毎年、失敗の連続で、ミツバチの群れを、スムシとスズメバチ、農薬により、壊滅させてきてたんですが。この1,2年なんですね、何とかミツバチが年を越せるようになってきたのは。今回は、4月15日に真鶴のみかん園で分蜂した群を、6月12日に早川へ移住させました。この間、真鶴で何度となくミツバチの群れを壊滅させてきました。「真鶴に複数の群れが定着してから、その後で一部を移そう」と考えていたんですが。考え方をかえました。壊滅のリスクはどこにでもありますから、それなら早めに分散させて試してみようと。これが小田原・早川の石垣山のみかん園に移住した巣箱です。甘夏の木の下に、みかんの花の満開の中にその巣箱はあります。これから、スズメバチの活動など、ここならでわの難関もあるかとは思いますが、それでも、現時点では、みかんの花がいっぱいの石垣山ですから、移住については、まずは無事に果たせたのではないかと思っています。ミツバチたちは、新たな新天地で、活発に花粉と花蜜あつめに飛び回っています。しかしすべては、これからです。ここにはここ問題があると思いますから、定着してもらうためには、どのような問題があるのか、今後に努力にかかっています。
2019年05月17日
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ミツバチに刺されました5月12日(日)、午後から真鶴のみかん園に出かけてきました。主題は、ミツバチの二群のうちの、分蜂した方の一群を早川のみかん園に移すこと。それと元の巣箱にたいし、巣枠を一つ追加することでした。午後4時30分頃、実家の巣箱の巣づくりを点検して、巣枠を追加しようとしたんですが。小さなミツバチが一匹が、私の軍手した上から指先をしっかりと刺したんですね。この小さなミツバチでも、巣を守るとなる、とたとえ小さな一匹でも必死なんですね。私などは、これまでもミツバチに刺されたことがありましたから、大したことはないと思っていたんですが、とんでもなかったです。15分くらいで、痒さを感じたんですが、大したことはないと、そのまま予定していた巣枠を一つ追加してきたんですが。そのうち、これまでにはないくらい体のあちこちが痒くなった。腕をまくってみると、両腕がひどいみみずばれです。これじゃあ痒いはずです。これは大変、と真鶴町立診療所に駆け込んだんですが。診療所は日曜日でお休み、玄関は閉まっていて、人影はなし。留めてあった訪問医療の車のボディーの電話番号に電話したところ、「御用の方は、湯河原の救急隊に電話してほしい」と。この救急隊のアドバイスにより、小田原市の小林病院の休日診療に駆け込む次第となりました。「体が蜂の毒を抑える為、抗体によるアレルギー反応をおこしている」「抗体は二度三度となるともっとひどくなり、命取りになる場合もある」とのこと。そんな話を聞いているうちに、腫れもいくらか引いてきました。飲み薬と、塗り薬をもらって帰ってきたんですが。その後、午後8時からでしたが、今回の主題、ミツバチの巣箱を、分蜂した新しい群れの巣箱を、真鶴から早川へ移動させました。これが、その巣箱です。夜の闇がひろがって、ミツバチの群れがすべて巣箱の中に帰っているころに、入口を細かな目の網でふさいで、その巣箱を車に積んで移動です。午後9時に、懐中電灯を頼りに早川のみかん園に巣箱を設置しました。予定していた作業は、無事に、とはいえ蜂に刺されましたが、完了することが出来ました。ただちに、当初は早川に泊って、翌朝に巣箱を移動して後片づけをしてくるつもりだったんですが、知人の不幸の連絡が入ったことにより作業を圧縮して、直ちに帰途につきました。きっと今ごろミツバチたちは、「夕べの振動はいったい何だったんだ」、「いつもの景色と違うけど、ここはいったいどこなんだ」と、新天地の早川・石垣山に移ったことで、いつも場所とは違った環境に置かれることになって、この早川の大自然の、みかん園の環境について、新たな探索を始め出していると思います。人を刺してまでも巣を守ろうとするのも必死ですし、新たなみかん園の環境の中でミツバチに活躍してもらおうとの思いも必死なんですね。
2019年05月13日
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今、ミツバチは大忙し5月10日(金)、真鶴のみかん園に日向夏の収穫に行ってきました。畑に着いて、いつもと違っていたのは、みかんの花の香りを感じたことです。小田原よりも少し早く、今、真鶴のみかん園は花が真っ盛りです。みかんの花とその香りは、「清楚」との形容がよく付けられますが、癒しの力をもっています。以前、近所の方から『いい香りだね、楽しませてもらってるよ』と声をかけられました。言われてみて、あらためて気づくといった、鈍感な私などの鼻でしたが。最近話題になった『万葉集』ですが、すでに、「はなたちばな」の歌が沢山うたわれています。少なくとも55首はあります。大伴旅人というのは、編者の大伴家持の父だそうで、家持の兄弟には書持という人がいます。大伴書持もこんな歌を残しています。 我が宿の花橘にほととぎす 今こそ鳴かめ友に会える時 巻八 1481この花を見てほしいという気持ちになるのは、今も昔もさして変わらないんですね。花が満開になるころ、一番忙しく働いているのがミツバチです。今回、しばらく耳をすますと、ミツバチの羽音が聞こえてくるくらいだったんです。それほど探さなくても、すぐにモデルが飛び交っているので、なんなく写せます。真鶴のみかん園には、山梨県から二ホンミツバチが、一昨年から移住してきているんです。ミツバチの生活環境はネオニコチノイドの農薬使用などにより、厳しくなっているんですが、じつは、そのことは周りの人体にとっても同じことがおきているはずなのに、人間というのは、中々耳をかさないんですね。レイチェル・カーンの『沈黙の春』が、だいぶ以前に警告していても、まだ続けているんですね。それはともかくとして、薬剤をほとんど使ってない当方のみかん園では、散布している時間も金もないのが実情ですが、ミツバチとの共存により、みかんの受粉を促進してもらっています。あわよくば、蜂蜜なんかも少しいただこうと、楽しみにもしてるんですが。とにかく、ミツバチはせっせ、せっせと、まじめに働いています。みかんの花は静的ですが、ミツバチの方は動的で、喜怒哀楽を具体的にしめしてくれます。このミツバチも、見ているとちっともあきない。これもまた癒しの力をもっているんです。みかんの花の季節は、人間の様々な苦労をいやしてくれる楽しみな季節でもあるんです。『万葉』の歌人が、それを残してくれていますが、大都会の生活者は、お金も時間も、生活も気持ちも、自然から切り離されて暮らしていますから、とくに1960年代以降は顕著だったし、その人たちが都会の団地で高齢化してます。以前とのつながりを、なんらかのきっかけをつくり、みかんの朝市だったり、みかんの花見だったり、地魚の賞味だったり、温泉だったり、散策だったり、人と自然のつながりを回復していくこと、それがもつ社会的必要性をとらえること、まぁ、この両面が私などの老後の課題なんですね。そのためには、社会も人間も変わらなければならない、自分も変えなければならないんですが。まぁ、むずかしい理屈は置いておいて、ミツバチが労働の成果、花粉団子をかかえて自分たちの巣に帰って来るように、昨日、収穫し、またあずかってきたみかんですが、これを、今日はこれから団地の朝市に提供します。これらを続けることが、続けていくことが、続けれることが、それもまた、様々な縁の重なり合いなんです。不思議なことですが。砂時計は、確実に少なくなりつつありますが、それでも、これを余生の仕事とする中で、人間社会の変わり目をさぐります。
2019年05月11日
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ミツバチの巣箱の基底部を交換4月25日(木)、分蜂したミツバチの巣箱ですが、その基底部を交換してきました。これがその交換した後の巣箱の様子です。巣箱をいじると、ミツバチは「すわ、一大事」と大騒ぎするんですが、見てのとおり、その大騒ぎは瞬間のことで、たちどころにおとなしくなりました。それもそのはずです。交換した巣箱の基底部ですが、これがそれですが、それは大変に事態になっていました。前回の基底部の片づけや掃除が出来ていなかったんですね。前回、この巣箱の群れが消滅したのは、オオスズメバチが巣箱の中にまで入りこんでいたかですね。加えて、敷きつめられたごみの下には、毛布をかぶったようにスムシが繁殖していたんです。このスムシの方は、前回群れが消滅した原因ですが、それが今も続いていたということです。こうしてみると、よくぞ新分蜂群ですが、こんな巣箱を新居として選んでくれたものです。気づかないでそのままにしていたら、せっかくの新群ですが、やはり消滅していたでしょう。この日の早朝、叔母が入院している病院に行きました。叔母はガンとこの間十二分にたたかってきていたんですね。一昨日も夜中が大変だったようですが、私などが病院についた時には、容態は落ち着きを取り戻して、片言の話をしたりしていました。昨夜は、夜は弟さんも看病で付き添ってくれてたので、私などは引き上げてきたんですが。今朝、聞いたところでは、昨夜は大変だったとのこと。私などが今朝見舞った時には、当人は落ち着いて安らかに寝ていたんですが。それで、私などは、午前8時ころでしたが、いつものみかん仕事にもどったんですが。しかし、今朝の午前9時45分に伯母は息を引き取った、との連絡が入ってきました。叔母は、ガンとぎりぎりまで闘って、すごい生命力をまわりのものにやきつけてくれました。
2019年04月19日
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二ホンミツバチが分蜂していました4月15日、遠出した流れで、真鶴のみかん園のミツバチを見回ってみたんですが。私などが留守にしていた数日の間にミツバチが分蜂していました。古い巣箱の一つですが、以前に群れが消滅して、ひっそりとしたままの巣箱だっんですが、今回は、様子が一変していました。ミツバチが盛んに出入りしていて、入り口では大掃除したあとのゴミが運び出されていました。この時期、二ホンミツバチは分蜂しますが、その分蜂した新しい群をとらえるのは難しいんです。だいたい私などが、現地にいない時に分蜂が行われますから、ミツバチ自身の胸先三寸です。以前に、この巣箱を使っていた群が消滅したため、空家のままになっていたんですが、それを掃除して置いておいたんですが、これから整備しようと思っていたんですが。今回、それが待ち箱の役割を果たしてくれました。たまたまそこに入ってくれていたということで、すべては偶然のなせる幸いだったんですね。これらの巣箱を待ち箱に使おうと思って、今回、工具をもって手を加えようと、立ち寄ったところだったんです。でも、くたびれてますから、どれだけ手を加えることができたか怪しいものだったんですが。現実の動きの方が、一歩先んじてくれていました。これと言って、まだ何もしてないうちに、新しく分蜂した群が、住まいを選択してくれたわけです。偶然の幸いでした。こうなると、しばらくは、新旧の群れのそれぞれが、新しい事態に落ち着くようになるまで、私などに出来ることというのは、ただ見守ることだけなんですね。それにしても、これまでは、ミツバチは1群だけでしたから、なにか問題がおこれば、ミツバチが完全に消滅してしまう可能性も大きかったんです。これからみかんの花の季節を前にして、ミツバチの活動も活発になりますから、1群が2群に増えたということは、今後の養蜂へ、少しですが希望を感じさせてくれてます。
2019年04月15日
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ミツバチの春一番のケアー当方は、みかん園で二ホンミツバチを飼っています。3月28日には、そのミツバチのケアーをしてきました。これは養蜂のベテランの方が、節々でアドバイスの発信をしてくれているんですが、3月16日に、アカリンダニ対策のメントールの投与を紹介してくれていたんです。今回の手当てを、そのすべてを終えた後の巣箱の様子です。主眼は、アカリンダニでミツバチが弱らないように、アドバイスに従って、メントールの15グラムを天板に置くことだったんですが。当方は、これまでに何度もスムシによってミツバチを壊滅させられてますから、メントールを投与する前に、スムシの動きはどうか、この機会に巣箱の底枠の部分を差し換えようと思っていたんですが。それはズバリ正解でした。これが、巣箱の底枠の様子です。ゴキブリの卵だとおもいますが、黒い物体がゴロゴロ落ちています。それもさることながら、巣箱の隅には毛布のような繊維がかたまっています。この毛布の下でスムシが繁殖しようとしていたんです。小さなスムシの幼虫がむき出しであれば、ミツバチはつまみ出しちゃうと思うんですが、この毛布のようなカバーの下に隠れたら、ミツバチも手が出ないと思うんです。これがある時期まで見逃していると、スムシが大繁殖して巣箱の中を占領しちゃうんです。今の時期に、そこ枠を丸ごと交換してやりさえすれば、ゴミ屋敷だった巣箱が、ハウスクリーニングしたように清潔で快適になります。ミツバチたちのスムシから巣を守る負担も、グーンと減ることになります。この底枠の交換も、ベテラン養蜂家の方によるアドバイスの一つだったんですね。これをしなかったために、私などは4回くらいも、ミツバチを壊滅させてしまいました。それともう一つ、対処したことがありました。巣枠を一つ追加したことです。巣が底板の近くまで大きく伸びてきていたんですね。この時期は、梅から桜へ、春の暖かさが増す中で、ミツバチの活動も活発になっています。私などがみかん園にいれる時間は限られてますから、分からない面も多々あるんです。そんな折、お隣の方が『最近、ミツバチの活動が活発になっているね』と教えてくれました。巣箱をいじった時には、ミツバチたちも必死な戦闘モードになって、ブンブンと飛び回ってましたが、『何するんだ! 巣箱をいじるな!』と。しかし、作業をおえると、ほどなくの短時間でしたが、巣は落ち着きを取り戻して、日常不断の警戒モードにかえっていました。4月は、養蜂の技術が本物かどうかを診断されるテストがあります。蜜蜂が分蜂したときに、それをとらえれるかどうかが、試金石なんですが。去年は、まったくの偶然で、ただ放置したあっただけの巣箱に入ってくれたんです。それがこの群れです。元の群れの方は、その後、スムシとスズメバチ、アカリンダニなどの為か、とにかく消滅してしまったんですね。だいたい私などがみかん園にいない時に、分蜂はおこるものですから。運を天に任せるようなものなんですが、その時が近づいてきています。
