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バーレーン国民はどうかサルミーンを責めないで欲しい。サルミーンも自分を責めないで。 オウンゴールの1点だけ。しかし、その先制後の日本の時間稼ぎと逃げ切りの試合巧者ぶり。ボールポゼッション(ボール支配)とパスのサイドチェンジ・散らしは最高だった。 ゴールがサッカーの面白さと思っているうちはまだサッカーの半分しか楽しめてはいない。今日は日本のゴールは”ゼロ”だったのである。FWの決定力は夜明けは見えつつあるが、イラン戦に続き情けなかった。 しかし、高原も鈴木も玉田もこの試合に貢献したのは間違いない。高原については非常に良くなりつつある(日程は長い中断に入ってしまったが)。特に後半の走り回る守備貢献はそのスタミナといい、姿勢といい驚かされた。 そもそも、ナカタと中村にピッタリの息の合うFWはこれまで得点の香りのしない柳沢だった。そして小野伸二には幼馴染ともいえる高原。日本の中盤のスターは変わらないのだがFWはころころ変って来た。高原の呼吸やリズムに相性の良いトップ下はこの中で誰?などとは言っていられない。多少相性がイマイチでも、これからはそれなりの場面でゴールを上げてもらわねば困る。 心配のナカタだが。ジーコはマスコミに(守備的MFという意味での)ボランチとあまり言わないで欲しいとのお願い。相変わらず選手第一の気の使いよう。 ナカタはフク(福西)と組んで守備、バランスにスペース埋めに、攻撃のビルドアップ(組み立ての起点)に奮戦してくれた。 驚いたのはフクが守備に張り付いてナカタが攻撃に上がりっぱなしなのかと予想し危険を感じていたが、実際はその逆で、フクが高く上がり攻撃参加し、ナカタが日本のDFラインの前で守備陣に指示し鼓舞する時間が長くあった事。意外な展開になってそれが上手く行っていたので、若干の怖さと共に期待も感じた。 後半終了間際にナカタは鬼気迫る大声で「上げろ~上げろ~」の号令! 私はおもわず恐怖を感じ、やめろ、やめてくれー ヒデっ と叫んでいたが・・・ 信じられないことに日本の中澤、宮本、田中のDFラインは一斉に高くラインを上げてしまった。 結果的に中盤と最終ライン(DFライン)の間が狭く保て、日本はボールを奪え、ゴールからFWを遠ざける事に成功し無失点で勝利したが。 これは背後のスペースを使われれば、オフサイドトラップに失敗すれば万事休すのバクチだった。この危険な賭けに、中澤、宮本、田中は従ったのである。あの宮本は大反対してラインを引いて守ると思ったが、ナカタの賭けに賭けた、そして勝利したのである。 このドラマは最終予選、忘れられない事になりそうだ。ナカタが責任を取ってくれる、ヒデなら信じられる。ヒデの経験には何かある。 最終ラインの中澤、宮本、田中がそう感じ、共感、或いは同意したのだからしょうがない。しかも結果成功したのだからこのままナカタの威力はこのチームに芯を通すのだろう。 福西と中田英寿の良い意味でのボランチがバーレーンのカウンターを沈黙させた。コーチング、ポジショニング、ボールキープ力、パスの判断の正確性。攻め手の見えないバーレーン。日本はゴールこそ無かったがボールを支配し続け、カウンターを未然に防ぎ、無得点で勝ってしまった。 バーレーンの右サイドが弱かったのもあるけど、俊輔と三都主は良かった。このコンビは世界的に誇れる。やっぱり三都主がいると違うね。相変わらず審判にあたるは、余計なイエローもらうは困った面白い素晴らしい選手。 GK楢崎もこのまま川口能活を追いやりポジションを奪いそうな勢い、相変わらずの安定感だったね。
2005年03月30日
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選手たちは急遽4-4-2に取り組んでよくやったという自己評価なのか?前評判が高かったイランに イラン2-1日本という結果。 イランがダエイの1トップの4-5-1(4-2-3-1)システムでくると予想された事とナカタの調子にめどが立ち、中村俊輔との起点2枚の理由があって、ジーコジャパンが取り組んだ4-4-2。 この日本の情報を受けてイランは4-4-2(4-2-2-2)に変更。日本の2枚のセンターバックに2トップ(ダエイ、少し下がってハシェミアン)を当ててきた。 しかし、日本がこれまでの3-5-2できたら、イランも4-5-1で望んできただろう。だからこの対処システム論議は無意味である。 日本が三都主を欠いたのは流れの中から攻撃の形を作る上で非常にいたかった。 しかし、イランの宝刀右サイド(カリミ、マハダビキア)攻撃を対面の日本の左サイドが受けた場合、北朝鮮戦でリ・ハンジェの攻撃に三都主が守備一辺倒になったように、三都主が出ても、今日の三浦淳宏のように持ち味を発揮できず守備一辺倒になっただけかもしれない。 逆にイランは左サイドの攻撃が頼りなく、だから対面の日本の右サイドの加地が目立つ結果になった。しかし加地はクロスの精度やドリブルシュートを望める選手ではなく、イランの左サイドと同じ状態。ナカタが奪って加地と右サイドを突破する場面も何度も観られたが、最後の精度が加地には三都主ほどは無い。 