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快晴のとても爽やかな朝を迎えました。夜半に再び降ったのか草木も路面も雨にぐっしょり濡れて朝日を包んだ雫が垂れています。早朝5時前にお父さんと連れ立って散歩に出かけましたが、今朝は近くの叢までで直ぐに帰宅してしまいました。体調が心配です。帰宅すると行燈仕立ての馬の鈴草の花が朝日に輝いています。 ウマノスズクサ(馬の鈴草)は、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の多年草で関東以西の本州~九州・中国に分布し、平地の草原などに自生しています。名前の由来は、果実が熟した形が馬の首につける鈴に似ていることからです。 草丈は蔓性で100cm以上になり、茎は細くて丈夫で良く分枝し他の木などに絡み付きます。葉は長さ4~7cmの三角状卵形で基部は心形で両側が耳状に張り出して互生します。葉腋に楽器のサキソフォンに似た形の花を1個づつ付けて5月~7月に開花します。萼筒はゆるく湾曲して先端は斜めに切り落としたような形でやや反り返っています。5月尽馬の鈴草しゃんシャンと (前頁の「山法師の花」も見て下さいね!)
2007.05.31
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花水木の花が終わって暫くすると、見た目がそっくりの山法師の花が咲き始めます。緑の若葉に真っ白な花が映えて遠目にもこの美しい存在が分ります。近くの神社にこの大木が植わっており何時も夕方の散歩の時に見上げながら観察するのです。高木のうえ上向きに咲くので撮影には骨が折れます。 ヤマボウシ(山法師)はミズキ科ミズキ属の落葉高木で、本州・四国・九州に分布し、山地の林などに自生しています。名前の由来は、中央の丸い花を法師(僧兵)の頭に、総苞片をその頭巾に見立てたものです。 樹高は10m位になり、幹は直立して良く分枝します。葉は楕円形で先端は急に尖って尾状になっており対生しています。葉の裏面は色が淡く脈がはっきりしていて中央脈と側脈の分れ目に褐色の毛が生えています。枝先に10cm位の柄を持った花序が立ち4枚の白い花弁状の苞を持った花が5月~7月に開花します。中央には小さな花が20個位集まって緑色の球を作って咲きます。山法師白い十字の夏木立
2007.05.31
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最近は夜明けが早いので外が明るくなると自然に目覚めてお父さんの起床を待っています。今朝も5時前には散歩に連れ出してくれました。全面曇り空の下をよろよろトボトボと久し振りに緑道まで足を延ばしました。雲の切れ間から零れる朝日を浴びながら帰宅すると、山野草棚で紫蘇葉立浪草の花が遅れ咲きしてます。 シソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)は、シソ科タツナミソウ属の多年草で福島県以西~九州に分布し、草地や丘陵地の明るい日陰地などに自生しています。タツナミソウの変異種です。名前の由来は、葉が紫蘇に、花の咲く姿が波頭に似ていることからです。 草丈は20~30cmで直立し、茎には白毛が付いています。紫蘇色の葉は丸くハート型で両面に毛が密生して、対生しています。花は赤紫色の唇弁花で花弁の下に濃紫色の斑点が付いています。全ての花が同じ方向を向いて2花ずづつ段になって5月~6月に開花します。立浪の紫蘇葉色濃く卯浪かな (前頁の「紅紫檀の花」も見て下さいね!)
2007.05.30
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秋の赤い実の方が美しいため、春の開花期にはついつい見落としてしまいそうな紅紫檀の小さな花は半開きしかせずにとても遠慮深い雰囲気です。水平に広がる枝一面にこびり付くようにびっしっりと咲いている姿は一見の価値があります。ドリサンも「花より団子」と無関心ではおられませんね。 ベニシタン(紅紫檀)は別名をコトネアスターとも言い、バラ科シャリントウ属の常緑低木で、原産地は中国南西部です。実が美しいことから庭木や生垣、盆栽として植えられています。 樹高は50~100cmで良く分枝して水平に伸びます。葉は長さ1cmの楕円形で先端が尖り、革質で光沢があり密に並んで付きます。小さな花は葉腋に1~2個付けて5月~6月に開花します。花は淡紅色で花弁は全開しないので目立ちません。むしろ、9月頃に赤い果実が熟して良く目立ちます。紅紫檀枝に蔓延り夏きざす
2007.05.30
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全面曇り空の早朝5時過ぎの散歩は少し肌寒く身も引き締まる思いでした。相変わらず近くの児童公園や大好きな他所の駐車場や叢を行ったり来たりで30分余りも歩いて、お父さんをあきれさせていました。帰宅すると我が家の庭で雑草化して増え過ぎた桃色昼咲き月見草の花が微風に吹かれて明るく咲いています。 モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で原産地は北アメリカ中南部です。日本へは大正末期頃に渡来し、中部地方以西に野生化しています。名前の由来は月見草に似ていて、夜だけでなく昼間も桃色の花が咲いていることからです。 草丈は30~60cmで直立し、茎の下部は木質化することが多いです。葉は長さ5~7cmの線状披針形で縁には浅い鋸歯があり互生しています。花は直径5cm位の4弁花を上向きに付けて5月~7月に開花します。花色は白色か淡桃色で、群生して咲いている光景はとても奇麗です。短夜で昼も咲きます月見草 (前頁の「豆柿の花」も見て下さいね!)
2007.05.29
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今年も我が家の玄関脇の2m足らずの豆柿の木に一杯の花が咲きました。たわわに実る小さな柿の実は毎年通行人の足を止めるほど見事なものです。残念ながら食べるには渋すぎて憚られますが、長期間の観賞用としては最高です。一つ一つの花も良く見るととても愛らしくて謙虚に葉隠れしています。 マメガキ(豆柿)は別名をシナノガキ(信濃柿)とかブドウガキ(葡萄柿)とも言い、カキノキ科カキノキ属の落葉高木で、原産地は中国です。日本では関東以西の本州~沖縄に分布し山林に自生しています。柿渋を採るために栽培されます。 樹高は5~6mで良く分枝します。葉は長さ6~14cmの楕円形~長楕円形で表面には軟毛があります。花は5ミリ位の釣鐘型で上部が4裂して反り返り5月~6月に開花します。雌雄異株で、雌花は鮮やかな濃桃色で良く目立ちます。果実は2~3cmの長楕円形で10月~12月に黄色く熟しますが、渋くて食べられません。霜にあたり黒紫色になって甘味が増して美味しくなります。柿若葉黄色の壺は蜜に満ち (以下はロウヤガキの花です)
2007.05.29
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今朝の散歩はお母さんと田圃コースをごく事務的に歩いて来ました。昨日からお父さんは高校のクラス会で吉良温泉の三河湾リゾートリンクスへお泊りで出かけているので代理です。田植えの終わった田圃に爽やかな涼風が通り気分は最高でした。帰宅すると家庭菜園に植わっている浅葱の花が葱坊主を出しています。 アサツキ(浅葱)は、ユリ科ネギ属の球根植物で北海道・本州・四国に分布し、海岸や山地などに自生しています。特に山地に生えているものは、本来の分布か人為的に持ち込まれたものかははっきりしません。 草丈は30~50cmで、葉は細くネギ状になっており、一般的には薬味として食用にされています。鱗茎から伸びた花茎は直立し、茎頂に葱坊主状の淡紅紫色の花を付けて5月~6月に開花します。花が開花する頃になると葉が枯れて球根のまま越冬します。浅葱の坊や葉枯れて夏衣 (前頁の「クレマチスの花」も見て下さいね!)
