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アラフィフの私は更年期の本をいろいろ読んできました。この本は、東洋医学研究家で針きゅう師の女性が書いた1冊です。私自身、先月より突然耳鳴りの症状が起こり耳鼻科2か所に出かけました。低音障害型感音難聴と診断されたくさんの薬を処方されましたが改善せず。そのため、今は鍼治療と漢方を併用した治療を行っています。西洋医学では改善されない症状も東洋医学では改善されることを何となく感じていてこの本を読みました。この本は、東洋医学式の視点や考え方、対処の仕方をもって更年期の悩みを抱える女性たちにアプローチしています。・更年期を快適に過ごすために五行説を知ること・臓腑を整えてコンディションを保つ・太陽を浴びて自律神経を整える最後の章では体質セルフチェックとその対策も紹介されていました。私の体質は、気滞と血虚に該当するのですがどのようなものを食べればよいかも紹介されていて大変参考になりました。これからは鍼灸治療の考えや東洋医学の考えを日本も取り入れていくことが大切だと感じています。更年期世代の女性たちにぜひ読んでほしい内容です!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.13
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夫が60代を迎え、老害について私たち夫婦も思うところがあるのでタイトルに魅かれて読んでみた。老人科、神経内科を中心に高齢者専門の総合病院での勤務をしてきたので高齢者の味方である著者。著者は、長生きよりも元気で好きなことを優先させる生き方を推奨しています。・太めのほうが長生き、カロリーを気にしない・薬は自分の意思でやめてよい・子どもにはお金を残さない・生活保護は堂々ともらいなさい・コレステロールを下げるとがんになるなど興味深い内容が紹介されています。特にコレステロール値についての内容は興味深かったです。夫が今年人間ドックでコレステロール値について指摘を受けました。コレステロール値を下げる薬を飲むように言われ今現在飲んでいます。サプリ感覚で飲むように医師からは言われたのですがこの本ではコレステロール値を下げる薬について興味深い内容が書かれています。コレステロール値を下げる薬を飲むと免疫力が低下して逆に病気になりやすいと著者は言います。夫自身、今までアレルギーや花粉症など無縁だったのにアレルギー性鼻炎の症状が今現在出ていてびっくりしています。薬と言うのは副作用が必ずあることを知って飲む必要があると実感しました。さらに著者は、大学の教授は金もうけのために薬の研究ばかりしているが高齢者になると薬を飲むことが危ないとも言っています。「副作用で日常生活の活動レベルを落とさないように、薬をできるだけ減らしていったほうがよい」という著者の考えに私も賛成です。老害に関しては、人に迷惑をかけなければタバコを吸おうと、何を食べようと、車を運転しようといいのではないかというのが著者の意見です。その通りだと思います。しかし、平日に散歩をしていると歩きたばこの高齢者や禁煙の場所で喫煙している高齢者をかなり見かけます。受動喫煙の害について考えてほしいと私自身は感じます。高齢者がタバコを吸うことに文句はありませんが吸わない人への配慮ができない高齢者が多いのも事実です。さらに、運転に関しては法定速度40キロの道路を30キロで走行したり、ひどいときには20キロ代でトロトロ運転する高齢ドライバーを見かけます。せめて法定速度は守ってほしいと思います。あるいは譲れる場所でほかの車に道路を譲る配慮が欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?この本を読んでいると高齢者の気持ちも理解できます。しかし、世間には迷惑をかけることが当然のごとく配慮のない高齢者も存在します。私自身はこんな老害にはなりたくないという気持ちを常にもっています。この本を読んで、元気に好きなことをして周囲へ迷惑をかけない高齢者が一人でも増えてくれるとうれしいと感じました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.11
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不動産屋さんとのお付き合いって入居するときと退去するときだけ。それ以外は、基本的にお付き合いなんてなかった私にとってこの本は目から鱗の内容でした。JR横浜線淵野辺駅を中心とした1800室の賃貸物件を管理しているまちの小さな不動産屋「東郊住宅社」。「礼金ゼロ、敷金ゼロ、退室時修繕義務なし」の貸し方を取り入れていることに私はまず驚きました。退室時、修繕が必要だと敷金を半年以上返金してくれなかった不動産屋を知っているからです。そして2代目の著者は、入居者向け食堂としてトーコーキッチンを始めます。朝食100円、それ以外は500円で入居者においしい食を提供しています。2代目の著者自身、入居者と不動産屋との関係は契約が済むと疎遠になることが多いと言います。だけど、東郊住宅社は「契約してからが本当のお付き合いのはじまり」だと考えていて、住まいや暮らしの要望を受け付けます。だからこそ、大学進学とともに上京する学生さんとその親御さんが東郊住宅社の物件に住みたいと考えるのでしょう。広告代理店勤務、ニュージーランド移住などを経て家業を継ぐことになった二代目の著者がどうしてトーコーキッチンを始めようと思ったのかを第一部で紹介していて大変興味深かったです。そして第2部ではトーコーキッチンがみんなに愛される運営の仕組み、日常のルールなどを中心に紹介しています。日本一「味どう?」と聞いている不動産屋であり「おいしい」と言ってもらえるのが何よりうれしい不動産屋だという著者の今後の夢は「トーコーデリバリー」さらに生活に密着したサービスは多岐に渡ります。今後日本は人口減少が進んでいきます。まちの小さな不動産屋が生き残るためには東郊住宅社の二代目が始めたトーコーキッチンのような食住一体型のサービスが受け入れらるのでしょう。大手の不動産屋には決して真似できない、小さなまちの不動産屋だからこそできる「トーコーキッチン」へ私もランチを食べに行きたくなりました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.09
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タイトルに魅かれて読んでみました。YouTubeでは有名なのでしょうか?千葉大学工学部卒の男性が書いた本です。陰キャ、陽キャ、ぼっち、コミュ障、キョロ充、リア充など初めての言葉に戸惑いながら読んでみました。第1章では、独自に考察した孤独にまつわる人間について第2章では、孤独と向き合う上での意識の持ち方、第3章では、集団内での基準のズレを起こさないための抽象的な習慣、そして第4章では具体的に一人で情報収集するテクニック。第5章では、孤独系人間の将来像そしてアドバイスなどが記載されています。若い人たちへのメッセージなので50代の私が読んでもそうなのか~こんなことを若者は考えているのか~と読み進めました。孤独ならではの情報収集はなかなか興味深かったです。ただし、著者はヤフーの知恵袋がよかったとありましたが私自身はこのサイトを使って間違った情報が多数コメントされたのであまり信頼していません。後半は大変よいことが書かれていました、「社会的成功だけが人の価値を決めるのではない。重要なのは、就職した会社や学歴などの他人軸での競争の結果=社会的成功よりも自分軸での勝利=自己充実です」若い人たちには、ぜひこの本を読んで自分に向いている、やっていて楽しいなと思えることをこれからの人生で実行してほしいと感じます。それが群れずに孤独だとしても‥です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.07
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3人のお子さんのいる働く女性がインスタでフォロワー数8万人となり本を出版。整理収納アドバイザーの資格を持つ。約120着あった服を20着に減らしたそうです。自分のもの、家族のものの手放し方を写真とともに紹介しています。そしてスッキリをキープするために心がけていることなどもわかりやすく伝えている。モノを減らせば時間ができ、ゆとりができ、夫婦の会話も増えたそうです。大切なのはものを持たないではなく、何を持つかだと著者は言います。こだわりや決めつけをするのをやめることにより縛られてきたものを手放すと身軽になると。大切なことは見失わないようにあれこれ欲張ることをやめた!今は、やめること、引くことを覚えたそうです。すぐに読めるので、図書館で借りるのが一番かも。というか著者のインスタを見ればこの本を買う必要はないんじゃないかな?旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.05
