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『ラスト・チャイルド』ジョン・ハート著東野さやか翻訳早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞【あらすじ】少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける。【感想】『家庭崩壊は豊かな文学を生む土壌である』という言葉が表す通り、主人公ジョニーの家庭は妹アリッサ誘拐によって一変してしまう。事件を担当するハント刑事の家庭もまた、崩壊状態。ジョニーとハント、2人を中心に物語は進みます。テンポの良い展開にさらさらっと読めました。読後感も悪くないです。面白かった!【送料無料】ラスト・チャイルド(上)【送料無料】ラスト・チャイルド(下)
June 26, 2011
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♯12 デリケートな問題 You Gotta Get a Gimmick【あらすじ】飛行機事故から1ヶ月後。カールの遺産のひとつがスーザンの手に渡った。クラブの共同経営権。『ストリップクラブWD』…スーザンに言わせれば『淋病の館』。リネットはカルロス&ギャビーと仲直り。有給休暇を獲得。リネットの代理としてトムが働くことに。ブリーはオーソンの介護を決意。ホワニータは自分がメキシコ系だという自覚がなく、私立名門小学校の面接で戸惑う。【感想】スーザンて可愛い人ですねー。マイクが淋病の館の常連になっていることを疑ってやきもきしたりして。その当てつけに、マイクから受け取った新聞代、パンツのヒモに挟ませようとしてたし。挙げ句の果てに自分がステージに上がりマイクを説得。スーザンのスタイルの良さにクラクラしました。カールって前回のエピソードでは(スーザンのif...の内容だけど)、あらゆる人種の女を抱いていたけれども、そういうのに憧れてんのかな。と思っていたら今回ストリップクラブ経営の事実も発覚。あのバイタリティはどこから来ていたのでしょう。明治の性豪みたい。妄想の話。リーとマクラスキーさんってトムを妄想してたんだ…トムは素敵な人だけど…あまり想像したくない話だ。近所のおじさんをそんな目で見るなよ~ ちょっと面白かったけど。2人はトムのハーフパンツの話かなんかで盛り上がってました。見たいか!? トムのハーフパンツ姿だよ!??オーソン、ブリーと寄りを戻す気はさらさらなさそうです。食事にも『スープがぬるい』だの『デザート作ってもってこい』だの、注文の付け方が、完全に不倫したブリーへの腹いせで。前にもこんなのなかったかな。ブリーが仕事始めて遅く帰って来たとき、オーソンが食卓にいて『朝約束した○○が食べたいから作って』って言いだしたことがありました。ちなみに『○○』はめちゃ手間がかかる料理名だった。疲れて帰って来たブリーは泣きながら作ってました…またそんな感じになるのでは……
June 24, 2011
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覚え書きです現在ザキヤマは先輩有田のポロシャツ代1万5千円を立て替えている状態である。内心返してもらいたいが、金に汚い奴と思われるのがイヤでなかなか言い出せない。肝心の有田は後輩に借金していることなど忘れているようだ。そこで、角が立たない言い方でお金を返してもらうためザキヤマは、やはぎを仮想有田に見立てシュミレーションしていた。ザキヤマ(以下、ザ):いやー、すごいっすね有田役やはぎ(以下、有):何?ザ:ザッケローニ有:うるせーよザ:……え、そんな感じ?……ちょっと何言ってんすか有田さん~ 見ました? キリンカップでしたっけ有:うるせーよ見たよザ:全部ゼロ。一点も入らなかった有:見たよ見た。お前にサッカーはめさしたの俺だろ? 何言ってんだよザ:もう~はめさしたって言い方ないじゃないですか『俺の影響ではまった』でしょ? やらしいなー本当に 現役ですねまだまだ~本当に~ よっ! アリスさん!!(?)