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先週の「ヴィノス やまざき」のワインテイスティングの白2本はラングドック地区の「シャルドネ100%」とロワール産の「ソーヴィニョン・ブラン(プイィ・フュメ樽使用)100%」でパネルの説明の「シャブリより旨い!」を見てシャルドネを購入しました。 2022年 アルコール度数13.5% 230円/個(税込み)殻は希望に合わせて剥いてくれます。 パネルのタイトルは「あまりにも美味しくて直輸入を決断!運命をかけた白!」で「ラングドック地区でも最も日照量の多い畑の完熟シャルドネを使用し、フレッシュでありながら穏やかな酸はブルゴーニュ産を超えている」とあり、果たして牡蠣との相性は?と興味深々で昨日常連客になっている鮮魚店「魚衣」でサロマ産のカキを購入しました。殻付きなのと店主の鮮魚ネタが特に気に入っています。「サロマの牡蠣はオホーツク海の海水と大地から流れる川の水が絶妙に混ジり合っているので、厚岸産よりも塩味が薄くあっさりしているけれど特に塩やレモンをかけなくても本来の味が楽しめる」という事でした。 北海道産のカキの知識もちょっとだけ増えて、まずは飲み残しのチリ産のシャルドネ(500円台)を飲んだ後「GOURGAZAUD(グールガゾー)」を一口飲むと味わいの違いは歴然でチリ産より3倍ほどの値段でこの一本は大きな価値があると思いました。値段に関してはワインは緩急つけて(安い・高い等など)飲んだ方が美味しいワインを飲んだ時の幸福感が全く違うと勝手に思っています(本当に万が一凄い幸運が訪れて毎日高級ワインが飲める身分になったとしても) という事でカキとはしっかりマリアージュでしたが、欲を言えばカキはやっぱり厚岸産の方が肉厚とクリーミーさで私にはナンバーワンかなと。もう店頭には並んでいないので次のシーズンを楽しみに待ちます。
2024.04.14
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昨日のNHK「チコちゃんに叱られる」の野球のユニフォームネタの第二弾「野球のユニフォームに横じまが無いのは囚人のイメージが強かったから」には目から鱗でした。このイメージを作り上げた旧約聖書(紀元前4~5世紀に成立)「レビ記19章」の中の「2色のしま模様(縦・横両方法だと思います)の服を着てはならない」という箇所も紹介され、しま模様は「悪魔の衣服」で「異端のシンボル」であった事には驚きました。確かに欧米のコミックで登場する囚人達はこの教えを受け継ぎ横じまの服を着ている事を思い出しました。 そして、しま模様のイメージアップに貢献した人物として2千年以上の時を経てフランス革命(1789年)を指導した革命家「マクシミリアン・ロベスピエール」の登場です。しま模様にここまで宗教や歴史上の出来事が関係しているのには驚きです。アメリカで野球が競技となったのはフランス革命から56年後の1845年でその時にはしま模様の悪いイメージは過去の遺物になっていたと思うのですが、それでも流石に囚人服のイメージが強い横じまのデザインをユニフォームにとは考えなかったのだと思います。 そして最後に「横じまのユニフォームが無い理由」を納得させる実証実験で「ストライクゾーンが分かりやすくピッチャーに有利」という事でした。捨て身作戦で「ストライクゾーンに投げて」という横じまユニフォーム採用もありかなとか考えてしまいました💦ところで番組で「横じまを着ているとよこしまな人と思われるから」とゲスト回答者が言っていて、妙に気になって調べてみると「邪しま」という漢字で心が正しくないという意味でした。そう思ってみると赤白の横のしま模様はちょっと怪しい感じです。
2024.04.13
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昨日の「ヴィノスやまざき」の「王道ワイン産地を味わう~フランス編~」は最初にスタッフからフランス語で乾杯が「SANTE(サンテ・健康の意味だそうです)」と教わり、参加者(15名ほど)全員でサンテの掛け声で始まりました。初年度初という事でサプライズが色々ありますとの事で期待が高まりました。 シャンパンのティスティングの前に上手にコルクを抜く方法(コルクを回すのではなくボトルを回す等など)や最初の「プシュ」という音が「淑女のため息」と呼ばれる事を初めて知りました。 テーブルには既におつまみ(Appetizers)が用意され北海道産の白カビチーズや岡山県のブドウ農家が造る大き目サイズの干し葡萄(出荷出来ない葡萄を使っているそうです)など、どの品もこのワインショップが厳選し契約をして仕入れているという逸品でした。 シャンパンは濃い黄金色で周りからは「ちょっとピンク色にも見える」と声が上がり(私にはピンク色は見えませんでしたが💦)ミネラル感たっぷりで、久々のシャンパンに酔いしれました。「ヴィネスやまざき」は産地と直接契約してワインを輸入しているので、買い付けに至ったきっかけや生産者の詳細をパネルで紹介してくれました。 「ブドウ農家が造る秘密のシャンパン」のタイトル通り、あまりに美味しくて自分達用にと造っていたシャンパンは「モンマルト ブリュット セクレ・ド・ファミーユ」で葡萄の栽培から醸造、瓶詰め、出荷までを一貫して手掛けてるRM(レコルタン・マニュピュラン」と呼ばれる生産者だそうで、有名なドンペリでも葡萄は買い付けをしているNM(Nはネゴシアンの意味)という事を初めて知りました。当然RMの方が価格はNMより高くボトルに明記してあるものもあるそうです。 そして何故かすかにピンク色に見えるのかは使っている葡萄品種のためでこれはパネルには書かれていません。黒葡萄の「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」が40%ずつで残りの20%が白葡萄の「シャルドネ」のため黒葡萄の色が若干出るという事でした。なるほどです。 その後白ワイン2種類、赤ワイン2種類と締めのサプライズのブラインド・ティスティングで赤ワインが2種類と続きました。白と赤の6種類については後日書きたいと思うほど内容が濃く大満足のテイスティングで帰り道かなり肌寒くなった夜道も全く気にならないほど心はホカホカでした。
2024.04.12
