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毎週、金曜日はクリニックとの往復6キロを歩く。 片道3キロなので、40分くらいかかる。結構信号待ちが多い。歩きながら、足の裏に意識を集中する。足の裏に感じる感覚を一歩一歩確かめながら歩く。柔らかい感じ。最初に着地する時の地面との感覚。全体が着地した時の感じ。これが、長続きしない。直ぐに、いろいろな雑念や想念が湧いてくる。10歩くらい、歩くと、何かが浮かんでくる。足の裏に意識が集中できない。常に、何かを考えているんだ、と実感せざるを得ない。それでも、また、足裏に意識を集中させながら、歩く。足裏の感覚は重要なのだ。催眠でもよく足裏の感覚、何処に立っているかを聞く。歩きながら瞑想する庭がワイス博士のセミナーを受講したアリゾナのクロッシングにはあった。日頃、運動不足の自分にとって、一週間の内、一日だけだけど、この6キロの歩行は貴重な時間だし、かつ、精神を空っぽにしようとする時間でもある。 「NPO法人 ほあーがんサポートネットワーク」の11月の例会のご案内です。 テーマは「がん患者さんに心をこめたメディカルアロマトリートメント」です。日本のがん患者さんに積極的にアロマトリートメントをに取り入れ始めた看護師であり、アロマセラピストである所澤講師のお話しと実技です。患者さんとご家族に貴重な情報を提供して下さいます。皆さまのご参加をお待ちしております。
2009.10.31
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ソマティック・ヒーリングをわれわれのグループは、毎週木曜日の夕方から夜にかけて実践している。患者さんがおられる時には、患者さんに行っている。 これは、何度か書いているが、患者さん1人に対して、セラピストが5~8人くらいがかかわる。このソマティック・ヒーリングは、催眠下で行われる。これは6つのプログラムからなり、そのどれを選択するかは、その時々の誘導する人の選択にかかる。その中でも必ず行うのが、ヒプノティック・ムーブメントとゴールデン・サンだ。 ゴールデン・サンは、グランディングの手法だ。集団で行う一番の利点は「ヒプノティック・ムーブメント」だ。 これは、患者さんに、「あなたの体は、あなたの痛みや、不調な部位の症状を取る動きかたを知っている。あなたはどの様に動くか分からない。私たちにも分からない。」とひたすら呼びかける。すると、患者さんは自然と体が動きだす。また、体に触れて欲しいと言う場合には、体に触る。押す、揉む、引っ張るなど、患者さんの要求に答える。 この場合に、単なる体の運動と共に、何らかの感情が湧いてくる事が多い。昨晩のわれわれの仲間での練習会での場合、腰痛に対してソマティック・ヒーリングを 行った。催眠下で、最初は体を動かしていたが、やがて、うつ伏せになり自然とお母さんのお腹の中にいた。そして、お母さんが大きなお腹をして、働いている事。転んでお腹を打った時に、胎内にいた自分もとても衝撃を受けた。外に出たかったが、ここで出たら死んでしまうと、必死に子宮の中でしがみついていたことなどを体験した。そして、子宮の中からお母さんに感謝した。 全てのセッションは50分くらいで終了した。このヒーリングを受けた方は、終わった後に腰が軽くなり、痛みは殆ど感じないと話していた。体の不調は殆どが精神的な面に原因がある。それが、分かると再び腰痛になった時に、その出来事を思い出すだけで、あ~あ、あの事が私の腰痛の原因なんだ、と気づくだけで、痛みは軽くなっていく。不思議だけれど、そうなる。私たちは、練習をしながら、ソマティック・ヒーリングの凄さを感じている。 「NPO法人 ほあーがんサポートネットワーク」の11月の例会のご案内です。 テーマは「がん患者さんに心をこめたメディカルアロマトリートメント」です。日本のがん患者さんに積極的にアロマトリートメントをに取り入れ始めた看護師であり、アロマセラピストである所澤講師のお話しと実技です。患者さんとご家族に貴重な情報を提供して下さいます。皆さまのご参加をお待ちしております。
2009.10.30
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娘が誕生日に贈ってくれたCDが「My Favorite Songs」(葉加瀬 太郎)だ。葉加瀬太郎氏を知ったのは、毎週日曜日の午後11から放映される「情熱大陸」のテーマ曲でだった。この印象的な曲はどんな人が作曲したのかと思っていたら、彼が作ったことがわかった。それで購入したCDが「The Best Track Tarou Hakase」だ。彼の曲は、リズム感に溢れる曲から、ゆっくりとしたバラードまで、いろいろな変化に富んだ曲までバラエティがある。また、ジャズ系からクラシック系まで幅広い。 そして、私が定期的に見させていただいている、同年代の方のブログがある。 既に、現役をリタイヤーされている。日々好日の様な生活をされているが、その視点の置き所に関心している。その方が数日前にセリーヌ・ディオンについて書いていた。映画タイタニックの主題歌を歌った歌手だ。そこに、何曲かYouTubuで紹介されていた。その中に、こんな曲があった。何とディオンの紹介で現れたのが、葉加瀬太郎氏であった。へえ~と驚いた。仕草、演奏、共に世界の葉加瀬なんだ、と感じる。私は葉加瀬氏については殆ど知らないが、イギリスに住んでいて、一年間この一曲のためにディオンの世界ツアーに参加したらしい。元来、ジャズが好きなんだが、この様なCDを聴く事が多くなった。そのブログでの最後で紹介された曲は、あのタイタニックのテーマであった。私はそのライブで歌うディオンもだが、横で縦笛をエレガントで楽しそうに演奏している女性も魅力的だ。
2009.10.28
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イメージをする事は、とても重要であるといわれている。自分がイメージした通りの人間になる。何処まで具体的にイメージできるか?その度合により、実現できる範囲も決まるといわれている。昨晩、NHKの「試してがってん」で記憶の事を放映していた。記憶のいい、悪いは入り口に問題があるのではなく、出口に問題がある。誰でも記憶は脳の入るのだ。脳というコンピューターの中には、チャント覚える事はインプットされている。それを取り出す事がどれだけ出来るかが、記憶力を決める。テレビでは「この実験からわかるように、もの忘れは「情報が頭に入らない(=覚えられない)」ために起きるように思われがちですが、実は一番の問題は「情報は頭に入っているのに、うまく引き出せない(=思い出せない)」ことにあったのです」この様に解説している。更に、記憶に関して調べると脳のある部分の働きがとても大切な事がわかってきたそうです。 それは、脳の「ある部分」の活動に大きな違いがあることがわかったんです! その「部分」は、ACC(前部帯状回)と呼ばれています。脳の前方の内側にある部分です。そして、「最近の研究で、この「ACC」は何かを覚えるときに「どれが大事な情報か」を選択し、それを後で思い出しやすいようにしておく働きがあることが分かってきました」と続きます。ああああそのACC(前部帯状回)を鍛えるのが、イメージなんです。如何にイメージするか。それもより具体的にです。全ての記憶は潜在意識の中にある、といわれています。その潜在意識に取り込む、或いは、取り出す際に、イメージがとても大切になる。つまり、イメージする、そして、それに集中する、潜在意識につながる。これって、まさに催眠状態なんだ。催眠状態を意識的に自分で作り出す事により、記憶、つまり取り出すことが容易になり、しかも、単に取り出すだけではなく、自己実現を容易にする。イメージ力を更に、鍛えよう。しばしば、携帯を家に忘れる、これも家を出る時に、携帯に触れているイメージをしてみよう。 「NPO法人 ほあーがんサポートネットワーク」の11月の例会のご案内です。 テーマは「がん患者さんに心をこめたメディカルアロマトリートメント」です。日本のがん患者さんに積極的にアロマトリートメントをに取り入れ始めた看護師であり、アロマセラピストである所澤講師のお話しと実技です。患者さんとご家族に貴重な情報を提供して下さいます。皆さまのご参加をお待ちしております。
2009.10.27