2007.05.28
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日本人好みの端正な花容で江戸時代以降テッセンの名前で栽培されています。ただし、今栽培されているものは、ヨーロッパで品種改良されたものが基になっていて、一般にクレマチスと呼んでいる園芸品種群です。垣根やフェンス、ポール仕立てや行灯づくりなど色々な形で栽培されています。 クレマチスはキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性半低木か落葉蔓性多年草で同属の幾つかの種やその交配種の総称のことで、園芸品種は200種以上にもなります。 樹高は蔓性で放任すると3mにもなります。花は10~15cmと大きくて一重咲きが一般的ですが、最近は八重咲きの非常に豪華な品種も多く出回るようになりました。花色も赤、桃、紫紅、青紫、白など多彩です。元来は5月~6月に咲く一季咲きでしたが、今では四季咲き性が普通になっています。なお、花弁に見えるのは正しくは萼が花弁状に発達したもので花弁はありません。 クレマチス回らぬ風車麦嵐
2007.05.28
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最近は夜明けが早いので5時前に起きてソワソワしています。お父さんもそんな雰囲気を気にして早起きして散歩に連れ出してくれます。日曜日の5時前の街中は完全に眠りの中で、静かな緑道をアッチコッチと目標の定まらない散歩を30分程楽しんで帰宅しました。途中の叢で母子草の花が寄り添って咲いていました。 ハハコグサ(母子草)は別名をホオコグサとも言い、キク科ハハコグサ属の越年草で日本全土・アジア東部・インド・ヨーロッパに分布し、道端や畑など自生しています。名前の由来は、草全体に綿毛が多く冠毛がほおけだつことから、古くはホウコグサと呼ばれ、これが転訛したと言う説があります。春の七草の一つで「オギョウ(御形)」とも呼ばれます。 草丈は15~40cmで直立して、全体に綿毛に覆われて白っぽく見えます。根生葉は花の頃には枯れて、茎葉は長さ2~6cm幅4~12ミリのへら形または倒披針形です。茎の先端は細かく枝分かれして、枝先に3ミリほどの黄色い小さな頭花を多数付けて4月~6月に開花します。母子草ビロード服の薄暑かな (前頁の「栴檀の花」も見て下さいね!)
2007.05.27
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散歩していると何処からとも無くシャワーのように漂ってくる芳香をクンクンと探すと、頭上の栴檀の大木からでした。本年枝の先端にびっしりと付いた紫色の花が朝日を浴びて幻想的に咲いています。切れ込んだ深緑の葉と紫色の花の色のコントラストが絵になる樹木で暫くその場で立ち止まって眺めていました。 センダン(栴檀)は、センダン科センダン属の落葉高木で本州(南部)~沖縄・中国・台湾等に分布し、暖地の海岸近くに多く自生しています。日本では実を殺虫剤、樹木を家具などに利用したことから、古くから栽培されて街路樹や公園樹として植栽されています。『栴檀は双葉より芳し』の栴檀は本種ではなくて白檀のことを言います。 樹高は5~10mで枝は大きく広がり傘状の樹形となります。葉は2回羽状複葉です。今年伸びた枝の基部から円錐状に花序を出して薄紫色の5弁花を数多く付けて5月~6月に開花します。花には芳香があり、雄しべは濃い紫色の花糸が8~12本合着して筒状になります。果実は10月~12月に黄褐色に熟し、落葉後もそのまま残り、遠くからでも良く目立ちます。 栴檀の仄かな香り探してる
2007.05.27
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早朝5時前の空はまるで秋の空のように鱗雲が浮かんでおり、とても爽やかな土曜日の朝を迎えました。こんなに澄んだ青い空が今日は黄砂で汚されてしまうそうで心配です。朝日を浴びながら近くの叢までヨチヨチと散歩をして、暫く駐車場で休憩です。今朝は大池公園のテニスコート脇で咲いている庭石昌の花をご覧下さい。 ニワゼキショウ(庭石昌)はアヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で原産地は北アメリカで、日当たりの良い芝生や道端などに自生しています。日本へは明治中期に渡来し各地に広がり帰化しました。 草丈は10~20cmで、茎は扁平でごく狭い翼があります。葉は根元から出る幅2~3ミリの剣形で、縁に細かい鋸歯がついています。茎の先端に細い花柄を散状に出して、花茎15ミリほどの小さな6弁花を付けて5月~6月に開花します。花は1日花で、花被片は紫色又は白紫色で濃い色の筋が入り、中央部の花芯は黄色になっていてとても可愛い花です。芝の上庭石昌の星座描く (前頁の「大庭石昌の花」も見て下さいね!)
2007.05.26
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終日降った雨も夜中に止んだのか?早朝5時にはすっかり道路は乾いており庭の草木は生き生きと新緑を輝かせています。鉢植えの山野草の中に何処からか種でも飛んできたのでしょうか大庭石昌の茎が伸びて先端に可愛い花を咲かせています。既に果実も出来ており増えてしまいそうで困ります。除草しなくちゃ~!。 オオニワゼキショウ(大庭石昌)はアヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で原産地は北アメリカで、日当たりの良い芝生や道端などにごく普通に自生しています。 草丈は20~30cmで、茎は扁平でごく狭い翼があります。葉は幅4~8ミリの剣形です。茎の先端に細い花柄を散状に出して、花茎10ミリほどの小さな6弁花を付けて5月~6月に開花します。花色は淡青紫色で、朝咲いて夕方しぼむ1日花です。背伸びして庭石昌の星ひとつ (前頁の「楠の花」も見て下さいね!)