2019年03月29日
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ミツバチの巣が復旧しました10月1日夜中は、台風24号で関東でも大きな嵐が吹き荒れました。神奈川県真鶴町のみかん園ですが、10月2日朝のこと、様子を見に行ったところ、ミツバチの巣箱が倒壊していました。まる一日、ミツバチは横倒しになった巣箱でテンヤワンヤしていたわけです。倒れた巣箱を、直ぐにもとの形に、態勢に戻したんです。そして、最上段の5段目の巣枠を切り取ってみたんです。その5段目の巣枠の巣は、大方がスカスカの空っぽだったんですが。次は、10月8日でしたが、ミツバチがこれまで通りいてくれてるかどうか、巣箱を傾けるようにして、中の状況を確かめてみました。以前にも、こうした台風によって巣箱が倒壊する事態があったんですが、その時は、ミツバチが何処かへ逃げて、引越しちゃったことがありました。今回はヤレヤレでした。ミツバチはこれまで通り、元の巣にもどり、復旧作業をしていました。だけど、この調査で分かったんですが、ミツバチの巣は、すでにもう少しで底枠に届く位までに、大きくなっていたんですね。このため、急きょ、新たに第5段目の巣枠を差し込んでおくようにしました。次の写真が、ひと枠追加して、5段となった巣箱の様子です。今回の経験で分かったことですが、ミツバチの巣は、段数が多ければよいというものではないんですね。巣枠の段が多すぎると、無駄な空の巣が出来ている場合があるということでした。先日、10月11日(木)に行った時には、上の写真ですが、この内の5段目の巣枠を切り取ってきました。本日、その採蜜をしたんですが、このひと枠から800ccの蜜が絞れました。採蜜ですが、前回にその作業の様子を紹介しましたが、私などは、慣れていないので、半日がかりの大仕事になってしまいました。明日は土曜日で、多摩の団地の朝市を開く日です。早生みかんの販売に加えて、この二ホンミツバチの蜂蜜も並べられることになります。早川で収穫された早生みかんとともに、真鶴のみかん園でつくられた蜂蜜も提供されることになります。
2018年10月12日
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蜂蜜をしぼりました10月2日に蜜蜂の巣箱から、最上段のひと枠を切り取って運んできてました。採蜜、蜜をしぼるということは、いろいろ手探りですすめているんですが、どうやって蜂蜜をしぼりだすか、それが問題のところなんです。養蜂家の方から、その方のやり方を聞かせていただいて、昨夜、その応用をやってみました。ザル中に巣をおいて、上に重石をおいてしぼるという方法だったんです。これが、本日の、その結果です。重石をのせておいただけである程度は絞れました。夜中に、寝ている間に自然にしぼれるので、それはそれで助かるんですが、これだけでは、せっかくのミツバチの成果が、十分には絞れないんですね。結局、上から押し付けるように力を加える余にしてみました。それにより、さらにかなりの量の蜂蜜がしぼれました。手元にあるありあわせの機材を使っては、まぁこんな所でしょう。なんとか、この方法で蜂蜜を搾れることがわかりました。もう一つは蜜蝋です。黄色の円柱のかたまりが、それなんですが。搾りカスを熱で溶かして、かみの容器に流し込んで固めたんです。これが、昨夜つかった搾取装置です。これから、よりスマートなしぼり方を探っていきますが、とにかく、この蜂蜜搾りの方法でも、かなりの効果があることがわかりました。これまで悪戦苦闘で、そこら中、ベタベタになっての搾取でしたが、これでなんとか汚さずに、最小限ですが一つの方法をクリアーしたということです。ミツバチの越冬用に3段の巣枠を残しておいてあげたいので、もう一度、4段目の巣枠から採蜜出来るはずなんですが、それは台風で巣箱の倒壊というパニックがありましたから、混乱した事態の直後ですから、すべては落ち着いてからのことですが。
2018年10月04日
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蜂蜜をしぼってます10月3日は、運転免許の更新に行ってきたんですが、家を留守している間に、装置をつくって蜂蜜をしぼりました。これがその仕掛けです。二ホンミツバチを真鶴のみかん園で、二群を飼っていますが、9月30日深夜の台風24号の嵐によって、片方の巣箱が横倒しに倒壊していまいました。10月2日の朝、倒壊した巣箱を元の形に復旧させたんですが、その際、それぞれの巣箱から、ひと枠ずつ巣箱をとってきました。倒壊した5段の巣箱の方は、最上段の巣枠は蜜はほとんどなくて、巣はスカスカでした。他方の4段の巣箱の方ですが、上の巣枠がそれなんですが、そこそこの重さがありました。今日は、家を留守にしている間に、蜂蜜を搾るようにしました。蜂蜜をしぼる原理は、ざるに巣をおいて、重しの石を置いておくだけなんですが、私にとって採蜜するのは、二度目で、手探りのことでもあったため、先般、近くの橋本に住んでおられる蜂友からその仕方を聞いてきました。それを形にしたのが、この手法でした。要するに、ザルに蜜蜂の巣をおいて、上に重しの石を置いただけのことですが。帰ってみたら、積み上げておいた重石が転倒して、横に転がっていたんですね。元の形に重石を重ねたんですが、たいして蜜の量は採れませんでした。しかし、とにもかくにも、ミツバチが健全に活動していて、(台風24号の嵐で、「健全」かどうかは、まだ分からないのですが)秋に採蜜が出来るまでにこぎつけたというのが、大きな成果なんです。2013年8月21日に、初めて真鶴のみかん園に蜜蜂がやって来てから、毎年、毎年、ミツバチはその年を越すことは出来ませませんでした。嵐による倒壊、内からのスムシの発生、外からのスズメバチの襲来と、一見すると、いたつてのどかなみかん園ですが、様々な障害がありました。だから、5年目にして、今回が初めてのことなんです。採蜜の仕方について、それを主題にして、あれこれと手探りしようとしているのは。次の写真は、今しぼっている巣枠があった巣箱です。最上段の4段目を、今回切り取ってきたんです。今回分かったことですが、やたら巣枠の段を重ねれば良いというわけでもないということでした。ミツバチも、段が多ければ多いいだけ、それだけ巣を維持することがたいへんなようで、実質的には、3段分までくらいが、その群の強さにもよるでしょうが、適当の様です。みかん園における蜜蜂の活動、みかんと蜜蜂の両立、というのは、安全・安心のみかんづくりの一つの指標です。やたらネオニコチノイドなどの農薬を使かうみかんづくりは、一般にはそうなっていますが、それは、結局、ミツバチにとっても人間にとっても、健康上よろしくないということです。過度に農薬を使用することは、人為的なおごりであり、過信なんですね。やはりミツバチが生き生きと活動しているみかん畑、そうしたみかんづくり、それが私などにとっては、望ましい姿であり、探っているところなんです。いよいよ、みかんの収穫の秋が近づいてきました。ミツバチたちにとっては、冬を前にして、生存競争が激しくなる時です。無事に年末を迎えれるかどうか、人もミツバチも、大事な日々に入りつつあります。
2018年10月03日
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ミツバチの巣箱が倒壊10月2日(火)、真鶴のみかん園に、台風24号の影響を見に行ってきました。朝7時ころに着いたんですが、大変な事態がおきていました。ミツバチの巣箱が、横倒しになって倒壊していたんです。これは、一大事です。何はさておき、ただちに、もとの態勢に巣箱を建て直したんですが。その後で、ミツバチの負荷を避けるために最上段の、5段目の巣枠を切り取ったんですが、最上段には蜜がほとんど無くて、中身のないカラの巣ばかりになっていました。とにかくミツバチは巣箱の倒壊により大混乱してましたから、もとの態勢にもどってくれることが一番大事なことなんですが。しばらく時間が経過した後の、巣箱の入り口の様子です。巣箱の中のゴミ掃除をしているようなので、逃去などの大事には至らなかったのでは、と希望的観測をしているんですが。しばらく様子を見てみないと、復旧するかどうかはまだ分かりません。少なくとも、今回、台風の後を見に来たのは、正解だったということです。今回、もう一つ成果がありました。巣箱にやってきたスズメバチを一匹捕まえたんです。これは、キイロスズメバチでしょうか、オオスズメバチでしょうか。顔の全体の外形はキイロスズメバチですが、キイロのお面はオオスズメバチなんです。さっそくネズミ取りシートにはりつけて、様子を見てみることにしました。昨日は、台風直後のため、道路が不通になっている箇所があったそうです。実質的には、1日間隔おいての状況調査でしたが、結果的にもやむを得なかったんですね。今日も、台風一過の快晴でした。これは、午前6時17分に平塚から見えた富士山です。この行き時点では、よもやこんな事態になっているとは、まったく分からなかったんですが。そうしたことで、今日は、真鶴と早川のみかん園について、台風24号の影響がどうなっているか、被害の状態をみてきました。遠距離の農夫としては、比較的に早く手を打てたとも言えますが、あとは無事に、ミツバチが元の態勢になることを期待しているところです。
2018年10月02日
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キイロスズメバチの首がしめすものは9月23日(日)、神奈川県真鶴町にあるみかん園を見に行ってきました。天気予報では晴れだったんですが、実際の朝は曇りの天気でした。今日晴れれば、スズメバチの動きをとらえれるかと思ってのことでしたが。午前7時16分、小田原サービスエリアかに見えた富士山です。これは、曇りのち晴れの天気を富士山が示してくれてます。夕べ雨を降らせた雲が移動しつつあるということです。途中、厚木の中津川の温度は、6時38分に22度でした。稲刈りも始まりだしている平塚あたりの水田でした。真鶴園に出かけた目的は、オオスズメバチをとらえることでしたが、曇りの天気でもあり、オオスズメバチとは出会いませんでした。その代り、キイロスズメバチとミツバチとの闘いの痕跡跡が巣箱の前にありました。網の外側にキイロスズメバチの首がある。そして金網の内側にはキイロスズメバチの死骸が2匹はありました。この間に、私などの知らないところで、巣を守るミツバチとの死闘が展開されたんですね。きっと、網の中に入ったキイロスズメバチは、ミツバチたちによって熱殺されたんですよ。一対一ではキイロスズメバチのが強いんですが、結果はご覧の通りです。もう一つの巣箱なんですが、この巣箱の入り口は、ミツバチたちの警備態勢が、さらに強く取られていました。巣箱の門前に、金網を張った箱を置いたのは正解でした。私などの想像ですが、攻撃してくるスズメバチの動きは、金網があるために一呼吸間が開くんですね。そのわずかな間に、ミツバチたちの対処する間合いが出来るわけです。ミツバチたちの集団的防衛の態勢を敷く時間がとれるわけです。自然界というのは厳しいですね、私などの知らないうちに、巣箱の中の蜜を狙って、攻防の死闘が繰り返されているわけです。これが今、真鶴のみかん園で展開されているわけです。そのみかん園の今ですが、早生みかんが、この秋の日和の中で、少しずつ色づき始めています。これは、早生みかんの一種の、宮川早生の木です。なぜこの木が宮川早生だとわかるかと言えば、私が、2005年2月27日に苗木を植え付けしたから、それだから木の種類がわかるんです。もともとは、この場所に大きな成木があったんですが、カミキリムシの加害によって、その木が枯らされちゃったんですね。その場所に、宮川早生の苗木を植え付けしたんです。みかんの木というのは、一度枯らされてしまうと、植え替えしてから13年がたちましたが、ようやく以前の1割くらいの果実が着くようになりました。ということは、みかん農家というのは、今から15年先のみかん畑を想定しながら、みかん業をすすめていかなければならないということです。それがみかん農家の営農だということです。水田のお米作りについても、私は知りませんが、きっときほんは同じだと思うんですよ。要するに何が言いたいかというと、農林議員族の政治家、官僚というのは、そしてまた、それを合理化する御用学者たちですが、彼らは、その場しのぎの口八丁でしかないということ。おおよそ儲けることしか農業についても考えていないから、やれ「農産物の輸入の自由化だ」とか、「外米の輸入だ」とか、「減反のおしつけ」だとか、如何に農家の犠牲を強いる具体的事柄を、甘い言葉でオブラートにくるんでいかに飲ませるか、それしか頭にないということです。私などが生まれた頃、1950年頃というのは、もちろん知る由もありませんでしたが、転換期だったんですね。敗戦後から1960年ころまでは、農地解放もあり、まがりなりにも国民の食糧を自力で賄うために国民も政治家も、真剣に努力していたと思うんですよ。それが、今はどうなっているか。いつの間にこういったことになってしまったのか。この政治がもたらすものは、輸出で儲けた金で、農産物を買えばよい、ということですが。この道が国民に何をもたらすか、世界の諸国が努力している道に照らして、どんな関係にあるか。今の政治家に任せておいたら、とんでもないことになる、これは間違いないことです。私などの、みかんの新米農夫であっても、肌で感じ考えさせられる、これが今の日本農業の大問題です。
2018年09月23日