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今朝のNHK「あさイチ」で「痴漢に遭った時の対処法」を取り上げていて、これって私が日本にいた20年前(以上)と何一つ変わっていないのでは?といきなり過去へタイムスリップした気持ちになりました。運悪く電車内で被害にあった時は「勇気を出して声を上げる」「具合の悪いふりをしてしゃがみ込む」「周りの人にSOSを発信する」等など、結局は「自分で自分を守りましょう」という昔と変わらない内容を敢えて電波を使って伝える事なのかなと憤りを感じました。 番組の最後の方で視聴者から「行政の改革が必要」「法律の改定を」と意見が紹介されたのにはホッとしましたが、これに対してもコメンテーターからは「法律の改定には時間がかかって・・」と憤りを増幅させる回答でした。 シンガポールで痴漢行為がほぼ皆無なのは行政が大きく関わっているからで、「死刑」に相当しない軽犯罪(痴漢、すり等)に関しては「むち打ちの刑」が施行されます。打ち方も4段階に分かれているそうで一番厳しいのは(多分針のような物がムチに付けられていて)気絶するほどだと噂に聞いた事があります。男性だけに課される刑罰と聞いて何だかほっとしたのを覚えています。この刑罰も大きな抑止力になっていると思いますが、もう1点日本と違って「女性を性の対象」として捉える文化や習慣が無いお陰と思っています。具体的には日本で昔はよく見た週刊誌のページに使われた女性のヌード写真は20年前のシンガポールで全く目にする事がなく「女性の地位」について考えさせられました。レディファーストが徹底していて女性の地位や待遇については世界的に見ても高いと思っています。それは建国以来の(僅か59年ですが)国のリーダーや政治家たちの「性に対する平等意識」の賜物だと思います。 ちょうど札幌市の地下鉄にも「女性専用車両」の広告があって「あぁ、まだこんな車両が存在しているんだ」と驚いたばかりでした。「女性が輝ける社会を目指して」と言われて久しいですが、通勤や通学にも神経をとがらせ挙げくに個々の自衛努力や交通機関への対策に依頼するだけというのは行政が全く怠けているとしか考えざるを得ないし、少なくても女性議員から大きく声が上がっていないというのも不思議としか言いようがありません。 因みにもし痴漢を捕まえる事が出来た場合(被害者が声を上げて駅係員が捕まえるというのがベストの方法と思いますが)初犯の場合は罰金刑で済み20万円~30万円と検索で出てきました。痴漢行為に遭って精神的に深い傷を負ったまま数年或いは数十年過ごす女性もいるのかと思うとやり切りれない気持ちになります。
2024.04.11
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先日「北海道立近代美術館」からの帰り道で大通り公園へ向かっている時にワインショップ「ヴィノスやまざき札幌店」を見つけました。ちょっと高級感のある外観でどんなワインを売っているのか興味津々で中に入ってみました。 アルコール度数 13.5% 生産者を訪れるスタッフの写真も添えられて。 手頃な千円以下のワインの品揃えも結構あり、店内をじっくり見て一番興味を引かれたのがポルトガルの白です。ボトルの下部に「ARiGATO OBRiGADO~(サイン)」とペンで手書きがあるのでスタッフに「特別なワインですか?」と聞くと「生産者が当店に来てくれてその時サインしてくれた最後の1本です」とのことで迷わず購入しました。 「葡萄の品種は?」と聞くと「ポルトガルの地葡萄で多分名前を聞いた事はないと思いますよ」と言われたのでワインの説明書を写真に撮らせてもらいました。 蔵元:キンタ・ダス・アルカス 生産地:アレンテージョ 葡萄品種:ルーペイロ 50% アンタン・ヴァズ 50% 確かに全く聞いた事がない品種でした。スタッフによると世界各地のワイン生産者を訪れ直接買い付けをしているという私にとっては何とも嬉しいワインショップでした。 昨日、白身魚の刺身に合わせて開けましたが、若干の甘みもあり果実味豊かで酸味も程良く刺身以外のポテト&トマトサラダ、牛レバーのパテとも相性抜群のワインでした。 スタッフから毎月一回「ワインテイスティングも店内でやっていますよ」とお誘いがあり、明日新年度初の「王道ワイン産地を味わう~フランス編~」に参加する事にしました。世界各地を回っているスタッフから今気になる産地とかを聞くのもとても楽しみです。
2024.04.10
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札幌の積雪ゼロが発表されてからほぼ5日後の今日やっと我が家の庭の雪が積雪ゼロとなりました。ずっと雪に閉ざされていた庭の陽の当たる所にある日緑の芽が頭を見せた時には驚きと喜びで目を見張りました。思えば20年間四季のない国で暮らしていたので21年振りの「春の訪れ」の実感です。 芽から花が咲いた時には何故か「福寿草」という言葉がすぐ浮かびました。幸福と長寿の一文字をとって名付けれれた「福寿草」は何か今の気持ちにぴったりのようでした。 植物に詳しい友人に写真を送ったところ「それは福寿草ではなく、フキノトウですよ。毒性も福寿草よりかなり弱いのでしっかりあく抜きして食べられますよ」という事でした。名前が何であっても毎日窓から眺めていると(今は7つぐらい)「3大幸せホルモン」の1つ「ドーパミン」が分泌されているを実感します。四季のある国、そして植物の存在も偉大です。 コロナ禍の時に「心の健康」のためにドーパミンを分泌させる方法として家族や友人と会う、会えなければ電話などで会話、それも難しければ自分が好きな物(ぬいぐるみでも何でも)を見つめたり目を合わせる事で効果が出るというのをNHKの番組で見ました。 目を合わせると言えば先日「とくとく検診」に行った病院の「病院ニュース」の表紙が「石狩太美(ふとみ)防風林」で撮影された「エゾモモンガ」でその縦長の愛らしい目を見つめるとこれぞ正にドーパミンという感じです。札幌の市街地でも見る事が出来ると聞いていますが、今年の目標の一つは「生・エゾモモンガ」を見ることです。実際に目を合わせる事が出来たら幸せホルモンもマックスになるかなぁと今から楽しみです。 因みにエゾモモンガは冬眠しないそうです。ただ寒がりで寒い時期は木の間から顔を覗かせてくれるのは一日に一回くらいとネットの記事にありました。 本帰国して早4か月目、これから自然がらどれだけ多くの心の幸せを分け与えて貰えるか楽しみです。心の幸せが結果体の健康維持に繋がると期待して・・。福寿草 ネットの画像から。
2024.04.09
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「北海道立近代美術館」で日曜日(不定期)に開催している学芸員による30分間の「ミュージアム・トーク」に初めて参加しました。1年間の美術館パスを購入したので何回でも参加出来るのが何より嬉しいです。昨日は現在開催中の「パスキン展」に合わせて同時代に活躍した「エコール・ド・パリ」の画家「藤田嗣治」がテーマでした。藤田嗣治の自画像が展示されている近くに椅子(定員は一応15名)が用意され、学芸員から「本日は戦前・戦中・戦後の作品、主に戦争画の紹介です」とまず説明がありました。 藤田嗣治と言えば2006年に訪れた「パリ市立近代美術館」で見た「寝室の裸婦キキ」の大きさと「魅惑の乳白色」と言われる唯一無二の白色が私には一番印象的で、そういえば藤田嗣治の戦争画って見た事がないという事に気が付きました。 「12月8日の真珠湾」 パネルに映し出される「12月8日の真珠湾」「アッツ島の玉砕」「サイパン玉砕」「シンガポール ブキ・ティマ攻略」等など主に「東京国立美術館」所蔵の戦争画はこれが藤田嗣治の絵かと思うほど茶色や暗い色が多く使われ、更に軍の命令によって国威発揚のため負け戦さでも勝利しているようにと描き直しを強要された物もあるそうです。戦時中、帰国を余儀なくされ日本人画家として最多の150点ほどの戦争画を描いた事と当時パリでの藤田嗣治の名声が日本で妬まれていた事もあり「戦争責任」を問われる事態にもなったようです。 終戦後のGHQの聴取や日本の状況に嫌気がさし1949年にパリへ戻り洗礼を受けてクリスチャンとしてその後の人生を送った所謂「戦争に翻弄された一人」の人生にはしみじみするものがあります。 「Chapelle Foujita」への道案内 5番目の妻「君代さん」と共に眠る 2014年にシャンパンメーカーを訪ねるためランスを訪れた際に「藤田嗣治がプロデュースした教会」がある事を知り、立ち寄った事を懐かしく思い返しました。教会の真ん前にあるシャンパンメーカーの支援で建てられた教会で何と言ってもステンドグラスの美しさに魅了され教会内の椅子に座ってしばらく見惚れていた事もミュージアム・トークのお陰で昨日の事のように思い出しました。 因みに次回のミュージアム・トークは4月下旬の「ユトリロ」に参加予定です。