2007.05.26
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日本の巨木をリストアップすると、楠の木が多くを占めるほど成長が早くて大木になりやすい樹木で、各地で天念記念物や保護木になっています。当市大田町の大宮神社にもこの大木がご神木として祭られており、市の木にも指定されています。樹木が大きいので小さな花や果実は殆ど目立ちません。 クスノキ(楠)は、クスノキ科クスノキ属の常緑高木で本州~九州に分布し、暖地の林などに自生するが殆どは植えられたものが多い。恐らく古い時代に日本へ渡来した樹木で、神社や人家周辺に多く見られます。木から芳香がして、かっては樹皮から防虫剤の樟脳の原料にしていました。 樹高は15~20mの大木で良く分枝します。葉は楕円形で先が尖っており革質で光沢があり、3本の主脈が目立ちます。春に新しい葉が展開してくると、古い葉は紅色になり散ります。花は細かく伸びた花序に小さな花を付けて5月~6月に開花します。梢まで星散りばめて若葉樟
2007.05.26
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予報どおり早朝から雨が降っています。出来るだけ小降りのうちにと思い5時前にはレインコートに包まれて散歩をしていました。雨に濡れないようにとお父さんの配慮でした。田圃コースに足が向きましたが、途中でUターンしよろよろトボトボと帰宅しました。田圃の土手でこの辺では始めて見る節黒の花が雨に濡れています。 フシグロ(節黒)はナデシコ科マンテマ属の2年草で北海道・本州・四国・九州に分布し、山野に自生しています。名前の由来は、茎の節が暗紫色を帯びることからです。 草丈は50~80cmで直立して分枝します。葉は長さ4~7cm長楕円形または卵状披針形です。殆ど基部まで5~7裂します。茎の先や葉腋に白色の小さな花を付けて5月~9月に開花します。花弁の舷部は長さが2~3ミリで先が2裂し、小鱗片も目立ちません。萼筒は長さが7~10ミリで10脈があります。節黒の鍔を飾りて夏帽子 (前頁の「金雀枝の花」も見て下さいね!)
2007.05.25
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一般的には庭木や公園樹として植えられている金雀枝は最近では緑化樹や砂防樹としても利用されるようになりました。枝いっぱいに黄金色をした蝶形の花を咲かせ、枝垂れた姿が初夏の風に揺れてさざめく光景は一見の価値があります。写真は枝が切られてしまった後のもので見事さが半減してしまった。 エニシダ(金雀枝)は、マメ科エニシダ属の落葉低木でヨーロッパが原産地です。庭木や公園樹として良く植えられています。名前の由来は、スペイン名のイニエスタが訛って和名となりました。 樹高は1~2mで、根元から箒状に枝分かれして、弧を描くように下向きに垂れます。葉は小さくて、3裂するが両腋の小葉が小さいことや無いこともあります。花は茎の節々に1~2個付き5月~6月に開花します。花弁は黄金色をした蝶形で、枝全体が花に埋りとても美しい。花色は黄色の他に赤色が混じるものやピンク色や白色の品種もあります。 金雀枝の細く垂れたる蝶の宿
2007.05.25
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快晴の爽やかな朝を迎え、5時前のヒンヤリとした空気を体一杯に吸い込んで散歩に出かけました。相変わらず目標の定まらないコースをよろよろトボトボと30分余り歩いて朝日を浴びながら帰宅の途につきました。先日ツバキの小径でマンテマの花の群生を見つけました。始めて見る雑草花ですが感動を覚えました。 マンテマはナデシコ科マンテマ属の1~2年草で原産地はヨーロッパです。日本へは江戸時代末期に渡来し庭などに植えられたものが野生化し、本州・四国・九州の海岸などに群生しています。 草丈は20~30cmで直立しており、全体に開出毛があり上部には腺毛がまじります。葉は長さ2~4cmで、茎の下部の葉はへら形上部は倒披針形で先が尖っています。茎の上部に直径約7ミリの小さな花が総状に付いて5月~6月に開花します。花弁は白色で、舷部の中央に紅紫色の大きな斑点があります。雑草花ズームで主役更衣 (前頁の「温州蜜柑の花」も見て下さいね!)
2007.05.24
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暖地の南向きの斜面等で栽培され、静岡県・愛媛県・和歌山県等が主な産地ですが、温暖な知多半島でも多く栽培されているのがこの温州蜜柑です。当地でも多くの生産者が栽培しており、家庭の庭に植えられていることも多く芳香を楽しませてくれます。今が開花真っ盛りで仄かな香りに誘惑されます。 ウンシュウミカン(温州蜜柑)は、ミカン科ミカン属の常緑高木で日本が原産地です。原種が中国福建省の温州から日本へ渡来したのでこの名前があるが、現在栽培されているものは日本で実生から育てた品種が元になっています。 樹高は2~3mで良く分枝し茂ります。葉は長楕円形の革質で互生しています。芳香のある花は枝先に白色の5弁花を付けて5月~6月に開花します。果実は11月~12月に熟し、冬場の大切な味覚として親しまれています。 真っ白に蜜柑の花の香りまく
2007.05.24
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今朝は5時前から起きてそわそわしていました。そんな私の雰囲気を感じてかお父さんも早く起きて来て散歩に連れ出してくれました。5時前の東の空には燦燦と輝く朝日が早起きを称えています。アチコチと目標の定まらない散歩にはお父さんもうんざりしています。お陰で道端に咲く亜米利加風露の花を見つけました。 アメリカフウロ(亜米利加風露)はフウロソウ科フウロソウ属の1年草で、原産地は北アメリカで本州~九州に分布します。日本へは昭和初期に牧草などに種子が混ざって持ちこまれ、道端や荒れ地・畑などに自生しました。 草丈は20~40cmで直立して分枝します。葉は殆ど基部まで5~7裂します。葉の縁や葉柄や茎は赤味を帯びることが多く、痩せ地に生育するものほど赤色は濃くなります。花は淡紅白色で、長さ5ミリ程の5弁花を付けて5月~9月に開花します。萼の縁には毛が多く付き、先端はこん棒状の突起となっています。雄しべは10本で、雌しべの周りに集まっています。畝高く風露見下し茄子植うる (前頁の「ブラシの木の花」も見て下さいね!)
