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藤沢周平が描く直江兼続!! 火坂雅志の「天地人」と読み比べてみるのも一興か・・・。直江兼続といえば、2009年NHK大河ドラマ『天地人』が有名ですね。わたしも毎週日曜日は愉しみに観ています。大河ドラマの原作は、火坂雅志の同名小説『天地人』で、書店の店頭でも専用コーナーがあったりして、同小説が山積みされている光景を見かけます。まだ、わたしは原作の『天地人』を読んでいないのですが、別作品で直江兼続を扱った小説から先に読んでみることにしました。それは、藤沢周平の『密謀』です。タイトル密謀は、石田三成と直江兼続の間で密かに謀られた、東西で共に呼応して起ち上がり、徳川家康を挟み撃ちにする密約のことを指しています。先日、司馬遼太郎の『関ヶ原』を読んだ時も、同様の挟撃戦略を二人が語るシーンが描かれていましたが、現実には上杉軍が自陣から撃って出て、関ヶ原に向かって西走する東軍に襲いかかることはありませんでした。なぜ、会津から西軍に加担する軍を発しなかったのか?上杉軍(景勝・兼続)が、情勢を俯瞰し下した判断とは一体どういうものだったのか?ということが気になり、またその疑問にふれて描かれている小説ということで、この『密謀』に大変興味がありました。まさに、その時歴史が動いた!!という天下分け目の戦において、謙信公から受け継がれたあくまでも「義」によって起つ、上杉軍の原理原則がどのように影響したのか・・・。結果的には、上杉家は米沢藩主として所領4分の1に削封されながらも、明治の廃藩置県まで家名を残すことに成功しています。義を重んじる上杉の矜持と、謙信公の家の名を絶えさせてはならぬという政治的な判断の両立が、あの会津征討から関ヶ原に至る上杉家の行動だったのでしょうか。時代の情勢が大きく変わっていく中で、苦渋の選択をしなければならなかったわけですが、わたしは、もし上杉軍が関ヶ原に参戦し、三成と兼続の密謀が実現していたら歴史はどうなったのか?と思わざるを得ません。さて、次はいよいよ!? 火坂雅志の『天地人』を読んでみようかと思っています。それでは・・・。上巻下巻天の巻地の巻人の巻楽天ブックスは本・CD・DVDが1,500円以上【送料無料】楽天スーパーポイントも貯まってお得
February 28, 2009
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伊達政宗の生涯を綴った「馬上少年過ぐ」ほか7つの短編を収めた作品今週読んだのは、司馬遼太郎の短編集『馬上少年過ぐ』。本当は、藤沢周平の『密謀』を読もうと思っていたのですが、ネットで注文するのを忘れていたので、届くまでの間にサクッと読める作品をと思って手にしたのが、この『馬上少年過ぐ』でした。既に戦国地図の大勢が決まった後に、遅れて世に出た奥羽の梟雄・伊達政宗の一生を、政宗自作の詩を交えて語るタイトル作を中心に、様々な時代の豪傑や快男児を扱った短編が収められています。収められた短編7つは、以下のとおり。英雄児、慶応長崎事件、喧嘩早雲、馬上少年過ぐ、重庵の転々、城の怪、貂の皮。英雄児は、幕末の長岡藩にあって北国第一の砲兵団を築き上げ、官軍との壮絶な死闘を遂げた河井継之助の話。慶応長崎事件は、土佐藩海援隊士と福岡藩士が起こした英国水兵斬殺事件に纏わる話。喧嘩早雲は、明治の二天(宮本武蔵の雅号)といわれた田崎早雲の話です。そして、重庵の転々は、伊達政宗の孫にあたる伊達宗純の侍医・重庵の波乱の人生を描きます。ちなみに伊達宗純は、宇和島伊達家の藩主です。宇和島伊達家は、政宗の長子だった秀宗が仙台から伊予宇和島に移り起こったものです。城の怪は、時代小説ですね。夏の陣後の天下の仕置きの大勢も決まった大阪で、せめて歩卒の組頭にでもと、当て込んで上方に流れついた、三州牢人・大須賀万左衛門の呆気ない人生が描かれます。貂の皮は、秀吉の家臣で「賤ヶ岳の七本槍」の一人・脇坂甚内と、脇坂家の家紋にもなっている貂の皮の由来についての話です。短編だからこそ取り上げられた主人公達も少なくないですが、様々な語り口でサクッと読める短編集です。楽天ブックスは本・CD・DVDが1,500円以上【送料無料】楽天スーパーポイントも貯まってお得