2024.04.08
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ジムからの帰り道で見つけた小さな鮮魚店「魚衣」は常連客はいる様子だけれど混んでいる事はなく店主が丁寧に食べ方の説明までしてくれるので定期的に通うようになりました。 昨日はお店の外の黒板の一番最初に「釧路産くじら肉刺身用」があったので中に入るとちょうど良い大きさの切り身がケースの中に並べてありました。 ちょっとだけ馴染みになった店主と近所のスーパーで購入した「鯨ユッケ」が期待以上に美味だった事を伝えると「鯨の赤身は低カロリーでヘルシー、絶対お勧めですよ。私も大好きです」と「一押し」でした。 そういえば先日釧路で水揚げされた大きな鯨をさばいた様子とこれから市場へ出荷という北海道のローカルニュースを見た事を思い出しました。「魚衣」の店主によると今年は12頭の鯨が水揚げされる予定で、それが全部売り切れてしまうまでは食べられますよという事でした。 流石にユッケのたれを自分で作る事は出来ないので食べ方を尋ねると「焼肉のたれ」がお勧めという事でこれにはちょっと驚きました。「生憎焼肉のたれは家には・・」と言うと「普通にショウガ醤油で大丈夫!」と言われたのでこの後スーパーでしょうがも買いました。 73g 税込み436円(ユッケ風に自分で細かく刻んで) 肉の繊維が細やかなためか思った以上に柔らかくクセがなく確かにマグロや牛肉に近い味わいです。たれやソースをかけると食べ物が全てその味になってしまうと思うのですが、ショウガ醤油のためくじら肉本来の旨味(甘み?)のようなものも感じ大満足の味わいでした。 お店のケースの下に「出荷鯨肉調査票」も貼られていて(販売する場合は必須だそうです)「ミンク鯨令和6年4月1日 根室北方沖(オホーツク海)で捕獲」と細かい情報が記載され写真に撮らせてもらいました。 ミンク鯨って聞いた事があるけど果たして鯨にはどんな種類が?と調べてみるとウィキペディアに下記の表がありました。ナガスクジラ科+コククジラ 他のクジラ クロミンククジラ ミンククジラ ドワーフミンククジラ キタタイヘイヨウクジラ キタタイセイヨウクジラ
2024.04.07
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ジュル・パスキン(1885-1930) 「花束をもつ少女」1925-1926 北海道立近代美術館(道近美)で6月16日まで開催中の「どこにいてもよそ者だった。越境者パスキン展」に行って来ました。道近美は全国の美術館の中でも「エコール・ド・パリ(第一次世界大戦後、主に1920年代にパリで活躍した画家たちの総称)」の絵画やガラス工芸の所蔵が多いのが特徴です。 ジュル・パスキンと言えば「花束をもつ少女」と自ら命を絶ったという事ぐらいしか知らなかったのですが、今回の展示でスペイン系ユダヤ人としてブルガリアに生まれ、ルーマニアやヨーロッパ各地、キューバ、アメリカ、パリと越境者となった事情、父親との確執で特に母親の死後家族とは疎遠であった事、妻(エルミーヌ)と恋人(リュシー)の間で不安定な関係を続け「芸術家は45歳以上生きながらえる必要はない・・」と常々語っていた事を実践するように45歳で命を絶った事などを知りました。1922年 入口のすぐ近くに展示されている大きな絵は「放蕩息子」で、タイトルを見てすぐエルミタージュ美術館で見たオランダの画家「レンブラント」の「放蕩息子の帰還」を思い出しました。「新約聖書」で語られた内容で父親から譲り受けたお金を放蕩で使い果たした息子を許すという話ですが、パスキンの場合は結局は父親に許しを請う事も父親が博愛の心で息子を迎え入れる事はなかったようです。 同時代の画家「キスリング」「アンドレ・ドラン」「スーチン」「シャガール」「ユトリロ」「藤田嗣治」の絵もあり。久々に本物の絵が見られる幸せを感じました。 そしてこれは凄い!と思ったのは子供向けの4種類の「ワークシート みる・かんじる・あらわす」が用意されていて「画家の絵具箱でたくさん減っている絵具は?」「この絵の中で触ったら柔らかそうな物は?」「女の子は何て言って自己紹介してる?」と質問があり、裏面にはこの質問の答えのヒントになる事が分かりやすく書かれています。もし自分が子供の時に絵を見てこんな質問に答える機会があったらと・・。「絵ってそんなに難しい物ではないんですよ」と優しく言って貰えているようで、これも貴重な経験でした。
2024.04.04
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昨日のエスコンFでの初戦の注目度ナンバーワンは何と言ってもオリックスから移籍した「山崎福也」投手の初登板で、対する楽天の投手が日ハムから移籍のポンセ投手と「移籍対決」となりました。麦芽100%生ビール アルコール分5% 製造2024年3月(製造が新しいほど美味しいを信じて🍺) 勝利を願って北海道限定販売の「SAPPORO CLASSIC」も用意し、山崎投手の投球フォームもじっくり鑑賞しながら熱い声援を送りましたが、一番印象的だったのがマウンド上での表情でした。自信に満ちていてしかも応援する側に安心感を与えるピッチャーの表情というのは私は初めて見た気がします。ヒットを打たれても表情が大きく変わることは無く、次回登板時に勝利投手となった時の更に笑顔が加わった表情が見てみたいtと・・。試合前に何故日ハムへの移籍を決めたのかという経緯が紹介され、札幌で脳腫瘍の手術を受けた翌日に見たダルビッシュ投手の力投(当時は日本ハム所属)に大いに勇気づけられたという経緯には「来るべきして(日ハムに)来た投手」と思い、今年こそはファンが喜ぶ結果をもたらしてくれる選手の一人として期待が大いに高まります。 試合は残念ながら2対4で楽天の勝利となり、エスコンF初戦勝利は来年に持ち越しとなりました。安打数では楽天を上回りながらここ一番でヒットが出ず繋がらなかったのが敗因ですが、5番を任されている野村佑希選手の開花(札幌の🌸の開花予想は4月29日)をもう少し待ちます。 ところで移籍と言えば、昨年物議を醸し西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高選手も初戦からヒットを放ってその存在感をアピール、また巨人から中日へ移籍した中田翔選手もホームランを打つ等など、移籍した選手達の新天地での活躍がまた楽しみな今シーズンになりそうです(日ハムからメジャーへと移籍した上沢投手の朗報も待ちます。やっぱり日ハムファンとしては上沢投手の存在は大きかったなぁと、ちょっと寂しい気持ちもあります)[追記]4月5日 3日の試合の翌日の楽天戦は北山投手の快投&万波選手のホームランで日ハムファンを歓喜させてくれました。もしかして札幌ビールの星マークのように今年「アレ」を超える感動を味わえるのではと欲を出してしまいます。今日は出だし好調の西武戦で開幕戦で気迫の力投を見せてくれた伊藤投手の2回目登板に期待が高まります。あっ、でもシーズンは始まったばかり💦選手たちの怪我が少しでも少ない事を願い残り138試合を熱く応援し続けます🥎