2007.05.23
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これが花ですか?。本当に不思議なブラシノキの花なので、こんな名前が付いてしまっても弁明の余地もなしと言ったところでしょうか。まるで真っ赤な命をめらめらと燃やす情熱の花のようです。硬い果実は何年も枝にこびり付いて残るが、原産地では山火事にあうと始めて果実が弾けて種子を落とすそうです。 ブラシノキは別名をマキバブラシノキとかキンポウジュとも言い、フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木でオーストラリア東部が原産地で、日本へは明治中期に渡来しました。名前の由来は、枝先に固まって咲く花から雄しべが突き出している姿が瓶を洗うブラシに似ていることからです。 樹高は2~5mで良く分枝して茂ります。葉は披針形か線形の革質で互生しています。花芽は枝先に生みつけられた虫の卵のように付けて5月~6月に開花します。花が開くと濃赤色の小花を多数連ねて付けて、まるでブラシのような姿になります。 ブラシ掛け毛並みを乱す麦嵐
2007.05.23
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早朝5時の空は全面曇り空で、輝かしい日の出は見られませんでした。そんな中を今朝の散歩は少し遠出が出来ました。よろよろトボトボでしたが30分以上かけて新鮮な空気を全身に浴びて無事に帰宅出来ました。途中の叢の中に米粒詰草の群生がアチコチで蔓延って花を咲かせておりイネ科の雑草を脅かしています。 コメツブツメクサ(米粒詰草)は別名をキバナツメクサとかコゴメツメクサとも言い、マメ科シャジクソウ属の1年草で、原産地はヨーロッパ~西アジアです。道端や河原などに群生します。 草丈は20~40cmで直立して良く分枝します。葉は3小葉からなり葉柄は長さ2~5ミリと短く、小葉は長さ5~10ミリの倒卵形です。花は黄色で長さ3~4ミリと小さな蝶形花が5~20個が球状に集まって5月~7月に開花します。受粉すると垂れ下がります。米粒の詰草埋る溝浚へ (前頁の「白丁花の花」も見て下さいね!)
2007.05.22
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散歩していると何処の家の垣根にも植わっていると思われるほど一般的な白丁花の花が一斉に咲き始めました。枝一杯に星を散りばめた様に咲く可愛い花で、とても存在感があります。何時もは何気なく見過ごている花も一つ一つの存在を確認して上げると、花も喜んで精一杯美しく咲いてくれます。 ハクチョウゲ(白丁花)は、アカネ科ハクチョウゲ属の常緑低木で原産地は中国・東南アジアです。刈り込みに強いので生垣や庭木に使われることが多いです。 樹高は50~100cmで良く分枝します。葉は長さが2cmほどの楕円形で、光沢のある濃い緑色で対生します。白い小さな花は漏斗形で先端が5裂し、裂片はほぼ平開して5月~7月に開花します。園芸品種が多く栽培されていて、二重咲きや八重咲き、淡い紫花や、葉の縁に白や黄色の斑入り等があります。 夏の星瞬きもせず白丁花
2007.05.22
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今日は二十四節気の一つ陽気盛ん、万物ほぼ満足す小満です。快晴の東の空には朝日が眩しく輝いていますが、北風が冷たくてヒンヤリとした月曜日の朝を迎えました。早朝5時過ぎの散歩は気ままなもので、アッチへ行ったりコッチへ来たり戻ったりで、お父さんを戸惑わせました。認知症が少し出てきたのか?心配です。道端の立犬の陰嚢の花も心配顔です。 タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)は、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の2年草で、原産地はユーラシア・アフリカです。明治の中頃に気づかれ、現在では各地に広がっている雑草です。名前の由来は、茎が立っていて果実の形を犬の陰嚢にたとえたものです。 草丈は10~30cmで直立しています。葉は長さ6~20ミリ幅4~18ミリの広卵形でやや大きな鋸歯があり、対生します。上部の葉は次第に小さくなって苞となります。上部の葉腋に青色の小さな4弁花を1個付けて4月~6月に開花します。花は直径約4ミリで、花柄は殆ど無く苞や萼に埋まるように咲きます。小満に立犬の陰嚢除草さる (前頁の「百合木の花」も見て下さいね!)
2007.05.21
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私ドリサンの散歩コースの緑道には児童館があり、その北側に百合木の大木が3本植わっております。今朝は冷たい北風を受けて新緑の葉がざわめいています。今頃になると大きな葉陰で枝一杯に奇麗な花を咲かせますが、何しろ高い枝に咲くため緑道を散歩する人にも残念ながら気づかれません。 ユリノキ(百合木)は別名をハンテンボク(半纏木)とかチューリップの木とも言い、モクレン科ユリノキ属の落葉高木で北アメリカが原産地です。名前の由来は、花弁が開花しても平開しないので百合に似た形で咲くことからです。 樹高は15~20cmの大木で幹は直立し良く分枝します。放任すると樹形が傘型になり良く茂るため街路樹や公園樹として良く植えられています。葉が印半纏(しるしはんてん)に似た特異な形をしており、枝先に淡緑色の6弁花を付けて5月~6月に開花します。花弁の中ほどに橙色の模様が付いていてとても美しい花です。 薫風に戦ぐ百合の木花何処
2007.05.21
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北風が強く吹き大変寒い日曜日の朝を迎えました。早朝5時過ぎには既に日の出があってとても明るく太陽の光が暖かく感じます。北風に真っ白な毛をなびかせて近場の児童公園や叢を行ったり来たりして30分程の散歩を楽しんで帰宅しました。天南星の棚で車葉天南星の花と葉が風にのって風車のように回っています。 クルマバテンナンショウ(車葉天南星)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草で、原産地は中国です。名前の由来は、葉の形を車の車輪に見立てたものです。 草丈は60~70cmで偽茎の先端に細長い葉が12~14枚を円形に輪生させ車輪の如くになっています。茎の中央部の30cm位の所から伸びた分枝の先端に淡緑色の仏炎苞を付けて5月~6月に開花します。仏炎苞には白色の線が縦に入り、舷部の先端は糸状に細長く伸びて垂れ下がります。夏山路轍をなぞり車輪浮き (前頁の「御柳梅の花」も見て下さいね!)
2007.05.20
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先日園芸店を覗いていると始めて見る個性的な花を見つけました。鉢植えで沢山販売されていましたが、梅に似た花が真っ赤に燃えるような色合いで並んでいる光景が強烈に目に飛び込んできました。知る人ぞ知る御柳梅の花で、即購入と合い成りました。鉢植えのまま大切に育てていきます。 ギョリュウバイ(御柳梅)は別名をレプトスペルムムとも言い、フトモモ科ネズモドキ属の常緑低木で原産地はオセアニアです。 樹高は30~40cmで直立し良く分枝します。原産地では10mにもなる木ですが、日本では矮性品種で鉢植えのため大きくはなりません。細く伸びた枝いっぱいに梅に似た淡紅色の花を付けて5月~6月に開花します。花色が濃い紅色や白色の品種や八重咲きのものもあります。暖地では地植えも可能ですが、一般的には鉢植えで室内で育てます。 御柳梅生けて茶室に新茶香う
2007.05.20
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早朝5時過ぎの空には雨雲が垂れ下がっていて今にも雨が降り出しそうでした。土曜日と言うこともあってか街中は人通りも無くとても静かでクシャミをするのにも憚りました。今朝の散歩も近場を時間だけ掛けて周り帰宅しました。我が家の天南星の棚では交配種の天南星の花が気品を保ちながら咲いています。 この草交配種の天南星は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草で、園芸品種として雪餅草と高麗天南星を交配して人工的に作り出された美しし天南星です。 高麗天南星のすらっと伸びたスマートな草姿と、雪餅草の仏炎苞の美しさを取り入れ、その上に白い斑入りの大きな葉など両者のいいところを備え兼ねた逸品です。夏物に着替てハーフ美女と化す (前頁の「吸葛の花」も見て下さいね!)