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通常の西洋医療をしていれば、考えられないようなことが起こる。保険医療を普通にしているのは、医者であり、薬剤師であり、看護師などである。これらの職種がクリニックや病院などで診療をしている分には、何ら問題はない。 所が、体を治すには、これらの方法以外に一杯ある。補完・代替医療と呼ばれる分野だ。この中でも国家資格を持って施術をしている、鍼灸師(はり師およびきゅう師の国家資格を所持している者)、柔道整復師、あん摩マツサージ指圧師などいろいろある。また、カイロプラスティークのように、アメリカ、イギリスでは法制化されているが、日本では法制化されていない。整体も同じく、法制化されていないので、極端な話し、誰でもが看板を掲げる事ができる。 どうも大きく分けると、医師・歯科医のグループ、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師などのグループ、カイロプラスティークや整体やアロマセラピーやホメオパシーなどの無資格グループの三つに分けられる。 補完・代替医療では、この無資格の分野に多くの施術がある。私の行っている催眠療法は、無資格のグループに入る。独学でも、スクールに通っても、特に基準がなく、何時でも開業できる。スクールも特に基準がないので、それぞれの方法で教えている。催眠療法で病気が良くなる事はしばしばみられる。体の不調も、根本原因は心に起因している事が多いから、そこに焦点を当てて治すと、身体的にも回復する。サーノ博士の「ヒーリング・バックペイン」などもそうである。 病院やクリニックで、手術や内視鏡や普通の外来診療をしている時には感じられなかったことが起こってくる。それは、医者はとても守られているという事だ。逆に言えば、それだけ責任があるという事だ。「治す」という言葉を使えるのも、例えそれが治らなくても、医者だと許される。私が催眠療法を勉強している「ホリスティックワーク」では、この医療と非医療の違いをとてもしっかりと教育している。医者は「病気を治そう」という。しかし、催眠療法師は「体の不調の根本原因を探っていこう」などと説明して、慎重に対応する。私の周りにも、この様に医師法などを考慮した対応している人もあれば、どうみても医師法に触れるような行為を堂々としている人もいる。私の様に通常の保険医療の枠からはみ出た医療をしている場合、医療者以外の人たちで健康や病気を対象として仕事をしている人たちとの接点も多い。非資格者が医療行為をしていても、通常は分からない。問題になるとすれば、内部や外部からの告発や、施術を受けた人が施術者を訴えた場合、余りにも有名になり過ぎて当局から睨まれる、などがある。 人の心と体を癒そうとする場合、それぞれの立場をはっきりさせ、そこで各々が特徴を生かしながら仕事をする事が大切だと感じる。 「NPO法人 ほあーがんサポートネットワーク」の11月の例会の案内です。テーマは「がん患者さんに心をこめたメディカルアロマトリートメント」です。日本のがん患者さんに積極的にアロマトリートメントをに取り入れ始めた看護師であり、アロマセラピストである所澤講師のお話しと実技です。患者さんとご家族に貴重な情報を提供して下さいます。
2009.10.27
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昨日の日曜日は選挙と郵便物を出す以外は、一日中家にいた。11月8日の「日本ホリスティック協会」の発表原稿をパワーポイントで作った。4時間くらいかけて作ったスライドが、何と、2枚を残して消えてしまった。パソコンの何処を探しても、無いものはない。憂鬱な気持ちで、夜遅くに作り直しだ。 これと同じ様な事がある。 このブログも殆ど書きあがった段階で、テーマを変えたりすると全てが消えてしまう。今までに何回も消えてしまった。 すると、もう、同じ文章は書けなくなる。いつも感覚的に書く事が多いので、タイトルと内容が食い違う事はよくある。 人との約束が、そのまま果せずにズルズルとのびてしまうことがある。きちっと日付が決まった内容だと、それに合わせるが、何時でもいいような、或いは、日付けが決められない様な内容は、何時か、何時かと気になりつつ先送りしてしまう。昨日の郵便物、依頼された写真をフラッシュメモリーに取り込む、お借りしていた小冊子を返す。気になっていた事が、家にいられたので、全て解決。当面は安心だが、あんまり安請け合いをしない事だ。 そうそう、一つ患者さんを紹介する約束を忘れていた。今日、早速しよう。
2009.10.26
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いろいろな方々との関わりが多くなってきました。それぞれの方が自己実現の為に、方向性が探っている結果だと思います。 催眠療法を体験したい、勉強したい、という方がとても多いです。 時代がその様な流れになって来つつあるのかもしれません。また、クリニックにお手伝いに来てくださっている非常勤の方々もいます。それぞれの方々が縁があり、知り合っています。 その人たちが、自分のしたい事を少しでもお手伝いするのが、自分の役目かと思っています。 なかなか、自分のノウハウを人に伝えるのは、勇気が要る面もあります。エゴちゃんが、そんなに人に教えたら、あなたの存在価値がなくなるよ!!って囁きます。これが、分離感というものだと思いますし、エゴのなさる業だと感じます。人の教える事により、そこに自分のスペースが出来、新たな知識などが入れます。また、自分が前進することも必要です。前進とは、流れに逆らうのではなく、流れを捉えて乗ることなんです。いつも「心地よい・平安」な流れに乗ることなんだ。周りの人たちを見ていると、結局は「人間性」がとても大切に思えてきます。人間性とは、その人から滲み出てくるものであり、意識だと思います。そこが、しっかりしていないと、うまくお互いにつながっていけません。そこが大切ですし、一時的に近づいても長続きしない場合もあります。「その人を知りたかったら、友達を見よ」という言葉からも、そう感じます。縁ある方々を私なりに無理なくサポートする、それが役目の様に感じる。
2009.10.25
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催眠療法をされる目的はいろいろある。がん患者さんの場合には、がんの意味、原因を心の奥底に探る。そして、そこから日常生活をどの様に過ごすか、などを催眠下で行う。 その様なテーマとは別に、今世での自分の存在意義、或いは、マスターと対峙したい、と いうかたもおられる。 40代後半の女性の場合には、過去世を知りたい、マスターに会いたい、というのがテーマであった。ここに載せるにあたり、予めクライアントさんには許可を頂いております。 目的:過去世でどの様に生き、想いを残した事から今世への想い。 臨死体験。ハイヤーセルフとの対峙を体験したい。 誘導:段階的リラクゼーション過去世:7,8歳の男の子、江戸時代。木でできた平屋。名前はケンちゃん。お父さんは、毛のついたチョッキを着ている。しかめっつら。お母さんを感じられない。暗い感じ。冷たい。寂しい。お母さんが感じられない。お母さんは亡くなったのか、何処かに行っていない。妹は4歳でとても可愛い。次の場面:夕陽に向かって立っている。山の上、24歳。チャネラー:年を取って、以前より経済的に恵まれている。生まれた頃は貧しかったが、今は立派な家に住んでいる。苦労をしてきた。母親は亡くなっている。妹、弟もいた。黄色い着物を着ている。クライアント:黄色が見える。精一杯生きて来たので、後悔はない。次の場面:ゆっくりと街を歩いている。みんなが元気で暮らしているかが、気になる。垣根から中を眺めながら歩いている。チャネラー:ケンチャンの周りには、多くの子供がいる。それに関連した事をしている。クライアント:やさしい、穏やかな気持ちで歩いている。周りに余り人がいない。ご隠居。みんなが困らずに暮らせればいい。奥さんがいない。臨終の場面:布団の中にいて、周りに多くの人たちに囲まれている。硬い表情だが、普通に目を閉じている。毅然とした感じがある。辛さは全くない。魂:やれる事は精一杯やった。心残りは感じられない。中間性:光の渦に囲まれている。「身近な人との関わりが感じられなかったのは?」