2024.04.03
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日本に本帰国して野鳥の「シマエナガ」を初めて知りました。先週のNHK「ダーウィンが来た」でも人気ナンバーワンの野鳥として「シマエナガ」を取り上げていました。気になって友人に聞いたところ「2~3年前くらいにシマエナガの写真を投稿した人がいて、それからブームに火がついて・」という事でした。 そしてシマエナガケーキやシマエナガアイス、シマエナガデザインの日用品等など、まだまだはブームは続いています。札幌市内の真駒内公園(1972年の冬季オリンピックで選手村があった所)で良くみかけるという話を聞きますが、昨日のネットの記事に「札幌のオアシス」である「北海道大学構内」で冬限定で見られるという記事を見つけました。北海道大学構内と言えば昨年11月の一時帰国の際に見た「紅葉」の美しさに息をのむものがありました。北海道構内では一年中野鳥がみられるようですが、特にこれからの季節4~5月には「センダイムシクイ」「オオルイ」等など70種類ほどが見られるそうです。肝心のシマエナガはもう遅いかなと思いますが、来年のために構内の「恵迪の森」近辺を下見に行ってみようと思っています。ネットの記事には「シマエナガは体が小さくすばしっこく飛び回るので目線で見つけるのは意外と難しい。だが鳴き声が「ジュリ、ジュリ」と独特なのでそれを頼りにすると見つけやすい」とあります。そして何故北海道だけに生息するエナガの亜種名に「シマ」が付くの?と今更ながらに調べててみると「その昔、本州以南の人々が離れた島である北海道をシマと呼び、そこにいる本州以南とは違う生物種にシマという言葉を付けて区別した」という説明を見つけました。納得です。「シマフクロウ」「シマリス」がすぐ浮かんできます。左下がエゾ狸で右がアイヌ(人間)北海道立近代美術館「AINU ART モレウのうた展」から。 余談ですがもう一つ北海道に生息する動物にに付く「エゾ(蝦夷)」で本帰国後に札幌の中心部「狸小路」にある新しいビル「MOYUK(モユク)」がアイヌ語で「エゾ狸」である事を知った時には妙に感動しました。自然と共存する北海道は見所満載でこれからが増々楽しみです。
2024.04.02
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昨日「札幌市天文台(中島公園内)」で「冬から春の星座」の」夜間公開に参加して来ました。今年1月の本帰国後にたまたま立ち寄った天文台で「空を見上げる事」の楽しさに嵌っていて、天文初心者として1年間は足を運び星座、惑星、月、太陽の基本的な知識は身に付けたいと思っています。 天文台の真ん前のコンサートホール「KITARA」 冬の大三角形 20時20分から30分ほどの天文台内での観測とスタッフの説明に予約を入れていましたが、外にも天体望遠鏡が置かれスタッフが説明してくれる事を前回知ったので、早めに到着してまずは肉眼で見える星々を見上げました。予報に反して晴れ間も見えスタッフから「冬の大三角形」を構成する「こいぬ座のプロキオン」「おおいぬ座のシリウス」「オリオン座のベテルギウス」の位置を教えて貰い、望遠鏡の中で白く輝くプロキオンの孤独な光にしばし見惚れました。 開始の時間になり中に入ると先ほど外で見た「ベテルギウス」の説明からスタートでした。狩人オリオンの肩の辺りに輝く赤い星を「腋(わき)の下」と呼び、直径が太陽の1000倍である事、1等星から2等星にランク落ちした後1等星に戻った経緯、今後10万年~150万年以内に「超新星爆発」して消滅する運命にあるであろう事など、初心者としては目から鱗の説明です。口径20㎝の天体望遠鏡で勿論肉眼よりはっきり赤く輝くベテルギウスを見る事も出来て大満足です。 締めくくりに「ウルトラマンの生まれた星」、明治時代の「ハレー彗星出現」に驚いた当時の庶民の行動や今年10月に北半球で最も良く見えるというハレー彗星並みの「彗星出現」の情報等など盛りだくさんの内容で次回4月からは予約の必要もなく20時~22時まで自由に天文台内にいて良いという事で、今から4月の「月と春の星座」が楽しみです。
2024.03.31
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今日でジムに入会して2ヵ月が経ちました。ヨガや筋力アップのレッスンの効果がシンガポールのジム「Fitness First」に通っていた時よりも出ているような気がするのはインストラクターが日本語で丁寧に説明をしてくれるお陰もあると思います。 そして今までの習慣をちょっと変えたのは体組成計で計測する頻度です。シンガポールでは家庭用の足だけで測るTANITAで毎日測定してメモも残していましたが、入会時のガイダンスで足と手の両方で測る「InBody(ネットで見ると1台百万円以上でした)」で測定した際にインストラクターから「毎日測って一喜一憂する必要は無いし1か月に1度で良いんですよ」と言われたからです。 体重、身長等を入力して1分ほどで結果はすぐプリントアウトされます。最初に「あなたの体の構成(体成分分析)」が水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪の4つが数値で出ています。私はどれも標準ながらミネラルがちょっと高めになっていて体内のミネラルを意識したのは初めてです。 ミネラルについて改めて調べてみると16の必須ミネラルは以下の通りです。カルシウム。リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、クロム、コバルト、セレン、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素 ミネラルが不足すると骨がもろくなったり、代謝が悪くなったり、抵抗力の低下等などに繋がるようです。そしてミネラルを効率良く摂れる食品には下記の例がありました。桜えび、いわし、のり、わかめ、切り干し大根、納豆、ピーナッツ、ゆで卵、ホウレンソウ、牛乳 運動だけじゃなくタンパク質もミネラルも食事に上手に摂り入れていくことの大切を改めて感じます。そしてTANITAで計測していた時は私は筋肉量は多め、体脂肪率は高めの結果が出ていましたがInBodyでは逆の結果が出ています。一つの機器の結果だけを信じるのは良くないんだなぁと今更ながらに思います。そして一瞬、ミネラルがちょっと高めなのを🍷のお陰?と思いましたが・・それはほとんど関係ないのかなぁと・・💦
2024.03.30
