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武富士との過払い訴訟、第2回目の期日が次々とやってくる。ほとんど、その期日前に、こちらの希望通りで和解になっている。明日はT子さんの第2回目の期日、請求額、過払い利息込みの63万2,345円和解ができなければ相手も出廷することになる。 午後担当者から電話 武富士 「明日期日のT子さんなんですが、和解できませんか?」 私 「いですよ、ただ、お宅(武富士)は入金がおそいからね・・」 武富士 「8月にしますから減額お願いしますよ」 私 「減額?」 武富士 「元金だけにしてくれませんか?」 私 「無理、無理ですよ、そんな和解したことありません」 武富士 「どのくらいなら?」 私 「345円カットして63万2,000円で結構です」武富士 「もうすこし・・・」 私 「だめです、これが精一杯です」武富士 「そこをなんとか、せめて63万円・・」 しばらく押し問答 私 「和解できなければ、明日裁判所で話し合いましょうか?」武富士 「仕方ありません」 私 「わかりました、63万1,000円にします、特別、特別ですよ」武富士 「もう少し、もう一声・・」 私 声を荒げて 「いい加減にして下さい、私のお金ではないんですよ!!」 武富士 「わかりました、稟議出します」 私 「今日中に連絡頂かないと、この話はお流れですよ!!」 夕方5時ごろ別の担当者から再度電話ある、これが、稟議が下りた連絡ではなく再度の減額のお願い。担当者を変えて、あの手この手で攻撃(減額の要求)をしてくる。勿論、一蹴する。「今日、8時まで(事務所に)居ますか?」と担当者「あんたがたの都合に合わせられない!!」とこれも一蹴する。結局、明日、朝一番で稟議の結果の連絡を貰う事になった。 期日前に、ガタ、ガタするのは止めて欲しい、訴訟しているのは武富士だけでない。担当司法書士が毎日、裁判所を飛び回っている。一切減額する必要がないのだが、分かってはいるが・・・・・・・ まだまだ未熟。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.30
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Sさんのアコムに対する本人訴訟(過払い金返還)、第二回目の期日が迫っている。請求額341万7,316円(元金259万4,807円) 久しぶりに前の担当者から電話ある アコム 「00です、先生、久しぶりです・・」 私 「00さん!!久しぶりですね!!」 「どうしたの?また、うちの(事務所)の担当に戻ったんですか?」アコム 「そんなことないです、この(Sさんの)件だけ頼まれたんです」 「Sさんと和解の話させていただきたいんですが・・」 私 「いいですよ、いくらで提案するんですか?」アコム 「341万7,000円です、前の担当者から聞いています」 私 「そうですか、(冗談に)あんまり値切らないでやってくださいよ!!」アコム 「そんなことしませんよ」 私 「わかりました、Sさんから電話させます」 「金額に納得しなければ妥協しないほうがいいですよ、相手は後がないから・・」Sさんに直ぐに電話でアドバイス。そして10分程して、「意外に簡単でした」と提示額で和解成立の報告あり。入金日は最速の7月の中旬。さすがアコム!!優良児に返り咲いたか? しかし、いつ状況が、方針が変わるか分からない?一時も気は抜けない。 追記 先日アイフルの訪問の事を書いたが、どうも全国の主な事務所に嘆願の攻撃(訪問)をしているようだ。「これからどうなるの?」心配の声が多いが、当事務所は今までどおり手を緩める事はなく、訴訟での満額回収を方針として、4名の司法書士をフル動員して戦っていく所存です。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.29
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Tさんの本人訴訟(過払い返還請求)00地裁に同行する。相手の武富士は擬制陳述で欠席。 出廷といっても難しいことをするわけではない。司法書士が作成した訴状を陳述するだけだ。10分程、打合せをして法廷に入る。 事件番号、原告、被告の名前が読み上げられる。Tさん、打ち合わせどおり、裁判官に向かって左側の原告席に座る。 裁判官 「Tさんですね、訴状を陳述しますね?」 Tさん 「はい」 裁判官 「被告から答弁書が届いていますね?」 Tさん 「はい」 裁判官 「それでは、犠牲陳述とします」 「原告は反論の書面を出しますか?」 Tさん 傍聴席で頷く私を見て 「はっ、はい・・」 裁判官 「和解の話し合いはどうですか?」 Tさん 「まだです」 裁判官 「では次の期日を決めます」 「7月00日午後0時00分はいかがですか?」 Tさん 頷く私を見て 「はい、大丈夫です」 法廷から出るなり「あっという間に終りましたね」とTさん。 「次回の期日の前日には、必ず武富士から和解の話がありますから、連絡は取れるよう にしておいて下さい」と約束して裁判所を後にした。 武富士の場合、本人訴訟の場合も期日前の和解が難しくなり、本人に出廷いただくケースが多くなった。しかし、よっぽどの争いがない限り、2回目の期日前に和解になる。 続行するには相手は代理人として弁護士を選任する必要があるからだ。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.26