前半開始早々のナカタの筋肉伝達神経と脳の命令のずれたミスのプレーを観て、怪我あけの選手はこれだから困ると思っていたが、ナカタは攻撃のパスの精度はずれていても守備のスタンディングタックルやパスカットで素晴らしい働きをし、何とか可も無く不可も無くの評価を取り戻してくれた。ナカタのミスを加地がカバーし加地のミスをナカタがカバーした。しかし、だから右サイドから崩してゴールすることは出来なかったのだ。 日本の1失点目は、俊輔が負傷で運ばれた直後の一瞬の隙に起こった。皆が俊輔を心配している時にプレーは開始され、しかも日本の選手が倒れてファールを主張して落ち着こうとしたような時にボールはハシェミアンの最良のシュートポジションに転がりハシェミアンが蹴りこんだ。倒れた選手は倒れた後もボールを追いかけるはずだ。 後半21分、混戦から奪ったボールをナカタが放り込み、柳沢が競ったボールを福西がボレーで同点に。 後半30分、日本のミスから、やはり、イラン右サイドのカリミがゴール前へクロス。完全にフリーのハシェミアンがヘディングでゴール。 カリミのようなゴール前で2人ドリブルで抜いて、決定的な仕事をする選手が日本には出なかった。この選手のタイプなら俊輔や福西だが、俊輔は左に張り中に入れず、福西は時々攻撃参加するのが役目で、そこまで攻撃に重心をかけられない。ナカタや小野はパスで攻撃を作るタイプ。これでも良かったが、今日はそれでは点が取れなかったから小笠原をその役目に入れた。しかし選手たちに小笠原にスペースをお膳立てしドリブルとラストパスをさせる余裕は無かった。 非常に良かったところは、審判も日本代表選手たちもアウェイの環境に思ったよりも引きずられ無かった事。ナカタが試合を重ねればチームにより貢献してくれそうだし、イエローカードを貰ったのが福西、小野だけで、次の試合の出場停止は怪我の小野だけで済んだこと。小野の変わりは遠藤や稲本や小笠原がいる。 意外だったところは、イランのDF陣が一対一で玉田や高原に充分対処していた事。高原はトラップが大きく最後は守備貢献に目だって貢献した。玉田は体の当たりで負けている。入れ替わったりダマス動きをして工夫が欲しかった。前線のポストプレーが出来ず、ボールが収まらないから、サイド攻撃をしてFWにお膳立てしてやるしかなかったが、期待の左サイドの三浦淳宏はカリミらに押されっぱなしで、右サイドの加地には最初から攻撃力に期待できなかった。怪我上がりのナカタの突破力やドリブルにしても攻撃といえば偶然性をも期待して成功した柳沢へのパスだけだった。小野はボールを散らしたが、守備貢献が大きくなってしまった。俊輔は三浦と同じで守備が多くなった。要はアウェイで全てが8掛けになってしまったのだ。いや、急に集まったしっくり来ないメンバーとシステムのせいか?タラレバが多く語られるだろう。 今日も隣のイラクでは大規模な自爆テロで死傷者が出ている。北朝鮮では公開処刑や栄養失調による死者が。平和と戦争は紙一重で折り重なっている。日本人サポーターがイランの観客に投げ入れられた硬貨やペットボトル?で頭部を切るなど負傷、少し流血し、スタジアム内の医務室で手当てを受けた。中国サポーターは優しい方だ。これがアウェイの普通の状態のはずだ。 中5日ですぐにバーレーン戦。移動時間や休息もあるから実質3、4日。監督も日本選手たちも試合後すぐに切り替えて、この敗戦を引きずらなかった。 イランは次の北朝鮮戦に勝ってトップに抜き出るだろうが、まだ日本のホームが残っている。 最終的に日本が上位に立てれば良い。
2005年03月25日
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2005シーズンJリーグの開幕、ジュビロ磐田の福西崇史は、チームでベテランと若手の間の中堅といったところ。 本人の姿勢も今まで、ちょっと控えめで、プレーと逆で性格はおとなしい感じがあった。ジュビロの中で、静岡出身者(しかも清水商業ブランド)の多い中での、独り愛媛県出身ということ、それに元日本代表のベテランの面々の中で、福西はあくまでマイペースで、前に出ない、観ていて自信もあまり感じられない選手だった。 しかし、ジーコジャパンで、海外組みの不在時にレギュラーを掴み、アジアカップで優勝した自信が、福西のメンタリティまで完全に変えた。 本人はいつものように、別にかわらないっすょ、とか言いそうだが、福西はジュビロにおいても明らかに変った。 まずキャプテンシーを存分に発揮しだした。 もともと福西はデビューからあのドゥンガ(ブラジル代表キャプテン鬼軍曹、闘将)とダブルボランチを組んでJリーグの試合の中で育った。ポジション的にも攻守の要ボランチ、全体を統括制御する、そうなって当然ではある。 アジア杯以後、ジュビロで、まず何歳も年も離れたベテラン勢にも守備の指示をするようになった。 それを目にしたのはプレシーズンマッチの新潟戦から、それ以前にも今年は鹿児島キャンプから始まっていたかもしれない。山本監督から「代表」なのだから今年はチームを率いる気持ちでやってくれと、そんな事を言われたのかもしれない。 その後、マリノス戦、名古屋戦にも、福西の味方への攻守のポジション指示が見られた。