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シンガポールのEZ LINK CARDの使用は5月31日まで。その後は「Simply Go」へアップデート 3月中旬にシンガポール観光に行った大阪の知人に保管していた「EZ LINK カード」とチャージの仕方を書いたメモを郵送したところ、後日「EZ LINK~大活躍でした!」とお礼のメールがありました。 地下鉄、バス、タクシー(会社によって使用出来ないところもあります)、セントーサ島へのモノレールにも何でも使える万能ICカードです。デポジットは5ドル(5~6百円)で運賃も割引サービスがあります。 キャッシュレス化が進むシンガポールはチャージもクレジット/デビットカードが主流となり、現金が使えるマシンは5台に1台くらいという感じです。その上、銀行のデビットカードがEZ LINKカードの代わりに使えるので(デポジットは勿論ないですが運賃割引については確認しませんでした)、日本への本帰国の数年前からお財布に現金を入れる必要が無い生活を送っていました。もし現金が必要になってもATMの数は多く24時間手数料無しで利用できます(キャッシュレス化でATMに並ぶ人の数もどんどん少なくなっています) 日本でもキャッシュレス化は確実に定着していて、ダイソーからスーパーや飲食店等などほとんどのお店での支払いがシンガポール発行のデビットカードでも出来るのはとても有難いです。 ただ北海道の公共交通機関のICカードのチャージが未だほぼ現金のみというのには「何故?」という思いです(都心では出来るのかもしれませんが)急に過去にタイムスリップという感じです。 昨年8月にNHKの「チコちゃんに叱られる」で「なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?」という質問に「お金なんて何でもいいものだから」という答えに目から鱗でした。要は「お金とは約束と信用があって初めて成り立つもので信用があれば問題無し」と補足の説明がありました。 ICカードをピッでゲートを通過できる理由は分かっても、何故そのチャージに銀行(クレジット)カードが使えないのかと疑問が残りJRのホームページを見てみました。 『Kitacaには、クレジットカードを使っての入金(チャージ)はできません。ただし、クレジットカード一体型Kitacaについては、Kitacaエリア内のKitaca発売駅(有人駅)のみどりの窓口および指定席券売機・話せる券売機で、同一カードへのチャージに限りクレジットカード決済での入金(チャージ)が可能です』 因みにシンガポールのEZ LINKカードは2002年にソニーの非接触型ICの技術を導入して使用を開始し、進化しているという感じです。国土の狭さも利用してこのカード1枚あればチャージも含めてストレスーフリーで観光も満喫できます。本帰国後強く思うのは海外から日本へ訪れる観光客(ツアー客ではなく)は公共交通機関を使っての移動に不便を感じないかなぁという心配です。未だにICカードのチャージに現金が主流なのはJRの「約束と信頼の問題?」と勘ぐってしまいます。
2024.03.27
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17時58分頃の中標津町のワーム・ムーン(ネットの画像から) 昨日のネットの記事に25日(月)の満月は北海道のみ「バッチリ見える」地域になっていたので楽しみにしていたのに、16時頃の満月の瞬間をうっかり見逃し、結局夜9時過ぎに家から一番近い陸橋に上がって満月を眺めました。心なしか右上がちょっと欠けている感じもありました。 記事には満月の次に(ワーム・ムーン)とあって、私はこの呼び名がアメリカ先住民が季節を把握するために付けた満月名の1つである事を初めて知りました。動物や植物、季節のイベントの名前が使われ、アメリカの先住民の動物のイメージと言えば映画の影響(1990年、ケビン・コスナー制作、監督&主演のDance with Wolves)でWOLF(狼)がすぐ浮かびますが、WOLFはやっぱり1月の満月名でした。 今月の「WORM」は幼虫の意味で温かくなって地面からミミズが出てくる頃、またはカブトムシの幼虫が木から出てくる頃という意味で日本語では「イモムシ月」だそうです。ちょっと響きが‥と思いますが北海道も徐々に春の気配になってこの季節にぴったりの満月名かなとも思います。因みに来月は「PINK MOON」で、これは日本の桜を考えるとぴったりかなと。 本帰国して徒歩圏内に天文台があることもあって、空を見上げる機会が増えています。シンガポールは年中湿度が高いためどうしても空が霞んでいて、北海道の白い雲、青空、星々の美しさはシンガポールとは比べ物になりません。そして今週の金曜の夜は天文台のイベントに参加予定で「冬から春の星座」を満喫するつもりです。
2024.03.26
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本帰国後、初の「市電」利用者になりました。電気代の高騰もあって市電が抱える赤字問題をネットの記事で読みましたが、ラッシュ時の(すし詰め)混雑は思っていた以上です。車内のスペースが狭いのと冬で厚着のため降りる人達が前のドアまで移動するのが大変な時もあります。ただシンガポールのバスの運転手さんと違って対応はとても丁寧で「降りる人はいませんか?」とか「携帯いじってないで(これには👏)通路を開けてください!」とかの声掛けにホッとします。 ただ昨日のラッシュ時の一コマに「これでいいのかなぁ?」と思ってしまいました。私の横に1歳くらいの女の子を抱いたお母さんが立っていて、腕の中でかなり動くのでお母さんはバッグを抱え吊革につかまるので精一杯という感じでした。おまけに女の子が大きな声を出すので「ここでは静かにね」と注意もしなければなりません。前の席には若い男性も何人か座っていましたが席を譲る気配はありませんでした。やっと後ろの席が空き教えてあげようと思ったら、さっと学生風の男性が座りすぐ携帯に夢中になっていました。 1990年代に始まった「少子化対策」は昨年岸田首相が発表した「異次元の少子化対策」で児童手当の拡充等が提案されていて、子育てにとってお金は勿論必要不可欠ですが何か本来日本人が持っているはずの「思いやり」とか「察する」というのはどこへ行ってしまったのだろうと・・。 シンガポールは中華系の人口が約8割のため「子供は国の宝」を日常生活の中で常に実感できる国で、公共交通機関の中で赤ちゃん連れには即刻席を譲ったり、大きな泣き声を上げても顔を顰める人は稀です(赤ちゃんは泣くものと躾を受けているからです)ベビーカーを利用している人達への配慮やお年寄りに席を譲る事も時にはそこまでやらなくても思うほど徹底的に行われています。 思い返せばシンガポールに行く前から「親切心を見せるのはちょっと気恥しい」とか「あまり人と関わりたくない」という雰囲気はあったと思うのですが、シンガポールでの子育てへの1人1人の心遣いを見た後では昨日のような状況はちょっと寂しいと思わざるを得ません。 流石に自分で「席を譲ってあげたら?(これこそ親切の押し売り)」とは言えないですが、運転手さんが「一歩中に詰めてください」とか「揺れますのでご注意ください」等の言葉掛けのもう一つに「小さなお子さん連れの方に席を譲ってください」とやんわりと言ってもらえたら車内の雰囲気もお母さん達の気持ちも良くなり、それがお金をかけない「子育て支援」の僅かな手助けに繋がるのではと思った昨日の出来事でした。
2024.03.25