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先日のブログでも書いたが、アイフルの責任者、本日来所された。立派な紳士、淑女のお二人。「大手金融会社がわざわざ事務所まで!!」何を意味するのか?スタッフ一同 気持ちよく迎える。 アイフル「お忙しいところ、お時間作って頂きありがとうございます」 私 「いえ、いえ、こんな所まで・・・」 その後、色々会社の実情を説明される。 要するに「実情を理解して頂いて、過払い金の返還は5割で勘弁してもらえないか?」 ということ。 私 「おっしゃっていることは良く分かりました」 「しかし、過払い金は私のお金ではありません、依頼者の大切なお金です」 「依頼者が苦しかったとき、待ってくれましたか?半分にしてくれましたか?」 アイフル 「ごもっともです」 敵地?に乗り込んで、「手を緩めてくれないか?」と嘆願する。 上層部の指示、命令なのだろう。 責任者とはいえアイフルという大きな歯車のひとつに 過ぎない。哀れさを感じる。 報道によると、アイフルの格付けは2段階引き下げられたようだ。 「どうするアイフル!!」「どこへ行くアイフル!!」「頑張れアイフル!!」「正々堂々と戦おう!!」 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.25
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せっかく和解になっても、過払い金は直ぐには返還にならない。大手でも2ヶ月、3ヶ月先になる。プロミスなど、気を許すと4ヶ月先になってしまう。最近、返還期日を最初の和解条件としている。 そのプロミスからS子さんの過払い訴訟の件で電話ある。請求金額、過払い利息込みの117万9,208円第1回期日前に和解の提案をしてくるので良とすべし。しかし返還期日は通常4ヶ月先だ、まず、ここから崩さないと・・・ プロミス 「S子さんの件ですが、訴外で和解お願いしたいんですが?」 私 「いいですよ、条件が合えば」 「ところで和解できたとして、入金はいつになりますか?」プロミス 「通常は10月ですが・・・・」 私 「えっえ!! 10月? 駄目、駄目です、今、6月ですよ!!」プロミス 「9月で何とか・・」 私 「3ヶ月先ですか?駄目ですね、判決貰った方が早いですね」プロミス 「いつだったらいいんですか?」 私 「7月にして下さい、入金日までの利息は結構ですから」 プロミス 「無理言わないで下さい!! 8月なら何とかなるかもしれませんが」 私 「いいんですよ、無理しないで」プロミス 「決済取ってみますから・・・また電話します」 しばらくして電話あるプロミス 「8月で何とか決済取りました、但し条件があります」 「端数カットして117万にして下さい、」 私 「うぅ・・・ん」 「117万は無理です、117万5,000円になりませんか?」プロミス 「いいです、それで結構です」 私 内心 (しまった!!やられた!!) 相手は最後の最後まで食い下がってきた。和解を急ぎ、最後に気を抜いたばかりに4千円も減額してしまった。もっと高めの金額で和解できたはずだ。反省、反省。最後にお互いの労をねぎらって、気持ちよく電話を切った。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.24
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「今日の5時半までですか? 無理ですよ!!」A司法書士の大きな声が事務所内に響く。相手は武富士。今週の00日はWさんの本人訴訟の第2回目の期日。どうやら相手は「本人Wさんと和解の話をさせてくれ」と執拗に迫っているようだ。 先日、武富士との過払い交渉は2回目期日前が勝負とブログに書いたがまさに崖っぷち、Wさんとの和解の話が決裂すれば、相手は弁護士を選任しなければならない。慌てる気持ちは分かる。これ以上訴訟を継続する余裕がないのだ。それに判決を極端に嫌う、他の案件も2回目期日前に、次から次へと、ほぼ、こちらの言いなりで和解になっている。 同じ大手でもアイフルは違う、 定型的な答弁書、準備書面を送りつけ、戦う姿勢を見せるだけで、あとは、ほっぽるだけ。裁判も終結して判決が次々と言い渡されていく。 判決→払わない→強制執行→執行不能 金融会社が過払い請求により破綻していく過程である。 まさか、この会社がそうなるとは思えないが・・ そんなことを考えていると、「所長!! アイフルから、今の現状を説明したいと電話が入っています」と事務員のM子さん。 電話を変わる アイフル 「お世話になっています、お忙しそうですね?」 私 「そうなんですよ、アイフルさんが和解してくれないものですから・・」アイフル 「すみません、そのことで、色々、現状を説明させて頂きたくて・・」 私 「現状は分かっていますから、早くして頂ければいいんです」アイフル 「1回お会いしてお話をさせて頂きたいんですが?」 私 「えぇ!! 事務所まで来てくれるんですか? 京都(アイフルの本社)からです か?」アイフル 「いえ、私の担当は埼玉ですから、・・ご都合の良い日時を教えてください」 大手の金融会社の担当者が事務所まで出向いてくる!! こんなこと初めてだ。任意(裁判外)では5割の返還しかしない。その他の対応を考えても、今のアイフルは?だ。 さて、どんな話を持ってくるのか?