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【1億円稼いでいる人は何をしているのか?】このタイトルに魅かれて読んでみたいと思う人は多いと思いますが「誰でもできるけど、みんな気づいていない!」とタイトルの上に小さく書いてあります。この本は、読むだけではダメなんですね。実際に実践することが大切だということにみんな気づいていないんです。日本はデフレが続き若い人たちにとっては給与が上がらず預貯金も増えない状態です。だからこそ、お金の不安をなくすために貧乏になるストック思考をやめてお金持ちになるフロー思考に切り替えることの大切さを最初に説いています。そして実践編では起業を始めることを紹介しています。小さな売り買いを始めることで、1億円を稼ぐという目標に向かって進みましょうという提案です。株や不動産に頼るのではなく、あくまで小さな起業をしお金の流れを維持し続ける仕組みを作りましょうと著者は言います。この本を読んで皆が1億円稼げるかと言えば残念ながら難しいでしょう。しかし、貧乏思考から抜け出し自分にとっての幸せな人生とは何かを考えるヒントになるのではないでしょうか?旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.03
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1939年生まれ。83歳の著者は妻に先立たれ、一人で老後を暮らしている。若いころは、横浜・青葉台の高級住宅地の一戸建てに住み(取得価格1億4000万円)広い庭付きでベンツあり。そんな暮らしから、今では下町のマンションで犬と二人暮らし。60代ではお見合いをして2回の再婚をしたものの今は株や執筆業などをしながら楽しく暮らしている。一人暮らしの老いた男性が読めば元気をもらえる内容かもしれない。そして、これから定年を迎える男性たちには妻に先立たれたときの心構えとして参考になるかもしれない。健康が一番であるが、一人の時間が多い老後にどのような暮らしをすれば楽しく毎日を暮らせるのか大変参考になる。・豪邸を捨てよ、身ひとつで楽しさを知ろう。パラダイスは身近にある。とても印象的です。年老いても、まだ欲をもって人に迷惑をかける高齢者が近隣に住んでいるのでぜひこの本を読んでほしいと感じる内容でした!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.12.01
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母親との関係を綴ったエッセイ「母」を読んで著者に共感したので読んでみた。芸能人としての自分。離婚してシングルマザーになった自分。子どもとの関係。40代での挑戦。そして、光浦靖子氏との対談。娘への遺言。母親を憎んだこともある著者だけど、子どもを産み育てる過程で母親の気持ちも理解できるようになってきたという。48歳でキングオブコントに挑戦した夏。まだまだだった自分を知れた夏。全力だったから気づけた夏。負けたらやり直せばいい。よし!また挑戦しよう。私はテレビを見ないので、著者のテレビでの活躍を知らない。1973年生まれ。私と年代が近いということと母親との関係にずっと悩んできたということで親近感を抱いてこの本も読んでみた。最後に、もしいま「娘へ」という遺書をのこすとしたら大学受験全部落ちて、就職試験全部落ちて、オーディションも受かったことなくて、離婚して、病気もして。それでもわたしはわたしでよかったと思っています。と娘に語っている。わたしはね、基本、人生は楽しいのだ、時折苦しさがくるものだ、と思っていたのだけれど、どうやら違うようで。基本、人生は苦しいが、がんばっていると時折ご褒美の楽しさがやってくるようで。彼女の今の想いがいっぱい詰まっていて同じ世代を生きている私にはとても共感できることが多い1冊でした。母親との関係に悩んだ日々があったけれど今は亡き母親の写真に向かってごめんねとありがとうを交互に言う著者。人生とは、なんと切ないのだろう!一人のアラフィフ女性の今の気持ちをリアルに綴っているところが同じ世代を生きてきた私には共感できるのかもしれない。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.29
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1956年生まれ。大学を卒業し、金融機関で36年間勤務。10代の最初の大学受験で京大を不合格になり二期校の国立大学に入学したそうだ。プロフィールに書きたくないくらい最終学歴の国立大学が嫌だったのだろうか?定年を迎える数年前から国立大学の受験勉強をスタートし定年1年前に京大経済学部に合格。二度目の大学生として、第二の人生をいかに豊かに過ごしているかが紹介されている。記憶力の衰えた60代前後で大学合格を勝ち取るための秘訣。そして、大学の学費、家族のこと、健康のことなども紹介されている。私自身は、10代の時大学受験でかなり苦労したし正直大変だった。さらに大学時代も4年間卒業するために大変だったことを思うともう一度大学生活を送りたいとは残念ながら思わない。最近は、定年を迎えて大学で再び学びなおす人が増えているという。人生100年時代と言うから好きなことを定年後にするのはいいことだと感じる。お金をかけないために寮に入って、若い学生たちと学ぶ。著者にとって京大へ行くことはきっと自己実現となったのだろう。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.27
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学生時代に百人一首を覚えたことが懐かしくこの本を読んでみたい衝動に駆られた。本を手にしてまず魅力的な現代風の表紙のイラストに心躍る。読んでみると忘れている歌もあってかなり新鮮だった。この本の著者は、百人一首を暗記しようと思い立つ。しかし、理系の人間なので図形や数字系のパズルは好きだったが記憶系の勉強は苦手。だから、著者は4首1組で歌の世界、イメージの奥行を深めていったらしい。前半60首(第一部)、後半40首(第二部)に分けてストーリー性を持たせることにより100首全体でとても形の整った長大な抒情詩になっていることに気づいたという。現代人が百人一首を暗記しようとする際に現代風のフォトイメージ付なのは堅苦しくなくすんなり入ることができて大変覚えやすいと感じた。現代の若者たちにも親しみをもてること間違いなし!ちなみにこの本に使われているフォトイメージの大半はすべてフリー素材を使用しているというのにも大変驚いた。昭和19年生まれの理系の著者は、今までの百人一首とは視点を替えて自分の解釈を以下の内容で紹介している。・第1部の概観・第2部の概観・全編鑑賞の前に・全編鑑賞・翻案した現代詩で鑑賞・真序で覚える百人一首・真序かるた会・あとがきこれが何とも理系らしい解釈解説なので文系の私にはそうなのか~と唸らずにはいられない内容だった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.25
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私たちは幸せになりたいと常に思っている。だけど、幸せになるための授業を受けたことはない。だから、幸せがどんなものなのか?理解していない人が大多数だ。この本は、科学的に幸せになる具体的な方法をわかりやすく紹介している。・幸せになるためのお金の使い方・嫌われる勇気が不幸の始まり・結婚と幸福度の関係・ポジティブ思考から抜け出す・働きながら幸せになる反則技・幸せ偏差値を科学的に測定する・人類史上最高に幸せになれる時代特に興味深いのは結婚についての章。結婚生活を続けていくためには、慣れに抵抗してさまざまな努力をする必要がある。そして慣れることを少しでも遅らせて幸福を感じる状態にすることが大切。納得です!そして人生の満足度はどれだけ自分へのハードルを下げられるかで決まる。これも然り。どれだけ今の自分を肯定的に受け入れることができるかこれが人生の満足度に強く影響すること。どんな自分でもそれでいいんだと思える力が人生の満足度を左右するんですね。完璧主義の私は、この本を読んで自分に厳しすぎることが自分の今の幸福度を下げているのだと感じている。学校では教えてくれない幸せの定義。だけど生きていくためにはとても大切。今現在、幸せと思っている人も幸せじゃないと思っている人も著者の授業をぜひ受けてみませんか?旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.23
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私は、子供の頃から虫をこよなく憎んできた。世界から虫なんていなくなればいいのにとずっと思い続けてきた。その根拠はわからないのだが、とにかく嫌いなものは嫌いなのだ。しかし、少しでも虫と言うものを理解できればこれからの人生を楽しく生きていけるのではないかと感じてこの本を手にした。なぜなら我が家の隣は雑木林でいろいろな虫が1年中昼夜とわずにやってくるのだから。私とは真逆の著者は、幼少期の頃から虫をこよなく愛する。刺されても、咬まれておなお虫への愛が止まらない。好奇心が旺盛とは言え、人体実験までして虫に立ち向かう勇気はどこから来るのであろうか?よくぞ死なずに今日まで生きてきたなと正直感嘆する。クモ、ハチ、ムカデ、サソリ、バッタ、アリ、カメムシ、甲虫と著者にとっては愛しい虫たちが紹介されている。雌の虫を彼女と表現したり、ヒアリに刺された時などは脳内に「火」あるいは「焼けた鉄」がよぎると表現している。刺されたときの痛みの表現力がわかりやすく虫が大嫌いな私でさえも魅了されていく。自分から咬まれにいく著者の行動にも脱帽だ!実食編では、体当たりで虫を食べる。少々やりすぎではと私などは思うのだが、著者曰く「人間がほかの生物を知る上での基本」だと。・人間に危害を加えないか?・食物となり得るか?生物を知るためにはこの2点が大切なのだ。私の虫嫌いは「食わず嫌い」なのかもしれないと読み進めるうちに思ってくる。この本を読んで虫嫌いを克服できたかと言えば残念ながらそうではない。やはり庭のアリ、蚊、毛虫を見て悲鳴をあげることだろう。しかし、私たちやその子孫が暮らしやすい地球環境を維持するためにこの小さな生物たちを理解し、共存の道を探っていくことが大切だという著者の言葉をしかとかみしめ虫たちとの共存を探っていくことにしよう。最後に、この本を読んで虫が好きになったとしても著者の行動を絶対にマネしないようにしてほしい!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.21