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友人が「近所のスーパーで見つけて嵌っている豆腐なんだけど、絶対に気に入ると思う」と持って来てくれたのが群馬県前橋市にある「相模屋」の「うにのようなビヨンドとうふ」です。食感は普通の豆腐よりトロリとしていて味わいは紛れもないウニです。「それが税込みで250円ほど」と言われてそのコスパには脱帽です。パッケージの原材料名に「うにピューレ」とありこれが美味しさを引き出しているのだと思います。後で検索してみるとうにのような豆腐を作ってみたいという執念のもと昨年の3月に発売になったばかりの新商品で関東地方のスーパーで主に販売しているようです。 今週の別の友人との「お家ご飯」のために購入して(現状、東光ストアーのみの販売のようです)試してもらったところ彼女も大絶賛で、焼き海苔を巻いて食べながら鍋に入れて食べたり色々試したいので最寄りの東光ストアーに探しに行くということでした。 アルコール度数12% ボルドー 2020年 アルコール度数13% 用意していたチリのスパークリング「UNDURRAGA(シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%)」、最近定番になっているテーブルワイン、フランスの白「GRANDE RESERVE」、赤「CHATEAU PIQUAUD」の味わいも引き立ててくれました。本帰国後食材の値上げに驚く毎日ですが、コスパ最高の職人の技を駆使した絶品食材がもっともっとあるのかと期待が膨らみます。
2024.03.22
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昨日の「お家ご飯」に友人が「手土産」に持って来てくれた[SNOW]CHEESEの「スノーゴールドチーズ」で、本帰国後すぐに目にした大丸札幌店での行列がすぐ浮かびました。案の定、友人は「1時間並んでやっと買えたのよ」とその過熱ぶりは未だ未だ健在のようです。 最後の締めのデザートとして頂きましたが、袋を開けると鼠が美味しいチーズをかじったようなユニークなデザインにまず驚きです。北海道産の牛乳を使ったクリームチーズに準チョコレート(カカオ分がチョコレートより少ない15%以上のもの)の仄かな甘さがよく合い、心地よい歯ごたえのサブレとの完璧な三位一体のような味わいでした。 今日改めて箱の裏にあるラベルや商品説明をじっくり読んで[SNOW]が表すのは雪だけではない琴を知りました。[S]SCENT(香り)香り立つ芳醇なチーズ[N]NATURAL(自然)大自然がもたらす小麦やミルク、そしてバターなど原材料の吟味[O]ORIGINAL(独創)今迄に無い美味しさと楽しさを味と食感で具現した菓子である事[W]WISDOM(知恵)日本そして世界を代表する北海道チーズにおける先駆者たちの監修 これを読むと益々味わいが増すようです。 スノーチーズの商品購入に関してホームページでは先月の状況として1人2個まで(クリーム&エダム は3個)とあり自分で買いに行くのはもっと先の事かなぁと思います。 こんな状況では海外へ輸出というのはもっともっと先だと思いますが、シンガポールの高島屋デパートで大人気のイベント「大・北海道展」には是非出店して更なる北海道ファンを増やして欲しいと思います。
2024.03.20
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一昨日銀行のATMでお金をおろした後、出口近くに置かれたチラシの「ATM時間外手数料0円」に目が留まりました(もっと早くに気が付くべきでした。ぼぅっ~と生きてちゃダメです💦)キャッシュカードにクレジットと公共交通機関のICカードの機能を加えた「3 in 1 カード」で、クレジットカードは出来れば増やしたくないけれどICカ―ドのチャージも含めてこのカードはかなり使い道があるような内容でした。 早速昨日店頭でカードの詳細を確認し申し込みの手続きをお願いしました。書類に個人情報の記入を進めていると「差し支えなければ貯蓄額を記入して下さい」という欄があって、ふとシンガポールの銀行での事を思い出しました。日本のマイナンバーカードに相当する個人番号「IC Number」を打ち込むだけでその銀行の口座にいくら貯蓄があるかは行員のタブレットに一瞬にして出てきます。日本だったら嫌だなぁ~と思う人が多いのではと勝手に推測しますが、私にとっては無駄な会話も省ける便利なシステムと今も思っています。「貯蓄額」でふとペンを止めていたら行員さんが「大体で良いんですよ~。〇万円とかでも・・」と言われ証拠無しの自己申告なんだぁと不思議な気持ちになりました。 印鑑を何回も押して無事申し込みも済んで、後は電気、ガスなどの公共料金の引き落としもこの銀行に移してどれくらいのメリットがあるのかをじっくり確かめていくつもりです。銀行の時間外手数料についてはずっと分り切れない気持ちでしたが、各人が銀行のサービスをチェックして賢く利用しているんだという事に今更ながらに気が付きました。 余談ですが、本帰国してクレジットカードのリボ払いシステムに大いに疑問を感じています。シンガポールではカード破産を防ぐためにクレジットカードの申請と許可には銀行の厳しい審査があり収入の証明書等の提出を求められます。それに高い手数料を取るリボ払いというのはあまり聞いた事がありません(ほぼ一括払い)日本では通常手数料が15%~18%らしいリボ払いの利益がすべてカード会社のものというのも納得がいかないです。おまけに知人の話でショッピングモールで買い物中に勧められて作ったカードの支払い方法は既にリボ払いに設定されていたというのも聞きました。銀行は勿論、クレジットカード会社も国民からお金を取るのではなく国民に利益をもたらす存在になって欲しいと痛感します。
2024.03.16
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昨日のニュースに「ニセコ町の宿泊税、11月から一泊最大2千円 総務省同意」がありました。宿泊税を導入する自治体としては2023年の長崎市に次いで10番目になります。在星時にニセコを訪れたシンガポール人から「あそこは日本じゃないですね。もう一度行こうという気にはなれない・・」と言われた事があり、桜が咲く頃に様子を見に行ってみたいと思っています。 本帰国して先月、札幌で旅行会社を営む知人から「ニセコは随分強気な営業をしているホテルもあって、1泊50万円でしかもキャンセルした際の返金がないところもある」と聞いて驚きました。それだけ需要が多いという北海道の観光業にとって嬉しい面もあり、宿泊税の導入で更に「観光力」の底上げになればと思います。 ニセコの宿泊税の詳細は5001円未満の場合の100円から10万円以上の2000円まで5段階に分かれていて、高級ホテルが多い立地のため、他の自治体より宿泊税は高めになっています。ただ1泊50万円のホテルでも2千円なんだぁと富裕層に優位な不平等も感じてしまいます。 私が宿泊税と聞いてすぐ浮かぶのは出張でよく訪れたマレーシアで観光税という名目で2017年に導入されています。宿泊料金に関係なく一律10リンギ/拍(今日のレートで315円)ぐらい)ですが、実はマレーシア国籍や永住権を持っている人は払う必要がありません。飽くまでも外国人旅行者だけが支払います。もしマレーシアのような海外でのシステムを知らなければ、日本で国内旅行をする日本人も宿泊税を払うのは当然かなぁと思うのですが、何だか割り切れない気持ちもあり政府はもっと国民の懐に優しい配慮をという気持ちになります。 出張の際に定宿にしていた「コンコルドホテル」はマレーシア最大の「ブルーモスク」のすぐ近くで観光名所にもなっていて、懐かしく思い出しました。昨年11月が最後の宿泊で20リンギ/2泊を支払いました。