チャネラー:必要ない!! それぞれが、それぞれ生きている。クライアント:もっと暖かさを感じたかったが、時代がそうだった。時代が年々よくなってきている。人との関わりに、余裕がでてきている。紫の色を感じる。「私は今のままでいいの?」紫の光は「このままでいい」という。チャネラー:いいですよ!! 何か不満な事がありますか?クライアント:これといったものはない。人は思うようになる。チャネラー:ありのまま。クライアント:ありのまま、いつもそう思っている。チャネラー:ありのまま、いつもマスターがメッセージを送っているので、感じている。意識がマスターと通じている。それを感じている。いつもあなたはマスターとつながっている。クライアント:困った時には相談する。チャネラー:マスターは分かっている。それに答えている。クライアント:もっと実感したい。チャネラー:今、それをここで体験している。それを感じて。クライアント:そうだ。司会:今感じられますか?クライアント:はい。やっぱりと思う。チャネラー:あなたの心にあるものは、全てマスターに通じている。いいこともわるいことも感じている。常に、あなたと共にいる。クライアント:何か、ありのままで。チャネラー:マスターはあなたと同時に存在している。ライアント:マスターは私が生まれてから死ぬまで一緒?チャネラー:過去から続いている。死んでもあなたと共に居る。マスターもあなたと共に成長する。マスターも同時に成長し、喜ぶ。あなたが、私に帰ること。あなたが気づいて私に通じている事をとても喜んでいる。私が送るメッセージをあなたが受け取ってくれる。ここに一緒にあるという事。常に問いかければいい。そうすれば、喜んで答えてくれる。 クライアント:配偶者や親とのかかわりは? チャネラー:それぞれの魂が関わりたいから、関わっている。関わりたくないものは、関わらない。それぞれの魂の成長の為に、いろいろな関わりあいを持っている。クライアント:それが、私の課題。チャネラー:マスターが「ありのまま」、あなたの内から湧き出るものに、従えばいい。ありのままに生きる。クライアント:質問したい事は? やっぱり。チャネラー:何の問題もない。マスターとクライアントの間には何の問題もない。 終了後の感想私とクライアントさん、それにチャネラーの人が加わると、展開がダイナミックになる。今回のクライアントさんは、催眠下のイメージで、これでいいの、このイメージでいいの、という不安感が常に伴っていた。それでも、チャネラーと一緒に催眠の世界を堪能された。特に、この場面は圧巻だった。チャネラーはクライアンさんの質問に瞬時に答える。「クライアント:もっと実感したい。チャネラー:今、それをここで体験している。それを感じて。」 その他にこんな話しも出た。マスターも私たちと一緒に成長するんだ。私たちは成長する事をマスターも喜んでいる。関わりあいを持っているけれど、人はそれぞれを生きている。マスター同士もつながっている。ありのままに生きるようにしてきた。 クライアントさんは、ご自分のマスターを感じられ、日頃自分が思っているマスターとのつながりを確認出来て、とても満足されたようだった。
2009.10.24
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ガストン・ネサン氏が創られた、「714X」は免疫力を高める薬剤です。注射をする事により、自分の持っている自然治癒力を高める、その結果、自分自身でがんが存在する必要がない状態に導きます。 714Xは右ソケイ部の直上の下腹部の直径1センチくらいの場所の皮下に自分で注射をする事を原則としています。この注射は痛いといわれています。だから、注射の代わりに別の方法を用いている医師もいます。ネサン氏は、この決まった部位以外に注射をする事も否定していますし、まして、注射以外の方法で用いる事は714Xの効果を発揮できないと、強調しております。 確かに注射をするのですから、細い針を用いたとしても生身の人間は誰しも痛みは感じるのです。注射を始めるには、正しい手順を踏まなければなりません。第一が注射をする部位を中心として、よく冷やす事です。時間をかけて、皮膚がピンクから薄赤色になるくらい、よ~く冷やします。ついで、注射をする時間も8~12分とゆっくりと注射をします。抜針後は、やはり最低10分間は同じ部位を冷やします。単純にこの行程だけで30分はかかります。耐えられない程の痛みを感じる方は、この操作をしっかりやっていない人に多くみられます。 この注射は、ご自分が静かな、落ち着いた雰囲気の中で行うのがベストです。それぞれの人が工夫をしながら、注射をしています。例えば、小さなお菓子を保冷する、パックを注射部位にあてがって、注射をする人もいます。冷やす時間も注射も原則を守れば、様々なバリエーションがあります。それぞれの人に合った方法が、注射の回数を重ねるごとに見つかります。自然と工夫をします。 痛みがひどくて、という事を聞いて私は感じることがありました。成るほどそうかもしれない、と。 それは、クリニックや病院などで、医師や看護師さんから注射を受ける場合にです。冷やし方や注射の速度にしても、自分で確かめながら行う方法より、どうしても機械的になる傾向があります。10分かけて、少しずつ注射をするのは、根気が要ることです。また、冷やし方も、医療者が中心ではその感覚が分かり難いのです。あくまで、患者さんご自身が感じて工夫する事により、痛みを克服できるようになります。ある種の精神修養にもなる、と仰る患者さんもおられます。静かな環境で、ご自分の注射の部位に精神を集中することにより、瞑想状態に入るのかもしれません。 どうも日本で714Xは痛いという通説は、導入した医師が714Xをネサン氏が述べている様な自己注射で、正しい過程を得るという事をしないで、医療者自身や医療者が患者さんに注射をした為に、起こったと考えられます。 正しい使い方をしないで、効果を云々しても始まりません。714Xはガンに効く万能薬ではありません。その方の状態次第では、免疫が強化される前に体力を消耗してしまう患者さんも無論おられます。更に、多くの患者さんに使用して頂かないと、治療成績についての結果を出せませんが、手応えを感じているのは事実です。
2009.10.23
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単純な「心地よく、平安」という言葉。 なんていう事もないような、これらの言葉には凄いパワーがある。言葉そのものは、穏やかだし、エネルギーに満ちているとは思えない。でも、この緩やかな、安定して、調和の取れた感じが、「タオ」の世界かもしれない。「俺が、俺が」の世界とは異なる。 静かな世界だ。調和が取れている。争いがないから、ゆったりとしている。 このゆったりしている言葉に乗って、流れていけばいい。時々、忘れてしまって不安定になったら、気づくだけで大丈夫。また、元に戻る。 いつも、この「心地よく、平安」を意識しているだけで、自分を見失わない。ただ、ただ、流れに乗る。そう思っていると、穏やかな一日が始まる。
2009.10.22
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一昨日、京都に行った時にも、「笑い人」にお会いした。 笑い人を意識したのは、9月に福岡にソマティック・ヒーリングのワークショップでお会いした女性だった。今までも、この様な笑いが自然にこぼれ出るような人に会ったことはあるだろう。 とても意識したのは、その福岡での女性だった。その女性とは、笑いについて何の話もしなかった。 一昨日お会いした「笑い人」はご自分のことを「ヒロ」さんと呼んでくれ、と言った。ヒロさんは、私の話しを聴くために芦屋から京都に来られていた。講演の後に予防医学国際セラピー協会の梁瀬理事長のサロンに、ホルミシスのためのサウナの様な施設を作り、最近、そこに来られたがん患者さんの陰影がとても小さくなった話しを伺って、会の終了後にお願いして、サロンでホルミシスを体験させていただく事 にした。 解散後に理事長さんと歩いていると、前を男性も帰るところだった。理事長さんがその男性に「サロンに来ない」と声をかけた。その男性と一緒に三人でサロンに向かった。そのサロンは京都の北にはずれに近い所にあった。タクシーを降りたときに、その男性「ヒロ」さんはちょっと待ってて、と立ち止まった。