有:うるせーよ やかましいよザ:え~? いやいやどうなんですか本当に~ 最近フットサルのこととかもちょっとね、聞いてたら上手くなってますよね有田さん有:あー うーんザ:タバコやめて体力ついたじゃないですか有:まあねザ:動きが俊敏だもの クリスティアーノ・ロナウドかと思ったもん本当に有:ふふっザ:今日日本に来てないよなと思ったあとに、見たら有田さん。びっくりしたもん有:お前バカにしてんだろザ:いやバカにしてない。マジで。クリスティアーノ・ロナウドかなと思ったもの。クリスティアーノ…ってとこまで言ったんですから。よっ! アリス!!有:もう…どうすんだよ今日ザ:どうしましょう。どうですか一回、飯。有:何食うのよザ:てんぷら。ね!有:お前本当そうやって自分の食いたいもんばっか…ザ:イヤイヤイヤ! 自分が食いたいとかじゃなくて! 間とっててんぷらどうですか有:何の間なんだよ…なんでザキヤマ食いたいのいつも合わせなきゃなんないんだよザ:いや、合わせるとかじゃないですよ、豪勢にいきませんか? 本当にちょっと、ひとり1万5千円くらいしちゃうみたいな有:どこ?ザ:1万5千円くらいしちゃう銀座のなんか、有名な寿司屋なんてどうでしょう、ひとり1万5千円! ね!有:たっけー…うまいの? それザ:そりゃうまいでしょう1万5千円もするんですから、ねえ有:いいよ、別にお金はいいよいくらだって、うまいんだったらザ:あ~。じゃあ1万5千円は、もういいと! そのぐらいしても、もしその分楽しましてくれるなら!有:うんザ:いいと!有:うんいいよザ:こないだ、買った、ポロシャツのように! こないだ、買った、ポロシャツが1万5千円だったように! そして立て替えた、そこに、俺がいたように! いいんじゃないかとおっしゃるんですね有田さん! 有田さん!! 1万5千円!!! お返しください!!!!おわり非常に参考になりました。
June 18, 2011
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♯11 『時をかける妻たち』 If...【あらすじ】前回の飛行機事故の結果、カール:死亡オーソン:半身不随セリア:リネットに助けられ無事(軽い脳震盪を起こすもその後の経過は良好)リネット:事故の影響で胎盤剥離、全身麻酔での緊急手術。双子のうち一人は死亡。1人は無事モネ:数時間生きてたけど、死亡4人の妻たちはそれぞれ、『If...』の世界を心に思い浮かべる。【感想】カールが亡くなるとは。死因は果たして飛行機の衝撃によるものなのか、オーソンの怒りのパンチが効いたのか。直前までいつものコメディタッチだったので完全に油断していました。カールが死んだらさみしくなるなぁ……スーザンとマイクに何かあると(なくても)やってきて、適当なこと言って最悪の雰囲気にしてどっか行っちゃう憎たらしいカールが好きだった。残念です。てっきり私はドラマ制作者たちは『ブリー=関わった男性が死んじゃう』キャラにしたいんだと思っていました。外から見ると完璧な古き良きアメリカの妻なんだけど、夫のほうは皆死んじゃうって流れ。でも、そうではなかったみたいです。オーソンは半身不随で生還。2人の間では離婚の合意はあったものの、ブリーとしては障害を負ったオーソンを1人にはできないはず。今後また波乱の展開がありそう。娘を命がけで助けてもらっておいて『セリアは特別な子。セリアが助かったのは神様のお陰。リネットは神様の道具にすぎない』とカルロスに言い放つギャビーは相変わらず口が悪い(ギャビーは無神論者です。神様を引き合いに出すのは単なる口癖)。徹底した物質主義の彼女ならではの言葉は時に清々しくさえあるのだけれど、今回ばかりはさすがにリネットのお見舞いに訪れていました。リネットのお腹の子と引き換えにセリアの命が救われたんだってことに気づいた様子。特別な才能はなくても、セリアはやっぱりかけがえの無い子。少なくともアル中のステージママに一生つきまとわれる“特別”は要らない。アンジーを脅してお金と結婚指輪をむしって行ったモネは亡くなり、18年前の罪が暴かれる心配はなくなった。18年前、アンジーは元恋人のテロ活動に荷担し、少年野球のコーチである男性を死なせていた。当時は良心の呵責など微塵も感じていなかったが、フェアビューに移り住み地域社会と密接に関わりをもつ中で昔引き起こした犯罪行為を心から反省するようになったとのこと。ウィステリア通りの住民との関わりの中で久々に人間らしい穏やかな気持ちを取り戻したのかも。リネットが病院の待合室で『あれ…お腹痛い。