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イラストレーターとして活躍中の著者。片づけ、貯金、時間の使い方など苦手な分野を克服してきた著者だけど料理も苦手。今回は、苦手な料理を克服しようと奮闘する体験談が描かれている。1日30品目などにとらわれる必要はなくて・揚げない・こねない・包まない料理にチャレンジ。バランスよくそして材料を腐らせずに食べきることが大切だと著者は言う。略式麻婆豆腐、タケノコご飯、チャーハンなどのレシピそして野菜を使い切る方法などをわかりやすく紹介している。料理が心底苦手な人が読むと参考になるかもしれない。1時間もかからないうちに読めるのでわざわざお金を出して買って読むかな~というレベルの1冊。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.19
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団塊世代の2025年問題、介護保険制度改悪など介護の今を介護事業27年の現場のプロである小島氏と徹底討論している。私自身、上野千鶴子氏と同じく在宅ひとり死を望んでいる一人。なぜなら、介護で働く女性たちが介護者を車に乗せたまま路駐して外で皆で喫煙している姿を見てしまったから。タバコの苦手な私は、こんな女性たちに介護をされるのはまっぴらと思った。しかし、この本を読んでいると介護の仕事をする人たちの給与が低いことも問題視されている。小島氏自身、給与は600万円だという。介護の仕事は儲かる仕事ではないのだ。さらに、介護施設で働く友人が生活保護者が一番喜ばれると言っていたがこの本でもそのことが書かれている。生活保護者は貯金してはいけないから、そこで働く職員たちと一緒にお金を使うのだと友人が言っていた。おかしな世の中である。さて、介護は昔は女性が担ってきた。だから、介護で働く人たちの時給が安いのだとこの本に書かれている。女がやってきた「タダ働き」が根本にあるのだろう。同じ女として腹が立ってくる。だから、優秀な人材は介護の現場に行ってもやめてしまう。私は自分が介護される側としてこの本を読んだが自分が介護される頃にはどうなっているのだろうかと不安な思いで読み進めた。上野千鶴子さんがいうように介護保険制度はどんどん改悪になっているという。介護保険は皆40歳から支払っているが、国民健康保険と違って介護保険は支払っているだけで使わずに死んでいく人も多いのだろうか?介護保険料を払っているのだから、恩恵として介護してもらってもよいと思うのだが国はそうはさせないように制度を変えていく。おひとりさまが今後増えていくが、その前に団塊世代が高齢化していく。これに国や介護の現場はどのように立ち向かっていくのか?介護の現状を知らない男たちが制度を決めることにも問題があるように感じる。介護事業の現場に27年携わってきた女性の話は大変興味深かった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.13
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鎌田氏の本は数冊読んでいますが、この本は今の日本の現状の問題点を指摘し日本が今後未来に向けてどうしたらいいかを著者がわかりやすく紹介している。・お金の話・生と死・いろんな生き方・絵本の力・人口減少問題など…第3章では壁壊し名人のとがった生き方を伝えたり、第4章では命に焦点を絞ってコロナ禍であらわれた壁について、そして第5章では国が今直面している人口減少と言う壁について著者の考えとともに専門家からのインタビューも紹介している。電子マネー、クラウドファンディングなどには大変興味を持てたがあまり興味のない分野も後半個人的にはあった。日本に今ある問題点を壁と称して、さまざまな視点から語っているが解決するには時間が必要だと感じる。壁をまず意識すること、その壁を壊していくことが大事だと著者は言う。そして壊せない壁はないと信じているというが私自身女性として生まれ育ち壊せない壁に何度も突き当たってきた。今も壁に突き当たっているが、解決の見込みはない。現実は難しいと感じている。何より政治家たちが世代交代して行かない限り日本は変わっていかないと私自身は感じている。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.09
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平成29年に書かれた本です。夫がコレステロール値が高いと産業医から指摘を受けたためこの本を読んでみました。内臓脂肪の減らし方としてレシピ、運動などが紹介されています。コレステロールを下げる、減らす今日からできる知恵がパート3にあるので読んでみました。・牛乳は悪くない・肉を食べようなどが紹介されていました。かかりつけ医からは牛乳は飲まないほうが良いと言われたので牛乳は悪くないという著者の考えはどうなのでしょうか?指先ストレッチ、手のひらもみなど図で紹介されていますがこれで改善するとは残念ながら思えません。さらにブラックコーヒーがいいと書いてあります。しかし、コーヒーは体を動かす30分前に飲めば効率よく体脂肪を燃焼することができるのであって運動しないのに飲むのはNGだと私自身は感じます。令和の今この本は少し時代遅れなような感じがしました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.05
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50代。すでにローンは完済している私だけど…不動産についていろいろ知りたくてタイトルに魅かれて読んでみました。この本はQ&A形式で具体的にわかりやすい内容となっています。登場人物は、家のことで困っている藤原千尋さんと家のことを教えてくれる長谷川高さん。シングルマザーの藤原さんが不動産について長谷川氏に質問していきます。・家を買うためのお金の話・家選びのポイント・住み替え、リフォームのアドバイス・実家をどうしたらいい?・おひとりさま、自営業の人の注意点・郊外、地方に住む選択など不動産についてわかりやすく解説しています。家を購入する際に優先するものは何か?を考えることが大切と著者は言います。全部取ろうとしちゃいけないと!50代で家を買うなら、金利は固定、返済期間は約20年、返済方式は元金均等が望ましい。さらに戸建ては確定測量図とご近所さんチェックが欠かせないポイント。我が家は20年前に今の家を建てました。その後10年後に隣の土地が売れて理解不能な高齢者が引っ越してきました。こればっかりはどうしようもありませんね。さらに、境界線の知識のない造園業者を雇ってわが家の敷地に構造物を建てたりする。戸建ては、ご近所さんに恵まれないと最悪です!リバースモーゲージについてもよいことだけではなくデメリットについてわかりやすく説明されているので大変参考になりました。ぜひ、50代の方に読んでほしい内容です!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.03
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健康診断でコレステロール値が高いと指摘された夫のために読んでみました。コレステロール値を下げる薬を医師から勧められたが西洋医学の薬を飲むことに反対の私は食生活を見直すべきだと考えている。ただし、コレステロール値が高いと動脈硬化が進行して狭心症、心筋梗塞、脳卒中になる恐れもある。生クリーム、バターの多いお菓子を食べないなどこの本にはコレステロール値を下げる食材や料理レシピが多数紹介されている。コレステロールを下げる基本の話からコレステロールを下げる安心献立、そしておススメの食材レシピ。最後には、市販品の選び方なども紹介されている。魚、大豆、海藻などがコレステロールを下げるのによいことが理解できる。大豆を中心に、肉料理をあまり作っていないつもりだったが魚をできるだけ食卓に取り入れ、パンにバターを塗ることを控えたいと考えている。コレステロールを下げる薬を飲まなくてもよいように食生活で何とかしたいという方におススメの1冊です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.11.01