2009.06.23
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「地元だと誰かに見られそうで」とMさん、A県のT市から1時間半かけて来所。そのわりにはあまり深刻そうではない。 借金総額 13件 800万円程 住宅ローンも支払い中、それなりの収入もあるのだが・・ 私 「何故、こんなに(借金が)なってしまったんですか?」Mさん 「何故と言われても・・自転車操業ですよ」 「カードで簡単に借りられるもので、つい・・」 私 「奥さんはご存知ですか?」Mさん 「はい、妻名義のものも200万ありますが、それは、まだ大丈夫です」 私 「うぅーん・・・」 (何かおかしい?) 書いて頂いた債権者一覧表の最後に[T信販、300万 車ローン、借り入れ時期 平成21年3月]とある。 私 「車買ったんですね、新車ですね?」Mさん 「はい、これ(車のローン)の支払いも来月から始まるもんで・・」 私 「何故、こんな状態で車を買うんですか?」Mさん 「車が無ければ不便なんですよ、田舎だから」 私 「車は引き上げになりますよ」Mさん 「引き上げ?困るなぁ・・・・」 私 「再生するには何かを犠牲にしなければなりませんよ」 「それに意識を変えないと、何度も同じ事を繰り返しますよ」 多重債務から脱出するにはそれなりの覚悟は必要だ、痛みも伴う。本当に守る者は何か? 家?車?信用情報?それとも家族の幸せ? 遠方から来所されたMさんには申し訳ないが受任を見送る。奥さんともよく相談して、借金に真剣に立ち向う気持ちになって貰いたいものだ。其の時こそ再生への第一歩です。
2009.06.22
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本日、午前10時よりTさんの過払い訴訟、第2回目、相手はアイフル。1回目は擬制陳述で欠席、本日も出廷しないだろう。これ以上延ばすことはできない 結審して、判決を貰わなければ・・ところが、2,3日前に送った準備書面の受領書がアイフルから届いていない。「裁判所には送ってくれたのだろうか?」朝一番で書記官に問い合わせするも届いていないと言う。「やばい!! 本日は陳述ができない」「結審できず、また延びてしまう!!」昨日中に必ず送る約束をしたのに、・・怒りがこみ上げてくる。 アイフルに電話するが、「本日の業務は終了しました・・」のアナウンス、9時過ぎにやっと通じる。 私 「お宅の会社はどうなっているんですか!!」 「受領書を送るって言っておきながら、届いてないんじゃないの!!」アイフル「ちょ・・ちょっと待ってください、担当者に代わりますから」 しばらくして担当者に代わり 「すみません、何しろ案件が多いもので・・」 私 「すみませんじゃないでしょう!! それはそっちの勝手でしょう!!」 「今日の陳述ができないじゃないですか!!これも引き延ばし作戦か?」アイフル 「そんなこと決して・・昨日、必ず送るように事務員にものに頼んだんですが・・」 私 「いいですか、お宅にとっては何千件ある案件のうち1件かしれませんが、 こちらの取っては大切な1件ですよ」アイフル 「本当に申し訳ありません、直ぐに送りますから」 裁判所に向かう途中、事務所から「受領書届きました、裁判所にもファクスしたとのことです」と携帯に連絡が入る。 午前10時開廷 裁判官 「被告から準備書面の受領書が届いていませんので陳述できませが・・」 私 「9時半頃、送ったと連絡がありました」 裁判官 「そうですか?」 書記官、執務室に電話で確認、しばらくして係りの者、受領書を持ってくる。 裁判官 受領書を手にして 「陳述ですね? ところでどうしますか?」 私 「はい、これ以上やっても切がありません。結審して下さい」 裁判官 「分かりました、では判決は7月0日午後0時00分に言い渡します」 やっと終わった。相手は一度も出廷することなく終結、そして判決を迎える事になった。最近このようなケースが多い。案件が多すぎて余裕が無いのだろう。 今日は朝から感情を抑えきれず、相手を怒鳴りつけてしまった。まだ、まだ、未熟、反省、反省・・・ (6月19日の日記) マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.20