February 21, 2009
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お買い得&お洒落な感じのデザインチェアーを買いました!!わたしは、パソコン用の長机に2つの椅子を並べて使っているのですが、1つの椅子(6年くらい使用)がネジが折れて壊れてしまったので、買い換えることにしました。買ったチェアーは、左の写真のものです。実は、2年ほど前に同じデザインのチェアーを1つ購入しており現在使用中です。デザインが気に入ったのとお手頃だったので買いました。買った当初は、お洒落だけど華奢な感じもしたのですぐ壊れるかも・・・なんて思ったものですが、2年使って今のところ壊れたりしていません。(^^ゞOAチェアーのように座面がふかふかしているわけではないので、お尻が痛くなったりしないかな?とも思いましたが、実際は、長時間座っていてもお尻が痛くなるようなことはありませんでした。念のため!?自分のお尻のクッション(脂肪)が多い体型ではありません。(^^ゞさてこのチェアー、お洒落なデザインと価格のバランスが良い(つまり安い)のでネットでも前から良く売れている定番(参考:椅子ジャンルの売れ筋ランキング!)のようですが、ショップによって値段にバラつきがありますね。よくよく見ると、デザインは酷似していても微妙に機能やパーツに違いが見られます。たとえば、前後にスイングするロッキング機能を備えていたり、キャスター部分にゴム素材で加工がしてあり、フローリングに優しい仕様になっていたりするなどです。ちなみに、わたしが2年前に買ったのは、ロッキング機能なし、床をキズ付けにくいウレタンキャスター仕様で当時 8,190円(税込み・送料込み)でした。今回のものは、ロッキング機能なし、ふつうのプラスチックキャスター仕様で 6,969円(税込み・送料込み)でした。キャスターは、やはりウレタン(ラバー)仕様の方が床を傷めないのでオススメです。ロッキング機能は、お好みでチョイスかと思いますが、調子に乗ってスイングをやり過ぎると、ネジ等への負荷がかかり壊れる原因にならないかと少し心配ですね。あと、わたしが購入した2台を比べると、キャスター部分のデザインが少し異なる以外に、見えない部分ですが、今回買ったものは、座面の裏側のパイプが1本少ない構造でした。これは耐久性という点で違いが出るのかなという気もしますが、長く使ってみないとなんとも言えないところです。このチェアーは、お手頃でそこそこデザインの良い椅子を求めるユーザーにはピッタリかなと思います。素材は合皮なので、サッと雑巾で拭くこともできますし、色もブラック、レッド、ホワイトの3色から選ぶことができます。わたしは2脚ともブラックで色を揃えました。最後に、このイスは組み立て式ですがキャスターを差し込んで、ネジ止めを数箇所する程度なので簡単ですよ。こちらは、ウレタンキャスター仕様で7,500円 (税込7,875 円) 送料無料!(1脚目はこちらで購入しました)ロッキング機能&ラバーキャスター仕様で7,600円 (税込7,980 円) 送料無料!こちらは、プラスチックキャスター仕様で5,880円 (税込6,174円) 送料別(2脚目はこちらで購入しました!)★送料無料★おしゃれインテリアや実用性の高い家具まで送料無料でお届けします
February 20, 2009
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今日の一押し!! Logicool V450 Nano Cordless Laser Mouse をレビューすご~く久しぶりにマウスを買い換えました!買ったのは、ロジクールの『V450 Nano コードレス レーザーマウス』で、サブ機のノートパソコンで使うために買いました。わたしにとっては、初めてのレーザーマウスなのですが、このV450 Nanoをチョイスした一番の理由は、レーザーマウスということよりも、やはり『ナノレシーバー』という極小のレシーバーにあります。パソコンに差し込むと突起部わずか6.6mm!差していることも忘れてしまうくらい。