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京都大学医学部の医学生である著者が世界各地で学問をされてきた先生方からお話を聞き日本の今の生活にも役立つ現地のさまざまな知恵を紹介している。・毎日を元気に過ごすための処方箋・ピンチをチャンスに変えるための処方箋・よりよい社会のための処方箋3部構成になっています。例えば…「あの人とわかりあえない‥」という悩みを持っている方にはガーナや南インドの儀礼の考え方を紹介し人間関係を円滑に保つ秘訣になるかもしれないとこの本で紹介している。カルテには、悩みの内容、そして担当医の紹介、専門と研究内容が紹介されている。そして悩みに対する有効成分と処方箋を抽出。症状におススメの本も悩みごとに紹介されていてわかりやすい。処方箋には「あの人が言ってること、ぜんぜん共感できない」と思ったときは、「見え方が違うだけかも?」と一呼吸おいてみる!けれど、だからといって、自分の感覚を否定する必要もない。それぞれの「アクチュアリティ」を大らかに受け取ってみるべし!となかなかいいことが書かれている。文化人類学者から現代を生きる日本人へのメッセージもおもしろい「何かをすること」ではなく「何かをしない」ことです。「何」かをしないかは、人によって違うでしょう。大事なのは、しなくていいと感じるものは、できるだけしないでおくことが結果的に大きな影響をもたらすと世界のさまざま現状を知ることにより日本人は今の自分の置かれた状況を理解し前向きな気分でごきげんに生きることができるかもしれない!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.31
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私はテレビを見ない。だから、TBSのアナウンサーという著者のことを知らずに読んでみた。私と2歳違いの女性。18歳、大学で東京に上京し卒業後TBSのアナウンサーに。25歳で結婚して子供2人を育てながら満員電車でTBSまで通勤したことなどが書かれている。退社する際の想い、仕事でご一緒した久米宏さんのこと、車遍歴のこと、ママ友のこと、閉経のこと、朗読会のこと、着物のことなど紹介している。TBSの安住紳一郎氏は後輩らしく彼とか安住君と書いているのが印象的だった。すべての回り道に意味がある。あえて回り道をしなさい。すべてに感謝できるようにと着物の先生から言われ、自分はちゃんと回り道ができているだろうか?と問うている。50歳、思うところが彼女なりにあるのだろう。同じ50代の私には彼女の心情が理解できる。最後は、仲良しのジェーン・スー氏との特別対談もある。定年まで会社員としてTBSで勤め上げることも人生だけどTBSを退社して失うもの、見えてくるもの、得ているものなど彼女にとっての今が綴られていて同世代として楽しめた。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.29
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「腎臓が寿命を決めていた」で始まるこの本は、第1章~第3章は私には難しい内容でした。リンが老化を加速すること、そして慢性腎臓病はリンが原因であることなどリンと腎臓の関係性から人間の老化のメカニズムを解明しています。研究者である著者が、研究の経緯そしてその後得られた研究成果に関して紹介しています。私は全章を読みましたが、時間のない方や結論を知りたい方は第4章、第5章だけを読むのがいいかもしれません。要は食事と運動が大切であることが第4章、第5章に書いてあるのです。肉や乳製品、ラーメン、ファーストフード、スナック菓子、スーパーやコンビニのお惣菜などにリンが含まれていること。日本の食は「添加物まみれ」であり「リンまみれ」である現状。「かんすい」「酸味料」「香料」「乳化剤」「pH調整剤」「強化剤」「粘着剤」などがリンが使用されている添加物の例であること。ベーコン、ソーセージ、かまぼこ、カップ麺、シリアル、スナック菓子、清涼飲料水など日本にはどれだけ多く添加物が入っているのかがこの本を読めばわかります。スーパーに行って添加物が入っていないものを探すほうが困難な日本。著者は、「食品添加物が多そうなもの」を減らしていくことが一番大切だと言います。食品添加物を食べるのをなくすことは現代では不可能です。しかし、できるだけ減らしていくこと、コンビニに行かないというのもいいかもしれません。食品添加物を減らしたい人のための12の心得は特に参考になりました。第5章では日本人は座位行動が多いことを指摘し1日の座位行動時間が長い人は寿命が短いと警鐘を鳴らしています。健康な人生、よい人生を送るためには、リンと腎臓が大切でありそのためには食事と運動が大切だという結論に行きつくのですが知っていることと実践することは別です。コンビニに行かないファーストフードを食べないカップ麺をたべないなどできることから一人一人が行っていけば元気に長生きする高齢者が増えるのではないでしょうか??旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.27
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社会学者として有名な上野氏が女性10人との対談を通して人生後半をどう生きればいいのか?その心構えを紹介している。・澤地久恵・橋田壽賀子・下重暁子・桐島洋子・村崎芙蓉子・若竹千佐子・稲垣えみ子・香山リカ・柴田久美子・荻原博子上記10人との対談形式になっている。しかし、対談が行われた時期は2012年~2021年。今現在2023年。10年の間に社会は変わっているので、この10人との対談が今のご時世に適合しているかどうかはわかりませんが、女性が生きていくうえで参考にはなると感じます。認知症、寝たきり、親の介護問題、老後の備えのお金など不安はつきものです。しかし、この本を読むとどんなに著名な方も不安を抱えて生きていることが理解できます。最後に上野氏は今後の政府の介護保険についてのあり方について言及しています。介護保険を皆が使えるかどうかわからない不安な時代がやってきます。だからこそ、家、友、そしてお金を今から準備していくことが大切なのかもしれません。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.25
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勝間和代氏がこの本を紹介していたので読んでみました。料理に大切なのは、・切り方・塩加減・火加減この3つだと著者は言います。美味しさの常識を疑えというプロローグから何やら面白そうと読み始めましたが最後まで驚きの連続でした。美味しい料理に強火はいらない。これって常識が変わりますよね。素材の味を引き出す塩のルール。これはわかっていましたが、実際読むとうまみ重視、塩分控えめの大誤解など塩加減がいかに大切かが理解できました。最後に包丁の使い方について書いてあるのですが100円の包丁でもいいなんてびっくりでした。著者は言います。情報が氾濫し、何が正しく何が間違っているのかわからない時代に、切り方に注意し塩を量り、火加減を素材の状態に合わせて調理するこれを訓練することが大切だと。料理に携わる人だけではなく、毎日料理を作る人たちにもぜひ読んでほしい1冊です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.23
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1954年生まれ。日大芸術学部卒業。高校時代から林真理子のファンだった私は、「ルンルンを買っておうちに帰ろう」などのエッセイが好きだったし「最終便に間に合えば」「葡萄が目にしみる」などを読んできた。最近では、社会問題を扱った「小説8050」を読んだがかなりおもしろかった。この本は、日大理事長就任についても素直に書いている。今現在の日大ラグビー騒動前に書いたものなので著者自身理事長就任後に世間を騒がせることになるとは思ってもいなかっただろう。・人間関係の心得・世間を渡る作法・面白がって生きる・人生を俯瞰する4つの成熟スイッチについて書いている。自分がどんな家庭で生まれ育ち、そして大学進学で上京しアルバイトをしたこと、就職できなかったこと、目立ちたかったこと、そして生意気だからこそマスコミにかなり叩かれたことなどを素直に書いている。作家としての自分の方向性、自分の使命、そして若い人たちに向けてのメッセージもある。若いころの林真理子を知っているだけに、50年後の著者は別人のように感じる。大学時代に著者のファンだった私は著者の講演会を聞きに出かけた。「今日のファッションは、シャネルのスーツです」と言わないと著者が着ているスーツがシャネルなんて誰もわからない。そんな野暮ったい印象を受けた。あれから30年以上過ぎた。人に奢るのが大好きで、お金を稼ぐのも大好き。「本物を伝える」ためのお金が大切だと著者は言う。若い人たちはどんどん節約志向になっていてお金を遣わないこと=センスがいいという価値観になっている。だから本物の文化を伝えることが大切だと著者は言うが果たしてこれを若い人は受け入れるだろうか?著者の生き方を肯定するが、若い人へ自分の生き方を伝えるのは違うような気がする。次回は、日大理事長になってからの日大内でのいろいろな事件や日大内部の話などをぜひ著者の言葉で書いてほしいと感じる。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.21
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世の中には、たくさんの調味料が存在している。企業はいろいろな調味料を開発しこれだけで味付けOKなどとCMで宣伝している。だけど、その調味料って必要ですか?私はいつも感じていた。この本にはシンプルな塩コショウの調理法で家庭料理が作れると紹介されている。簡単・時短へと時代は流れているけれど調味料を使いすぎると素材の美味しさがわからなくなるとこの本にも書いてある。塩は素材本来の味を引き出してくれる。塩・こしょうだけで本格的な味わいを感じてほしいそのためのレシピ本です。健康志向の方だけではなく、自炊している方たちにもぜひ手に取って実際に料理を作ってほしいと感じました。この本を読むとスーパーなどで売られている市販の調味料は必要ないと感じる。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.19