まさに、太陽がビルの陰に消えようとしていた。その太陽の光を浴びながら、ヒロさんは私の体を左右に或いは羽交い絞めにするようにした。すると、確かに姿勢が安定して、横から押されても動かなくなった。地面に足がしっかりと着いた感じだ。ヒロさん曰く「これで太陽のエネルギーを一生利用できる、太陽の光を浴びれば、私の体のなかで光合成が起こる。だから、太陽に感謝をすればいい」と。そのホルミシスの部屋は、檜作りで新しい。木の香りがとても心地よい。大人二人がゆったりと寝られるスペースだ。洋服のまま、ヒロさんと私はその中に入った。レンガが壁に埋め込まれていて、そこから丁度良い放射線を発しているという。二人でノンビリと話しをした。床にはヒーターが入っていて、気持ちがいい。ヒロさんは、神主さんだ。いろいろな事をされた人。お花、ハングライダー、雅楽、本職は「人の体に太陽のエネルギーを通す役目」だ。そのヒロさんは、いつも笑っている。顔そのものが、笑顔に出来ている。笑顔が滲み出ている。本人もいつでも笑うようにしている、と話していた。整体?をする時も、ハワイアンダンスやフラメンコを踊る感じで、クライアントさんを笑わす事が大切だと話す。芦屋婦人は、なかなか笑ってくれない、でも、大笑いをさせるのが、楽しみであり、癒されるのだそうだ。梁瀬理事長も、不思議な体験をされている人、笑い人のヒロさんも正体不明の楽しい人。ヒロさんと地下鉄で京都駅に向かった。駅に着く直前に、ヒロさんは私の背中に手を当てて、ここがシコッテいる、と言って、ヒューと声を出しながら、私の背中に触った。反対側の背中もその様にした。隣りに座っていたご婦人が気づいて、「何の先生ですか?」と聞く間もなく、終着駅。その婦人も、自分もして欲しいといった感じだった。 昨日も今朝も妙に体が軽いし、楽だ。ホルミシスの効果、それともヒロさんの効果、相乗効果かもしれない。そう、ヒロさんは、いつも笑っていた。な。
2009.10.21
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京都府庁 美しい建物昨日は京都にある「予防医学国際セラピー協会」のお招きで、3時間くらいお話をさえて頂いた。場所は京都府庁の中の一室。府庁の建物はとても古くて趣があり、昔の大学に来ているような感じだった。3時間、一人で話した経験はなかった。原稿なしで、ただ、その場で感じた事を話して3時間持つだろうかという、不安もあった。ワークや質疑応答も含めて、チャント時間をこなせた。関係者の暖かいもてなしが、可能にしたのだと思い、感謝です。話しも30分、60分、80分とだんだん長い時間を話す機会を貰うのは、丁度、走る距離が長くなるのに徐々に慣れるような感じだ。 その府庁の入り口にある「京都議定書」が目に付いた。この文章の中ほどに「今と生きる私たちは、ものの豊かさや、便利だを追求するあまり、自然と共に生きてきた先人たちの知恵や工夫を改めて思い起こし、今こそ一人ひとりの生活や社会のあり方を見直せなければなりません。尊い命を育んできたこの母なる地球をしっかりと未来に引き継ぐ事私たちの責務であります。」と書かれている。1997年12月24日付けのこの文章の意味は、これからも益々重く、輝くだろう。
2009.10.20
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昨晩は午前3時の帰宅。これから、日帰りで京都に行きます。 新幹線で寝過ごさなければいいと思っています。 エネルギーは一杯頂いたのですが・・・・・・・いろんな方との出会いが循環して、渦の様になり、更に螺旋状に上昇しているのが、感じられます。今日も、穏やかで、平安で、ゆったりとした一日を過ごしたいです。
2009.10.19
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今日は「新月」だそうだ。 新月、月は出なくても、新しい出発になる日だそうだ。その日を意識して、ある人の家に呼ばれた。夜に伺う予定。 「神が望むこと」(ニール・ドナルド・ウォルシュ、サンマーク出版)の最後に、印象的な文章があった。この本は31章よりなるが、その30章に書かれた文章だ。 ある日、わたしは師である<マスター>と道を歩いていた。するとヒゲぼうぼうで悪臭を 放つきたならしい男が力ない手に空の酒瓶を持って、建物にもたれて座りこんでいた。「神の恵みがなければ、あれはわたしだったかもしれない」わたしはつぶたいた。すると師はわたしを見て言った。「いや、神の恵みのおかげで、あれはあなたなのだよ」わたしは理解できなかった。師は説明してくれた。「自分の外側に何かを見るとき、決して自分と切り離さず、それと溶け合いなさい。それとひとつになりなさい。あなたはすべてとひとつなのだから。分離という考えを自分にさせないこと。あの男を見たら、『あれは酔っらっているわたしだ』と言いなさい。映画スターを見たら『あれは有名なわたしだ』と言いなさい。草を見たら『あれは草であるわたしだ』と 言いなさい。どこにも自分自身を見つづけること。見て、『あれはわたしだ』と言いなさい。毎日そうしていると、三か月もたてばまったく違った生命/人生の姿が見えてくるよ」そこでわたしは実行した。頭のなかでそういい続けながら歩いた。何かを見たら、自分に言う。「あれはわたしだ」ある日、友人といて、「あれはわたしだ。あれはわたしだ。あれはわたしだ・・・・・・・・」すると友人がさえぎって言った。「違う、そうじゃない。あなたはあなたでしょう」わたしは答えた。「ほんとうはそうじゃない。究極の現実ではそうじゃないんだ。この幻想の世界、ここではわたしは『わたし』だが、究極に現実ではわたしはこの『わたし』で、あれもわたしだ」 友人はきょとんとした顔でわたしを見た。わたしは言った。「いや、ほんとうだよ。あれはわたし・・・・・・・・わたしなんだ」そのとき、背すじがぞくぞくした。ふいに神が歩きまわりながら、ひとつひとつを指差し、信じがたい顔をしている世界に向かって、「あれはわたし、わたしである」と告げる姿が浮かんだ。その瞬間、わたしは解放された。さあ、今度はあなたが解放される。 わたしたちが、一つである。言葉でわかったつもりでも、腑に落ちない。これを実践すれば、何かが変わるかもしれない。この文章に魅かれたのは、月に一度行く、桜木町のボランティアをしている会場の近くで高架線の下にいる薄汚いかっこうをした人を思い出したからだ。その人は、寝ている時もあれば、じ~と立っている時もある。別にお金を貰うための、受け皿などは置いていない。ただ、黙って立っているか、寝ているだけである。妙に魅かれる。 一度、話してみたいと思っている。この文章を読んで、その情景が浮かんできた。「あれはわたしだ」
2009.10.18
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真夏の頃、オ・ホポノポノのセミナーが東京であった。その時にお会いした催眠療法もされるIさんが、「牡蠣の季節になったら、牡蠣を送りますからね」と言って下さった。更に、別の会でお会いした時にも、同じように言って下さった。 先日の朝、突然、そのIさんから電話があった。「牡蠣を送るけど、住所はクリニックでいいの?」と。クリニックは開いている日でなかったので、自宅に送って頂くことにした。その日の夜、帰宅すると既に牡蠣は届いていた。関東地方で牡蠣が採れる所はあるのかな~ 送り主の住所を見ても場所が良く分からない。兎に角、書かれている携帯に電話したが、つながらない。送って頂いた、牡蠣はフライにした。身が大きくて、とても美味しい。 家族で「今まで食べた牡蠣の内、一番大きくて、身が詰まっていて美味しい」と話しながら食べた。「それにしても、一体、この牡蠣は何処で採れたのかな?」と。ようやく、数日後にそのIさんに電話がつながった。Iさんは、江東区に住んでいる。「この美味しい牡蠣は、何処で採れたんですか」と、お礼の電話の時に聞いた。「多分、三陸の方だとおもうけど」と曖昧な返事だった。一体、この美味しい牡蠣は何処からやって来たのだろう?答えは意外だった。Iさんが「私、築地の魚河岸に務めているのです」と。「この時期、美味しい牡蠣が入るので、送りました」と。それで、謎が解けた。そうか、魚河岸から美味しい牡蠣を送って下さったのだ。それにしても、あの美味しかった牡蠣は、何処で採れたのだろう?