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蜜蜂をスズメバチから守れ9月10日(月)は、早川のイノシシ対策のあと、真鶴のみかん園に行ってきました。というのは、ここへきて、スズメバチがミツバチの巣箱のまわりにまとわりつきだしています。帰って来るミツバチを捕まえては、それを餌にしようとしているんですね。このため、巣箱の入り口に箱をつけて、金網で仕切るようにしました。入口に金網付きの箱を設置するようにしたんです。こうしておけば、突然のスズメバチの襲来にたいして、ある程度ですが抑えれるからです。この設置をしている間にも、キイロスズメバチがやってきて、ミツバチを捕まえようとしていました。当方も手網をつかってキイロスズメバチを、数分間で2匹駆除したんですが。ミツバチ自身もすごいんですよ。もちろん1対1ではキイロスズメバチにはかなわないんですが、左下の巣箱の土台の方に、キイロスズメバチが死んでいます。これは、ミツバチが多数でキイロスズメバチを取り囲んで、羽ばたいて熱殺したものです。もっと早く気がつけばよかったんですが、このところ、巣箱の門前には、たくさんのミツバチが入口を守っていたんです。これは、8月25日ですが、箱を設置する以前の時の様子です。当方がここに来るのは、早朝の場合が多かったので、スズメバチの動きに気づかなかったんですね。日中の暖かくなるころは、スズメバチの脅威にさらされていたんですね。体をはって、そうした襲来してくる外敵に対して、巣箱を守って威嚇していたんですね。金網を張った箱を設置してから数分後の様子です。突然の出来事ですから、戸惑いや混乱もあるかと思いますが、かなり落ち着いてきていました。箱の中と、箱の外の二段構えでの防衛態勢にかわってきていました。こうなれば、キイロスズメバチの突然の襲来ですが、巣門に対しては、金網で一度は静止せざるを得ません。第一撃はあっても、巣箱の入り口までは瞬間的には近づけません。スズメバチは金網をくぐろうとするでしょうが、それには、わずかではあっても、くぐり抜ける為には時間がかかるわけです。そのわずかな時間が、ミツバチの側に防衛態勢をとるための時間となるわけです。それにより、より集団の力をスズメバチに対して集中できるようになるんじゃないかと思います。キイロスズメバチの後には、オオスズメバチがやってきます。夏から秋にかけては、この自然の生存競争が激しくなるんですね。これまで何度となく養蜂に失敗してきたんですが、それは、いずれも、これからの時期に、内からはスムシ、外からはスズメバチの襲来に、ミツバチがさらされたからなんです。ある程度はミツバチは巣を守って奮闘しているんですが、限界があって、相手が大きくなると、まもりきれなくなって大混乱に陥ってしまい、ついには、「もう、こんなところでは、やってられない」と、この巣箱を放棄して、群ごとどこかへ逃げていっちゃうんですね。こうした失敗を、当初から3回くらいは経験させられていますから、これから時期は、ミツバチたちにとって、重要な関門になっているわけです。この箱の設置が、スズメバチをかわす上で、有効なものとなってほしいのですが。
2018年09月11日
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明日は蜜蜂を見てきます明日は真鶴のみかん園を見てきます。台風の影響は、みかんの木は頑丈なので大丈夫と思っているんですが。問題はミツバチのことなんです。これまで何回かミツバチを見てきて、巣門の前がにぎやかだったんですが、それは自然なことと見ていたんです。これは、8月10日朝の時の様子です。ところが、前回・8月20日に、そのにぎやかなわけが分かりました。この時は、朝から晴れ。部分的に草取りをしてきたんですが。すでに移動する時間になり、道具もしまって出発しかけた時でした。オオスズメバチが1匹現れたんです。今年、真鶴でオオスズメバチを見たのは、これが初めてだったんですが。巣門の前をゆうゆうとして、蜜蜂と巣箱の蜜を狙ってまとわりついていたんですね。「そうか、こいつのために警戒態勢をとっていたのか」、やっと、にぎやかだったわけが分かりました。しかし、この時は、助太刀をしている時間が無かったんです。さきを急がなければならない用事が、約束していた用事があったんです。それでその時は、残念ながら自然の抵抗力にゆだねるしかなかったんですが。明日は、台風一過です。台風20号の影響のチェックもありますし、草刈りもしなければなりませんから、それなりの時間、巣箱の近くで作業をしていられます。明日こそは、現地でオオスズメバチに出会えたら、前回は出来なかった、蜜蜂への加害防止策をしっかりとってきます。
2018年08月24日
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「蜜蜂が巣箱の外に」緊急の連絡を受けて今朝の7時半に神奈川県真鶴から緊急連絡が入りました。『ミツバチが、みんな巣箱の外に出ちゃっているよ』、大変だ、と。知らせを受けて、さぁ大事です。何たって、ミツバチに逃げられた経験は、この4年間の定番でしたから。さいわいにも、今日は当方は休養日だったんです。自由がきいたんです。こうなれば、何はさておいて、おっとり刀での出動です。そうはいっても、当方の住む八王子とミツバチのいる真鶴とでは、80キロのへだたりがあります。最大限にいそいで向かったんですが、ようやく真鶴に到着できたのは午前10時10分だったんです。してみたところ、蜜蜂さんはどこ吹く風で、涼しい顔でした。おそらく、この何日かは真夏日の様に暑かった気ですから。今朝は、天気予報を覆して、関東はかなりの雨が降ったわけですから。ミツバチたちも、「朝涼み」で女王蜂を先頭に、巣箱の外で涼んだんじゃないでしょうか。とにかく、3時間前には、きわめてたくさんの蜜蜂が巣箱の外にいたはずなんですが、当方が、すわ一大事と駆け付けたときには、ご覧の通りでした。きわめて平穏な状態でした。「やれ、やれ」でした。今日は、せっかく遠出してきたわけですから、日ごろやろうとして出来ずに来た仕事をすすめました。それは、梅の木の剪定です。これは、当方の真鶴のみかん園の入り口なんですが、二軒の住宅の間が、2メートルの入り口なんです。そこには梅の木があります。今年思うのに、その手前の木は「十郎」だと思うんですが。その期を植えた父が、2000年に亡くなってますから確かめれないんです。私などが、そこに梅の木があるのを知り、「梅ごころ」がついたのは2006年くらいからですから、その木が何んの種類の梅の木なのか、いかんせん確かめれないんですね。なんの種類かはとにかく、この木の梅は梅干に適しているんですね。南高の様に赤い実もつくんですが、南高の実よりも小さいんです。もはや、種類がなんなのか、確かめるすべはないんですが。今回の蜜蜂騒動の遠出でしたが、そのおかげで、梅の木の、高く四方八方に伸びる枝でしたが、隣の家に伸び広がらないように、また「梅きらぬバカ」といわれないように、この機会に、バチバチと梅の枝を切り縮めをしてきました。何本かありますから、まだ十分なものではありませんが、手を加えず、そのままでいたよりかは、これでいくらかはましになりました。とりあえずは、「やれ、やれ」といったところです。
2018年07月12日
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巣枠の追加と草刈り梅雨の切れ間の昨日と今日、連続してみかん園に行ってきました。この時期の暑さの下では、やりたいことは多々あっても、無理が出来ないんですね。6月26日の今日は、昨日に比べると湿気が多くて蒸し暑くなりました。朝、石垣山を下る時の小田原の景色です。直ぐ近くの景色ですから、普段はこんなことはないんですが、やはり湿気が多いために、朝もやで街がかすんでました。これでも朝の7時半くらいなんですよ、小田原の街全体がかすんでいて、その中に小田原城が浮き立っていました。この時期ならでわの、幻想的なめずらしい景色です。連投で出かけてきた今日は、昨日出来なかった作業をすすめるためでした。まずは、何が何でも、今の様子の写真どりです。さて、昨日は、梅の木の剪定作業を中心にとりくみましたが、今日は本題の草刈りです。真鶴でも早川でも、朝からみかん園に草刈り機のエンジンを響かせてきました。これは、早川の市民園での結果です。午前6時30分から7時半までの、1時間の草刈りでした。広いので全体を一気には草刈りできません。本格的にやれば、ここだけでかなりの時間が必要なんです。今回は、今後本格的な草刈りをするために、せいぜいその道づくりをしたということです。それと、最近植えたみかんの苗木が、雑草に覆われていましたから、その周りを刈りました。みかんの苗木が、その存在を示しでしています。午前7時半には、真鶴園への移動です。こちらでも雑草の繁茂がひどかったんですね。昨日は、援農の人たちの協力を得て、朝の1時間でしたが、3本の木のまわりを草取りしたんです。今日の草刈りは、この真鶴のみかん園の全体にたいしての草刈りでした。こちらでも小木が草に埋もれていたんですが、その存在がはっきりするようになりました。木の根回りの草取りは今後の仕事として残されてますが、全体の草刈りは終わらせてきました。真鶴園では、昨日、ミツバチの巣箱の追加の作業がありました。スムシが繁殖しないように、昨日は、巣箱の基底部の交換をしたんです。そうしてみたら、巣箱の中はミツバチの巣づくりが活発で、3段目の針金が見えなくなっていました。もうちょっとで、基底部の巣枠にまで降りてこようとしていたんですね。それで、下部に4段目の巣枠を追加したんです。この間、梅雨の季節の中、暑い日々が続いているでしょう。気温が18度をこすと、ミツバチの巣箱の出入りが活発になるようです。外から働き蜂が、集めた花粉や花蜜を小脇に抱えて帰ってきます。私などが草刈りのエンジン音を立てると、巣門には警備係のハチたちが構えだして、巣箱をまもって、「それ以上、巣箱に近づくな!」と警戒態勢がしかれていました。すでに昨日、巣枠を追加してますから、今日は巣箱をいじることはないのですが。今日は周辺の草刈りをしてきただけですが。それにしてもミツバチはまじめですね。働き蜂と警備の蜂が、しっかり役割を果たしています。もう早川の草刈り作業で汗びっしょりですから、それに真鶴の草刈り作業でしたから、午前10時過ぎには終わりにしたんですが、もうヘトヘトです。しかし、このミツバチの仕事の様子を見ていると、どのミツバチもまじめですから、なぜか、見ているこちらとしても、気分が癒されるんですね。大勢のミツバチが、一致団結して働いているんです。「忘れた」とか、「記憶にない」とかの、誤魔化しなんか一切なしです。「くたびれた」なんて愚痴っぽい、なまけものの蜂もいないようです。それぞれが一生懸命、頑張ってます。外敵の侵入を防いで、自分たちの群れを守り大きくしようとしています。自然界では当たり前のことが、人間ともなるといろいろあるんですね。ということで、二日間連続となりましたが、梅の剪定と、草刈り作業でしたが、この時期の作業を、不十分さはあったとしても、なんとか全力で果たしつつあります。
2018年06月26日
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蜂蜜と蜜蝋をしぼりだす5月23日は、予定外でしたが、夜なべ作業となりました。先日、4段にしてあった巣箱の一段を切り取って来ていたからです。蜂蜜をしぼり出す作業を完了させなければならなかったんです。簡単に短時間に取り出せると思ったんですが、そうはいきませんでした。採蜜は、ロートと油こしの紙を使ってこしだすわけですが、一筋になって蜜がしたたり落ちてくるんですが、それがゆっくり、ゆっくりなんです。200cc容器にためていますが、8瓶まで来た時には午前様でした。搾りカスから蜜蝋を採る作業もありました。深夜になっても、まだ全体の五分の一が残っていたんです。分かったことは、夜も遅くなると気温が低くなってくるでしょう。すると、蜜がかたくなってきて、流れ落ちるのが遅くなってきたんですね。とうとうつき合いきれなくなって、受け取る容器を大きなものに変えて、途中で寝てしまいましたが。つぎにあるのがミツバチの巣箱ですが、蜜切する前の4段の時の状態です。これは5月22日で、最上段の一段を切り取る前の状況です。巣箱の中でミツバチは、上から3段目の針金の位置くらいまで巣をつくっていました。これから梅雨に入ってしまうと、雨がちな天気では働き蜂にとっては外で働けなくなります。そうなっては、空腹とストレスで、蜜切りするのは適当ではなくなります。今のうちなら、一段を切ったとしても、ミツバチは新たな巣を増築できるからなんですが。巣箱の入り口をみていると、オレンジ色や黄色の袋を抱えて、働き蜂が帰って来ていました。せっせ、せっせと、ミツバチの活動は活発で、じつに働きものなんです。(日本の一部政治家・官僚たちなどの、のらりくらりと誤魔化しとおして1年以上、そんな人間界というか、一部の人たちの口裏合わせの「はたらき」とは大違いです。)とにかく、この様子を見て、「よし、一段を切り取るのは今だ」と判断した次第です。門前では、警備係のハチがこちらをにらんでいます。私の蜜切は、これが二度目なんです。この4月22日でしたが、それは分蜂の直後だったんですが、一段を切り取っています。従って、ミツバチたちにとっては、せっかくの労働の成果を持って行かれるわけです。しかし、大きすぎると、ミツバチにとっても管理するのがたいへんで、スムシなどが発生すると、かえって手当てがたいへんになるんですね。その余分な部分をいただいているつもりなんですが。今回の切り取った巣の重さですが、重さは8キロありました。目下の私などの課題ですが、どの様にして、スマートに効率よく蜂蜜を絞り出すか、との基本的な問題があります。せっかくミツバチたちが苦労して作ってくれた蜂蜜です。なるべく無駄にすることなく採ってあげなければ、申し訳ないんですが。まだまだ、原始的で非効率なままの手探りを続けています。もう一つ、蜜蝋とりの問題もあります。以前にベテランの養蜂家の方から蜜蝋をいただいたんですが、自分でやってみると、やり方の問題もあるでしょうが、ほんの少ししか採れないんです。あらためて蜜蝋がたいへん貴重なものだということを再認識した次第です。目下は、この二つ、採蜜と蜜蝋とりの作業を、手探りで悪戦苦闘しているんですが、これを、どの様にしてスマートなものに、円滑な軌道に乗せるのかということです。昨夜は、部屋の中じゅうをシッチャカメッチャカにして、深夜までの格闘でした。こんなゴタゴタしたところは、「鶴の恩返し」同様で、誰にも見せられないんですが。とにかく、そんなドタバタの一夜が明けました。これからその作業の続きで、再開です。もっとも気温が暖かくならないと作業効率が落ちるので、今はスローなんですが。なんとか、今日中に終わらせるようにして、早く日常にもどらなければなりません。近く、多摩の一行が小田原・早川のみかん園にやってきます。自分たちの木を見て、園主さんとの交流が予定されているんです。当方は、お茶の木の整枝、甘夏の収穫、草刈り、そして土曜日の朝市など、それまでに、片付けておくべきことが、いろいろあるわけです。全体としては、長年の懸案事項がすすみだしているわけですから、いろいろつたない点はあっても、さらに前にすすむということです。