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1958年生まれ。早稲田大学卒業。金融機関を中心に働き57歳で退職。今現在は、好きな仕事をして2拠点生活を楽しんでいる。著者の本はほとんど読んでいると思いますが今回は生き方についてわかりやすく紹介しています。・トリプルキャリア・ICT活用・定年後の健康法・定年後を考えるおススメ本・夢に向かう構想が描けるデュアルライフ5つの章に分けて書いています。最近は、サラリーマンをしながらの副業も可能になってきました。二刀流で生きていくことが今後必要なのかもしれません。ブログ、X(Twitter)、Facebook、YouTubeを利用しながら毎日発信し続ける著者。毎日ビジネス書を読んでブログで紹介するなどとにかく努力してきたことがうかがえます。老後はのんびりしたいという人は読まないほうがいいと思います。人生100年時代と言われていますので70歳、80歳をどのように過ごすかが大切になってくるのでしょう。しかし、私はこの本を読んで違和感を感じます。今までサラリーマンとして頑張ってきたのであれば少しのんびりして頑張りすぎない生き方にシフトしてもいいのではないでしょうか?著者は、伊豆とさいたまでの2拠点生活を楽しみ本を書いたり、YouTubeで動画配信することが楽しいと言います。フリーランスになってから1年365日が年中無休で1日も完全休日という日はありませんが、仕事が楽しくて仕方ありません。伊豆で執筆をするようになってからはとくにその思いが強いのです。よほど著者はサラリーマン時代が楽しくなかったのかなと私には感じてしまいます。家族のために独立できなかったと書いてありましたし。人それぞれ。十人十色。今が楽しければいいのでしょう。著者にとって老後とは存在しないのかもしれませんね。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.17
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著者について知らずにこの本を読んでみた。東京生まれ。エッセイスト。クリエイティブディレクターらしい。50歳からをよりよく生きるための極私的考察と41のマイベーシックと本のタイトルの下にある。著者が撮影した写真だろうか?素敵な写真が文の途中で紹介されている。学歴は中卒と書かれている。秋山ちえ子さんとかマリーさん、エディさん、小林恵さんなど紹介されているけれどそれが誰なのか私にはわからない。父や母との思い出、妻との夫婦喧嘩、自分の好きへのこだわり、海外旅行のこと、身だしなみのことなど著者の日常や昔の想い出などを中心に描かれている。電車の移動時に読んだが、途中で何度も読むのをやめようと思った。正直、私にはつまらないと感じてしまった。彼が何者か知らない私には興味を持てない1冊だった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.15
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19歳で食堂をはじめ、21歳で結婚。2人の娘を持つ母親でもある。新しい仕事を始めたのは46歳。67歳で夫に先立たれ、ブログを始める。「今日も、幸せに暮らせました」1日の終わりにこう思える日を、これからもかさねていきたいとこの本で言っている。春夏秋冬と季節ごとに食べ物のこと。夫との思い出を語っている。ブログを運営している女性が本を出す。このパターンが大変多い。この本もチェッカーズのフミヤ氏のファンである普通の女性がレシピを工夫しながら日々を楽しく過ごしている様子が描かれている。最後まで読んだけれど、わざわざ本にしなくてもいいのではないかと個人的な感想です。KADOKAWAさんから「本を出しませんか」と声をかけていただいたとあとがきにある。出版業界も本が売れない今、人気のブロガーたちに本を出版しないかと声をかけているのだろう!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.12
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これからお店を開く人が知りたいお金のこと、準備のことを実際に店舗開業した方たちにリアルに取材してまとめています。小さなカフェ、焼き菓子店、ベーカリー、コーヒースタンドが中心です。・やってよかったこと・後から気づいたこと・反省点・想定外のこと・ちょっと後悔したこと生の声が聞けるので大変参考になります。開業資金、1日のタイムスケジュール、開業までの歩みなども図で示されています。日本ではカフェは米国の大手コーヒーチェーン店が一人勝ちと言う感じが私には否めません。だけど、個人的には米国のコーヒーチェーンをおしゃれと感じる日本人の感性に疑問を感じているので小さなカフェがどんどん増えてチェーン店に負けないようにがんばってほしいと感じますし、応援したいと思います。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.11
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1977年生まれ。名古屋の大学(大学不明)卒業後、ベンチャー企業に就職。30代で年収1000万円に到達。子どもは3人。42歳で株式投資で700万円の損失をしたり自律神経失調症になったりしたそう。Twitterとブログをはじめてフォロワー数を稼ぎ今では給与収入より不動産やTwitterでの収入で多くを稼いでいると著者は言う。不動産収入がどの程度なのか?Twitterでどのように稼いでいるのかなどはこの本では言及されていない。50代の私が読むと、当然のことをさもありなんと書かれている。40代や20代、30代の人が読めば共感するのだろうか?たぶん一流大学を出た経歴ではない普通の人間だからこそ共感を呼ぶのだと感じる。Twitterをはじめ今では有料コンテンツを販売して稼いでいるのだろう。この本を読んで、著者の有料コンテンツにアクセスし自分も給与収入の2.5倍稼げると思う人がいるのだろうか?みんながこの本を読んで著者のように給与収入を上回る収入を得ることができれば日本にはサラリーマンそして貧乏人がいなくなることだろう。そんなことは絶対ありえない。・シンプル思考・80%でこなす・迷ったら進む・やりたいことはやるなどこの本自体はとてもよいことが書いてあると思う。しかしサラリーマン以外に副業でTwitterなどをはじめお金を稼ぐことができるといいことにつられてSNSで稼ごうと思う人たちが増えれば日本全体はいったいどうなってしまうのだろう?どんな人たちが著者が塾長をつとめるオンラインコミュニティに入会するのだろう?私には不思議で仕方がない!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.10
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健康のために食を大切にしようと考えて読んだ1冊です。野菜不足を日々感じていますが炊飯器で野菜を炊きこめば簡単で美味しいベジごはんが完成!野菜がたくさん食べられるレシピが満載です。忙しい日でも炊飯器でご飯は必ず炊くという方は炊飯器に野菜を一緒にいれて炊けばいいんですね。春夏秋冬と旬の野菜で作るベジごはんはお腹いっぱいになりそうです。人参などは毎日なかなかとれないのですが炊飯器でにんじんご飯にすればいいんですね。なす、ズッキーニなども炊飯器で炊き込みご飯目からウロコ!のレシピがいっぱいでした。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.08
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クリニックで雑誌「レタスクラブ」を読んでいた時に一部を読みました。何が言いたいんだろう?という内容でしたので今回単行本を読んでみることにしました。子どもを持つ2人の女性が登場します。赤い屋根の素敵なおうちに住む長谷川家。隣のアパートにシングルマザーとして引っ越してきた小出家。隣人との関係と言うのは難しい。この本では気になる隣人たちの話が描かれている。まぁ、いいか…完璧主義の長谷川千夏の最後の言葉が心に残ります。子どもたちにとって、親とはいったいどんな存在なのか?夫婦とはいったいなんなのか?理想的な家族だと思っていた家庭にいったい何が起こっているのか?隣人だからこそ、踏み込んではいけない世界がある。都会で暮らす人間にとって隣人とはいったいどんな存在なのか?考えさせられる1冊でした。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.10.01