2009.10.17
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降圧剤や抗高脂血症の薬を飲んでいる人たちは多い。一体、60歳以上の日本人のどの位の%の人たちが内服しているのだろうか。また、高血圧の基準が随分と変わって来ている。西洋医学的な普通の医者は、高血圧のガイドラインに沿って、検査、処方する。血圧も正常血圧とは130mmHg~85mmHg以下である。また、正常高値血圧など、理解し難い言葉もある。「高血圧心配症ですよ!」(松本光正著)にも、降圧剤を内服することにより、脳梗塞が増える、結果として寿命を縮めてしまう、と書かれている。 高脂血症についても、しかりだ。 岡本 裕先生も「9割の病気は自分で治せる」でも同様な、薬漬けの現代の医療システムについて触れている。この人たちは、決して薬を飲む必要がないと言いっ放しではない。自分自身で健康を管理する。健康的な生活、生活習慣の改善は必要ですよ、と述べている。 ここで、常識を働かせてみよう。一体、私たちはそんなに薬を飲まなければならない様な社会に暮らしているのだろうか。ごく自然の食べ物を食べ、普通に暮らしている事が危険なのだろうか。特に、自覚症状のないのに、検査だけで薬を飲むのは、いかがなものだろうか。普通の生活をしている人たちが、そうむやみやたらに薬が必要になる筈はない、と勝手に考えている。 常識的には、そう思わざるを得ない。何処か、歯車が狂っている。それは、製薬会社のせいだとか、医療が薬を処方しないと成り立たないとか、理由はあるだろう。 でも、このままだと皆が病気にさせられてしまう様な気がする。私たちは、自分の健康に関して、もっと常識を働かせてもいいのではないだろうか。薬を安心代として飲んでいる人も多い。降圧剤を飲みながら、自分で血圧を測っていない人が多い。飲むなら、チャント血圧を測定したら、と言いたくなる。 普通の食生活をし、普通に睡眠と取り、適当に運動する。そんな生活をしていれば、薬に頼らなくてもいいのでは。或いは、多少血圧が高くても、コレステロールが高くても、それがその人の適性な数値であり、ガイドラインの値から少々ずれても何ら問題がない様に思う。人は皆、違っているのだから、それぞれの適性値があり、その判断はどれだけ自分の身体に目を向けるかだろう。
2009.10.16
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ソマティック・ヒーリングの応用編として企画した「セルフ・ヒーリングの会」も無事に終わりました。ソマティック・ヒーリングについての説明、 昨日のセルフ・ヒーリングのテーマであった「眼精疲労」についてのワークのデモンストレーション、それから、グループに分かれての実際のワーク、エステシャンによる眼精疲労のとりかた、質疑応答と充実した2時間でした。 体の声を聴く。 体に感謝する。 これらは、日常的な事なのだが、実際に、なかなか意識できない。それを皆でワークする事により、体の自然な動きの中で自分の体を感じる事ができる。また、この手技は普段の生活の中でも簡単に自分自身で出来る。この様な会を通じて、ソマティック・ヒーリングのよさを知って頂けると、少しずつであっても広まっていくだろうと感じた。
2009.10.15
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先日も書いたけれど、魂は生まれる前に今世での課題を決めて生まれてくるという。そして、今世での課題を終えたら、それが出来たにしろ、出来なかったにしろ、また、肉体はお返しして、魂の世界に戻る。そしれ、それを繰り返す、それが輪廻転生だといわれている。 これが、真実か否かは分からないが、チャネリングやリーデイングで多くの人たちが云っている。 その課題はポジティブな面だけではなさそうだ。自分はこの様な事をして、社会に貢献するという、前向きな課題もあるだろう。 それとは別に個人的に解決しなければならない、一見辛い課題もある。この辛い課題に直面した時、自分は今、その課題に直面しているのだと思えるだけで、展開は異なってくるのだろう。課題の大部分は「エゴ」に起因している。 だから、それらは自分の本質の部分ではなく、私の身の回りについている状況なのだ。その状況が私を悩ます。その状況が無くなると「私はわたし」になる。賢者達はしつこく、自分の内側に入りなさい、と指摘する。それは、その私の状況から離れる事であり、自分の本質を感じなさい、という事なのだ。そのために必要なのは、自分自身にパワーを与える事だ。そのパワーがグランディングであり、宇宙や地球とつながった自分を感じる事である。その上に自分に対する「愛」が必要となる。悩みを抱えている人の殆どが「自己愛不足」に陥っている。自分自身がしっかりとした上での他人に対する奉仕であったり、愛ではないかと思う。だから、マザーテレサも早朝から黙想や祈りを行って、自分自身をみつめていたのだ。 本日は午後からセルフ・ヒーリングの会がある。どんな内容であり、出会いがあるか、楽しみだ。
2009.10.14
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昨日は「ほあ~がんサポートネットワーク」の会には、スタッフも併せて30名以上の参加者があった。 講師の大石様もエンジェル久美さまも、がん体験者であり、その実体験からの話しをして下さった。西洋医学のいい点を行いつつ、自分を見失わない医療。自分が主体の医療。自分で治すいう覚悟が必要だとはなされていた。そし、核になる何かも持つ。それは、個人個人により異なり、物であったり、人間であったりす。人は変容する事が大切だ、と話された。がんは自分で作ったのだから、自分で治せる、これも基本的な考え方であり、実践されている。二人の講師の考え方が一致しているので、聴いている人たちも一貫性のある話が伺えた。それにしても、エンジェル久美さんの歌声は素晴らしく、心に響いた。
2009.10.13
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「納棺夫日記」を読んだ。 この本を読むきっかけは、11月8日に「2009日本ホリスティックシンポジウム:いのちの旅」で少し話しをさせて頂く事になっている。このシンポジウムの主要な個所は、帯津先生が納棺夫日記の著者である青木新門氏との対談にある。後半のパネルディスカッションは、当然、この前半の対談もテーマになる。だから、予め映画の「おくりびと」とこの本は読むようにとの事であった。 私は医療に関するドラマは殆ど見ることがない。ノンフィクションの内容なら、見る事がある。現場の重みに対して、ドラマで同じ様な体験をしたくない、と思っているだ。「おくりびと」は9月の連休に放映されたので、見る事ができた。美しい内容の映画であった。涙ぐむ場面も何回かあった。 チェロでいい楽器だと、改めて感じた。ただ、死を忌むべきものとは思っていない。病院の霊安室は大体、地下の片隅にあり、そこあら、裏門に通じていて霊柩車でそっと旅立つのが常識的だ。薄暗い廊下で、ご遺体をご家族を何度お見送りしただろう。死を忌み嫌うのは、そこに得体の知れない恐ろしさを感じるからだろう。今でも、お通夜から帰ると家の中に入る前に塩を振りかけたりする。誰でもがその一生を生き抜いたのだから、堂々と病院の玄関から、そこにいた人たちに見送られて家路への迎えないのもだろうかと思う。しかし、そんな事はあり得ない。著者の青木氏も指摘している。近代医療は治す事が勝利する事であり、死んでしまったら敗北なのだ。敗者が堂々と通る訳がない。ところが、私の一時期非常勤としてお世話になった「衣笠病院のホスピス」は玄関から堂々と家に向かわれる。そこしか出入り口がないからかもしれないが、それだけではない、意味があるように感じる。その玄関の自動ドアは人が誰もいないのに、開いたりすると看護師さんが教えてくれた。「納棺夫日記」を読んでいて、涙は全然湧いてこない。むしろ、哲学書、死生観について書かれた本だからだ。今度は別の意味で引き込まれた。映画とは内容も異なる。こちらが面白いし、参考になる。死は魂が肉体を離れた事であり、肉体は、そそうにされなければ、普通でいいと思っている。いい棺も素敵な戒名も必要でない。その人の生き様が大切であり、儀式を重んじても体裁が主になってしまう。催眠療法で体験される過去世での死は、どんな状況で亡くなっても、死に際に苦しいと感じている人はいないし、魂の段階では、静かに自分の肉体を見下ろしている。納棺夫日記はもう一度読み直そうと思っている。死後の世界について、殆ど触れられていないようだ。光を感じる、光に包まれる、そこから先の世界だ。外の世界が違って見えることは誰しもが程度の差こそあれ経験しているのではないだろうか。ある朝、外の出たときに何時もの景色が全く、違ってみえる。鮮やかに全てが見える。この感覚は、丁度写真を撮るのに、鮮明に見えるフィルターをかけて写真を撮った様に、 鮮やかな色彩で見える。これが、青木氏の言われている景色と同じかどうか分からないが、確かにある。死ぬ事を意識した時に生がみえてくるのだろう。エックハルト・トールは「You die , before you die」と書いている。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。多くの申し込みありがとうございました。どんな会になるのか、楽しみです。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取ります。 おかげさまで、満席となりました。