買い替え前の光学式コードレスマウスは、突起部が7cm以上あったので、これだけでノートPCがすっきりスマートな印象になりました。そして、2番目の理由は最大12ヶ月の電池寿命!と謳っている『省電力設計』です。今まで使っていた光学式コードレスマウス(単4電池2本仕様)の場合、1~2か月毎に交換していたような気がするので、このLogicool V450 NANOの電池寿命に期待大です。外観デザインは、同じロジクールの上位製品『VX Revolution』 、 『VX Nano Cordless Laser Mouse for Notebooks』と比較するとシンプルでオーソドックスな印象です。ただシンプルとは言っても、マウス本体の側面は滑りにくいラバー素材になっていたり、左右のボタンには少し窪みが加えられ、手にフィットするロジクールらしいデザインとなっています。あとマウスの大きさですが、ノート用という割には大き目な感じもします。単3電池2本仕様のためかもしれませんが、サイズは幅60mm×奥行102mm×高さ38mmとなっています。まぁ使い勝手からすると、このくらいが丁度よいともいえますね。重量については、マウス本体に単3電池が2本入るので118gになります。単4電池仕様のコードレスマウスよりは確かに重くはなりましたが、気になるほどではありませんでした。付属品としては、単3形乾電池2本とデスクトップUSB延長スタンドも付いてきます。デスクトップUSB延長スタンドは、USBポートとマウスとの距離が離れる、デスクトップPCなどで使用する延長ケーブルです。マウス本体の電源をオフにするには、電池カバーを空けてナノレシーバーを格納する方法以外に、本体裏面の電源スイッチでオン・オフが可能です。小さめのボタンですが、長押しするとインジケーターランプが、徐々にフェードアウトしながら消える小技付きです。わたしは、パソコンの持ち運びはしないので、レシーバーを本体に格納すること無しに、ボタンだけで電源入切できるのは助かります。最後に、ロジクールのマウスを便利に使用するソフトウェア『SetPoint』は、製品には添付されておらずLogicoolのサイトからダウンロード&インストールします。このソフトで、ボタンに様々な機能を割り当てたり、各種設定や電池残量なども分かります。たとえば、複数のウィンドウ間の切替操作を素早く行える『ドキュメントフリップ』や、検索したい文字列を選んで、ボタンを押すと、あらかじめ設定しておいた検索エンジンで検索してくれる『ワンタッチサーチ』などの機能を、スクロールホイールボタンに割り当てたりできます。わたしは、LogicoolがLogitechというロゴを使用していたころのコードレスのトラックボール(Cordless TrackMan Wheel)も長年愛用しているのですが、今回購入したV450 Nanoも長く使っていけそうです。ノートPCでコードレスマウスを使うなら、やはりすっきりスマートデザインのナノレシーバータイプがお薦めです! Logicool V450 Nano Cordless Laser Mouse を最安値順に表示する Logicool VX Revolution を最安値順に表示する Logicool VX Nano Cordless Laser Mouse for Notebooks を最安値順に表示する徹底!価格比較☆パソコン・デジタル家電&生活家電・DVD・スポーツ用品・オートパーツも
February 14, 2009
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消耗品と言えども割高なインクカートリッジは、少しでも安く手に入れたいですね!!わが家で使っているプリンタは、キャノンのMP610。2年前のモデルですがプリンタ、コピー、スキャナの1台3役なのでプリンタ単体機の頃とは比べものにならないくらい、年中フル活用になりました。プリンタ単体機を使っていた頃は、年賀状シーズンに集中して使用したら、あとは埃をかぶっている時間が長~い感じで、たまにポツポツ印刷する程度でしたからね。(^^ゞさて、利用頻度が上がってくると気になるのがインクの消費量です。