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上智大学卒。経済ジャーナリスト。著者は、FP、社労士の資格があるとか、介護職の経験があるわけではありません。それを前提に読んでみました。「おひとりさま」とあったので一生独身の女性のために書かれた本かと思ったら違いました。(タイトルが紛らわしいですね)結婚していても、していなくても女性は最期は「おひとりさま」になることを前提におひとりさまの終活準備と言うタイトルになっているようです。ですから、内容も夫がいて、子供がいる方たちを中心に紹介されています。・老後資金・認知症への備え・介護の備え・お墓の準備・死後の備えと手続きを中心にわかりやすく書かれています。老後に対する不安を払拭してくれる本ではなく不安を助長する箇所もあります。例えば、年金だけでは足りないという認識が大切と著者は言います。70歳の夫婦二人の生活に必要な資金は324万円。これは何をもとにしているのか不明ですが、年をとると食も細くなり外出もそんなにしなくなる。それなのにそんなにかかるものでしょうか?私には疑問を感じます。お墓に関しては、墓じまいのこと、家族葬についてなどを中心に死後の手続きに関してもわかりやすく紹介されています。タイトルからすると女性のおひとりさまに向けて書かれた本だと思いましたが、夫、子供のいる女性を中心として書かれていてタイトルにだまされたといった感じでした。ケーススタディーなど個別の事例が書かれていますが夫婦、家族のいる方たちの事例でしたので独身のひとり女性が読んでも残念ながら参考にならない内容です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.30
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2023年3月に発行された本だが、13人の女性たちにインタビューした時期は2018年~2023年とかなり幅がある。この本は、週刊文集WOMANで掲載した内容を再編集してまとめられた1冊のようだ。最近の本は対談形式の本も多いと感じるがこの本は著者であるジェーン・スーが人気の女性たちにインタビューし、その内容をジェーン・スーが自分の言葉で書いているのがおもしろい。観察力のあるジェーン・スーが、俳優、タレント、料理研究家などとして活躍している女性たちの人生を赤裸々に綴っている。13人の女性たちに共通していることとしてジェーン・スーは決してあきらめず、自分を信じたからこそ彼女たちが今の居場所を見つけたのだという。努力や根性だけの賜物ではない。残念ながら13人の女性たちのほとんどを私は知らない。また興味のない女性も多数いる。しかし、ジェーン・スーが語る13人の女性たちを客観的に読めばおもしろいと感じる。彼女たちがどのように生きてきたのか何を求め、何のために、彼女たちが走り続けているのか小説を読むように私は読んだ。13人の女性たちの生い立ち、親との関係、結婚、離婚、出産など…自分と闘い続けていることが理解できる。ジェーン・スーのエッセイが好きなのだが、この本はエッセイではない。自分の足でしっかり大地を踏みしめている13人の女性たちを通して私の見つけ方を紹介している。だから、ジェーン・スーのエッセイが好きな人が読むと残念ながらつまらないと感じるかもしれない。13人の女性たちのほとんどを知らないし彼女たちの活躍に興味が持てない私が読むと残念ながらつまらなかったというのが正直な読後の感想だ。13人の女性たち齋藤薫/柴田理恵/君島十和子/大草直子/吉田羊/野木亜紀子/浜内千波/辻希美/田中みな実/山瀬まみ/神崎恵/北斗晶/一条ゆかり旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.26
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特定社会保険労務士の女性が書いた1冊。遺族年金は、家族が亡くなり遺族となった時に受ける年金ですが誰でももらえるわけではありません。当然もらえると思っていた遺族年金がもらえない、そんな事例をわかりやすく紹介しています。・遺族基礎年金のしくみ・遺族厚生年金のしくみ・寡婦年金と死亡一時金のしくみそして元気なうちに知っておきたい「事実婚関係の遺族年金」「遺族厚生年金の要件」など…相談事例などが多数あるので、わかりやすいです。私自身は夫の遺族厚生年金をもらえると思っています。しかし、夫婦でも遺族厚生年金がもらえない場合があることをこの本で初めて知りました。それは、遺族年金を受けるには生計維持関係が必要だということです。・生計同一要件・収入要件この2つの要件を満たす必要があります。知らないと損をする遺族年金制度。ぜひ、早めの備えとして読んでおくと損しないおススメの1冊です。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.24
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私自身、クアラルンプール、コタキナバルとマレーシアを旅したことがあります。KLのインターコンチネンタルホテルに宿泊した際レイトチェックアウトをお願いしていたにもかかわらず勝手に部屋を掃除され荷物の一部を処分(ホテルのごみ箱に捨てられた)された経験があります。その際に、担当者、そして責任者にクレームを言いましたが彼らは誠意のない対応でした。もう二度とマレーシアには行きたくないと思った私ですがこの本を読むとクレームを言った私が愚かだったのだということが理解できます。マレーシアは「まあいっか」のお国柄なのです。日本がちゃんとしすぎているのです。日本人はシステムに頼りすぎているのです。マレーシアで生きるには、システムに頼りすぎず、他人に期待しすぎず、自分の責任で行動するようになると著者は言います。日本人である私は、子供の頃からちゃんとすることを学んできました。人に迷惑をかけてはいけないとも学びました。しかし、マレーシアはそうではないのです。だから日本からマレーシアに移住する家族も多いそうです。著者は言います。重要なのは、他人の選択について口を出さないこと。理解できないまま放っておくことも時には必要なのだと。気に入らない他人を放っておくというのも、多様性を認め合う社会を生きる上での知恵なのだと。この本を読むと、マレーシアで私が怒ったこと自体がナンセンスだったのだと理解できます。日本での暮らしは私自身も生きづらいと感じるようになりました。マレーシアで暮らす著者のように「まあいっか」で楽に生きていくことが大切なのだとこの本を読んで感じました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.13
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夫がヘバーデン結節で悩んでいるので夫婦で読んでみました。ヘバーデン結節は更年期世代の女性を中心に症状が出てくる病だと認識しています。症状に関しては、第一関節に痛み、腫れ、変形が起こります。夫は整形外科で診察を受けましたが飲み薬、張り薬、そしてテーピングでの対処療法のみでした。完治する可能性はないと整形外科では言われました。しかし、この本では食べ物、飲み物、ストレス、体の歪みを整えればヘバーデン結節は治ると書かれています。この本の著者は治療家であり医師ではありません。これを踏まえて読む必要がありますが内容に関しては納得できる面が多数ありました。著者はコーヒー好き、甘いもの好きがヘパーデン結節になりやすいと書いています。実際、夫はコーヒー大好きですし甘いものもよく食べます。病気全般に関して私自身も感じていることですが食が関わっているとが大きいと思います。この本でも食べ物、飲み物に気を付けること。特にコーヒーをやめればヘバーデン結節が治ったという人がいると書いてあります。ヘバーデン結節の人は、2週間くらい水だけにしていったん腎臓を完全に休めることが大切だとあります。日本ではコーヒーを飲む人が増えています。しかし、アメリカでは自然療法が日本に比べて20年先をいっていること。カフェイン飲料を避け、天然水を飲む。健康的な睡眠と食事を中心にした活動をしている人がおおいことがこの本を読んで理解できます。ヘバーデン結節に悩む人ではなくてもこの本は食について考えさせられる内容なので読んでみておもしろいです。最後にヘバーデン結節に悩む人はまずはコーヒーをやめてみませんか?旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.11
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1963年生まれの著者。アクセサリー、バッグを販売する会社の社長として今現在生き生きと活動している。著者がデザインしている「アクリリック」というブランドバッグを私は知らないがこの本の中でバッグを中心にアクセサリーがどのように誕生し現在に至るのか詳しく紹介されている。ちなみに著者の夫は建築家の坂茂氏と言う。私はこの建築家も知らないが…。著者は建築家として活動している坂茂氏の妻として、「夫の栄光は自分にとって喜びではなかった」といっている。迷い、つまづき、紆余曲折を経て自分の仕事を見つけたがその過程では離婚を考えたこともあるという。40歳まで悩み続けた日々がいまの私の財産と言う著者は今がきっと充実しているのだろう。40代50代世代の女性が読めば、今からでも遅くない。自分を信じてがんばれば、きっと好きを仕事にできると勇気がもらえるかもしれない。この本は、アクリリックというブランドが立ち上がるまでの過程や彼女が青山学院大学を卒業して結婚するまでどのように過ごしてきたかのキャリアも紹介されている。最後は、坂茂氏が設計した集合住宅での暮らしを写真で紹介し、これから始まる60代が今からとても楽しみだと締めくくっている。著者のバッグは楽天市場でも販売されています旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.07