2018年05月24日
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ミツバチから蜂蜜をいただきました4月23日に切り取ったミツバチの巣から蜂蜜をとりました。これまで経験した採蜜は、逃去してしまったミツバチからの、置き去りにされてしまった巣からのものだったんですが。今回は、初めてですが、ミツバチが普通に活動している中での、春の自然のサイクルの中で、ミツバチが再生産活動をしている中での、無理な負担を強いることが無い中での採蜜でした。昨日、4月23日に巣箱の最上部の巣枠、四段目の巣枠を切り取りました。それを持ち帰って、巣の重さをはかってみたんですが、約6.5キロありました。当方はミツバチの巣から蜂蜜をとった経験は、そんなことで1度だけ、しぼり取る方法を知らなかったんですが、とにかく挑戦です。まず、板の間に巣をはさんで、万力で締め付けてみました。圧力を加えて絞り出す、それが基本だと思います。絞り出された蜂蜜は、巣の破片も交じっていますから、これをフィルターを使って、ごみを取り除かなければなりません。ザルで大きなゴミをこし取って、さら細かなゴミを油こしの紙を使って取りのぞきました。まだ作業の途中ですが、少なくとも、200ccの瓶で15個はとれたということです。これはミツバチの働きによる自然の恵みです。甘くて綺麗な蜂蜜が、みかん畑から採れるようになったということです。2013年8月21日にはじまったみかん園での養蜂でしたが、2013年、2014年、2015年、2016年と4回も、養蜂に失敗し続けてきたんですが、この2018年の4月は、新しい分蜂群が居続けてくれていることと合わせて、今度こそ、みかん園に新しい仲間が加わってくれたようです。
2018年04月24日
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4月23日、採蜜をしました真鶴のみかん園ですが、4月20日にミツバチを確認したところ、16日からの間に分蜂がありました。新たな群れが、近くにあった待ち箱を出入りしていたんです。それで、本日・4月23日の仕事ですが、旧い巣箱の一段をとって、採蜜をすることでした。これが、巣箱の最上階を切り取った時のものです。当方がこうした蜜切りを行うのは、今夏が初めてのことなんです。これが作業に入る前の巣箱です。巣箱は4段で年を越してきました。この時の巣門の様子ですが。いつもと同じく、花粉を抱えて、ミツバチが帰って来ていました。こうした巣箱でしたが、その最上段の巣枠を切り取ったわけです。ミツバチにとっては、一大事が発生したわけです。最上段の第四枠を切り取られて、3段の巣箱になりましたが、ミツバチたちは、緊急の警戒態勢に入りました。巣箱の中にいたミツバチも、花粉を抱えて外から帰ってきたミツバチも、すべてのミツバチたちが、自分たちの巣をまもろうとして、全体が巣門のあたりに集って、自分たちの巣を守もる態勢に入りました。これは、最上段の巣枠を切り取った後の様子なんですが。外部からの侵害に対して、スクラムを組んで自分たちの巣をまもろうとして、必死になって、巣門をまもろうとしているミツバチたちです。しかし、再び元の様に、最上段に蓋をし屋根を被せるようにして、しばらくそっとしておいたところ、ミツバチたちは、徐々にスクラムの輪を小さくして、巣箱の中に帰っていきました。昨年の6月2日に、この地にミツバチがやって来てから、基本的には、今回、初めて巣箱の一段から蜂蜜をいただいたわけです。今、巣箱の中でのミツバチの巣づくりですが、その先端は、上から3枠めの針金より少し上のあたりまで来ています。春になり、数日前に分蜂したばかりのミツバチたちですが、ミツバチたちは働きものですから、これから、春の暖かさのなかで、みかんの花が咲き出す中で、その巣を、さらに大きくしていくと思います。当方は、ミツバチたちに感謝しつつ、その巣を後にしてきました。
2018年04月23日
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分蜂したミツバチ群が巣箱にはいる今日は吉報です。本日、真鶴のみかん園に草刈りに行ってきたんですが、置いた合った空の巣箱ですが、なんとミツバチが出入りしていたんです。前回来たのは3日前の4月16日(月)でした。その時は、この巣箱にミツバチが出入りしているなんて、そんな気配は気づかなかったんですが。おそらく、この3日間の間の出来事だと思います。当方が、このみかん園にミツバチを飼おうとして、実際に動き出したのは、2013年8月21日からでした。https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201308210000/それから5年間、何度もミツバチの消滅を経験させられました。これまで、分蜂したミツバチの群れをとらえることは出来なかったんです。今回、4月2日に、巣箱の前にオスの巣の蓋が落ちているのに気がつきました。それは分蜂が近づいており、20日後くらいには分蜂が予想されるとのことでした。それで、見よう見まねで、分蜂したミツバチが塊をつくるストラップをつくったんですね。たまたまそのわきには、一つの待ち箱が置かれていたんです。これで、なんとか、一応のおぜん立ては出来ていたんですが。ところが、当方が、80キロ離れた真鶴のみかん園にいられる時は、たいへん限られています。従って、分蜂の時に立ち会うことも、それを捕獲することも、偶然の機会でしかなかったんですが。今回の場合は、当方がいなかった間に、ミツバチ自身がこの待ち箱を選択したということです。それはミツバチの自主的選択という、じつにまれな僥倖だということです。この真鶴の大自然には、他にももっと適当な巣づくりをする場所が、たくさんあるわけですから。これから、あと一週間、事態の推移をみなければ、定着するかどうか分からないんですが。とにかく、今の瞬間、分蜂したミツバチですが、たまたま、そこにあった待ち箱を新たな住みかとして活用しだしたことは間違いなし。偶然の要素が多分にありますが、これまでの1群が、新たに2群になったという、うれしい報告です。
2018年04月20日
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ミツバチも活動を始めてます神奈川県西部・真鶴のみかん園では、ミツバチが活動を開始しています。気温11度をこえると動き出すそうですが、冬の間は静かだった巣箱ですが、入り口はにぎやかになりだしています。これがミツバチの巣箱です。4月2日の作業は二つ、巣箱の基底部の交換と、今後分蜂する群れをとらえる準備です。第一の巣箱の基底部分の交換ですが。巣箱の掃除です。すでに3月26日にはスムシの幼虫を見つけてますから、要注意です。これまでの体験からすると、この先、スムシの繁殖を放置していると、ミツバチがそれに負けて、消滅させられる場合がありますから。今回の基底部の交換では、新たな発見がありました。いくつものミツバチの巣の蓋が、底板に落ちていたんです。これは、ミツバチの子育てが始まりだしたこと、春の暖かな陽気の中で、ミツバチが活動を始めだしたことの印です。第二は、これから分蜂した場合に備えて、新たな群れを受け入れる仕掛けの準備です。まだ私は、この分蜂群を捕獲した経験がないのですが。これがその新しい群れをとらえるための仕掛けです。これで準備はできました。しかし、問題は、分蜂群をとらえるためには、分蜂した時に、居合わせなければなりませんから、私などの遠距離をかってくる農夫にとっては、そのタイミングに出会うことは難しいんですね。だけど、そのわずかな可能性をとらえなければ、ミツバチの消滅につながります。ミツバチが生活していくには、様々な障害があります。人間の農薬使用もありますし、オオスズメバチやスムシとの、はては蜜蜂同士の問題もあります。新しい群を増やさないことには、やがては今の巣箱の群れは消滅する可能性が大きいですから。そうした今後の苦労や心配はともかくとして、今、ミツバチたちは、暖かな春のもとで、新たな活動を開始しだしました。巣箱の中では、子育ても始まりだしたようです。巣箱の入り口は、出入りする働き蜂でにぎやかになっていました。あちこちに出かけていく蜂もいれば、花粉を小脇に抱えて帰ってくる蜂もいます。ミツバチはじつに勤勉なんですね。みかんの花咲く5月には、きっと、みかんの受粉にも大きな役割を果たしてくれるはずなんですよ。その動きを見ていると、見飽きることはないし、なぜか癒しの効果をもっているんです。近所の人が言ってました。「ミツバチの動きが目立つようになったね。飛んでいるのをみかけるよ。」と。こうした様々な期待にも応えて、今、ミツバチは活発に活動を開始しつつあります。
2018年04月04日
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ミツバチが活動を始め出しましたことしの2月は、通常以外のみかん仕事に追われていたんですが。真鶴のみかん園では、二ホンミツバチを飼っています。去年の6月2日に、山梨県から神奈川県の真鶴へと移住してきました。2群がやってきたんですが、その内の1群が冬を越しました。みかんという植物でも苦労が伴いますが、ミツバチという生き物のの飼育にあっては、なおのこと独特の苦労が伴います。2群の内、1群は、巣箱の中にスムシが繁殖したことで、消滅してしまいました。去年の特徴の一つは、オオスズメバチの襲来が少なかったことですが。それにもかかわらず、おそらくダニの発生で、活力が低下したこともあったかと思います。昨年は強い台風も何回かありました。待ち箱がバラバラにされたのもたびたびありました。そうした中で、1群ですが、ともかくも冬をのりこえれたことは、さいわいでした。3月12日でしたが、この春になってはじめて、冬囲いをはずして、底板にたまっていたゴミを掃除したのですが。ミツバチの群れは、掃除した時には、巣箱の中で羽音を立てていましたが。程なくして静かになり、そのうちに偵察する蜜蜂が、巣門の外にでてきました。ミツバチは、みかんの木と違って、その時々の状況を、喜怒哀楽を、素直に示してくれるんですね。おまけに、いたって真摯な働きものたちです。見ているだけでも、その勤勉さは、素晴らしい力を与えてくれるんですよ。しかし、この2,3年の経験で感じさせられているんですが。ミツバチの生活する自然環境が厳しくなっていそうなことです。人間が畑で派手におこなっている薬剤散布ですが、有害物を大量に散布しています。そうしたせいもあって、いろいろな飼育書には、二ホンミツバチの自然分蜂をとらえる例が紹介されていますが、私などの体験では、捉えられるような外の分蜂の動きが、ほとんど見られないことです。それが、以前とは異なる状況の厳しさを示しているように感じています。いくら待ち箱を置いたとしても、ミツバチはやってきません。ミツバチは、複数の群れを飼えていないようだと、つねに消滅の危険があるということです。自然には、様々な障害がありますから、1群では危ういわけです。私なども、この4年間、毎年飼っていた1群が消滅するのを体験させられてきたわけです。そうした経過がありましたから、たとえ1群であっても、その群が冬を越えれたのは画期的ですばらしいことなんです。これから、桜をはじめ、春の花々の中で、ミツバチの活発な活躍が始まりだします。5月のみかんの花についても、ミツバチがしてくれる受粉の効果が期待されます。二ホンミツバチの養蜂にとって、その成否の一番の試金石ですが、春に分蜂する群れを、とらえることが出来るかどうか、群を複数に増やすことが出来るかどうか、ここが大きな岐路になってきます。残念ながら、これまではそれに成功していません。やはりそのことが、ミツバチの群を失ってしまう一番の原因なんですね。私などの遠距離をかよう農夫としては、ミツバチを育てるということは、そして分蜂をとらえるというのは、容易ではありません。時々の事情が丁寧に観察できませんし、分蜂したとしても、うまく分蜂するタイミングに出会えることはむずかしいことなんです。とにかく、その春の季節となりました。今年こそは、新たな分蜂群をとらえることが出来るでしょうか。ミツバチの養蜂にとって、大事な時期が始まろうとしています。
2018年03月14日