今までキャプテン不在だったジュビロ。ベテランのキレの低下と若手の身体能力不足。その狭間の世代の福西や西ら中堅がキャプテンになってチームを引っ張っていってくれたらとジュビロファンはどれほど望んだことか。ところが福西も西もマイペースの引いた感じの目立ちたくないというような性格で、とてもキャプテンを任せられる性格ではなかったのだった。 代表でアジア杯で自信をつけた福西は、昨日、ジーコ日本代表のドイツ合宿でナカタと口論しあった。周りの宮本、加地らの選手が止めに入る程、激しい口調だったようだが、これは必要なことだったと思う。ナカタには海外組み不在で出来上がっていた日本代表を知ってもらわねばならなかったし、福西もナカタのサッカーを理解しなければならなかった。 右で守備するナカタに、加地の裏、ボランチと右SBの間の位置での守備の事。(北朝鮮に失点した場所だ)ナカタは詰めてプレスに行きボール奪取を、福西はDFライン前の中央を固めるという別の考えをしたが、アジア杯以降の日本代表は福西のいうやり方で戦ってきた。DFラインを上げないからだ。一方、俊輔やナカタはイタリアタイプのプレッシングの守備をイメージしていたと思うDFラインを上げるコンパクトなやり方。ここは最終的にナカタタイプのラインを上げるしかないと思う。4-4-2なら間違いなくその方が守備しやすい。今はナカタのやり方、イメージを取りつつ必要に応じて人数をかけて守るしかない。 結局ナカタがチームを自分のイメージに変えていってるわけだが。イラン戦は攻撃的に出るべきだと私は考えているので危険だがナカタのやり方に賭けてみたい。そう思う。福西の奮戦も鍵となるだろう。
2005年03月24日
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データでも、日本の得点力が高いのは明らか。 しかしアジアカップの日本守勢の印象が強く、マスコミでは日本は守って勝つチームということになっているらしい。 ラインを上げてボール支配率を高め、攻撃時間を多くとる戦い方を日本がおこなっていないのは、これまでの戦いが、アジアカップがトーナメントだからという事と、ワールドカップ予選が一次予選もオマーンと同組になるなど組み合わせが厳しく、一発勝負のような厳しい戦いであった事、それにジーコ監督の勝敗の考え方、(少ない失点で一点差でも勝つやり方)の3つの理由で日本が攻められる印象の強い試合になっているとみている。 また北朝鮮戦でも日本は2点取ったが、その事より1失点したことの方が(北朝鮮のゴールシーンの方が)私たちの印象に強く残っているのではないだろうか? こういった事は日本人の、加点評価より減点評価を採用するものの考え方にも由来しているのかもしれない。 北朝鮮戦は初戦の硬さでチャレンジャーの北朝鮮の方がいい動きをしたが、このようにホームの国、ホスト国のチームの方が、プレッシャーで動きが悪くなることは8年前のアジア最終予選の時にも実証されている。8年前の最終予選は、日本と韓国は互いにホームで負けアウェイで勝っている。或いはUAEもウズベキスタン、サザフスタンに対してホームでの動きが硬かったと憶えている。 数日後に迫った、イランでのアウェイにおいてジーコ監督が守備的な布陣で臨むとは私はどうしても考えられないのだ。むしろ前半攻撃重視で押し捲って何とか先制点を挙げ、あとは経験・実績のある日本が試合巧者ぶりを活かして逃げ切る作戦に出るのではないだろうか? ホームでなんとしても勝ち点3を奪いたいイラン。イラン選手にとって、これはかなりのプレッシャーになるだろう。 相手だって同じ人間だ。試合前日はろくに眠れなかったとか、プレッシャーで下痢をしているイラン代表選手もいるかもしれないじゃないか。 イラン国民もすでにヒートアップして仕事を放り出してTVに映るイラン入りした日本代表に興奮し、イラン代表との対戦を想像し、サッカー談議に沸いているようじゃないか。(後で知ったのですがペルシャのお正月だそうでそれは誤解でした。すみません。お正月なら朝から仕事せずに夢中になってても当たり前ですね。) ジーコ監督は決勝戦のつもりで勝ちにいくと明言した。サッカーに詳しい人たちからは、あの発言はおかしいとか、情報戦のブラフだとか言われているが、南米予選のジーコの経験からすれば、ここは攻める時だと決めたのではないかと私は期待している。日本がイランにアウェイで攻勢をかけるべき理由1、 日本はDF1人、SB1人、GK1人の守備陣3人の主力を欠き、攻撃に出なければならない。2、 イランは最終予選初めてのホーム。強いプレッシャーを受ける。あわや失点の場面があっても10万人の観客を背景にまだ大丈夫と攻撃を続ける甘さがある。3、 イランの攻撃は個人技術とコンビネーションがあるが、守備は組織力が皆無で、崩す事が可能。 以上の理由で、日本は攻撃サッカーで勝ちに行った方が良いと思われます。前半開始直後の日本のボランチの攻撃参加によってそれが分かると思う。 (福西がDFラインに張り付いていたりしたら、私怒っちゃいますョ。)
2005年03月23日
