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娘が今度こそバイトをやると決心して一人で連絡をして電車で仙台に面接に行き、バイトが決まったのが3週間前でした。その後、研修のために泉パークタウンまで行かねばならず、そこは不便な所にあるので普通の交通機関では片道2時間掛かるため、私が車で送り迎えをして活気のあるパークタウンタピオをうろつき、先週からは近くの開店準備に入って何かと刺激を受けているこの2週間です。写真を撮ろうとしたら変顔しか撮らせてくれなかった(´・ω・`)人前に出る仕事なので娘は19歳で初めてお化粧をしました。アトピーがあるので美容部員に相談して基礎化粧品からファンデーションまで選んでもらいました。小5の担任の先生がきっかけで不登校が始まり、小6で仲良しの友達の仕打ちを知って不信感から本格的に引きこもりになってから9年7ヶ月経ち、ずっと小学生だった娘の心が徐々に変わったようです。娘は今年、私と一緒に東京に2回行った他に、11月に一人で夜行バス東京日帰り往復をしたりとある仙台のオフ会に2回参加したり、ネットで親しくなった近所の人と直接会ってお茶したりと、とてもアクティブになっていて小学生から中学生くらいには成長したようです。バイトも具合が悪くなったりちょっとした事で逃げ込んだりしても全部受け止める覚悟でいたのですが今の所は疲れつつも楽しく続けています。「いきなり飛び立った感じだね」と夫。いえいえ、いきなりじゃないよ。少しずつ心を育てていたこの9年7ヶ月。夫が仕事を辞めて家が経済的にピンチに陥ったのも娘の原動力になったようです。「昔オヤジに『すねかじり!』って言われたのが いつも気になってたんだ」経済的にも精神的にも自分で自分を支えたいと思っているようです。「来年はお母さんを Leadのライブに連れて行ってあげたい」と言ってた娘なので、Leadはやっぱり私達にとって大きな大きな支えと刺激だなぁと思いました。私もこの10年弱で苦しみ悩み考え感じ、もがいてあがいて自分を知り、成長させていただいてます。ピンチはチャンスだよね!!(^_-)☆バチッまだまだ自分を知って自分を支えるために私も頑張ります。
December 26, 2011
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●読んだ本●「サリーの帰る家」 エリザベス・オハラ著 THE HIRING FAIRもりうちすみこ=訳 さ・え・ら書房【送料無料選択可!】サリーの帰る家 (児童書) / E.オハラ 作 もりうち すみこ 訳価格:1,785円(税込、送料別)■あらすじ■「雇われの市?それって、奴隷と同じじゃない!『アンクルトムの小屋』そのものだわ! そんなもの、行かない。母さん、いやよ!」夢想家の少女が、父の急死で遠い農場にやとわれ働くことに。読書でつちかった洞察力を駆使し現実にたちむかい、思いやりのある一人前の娘に成長するまで。■感想■これはアイルランドが独立する前の19世紀後半の物語だ。家事が嫌いで逃げてばかりいた13歳のサリーが父の死をきっかけに働きに出て逞しく賢く成長していく。電気も車も電話もない時代に家事や家畜の世話をしたり、ささやかな買い物をして楽しんだり3人の子ども達の世話をする様子が生き生きと描かれている。甘えることの出来ない状況で責任を持って自分を抑えて行動せざるを得ない。そうして一人で泣きながら頑張った時、サリーはしっかりと足が地に着いて今までの生活がどれほど恵まれていたのか母や妹をどれほど愛していたのかハッキリと自覚して一気に成長した。失ってからその大切さに気付いたり愛している事に気付いたりするのはよくあるが少女が子ども時代を捨てて一人の女性になる覚悟をする様子が切なくも頼もしい。日常を日々を大切にするようにと思い出させてくれる一冊だ。
December 25, 2011