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Y子さん弁済の打ち合わせに来所。取引期間も短くほとんど減額にならず、残った債務総額240万程。原資(1ヵ月の支払い可能額)は5万程、将来利息を免除して頂ければ何とかなりそうだ。しかし、問題はステーションファイナンスだ。 私 「48回の分割だと月5万円の支払いになりますが?」Y子さん 「大丈夫です」 私 「今度は利息はかかりませんから、払えば払うだけ(借金)が減っていき ますよ」 「ただ、問題はステーションファイナンスです、分割払いは認めないと思いま す」Y子さん 「一括は無理です」 私 「当然です、分割でも払っていけないから債務整理をしたんですから」 Y子さん 「どうしたら?」 私 「覚悟を決めましょう、払えないものは払えないのです」 「万一、訴訟を提起してきても、事務所で対応しますから」Y子さん 「わかりました」 私 「それから毎月分割で払ったつもりでお金をプールしておいてください」 ステーションファイナンスに限らず、ネオラインキャピタル、同じグループのSFコーポ ーション(旧三和ファイナンス) フロックス(旧クレディア)クラヴィス(旧タンポート)も、経 過利息を付加した一括弁済でなければ応じない。 特に、フロックスは自らは民事再生という法的手続により債務を減免され生き延びて いながらこのような暴挙に出ている。 分割払いでも支払に窮したので債務整理をするのである。これら一部の業者の異常な対応は、債務者を破産に、さらに最悪な状態に追い込む危険性がある。社会的に見ても決して許されることではない。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.18
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ほとんどが第1回期日前に和解ができなくなった武富士との過払い訴訟第2回期日を次々と迎えることになる。すべての訴訟に出廷してまで、さらに引き延ばし作戦をしてくる余力はないだろう。必ず和解を持ちかけてくる。判決が嫌いな武富士なら、なおさら・・ここが勝負か?強気に行くしかない。 案の定、Yさんの件で電話ある。第1回は擬制陳述のため相手は不出頭、第2回目の期日が迫っている。分断7年の不利の案件。 一連計算で利息込み請求額 14万円程。 武富士 「・・・訴外で和解できませんか?」 私 「いいですよ、条件が合えば」 武富士 「8万円でお願いできませんか?」 私 「8万円? 返還日は?」 武富士 「9月になります?」 私 「9月? 冗談言わないで下さい、今、6月ですよ」 「さんざん待たしといて・・」 「金額も納得できません、判決貰いましょう、その方が早いです」 武富士 「ちょ・・ちょっと待ってください」 相手は相当慌てている様子で電話を保留する しばらくして 「何とか、8月にお返しします、 それと金額は・・」 私 「駄目ですね・・」 武富士 「これが最速です、それに分断の案件ですよ?」 私 「では、裁判所で話し合いましょうか?」 武富士 「それは・・・」 それでなくとも武富士の入金は遅い、それを、形だけの答弁書で引き延ばし作戦、許せない。こちらも、これ以上延びることは歓迎しない。12万8,000円、8月初旬返還で稟議を通すことを約束する。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.17
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相談者からの電話 相談者 「借金のことで相談したいんですが?」 私 「どうなされましたか? どうぞ?」 相談者 「何から話したら・・」 私 「では、こちらからお聞きしましょう」 「借金は何社でどの位ですか?」 相談者 「住宅ローンだけです、他には借金はありません」 私 「住宅ローンだと債務整理をしても減額になりませんよ」 相談者 「破産したいんです、とても払っていけないんです」 最近このような相談が多くなった。「家だけは守りたい、破産だけは・・」 ちょっと前までは、こんな言葉も聞かれたのだが、今の不況の深刻さを物語っている。 先日、破産決定がされたTさん(独身)は「家賃と同じようにローンを払っ ていけば財 産になりますよ」10年前にセールスマンに薦められて購入したが、収入が激減、ついに 破綻 してしまった。 住宅金融支援機構の08年度の競売件数は、前年度より35%多い1万6577件だっ た。とくに昨秋から競売件数は急増し、今年3月には昨年9月の約2倍の1830件にな った。不況で収入が大きく減ったり、勤務先の倒産で失業したりした借り手が増えたた めとみられるとのこと。(アサヒコムより) 今月あるいは来月はボーナスの支払月、「6月危機」ともささやかれている、 景気が底打ちしたとの報道も出始めているが、一般市民の生活が改善するのは、 まだまだ先のようだ。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.16