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アン・ジョンファン選手は、すでに政治的言動でアメリカ、イタリアの2カ国でプレー出来なくなっている。 そして日本もそれに加わるのだろうか。アンのミドルシュートが観たいから個人的にはそれは望まないが・・・。 マリノス公式サイト 竹島には昔から実際の住民はいない。韓国軍人が常時駐留し、近づいた日本漁船を攻撃、拿捕し、日本人を累計3929人拉致、拘束し、その内44人の日本人を死傷させている。島根県の感情はもっともな事。 プロスポーツ選手には才能や姿勢だけでなく、物事をきちんと理解する能力も必要だ。 これはワールドカップ2002大会の時のアン・ジョンファン選手のゴール後のアメリカに対するパフォーマンスについても言われたことだ。イタリア国民への配慮の無いコメントもそうだった。彼は少しも学んでいなかったのだろうか。アン・ジョンファン選手は所属クラブ(マリノス)に対する返答を日本用、3/17日付け「スポーツ朝鮮」へのコメントを韓国国内用と使い分けているつもりかもしれないが、どうして「政治的発言は一切しない。」の一点張りで通さなかったのか?結局、アン・ジョンファン選手自身に「韓国国民特有の狂ったナショナリズム」の片鱗があったのではないか。これで、3度目なのだから。竹島は・・・ 日本が第二次世界大戦アメリカとの戦争に負け、現在のイラクのようにアメリカに占領され、日本の軍隊が解体された後の、ようやく日本が立ち上がり始めた時代、ドサクサにまぎれて、韓国の軍事政権が、日本海に一方的な領海線(李ライン)をひいて、韓国軍が竹島を武力占領し、今日に至っている島。 竹島は韓国軍に占有されている日本領土であり、ほぼロシアとの北方領土問題と類似している。 竹島は、サンフランシスコ条約にも日本の領土と規定され、歴史的にも日本の漁民の漁業中継基地であった。興味のある方は詳細を検索して知って欲しい。 日本の領土であることが明白であるため、日本政府は国際司法裁判所にての解決を再三にわたって韓国に要求するも、韓国政府は、国際司法裁判所への提訴には、当事者両国の同意が必要との規定を利用し、これを拒否し続けている。(領土に関する国際裁判は、過去、戦争を避けるために通例として行われてきた。現在において、武力紛争に発展するのを避ける手段の一つと位置づけられている。 ) 韓国は長らく開発独裁の軍事政権下であったため、韓国政府は韓国国民に竹島を韓国の領土と教科書に明記したうえ教育し、実行支配の事実を領土権主張の理由としている。 反論を認めない洗脳教育をうけた韓国国民の誤解を解いていくのは難しい作業ではないだろうか。一方で韓国軍のベトナム戦争におけるベトナム人への残虐行為の数々は韓国国民に認識されていない。 ※あなたが自宅で休んでいる時、隣人があなたの家の倉庫で犬を飼い始め、「今日からここは昔から私の土地だ」と隣人が訳の分からない事を言い始めたら、貴方はどうするだろうか? 実際、日本の都市部の駅前ではアメリカの占領時と後に、そういう問題が多く起こったのである。 アン・ジョンファン選手の人格は、多くの韓国人と同じ「とてもいいやつ」だと思います。そうでなければアン選手にあんなに多くの日本人ファンが付きません。ファンに優しい選手です。彼は(韓国で親日といえば非国民のレッテルを貼られるのにもかかわらず)日本が好きだと発言し、マリノス選手たちとも仲が良い。しかし、彼は代表クラスのプロ選手には絶対に必要な広義の国際感覚に疎かった。私が韓国から輸入等の仕事をする時は、絶対にドクト問題は口にしません。マリノス公式サイトの「2.現在、そこに住んでいる人はどうなるの?」は不必要な発言でしたね。
2005年03月22日
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静岡の地域情報~。時にはこういう話を。静岡朝日TVの「スポーツパラダイス」は静岡県内のスポーツ情報番組だがその90%以上がサッカー情報、そのうち6割がエスパルス応援っぽいのは気になるが。 そのメインコメンテイターだった長谷川健太さんがエスパルスの監督になってしまったのでこれまで空席だったが、ラモスさんが就任することになった。 東京から毎週新幹線で収録に通って来てくれるんですねラモスさん。ラモスも48歳。信じられない・・・。10歳以上若く見える運動量でOB戦を戦ったり、と活躍中。今日の「スポーツパラダイス」では辛口宣言も出て、あの7年前のフランスワールドカップでの日本代表をこき下ろした伝説のNHKでのトーク以来、解説者として表立った日の目を浴びていなかった感があるが、静岡という地方でなら、Jリーグクラブ批判、選手批判、サポーター批判、協会批判・・・などなど思いっ切りハジケテ、爆裂トークを・・・期待しています。 もう今から胸のスカーッとする爽快感が沸いてくるぐらい。 ラモスさんは、今でもFKやパスセンス、現役Jリーガー以上に上手いから、それだけでも誰も文句言えませんっ。 楽しみが増えました。
2005年03月18日