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12月4日、今ごろの蜜蜂の様子です真鶴のみかん園ではミツバチを飼っています。これまでの経験では、この数年間に、年を越せたのは一度だけでした。外からのスズメバチと内側からのスムシの繁殖で、11月末には何度も消滅してきました。今年こそはと、山梨の養蜂家の方のアドバイスをえて、なんとか執念で挑戦しています。みかんの木の下にある巣箱ですが、冬の寒さに備えて、まわりをベッドパットで囲みました。もう一つ、ミツバチには、アカリンダニ対策の問題があります。これは、山梨の養蜂家の方のアドバイスです。https://plaza.rakuten.co.jp/86net/diary/201711300000/昨年までは、他人事としてこのアドバイスを聞き流していたんですが。今回は、このアカリンダニ対策をしっかりとるようにしています。あらためて思うのに、この注意に、しっかりと耳を傾けて、しっかり対処していたなら、それまでのように、3回も4回も失敗するようなことは、なかったかもしれません。ということで、朝、みかん園に到着したら、まず最初に巣箱をみています。今回も、午前8時ころでしたが、すると巣箱全体がひっそりとして静かなんです。蜜蜂の出入りする動きが、まったくないんです。「しまった」「ひょっとして、これまで同様に、中はもぬけの殻か・・・」と、これまでの経験からして、大きな不安が、最悪の事態のイメージがわいてくるんですね。しかし、ウジウジしていても仕方なりません。とにかく、しばらくの間は、みかんの収穫作業にかかります。それでも、気になりますから、時々は、はさみの手を休めて、巣箱の様子をのぞくようにしているんですが。そのうちに、巣箱の入り口に陽がさすようになると、ミツバチたちの活動が、ポツ、ポツと始まりだします。やがて黄色い花粉や、白い花粉を小脇に抱えて、働き蜂が帰ってくるのが確認できました。花粉を抱えたミツバチが帰って来るのは、ミツバチの群れが順調な印です。ミツバチは、朝の寒いうちは、その活動が鈍かったんですね。とにかく、「やれやれ」といったところです。小春日和というか、日中の暖かい日差しが、巣箱にさしだすと、巣箱の入り口には、出入りする蜂が目につくようになりました。花粉を抱えたミツバチが帰ってくるようになりました。なんとかミツバチたちは、秋の試練をのりこえて、無事にこの初冬の時期を過ごしているようです。「やれやれ」です。 これで安心してみかん作業にかかれるということです。
2017年12月06日
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富士山は雪化粧してました10月27日、久しぶりに見えた富士山でしたが、雪化粧をしていました。午前6時2分、小田原パーキングエレアから富士山が見えました。日出の直後なんですが、冠雪した姿が鮮明でした。甲府気象台は、23日に今年の富士山の初冠雪を発表しているんですが。当方が出かけれる日には、ずっと雲に隠れて富士山は見えなかったんですね。ようやく、本日、冠雪した富士山を確認することができました。今朝、厚木の中津川の橋げたの気温は9度、今季初めての一桁台でした。富士山の姿は寒暖計でもあるんですね、気温の状況を示しています。それが示すように、寒さが下界に降りてきているということです。前回に来た時ですが、ミツバチの巣箱に防寒対策をしてきました。ベッドパットを使って、防寒用に巣箱のまわりを囲うようにしました。その手当をした時ですが、巣箱の門前に警備する蜂がまったくいなかったんです。それで心配していたんです。もしかして、門番をする蜂が違いなくなってしまったのではと。ミツバチの群れが、何らかの事情で弱まってしまっているのではないかと。こして、今回でしたが、安心しました。前回来た時は午前8時くらいでしたが、今回は午前11時過ぎでした。日中の気温も高くなってましたが、ミツバチの普通の様子を確認出来たんです。小脇に花粉を抱えたミツバチが帰ってきていました。巣門には、数は少ないんですが、警備の蜂が周囲を警戒して見守っていました。日常の正常な姿を確認することができました。ヤレヤレです。しかし、みかん園を見回った時、巣箱の周辺でオオスズメバチの姿を見かけました。ミツバチの巣箱の近くにはお茶の木があるんですが。そこでオオスズメバチをみつけました。オオスズメバチは、お茶の木の花粉、ないし花蜜を集めようとして飛んでいました。オオスズメバチは、例年に比べると今年の動きは数が少なくて、弱いんです。それでも、やはりミツバチの巣箱の周辺で活動しているんですね。これからお茶の木の花の季節が過ぎて、花粉が手に入らなくなれば、越冬のための食料確保に、ミツバチの巣箱の蜂蜜を狙いだしてくると思います。冬の寒さが来れば、オオスズメバチの数と勢いは低下していくんですが。それと、オオスズメバチだけに気をとられていてはダメだというのが、これまでの教訓です。この時期はスムシが急速に大繁殖する可能性もあります。過去3回の失敗は、この時期にスムシに巣箱を荒らされたことによりますから。ミツバチを飼うものにとって、最大の試練の時ですが、いよいよこれから、その秋の時期に入っていきます。。
2017年10月27日
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巣箱の近くにオオスズメバチが秋の気配を感じる今日この頃ですが。これは、神奈川県西部の真鶴のみかん園でのことです。ミツバチの巣箱の近くに、オオスズメバチが出没し始めました。ミツバチの巣箱ですが、オオスズメバチに襲われないようにネットを被せてあります。前回、お茶の木を、整枝の刈り込みをしたのですが、そこで、オオスズメバチを見かけました。オオスズメバチは、お茶の木の花を回っていました。お茶の木のまわりでよく見かけるんです。花の蜜と花粉を集めているものと思われます。しかし、まもなくオオスズメバチは、ミツバチの巣箱の蜜を狙うようになります。そのため、前回二つの措置を取りました。一つは捕獲用のペットボトルをつるしておきました。なかには、バナナとお酒、それとお酢を入れてあります。10日後の9月29日に、ボトルの中の様子を見てみたのですが、いました、いました。ボトルの中には、3匹のオオスズメバチが入っていました。もう一つの措置ですが、一週間前にボトル付近にいたスズメバチをとらえて、シートに貼り付けておいたんです。ネズミ取りシートです。一週間後にみてみたら、案の定、やっぱり増えていました。その他の虫が多いのですが、スズメバチも5匹は増えていました。しかし、まだこれは、まだほんの序の口です。これから秋が深まると、シートに下地のすき間が見えないくらい沢山のスズメバチがに張り付くようになるんですよ。瞬間的には1匹2匹のスズメバチですが、入れ代わり立ち代わりやってきていて、全体では相当の数になるんです。そして、この間の毎年ですが、当方は、このスズメバチの襲来に目をとられていたんです。それへの対応に気をとられていたんです。何しろ飛び回るのが目につきますから。ところが、その間に、巣箱の中にスムシが繁殖してしまっていた。巣箱の中の異変に気がついた時は、ミツバチの巣はボロボロにされてしまっていて、手遅れの状態でした。結局、秋の終わりには、ミツバチは壊滅していたというのが、1度ならず、この4年間のいずれもの結果でした。さて、その問題の10月に入りました。これから2カ月間ですが、いよいよ問題の時期となります。外からはスズメバチが、内からはスムシが、ミツバチの巣を狙っています。はたして、この二つの襲来を防ぎとめれるか、これから4回目の挑戦です。
2017年10月03日
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試練の秋、4度目のミツバチに挑戦しています みかん園では、四度目のミツバチに挑戦しています。いつのころからか、みかんの花の季節にミツバチを見かけていました。数年前までは、ただの観察の対象でしかなかったんですが。 2013年でしたが、勤めていた職場ニュースにミツバチの養蜂の記事が載りました。屋上でミツバチを飼っているので、関心者は見にいらっしゃいとのこと。 そうしたことがきっかけになって、2013年8月21日に、初めて真鶴のみかん園にミツバチがやってきました。 それからというもの、みかん園でミツバチを飼うことを目標に挑戦したきたんですが。それは簡単そうでいて、そうではありませんでした。キイロスズメバチ、オオスズメバチ、スムシ、アカリンダニ、・・・、自然にはミツバチに対抗して宿敵がいるんですね、ちっとも知らなかったんですが。このために、これまで3回(4年間)ですが、その都度失敗してきました。これはその記録です。 2013年 8月21日ミツバチが来た 8月28日 キイロスズメバチが来る 9月9日、28日 キイロスズメバチを駆除 10月9日 スムシの大発生で、巣はボロボロにされる、 ミツバチは消滅した 2014年〔二回目〕4月26日ミツバチがやってきた 8月9日、30日 キイロスズメバチを駆除する 9月23日 ミツバチが小さなスムシを外に運び出していた 10月8日 オオスズメバチが捕虫器に7匹捕獲 10月15日 スムシが発生しだしていたので除去する 10月25日 スムシが大繁殖していたのを除去する 10月29日 再びスムシを除去する 12月13日 ミツバチが消滅していた 2015年〔三回目〕4月23日ミツバチがやってきた 8月29日 キイロスズメバチを駆除する 9月20日、30日 さらにキイロスズメバチを駆除する 11月7日 オオスズメバチを駆除する 11月17日 オオスズメバチをシートで80匹駆除 この年は初めて冬を越したものの 2016年6月22日 スムシが繁殖しだしていたので駆除する 7月12日 さらにスムシが大繁殖したのを駆除する 8月24日 キイロスズメバチが来る 9月2日、10日 キイロスズメバチを駆除 9月30日、10月6日、21日 オオスズメバチを大量にシートで駆除する 10月27日 スムシが大繁殖する 10月30日 ミツバチの消滅した 2017年〔そして今回です〕6月2日 ミツバチがやってきた 7月14日 片方の巣箱にスムシが発生する 7月28日 片方の巣箱にスムシが繁殖し、その群のミツバチは消滅した 9月11日 残っている1群が正常だったことを確認する そして、初しぼり。以上がこの間の経過です。ミツバチの秋は生存競争が厳しくなります。チョットした油断が、スムシの大繁殖をきたすし、執拗にくり返しスズメバチの襲来にさらされています。また、目には見えないアカリンダニも流行しているようです。秋はミツバチにとっては要注意の時期だというのが、これまでの失敗の教訓です。さて、本日、国会が解散されようとしており、10月22日投票の総選挙が始まります。今は、日本の進路を左右する大事な日々となっています。したがって、みかん農夫は、この時を、明日を拓くために、ミツバチと政治との、両方をにらんですすめていきます。
2017年09月28日
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養蜂の秋はオオスズメバチ対策ですミツバチの飼育は、オオスズメバチ対策の季節です。前回(9月19日)、巣箱の近くに捕虫器をつるしました。ペットボトルの中には、バナナと日本酒のカクテルが入っています。その隣の袋には、ミツバチの蜂蜜が入っています。これがスズメバチの大好物なんですね。キイロスズメバチは、すでに前々から巣箱にまとわりついています。最初のキイロスズメバチを見たのは7月18日でした。その後、毎回巣箱のまわりで、巣箱に帰えるミツバチを狙っているのを見かけます。しかし、キイロスズメバチに関しては、ミツバチ自身に防御する力があると見ています。巣箱には、スズメバチが巣箱に近づけないようにネットをかぶせてあるんですが、その網の目には、熱殺されたキイロスズメバチが引っかかっていますから。問題は、ハチの王者-オオスズメバチなんです。オオスズメバチは、キイロスズメバチなどがいても蹴散らしてしまいます。蜂の中の王者なんですね、その強力な力を見せつけます。捕虫器をつるしたのは、このオオスズメバチ対策なんですね。案の定、捕虫器の横においた蜂蜜にオオスズメバチがやってきました。尻尾の方が黄色いのが、オオスズメバチです。当方は、このオオスズメバチを手網ですくい取って、ネズミ取りシートの上に置きました。その瞬間は、一匹か二匹の動きしか見かけませんが、入れ代わり立ち代わりやってきて、総数はすごい数が来ているんですよ。去年も、一昨年も、このネズミ取りシートを置いたんですが、来る毎に、シートの上のオオスズメバチの数が植えていって、1,2カ月間の盛りのシーズンを過ぎると、100匹以上も捕獲されていたんですよ。単体の飛行からは想像できないすごい数の集団が、巣箱の蜜を狙っているんです。さて、今年も、いよいよオオスズメバチの季節の到来です。本日(9月22日)が、その最初のオオスズメバチ対策をとる日となりました。今年の攻防戦はどういうことになるでしょうか。
2017年09月22日
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初めて蜂蜜を採れました一週間前は、女王蜂が逃げたんじゃないかと心配していたんですが。明と暗は交差するもので、今日・9月11日は初めての採蜜を経験しました。やった! これは私にとっては、初めての採蜜の経験でした。そもそも真鶴のみかん園に、最初にミツバチがやってきたのは、2013年8月21日でした。その年もそうでしたが、それから毎年、毎年、ミツバチは秋に消滅してしまいました。従って、まともな採蜜の経験というのは、今回が初めてなんです。今年の6月2日に、山梨県の養蜂家の方から二ホンミツバチを分けていただきました。それから3カ月がたちましたが、まだ試行錯誤の連続なんです。8月下旬から、朝、2回ですが巣箱をみていると、花粉を運んでくる蜂の動きがなかった。それで、この群れの女王蜂がいなくなっている可能性があったんです。さいわい、9月8日に花粉を運び込む働き蜂がいたので、事なきを得ました。この不安の最中でしたが、真鶴には、同じように養蜂を始めようとしているSさんがいるんですが、彼のが経験が豊かなんです。その彼に協力してもらって、ダメもとの採蜜する計画をたてたんです。どこまで巣づくりがすすんでいるか確かめようとするんですが、分からなかったんですね。巣箱は五段にしたあるんですが、鏡で見ようとしても、分からなかったんです。従って、今日は、上の一段を切り離して採蜜することと、巣づくりがどこまで進んでいるのか、その確認が眼目でした。再上階の五段目を切り取りました。この巣枠の切り離し作業自体が初めてなんで、Sさんのアドバイスは、貴重なものでした。この巣枠の一段を持ち帰って採蜜したの結果が、冒頭の写真です。ミツバチの巣づくりですが、最下位の巣枠は、まだ余裕があって、中ほどの針金が野が見えていました。ただ、底板には落下した巣があって、そこにも巣づくりが始まろうとしていました。8月18日に底板で見た巣も、そうした底板に落下した巣だったんですね。当方は、てっきり、巣づくりが伸びて、底板に広がったと勘違いしたんです。今回は、巣箱を傾けるようにして、内部の様子を見れたんですね。すると、巣づくりは下部の巣箱の針金の上でした。底板の巣は、落下した巣であることが分かりました。ということで、今回は、最上階の巣枠の採蜜したのと同時に、巣箱の中の巣づくりの様子も確認することが出来ました。これは採蜜した時に出来る蜜蝋です。お好み焼きではありません。蜜蝋です。巣枠の内側に塗って、分蜂群に居つきやすい住環境を造るために使います。当方は、養蜂を始めてから、4年が経過しましたが、時期の適当かの問題はありますが、とにかく採蜜ということを正面から出来たのは今回が初めてのことなんですね。まだまだ、不穏な時期がつつきます。これから、オオスズメバチの襲来や、スムシの繁殖の問題もありますから、まったく予断を許しません。だけど、採蜜する所まで来たのは、初めての到達点です。これは今の瞬間に関しては、やはり乾杯ものですね。