2009.10.12
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昨日の朝、いつも仕事の途中に寄る「恩田川」から見えた景色。空の色が薄くなっているが、緑色と青色を混ぜたような感じの色彩に何故かとても魅かれる。特に飽きずに何時間でも眺めていられるのが、沖縄の慶良間諸島の中の座間味島の周囲の海の色だ。 二枚の写真の色彩は余りにも異なるが、下の写真の海の色。何で自分がこんなに、この色に魅かれるのか、催眠療法で確かめたい。それに、イルカやアザラシにもとてもひきつけられる。 ホメオパシーの先生とその事を話していたら、イルカのレメディがあるよ、と教えてくれた。 ネットで調べると「ドルフィンソング」というレメディが確かにある。ドルフィンソング(イルカの歌声)というレメディーは、バイタルフォースを保護する、化学療法で傷ついたバイタルフォースを修復する、ということでいろんなことに使えそうですね♪どうも私の中にある癒しとこの青・緑色が関連しているのかもしれない。無性にこの色で癒されるという事は、何処かでこの色とつながっている。この色で穏やかに、やさしくなれた時には、自分にも人にもやさしくなっている。ヒーリングの特徴は、ヒーラーの人が解決していないと、クライアントさんも解決しない。だから、セラピストはさかんに「自分を見つめなさい。自分の問題点を逃げないで、見つめなさい」と云われるのだ。今日の講演会は、最初から最後まで質疑応答で行われる。初めてなので、どんな展開になるのか分からないが、楽しみだ。10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取ります。おかげさまで、満席となりました。
2009.10.11
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よく私たちは、今世は魂が地球という学校に学びにきていると、言われる。わたしたちにとって、いろいろな体験は全て学びであると。そして、今世で生まれる前に、それぞれの役割を決めてくる。特に、ソールメイトと云われる人たちの間では、いじめる役、いじめられる役などを予め 決めてくると云われている。その事は生まれてきてからは、覚えていない。だから、自分にとって、憎いと思える人は、その役割を果しているに過ぎない。既に、その役割は誕生する前に決めてきたのだという。その様な考え方に基づくと、自分にとって(エゴにとって)不都合だと思える事も含めて、全て学びなのだ。 学びの中にも、大きな「テーマ」があるらしい。どうも、それが「コアー・ビリーフ」と云われるものに、一致しているのではないかと感じる。幼少の頃に、両親や近親者、或いは、先生から与えられるのだ。「私は愛されるに値しない」、「私は物事を完璧にできない」などのテーマを与えられる。或いは、テーマに気づくと言ってもいいかもしれない。 その大事なテーマを成長過程で体験しているのだ。そのテーマに気づかずに、エゴで一生を終えてしまうと、体験は殆ど生きてこない。また、同じ事を繰り返して勉強するようになるかもしれない。その事に気づいて、修正していくのが、修行ではないだろうか。それに気づけば、決して辛い修行ではなく、むしろ、楽しい修行かもしれない。「ほらほら、また、テーマが出てきたよ。この体験を学ぶためにいるんだ!!」と思えれば、見かたが全然違ってくる。そんな自分を見つめるもう一人の自分がいる。それが、今に生きる事につながるのだろうし、エゴに振り回される事もなくなる。これも一つの考え方、とらえ方なんだ。腑に落ちると、流れにスムースに乗れるようになる。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取ります。おかげさまで、満席となりました。
2009.10.10
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私たちの思考はどうしても過去・未来にいきがちだ。今にいるのは、意識しないと難しい。まして、永遠を感じるのは難しいようで易しく、易しいようで、難しい。永遠を感じるのは、永遠なるものを見たり、接したりする時だろう。例えば、自然の美しさに永遠があるだろうし、美しい音楽や絵画にも永遠があるだろう。私たちの中にも永遠はあるのだろう。それを如何に感じるかだ。 マサコさんが、堀澤さんのCDを送ってくださった。マサコさんの推薦する本やCDはいつも外れがない。今回は買いそびれていたら、CDがやって来てくれた。その澄んだ音色は、心の奥に入ってくる。早速、セッションの際のバックミュウジックとして使わせていただいた。もしかしたら、アンフィニさんの絵も来るかもしれない。ふと思った。好きなハーブティを横に置き、ゆったりと座れる椅子、静かに流れる音楽、目の前には アンフィニさんの絵、そんな中に身を置いたら、リラックス出来、心も体の緩んで、永遠を感じる事が出来るのでは、と思えてきた。瞑想が思考を離れる事を目的の一つにしているなら、私たちの五感を永遠を感じる所に置けば、自ずと思考が邪魔をしない世界に入れるかもしれない。目、耳、体感、これらを出来るだけ、永遠の状態にして、そこでただ佇んでいればいい。そんな環境を作ってみたい。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取ります。残り1席です。
2009.10.09
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魂の領域までの医療は偶然にいける事があっても、そう遭遇する機会はない。三人による催眠療法。患者さん、セラピストの通常の二人の催眠療法に加えて、高次につながる事が出来る仲介者も一緒に催眠に入ることにより、より深いレベルでの催眠を可能にしている。仮に、ヒプノチャネリングと名付けている。そんなセッションを患者さんの許可を得たので、紹介したい。 患者さんは30代後半の女性。再発がん。 段階的リラクゼーションお花畑:黄色い花、孤独で寂しい。 過去世:12歳のピンクの着物を着た少女。一人、誰もいない。父と母。自分像は、いつも人の顔色を伺う、オドオドしている。人の痛みが分かるが、何時も人の事を考えている。名前は「あずさ」 次の場面:家の中、お母さんが弟か、妹を背負っている。お母さんは赤ちゃんの世話で大変そう。 次の場面:20歳、習字、一人。落ち着く。その後、場面は進展しない。 仲介者:過去世に関係ない。 あずさ:誰とでも話したくない。 患者さん:どうして私だけ病気なの?楽になりたい。心配事が無くなったら、家族の皆が元気なのに。お母さんも、自分のことを心配するから、体を壊す。そう思うと、自分も苦しくなる。 仲介者:あなたが愛されているという事を知って欲しい。 患者さん:自分は何処でも愛されていない。 仲介者:あなたは、母親を越えて愛されている事を知って欲しい。もっと、大きく愛されている。自分を愛していないから、体にきている。自分を愛す。あなたはとっても愛されている。自分を愛して欲しい。この病気で気づいて欲しい事は"自分は愛されている"という事が、一番の目的。愛を知って欲しい、知って欲しい。 患者さん:あなたは誰? 仲介者:私であり、全て。私はあなたを愛している。あなたは完璧。強い愛。 患者さん:一番大切なことは? 仲介者:自分自身を愛すること。それが周りを愛すること。家に帰り、あなたは愛を感じて欲しい。愛を感じるとあなたは暖かくなってくる。不安を感じる事はない。常に、愛を感じる。 患者さん:自分を愛するという感覚がない。 仲介者:目の前に綺麗なボールがある。あなたの愛が全て詰まったボール。好きな色で満たして、あなたの中にそのボールを入れてください。愛のボールを自分のお腹の中に入れてください。 患者さん:とても暖かいです。 仲介者:あなたは愛で満たされます。私はあなたにボールを差し上げました。これはあなたへのプレゼントです。常にイメージして、あなたは愛で満たされています。どんな時も愛で満たされています。どんな不安も、 仲介者:ボールをイメージして体の中に入りましたか? 患者さん:はいできました。 仲介者:どんな時にも、そのボールはあなたの中にある。 患者さん:母親が自分が亡くなった時の悲しみが浮かぶ。自分は生きられるか? 仲介者:自分が亡くなった時をイメージするのは止めなさい。あなたは今生きている。これからも生きていく。未だ、生きている。これもしたい。あれもしたいと生きる。あなたが亡くなるのか、誰も決めていない。あなたが決めます。だから、自分のやりたい事をイメージして下さい。不安があってはいけません。今、あなたは愛を知りました。 患者さん:不安をどうして愛に変えるのか? 仲介者:あなたから、不安や心配は離れた。これからのあなたには不安はない。愛しかない。あるのは光しかない。愛しかない。あなたが、それに気づけば自分の周りも気づきます。全てが愛で満たされる。何の心配もない。 患者さん:心配が出てきたらどうするの? 仲介者:心配が出てきたら、先ほどのボールを使ってください。そのボールには全ての愛が詰まっている。家族にもそのボールを少し分けてください。あなたはもう心配する必要はない。家族も心配する必要は無い。 