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ジュビロの山本監督、ダバディ(トルシエ?)に似てきました。ジュビロの去年のDVDをちょっと観ましたが、ロッカールームで選手に激励、指示する山本監督が映ってまして。天皇杯かな、それが、山本監督の素の、静岡?の方便が入っていて、言葉に抑揚があって、 ジュビロ選手たちへのロッカールームでの指示が、むかし見たVHSビデオのトルシエ→通訳ダバディの話し方、声の張り上げ方が、似てきていました。そう思ったのは私だけでしょうか。 山本さん、長らくジュビロのスタッフされていた頃はそんなしゃべり方じゃなかった気がしますが、アテネ五輪を経て、ジュビロの監督に就任して、プレッシャーの連続の試合の中で、、、やはり、ダバディ(トルシエ)の選手に対する熱い訴え方の強い影響が、ここにきて表にでてきた気がします。あんなに側にいたんですからね、あの熱いダバディの話し方の影響を受けないはずが無いのかもしれません。 山本監督「ここが、勝負だからな~っ、(ホワイトボードに丸印付けながら)ここで、このっ↑アタッキングで一人一人が・・・(トーンを落とし)いいか(いきなり高い声で強く)勝負するんだぁ、わかったな・・・。」 う~ロッカールームって面白い。(隙間からのぞいているような感覚で、選手たちの素顔の見える映像。福西の純真な表情が・・・。ゴンの哲学者のような顔・・・。)
2005年03月17日
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イラン戦(3月25日・テヘラン)の日本代表26人発表■GK■ 土肥 洋一 1973.7.25 184cm 80kg FC東京楢崎 正剛 1976.4.15 185cm 76kg 名古屋グランパス曽ヶ端 準 1979.8.2 187cm 80kg 鹿島■DF■ 三浦 淳宏 1974.7.24 176cm 69kg ヴィッセル神戸茶野 隆行 1976.11.23 177cm 74kg ジュビロ磐田 宮本 恒靖 1977.2.7 176cm 72kg ガンバ大阪松田 直樹 1977.3.14 183cm 78kg 横浜マリノス中沢 佑二 1978.2.25 187cm 78kg 横浜マリノス坪井 慶介 1979.9.16 179cm 67kg 浦和レッズ加地 亮 1980.1.13 175cm 67kg FC東京※田中 誠 1975.8.8 178cm 74kg ジュビロ磐田※三都主アレサンドロ 1977.7.20 178cm 69kg 浦和レッズ■MF■ 藤田 俊哉 1971.10.4 174cm 64kg ジュビロ磐田福西 崇史 1976.9.1 181cm 77kg ジュビロ磐田中田 英寿 1977.1.22 175cm 72kg フィオレンティーナ中村 俊輔 1978.6.24 178cm 73kg レッジーナ小笠原満男 1979.4.5 173cm 72kg 鹿島本山 雅志 1979.6.20 175cm 64kg 鹿島中田 浩二 1979.7.9 182cm 74kg マルセイユ稲本 潤一 1979.9.18 181cm 75kg カーディフ小野 伸二 1979.9.27 175cm 74kg フェイエ遠藤 保仁 1980.1.28 177cm 70kg ガンバ大阪■FW■ 鈴木 隆行 1976.6.5 182cm 75kg 鹿島高原 直泰 1979.6.4 181cm 75kg ハンブルガーSV玉田 圭司 1980.4.11 173cm 67kg 柏レイソル大黒 将志 1980.5.4 177cm 74kg ガンバ大阪GKに曽ヶ端?DFに怪我上がりの坪井、毎度のことあの選手よりこの選手を入れろ等の話はともかく海外組みとアジア杯優勝組みの合流となる。これはドイツ合宿のメンバーで、イラン、バーレーン戦のメンバー。北朝鮮戦のときは大黒を起用するという効果的なサプライズsurpriseをもたらせてくれた。今回はナカタ関連(起用法?)なのだろうか?(なんかマスコミっぽいネタですね。) 今回の最大の問題は GK川口能活の怪我の不出場。楢崎正剛が替わりを務めてくれる。前任者トルシエが正GKに楢崎を起用し続けた為、日本にはそれほど大きな危機にはなっていないようだ。DFとのコンビネーションの心配もそれ程大きくない。通常の国代表なら即、予選敗退の一大危機のところだ。 ジーコはジュビロ0-3グランパスの酷い試合を目の前で観ておきながらジュビロのメンバーをそのまま招集。ジュビロの選手らのコンディションは悪かったのだが、信頼しているということだろうか。思わず DF古賀正紘 を出場停止の田中誠に替わって代表入りさせるかと思ったのに・・・。(古賀は良い選手だよ。) イラン戦を海外組み、バーレーン戦を国内組み中心にターンオーバー制などと言われているが、そんなことジーコがやるのかな。フタを開けるまで何も分からない。バーレーンはエースが怪我したり監督が替わったり。凄いことになってるし。イランはアリ・ダエイが36歳にして3度、日本の前に立ちふさがることになったお話とか。ドキドキが多いですね。
2005年03月14日