2017年09月11日
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ミツバチは順調に花粉を集めていました今回は真鶴園の様子のみです。9月8日午前9時40分の真鶴のみかん園ですが、ミツバチが順調に花粉を集めて帰ってきていました。巣箱には、スズメバチが襲ってくるのを防止するためにネットを被せてあります。9月8日午前9時45分、小脇に花粉を抱えた働き蜂が、活発に帰ってきていました。これは、巣箱の中で女王蜂が活動していて子育てをしている印なんです。これは「ヤレヤレ」なんです。というのは、8月18日でしたが、ミツバチの巣づくりが予想以上に活発で、底板まで巣が出来ていました。当方は、ドタバタと底板の巣を取り除いて、巣箱を一段たして五段にしたのですが。その後に観察したたときには、8月21日と9月1日でしたが、花粉を抱えたミツバチを見かけなかったんですね。これは重大事態の可能性がありました。女王蜂が巣箱を五段にした時に、どこかに逃げ出してしまった可能性があったんです。この間は、その心配があって、ひやひやの日々だったんですが。どうやら、子育ては順調におこなわれていて、女王蜂も健在なようです。今回見たところ、巣箱の網には、ミツバチの威力で、宿敵のキイロスズメバチが熱殺されていました。今回、当方としてもキイロスズメバチを二匹駆除しましたが、そうするまでもなく、ミツバチは自力でキイロスズメバチの襲来を防いでいました。「ヤレヤレ」です。この間の女王蜂が逃げ出したのでは・・・との心配はなくなりました。加えて、キイロスズメバチに対しても、巣箱を守ることに成功していると見れました。こうなると、当方としても、すこし強気になってきました。近々、五段巣箱のうちの一段をとって、採蜜をしてみようと思っています。本格的な採蜜作業というのは初めてなんです。同じ真鶴で養蜂をしている方の力を借りることにしています。真鶴のみかん園に、最初に二ホンミツバチがやってきたのは、2013年8月21日でしたが。それからこれまでに、4年間がたちますが、まだ基本的に採蜜するまでには至ってないんです。その年年の秋に、この4年間、いずれもミツバチは消滅してしまっていたんです。スズメバチありスムシあり、くわえてアカリンダニありで、壊滅してしまったんです。はたして、今回は4年目になりますが、今回は秋の採蜜と越冬が出来るでしょうか。4度目の正直です。ところで、今回の真鶴園には、もう一つの作業がありました。夏草の草刈り作業です。前回、壊れたため修理に出しておいた草刈り機でしたが、今回直ってきたんです。今年は雨の多い年でしたから雑草の繁茂も活発で、草刈りが大仕事なんです。それがストップしていたんです。ようやく、その遅れを取り戻せました。以前ならば鎌をつかって数日がかりの草取りでしたが、草刈りだけなら、エンジン式の草刈り機を使えば、30分間で片付けることが出来ます。これが草刈りした後の様子です。何とか、この時期のみかんの手入れ作業に、追いつくことが出来たようです。
2017年09月08日
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今日はミツバチに刺されてしまいました7月14日、真鶴のみかん園で、ミツバチに手を刺されてしまいました。手の甲の、小指の元あたりですが、刺されてしまいました。手の右側半分が、かゆくなっていて、はれ上がっています。小さなミツバチの、外敵への必死になった防衛的反撃です。今日は、早川で収穫作業を終えた後、真鶴のミツバチを観察しに回りました。今回の見回りしたことは正解だったんです。というのは、二群のうちの、元気のないB群ですが、今回、巣箱をチェックしたところ、底板部分にスムシが繁殖していました。このB群は、6月23日にミツバチに覆われていた巣が、露出している異変に気づきました。原因は不明ですが、ミツバチの数が減っているわけです。養蜂家の方のアドバイスにより、6月26日に巣箱の天上にギ酸パテ、ダニ防止剤を置きました。6月29日に、鏡をいれて巣箱の中をチェックしたんですが、とくに変化はありませんでした。7月6日には、まだスムシの気配はなかったんですが、念のために巣箱の基底部分を新しいものと交換しておきました。それから1週間、今回、14日、スムシが毛布をかぶるようにして繁殖しだしていました。前回に、基底部分を交換したことからすれば、この繁殖は短期間に異常な変化をしたわけです。今回、チェックに来たことは正解だったわけです。再び、今回、巣箱の基底部分を、洗浄処理した元のものと交換しておきました。ミツバチの数が減っているため、スムシに対する防御力が弱まっているんですね。それで、次にもう一つのA群の巣箱をチェックしたんです。ミツバチに刺されたのは、この時だったんです。こちらの巣箱の巣門は、かなりの数の門番のハチによって守られていました。念のため、巣門を開いて、スムシの気配が無いか調べてみたんですが。その時に、この巣門を守っている一匹に刺されてしまったんですね。考えてみれば、これだけしっかりミツバチたちが巣門を守っているわけですから、外的に対する防御は大丈夫じゃないかと、後から落ち着いて考えれば、察することが出来るんですが、その時は、その前の巣箱のスムシ繁殖のケースを見たばかりでしたから、確かめたかったんですね。さいわいにして、まったく異常はなく、たくさんのミツバチたちが巣を守っていました。当方が巣門をひらこうとして出したた手を、ミツバチに刺されてしまったわけですが、まぁ、それは痛たかったんですが、また、ミツバチの防衛力の検証でもあり、「よし!」ということでした。今も手は、かゆく、腫れていて、チクチクと痛いんですが、この痛さですが、ミツバチの防衛活力の証明でもありますから、「よし」ということなんですね。この真鶴は、二ホンミツバチにとって、新天地なんですが、これから、スムシにしても、スズメバチにしても、多くの障害が待ちかまえています。すでに翻弄された群れも片方ではあるわけですから、ここからが勝負です、それぞれの二ホンミツバチの群れたち、「がんばれ!」です。
2017年07月14日
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ミツバチの様子を見に行ってきました6月2日に山梨県から真鶴へ、二ホンミツバチがやって来ました。本日、6月5日に、その後の様子を見に行ってきました。午前6時28分、小田原サービスエリアから見えた富士山です。当方の養蜂の試みは、この四年間に3回失敗しています。年を越してくれたのが、1回だけあったんですが、いずれも10月から11月ころなんですが、消滅してしまいました。今度こそと、4回目の挑戦です。全国的に、最近は、ミツバチの受難な時のようなんですね。ミツバチが減っていくのには、様々な原因が考えられるようですが、その一つに、アカリンダニの影響で、ミツバチの活力が弱っているそうです。もちろんダニは、人の目には見えません。スズメバチのように、目に見えるミツバチの障害なら、即物的に対応するんですが。養蜂家の方のアドバイスをいただきながら、一つ一つ、しっかり対処してゆくということなんです。今回は、このアカリンダニ対策として、メントール・クリスタルという結晶材を巣箱の上部に置きました。これまでは、当方は、巣枠式の巣箱を使っていたんですが、今回から、二ホンミツバチの自然にあわせて、初めてなんですが、重箱式の巣箱に切り替えました。午前7時過ぎには、巣門の前に門番がたち、得体のしれない異物の接近に、複数の蜂が警戒に当たりだしました。まだ、二ホンミツバチが真鶴の地に移住してきて、3日間が過ぎただけなんですが、どこからか働き蜂が、黄色の花粉を懐に抱えて、巣箱に帰ってきています。まずは第一歩です、新たな環境への適応が始まりだしているようです。
2017年06月05日
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みかん園にミツバチがやってきましたみかん園でミツバチを飼うことは、2013年からの懸案なんですが、これまでに3回、毎年失敗してきました。本日・6月2日、山梨県の養蜂家の方を訪ねました。4度目の挑戦で、二ホンミツバチを迎えに行ってきました。富士山ですが、山梨県から見ると、いつもの景観とは違ってました。富士山のすそ野が大きく広がっています。この美しさは、丹沢ですそ野を切られる関東では、絶対に見れない富士山の景色です。これは、まずいんですが、帰途の走行中にみえた富士山です。早朝で、まだ車が少なかったから撮れたんですが、好ましいことではありません。また、これは甲斐駒ケ岳です。まだ霜降りの雪をのせていました。一方、車は160キロを走って、午前8時14分に、反対側の小田原から見た富士山です。今日の主題は、富士山ではなくて、ミツバチなんですが。本日、山梨県から神奈川県真鶴のみかん園へ、遠路、二ホンミツバチがやって来ました。ミツバチは、170キロを旅して、午前8時50分に真鶴に着きました。新しい住みかとして、ここが安住の地となってくれればよいのですが。到着してすら50分、落ち着いたのをみて、閉鎖してあった入り口の網を解きました。「おい、だいぶ揺られてきたけど、ここはどこなんだ」「いつものところとは違うようだけど、周りはいったいどんなところなんだ」おそらく、ミツバチたちは、そんな会話をしているかと思います。大変戸惑っている本日かと、想像しています。新たな場所は、神奈川県西部の真鶴のみかん園なんですが。これが、その全景です。みかんの木が、屋根がわりになって、南関東の暑い日差しを、少しでも避けてくれることを期待しているんですが。まずは、とにかく、新たに花嫁さんが嫁いできたようなものですね。みかん園に新たな住人がやって来たわけです。従来の失敗を、くりかえすわけにはいきません。これは偶然で、最近になって知ったんですが。我が家の曽祖父・福太郎さんですが、明治の中頃に、山梨県の境川から、神奈川県真鶴町岩(当時は岩村)へやって来ました。徒歩で富士山麓から、箱根山を越えて旅してきたんです。どういう事情だったかは分かりませんが、松本清張を地で行ったわけです。今回のミツバチたちにとっても、同じです。この真鶴の地が、新たな住まいとして住みやすい環境となり、定着できるように、私などとしては、「今度こそ」と、4度目のサポートの開始です。
2017年06月02日
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新しいミツバチの巣箱ができました「みかん園で二ホンミツバチを飼う」-この数年の、私の懸案なんですが。すでに、四年間、三度の失敗をしています。前回は、冬も越してまる一年を飼ったんですが、やはり壊滅してしまいました。今回、気持ちを建て直して、四度目の挑戦をしようと思っています。それで、新たな重箱式の巣箱をつくりました。右側の巣箱は、養蜂家の方がモデルとして貸してくれた巣箱です。中央のが、第一号巣箱で、これが適当かどうか、まもなく審査してもらいます。左側のは、自分自身の原型として、いつでも作れるように手元に置いておくもの。二ホンミツバチの養蜂ですが、これまでは、私などは他人事だったんですが、アカリンダニという障害が、全国的に蔓延しているとの問題がおこっているようなんです。私などは、その脅威をまともに、直面しているこことして、見てこなかったんですが。これまで、直接に目に見えるスムシやスズメバチが問題だと見ていたんですが、それもさることながら、ミツバチ自体の対抗力にも問題があったそうなんです。二ホンミツバチ自体を弱らせる目にみえない障害が問題になってたというんです。そんなことはちっとも知らず、まったく考えも及んでいなかった。今回、養蜂家の方から、そうしたアドバイスをいただきました。そうしてみると、これまでのミツバチの状態に症状の重なる点があるんですね。もちろん、問題はアカリンダニだけではなく、いろいろなことがあると思いますが、とにかく今度は、そのアカリンダニ対策をしっかりして、もう一度、再挑戦してみようと思っています。
2017年03月24日
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3月19日は、重箱式巣箱の材料づくりでした当方はこれまで、みかん園で二ホンミツバチを飼おうとしてきましたが、過去4年、3回挑戦したんですが、3回ともすべて失敗してしまいました。3月14日に山梨へドライブしたんですが、それは、山梨で二ホンミツバチを養蜂されている方を訪ねて、その養蜂の経験を聞かしていただきに出かけたものでした。これまで当方は、スズメバチとスムシが蜜蜂の消滅の原因とみていたのですが、その方からアカリンダニが原因で、ミツバチ自体の活力低下があることを知りました。小さくて目には見えないアカリンダニですが、各地で問題になっているとのことでした。私などは、この問題を正面からお聞きし、直視するのは初めてのことなんですが。それで、その方がつかっておられる巣箱をお借りしてきました。これがその巣箱です。これまで私が使っていた巣箱とは違って、これは重箱式の巣箱です。問題と対処策を突き合わせるには、まずは、この前提が必要なんですね。さっそく仕事の合間に、この巣箱の構成を調べてみたんですが、これは、入手しやすい板材から出来ていました。3種類の板から、10個の部材で出来ていました。昨日、ホームセンターで原板を入手しておいたんですが、今回のみかん園での仕事ですが、いろいろな仕事がありましたが、この原板のせん断が中心でした。はたして、この巣箱のようにしっかりしたものが出来るか、これから製作にかかるんですが、とにかく、この工作が養蜂仕事の前提になります。蜜蜂が分蜂しだす前に、それとみかんの花の咲きだすまでに、したがって、この3月中に、新たな巣箱が完成するかどうかが問題です。これまで、過去3回の失敗経験からして、遠隔地で養蜂することは、発生する諸問題に対処するのが容易ではないんですが、少なくとも、これまで目先を変えて、抜けていた問題に対処するようにして、もう一回だけ、みかん園での二ホンミツバチの養蜂に挑戦してみようと思っています。