あなたが、自分を癒せば、家族を癒す事ができる。うん。大丈夫。今どんな感じ? 患者さん:分かりました。十分に愛を感じます。 仲介者:常にあなたと共にある。これで、患者さんも質問も無く、仲介者さんからのメッセージも終わり、終了した。 終了後の会話仲介者:今世では、あなたは、自分が愛される事を感じるために生まれてきた。今世はただ愛を受け取るためで、心配をかける事を気にする必要はない。病気になって親不孝だと思わなくてもいい。患者さんが「お母さん。病気になってごめんなさい」と言ったことがある。お母さんは、あなたの面倒をみるために、今世にいる。今まで手がかからなかったので、もっと、心配をかけてもいいんだよ。 母や周りの愛を感じる事が自分を愛すること。心配には、愛のボールをイメージする。家族が心配したら、そのボールを分けると、家族の心配も軽くなる。母親にとって、愛情を与えるのが今世での学び。愛を受けたいと思っているのも、それも学び。 仲介者さんのその後のコメント「今日は『病気』が悪いものだという考えが間違っていたとわかりました。カルマによるものだと私は考えていました。ですが、彼女の病気が愛を知るため、お母さんにとっても愛を与えるため、家族が愛を体験するためのものだと思いました。 魂に時間は問題ではないのでしょうか。誰しも病気は歓迎できるものではないですが、気付けば得るものも大きいですね。愛を体験なんて魂の究極です。彼女がそれを課題に今世きていることに私は尊敬してしまいます。」 この様なセッションに立ち会えた事に感動を覚える。患者さんも途中からず~と涙を流されていた。誰もが、今世での課題を持って生まれてくる。それを体験するために。その領域での内容のセッションは意義を感じるし、患者さんにもきっと役立つと思う。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を
2009.10.08
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体をみた場合、病気の根源は「免疫」にあるといえよう。こころの源は「魂」にあるといえよう。病気をそれぞれの疾患で捉えると、いろいろな治療法がある。しかし、それらの根源は免疫にある。 その免疫が分かり難い。指標があっても、変動し易かったり、免疫の本態がわかりずらい(少なくとも私にとって)。例えば、体温が1度上昇すれば、免疫力が37%上がるという説がある。 何を根拠にしているのか、分からない。 こころの源は、魂にあると思う。日常では、感情と思考に左右される生活をしている。エゴの世界といえるだろう。エゴの世界は自分でも意識をしていると、容易に感じられる。しかし、魂となると感じるのが難しくなる。一番奥底にある、「源」はとても大事なのだが、見え難い、感じられ難い。その場所は、山で言えば、その中心であり、湖で言えば、湖の底に当たる部分だ。ここは、内側に入って感じる部分だ。そこは、トンネルを掘ったり、潜っていけば、到達できる場所なのだが、その様な形で理解できる場所ではない。感じる世界だ。私の意識が何処に向かっていて、何を感じるか。また、浮かんでくる嫌な感情、恐怖、妬みなどとどう対峙するか。免疫も最終的には血液のデータではなく、湖の底に潜ったからといって分かる訳でもなく、それらは、自分のこころの奥底にある。だから、しきりに自分の内側に入りなさい、賢人たちは指摘する。そこを如何に感じるか。気づきが大切だ。誰でもが、そうしようとすれば出来るのだろう。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を
2009.10.06
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3人で行う臨床実験的な催眠療法は、その後も少しずつ症例を増やしている。これは、通常の催眠療法に、もう一人被暗示性の強い方にアドバイザー的な役割で、一諸に催眠に誘導する。セラピストとクライアントさんとのセッションは、通常の催眠療法と、何ら変わる事がなく進めて行く。 その途中で、こちらから質問する事は先ずない。進む大事なポイントでは、どうするかを提案というより指示する。こんな具体的にはこんな具合だ。 過去世に行き、エーゲ海のある場所のお姫様。二つの箱があった。その箱を開ける鍵を、そのお姫様は持っていた。たまたま、その一つの箱を開けてしまった。そのために、お姫様自身と国が変わってしまった。 お姫様の心身の不調と国が混乱したのは、お姫様が片方の左にある箱の蓋を「鍵」で開けてしまったからだ。この場面で、クライアンさんに「どうしたらいいのか」と尋ねても、答えはない。私は、この蓋の開いた箱を何とかすればいいのかと考えていた。すると、アドバイザーは「右の箱の蓋も鍵で開けなさい」と言ってきた。クライアンさんは、「右の箱の蓋を開けるのは怖い」と言って開けない。何とか、励まして、その鍵を使って、蓋を開けた。開けた途端、左右のエネルギーが中和して、バランスを取り始めた。何十年と抱えて来た、このエネルギーのアンバランスが修正し始めた。それは、身体的にも、精神的にも顕著になってきた。体を自然に動かす。盛んに、左腕を特に動かす。これは、まさに、ソマティック・ヒーリングの時のヒプノティック・ムーブメントだ。その後も、今まで抱えていた問題点が浮き彫りにされてきた。余りにも偏った考え方を持つと、日常の生活から乖離してしまう。また、何かを追い求め続けると、そこには執着が出る。バランスと公平。この二つがキーワードとなり、クライアントさんはどんどん癒されて行った。そして、私たちは、一人ひとりが特別な存在であり、かけがえのない存在であることを、確認した。 最後の場面では、クライアントさんとアドバイザーの間での、質疑応答となる。クライアントさんが、アドバイザーに自分の生き方、価値感について質問をすると、アドバイザー役の人がそれに回答する。いつも的確な回答をする。分からない時には、分からないと答える。それは、回答が分からないというより、あなたのこれからの考え方で変わっていくので、結論は分からないと言った回答の仕方だ。回を重ねるごとに、スムースにセッションは進む。アドバイザー役の方の心身の状態も気になる。一時期、セッション中に痛みなどの身体症状が出たが、最近は殆どその様な症状はないい。アドバイザー役の主な役割は、セッションのポイントで核心の部分を指示する。それは、セッション全体を左右する、「キーポイント」を的確に指摘する。アドバイザーの方がおられなくても、普通にセッションは進むだろう。そして、催眠状態に 入っていれば、クライアントさんも得るものを感じるだろう。クライアンさんの悩みが深い程、この3人による催眠は威力を発揮する。 もう一つの役割は、アドバイザー役から発せられる言葉だ。発せられるとは、通常の会話でのアドバイザー役の声の高さと質とは、全く異なる。そこで語られる言葉は、アドバイザー役の思考を超えて、自然に出てくるらしい。自分で話した言葉を、逆に不思議がっている。昨日のブログの絵を描いた時の感覚と同じなのだろう。そこには、自分が小さくなって、おおいなる存在とつながっている。そこからの情報を伝えてくれている。私たちが「魂」を感じるのは、そこからの情報を感じる時だ。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を
2009.10.06
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昨晩は終電で帰ってきた。麻布十番にお住まいの画家さんを訪ねた。 来る時は午後8時以降にして下さい、と言われていた。典型的な夜型の人なんだ。お言葉に甘えて、伺ったのは午後9時半過ぎ。今回が二回目。以前、お願いしたあった画集にサインをして頂き、それをとりに伺った。手ぶらで伺うのは、と思い。四ツ谷でお店を探した。9時頃だし、日曜日なので、閉っている店が多い。一緒にいた方が、「ここは」と教えてくれた店はイタリアの商品を売っている店。中で、何点かのお菓子の買い物をした。値段も千円チョット。これから人を訪ねるのを知った若い店長さんは、お願いもしないのに、そのお菓子を箱に入れて、リボンをかけて、綺麗に包装して下さった。 その代金も要らない、と言う。画家さんをお訪ねすると、娘さんと画家の方がおられ、予め最終電車で帰るには、何時の電車に乗るかを調べてから、話し始めた。持参したシナモン入りのビスケットを、お二人が「これ大好き」と喜んで食べて頂けた。「絵は天から降りてくるのです」と話された。「それを受け取って描くのが私の役目」。素早く描ける絵は、気に入った絵が多いそうだ。自分でも後になって、どうしてこの様な絵が描けたのかを不思議に思う事があるそうだ。魂の話し、宇宙の話し、日々の過ごし方、スピリチュアルな話しが、ごく、自然に出来る。役目は魂の世界を絵によって、人々に伝える事だと仰っていた。だから、ご自分の絵が行くべき人の所に行って欲しい。その絵を見る事で、魂の世界に触れ、その人が変わる。この様なことが自然に起こるのだそうだ。数々の絵に囲まれたその部屋の空間は、穏やかだが、独特のエネルギーに満ちている。それは、心地よい、平安なエネルギーなのだ。その方と絵、いろいろな人たちとの出会い。つながり、後押しされている。ただ、その事に感謝。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を
