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東京六大学秋季リーグの第2週、明治大ー立教2回戦。あまり元気のない両チームの対戦は、昨日に続き明治が勝利した。立教 020 000 010 =3明治 010 500 30X =9 2回表、立教は二死満塁の場面で2番・冨永魁(4年、桐蔭学園)が左中間に2点適時♨打を放ち先制するが、直後の2回裏、すかさず明治は7番・中村奎太(2年、日大三)の適時打で1点を返す。(写真)2回裏、明治・中村奎太が右中間に適時二塁打を放つ。 さらに明治は4回裏も打者10人を送る猛攻を見せた。2つの四球と野選で無死満塁のチャンスを作ると、まず内野ゴロで同点に。そして続く代打・村松開人(2年、静岡)が左中間の頭上を越える適時打で2点を加え、さらに四球や敵失を得、この回計5点を挙げて逆転に成功した。明治は7回裏も、この回から登板した中川颯(4年、桐光学園)を攻め立て、3点を追加して勝利を確実にした。(写真)4回裏、明治・村松開人が2点適時打を左中間へ放つ。 立教の敗因は、4回裏、立教の一塁手の野選と失策があり、余計な失点をしたこと。さらに5回と6回に無死で2人の走者を置いたものの、いずれも併殺でチャンスを潰したことに悔いが残る。また、救援で登板した中川の不調も深刻。今日の成績は0回2/3、打者5、被安打3、自責点3。まったく良いところなく降板した。昨日の開幕戦も、先発しながらも5回、被安打7、自責点4で敗戦投手になっている。何かあったのだろうか? 以前の精彩が見られない。中川の復調が待たれる。(写真)復調が待たれる立教・中川颯。 森下暢仁(現・広島)が卒業以来、眠りについたままの明治だったが、立教のアシストのお蔭でいよいよ目覚めたようだ。今後、明治が台風の目になるだろう。(写真)明治・西城愁太(3年、東北学院)。5回、ピンチの場面で急きょ登板して勝利投手になった。
2020.09.27
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今日(19日)、東京六大学秋季リーグ戦が開幕した。 春季リーグ戦は変則で8月に開催したばかり。あれからわずか1か月、今季は”東京六大学の花”と云われる応援団がいる。外野席に隔離されているような風景ながら、応援団がいるかいないかは大きな違いがある。まさに「東京六大学が帰ってきた!」なのだ。 さて、開幕カードの法政大ー東京大戦は、プロ注目の法政・鈴木昭汰(4年、常総学院)と、東大・井澤駿介(2年、札幌南)の投手戦となった。鈴木と言えば、春の天王山・対慶應大戦に先発を任されるもベンチの期待に応えることが出来ず3イニングで降板、そのままシーズンを終えた悔恨が残る。この秋に賭ける思いをまずは東大戦にぶつけた格好。結果は7回2/3、被安打3、奪三振10、与四死球3、自責点1とまずまずの成績で終えた。(写真)法政大・鈴木昭汰。(写真)東京大・井澤駿介。 先制したのは、エース鈴木を盛り上げたい法政だった。3回、9番・鈴木自らが左中間に二塁打を放ち出塁すると、送りバントで三進後に2番の元気印・永廣知紀(4年、大阪桐蔭)が確実に犠飛を放ち1点。続く3番・中村迅(4年、常総学院)が四球で出塁後、4番・村田雄大(4年、横浜)の適時二塁打で2点目を挙げた。(写真)法政大・永廣知紀。この人は、いつも真っ黒のユニフォーム。打つか打たないかではなく、この選手はいるだけで存在感を発揮する。今季も固定が難しそうなトップバッター、永廣ではダメなんだろうか? さらに1点差に迫られた8回には、救援した東大・奥野雄介(3年、開成)の立ち上がりを攻め2つの四死球を得ると、7番・大柿廉太郎(2年、健大高崎)の適時打で勝利を決めた。(写真)8回、大柿廉太郎が勝利を決める右前適時打を放つ。 今季は勝ち点制ではなく、勝ち点制(ポイント制)ゆえ一戦一戦を確実に勝利する戦い方を求められる。優勝候補筆頭の法政が、開幕戦に強い東大相手を確実に下した。なお、第2試合は早稲田大が明治大に大勝した。明治、森下の卒業とともに眠りについたまま。※9月9日、お陰様で累計500万アクセスを突破できました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
2020.09.20
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阪神・藤川球児が引退を発表した。現在40歳、「体が悲鳴を上げている」がその理由。現役22年、通算243セーブの成績を残した。 評論家の広岡達朗さんは「よくやった、立派な引き際だった」(幻冬舎プラス)と拍手を送った。その上で、リスクの高いトミー・ジョン手術への批判も忘れなかった。メジャー挑戦中に手術を受けた藤川はトミー・ジョン手術を受けたことで野球人生が暗転したと断言した。 さらに、それは藤川にとどまらないとも。和田毅しかり、松坂大輔しかり、大谷翔平しかりと指摘。人間に元来備わっている自然治癒力と医学によって、たっぷり時間をかけてリハビリすべきではないか。そして2~3年待って改善しないならば、スッパリと引退すべきだと持論を展開していた。 藤川球児。ボクがこの投手を初めて見たのは彼が高校2年生の時、1997年夏の甲子園だった。8月10日の第1試合、1回戦の対旭川大高戦。兄の順一さんとバッテリーを組み、高知商を勝利に導いた。ただボクの記憶にあるのは、チームに献身的なプレーをするお兄さんの方で、弟・球児はあまり覚えていないけれど(苦笑)。(写真)引退の記者会見をする藤川球児 ~TBSより~ 実は、この日、ボクが甲子園へ行った目的は藤川の高知商ではなく、その次に行われた第2試合の平安対県岐阜商戦。お目当ては平安のエース・川口知哉だった。いやボクだけでなく、甲子園にいた多くの観客も同じだったと思う。それを裏付けるように、第2試合開始前、川口がグラウンドに姿を現すと、スタンドには「ウォー」と地響きのような大歓声が上がっていたっけ。当時の藤川と川口、人気は川口の方が断然あったと思う。この2人は2回戦で対戦し、スコア5-0で川口の平安に軍配が上がった。 ちなみに平安はその後も勝ち進み決勝にコマを進めたが、智辯和歌山にスコア3-6で逆転負けした。智弁には後に阪神で藤川とチームメイトになる中谷仁、近鉄に入団する高塚信幸や、慶應大を経てロッテに入団する喜多隆志らがいた。 ほかにも、後にプロで活躍する選手が目白押し。石川雅規(秋田商)、平野恵一(桐蔭学園)、石原慶幸(県岐阜商)、東出輝裕(敦賀気比)、和田毅(浜田)、杉内俊哉(鹿児島実)らがいた。(写真)現在は智辯和歌山の中谷仁監督。~『2020交流試合』NHKより~
2020.09.06
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