2007.05.19
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甘い香りに誘われてやって来ました緑道へ♪毎年のことながら、初夏に咲く吸葛の花の香りには酔い痺れてしまいます。子供の頃に花を摘んで甘~い蜜を吸った記憶が甦ります。花の色が白から黄色に変わることからキンギンカ(金銀花)と言う別名もあるようで、身近に咲く宝石細工のような美しい花です。 スイカズラ(吸葛)は別名をニンドウ(忍冬)とも言い、スイカズラ科スイカズラ属の蔓性低木で日本・中国が原産地です。日当たりの良い平地や丘陵地や原野などに自生しています。名前の由来は、管状になった芳香のある花を引き抜いて甘い蜜を吸ったことからと言われています。 樹高は2~3mで、蔓は右巻きで周りの木などに絡み付いて伸びていきます。葉は長楕円形で先端が鈍頭で元の方が円形または楔形をしており対生しています。花は枝の上部の葉腋から短枝を出して、直径3~4cmの唇状に大きく2裂している花を2個付けて5月~7月に開花します。花色は始めは白色で後ほど黄色に変色します。 短夜は蜜で誘惑吸葛
2007.05.19
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早朝5時過ぎの空は快晴で朝日が昇り始めています。とても爽やかな朝を迎え早朝の散歩も気持ちの良いものでしたが、相変わらずヨチヨチふらふらと近場の私好みの場所まで行って直ぐに帰宅です。暫く駐車場に繋がれて外気を満喫していましたが、玄関脇に置かれた八角蓮の花に誘われて家の中に入れてもらいました。 ハッカクレン(八角蓮)は、メギ科ハッカクレン属の多年草で、原産地は中国中部~南東部と台湾で、山地の林床や林縁に自生しています。日本には自生していませんが、根茎が横に伸びて良く繁殖するため愛好者も多く園芸栽培されています。八角蓮にはポドフィラムと呼ばれるアルカロイドが含まれていて、中国では解熱剤として使われていましたが、作用が激しいため摂取量を間違えると死に至る毒草になります。 根茎から直立した20~30cmの葉柄の先端に八角形の光沢のある固い葉を1枚上向きに付けます。葉が若い時は1本の葉柄に1枚の葉をつけますが、成長すると葉柄は途中でY字型に分枝して夫々に葉を付けます。花は葉柄が分枝した箇所に3~5個の花茎を出して2~3cmの花を下垂させます。赤紫色の花弁は6枚で、開花すると丸く膨らんで全開せずそのままの状態で散ります。走り梅雨八角蓮は傘ん中 (前頁の「常磐山査子の花」も見て下さいね!)
2007.05.18
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どちらかと言うと花より鮮やかに色づく果実のほうが目立つピラカンサは、春は雪が積もったように花盛りとなります。枝一杯たわわに咲く真っ白な花も捨てがたい美しさがあります。ツバキの小径にはこの大木が植っており垂れ下がる枝に白いベールを被せた様な光景は誰れもが足を止めて眺めています。 トキワサンザシ(常磐山査子)は、バラ科トキワサンザシ属の常緑低木で、日本では赤い実のなるトキワサンザシとヒマラヤトキワサンザシ、黄色の実のなるタチバナモドキなどが植栽されています。これらのトキワサンザシ属を総称してピラカンサと呼んでいます。 樹高は2~6mで良く分枝し、枝が変形した刺を持ち直径5~6ミリの白い5弁花を多数付けて5月~6月に開花します。トキワサンザシは西アジアが原産で明治中期に渡来し、果実は鮮紅色に熟します。 ピラカンサ枝一面のレース編む
2007.05.18
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今朝は前線を伴った低気圧が本州南岸を東進しており風雨が強い中の散歩でした。レインコートに包まれて5時過ぎの緑道を目指しましたが、途中で直ぐUターンしてのご帰還でした。足元がぐしゃぐしゃに濡れて気持ちの悪いことこの上ありません。我が家の庭の緑陰で紅白の紫蘭の花が雨に打たれて咲いています。 シラン(紫蘭)は、ラン科シラン属の多年草で、本州中西部・四国・九州・中国に分布し、日向で湿り気のある場所に自生しています。花が美しいため家庭の庭でも良く栽培されています。 組み合った数枚の葉の中央から30~70cmの花茎を立てて先端に大形の紅紫色の花を3~7個付けて4月~5月に開花します。花は直径3~5cmの唇弁を長く付けて中央部にはひれ状の突起が5本縦についています。葉には斑入りの種類もあり、花色が白色の変異種のものもあります。緑陰に紫蘭彩る夏木立 (前頁の「車輪梅の花」も見て下さいね!)
2007.05.17
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元々は海岸近くの崖などに自生する車輪梅は公害に強いことが分かり、街路樹や公園樹として盛んに植えられるようになり、我々の目にも留まるようになりました。葉と花姿がトベラに似ていて、白い花の美しさが印象深く吸い寄せられます。樹皮から大島紬の染料を採ることでも知られています。 シャリンバイ(車輪梅)は別名をハマモッコク(浜木斛)とも言い、バラ科シャリンバイ属の常緑小低木で、本州~沖縄・小笠原・朝鮮半島・中国・台湾に分布し、暖地の海岸などに自生しています。名前の由来は枝や葉が輪生状に出て、花が梅に似ていることにちなみます。 樹高は1~4mで良く分枝します。葉は長さ4~8cmの楕円形で枝の先端に集まって付き互生します。表面には光沢があって革質です。葉の形が円や細いものなど変異が多いです。花は枝先に集まって円錐花序をつくり、直径10~15ミリの白色の5弁花を付けて5月~6月に開花します。 車輪梅咲く頃になり走り梅雨
2007.05.17
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5月も半ばを過ぎると樹木はすっかり緑色が定着し身心を癒してくれます。早朝5時過ぎの散歩も美味しい空気を胸いっぱいに吸い込んでとても健康的なはずなのに、寄る年波には勝てません。今朝もよろよろトボトボと短距離を30分余りも掛けて散歩しました。帰宅すると、山野草の棚で姫萎ずいの花が鐘を鳴らしています。 ヒメイズイ(姫萎ずい)は、ユリ科アマドコロ属の多年草で日本全土・朝鮮半島・サハリンなどに分布し、山地や海岸等の砂地などに自生しています。イズイはアマドコロの根茎のことです。 草丈は8~30cmで稜角があり直立しています。光沢のある葉は長さが4~7cmの長楕円形~広楕円形で縁と裏面脈上に小突起があります。葉の付け根にふっくらとした白色の花を1個づつ垂れて付けて5月~7月に開花します。花は長さ15~22ミリの筒形で口元に緑色を帯びて6裂し裂片が開きます。丸い葉に吊り鐘長い薄暑かな (前頁の「羽衣素馨の花」も見て下さいね!)