2009.10.05
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人に話す事により、自分の知識が確認できる。大勢の人の前では、余計にその感じが強くなる。自分の分かっていない点が、はっきりしてくる。覚えたら、話せ、と学生時代に言われた。どの程度理解出来ているかが、分かるからだ。 人前で話す場合、パワーポイントなどでスライドが準備されている場合には、話す内容がだいたい決まる。その画面に沿った話しになる。何も準備をしないと、全くのアドリブになる。その場の雰囲気とか感じで、自分の話したいことが湧いてくれば、それを話す。スライドにした内容は過去のものだから、現在の自分を話すには、アドリブとなる。人や物を見せる場合には、スライドは圧倒的にすぐれている。 しかし、精神的な話しなどは、人の表情とか、声の質などが大切になる。 その場合には、何も余計なものがない方がいい。今日の話しはスライドを使う。ただ、スライドには無い部分があり、そこはアドリブだ。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取るワークを行います。
2009.10.04
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待ちに、待った、稲田芳弘氏が書かれた本が満を持して出版されました。ガストン・ネサン氏に関しての「完全なる治癒」は絶版になっていて、手に入りにくい状態にあります。この本は、昨年の5月に山田バウ氏が企画した「ネサン基金」により、ガストン・ネサン氏をカナダに尋ねた時に受けたセミナーに基づいて書かれています。稲田氏はジャーナリストでありながら、ご自分も病気である事から、医療分野にとても造詣が深いです。特に、千島理論に基づいて、展開するホリスティックな医療観は、まさに、ネサン氏の考えと一致する点もあり、ご自分の視点から鋭く医療の本質に迫った、単なる訪問記を超えた世界を展開しております。ネサン氏が裁判で判決を受けた裁判所。また、その後、記者会見したホテル。稲田氏は、その場所をきちっと確認して、写真に収めておりました。真実をご自分の目で確かめようとする姿勢が強く感じられました。ホリスティック医療に関心のある方のみならず、医療に関心のある方は是非、一読して 欲しいです。この本は普通の本屋さんでは、多分、手に入らないと思います。ご希望の方は稲田氏のHPより申し込んでください。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取るワークを行います。
2009.10.03
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シルバーバーチの霊訓で特に印象に残っている部分は、わたしたちは「肉主霊従」ではなく、「霊主肉従」だと説いている。私たちの存在が、魂・精神が主であり、肉体はそれに伴っている。或いは、一時的に借りている、のだと説いている。 しかし、現実的には、「如何に病気を治すか」という視点からは、西洋医学では体を診る事に重点がおかれている。 がんになった時、先ず、自分の生き方の何処かに無理がある、と考える人は少ない。 どんな治療法を肉体、病気に対して選択するか、医者に診てもらうという事になる。それは、保険診療が効く西洋医学でも、補完・代替医療でも、体に働きかけるという点では同じなのだ。 ただ、副作用が少ない、自然の物であるなど異なっている点はあるが、視点が体に向いている。 心、特にスピリチュアルな点に関しては、現在の医療では殆どそこへの手段を持たない。その大切さを理解できたとしても、そこに踏み込めない。手段がわからない。 スピリチュアルな立場かから書かれた本としては、「神との対話」、「ニューアース」「なまけ者とさとり方」などなど、一杯あるが、それらと病気の罹った人との接点が少ない。日頃から、この様な本を読んでいた人が病気になった時には、まさに、チャンスなのだが、病気になって慌てて読んでも、なかなか余裕がなく、心の中まで滲み込んでいかない。 医療関係者でも、実際にスピリチュアルが大切な事は認めても、具体的にどのような方法があるのか。暗中模索なのだ。 標準的なスピリチュアルな本が出来るのだろうか。スピリチュアルな生き方とは、過去・現在・未来からなる社会の常識的な時間の推移から、現在にありそこから縦軸方向へ向かう生き方だと思う。そこでは、どうしても自分の内面に入らざるを得ない。そして、時間に囚われない、それは エゴに捉われないと同じ意味なのだが、世界を目指す所にあるのではないだろうか。潜在意識に入って行くことで、そこから深い世界に入れる可能性がある。ここと一つの突破口と考えている。それに気づかれた患者さんも多い。既に、10月の催眠療法の枠は全て埋まっている。催眠療法も、一対一の通常の催眠、二対一と協力者を交えての催眠、集団で行う、ソマティック・ヒーリングによる催眠と三つの方法を試みている。そこでは、病気であっても、病人ではない、と、生きてきたが、ヒョットしたら自分の生き方をして来なかったと気づく事にあるのだろう。催眠は受ける人の学びの場であると同時にセラピストにとっても、学びの場なのだ。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取るワークを行います。来年の1月11日(月・祭日)にほあ~の会で、eクリニックの岡本 裕先生に横浜で講演して頂けることになりました。今から、楽しみです。
2009.10.02
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朝、家を出ようとすると階段の葉が気になった。デジカメを忘れたので、もう一度戻った。急いでいても、気になったらそれをした方がよさそうだ。 昨日、クリニックのパソコンの電源が入らなくなった。何故か、接続などをチェックしても、 どうにもならない。 北海道の友人のOさんに電話をして、結局、修理を買ったPCのメーカーに頼む事にした。ところが、電話が通じない。そうこうしている内に、もう一度パソコンのスイッチを入れたら、今度は立ち上がった。画面喪普通に見られる。大事なデータは保存しておかなければ、と思っている内に、催眠療法のクライアントさんがみえた。催眠療法の時には、PCは消しているので、習慣的に消してしまった。催眠療法が終わってから、ボタンを押してもやはり電源が入らない。今度はにっちも、さっちも行かない。ハードディスクは接続されているんで、データを写して置けばを後悔しても、後の祭り。PCのハードデスクそのものが壊れているのではなさそうだが、貴重なデータがそのままに なっている。 先日、このブログのお気に入りに登録している方が、やはりPCが故障して困ったと書いていた。同じになってしまった。これからは、きちっと管理する体制を整えるという事のサインなのだろう。もう一度、立ち上がるかな~ 先週末、福岡に行った時に不思議な女性に出会った。最近、不思議な事にはとても興味深々なのだ。 いつも、微笑んでいるか、笑っている女性がいたのだ。最初は遠くにいたのでよく分からなかったが、自己紹介の時にも素敵な笑顔で話をされていた。 その後、誰と話す時にも、笑っているのだ。 楽しそうに、心から笑っている。きっといつもそうしているのだろう。どこかの国の元某首相の様な、ニヒルな照れ笑いの様な笑いではない。笑いながら怒っていたり、悲しんでいる人は先ずいない。その女性は天真爛漫らしい。女子高生の娘さんがいるとの事。少し前に自転車に乗っていて転んで、手首を痛めたらしい。それも、自分が女子高生の様な気分で乗っていたら転んだ、と楽しそうに話していた。周りの人たちがいつもその笑顔で明るくなる。不思議な人なんだ。ふと、思った。 この女性の両親はどんな人なんだろう。どの様に育てられたのだろう。私は自分がしっかりしていれば、育つ環境は左程影響がないのでは、と思っていた時期がある。でも、今はどうもそうではない。 育てられた環境が、自意識が育つまでに、しっかりと潜在意識に影響を及ぼしている事を認めざるを得ない。悩みを抱えて来られる人の殆どは、幼少の頃に原因がある。 元を辿って行くと、行き着く先は幼少の頃になる。それに気づく事が先ず大事なのだが、その植え込まれた考え方(これをコアービリーフというらしいが)を書き換えるのはかなり大変なのだ。催眠療法の年齢退行は、まさに、この作業をしている。でも、これは克服できるのだ、と思う。私が心理学を学んだ「日本メンタルヘルス協会」の衛藤先生の生い立ちを聞いていても、そう思う。そのためには、自分の思考を見つる必要がある。捉われている考え方に気づく事が大切なんだ。 10月の講演会、ワークショップのご案内です。10月12日(月・祭日)「ほあーがんサポートネットワークの講演会」を予定しております。二人のがんを克服された講師の方々の講演を予定しております。がんに関心のある方、是非、ご参加下さい。10月14日(水)「第二回セルフヒーリング講座」好評だった第一回に引き続き「眼精疲労」をテーマに行います。リラックスしながら、疲労を取るワークを行います。来年の1月11日(月・祭日)にほあ~の会で、eクリニックの岡本 裕先生に横浜で講演して頂けることになりました。今から、楽しみです。
2009.10.01
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