2024.03.14
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今月「北海道立近代美術館」の個人会員(1年間1万円で道内の8つの美術館が見放題)になり、10日まで開催されていた「AINU ART モレウのうた」を2回見て来ました。アイヌ文様の特徴の1つである「モレウ(渦巻文様)」を刻んだ「マキリ(小刀)の鞘」や布製品等々、現在アイヌ文化を伝承し制作活動をしている作家さん達の展示でした。 1階から2階に上がり最後の「トピック展示」に「尾張徳川家」と「八雲町」との関わりが大きなパネルで紹介されていて私には驚きでした。元々は明治維新後、武士の職を失った家臣団を北海道の開拓のため移住を勧めたのが14代当主「徳川慶勝」で、その後19代当主の「義親」が何度か八雲町を訪れてアイヌの人達と懇親を深め、1922年に欧州旅行で立ち寄ったスイスで買った「木彫りの熊」を八雲町に贈った事がきっかけで、冬場の副業として熊の木彫りが始まったそうです。 ネットからの画像 左が伊藤政雄氏制作の第1号で、右が義親から贈られたスイスの木彫りで共に10センチほどの小型のものだそうです(鮭を咥えるようになったのは戦後のようですが最初の制作者等は不明のようです)実はこの2つの熊は最初は展示されていたそうですが、展示から引き上げるように強い要望がどこからかあったとスタッフの方が説明してくれて謎めいた話ですが、確かに「文化財」に指定されているのでそれと関係があるのかもしれません。 館内はほとんどが撮影禁止で写真は撮れなかったのですが、スイスの「熊の学校」や八雲町の「熊の授業」などミニチュア版のような可愛らしい物もいくつかあってほっこりしました。 カタログの左下が「熊の授業」でユーモアたっぷりです。右はネットで探した座り熊ですが、こんな風にきちんと椅子に座って授業を受けています。鮭を咥えた熊の木彫りはお土産としては廃れた感がありますが、形を変えて新たな熊の木彫りのお土産ブームが来てくれたらなぁという気持ちになりました。
2024.03.12
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本帰国して食材の買い出しに行くたびに「この値上げ率は庶民の生活を圧迫!」と思いますが、それでもシンガポールでは「高根の花の海鮮」が日本では手頃な値段と思えて、いろんなスーパー、小売店、デパートに行って種類や値段をチェックする楽しみが出来ました。 そこで目を引かれたのは山口県下関市の「(国産)鯨ユッケ」で、鯨ベーコンはよく見かけても鯨ユッケは初めて見ました。ふと鯨やイルカ等の海洋生物の保護を掲げる国際的非営利組織「シー・シェパード」も頭をよぎりますが、どんな味わいなのか興味深々で早速購入しました。 生卵を真ん中にきざみ海苔をかけ付け合わせのたれをかけてまず一口食べてみると若干甘みのあるたれと新鮮な鯨肉は正に絶品でした。もうこれは赤ワインに限ると思い買い置きのチリ産「Dancing Flame Carmenere 2022(税込みで600円台)」を合わせたところかなりのマリアージュでしたが値段に関係なくどんな赤ワインでもこの鯨ユッケに合うのではと思うほどです。出来れば次回はボルドー左岸のカベルネ・ソーヴィニョン主体のパワフルなワインに合わせてみたいものです。 因みに60gの鯨ユッケは102.6カロリー、タンパク質11.4g、脂質3.7gでタンパク質が多い鳥の胸肉と同じくらいで、カロリーはちょっと低めという感じです。北欧の国々のように日本にも昔からある鯨を食べる食文化は動物を守る工夫をしながら長く続けられたらと思います。
2024.03.09
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昨日ジムからの帰り道で小さい鮮魚店を見かけ、お店の前に置かれた黒板に「厚岸産のカキ貝」があったので中に入ってみました。お刺身やホッケの開き等などスーパーに比べて値段も若干安いのかな?という感じです。お目当ての厚岸産の牡蠣は:むきます:と書かれていたのでお願いすると「どのようにむきますか?」と聞かれ上の貝だけをむいてもらいました。「塩味が結構あるのでレモンをかけるだけで十分ですよ」とのアドバイスにもほっこりします。 ジュピターで600円台 1個 280円(消費税込み) 「シャブリ」と合わせてみたいと思いましたが、買い置きの白は「Grande Reserve Vin de France 2022」のみで、レモンも買い忘れたのでそのまま何もかけずに一口食べてワインを飲むと、これがかなりのマリアージュです。アルコール度数12%でフレッシュ、軽めでフルーティーな味わい、特にレモンの香りがあるのが功を奏したのかもしれません。試しにポン酢をちょっとつけて食べてみましたが、肉厚な牡蠣は更に旨味が増したような気もしました。 2匹で340円 お店の前の黒板 牡蠣の横にあったが「オオズワイガニ」で頭とお腹の部分が動いているのでちょっと驚きました。店主から「昨年の春頃に話題になって・・。汁物の出汁に良いですよ」と説明があったので後でネットで調べると大量に現れて漁業の邪魔になっている蟹でした。蟹みそがたっぷり入っている物もあるようで次回行った時に聞いてみようと思います。蟹みそと赤ワインも考えただけでそそられます。本帰国してシンガポールに比べて酒税の低さと世界一美味しい海鮮の恩恵をこれからたっぷり受けようと思っています。
2024.03.06
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先日、「マドレーヌ 北の天使たち 桜」を買いに「北菓楼札幌本館〈2016年にオープン)」に初めて行きました。道立近代美術館前にあるお店に立ち寄った後、ネットで調べると本館の建物が元々は大正15年に建てられた「行啓記念北海道立図書館」であり、北海道出身の画家「三岸好太郎」の美術館としても使われていた時期があったとあり興味を惹かれました。 1階の売り場は建物の歴史を説明するパネルや三岸好太郎の絵も飾られ、ゆったりしたスペースに商品が並べられていました。お目当てのマドレーヌを購入した後、2階のカフェを見上げると天井までの書棚にびっしりと本が並んでいて、嘗て図書館として使われていた歴史にすぐ思い至りました。 早速2階に上がるとテーブル席もカウンター席もほぼ満席で、少し待っている関にメニューをチェックして久々のソフトクリームに決めました。カフェの案内には「書棚の本は自由にお読みください」ともありました(上段の本はどうやって見るのかな?という疑問もありますが・・)本棚の前には白いピアノが置かれ不定期ですがコンサートも行っているようです。白に統一されたテーブルと椅子、壁には札幌らしく「赤レンガ」がはめられている箇所もあり、図書館&カフェの雰囲気が何とも贅沢で気持ちを落ち着かせてくれます。天井が高いため話し声も響かず、読書にも最適なカフェかなと思いました。 北海道産の新鮮な牛乳を使っているソフトクリームは私には絶品以上でしたが、ふと思うのはちょうど外は粉雪が舞っていてこの自然の風景がいかに美味しさを感じるのに影響しているかという事でした。作り物ではない自然の効果はやっぱり北海道ならではかなと思います。
2024.03.04