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席に戻ると机の上に一枚の連絡メモ 「Tさんの過払い訴訟の件、支払は6ヶ月後でいかがですか?とアイフルの00様から電 話ありました。」 (なに!! 減額を要求して、さらに6ヶ月後だと!!ふざけるな!!) 興奮を押さえて電話する 私 「6ヶ月後とはどういう事ですか? 絶対駄目ですよ!!」 アイフル 「一応、お願いですが」 私 「判決取った方が早いです、もう結構です」 アイフル 「ちょっ・・ちょっと待ってください」 「最速で、8月になりますが?」 私 「無理です、今月とは言いませんが7月が限度です」 アイフル 「わかりました、もう一度検討します、また電話しますので」 30分程後、再度電話ある アイフル 「7月の支払の承諾は取ったんですが、金額が?」 「元金だけになりませんか?」 私 「今更、何を言ってるんですか!!」 「駄目ですよ、和解できないから訴訟提起したんですよ?」 アイフル 「本当に苦しいんですよ、」 「リストラ、リストラで、私も、いつまでも居れるか分かりません」 その後、(毎月2億円の過払い金を返還している)(元金の5割で協力頂いている先生も居る)等々、会社の窮状をさんざ聞かされる。泣き落としか?引き延ばし作戦か? これ以上の延びても仕方がない。落とし所を探る。 私 「分かりました、請求額(利息込)から千円減額しましょう」 「43万5345円で結構です、特別ですよ、今回だけですよ!」 アイフル 「千円?・・・分かりました、多分大丈夫だと思います、すぐ稟議あげます」 私 (また、稟議かよ? 仕方ないか・・・) 「宜しくお願いします」と言って電話を切る。 任意では5割の返還、返還時期の長期化、担当者の決済範囲の縮小。完全に対応が厳しくなっている。これだけの会社、直ぐに跡形もなく消える事はないと思うが・・ 武富士も相変わらず和解の話が出来ない。プロミスも過払い請求(任意)をしても、3ヶ月後に交渉のテーブルに着くと言う始末。何かが変わっている、変わりつつある、そう思うのは私だけか? マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.15
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法テラスでは、登録弁護士、司法書士が交代で無料相談に応じている。本日は私の当番日、午後1時から4時半まで4名の相談にあたる。相続の1名を除き他は債務問題。 最初の相談者のA子さん(72歳)は身寄りのない一人暮らし。持病のため思うように働けず、先月ビルの清掃のパートも辞めて生活保護の申請中、「借金があれば保護は受けられません」「奇麗にしてきて下さい」役所の人に言われるままに相談会に訪れた。借金はS社の35万、10年前から一度も遅れる事はなく支払いをしてきたが、ついに・・ 律儀なA子さん、S社に支払いの猶予をお願いするも、「まだ枠(限度額)がありますから心配することありませんよ」「返済金と同じ額を引き出して、そのお金を直ぐ入金してくれれば結構ですよ」と言われる始末。 今までも残高が少なくなると、「生活大変でしょう、遠慮なく使ってください」と個人名で度々通帳に振り込んできたと言う。これでは死ぬまで借金は無くならない。しかし「今まで親切に良くしてもらった」とA子は言う。身寄りのない彼女にとって唯一の心の支えだったかも知れない。 「過払いになっている可能性がありますよ!!」いくら説明しても理解できない様子、其れもそのはず、インターネットも、相談できる人もいなかった。 最後の相談者のTさんも、過払いのことを始めて知ったという。あらゆる情報が溢れているのに、遮断され、取り残された人々が沢山いる。 先日、過払いで法律上支払の義務がないのに請求を続けた業者の行為を不法行為と判断した判決も出た。今こそ、業者の「告知義務」を法律で徹底させることが必要ではないか。
2009.06.12
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Aさんは気弱い、心配性だ、ちょっとしたことでパニックに陥ってしまう。このような性格のためか、うつ状態になり勤務先も退社、1年前に多重債務を抱え事務所に駆け込んで」来た。途中、何度か連絡も不通になったが、ようやく各社との弁済和解も成立新しい仕事も決まり再スタートを切ったはずだが・・・ そのAさんから昨日電話がある「大変です!!S社から裁判起こされました」「一括で払えと言ってきています」完全にパニックだ。新しい仕事も続かず2ヶ月の延滞を起こしてしまった、再度、仕事も決まって来月からは払えるという。 「分割で払えないものを一括なんて無理でしょう」「その旨、先方に話したら・・」色々、アドバイスするも「怖くってそんなことできない」最後には「俺は、うつで、こんな状態なのに一括で払えとはひどすぎる」と言う。 そして本日来所することになった。「ちゃんと来れるのか?」事務所の皆は心配していた。ところが事務所に入ってきた姿を見て皆が唖然、千鳥足、頭はうな垂れて完全に泥酔状態、 今まで酒の匂いをさせていた事があったが、これは酷い、「酒を飲んで来たんですか?」