2007.05.16
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ジャスミンの名に恥じない甘い香りを漂わす白い花が次から次へと咲き続け、やっと峠を越えたようです。散歩していても何処までも付き纏う強烈な香りにはいささかうんざりしましたが、最近は仄かな香りに鎮静してホットしました。流通名の羽衣素馨は花姿から付いたものですが、原種名とは無関係です。 ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)は、モクセイ科ソケイ属の常緑蔓性低木で、中国雲南省が原産地です。名前の由来は、花姿を羽衣に例えたものですが、原種名とは関係ない流通名です。 樹高は2~3mで良く分枝して伸びていきます。葉は奇数羽状複数が対生しています。小葉は長さ2~3cmの長卵形で5~7枚つき先端は尖っています。枝先に直径2~3cmの花を30~40個集まって付けて4月~5月に開花します。花冠は筒状で上部が5裂し強い芳香があります。花色は普通は白色であるが外部が紅紫色や桃紫色のものもあります。 羽衣を蔓に絡ます青嵐
2007.05.16
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早朝5時にはもう日の出があり、夜明けの速さが睡眠時間を否応無に短くしています。体内時計はもうすっかり夏時間に切り替わり、お父さんの起きてくるのを今遅しと待っています。快晴の空を眺めながら緑道を途中まで散歩し30分弱でご帰還でした。我が家の山野草棚で宝鐸草の花が私の訪問を待っていました。 ホウチャクソウ(宝鐸草)は、ユリ科チゴユリ属の多年草で日本全土・朝鮮半島・中国・樺太などに分布し、山地の林床や林縁などに自生しています。名前の由来は、垂れ下がった花が寺院の軒に吊り下げられている宝鐸に見立てられました。 草丈は30~60cmで直立し、茎は上部で分枝します。葉は長さ5~15cm幅2~4cmの長楕円形~広楕円形で先端は尖り表面は光沢があり、互生します。枝先に淡白緑色の花を1~2個下垂させ4月~5月に開花します。花被片は長さ25~30ミリで筒状に集まり、基部は膨らみ上半分は緑色が濃くなっています。また、キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)はこの黄花種で朝鮮半島が原産地で古くから日本へ導入され普及しています。宝鐸はゆったりと揺れ夏の風 <黄花宝鐸草の花> (前頁の「扉の木の花」も見て下さいね!)
2007.05.15
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元々は海岸近くに生えている低木ですが、最近は街路樹や公園樹として良く見かけるトベラの木にも新緑が目立ち始め、光沢のある緑が朝日に照らされて眩しく感じます。駅前通りの歩道との境界線で淡黄色がかった白色の可愛い花が咲き出して散歩する私達の目を楽しませてくれます。 トベラは別名をトビラノキ(扉の木)とかトビラ(扉)とも言い、トベラ科トベラ属の常緑低木で本州(岩手県南部・新潟県以南)~沖縄・朝鮮半島南部・中国・台湾に分布し、海岸やその近くに自生しています。名前の由来はトビラが訛ったもので、独特の臭気があるこの枝を戸口の扉に挟んで魔除けにする風習があります。 樹高は2~8mで良く分枝します。葉は逆さ卵形で、質は厚くて光沢があり縁が裏側へ巻きます。花は径2cm位の白色の5弁花で枝先に多数付けて4月~6月に開花します。雌雄異株で、雄花には雌しべが、雌花には雌しべと退化した雄しべがあります。果実は11月~12月に熟し3裂し赤い種子が現れます。 薫風に白さ発散トベラ咲く
2007.05.15
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寒くなく暑くなく大変気持ちの良い爽やかな月曜日の朝を迎えました。紺碧の空に刷毛で掃いた雲がかすれて浮かんでいます。早朝5時過ぎの散歩は短距離の短時間コースになりました。一寸疲れ気味で足元もふらふらと覚束ないので早々のご帰還でした。玄関脇で鉢植えのご自慢の紺碧草の花が優しくお出迎えです。 コンペキソウ(紺碧草)は別名をフロックス・ディバリカタとも言い、ハナシノブ科フロックス属の多年草で北アメリカのロッキー山脈から東のコネチカット州~フロリダ州に分布し、草原や潅木の茂みなどに自生しています。 草丈は15~50cmで直立します。葉は線形から狭披針形で対生します。花茎を伸ばして先端に青色から藤色の花を付けて4月~5月に開花します。花色は青色・紫色・ピンク色で、時々白花も見られます。いつひらを紺碧に染め聖五月 (前頁の「ブルーハイビスカスの花」も見て下さいね!)
2007.05.14
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今朝の空のように澄み切ったブルーカラーのブルーハイビスカスの花が庭で咲き始めました。ハイビスカスの一族ですが真夏のイメージの無いとても爽やかな花弁が薫風に吹かれてヒラヒラと揺れています。ハイビスカスとの違いは葉の形で、深く切れ込んだ掌状の葉が花を盛り立てています。 ブルーハイビスカスは英名をライラックハイビスカスと言い、アオイ科アリオギネ属の常緑低木で原産地は南西オーストラリアです。ハイビスカスに近い植物で、花型はハイビスカスをやや小型にした感じです。 樹高は1~2mで直立します。葉は長さ3~8cmの掌状で不規則に深く5裂して、互生しています。若い葉腋にハイビスカスをやや小型にしたような花を付けて5月~7月に開花します。花冠は径が10cm位の一重で淡紫色か紫赤色で長期間咲き続けます。 夏はじめハイビスカスはブルーから
2007.05.14
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曇天の薄暗い日曜日の朝を迎えました。5時過ぎの外気は大変気持ち良く散歩を誘い出すだけの魅力がありました。30分ほど田圃コースを歩いて帰宅すると、鉢植えの鈴蘭の花が鈴を鳴らしてお出迎えです。今日は母の日です。何時もお母さんには食事やら身の回りのお世話になっていて感謝しますワン!ワン!。 スズラン(鈴蘭)は別名をキミカゲソウ(君影草)とも言い、ユリ科スズラン属の多年草で、北海道・本州・九州・朝鮮半島・中国などに分布し、山地の亜高山の草原に自生しておりす。 花茎は20~35cmで抱き合う葉の外側から伸び出して、その先端に直径7ミリ前後の純白の花を10個位まばらに付けて4月~5月に開花します。花の形は鐘形で先端が6裂し反り返り、芳香をだします。葉は長さ10~18cmの長楕円形のものを2枚出して、裏面に粉白色を帯びています。鈴の音は母に感謝の気持ち込め (前頁の「釣鐘葛の花」も見て下さいね!)