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ホームでグランパスに0-3の惨敗。後半、混戦とセットプレーとカウンターで3失点。あまり機嫌は良くないんだけどぉ~、気を静めるためにも書いてみます。 試合の前はこんな結果を予想していなかったが、試合開始、前半を観てこりゃ先制されるとやばいなと、引き分けもあるかなと予感していた。前半グランパスの早い動き出しと詰め寄せのチェックのお陰で、ジュビロとグランパスの中盤が互角だった。これではパスサッカーのジュビロの分が悪そうだ。 後半は、ジュビロは、サイドチェンジして、サイドから攻め立てようという策だったと思う。しかし、ジュビロの選手たちはグランパスの選手たちにマークされている。それにかつてのジュビロらしい複数の選手のフリーランの動きによってスペースとパスを引き出すやり方が出来ていなかった。 何故なんだ。こんなのジュビロじゃない。・・・そういえば去年までの負けていた試合は、レギュラーメンバーが揃わないとだいたい負けていたっけ。 同じように今年多くの選手を補強して監督も変ったから、これまでの固定されたメンバーでのフリーランとオートマティズムのよるパスワークでボールポゼッション(自分たちのボール支配)をとってのスタイルが出来なかった。 監督が山本さんに替わってシステムも3-5-2の中盤N-BOXスタイルから、3-5-2のダブルボランチ、トップ下、両サイドのシステムに変わった。スタメンメンバーも3人は変っているから、時間がかかるということなのだろうか。 組織に頼れないのなら、個人技で一人抜いてから攻撃を進めていけばいいのだが、チームとしてそういう意識もやり方でもない。山本監督にしてみればアテネ五輪のときと同じシステムの自分のサッカーをしているに過ぎないのだが、どうやら選手たちは監督変更で1からやり直しのつもりで、ここまで来てしまっている様だ。 かつてのジュビロの面々で終盤パスが繋がりあと一歩でゴールの場面ができた。しかしそのプレーにチームとして前進という言葉は当たらない。 名古屋グランパスは去年やめたはずの4バックを今年は続けるようで、アンヨンハや、杉本、本田ら若い選手が元気にスピードにのって動いて、それを中村やクライトンが補う形で勢いのあるサッカーを見せ付けた。古賀や角田も調子がいいようだ。 そうそう、ジュビロのチェヨンスとゴン中山は怪我で出られず、グラウ、前田、カレンではテクニックはあっても高さが無くてポストプレーが囲まれて上手く出来なかった。その為、3-5-2の左右どちらかのサイドの選手がサイドをえぐって低くて早いクロスを出したかったが、名古屋の4-4-2では中盤とサイドバックを2回抜かなくてはならず、ジュビロの3バックの攻撃参加や名波、福西のコンビネーションが必要不可欠で西だけではサイド突破によるチェンスメークが無理だった。 その3バックは右(キム)も左(茶野)も新加入でオーバーラップがコンビが合わず返って危険が大きい。3バックは名古屋の2トップ(マルケストップ、杉本下がり目)に2人も人数を余らせて、終始名古屋に数的不利な状況においやられた。 これって、「3-5-2システムの破り方」を教科書通りにやられたわけだ。日本代表みたいに3バックを4バックに試合中変更することがジュビロには出来ない。これまでは、山西や鈴木秀人の3バックの左右の攻撃参加によってこれを破ってきたのに・・・。 長くなったのでここまでにします。ジュビロはこうやって倒すんだというお手本の試合をネルシーニョ監督グランパスがやった。 つ、次も4-4-2の長谷川健太監督のエスパルス。あ、Jリーグ間が3週間も開くんだ。・・・助かった~~~。
2005年03月13日
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うちには並んでTVが2台。液晶とブラウン管。3時と3時半にキックオフBS-i、BS-7、TV地上波ヴェルディVS清水の3つ。一試合をビデオ録画。それに7時から千葉ダービー。その後録画したカシマVSガンバを観た。 感想。10年ほど前にケーブルTVでJリーグの試合を一日に何試合も観ていた頃を思い出した。(当時もジュビロの試合だけはスタジアムに高速飛ばして行っていたりしたっけ) その頃と、今のJを比べて、今は(今日は特別?)、4試合観ても、全部面白い。 ヴィッセル神戸カズ1-1大宮 藤本のゴール。これも良い試合だった。カズが2試合連続ゴール。藤本もゴールして阿波踊り。 カシマ2-2ガンバレベルの高めの中盤の攻防と速攻。ガンバの2点目の美しいことといったらないね。 ヴェルディ0-0清水改革中の長谷川健太監督のエスパルスと、若手がすこぶる成長して良いサッカー続けてるヴェルディ。FWワシントンとCB斉藤、森岡の戦いが面白かった。 千葉ダービー ジェフ2-2レイソルジェフのオシム監督はすごいよ。あれだけ主力が抜けても適切に選手を補強して戦えるチームにしてる。10番のマリオ・ハースの決定的なスルーパスにジェフの誰だったかFWがコンビが合ってないのが残念。阿部や羽生や坂本が支えている。レイソルは玉田、山下、谷沢を見てたけど・・・ぱっとしない。新加入のクレーベルは良い戦力になりそうだ。・・・どれも見ごたえが有って面白かった。日本にはJリーグがあって幸せ。欲を言えば、フロンターレ3-3レッズも観たかったが観損ねた。 がらは!
