風光る　脳腫瘍闘病記

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うなぎ犬♪

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もう痛いって言わない

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最近は昔ほど職員さんに「痛い」と涙ながらに訴えるという事が少なくなった。足の痛みが少なくなったんじゃなく何か言いづらくなってしまった。だから最近「強くなったね」と言われるが実際はそうじゃない。みんなが知らない所で泣いてるし・・。

昨日の夜も激痛で夜もほとんど眠れず、今日も夕方から半端じゃない痛みだった。しかも精神的にも落ち込んでいて久しぶりに事務室に「痛い」と涙ながらに訴えたけどみんなは仕事、仕事、仕事。最初こそ看護士さんが相手してくれてたけど次第に離れていって一人ポツン・・。

（何か、寂しい・・）

何か、「痛い」と涙ながらに言った自分がたまらなく嫌になり久しぶりにキレて指導所を飛び出してしまった。猛スピードで車イスをコイでいたが途中左足が足台から落ちて悲惨な状態に・・骨折しててもおかしくない曲がり方をしてたけど感覚がないからよく分からない。ヒビぐらい入ってるかも・・。

「痛い」って言えば言うほど自分がバカな様な気がしてならなくなった。職員さんもあたしが「痛い」って言ったところでそれを緩和する事が出来ないから「痛い」って言われる事が辛いみたいな事を言ってて何か「痛い」って言う事が罪な様な気がして・・。

人が激痛で苦しんで車イスって現実も中々受け入れられなくて生きる希望もなくてものすごい苦しい思いしてるのにあたしと関わってる職員さん達は仕事場では気にかけてくれてても家に帰ったらきっとあたしの事なんか忘れて笑って過ごしてるんだろうな～って思う。結局それぐらいの繋がりしかないのがちょっと寂しい。。そこまで求めるあたしもどうかしてると思うけど・・・。やっぱ車イスになって弱くなった。わがままになったと思う。自己中になったかな・・。

性格悪くなった。とにかくもう職員さんの前で「痛い」って言わない。言っても痛み無くならないし、言われた方は困るだろうから日記で叫ばしてもらおっと。。

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