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3月1日に期間限定で発売開始の「北菓楼」の「マドレーヌ 北の天使たち 桜」を早速昨日札幌本店に買いに行きました。左が「桜」、右が「かぼちゃ」共に180円/個 先月、道立近代美術館へ行った時すぐ近くにたまたま北菓楼を見つけ中に入って試しにと「かぼちゃ」を買ったのが私にとっての初めての北菓楼でした。北海道産のかぼちゃやバターの風味がたっぷりでしっとりと重みもある焼き菓子に「流石北海道!」と思いました。シンガポールでは北海道のスイーツと言えば知名度No1は「ROYCE(ロイズ)」で出店数も多く、石屋製菓の「白い恋人」、「ルタオ」も知名度を上げていますが、北菓楼はシンガポールで私は見た事がありませんでした。 かぼちゃは買った日にすぐ締めのデザートでヨーグルト、小豆、はちみつをトッピングしましたが、勿論何もトッピングしなくても十分な美味しさでした。昨日の「さくら」にはヨーグルトだけを添えましたが、甘みと酸味がまた絶妙で赤ワインにもぴったりでした(出来れば次回はロゼワインに合わせてみたいです)。桜の香りが結構強く北海道ではまだまだ先になる「春の訪れ」を感じさせてくれました。 ちょうどスイーツ好きの大阪の知人に何か送ろうと思っていたので、桜とかぼちゃをセットで送るつもりです。どんな感想をもらえるか今から楽しみです。
2024.03.02
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シンガポール20年の生活でストレス発散のためにも必須だったジム通いは日本に本帰国して一か月後に再開しました。ネットであれこれ探して、タイミング良く入会金や各種手数料がキャンペーンで無料、しかも最初の5か月間は通常の月会費から約40%引き、ヨガ等のクラスも取り放題、週何回通っても良い(24時間オープン)というなかなかのサービスです。 シンガポールと日本のジムのシステムやクラスの種類の違いにも興味深々でしたが、スタッフのきめ細かいガイダンスで会費内のクラスの他に通常は有料のコースである「Try Nations(筋肉を鍛えるコースで通常は2千円/月(4回)」も2ヵ月は無料なのですぐに申し込みました。既に4回受けていますが初回の1時間の主にダンベルを使った運動で翌日はかなりの筋肉痛になるという嬉しい効果がありました。兎に角インストラクターが丁寧に日本語で説明してくれるお陰でもあると思います。ジムに設置されている水素水サーバー それ以外に2ヵ月無料のサービスが水素水とプロテインドリンクで、水素水は初めて聞いたのでスタッフの方に効能を聞くと「それが良く分からないんですよ~」と正直な答えで思わず笑ってしまいました。 ネットで調べると健康効果として①活性酸素を除去する②記憶力や学習能力を高める③血流を改善する④デトックス⑤美肌が出てきますが、他には実証された効果は無いという記事から肝臓に効果があると書かれている物まであり、あまり期待せずに来月までの無料の間は飲んでみようと思っています。ただ調べてみると普通の持ち運び出来るボトルサイズの「水素水生成器」が5千円以下で買えるようなのでこれは試してみる価値があるかなぁと・・。来月末の結果次第です。
2024.02.29
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今日で4回目の「札幌市天文台」訪問で、前回太陽を見たいのであれば天文台前の樹木に太陽の姿が隠れない午前中に来て下さいと言われたので11時頃に行って来ました。パネルを用意してくれていて実際には左90度回転した形で見えます。 スタッフの方から「目を傷めないために赤と緑のフィルムが2つの望遠鏡に付けられています」と説明があり、まず緑のフィルムがレンズのすぐ近くに取り付けられた大型の方から覗いてみました。実際の色ではないと分かっていても「真ん丸の緑色の太陽」は不思議な魅力があり、中央左下にはっきりと黒点もいくつか見えました。黒点という言葉は覚えていても果たして?と後で調べると表面温度が6000度の太陽で4000度から5500度と温度の低い部分でした(流石に今更聞けないと・・💦) 次に覗く箇所ではなく先端部分に赤いフィルムが取り付けられた少し小型の望遠鏡で「赤い太陽」の観察です。より太陽のイメージに近いのではと思いますが「太陽の縁から炎(プロミネンス)が舞い上がっているのが見えまませんか?」と言われ目を凝らしましたが、生憎今日は地球上空の雲のせいでそこまでは私には見えませんでした。緑のフィルターは真ん中の大型で赤のフィルターは左の小型望遠鏡です。 赤のフィルターは高価な物らしく緑のフィルターの1000倍くらいだそうです(3桁違うという説明でした)最初のパネル写真に2つの望遠鏡の説明もあって、赤の方は「Hα線(水素原子が出す赤い光)60㎜F6.6 太陽望遠鏡 コロナド社製」とあり小型ながらこちらも高価なのかもしれません。機材の値段もそうですが一瞬で宇宙を体感できる(そして嫌な事があっても瞬時に忘れさせてくれるような)この空間は贅沢としか言いようがなく、しばらくやみつきになって通ってしまいそうです。
2024.02.25
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先日夕方の4時ごろ偶然立ち寄った「札幌市天文台」でスタッフの方の解説付きで「月」と「木星」を望遠鏡で見せてもらい、想像以上の大きさで細部まで見える事に驚き、早速昨日の6時から開催の「夜間公開」を電話で申し込みました(無料で時間を20分毎に区切って定員50名ほど) 開始の10分ほど前に入口に到着すると、スタッフの方が展望台の外に置かれた望遠鏡を使っての見方や、夜空を見上げて「地球の11倍の大きさの木星は肉眼であそこに見えます」とか「今、横に動いているのは星ではなくきぼう(宇宙ステーション)です」とか私には目から鱗の説明が満載でした。 パネルで「SLIM」の着陸地点と木星の周りの4つの衛星(肉眼でも3つ見えました)の説明。 展望台内での観察の時間になって子供も含めて10人ほどの参加者が行儀良く順番を待って望遠鏡でまず「上弦の月」の観察です。以前からずっと気になっていた昨年4月の「ハクトR」の着陸失敗地点や小型探査機「SLIM」の着陸成功地点も望遠鏡を覗きながら何とかスタッフの説明で「ここかな?」という感じで確認できました。「右の方にウサギの耳の形が見えて~」と言われ「月に住むウサギ」を初めて実感しました。札幌市青少年科学館天文情報リーフレット「星空散歩」 20分はあっという間に過ぎて外に出て冬の星の説明に耳を傾けました。初心者以下の私にはかなり難易度が高かったのですが「木星の右下に見える赤い星がアルデバランですよ」に「あっ」と思いました。一昨年の朝ドラ「カムカム~」の主題歌のタイトルになった星の名前です。後で調べてみると「おうし座で最も明るい恒星で全天21の1等星のうちの1つ、冬のダイヤモンドを形成する星」で光り輝いているのに納得です。 何だかすっかり得をしたような気分になって、次回は太陽と金星を見るためにお昼ごろに行ってみようと思っています。良いものを見たせいか家に帰って鏡をみるといつもにないほど清々しい顔になっていてこれにも驚きでした。
2024.02.19
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