2007.05.13
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ドリサンの家のサッシ垣根にはツリガネカヅラ(釣鐘葛)とノウゼンカヅラ(凌霄花)の蔓が絡まっています。毎年伸びた蔓の剪定をするために釣鐘葛の花は咲いたり咲かなかったりです。昨年の剪定の仕過ぎで今年は垣根の開花が見られません。でも心配無用!行燈仕立ての鉢植えの蔓から開花しました。 ツリガネカヅラ(釣鐘葛)はノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の常緑蔓性低木 で、北アメリカ南部が原産地です。花がカレーの色や香りに近いので、カレーカズラあるいはカレーバインの愛称があります。 樹高は10~15mの蔓性で、木などに巻き付くだけでなく、吸盤がありコンクリート壁などにも吸着します。葉は3出複葉で対生し中央の頂葉は分枝した巻きひげとなり他の物に絡みます。花は前年伸びた枝の葉腋に2~5個の集散花序を付けて4月~6月に開花します。花は径5cm位のラッパ状で、外側は橙赤色で中心部は淡色で特有な臭いがあります。釣鐘の音は母の日母の声
2007.05.13
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吹き荒れた北西風もすっかり収まり、とても穏やかな土曜日の朝を迎えました。爽やか~♪が心身ともに染み渡り気持ちのいい5時過ぎの散歩は最高でした。朝日が高層マンションのガラス窓に眩しく反射して明るくしています。相変わらずトボトボふらふらと緑道を半周して帰宅すると、鉢植えの都忘れの花がお出迎えです。 ミヤコワスレ(都忘れ)はキク科キク属の多年草で、日本原産の園芸品種です。本州~九州に自生する日本原産のミヤマヨメナの園芸品種で、品種改良は江戸時代末から始まりました。 草丈は、切り花用の高性種が30~40cm・鉢花用の矮性種が15~20cmで直立し、先端に花径3~4cmの花を付けて4月~5月に開花します。花色は濃青色・紫色・淡紫色・白色・桃色・赤紫色・紅色など多彩です。爽やかな都忘れの花模様 (前頁の「二色空木の花」も見て下さいね!)
2007.05.12
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市内の大池公園には大小の色々な樹木が植わっていますが、意外と花木が少なくてウォーキングしていても淋しく思います。毎週土曜日にテニスに訪れますが、どんなに小さな花でも見つけると嬉しくなり激写してしまいます。現在は花菖蒲園の片隅で二色空木の花が満開で初夏の風情をかもし出しています。 ニシキウツギ(二色空木)はスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で、本州(宮城県以南の太平洋側)~九州に分布しており、山野の日当たりの良い場所に自生しております。 樹高は3~5mでよく分枝します。葉は卵形で中央より先で幅が最も広く先端が急に細くなり尖り、対生しています。花は枝先の葉腋から2~3個ずつ付けて5月~6月に開花します。花冠は筒形で次第に太くなり先端は5裂します。花色は白色から次第に紅色へと変わるため、一枝に紅白の花が咲くので華やかな雰囲気になります。空木の香仄かに流す若葉風
2007.05.12
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快晴の東の空には下弦の白い月がくっきりと残っており、とても寒い朝を迎えました。北風が強くて身震いする早朝5時過ぎの散歩は冬に戻ったようでしたが、久し振りに緑道を半周しました。緑道の樹木はすっかり新緑が定着し寒風に震えています。帰宅すると、鉢植えの雪岳姫天南星の花が朝日を浴びて暖をとっています。 ユキダケヒメテンナンショウ(雪岳姫天南星)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草(球根植物)で、朝鮮半島に自生しており日本には分布していません。親芋に小芋が沢山ついて良く繁殖する丈夫な品種です。 草丈は10~15cmの偽茎が1本短く直立して、茎の上部に同形同大の淡緑色の葉を2枚付けます。葉身は長さ5~6cmの5小葉に分裂し、広楕円形に小さな白い斑が入っていて先端は尖っています。花茎は葉よりも短い位置で咲き、10cmほどの淡緑色の仏炎苞には白い縦線が入っています。松落葉刺さって怒る仏炎苞 (前頁の「黄素馨の花」も見て下さいね!)
2007.05.11
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お父さんの実家の道路脇で一際目だって咲いている花木花は黄素馨の花です。朝日を浴び真っ黄色の花がたわわに咲いていてとても存在感があります。花は小さいが芳香と甘い蜜があるので、子供の頃に良く花弁を取って吸って遊んだものです。ジャスミンほどの強烈な香りはなく可愛い花が魅力です。 キソケイ(黄素馨)はモクセイ科ソケイ属の常緑低木で、ヒマラヤ地方が原産地です。ジャスミンの仲間ですが、香りが弱いため花を楽しむ品種と言えます。漢字名の素馨とは中国の美女の名前に由来すると言われています。 樹高は1~2mでよく分枝して茂ります。葉は3~7枚の小葉からなる羽状複葉で小葉は長楕円形で先端は尖っており互生しています。枝の先端にまばらな散形状の花序をだし、黄色の花を多数付け5月~7月に開花します。花冠は筒状で先が5裂して半開し、中央に雄しべが2本のぞいています。黄素馨の蜜吸う子らに若葉風
2007.05.11
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昨日の真夏日が一転して全面曇り空の爽やかな朝を迎えました。早朝5時の散歩はとても気持ちの良いものでしたが、相変わらず近くの叢までゆっくり歩いて20分足らずで帰宅しました。今日からバードウィークが始まります。我が家に訪れる小鳥は数少ないですが、舞鶴草の花がバードウィークに相応しく飛び立ちました。 マイヅルソウ(舞鶴草)はユリ科マイヅルソウ属の多年草で、日本全土・東アジア・北アメリカに分布し、亜高山帯の針葉樹の林床や林縁に自生しています。名前の由来は、基部2枚の葉を広げた姿が鶴の舞う姿に似ていることからです。 草丈は10~25cmで、葉は長さ2~4cmの柄があり3~7cmの卵心形で先端が尖っていて、やや幅の狭い葉が2枚互生しています。茎の先端に白い小花を15~20個総状に付けて5月~7月に開花します。花後には球形の液果が付いて秋には赤く熟します。卯月野を鶴飛び立ちぬ遠き北 (前頁の「亜米利加岩南天の花」も見て下さいね!)