「きの・うは・・のみましたが・・きょうは・のんでいません・・」呂律が回らない。答弁書の署名も真直ぐには書けない。やっと完成させファクスする。 「気持ちがわかるが、うち(の事務所)は飲み屋でない、今度酔っ払って来たら出入り禁止だ!!」厳しい言葉に分かったのかどうかうな垂れていた。 そして担当司法書士駅まで送って行く。 その後、本人の母親からお詫びと、今後、援助していく旨の電話が入る。これで良いのか? 本人の自立こそが必要だが・・ 過ぎ去った過去を後悔しても仕方がない、まだ来ぬ未来を心配しても仕方がない、今出来る事を、最善の努力する事が必要では・・ 大抵の事は何とかなる。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.11
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当ブログは毎日2,000~から3,000のアクセスを頂いている。一般の方は勿論、同業の士、相手業者からも閲覧されているようだ。「あまり、うち(相手業者)の会社のことは書かないでくださいよ」と 担当者に冗談で言われることもある。 それに、本人請求、本人訴訟で戦っている人も参考にして頂いているようだ。日増しに各業者の対応は厳しくなっています、あらゆる情報を収集して、理論武装のうえ戦って欲しいものです。 大変だが、そうする事によって、利息のからくりも、多重債務に落ちる罠も、借金の馬鹿らしさも身をもって分かると思います。 本日は本人訴訟で戦って成果をだしている人からのメールを紹介させて頂きます。 以下原文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月頃、借金総額000万程、完済したもの含め0社位を依頼しようと思いお問い合わせしました北海道の者です。北海道からの依頼等で、残念ながら受任して頂けませんでしたが、その後、近場で弁護士に相談する勇気もありませんでした。 むしろ近場で他人に相談するくらいなら自分でやって見ようと思い完済した分から個人で過払い訴訟をやってみました。A社から始め地元信販会社、B信販、0和解のC会社、Dカード4社合計で過払い金が00万ほど還ってきました。後の残りはEカードと18%金利のキャッシング分だけとなり、訴訟と同時に生活費も切り詰めはじめたおかげで000万あった借金があと00万程になりました。和解交渉の時など、先生のブログの担当者とのやり取り、かなり参考にさせていただきました。 ここまでやってこれたのも先生に相談したことがきっかけに、自分の強い意思や勇気を引き出せたように思います。借金整理をしている間ずっとひと段落したら必ず先生にお礼と報告をしようと頑張ってきました。 まだ残りはありますがそれも年内には片付く見込みです。借金を片付けたら貯金をして心も豊かになりたいです。先生、本当にありがとうございました。苦しんでいる人たちが早くまともな生活が戻ってくるよう手助け下さい。それでは。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.10
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K子さんは消費者金融T社に借金50万円程、取引期間は10年以上、その他の信販会社3社にも約230万円。過払いが見込まれるT社だけの任意整理の依頼に来所された。 私 「他の信販会社は(任意整理を)やらなくていいんですか?」K子さん 「はい、借りてからそんなに経っていませんし法定金利ですから・」 私 「元本は減りませんけど、将来利息が免除になりますよ」K子さん 「そうですか?」 私 「1社も2社も同じ事です、支払いを楽にするには全部やるべきです」K子さん 「でも、カードが無いとショッピングが・・」 私 「現金を貯めて買えば良いことです」 「人間は弱い者です、カードが手元にあれば、つい使ってしまいますよ」K子さん 「わかりました、できるんでしたら一緒にお願いします」 保証人付等事情のある場合を除き、任意整理はすべてを一気にやるのが鉄則です。「カードが手元にあったばかりについ・・」と再び多重債務に仲間入りしてしまった例が後を絶ちません。多重債務に陥って支払いが困難になったということは、本人にも何か原因があります。借金癖はなかなか直りません。ある期間はリハビリが必要でしょう。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.09