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タレントとして日本で活動していた頃は好きではなかった女性だけどこの本を読むと意外にもいろいろな経験をして真剣に老いについて考えているのだなと勉強になりました。1963年東京生まれの著者は、破天荒な父親を持つ。高校時代よりタレントとして日本で活動していたが渡米。3人の子どもを産み育て、今は還暦を目前にして人生の最終章を迎えるために自分自身どうしていきたいかを考えながら楽しく生きている。見た目も中身も劣化していくことを素直に表現しているところが面白い。人生100年時代。だから還暦を迎えても30年以上生きるかもしれない。これからの30年は自分のやりたいことだけやろう!老いについてどのように考えているのか、今の自分を正直に語っているから読んでいて楽しい老い始め現象は、誰にでもやってきて、絶対みんなジタバタしているはずで、それは決してあなた一人ではないなんて言葉に安堵さえする父の死をきっかけに介護問題についても言及している。そして最後に70歳になって私が手にしていたいものとは、健康と自己肯定感なのだと語る。お金ではなく、健康と自己肯定感。納得です!著者の言葉の数々に納得できることが多かったがとても共感できた言葉を1つ紹介したい長年の経験から、次は転ばないようにこうしようと予め自分を防御するようになってしまっているのだろうが、勝手に予測して不安になるこの先回り機能は必要ないと思っているのにどうもこの機能がなかなか外れてくれなくて鬱陶しいまさに私も年を重ねるごとに先回り機能に振り回されているので共感できた!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.05
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料理研究家として活躍している著者。(私は料理研究家としての彼女の存在を知らない)著者の夫は編集の仕事をしている。この本は、子供二人が独立し夫婦二人になったことにより自分たちの暮らしを見直す姿が紹介されている。最終的には引っ越しをし新しい住まいで夫婦ある程度の距離を保って暮らしを楽しんでいる。今の60代夫婦は、夫は仕事、妻は家事、子育てを担ってきた世代。夫は家のことは一切してこなかった。掃除もゴミ出しも料理もしない夫に対して妻である著者は自立できるようになってほしいと願う。今後は、二人で子育て中にはできなかったことを楽しみたいと言っている。主人と奥さん、お父さんとお母さん、ではなく相棒として共に生きる。そんな提案をこの本ではしている。特に家事をしてこなかった夫に対して家事をシェアしたいと願う妻。今の60代前後の夫婦は、「妻は家を守るもの。夫は外で稼ぐもの」そんな考えを持つ人が多いそうだ。これは育った環境によることも大きいと思う。60代の夫婦が、新しい生活のために新居を探しリフォームし、これからの夢に向かって歩み始める。著者が女性として夢を実現するために苦労してきた現実も語っている。料理研究家の著者について知らなくても60代前後の夫婦が読めば大変参考になる1冊。夫のための役立つレシピも紹介されている!旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.03
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NHKで「ママにはならないことにしました」というドキュメンタリーを見た。この本は、著者がさまざまなルートで出会った17人の女性を取材し子どものいない女性として生きることについての悩み、そして幸せ、現在の想いなどを紹介している。子育てが人としての成熟の鍵かのように主張する人たち、これはかえって自らの未成熟を露呈するものではないだろうか?という著者の考えに賛同します。韓国では、今も昔も女性は子供を産む道具のように考えられている。だから、親や世間は、結婚すれば子供を産むことを当然のように強要してくる。ひとり子供を生めば、もう一人生みなさいと言ってくる。そんな韓国社会で生きづらさを感じている女性たち。特に韓国の田舎では子供がいないと生きづらい現状。これは韓国に限ったことではない。日本社会でも同じように感じる。私自身も、20代で結婚した。20代、30代と職場では女性(年配の女性)たちが子どもを産むべきだと言ってきた。子どもがいない人生は寂しいとか、年をとった時にわかるとか。私自身は、大きなお世話だと常に感じていた。自分の人生は、自分で決めるものであり他人にとやかく言われる筋合いはない。現代は多様な生き方が存在する。少子化対策として、結婚した夫婦へお金や住宅の援助などすれば子供を産むと思っていること自体疑問に感じる。私が20代、30代に比べて多様な生き方が日本でも受け入れられている。しかし、韓国社会の少子化、子供のいない女性たちの生き方を読んで日本も韓国も昔も今も女性たちの悩みはまったく改善されていないことが理解できる。女性たちが自分に正直に、そして自分が幸せと思える生き方ができる社会になってほしいと感じる1冊だった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.09.01
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はじめにで著者は「私は思い込み(偏見)がない」と思っている人へ、それこそが「思い込み」というもの」と語り掛けています。アンコンシャス・バイアスとは、日本語にすると「無意識の思い込み」という意味です。この本を読んで、自分自身も無意識のうちにとらわれている思い込みがあることに気づきました。そして日本人の無意識の思い込みでつらい思いをしたことも否めません。昭和、平成、令和と時代が変わり女性としてずいぶん生きやすくなったと感じます。私が20代、30代の頃は女性は結婚したら子供を産むのが当然、職場では大卒でもお茶くみをするのが当然という考えがありました。私はこれらに疑問を感じ生きにくいと感じた一人です。この本では、他人の言動や世の中の変化に触れることが大切だと書いてあります。「どうしてこの人はこんな考え方をしているのだろう」と自分で考えてみる。これが大切なんですね。ただ、考えても理解できない人がかなりいることも私は実際に感じていますが…。嘘をついてはいけない、人を殺してはいけないといった普遍の真理のようなことは伝える必要があるが好きや生き方は時代とともに変化していくので他人に押し付けないようにしたいと著者は言います。その通りですね。人に迷惑をかけない、相手への思いやり、ルールを守るなどはやはり大切なことであると感じます。しかし、「…べき」を捨てて他人の価値観をリスペクトすることは大切なのですね。この本は、日本人皆に読んでほしいです。特に昭和生まれの高齢者には読んでほしいと感じます。私が20代30代の頃、苦しんだのは今の高齢者たちが自分の価値観を私に押し付けてきたことが原因です。自分が正しい。自分の価値観は間違っていないそういう思い込みを捨て、あなたの当たり前がほかの人にとっての当たり前ではないことに気づいてほしいです。そして私自身もこの本を読んで、私の当たり前がほかの人の当たり前ではないことを気づかされました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.31
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1954年生まれ。京都大学を卒業し、保険会社に入社した著者。生命保険会社で定年まで勤めた後、63歳から神戸松蔭女子学院大学で教授を5年間務めるが、新たなことを始めるために退職。この本は、人生100年時代の今自分の可能性を探るために二毛作、三毛作を楽しみながら新たな自分を発見する転身力を勧めている1冊。自分自身の経験とたくさんの人たちへの取材を通して転身するするためのヒントを読者に提示している。40代~50代のサラリーマンに向けて書かれているが20代、30代でも今の自分の状況を変えたいと思っているのなら人生の先輩が書いたこの本は参考になるかもしれない。ただし、プロローグでは野球選手である木村拓也という選手が事例として紹介されている。野球に興味のない私は、プロローグからつまらなさを感じてしまった。さらに、俳優の藤田まことや落語家なども事例として登場してくるので途中何度か読むのをやめたくなったが最後まで読んでみると学ぶことは大きかった。有名人、野球選手、落語家などの事例より著者自身の体験、会社員から転身した事例などが私には興味を持てた気がする。大学入学前の浪人、大学での留年、会社での長期求職、定年後の定職を持たない時期などいくつかの道草の経験を通して気づかせてくれることがあったと著者は言う。転身力で大切なのは、プロセスである。人生は1試合しかないと思いこまず、何回か勝負できるほうがリラックスできてうまくいく。だから、道草の効用は無視できないという著者の言葉がとても印象的だった。自分の可能性を信じ、好きを大切にして人生を楽しむことこそこれからの時代に必要なスキルなのかもしれないとこの本を読んで感じた。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.29
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スープ作家。家族の朝食にスープを作り始めたことをきっかけにSNSで発信して本を出版。シンプルなスープがこの本で48品紹介されている。・アジアのスープ・たまごスープ・冷たいスープ・レスキュースープどれも簡単に作れるからうれしい!サバ缶を使ったじゃがいもスープなんて簡単に作れてお魚を食べられるから健康にもいい感じがする。ポトフ、ポタージュ、クリームシチュー、カレースープなどスープ好きにはたまらない1冊。見ているだけで楽しくなってくる魔法の1冊かも?旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.27