2005年03月12日
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2年に1度、20歳以下の選手で争われるサッカーの世界ユース選手権(6月10日~7月2日・オランダ)の組み合わせ抽選が3月6日、オランダのユトレヒト(藤田俊哉がかつて所属していたクラブの地)で行われ、日本は開催国オランダ、ベニン、オーストラリアと同じ1次リーグA組に入った。 大会は各大陸予選を突破した24チームがA―Fの6組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームと、3位のうち成績上位の4チームが決勝トーナメントに進む。 3大会前の99年に準優勝を果たしている日本はベスト4以上が目標。1次リーグでは6月10日にオランダ、15日にベニン、18日にオーストラリアと対戦する。 予選を兼ねた昨年のアジア・ユース選手権で2連覇した韓国は、前回優勝のブラジルなどと同じF組に入った。(共同通信より)------------------------------------------------- 決勝トーナメント進出の可能性の高い、まあまあ良い組に入ったと思う。オランダとの対戦はともかくとして、オーストラリアとの2位争いに勝ってA組の2位以内になんとか入ればトーナメントに上がれる。 最悪の場合A組3位になっても成績上位の4カ国が進出できるので、日本は星取り勘定よりともかく目の前の試合に一つ一つ集中していけば、おのずと決勝トーナメントに進出できるのではないだろうか。 開催国オランダとの初戦はとかくプレッシャーがきついもの。しかしそれはホームのオランダの方が大きいはずだ。ここで引き分け、あわよくばと、期待も大きい。6月10日にオランダ (開催国) 15日にベニン (アフリカ3位) 18日にオーストラリア (オセアニア)FIFA ワールドユース(U-20)選手権 オランダ2005 日 程/6月10日(金)~7月2日(土) 会 場/エメン、ドーティンハイム、エンスヘーデ、ケルクラーデ、ティルブルグ、ユトレヒト <参加24ヶ国>欧州6:オランダ、スペイン、トルコ、ウクライナ、スイス、イタリア、ドイツアジア4:韓国、日本、中国、シリアアフリカ4:ナイジェリア、エジプト、ベニン、モロッコ北中米カリブ4:カナダ、ホンジュラス、アメリカ、パナマオアセアニア1:オーストラリア南米4:コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、チリところでベニンだが、サッカーファンに聞きなれないのも当然。ワールドユース予選を兼ねているアフリカユース選手権はベニンで開催され、その開催国ベニンはナイジェリアと同組に入り1勝1敗1分で運良く2位。ぎりぎりの世界大会出場という感じ。たいしたこと無いのだが、コートジボワールとマリを押さえての出場なので例えるとイランユースぐらいの力はあるとみていい。楽な試合は無いというわけだ。 まあ日本だけでなく世界の若手のサッカーも楽しめる、世界の時流も知ることの出来る大会になるだろう。たのしみ、たのしみ。
2005年03月08日
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それは何か違うんじゃないのだろうか!?-------------------------------------------------JFA川淵会長“神の手”の影響を心配? “神の手”ゴールの影響が心配―。日本サッカー協会の川淵三郎会長は7日、J1の横浜―磐田戦(5日)で手に当たって入ったとみられる決勝点に触れ、子どもたちへの悪影響に懸念を示した。 川淵会長は1986年W杯メキシコ大会でアルゼンチンのマラドーナが同様のゴールを決めた後、母国の子どもの間にこれをまねするプレーが広がったエピソードを紹介。「サッカー界ではあり得ること。しかし、指導者は子どもたちに、してはいけないということをきちんと伝えないと」と、フェアプレーの大切さを強調した。(スポニチ) ------------------------------------------------------------ ちょっと待って欲しい。MF福西崇史(23番ジュビロ日本代表ボランチ愛媛県出身)は故意に右手を伸ばして、手でゴールを決めようとしたのだろうか? プロであってもサッカー選手であの場面イエローやレッド覚悟で故意にそこまでしはしない。ただ、手を広げてゴールキーパーの視野を妨害しミスを誘うという狡猾なプレーはする。 この福西のプレーを言えば、中澤と競り合いのヘディングの時に、中澤に強く当たられるのは最初から分かっているので、ジャンプの時に両手を広げてバランスを取ってプレーしたに過ぎない。その右手にボールが当たったとしても、これはよくある事だ。 マリノスの選手によると直後は、福西本人もハンドと言ったとか。その後、試合終了後はジュビロスタッフに守られノーコメントでピッチを去った。 ジュビロというクラブにとっては、優勝を争うマリノスとのこの試合は日本代表の最終予選ぐらいに重要な一戦であった。だから選手としては審判が(主審も主審が確認に行った副審も)ゴールといえば、それをわざわざひっくり返して、バカ正直に「すみません手に当たりました」とは言わないものだ。 それを今もあちこちで、スポーツマンシップとか子供の影響とか、正義感を持ち出されれば、私としては『もう一度アマチュアイズムに戻る気か!?』としか言えないのである。 やや内容は異なるが、JFA川淵チェアマンともあろう人が後で何を見当違いなコメントをしたんだ。マラドーナの影響?子供が真似する? バカなことを・・・。サッカーという競技が故意のハンドによってプレーに悪影響を及ぼされるというのなら、故意のハンドは即レッドを少年の内から徹底すればいいのであって、そもそも穴があるならそこを攻撃するのがスポーツであり、ましてや子供はすぐに反応するのが自然だろう。故意のハンドで良い事など無いのである。 何よりこれによって福西はネガティブなイメージに広く受け止められたではないか。それに福西は何をやっても許されるような当時のマラドーナのようなスパースター選手ではないのだから。 全国の少年少女よ良く真似をしてください。そして審判からカードを貰って反省したり、活躍して自信をつけたりしてください。そうやって良い選手になっていくものだから。 川淵チェアマンはこう言うべきだった「Jの審判がゴールといったらゴールだ。それがサッカーだ。」 ことJリーグの試合に関してはプロの歴史も浅くマフィアもJに関心を持たず、日本で審判買収など120%ありえ無い。ただ審判の資質に問題があったとしてもそれは公平にジャッジされているし、試合を通してのジャッジも偏りは無かった。中西にも過去に神の手発言のゴールがあった。マリノスもミスジャッジで勝ったような試合が過去にあった。むしろ岡田監督の方がJFA会長の立場のような冷静なコメントだった。