プリンタ本体は、複合機でもスタンダードモデルなら1万円台~とたいへん安く手に入れることができますが、それに比べると消耗品であるインクカートリッジは割高感がありますからね!まぁ、プリンタビジネスは、カミソリと同じで、本体は安く売りまくり、サプライ用品(インクや専用紙)で稼ぎまくるビジネスモデルなので致し方ないところですが・・・。インクカートリッジについては、純正品より低価格の互換品や詰め替え品もありますが、わたしは、印字品質キープ&トラブルを避けたいので、やはり純正品のインクばかりを使っています。インク切れは、ついうっかり買い置きするのを忘れたり、ついついまだいけるかなと購入を後回しにしていて、肝心なときに印刷できずに焦ったりしがちですが、最近はネットで安く販売しているショップがありますし、送料込みやまとめ買いで送料がタダになるショップなどもあるので便利です。しかも楽天なら、ポイントが2倍~10倍などの時も頻繁にありますから、そんなチャンスは、さらにお買い得感がUPします。今回、わたしが買ったインクは、キャノン純正[BCI-7e]4色マルチパック。シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4本入りで税込み&送料込みで3,640円でした。ちなみに買ったショップは、JBS ショッピングです。もう少しまとめ買いする場合は、税込み5,000円以上で送料無料になるイーサプライもインクカートリッジが安いのでよく利用します。イーサプライは、インク・カートリッジの売れ筋ランキングでも上位を独占しているので、やはり人気のショップのようです。消耗品は安く手に入れるに越したことはないですからね。みなさんのプリンタのインク残量は、まだ大丈夫ですか? (^^ゞ 【送料込み】 キャノン (CANON) 純正インクカートリッジを表示する 【送料込み】 エプソン (EPSON) 純正インクカートリッジを表示する話題のパソコン、人気の周辺機器が大集合!メディア、サプライ用品も超お買い得☆
February 13, 2009
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華麗なる一族!? 華やかなれど短く散った豊臣家の人々たちを綴った列伝・・・先日まで読んでいた司馬遼太郎の『関ヶ原』に続いて、読み始めたのは、同じく司馬作品の『豊臣家の人々』。この作品は、秀吉という天才によって生み出された、豊臣家に深く関わりのある人物たち(近親者中心)について書き綴った人物伝となっています。他の同時代を扱った司馬作品の中でも、登場人物として描かれている人たちなので、重複したエピソードなども見受けられる部分もありますが、一人一人の人物にスポットライトを当てた、この作品ならではのエピソードや、触れられていない人物の一面なども描かれており、他の作品をより楽しむための副読本的な感じもします。ちなみに綴られている人々は、豊臣秀次、小早川秀秋、宇喜多秀家、北政所(寧々)、豊臣秀長、朝日(旭)姫、結城秀康、八条宮智仁親王、淀殿(茶々)・その子と多彩な顔ぶれです。現在、わたしが読んでいるのは、秀吉の異父弟・秀長について書かれた『第五話 大和大納言』。秀長について書かれた歴史小説としては、堺屋太一の『豊臣秀長―ある補佐役の生涯』も有名です。歴史にタラレバを言っても詮無いことですが、もし秀長が長命であったならば、豊臣家の行く末もまた変わってきたでしょう・・・。さて豊臣家興亡の中で、時代に翻弄されながら波乱に満ちた生涯をおくった豊臣家の人々・・・その荘厳さ、空虚さは、秀吉の辞世の句とされている『露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことは夢のまた夢』のとおり、瞬く間に過ぎ去ってしまった夢、幻の如きものだったのでしょうか。豊臣家の人々(新装版)豊臣秀長(上)豊臣秀長(下)楽天ブックスは本・CD・DVDが1,500円以上【送料無料】楽天スーパーポイントも貯まってお得
February 10, 2009
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