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●読んだ本●「サレンダー」 ソーニャ・ハートネット金原瑞人・田中亜希子=訳 河出書房新社【送料無料】サレンダ-価格:1,890円(税込、送料別)■あらすじ(扉より抜粋)ぼくは、死にかけている――短い生涯を終えようとする少年、ガブリエル。病床で思い出すのは、兄を殺めた呪わしい事件と、悪魔のような少年、フィニガンとの邂逅。街が連続放火されるなか、ついに明かされる秘密とは?■感想「ぼくは死にかけている。美しい言葉。 チェロの長くゆったりしたため息のようだ。 ダーイイング。 けれど、美しいのは響きだけ。」詩のような始まりの文章で綴られる死にかけている17歳の少年ガブリエルの毎日はベッドの中で寝返りさえ打てず、思い出と後悔を辿るだけだ。7歳の頃の兄の死と10歳の頃のフィニガンとの出会い。両親の抱える問題をガブリエルはそうと気付かず一緒に背負い続けて来たのに自分を責め続けていた。生まれ育つ環境を選ぶ事は誰も出来ない。ガブリエルの深い哀しみと喪失と孤独と悔恨を誰も癒す事は出来ない。「サレンダー」はガブリエルが飼っていた犬の名前でこの物語の象徴ともなる存在だ。そう言う訳で哀しい物語だから苦しくなり途中から飛ばし飛ばしで拾い読みした。私は人の不幸を自分の事のように感じてしまうので客観的に読めなくなる事がよくあるのだった。母親の言葉行動一つ一つが自分の子供時代を思い出させるのだった。ソーニャ・ハートネットはオーストラリアの作家で13歳の時に書いた小説で15歳でデビューし、その後もヤングアダルト向けとも大人向けとも言えない若者の容赦ない小説を出し、沢山の賞を受賞しているそうだ。確かに容赦ない内容だった。児童書と言うジャンルに分けるものではないと思う。子どもが子どもとして生きられる世界になればいいのに。みんなどうして子ども時代の事を忘れて生きられるんだろうか?大人になると子どもの時に感じたり考えた事を捨ててしまうのは何故だろう?大人だって子どもだったのに。もっと元気な時にちゃんと読み返したい。■Surrender=降伏20111202頃ぱらっと読了
December 25, 2011
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今日は気仙沼に出張しているラーが凍結道路でスリップして柵に突っ込み車がかなり壊れたと言う連絡から始まりました。後で写真が送られて来ましたが左のミラーが半分無くなってます。前や側面もあちこちやられてますが何故か屋根もぼこぼこになってます。どう言うぶつかり方をしたんでしょうか?夫が言うには直すと数十万掛かるので中古を買った方が安いとの事でした。でも、人を巻き込んだり怪我をしなくて良かったです。そして西隣の温かい隣人も今日、大きい家具の引っ越しをしました。奥様の仕事が辞められる2月には本格的な引っ越しをして更地にするそうです(′;ω;`)ご主人が脱サラして始めたペンションに夫婦揃って居を構える訳です。親切な人ばっかり移動して行きます(′;ω;`)南東向かいの家は数日前から重機が出て取り壊しがほぼ完了しました。午後には七ヶ浜国際村の仮設住宅集会所に行って初めてボランティアさん達にお会いして来ました。ストレッチや入浴剤作りに参加して、クリスタルボール演奏を聴きました。http://www.youtube.com/watch?v=YzhYvbGvztUこのクリスタルボールによる演奏は全ての物質が持っているバイブレーションそのものに影響するのでクリスタルボールの放つバイブレーションに全身で浸って、最高にゆるゆるしました。あらゆる音がボウォーンと間接的に聞こえて、気功のセミナーでチャクラを開いてもらってから気を感じるとビリビリする両手が今日もビリビリ反応していました。尖がった気持ちが柔らかぁ~くなりナーバスな感情があたたかぁ~くなりこの18年ほどずっとやっかいだった些細な事にやたらと過敏に反応する感情がふわぁっとのんびりしました。まるで泊まっての集中ワークの時みたいなふわふわぼんやりした現実離れしたいい気分でした。始めは臍の両脇がビリビリしました。次に額が熱くなりました。そのうち左前頭葉がむずむずして来ました。クリスタルボールのバイブの中でゆらゆらとたゆたいながらふわーっと心が軽くなりました。これは脳の細胞にも影響して求めていた状態になりました。ゆるやかなバイブに浸ったお陰と思いました。家に帰りがてらこれは身体にも心にもありがたいと思いました。これこそ癒しだと思いました。明日も国際村であるそうなので車を何とか融通して行こうと思います。 千葉からいらしたボランティアの方の91歳のお祖母ちゃんが一日に一足の靴下を編み、それをプレゼントしていただきました。ありがたくて涙が出ました。終わってからその場で仲良くなった人と話していたら、塩釜出身のヴォーカリスト高橋瞳のお祖母ちゃんに紹介していただきました(*^▽^*)高橋瞳 「青空のナミダ」http://www.youtube.com/watch?v=MpmacAHfi4k塩釜出身の有名人は高橋瞳の他にすっごい声優の山寺宏一(山ちゃん)ロックミュージシャンの大友康平(HOUND DOG)写真家の平間至くらいしか知らなくてゴメンなさい。色々詰まった一日でした。