2007.05.10
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市内にある元浜公園には亜米利加岩南天の木がグランドカバーとして植わっています。日頃は大木の陰に寄り添うようにヒッソリと佇んでいるので目立ちませんが、開花時期には真っ白でとても華やかに変身します。白い壺形の花が長い花序に纏まって枝を垂れ下げる程たわわに咲いているのです。 アメリカイワナンテン(亜米利加岩南天)はツツジ科イワナンテン属の常緑低木で、北アメリカが原産地です。寒さや日照不足に強く刈り込みも出来るので、ガーデニング素材として利用されたり、公園樹として植えられています。 樹高は1~2mで斜上し、よく分枝し垂れて広がります。葉は披針形で表面につやがあります。枝の先端に長い花序をだし、白い壺形の小さな花を纏まって付け4月~5月に開花します。花冠は浅く5裂し、先が反り返ります。葉に斑が入るのはレインボーと言う園芸品種です。白壺の寄り合い世帯新茶出し
2007.05.10
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爽やかな朝を迎えましたが、昨日の暑さで少々体調が狂ってしまいました。5時過ぎに散歩に連れ出してもらいました。何時もどおり近距離の短時間でお父さんに親孝行しています。久し振りに実家を表敬訪問しましたが、早朝のため誰にも会えませんでした。今朝はテニスコート脇で咲いていた松葉海蘭の花を紹介します。 マツバウンラン(松葉海蘭)はゴマノハグサ科ウンラン属の1年草で、北アメリカ原産の帰化植物で、本州(関東地方以西)~九州に分布し造成地などの荒れ地やグランドの端などに自生しています。名前の由来は、花の形が海岸の砂地に生えるウンランに似て、葉がマツの葉に似ていることからです。 草丈は10~60cmで、花茎は直立していて徐々に横に這い出して伸びます。上部の茎葉は幅1~2ミリの松葉状の線形でまばらにつきます。花は茎頂に総状花序をのばし長さは1cm位の青紫色の唇形花を付け4月~7月に開花します。花冠は深く上下2唇に裂けています。海蘭の小刻みに揺れ夏浅し (前頁の「受咲大山蓮華の花」も見て下さいね!)
2007.05.09
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お父さんの実家の庭には色んな木が植わっていて、四季折々の花を楽しませてくれます。散歩の途中に必ず寄って観賞していたのですが最近はとんとご無沙汰ばかりです。久し振りの訪問で受咲大山蓮華の開花を発見しました。仄かな香りがとても奥ゆかしい花ですが、咲き切った姿が少々だらし無く残念です。 ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)はモクレン科モクレン属の落葉小高木で、ホオノキとオオヤマレンゲの交配種で園芸品種として作り出されたものです。名前の由来は、花が上向きに咲くことを受け咲きと表現したものです。 樹高は3~5mで直立し、よく分枝し広がります。葉はホオノキに似ていて小形です。芳香のある花は葉の展開した後に咲きます。花は径12~15cmと大きく上向きに付けて5月~6月に開花します。 上向きに大山蓮華の香りきき <ご要望に答えて:咲き切った姿が少々だらし無い姿です>
2007.05.09
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爽やかな早朝5時の東の空には日の出が待っています。頭上には下弦の月が白く空の青さに溶け込んでいます。こんなに気持ちの良い朝なのに散歩は短距離短時間でもったいないなぁ~!。最近は足腰が弱ってきて歩くのにもふらふらしているのです。近くの児童公園前に蔓日日草の花が咲いていて私を見守っています。 ツルニチニチソウ(蔓日日草)は別名をツルギキョウ(蔓桔梗)とも言い、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の蔓性の多年草で、南欧~北アフリカ(地中海沿岸)が原産地です。 草丈は10~60cmで、茎は最初直立していて徐々に横に這い出して伸びます。葉は卵型で光沢があり美しく、斑入り種もあります。茎の先端に付く花は筒状ですが、筒の先端が裂けているため、花径4~5cmの5弁花のように見え4月~7月に開花しますが、1~2日で萎んでしまいます。花壇のグランドカバーやプランターや吊鉢等に使われます。蔓巻かず素直に立ちて飾る余花 (前頁の「白雲木の花」も見て下さいね!)
2007.05.08
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東海市のメルヘンの森のある加家公園の入り口付近には、以外と珍しい樹木が植わっています。若葉の頃には只の木ですが花が咲いてびっくりすることが多々あります。その一つが白雲木です。真っ白な花が枝にびっしりと下向きに付いて咲く光景は名前の如く白雲が立ち込めたようでとても奇麗です。 ハクウンボク(白雲木)はエゴノキ科エゴノキ属の落葉高木で、日本全土・朝鮮半島・中国に分布し、山地の落葉樹林に自生しています。名前の由来は、満開の白い花を白雲に見立てたことによります。 樹高は6~15mで直立し、よく分枝し広がります。葉は長さ幅ともに20cmほどの円形で裏面は白く、縁には鋸歯があり対生しています。今年伸びた枝の先端に総状の花序に20個程の花を付けて5月~6月に開花します。花冠は径2cm位で深く5裂して下向きに咲き、雄しべの葯が黄色で良く目立ちます。 白雲の如く清楚に夏きざす
2007.05.08
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早朝5時には、雨もすっかり上がって南の空には下弦の月が白く浮かんでいます。日の出が早くなり私もお父さんも早起きで早朝の散歩が楽しみにな季節になりました。でも、今朝の散歩も緑道には及ばず短時間の短距離コースでした。帰宅すると我が家の天南星の棚で面河天南星の花が朝日を浴びて微笑んでいます。 オモゴテンナンショウ(面河天南星)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草で、本州・中国・四国(愛媛県面河渓谷)に分布し、山地の薄暗い林床や林縁などに自生しています。 葉は1個で花柄の元から葉柄を出して小葉が9~15枚付きます。仏炎苞の筒部は紫褐色で舷部の上部は緑色で水平に長く伸びてやがて垂れ下がります。付属体は筒部と同じで紫褐色であだら模様になっています。花期は4月~5月です。舷部折れ蛇衣を脱ぐ面河かな (前頁の「カロライナジャスミンの花」も見て下さいね!)
2007.05.07
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