何か様子が変』と言い出してからは涙が止まりませんでした。リネットが麻酔の朦朧とした意識で思い描いた “If...” は、障害がある子供を産み育てる未来。赤ちゃんなんだから痛ければ当然泣く。その泣き声の中で歯を食いしばって障害のある脚をストレッチさせなければならない……それも効果があるのかどうかもわからないこと。それを親は『楽しいことなんだよ』と話しかけながら、子供の好きな歌を歌いながらひたすら続ける。大変なことです。十代になったパトリックに自分でサンドイッチを作らせる場面は、障害児を持つ親は誰もが通る道なのでしょう。親子のやりとりに泣けて泣けて画面があまり見れなかったです。この時のリネットに限らず障害児の母は、心のどこかで『丈夫に産んであげられなかった』という自責の念を抱え続けるものだと聞きます。その母の気持ちとパトリックの反発、両方が心に痛かった。杖をどこかにぶつけたり、冷蔵庫から調味料を落としながらようやく出したり……パトリックがサンドイッチを作っている間、爪が白くなるくらい両手をギュッと握って手伝いたい気持ちをこらえていたリネット。完成したサンドイッチを見てさりげない風を装って『うまくできたわね。一口食べたいわ』と伝えていた。息子の大きな一歩に、嬉しくて嬉しくて泣き出したかっただろうに。けれど、パトリックは生きて産まれて来る事はできませんでした。きっとリネットの意識の中で永遠に生きることを決めたのかも。賢い子だから。
June 17, 2011
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♯10 『激突』 “Boom Crunch”【あらすじ】ウィステリア通り恒例のクリスマス会の会場を目がけ、急降下してくる怪しい飛行機の姿があった。3日前。マイクの指紋がついたナイフで自分を刺して病院に運ばれたキャサリンは、マイクに刺されたと警察に話していた。自殺未遂を起こして入院中のダニーは無意識に自分を別の名前で呼んでしまい、看護師に不審を抱かれる。解雇されたリネットはカルロスを訴え、保護観察中のオーソンの弱みを握ったブリーは離婚を迫る。【感想】ブリーを巡って2人の男たちが殴り合い。したのはいいんだけど、場所! サンタの家の中で死闘を繰り広げていました。喧嘩で家が揺れちゃって、さんかく屋根のオーナメントのトナカイがもげて落っこちてくるわ、カールが依頼したバナーを引っさげた小型飛行機が突っ込んでくるわで、めちゃくちゃwww朝食の席でのオーソンの一言にさすがのブリーも良心が傷んだ様子。もうこれ以上オーソンを傷つけないで…と思ってたところに飛行機激突って。オーソン死んでなきゃいいです。(カールは間違いなく生きてるでしょう。サンタの家の中でジャンプしたりして助かってそう)デスパレートな妻たちはあの演出好きですよね。何か事故が起こって、瓦礫の下から誰かの手がのぞいてるパターン。竜巻の回もそうだったし、わかってはいるんだけどハラハラする。わりと簡単に人が死ぬドラマなので『もしかしたら』と思ってしまう。制作者の思惑に翻弄されっぱなしです。キャサリンはとうとう年貢の納め時。狂ってはいたものの、娘の前では必死にプライドを保とうとしていた。マイクを犯罪者に仕立て上げたり、やったことは許されないけど、娘ディランにマイクとの新婚生活を話していると本当に自分はマイクの奥さんなんじゃないかって気がしてきて心が休まっていたのかもしれません。それが彼女の妄想を加速させる事態に繋がったのかなぁ。悲しい。アンジーは女テロリストだったことが判明。詳しい内容は明かされなかったけれど、そのことでダニーを担当していた看護師に金銭をたかられる。退院する患者のために自分の車出すって変だな~と思ってはいたけど、はじめから家庭内の事情を聞き出そうと企んでいたのですね。おそろしい。まさか彼女も最期のセリフが『庭にノーム置いてるからってバカにしないでよね』になるとは。そういうの買うから年間の維持費6万7千ドルもかかるんじゃないかね。まぁ、彼女も飛行機にぶつかって派手に散っていきました。せめてアンジーの結婚指輪は受け取らずに返していたら同情の余地もあったのだけれど。結果彼女の希望だった『今の仕事やめたい』って願いは叶ったわけだから、カールのバナー広告つき飛行機も少しは人の役に立ったと言える。ギャビー&リネットの仲は次回修復されそうな予感。ギャビーの娘セリアをリネットが体を張って守っていたから。人目も気にせず口論するギャビー&リネットと、それを取り繕うブリーの姿が対照的で面白かった。ブリー、『コーラスの途中ですけど、ちょっと休憩でーす』ってww 見ていたウィステリア通りの住人も『あーハイハイ』みたいな感じで慣れたもんでした。次回予告を見ましたか??ギャビー、超老けてたwww そしてスーザン顔太ってた~wwww まんぷく刑事ばりに。早くもカールはブリーのヨガ講師と浮気してるっぽいし、妻たちの苦悩は続きそう。