December 17, 2011
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今年の初冬は暖かかくて11月の時点でもグリーントマトが一杯成っていました。熟し切れなかったグリーントマトを収穫したら大きなザルに一山採れました。 レシピを探すとグリーントマトのジャムとかフライとかピクルスとか意外な食べ方が色々ありましたが、何と言っても以前読んだ本で映画にもなった「フライド・グリーン・トマト」が気になって作ってみました(*^▽^*) グリーン・トマトを1,5センチの輪切りにして塩コショーし、小麦粉を付けて卵を付けてパン粉を付けて油で揚げるのです。これが不思議な食感で、ちゃんと揚げ物なのでした。ナスの透明感のある固いもの、みたいな口当たりで美味しかったです♪ただ、ちょっと厚切りにし過ぎて火が通り切らなかった物もあるので次回からは1,5センチを守って切りたいです。まだ余っているグリーントマト・・・。ピクルスにするかなぁ。
December 16, 2011
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夏の匂いがする夏の風が爽やかに吹く曲が好きだなぁ。私は冬の寒さに身も心もかじかんでしまうから、よく子供の頃の夏を思い出すんだけどすごくゆるやかで心地良い思いになる。私は小学校に上がるまで母の実家に預けられていたが、その後も冬休み春休み夏休みはいつも母の実家に行った。母の実家は大きなお寺でCの字型の裏山の背中の部分にお寺があり、尖った峰の向こうには人口の沼があった。そこはお寺の裏山に囲まれた沼なので全貌は裏山の峰からしか見る事が出来なかった。両側がキツイ角度の峰を駆け抜けて私は一人で裏山から沼を眺めに行った。大人も近所の子供も来ない広い空と赤い斜面にまばらに生えた松と私だけの世界だった。お寺のお御堂と家の間の渡り廊下の外には一段高い所に大きなザクロの木があった。客をもてなす大きな部屋の西側には長い廊下があって、そこから見えるザクロの木は夏になると赤い花が沢山咲いて風に揺れて美しく輝いていた。夏は廊下の雨戸を開け放して風を呼び込んだのでいつも廊下に座り込んでは気持ちの良い風を受けて外を眺めていた記憶がある。美しい夏の思い出と言えば中学2年生の時に歩いた川原の記憶が一番心地良い。青い空と白くてもくもくした入道雲と広い川原と土手と川の間に生えていた木々の緑がとても綺麗な色彩だった。風が気持ち良かった。空が広かった。私は前年から治療していた腎臓が1年かかってようやく完治し、元気だった。日中は誰にも指図されないしすごく自由だった。変わった石を探しては大事に集めていた。その時の気持ちと景色が一体となって爽やかで清清しい気持ちにしてくれる。そんな爽やかな気持ちを呼んでくれる音楽は気持ちがいいなぁ。三十年も好きなこの曲。夏がいつも傍にいてくれる感じがする曲。夏の森近く、朝から昼にかけての爽やかな風が吹いて来る。ダリル・ホール&ジョン・オーツの「When The Morning Comes 」Hall & Oates - When The Morning Comeshttp://www.youtube.com/watch?v=okLj1nfGG0sこれは夏の日が落ちた後の平原みたいな気がする。熱気が遠くに行ってその残りの熱さが揺らめいている大気の向こうを夜の闇を通してじいっと眺めている感じ。Nick Drake 「Cello Song」http://www.youtube.com/watch?v=_1YsFgDaEeo&feature=related音楽はありがたいなぁ。
December 13, 2011