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1964年東京生まれ。東京大学を卒業。複数の会社に勤務したが、フリーライターに。10代から精神科に通院してきた著者。勉強も運動も一生懸命がんばれと言われた時代に著者は生きてきた。そして一生懸命勉強し、東京大学に入る。しかし高校時代から対人関係で悩み社交不安障害(対人恐怖症)になる。家族に兄がいるが、暴力行為などがあり今現在音信不通。親とも距離を置きながらつきあっている。そんな状況を生きてきた著者は人間関係について友人、家族、恋人とどう接したらよいかどのようにしたら生きやすくなるのかをわかりやすくこの本で紹介している。私自身も人間関係に悩んでいるのでこの本は大変参考になった。・家族とは一生離れ離れでもいい!・怒りは一晩寝てやりすごす・友人は大勢いなくていい・もうひとつの居場所を持つなど今の時代が生きづらいと思っている若者が読むと心が軽くなることが多数書かれている。家族に関しても、結婚、出産、子育てなどについて言及している。・子どもがいなくてもいい・血のつながりにとらわれない・家族が寄り添わなくていい子供の頃から、家庭で学校でみんなと仲よくしようと日本では教えられる。しかし、仲良くしようとしなくてもいいんだ、距離を置いて生きていいのだと教えてくれる。この本を読み終えた今、みんな同じでなくていいんだと心が軽くなった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.25
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「終わった人」「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」を夫婦で読み、とても楽しかったので「老害の人」も早速読んでみた。老害の人、私の近隣にもいるんです。この物語は、85歳の福太郎が主人公。昔話はするし、同じことを何度も言うから家族は鬱陶しくてたまらない。妻に先立たれた福太郎は、することもない。そこで、義理の息子に譲った会社に出社するのだがそこでも一波乱ある。何もしてくれるなと願う家族たち。しかし、福太郎は老害の仲間たちと一緒に若鮎サロンをオープンさせる。福太郎以外にも、素人俳句や下手な絵で句集を作る夫婦。クレームが生きがいの女性、すぐ死ぬと言ってみんなにかまってほしい女性などが登場する。こんな老害、いるだろうな~と想像できる。さらに福太郎の娘明代は、周囲の孫自慢にうんざりしていた。自分には孫がいないし、孫のかわいさなんて理解できないし興味ない。そんな彼女にも孫ができると考えが変わっていく。昭和、平成、令和と時代は変わっているのにここに登場する人物は昔も今も変わらないのだと感じる。だけど、それが生きるということなのかもしれない。明代の息子は家業を継がず、大学にも行かず農業をしたいと言い出す始末。今時の若者もこの本には描かれている。この本には、老害たちが登場するだけではなく今現在日本が直面している問題にも言及している。コロナ、農業の継承者問題、就農問題、そして消防団の弱体化問題日本が直面するさまざまな問題も織り込まれている。この本で実感したのは、美代子の言葉「ああ年取ったなァって一番感じるのは…欲がなくなること」私自身もアラフィフになりそう感じている。この本は、70代80代が読めば自分がもしかしたら老害かもしれないと反省できる。そしてアラフィフ世代の私が読めば、自分は老害にならないように今どうしたらいいのか考えさせられる1冊。病気自慢、元気自慢、趣味自慢などする高齢者たち。病院に行くと、こんな高齢者に直面して「またか」と思う。自分はこんなふうに生きたくないと思うが、彼らには彼らなりの生き方があるのだと理解したいと感じた。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.23
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料理家の著者が、自宅で普段作っている料理レシピを紹介しています。・切り干し大根は煮物以外にも活用・卵料理は時間がない時に・カレーが食べたいときはドライカレー・パスタを茹でるときは野菜も一緒に茹でる・白菜、キャベツは千切りになどとても参考になりました。この本を読んで、こんな保存の仕方があるのかとか野菜はこんなふうに活用すればいいのかと2人暮らしの我が家でもかなり活用できそうな内容でした。ひとり暮らしって外食しがちですが、おうちで季節の料理を楽しむことが大切だと感じました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.21
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フランスの高校生が大絶賛した1冊。20年間高校生に哲学を教えてきた教師が哲学をわかりやすく紹介しながら人生においての自信の育て方を紹介している。日本語訳も大変わかりやすいのでサクサク読むことができました。・強い絆を育む・能力を高める・自分の心の声に耳を傾ける・感動を体験する・決断する・手を動かす・行動する・憧れの人を持つ・自分の望みに忠実になる・人生を信じるこれら10のヒントを詳しく説明しています。歌手のマドンナ、音楽家のジョン・レノンなどの人生を紹介しながら自信を得るためのヒントをわかりやすく説明しているので親しみを感じることもできる。印象的なのは、昨今のSNSとの付き合い方。特別な才能があるわけではないのにSNSのフォロワーの多さを価値基準に選ばれる人たちを「軽薄な人気者」と称しくだらない情報を発信する彼らに自分の貴重な時間を費やしてはいけないという。人生は短い。だから自分を成長させ、自分の可能性を信じたくなるような人にあこがれを持つべきだと。自分自身に忠実であること。そうでなければ本当の自信をもつことはできないと。SNSが普及した現代の若者たちに、哲学の教師としての著者が自分に自信を持つことが人生でいかに大切かを教えている1冊だが大人が読んでもなかなか考えさせられる内容だった。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.19
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「日本株大復活」と大きな文字で書かれたタイトルを見るとこの本は株や投資信託など資産運用のための本だと思われると思います。しかし、株や投資信託をしない人が読んでもなかなかおもしろい内容です。著者の本は数冊読んでいます。辛口の意見もありますが、どれもなかなか面白い。今回も明治維新から終戦までの77年の歴史サイクルを紹介してこれからの日本の今後を予想しています。今後日本の人口構成は、富裕層と貧困層の格差社会がさらに生まれていくこと。だからこそ、私たち一人一人にお金全般に対する教養、リテラシーの向上が求められると言います。その通りだと私自身も感じています。相場の読みは、値ごろより日柄(時間の波動)が大事という著者は日柄で日本株価を予想しています。第3章ではスガシタ式経済指標分析を行っています。日経平均株価だけではなく、上海総合指数、ビットコインなどの今後の動きを独自の視点で予想しているのが興味深い。最後の第4章では、2023-2024年の黄金株候補50選を紹介しています。企業の特徴、波動から見た短期・長期のチャートレッスンなどを分析していて読むだけでも今どんな企業が注目されているのか今後伸びていくのか理解できます。特に海運業は注目に値しますね。資産運用の最終的な判断は自分自身になります。しかし、この本を読んで株価の波動の基本や定石を知るだけでも今後の運用に活用できると感じました。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.15
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エッセイ好きの私は、著者の本をかなり読んできた。この本は、今現在60代を迎えた著者が、独身一人暮らしをどのように過ごしているのか?老いに向けての心構えなどが紹介されている。ひとりで暮らす著者が、・ひとり時間の楽しみ方・暮らしの整え方・人との接し方・いざという時への備え・心を健康に自己肯定感を上げる方法などを紹介している。今現在、結婚している人も(私もそうだが)いつおひとりさまになるかはわからない。この本は、独身ひとり暮らしの著者が書いたエッセイだが震災などの災害、詐欺被害、健康など50代の私にも参考になる内容だった。本で紹介されている内容を少し紹介すると…・ひとり時間にスマホをいじってばかりではもったいない。スマホを手放し、リフレッシュできる時間の使い方をしよう・人間関係への見直しにも言及していて日頃の人間関係をよく振り返り「会って心から楽しい人たちか」見直すことも大切・正しい知識を身に着けるために、SNSやテレビ、新聞などは本当に正しいのかオープンな態度で調べる・「べき」思考は息が詰まり生きづらくなる。だから、相手のやり方もとりあえず受け入れてみることも大切など読んでいて前向きな気持ちになりました。今を充実して生きるノウハウ満載で元気が出るエッセイでした。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!
2023.08.13
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