2005年03月07日
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J開幕。幸せな時間がはじまる。VTRに釘付け。Jリーグがいよいよ開幕した。ああとにかくこれで幸せを噛み締められる。サッカーシーズン。 ジュビロの試合の途中で大宮アルディージャが一応優勝候補のガンバ大阪に2-0で勝利した事を知っておどろいた。大宮の守備力はJ1でも充分通用するのだろうか? 開幕の日産スタ(横浜国際)マリノスは相変わらず、負けないサッカーの布陣を引きつつ、久保、アンジョンファンの不在のFW陣でなんとか勝ち点を奪おうと臨戦してきた。しかも守備の網を張りつつ、サイドに誘い込み、囲んで奪ってしまうマリノスのやり方は相変わらず手堅い。ジュビロも福西のドリブルやシュート力を封印し、DFライン前に張り付く福西23番。 互いに集中を切らせず、ドローでもいいかと思われた時、このシーンが生まれた。名波のFKをマリノスGK榎本のパンチングに行こうとしたところを福西が両手を広げジャンプ・・・GK榎本のプレーを妨害。ボールは福西の右手に当たったか?当たらなかったのか?当たっていなければGK榎本のオウンゴールの判定?そんなのあるか? 「(サッカーには)こういうこともある。」と岡田監督が試合後コメント。なんとも決着は疑惑のうちに決したのであった。 ジュビロは質の高いメンツがそろっていながらコンビネーションは「カン」と経験で繋いでいる感じ。「おっ」というパスは茶野から村井・・・。 それにしてもこの試合の開始前、両チームの選手に元チームメイトは何人いるのやら。元ジュビロ2人、元ジェフ4人、代表で一緒だったり。敵味方に分かれていようとも友達のように(実際友達だろうけど)挨拶しながら試合が開始された。 試合が始まるとうって変って中西がチェや村井に突っ込んだり、清水と奥が名波を挟み込んでファールで奪ったり・・・。やっぱプロですねぇ。
2005年03月05日
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2005年3月5日 ガンバ西野監督が攻撃の勝負に出て、最終ラインを4バックに変更、直後、バランスの落ち着いていないガンバ最終ラインに・・・スルゥーーーパス(キラーパス)これを大宮に新加入のFW桜井直人 が高いゴール意欲で突っ込んで逆サイドに振りぬくシュゥーーート→GooooooooooaL 大宮がガンバの大黒を要とした攻撃を何度も何度も防いだ後の乾坤一擲のチャンスに起死回生の得点を挙げた。(大げさじゃないです)それは後半36分両チーム疲れが出てきていたその時だった。 さらにFW同士の交代、後半44分桜井直人OUTで森田浩史が変って入ってその森田がすぐにゴール。渾身の伝家の宝刀カウンターからの一発を決め追加点。アルディージャまさかの勝利をあげた。 ガンバにしてみれば完全にアルディージャのリズム試合展開にはまってしまった感じ。 大宮がそういうやり方をしてくることは分かっていたはずだが、私もこの一戦のビデオを観ていて、ガンバには(相手はJ1上がったばかりだし?)いつか点取れるだろうという選手たちの気持ちがうかがえた。それはスタジアムじゅうに充満していた応援コールだったようだ。 ガンバはこの試合、最終ラインからビルドアップし→中盤を素早くダイレクトに→二川に繋ぎ→大黒が2タッチ以内でシュートという完璧な奪取からフィニッシュの一連のプレーが観られたのに・・・惜しい。 やっぱり点は取れるうちに、そのリズムの中でDFが上がるなどしてでも無理してとっておくべきだった。 そういうときは自然と逆襲をくらっても失点しないものだ。しかし、ガンバにはそのDFラインに調子の良いシジクレイと代表帰りの宮本をどう使い分けるかとの悩みがあった。シジクレイはボランチに宮本はリベロにと西野監督は選択したが、そこも失点シーンの3バックから4バックに変えたシーンの遠因にもなっているのではないか。不在であった宮本とシジクレイを同時に使うにはまだ期間が足りなかったのだろうか。次節こそ理想的な新しいガンバスタイルを魅せてくれることを願う。メンツはそろっているのだから。
2005年03月04日
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Jリーグ1993年の開幕から12年。 これまで南米や欧州のサッカースタイルを取り入れて発展してきたJリーグ。欧州リーグの戦術やシステムを勉強した日本人監督や、直接外国籍監督や外国籍選手を輸入してJリーグで実施することでリーグ戦を戦ってきた各クラブ。 しかしその中でも清水地方のパスサッカースタイルなど地元選手によって特徴あるやり方をクラブに反映させてきたエスパルスのようなチームもあったが、それは稀な存在であった。 しかし、昨季2004J1のリーグ戦と今年初頭の天皇杯の 東京ヴェルディ アルディレス監督の 3-1-4-2という世界でも珍しいシステムの大成功。 そして今季2005に臨む アルビレックス新潟 反町監督の Jリーグの3バックを研究し尽くしそれに対応する為に特化した速攻重視 4-3-3。 また 清水エスパルス 長谷川健太監督の 3-5-2のウインガーを崩す為の、サイド攻撃徹底重視の4-2-2-2 ・ ・ ・ ・ 今季2005J1リーグはもう完全に、欧州のシステムをどう実施するかという時代は過ぎ去り、Jリーグ独特の殆どのクラブが採用する スピーディーな3-5-2 にどう戦うかという 厳しい勝ち点争いに専念する スタイルが花開くシーズンとなるのだ。 ウイングにウイングを高い位置でぶつけたり、3バックに3トップをぶつけるのか、3バックに1トップをぶつけてその分中盤の数的優位を作るのか。 どこのクラブが上位強豪の3-5-2に巧く立ち回り、中堅3-5-2に勝利し、下位3-5-2を圧倒することができるのか。 日本でJリーグが生まれ育ち、独特の早いリズムの攻め という持ち味を獲得し、そしてまたそれを破るために互いに切磋琢磨して発展を続けている。 Jリーグの面白さは私たち自身の手の中にある。スタジアムにある。
2005年03月01日
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