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昨夜、11年振りにたこ焼きを焼いてみました。500gのたこ焼きの素を4個の卵と8合の水で溶こうとして驚きました!大きなボウルにも入りきらないんです( ̄_ ̄|||) 夜の7時に始まったたこ焼きは余りにも多いたこ焼きのタネを見てこれはもう0時まで掛かるかなと思っていたら本当に0時までたこ焼きしてました~ヽ(゚∀。)ノ 5時間焼きながら食べて残ったのがこれです。いやーーーーたこ焼きって時間掛かりますね(´・ω・`)そう言えば11年前に焼いた時は友人宅で友人ご一家とうちで計8人のお腹を満たすために数時間たこ焼きしたのでした。お疲れマンボウ5時間たこ焼き・・・(=_= )次回は何年後になるであろうか(((((^m^
December 6, 2011
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私は自分に甘い人間である。真摯に向き合わず、感情論に走り、被害者意識に溺れて自分を見失うのである。そこで私の一番の理解者であり一番の指導者でもある「冷静な私」である「まいち」を高い所に配して己を見てもらおうと思った。(監視と言う檻ではなく、 あくまでも客観視と言う指針である)所が己が基本の指針なものだから大いにブレる。時として味方のいなかった子供時代の孤独に未だに苛まれて自己不信に陥る時、またしても無意識のうちによく考えもせずに他人を優先してしまう己の刷り込みに異議を唱えて欲しいのだが、俯瞰しているとは言えいつも怯える女の私に同情してただの同調者となってしまうのだ。本当に客観視する「まいち」になるには基本の私自身が強くならなければもう一人の私も中立を保つのが難しくなる。でも今のままでは己をしっかりと知る事は出来ない。このジレンマはグルグル巡るのである。一つだけ確かなのは「もう知らない!勝手にやってれば」と匙を投げて逃げ出す事はない。逃げる事はもうしないんである。――――――――――――――――――――――――以上、9月22日に思ったことでした。
December 5, 2011
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●読んだ本●「ホーン岬まで」森忠明著 くもん出版【送料無料】ホ-ン岬まで価格:1,325円(税込、送料別) 作・森忠明 絵・藤川秀之 形態・短編集対象・小学上級 シリーズ名・くもんの創作児童文学3出版元・くもん出版 発行年月日・1990年11月30日ISBN-87576-581-9 C8393目次・ホーン岬まで・だいぼさつとうげ・タチカワ・ブルース・ほこりをかぶった星・信州しなのの・お客人・水にうかぶ雪・有明へ・その胸■感想■ホーン岬という耳慣れない地名と挿絵の個性的な雰囲気に惹かれて借りた一冊。森忠明少年が小学低学年~中学生までの折々の話が載せられている。子供から見た厳しい現実と状況が一人称で素直な感情と言葉で書いてあり淡々と流れる文章とは裏腹に心にずっしりと残る思いがあった。それは友情と交流と喪失の話。昭和の文章はとても美しくてしっかりしている。何か独特の世界に浸り不思議なタイムトリップをしたようなしっとりした秀逸な児童書だった。■森忠明 (ウィキペディアより)森 忠明(もり ただあき、1948年5月11日 - )は、日本の詩人、童話作家。東京都立川市出身、在住。大東文化大学日本文学科中退。弟子に園田英樹、長原啓子などがいる。昭和40年(1965年)、「高3コース」4月号に投稿した詩が入選する(選者は寺山修司)。昭和41年(1966年)、寺山修司に師事し、詩と脚本を学ぶ。昭和42年(1967年)、天井桟敷文芸演出部に入部。昭和43年(1968年)、大東文化大学中退。昭和44年(1969年)、天井桟敷を離れ、フリーになる。昭和48年(1973年)、73児童演劇脚本募集でNHK賞を受賞。昭和52年(1977年)、『きみはサヨナラ族か』がNHK少年ドラマシリーズで放映される。昭和62年(1987年)、『へびいちごをめしあがれ』で新美南吉児童文学賞受賞。昭和63年(1988年)、『その日が来る』で赤い鳥文学賞受賞。平成3年(1991年)、『ホーン岬まで』で野間児童文芸賞受賞。
December 1, 2011
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