2017年03月19日
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山梨県へのドライブ二ホンミツバチを養蜂されている方を訪ねて、山梨県にドライブしてきました。うまく行くでしょうか、ブログの不調のため、テストです。
2017年03月15日
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オオスズメバチの動きが、目につくようになりました今年は、オオスズメバチの動きが遅かったんですが、最近ですが、今年もボチボチと現れるようになりました。10月21日の真鶴のみかん園ですが、午前8時を過ぎて、陽も当たって暖かくなってきたら、案の定、オオスズメバチがお茶の木の周辺に現れました。なにを得ようとしているのか、お茶の木の花の花蜜でしょうか。本日の遠出してきた目的は、このオオスズメバチ対策です。以前に捕獲器を設置したあったんですが、その粘着板を新しいものに取り換えることでした。早速、オオスズメバチを2匹捕獲して、新しい粘着板に張り付けました。オオスズメバチは、陽がのぼって、あたりが暖かくなると、活動を開始する様です。午前8時を回って、陽が差して、あたりが明るく暖かくなったら、早速、複数匹がやってきて、茶の木の葉かげに入ったり、出てきたり、飛び回っていました。これまでオオスズメバチについては、これのでのみかん園では、私などのいる時間帯では、あまりみかけなかったんです。だから、ほとんど気にしていなかったんですが。ところが、真鶴半島の中央部で養蜂している方と交流するようになったら、「以前から、オオスズメバチは半島の方には、かなりいるよ」とのこと。実際、半島で巣箱を守るには、スズメバチを捕獲・退治に努力していました。それで、一昨年はじめて、オオスズメバチ対策として、ペットボトルの捕獲器を設置してみたんです。去年は、加えて、捕獲用の粘着シートも設置してみたんです。すると、いるは、はいるは、出かけてくるごとに、オオスズメバチが、そのつかまる数が、どんどん増えたんですね。オオスズメバチは、12月の陽気が寒くなるといなくなるんですが、それまでの2か月間に、なんとまぁ、200匹くらいのオオスズメバチが捕獲されたんです。どこにこんなにいたのか、信じがたい数のオオスズメバチが捕獲されたんです。「みかけない」なんて、とんでもない、見方が甘かったんですね。それで、去年から見方を変えて、スムシとともにオオスズメバチ対策を、最重要問題として重視するようにしています。今回は、早々に引き揚げるのでなく、暖かくなるまで居るようにして、しばらくあたりを注意して見ていたんです。すると、お茶の木のあたりを、オオスズメバチがゆっくりと飛んできたんです。瞬間的には2匹位なんですが、たいしたことがないようですが、次々に、入れ替わわり、立ち代わりやって来てましたから、時間帯をとってみると、かなりの数が活動していることがわかりました。今回のところは、オオスズメバチを見かけるのは、お茶の木でのところだけなんですが。巣箱の近くにつるしておいたペットボトルの中にも入っていましたから、要注意です。次の写真は、色づき出した興津早生の小木ですが、その左側にお茶の木の植え込みがあります。早生みかんの小木が色づき始めています。問題は、お茶の木の方です。今、オオスズメバチが頻繁に来ているのは、このお茶の木なんです。太陽の光が当たってきているでしょう。これから日中の気温が上がって、陽だまりの暖かくなってくると、やってくるんですね。お茶の木の茂み中に、入ったり、しばらくすると出てきたりして、この朝の時間でも、入れ代わり立ち代わり、かなり数がきていることがわかりました。今のところは、お茶の木あたりが中心ですが、やがては、蜜蜂の巣箱を狙いだすのは間違いありません。今回のタイミングは正解でした。この間、秋晴れの、暖かい日が続いたので、前より多くが出没しています。ポットボトルの捕獲器は、以前のままですが、お酢と酒と砂糖のカクテルを入れてあります。今回、新たに更新したのは、捕獲用の粘着シートでしたが、これは重要でした。その捕獲器が下の写真です。 真ん中に、網で捕獲したオオスズメバチを貼り付けておきました。これが、近くに来た仲間を引き寄せるはずです。雨ざらしだと粘着板も弱まりますから、雨よけの屋根をつけておきました。これで、捕獲器の準備は完了です。オオスズメバチがやって来ても、去年の経験だと、これで防げるはずなんですが。ここに引き寄せられて、ミツバチの巣箱を狙うどころではなくなるはずなんですが。さて、効果のほどはどうなるでしょうか、次回に来た時に確認してみたいと思います。
2016年10月21日
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早川の野焼きと真鶴のキイロスズメバチ9月2日(金)は農夫日でした。この間に22日の台風9号につづき、台風10号が30日に東日本の各地に被害を残しています。当方は、各地の被害の大きさがあきらかになり、その報道を聞くにつけて、そうした被災地域の分まで、頑張らなければならないと思っています。午前6時過ぎ、早川のみかん園では、草刈りと野焼きです。剪定により出た切り枝をまとめておいて、野焼きしました。この野焼きの火が下火になるまでは、その間の時間をつかって、蔓枝取りと草刈り作業です。この草刈りがたいへんで、これだけでも大仕事なんです。陽ざしも、徐々にきつくなりだしてきますし。午前8時に、早川園での作業は、これで一段落としました。終えた時の、小田原の市街地の様子です。まだ、朝もやが残ってますが、正面にの中ほどには小田原城も見えます。今日は、朝から快晴です。時間が前後しますが、朝の富士山です。台風の後の快晴ですね。もっとも、すぐ後には次の台風が来ていますが。小田原サービスエリアから、午前5時51分頃の富士山です。富士山の夏山シーズンも、すでに終わりです。さて当方は、真鶴のみかん園に移動しました。こちらの今日は、キイロスズメバチ捕獲用のペットボトルの設置が目的でした。ミツバチの手当てが中心です。ついてみると案の定、巣箱の正面には、2匹のキイロスズメバチがミツバチを襲っていました。キイロスズメバチは、近づいた人間を意識しだして、警戒しはじめました。こちらの方に向きを変えて、「お前は何だ」と向かってきました。二匹いたキイロスズメバチの内、一匹は網で捕まえましたが、もう一匹の方は逃げられてしまいました。巣箱の様子を見てみたら、どうやら前回設置した網ですが、急ぎ仕事だったため、手抜かりがあったようです。スズメバチが入れるようなすき間があったようです。キイロスズメバチの屍骸が、5匹位でしょうか、網の内側に引っ掛かっていました。キイロスズメバチは、なんとか網の中までは入れたものの、ウロウロしているうちに、逆にミツバチたちの反撃にあったようです。小さなミツバチの集団の力によって、逆に熱殺されてしまったようです。小さなミツバチですが、スズメバチの襲来に対し、ただ被害を受けているだけではないんですね。襲撃してきたキイロスズメバチにたいし、逆に迎え撃っているんですね。たしかに巣箱の様子を見てみると、警備にあたる集団がいて、巣門の金網の手前と、ネットの外側との二か所ですが、巣を守るために、集団をつくって二重の警備体制をとっていました。ミツバチの群れは、役割分担しています、たいしたものですね。当方としては、ミツバチは力をかさないと、彼らだけではキイロスズメバチにやられちゃうんじゃないかと思っていたんですが。それは人の勝手なおごりでした、とんでもない。ミツバチは自然の力、自衛力をもっているんですね。当方は、手網を用意して捕獲してやるつもりでいたんですが、しかし、だいたい私などがそこに居れる時間はほんの一時で、限られてましたから。この様子を見て、少し安心しました。今回は、もう一つ、今回は、とっておきのスズメバチ捕獲用のバナナカクテル入りのペットボトルを用意しました。これを巣箱から5メートルくらいのところにつるしました。これも、一つの側面援助です。去年は、これでオオスズメバチにたいしても、たいへん効果がありましたから。あとは、被せてあるネットのすき間をふさいだこと。まぁ、人間にできる手助けというのは、せいぜい、それくらいしか出来ないんですが。今日は、もうこれだけで大汗でヘトヘトでした。早朝からの大仕事だったんで、すでに汗びっしょり、クタクタでした。午前9時5分でしたが、直ちに、それだけしただけで、さっさと帰途につきました。来た、見た、帰る、ですね。
2016年09月02日
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小さなミツバチがスズメバチを退治してました 8月27日は、蜜蜂の巣箱にネットを被せに行ってきました。 なにしろ前回、キイロスズメバチが執拗にミツバチの巣箱にまとわりついていたものですから。ミツバチを捕まえて、食べちゃうというんですね。 そうした様子を見てはいたんですが、くたびれていたため、そのままにしてきてたんですね。 これで今回は、スズメバチが近づけないように巣箱にネットを被せることにしたわけです。 ところがです、巣箱の入り口でキイロスズメバチが死んでいたんです。 話には聞いていましたが、小さなミツバチたちが、この大きなスズメバチを相手にして、 負けていないんですね。みんなで力をあわせて熱殺しちゃうんですね。 蜜蜂の自衛力というのは、たいしたものです。 巣箱の入り口には、20-30匹くらいのミツバチがいて、巣箱を守っていました。 時々、みんなでいっせいに羽音をたてるようにして、近づく外敵に対し、備えとして威嚇の羽音をたてていました。 それでも、キイロスズメバチは執拗でして、 性懲りもなく、次の一匹がまとわりついていました。当方は今回、梅の伸びた枝を切り縮めていたんですが、 その作業をしながら、時々巣箱を注意していたんですが、 ほんのちょっとの時間だったんですが、その間に、キイロスズメバチを4匹も捕獲することとなりました。この調子だと、この間にはかなりの攻防戦が行われていたようです。 自然界の競争というのは、なかなか厳しいものですね。 それで、巣箱には予定通りネットを被せてきました。蜜蜂にとっては、突然、巣箱にネットをかぶせられたものだから、 出先から帰って来た蜜蜂にとっては驚きです。障害にもなりますから。なにしろネットの網の目をくぐり抜けるには、慣れなければなりませんから。 瞬間的には戸惑っているのがわかりましたが、くぐり抜けるようになりました。 しかし、まぁこれもすぐに慣れてくれるでしょう。スズメバチが巣箱の入り口にまとわりつかれているよりは、危険度が減ると思います。これで、恒常的な警戒態勢や多くの犠牲をきたさずに済むだろうと期待しているんですが。 ところで、先の台風9号ですが、真鶴のみかん園の周辺にも被害を残していきました。 みかん畑のすぐ近くに河津桜の木が1本あったんですが。道をはさんだすぐ向かいにあって、いつも目を楽しませてくれていたんですが。 その木が、根元から折れたとのことで、その姿を完全に消していました。 近所の人によると、「台風の爪痕で、町に、あと片付けをしてもらった」とのことでした。 やはり、かなりの風雨だったんですね。 その他には、大きな被害がなかったようで、幸いだったということです。また今度は、10号がくるようですが。
2016年08月27日
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5月24日の真鶴のみかん園です久しぶりに、片づけと草刈りで真鶴のみかん園に行ってきました。午前6時12分、平塚から見えた富士山です。そこに富士山があることを意識してないと、きっと見逃がすとおもいます。うすく、霞の中に頂上が見えました。この間、甘夏の収穫で大忙しだったんですが、ようやく5月21日に、すべて販売が終了しました。3月末から、毎週2回、全部で15往復したんですが、「やれ、やれ」です。今回は、コンテナの片づけなど、その後片付けでした。それと同時に、蜜蜂の分蜂はどうなっているか、巣箱の内検が目的でした。まずは、用意しておいた待ち箱ですが、「待ち人は来たらず」でした。ひっそりとして、蜜蜂の気配はまったくなし。キンリョウヘンの花も、寂しく咲き終わってしまったようです。まぁ、こればかりは蜜蜂の選択です。大自然の中で、一番適当な場所を選んで住まいとするわけですから。当方の、養蜂の世話もまだまだだというわけです。巣箱の入口では、そこそこのミツバチが出入りしているんですが。しかし、前とくらべると、こころなし静かです。今回は、それが主題ですから、巣箱の蓋を開けて、しっかりと内の巣枠の様子を調べてみました。どこにいるのか女王蜂、今回もやはりその姿を確認することが出来ませんでした。まず全体として感じたのは、前回見た時より、ミツバチの数が減っていました。巣枠を二階にも分散させたせいもあるかもしれませんが、以前に見た時は、どの巣枠にもびっしりと蜜蜂がついていたんですが。問題は、巣枠の下部ですが、王台が二つ出来ていて、その中は空でした。はっきりしました。この間に分蜂があったということです。ようするに、最初の女王蜂とその群れですが、大自然の何処かに、もっと適当な場所をみつけて、そこへ飛去ったということです。当方の養蜂は、一番肝心なところで、まだ世話することが出来てないということです。未熟なことで、残念ですが、目下のところ仕方ありません。さて、みかんの木の方ですが。花は、ほとんど散りました。こちらの方は、逃げ去ることはないのですが。今年は、実のつき方からして、全体としてはみかんは裏年の様です。それでも、なかには、ご覧のとおり、幼果をたくさんつけた木もあります。この季節の『万葉集』、みかんの歌です。 我が宿の花橘はいたづらに 散り過ぐるらむ見る人もなしに 『万葉集』巻十五・3779 我が宿の花橘は散り過ぎて 玉に抜くべく実になりにけり 同 巻八・14895月上旬の、みかんの花の季節が過ぎていきました。さて、みかんの花が過ぎて、そのつぎの楽しみですが。6月は梅です。いよいよ梅の実の収穫時期が近づきました。みかん園の周辺には、梅の木が植えてあるんですね。 今は梅の実は、葉の影に隠れています。どのくらい実がついているか、たしかなことは分からないのですが。なんとなく、去年より実のつき方が少ないような気がします。近所の方に、実のつき具合について、見立てをお聞きしたところ、『ここにきて、だいぶ、実が落ちちゃったようだ』とのこと。とにかく、実の数の多い少ないの違いはありますが、採れることは採れます。蜜蜂のように、飛び去っていくことはありませんから。これもまた、楽しみにしている季節です。今度は、梅酒と梅干しづくりにかかります。いよいよ、梅の収穫の時が近づいてきました。