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静岡のYさんは失業保険暮らし、その支給も今月限り。そして250万円程の借金を抱えている。いよいよ土壇場か? 時間は余るほど有るYさん、高速で2時間足らずだが、5時間かけて一般道で来られた。精彩がまるでない。 私 「仕事は捜しているんですか?」Yさん 「はい、それがなかなか気に入った・・・」 私 「仕事を見つけるのが先決ですよ、借金は待ってくれませんから」 借金の事で頭がいっぱい、就職活動にも力が入らないという。自分に合った、やりがいのある仕事に就くのが一番だが、今はそんな状態ではない。 私 「着手金の支払いは8月末からでいいですから・・」 「バイトでも、なんでもいいですから、直ぐに仕事に就いて下さい」Yさん 「わかりました、二種(免許)を持っていますから、とりあえずトラックにでも 乗ります」 私 「そうですよ、何もしなければ解決はしません、すぐ行動をしないと・・」 見る見るうちに血色が良くなったYさん、ようやく再生への第一歩を踏み出した。 派遣切り、失業、倒産、不況、現状は、まだまだ厳しい。昨年、派遣村に溢れた失業者、見かねた飲食店のある経営者が衣食住付きで職場を供しようとしたが、気に入った仕事でないとの理由か?応募者が少なかったという。 まずは職に就く、気に入った仕事を探すのはそれからでも遅くはない。 ゴールに向かって、まずは小さな一歩を踏み出そう。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.08
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過払いの和解が成立しても、直ぐには返金にならない。1ヵ月以内に返金してくる最速のアコムは例外として、通常1ヶ月~2ヶ月先になる。武富士は、さらに先になる。プロミスも遅くなった。 7月00日期日のT子さんの和解の件でプロミスの担当者から電話が入る。 こちらのペースで和解を進めるため、最近は最初に返金日を聞く事にしている。 プロミス 「T子さんの訴外和解の件ですが・・」 私 「いいですよ、ところで入金はいつ頃になりますか?」 プロミス 「それが、9月でお願いしたいんですが」 私 「えぇ!!・・9月? 今、6月ですよ」プロミス 「すみません、これが最短です」 私 「それは駄目だなー・・依頼者が納得しませんよ」プロミス 「すみません、それ以前に返せると思いますが、一応和解書には・・」 私 「うーん、請求額で和解しようとしたんですが、駄目ですな」 「入金日までの利息を付加して貰うしかないか・・」 「それとも判決をもらった方が早いですかな?」プロミス 「入金日までの利息も仕方ありません」 私 「わかりました、どしても無理でしたら、それでいきましょう」 プロミス 「参りました。減額して貰うつもりでしたのに・・」 過払い金の返金は一人、二人で無い、事務処理、資金繰りのこともある。わかってはいるが9月とは・・・体力が落ちているのか? 処理案件が多く事務処理が追いつかないのか? 過払い案件、一向に減少の兆し見えないと担当者が言っていた。本日、プロミスの他の訴訟案件2件も、入金日までの利息込みの満額和解成立。 債務整理,過払い請求専門
2009.06.05
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「過払い利息の起算点は?」新たな論点として主張してくる業者が多くなった。 アコムの場合は? 6月00日期日のKさんの件で電話ある。請求額は利息込みの84万9,098円アコム 「・・・訴外で和解お願いできますか?」 私 「いいですよ、うち(事務所)の条件ご存知ですよね?」アコム 「知っていますが、今回は2点程主張させて下さい」 私 「どういうことですか?」アコム 「まず分断があります」 「個別の計算では61万8,000円程になりますが・・」 私 「3ヶ月の分断でしょう、全然問題になりませんね」アコム 「そうですか、次に過払い利息なんですが・・」 「(起算点は最終取引から)との判決が札幌高裁等で出されていますが・・」 私 「あくまでも、その裁判官の判断でしょう」 「大多数の裁判官はそうは解釈していませんよ」アコム 「最高裁は取引終了時からでないと過払い請求はできないといっていますよね?」 私 「そうは言っていませんよ、それに過払い利息の発生と過払い請求とは別ですよ」 「逆にお宅が債務の一括請求するとき、権利発生前の利息は発生しないという ことですか?」アコム 「そういう考えもあるんですね?」 「わかりました、至急、稟議だします84万9,000円で宜しいですね?」 私 「結構です、宜しくお願いいたします」 アコムは本気で主張はしてこないようだ。他の案件も本日5件ほぼ満額で和解になる。すべて訴訟に切り替えて正解だった。新生ファイナンス(レイク)と同様、今のところ最優良児か?続いてプロミスは優良児? アイフル、武富士は最悪、答弁書で、ありきたりの主張をしてくる。引き延ばし作戦か?三洋信販も同様だ、本日第三回の期日も出廷せず、最後の悪あがきか?新たな主張として準備書面を送りつけてきた。結審予定。各社の動向に目が離せない。 マイサイト 債務整理,過払い請求専門