June 11, 2011
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☆今日植えた苗シラサキスゲガウラ千日紅 ラズベリーフィールドアイビーゼラニューム シュガーベイビーキャットテールクフェア初雪カズラニチニチソウトレニアポーチュラカミニバラです。全体的にピンクっぽくてパッと見少女漫画の世界のようだが植えているのはおばさんだ。短い夏の間、花が終わるまで枯らさないように頑張るぜ~ じょうろを持って待機。洗濯機の上のキャットテール
June 4, 2011
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♯9 『身を守る術(すべ)』 “Would I Think of Suicide?”【内容】カフェのウエイトレス、エミリーが何者かに殺害される。ジュリーに続き、またも女性を襲った正体不明の殺人鬼の存在に住民たちはおびえる。謎の逃亡生活中のアンジーは、警察に調べられることを心配していた。カールは再度標的になるのを恐れるジュリーと車を交換。そうとは知らないスーザンは…。カルロスに妊娠がばれてしまったリネットは、辞職を促すような異動命令はすぐに撤回してもらえると思っていたが甘かった。http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh6/index.html【感想】とうとう、元夫カールが親友ブリーと不倫関係にあること、スーザンは知ってしまいましたね。しかも娘が不倫してると思い込み乗り込んでいったモーテルで、娘の父親の不倫現場目撃しちゃうなんて。スーザンにしてみれば元夫カール、娘のジュリー、親友ブリー、実母、実父……と、みんな恋多きというか、モラルが欠如してるというか、恋愛の仕方が普通じゃない人ばっかりが身内でがっくりきてたでしょうね……マイクやMJがいなかったら尼さんになりたがってたことだろう。世をはかなんで。こうなることを知ってか知らずか『友達の元カレとか元ダンナと付き合うのは一番やっちゃいけないこと』と口を酸っぱくしてスーザンはブリーに言って来た。モーテルの清掃員のおばちゃんもブリーに『あんたのダンナ、良い人じゃないか。買い物してきてくれる男なんていない』って説得してくれたのに。カールファンの私が言うのもナンですけど、ブリー、カールのどこらへんが良かったんだろう。ただ単にオーソンと別れたくて、現実逃避しているように私には見える。アンジーは『18年間逃亡生活を続けて来た、もう逃げたくない、ここでずっと暮らしたい』と言っていました。そのアンジーの秘密を守るためなら夫ニックは協力を惜しまない、と。妻への協力は惜しまないけど、息子ダニーが想いを寄せる娘と不倫はするんだ……今回、ダニーはジュリーにふられて自殺未遂起こしちゃうし。まさかカルロスが本気でリネットをクビにするとは。リネットほどの能力があればどこでもやっていけるでしょうけれど、それはリネットが独身だった場合の話。現在リネットの夫は失業中(大学生)、お腹にいる子供は双子、家には子供4人(+家から離れた施設にもう1人)。仕事と、職場の産休育休がなかったらどうにもならない状態。やっぱりキャサリンはマイクと真剣におつきあいしていた感覚でいたんですね。まだ彼の心は自分にあるだろう、と考えて行動してましたもんね。彼女の言動は異常だし、子供(MJ)が知らなくて良いことまで吹き込むのもおかしいけど、マイクにあんな風に真実を知らされた今、更なる奇行に走るんじゃないか、と少し気になります。
June 3, 2011
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