2016年05月25日
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みかんの花にミツバチが5月1日、みかんの花が咲きはじめて、蜜蜂が活躍していました。この日は、八十八夜で、お茶摘みに行ったのでしたが、茶摘みを終えて「やれやれ」としていたら、みかんの木の下で、地面に花びらが落ちている木がありました。全体的には、みかんの木は、まだつぼみの状態なんですが、開花を始めた成木がありました、まだ成木ではこの木一本だけなんです。この木は、去年は裏年だったんですね。その分、満を持して、この木が先頭を切って開花し始めました。その花の様子を見ようと、地面から視線を上げてみたところ、なにやら、数匹の動くものがいました。わかりますか、ミツバチです。よくみると、ミツバチは、花から花へと飛んでいて、この飛んでるときは、カメラで撮るのは難しいのですが。やがて、花にとまります。そうなると静止しますから、カメラに収まります。花粉を集めている蜜蜂は、一心不乱に花の蜜をあつめてます。頭を花の中に突っ込んで、周りの気配なんか気にしません。こうして、みかんの花の受粉を、静かにこともなげに進めてくれています。この役割を期待していたんですね。近所の人が言ってました、『以前に、近くの養蜂家が亡くなって、蜜蜂かいなくなって、みかんの採れる量がだいぶ減ったと聞いている』と。一方、当方はミツバチの分蜂が気になっているんですが。そのミツバチの巣箱の方はと言うと、まだ分蜂はしてませんでした。ただし、巣箱の門前は、テンションがたいへん高くて、テンヤワンヤでした。「すわ、分蜂か」と思わせるような、活発な門前の動きでしたが。しかし、茶摘みをしてから、しばらく時間がたってから、ふたたび帰り際にも見回ってみたんですが、午後2時過ぎでしたが、また元の静けさにもどっていました。その間に、分蜂したわけではないと思うんですが。しかし、その動きからして、分蜂する時が間近かなことは間違いなさそうなんですが。十中八九、当方のいないときに分蜂するので、どうしようもないのですが。ただ一つ、誘導のために望みにしているのは、キンリョウヘンです。今回は、キンリョウヘンの置く待ち箱を変えました。蕾がついていて、香りも漂い出したかに感じるんですが、しかし、まだミツバチが寄り付く気配はなし。みかんの花の香りのが、今は魅力的なんでしょうか。キンリョウヘンの置く位置を変えたのは、前に置いた待ち箱ですが、それは、蜜蜂が以前に使っていた巣箱だったので、定住しやすいとは思うんですが、それが置かれた位置を見ていると、1、西陽が正面から当たって、蜜蜂にはきつそうなこと。2、そこは、何回か巣箱が転倒して、バラバラに散乱してしまっていたこと。それで、今回は、お勧めの待ち箱をかえてみました。もっとも、最適な住みかを選ぶのは、最終的にはミツバチ自身なわけですが。とにかく、これから開花をひろげるみかんの花を、ミツバチたちが、間違いなく飛びまわってくれることは確かです。目下のところは、当方に出来るのは、観察することだけで、ここまでなんですね。これからさらに、みかんの花が全体的に開花していきます。みかん園は、花の香りが漂って、心地よい春の陽気に包まれるはずです。今回は、少し風が、時々吹き荒れて、心地よさも半ばでしたが。いよいよみかん園は、みかんの花の開花と、蜜蜂の分蜂、これが当面の焦点になります。
2016年05月02日
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ミツバチの分蜂が近づいてます当方は、真鶴のみかん園で二ホンミツバチを飼っています。去年の4月末に千葉から移住してきて、ちょうど1年間が経過しました。そのミツバチの4月23日の状況です。今回は、おもいきって巣箱の中を調べてみました。1、ミツバチは1階部分で生活していて、2階部分はあまり使われてませんでした。2、ミツバチの数が増えていて、数からしたに分蜂してもよさそうなんですが。3、王台を探したんですが、その跡らしいものはあったんですが、確認できませんでした。4、巣門の方は、以前より出入りするミツバチが多くて、ざわつきがあります。おそらく、分蜂が近いのでしょう。このため、当方としては、いつ分蜂してもいいように、待ち箱の用意をしてあります。これがそれですが、隣にキンリョウヘンをおいてあります。この待ち箱は、この間に内部を改造して、縦型巣枠の二階建てにしてあります。果報は寝て待てで、これに分蜂群が入ってくれるのを期待しているんですが。今回は助っ人がいます、キンリョウヘンです。去年は花をまったくつけなかったんですが、今年は違います。まだつぼみの状態ですが、まちがいなく開花が近づいています。ミツバチたちは、この花の香りが大好きなんですね。キンリョウヘンの花に、分蜂した蜂がいっぱいついている写真を見たことがあります。この鉢に集まって、その隣にある待ち箱に収まってくれれば・・・との思惑なんですが。実際はここに決まったわけではありませんが、その関心の痕跡らしいものを見つけました。待ち箱の入り口に、ミツバチが巣箱の中を掃除したらしい痕跡をみつけました。掃除した後のゴミがチラホラあったんですね。確かではありませんが、働き蜂が内部を偵察して、手を加えたものではないかと思います。ただし、まだここに決まったわけではありません。ミツバチは民主的な合議制によって決めるとのことですから、そこはどこかの国とは違います。まだ、協議はこれからでしょうし、まだ決まってないと思います。先行して偵察蜂が、あちこちその候補地を探しているのでしょう。ここだけでなく、2キロ圏内の広い大自然のあちこちを見て回っていると思います。そのなかから、最も適当な住まいの場を決めるわけですから、これは、たんに候補地のひとつでしかありません。当方が、みかん園にいる間に分蜂がおこれば、多少は人為的な努力をするんですが。いれる時は、ごく限られてますから。以前には、蜂玉をみつけて、手網をもって、あがいたことがあります。みかんの木の枝にできた分蜂の蜂玉を網ですくい取って、待ち箱の中に入れたんですが、何度入れても、何度入れても、また外に出て元のところに蜂玉をつくってしまう。とうとう根負けして、静観するようにしたんですが、すると、やがてミツバチたちは、いなくなり、どこかへ引っ越していきました。おそらく今回は、ミツバチの分蜂は、当方がいない時に起こるでしょうから、なおのこと、ミツバチたち自身の自己判断により、住みかは決定されます。当方にとってできることは、万事、このキンリョウヘンに頼むことになります。ミツバチをさそう花の香りが、あたりにただよってくれるはずですから。さらにミツバチにとって、これからの時期は、みかん園が活動の場となります。4月末から5月の初めにかけて、みかんの花が咲きますから。小木はすでにつぼみをつけてますが、比較的に遅い成木でもつけた木があります。これは、去年が裏年だった成木ですが、成木でも、いち早く、こうしてつぼみがふくらませている木がでてきています。これも、ミツバチたちにとっては魅力のはずです。もっとも、みかんの木は、真鶴町には、そこかしこの、あちこちにありますから、けっして、ミツバチにとっては、ここだけの花をみているわけではありません。もっと豊かなみかんの花園を、ミツバチたちはたくさん知っているでしょうから、真鶴のゆたかな自然においては、適当な箇所は、ほかにもいくらもあるということです。さあ、いよいよ、これから分蜂するミツバチですが、はたして、当方のみかん園内の二群目として、ここに住みかを決めてくれるでしょうか。というか、決めてくれないでしょうか。決めてほしいのですが。
2016年04月24日
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ミツバチの待ち箱が、嵐で飛ばされました 当方は、真鶴のみかん園で二ホンミツバチを飼っています。 東京は4月17日の朝、東京は台風のような春の嵐が、強い風雨が通り抜けていきました。 ミツハチの巣箱に影響はどうだったか、気になっていたんですが。 4月19日今朝、養蜂家の方のブログに「分蜂本番になりました」との紹介がありました。 もう、こうなっては、現地の状況を見に行かないわけにはいかなくなりました。 といったことで、午前7時、急きょ、電車をつかって出かけることにしました。 今朝は、天気も快晴、暖かな日和でした。 八王子から真鶴までは80キロあります。9時50分に現地に着きました。 一見して、やはり出かけてきたのは正解でした。 春の嵐が、待つ箱を吹き飛ばしていました。待ち箱が4箱あるんですが、そのうちの3箱が倒れてバラバラ状態でした。 予想以上の被害です。 しっかりと二重に固定して置いたんですが。 さいわいなことに、ミツバチの生活している巣箱については無事でした。 なんとか強い風雨の被害ですが、待ち箱とは違って、まぬがれてました。 巣箱の入り口をみると、ミツバチたちが、たいへん活発に出入りしていました。養蜂家の方の指摘のとおりです。これなら、近々、いつ分蜂があってもおかしくない状態でした。 ふつう、養蜂のベテランだと、こんな時は巣箱の中を調べて、分蜂の可能性を探るんですが、 当方は、新米ですから、今回巣箱の中を調べる余裕がありませんでした。 というのは、いろいろ、やらなければならない懸案があったんですね。 防風林の枝切もその一つ。前回、近所の方から要望を受けていたんですね。「枝が伸びすぎているので、切ってほしい」と。出来ることは、早いに越したことはありませんから。 もう一つ、今回、素晴らしい発見がありました。 キンリョウヘンのひと鉢があるんですが、花のつぼみが出ていたんです。 キンリョウヘンというのは、ランの一種なんですが、その花の香りを、二ホンミツバチが大好物なんです。分蜂を誘導する力を持っているというんです。キンリョウヘンは、去年は、まったく咲かなかったんですが。今年は、今回初めて気づいたんですが、花枝がついていました。 出かけて来るまでは、いろいろ思案していた分蜂対策ですが、 これで、今日のところは、すべてをキンリョウヘンに任せることにしました。 細かくは、花の咲くタイミングもありますし、待ち箱の状態の問題など、いろいろありますが。 とにかく、今は、すべてはキンリョウヘンに頼むこととして、帰って来た次第です。急きょ、本日、出かけたのは正解でした。倒壊した巣箱を建て直して、ヒノキと竹の枝切りするというのは、ついで仕事というわけにはいきません。これで明日については、すこし甘夏の収穫と草刈りに専念できるかと思います。
2016年04月19日
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ついにミツバチの待ち箱が出来ました3月17日は、待ち箱の大方を完成させて、置いてきました。みかんの苗木は、根の活動が始まりだす時期が良いということでしょう。春の暖かさで、梅の花が散り、その後に幼果がついたころは、やはり、陽気も暖かくなり、春の気配が広がっています。昨年4月に移住してきた二ホンミツバチですが、初めて、真鶴のみかん園で、冬の季節を越しました。これが、その巣箱です。少々気が早かったようですが、梅の花が咲くころに、二階に継箱を足しましたが、しかし、ミツバチは今のところ二階はあまり使ってなくて、ほとんど1階で暮らしてます。白い花粉の袋を抱いて、働き蜂が帰ってきます。これから桜などの花が咲き出して、さらに暖かくなれば、ミツバチの子育ても活発になり、春の分蜂が行われるはずです。この時を想定して、この間、新たな巣箱(待ち箱)をつくってきました。これは最初につくった待ち箱です。故久志冨士男さんから取り寄せた巣箱でした。もともとは重箱式巣箱だったんですが、それをこの間に巣枠式に改造しました。この二つは、どちらでも他方のつぎ箱として使えます。同じ形のものですが、こちらは初めから二階建てにして置いてあります。久志式は30センチの正方形の巣箱です。これをもとにして、材木店から板を取り寄せて、同じ仕組みの巣箱をつくりました。入手できた板の板取りの関係で、こちらの方は長方形になりました。少々不細工ですが、仕方ありません。つぎの巣箱は、前回使われていた巣箱でしたが、一昨年の秋に、スムシとスズメバチのためにミツバチは逃去してしまったんですが。今回その巣箱を改造して、二階建ての巣箱に改造しました。二階の継箱部分は別にありますが、これも待ち箱につかえるようにと、これから、屋根と底板をつくろうとしています。次の巣箱は、3年前に最初にやって来た巣箱です。横式の巣枠を使った、今使われている巣箱と同じ形のものです。二階部分は、新たに継箱としてつくりました。これも、継箱部分が単独の巣箱として使えるように、これから屋根と底板を造る予定です。ということで、これからミツバチがいつ、どれだけ分蜂したとしても対応できるように、たくさんの待ち箱が、いろいろな種類の巣箱が用意されています。これからミツバチの分蜂の季節にはいっていきます。当方はまだ分蜂をとらえた経験はないのですが、遠方のことでもあり、ミツバチの選択にゆだねるしかないのですが、はたしてうまくとらえることが出来るでしょうか、楽しみな季節に入っていきます。
2016年03月19日
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