2009.06.04
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電話を保留にして、「所長、アイフルが5割しか返還しないと言っていますが」と過払い交渉中のK司法書士。 直ぐに電話を代わる 私 「お世話になります、所長の00です」 「5割とはどういうことですか?」アイフル「申し訳ありません、会社の方針です」 私 「いつからですか?」アイフル 「今月からです」 私 「わかりました、今、送っている請求書、全部破棄してください」 「全部訴訟に切り替えます」アイフル 「個別に対応しますから・・・・」 私 「京都(裁判所)まで行くことになりますので。こちらも和解はしませんよ」アイフル 「仕方ありません」 私 「それから、債務が残った場合は5割の減額をしてくれるんですか?」アイフル 「担当部署が違いますので・・」 アイフルには原則、訴訟で対応してきたが、費用対効果も考え、案件により元金満額での任意和解もしてきた。 今後すべて訴訟対応になる。問題は裁判籍。京都(アイフル本社)の裁判所まで出廷する覚悟も必要だ。いざとなったら協力をしてくれる京都の同業の士も居る。 今まで依頼者から高金利を貪ってきたのに・・そして、過払い金は5割しか返還しないと平然と宣言してきた。融資先や、他の経費等の支払先にも同じように減額を要求しているのか?そうとは思えない。過払い債権者は馬鹿にされたものだ。とても、一部上場企業がやることとは思えない。徹底的に戦うしかない。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.03
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武富士の過払い訴訟、第一回期日前に和解はできなくなった。定型的な答弁書が届き擬制陳述。 2回目期日で決着か? 明日はTさんの第二回期日、請求金額 利息込み55万4,960円 途中完済、解約の分断有り。 武富士の担当者から電話あり。強気にいく。 武富士 「Tさんの件、訴外で和解できませんか?」 私 「えぇ・!!和解ですか?」 「答弁者を頂いておりますので、和解はしないと思っていましたが・・」 武富士 「そんなことはありません、答弁書でこちらの主張をさせて頂いた だけです」 私 「そうですか、条件が合えばいいですよ」 武富士 「途中解約して再契約しています」 「分断で計算すると11万円程ですが?」 私 「話になりませんね」 「分断が認められても、充当が認められないとは限りません」 「このようなケースは全て勝っていますよ、うちの事務所は・・」 武富士 「どの位でしたら?」 私 「55万円でどうですか」 武富士 「それは絶対、無理です、50万円以下になりませんか?」 私 「無理しなくてもいいですよ、裁判官の判断仰ぎますから」 「Tさんも(私も裁判所に行ったほうがいいですか?)とやる気ですから」 「徹底的にやりましょう」 武富士 「ちょっと待ってください、至急、決済を取りますから?」 私 「今日中に回答頂けますか? 予定を立てないといけませんので、 明日は他にも裁判がありますので・・」 結局、最終決裁者が不在のため和解にならず。期日の延期を要望されたが、延び延びになってしまうという理由で断る。どうやら引き延ばし作戦をしたが、出廷する余裕がないようだ。聞くところによると、担当者一人当たり200件~300件の過払い案件を抱えているという。第二回目期日が勝負か!! マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.02
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母子家庭のK子さん 意を決して来所された。「昨晩はよく眠れませんでした」「こういう所に来るのは始めてなんですもの・・」その心配も吹き飛んで笑顔で帰っていかれた。 借金はNカード一枚、35万円程 8年程前から月1万円程支払っているが一向に減らない、油断すると借り入れを重ねて増えてしまうという。 しかし他のカードには手を出さなかった。 「この支払いがなければ、子供に、もっとおいしいものを食べさせてあげられるのに・・」ため息交じりのK子さん、「借金は無くなり過払いになる可能性がありますよ」と聞いてやっと安堵したようだ。過度の期待はいけないが、返ってきた過払い金で、ちょっと豪華な食事でもしていただきたいものだ。 「相談者は、やっとの思いで電話をし、そして来所される」いつも事務所のスタッフに言っている。1件、2件でも遠慮はいりません。 どうか勇気ある最初の1歩を踏み出してください。 マイサイト債務整理,過払い請求専門
2009.06.01
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